JP2006214612A - 保存庫 - Google Patents

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Abstract


【課題】 被保存物に直接に風を当てることなく収納箱内を適温に維持する。
【解決手段】 断熱箱体からなる保存庫本体10の内部に収納箱15が間隔を開けて配設され、収納箱15の回りに、循環ファン43により冷風または温風が循環される循環路20が形成される。収納箱15の左右の側板16B,16Cと底板16Dにはパンチ孔17が全面に形成されるとともに、本体10の底壁に、排水口を兼ねて換気口45が形成される。収納箱15の天板16A上における循環ファン43の直下位置に、加湿皿48が設けられる。循環路20には、湿気を含み、また換気口45から取り入れられた新鮮な外気が混じった冷風や温風が循環され、その温風や冷風が、パンチ孔17を通して収納箱15内の空気と少しずつ入れ替えられ、収納箱15内が適温に維持される。収納箱15内の温度変化が小さく、強い風が流れることもない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、昆虫や小動物を飼育したり、生鮮食品を貯蔵することに用いて好適な保存庫に関する。
従来、飼育庫としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。このものの基本的な構造は、空調装置により生成した冷風または温風を庫内に供給することによって、庫内を飼育に適した温度に維持するようなっている。
特開2003−259761公報
しかるに上記従来のものでは、ファンから送り出された冷風または温風が、被飼育物に直接に当たる構造であるため、特に小動物にはストレスとなるおそれがあり、さらなる改良が切望されていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、被保存物に直接に風を当てることなく収納箱内を適温に維持できるようにするところにある。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明に係る保存庫は、断熱箱体からなる保存庫本体の内部には、被保存物を収納する収納箱が所定間隔を開けて配設され、この収納箱の回りに、循環ファンにより空気が循環される循環路が形成されており、この循環路には、循環流を冷却及び/又は加熱する熱交換手段が設けられるとともに、前記保存庫本体の外壁には前記循環路に開口した換気口が形成され、かつ前記収納箱の壁面の少なくとも一部が通気性を有している構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記収納箱の前記循環路と対向した壁面のうち、前記循環路における前記ファンの吹出側から前記換気口までの領域と対向した範囲内に限って、通気性壁面とされているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記換気口は、前記保存庫本体の底壁に排水口を兼ねて設けられているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記循環路には、循環流中に湿気を含ませる加湿手段が設けられているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記収納箱が、昆虫や小動物等の被飼育物を収納する飼育箱であるところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
収納箱の回りの循環路には、換気口から取り入れられた新鮮な外気が混じった冷風や温風が循環され、その温風や冷風が、通気性壁面を通して収納箱内の空気と少しずつ入れ替えられ、収納箱内は適温に維持される。
収納箱内には常に新鮮な外気が取り入れられて呼吸可能であるとともに、収納箱内は、循環路を循環する冷温風が少しずつ入れ替えられ、言わば準間接的に温度制御されるために温度変化が少なく、また被保存物に直接に強い風が当たることが回避されるから、特に生体を保存する場合に有益である。
<請求項2の発明>
収納箱内には外気が直接に出入りすることがなく、熱交換手段で冷却または加熱されたのちの冷温風のみが出入りすることで、収納箱内は効率良く温度制御される。
<請求項3の発明>
保存庫本体の底壁に設けられた既存の排水口を、常に開放状態として換気口に兼用したから、別途換気口を備える場合と比べて、構造が簡単となり、安価に対応することができる。
<請求項4の発明>
循環流内に湿気が含まれてこれが収納箱内に導入されるから、特に乾燥を嫌う被保存物にとって好適となる。
<請求項5の発明>
飼育箱内が呼吸可能でかつ温度変化も少なく、また強い風も流れないことから、昆虫や小動物等の被飼育物を飼育する場合に好適となる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図4によって説明する。本実施形態の保存庫は、昆虫や小動物等を飼育する飼育庫として使用する場合を例示している。
図において、符号10は保存庫本体(以下、単に本体10という)であって、前面開口の断熱箱体によって形成されており、底面に配された脚11によって支持されているとともに、前面開口が出入口12とされて、断熱扉13が揺動開閉可能に装着されている。
本体10の内部には収納箱15が配設されている。この収納箱15は、ステンレス鋼板等の金属板を組み付けることによって、本体10内の正面から見た断面形状よりも一回り小さい断面形状を持ち、かつ前後両面に開口した箱形に形成されている。この収納箱15が、本体10の上下及び左右の側面との間に所定間隔を開けて収容されている。ただし、収納箱15の後面は本体10の奥壁に、前面は、閉鎖された断熱扉13の裏面に当接するようになっている。これにより、収納箱15の外面と、本体10の上下及び左右の側面との間に、空気の循環路20が形成されている。
収納箱15のうち、天板16Aを除いた左右の側板16B,16C及び底板16Dは、全面に複数のパンチ孔17(例えば直径2mm程度)が開口された、いわゆるパンチングメタルによって形成されている。
また収納箱15内には、複数段にわたって棚網18が装着されるようになっている。
本体10の上面には、冷却器室22が形成されている。詳細には図1に示すように、本体10の天井壁における正面から見た右寄りの位置に開口部23が形成され、この開口部23を覆うようにして、発泡樹脂等からなる断熱材製のドーム状をなすカバー24が被せられ、その内部に冷却器室22が構成されている。冷却器室22の底面部には、左右方向のほぼ中央部にドレンパン25が設けられ、その上方に冷却器(蒸発器)35が設置されている。一方、天井壁上の左寄りの位置には冷凍装置36が設置され、冷却器35と循環接続されて冷凍サイクル30が構成されている。
冷凍サイクル30は、図4に示すように、圧縮機31、凝縮器ファン32A付きの凝縮器32、ドライヤ33、キャピラリチューブ34及び冷却器35が、冷媒配管により循環接続された構造である。このうち、圧縮機31、凝縮器32及びドライヤ33が上記した冷凍装置36に相当し、この冷凍装置36と冷却器室22とが、パネルを組み付けて形成された機械室27内に収められている。
図1に示すように、冷却器室22の底面部におけるドレンパン25を挟んだ右側には、吸込口40が形成される一方、左側には吹出口41が形成され、この吹出口41に、鉛直軸回りに回転駆動される循環ファン43が装備されている。したがって冷却運転時において、冷凍装置36並びに循環ファン43が駆動されると、庫内の右上部の空気が吸込口40から冷却器室22内に引かれ、冷却器35を同図の右から左に通過する間に熱交換により冷風が生成され、その冷風は、吹出口41から収納箱15の天板16Aに向けて吹き出されたのち左側に向けられ、収納箱15の回りに形成された循環路20を、同図の反時計回り方向に循環して流通するようになっている。
一方、加熱手段としては、図4に示すように、冷却器35の近傍にヒータ38が装備されている。そして加熱運転時には、冷凍装置36に代わってヒータ38への通電が行われるとともに循環ファン43が駆動され、これにより庫内側から引かれた空気がヒータ38を通過する間に温風が生成され、この温風が、同じく循環路20を反時計回り方向に循環して流通するようになっている。
本体10の底壁には、本体10内の側壁に付着した結露水等を排水するための排水口45が開口され、その下面側に、排水を受けるためのドレンパン46が配設されている。排水口45は常時開口されていて、上記した循環路20に対して外気を取り入れるための換気口と兼用されている。
また、収納箱15の天板16A上における吹出口41の直下位置には、本発明の加湿手段に相当する加湿皿48が載置されている。加湿皿48内には、水を含んだスポンジ49が収容され、吹出口41から吹き出された冷風または温風がスポンジ49に当てられることで、微細な水粒子が飛散したり、水分の蒸発が促され、その湿気が循環流に混入されるようになっている。
なお、詳しい説明は省略するが、庫内温度を制御する温度制御装置が装備されており、庫内温度が、予め定められた設定温度よりも高くなると冷却運転が実行され、逆に設定温度よりも低くなると加熱運転が実行され、庫内がほぼ設定温度に維持されるようになっている。飼育庫として使用する場合、庫内の設定温度は、例えば15℃〜25℃の範囲内で任意に設定される。温度制御は、サーモスタット制御やマイコン制御が適用される。
続いて、本実施形態の使用例を説明する。昆虫や小動物等の被飼育物は、それぞれ適宜の飼育ケースXに入れられ、棚網18上に載せられて収納箱15内に収納される。また、飼育する被飼育物に応じた最適の庫内温度が設定される。
例えば、庫内温度が設定温度よりも高くなると、冷却運転が実行される。すなわち冷凍装置36と循環ファン43とが駆動されると、図1並びに図3の矢線に示すように、排水口(換気口)45から新鮮な外気が導入されて、図1の右側の通路20Aを立ち上り、吸込口40から冷却器室22内に引かれて、冷却器35を通過する間に熱交換により冷風が生成される。この冷風が吹出口41から吹き出されて、加湿皿48内の水分を含んだスポンジ49に当てられ、それに伴って生成された湿気が冷風に混じった状態で、左側の通路20Bを流下し、排水口(換気口)45から一部が排出されるといった循環流を生じる。
ここで、湿気を含んだ冷風が左側の通路20Bを流下する間に、同冷風が側板16Bのパンチ孔17を通して少しずつ収納箱15内の空気と入れ替えられ、また右側の通路20Aを立ち上る空気も、側板16Cのパンチ孔17を通して少しずつ収納箱15内の空気と入れ替えられる。これにより、収納箱15内の温度が緩やかに下降する。
庫内温度が設定温度よりも低くなると、加熱運転に切り換えられる。その場合は、循環ファン43の駆動が継続されたまま、冷凍装置36が停止される一方でヒータ38に通電される。この加熱運転では、排水口(換気口)45から新鮮な外気を取り込んだ循環流が冷却器室22内に引かれて、ヒータ38を通過する間に熱交換により温風が生成され、この温風が吹出口41から吹き出されて加湿皿48内の水分を含んだスポンジ49に当てられ、湿気を含んだ温風が左側の通路20Bを流下し、排水口(換気口)45から一部が排出されるといったように循環する。
同様に、湿気を含んだ温風が、左側の通路20Bを流下する間にパンチ孔17を通して少しずつ収納箱15内の空気と入れ替えられ、また右側の通路20Aを立ち上る空気も、パンチ孔17を通して少しずつ収納箱15内の空気と入れ替えられ、収納箱15内は緩やかに温度上昇する。
以上の繰り返しにより、収納箱15内がほぼ設定温度に維持される。
本実施形態によれば、以下のような数々の利点を得ることができる。
保存庫本体10が断熱箱体により形成されて外熱から断熱されているから、庫内を冷却または加熱制御する場合に外熱の影響が最小限に抑えられ、冷凍装置36並びにヒータ38が容量の小さいもので済んで、ランニングコストを抑えることができる。また防音機能も図れ、飼育者並びに被飼育物の双方にとって有益である。
収納箱15内の温度制御に関しては、収納箱15の回りに形成された循環路20に対して、排水口(換気口)45から取り入れられた新鮮な外気が混じった冷風や温風が循環され、その温風や冷風がパンチ孔17を通して収納箱15内の空気と少しずつ入れ替えられることにより冷却または加熱され、収納箱15内が適温に維持される。
収納箱15内は、循環路20を循環する冷温風が少しずつ入れ替えられ、言わば準間接的に温度制御されるために温度変化が少なく、また被飼育物に直接に強い風が当たることが回避されるから、被飼育物にとっていわゆる優しい環境となる。特に小動物に直接風が当たらないことは、ストレスの回避に有効である。また、収納箱15内の温度変化が少ないことで、飼育ケースXに結露することが防止される。
収納箱15内には常に新鮮な外気が取り入れられるから、被飼育物の呼吸が良好にできる。この実施形態では、外気を取り込んだ直後の循環流も、収納箱15内の空気と入れ替えられるようになっているから、新鮮な外気を多量に導入したい場合には、特に有用である。
また、加湿皿48を備えて循環流に湿気を含ませるようにしたから、これが導入されることで収納箱15内の乾燥が防がれ、ひいては被飼育物の衰弱が防止される。
収納箱15内も含め本体10内は汚れやすいといえるが、棚網18や加湿皿48を庫外に出せば、本体10内は、前面に開口した単なる二重箱構造となるから、簡単に掃除することができる。また庫内を水洗いした場合にも、洗浄後の排水は、底面の排水口45から排水できる。そしてこの排水口45を、外気を取り入れる換気口に兼用したから、構造が簡単となり、製造コストも下げることができる。
なお、脚11をキャスタを代えれば、保存庫を移動式とすることができる。また、断熱扉13にガラス窓を設けたり、断熱扉13自体を二重ガラスで形成すると、被飼育物を鑑賞する場合に便利となる。
さらに、吹出口41から吸込口40に向かうショートサイクルを防ぐように、吹出口41と吸込口40との間に仕切板を設けると、上記した一方向の循環流をより確実に得ることができる。
<実施形態2>
実施形態1では飼育庫に適用した場合を例示したが、生鮮食品等を貯蔵する恒温高湿庫として使用してもよい。
実施形態1を参照すると、収納箱15内の空気は、パンチ孔17を通して少しずつ循環流と入れ替えられるが、臭いを発する生鮮食品を収納した場合は、食品からの悪臭やガスがパンチ孔17から循環路20に抜け、排水口(換気口)45から排出される。その一方で、同排水口(換気口)45から取り入れられた新鮮な外気は、循環流に混じったのちパンチ孔17から収納箱15内に入り込む。したがって収納箱15内には、悪臭やガスが滞留しない状態で食品を保存することができる。
また、収納箱15内には常に新鮮な外気が導入され、温度変化も少なく、また冷温風が直接に当たらないことから、青果物や生花等を状態良く保存することができる。
<実施形態3>
実施形態3では、加熱方式として、実施形態1に示したヒータ方式に代えて、ホットガス方式を採用している。すなわち、図5に示す冷凍サイクル30Aのように、圧縮機31の吐出口側と冷却器35の入口側との間に、電磁弁51が介設されたホットガス管50が設けられている。
したがって加熱運転の際には、電磁弁51が開かれることで冷却器35にホットガスが流されて加熱され、この加熱された冷却器35を通過することで温風となって循環路20を循環するようになっている。
<実施形態4>
図6ないし図7は、本発明の実施形態4を示す。この実施形態4では、上記実施形態1に対して、循環ファン43が傾斜姿勢で取り付けられている。例えば、その回転軸43Aが、鉛直軸に対して若干角度(例えば15°程度)だけ、図6の時計回り方向に振った姿勢を取っている。これにより、循環ファン43から吹き出された冷温風は、同図の斜め左下に向けられ、循環路20内をより確実に反時計回り方向に循環することができる。
また、収納箱15Aにおける正面から見た左側板16Bのみが、パンチ孔17が開口されたパンチングメタルによって形成されている。そのため、取り込まれた直後の外気が収納箱15内の空気と入れ替えられることはなく、入れ替えられるのは、熱交換された後の冷風または温風に限られる。その結果、収納箱15内は効率良く温度制御される。
<関連技術>
図8は、本発明の関連技術を示す。以下には、上記実施形態との相違部分を中心に説明し、実施形態と同一機能を有する部位については、同一符号を付すことで重複した説明は省略または簡略化する。
この関連技術では、保存庫本体60の内部がそのまま飼育室61となっている。飼育室61の内面を構成する内装板60AはABS樹脂製とされ、抗菌剤が混ぜられている。飼育室61内には、棚網18が複数段にわたって装着され、飼育ケースYが載せられようになっている。
循環ファン43は、斜め左下を指向した姿勢で装着され、最上段の棚網18上には、循環ファン43の直下に対応して、水を含んだスポンジ49を入れた加湿皿48が載せられている。また、正面から見た右側の側壁には換気口63が開口され、換気ファン64が装備されているとともに、換気口63は常にはカーテン65で閉じられている。
この関連技術では、飼育室61内の温度制御がなされるに当たり、吹出口41から冷風または温風が吹き出されると、加湿皿48内のスポンジ49に当てられることで、勢いが弱められるとともに、湿気が混入される。この湿気が混入された比較的勢いの弱い冷風または温風が、図8の左側壁に沿うように流下したのち、底壁上を右に向かい、右側壁に沿って立ち上ったのち冷却器室22側に吸い込まれるといった循環流が生じる。これにより、飼育室61内が冷却または加熱されてほぼ設定温度に維持される。吹き出された冷温風が、加湿皿48内のスポンジ49に当てられることで、弱い風となって飼育室61の周壁に沿うように循環するから、被飼育物に直接に強い風が当たることが避けられる。もちろん、飼育室61内の乾燥も防止される。
また、適宜に換気ファン64が駆動され、カーテン65を開けつつ新鮮な外気が循環流に取り込まれる一方で、内部空気は、底壁の排水口45から排気される。被飼育物に必要な呼吸が担保される。
さらに、飼育室61の底面には脱臭炭67を入れておくとよい。飼育室61の側壁には結露する可能性があるが、虫臭は結露水に吸収される。一方、結露水は側壁を流下したのち底壁上を通って排水口45からドレンパン46に排出されるが、底壁には脱臭炭67が載置されていて、虫臭を含んだ結露水が脱臭炭67を通過することで防臭効果が得られる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、通気性壁面として、パンチ孔が開口されたパンチングメタルを例示したが、その他、網目状のフィルタ、布、不織布等の、要は多孔性のシートを適用することができる。
(2)実施形態4に示した保存庫でも、飼育庫の他に、恒温高湿庫として使用するようにしてもよい。
(3)実施形態1及び実施形態4の保存庫では、換気口は排水口と兼用して設けられているが、排水口とは別に設けてもよい。
(4)実施形態4の保存庫においても、吹出口と吸込口との間にショートサイクル防止に仕切板を設けると、一方向の循環流をさらに確実に得ることができる。
(5)収納箱内の保存温度によっては、冷却運転と加熱運転のいずれか一方のみが行えるようになっていてもよい。
本発明の実施形態1に係る保存庫の正面から見た断面図 その一部切欠側断面図 断熱扉を外した概略斜視図 冷凍サイクルの構成図 実施形態3に係る冷凍サイクルの構成図 実施形態4に係る保存庫の正面から見た断面図 その概略斜視図 関連技術に係る保存庫の正面から見た断面図
符号の説明
10…保存庫本体 15,15A…収納箱 16A…天板 16B,16C…側板 16D…底板 17…パンチ孔(小孔) 20…循環路 22…冷却器室 35…冷却器(熱交換手段) 38…ヒータ(熱交換手段) 40…吸込口 41…吹出口 43…循環ファン 45…排水口(換気口) 48…加湿皿(加湿手段) 49…スポンジ 50…ホットガス管(熱交換手段)

Claims (5)

  1. 断熱箱体からなる保存庫本体の内部には、被保存物を収納する収納箱が所定間隔を開けて配設され、この収納箱の回りに、循環ファンにより空気が循環される循環路が形成されており、この循環路には、循環流を冷却及び/又は加熱する熱交換手段が設けられるとともに、前記保存庫本体の外壁には前記循環路に開口した換気口が形成され、かつ前記収納箱の壁面の少なくとも一部が通気性を有していることを特徴とする保存庫。
  2. 前記収納箱の前記循環路と対向した壁面のうち、前記循環路における前記ファンの吹出側から前記換気口までの領域と対向した範囲内に限って、通気性壁面とされていることを特徴とする請求項1記載の保存庫。
  3. 前記換気口は、前記保存庫本体の底壁に排水口を兼ねて設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の保存庫。
  4. 前記循環路には、循環流中に湿気を含ませる加湿手段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の保存庫。
  5. 前記収納箱が、昆虫や小動物等の被飼育物を収納する飼育箱であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の保存庫。
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