JPH1057458A - 殺菌装置 - Google Patents
殺菌装置Info
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- JPH1057458A JPH1057458A JP8239952A JP23995296A JPH1057458A JP H1057458 A JPH1057458 A JP H1057458A JP 8239952 A JP8239952 A JP 8239952A JP 23995296 A JP23995296 A JP 23995296A JP H1057458 A JPH1057458 A JP H1057458A
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- sterilizing
- casing
- copper
- layer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 銅の殺菌作用を最大限に利用した表面積の大
きい殺菌層を配することで高殺菌効率の得られる殺菌装
置を提供することである。 【解決手段】 外気をケーシング1内に取り入れる吸気
用ファン10と、少なくともケーシング1の吸気側2に
配設される殺菌層8を有し、該殺菌層8が銅分99.96 %
以上の超極細銅繊維8a…をもって所望肉厚のマット状
に構成されているため、吸気用ファン10の吸引作用に
よって殺菌層8に吸い寄せられた細菌類が確実に捕獲殺
菌される。
きい殺菌層を配することで高殺菌効率の得られる殺菌装
置を提供することである。 【解決手段】 外気をケーシング1内に取り入れる吸気
用ファン10と、少なくともケーシング1の吸気側2に
配設される殺菌層8を有し、該殺菌層8が銅分99.96 %
以上の超極細銅繊維8a…をもって所望肉厚のマット状
に構成されているため、吸気用ファン10の吸引作用に
よって殺菌層8に吸い寄せられた細菌類が確実に捕獲殺
菌される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、細菌類、ウイル
ス、菌類等を集塵、殺菌する殺菌装置に関する。
ス、菌類等を集塵、殺菌する殺菌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、各種細菌類、ウイルス等による汚
染が問題となっており、これら細菌類が人体に悪影響
(ウイルスの感染によるいわゆる風邪、大腸菌、バチル
ス等による中毒等)を与えることが増えている現状であ
る。
染が問題となっており、これら細菌類が人体に悪影響
(ウイルスの感染によるいわゆる風邪、大腸菌、バチル
ス等による中毒等)を与えることが増えている現状であ
る。
【0003】特に、換気の悪い室内や窓を締め切った車
内等では、保菌者が一人いるだけでその空間には細菌類
がひしめいているものである。また温度の低い場所、例
えば冷蔵庫などのような低温空間は食品やそれらの容
器、袋等に付着しているバチルスや好冷性の各種細菌類
等が死滅することなく多数生存している。細菌類等の種
類、毒素(菌力)の程度によっては死に至らしめること
がある。従って、これら細菌類等をいかに除去殺菌する
かが課題とされている。
内等では、保菌者が一人いるだけでその空間には細菌類
がひしめいているものである。また温度の低い場所、例
えば冷蔵庫などのような低温空間は食品やそれらの容
器、袋等に付着しているバチルスや好冷性の各種細菌類
等が死滅することなく多数生存している。細菌類等の種
類、毒素(菌力)の程度によっては死に至らしめること
がある。従って、これら細菌類等をいかに除去殺菌する
かが課題とされている。
【0004】従来から、種々の空気清浄器等が提供され
ており、例えば外気中にマイナスイオンを放出する装置
と、該装置から放出されたマイナスイオンを介して細菌
類等を集めるフィルタとをケーシング内に配設してなる
清浄器や、吸気用のファンと、該ファンの吸気側あるい
は排気側に設けられるフィルタとをケーシング内に配設
してなる清浄器等が一般に知られている。
ており、例えば外気中にマイナスイオンを放出する装置
と、該装置から放出されたマイナスイオンを介して細菌
類等を集めるフィルタとをケーシング内に配設してなる
清浄器や、吸気用のファンと、該ファンの吸気側あるい
は排気側に設けられるフィルタとをケーシング内に配設
してなる清浄器等が一般に知られている。
【0005】しかし、これら空気清浄器では外気中の細
菌類等を紙製あるいはアルミ製のフィルタで捕獲して除
菌するにすぎず、何等殺菌効果はないものであったた
め、その集められた細菌類等がその清浄器内で繁殖して
しまう虞れがあるという問題を抱えていた。また、フィ
ルタの交換時に細菌類等が人体に移り渡って感染してし
まうという問題も抱えていた。また、冷蔵庫などには活
性炭を使用した脱臭剤が一般に利用されているが、これ
では何等殺菌効果がない。従って、高殺菌効率である殺
菌装置の提供が切望されている現状である。
菌類等を紙製あるいはアルミ製のフィルタで捕獲して除
菌するにすぎず、何等殺菌効果はないものであったた
め、その集められた細菌類等がその清浄器内で繁殖して
しまう虞れがあるという問題を抱えていた。また、フィ
ルタの交換時に細菌類等が人体に移り渡って感染してし
まうという問題も抱えていた。また、冷蔵庫などには活
性炭を使用した脱臭剤が一般に利用されているが、これ
では何等殺菌効果がない。従って、高殺菌効率である殺
菌装置の提供が切望されている現状である。
【0006】そこで本願の発明者は、純銅繊維に殺菌作
用があることに着目し、鋭意研究、実験を重ねた結果本
発明の完成に至ったものである。
用があることに着目し、鋭意研究、実験を重ねた結果本
発明の完成に至ったものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ
の目的とするところは、銅の殺菌作用を最大限に利用し
た表面積の大きい殺菌層を配することで高殺菌効率の得
られる殺菌装置を提供することである。
有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ
の目的とするところは、銅の殺菌作用を最大限に利用し
た表面積の大きい殺菌層を配することで高殺菌効率の得
られる殺菌装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明がなした技術的手段は、外気をケーシング内に
取り入れる吸気用ファンと、少なくともケーシングの吸
気側と排気側のいずれか一方あるいは双方に殺菌層が配
設され、該殺菌層が銅分99.96 %以上の超極細銅繊維を
所望肉厚のマット状に構成されていることである。
に本発明がなした技術的手段は、外気をケーシング内に
取り入れる吸気用ファンと、少なくともケーシングの吸
気側と排気側のいずれか一方あるいは双方に殺菌層が配
設され、該殺菌層が銅分99.96 %以上の超極細銅繊維を
所望肉厚のマット状に構成されていることである。
【0009】また、銅分99.96 %以上の超極細銅繊維を
所望肉厚のマット状に構成してなる殺菌層が通孔を形成
してなるケーシング内に配設されていることである。
所望肉厚のマット状に構成してなる殺菌層が通孔を形成
してなるケーシング内に配設されていることである。
【0010】
【作用】上記技術的手段により、吸気用ファンの運転に
より、本装置を配した室内あるいは冷蔵庫等の空間内の
外気が強制的に対流され、外気中に浮遊する細菌類等
や、冷蔵庫内に入れられた食品や容器等に付着している
細菌類等が強制的に舞い上げられて殺菌層へと吸い寄せ
られる。そして、該殺菌層が殺菌効率の高い銅分99.96
%以上の超極細銅繊維を所望肉厚のマット状に構成され
ていることからその表面積が大きくなっており、該殺菌
層に吸い寄せられた細菌類等はその殺菌層によって確実
に捕獲され効率良く殺菌される。また、ケーシング内に
配されている殺菌層が殺菌効果の高い銅分99.96 %以上
の超極細銅繊維をもって所望肉厚のマット状に構成され
ていることから、その表面積が大きくなる。室内空間の
対流によりケーシングの通孔から流入した外気は、その
殺菌層内を流通することにより、殺菌層の銅間の接触に
よって細菌類等を確実に捕獲すると共に効率よく殺菌す
る。
より、本装置を配した室内あるいは冷蔵庫等の空間内の
外気が強制的に対流され、外気中に浮遊する細菌類等
や、冷蔵庫内に入れられた食品や容器等に付着している
細菌類等が強制的に舞い上げられて殺菌層へと吸い寄せ
られる。そして、該殺菌層が殺菌効率の高い銅分99.96
%以上の超極細銅繊維を所望肉厚のマット状に構成され
ていることからその表面積が大きくなっており、該殺菌
層に吸い寄せられた細菌類等はその殺菌層によって確実
に捕獲され効率良く殺菌される。また、ケーシング内に
配されている殺菌層が殺菌効果の高い銅分99.96 %以上
の超極細銅繊維をもって所望肉厚のマット状に構成され
ていることから、その表面積が大きくなる。室内空間の
対流によりケーシングの通孔から流入した外気は、その
殺菌層内を流通することにより、殺菌層の銅間の接触に
よって細菌類等を確実に捕獲すると共に効率よく殺菌す
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明殺菌装置の一実施例を図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0012】本発明殺菌装置は、ケーシング1と、該ケ
ーシング1内に配される吸気用ファン10及び殺菌層8
とで構成され、例えば一般家庭用室内あるいは自動車の
車内等に配して使用されるもの、または、冷凍冷蔵庫等
の低温空間内に配して使用されるものから、オフィス、
工場等あるいは各種ゴミ箱や靴箱等にて用いられるもの
までその使用場所は任意であり、また小型、中型あるい
は大型のものまでその使用形態およびサイズ等は特に限
定はされず任意であり使用場所に応じて適宜対応可能な
ものである。
ーシング1内に配される吸気用ファン10及び殺菌層8
とで構成され、例えば一般家庭用室内あるいは自動車の
車内等に配して使用されるもの、または、冷凍冷蔵庫等
の低温空間内に配して使用されるものから、オフィス、
工場等あるいは各種ゴミ箱や靴箱等にて用いられるもの
までその使用場所は任意であり、また小型、中型あるい
は大型のものまでその使用形態およびサイズ等は特に限
定はされず任意であり使用場所に応じて適宜対応可能な
ものである。
【0013】ケーシング1は、例えば外気の吸気側2お
よび排気側3をそれぞれ前後方向に備えて中空箱状に形
成され、その吸気側2および排気側3に夫々メッシュ状
の板体4,5が嵌合されて配されている。
よび排気側3をそれぞれ前後方向に備えて中空箱状に形
成され、その吸気側2および排気側3に夫々メッシュ状
の板体4,5が嵌合されて配されている。
【0014】なお、ケーシング1の形状は図示せるよう
に角箱状に限られるものではなく、円箱状、球箱等ある
いは断面楕円形縦長箱状または曲面状の壁に沿うように
形成された湾曲箱状等の任意形状でよい。
に角箱状に限られるものではなく、円箱状、球箱等ある
いは断面楕円形縦長箱状または曲面状の壁に沿うように
形成された湾曲箱状等の任意形状でよい。
【0015】また、本実施例ではケーシング1の前後方
向、すなわち吸気側2および排気側3にメッシュ状の板
体4,5を配設せしめているが、例えばケーシング1の
全体(前後左右の全域)をメッシュ状に形成した箱体で
構成するものとしてもよく任意であり、その構成は使用
場所等の状況に応じて適宜選択可能である。
向、すなわち吸気側2および排気側3にメッシュ状の板
体4,5を配設せしめているが、例えばケーシング1の
全体(前後左右の全域)をメッシュ状に形成した箱体で
構成するものとしてもよく任意であり、その構成は使用
場所等の状況に応じて適宜選択可能である。
【0016】メッシュ状の板体4,5は、本実施例では
ケーシング1の吸気側2および排気側3に嵌合可能な形
状に形成されると共に、各種細菌類等を通過可能な所望
大きさの通孔6…を複数形成してメッシュ状に形成され
ているものであれば、その材質は合成樹脂板、パンチン
グメタル板等任意であって限定はされない。また、その
通孔6径も本発明の範囲内において大小任意であると共
に、その孔数も任意である。
ケーシング1の吸気側2および排気側3に嵌合可能な形
状に形成されると共に、各種細菌類等を通過可能な所望
大きさの通孔6…を複数形成してメッシュ状に形成され
ているものであれば、その材質は合成樹脂板、パンチン
グメタル板等任意であって限定はされない。また、その
通孔6径も本発明の範囲内において大小任意であると共
に、その孔数も任意である。
【0017】図中7は保形用に配されている板体で、該
板体7は、上記メッシュ状の板体4,5と同一メッシュ
形状に形成することが可能であるが、その材質、孔径及
び孔数を異にするものとしてもよい。すなわち、この保
形用の板体7は、その孔径を細目状にしたり、あるいは
孔数を少なくする(例えば板体の中心や四隅にのみ設け
たりする)ことにより、殺菌層8内での外気の滞留時間
が長くなるため、より一層細菌類等の殺菌効率が高くな
るという利点がある。
板体7は、上記メッシュ状の板体4,5と同一メッシュ
形状に形成することが可能であるが、その材質、孔径及
び孔数を異にするものとしてもよい。すなわち、この保
形用の板体7は、その孔径を細目状にしたり、あるいは
孔数を少なくする(例えば板体の中心や四隅にのみ設け
たりする)ことにより、殺菌層8内での外気の滞留時間
が長くなるため、より一層細菌類等の殺菌効率が高くな
るという利点がある。
【0018】吸気用ファン10は、吸気側2を介して外
気をケーシング1内へと吸気するように構成されたファ
ン11とモータ12とで構成され、操作スイッチ(図示
省略)のON,OFF操作によって作動あるいは停止せ
しめる。該吸気用ファン10は、従来周知の構造であっ
て特に限定されるものではなく、本発明の範囲内におい
て図示例以外の構造に自由に変更可能なものである。
気をケーシング1内へと吸気するように構成されたファ
ン11とモータ12とで構成され、操作スイッチ(図示
省略)のON,OFF操作によって作動あるいは停止せ
しめる。該吸気用ファン10は、従来周知の構造であっ
て特に限定されるものではなく、本発明の範囲内におい
て図示例以外の構造に自由に変更可能なものである。
【0019】殺菌層8は、超極細銅繊維8a…を無方向
に絡み合わせて所望厚さ(g/m2)のマット状に構成
され、上記ケーシング1の吸気側2と排気側3のいずれ
か一方あるいは双方に配設される。尚、本実施例では超
極細銅繊維8a…を無方向絡み合わせてマット状に形成
されているが、特にこれに限定されるものではなく、例
えば不織布状に形成されるものであってもよい。
に絡み合わせて所望厚さ(g/m2)のマット状に構成
され、上記ケーシング1の吸気側2と排気側3のいずれ
か一方あるいは双方に配設される。尚、本実施例では超
極細銅繊維8a…を無方向絡み合わせてマット状に形成
されているが、特にこれに限定されるものではなく、例
えば不織布状に形成されるものであってもよい。
【0020】本実施例では、ケーシング1の吸気側2に
おいて、メッシュ状の板体4と保形用の板体7との間に
殺菌層8が挟装されている。また、本実施例では殺菌層
8の前面および後面を覆うようにガード層9,9を備え
た状態で構成されている。
おいて、メッシュ状の板体4と保形用の板体7との間に
殺菌層8が挟装されている。また、本実施例では殺菌層
8の前面および後面を覆うようにガード層9,9を備え
た状態で構成されている。
【0021】殺菌層8は、例えば銅分99.96 %以上の無
酸素銅を超極細状に加工した超極細銅繊維8a…が用い
られ、特に本実施例では繊維太さ30μmφ程度で純銅
99,9999 %以上の純銅ファイバー(株式会社エスコ製)
8a…を用い、該純銅ファイバー8a…を無方向に絡み
合わせて360 g/m2 厚のマット状に構成したものを二
枚重ねとしたカプロンクロスラップウェッブ(前述の株
式会社エスコ製)を使用した。
酸素銅を超極細状に加工した超極細銅繊維8a…が用い
られ、特に本実施例では繊維太さ30μmφ程度で純銅
99,9999 %以上の純銅ファイバー(株式会社エスコ製)
8a…を用い、該純銅ファイバー8a…を無方向に絡み
合わせて360 g/m2 厚のマット状に構成したものを二
枚重ねとしたカプロンクロスラップウェッブ(前述の株
式会社エスコ製)を使用した。
【0022】すなわち、上記せるように超極細銅繊維8
a…を無方向に絡み合わせてマット状に構成することに
より、銅板や銅箔よりも表面積を大きくでき、銅間の高
殺菌効果が得られると共に、細菌類等の繁殖もなくメン
テナンスも不要で長期にわたり高殺菌効果が得られる。
a…を無方向に絡み合わせてマット状に構成することに
より、銅板や銅箔よりも表面積を大きくでき、銅間の高
殺菌効果が得られると共に、細菌類等の繁殖もなくメン
テナンスも不要で長期にわたり高殺菌効果が得られる。
【0023】殺菌層8のマット状厚さは、上記例に限定
されるものではなく本発明装置の配置場所等によって薄
厚変更可能であり、また本実施例では所望厚さのものを
二枚重ねとしたものであるが、一枚で構成されているも
のであってもよく、また任意枚数を重ねてなるものであ
っても良く本発明の範囲内において適宜選択可能なもの
である。
されるものではなく本発明装置の配置場所等によって薄
厚変更可能であり、また本実施例では所望厚さのものを
二枚重ねとしたものであるが、一枚で構成されているも
のであってもよく、また任意枚数を重ねてなるものであ
っても良く本発明の範囲内において適宜選択可能なもの
である。
【0024】本発明に使用される超極細銅繊維8a…
は、これに限定されることなく従来周知技術にて得られ
る超極細銅繊維が用いられてもよいことはもちろんであ
り、その繊維長さは長短任意であって、またその太さも
細太任意である。
は、これに限定されることなく従来周知技術にて得られ
る超極細銅繊維が用いられてもよいことはもちろんであ
り、その繊維長さは長短任意であって、またその太さも
細太任意である。
【0025】また、殺菌層8は、ケーシング1内にて遊
嵌状に配されるものでは、細菌類等を含んだ状態の外気
がそのケーシング1内面と殺菌層8との間の隙間を通過
してしまう虞れがあるため、ケーシング1内周に密着状
態または押圧状態に配されるように殺菌層8の肉厚を調
整した方がより銅間の接触が良くなり好ましい。
嵌状に配されるものでは、細菌類等を含んだ状態の外気
がそのケーシング1内面と殺菌層8との間の隙間を通過
してしまう虞れがあるため、ケーシング1内周に密着状
態または押圧状態に配されるように殺菌層8の肉厚を調
整した方がより銅間の接触が良くなり好ましい。
【0026】ガード層9は、合成樹脂繊維や金属繊維等
の所望繊維をもって構成された織り物(平織、あや織、
朱子織等)や編み物(メリヤス、ニット等)など、また
はメッシュ状の合成樹脂製あるいはパンチングメタル等
からなり、殺菌層8の前後全域を被覆し、網目9a…を
介して外気の流通が可能で、かつ殺菌層8の銅繊維のほ
ぐれを防止して殺菌層8の痩せを防ぎ、殺菌効率を低下
せしめないように役立っている。
の所望繊維をもって構成された織り物(平織、あや織、
朱子織等)や編み物(メリヤス、ニット等)など、また
はメッシュ状の合成樹脂製あるいはパンチングメタル等
からなり、殺菌層8の前後全域を被覆し、網目9a…を
介して外気の流通が可能で、かつ殺菌層8の銅繊維のほ
ぐれを防止して殺菌層8の痩せを防ぎ、殺菌効率を低下
せしめないように役立っている。
【0027】従って、本実施例の殺菌装置を使用すれ
ば、吸気用ファン10の運転により、本装置を配した室
内等の空間内の外気が対流されると共に、外気中に浮遊
する細菌類等が強制的に舞い上げられて殺菌層8へと吸
い寄せられる。そして、該殺菌層8が殺菌効率の高い銅
分99.96 %以上の超極細銅繊維8a…をもって所望肉厚
のマット状に構成されていることからその表面積が大き
くなっており、該殺菌層8に吸い寄せられた外気はその
殺菌層8内にて滞留しつつ流通し、該外気中の細菌類等
が確実に捕獲されて効率良く殺菌され、そして排気側3
からは細菌類等の含まれていない殺菌された空気が排出
される。
ば、吸気用ファン10の運転により、本装置を配した室
内等の空間内の外気が対流されると共に、外気中に浮遊
する細菌類等が強制的に舞い上げられて殺菌層8へと吸
い寄せられる。そして、該殺菌層8が殺菌効率の高い銅
分99.96 %以上の超極細銅繊維8a…をもって所望肉厚
のマット状に構成されていることからその表面積が大き
くなっており、該殺菌層8に吸い寄せられた外気はその
殺菌層8内にて滞留しつつ流通し、該外気中の細菌類等
が確実に捕獲されて効率良く殺菌され、そして排気側3
からは細菌類等の含まれていない殺菌された空気が排出
される。
【0028】なお、全体がメッシュ状に形成されたケー
シングを採用する場合には、そのメッシュ状のケーシン
グの内側全域にわたって上述した構成のマット状の殺菌
層8を配設するものとすれば、360度全方向にて細菌
類等の捕獲殺菌が図れるため殺菌効率が極めて高いとい
う効果がある。
シングを採用する場合には、そのメッシュ状のケーシン
グの内側全域にわたって上述した構成のマット状の殺菌
層8を配設するものとすれば、360度全方向にて細菌
類等の捕獲殺菌が図れるため殺菌効率が極めて高いとい
う効果がある。
【0029】図2は本発明殺菌装置の第2実施例を示
し、本実施例ではケーシング1の吸気側2と排気側3の
双方に殺菌層8,8を配設しており、これにより吸気側
2に配した殺菌層8を万が一にも擦り抜けた細菌類等が
あったとしても、排気側3に配した殺菌層8によって捕
獲殺菌されるためより一層の殺菌効果が期待できる。
し、本実施例ではケーシング1の吸気側2と排気側3の
双方に殺菌層8,8を配設しており、これにより吸気側
2に配した殺菌層8を万が一にも擦り抜けた細菌類等が
あったとしても、排気側3に配した殺菌層8によって捕
獲殺菌されるためより一層の殺菌効果が期待できる。
【0030】なお、その他の構成(メッシュ状の板体
4,5、保形用の板体7,7、ガード層9,9、殺菌層
8,8)は実施例1と同様であり、同一箇所に同一符号
を付してその説明は省略する。
4,5、保形用の板体7,7、ガード層9,9、殺菌層
8,8)は実施例1と同様であり、同一箇所に同一符号
を付してその説明は省略する。
【0031】図3は本発明殺菌装置の第3実施例を示
し、本実施例ではケーシング1の排気側3に殺菌層8を
配設しており、殺菌効果的には図1記載の殺菌装置と同
様である。なお、その他の構成(メッシュ状の板体4,
5、保形用の板体7、ガード層9,9、殺菌層8)は実
施例1と同様であり、同一箇所に同一符号を付してその
説明は省略する。
し、本実施例ではケーシング1の排気側3に殺菌層8を
配設しており、殺菌効果的には図1記載の殺菌装置と同
様である。なお、その他の構成(メッシュ状の板体4,
5、保形用の板体7、ガード層9,9、殺菌層8)は実
施例1と同様であり、同一箇所に同一符号を付してその
説明は省略する。
【0032】図4および図5は、本発明殺菌装置を冷凍
冷蔵庫13における冷蔵室16内に配設した実施形態
(第4実施例)を示し、本実施例では殺菌装置のケーシ
ングを冷蔵庫本体14と一体的に形成すると共に、その
排気側3を室外に配するように構成している。
冷蔵庫13における冷蔵室16内に配設した実施形態
(第4実施例)を示し、本実施例では殺菌装置のケーシ
ングを冷蔵庫本体14と一体的に形成すると共に、その
排気側3を室外に配するように構成している。
【0033】すなわち、冷蔵庫本体14の後壁15の一
部を冷蔵室16内方に向けて凹設することでケーシング
1を形成し、該ケーシング1内に殺菌層8と吸気用ファ
ン10を配設してなる。なお、その他の構成(メッシュ
状の板体4,5、保形用の板体7、ガード層9,9、殺
菌層8)は実施例1と同様であり、同一箇所に同一符号
を付してその説明は省略する。
部を冷蔵室16内方に向けて凹設することでケーシング
1を形成し、該ケーシング1内に殺菌層8と吸気用ファ
ン10を配設してなる。なお、その他の構成(メッシュ
状の板体4,5、保形用の板体7、ガード層9,9、殺
菌層8)は実施例1と同様であり、同一箇所に同一符号
を付してその説明は省略する。
【0034】従って、このように冷蔵室16内に配すれ
ば、吸気用ファン10の運転により、室内に浮遊する、
あるいは食品や容器、室内壁等に付着している腐敗菌等
が強制的に舞い上げられて殺菌層8へと吸い込まれ、該
殺菌層8によっ捕獲されて殺菌される。
ば、吸気用ファン10の運転により、室内に浮遊する、
あるいは食品や容器、室内壁等に付着している腐敗菌等
が強制的に舞い上げられて殺菌層8へと吸い込まれ、該
殺菌層8によっ捕獲されて殺菌される。
【0035】本実施例の構造は任意であって限定はされ
ず、上記せるように排気側3を室外に配するものとはせ
ずにボックス状のケーシング1を室16内に載置して排
気側3を室16内空間に配することで室内循環せしめる
タイプとするもよい。(例えば図1に記載の装置)
ず、上記せるように排気側3を室外に配するものとはせ
ずにボックス状のケーシング1を室16内に載置して排
気側3を室16内空間に配することで室内循環せしめる
タイプとするもよい。(例えば図1に記載の装置)
【0036】このように、室内循環タイプとすることに
より食品、容器、冷蔵庫内壁等に付着している細菌類等
が、その庫内に生ずる激しい対流によって強制的に舞い
上げられるため、細菌類等の吸い寄せ効果が高く、殺菌
効率が向上する。また、本実施例では冷凍冷蔵庫13の
冷蔵室16内に配設した例を示すが、冷凍室17や野菜
室18等に本発明殺菌装置を配設するものとしてもよく
適宜その配設箇所を選択可能である。特に野菜室18内
には野菜等を腐敗させる腐敗菌(バチルス菌)が存在し
ていることが多いため高い効果が発揮される。
より食品、容器、冷蔵庫内壁等に付着している細菌類等
が、その庫内に生ずる激しい対流によって強制的に舞い
上げられるため、細菌類等の吸い寄せ効果が高く、殺菌
効率が向上する。また、本実施例では冷凍冷蔵庫13の
冷蔵室16内に配設した例を示すが、冷凍室17や野菜
室18等に本発明殺菌装置を配設するものとしてもよく
適宜その配設箇所を選択可能である。特に野菜室18内
には野菜等を腐敗させる腐敗菌(バチルス菌)が存在し
ていることが多いため高い効果が発揮される。
【0037】図6は、ケーシング1′内に上述した殺菌
層8と同一構成の殺菌層8を配設してなる請求項2記載
の発明に係る実施の一例を示す。
層8と同一構成の殺菌層8を配設してなる請求項2記載
の発明に係る実施の一例を示す。
【0038】ケーシング1′は立方体状に形成されると
共に、その各面に通孔19…を多数設けてなる。また、
上述したケーシング1′及び通孔19…は本発明の一実
施例を示したにすぎず、本発明の範囲内において他の形
状、例えばケーシング1′を円筒状、蒲鉾形状等に、ま
た通孔19を真円状、角形状に適宜変更してもよい。
共に、その各面に通孔19…を多数設けてなる。また、
上述したケーシング1′及び通孔19…は本発明の一実
施例を示したにすぎず、本発明の範囲内において他の形
状、例えばケーシング1′を円筒状、蒲鉾形状等に、ま
た通孔19を真円状、角形状に適宜変更してもよい。
【0039】殺菌層8は、上述した構成と同一構成でよ
く、そのマット状厚さ等は上記同様に適宜選択可能であ
る。
く、そのマット状厚さ等は上記同様に適宜選択可能であ
る。
【0040】従って、上記せる構成を有することによ
り、室内空間の対流でケーシング1′の通孔19…から
流入した外気は、殺菌効率の高い銅分99.96 %以上の超
極細銅繊維8a…をもってマット状に形成されている表
面積の大きな殺菌層8内を流通し、該殺菌層8の銅間接
触によって細菌類等を確実に捕獲すると共に効率よく殺
菌することができる。
り、室内空間の対流でケーシング1′の通孔19…から
流入した外気は、殺菌効率の高い銅分99.96 %以上の超
極細銅繊維8a…をもってマット状に形成されている表
面積の大きな殺菌層8内を流通し、該殺菌層8の銅間接
触によって細菌類等を確実に捕獲すると共に効率よく殺
菌することができる。
【0041】図7は、本発明殺菌装置の他の実施形態
で、図示せるようにゴミ入れとして使用されるポリバケ
ツ20に本発明殺菌装置を配設している。
で、図示せるようにゴミ入れとして使用されるポリバケ
ツ20に本発明殺菌装置を配設している。
【0042】本実施例において、ポリバケツ20の蓋2
0a裏面に本発明殺菌装置(図1参照)を接着、鋲着等
の所望固着手段によって取付ける。また、本発明殺菌装
置を蓋20aの裏面に対し、同知の着脱手段を用いて、
取り外し可能にしてもよく任意である。
0a裏面に本発明殺菌装置(図1参照)を接着、鋲着等
の所望固着手段によって取付ける。また、本発明殺菌装
置を蓋20aの裏面に対し、同知の着脱手段を用いて、
取り外し可能にしてもよく任意である。
【0043】図面では、図1に示すタイプの装置として
いるが、これに限定されるものではなく、図2又は図3
に示すタイプのものとしてもよく任意である。尚、本実
施例の殺菌装置の具体的構成は、上記各実施例と同様で
あるため、同一符号を付してその説明を省略する。
いるが、これに限定されるものではなく、図2又は図3
に示すタイプのものとしてもよく任意である。尚、本実
施例の殺菌装置の具体的構成は、上記各実施例と同様で
あるため、同一符号を付してその説明を省略する。
【0044】また、ケーシング1を蓋20aと一体成形
しているものとしてもよく、さらには図示例と異なり、
吸気側となるメッシュ状の板体4をバケツ内底に対向せ
しめるようにケーシング1を蓋20a裏面に取付けるも
のとしてもよい。
しているものとしてもよく、さらには図示例と異なり、
吸気側となるメッシュ状の板体4をバケツ内底に対向せ
しめるようにケーシング1を蓋20a裏面に取付けるも
のとしてもよい。
【0045】また、上記実施例で説明したように、全体
をメッシュ状に形成したケーシングと、該ケーシング内
側全域にわたって配する殺菌層とで構成するものとすれ
ば、広く腐敗菌の捕獲殺菌ができ大変好ましい。
をメッシュ状に形成したケーシングと、該ケーシング内
側全域にわたって配する殺菌層とで構成するものとすれ
ば、広く腐敗菌の捕獲殺菌ができ大変好ましい。
【0046】従って、本実施例によれば、腐敗菌等の発
生が著しいゴミ箱内の殺菌、消臭等が有効的かつ確実に
行なえ清潔面での向上ともなる。作用的には前記実施例
の場合と同様である。
生が著しいゴミ箱内の殺菌、消臭等が有効的かつ確実に
行なえ清潔面での向上ともなる。作用的には前記実施例
の場合と同様である。
【0047】また、図6記載のタイプ(ファンなし)を
用いるものとしてもよい。
用いるものとしてもよい。
【0048】
【発明の効果】本発明は、上記せるような構成を有し、
銅分99.96 %以上の超極細銅繊維を所望肉厚のマット状
に構成した殺菌層が非常に大きな表面積を有することか
ら、高殺菌効率である殺菌装置の提供が図れた。
銅分99.96 %以上の超極細銅繊維を所望肉厚のマット状
に構成した殺菌層が非常に大きな表面積を有することか
ら、高殺菌効率である殺菌装置の提供が図れた。
【0049】従って、超極細銅繊維を所望肉厚のマット
状に構成した殺菌層としたことで銅板や銅箔よりも表面
積を大きくでき、銅間の高殺菌効果が得られる。また、
これにより殺菌層にて捕獲された細菌類等は死滅するた
め、繁殖することもなくメンテナンスも不要で、かつ長
期にわたり高殺菌効果が得られる。
状に構成した殺菌層としたことで銅板や銅箔よりも表面
積を大きくでき、銅間の高殺菌効果が得られる。また、
これにより殺菌層にて捕獲された細菌類等は死滅するた
め、繁殖することもなくメンテナンスも不要で、かつ長
期にわたり高殺菌効果が得られる。
【図1】本発明殺菌装置の一実施例を一部切り欠いて示
す斜視図。
す斜視図。
【図2】本発明殺菌装置の第2実施例を示す縦断側面
図。
図。
【図3】本発明殺菌装置の第3実施例を示す縦断側面
図。
図。
【図4】本発明殺菌装置の第4実施例で冷蔵室内に配設
した状態を示す。
した状態を示す。
【図5】図4に示す実施例において殺菌装置の配設状態
を示す縦断側面図。
を示す縦断側面図。
【図6】請求項2記載の殺菌装置の一実施例を一部切り
欠いて示す斜視図。
欠いて示す斜視図。
【図7】本発明殺菌装置をゴミ箱内に配設した状態を示
す。
す。
1,1′:ケーシング 2:吸気側 3:排気側 8:殺菌層 8a:超極細銅繊維 10:吸気用ファン 19:通孔
Claims (2)
- 【請求項1】 外気をケーシング内に取り入れる吸気用
ファンと、少なくともケーシングの吸気側と排気側のい
ずれか一方あるいは双方に殺菌層が配設され、該殺菌層
が銅分99.96 %以上の超極細銅繊維を所望肉厚のマット
状に構成されていることを特徴とする殺菌装置。 - 【請求項2】 銅分99.96 %以上の超極細銅繊維を所望
肉厚のマット状に構成してなる殺菌層が通孔を形成して
なるケーシング内に配設されていることを特徴とする殺
菌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8239952A JPH1057458A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 殺菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8239952A JPH1057458A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 殺菌装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1057458A true JPH1057458A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=17052273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8239952A Pending JPH1057458A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 殺菌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1057458A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000227273A (ja) * | 1999-02-02 | 2000-08-15 | Mitsubishi Electric Corp | 貯蔵庫、ファン装置 |
-
1996
- 1996-08-23 JP JP8239952A patent/JPH1057458A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000227273A (ja) * | 1999-02-02 | 2000-08-15 | Mitsubishi Electric Corp | 貯蔵庫、ファン装置 |
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