JP2003254665A - 空気清浄器及びこれを備えた自動販売機 - Google Patents
空気清浄器及びこれを備えた自動販売機Info
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- JP2003254665A JP2003254665A JP2002064322A JP2002064322A JP2003254665A JP 2003254665 A JP2003254665 A JP 2003254665A JP 2002064322 A JP2002064322 A JP 2002064322A JP 2002064322 A JP2002064322 A JP 2002064322A JP 2003254665 A JP2003254665 A JP 2003254665A
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価かつ簡易に、そして、機内の露ぶき及び
騒音を発生させることなく商品の付着菌及び機内の浮遊
菌を消滅させて商品品質を長期間維持し、また、室内の
付着菌及び浮遊菌を消滅して室内空気を清浄に保つとと
もに夜間消灯後の就寝時における運転時の騒音を小さく
する。 【解決手段】 商品の付着菌及び機内の浮遊菌を消滅さ
せる滅菌ガスが発生する二酸化塩素のタブレット27
と、前記タブレット27に送気して前記滅菌ガスの発生
を促進するとともに発生した滅菌ガスを外部に送出する
送風ファン16とを備えた空気清浄器11と、前記空気
清浄器11から発生した滅菌ガスを機内に送給するため
の上部ダクト12、下部ダクト13及び仕切板4の通気
孔からなる送給路とを備えた。
騒音を発生させることなく商品の付着菌及び機内の浮遊
菌を消滅させて商品品質を長期間維持し、また、室内の
付着菌及び浮遊菌を消滅して室内空気を清浄に保つとと
もに夜間消灯後の就寝時における運転時の騒音を小さく
する。 【解決手段】 商品の付着菌及び機内の浮遊菌を消滅さ
せる滅菌ガスが発生する二酸化塩素のタブレット27
と、前記タブレット27に送気して前記滅菌ガスの発生
を促進するとともに発生した滅菌ガスを外部に送出する
送風ファン16とを備えた空気清浄器11と、前記空気
清浄器11から発生した滅菌ガスを機内に送給するため
の上部ダクト12、下部ダクト13及び仕切板4の通気
孔からなる送給路とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、卵、野菜、果物、
菓子等の商品を販売する自動販売機に取付け、自動販売
機内の商品の付着菌及び機内の浮遊菌を消滅させて腐敗
を抑制し、商品品質を長期間維持し、また、病院、飲食
店、旅館、ホテル等の室内に設置し、室内空気中の浮遊
菌を消滅させて室内を清浄とする空気清浄器及びこれを
備えた自動販売機に関するものである。
菓子等の商品を販売する自動販売機に取付け、自動販売
機内の商品の付着菌及び機内の浮遊菌を消滅させて腐敗
を抑制し、商品品質を長期間維持し、また、病院、飲食
店、旅館、ホテル等の室内に設置し、室内空気中の浮遊
菌を消滅させて室内を清浄とする空気清浄器及びこれを
備えた自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、卵、野菜、果物、菓子などの
食料品をはじめとする商品が自動販売機によって販売さ
れている。ところで、新鮮な卵、野菜等の色、香り、味
などが変化して食品価値が低下し、腐敗を生じさせる原
因としては、日光、温度、水分、酸素などが挙げられる
が、そのほとんどはサルモネラ菌等の細菌、かびなどの
微生物によるものである。概して、細菌は水分含量の多
い中性蛋白質食品に繁殖しやすく、逆に、低水分で浸透
圧が高く、酸味の強いパン、穀類、果実などに発生しや
すいのがかびだといわれている。そして、いずれにして
も増殖を手助けするのが温度であるとされている。この
ようなことから、従来より、機内を冷却して低温化し、
商品の長寿命化を図っている。
食料品をはじめとする商品が自動販売機によって販売さ
れている。ところで、新鮮な卵、野菜等の色、香り、味
などが変化して食品価値が低下し、腐敗を生じさせる原
因としては、日光、温度、水分、酸素などが挙げられる
が、そのほとんどはサルモネラ菌等の細菌、かびなどの
微生物によるものである。概して、細菌は水分含量の多
い中性蛋白質食品に繁殖しやすく、逆に、低水分で浸透
圧が高く、酸味の強いパン、穀類、果実などに発生しや
すいのがかびだといわれている。そして、いずれにして
も増殖を手助けするのが温度であるとされている。この
ようなことから、従来より、機内を冷却して低温化し、
商品の長寿命化を図っている。
【0003】また、従来、病院、飲食店、旅館、ホテル
等に空気清浄器を設置して室内空気を清浄とし、室内を
清潔に保つことが行なわれている。
等に空気清浄器を設置して室内空気を清浄とし、室内を
清潔に保つことが行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、機内を冷却す
る手段は、細菌、かびを消滅させる効果はほとんどな
く、これらの微生物の生育を抑制するにすぎない。した
がって、冷却によっては商品を長寿命化することはでき
ない。また、機内を冷却するには高価な冷却装置を取付
けなければならず、冷却装置運転のための電気代も嵩
み、これが商品価格を押上げる要因ともなっているとと
もに、省エネルギーの観点からも好ましいものではな
い。更に、機内の冷却によって、壁面が露ぶき、商品取
出扉の透明ガラスが曇って内部が見えなくなることもあ
る。加えて、冷却のためのコンプレッサ、モータの騒音
も発生する。したがって、機内を冷却することによって
商品の長寿命化を図るには多くの不具合がある。
る手段は、細菌、かびを消滅させる効果はほとんどな
く、これらの微生物の生育を抑制するにすぎない。した
がって、冷却によっては商品を長寿命化することはでき
ない。また、機内を冷却するには高価な冷却装置を取付
けなければならず、冷却装置運転のための電気代も嵩
み、これが商品価格を押上げる要因ともなっているとと
もに、省エネルギーの観点からも好ましいものではな
い。更に、機内の冷却によって、壁面が露ぶき、商品取
出扉の透明ガラスが曇って内部が見えなくなることもあ
る。加えて、冷却のためのコンプレッサ、モータの騒音
も発生する。したがって、機内を冷却することによって
商品の長寿命化を図るには多くの不具合がある。
【0005】また、病院、飲食店、旅館、ホテル等の室
内に設置した空気清浄器には、一般に、空気を送給する
ための送風ファンが取付けられているが、この送風ファ
ンを作動させるモータの騒音が特に夜間において耳障り
となって安眠の妨げとなることが多かった。このため、
夜間の就寝時には空気清浄器の運転を停止することが多
く、室内空気を常に清浄に保つことができなかった。
内に設置した空気清浄器には、一般に、空気を送給する
ための送風ファンが取付けられているが、この送風ファ
ンを作動させるモータの騒音が特に夜間において耳障り
となって安眠の妨げとなることが多かった。このため、
夜間の就寝時には空気清浄器の運転を停止することが多
く、室内空気を常に清浄に保つことができなかった。
【0006】そこで、本発明は、安価かつ簡易に、そし
て、機内の露ぶき及び騒音を発生させることなく商品の
付着菌及び機内の浮遊菌を消滅させて商品品質を長期間
維持でき、また、室内の付着菌及び浮遊菌を消滅して室
内空気を清浄に保つとともに夜間消灯後の就寝時におけ
る運転時の騒音を小さくすることができる空気清浄器及
びこれを備えた自動販売機の提供を課題とするものであ
る。
て、機内の露ぶき及び騒音を発生させることなく商品の
付着菌及び機内の浮遊菌を消滅させて商品品質を長期間
維持でき、また、室内の付着菌及び浮遊菌を消滅して室
内空気を清浄に保つとともに夜間消灯後の就寝時におけ
る運転時の騒音を小さくすることができる空気清浄器及
びこれを備えた自動販売機の提供を課題とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる空気清
浄器を備えた自動販売機は、商品の付着菌及び機内の浮
遊菌を消滅させる滅菌ガスが発生する滅菌剤と、前記滅
菌剤に送気して前記滅菌ガスの発生を促進するとともに
発生した滅菌ガスを外部に送出する送風ファンとを備え
た空気清浄器と、前記空気清浄器から発生した滅菌ガス
を機内に送給する送給路とを備えたものである。
浄器を備えた自動販売機は、商品の付着菌及び機内の浮
遊菌を消滅させる滅菌ガスが発生する滅菌剤と、前記滅
菌剤に送気して前記滅菌ガスの発生を促進するとともに
発生した滅菌ガスを外部に送出する送風ファンとを備え
た空気清浄器と、前記空気清浄器から発生した滅菌ガス
を機内に送給する送給路とを備えたものである。
【0008】請求項2にかかる空気清浄器を備えた自動
販売機は、請求項1に記載の滅菌ガスが、消臭機能を併
有するものである。
販売機は、請求項1に記載の滅菌ガスが、消臭機能を併
有するものである。
【0009】請求項3にかかる空気清浄器を備えた自動
販売機は、請求項1または請求項2に記載の滅菌ガス
が、常温で固体または液体であって、常温で気化して発
生するものである。
販売機は、請求項1または請求項2に記載の滅菌ガス
が、常温で固体または液体であって、常温で気化して発
生するものである。
【0010】請求項4にかかる空気清浄器を備えた自動
販売機は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載
の滅菌ガスが、二酸化塩素であるものである。
販売機は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載
の滅菌ガスが、二酸化塩素であるものである。
【0011】請求項5にかかる空気清浄器を備えた自動
販売機は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載
の滅菌剤が、タブレットに形成されたものである。
販売機は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載
の滅菌剤が、タブレットに形成されたものである。
【0012】請求項6にかかる空気清浄器を備えた自動
販売機は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載
の空気清浄器が、給気口及び排気口を備え、前記給気口
及び排気口の少なくとも一方に滅菌ガス中の塵埃を除去
するフィルタが交換可能に取付けられたものである。
販売機は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載
の空気清浄器が、給気口及び排気口を備え、前記給気口
及び排気口の少なくとも一方に滅菌ガス中の塵埃を除去
するフィルタが交換可能に取付けられたものである。
【0013】請求項7にかかる空気清浄器を備えた自動
販売機は、請求項5または請求項6に記載のタブレット
の交換時期及び前記フィルタの清掃時期の少なくとも一
方が、タイマによって任意に設定されるものである。
販売機は、請求項5または請求項6に記載のタブレット
の交換時期及び前記フィルタの清掃時期の少なくとも一
方が、タイマによって任意に設定されるものである。
【0014】請求項8にかかる空気清浄器を備えた自動
販売機は、請求項7に記載のタブレットの交換時期及び
前記フィルタの清掃時期の少なくとも一方が到来したこ
とを表示する表示部を備えたものである。
販売機は、請求項7に記載のタブレットの交換時期及び
前記フィルタの清掃時期の少なくとも一方が到来したこ
とを表示する表示部を備えたものである。
【0015】請求項9にかかる空気清浄器を備えた自動
販売機は、請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載
の空気清浄器が、機内または機外に着脱自在に取着する
ための取着手段を備えたものである。
販売機は、請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載
の空気清浄器が、機内または機外に着脱自在に取着する
ための取着手段を備えたものである。
【0016】請求項10にかかる空気清浄器は、室内の
付着菌及び浮遊菌を消滅させる滅菌ガスが発生する滅菌
剤と、前記滅菌剤に送気して前記滅菌ガスの発生を促進
するとともに発生した滅菌ガスを外部に送出する送風フ
ァンと、前記送風ファンの作動電圧を制御する電圧制御
部と、周囲の照度を検出してその検出値を前記制御部に
送信する照度検出器とを備えたものである。
付着菌及び浮遊菌を消滅させる滅菌ガスが発生する滅菌
剤と、前記滅菌剤に送気して前記滅菌ガスの発生を促進
するとともに発生した滅菌ガスを外部に送出する送風フ
ァンと、前記送風ファンの作動電圧を制御する電圧制御
部と、周囲の照度を検出してその検出値を前記制御部に
送信する照度検出器とを備えたものである。
【0017】請求項11にかかる空気清浄器は、請求項
10に記載の滅菌ガスが、消臭機能を併有するものであ
る。
10に記載の滅菌ガスが、消臭機能を併有するものであ
る。
【0018】請求項12にかかる空気清浄器は、請求項
10または請求項11に記載の滅菌ガスが、常温で固体
または液体であって、常温で気化して発生するものであ
る。
10または請求項11に記載の滅菌ガスが、常温で固体
または液体であって、常温で気化して発生するものであ
る。
【0019】請求項13にかかる空気清浄器は、請求項
10乃至請求項12のいずれか1項に記載の滅菌ガス
が、二酸化塩素であるものである。
10乃至請求項12のいずれか1項に記載の滅菌ガス
が、二酸化塩素であるものである。
【0020】請求項14にかかる空気清浄器は、請求項
10乃至請求項13のいずれか1項に記載の滅菌剤が、
タブレットに形成されたものである。
10乃至請求項13のいずれか1項に記載の滅菌剤が、
タブレットに形成されたものである。
【0021】請求項15にかかる空気清浄器は、請求項
10乃至請求項14のいずれか1項に記載の空気清浄器
が、給気口及び排気口を備え、前記給気口及び排気口の
少なくとも一方に滅菌ガス中の塵埃を除去するフィルタ
が交換可能に取付けられたものである。
10乃至請求項14のいずれか1項に記載の空気清浄器
が、給気口及び排気口を備え、前記給気口及び排気口の
少なくとも一方に滅菌ガス中の塵埃を除去するフィルタ
が交換可能に取付けられたものである。
【0022】請求項16にかかる空気清浄器は、請求項
14または請求項15に記載のタブレットの交換時期及
び前記フィルタの清掃時期の少なくとも一方が、タイマ
によって任意に設定されるものである。
14または請求項15に記載のタブレットの交換時期及
び前記フィルタの清掃時期の少なくとも一方が、タイマ
によって任意に設定されるものである。
【0023】請求項17にかかる空気清浄器は、請求項
16に記載のタブレットの交換時期及び前記フィルタの
清掃時期の少なくとも一方が到来したことを表示する表
示部を備えたものである。
16に記載のタブレットの交換時期及び前記フィルタの
清掃時期の少なくとも一方が到来したことを表示する表
示部を備えたものである。
【0024】請求項18にかかる空気清浄器は、請求項
10乃至請求項17のいずれか1項に記載の送風ファン
の作動電圧を制御する電圧制御部と、周囲の照度を検出
してその検出値を前記制御部に送信する照度検出器とを
備えたものである。
10乃至請求項17のいずれか1項に記載の送風ファン
の作動電圧を制御する電圧制御部と、周囲の照度を検出
してその検出値を前記制御部に送信する照度検出器とを
備えたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1乃至
図7に基づいて説明する。なお、文中の付着菌、浮遊菌
とは細菌の他、各種のかび、酵母をも含む広い概念を意
味する。
図7に基づいて説明する。なお、文中の付着菌、浮遊菌
とは細菌の他、各種のかび、酵母をも含む広い概念を意
味する。
【0026】図において、自動販売機1は卵、野菜等の
商品を収納する収納部2と商品の取出しを規制する制御
部3とで構成されている。前記収納部2は内部を仕切板
4によって縦横に区画され、その区画された内部は各商
品が収納される収納室5を形成している。前記各収納室
5を区画する仕切板4には、図3に示すように、多数の
通気孔4aが設けられていて、各収納室5間を機内の空
気が通流できるようになっている。前記収納部2及び制
御部3の前面には前記収納部2の左側上下端に取付けら
れた図示しない軸ピンを介して自動販売機1の前面の開
口全体を覆う前面扉6が水平方向に開閉可能に取付けら
れている。前記前面扉6の右側端部には取手6aが取付
けられており、この部分に施錠機構が設けられている。
なお、前記仕切板4として、パンチングメタル、ラス
網、格子棚、網鋼板等所要の商品載置強度を有し、通気
性を有する各種の板材、棚部材を使用できる。
商品を収納する収納部2と商品の取出しを規制する制御
部3とで構成されている。前記収納部2は内部を仕切板
4によって縦横に区画され、その区画された内部は各商
品が収納される収納室5を形成している。前記各収納室
5を区画する仕切板4には、図3に示すように、多数の
通気孔4aが設けられていて、各収納室5間を機内の空
気が通流できるようになっている。前記収納部2及び制
御部3の前面には前記収納部2の左側上下端に取付けら
れた図示しない軸ピンを介して自動販売機1の前面の開
口全体を覆う前面扉6が水平方向に開閉可能に取付けら
れている。前記前面扉6の右側端部には取手6aが取付
けられており、この部分に施錠機構が設けられている。
なお、前記仕切板4として、パンチングメタル、ラス
網、格子棚、網鋼板等所要の商品載置強度を有し、通気
性を有する各種の板材、棚部材を使用できる。
【0027】前記各収納室5の前面には、内部の商品を
保護するとともに、商品の取出しを規制するための取出
扉7が設けられている。前記取出扉7は、図示しない
が、左側端部を軸として手前側に水平回動可能に取付け
られており、または、上側端部に設けた蝶番を介して手
前側に上下回動可能に取付けられている。そして、各収
納室5には、商品存在の有無の表示機能を兼ねた開閉釦
8がそれぞれ設けられている。前記取出扉7の施錠、開
錠は制御部3に設けられた制御盤9からの指令に基づい
て行なわれ、前記取出扉7の右側端部に取付けられた図
示しない電磁ロックピンが対向する図示しない係止部側
に進退することによって行なわれるようになっている。
保護するとともに、商品の取出しを規制するための取出
扉7が設けられている。前記取出扉7は、図示しない
が、左側端部を軸として手前側に水平回動可能に取付け
られており、または、上側端部に設けた蝶番を介して手
前側に上下回動可能に取付けられている。そして、各収
納室5には、商品存在の有無の表示機能を兼ねた開閉釦
8がそれぞれ設けられている。前記取出扉7の施錠、開
錠は制御部3に設けられた制御盤9からの指令に基づい
て行なわれ、前記取出扉7の右側端部に取付けられた図
示しない電磁ロックピンが対向する図示しない係止部側
に進退することによって行なわれるようになっている。
【0028】前記制御部3には、取出扉7の開閉制御等
を行なう制御盤9と、金銭投入部10とが設けられてお
り、更に、下部には空気清浄器11が着脱自在に設置さ
れている。前記空気清浄器11の上部には収納部2の天
井部に通ずる上部ダクト12が設けられているととも
に、収納部2の底部には前記空気清浄器11の下部に通
ずる下部ダクト13が設けられている。なお、これらの
上部ダクト12、下部ダクト13及び仕切板4の通気孔
4aは請求項の送給路を形成している。
を行なう制御盤9と、金銭投入部10とが設けられてお
り、更に、下部には空気清浄器11が着脱自在に設置さ
れている。前記空気清浄器11の上部には収納部2の天
井部に通ずる上部ダクト12が設けられているととも
に、収納部2の底部には前記空気清浄器11の下部に通
ずる下部ダクト13が設けられている。なお、これらの
上部ダクト12、下部ダクト13及び仕切板4の通気孔
4aは請求項の送給路を形成している。
【0029】次に、前記空気清浄器11は、図4及び図
5に示すように、筺体14の内部に後述する二酸化塩素
のタブレット27を収納したカートリッジ15と送風フ
ァン16とが収納されている。前記カートリッジ15は
通気口を有する仕切板17によって区画された前記筺体
14の上部空間18内に着脱自在に設置され、前記送風
ファン16は前記仕切板17によって区画された前記筺
体14の下部空間19内に取付けられている。ここで、
前記送風ファン16としては、クロスフローファン、シ
ロッコファン、プロペラファン等、空気清浄器11の形
態に応じて適宜選択して使用することができ、本実施例
ではクロスフローファンが取付けられている。
5に示すように、筺体14の内部に後述する二酸化塩素
のタブレット27を収納したカートリッジ15と送風フ
ァン16とが収納されている。前記カートリッジ15は
通気口を有する仕切板17によって区画された前記筺体
14の上部空間18内に着脱自在に設置され、前記送風
ファン16は前記仕切板17によって区画された前記筺
体14の下部空間19内に取付けられている。ここで、
前記送風ファン16としては、クロスフローファン、シ
ロッコファン、プロペラファン等、空気清浄器11の形
態に応じて適宜選択して使用することができ、本実施例
ではクロスフローファンが取付けられている。
【0030】更に、前記筺体14の側壁には前記タブレ
ット27を収納した前記カートリッジ15を出入れする
ための交換扉20が設けられているとともに、前記筺体
14の天壁には排気口21が、前記筺体14の底壁には
給気口22が設けられている。そして、前記排気口21
には気中の塵埃を除去するフィルタ23が着脱自在に取
付けられている。
ット27を収納した前記カートリッジ15を出入れする
ための交換扉20が設けられているとともに、前記筺体
14の天壁には排気口21が、前記筺体14の底壁には
給気口22が設けられている。そして、前記排気口21
には気中の塵埃を除去するフィルタ23が着脱自在に取
付けられている。
【0031】前記タブレット27は内部の二酸化塩素が
気化して徐々に消失するので、図示しないタイマによっ
て設定された時間が経過する度に交換できるようになっ
ている。また、前記フィルタ23は使用中に室内空気の
塵埃が付着、蓄積するので、図示しないタイマによって
設定された時間が経過する度に取外して清掃できるよう
になっている。ここで、前記タブレット27中の二酸化
塩素の消失速度は室内の広さ、室温、湿度等の条件によ
って変動するため、予測される状況に応じて任意に設定
できるようになっている。また、前記フィルタ23は室
内空気の汚れ具合によって付着する塵埃の量は異なるの
で、その状況に応じて任意に設定できるようになってい
る。
気化して徐々に消失するので、図示しないタイマによっ
て設定された時間が経過する度に交換できるようになっ
ている。また、前記フィルタ23は使用中に室内空気の
塵埃が付着、蓄積するので、図示しないタイマによって
設定された時間が経過する度に取外して清掃できるよう
になっている。ここで、前記タブレット27中の二酸化
塩素の消失速度は室内の広さ、室温、湿度等の条件によ
って変動するため、予測される状況に応じて任意に設定
できるようになっている。また、前記フィルタ23は室
内空気の汚れ具合によって付着する塵埃の量は異なるの
で、その状況に応じて任意に設定できるようになってい
る。
【0032】そして、前記筺体14の側壁には前記タブ
レット27の交換時期を表示する請求項の表示部として
のタブレット交換ランプ24が取付けられており、交換
不要、交換時期接近、要交換の3段階についてそれぞれ
例えば青色、黄色、赤色で色分け表示している。また、
前記筺体14の側壁には前記フィルタ23の清掃時期を
表示する請求項の表示部としてのフィルタ清掃ランプ2
8が取付けられており、同じく清掃不要、清掃時期接
近、要清掃の3段階についてそれぞれ例えば青色、黄
色、赤色で色分け表示している。これらのタブレット交
換ランプ24及びフィルタ清掃ランプ28は内部に取付
けられたタイマにより、それぞれ二酸化塩素のタブレッ
ト27の交換時期及びフィルタ23の清掃時期が到来し
たかを表示するようになっている。
レット27の交換時期を表示する請求項の表示部として
のタブレット交換ランプ24が取付けられており、交換
不要、交換時期接近、要交換の3段階についてそれぞれ
例えば青色、黄色、赤色で色分け表示している。また、
前記筺体14の側壁には前記フィルタ23の清掃時期を
表示する請求項の表示部としてのフィルタ清掃ランプ2
8が取付けられており、同じく清掃不要、清掃時期接
近、要清掃の3段階についてそれぞれ例えば青色、黄
色、赤色で色分け表示している。これらのタブレット交
換ランプ24及びフィルタ清掃ランプ28は内部に取付
けられたタイマにより、それぞれ二酸化塩素のタブレッ
ト27の交換時期及びフィルタ23の清掃時期が到来し
たかを表示するようになっている。
【0033】前記カートリッジ15は、図6及び図7に
示すように、網状体で形成されたカートリッジボックス
25の内部に2個の二酸化塩素のタブレット27を網シ
ート26で巻いて包み込んだものを収納したものであ
る。ここで、前記二酸化塩素のタブレット27は多孔質
体からなる円盤状の保持担体に二酸化塩素を含浸させた
ものであり、タブレット27中の二酸化塩素の含有量は
約6.5重量%である。
示すように、網状体で形成されたカートリッジボックス
25の内部に2個の二酸化塩素のタブレット27を網シ
ート26で巻いて包み込んだものを収納したものであ
る。ここで、前記二酸化塩素のタブレット27は多孔質
体からなる円盤状の保持担体に二酸化塩素を含浸させた
ものであり、タブレット27中の二酸化塩素の含有量は
約6.5重量%である。
【0034】次に、上記のように構成された本実施例の
自動販売機の滅菌についての動作を説明する。空気清浄
器11のカートリッジ15内に収納されたタブレット2
7に含浸された二酸化塩素は常温下に自然に気化するこ
とに加え、送風ファン16による送風によって気化を促
進され、前記タブレット27を包被する網シート26及
びカートリッジボックス25の網目の間を通過し、筺体
14の上部空間18に流出し、更に、フィルタ23を通
流して排気口21から空気清浄器11の上方に放出され
る。次に、このようにして前記空気清浄器11で発生し
た二酸化塩素ガスは制御部3の上部ダクト12内を上昇
し、収納部2の天井部のダクト12内を流れた後、収納
部2内の仕切板4の多数の通気孔4aから各収納室5に
流入する。そして、各収納室5内を貫流した後は、収納
部2の底部に達し、下部ダクト13を水平方向に流れて
空気清浄器11の底部に到達し、前記空気清浄器11の
底部の給気口22から下部空間19内に戻る。このよう
にして、空気清浄器11に発生した二酸化塩素のガスは
自動販売機1の機内を循環する。
自動販売機の滅菌についての動作を説明する。空気清浄
器11のカートリッジ15内に収納されたタブレット2
7に含浸された二酸化塩素は常温下に自然に気化するこ
とに加え、送風ファン16による送風によって気化を促
進され、前記タブレット27を包被する網シート26及
びカートリッジボックス25の網目の間を通過し、筺体
14の上部空間18に流出し、更に、フィルタ23を通
流して排気口21から空気清浄器11の上方に放出され
る。次に、このようにして前記空気清浄器11で発生し
た二酸化塩素ガスは制御部3の上部ダクト12内を上昇
し、収納部2の天井部のダクト12内を流れた後、収納
部2内の仕切板4の多数の通気孔4aから各収納室5に
流入する。そして、各収納室5内を貫流した後は、収納
部2の底部に達し、下部ダクト13を水平方向に流れて
空気清浄器11の底部に到達し、前記空気清浄器11の
底部の給気口22から下部空間19内に戻る。このよう
にして、空気清浄器11に発生した二酸化塩素のガスは
自動販売機1の機内を循環する。
【0035】この機内を循環している間に、二酸化塩素
ガスは前記収納室5内の商品に付着しているサルモネラ
菌など各種の付着菌及び前記上部ダクト12内及び前記
収納室5内に浮遊している浮遊菌と接触してこれらの雑
菌を消滅させる。
ガスは前記収納室5内の商品に付着しているサルモネラ
菌など各種の付着菌及び前記上部ダクト12内及び前記
収納室5内に浮遊している浮遊菌と接触してこれらの雑
菌を消滅させる。
【0036】次に、二酸化塩素のタブレット27の交換
について説明する。二酸化塩素は徐々に気化してタブレ
ット27から揮散し、数ヶ月で滅菌効果も消失するの
で、定期的に交換する必要がある。交換は使用開始から
の経過時間をタイマで検出し、表示灯24が青色から、
黄色更に赤色に切替わったら、新しいタブレット27と
交換する。タブレット27を交換するには、制御部3か
ら空気清浄器11を取出し、筺体14の交換扉20を開
いて内部のカートリッジ15を取出し、網シート26を
巻戻して新しいタブレット27と交換する。交換した後
は、逆の手順で、新しいタブレット27を網シート26
で巻いて包み、カートリッジボックス25に収容してか
ら空気清浄器11内に収容し、この空気清浄器11を制
御部3内に設置すればよい。
について説明する。二酸化塩素は徐々に気化してタブレ
ット27から揮散し、数ヶ月で滅菌効果も消失するの
で、定期的に交換する必要がある。交換は使用開始から
の経過時間をタイマで検出し、表示灯24が青色から、
黄色更に赤色に切替わったら、新しいタブレット27と
交換する。タブレット27を交換するには、制御部3か
ら空気清浄器11を取出し、筺体14の交換扉20を開
いて内部のカートリッジ15を取出し、網シート26を
巻戻して新しいタブレット27と交換する。交換した後
は、逆の手順で、新しいタブレット27を網シート26
で巻いて包み、カートリッジボックス25に収容してか
ら空気清浄器11内に収容し、この空気清浄器11を制
御部3内に設置すればよい。
【0037】ここで、本実施例で使用する二酸化塩素の
特性及び作用について説明する。二酸化塩素ClO2は
強酸化剤であり、塩素の2.6倍の殺菌力をもつ。早期
に分解するため、本実施例で使用する二酸化塩素はpH
を8以上好ましくは8.5〜9.0に保持させ、タブレ
ット27として長期間安定するようにしている。これに
より、常にごく少量の二酸化塩素を遊離する。本質的に
は酸化剤型の遅効性除菌剤であるが、酸性下において二
酸化塩素ガスの発生が促進されるので、速効性を必要と
するときにはpHを4〜6に調整される。この安定化し
た二酸化塩素のタブレット27から発生した二酸化塩素
は無毒であり、果実、野菜等の生鮮食品に残留すること
なく効果的に滅菌し、菌類の成長を抑制する。
特性及び作用について説明する。二酸化塩素ClO2は
強酸化剤であり、塩素の2.6倍の殺菌力をもつ。早期
に分解するため、本実施例で使用する二酸化塩素はpH
を8以上好ましくは8.5〜9.0に保持させ、タブレ
ット27として長期間安定するようにしている。これに
より、常にごく少量の二酸化塩素を遊離する。本質的に
は酸化剤型の遅効性除菌剤であるが、酸性下において二
酸化塩素ガスの発生が促進されるので、速効性を必要と
するときにはpHを4〜6に調整される。この安定化し
た二酸化塩素のタブレット27から発生した二酸化塩素
は無毒であり、果実、野菜等の生鮮食品に残留すること
なく効果的に滅菌し、菌類の成長を抑制する。
【0038】また、果物や野菜の表面と接触すると、植
物の呼吸口を閉じさせ、植物の鮮度低下の最大要因であ
る水分と熱エネルギーの発散を減らす特性がある。更
に、タブレット27内の二酸化塩素ガスは硫化水素、フ
ェノール、アンモニア等の悪臭物質と接触すると、直ち
に活性化し、これらの悪臭物質の化学式中の二重結合を
分断して無臭化する特性がある。したがって、タブレッ
ト27から気化した二酸化塩素ガスは滅菌剤として作用
する他、消臭剤としても作用する。
物の呼吸口を閉じさせ、植物の鮮度低下の最大要因であ
る水分と熱エネルギーの発散を減らす特性がある。更
に、タブレット27内の二酸化塩素ガスは硫化水素、フ
ェノール、アンモニア等の悪臭物質と接触すると、直ち
に活性化し、これらの悪臭物質の化学式中の二重結合を
分断して無臭化する特性がある。したがって、タブレッ
ト27から気化した二酸化塩素ガスは滅菌剤として作用
する他、消臭剤としても作用する。
【0039】本実施例では、これらの特性を有する二酸
化塩素のタブレット27を使用しているので、商品の付
着菌、機内の浮遊菌を消滅させ、増殖を抑制することが
できるとともに、機内に発生する悪臭を除去することも
できる。
化塩素のタブレット27を使用しているので、商品の付
着菌、機内の浮遊菌を消滅させ、増殖を抑制することが
できるとともに、機内に発生する悪臭を除去することも
できる。
【0040】このように、本発明の自動販売機は、商品
の付着菌及び機内の浮遊菌を消滅させる滅菌ガスが発生
する二酸化塩素からなる滅菌剤と、前記滅菌剤に送気し
て前記滅菌ガスの発生を促進するとともに発生した滅菌
ガスを外部に送出する送風ファン16とを備えた空気清
浄器11と、前記空気清浄器11から発生した滅菌ガス
を機内に送給する送給路としての上部ダクト12、下部
ダクト13及び仕切板4の通気孔とを備えたものであ
る。
の付着菌及び機内の浮遊菌を消滅させる滅菌ガスが発生
する二酸化塩素からなる滅菌剤と、前記滅菌剤に送気し
て前記滅菌ガスの発生を促進するとともに発生した滅菌
ガスを外部に送出する送風ファン16とを備えた空気清
浄器11と、前記空気清浄器11から発生した滅菌ガス
を機内に送給する送給路としての上部ダクト12、下部
ダクト13及び仕切板4の通気孔とを備えたものであ
る。
【0041】したがって、常温でタブレット27から気
化した二酸化塩素ガスを各収納室5内に通流させるだけ
の簡易な構造で商品の滅菌及び消臭を行なうことがで
き、高価な冷却装置を要せず、また、機内を冷却するこ
とによる露ぶきを発生させることもなく、商品品質を長
期間維持することができる。そして、運転時は、気化し
た二酸化塩素ガスはごく低速で機内を通流させればよい
のであるから、送風ファン16も小型のもので足りるた
め、従来のようなコンプレッサ、モータを用いた冷却機
構を備えた自動販売機1と比較して格段に運転音を小さ
くすることができ、耳障りな騒音は発生しない。
化した二酸化塩素ガスを各収納室5内に通流させるだけ
の簡易な構造で商品の滅菌及び消臭を行なうことがで
き、高価な冷却装置を要せず、また、機内を冷却するこ
とによる露ぶきを発生させることもなく、商品品質を長
期間維持することができる。そして、運転時は、気化し
た二酸化塩素ガスはごく低速で機内を通流させればよい
のであるから、送風ファン16も小型のもので足りるた
め、従来のようなコンプレッサ、モータを用いた冷却機
構を備えた自動販売機1と比較して格段に運転音を小さ
くすることができ、耳障りな騒音は発生しない。
【0042】そして、タブレット交換ランプ24が二酸
化塩素のタブレット27の交換時期を表示するので、タ
ブレット27から二酸化塩素が気化、消失し、空運転状
態となるのを回避して、常に所定量の二酸化塩素ガスを
供給し、機内を滅菌状態に保つことができる。また、フ
ィルタ清掃ランプ28がフィルタ23の清掃時期を表示
するので、フィルタ23が目詰まりして所定量の空気を
送給できなくなる事態を回避することができる。
化塩素のタブレット27の交換時期を表示するので、タ
ブレット27から二酸化塩素が気化、消失し、空運転状
態となるのを回避して、常に所定量の二酸化塩素ガスを
供給し、機内を滅菌状態に保つことができる。また、フ
ィルタ清掃ランプ28がフィルタ23の清掃時期を表示
するので、フィルタ23が目詰まりして所定量の空気を
送給できなくなる事態を回避することができる。
【0043】ところで、上記実施例では、空気清浄器1
1は自動販売機1の制御部3内に設置するものとしてい
るが、筺体14にフックを取付けて制御部3内に吊下げ
るものとしてもよく、或いは、磁石を用いて機内、機外
の適宜箇所に取付けるものとしてもよく、取付手段及び
取付箇所は適宜選択することができる。
1は自動販売機1の制御部3内に設置するものとしてい
るが、筺体14にフックを取付けて制御部3内に吊下げ
るものとしてもよく、或いは、磁石を用いて機内、機外
の適宜箇所に取付けるものとしてもよく、取付手段及び
取付箇所は適宜選択することができる。
【0044】そして、収納室5は仕切板4で区画し、そ
の前面に取出扉7を取付けた構成としているが、これに
限らず、引出しなどの構成としてもよい。また、滅菌ガ
スの送給路は上部ダクト12と下部ダクト13と仕切板
4の通気孔とで形成しているが、これに限られるもので
はない。
の前面に取出扉7を取付けた構成としているが、これに
限らず、引出しなどの構成としてもよい。また、滅菌ガ
スの送給路は上部ダクト12と下部ダクト13と仕切板
4の通気孔とで形成しているが、これに限られるもので
はない。
【0045】次に、別の実施例の空気清浄器を図8乃至
図10に基づいて説明する。図において、空気清浄器3
1は金属板材、合成樹脂製板材等で形成された箱体32
に吸入口33と吹出口34とが設けられ、内部に送風フ
ァン37と二酸化塩素のタブレット38とが設けられて
いる。前記箱体32の上下端にはそれぞれ上方、下方に
フランジ32aが延設され、更にこのフランジ32aに
は図示しないねじを挿通して前記空気清浄器31を室内
壁に取付けるための取付孔32bが形成されている。但
し、前記空気清浄器31を床面等に据置く場合には、前
記フランジ32aは不要となる。なお、二酸化塩素ガス
の比重は空気より大きいので、空気清浄器31は室内壁
の上方に取付けるのが望ましく、その点からすれば、フ
ランジ32aは設けた方がよい。
図10に基づいて説明する。図において、空気清浄器3
1は金属板材、合成樹脂製板材等で形成された箱体32
に吸入口33と吹出口34とが設けられ、内部に送風フ
ァン37と二酸化塩素のタブレット38とが設けられて
いる。前記箱体32の上下端にはそれぞれ上方、下方に
フランジ32aが延設され、更にこのフランジ32aに
は図示しないねじを挿通して前記空気清浄器31を室内
壁に取付けるための取付孔32bが形成されている。但
し、前記空気清浄器31を床面等に据置く場合には、前
記フランジ32aは不要となる。なお、二酸化塩素ガス
の比重は空気より大きいので、空気清浄器31は室内壁
の上方に取付けるのが望ましく、その点からすれば、フ
ランジ32aは設けた方がよい。
【0046】前記吸入口33は前記箱体32の正面にお
いて中央より僅かに下方に形成されており、その吸入口
33には合成樹脂製或いは金属製のルーバ35が着脱自
在に取付けられ、更に、前記ルーバ35には空気中の塵
埃等を除去するフィルタ36が着脱自在に取付けられて
いる。
いて中央より僅かに下方に形成されており、その吸入口
33には合成樹脂製或いは金属製のルーバ35が着脱自
在に取付けられ、更に、前記ルーバ35には空気中の塵
埃等を除去するフィルタ36が着脱自在に取付けられて
いる。
【0047】前記箱体32の内部空間の上部には前記送
風ファン37が水平面内に2個併設されている。この送
風ファン37は供給電圧を例えば24V及び12Vに切
換えて印加することによって送風量を大、小2種類設定
することができる。但し、必要に応じて3種類以上の多
段に電圧を切換え設定できるようにしてもよい。更に、
前記送風ファン37の上部には前記二酸化塩素のタブレ
ット38が水平方向に縦横に各3個計9個交換自在に配
設されている。このタブレット38は、図示しないが、
上面と底面とに多数の通気孔を有する引出し状の収納箱
39内に配置されており、前記収納箱39の前面に取付
けられた取手39aを把持して正面側に引出すことによ
り、簡単に交換できるようになっている。そして、前記
収納箱39の上方には下方から通流してきた空気を上方
の吹出口34に導くために円弧状に湾曲形成されたガイ
ド板40が設けられている。
風ファン37が水平面内に2個併設されている。この送
風ファン37は供給電圧を例えば24V及び12Vに切
換えて印加することによって送風量を大、小2種類設定
することができる。但し、必要に応じて3種類以上の多
段に電圧を切換え設定できるようにしてもよい。更に、
前記送風ファン37の上部には前記二酸化塩素のタブレ
ット38が水平方向に縦横に各3個計9個交換自在に配
設されている。このタブレット38は、図示しないが、
上面と底面とに多数の通気孔を有する引出し状の収納箱
39内に配置されており、前記収納箱39の前面に取付
けられた取手39aを把持して正面側に引出すことによ
り、簡単に交換できるようになっている。そして、前記
収納箱39の上方には下方から通流してきた空気を上方
の吹出口34に導くために円弧状に湾曲形成されたガイ
ド板40が設けられている。
【0048】前記吹出口34には外周が円形状をなすル
ーバ41が2個併設されており、円中心を軸に吹出口面
内で左右に回動できるようになっており、このルーバ4
1を回動させることによってルーバ41の風向きを上
下、左右方向に自在に変えられるようになっている。
ーバ41が2個併設されており、円中心を軸に吹出口面
内で左右に回動できるようになっており、このルーバ4
1を回動させることによってルーバ41の風向きを上
下、左右方向に自在に変えられるようになっている。
【0049】前記箱体32の側面下部には電源プラグ4
2が接続されている。更に、前記箱体32の正面側下部
は傾斜面となっており、この傾斜面には電源スイッチ4
3、周囲の照度を検出する請求項の照度検出器としての
光電セル44、図示しないタイマによって任意に設定さ
れたタブレット38の交換時期の到来を表示するタブレ
ット交換ランプ45、図示しないタイマによって任意に
設定された前記フィルタ36の清掃時期の到来を表示す
るフィルタ清掃ランプ46及び点灯した前記タブレット
交換ランプ45及びフィルタ清掃ランプ46を消灯して
待機状態とするためのリセットボタン47が取付けられ
ている。前記タブレット交換ランプ45は運転開始後、
タイマによって任意に設定された時間が経過したら、例
えば赤色点灯表示を行ない、前記フィルタ清掃ランプ4
6は前回の清掃後、タイマによって任意に設定された時
間が経過したら例えば橙色点灯表示を行なうようになっ
ている。
2が接続されている。更に、前記箱体32の正面側下部
は傾斜面となっており、この傾斜面には電源スイッチ4
3、周囲の照度を検出する請求項の照度検出器としての
光電セル44、図示しないタイマによって任意に設定さ
れたタブレット38の交換時期の到来を表示するタブレ
ット交換ランプ45、図示しないタイマによって任意に
設定された前記フィルタ36の清掃時期の到来を表示す
るフィルタ清掃ランプ46及び点灯した前記タブレット
交換ランプ45及びフィルタ清掃ランプ46を消灯して
待機状態とするためのリセットボタン47が取付けられ
ている。前記タブレット交換ランプ45は運転開始後、
タイマによって任意に設定された時間が経過したら、例
えば赤色点灯表示を行ない、前記フィルタ清掃ランプ4
6は前回の清掃後、タイマによって任意に設定された時
間が経過したら例えば橙色点灯表示を行なうようになっ
ている。
【0050】次に、上記のように構成された上記実施例
の空気清浄器の動作を説明する。前記空気清浄器31は
室内壁などに取付けられており、電源スイッチ43を押
して電源を入れると送風ファン37が回転し、これによ
って室内の空気は吸込口33から箱体32の内部に吸込
まれ、タブレット38の間を通流し、更に、ガイド板4
0によって案内されつつ出口34から斜め上方に吹出さ
れる。このとき、タブレット38の二酸化塩素が気化
し、通流空気中に混入して室内に吹出される。室内に吹
出された二酸化塩素ガスは空気より重いので、室内の上
方から下降し、室内全体に供給される。ここで、前記吹
出口34に設けられたルーバ41は斜め形成された吹出
口34と同一面内で左右に回動できるので、適宜空気の
吹出方向を変えることができる。
の空気清浄器の動作を説明する。前記空気清浄器31は
室内壁などに取付けられており、電源スイッチ43を押
して電源を入れると送風ファン37が回転し、これによ
って室内の空気は吸込口33から箱体32の内部に吸込
まれ、タブレット38の間を通流し、更に、ガイド板4
0によって案内されつつ出口34から斜め上方に吹出さ
れる。このとき、タブレット38の二酸化塩素が気化
し、通流空気中に混入して室内に吹出される。室内に吹
出された二酸化塩素ガスは空気より重いので、室内の上
方から下降し、室内全体に供給される。ここで、前記吹
出口34に設けられたルーバ41は斜め形成された吹出
口34と同一面内で左右に回動できるので、適宜空気の
吹出方向を変えることができる。
【0051】前記光電セル44は室内の照度を検出し、
昼間時や夜間の照明時など一定値以上の照度が検出され
た場合は、その検出信号が図示しない制御部に送られ、
その制御部からの指令によって送風ファン37には24
Vの電圧が印加され、回転速度が大きくなり、多量の空
気が送られる。一方、夜間消灯時など一定値以下の照度
が検出された場合は、その検出信号が前記制御部に送ら
れ、その制御部からの指令によって送風ファン37には
12Vの電圧が印加され、回転速度が小さくなり、少量
の空気が送られる。したがって、夜間消灯時などでは、
送風ファン37の回転速度が小さく、送風ファン37を
回転駆動するモータの騒音も小さくなるため、ある程度
の送風量を保ちつつ、室内を静粛にすることができる。
その結果、安眠状態を得ることができる。また、夜間消
灯時などの消費電力を低減できる。更に、タブレットの
交換時期を延ばし、長寿命化を図ることができる。
昼間時や夜間の照明時など一定値以上の照度が検出され
た場合は、その検出信号が図示しない制御部に送られ、
その制御部からの指令によって送風ファン37には24
Vの電圧が印加され、回転速度が大きくなり、多量の空
気が送られる。一方、夜間消灯時など一定値以下の照度
が検出された場合は、その検出信号が前記制御部に送ら
れ、その制御部からの指令によって送風ファン37には
12Vの電圧が印加され、回転速度が小さくなり、少量
の空気が送られる。したがって、夜間消灯時などでは、
送風ファン37の回転速度が小さく、送風ファン37を
回転駆動するモータの騒音も小さくなるため、ある程度
の送風量を保ちつつ、室内を静粛にすることができる。
その結果、安眠状態を得ることができる。また、夜間消
灯時などの消費電力を低減できる。更に、タブレットの
交換時期を延ばし、長寿命化を図ることができる。
【0052】運転開始から所定時間が経過して、気化に
よってタブレット38の二酸化塩素濃度が低下したら、
タブレット交換ランプ45が点灯し、交換時期の到来を
知らせる。また、前回清掃時から所定時間経過してフィ
ルタ36の目がある程度詰まってきたら、フィルタ清掃
ランプ46が点灯し、清掃時期の到来を知らせる。な
お、これらの交換時期、清掃時期はタイマによって任意
に設定することができる。なお、フィルタ36はルーバ
35の内側面に上下方向に着脱自在に収納されており、
前記ルーバ35と一体に脱着することによって簡単に取
外し、清掃することができる。
よってタブレット38の二酸化塩素濃度が低下したら、
タブレット交換ランプ45が点灯し、交換時期の到来を
知らせる。また、前回清掃時から所定時間経過してフィ
ルタ36の目がある程度詰まってきたら、フィルタ清掃
ランプ46が点灯し、清掃時期の到来を知らせる。な
お、これらの交換時期、清掃時期はタイマによって任意
に設定することができる。なお、フィルタ36はルーバ
35の内側面に上下方向に着脱自在に収納されており、
前記ルーバ35と一体に脱着することによって簡単に取
外し、清掃することができる。
【0053】この実施例の空気清浄器31は室内全体に
二酸化塩素ガスを供給することができ、前述の自動販売
機に内蔵された空気清浄器11と同様に、室内を滅菌状
態とし、室内空気を浄化して清潔を保つことができると
ともに、室内の消臭を行なうことができる。したがっ
て、この空気清浄器31は病院、介護施設、養護施設を
はじめとして、飲食店、旅館、ホテル、スポーツクラ
ブ、オフィスの他、倉庫、食品加工場、給食調理場、厨
房等に設置して広く適用することができ、一般家庭の室
内にも当然設置することができる。
二酸化塩素ガスを供給することができ、前述の自動販売
機に内蔵された空気清浄器11と同様に、室内を滅菌状
態とし、室内空気を浄化して清潔を保つことができると
ともに、室内の消臭を行なうことができる。したがっ
て、この空気清浄器31は病院、介護施設、養護施設を
はじめとして、飲食店、旅館、ホテル、スポーツクラ
ブ、オフィスの他、倉庫、食品加工場、給食調理場、厨
房等に設置して広く適用することができ、一般家庭の室
内にも当然設置することができる。
【0054】ところで、上記各実施例では、滅菌ガス及
び消臭ガスとして二酸化塩素ガスを使用しているが、本
発明を実施する場合には、これに限られるものではな
く、他の滅菌剤、消臭剤を使用することもできる。
び消臭ガスとして二酸化塩素ガスを使用しているが、本
発明を実施する場合には、これに限られるものではな
く、他の滅菌剤、消臭剤を使用することもできる。
【0055】また、滅菌剤及び消臭剤はタブレットの形
態の他、液状、ゲル状、粉状などの形態で使用すること
もできる。
態の他、液状、ゲル状、粉状などの形態で使用すること
もできる。
【0056】そして、上記実施例においては、タブレッ
ト27、タブレット38の交換時期及びフィルタ23、
フィルタ36の清掃時期を表示する手段として、それぞ
れタブレット交換ランプ24、タブレット交換ランプ4
5及びフィルタ清掃ランプ28、フィルタ清掃ランプ4
6を用いているが、これらの手段に限られるものではな
い。
ト27、タブレット38の交換時期及びフィルタ23、
フィルタ36の清掃時期を表示する手段として、それぞ
れタブレット交換ランプ24、タブレット交換ランプ4
5及びフィルタ清掃ランプ28、フィルタ清掃ランプ4
6を用いているが、これらの手段に限られるものではな
い。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明の空気清浄器を備
えた自動販売機は、商品の付着菌及び機内の浮遊菌を消
滅させる滅菌ガスが発生する滅菌剤と、前記滅菌剤に送
気して前記滅菌ガスの発生を促進するとともに発生した
滅菌ガスを外部に送出する送風ファンとを備えた空気清
浄器と、前記空気清浄器から発生した滅菌ガスを機内に
送給する送給路とを備えたものである。したがって、常
温で気化した二酸化塩素ガスを機内に通流させるだけの
簡易な構造で滅菌することができ、高価な冷却装置を要
せず、また、機内を冷却することによる露ぶきや騒音を
発生させることもなく、商品品質を長期間維持すること
ができる。
えた自動販売機は、商品の付着菌及び機内の浮遊菌を消
滅させる滅菌ガスが発生する滅菌剤と、前記滅菌剤に送
気して前記滅菌ガスの発生を促進するとともに発生した
滅菌ガスを外部に送出する送風ファンとを備えた空気清
浄器と、前記空気清浄器から発生した滅菌ガスを機内に
送給する送給路とを備えたものである。したがって、常
温で気化した二酸化塩素ガスを機内に通流させるだけの
簡易な構造で滅菌することができ、高価な冷却装置を要
せず、また、機内を冷却することによる露ぶきや騒音を
発生させることもなく、商品品質を長期間維持すること
ができる。
【0058】また、本発明の空気清浄器は、室内の付着
菌及び浮遊菌を消滅させる滅菌ガスが発生する滅菌剤
と、前記滅菌剤に送気して前記滅菌ガスの発生を促進す
るとともに発生した滅菌ガスを外部に送出する送風ファ
ンと、前記送風ファンの作動電圧を制御する電圧制御部
と、周囲の照度を検出してその検出値を前記制御部に送
信する照度検出器とを備えたものである。したがって、
室内の付着菌及び浮遊菌を消滅して室内空気を清浄に保
つとともに、夜間消灯後の就寝時における運転時の騒音
を小さくし、ある程度の送風量を保ちつつ、室内を静粛
にすることができ、また、夜間消灯時などの消費電力を
低減でき、更に、滅菌剤の長寿命化を図ることができ
る。
菌及び浮遊菌を消滅させる滅菌ガスが発生する滅菌剤
と、前記滅菌剤に送気して前記滅菌ガスの発生を促進す
るとともに発生した滅菌ガスを外部に送出する送風ファ
ンと、前記送風ファンの作動電圧を制御する電圧制御部
と、周囲の照度を検出してその検出値を前記制御部に送
信する照度検出器とを備えたものである。したがって、
室内の付着菌及び浮遊菌を消滅して室内空気を清浄に保
つとともに、夜間消灯後の就寝時における運転時の騒音
を小さくし、ある程度の送風量を保ちつつ、室内を静粛
にすることができ、また、夜間消灯時などの消費電力を
低減でき、更に、滅菌剤の長寿命化を図ることができ
る。
【図1】 本発明の実施例の自動販売機を示す正面図で
ある。
ある。
【図2】 図1の自動販売機の内部を示す正面図であ
る。
る。
【図3】 図2の仕切板を示す要部斜視図である。
【図4】 図2の空気清浄器の斜視図である。
【図5】 図4の空気清浄器の縦断面図である。
【図6】 図5のカートリッジの斜視図である。
【図7】 図5のタブレットを網シートで包む状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図8】 本発明の別の実施例の空気清浄器を示す正面
図である。
図である。
【図9】 図8の空気清浄器の左側面図である。
【図10】 図8のA−A切断線による断面図である。
1 自動販売機
11、31 空気清浄器
15 カートリッジ
16、37 送風ファン
23、36 フィルタ
24、45 タブレット交換ランプ
27、38 タブレット
28、46 フィルタ清掃ランプ
44 光電セル
Claims (18)
- 【請求項1】 商品の付着菌及び機内の浮遊菌を消滅さ
せる滅菌ガスが発生する滅菌剤と、前記滅菌剤に送気し
て前記滅菌ガスの発生を促進するとともに発生した滅菌
ガスを外部に送出する送風ファンとを備えた空気清浄器
と、 前記空気清浄器から発生した滅菌ガスを機内に送給する
送給路とを具備することを特徴とする空気清浄器を備え
た自動販売機。 - 【請求項2】 前記滅菌ガスは、消臭機能を併有するこ
とを特徴とする請求項1に記載の空気清浄器を備えた自
動販売機。 - 【請求項3】 前記滅菌ガスは、常温で固体または液体
であって、常温で気化して発生することを特徴とする請
求項1または請求項2に記載の空気清浄器を備えた自動
販売機。 - 【請求項4】 前記滅菌ガスは、二酸化塩素であること
を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記
載の空気清浄器を備えた自動販売機。 - 【請求項5】 前記滅菌剤は、タブレットに形成された
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項
に記載の空気清浄器を備えた自動販売機。 - 【請求項6】 前記空気清浄器は、給気口及び排気口を
備え、前記給気口及び排気口の少なくとも一方に滅菌ガ
ス中の塵埃を除去するフィルタが着脱自在に取付けられ
たことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1
項に記載の空気清浄器を備えた自動販売機。 - 【請求項7】 前記タブレットの交換時期及び前記フィ
ルタの清掃時期の少なくとも一方は、タイマによって任
意に設定されることを特徴とする請求項5または請求項
6に記載の空気清浄器を備えた自動販売機。 - 【請求項8】 前記タブレットの交換時期及び前記フィ
ルタの清掃時期の少なくとも一方が到来したことを表示
する表示部を備えたことを特徴とする請求項7に記載の
空気清浄器を備えた自動販売機。 - 【請求項9】 前記空気清浄器は、機内または機外に着
脱自在に取着するための取着手段を備えたことを特徴と
する請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の空気
清浄器を備えた自動販売機。 - 【請求項10】 室内の付着菌及び浮遊菌を消滅させる
滅菌ガスが発生する滅菌剤と、 前記滅菌剤に送気して前記滅菌ガスの発生を促進すると
ともに発生した滅菌ガスを外部に送出する送風ファン
と、 前記送風ファンの作動電圧を制御する電圧制御部と、 周囲の照度を検出してその検出値を前記制御部に送信す
る照度検出器とを具備することを特徴とする空気清浄
器。 - 【請求項11】 前記滅菌ガスは、消臭機能を併有する
ことを特徴とする請求項10に記載の空気清浄器。 - 【請求項12】 前記滅菌ガスは、常温で固体または液
体であって、常温で気化して発生することを特徴とする
請求項10または請求項11に記載の空気清浄器。 - 【請求項13】 前記滅菌ガスは、二酸化塩素であるこ
とを特徴とする請求項10乃至請求項12のいずれか1
項に記載の空気清浄器。 - 【請求項14】 前記滅菌剤は、タブレットに形成され
たことを特徴とする請求項10乃至請求項13のいずれ
か1項に記載の空気清浄器。 - 【請求項15】 給気口及び排気口を備え、前記給気口
及び排気口の少なくとも一方に滅菌ガス中の塵埃を除去
するフィルタが着脱自在に取付けられたことを特徴とす
る請求項10乃至請求項14のいずれか1項に記載の空
気清浄器。 - 【請求項16】 前記タブレットの交換時期及び前記フ
ィルタの清掃時期の少なくとも一方は、タイマによって
任意に設定されることを特徴とする請求項14または請
求項15に記載の空気清浄器。 - 【請求項17】 前記タブレットの交換時期及び前記フ
ィルタの清掃時期の少なくとも一方が到来したことを表
示する表示部を備えたことを特徴とする請求項16に記
載の空気清浄器。 - 【請求項18】 前記送風ファンの作動電圧を制御する
電圧制御部と、周囲の照度を検出してその検出値を前記
制御部に送信する照度検出器とを備えたことを特徴とす
る請求項10乃至請求項17のいずれか1項に記載の空
気清浄器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002064322A JP2003254665A (ja) | 2001-12-27 | 2002-03-08 | 空気清浄器及びこれを備えた自動販売機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001-397929 | 2001-12-27 | ||
JP2001397929 | 2001-12-27 | ||
JP2002064322A JP2003254665A (ja) | 2001-12-27 | 2002-03-08 | 空気清浄器及びこれを備えた自動販売機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003254665A true JP2003254665A (ja) | 2003-09-10 |
Family
ID=28677311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002064322A Withdrawn JP2003254665A (ja) | 2001-12-27 | 2002-03-08 | 空気清浄器及びこれを備えた自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003254665A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2002
- 2002-03-08 JP JP2002064322A patent/JP2003254665A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |