WO2004072719A1 - 液晶配向剤およびそれを用いた液晶配向膜 - Google Patents

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Abstract

塗布後の乾燥温度によらず良好な塗膜均一性を与える液晶配向剤、および良好な塗膜均一性を有する液晶配向膜を提供する。 ポリアミック酸または可溶性ポリイミドから選ばれる少なくとも一種類のポリマーと、ジエチレングリコールジエチルエーテルと、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルとを含有することを特徴とする液晶配向剤、この液晶配向剤をフレキソ印刷法によって印刷して得られる液晶配向膜。

Description

明細書 液晶配向剤およびそれを用いた液晶配向膜 技術分野
本発明は液晶表示素子に用いる液晶配向剤およびそれを用いた液晶配向 膜に関する。 さらに詳しくは、 塗膜形成時の乾燥温度が変化した場合でも 良好な塗膜均一性を与える液晶配向剤およびそれを用いた液晶配向膜に関 する。 背景技術
現在、 液晶表示素子は、 薄型 · 軽量を実現する表示デバイスとして、 パ ソコンのディスプレイやテレビなどに広く使用されており .. 通常このよう な液晶表示素子には、 ポリアミツク酸ゃポリィミ ドの液晶配向膜が多く使 用されている。
一般的に、 これらの液晶配向膜は、 ポリアミック酸やポリイミ ドを有機 溶媒に溶解させた液晶配向剤を フレキソ印刷などにより基板に塗布した 後 仮乾燥、 焼成を行うことによって形成される。 この際、 液晶配向剤の 塗膜に部分的な膜厚ムラがあると、 液晶表示素子の表示特性に悪影響を与 える場合があるので好ましくない。
液晶配向膜を形成する上で、 塗膜をムラなく均一に形成するためには、 液晶配向剤に用いる溶媒の選択が重要となる。 通常、 溶媒は、 ポリアミツ ク酸ゃポリイミ ドの溶解性に優れる溶媒に、 プチルセ口ソルプなどの溶媒 を混合して用いられている。 また、 ブチルセ口ソルブに代えてジプロピレ ングリコールモノメチルエーテルを用いた場合にも、 凹凸のない平滑な塗 膜が得られることは知られている (特開平 7 — 1 0 9 4 3 8号公報参照)。 同様に、 ジエチレングリコールジェチルエーテルを混合させた場合にもハ ジキゃ膜厚ムラが改善されることは知られている (特開平 8 — 2 0 8 9 8 3号公報参照) 。 このような液晶配向剤は、 基板に塗布した後、 通常、 8 0で以上の温度 で仮乾燥されるが、 近年の液晶表示素子の大型化、 低コス ト化に伴い、 液 晶配向剤の仮乾燥が従来よりも低い温度で行われる状況が発生している。 しかしながら、 従来の液晶配向剤では、 低温乾燥すると均一な塗膜が形成 されない場合があり、 仮乾燥温度によらず均一な塗膜が得られる液晶配向 剤が望まれていた。 発明の開示
本発明はかかる現状に鑑みなされたものであり、 塗布後の乾燥温度によ らず良好な塗膜均一性を与える液晶配向剤、 および良好な塗膜均一性を有 する液晶配向膜を提供することにある。
本発明者らは鋭意検討した結果、 ポリアミック酸あるいは可溶性ポリィ ミ ドから選ばれる少なく とも一種類のポリマーと、 特定の 2種類以上の溶 媒とを含有してなる液晶配向剤を用いると、 液晶配向膜を形成した際に乾 燥温度によらず均一な塗膜を形成できることを見出した。
かく して、 本発明は、 下記の特徴を要旨とするものである。
( 1 ) ポリアミック酸および可溶性ポリイミ ドからなる群から選ばれる少 なく とも一種類のボリマ一と、 ジエチレングリコールジェチルエーテル と、 ジプロピレングリコールモノメチルェ一テルとを含有することを特 徴とする液晶配向剤。
( 2 ) 液晶配向剤における前記ポリマーの濃度が、 2〜 1 5重量%である 上記 ( 1 ) に記載の液晶配向剤。 .
( 3 ) 液晶配向剤におけるジエチレングリコールジェチルエーテルの濃度 が、 1 〜 7 0重量%である上記 ( 1 ) 又は ( 2 ) に記載の液晶配向剤。
( 4 ) 液晶配向剤におけるジプロピレンダルコ一ルモノメチルエーテルの 濃度が、 0 . 1 〜 7 0重量%である上記 ( 1 ) 〜 ( 3 ) のいずれかに記 載の液晶配向剤。
( 5 ) さらに、 ピロリ ドン類およびラク トン類からなる群から選ばれる少 なく とも 1種類の溶媒を含有する上記 ( 1 ) ( 4 ) のいずれかに記載 の液晶配向剤。
( 6 ) 液晶配向剤における、 ピ π リ ドン類およびラク 卜ン類からなる群か ら選ばれる少なく とも 1種類の溶媒の含有量が 3 0 9 0重量%である 上記 ( 5 ) に記載の液晶配向剤。
( 7 ) 上記 ( 1 ) ( 6 ) のいずれかに記載の液晶配向剤をフレキソ印刷 法によって印刷して得られる液晶配向 S¾ 発明を実施するための最良の形能
本発明は、 液晶配向剤にポリァミツク酸あるいは可溶性ポリイミ ドから 選ばれる少なく とも一種類のポリマーと 、 ジェチレングリコ一ルジェチル エーテルと、 ジプロピレング Uコールモノメチルェ一テルとを含有したこ とにある。 ここで本発明で用いるボリァミック酸とはジァミンと酸二無水 物とを反応させて得られるポ Uマーであり、 可溶性ポリイミ ドとは得られ たポリアミック酸を全部あるいは部分的に脱水閉環 (ィミ ド化) して得ら れる溶剤可溶性のポリイミ ドを す。 のようなポリアミック酸ゃ可溶性 ボリイミ ドであれば構造は特に制限されない。
ポリアミック酸を合成する際に用いるジァミン化合物としては以下のも のが挙げられる。 脂環式ジァミ ンの例として、 1 , 4ージアミノシクロへ キサン、 1 3—ジアミノシクロへキサン、 4 , 4 ' ージアミノジシクロ へキシルメタン、 4 4, ージアミノー 3 3 ' 一ジメチルジシクロへキ サン、 イソホロンジァミンなどが举げられる。 また炭素環式芳香族ジアミ ン類の例として、 o -フエ二レンジァミン、 m -フエ二レンジァミン、 p -フ ェニレンジァミン、 ジァミノ トルエン類 (例えば、 2 4ージァミノ 卜ル ェン) 、 1 4ージァミノ一 2 —メ トキシベンゼン、 ジアミノキシレン類 (例えば、 1 3 —ジァミノ一 2 , 4ージメチルベンゼン) 、 1 , 3 —ジ ァミノ一 4 一クロ口ベンゼン、 1 , 4 —ジァミノー 2 5 —ジクロ口ベン ゼン、 1 4ージアミノー 4 一イソプロピルベンゼン、 2 , 2 ' 一ビス ( 4 —ァミノフエニル) プロパン、 4 , 4 ' ージアミノジフエニルメタン、 2 2 , ―ジァミ ノスチルべン、 4 , 4 ' ―ジァミ ノスチルベン、 4 , 4 , 一 ジァ ノジフエ一ルェ一テル、 4 , —ンフエ二ルチオエーテル 、 4 ,
4 , ―ジァミ ノンフエ二ルスルホン、 3 , 3 , 一ジァミ ノ ジフエ二ルスル ホン 、 4 , 4 ' ―ジアミ ノ安息香酸フ ニルエステル、 4 , 4 ' -ジアミ ノベンゾフエノ ン 、 4, 4 ' —ジアミ ノベンジル 、 ビス ( 4 一アミ ノフエ ニル) ホスフィ ンォキシ ド、 ビス ( 3 ―アミ ノ フェニル) スルホン 、 ビス
( 4 ―アミ ノ フェニル) フエニルホスフィ ンォキシ ド、 ビス ( 4—ァミ ノ フェ一ル) シク口へキシルホスフィ ンォキシ ド、 Ν , Ν—ビス ( 4 一アミ ノ フェニル) 一 Ν一フエニルアミ ン、 Ν , Ν -ビス ( 4 一アミ ンフェニル: 一 Ν ―メチルァ ン、 4 , 4 , 一ジァ ノ ジフエニル尿素 , 1 , 8 ージァ ミ ノナフタレン 、 1, 5 一ジアミ ノナフタ レン、 1 , 5 -ジァミ ノアン 卜 ラキノ ン、 ジァミ ノ フルオレン類 (例えば 2 , 6 —ジァミ ノ フルオレン) 、 ビス ( 4ーァミ ノ フエニル) ジェチルシラン、 ビス ( 4 一ァミ ノ フエ二ル) ジメチルシラン、 3 , 4 , ージアミ ノジフエニルエーテル、 ベンジジン、 2 , 2 ' —ジメチルベンジジン、 2, 2 — ビス [ 4 一 ( 4 —アミ ノ フエノ キシ) フエニル] プロパン、 ビス [ 4 - ( 4 —アミ ノ フエノキシ) フエ二 ル] スルホン、 4 ' 4 ' 一ビス ( 4 一アミ ノ フエノキシ) ビフエニル、 2 ,
2 一ビス [ 4 一 ( 4 一アミ ノ フエノキシ) フエ二ル] へキサフルォロプロ パン 、 1 , 4 一ビス ( 4 -一アミ ノ フエノキシ) ベンゼン、 1 , 3 —ビス ( 4 一ァミ ノ フエノキシ) ベンゼンなどが挙げられる
さ らに複素環式ジアミ ン類としては、 2, 6 -ジァ ·: ノ ビリ ジン、 2,
4 一ジァミ ノ ピリ ジン、 2 , 4 ージァミ ノ 一 s — h U ァ ノ 、 2i t ン ァミ ノジベンゾフラン、 2, 7 —ジァミ ノ力ルバゾール 、 3 , 6 -ジアミ ノ力ルバゾール、 3, 7 ージァミ ノ フエノチアジン、 2 , 5 —ジアミ ノ ー
1 , 3, 4ーチアジアゾール、 2 , 4 —ジァミ ノ 一 6 ―フエ二ルー s — ト リ ァジンなどが、 脂肪族ジァミ ンの例として、 1 , 2 ―ジアミ ノエタン、
1 , 3 —ジァミ ノ プロパン、 1 , 4 —ジァミ ノブ夕ン 、 1 , 5 —ジァミ ノ ぺンタン、 1 , 6 —ジァミ ノへキサン、 1 , 8 —ジァ ノオクタン、 1 ,
1 0 —ジァミ ノデカン、 1 , 3 —ジァミ ノ 一 2, 2 一ジメチルプロパン、 1 , 6ージアミノー 2 5 —ジメチルへキサン、 1 , 5 —ジァミノー 2 ,
4 —ジメチルへプタン、 1 , 7 -ジアミノ 3 -メチルヘプタン、 1 9
——ジァミノー 5 メチルノナン、 2 , 1 1 ジアミノ ドデカン、 1 , 1 2
——ジァミノォク夕デカン 1 2 ビス ( 3 アミノプロボキシ) ェ夕ン 等が挙げられる 。 さらには下記 般式 ( 1 ) の構造で表される長鎖アルキ ルもしくはパ一フルォロ基を有する芳香族ジァミンなどが挙げられる。
Figure imgf000006_0001
( R は炭素数 5以上.. 好ましくは 5以上 2 0以下の、 長鎖ァルキル基もし くは長鎖アルキル基もしくはパ フルォロアルキル基を含む 1価有機基を 示す)
これらのジアミンはそれぞれ単独で 、 あるいは組み合わせて用いる と が出来ることは当然であるが、 髙ぃプレチル卜角を発現させるために 舟叉 式 ( 1 ) で示される長鎖ァルキルもしくはパ ―フルォロ基を有する芳香族 ジアミンの少なく ともどちらか一方を含有すると好ましい 。 中でも 1 3 一ジァ Sノー 4 ( t rans- 4 へプチルシク □へキシル) フエノキシベン ゼンを含有すると液晶配向膜とした際の耐熱性に 優れるためとりわけ好 ましい
ポリァミック酸を合成する際に原料として用いる 水物は、 芳香族 酸二無水物としてピロメリ ッ ト酸二無水物、 3 3 ' 4 , 4 ' ―ビフ X ニルテトラカルボン酸ニ無水物、 2 , 2 ' 3 3 ビフエニルテ卜ラ 力ルポン酸ニ無水物、 2 3 , 3 ' 4 ビフェニルテトラカルポン酸 二無水物、 3 , 3 ' , 4 4 ' —ベンゾフェノンテ卜ラカルボン酸 ― ίΕΕ水 物、 2 , 3 , 3 ' , 4 ' —ベンゾフエノンテ卜ラ力ルボン酸二無水物、 ビ ス ( 3 , 4ージカルポキシフエニル) エーテル 水物、 ビス ( 3 4 ― ジカルポキシフエニル) スルホン二無水物、 1 2 5 6 —ナフ夕レン テトラカルボン酸二無水物、 2, 3 , 6, 7 —ナフ夕レンテトラカルボン 酸二無水物等が挙げられる。 また脂環式酸二無水物としては 1 , 2 , 3 , 4ーシクロブタンテトラカルボン酸二無水物、 1 , 2, 3, 4 —シクロべ ンタンテトラカルボン酸二無水物、 2, 3, 4, 5 —テトラヒ ドロフラン テトラカルボン酸二無水物、 1 , 2 , 4, 5—シクロへキサンテトラカル ボン酸二無水物、 3, 4ージカルポキシー 1 ーシクロへキシルコハク酸二 無水物、 3, 4 —ジカルボキシー 1, 2 , 3, 4 —テトラヒ ドロー 1 —ナ フタレンコハク酸二無水物、 ビシクロ [ 3 , 3, 0 ] オクタン一 2, 4 , 6 , 8ーテトラカルボン酸二無水物などが例示される。 これらの酸二無水 物は単独でも組み合わせても用いることが出来るが、 ボリマ一の透明性の 観点から、 脂環式酸二無水物を含んでいることが好ましい。 中でも 1 , 2, 3 , 4—シクロブタンテ卜ラカルボン酸二無水物は液晶配向膜とした場合 の特性パランスにも優れるためにとりわけ好ましい。
本発明に用いられるポリアミック酸は、 前述のジアミンと酸二無水物と を有機溶剤の存在下で一 2 0 °C〜 1 5 0 、 好ましくは 0 t:〜 8 0 にお いて 3 0分〜 2 4時間、 好ましくは 1〜 1 0時間反応させることによって 合成する事が出来る。 反応の際に用いるジァミンと酸二無水物のモル比は, ジァミンが多くなりすぎると分子量が上がらず、 また少なすぎると酸無水 物が残存して保存安定性が悪くなるために、 ジァミン/酸二無水物 = 0 . 5〜 3 · 0 / 1 . 0 (モル比) であると好ましく、 ジァミン Z酸二無水物 = 0 . 8〜 2 · 0 / 1 . 0 (モル比) であるとより好ましく、 中でもジァ ミン/酸二無水物: = 1 . 0〜 1 . 2 / 1 . 0 (モル比) であるととりわけ 好ましい。
また、 ポリアミック酸の合成の際に用いる溶媒と濃度については特に限 定されないが、 溶媒としては、 N , N —ジメチルホルムアミ ド、 N , N― ジメチルァセトアミ ド、 N —メチルー 2 —ピロリ ドン、 N —メチルカプロ ラクタム、 ジメチルスルホキシド、 テトラメチル尿素、 ピリジン、 ジメチ ルスルホキシド、 またはプチロラク トン類を用いると生成したポリマーの 溶解性が高いので好ましい。 また、 ポリアミック酸の重合時の濃度は高す ぎるとワニスの取扱い性が悪くなり、 低すぎると分子量が上がらないので、 好ましくは 1〜 5 0重量%が、 より好ましくは 5〜 3 0重量%が、 とりわ け好ましくは 8 ~ 2 0重量%がよい。 また、 ポリマーが溶解する範囲内で プチルセルソルブゃトルエン、 メタノールなどの貧溶媒を加えても構わな いことは言うまでもない。
さらには、 反応系内の水分はポリマーの高分子量化の妨げになるので、 反応系内を窒素雰囲気下としておく ことが好ましく、 反応系中の溶媒に窒 素をバプリングしながら反応を行うと更に好ましい。
本発明で用いられるポリアミック酸の粘度は、 高いと液晶配向剤の取り 扱いが難しく、 低いと配向膜とした際に特性が安定しないので、 還元粘度 で 0. 0 5〜 3. O d l / gが好ましく、 0. 1〜 2. 5 d l / gがより 好ましい (温度 3 0での N—メチル一 2 —ピロリ ドン中、 濃度 0. 5 g / d 1 で測定) 。
本発明では、 上記のようにして得られたポリアミック酸をそのまま用い ても構わないが、 加熱もしくは触媒によって全部あるいは部分的に脱水閉 環 (イミ ド化) させ、 可溶性ポリイミ ドとして用いると保存安定性に俊れ るため好ましい。
ポリアミツク酸を可溶性ポリイミ ドとするためのィミ ド化反応を行う方 法としては、 ポリアミック酸溶液をそのまま加熱する熱イミ ド化、 ポリア ミック酸の溶液に触媒を添加してィミ ド化を行う化学的ィミ ド化などが挙 げられる。 中でも、 比較的低温でイミ ド化反応が進行する化学的イミ ド化 の方が、 得られる可溶性ボリイミ ドの分子量低下が起こ り にく く好ましい。 化学的イミ ド化反応は、 ポリアミ ック酸を有機溶媒中において、 ァミツ ク酸基の 0. 5〜 3 0モル倍、 好ましくは 1〜 2 0モル倍の塩基触媒と、 ァミック酸基の 0. 5〜 5 0モル倍、 好ましくは 1〜 3 0モル倍の酸無水 物の存在下で、 一 2 0〜 2 5 0で、 好ましくは 0〜 2 0 0 の温度におい て、 1〜 1 0 0時間反応させると好ましい。 塩基触媒や酸無水物の量が少 ないと反応が十分に進行せず、 また多すぎると反応終了後に完全に除去す ることが困難となる。 この時に用いる塩基触媒としてはピリジン、 トリエ チルァミン、 トリメチルァミン、 トリプチルァミン、 トリオクチルァミン 等が例示できる。 中でもピリジンは反応を進行させるのに適度な塩基性を 持っために好ましい。 また、 酸無水物としては無水酢酸、 無水トリメリ ッ ト酸、 無水ピロメリ ッ ト酸などが例示できる。 中でも無水酢酸を用いると 反応終了後の精製が容易となるために好ましい。 イミ ド化反応を行う際の 有機溶媒としては前述したポリアミック酸合成時に用いる溶媒を使用する ことができる。 化学的イミ ド化によるイミ ド化率は、 触媒量と反応温度を 調節することにより制御することができるが、 ィミ .ド化率は低すぎると液 晶配向剤とした場合の保存安定性が悪くなり、 高すぎると溶解性が悪く析 出してしまう場合があるため、全ポリアミック酸のモル数の 0 . 1 〜 9 9 % が好ましく、 5〜 9 0 %がより好ましく、 3 0〜 7 0 %がとりわけ好まし い。
以上のようにして得られたポリアミック酸あるいは可溶性ポリイミ ドは、 よく撐拌させながら貧溶媒に注入し、 再沈殿させることによって精製する ことが出来る。 この際に用いる貧溶媒としては特に限定されないが、 メタ ノール、 アセ トン、 へキサン、 ブチルセルソルプ、 ヘプタン、 メチルェチ ルケトン、 メチルイソプチルケトン、 エタノール、 トルエン、 ベンゼンな どが例示できる。 再沈殿によって得られたポリアミ ック酸あるいは可溶性 ポリイミ ドは濾過して回収した後、 常圧あるいは減圧下で、 常温あるいは 加熱乾燥してパウダ一とすることが出来る。 こう して得られたポリアミッ ク酸あるいは可溶性ポリイミ ドのパウダーは良溶媒を含む溶媒に再度溶か してワニスとすることが出来る。
本発明の液晶配向剤は、 上記の方法で得られたポリァミ ツク酸および可 溶性ポリイミ ドからなる群から選ばれる少なく とも 1種類のポリマーと、 ジエチレングリコールジェチルェ一テルと、 ジプロピレングリコールモノ メチルエーテルとを含有する必要がある。 これらの液晶配向剤の成分を配 合する方法、 及び順序については特に制限されないが、 ポリマー成分を良 溶媒に溶解した後、 ジエチレングリコールジェチルェ一テルおよびジプロ ピレンダリコールモノメチルエーテルを少しずつ投入していく と、 ポリマ 一の溶解が速く作業効率がよいために好ましい。 また、 ポリアミック酸あ るいは可溶性ポリィミ ドを良溶媒に溶解する際には 0〜 1 5 0 、 好まし くは室温〜 1 0 O :において 1〜 1 0 0時間攪拌することで、 均一な溶液 とすることができる。
本発明の液晶配向剤において、 ポリアミック酸または可溶性ポリイミ ド を溶解させるために用いる良溶媒としては、 特に限定されないが、 具体的 には、 N, N—ジメチルホルムアミ ド、 N , N—ジメチルァセトアミ ド、 N—メチルー 2 —ピロリ ドン、 N—メチルカプロラクタム、 ジメチルスル ホキシド、 ァ—プチロラク トン等が例示できる。 これら溶媒は、 本発明の 液晶配向剤中好ましくは 3 0〜 9 0重量%、 特に好ましくは 5 0〜 8 0重 量%含有される。 かかる溶媒としては、 ピロリ ドン類およびラク トン類か らなる群から選ばれる少なく とも 1種類を含有するとポリマーの溶解性が 高くなるために好ましく、 ピロリ ドン類とラク トン類の両方を含有すると、 液晶配向剤を塗布する際の濡れ性が良く、 かつ塗布液の吸湿性を抑えるこ とができるのでとりわけ好ましい。 このピロリ ドン類としては N—メチル 一 2 —ピロリ ドンが好ましく、 ラク トン類としては ァ一プチロラク トンが 好ましい。
本発明の液晶配向剤におけるポリアミック酸や可溶性ボリイミ ドなどの ポリマーの濃度は、 高すぎると基板に塗布して液晶配向膜とした際の膜厚 の調整が困難になり、 低すぎると液晶配向膜とした際に十分な膜厚が得ら れないことから、 2 ~ 1 5重量%が好ましく、 3〜 8重量%がより好まし い。
本発明の液晶配向剤は、 乾燥温度が変化した場合にも均一な塗膜を得る ために、 さらにジエチレングリコールジェチルェ一テルとジプロピレング リコ一ルモノメチルエーテルの 2種類の溶媒を含有する必要がある。 ジェ チレングリコールジェチルエーテルの配合量は少なすぎると液晶配向膜と した場合の塗膜の均一性が低下し、 多すぎるとポリアミック酸ゃ可溶性ポ リイミ ドが析出することから、 液晶配向剤全体の 0 . 1〜 7 0重量%が好 ましく、 1 ~ 5 0重量%がより好ましく、 5〜 4 0重量%がとりわけ好ま しい。 また、 ジプロピレングリコールモノメチルエーテルについても、 少 なすぎると液晶配向膜とした場合の塗膜の均一性が低下し、 多すぎるとポ リアミ ック酸や可溶性ポリイミ ドが析出することから、 液晶配向剤全体の
0 . 1 〜 7 0重量%が好ましく、 1〜5 0重量%がより好ましく、 5〜4
0重量 %がとりわけ好ましい。
また 、 液晶配向剤に、 さらに架橋剤や力ップリ ング剤などの各種添加剤 を加える ともできる。
このよう して得られた液晶配向剤は濾過した後、 基板に塗布して液晶配 向膜を形成するために用いることが出来る。 基板に塗布する方法としては. スピン 一ト法、 フレキソ印刷法、 インクジェッ ト法などが挙げられる。 なかで フレキソ印刷法は形成した塗膜の均一性に優れ、 大型化が容易で あるために好ましい。 用いる基板としては透明性の高い基板であれば特に 限定されず 、 ガラス基板、 アクリル基板やポリカーボネート基板などのプ ラスチック基板などを用いることが出来る。 さらに液晶駆動のための I T0 電極などが形成された基板を用いることがプロセスの簡素化の観点から好 ましい とは言うまでもない。
本発明の液晶配向剤は、 塗膜の均一性を高めるために、 基板に均一に塗 布した後、 好ましくは室温〜 2 0 0 X:、 より好ましくは 3 0〜 1 5 0 t:、 さ らに好ましくは 5 0〜 1 2 0でで 1〜 1 0 0分間仮乾燥を行う ことが好 ましい。 これによつて、 液晶配向剤の各成分の揮発度を調整し、 均一でム ラのない塗膜を得ることができる。 この後、 さらに 1 0 0〜 3 0 0 、 好 ましくは 1 5 0〜2 6 0での温度において 1 0〜 3 0 0分間焼成を行うこ とによって、 完全に溶剤分を蒸発させ、 液晶配向膜を形成することが出来 る。 このようにして形成された液晶配向膜は、 ラビングや偏光紫外線照射 による一軸配向処理をして、 または垂直配向膜などの一部用途では一軸配 向処理はしないで、 液晶表示素子に用いられる。
以上のようにして、 本発明を用いて作製した液晶配向膜は均一性が高い ため、 大型基板を用いた場合においても歩留まりよく液晶表示素子を作製 することができる。 続いて以下に本発明を具体的に説明するが、 本発明はこれに限定される ものではない。 実施例
(合成例 1 )
窒素雰囲気中、 5 0 0 m l の 4つ口フラスコに 1 , 3 —ジァミノ— 4— ( trans- 4一へプチルシク口へキシル) フエノキシベンゼン 1.42g
(0.03mol)とパラフエ二レンジァミン 7.57g (0.07mol) を、 N—メチルー 2—ピロリ ドン(以下 NM Pと略す) 170gに溶解させた後、 1, 2, 3, 4-シク口 ブタンテトラカルボン酸二無水物 4.90g(0.075mol)とビシクロ [ 3 , 3, 0 ] 才クタン一 2 , 4 , 6, 8 —テトラカルボン酸二無水物 18.77g ( 0.025mol) を加え、 室温で 5時間重合してポリアミック酸溶液を得た。
このポリアミック酸溶液 100.0 gを 3 0 O m l の 4つ口フラスコに取り、 イミ ド化触媒として無水酢酸 21.0 g、 ピリジン 16.3 gを加え、 90でで 2時 間反応させて可溶性ポリイミ ド溶液を得た。 この溶液を 2 4 0 0 m 1 のメ 夕ノール中に投入し、 得られた白色沈殿をろ別し、 乾燥し、 白色のポリイ ミ ドパウダー ( P I ) を得た。 得られたポリイミ ドパウダ一は N M Rによ り 5 0 %イミ ド化されていることが確認された。
(合成例 2 )
窒素雰囲気中、 5 0 0 m l の 4つ口フラスコに 1 , 3 —ジアミノー 4— (trans- 4—へプチルシク口へキシル) フエノキシベンゼン 11.42g (0.03inol)とパラフエ二レンジァミン 7.57 g (0.07mol) を、 NMP 170gに 溶解させた後、 1, 2, 3, 4 -シクロブタンテトラカルボン酸二無水物
4.90g(0.075mol)とビシクロ [ 3 , 3, 0 ] オクタン一 2 , 4 , 6 , 8 —テ トラカルボン酸二無水物 18.77 g ( 0.025mol) を加え、 室温で 5時間重合し てポリアミック酸溶液を得た。 この溶液を 1 0 0 O m l のメタノール中に 投入し、 得られた白色沈殿をろ別し、 乾燥し、 白色のポリアミック酸パゥ ダー ( P A A ) を得た。 (実施例 1 )
1 0 0 m l のナスフラスコに、 合成例 1で得られたポリイミ ドパウダー
2.75 g , NM P 5.50g、及び ァ—プチロラク トン (以下、 B Lと略す) 19.25 gを加え、 7 0 °Cで 2 4時間攪拌し、 溶解させた。 得られる溶解液を、 そ の後 NMP 3.75g、 B L 5.75 g , ジプロピレングリコ一ルモノメチルエー テル (以下、 D P Mと略す) 6.50g、 ジエチレングリコールジェチルェ一 テル (以下、 D E D Eと略す) 6.50gで希釈し液晶配向剤を得た。
この液晶配向剤を、 洗浄した I T O付きガラス基板上に、 配向膜印刷機 (日本写真製版社製 「オングス トローマ一」 ) を用いてフレキソ印刷した。 印刷後の基板はそれぞれ 5 0 °C、 6 5 、 8 0 °Cのホッ トプレート上に 5 分間放置して、 塗膜の仮乾燥を行った。
上記仮乾燥後の膜面を目視により良く観察した結果、 いずれの仮乾燥温 度でも塗膜の膜厚変化によるムラは生じておらず、 均一な塗膜が形成され ていた。 さらに、 この基板を 2 0 0 のオープン中で 6 0分間焼成し、 液 晶配向膜付き基板を得た。 この液晶配向膜に膜厚変化によるムラは生じて おらず、 いずれの仮乾燥温度であっても、 均一な液晶配向膜を得ることが 出来た。
(実施例 2 )
1 0 0 m l のナスフラスコに合成例 1で得られたポリイミ ドパウダ一
3. OOg、 NM P 6.00g、及び B L 21.00gを加え、 7 0 で 2 4時間攪拌し、 溶解させた。 得られる溶解液を、 その後 N M P 3.00 g、 B L 4.00 g D P M5. OOg , D E D E 8.00 gで希釈し液晶配向剤を得た。
この液晶配向剤を、 実施例 1 と同様にして基板に印刷、 仮乾燥させた後 に観察した。 その結果、 いずれの仮乾燥温度でも塗膜の膜厚変化によるム ラは生じておらず、 均一な塗膜が形成されていた。 さらに、 実施例 1 と同 様に焼成して得られた液晶配向膜に、 膜厚変化によるムラは生じておらず、 いずれの仮乾燥温度であっても、 均一な液晶配向膜を得ることが出来た。 (実施例 3 )
1 0 0 m I のナスフラスコに合成例 1で得られたポリイミ ドパウダ一 3.25g、 NMP 6.50g、及び B L 22.75 gを加え、 7 0 °Cで 2 4時間攪拌し、 溶解させた。 得られる溶解液を、 その後 N M P 2.25 g、 B L 6.25g、 D P M3.00 g , D E D E 6.00 gで希釈し液晶配向剤を得た。
この液晶配向剤を、 実施例 1 と同様にして基板に印刷、 仮乾燥させた後 に観察した。 その結果、 いずれの仮乾燥温度でも塗膜の膜厚変化によるム ラは生じておらず、 均一な塗膜が形成されていた。 さらに、 実施例 1 と同 様に焼成して得られた液晶配向膜に、 膜厚変化によるムラは生じておらず、 いずれの仮乾燥温度であっても、 均一な液晶配向膜を得ることが出来た。
(実施例 4 )
1 0 O m l のナスフラスコに合成例 2で得られたポリアミック酸パウダ 一 3.25 g、 N M P 8.75g、及び B L 25.00 gを加え、室温で 2 4時間揽拌し、 溶解させた。 得られる溶解液を その後 D PM6.50g、 0 £ 0 £6.50 で 希釈し、 液晶配向剤を得た。
この液晶配向剤を、 実施例 1 と同様にして基板に印刷、 仮乾燥させた後 に観察した。 その結果、 いずれの仮乾燥温度でも塗膜の膜厚変化によるム ラは生じておらず、 均一な塗膜が形成されていた。 さらに、 実施例 1 と同 様に焼成して得られた液晶配向膜に、 膜厚変化によるムラは生じておらず、 いずれの仮乾燥温度であつても、 均一な液晶配向膜を得ることが出来た。
(実施例 5 )
1 0 O m l のナスフラスコに合成例 1で得られたポリイミ ドパウダー 2.75 g , NM P 24.75 gを加え、 7 0 T で 2 4時間攪拌し、 溶解させた。 得 られる溶解液を、 その後 N M P 9.50 g、 D P M6.50g、 D E D E 6.50gで 希釈し液晶配向剤を得た。 この液晶配向剤を、 実施例 1 と同様にして基板に印刷、 仮乾燥させた後 に観察した。 その結果、 いずれの仮乾燥温度でも塗膜の膜厚変化によるム ラは生じておらず、 均一な塗膜が形成されていた。 さらに、 実施例 1 と同 様に焼成して得られた液晶配向膜に、 膜厚変化によるムラは生じておらず、 いずれの仮乾燥温度であっても、 均一な液晶配向膜を得ることが出来た。
(比較例 1 )
1 0 0 m 1 のナスフラスコに合成例 1で得られたポリイミ ドパウダー 2. 75 g、 N M P 5. 50 g、及び B L 19. 25 gを加え、 7 0でで 2 4時間攪拌し、 溶解させた。 得られる溶解液を、 その後 N M P 3. 75 g、 B L 5. 75 g、 D P M 1 3. 00 gで希釈し液晶配向剤を得た。
この液晶配向剤を、 実施例 1 と同様にして基板に印刷、 仮乾燥させた後 に観察した。 その結果、 5 0 ^、 6 5 X:で乾燥した場合は膜厚変化による ムラが観測され、 均一な塗膜を得ることが出来なかった。 さらに、 実施例 1 と同様に焼成して得られた液晶配向膜においても、 膜厚変化によるムラ は解消されておらず、 仮乾燥温度が低い場合には、 均一な液晶配向膜を得 ることが出来なかった。
(比較例 2 )
1 0 0 m 1 のナスフラスコに合成例 1で得られたポリイミ ドパウダー 2. 75 g 、 N M P 5· 50 g、及び B L 19. 25 gを加え、 7 0でで 2 4時間撩拌し、 溶解させた。 得られる溶解液を、 その後 N M P 3. 75 g、 B L 5. 75 g . D E D E 1 3. 00 gで希釈し液晶配向剤を得た。
この液晶配向剤を、 実施例 1 と同様にして基板に印刷、 仮乾燥させた後 に観察した。 その結果、 5 0 °C、 6 5でで乾燥した場合は膜厚変化による ムラが観測され、 均一な塗膜を得ることが出来なかった。 さらに、 実施例 1 と同様に焼成して得られた液晶配向膜においても、 膜厚変化によるムラ は解消されておらず、 仮乾燥温度が低い場合には、 均一な液晶配向膜を得 ることが出来なかった。 表 1
Figure imgf000016_0001
産業上の利用可能性
本発明の液晶配向剤によれば、 仮乾燥の温度が低温であっても均一な塗 膜を形成することが可能となり、 エネルギーコス トの低減、 プロセスマー ジンの向上、 歩留まりの向上が可能となる。 さらに形成した液晶配向膜は 均一性が高く、 特に大型液晶表示素子を作製した場合にムラのない良好な 画像を表示することが可能である。

Claims

請求の範囲 . ポリアミ ック酸および可溶性ポリイミ ドからなる群から選ばれる少な く とも一種類のポリマ一と、 ジエチレングリコ一ルジェチルエーテルと、 ジプロピレングリコールモノメチルエーテルとを含有することを特徴と する液晶配向剤。
. 液晶配向剤における前記ポリマ一の濃度が、 2〜 1 5重量%である請 求項 1 に記載の液晶配向剤。
. 液晶配向剤におけるジエチレンダリコールジェチルェ一テルの濃度が、 1 〜 7 0重量%である請求項 1又は 2 に記載の液晶配向剤。
. 液晶配向剤におけるジプロピレンダルコールモノメチルエーテルの濃 度が、 0 . 1 ~ 7 0重量%である請求項 1 〜 3のいずれかに記載の液晶 配向剤。
. さらに、 ピロリ ドン類およぴラク トン類からなる群から選ばれる少な く とも 1種類の溶媒を含有する請求項 1 〜 4のいずれかに記載の液晶配 向剤。
. 液晶配向剤における、 ピロリ ドン類およびラク トン類からなる群から 選ばれる少なく とも 1種類の溶媒の含有量が 3 0 〜 9 0重量%である請 求項 5に記載の液晶配向剤。
. 請求項 1 〜 6のいずれかに記載の液晶配向剤をフレキソ印刷法によつ て印刷して得られる液晶配向膜。
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