JPWO2011111382A1 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

庫内の収納状況に拘わらず、収納物の高い保鮮性を実現するとともに、消費電力を抑制することができる冷蔵庫(10)であって、内方に貯蔵室(12)が形成される冷蔵庫本体(11)と、貯蔵室(12)を冷却する冷却装置(35)と、貯蔵室(12)の内部に収納された収納物(33)の量もしくは位置を推定する収納物推定部(22)と、収納物推定部(22)の推定結果に応じて、冷却装置(35)による貯蔵室(12)の冷却を制御する制御部(23)とを備える。

Description

本発明は、冷蔵庫に関し、特に、冷蔵庫内の温度を制御することが可能な冷蔵庫に関する。
近年の家庭用冷蔵庫は、冷気をファンで冷蔵庫内に循環させる間接冷却方式が一般的である。従来の冷蔵庫では、庫内温度の検知結果に応じて温調制御することにより、庫内の温度を適温に保っている。
例えば、庫内温度を均一に保つ冷蔵庫として、可動式の冷気吐出装置を設けた冷蔵庫がある(特許文献1参照)。
図14は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫の冷蔵室の正面図を示すものである。
同図に示すように、従来の冷蔵庫においては、冷蔵室101内に設けられた可動式の冷気吐出装置102が左右に冷気を供給し、庫内温度の均一化を図っている。
特開平8−247608号公報
しかしながら、庫内温度の均一化を行っても、収納物が最適な温度で保存されているとは限らない。これは、冷蔵庫がサーミスタによって庫内の雰囲気温度を検知制御しており、収納物の温度を直接検知する手段が無いためである。よって、庫内の雰囲気温度と収納物の実際の温度には差異が発生する。
例えば、収納物投入直後、長時間の扉開閉後、または霜取り運転の直後など、冷蔵庫内の温度が上昇した状態から、庫内が冷却され設定温度に達するまでの過渡期間においては、庫内に配置された温度検知手段の検知温度と収納物の温度との間に収納物の量に依存した温度差が生じる。このため、収納量によって、最適な保存温度に至るまでの時間が変化する。具体的には、収納量が少ないときには冷却時間は短くなり、収納量が多いときには冷却時間は長くなることが一般的である。特に、収納量が少ないときには、過剰に冷却運転が行われていることがあり、収納物の「冷えすぎ」が生じる。
また、十分な時間が経過し、収納物の温度が低温で安定した後には、収納物は自身の熱容量により温度を保つため、収納量が多いほど冷え易くなる傾向がある。このため、従来の冷却制御では収納物は「冷えすぎ」の状態となり、収納物を最適な温度で冷却することができない。更に、この間、冷蔵庫は余分な消費電力を使用して冷却運転を行っている。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、庫内の収納状況に拘わらず目的の温度で収納物を保存することで、収納物の高い保鮮性を実現するとともに、収納物の「冷えすぎ」を防止し消費電力を抑制することができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の一態様にかかる冷蔵庫は、内方に貯蔵室が形成される冷蔵庫本体と、前記貯蔵室を冷却する冷却装置と、前記貯蔵室の内部に収納された収納物の量もしくは位置を推定する収納物推定部と、前記収納物推定部の推定結果に応じて、前記冷却装置による前記貯蔵室の冷却を制御する制御部とを備える。
本発明の冷蔵庫は、収納状況を予め検知し、その情報に基づいて冷蔵庫の運転状態を制御することにより、庫内の収納状況に拘わらず目的の温度で収納物を保存することで、収納物の高い保鮮性を実現すると共に、収納物の「冷えすぎ」を防止し消費電力を抑制することができる。
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図である。 図2は、本発明の実施の形態1における図1のB−B線で切断した場合の断面図である。 図3は、本発明の実施の形態1における発光部および光量検知部が行う動作を説明する図である。 図4は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の制御ブロック図である。 図5Aは、本発明の実施の形態1における制御部が行う過渡期の制御動作を説明する図である。 図5Bは、本発明の実施の形態1における制御部が行う過渡期の制御動作を説明する図である。 図5Cは、本発明の実施の形態1における制御部が行う過渡期の制御動作を説明する図である。 図6は、本発明の実施の形態1における制御部が行う過渡期の制御動作を説明するフローチャートである。 図7Aは、本発明の実施の形態1における制御部が行う安定期の制御動作を説明する図である。 図7Bは、本発明の実施の形態1における制御部が行う安定期の制御動作を説明する図である。 図7Cは、本発明の実施の形態1における制御部が行う安定期の制御動作を説明する図である。 図8は、本発明の実施の形態1における制御部が行う安定期の制御動作を説明するフローチャートである。 図9は、本発明の実施の形態2における冷蔵庫の制御ブロック図である。 図10は、本発明の実施の形態3における冷蔵庫の構成を示す図である。 図11は、本発明の実施の形態3における冷蔵庫の構成を示す図である。 図12は、本発明の実施の形態4における冷蔵庫の正面図である。 図13は、本発明の実施の形態4における冷蔵庫の制御ブロック図である。 図14は、従来の冷蔵庫の冷蔵室の正面図である。
第1の発明にかかる冷蔵庫は、内方に貯蔵室が形成される冷蔵庫本体と、前記貯蔵室を冷却する冷却装置と、前記貯蔵室の内部に収納された収納物の量もしくは位置を推定する収納物推定部と、前記収納物推定部の推定結果に応じて、前記冷却装置による前記貯蔵室の冷却を制御する制御部とを備える。
これによって、収納物の量もしくは位置によって変化するサーミスタの庫内検知温度と収納物との温度差を補正するので、収納物の温度は常に最適な状態に保たれる。このため、庫内の収納状況に拘わらず目的の温度で収納物を保存することで、収納物の高い保鮮性を実現することができるとともに、収納物の「冷えすぎ」を防止することで、消費電力を抑制することができる。
第2の発明にかかる冷蔵庫は、好ましくは、さらに、前記貯蔵室に収納された収納物に光を照射する光源を備える発光部と、前記貯蔵室の内部に配置され、前記貯蔵室に収納された収納物および構造物を介して、前記発光部により照射された光の光量を検知する光量検知部とを備え、前記収納物推定部は、前記光量検知部による光量の検知結果に応じて前記収納物の量もしくは位置を推定する。
これによって、LED等の光源から照射された光を光量検知部が受光することにより、簡易な構成で、収納物の量もしくは位置の推定を実現することができる。
第3の発明にかかる冷蔵庫は、好ましくは、前記制御部は、前記収納物推定部の収納物の量もしくは位置の推定結果に応じて運転パターンを選択し、前記運転パターンに対応して予め設定された庫内温度となるよう冷却装置を制御する。
これによって、収納物の量もしくは位置に応じて適応的に制御することにより、収納物の量もしくは位置に拘わらず略同一の保存条件(庫内温度)で収納物を保存できるので、高い保鮮性を実現し、また、冷えすぎを防止することで節電性の高い冷蔵庫を提供することができる。
第4の発明にかかる冷蔵庫は、好ましくは、さらに、前記貯蔵室の前面に備えられた冷蔵庫ドアの開および閉状態を検知するドア開閉検知部を備え、前記ドア開閉検知部が前記冷蔵庫ドアの閉状態を検知している期間内において、前記発光部、前記光量検知部、前記収納物推定部および前記制御部は、一連の動作を開始する。
これによって背景光すなわち外乱光が無い状態での光量検知を行うことで、より高い検知精度に基づいて冷蔵庫を制御することができる。これにより、収納物の量もしくは位置に拘わらず、略同一の保存条件で、収納物を保存でき、高い保鮮性と節電性の高い冷蔵庫を提供することができる。
第5の発明にかかる冷蔵庫は、好ましくは、前記発光部は、前記貯蔵室内に設けられた照明である。
これによって、特別な発光部を設けることがなく、簡単な構成で発光部を構成することが可能となる。
第6の発明にかかる冷蔵庫は、好ましくは、前記発光部は、複数の光源を備え、前記複数の光源を順次点灯させ、前記光量検知部は、前記発光部により照射された光の光量を検知し、前記収納物推定部は、前記光量検知部による光量の検知結果に応じて前記収納物の量もしくは位置を推定する。
これによって、複数の光源を順次点灯させることにより、詳細な収納物推定を行うことができる。このため、広大な貯蔵室内部においても、細部の収納物を検知することができるので、収納物の量もしくは位置の推定の精度が向上する。
第7の発明にかかる冷蔵庫は、好ましくは、さらに、前記貯蔵室の収納空間における空き空間を非接触で検知する空間検知部を備え、前記空間検知部は、少なくとも冷気吐出口の周辺の空間容積を検知し、前記収納物推定部は、前記空間検知部による検知結果に応じて前記収納物の量もしくは位置を推定する。
これによって、空き空間の位置がわかりやすくなり、外部からの食品収納が円滑にできるので、省エネルギーとなる。さらに、食品の詰めすぎや冷気吐出口付近の食品収納による増電に対して、最適な食品配置を促すことができ、省エネルギー運転を実現する冷蔵庫を提供することができる。
すなわち、食品の高さ方向を含めた収納空間に占める食品体積の割合を非接触で検知することが可能となる。これにより、比較的に精度よく空き空間の状況を検知できるので、冷蔵室の収納空間の中でどこが空いているかが認知しやすくなり、迅速に食品を収納することができ、扉の開放時間の時短により扉開放に伴う庫内温度の上昇を抑制することで省エネルギーを実現できる。
さらに、冷気吐出口付近に食品が置かれている場合、収納空間に余裕があっても冷気の吐出量が少なくなり、食品の冷却がやや遅れるので、貯蔵室内の冷却効率が悪くなり、エネルギー消費が増える。またそれに加え、冷気吐出口付近の食品に多量の冷気が流れることで食品の乾燥や冷えすぎによる劣化の懸念がある。しかし、本発明では、例えば他の収納空間を優先的に知らせて食品収納を促すことができるので、食品の品質劣化を最小限に抑制することができる。同時に、食品の詰めすぎや冷気吐出口付近の食品が収納されている場合の増電に対して、省エネルギー運転を促すことができる。
第8の発明にかかる冷蔵庫は、好ましくは、前記空間検知部と前記発光部とは、間に収納物を収納する収納空間を挟んで配置される。
これによって、発光部からの光が食品を介して空間検知部に入射するため、光の通過量の変化が収納食品の体積の変化に依存しやすくなり、より空き空間の検知精度が向上する。
第9の発明にかかる冷蔵庫は、好ましくは、前記発光部は、前記貯蔵室の前側に設置され、前記空間検知部は、前記貯蔵室の背面側に設置される。
これによって、貯蔵室の扉が確実に閉まっていない状態、つまり、外光が貯蔵室内に入光した場合にでも、空き空間の検知が可能であり、より空き空間の検知精度が向上する。
第10の発明にかかる冷蔵庫は、好ましくは、さらに、前記空間検知部で検知した収納空間における空き空間の情報を、前記貯蔵室の前面に備えられた扉の外面に表示させる認知部を備える。
これによって、空き空間がわかりやすくなり、外部からの食品収納が円滑にできるとともに、扉を開放する前に外部から収納する食品の収納箇所の目処をつけることができ、扉開放の時間がより短縮できる。
第11の発明にかかる冷蔵庫は、好ましくは、前記認知部は、前記空き空間の情報として、ユーザに増電運転であることを知らせる警告画面を表示させる。
これによって、食品の詰めすぎや冷気吐出口付近の食品収納による増電などの増電運転であることをユーザに知らせることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。尚、この実施の形態によって、この発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について、図1から図8に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図であり、図2は、同実施の形態における図1のB−B線で切断した場合の断面図である。
これらの図において、冷蔵庫10は、断熱箱体である冷蔵庫本体11を備えており、冷蔵庫本体11は、主に鋼板を用いた外箱と、ABSなどの樹脂で成形された内箱と、外箱と内箱の空間に断熱材が設けられた構造で、周囲と断熱となっている。
冷蔵庫本体11は、複数の貯蔵室に断熱区画されており、最上部に冷蔵室12、その冷蔵室12の下方に製氷室13および切替室14が横並びに設けられ、その製氷室13と切替室14の下方に冷凍室15、そして最下部に野菜室16が配置されている。そして、当該各貯蔵室の前面には、外気と区画するため、それぞれドアが冷蔵庫本体11の前面開口部に配置されている。また、冷蔵室12の冷蔵室ドア12aの中央部付近には、各室の庫内温度設定や製氷および急速冷却などの設定を行う操作部17が配置されている。
冷蔵室12内には、複数の収納棚18が設けられ、当該複数の収納棚18のうち一部の収納棚18は、上下に稼動できるように構成されている。
また、冷蔵室12内には、照明19、発光部20および光量検知部21が設けられている。
照明19は、冷蔵庫10内のドア開放側前面から見て、庫内の奥行寸法の1/2より手前で、且つ、収納棚18の先端より前方に位置する左側壁面と右側壁面に、それぞれ縦方向に配置されている。
発光部20は、冷蔵庫の左右両壁面の照明19と類する位置に隣接配置され、冷蔵室12に収納された収納物に光を照射する光源を備えている。
光量検知部21は、冷蔵室12内の後方位置に配置されており、冷蔵室12に収納された収納物および構造物を介して、発光部20により照射された光の光量を検知する。
なお、光量検知部21の配置は、冷蔵室12に収納された収納物および庫内部の構造物を介して、発光部20により照射される位置に配置されている限り、庫内の何れの位置に配置されても構わない。
また、冷蔵室12の最上部の後方領域に形成された機械室内に、圧縮機30や、水分除去を行うドライヤ等の冷凍サイクルの高圧側構成部品が収納されている。
冷凍室15の背面には、冷気を生成する冷却室が設けられ、冷却室内には、冷却器、および、冷却器で冷却した冷気を冷蔵室12、切替室14、製氷室13、野菜室16および冷凍室15に送風する冷却ファンが配置される。また、冷却器やその周辺に付着する霜や氷を除霜するために、ラジアントヒータ、ドレンパンおよびドレンチューブ蒸発皿等が配置されている。
冷蔵室12は、冷蔵保存のために凍らない温度を下限に通常1℃〜5℃とし、最下部の野菜室16は冷蔵室12と同等もしくは若干高い温度設定の2℃〜7℃としている。また、冷凍室15は、冷凍温度帯に設定されており、冷凍保存のために通常−22℃〜−15℃で設定されているが、冷凍保存状態の向上のために、例えば−30℃や−25℃の低温で設定されることもある。
製氷室13は、冷蔵室12内の貯水タンク(図示せず)から送られた水で室内上部に設けられた自動製氷機(図示せず)で氷をつくり、室内下部に配置した貯氷容器(図示せず)に貯蔵する。
切替室14は、1℃〜5℃で設定される冷蔵温度帯、2℃〜7℃で設定される野菜温度帯および通常−22℃〜−15℃で設定される冷凍温度帯以外に、冷蔵温度帯から冷凍温度帯の間で予め設定された温度帯に切り換えることができる。切替室14は、製氷室13に並設された独立ドアを備えた貯蔵室であり、引き出し式のドアを備えることが多い。
なお、本実施の形態では、切替室14を、冷蔵と冷凍の温度帯までを含めた貯蔵室としているが、冷蔵は冷蔵室12と野菜室16、冷凍は冷凍室15に委ねて、冷蔵と冷凍の中間の上記温度帯のみの切り換えに特化した貯蔵室としても構わない。また、特定の温度帯、例えば近年冷凍食品の需要が多くなってきたことに伴い、冷凍に固定された貯蔵室でも構わない。
また、上述した本実施の形態における発明の要部に関する事項は、従来一般的であった断熱箱体の最下部の貯蔵室後方領域に機械室を設けて、圧縮機30を配置するタイプの冷蔵庫10に適用しても構わない。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下、その動作・作用を説明する。
以下、図3を用いて、発光部20および光量検知部21の動作を詳細に説明する。図3は、本発明の実施の形態1における発光部20および光量検知部21が行う動作を説明する図である。
同図に示すように、冷蔵庫の左右両壁面に配置された発光部20から出力された光は、冷蔵室12内および冷蔵室12内部に収納された収納物33を照射する。また、この発光部20から出力された光の一部は、冷蔵室12内に配置された光量検知部21に入射する。
同図では、冷蔵室12内に収納物33が収納されている場合に、収納物33の介在により、左右両壁面側の発光部20からの照射光34aが共に遮蔽される領域A、何れか一方の照射光34aが遮蔽される領域Bおよび左右の何れの光も遮蔽されない領域Cが発生する様子を示している。
この場合、光量検知部21は、何れか一方の発光部20からの照射光34aが遮蔽される領域Bにある為、該当する光量を検知し出力する。また、収納物33の量が多い場合には、共に遮蔽される領域Aが増加するため、光量検知部21の検知光量は減少する。また、収納量が少ない場合には、何れの照射光34aも遮蔽されない領域Cが増加するため、光量検知部21の検知光量は増加する。
以上より、収納物33の介在および、収納物33の量もしくは位置の違いに起因した光量変化を光量検知部21で検出する。そして、この光量検知結果を、予め設定した所定の閾値により判別することにより、庫内の収納物33の量(多いか少ないか)もしくは位置を分類することができる。詳細については、後述する。
なお、発光部20は、冷蔵庫10内に通常設けられている照明19と兼用することで、新たな光源を設けることなく、より簡易な構成で収納状態の推定が可能となる。つまり、冷蔵室12内に設けられた照明19を発光部20として用いることで、収納物33の量もしくは位置を推定することにしてもよい。
次に、図4に示す制御ブロック図を用いて、制御動作を説明する。図4は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫10の制御ブロック図である。
同図に示すように、本発明の実施の形態1における冷蔵庫10は、上述した発光部20および光量検知部21に加え、収納物推定部22と制御部23とを備えている。
収納物推定部22は、冷蔵室12の内部に収納された収納物の量もしくは位置を推定し、推定結果を制御部23に出力する。具体的には、収納物推定部22は、光量検知部21による光量の検知結果に応じて収納物の量もしくは位置を推定する。
制御部23は、収納物推定部22の推定結果に応じて、冷蔵庫10に備えられ冷蔵室12を冷却する冷却装置35による冷蔵室12の冷却を制御する。具体的には、制御部23は、収納物推定部22の収納物の量もしくは位置の推定結果に応じて運転パターンを選択し、運転パターンに対応して予め設定された庫内温度となるよう冷却装置35を制御する。ここで、冷却装置35は、圧縮機30、冷却ファン31および温度補償ヒータ32を備え、制御部23は、当該機器の動作を自動的に可変する。
例えば、過渡期において、所定のタイミングで、発光部20が発光を行い、光量検知部21による検知結果が既定値よりも大きい場合、収納物推定部22は、収納物の量が少ないと推定し、制御部23は、圧縮機30の回転数抑制や過冷防止運転などの節電運転に自動的に入る。
また、光量検知部21による検知結果が既定値以下の場合、収納物推定部22は、収納量が多いと推定し、制御部23は、既定の時間内に設定温度に至るように、圧縮機30の回転数を増大し、節電運転よりも回転数の高い通常運転に自動的に入る。
或いは、制御部23は、圧縮機の回転数ではなく、節電運転の場合は、冷気を各収納室へ送り込む風路を、開閉機構によって遮断し、通常運転の場合は、冷気を各収納室へ送り込む風路を、開閉機構によって開通冷気の風量をコントロールすることで温調を行う。
なお、以下では、収納物推定部22が収納物の量を推定し、制御部23が、収納物推定部22が推定した収納物の量に応じて冷却装置35を制御する例を示すが、収納物推定部22が収納物の位置を推定し、制御部23が、収納物推定部22が推定した収納物の位置に応じて冷却装置35を制御する場合も同様である。
以下、図5A〜図5Cを用いて、過渡期における冷蔵庫の制御部23が行う動作を説明する。図5A〜図5Cは、本発明の実施の形態1における制御部23が行う過渡期の制御動作を説明する図である。
なお、過渡期とは、収納物投入直後、長時間の扉開閉後、または霜取り運転の直後など、冷蔵庫10内の温度が上昇した状態から、庫内が冷却され設定温度に達するまでの期間である。過渡期の庫内の温度変動幅は、設定温度より±3℃より大きく変動している状態となっていることが一般的である。
具体的には、図5Aは、標準的な収納量(以下、標準)の場合の従来と同様の温度制御を行う制御部23の動作を示している。また、図5Bは、標準より収納量が多い場合の制御部23の動作を示しており、図5Cは、標準より収納量が少ない場合の制御部23の動作を示している。なお、説明の簡単の為、各収納物の種類は各々、同様としている。
また、図5Bおよび図5Cにおいて、実線は本実施の形態における庫内収納物の検知温度、破線は従来の制御を行った場合の収納物の検知温度の時間依存性を示している。また、K0は、予め設定した収納物33の保存温度である。制御部23は、標準より収納量が多い場合、及び少ない場合においては、収納物推定部22における収納量の推定結果に基づいて、冷却装置35の運転状態を切り換える。
また、図5Aは、標準的な収納量で、庫内の収納率は50%±10%程度のときの収納物温度変化を示している。本実施の形態では、この温度変化を基準として制御する。ただし、収納量の「標準・多い・少ない」の判定基準は、冷蔵庫のサイズ、構成または制御方式によって異なるため、ここに示した限りではない。
同種の収納物33を、標準より多く収納した場合には、光量検知部21の検知光量は減少し、この検知光量の減少により、収納物推定部22は、庫内の収納量が多いと推定する。
この場合、図5Bに示すように、従来の冷却運転(破線)では、収納物が設定温度に至るまでに時間が掛かるので、制御部23は、既定の時間内に設定温度に至るように、圧縮機30の回転数を増大、または冷気の循環量を増加し、急冷運転に自動的に切り替える。これにより、収納物33の量に依存せず、図5Aの場合と同様の期間で保存温度に至ることが可能となり、収納物33の量に依存せずに、収納物33の鮮度を保つことができる。
また、標準より収納量が少ない場合には、光量検知部21の検知光量は増加し、この検知光量の増加により、収納物推定部22は庫内の収納量が少ないと推定する。
この場合、図5Cに示すように、従来の冷却運転(破線)では、収納物が設定温度に至るまでの時間が早く、必要以上に電力を消費して冷却運転を行っていることがある。よって、制御部23は、既定の時間内に設定温度に至るように、圧縮機30の回転数抑制、または冷気の循環量を低減し、節電運転に自動的に切り換える。この動作により、庫内の温度挙動を緩慢にすることにより省エネ効果が得られるとともに、冷却ファン31の回転速度を抑制するなど静音化を図ることができる。
これらの動作の詳細について、図6の制御フロー図で説明する。図6は、本発明の実施の形態1における制御部23が行う過渡期の制御動作を説明するフローチャートである。
同図に示すように、まず、制御部23は、庫内温度から過渡期であるか否かを判断する(ステップ102)。そして、制御部23は、過渡期であると判断した場合(ステップ102でY)は、以下の制御を行う。
まず、制御部23は、収納物検知動作を行うため発光部20を点灯させ(ステップ103)、光量検知部21が、収納物によって減衰した光量を検知する(ステップ104)。
そして、収納物推定部22は、この光量検知部21が検知した光量と予め定めた閾値とを比較して、収納量のレベルを判定する(ステップ105)。
そして、収納物推定部22は、収納量が多いか否かを判定(ステップ106)し、収納量が多いと判定した場合は(ステップ106でY)、制御部23は、冷却装置35を制御して、収納物が設定温度に達するまで急速運転を行う(ステップ107)。
また、収納物推定部22は、収納量が多くないと判定した場合は(ステップ106でN)、収納量が少ないか否かを判定する(ステップ108)。そして、収納物推定部22が、収納量が少ないと判定した場合は(ステップ108でY)、制御部23は、冷却装置35を制御して、収納量が設定温度に達するまで節電運転を行う(ステップ109)。
また、収納物推定部22が、収納量が少なくないと判定した場合は(ステップ108でN)、制御部23は、収納量が標準的であると判定し(ステップ110)、冷却装置35を制御して、通常の冷却運転を行う(ステップ111)。
次に、図7A〜図7Cを用いて、収納物投入から十分に時間が経過し、収納物の温度が安定したときの冷蔵庫の制御部23の動作を説明する。図7A〜図7Cは、本発明の実施の形態1における制御部23が行う安定期の制御動作を説明する図である。
安定時とは、過渡期を経て、収納物の温度が設定温度に達した後、冷却運転のON/OFF動作等によって収納物の温度を一定に保つ期間のことである。安定期の庫内温度は±3℃程度の範囲内で変動していることが一般的である。
具体的には、図7Aは、標準的な収納量(以下、標準)の場合の従来と同様の温度制御を行う制御部23の動作を示している。また、図7Bは、標準より収納量が多い場合の制御部23の動作を示しており、図7Cは、標準より収納量が少ない場合の制御部23の動作を示している。ここで、安定時においては、冷却期間と休止期間とを周期Tで繰り返しながら冷却が行われている。
同種の収納物を、標準より多く収納した場合には、光量検知部21の検知光量は減少し、この検知光量の減少により、収納物推定部22は、庫内の収納量が多いと推定する。
この場合、庫内の熱容量は収納物の熱容量が合算されることによって大きくなっているため、保冷能力が増大し、温度上昇が緩やかになる。よって、図7Bに示すように、冷却期間と休止期間が長く、標準収納量時に比べて周期Tが長くなる。
このように、冷却された状態の収納物は自身の熱容量により庫内温度を低温に保つ働きをするため、設定温度K0よりも収納物の平均温度K1は低温となり、いわゆる「冷えすぎ」となる。
よって、この場合、制御部23は、設定温度がK0よりも1〜2℃高いK2になるように、冷却装置35を制御する。これによって、収納物の冷えすぎを押さえ、収納物自身の温度は設定温度K0とほぼ同等に保たれた上で冷却運転を抑制するので、品質を保持したまま消費電力を低減することができる。
また、K2の設定温度は、K0よりも「K0−K1」分の温度を上昇させることが望ましいが、上記のように予め設定した温度幅として1〜2℃高い温度を設定すると、急激な温度上昇による収納物の品質の低下等を防ぐことが可能となる。
また、標準より収納量が少ない場合には、光量検知部21の検知光量は増加し、この検知光量の増加により、収納物推定部22は、庫内の収納量が少ないと推定する。
この場合、収納物が少ないことで、庫内の熱容量が収納物の熱容量を合算されても小さくなっているため、保冷能力は少なくなり、温度上昇が早く生じる傾向がある。加えて、熱容量は小さいので、収納物自身の温度が冷却に伴い速やかに低下する。
よって、図7Cに示すように、冷却期間と休止期間が短く、標準収納時に比べて周期Tが短くなるが、収納物自身の温度はほぼ設定温度と同等に保たれる傾向がある。
この場合に、標準時と同様の冷却制御を行った場合には、図7Cのように、冷却期間と休止期間の間隔が短くなり、風路制御を頻繁に行う必要が生じるのでロスが発生する。このため、制御部23は、さらなる省エネルギー化を実現するために、例えば冷却量を減少させ冷却を緩めることで、通常運転と同様の冷却期間と休止期間となるように制御する。
なお、制御部23が冷却量を減少させる手段としては、冷却ファン31の回転数を減少もしくは停止し、風量を減少させることや、もしくは圧縮機30の運転回転数または運転率を低下させるといったものがある。
これにより、通常運転と同様の冷却期間および休止期間とするとともに、節電運転による消費電力の減少を実現することができる。
これらの動作の詳細について、図8の制御フロー図で説明する。図8は、本発明の実施の形態1における制御部23が行う安定期の制御動作を説明するフローチャートである。
同図に示すように、まず、制御部23は、庫内温度から安定期であるか否かを判断する(ステップ202)。そして、制御部23は、安定期であると判断した場合(ステップ202でY)は、以下の制御を行う。
まず、制御部23は、収納物検知動作を行うため発光部20を点灯させ(ステップ203)、光量検知部21が、収納物によって減衰した光量を検知する(ステップ204)。
そして、収納物推定部22は、この光量検知部21が検知した光量と予め定めた閾値とを比較して、収納量のレベルを判定する(ステップ205)。
そして、収納物推定部22は、収納量が多いか否かを判定(ステップ206)し、収納量が多いと判定した場合は(ステップ206でY)、制御部23は、冷却装置35を制御して、K0よりも高い温度であるK2に設定温度を上昇させる(ステップ207)。
また、収納物推定部22は、収納量が多くないと判定した場合は(ステップ206でN)、収納量が標準的、または少ないと判定する(ステップ208)。そして、制御部23は、冷却装置35を制御して、通常の冷却運転もしくは冷却量を減少させる節電運転を行う(ステップ209)。
以上のように、本実施の形態にかかる冷蔵庫10においては、冷蔵庫本体11と、冷蔵庫10内を冷却する冷却装置35と、冷蔵庫10内の所定の位置に配置され、冷蔵庫10内および冷蔵庫10内部に収納された収納物33を照射する少なくとも一つ以上の光源を備える発光部20と、冷蔵庫10内に配置され、冷蔵庫10内の収納物33および構造物を介して、発光部20により照射された光量を検知する光量検知部21と、光量検知部21の検知結果に基づいて、収納物33の量もしくは位置を推定する収納物推定部22と、収納物推定部22の収納物33の量もしくは位置の推定結果に応じ、冷却装置35を制御し、庫内温度を所定の温度設定に制御する制御部23とを備えている。
これにより、光量検知部21の検知結果から収納物33の量もしくは位置を推定し、それに応じて冷蔵庫10を適応的に制御することにより、収納物33の量もしくは位置に拘わらず、略同一の保存条件で、収納物33を保存でき、高い保鮮性と節電性の高い冷蔵庫10を提供することができる。
つまり、庫内の収納状況に拘わらず目的の温度で収納物33を保存することで、収納物33の高い保鮮性を実現することができるとともに、収納物33の「冷えすぎ」を防止することで、消費電力を抑制することができる。また、LED等の光源から照射された光を光量検知部21が受光することにより、簡易な構成で、収納物33の量もしくは位置の推定を実現することができる。
また、過渡期には、収納量が少ない場合に庫内の温度挙動を緩慢にすることにより、省エネ効果とともに静音化を図ることができる。また、安定期には、収納量が多い場合に冷えすぎの傾向にあるため、冷蔵庫の冷却設定温度を上げ、節電運転を行うことで省エネ効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、収納物推定部22を冷蔵室12に設けているが、製氷室13、切替室14、冷凍室15、または野菜室16内に設けても良い。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2における冷蔵庫について、説明する。
図9は、本発明の実施の形態2における冷蔵庫10aの制御ブロック図である。
同図に示すように、実施の形態2における冷蔵庫10aは、図4に示した実施の形態1における冷蔵庫10の各構成要素に加え、冷蔵庫ドアの開および閉状態を検知するドア開閉検知部25を更に備えている。
ドア開閉検知部25は、貯蔵室の前面に備えられた冷蔵庫ドアの開および閉状態を検知する。つまり、ドア開閉検知部25は、冷蔵室ドア12aの開および閉状態を検知する。
そして、ドア開閉検知部25が冷蔵室ドア12aの閉状態を検知している期間内において、発光部20、光量検知部21、収納物推定部22および制御部23は、一連の動作を開始する。
この動作により、冷蔵室ドア12aの開閉状態検知を行い、ドアが閉状態にある時に、発光部20および光量検知部21を動作させることにより、背景光の影響を容易に回避することができる。
また、収納物の量もしくは位置の変化の際には、まず、使用者がドアを開き、食品を収納または取り出して、最後にドアを閉じるという一連の動作が必ず伴うため、ドア開閉後にのみ収納物の量もしくは位置を検知しておけば良い。即ち、ドア開閉検知部25を備えることで最低限の検知動作で済み、発光部20等で使用する消費電力を削減できる。
また、家庭用冷蔵庫では、ドア開閉検出と庫内照明を関連付け、ドア開閉に応じて、庫内の照明を点灯/消灯を行っており、このような制御におけるドアの開閉状態検知機能を共用することにより、新たに部品を追加することなく、簡単な構成で実現できる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3における冷蔵庫について、説明する。
図10および図11は、本実施の形態3における冷蔵庫10bの構成を示す図である。
本実施の形態3では、上記実施の形態1および2における冷蔵庫の構成において、同一の構成および技術思想が適用できる部分については、詳細な説明を省略する。また、実施の形態1および2で説明した構成は、本実施の形態3と組み合わせて実施することが可能である。
図10に示すように、冷蔵庫10bは、発光部として、複数の光源20a〜20dを有する照明19を備えている。これによって、特別な発光部を設けることがなく、簡単な構成で発光部を構成することが可能となる。
照明19は、冷蔵庫内のドア開放側前面から見て、庫内の奥行寸法の1/2より手前で且つ、収納棚18の先端より前方に位置する左側壁面と右側壁面とにそれぞれ縦方向に配置されている。また、照明19には、光源20a〜20dが縦方向に等間隔で配置され、冷蔵室12内の上部から下部までを満遍なく照射することができる。
さらに、光量検知部21a〜21dが冷蔵室12内の後方位置に配置されており、これらの光量検知部21a〜21dは、主に照射光34aが収納物33により遮蔽された照射光34bの光量減衰を検知する。
また、光量検知部21eは、冷蔵室12のドア側天面に配置されており、かつ、主に庫内奥行き寸法の1/2よりも手前側に設置されており、手前側すなわちドア側の収納物により遮蔽された照射光34cの光量減衰を検知する。
つまり、照明19は、複数の光源20a〜20dを順次点灯させ、光量検知部21は、照明19により照射された光の光量を検知し、収納物推定部22は、光量検知部21による光量の検知結果に応じて収納量の量もしくは位置を推定する。これによって、複数の光源を順次点灯させることにより、詳細な収納物推定を行うことができる。このため、広大な貯蔵室内部においても、細部の収納物を検知することができるので、収納物の量もしくは位置の推定の精度が向上する。
なお、光量検知部21a〜21eには、光量を検知する機器や、照度に加えてRGBの識別も可能な色度センサなどを用いてもよい。
また、図11に示すように、照明19に加えて、庫内に天面の発光部である光源20eを設けるとともに、下方に光量検知部21fを設けても、精度良く収納物の量もしくは位置を検知できる。
天面の光源20eは、冷蔵室12内のドア開放側から見て、庫内奥行き寸法の1/2よりも手前側に設置する。且つ、本実施の形態では、光源20eは、収納棚18の先端よりドア側で、且つ冷蔵室ドア12aに取り付けられたドア棚24a〜24cよりも奥側に配置している。このため、この配置では、天面の光源20eから光量検知部21fに向けて照射される光が、収納棚18やドア棚24a〜24cへの収納物によって遮蔽されることが無い。
また、下方の光量検知部21fも同様の理由で、収納棚18の先端よりドア側で、且つ冷蔵室ドア12aに取り付けられたドア棚24a〜24cよりも奥側に配置されており、更に最下段の収納棚18よりも低い位置に配置されている。
なお、光量検知部21fの設置面は、庫内の側面、または下面などいずれでも良い。また、天面の光源20eと下方の光量検知部21fとの位置関係を反対にしてもよい。また、複数の光量検知部を設けても良い。
このように、天面から庫内を照射し、下方で光量を検知することで、収納棚18およびドア棚24a〜24cへ光が行き渡るため、収納物の量もしくは位置の検知を正確に行うことができる。
また、冷蔵室のように高さ方向に長い貯蔵室では、天面の光源20eからの光が、下方の収納物まで届きにくいので、光源20dなど下方の発光部も使用し、庫内を満遍なく照射することが望ましい。
なお、光量検知部21a〜21fの配置は、収納物、および、庫内部の構造物を介して、光源20a〜20eにより照射される位置に配置されている限り、庫内の何れの位置に配置されても構わない。また、収納物の量もしくは位置の推定に高精度を要求しない場合は、複数設置する必要は無く、ひとつだけでも良い。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4における冷蔵庫について、説明する。
図12は、本発明の実施の形態4における冷蔵庫10cの正面図である。
同図に示すように、冷蔵庫10cは、内箱11aと外箱11bからなる冷蔵庫本体11を備え、断熱壁を介して設けた内箱11a内に、上方から冷蔵室12、製氷室13、冷凍室15、野菜室16が配設され、製氷室13の側方には室内を多温度に切り替えることができる切替室14を併設している。
最も収納物出し入れの使用頻度が高く収納容量も大きい冷蔵室12は、両側をヒンジで枢支した観音開き式の回転扉である冷蔵室ドア12aでその前面開口を閉塞し、製氷室13、切替室14、野菜室16および冷凍室15には、それぞれ引出し式の扉が設けられている。
冷蔵室12は、冷蔵温度に保持された室内を適当間隔で設けた複数の収納棚18a〜18cによって上下に区画され、その底部には、冷蔵室12に製氷用水を供給する給水タンクやチルド温度に保持する低温室12bが設けられている。
具体的には、収納棚18a〜18cの上部空間が食品などの収納物を保存する収納空間であり、本実施の形態では最上段に形成された収納空間に収納する収納物を載置する収納棚18a、上から2段目の収納空間に収納する収納物を載置する収納棚18b、収納棚18bの直下部の収納空間に収納する収納物を載置する収納棚18cが設けられている。そして、収納棚18c下方の最下段の収納区画には、給水タンクやチルド温度に保持する低温室12bが配置されている。
また、冷蔵室12には、貯蔵室内側面の左右両壁の前側に複数個のLEDが縦方向に等間隔に内蔵された照明19が設置され、冷蔵室12内の背面側には光量検知手段からなる空間検知部26が設置されている。ここで、空間検知部26は、実施の形態1〜3における光量検知部21と同様の機能を有する。
具体的には、最上段に形成された収納空間に収納する収納物を載置する収納棚18aの上方で、かつ天面側の内箱11aの下方の背面壁に、光量検知手段である空間検知部26aが備えられている。また、上から2段目の収納空間に収納する収納物を載置する収納棚18bの上方で、かつ収納棚18aの下方の背面壁に、光量検知手段である空間検知部26bが備えられている。
また、本実施の形態では、収納棚18bには収納物33が置かれている状態を示している。つまり、空間検知部26bと照明19とは、間に収納物33を収納する収納空間を挟んで配置されている。
また、空間検知部26の上方には、冷気吐出口4がそれぞれ設けられている。つまり、上側の空間検知部26aの上方近傍には、冷気吐出口4aが備えられており、下側の空間検知部26bの上方近傍には、冷気吐出口4bが備えられている。
次に、本実施の形態4における冷蔵庫10cの機能構成について、説明する。
図13は、本実施の形態4における冷蔵庫10cの制御ブロック図である。
同図に示すように、実施の形態4における冷蔵庫10cは、図4に示した実施の形態1における冷蔵庫10の光量検知部21の代わりに空間検知部26を備えるとともに、認知部27を備えている。
空間検知部26は、冷蔵室12の収納空間における空き空間を、非接触で検知する。具体的には、空間検知部26は、冷蔵室12に収納された収納物33および構造物を介して、照明19により照射された光の光量を検知することで、少なくとも冷気吐出口4の周辺の空間容積を検知する。
つまり、図12に示すように、空間検知部26は、空間検知部26aと空間検知部26bとを備えており、空間検知部26aは、少なくとも冷気吐出口4aの周辺の空間容積の大きさを検知し、空間検知部26bは、少なくとも冷気吐出口4bの周辺の空間容積の大きさを検知する。
収納物推定部22は、空間検知部26による検知結果に応じて、収納物33の量もしくは位置を推定する。
認知部27は、空間検知部26で検知した収納空間における空き空間の情報を、冷蔵室12の前面に備えられた扉の外面に表示させる。例えば、認知部27は、空き空間の情報として、ユーザに増電運転であることを知らせる警告画面を表示させる。
以上のように構成された冷蔵庫10cについて、以下に、その動作を説明する。
まず、扉108が閉まっている状態で、照明19が点灯する。収納棚18aの上方の上段では、照明19からの光は、空気を介して、最上段の収納空間の照度を検知する空間検知部26aに届く。
収納棚18aと収納棚18bとの間の中段では、照明19からの光は、一部が収納物33の間を通って、2段目の収納空間の照度を検知する空間検知部26bに届く。照明19からの光のその他の一部は、収納物33にあたって収納物33に吸収され、一部は反射して散乱するため、収納物33の照明19と反対側すなわち、影になる収納物33の背面側は光の量が少なく暗くなる。
このことは、収納物33の高さが高ければ高いほど、または、収納物33の収納量が多ければ多いほど、照明19の光を遮り、後方にある空間検知部26bに届く光の量は低下する。
そして、このようにして空間検知部26a、26bで光の量を検知して、収納棚18a下方の中段に対して収納棚18a上方の上段に収納可能なスペースがあることを、扉である冷蔵室ドア12aの外面にある図示しない表示部に表示する。すなわち、認知部27が、空間検知部26a、26bが備えられた貯蔵室である冷蔵室12の前面側に備えられた冷蔵室ドア12aの外面への表示を行うことで、ユーザに冷蔵室12内の収納物の状態を知らせる。
ユーザは、この認知部27が示した表示を確認して、冷蔵室ドア12aを開放し、迷うことなく、収納物が少ないと表示された最上段の収納空間である収納棚18aへ食品などの収納物を載置し、迅速に冷蔵室ドア12aを閉めることができる。
また、例えば図12に示すように収納物33が冷気吐出口4bの前方に収納されている場合や収納物33が詰めすぎとなっている場合、つまり、冷気吐出口4近傍の空間検知部26で検知された光量が所定値より低い場合は、認知部27は、冷蔵室ドア12aの外面にある表示部に、該当する空間検知部26で検知した収納空間が詰めすぎで増電運転になることを知らせる警告画面を表示する。
ここで、収納物33が詰めすぎである場合や冷気吐出口4の近傍に収納物33が収納されている場合は、冷気の通風抵抗となり単位時間当たりの冷気循環量が低下し、冷却するのに時間が長くなる。また、冷気循環量が低下すると蒸発器の風量が低下し、熱交換量が低下するので、蒸発温度の低下を招き、冷凍サイクルの高低圧差圧の拡大により圧縮機入力も増加する。このため、冷却時間を維持しようとすると冷気を循環させるファンの回転数を増加させたり、圧縮機の回転を増加させたりしなければならず、これもまた増電となる。
よって、これらの電力使用量が多くなる増電傾向を使用者に警告し、最適な収納物の配置を促すことで、冷蔵庫の実際の使用上において、省エネルギーを図ることができる。このため、より省エネルギーを実現した冷蔵庫を消費者に提供することができ、CO削減に寄与することができる。
以上のことから、冷蔵室ドア12aの開放時間が短縮されて冷蔵室ドア12aから流入してくる高温の外気が抑制でき、省エネルギーとなるとともに、冷蔵室12内の一時的な昇温も抑制されるので、収納物の昇温も抑制され品質劣化が低減できる。
さらに、ユーザに、増電運転になることを認知部27によって警告することで、省エネルギー運転を促す注意喚起ができる。
特に、家庭用冷蔵庫のように、多種多様な食品が収納される可能性がある場合に、従来に比して効果が高い。
以上、本発明に係る冷蔵庫について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
つまり、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明にかかる冷蔵庫は、家庭用または業務用冷蔵庫に収納物の検知機能を設けて、その結果を用いて、節電運転などに運転モードを切り換える制御に実施、応用できる。
10、10a、10b、10c 冷蔵庫
4、4a、4b 冷気吐出口
11 冷蔵庫本体
11a 内箱
11b 外箱
12、101 冷蔵室
12a 冷蔵室ドア
12b 低温室
13 製氷室
14 切替室
15 冷凍室
16 野菜室
17 操作部
18、18a、18b、18c 収納棚
19 照明
20 発光部
20a、20b、20c、20d、20e 光源
21、21a、21b、21c、21d、21e、21f 光量検知部
22 収納物推定部
23 制御部
24a、24b、24c ドア棚
25 ドア開閉検知部
26、26a、26b 空間検知部
27 認知部
30 圧縮機
31 冷却ファン
32 温度補償ヒータ
33 収納物
34a、34b、34c 照射光
35 冷却装置
102 冷気吐出装置

Claims (11)

  1. 内方に貯蔵室が形成される冷蔵庫本体と、
    前記貯蔵室を冷却する冷却装置と、
    前記貯蔵室の内部に収納された収納物の量もしくは位置を推定する収納物推定部と、
    前記収納物推定部の推定結果に応じて、前記冷却装置による前記貯蔵室の冷却を制御する制御部と
    を備える冷蔵庫。
  2. さらに、
    前記貯蔵室に収納された収納物に光を照射する光源を備える発光部と、
    前記貯蔵室の内部に配置され、前記貯蔵室に収納された収納物および構造物を介して、前記発光部により照射された光の光量を検知する光量検知部とを備え、
    前記収納物推定部は、前記光量検知部による光量の検知結果に応じて前記収納物の量もしくは位置を推定する
    請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記制御部は、前記収納物推定部の収納物の量もしくは位置の推定結果に応じて運転パターンを選択し、前記運転パターンに対応して予め設定された庫内温度となるよう冷却装置を制御する
    請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. さらに、
    前記貯蔵室の前面に備えられた冷蔵庫ドアの開および閉状態を検知するドア開閉検知部を備え、
    前記ドア開閉検知部が前記冷蔵庫ドアの閉状態を検知している期間内において、前記発光部、前記光量検知部、前記収納物推定部および前記制御部は、一連の動作を開始する
    請求項2または3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記発光部は、前記貯蔵室内に設けられた照明である
    請求項2〜4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記発光部は、複数の光源を備え、前記複数の光源を順次点灯させ、
    前記光量検知部は、前記発光部により照射された光の光量を検知し、
    前記収納物推定部は、前記光量検知部による光量の検知結果に応じて前記収納物の量もしくは位置を推定する
    請求項2〜5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  7. さらに、
    前記貯蔵室の収納空間における空き空間を非接触で検知する空間検知部を備え、
    前記空間検知部は、少なくとも冷気吐出口の周辺の空間容積を検知し、
    前記収納物推定部は、前記空間検知部による検知結果に応じて前記収納物の量もしくは位置を推定する
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記空間検知部と前記発光部とは、間に収納物を収納する収納空間を挟んで配置される
    請求項7に記載の冷蔵庫。
  9. 前記発光部は、前記貯蔵室の前側に設置され、
    前記空間検知部は、前記貯蔵室の背面側に設置される
    請求項7または8に記載の冷蔵庫。
  10. さらに、
    前記空間検知部で検知した収納空間における空き空間の情報を、前記貯蔵室の前面に備えられた扉の外面に表示させる認知部を備える
    請求項7〜9のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  11. 前記認知部は、前記空き空間の情報として、ユーザに増電運転であることを知らせる警告画面を表示させる
    請求項10に記載の冷蔵庫。
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