JP2003185327A - 食品保存庫、食品管理装置および食品管理方法 - Google Patents

食品保存庫、食品管理装置および食品管理方法

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JP2003185327A
JP2003185327A JP2001385081A JP2001385081A JP2003185327A JP 2003185327 A JP2003185327 A JP 2003185327A JP 2001385081 A JP2001385081 A JP 2001385081A JP 2001385081 A JP2001385081 A JP 2001385081A JP 2003185327 A JP2003185327 A JP 2003185327A
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recipe
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JP2001385081A
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Masahiko Saito
雅彦 齋藤
Yasuo Notohara
保夫 能登原
Junnosuke Nakatsugawa
潤之介 中津川
Yoshinori Musha
義則 武者
Sadao Hirose
貞夫 廣瀬
Takamasa Kawaguchi
貴正 川口
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明によれば、保存中の食品の分量を自動的
に検出する。 【解決手段】食品を保存するための食品保存庫121の
庫内には、食品Aを種類別に収容するための複数の室1
21A1121A2, 121Anと、各室にそれぞれ設け
られた無線タグ123と、各室の底面にそれぞれ設けら
れた重量センサ122とが取り付けられている。このよ
うな構成において、無線タグ123は、収容中の食品A
の無線タグaの格納データ(食品種類データ)を読み込
み、重量センサ122は、保存中の食品の量または当該
量に相関する情報を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保存中の食品を管
理する食品管理技術に係り、特に、保存中の食品の有効
利用を支援する食品管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫、食品庫等の食品保存庫のなかに
は、庫内の食品の種類を管理することができるものがあ
る。そのような食品保存庫の一例として、特開2000
−65465号公報には、食品管理機能付き冷蔵庫が記
載されている。この冷蔵庫には、庫内の食品に添付され
たメモリラベルから管理情報(ラベル識別コード、商品
名、商品分類、定価、冷蔵庫内/外、その他の情報、賞
味期限)を読み取るリーダライタ、リーダライタが読み
取った管理情報に基づき庫内の食品の賞味期限を管理す
るコントロールマイコン、コントロールマイコンの管理
により得られた情報をユーザに提示する表示装置、等が
搭載されている。ここで、表示装置によりユーザに提示
される情報には、賞味期限が近づいた食品が庫内にある
ことを知らせる警告、賞味期限が近づいた食品で作るこ
とができる料理のレシピの提示等が含まれる。
【0003】また、食品保存庫のなかには、庫内の食品
が通信端末によって管理されるものもある。例えば、特
開2000−222476号公報には、ユーザが選択し
た料理のレシピに示された食材のうち、冷蔵庫の庫内で
保存中の食品では不足する食材を、通信回線を介して発
注する端末が記載されている。ここで、冷蔵庫の庫内に
おける不足食材は、ユーザの入力データ(食品購入量、
食品使用量)から算出された食品保存量と、レシピに示
された食材重量との比較によって検出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
技術では、使用等によって変化する食品保存量を正確に
把握することは困難である。すなわち、食品購入時にお
ける管理情報だけを管理する特開2000−65465
号公報記載の技術では、食品購入時から変化する食品保
存量を把握することは困難であり、ユーザの入力データ
(食品購入量、食品使用量)から食品保存量を算出する特
開2000−222476号公報記載の技術では、食品
保存庫内の食品保存量を必ずしも正確に把握できるとは
限らない。このため、保存中の食品だけでは分量の不足
が生じたり、保存中の食品を無駄なく使い切れなかった
りすることもある。
【0005】そこで、本発明は、保存中の食品の分量を
自動的に検出することができる食品保存庫を提供するこ
とを目的の1つとする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、食品を種類別に収容するための
複数の室を食品保存庫内に設けて、各室ごとに、当該室
内で保存中の食品の種類を検出する食品種類検出手段
と、当該室内で保存中の食品の量または当該量に相関す
る情報を測定する分量測定手段とを設けることとした。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明に係る実施の一形態について説明する。
【0008】まず、図1により、本実施の形態に係る食
品管理システムの全体構成について説明する。
【0009】本実施の形態に係る食品管理システム10
0には、複数の食品を収容可能な冷蔵庫120、テレビ
ジョン130、冷蔵庫120で保存中の食品で作ること
ができる料理のレシピデータをテレビジョン130に表
示させる情報処理装置110、冷蔵庫120とテレビジ
ョン130とが接続された家庭内ネットワーク通信機
(不図示)、家庭内ネットワーク通信機を介してテレビジ
ョン130等と情報処理装置110とをつなぐ家庭内L
AN(local area network)、が含まれている。
【0010】ここで用いられる冷蔵庫120は、適当な
温度下で食品を保存するボックス、ドアの開閉を検出す
るドア開閉センサ(不図示)、冷蔵庫制御プログラムの実
行により冷蔵庫120を制御する組込みマイクロコンピ
ュータ(不図示)、を有している。そして、図2に示すよ
うに、この冷蔵庫120のボックス121の内部は、仕
切り壁によって、単品の食品Aの収容に適したサイズの
複数の室121A1,121A2,....,121Anに仕切ら
れている。これらの各室121A1,121A2,....,1
21Anに保存されるべき食品Aには、図3に示すよう
に、食品の種類を表わす食品種類データ(例えば、食品
名データ)等が格納された無線タグaがあらかじめ付さ
れており、各室121A1,121A2,....,121An
側壁面および上壁面のうちの少なくとも一方には、マイ
クロコンピュータの指示に応じて収容中の食品Aの無線
タグaの格納データを読み込む無線タグ123が付され
ている。さらに、各室121A1,121A2,....,12
1Anの底面には、それぞれ、マイクロコンピュータの
指示に応じて保存中の食品Aを秤量する重量センサ12
2が取り付けられている。このような構成により、この
冷蔵庫は、保存中の各食品の種類および量を自動的に検
出することができる。そして、マイクロコンピュータ
は、各室121A1,121A2,....,121Anの重量セ
ンサ122および無線タグ123の出力を、保存中の各
食品の食品情報として、室IDとともに情報処理装置1
10へ入力するようになっている。
【0011】なお、本実施の形態では、ボックス内部に
おける仕切り壁の位置を固定としているが、ボックス内
で仕切り壁を移動可能とすることによって、室の広さを
調整可能としてもよい。仕切り壁が、隣の仕切り壁に接
触する位置まで移動する可能性がある場合には、仕切り
壁の位置を検知するセンサを冷蔵庫に搭載しておき、仕
切り壁が、隣の仕切り壁に接触する位置まで移動された
ことが検知されたら、広げられた方の室の室IDに対応
付けて、その室の重量センサの出力および無線タグ12
3の出力が食品情報として情報処理装置110へ入力さ
れ、狭められた方の室の室IDに対応付けて、その室の
重量センサの出力および広げられた方の室の無線タグ1
23の出力が食品情報として情報処理装置110へ入力
されるようにすればよい。
【0012】また、本実施の形態では、各室の底面に重
量センサを配置しているが、例えば、卵のような、1つ
1つの重量がほぼ同じで、かつ、1つ1つの配置位置が
通常定まっている複数の食品が収容される室の底面に
は、1つ1つの食品が配置されるべき位置に接触センサ
を重量センサの代わりに配置し、食品の数量を検出可能
とすることが望ましい。
【0013】情報処理装置110には、プログラムの実
行に必要な通常のハードウエアが内蔵されている。具体
的には、各種プログラム(在庫管理プログラム、レシピ
検索プログラム、OS等)および各種データ(2種類のデ
ータ管理テーブル115A,115B等)が格納された記
憶装置(フラッシュメモリ等)115、メモリ112、記
憶装置115からメモリ112にロードしたプログラム
112A,112Bを実行するプロセッサ111、電話
回線とのデータ伝送を制御するモデム117、LANと
のデータ伝送を制御する家庭内LANアダプタ118、
記憶装置115等との間のデータ伝送を制御する入出力
制御装置114、可搬型記憶媒体のデータ読み書きを行
うドライブ(不図示)、これら各部間を相互につなぐバス
113、等を有している。また、この情報処理装置11
0には、ユーザからデータ入力を受け付ける入力装置
(不図示)が接続されている。
【0014】そして、記憶装置115に格納された2つ
のデータ管理テーブルのうち、一方のデータ管理テーブ
ル(レシピデータ管理テーブル115A)には、図6に示
すように、料理ごとに、料理名データ115a1、料理
のレシピデータが登録されている。ここで、各料理のレ
シピデータには、各食材の食材名データと分量データと
の対応情報のリスト115a2、料理の調理手順データ
115a3が含まれている。なお、料理の調理手順デー
タ115a3は、料理の調理手順が記述されたWebド
キュメント(HTML(HyperText Markup Language)ドキュメ
ント、XML(Extensible Markup Language)ドキュメン
ト)、料理の調理手順を示すビデオデータ等が格納され
たファイルへのポインタ等であってもよい。
【0015】他方のデータ管理テーブル(在庫データ管
理テーブル115B)には、冷蔵庫120のボックスの
各室ごとに、それぞれ、その室のID、その室に保存中
の食品に関して得られた最新の食品情報(無線タグaか
ら得た食品種類データ、重量センサ122が得た食品量
データ)が登録される。この在庫データ管理テーブル1
15Bに登録される食品情報には、食品種類データおよ
び食品量データの他に、情報処理装置110の処理内容
に応じた他のデータを付加することができる。例えば、
保存中の食品の賞味期限を情報処理装置110が管理で
きるようにする場合には、図5に示すように、食品種類
データ115b1および食品量データ115b2の他、食
品の賞味期限データ115b3を、各食品の食品情報1
15bに含ませておく必要がある。また、情報処理装置
110が重量センサ122の出力から保存中の食品の正
味量をより正確に算出できるようにする場合には、食品
種類データおよび食品量データの他、購入時の食品内容
量データまたは包装の重量データを、各食品の食品情報
に含ませておく必要がある。ただし、いずれの場合に
も、食品情報に含ませるべき付加データは、食品Aの無
線タグaに格納されている必要がある。
【0016】なお、ここでは、情報処理装置110およ
び入力装置を冷蔵庫120とは個別独立の装置としてい
るが、一般の家庭においては、家電製品の制御のために
情報処理装置等をわざわざ設置することが好まれないこ
とがある。そこで、図4に示すように、一般の冷蔵庫1
20に組み込まれているマイクロコンピュータおよびタ
ッチパネルとして、情報処理装置110および入力装置
を冷蔵庫120に組み込んでもよい。ただし、この場合
には、メモリ112にロードされるプログラム112E
として冷蔵庫制御プログラムも記憶装置115に格納さ
れることになる。また、記憶装置115の記憶容量等が
制約されるため、後述するように、必要なレシピデータ
を、可搬型記憶媒体からアップロードまたはインターネ
ット上のサーバからダウンロードできるようにすること
が好ましい。なお、図4では、作図の便宜上、冷蔵庫1
20のボックス121の外部にプロセッサ等が記載され
ているが、実際には、冷蔵庫120のボックス121に
プロセッサ等が組み込まれている。
【0017】また、ここでは、保存中の食品で作ること
ができる料理のレシピデータをテレビジョン130に表
示させることとしているが、図7に示すように、冷蔵庫
120のボックス121に液晶ディスプレイ125が装
着されている場合には、この液晶ディスプレイにレシピ
データを表示させるようにしてもよい。
【0018】また、ここでは、食品種類データ等の情報
を保存中の食品Aから取り込むために、冷蔵庫120の
ボックス121と食品Aとにそれぞれ無線タグa,12
3を付しているが、食品から情報を非接触で取り込むこ
とができれば、無線タグ以外の記憶媒体を利用してもよ
い。例えば、食品種類データ等を表すバーコードが食品
Aに付されている場合には、冷蔵庫120のボックス1
21側にはバーコードリーダを取り付けておけばよい。
そのような記憶媒体が食品Aに付されていない場合に
は、冷蔵庫120のボックス121側には撮像装置(デ
ジタルカメラ等)を取り付けておき、情報処理装置が、
撮像装置の撮影画像の画像処理によって保存中の食品の
種類および大きさを認識し、その認識結果から食品量を
推定するようにすればよい。
【0019】また、ここでは、情報処理装置110とテ
レビジョン130等とをLANで相互に接続している
が、それらの電子装置を、Bluetooth等の短距
離無線ネットワークで相互に接続するようにしてもよ
い。
【0020】つぎに、図8および図9により、このよう
な構成の食品管理システムにおいて実行される食品管理
処理について説明する。
【0021】電源が投入された冷蔵庫120側では、ド
ア開閉センサがドアの開閉を検出するごとに、各室12
1A1,121A2,....,121Anの重量センサ122お
よび無線装置123が、マイクロコンピュータの指示に
応じて保存中の食品の食品情報を検出し、それを出力す
る。そして、マイクロコンピュータは、各室121A 1,
121A2,....,121Anの重量センサ122および無
線装置123から食品情報が得られるごとに、それらの
食品情報を各室の室IDとともに情報処理装置110へ
出力する。
【0022】情報処理装置110側では、記憶装置11
5からメモリ112に在庫管理プログラムがロードさ
れ、それが実行される。これにより、図8に示した以下
の処理が実行される。情報処理装置110は、冷蔵庫1
20のドアが開いたタイミングで検出された食品情報が
室IDとともに冷蔵庫120から入力されるのを待機し
ている(S10)。ドア開き時の食品情報と室IDの入力
を受け付けると、今度は、冷蔵庫120のドアが閉じた
タイミングで検出された食品情報が室IDとともに冷蔵
庫120から入力されるのを待機する(S11)。冷蔵庫
120のドアが閉じたタイミングで検出された食品情報
と室IDの入力を受け付けると、情報処理装置110
は、以下に示すように、各室121A1,121
2,....,121Anの食品情報を順次チェックする。
【0023】まず、情報処理装置110は、すべての室
121A1,121A2,....,121Anの食品情報のチェ
ックが終了したか否かを判断し(S12)、その結果、す
べての室121A1,121A2,....,121Anの食品情
報のチェックが終了していれば、S10に処理を戻す。
【0024】その反対に、すべての室121A1,121
2,....,121Anの食品情報のチェックが終了してい
なければ、情報処理装置110は、次の室の食品情報
が、冷蔵庫120のドアの開閉前後に変化したか否かを
判断する(S13)。
【0025】その結果、冷蔵庫120のドアの開閉前後
でその室の食品情報に変化がなければ、情報処理装置1
10は、S12に処理を戻す。
【0026】また、冷蔵庫120のドアの開閉前後でそ
の室の食品情報に変化があれば、情報処理装置110
は、冷蔵庫120のドアが閉じられたタイミングで得た
食品情報に含まれている食品量データと所定の閾値値と
を比較する。その結果、冷蔵庫120のドアが閉じられ
たタイミングで得られた食品情報に含まれている食品量
データが閾値値以下であれば、室内の食品量が0になっ
たと判定し、冷蔵庫120のドアが閉じられたタイミン
グで得られた食品情報に含まれている分量データが閾値
値を超えていれば、室内の食品量が0ではないと判定す
る(S14)。
【0027】そして、室内の食品量が0であれば、室内
に食品が存在していないことになるため、情報処理装置
110は、在庫データ管理テーブル115Bに登録され
ている食品情報のうち、その室の室IDに対応付けられ
た食品情報を削除する(S15)。その後、情報処理装置
110は、S12に処理を戻す。
【0028】一方、室内の食品量が0でなければ、情報
処理装置110は、在庫データ管理テーブル115Bに
登録されている食品情報のうち、その室の室IDに対応
付けられた食品情報を、冷蔵庫120のドアが閉じられ
たタイミングで得た食品情報によって更新する(S1
6)。その後、情報処理装置110は、S12に処理を
戻す。
【0029】以上の処理によれば、冷蔵庫120の各室
に設けた重量センサ122および無線装置123でそれ
ぞれ食品の最新の食品情報が適当なタイミングで検出さ
れ、その都度、それら最新の食品情報が在庫データ管理
テーブル115Bの登録情報に、ユーザの手を煩わさず
に自動的に反映される。このため、在庫データ管理テー
ブル115Bの登録情報に、食品の使用等で変化するデ
ータ(例えば、食品量データ)が含まれていても、そのよ
うなデータを、確実に、食品の現在の状態に合致したも
のとすることができる。
【0030】なお、本実施の形態では、冷蔵庫120の
ドアの開閉が検出されたタイミングで各室の食品の食品
情報が取得されるようにしているが、その他のタイミン
グで、各室の食品の食品情報が取得されるようにしても
よい。例えば、各室の食品から定期的に食品情報が取得
されるようにしてもよい。
【0031】さて、ユーザがレシピ検索要求を入力装置
に入力すると、情報処理装置側において、記憶装置11
5からメモリ112にレシピ検索プログラムがロードさ
れ、これが実行される。これにより、図9に示す以下の
処理が実行される。
【0032】まず、情報処理装置110は、在庫データ
管理テーブル115Bからすべての食品情報を取り出
す。このとき取り出した食品情報を用いて、情報処理装
置110は、冷蔵庫120で保存中の食品だけで作るこ
とができる料理のレシピデータをレシピデータ管理テー
ブル115Aで検索する。すなわち、(1)各食材の食材
名データが、いずれかの食品情報の食品種類データに相
当する、(2)各食材の分量データが、その食材の食材名
データに相当する食品種類データを含む食品情報の食品
量データ以下の値である、これら二条件をともに満たす
レシピデータを検索する(S20)。
【0033】その結果、該当するレシピデータが1つ以
上得られれば(S21)、情報処理装置110は、そのレ
シピデータまたはそれらのレシピデータに含まれていた
料理名データを、テレビジョンの映像信号(NTSC信
号)としてテレビジョン130へ入力する。これによ
り、テレビジョン130には、冷蔵庫120で保存中の
食品だけで作ることができる1つの料理の料理名データ
または複数の料理の料理名データのリストが表示される
(S22)。ここで表示されるリストは、あらかじめ定め
た順番に料理名データがソートされているものとしても
よい。例えば、保存中の食品のうち賞味期限がより古い
日付け(より現在に近い日付け)を示す食品を食材として
用いる料理の料理名データが、リストにおいて先になる
ようにしてもよい。この場合、食品Aの無線タグaにさ
らに賞味期限データを格納しておき、情報処理装置11
0が、賞味期限データを含む食品情報を冷蔵庫120か
ら取得し、それを在庫データ管理テーブル115Bに登
録するようにする必要がある。そして、1日おきに日付
けを更新するタイマーの出力に、食品情報の賞味期限が
近い食品を食材として含む順にレシピデータ群をソート
するようにすればよい。
【0034】一方、該当するレシピデータが得られなけ
れば(S21)、情報処理装置110は、保存中の食品以
外に補充すべき食品が最も少なくて済むレシピデータを
レシピデータ管理テーブル115Aから取り出す。すな
わち、S20で取得したいずれかの食品情報の食品種類
データに相当し、かつ、その食品種類データを含む食品
情報の食品量データ以下の分量データに対応付けられた
食材名データの数が、レシピデータ管理テーブル115
Aに登録されているレシピデータのうちで最も多いレシ
ピデータを取り出す。そして、このとき取り出した1以
上のレシピデータに含まれていた料理名データを、食材
として食品を補充すべき旨のメッセージとともに、テレ
ビジョンの映像信号としてテレビジョン130へ入力す
る。これにより、テレビジョン130には、新たに補充
すべき食品数が最も少なくて済む1つの料理の料理名デ
ータまたは複数の料理の料理名データのリストが表示さ
れる(S23)。ここで表示されるリストも、S22で表
示されるリストと同様に、あらかじめ定めた順番に料理
名データがソートされているものとしてもよい。
【0035】このように表示された1つ以上の料理名デ
ータのうちから、その後、ユーザが1つの料理名データ
を選択すると(S24)、情報処理装置110は、その料
理名データを含むレシピデータを、テレビジョンの映像
信号としてテレビジョン130へ入力する。これによ
り、テレビジョン130には、ユーザが選択した料理の
レシピデータが表示される(S25)。なお、新たに補充
すべき食品数が最も少ない料理の料理名データをユーザ
が選択した場合には、食材として補充すべき食品名のリ
ストが、レシピデータとともに表示されるようにしても
よい。
【0036】前述したように、在庫データ管理テーブル
115Bの登録情報には、保存中の食品の現在の食品情
報が反映されているため、以上の処理により、ユーザ
は、保存中の食品だけで確実に作ることができる料理の
レシピの提示を受けることができる。このため、保存中
の食品を無駄なく利用することができる。また、保存中
の食品だけで作ることができる料理のレシピが準備され
ていなかった場合には、食材として補充すべき食品が最
も少ない料理のレシピの提示を受けることができるた
め、保存中の食品を無駄なく利用することができるとと
もに、新たに保存すべき食品の増加を避けることができ
る。
【0037】なお、本実施の形態では、食材の分量デー
タが、在庫データ管理テーブル115Bに登録された食
品情報の食品量データ(すなわち、冷蔵庫120の各室
の重量センサ122で測定された食品量)以下であるこ
とを、保存中の食品で作成可能な料理のレシピデータの
条件の1つとしているが、在庫データ管理テーブル11
5Bに登録された食品情報の食品量データが、保存中の
食品の正味量を正確に表していないこと(すなわち、保
存中の食品の正味量と、冷蔵庫120の各室の重量セン
サ122で測定された食品量とが一致していない)があ
り得る。例えば、保存中の食品が包装されている場合に
は、冷蔵庫120の各室の重量センサ122で測定され
た食品量には、食品自体の重量の他、包装の重量も含ま
れている。このため、ユーザが、実際に、レシピデータ
にしたがって料理を行うと、食材として使用する食品が
分量不足となる可能性がある。そこで、食材の分量デー
タが、重量センサ122の測定結果から包装の重量を差
し引くことによって得られる正味量以下であることを、
保存中の食品で作成可能な料理のレシピデータの条件の
1つとしてもよい。この場合、食品Aの無線タグaにさ
らに包装の重量データを格納しておき、情報処理装置1
10が、包装の重量データを含む食品情報を冷蔵庫12
0から取得して、その食品情報に基づき保存中の食品A
の正味量を算出するようにする必要がある。
【0038】また、以上においては、保存中の食品Aか
ら取得した食品情報を、保存中の食品で作成可能な料理
のレシピデータを得るためにだけ用いているが、その他
の用途に用いてもよい。例えば、図10に示すように、
室内温度を検出する温度センサ124および温度調節装
置(不図示)を各室121A1,...,121Am,...,121
nごとに設け、冷蔵庫120のマイクロコンピュータ
が、各室の温度センサ124からのフィードバック信号
値を保存中の食品に適した温度値に近づけるように、各
室の温度調節装置を制御するようにしてもよい。具体的
には、在庫管理プログラム112Aに、冷蔵庫120の
各室121A1,...,121Am,...,121Anから食品
種類データおよび室IDが得られるごとに食品種類デー
タおよび室IDを出力する処理を定義しておき、冷蔵庫
制御プログラム112Eに、在庫管理プログラム112
Aからの室IDの室の温度センサ124の出力と在庫管
理プログラム112Aからの食品種類データに応じて定
まる目標温度との差分を小さくする制御指令を出力する
処理を定義しておけばよい。このようにすることによっ
て、例えば、冷蔵が不要な食品(調味料、芋類等)が検出
された室の室内温度は常温とされ、冷凍食品が検出され
た室の室内温度は冷蔵温度とされるというように、各種
の食品をそれぞれの最適温度で保存することができる。
また、無線タグ123が食品種類データ取得に失敗し、
かつ、重量センサの出力が所定の閾値以下である場合に
は、その室の温度制御が停止されるようにすれば、電力
消費量の削減を図ることができる。
【0039】ところで、以上においては、ユーザに提供
可能なレシピデータを、情報処理装置110の記憶装置
115にすべて格納しているが、必ずしも、このように
する必要はない。例えば、前述したように、必要なレシ
ピデータを、インターネット上のサーバからダウンロー
ドできるようにしてもよい。以下、このようにする場合
について説明する。
【0040】この場合には、図11に示すように、前述
のレシピデータと同様なレシピデータをデジタルコンテ
ンツとして提供する情報提供システム200をインター
ネット300上に設ける必要がある。この情報提供シス
テム200には、インターネット300に接続された通
常の情報処理装置(以下、サーバと呼ぶ)201、食品管
理システム100側のレシピデータ管理テーブル115
Aと同様なデータ構造のレシピデータ管理データベース
202Aが格納された外部記憶装置202、等が含まれ
る。ここで、サーバ201のハードディスクには、図1
2に示すように、レシピデータ管理データベース202
Aに関するデータベース処理を実行するデータベース処
理プログラム201A、インターネット300を介して
受け付けたリクエスト(レシピ検索リクエスト、レシピ
登録リクエスト)に応じてデータベース処理プログラム
201Aを起動するサーバプログラム201B、OS等
がインストールされている。
【0041】一方、食品管理システム100側の情報処
理装置110の記憶装置115には、前述のプログラム
の他にも、さらに、サーバ201との通信処理が定義さ
れたレシピアップロードプログラム112Dおよびレシ
ピダウンロードプログラム112Cが格納される。そし
て、情報処理装置110のモデム117には電話回線が
接続されており、情報処理装置110が、インターネッ
ト300を介してサーバ201にアクセス可能な状態と
されている。
【0042】このような情報提供システム200および
食品管理システム100を含むネットワークシステムで
は、ユーザの入力コマンドに応じて、以下に示すよう
に、図13および図14に示す処理、または、図15お
よび図16に示す処理が実行される。
【0043】食品管理システム100側のレシピデータ
管理テーブル115Aに適当なレシピデータが存在して
いなかった場合等に、ユーザがレシピ取得コマンドを情
報処理装置110に入力すると、情報処理装置110
は、レシピダウンロードプログラム112Cをロード
し、これを実行する。これにより、図11のネットワー
クシステムにおいては、図13および図14に示す以下
の処理が実行される。
【0044】図13に示すように、情報処理装置110
は、在庫データ管理テーブル115Bからすべての食品
情報を取り出し、それら食品情報を含むデータ検索リク
エストをサーバ201に送信する(S31)。
【0045】このデータ検索リクエストを受け付けたサ
ーバ201は、S32において、図14に示す処理を実
行する。すなわち、冷蔵庫120で保存中の食品だけで
作ることができる料理のレシピデータ(前述の二条件
(1)(2)をともに満たすレシピデータ)をレシピデータ
管理データベース202Aで検索する(S51)。その結
果、該当するレシピデータが1つ以上得られれば(S5
2)、サーバ201は、そのレシピデータまたはそれら
のレシピデータを情報処理装置110に返信する(S5
3)。その反対に、該当するレシピデータが得られなけ
れば(S52)、サーバ201は、保存中の食品以外に補
充すべき食品が最も少なくて済むレシピデータ(データ
検索リクエストに含まれていたいずれかの食品情報の食
品種類データに相当し、かつ、その食品種類データを含
む食品情報の食品量データ以下の分量データに対応付け
られた食材名データの数が、レシピデータ管理データベ
ース201Aに登録されているレシピデータのうちで最
も多いレシピデータ)をレシピデータ管理データベース
201Aから取り出し、そのレシピデータまたはそれら
のレシピデータを情報処理装置110に返信する(S5
4)。
【0046】さて、サーバ201の返信データを受け付
けた情報処理装置110は、その返信データに含まれて
いるレシピデータの保存に必要なデータ空き領域が記憶
装置115に残されているか否かをチェックする(S3
3)。その結果、必要容量のデータ空き領域が残されて
いた場合には、情報処理装置110は、サーバ201の
返信データに含まれていたレシピデータをレシピデータ
管理テーブル115Aに新規登録し(S35)、必要容量
のデータ空き領域が残されていなかった場合には、情報
処理装置110は、最新のアクセス日時が古い順番にレ
シピデータをレシピデータ管理テーブル115Aから削
除することによって必要容量のデータ空き領域を確保し
てから(S34)、サーバ201の返信データに含まれて
いたレシピデータをレシピデータ管理テーブル115A
に新規登録する(S35)。
【0047】その後、情報処理装置110は、ここでレ
シピデータ管理テーブル115Aに登録したレシピデー
タに含まれていた料理名データを、テレビジョンの映像
信号としてテレビジョン130へ入力する。これによ
り、前述の場合と同様、テレビジョン130には、冷蔵
庫120で保存中の食品だけで作ることができる1以上
の料理の料理名データ、または、新たに補充すべき食品
数が最も少なくて済む1以上の料理の料理名データが表
示される(S36)。なお、ここで複数の料理名データを
表示する場合には、前述の場合と同様、それらの料理名
データを、あらかじめ定めた順番にソートしてもよい。
【0048】このように表示された1つ以上の料理名デ
ータのうちから、その後、ユーザが1つの料理名データ
を選択すると(S37)、情報処理装置110は、前述の
場合と同様、その料理名データを含むレシピデータを、
テレビジョンの映像信号としてテレビジョン130へ入
力することにより、ユーザが選択した料理のレシピデー
タをテレビジョン130に表示させる(S38)。
【0049】このような処理によって、ユーザは、適当
なレシピデータを、適宜、インターネット上のサーバ2
01からダウンロードすることができる。このため、食
品管理システム側に大量なレシピデータを蓄えておかな
くても、ユーザは、保存中の食品で作成することがで
き、かつ、自身が満足する料理のレシピデータを入手で
きる可能性が高くなる。したがって、例えば、食品管理
システムの記憶装置の記憶容量が制限されている場合等
であっても、ユーザに提供可能なレシピデータ数が極端
に少ない等の実用上の支障の発生を防止することができ
る。
【0050】一方、オリジナル料理のレシピデータを他
人に紹介したい場合等に、ユーザがレシピ提供コマンド
を情報処理装置110に入力すると、情報処理装置11
0は、レシピアップロードプログラム112Dをロード
し、これを実行する。これにより、図11のネットワー
クシステムにおいては、図15および図16に示す以下
の処理が実行される。
【0051】図15に示すように、情報処理装置110
は、オリジナル料理のレシピデータの入力を待機する
(S41)。ここで、ユーザが、自身の作成したレシピデ
ータを入力すると、情報処理装置110は、そのレシピ
データを含むデータ登録リクエストをサーバ201に送
信する(S42)。情報処理装置110に入力されるレシ
ピデータをどのように作成するかはユーザの自由に任さ
れるため、ここでは、レシピデータの作成方法を特に限
定していないが、後述するように、冷蔵庫からの食品取
出し順番および取出し前後における変化量、加熱温度等
を情報処理装置に保存しておくことによって、ユーザに
よるレシピデータ作成を支援するようにしてもよい。
【0052】さて、サーバ201は、図16に示すよう
に、ユーザからのレシピデータを受け付けると(S4
3)、そのレシピデータと同じ内容のレシピデータをレ
シピデータ管理データベース202Aで検索する。その
結果、データベース検索に失敗すれば、すなわち、ユー
ザからのレシピデータと重複する内容のレシピデータが
レシピデータ管理データベース202Aに存在していな
ければ(S44)、ユーザからのレシピデータをレシピデ
ータ管理データベース202Aに新規登録する(S4
5)。その反対に、データベース検索に成功すれば、す
なわち、ユーザのレシピデータと重複する内容のレシピ
データがすでにレシピデータ管理データベース202A
に存在していれば、ユーザからのレシピデータを廃棄す
る。
【0053】このような処理によって、ユーザは、オリ
ジナル料理のレシピデータを他人に紹介したい場合等、
そのレシピデータを、第三者に提供されるデジタルコン
テンツとして、情報提供システム200のレシピデータ
管理データベース202Aに登録することができる。こ
こで、情報提供システム200のレシピデータ管理デー
タベース202Aに登録された各レシピデータがユーザ
に選択された回数を管理し、その回数に応じた報奨(賞
品、賞金等)をレシピ提供ユーザに与えるようにしても
よい。このようする場合には、図16のS45におい
て、図17に示すように、レシピデータ115aと、レ
シピデータの提供ユーザ名115b1と、レシピデータ
のランキングデータ(ここでは、第三者による選択回数)
115b2の初期値(0)とを対応付けた情報が、レシピ
データ管理データベース202Aに登録されるように
し、図13のS37においてレシピデータが選択される
ごとに、そのレシピデータのランキングデータ115b
2が1ずつインクリメントされるようにする必要があ
る。このようにすることによって、レシピ提供ユーザの
創作意欲が刺激され、レシピ提供ユーザが積極的にレシ
ピデータを提供するようになるため、サーバ201の運
営サイトでは、ほとんど労力をかけずに様々なレシピデ
ータを収集することができる。ランキングフィールド
は、例えば、ランキング上位者に賞品・賞金を授与する
といった目的に使用することができる。また、図13の
S36において料理名データとともにランキングデータ
も表示されるようにすれば、レシピデータの提供を受け
ようとするユーザは、料理のおいしさの指標となるラン
キングデータも考慮して料理名データを選択することが
できる。
【0054】ここでは、インターネット上の情報提供シ
ステム200と食品管理システム100との間でレシピ
データをやり取りする場合を例に挙げたが、CATV(C
ableTelevision)網のような有線ネットワーク、携帯電
話の基地局を中心とした無線ネットワーク等、データの
転送範囲が制限される地域的なネットワーク上のサーバ
と食品管理システム100との間でレシピデータをやり
取りするようにしてもよい。ただし、そのようにするた
めには所定の通信機器の追加が必要となる。例えば、有
線ネットワーク上に前述の情報提供システム200を設
け、その情報提供システム200と食品管理システム1
00との間でレシピデータをやり取り可能とするには、
情報処理装置110を有線ネットワークに接続するため
の通信機器を食品管理システム100側に設置するとと
もに、サーバ201を有線ネットワークに接続するため
の通信機器を情報提供システム200側に設置する必要
がある。
【0055】また、地域的なネットワークの構築には、
Bluetooth等による短距離無線通信を利用することもで
きる。この場合には、図18に示すように、食品管理シ
ステム100側および情報提供システム200側にそれ
ぞれ短距離無線通信装置400を設けるとともに、食品
管理システム100と情報提供システム200との間の
データ伝送を仲介する短距離無線通信装置400を所定
の地域301内に点在させる必要がある。例えば、人間
の所持品(携帯電話等)、動物の装着品(首輪等)等、所定
の地域内を移動する可能性のある移動体Aに小型の無線
通信機器400を取り付けておけば、それらの移動体A
同士が接近するごとに短距離無線通信装置400間でデ
ータ伝送がなされる。このようなデータ伝送が地域内の
短距離無線通信装置400間で繰り返されることによっ
て、食品管理システム100と情報提供システム200
との間のレシピデータのやり取りが実現される。通信の
確実性を確保するには、さらに、電信柱、建物等、土地
の定着物Bにも、例えば太陽光発電装置を電源として利
用する短距離無線通信装置400を取り付けておくこと
が望ましい。
【0056】このように、データの送受信を仲介する短
距離無線通信装置400を所定の地域301内に分散さ
せておくことによって地域的なネットワークを構築した
場合には、通信キャリア企業(電話会社、CATV会社
等)を介さずにレシピデータのやり取りが可能となる。
このような地域的なネットワークは、レシピデータのや
り取りだけでなく、局所的に要求の多い情報の配布、例
えば、食品の広告データの配布、日用品の広告データの
配布にも適している。以下、このような、地域ネットワ
ークの利用法について説明する。
【0057】この場合における無線通信装置400は、
図19に示すように、各種プログラム(データ交換プロ
グラム402C、無線受信プログラム402A、無線送
信プログラム402B、OS等)および各種データ(2種
類のデータ管理テーブル404A,404B等)が格納さ
れた不揮発性メモリ404、メモリ402、不揮発性メ
モリ404からメモリ402にロードしたプログラム4
02A,402B,402Cを実行する組込みプロセッサ
401、アンテナ406、アンテナ406の受信信号お
よびアンテナ406からの送信信号に所定の信号処理を
施す高周波回路405、組込みプロセッサ401とメモ
リ404の間等を相互につなぐバス403、等を有して
いる。
【0058】不揮発性メモリ404に格納された2種類
のデータ管理テーブル404A,404Bのうち、一方
のデータ管理テーブル(レシピデータ管理テーブル)40
4Aは、前述のレシピデータ管理テーブルまたは前述の
レシピデータ管理データベースとほぼ同様なデータ構造
を有している(図6、図17参照)。ただし、このレシピ
データ管理テーブル404Aに格納されたレシピデータ
には、それを無線通信処理装置が受信した日付けが付加
されている。
【0059】そして、他方のデータ管理テーブル(広告
データ管理テーブル)404Bには、図20に示すよう
に、店舗(スーパーマーケット、小売店等)ごとに、店舗
名データ404b1、広告データリスト404b2が登録
されている。そして、広告データリスト404b2の要
素である広告データには、販売品名データ404b3
販売単位数量404b4、販売価格404b5、広告デー
タの有効期限データ404b6が含まれている。なお、
ここでは、広告データには、販売品名データ404
3、販売単位数量404b4、販売価格404b5、広
告データの有効期限データ404b6の他、限定販売数
量(100パック限定)、1人当たりの販売数量(1人当
たり1パック限り等)等の付加データが含まれていても
よい。
【0060】つぎに、図21、図22および図23によ
り、このような無線通信装置400が実行する処理につ
いて説明する。
【0061】無線通信装置400は、電源投入時に無線
受信プログラム402Aおよび無線送信プログラム40
2Bが起動される。このため、電源投入後の無線通信装
置400のメモリ402には、無線受信プログラム40
2Aおよび無線送信プログラム402Bがプロセスとし
て常駐している。
【0062】そして、無線受信プログラム402Aによ
り実現されるプロセスは、図21に示すように、外部か
らの無線接続リクエストの待機中に無線接続リクエスト
を受け付けると(S50)、その無線接続リクエストに応
答することによって、その無線通信リクエストの発信元
無線通信装置に応答との間に無線通信コネクションを確
立する(S51)。その後、データ交換プログラム402
Cを呼び出し(S52)、データ交換プログラム402C
からデータ交換終了が報告されたら、無線通信コネクシ
ョンを切断し、無線接続リクエストの待機状態に戻る。
【0063】一方、無線送信プログラム402Aにより
実現されるプロセスは、一定の時間おきに、以下の処理
を繰り返し実行する。前回の処理実行時から所定の時間
が経過したら、図22に示すように、まず、無線接続リ
クエストを外部に発信する(S57)。そして、その無線
接続リクエストに対する応答がなければ(S58)、次回
の処理実行時を定めるための所定の時間のカウントを始
める。その反対に、その無線接続リクエストに対する応
答があれば(S58)、応答してきた他の無線通信装置と
の間に無線通信コネクションを確立してから(S59)、
データ交換プログラム402Cを呼び出す(S60)。そ
の結果、データ交換プログラム402Cからデータ交換
終了が報告されたら、無線通信コネクションを切断し
て、次回の処理実行時を定めるための所定の時間のカウ
ントを始める。
【0064】さて、データ交換プログラム402Cによ
り実現されるプロセスは、無線受信プログラム402A
により起動された場合と、無線送信プログラム402A
により起動された場合とでは、異なる処理を実行する。
具体的には、以下の通りである。
【0065】無線受信プログラム402Aによりデータ
交換プログラム402Cが呼び出された場合には、無線
通信装置400は、図23に示す処理を実行する。ま
ず、無線接続リクエストの発信元無線通信装置からレシ
ピデータおよび広告データを受信する(S53)。その
後、受信データのデータ量と不揮発性メモリ404の空
き領域の容量とを比較することによって、受信データを
不揮発性メモリ404に格納可能な否かを判断する(S
54)。
【0066】その結果、不揮発性メモリ404に受信デ
ータが格納不可能であれば、受信データの種類に応じて
定まるデータ管理テーブルに受信データを登録する(S
56)。具体的には、受信データがレシピデータである
場合には、受信レシピデータを、現在の日付けを付加し
てからレシピデータ管理テーブル404Aに登録する。
また、受信データが広告データおよび店舗名データであ
る場合には、受信店舗名データに対応する広告データリ
ストが広告データ管理テーブル404Bに存在していれ
ば、その広告データリストに受信広告データを追加し、
受信店舗名データに対応する広告データリストが広告デ
ータ管理テーブル404Bに存在していなければ、受信
店舗名データおよび受信広告データの対応情報を広告デ
ータ管理テーブル404Bに新規登録する。その後、無
線受信プログラム402Aに対するデータ交換終了報告
がなされる。
【0067】一方、不揮発性メモリ404に受信データ
が格納不可能であれば、有効期限が示す期間が経過して
いる広告データを広告データ管理テーブル404Bから
削除するとともに、受信日の古い方から所定数のレシピ
データをレシピデータ管理テーブル404Aから削除す
る(S55)。このような不要データの削除によって、各
データ管理テーブル404A,404Bから不要なデー
タが削除され、受信データを格納するための空き領域が
確保されたら、受信データの種類に応じて定まるデータ
管理テーブルに受信データを登録する(S56)。その
後、無線受信プログラム402Aに対するデータ交換終
了報告がなされる。
【0068】このような処理により、地域ネットワーク
上の各無線通信装置400には最新の広告データ群およ
び最新のレシピデータ群が確実に保持されることにな
る。このため、食品管理システム100側では、情報処
理装置110が、自己に直結した無線通信装置400か
ら最新の広告データ群および最新のレシピデータ群を取
り出すことができる。
【0069】無線送信プログラム402Bによりデータ
交換プログラム402Cが呼び出された場合には、無線
通信装置400は、以下の処理を実行する。まず、2種
類のデータ管理テーブル404A,404Bから、それ
ぞれ、送信対象となるデータを取り出す。具体的には、
有効期限が示す期間を徒過していない広告データを広告
データ管理テーブル404Bから取り出するとともに、
受信日の新しい方から所定数のレシピデータをレシピデ
ータ管理テーブル404Aから取り出す。そして、この
とき取り出したデータに、それぞれ、そのデータ種類を
識別するための識別情報を付加したら、それらのデータ
群を、無線接続リクエストに応答してきた無線通信装置
に送信する。その後、無線送信プログラム402Bに対
するデータ交換終了報告がなされる。
【0070】このような処理により、情報提供システム
200側において、サーバ201が、自己に直結した無
線通信装置400に新たな広告データまたは新たなレシ
ピデータを格納すると、それらのデータが、地域ネット
ワーク上の無線通信装置群を経て、最終的に、食品管理
システム100の無線情報処理装置に到達することにな
る。
【0071】以上説明したいずれの構成においても、冷
蔵庫内で保存中の食品で作成可能であるという条件だけ
で料理のレシピデータを検索しているが、その他の条件
を、料理のレシピデータの検索条件に付加することもで
きる。例えば、食品管理システム100が設置されてい
る家庭内の人間の健康状態に応じた食材を用いた料理の
レシピデータを検索するようにしてもよい。以下、その
ようにする場合について、具体例を挙げて説明する。
【0072】図24に示すように、この場合の食品管理
システム100は、前述の構成の他、便器Cを利用した
人間を撮影するデジタルカメラ140、便器C内の排泄
物内の所定成分の含有量を検出する成分分析装置141
を有している。これらのデジタルカメラ140および成
分分析装置141は、家庭内ネットワーク通信機142
を会して、家庭内LANに接続されている。
【0073】そして、この場合における、食品管理シス
テム100の情報処理装置110が実行する処理は、以
下の点において、前述の場合(図9参照)と異なってい
る。
【0074】情報処理装置110は、デジタルカメラ1
40の出力に人物画像が含まれると、人間が必要として
いる食品群を成分分析装置141の出力に基づき判断
し、その判断結果を保持しておく。具体的には、排泄物
内の各成分含有量と食材名群との対応情報から、成分分
析装置141の出力とデジタルカメラ140の出力とに
合致する食品名群を取り出し、その食品名群を、1日単
位で蓄えておく。
【0075】そして、ユーザからレシピ検索要求が入力
された場合、情報処理装置110は、図25に示すよう
に、冷蔵庫120で保存中の食品だけで作ることができ
る料理のレシピデータを前述の場合と同様にレシピデー
タ管理テーブル115Aから取り出すと(S20)、それ
らのレシピデータから、保持中の食品名群のいずれかの
食品名に対応する食材データを含むレシピデータだけを
取り出す(S26)。その後、情報処理装置110は、こ
のとき取り出したレシピデータに対して、前述の場合と
同様な処理(S21〜S25)を行う。
【0076】このように処理によれば、ユーザは、冷蔵
庫120で保存中の食品だけで作ることができ、かつ、
自己の健康に良い料理のレシピデータを得ることができ
る。なお、ここでは、便器の使用タイミングを検出する
ためにデジタルカメラを使用しているが、デジタルカメ
ラで排泄物を撮影することによって、人間が必要として
いる食品群が、排泄物内の各成分含有量と排泄物の色お
よび状態とに基づき判断されるようしてもよい。
【0077】最後に、レシピデータの作成方法について
説明しておく。
【0078】(1)サーバにアップロードするレシピデー
タをどのように作成するかは、原則、ユーザの自由に任
される。このため、ユーザは、自己の記憶に頼って、情
報処理装置へレシピレーダを文字入力することもでき
る。しかし、それでは、ユーザの負担が大きい。そこ
で、前述したように、ユーザによるレシピデータ作成を
支援すべく、冷蔵庫からの食品取出し順番および取出し
前後における変化量、加熱温度等が情報処理装置に保存
されるようにしてもよい。以下、このようにする場合に
ついて、具体例を挙げて説明する。
【0079】この場合の食品管理システム100は、図
26に示すように、前述の構成に加えて、ユーザによる
加熱調理機器(電子レンジ、ガスレンジ等)Bの使い方
(電子レンジであれば、使用時間、加熱温度、ガスレン
ジであれば、火力、使用開始タイミング、火力変化タイ
ミング、使用終了タイミング)を検出する温度/時間測
定装置143、ユーザの作業を定期的に撮影するデジタ
ルカメラ144を有している。これらのデジタルカメラ
144および温度/時間測定装置143は、家庭内ネッ
トワーク通信機器142を介して、家庭内LANに接続
されている。
【0080】また、この場合の食品管理システム100
の情報処理装置110のハードディスクには、前述のプ
ログラムの他、さらにレシピ作成プログラム112Fが
インストールされている。情報処理装置110は、ユー
ザのコマンド入力に応じて、このレシピ作成プログラム
112Fをメモリ112にロードし実行することによっ
て、図27に示す以下のレシピデータ作成支援処理を実
現する。
【0081】情報処理装置110は、ユーザからレシピ
作成作業完了の指示を待機しつつ(S71)、温度/時間
測定装置143の出力およびデジタルカメラ144の出
力を定期的に収集するとともに、冷蔵庫のドアの開閉の
前後で保存中の食品の重量変化があれば、さらに、その
食品名と変化量との対応情報も収集する(S72)。そし
て、情報処理装置110は、それらの収集情報を調理情
報として時系列に保存する(S73)。そして、情報処理
装置110は、ユーザからレシピ作成作業完了の指示を
受け付けると(S71)、保存中の調理情報のうち、所定
の情報(例えば、電子レンジによる加熱温度および使用
時間、ガスレンジの火力および加熱時間、冷蔵庫から取
り出した食品名およびその変化量等)を文字情報(各食材
の食材名データと分量データとの対応情報、および、料
理の調理手順)に変換する。その後、この調理情報を表
示する。ユーザは、この表示された調理情報を編集する
ことによって、レシピデータを作成することができる。
例えば、図28に示すように、料理名を表す文字115
1を表示中の調理情報に挿入したり、デジタルカメラ
が出力した一連の撮影画像から把握される自己の作業等
を表す文字115a3'を表示中の調理情報の料理の調理
手順データ115a3に挿入する。これにより、レシピ
データが完成する。
【0082】なお、ここでは、最終的に、デジタルカメ
ラが出力した一連の撮影画像から把握される作業等を表
す文字115a3'をユーザが文字入力するようにしてい
ているが、必ずしも、このようにする必要はない。例え
ば、撮影画像をそのまま料理の調理手順データ115a
3としてもよいし、デジタルカメラの代わりにビデオカ
メラを使用し、その撮影映像をそのまま料理の調理手順
データ115a3としてもよい。また、情報処理装置
が、デジタルカメラが出力した一連の撮影画像の画像処
理によってユーザの作業等を認識し、その把握内容を文
字情報に自動的に変換するようにしてもよい。また、ユ
ーザの作業等の認識を助けるために、加熱調理器以外の
調理器(例えば、ミキサー、電動式ふるい器)にも測定装
置を取り付けてもよい。
【0083】(2)情報処理装置110の記憶装置115
に格納されるレシピデータは、インターネット上のサー
バだけでなく、ディジタル放送番組から取り込むことも
できる。以下、このようにする場合について、具体例を
挙げて説明する。
【0084】この場合の食品管理システム100は、図
29に示すように、前述の構成に加えて、番組データ1
32Aを録画するための大容量ハードディスク132が
搭載されたビデオ録画装置131をさらに有している。
ビデオ録画装置131は、通知される電子番組ガイド(E
PG:Electric Program Guide)に含まれている料理番組
を録画するための処理が記述された料理番組記録プログ
ラム131Aを、ユーザの指示に応じて実行する。そし
て、このビデオ録画装置131は、家庭内ネットワーク
通信機器142を介して、家庭内LANに接続されてい
る。
【0085】このビデオ録画装置131は、料理番組記
録プログラム131Aの実行により、図30に示す以下
の処理を実現する。
【0086】EPG情報を受信すると(S80)、そのE
PG情報に料理番組名が含まれているか否かを判定する
(S81)。
【0087】その結果、EPG情報に料理番組名が含ま
れていれば、その料理番組を録画する(S82)。さら
に、料理番組に関する情報(料理名、料理の食材および
分量等の表示情報)も大容量ハードディスク132に記
録する(S83)。
【0088】一方、EPG情報に料理番組名が含まれて
いなければ、次のEPG情報の受信を待つ。
【0089】このようにして大容量ハードディスク13
2にストックされた情報を、情報処理装置110は、大
容量ハードディスク132から定期的に取り込み、それ
をレシピデータとしてレシピデータ管理テーブル115
Aに登録する。
【0090】なお、ここでは、デジタル放送番組が料理
番組であれば、すべてを録画するようにしているが、冷
蔵庫に保存中の食品を食材として用いる料理の料理番組
か否かをEPG情報と在庫データ管理テーブル115B
の格納データとから判断し、その結果、冷蔵庫に保存中
の食品を食材として用いる料理の料理番組であった場合
にだけ録画が行われるようにしてもよい。
【0091】以上においては、食品保存庫の具体例とし
て冷蔵庫を挙げたが、その他の食品保存庫(保温庫、温
度調節機能を持たない食品収納庫等)にも、本発明は、
適用可能である。
【0092】
【発明の効果】本発明によれば、保存中の食品の分量を
自動的に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る食品管理システム
の概略構成図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係る冷蔵庫の庫内を示
した図である。
【図3】本発明の実施の一形態に係る冷蔵庫の各室内の
レイアウトを示した図である。
【図4】本発明の実施の一形態に係る食品管理システム
の概略構成図である。
【図5】本発明の実施の一形態に係る在庫データ管理テ
ーブルのデータ構造を概念的に示した図である。
【図6】本発明の実施の一形態に係るレシピデータ管理
テーブルのデータ構造を概念的に示した図である。
【図7】本発明の実施の一形態に係る食品管理システム
の概略構成図である。
【図8】本発明の実施の一形態に係る食品管理システム
の情報処理装置が実行する処理のフローチャート図であ
る。
【図9】本発明の実施の一形態に係る食品管理システム
の情報処理装置が実行する処理のフローチャート図であ
る。
【図10】本発明の実施の一形態に係る冷蔵庫の各室内
のレイアウトを示した図である。
【図11】本発明の実施の一形態に係るネットワークシ
ステムの概略構成図である。
【図12】本発明の実施の一形態に係る情報提供システ
ムの構成を概念的に示した図である。
【図13】本発明の実施の一形態に係る食品管理システ
ムの情報処理装置が実行する処理のフローチャート図で
ある。
【図14】本発明の実施の一形態に係る情報提供システ
ムのサーバが実行する処理のフローチャート図である。
【図15】本発明の実施の一形態に係る食品管理システ
ムの情報処理装置が実行する処理のフローチャート図で
ある。
【図16】本発明の実施の一形態に係る情報提供システ
ムのサーバが実行する処理のフローチャート図である。
【図17】本発明の実施の一形態に係るレシピデータ管
理データベースのデータ構造を概念的に示した図であ
る。
【図18】本発明の実施の一形態に係るネットワークシ
ステムの概略構成図である。
【図19】本発明の実施の一形態に係る無線通信装置の
構成図である。
【図20】本発明の実施の一形態に係る広告データ管理
テーブルのデータ構造を概念的に示した図である。
【図21】本発明の実施の一形態に係る無線通信装置が
実行する処理のフローチャート図である。
【図22】本発明の実施の一形態に係る無線通信装置が
実行する処理のフローチャート図である。
【図23】本発明の実施の一形態に係る無線通信装置が
実行する処理のフローチャート図である。
【図24】本発明の実施の一形態に係るネットワークシ
ステムの概略構成図である。
【図25】本発明の実施の一形態に係る食品管理システ
ムの情報処理装置が実行する処理のフローチャート図で
ある。
【図26】本発明の実施の一形態に係るネットワークシ
ステムの概略構成図である。
【図27】本発明の実施の一形態に係る食品管理システ
ムの情報処理装置が実行する処理のフローチャート図で
ある。
【図28】本発明の実施の一形態に係るレシピデータの
内容を示した図である。
【図29】本発明の実施の一形態に係るネットワークシ
ステムの概略構成図である。
【図30】本発明の実施の一形態に係るビデオ録画装置
131が実行する処理のフローチャート図である。
【符号の説明】
100…食品管理システム、110…情報処理装置、1
20…食品保存庫、121…食品保存庫のボックス、1
21A1,121A2,....,121An…食品保存庫内の
室、122…重量センサ、123…無線タグ、130…
テレビジョン、200…情報提供システム、201…サ
ーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中津川 潤之介 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 武者 義則 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 廣瀬 貞夫 栃木県下都賀郡大平町富田800番地 株式 会社栃木テクノロジー内 (72)発明者 川口 貴正 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 Fターム(参考) 3F022 BB02 BB04 FF01 MM08 MM22 MM27 MM28 MM30 PP03 PP04 QQ17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食品を保存するための食品保存庫であっ
    て、 当該食品保存庫の庫内に設けられた、食品を種類別に収
    容するための複数の室と、 前記各室ごとに設けられ、当該室内で保存中の食品の種
    類を検出する食品種類検出手段と、 前記各室ごとに設けられ、当該室内で保存中の食品の量
    または当該量に相関する情報を測定する食品量測定手段
    と、 を備えることを特徴とする食品保存庫。
  2. 【請求項2】請求項1記載の食品保存庫であって、 前記各室ごとに設けられ、当該室内の温度を検出する温
    度検出手段と、 前記各室の温度検出手段が検出する温度を、当該室の食
    品種類検出手段の検出結果に応じた温度となるように制
    御する制御手段と、 を備えることを特徴する食品保存庫。
  3. 【請求項3】保存中の食品を用いる料理のレシピデータ
    を出力する食品管理装置であって、 請求項1記載の食品保存庫のいずれか食品種類検出手段
    に検出された種類の食品を表す食品種類データと、当該
    食品種類データが表す種類を検出した食品種類検出手段
    に対応する食品量測定手段の測定結果により定まる量以
    下の分量データと、当該食品種類データが表す食品を当
    該分量データ分用いる料理の調理手順データとを含む情
    報を、前記レシピデータとして出力する制御手段を備え
    ることを特徴とする食品管理装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の食品管理装置であって、 通信回線を介した通信を制御する通信制御手段を有し、 前記制御手段は、前記レシピデータを、前記通信回線に
    接続されたテレビジョンへの映像信号として、前記通信
    制御手段から出力する、ことを特徴とする食品管理装
    置。
  5. 【請求項5】請求項3または4記載の食品管理装置であ
    って、 前記各室の食品種類検出手段は、当該室内の食品の賞味
    期限をさらに検出し、 前記制御手段は、前記情報が複数存在する場合には、当
    該複数の情報を、前記各室の食品種類検出手段が検出し
    た賞味期限が示す日付けが古い食品の食材データを含む
    順にソートする、 ことを特徴とする食品管理装置。
  6. 【請求項6】食品保存庫内で保存中の食品を食品管理装
    置に管理させる食品管理方法であって、 食品保存庫内に食品を種類別に収容するために設けられ
    た複数の室の各室ごとにそれぞれ設けられた食品量測定
    手段および食品種類検出手段が、当該室内で保存中の食
    品の量または当該量に相関する情報、および、当該食品
    の種類を検出する処理と、 前記食品管理装置が、前記いずれか食品種類検出手段に
    検出された種類の食品を表す食品種類データと、当該食
    品種類データが表す食品の種類を検出した食品種類検出
    手段に対応する食品量測定手段の測定結果に応じて定ま
    る量以下の分量データと、当該食品種類データが表す種
    類の食品を当該分量データ分用いる料理の調理手順デー
    タとを含むレシピデータを出力する処理と、 を含むことを特徴とする食品管理方法。
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