JP2006329455A - レシピ作成キッチンシステムおよび調理機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 煩わしい作業を伴うことなく調理手順を記録することができ、レシピデータを容易に作成することができるレシピ作成キッチンシステムを提供する。
【解決手段】 各調理機器10〜13は、調理制御信号をホーム端末1に送信可能に構成される。ホーム端末1は、調理制御情報を経過時間と共にレシピの手順に対応付けてレシピデータを作成する制御回路2を備える。調理作業者が各調理機器10〜13を操作すると、その操作により各調理機器10〜13に与えられた調理制御情報はホーム端末1に送信される。ホーム端末1の制御回路2は、受信した調理制御情報を経過時間と共にレシピの手順に対応付けて、各調理機器10〜13に対して行われた操作内容とその操作が行われたタイミングとが付加されたレシピデータを自動的に作成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、調理機器の操作記録などに基づいてレシピデータを作成できる新規な構成のレシピ作成キッチンシステムおよび調理機器に関する。
近年では、通信網、テレビ、雑誌などを介して様々なレシピが公開されている。公開されたレシピには一連の調理手順が記載されていて、一般のユーザは、これらのレシピを様々な態様で利用することができる。例えば特許文献1に示されたものは、インターネットなどで公開されたレシピを取得した後、取得したレシピデータを解析し、解析した結果に基づいて調理手順などをユーザに音声として出力する。そして、ユーザは、出力された音声に従って調理を行うことができる。
特開2004−294864号公報
上記したような公開されているレシピとして、例えば、調理機器メーカーなどが、自社の調理機器を利用したレシピを一例として公開したものや、有名料理人のレシピを公開したものがある。また、個人レベルで自身のレシピを公開したものもある。
このようなレシピを作成するに際して、例えば、調理機器メーカーなどでは、レシピ作成のために費用や人手をかけて、器材や食材などを十分に整えた環境で、しかも、作業を分担しながら(例えば、調理を進行する作業と調理内容やそのタイミングなどを記録する作業とを分担しながら)レシピを作成することができる。従って、調理内容やそのタイミングなどが詳しく記載されたレシピを比較的容易に作成することができる。
これに対して、個人レベルでレシピを作成する場合では、例えば、調理を進行しながら調理手順をメモ書き程度に書き残しておき、調理後にそのメモ書きを見直しながら、或いは、調理中に行った調理手順を思い出しながらレシピを作成している。
しかしながら、調理を進行しながら調理手順を書き残すという方法では、調理手順を詳しく記録することは困難であり、また、どのように調理したのかを思い出せないこともあるので、上記したように調理内容が詳しく記載されたレシピを作成することができない場合が多かった。また、作成したレシピを、例えば、インターネットで公開するような場合には、いくつもの調理手順をPC端末に入力してレシピをデータ化しなければならず手間のかかるものであった。
一方で、特に最近では、インターネットのレシピ公開サイトなどを利用して、誰でも手軽にレシピをアップロードして公開することができるようになってきている。このようなサイトの多くは、レシピを公開することができるようになっていると共に、公開されたレシピを実際に使用したユーザが、そのレシピに対して「うまくできた」、「アレンジしてみました」などの感想や意見などをアップロードできるようにもなっている。つまり、サイト上にレシピを公開すると、そのレシピに対するフィードバックを得ることができるので、上記したような不具合があるにも拘らず、自身のレシピを公開したいというニーズが高まってきている。
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、煩わしい作業を伴うことなく調理手順を記録することができ、レシピデータを容易に作成することができるレシピ作成キッチンシステムおよび調理機器を提供することにある。
請求項1記載の加熱調理システムは、操作に応じた調理制御情報が与えられると、これに応じて調理動作を実施するように設けられた少なくとも1つの調理機器と、この調理機器が接続され前記調理制御情報を受信可能に設けられた制御装置とを備え、前記調理機器は、前記調理制御情報が与えられるとその調理制御情報を前記制御装置に送信する送信手段を備え、前記制御装置は、調理開始からの経過時間を計時する計時手段と、前記送信手段から前記調理制御情報を受信すると、その調理制御情報を前記計時手段の前記経過時間と共にレシピの手順に対応付けてレシピデータを作成するレシピ作成手段とを備えたことに特徴を有する。
このような構成によれば、調理作業者が調理機器を操作すると、その操作により調理機器に与えられた調理制御情報は制御装置に送信される。そして、調理制御情報が制御装置に受信されると、レシピデータ作成手段は、その調理制御情報を計時手段の経過時間と共にレシピの手順に対応付けてレシピデータを作成する。即ち、レシピの各手順について、その手順中に調理機器に対して行われた操作内容とその操作が行われたタイミングとが付加されたレシピデータが自動的に作成される。
請求項1記載の加熱調理システムによれば、調理作業者が調理機器を操作すると、その操作内容やタイミングがレシピの手順に対応付けられたレシピデータが自動的に作成されるように構成したので、煩わしい作業を伴うことなく調理手順を記録することができ、レシピデータを容易に作成することができる。また、レシピをデータとして作成するので、作成されたレシピデータについて、インターネット等を介してそのまま配信可能であり、レシピ公開サイトを利用してレシピを公開したいというニーズに対応することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1ないし図12を参照して説明する。まず、本実施形態の構成について図1および図2を参照して説明する。
図1は、レシピ作成キッチンシステムの電気的なブロック構成を概略的に示すものである。図1において、制御装置としてのホーム端末1は、CPUを主体としてROM、RAMや各種インターフェース回路などから構成された制御回路2が設けられると共に、この制御回路2に接続される各種回路から構成されている。この制御回路2は、レシピ作成手段としての機能を有するものである。
制御回路2には、液晶表示器からなる表示部3とこの表示部3の画面に設けられたタッチパネルからなる操作部4が接続されている。また、制御回路2には、メモリ5とタイマ6が接続されている。メモリ5は、後述するメイン制御プログラムや各種のデータなどを記憶する。タイマ6は、計時手段としての機能を有するもので、調理開始からの経過時間を計時する。
ホーム端末1には、外部の機器との通信を中継する通信端末7が接続されている。そして、ホーム端末1は、この通信端末7を介してインターネット8などの通信網に接続されているレシピ公開サイト9などと通信可能に構成されている。また、ホーム端末1は、通信端末7を介してキッチン内に配置される各種の調理機器と通信可能に構成されている。ここでは、調理機器として、例えば、冷蔵庫10、電子レンジ11、IHクッキングヒータ12、炊飯器13などがあげられる。この場合、通信端末7と各調理機器10〜13の間の通信は、LANやエコーネット(登録商標)などの有線通信や、ブルートゥース(登録商標)や無線LANなどの無線通信の何れか使用可能な方式を採用することができる。
次に、上記した、冷蔵庫10、電子レンジ11、IHクッキングヒータ12および炊飯器13の本実施形態の動作と関係のある構成について図2を参照して説明する。なお、これらの調理機器10〜13の構成要素のうち本実施形態の動作と関係のある構成要素は、各調理機器10〜13が共通して備えるものであるので、一括して説明する。
冷蔵庫10(電子レンジ11、IHクッキングヒータ12、炊飯器13)は、制御回路10a(11a、12a、13a)、通信回路10b(11b、12b、13b)、表示部10c(11c、12c、13c)、操作部10d(11d、12d、13d)などから構成される。
制御回路10a(11a、12a、13a)は、CPUを主体としてROM、RAM、各種インターフェース回路などから構成されるもので、与えられた調理制御情報に応じて調理動作を制御するための制御プログラムを備えると共に、各種の情報の授受を行うための機能を備えている。
通信回路10b(11b、12b、13b)は、送信手段としての機能を有するものであり、制御回路10a(11a、12a、13a)に与えられた調理制御情報をホーム端末1に送信することができると共に、各種の情報の授受を行うための機能を備えている。
表示部10c(11c、12c、13c)は、小型の液晶表示器であり、制御回路10a(11a、12a、13a)に与えられた調理制御情報や各種の設定情報などの表示を行うものである。操作部10d(11d、12d、13d)は、調理作業者による操作に応じた調理制御情報を制御回路10a(11a、12a、13a)に与えるものである。
なお、各調理機器10〜13は、実際には、以下に示すような調理機能を実施可能に構成されている。例えば、冷蔵庫10は、制御プログラムに従って冷凍サイクルを駆動させることにより、庫内の温度制御を自動的に行うことができる。電子レンジ11は、ヒータによるオーブン調理やマグネトロンによる高周波加熱調理などをプログラムに従って自動的に行うことができる。IHクッキングヒータ12は、複数のヒータを備え、電磁調理用の鍋を用いた加熱調理をプログラムに従って自動的に行うことができる。炊飯器13は、炊飯あるいは保温をプログラムに従って自動的に行うことができる。
次に、本実施形態の作用について図3ないし図12を参照して説明する。
(1)レシピデータ作成の概略的な全体の流れ
まず、全体の概略的な流れについて図3を参照して説明する。ホーム端末1にはメイン制御プログラムが格納されており、調理作業者が入力したレシピの手順を表示部3に表示するレシピ手順入力ルーチンS1、入力されたレシピの手順に調理機器の操作内容などを対応付けてレシピデータを作成するレシピデータ作成ルーチンS2、作成したレシピデータに修正を加えるレシピデータ修正ルーチンS3、完成したレシピデータをレシピ公開サイト9などのサーバにアップロードするアップロードルーチンS4を順次実行する。これらの各ルーチンS1〜S4については、以下に詳述する。
(2)レシピ手順入力ルーチンS1の処理
レシピ手順入力ルーチンS1では、制御回路2は、まず、表示部3に複数の文字キーなどが設けられた入力画面(図示せず)を表示する。そして、調理作業者が文字キーを操作して入力画面にレシピの手順を入力すると、制御回路2は、図6に示すように、入力されたレシピの手順の全体を表示部3に表示する(図6中符号aで示す部分)。図6中右側に示す部分には、タイマ6が計時する調理開始からの経過時間(図6中符号bで示す部分)や「次へ」ボタン(図6中符号cで示す部分)が表示される。なお、図6中右側に示す部分のうち、その他の部分は、レシピデータを作成する場合に、実際に調理作業者が行った調理動作(各調理機器10〜13の操作の記録)などを表示する部分であるので、詳細については、レシピデータ作成ルーチンS2の処理において説明する。
(3)レシピデータ作成ルーチンS2の処理
次に、上記したレシピの手順に従って調理作業者が各調理機器10〜13を使用しながら調理作業を実行したときに、そのレシピデータを作成するレシピデータ作成ルーチンS2について説明する。ここでは、図6に示したレシピの手順4を実施する場合を例にとり、IHクッキングヒータ12を使用する場合の具体的内容を図4のフローチャートを参照して説明する。なお、手順4では、「バターを熱して、野菜とベーコンを入れて炒め、米を加えて、米が透き通るまで炒める」という調理作業を実施する。
制御回路2は、現在行われている手順4の内容を図6中符号dに示すように表示部3に表示すると(ステップS11)、「次へ」ボタンcが押されたか否かを監視する(ステップS12)。そして、制御回路2は、「次へ」ボタンcが押されるまでの間は(ステップS12で「NO」 )、各調理機器10〜13から送信された調理制御情報を受信したか否かを監視する(ステップS13)。
そして、例えば、調理作業者が、調理開始から30分後にIHクッキングヒータ12の操作部12dを操作して火力17に設定すると、IHクッキングヒータ12の制御回路12aは、通信回路12bを介してホーム端末1に調理制御情報(調理機器=「IHクッキングヒータ」、操作内容=「火力17」)を送信する。制御回路2は、IHクッキングヒータ12から送信された調理制御情報を受信し(ステップS13で「YES」)、その調理制御情報をタイマ6から読み込んだ調理開始からの経過時間30分(0:30)と共に記録した操作記録を表示部3に表示する(ステップS14、図6中符号eで示す部分)。その後、制御回路2は、再び、各調理機器10〜13から送信された調理制御情報を受信したか否かを監視するので(ステップS13)、例えば、調理作業者が、調理開始から35分後に、さらにIHクッキングヒータ12の操作部12dを操作して火力14に設定すると(換言すれば、火力を17から14に変更すると)、その調理制御情報(調理機器=「IHクッキングヒータ」、操作内容=「火力14」)がホーム端末1に送信され、これを受信した制御回路2は、その調理制御情報をタイマ6から読み込んだ経過時間35分(0:35)と共に記録した操作記録を表示部3に表示する(ステップS14、図6中符号fで示す部分)。一方、ステップS13において、調理制御情報が受信されない場合は(ステップS13で「NO」)、制御回路2は、再び、「次へ」ボタンcが押されたか否かを監視する(ステップS12)。
調理作業者が手順4を終えて「次へ」ボタンcを押した場合は(ステップS12で「YES」)、制御回路2は、タイマ6から読み込んだ調理開始からの経過時間を記録する(ステップS15)。そして、次の手順が存在するか否かを判断し(ステップS16)、存在する場合は(ステップS16で「YES」)、その手順(この場合は手順5)を表示部3に表示して(ステップS11)、再び、「次へ」ボタンcが押されたか否かを監視する(ステップS12)。このように「次へ」ボタンcが押されるごとに各手順が順次進行されていき、最後に、次の手順が存在しない場合(手順7まで進行した場合)に、「次へ」ボタンcが押されると(ステップS16で「NO」)、レシピデータ作成ルーチンS2を終了する。
次に、上記したレシピデータ作成ルーチンS2において、制御回路2が受信した調理制御情報を経過時間と共に記録する操作記録の形式について図10ないし図12を参照して具体的に説明する。
制御回路2は、図10に示すように、調理制御情報(この場合、調理機器=「IHクッキングヒータ」、操作内容=「火力17」)を受信するごとに、どの調理機器に(IHクッキングヒータに)、どのような操作内容で(火力17で)、どの時刻に(00:30に)操作されたのかを<operation></operation>タグでまとめて1つの操作記録として記録する。さらに、制御回路2は、図11に示すように、現在行われているレシピの手順ごとに、その手順の内容(「バターを熱して・・・・・・透き通るまで炒める」、図11中符号aで示す部分)、その手順が開始された時間(00:30、図11中符号bで示す部分)およびその手順において作成された操作記録(図11中符号c、dで示す部分)を<routine></routine>タグでまとめて1つの手順記録として記録する。制御回路2は、レシピの手順が順次進行されるのに従って、手順ごとに図11に示すような形式で手順記録を作成していく。そして、調理が終了すると、制御回路2は、図12に示すように、レシピの手順に記述されている料理名(「リゾット」、図12中符合aで示す部分)及び調理開始から終了までの総経過時間の情報(00:61、図12中符号bで示す部分)を付加して、図12に示すようなレシピの手順全体のレシピデータを作成する。
(4)レシピデータ修正ルーチンS3の処理
制御回路2は、レシピデータ作成ルーチンS2によりレシピデータを作成すると、続いて、レシピデータ修正ルーチンS3を実行する。以下、レシピデータ修正ルーチンS3について図5および図7を参照して説明する。
まず、制御回路2は、作成したレシピデータに基づいて図7に示すレシピデータ確認画面を表示部3に表示する(ステップS21)。このとき、表示部3には、調理作業者がレシピデータに修正したい部分がないことを確認しレシピデータ修正ルーチンS3を終了させるための「確認」ボタン(図7中符号aで示す部分)も表示される。また、各手順は夫々手順ブロックとして選択可能に表示されていて、この手順ブロックが押されると、そのブロックに対応した手順の記録内容を修正するための修正画面(図示せず)が表示されるようになっている。この修正画面には、その手順の記録内容がテキスト形式で表示されると共に、複数の文字キーが表示される。そして、調理作業者が複数の文字キーを使用して、記録内容の削除・変更・追加などの修正を行うことができるようになっている。また、修正を完了し図7に示す画面に戻るための「修正完了」ボタンなどが表示される。
制御回路2は、レシピデータを表示すると、「確認」ボタンaが押されたか否かを監視する(ステップS22)。そして、「確認」ボタンaが押されるまでの間は(ステップS22で「NO」)、手順ブロックが押されたか否かを監視する(ステップS23)。そして、手順ブロックが押されたと判断すると(ステップS23で「YES」)、表示部3に修正画面を表示する(ステップS24)。制御回路2は、修正画面を表示すると、「修正完了」ボタンが押されたか否かを監視する(ステップS25)。そして、「修正完了」ボタンが押されるまでの間は(ステップS25で「NO」)、そのまま修正画面を表示し続けて修正を受け付ける。そして、「修正完了」ボタンが押されると(ステップS25で「YES」)、レシピデータの記録内容を修正後の記録内容に更新して(ステップS26)、図7に示す画面に戻る。その後、制御回路2は、再び、「確認」ボタンaが押されたか否かを監視し(ステップS22)、「確認」ボタンaが押されると(ステップS22で「YES」)、制御回路2は、レシピデータ修正ルーチンS3を終了する。
(5)アップロードルーチンS4の処理
上記したレシピデータ修正ルーチンS3が終了すると、制御回路2は、アップロードルーチンS4を実行する。アップロードルーチンS4では、制御回路2は、図8に示すようなアップロード画面を表示部3に表示する。このアップロード画面には、「アップロード」ボタンa、「キャンセル」ボタンb、「戻る」ボタンcなどが備えられている。そして、「アップロード」ボタンaが押された場合には、制御回路2は、通信端末7を介して、作成したレシピデータをインターネット8に接続されているレシピ公開サイト9のサーバにアップロードする。一方、「キャンセル」ボタンbが押された場合には、制御回路2は、作成したレシピデータのアップロードを行わずに、ホーム端末1に備えられたハードディスクなどの記憶装置(図示せず)に記憶する。また、「戻る」ボタンcが押された場合には、制御回路2は、再度、レシピデータ修正ルーチンS3を実行する。
(6)作成したレシピデータの利用態様の説明
上記したアップロードルーチンS4で作成したレシピデータをレシピ公開サイト9で公開しておけば、そのレシピデータを他のユーザがダウンロードして利用することができる。ここでは、さらに、調理作業者がレシピを作成したものと同様のレシピ作成キッチンシステムを有するユーザが、レシピデータをダウンロードして利用する場合について図9を参照して具体的に説明する。
ユーザが、レシピ公開サイト9からレシピデータをホーム端末1にダウンロードすると、制御回路2は、そのレシピデータに基づいてレシピの手順全体を表示部3に表示する(図9中符号aで示す部分)。また、図9中右側に示す部分には、各手順に関する情報が表示されるようになっていて、この部分には、その手順で行う調理内容(図9中符号bで示す部分)、その手順中に各調理機器10〜13に対して行う操作内容をその操作を行う経過時間(つまり、その操作を行うタイミング)と共に記録した操作記録(図9中符号c、dで示す部分)が表示される。また、タイマ6が計時している調理開始からの経過時間(図9中符号eで示す部分)が表示されると共に、その手順を行うタイミングとしてレシピデータに記録されている時間(図11中符号bで示す部分に記録されている時間)が表示される(図9中符号fで示す部分)。さらに、表示部3には、次の手順へ進行するために使用する「次へ」ボタン(図9中符号gで示す部分)や、後述するオートモードとマニュアルモードとを切り替えるためのモード切替ボタン(図9中符号hで示す部分)が表示されている。そして、ユーザは、表示された操作内容や時間に従って調理を行い、その手順を完了すると「次へ」ボタンgを押すことにより次の手順へ順次進行させることができる。
ここで、上記したオートモードとマニュアルモードについて具体的に説明する。オートモードでは、制御回路2は、レシピデータに記録された操作記録に従って、各調理機器10〜13に調理制御信号を送信し、各調理機器10〜13の調理動作を制御する。例えば、制御回路2は、図9中符号cのような操作記録に従って、経過時間が0:30になるとIHクッキングヒータ12に対して火力17の調理制御信号を送信し、IHクッキングヒータ12を自動的に火力17で動作させる。続いて、制御回路2は、図9中符号dのような操作記録に従って、経過時間が0:35になるとIHクッキングヒータ12に対して火力14の調理制御信号を送信し、IHクッキングヒータを自動的に火力14で動作(換言すれば、自動的に火力を17から14に変更)させる。一方、マニュアルモードでは、制御回路2は、各調理機器10〜13に調理制御信号を送信しないので、各調理機器10〜13が自動的に作動することはない。また、オートモードにおいてユーザが各調理機器10〜13を操作した場合には、自動的にマニュアルモードに切り替わるようになっている。
以上に説明したように、本実施形態によれば次のような効果を得ることができる。
第1に、調理作業者が各調理機器10〜13を操作すると、その操作内容やタイミングがレシピの手順に対応付けられたレシピデータが自動的に作成されるように構成したので、煩わしい作業を伴うことなく調理手順を記録することができ、レシピデータを容易に作成することができる。
第2に、作成されたレシピデータに対して表示部3を見ながら簡単に修正を加えることができ、より正確なレシピデータを作成することができる。
第3に、レシピをデータとしてホーム端末1で作成するので、作成されたレシピデータについて、インターネット8などを介してそのまま配信可能であり、レシピ公開サイト9を利用してレシピを公開したいというニーズに対応することができる。
第4に、オートモードによれば、各調理機器10〜13の調理動作は自動的に制御されるので、ユーザが火加減や、調理手順(特に、「米が透き通るまで」や「わずかに芯が残るまで」といったユーザによって判断基準が異なる手順)のタイミングを誤って調理を失敗することを未然に防止することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について図13ないし図21を参照して説明する。なお、上記した第1の実施形態に記載したものと同一の部分については説明を省略し、以下、異なる部分についてのみ説明する。
まず、第2の実施形態の構成について図13を参照して説明する。このレシピ作成キッチンシステムにおいては、各調理機器10〜13に、センサ10e〜13eが備えられていると共に、調理状態を撮影するためのカメラ14がキッチン内に独立して備えられている。これらのセンサ10e〜13eは、被調理物の調理状態を検出するための検出手段として機能するものであり、温度センサ、粘度センサ、水位センサ、重量センサなどの一般的なセンサや、あるいは炒め物の音を検出するためのマイクや、調理状態を撮影するためのカメラなどのうち少なくとも1つを含むものである。
インターネット8にはデータサーバ15が接続されている。このデータサーバ15には、レシピの手順に含まれているキーワードと後述する必要度とが対応付けられて記録された必要度情報が格納されている。このデータサーバ15は、後述するようにして必要度提供手段としての機能を有するものである。そして、ホーム端末1は、通信端末7を介して、データサーバ15に接続可能に構成されている。
図14は、上記した各調理機器10〜13の電気的構成を示すものであり、上記したセンサ10e(11e、12e、13e)が、制御回路10a(11a、12a、13a)に接続されている。そして、センサ10e(11e、12e、13e)により検出された被調理物の調理状態を示す検出データは、通信回路10b(11b、12b、13b)により、常時、ホーム端末1に送信されるようになっている。なお、図示はしないが、上記したカメラ14も同様の通信回路を備えていて、撮影した画像データ(以下、検出データに含むものとする)をホーム端末1に送信可能に構成されている。
次に、本実施形態の作用について図15ないし図21を参照して説明する。なお、説明に際しては、以下のような項目に分けて順次行う。
(1)本実施形態の全体の流れ
まず、本実施形態の全体の流れについて説明する。本実施形態においても、ホーム端末1にはメイン制御プログラムが格納されており、レシピ手順入力ルーチンS1、レシピデータ作成ルーチンS2、レシピデータ修正ルーチンS3、アップロードルーチンS4を順次実行する(図3参照)。各ルーチンS1〜S4については、以下に詳述する。
(2)レシピ手順入力ルーチンS1の処理
レシピ手順入力ルーチンS1では、制御回路2は、まず、第1の実施形態に示したものと同様の入力画面(図示せず)を表示する。そして、調理作業者が文字キーを操作して入力画面にレシピの手順を入力すると、制御回路2は、入力されたレシピの手順の全体を表示部3の左側に表示する(図16中符号aで示す部分)。各手順は、手順中の調理動作ごとに下線を付した状態に表示されていている。例えば、手順6の「沸騰したら弱火にして、米の中心にわずかに芯が残る程度まで炊く」や「水分が少なくなったら水を足す」という調理動作が夫々1つの調理動作ブロックb、cとして選択可能に表示されている。また、表示部3には、チェックポイントボタンP、調理開始ボタンe、調理終了ボタンf、調理情報表示部gおよび調理記録表示部hが表示される。
チェックポイントボタンPは、調理作業者が各調理機器10〜13を使用しない調理動作を行った場合で、そのときの調理記録を記録する場合に使用するものである。調理開始ボタンeおよび調理終了ボタンfは、調理作業者が調理を開始する旨および終了する旨を制御回路2に認識させるためのものである。
調理情報表示部gは、タイマ6が計時する調理開始からの経過時間(図16中符号iで示す部分)、各センサ10e〜13eやカメラ14が検出する検出データ(図16中符号jで示す部分)を表示する部分である。この調理情報表示部gには、経過時間や検出データと共に、その情報が各調理動作において必要であるか否かの度合いを示す必要度のマーク(必要度の高い方から順に‘◎’‘○’‘×’の3段階で設定可能)やその検出データの属性(‘時間’‘温度’‘混ぜ具合’・・・‘写真’)が表示される。これらの必要度は、夫々、必要度の設定ボタンとして機能するもので、調理作業者がこの必要度ボタンを押すごとに、その必要度が順次切り替えられるようになっている。なお、調理開始時において、この必要度には、‘×’のマークがデフォルトとして表示される。
調理記録表示部hは、レシピデータを作成する場合に、実際に調理作業者が行った調理動作(各調理機器10〜13の操作やチェックポイントボタンPを使用して記録した調理動作、以下、これらをまとめてアクションと称する)の記録を表示する部分であるので、詳細については、レシピデータ作成ルーチンS2の処理において説明する。
(3)レシピデータ作成ルーチンS2の処理
次に、上記したレシピの手順に従って調理作業者が各調理機器10〜13やチェックポイントボタンPを使用しながら調理作業を実行したときに、そのレシピデータを作成するレシピデータ作成ルーチンS2について説明する。
調理作業者が調理開始ボタンeを押すと、制御回路2は、レシピデータ作成ルーチンS2を実行する。なお、第2の実施形態でも、各調理動作においてレシピデータ作成ルーチンS2で行われる処理は共通するので、ここでは、図16に示したレシピの手順のうち手順6を実施する場合を例にとり、IHクッキングヒータ12およびチェックポイントボタンPを使用する場合について図15のフローチャートを参照して説明する。なお、手順6では、「沸騰したら弱火にして、米の中心にわずかに芯が残る程度まで炊く。水分が少なくなったら水を足す。」という調理作業を実施する。
制御回路2は、レシピデータ作成ルーチンS2を開始すると、必要度ボタンが押されたか(ステップS31)、各調理機器10〜13から調理制御情報を受信したか(ステップS32)、チェックポイントボタンPが押されたか(ステップS33)、後述するアクションブロックおよび調理動作ブロックが押されたか(ステップS34)、調理終了ボタンfが押されたか(ステップS35)を監視する。
そして、例えば、調理作業者が必要度ボタンを押すと(ステップS31で「YES」)、制御回路2は、必要度ボタンが押された回数に従って、必要度のレベルを順次切り替えて設定し表示する(ステップS36)。図16では、例えば、‘温度’‘混ぜ具合’‘写真’については、必要度ボタンが1回押されて‘○’のマークが表示され、‘水位’については、必要度ボタンが2回押されて‘◎’のマークが表示されている。
次に、調理作業者が、アクションとして、例えば、調理開始から42分後にIHクッキングヒータ12の火力設定を火力5に操作すると、制御回路2は、IHクッキングヒータ12から送信された調理制御情報(調理機器=「IHクッキングヒータ」、操作内容=「火力5」)を受信し(ステップS32で「YES」)、その調理制御情報を調理開始からの経過時間(0:42)と共に記録した操作記録を調理記録表示部hに表示する(ステップS37、図16中符号kで示す部分)。そして、その時点に各センサ10e〜13eおよびカメラ14から得られる検出データおよびその時点で設定されている必要度を記録する(ステップS38)。
一方、調理作業者が、アクションとして、例えば、調理開始から49分後に「水分がなくなったら水を足す」の調理動作を行い、チェックポイントボタンPを押すと(ステップS33で「YES」)、制御回路2は、調理開始からの経過時間(0:49)を記録して調理記録表示部hに表示する(ステップS39、図16中符号lで示す部分)。そして、その時点に各センサ10e〜13eおよびカメラ14から得られる検出データおよびその時点で設定されている必要度を記録する(ステップS40)。
なお、上記したステップS37やステップS39において、制御回路2は、操作記録や経過時間を夫々1つのアクションブロックk、lとして選択可能に表示する。また、調理記録表示部hには、直近に行われたアクションに対応するアクションブロックが、時系列として2〜3個ずつ順次表示される。
ここで、上記したステップS37において、アクションブロックkには、調理制御情報(調理機器=「IHクッキングヒータ」、操作内容=「火力5」、図16中符号mで示す部分)および調理開始からの経過時間(0:42、図16中符号nで示す部分)のみが表示される。また、上記したステップS39において、アクションブロックlには、調理開始からの経過時間(0:49、図16中符号oで示す部分)のみが表示される。つまり、これらのアクションの内容が夫々どの調理動作において行われたものであるのかが不明な状態で表示されるので、夫々のアクションの内容と調理動作との対応付けを行う必要がある。
そこで、例えば、調理作業者が、アクションブロックkを押し、続いて、調理動作ブロックbを押すと(ステップS34で「YES」)、制御回路2は、アクションブロックkの内容にその調理動作(「沸騰したら弱火にして・・・・炊く」)を対応付けて記録し、その調理動作の内容を表示する(ステップS41、図16中符号pで示す部分)。また、調理作業者が、アクションブロックlを押し、続いて、調理動作ブロックcを押すと(ステップS34で「YES」)、制御回路2は、アクションブロックlの内容にその調理動作(「水分が少なくなったら水を足す」)を対応付けて記録し、その調理動作の内容を表示する(ステップS41、図16中符号qで示す部分)。
そして、制御回路2は、調理終了ボタンfが押されるまでの間は(ステップS35で「NO」)、上記したステップS31、S32、S33、S34を監視しながら順次レシピデータを作成していく。そして、調理作業者が調理終了ボタンfを押すと(ステップS35で「YES」)、レシピデータ作成ルーチンS2を終了する。
次に、上記したレシピデータ作成ルーチンS2において、制御回路2が行うアクションの記録形式について図19および図20を参照して具体的に説明する。
制御回路2は、各調理機器10〜13の操作によるアクションについては、図19に示すように、調理動作(図19中符号aで示す部分)、経過時間(図19中符号bで示す部分)、操作記録(図19中符号cで示す部分)、検出データおよび必要度(図19中符号dで示す部分)を<action></action>タグでまとめて1つのアクション記録として記録する。また、チェックポイントボタンPによるアクションについては、図20に示すように、調理動作(図20中符号aで示す部分)、経過時間(図20中符号bで示す部分)、チェックポイントボタンPが押された旨の情報(図20中符号cで示す部分)、検出データおよび必要度(図20中符号dで示す部分)を<action></action>タグでまとめて1つのアクション記録として記録する。このとき、制御回路2は、必要度については、‘◎’‘○’‘×’のマークを夫々数値に対応付けて(必要度の高い方から順に‘1’‘2’‘3’に対応付けて)記録する。制御回路2は、アクションごとに図19および図20に示すような形式でアクション記録を作成していく。そして、調理が終了すると、制御回路2は、第1の実施形態の図12に示すような態様で、レシピの手順に記述されている料理名(「リゾット」)及び調理開始から終了までの総経過時間の情報(00:61)を付加してレシピの手順全体のレシピデータを作成する。
(4)レシピデータ修正ルーチンS3の処理
制御回路2は、レシピデータ作成ルーチンS2によりレシピデータを作成すると、続いて、レシピデータ修正ルーチンS3を実行する。以下、レシピデータ修正ルーチンS3について図17を参照して説明する。なお、レシピデータ作成ルーチンS2で行われる処理の流れは、第1の実施形態の図5に示したものと同様であるので、説明に際しては図5を流用しながら説明する。
まず、制御回路2は、作成したレシピデータに基づいて図17に示すレシピデータ確認画面を表示部3に表示する(ステップS21)。このとき、表示部3には、調理作業者がレシピデータに修正したい部分がないことを確認しレシピデータ修正ルーチンS3を終了させるための「確認」ボタン(図17中符号aで示す部分)も表示される。また、各調理動作は夫々調理動作ブロックとして選択可能に表示されていて、この調理動作ブロックが押されると、そのブロックに対応した調理動作の記録内容を修正するための修正画面(図示せず)が表示される。この修正画面では、第1の実施形態で示したものと同様にして、調理作業者が記録内容の削除・変更・追加などの修正を行うことができると共に、後述する自動修正を行うことができるようになっている。
制御回路2は、レシピデータを表示すると、図5に示すフローチャートに従って監視を行い、調理動作ブロックが押された場合は(ステップS23で「YES」)、表示部3に修正画面(図示せず)を表示する(ステップS24)。そして、「修正完了」ボタンが押されるまでの間は(ステップS25で「NO」)、そのまま修正画面を表示し続けて修正を受け付ける。例えば、図17中手順9の「水分が少なくなったら水を足す」は、図17中手順8の「水分が少なくなったら水を足す」に対して補足的に行った調理動作であり、レシピデータとして記録する必要がないと判断して削除する。そして、修正完了ボタンが押されるとレシピデータの記録内容を修正後の記録内容に更新して(ステップS25、S26)、図17に示す画面に戻る。
ここで、上記した修正画面において実行可能な記録内容の自動修正について説明する。ここでは、例えば、手順7の「沸騰したら弱火にして・・・・炊く」の部分を自動修正する場合を例にとり、具体的に説明する。第2の実施形態においては、修正画面には自動修正ボタンが表示されていて、調理作業者が、この自動修正ボタンを押すと、制御回路2は、例えば「沸騰したら」というキーワードを元に、データサーバ15から、図21に示すような必要度情報をダウンロードする。そして、この必要度情報に基づいて記録内容を修正し図17中符号bで示すように表示する。
このようにして、レシピデータの修正が行われ、最後に「確認」ボタンaが押されると(ステップS22で「YES」)、制御回路2は、レシピデータ修正ルーチンS3を終了する。
(5)アップロードルーチンS4の処理
上記したレシピデータ修正ルーチンS3が終了すると、制御回路2は、第1の実施形態に示したものと同様にしてアップロードルーチンS4を実行する。アップロードルーチンS4では、制御回路2は、アップロード画面(図8参照)を表示部3に表示する。そして、「アップロード」ボタンaが押された場合には、制御回路2は、作成したレシピデータをレシピ公開サイト9にアップロードする。一方、「キャンセル」ボタンbが押された場合には、制御回路2は、作成したレシピデータをホーム端末1に備えられたハードディスクなどの記憶装置(図示せず)に記憶する。また、「戻る」ボタンcが押された場合には、制御回路2は、再度、レシピデータ修正ルーチンS3を実行する。
(6)作成したレシピデータの利用態様の説明
次に、アップロードしたレシピデータを、ダウンロードして利用する場合について図18を参照して具体的に説明する。なお、第2の実施形態においても、ユーザは、調理作業者がレシピを作成したものと同様のレシピ作成キッチンシステムを有するものとする。
ユーザが、レシピ公開サイト9からレシピデータをホーム端末1にダウンロードすると、制御回路2は、そのレシピデータに基づいてレシピの手順を表示部3に表示する(図18中符号aで示す部分)。各手順は、調理動作ごとに調理動作ブロックとして表示される。また、図18中右側に示す部分には、ユーザが押した調理動作ブロックの調理動作に関する情報が表示されるようになっていて、この部分には、その調理動作で行う調理内容(図18中符号bで示す部分)、タイマ6が計時している調理開始からの経過時間(図18中符号cで示す部分)、その調理動作を行うタイミングとしてレシピデータに記録されている時間(図18中符号dで示す部分)、その調理動作中に各調理機器10〜13に対して行う操作内容(図18中符号eで示す部分)、オートモードとマニュアルモードとを切り替えるためのモード切替ボタン(図18中符号fで示す部分)、レシピデータに記録されている検出データ(図18中符号gで示す部分)が表示されている。このとき、検出データと共に、必要度(図18中符号hで示す部分)やその検出データの属性(図18中符号iで示す部分)、調理作業中に各センサ10e〜13eやカメラ14が検出する検出データ(図18中符号jで示す部分)が表示される。
このように、図18中右側の部分には、調理動作ブロックを押すごとに、その調理動作ブロックに関する情報が順次表示されるので、ユーザは、調理動作ブロックを順次押していくことにより、調理を進行することができる。
以上に説明したように、第2の実施形態によれば次のような効果を得ることができる。
第1に、レシピの各手順について、その手順中に各調理機器10〜13に対して行われた操作内容とその操作が行われたタイミングの他に、そのときの各センサ10e〜13eやカメラ14の検出データ(つまり、その時点での被調理物の調理状態)が付加されたレシピデータが自動的に作成されるので、より詳しいレシピデータを自動的に作成することができる。
第2に、レシピの手順ごとではなく、その手順中の調理動作ごとにアクションを記録することができるので、より木目細かいレシピデータを自動的に作成することができる。
第3に、各センサ10e〜13eやカメラ14に対して必要度を設定する構成としたので、その手順において、どの検出データが必要であるのかをも記録することができる。どのセンサにどのような意味があるのかは調理の内容や調理作業者の感覚によって異なるので、このように、調理作業者にセンサの意味付けを行ってもらい、その情報をも記録することにより、検出データを有効に活用することができる。
第4に、キーワードを元に作成したレシピデータを自動修正できる構成としたので、例えば、キーワード「沸騰したら」に対しては、各センサの必要度を被調理物が沸騰した状態を検出するのに適したものに自動的に修正することができる。また、例えば、被調理物が沸騰した状態に対して、キーワードとして「沸騰したら」だけでなく、「水温が上がらなくなったら」というような異なったキーワードを作成しておくことにより、ユーザにより、表現の仕方あるいは感覚が異なるような場合であっても、その調理状態(この場合は、沸騰状態)に適した各センサの必要度を設定することができ、検出データをより有効に活用することができる。
第5に、調理作業者がチェックポイントボタンPを押したタイミングでも、アクション記録が作成される構成としたので、各調理機器10〜13を使用しない調理動作(例えば、「水を足す」、「塩・コショウする」など)も記録することができる。
第6に、図18において、レシピデータに記録されている検出データと実際に各センサ10e〜13eが検出する検出データとを表示する構成としたので、ユーザは、これらの検出データを比較することにより、レシピデータに対して忠実に調理を行うことができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について図22ないし図27を参照して説明する。なお、上記した第1の実施形態および第2の実施形態に記載したものと同一の部分については説明を省略し、以下、異なる部分についてのみ説明する。
まず、第3の実施形態の構成について図22を参照して説明する。この第3の実施形態に示すレシピ作成キッチンシステムには、第2の実施形態で示したレシピ作成キッチンシステムに、さらに、調理作業者の音声を入力するための調理者用マイク16が備えられている。この調理者用マイク16は、音声入力手段として機能するものである。また、調理者用マイク16は、通信回路(図示せず)を備えていて、音声が入力されると、その音声を音声データとしてホーム端末1に送信可能に構成されている。また、制御回路2は、後述する音声データをテキスト化するための音声認識回路(図示せず)を備えている。
次に、第3の実施形態の作用について図23ないし図27を参照して説明する。なお、説明に際しては、以下のような項目に分けて順次行う。
(1)第3の実施形態の全体の流れ
まず、第3の実施形態の全体の流れについて図23を参照して説明する。第3の実施形態では、上記した第1の実施形態および第2の実施形態で示したものとは異なり、ホーム端末1は、レシピ手順入力ルーチンS1を単独で実行することなく、レシピ手順入力ルーチンS1を兼ねたレシピデータ作成ルーチンS5を実行し、これに続けて、レシピデータ修正ルーチンS3、アップロードルーチンS4を順次実行する。これらの各ルーチンS5、S3、S4については、以下に詳述する。
(2)レシピデータ作成ルーチンS5の処理
次に、調理作業者が各調理機器10〜13および調理者用マイク16を使用しながら調理作業を実行したときに、そのレシピデータを作成するレシピデータ作成ルーチンS5について図24および図25を参照して説明する。なお、このレシピデータ作成ルーチンS5は、上記した第1の実施形態および第2の実施形態で示した各ルーチンS1〜S4のうちレシピ手順入力ルーチンS1およびレシピデータ作成ルーチンS2に相当する処理を行うものである。
制御回路2は、レシピデータ作成ルーチンS5を開始すると、図25に示すレシピデータ作成画面を表示部3に表示する(ステップS51)。このレシピデータ作成画面には、調理情報表示部a、調理記録表示部b、調理開始ボタンcおよび調理終了ボタンdが表示される。
調理情報表示部aは、第2の実施形態で示した調理情報表示部g(図16参照)と同様に、タイマ6が計時する調理開始からの経過時間(図25中符号eで示す部分)、各センサ10e〜13eやカメラ14が検出する検出データ(図25中符号fで示す部分)を表示する部分である。また、必要度ボタンを押すごとに、その必要度を順次切り替えられるようになっている。調理記録表示部bは、レシピデータを作成する場合に、実際に調理作業者が行った調理動作(各調理機器10〜13の操作や調理者用マイク16による入力、以下、これらをまとめてアクションと称する)の記録を表示する部分であるので、詳細については後述する。調理開始ボタンcおよび調理終了ボタンdは、調理作業者が調理を開始する旨および終了する旨を制御回路2に認識させるためのものである。
制御回路2は、レシピデータ作成画面を表示すると、調理開始ボタンcが押されるまでは(ステップS52で「NO」)、そのままレシピデータ作成画面を表示して待機する。そして、調理開始ボタンcが押されると(ステップS52で「YES」 )、必要度ボタンが押されたか(ステップS53)、調理者用マイク16から音声データを受信したか(ステップS54)、各調理機器10〜13から調理制御情報を受信したか(ステップS55)、調理終了ボタンdが押されたか(ステップS56)を監視する。
そして、例えば、調理作業者が必要度ボタンを押すと(ステップS53で「YES」)、制御回路2は、必要度ボタンが押された回数に従って、必要度のレベルを順次切り替えて設定し表示する(ステップS57)。
次に、制御回路2がアクションを記録し表示する場合に行う処理について具体的に説明する。調理作業者が、アクションとして、例えば、調理開始から32分後に調理者用マイク16を介して「こがさないように気をつけて炒める」と音声入力すると、制御回路2は、調理者用マイク16から送信された音声データ(「こがさないように気をつけて炒める」を記録したデータファイル)を受信し(ステップS54で「YES」)、その音声データを記録する(ステップS58)。続いて、調理開始からの経過時間(0:32)を記録し(ステップS59)、その時点に各センサ10e〜13eおよびカメラ14から得られる検出データおよびその時点で設定されている必要度を記録する(ステップS60)。そして、このアクションの記録を調理記録表示部bに表示する(ステップS61、図25中符号gで示す部分)。
一方、調理作業者が、アクションとして、例えば、調理開始から49分後にIHクッキングヒータ12の火力設定を火力4に操作すると、制御回路2は、IHクッキングヒータ12から送信された調理制御情報(調理機器=「IHクッキングヒータ」、操作内容=「火力4」)を受信し(ステップS55で「YES」)、その調理制御情報を記録する(ステップS62)。続いて、調理開始からの経過時間(0:49)を記録し(ステップS59)、その時点の検出データおよび必要度を記録する(ステップS60)。そして、このアクションの記録を調理記録表示部bに表示する(ステップS61、図25中符号mで示す部分)。
このステップS61において、制御回路2は、ほぼ同じ経過時間が記録されているアクションの記録については、まとめて1つのアクションブロックとして表示する。例えば、調理作業者が、調理開始から42分後に「沸騰したら弱火にして米の中心にわずかに芯が残る程度まで炊く」と音声入力し、かつ、IHクッキングヒータ12の火力設定を火力5に操作した場合には、「沸騰したら弱火にして・・・・炊く」の音声記録(図25中符号nで示す部分)と「IHクッキングヒータ火力5」の操作記録(図25中符号hで示す部分)とをまとめて表示する(図25中符号iで示す部分)。なお、図25中符号jに示す部分も、音声入力(「ブイヨンを・・・・強火にかける」、図25中符号kで示す部分)とIHクッキングヒータ12の操作(「IHクッキングヒータ火力17」、図25中符号lで示す部分)が同じ経過時間(0:38)に行われた場合のアクションの記録を表示している。
そして、制御回路2は、調理終了ボタンdが押されるまでの間は(ステップS56で「NO」)、上記したステップS53、S54、S55を監視しながら順次レシピデータを作成していく。そして、調理作業者が調理終了ボタンdを押すと(ステップS56で「YES」)、レシピデータ作成ルーチンS5を終了する。
次に、上記したレシピデータ作成ルーチンS5において、制御回路2が行うアクションの記録形式について図27を参照して具体的に説明する。ここでは、各調理機器10〜13の操作(IHクッキングヒータ12の操作)および音声入力(「沸騰したら弱火にして」)の両方を含むアクションの記録(図25中符号iで示す部分)を例にとり、具体的に説明する。
制御回路2は、第2の実施形態で示したものと同様にして、調理動作(図27中符号aで示す部分)、経過時間(図27中符号bで示す部分)、音声データ(図27中符号cで示す部分)、操作記録(図27中符号dで示す部分)、検出データおよび必要度(図27中符号eで示す部分)を<action></action>タグでまとめて1つのアクション記録として記録する。このとき、制御回路2は、調理動作や音声データについては、受信した音声データを音声認識回路によりテキスト化して記録する。そして、制御回路2は、アクションごとに図27に示すような形式でアクション記録を作成し、レシピの手順全体のレシピデータを作成する。
(3)レシピデータ修正ルーチンS3の処理
レシピデータ作成ルーチンS5によりレシピデータを作成すると、制御回路2は、第2の実施形態に示したものと同様にして、レシピデータ修正ルーチンS3を実行する。以下、レシピデータ修正ルーチンS3について図26を参照して説明する。
まず、制御回路2は、作成したレシピデータに基づいて図26に示すレシピデータ確認画面を表示部3に表示する。このとき、表示部3には、「確認」ボタン(図26中符号aで示す部分)も表示される。また、各調理動作は夫々調理動作ブロックとして選択可能に表示されていて、この調理動作ブロックが押されると、そのブロックに対応した調理動作の記録内容を修正するための修正画面(図示せず)が表示される。そして、この修正画面を介して、調理作業者が記録内容の削除・変更・追加などの修正を行うことができる。また、第2の実施形態で示したものと同様にして自動修正を行うことができると共に、音声入力により記録内容を追加することができるようになっている。ここでは、図26中手順7の「こがさないように気をつけて炒める」は、単なる注意事項に過ぎず、レシピデータとして記録する必要がないと判断して削除する。また、図26中手順10には、IHクッキングヒータ12の操作記録しか記録されていないので、その操作内容を入力することも可能である。
このようにして、レシピデータの修正が行われ、最後に「確認」ボタンaが押されると、制御回路2は、レシピデータ修正ルーチンS3を終了する。
(4)アップロードルーチンS4の処理
上記したレシピデータ修正ルーチンS3が終了すると、制御回路2は、第1の実施形態および第2の実施形態に示したものと同様にしてアップロードルーチンS4を実行する。アップロードルーチンS4では、制御回路2は、アップロード画面(図8参照)を表示部3に表示する。そして、「アップロード」ボタンaが押された場合には、制御回路2は、作成したレシピデータをレシピ公開サイト9にアップロードする。一方、「キャンセル」ボタンbが押された場合には、制御回路2は、作成したレシピデータをホーム端末1に備えられたハードディスクなどの記憶装置(図示せず)に記憶する。また、「戻る」ボタンcが押された場合には、制御回路2は、再度、レシピデータ修正ルーチンS3を実行する。
(5)作成したレシピデータの利用態様の説明
次に、アップロードしたレシピデータを、ダウンロードして利用する場合について説明する。なお、第3の実施形態においても、ユーザは、調理作業者がレシピを作成したものと同様のレシピ作成キッチンシステムを有するものとする。
ユーザが、レシピ公開サイト9からレシピデータをホーム端末1にダウンロードすると、制御回路2は、第2の実施形態で示したものと同様にして、レシピの手順を図18に示すように調理動作ブロックごとに表示部3の左側に表示する。表示部3の右側の部分には、調理動作ブロックの調理動作に関する情報が順次表示されるので、ユーザは、調理動作ブロックを順次押していくことにより、調理を進行することができる。
以上に説明したように、第3の実施形態によれば次のような効果を得ることができる。
第1に、レシピの各手順について、その手順中に各調理機器10〜13に対して行われた操作内容とその操作が行われたタイミングやそのときの各センサ10e〜13eやカメラ14の検出データ(つまり、その時点での被調理物の調理状態)の他に、調理作業者の音声情報が付加されたレシピデータが自動的に作成されるので、より詳しいレシピデータを自動的に作成することができる。
第2に、調理者用マイク16を介して、調理手順を入力しながらレシピデータを作成することができ、事前に調理手順を記述する必要がない。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について図28ないし図33を参照して説明する。なお、上記した第1の実施形態ないし第3の実施形態に記載したものと同一の部分については説明を省略し、以下、異なる部分についてのみ説明する。
まず、第4の実施形態の構成について図28を参照して説明する。この第4の実施形態に示すレシピ作成キッチンシステムは、第3の実施形態で示したレシピ作成キッチンシステムに、さらに、調理中に行われた調理作業の動作を検出するための加速度センサ17を備えたものである。なお、図示はしないが、加速度センサ17は、各種の調理器具(例えば、はし、おたま、フライ返し、包丁など)に夫々備えられている。
図29は、上記した加速度センサ17の電気的構成を示すものである。加速度センサ17は、信号処理回路17aを中心に、通信回路17bおよびセンサ部17fを備えて構成されている。そして、センサ部17fが調理作業者により動かされたことを検出すると、信号処理回路17aは、通信回路17bを介して動作信号をホーム端末1に送信する。ホーム端末1側では、加速度センサ17からの動作信号を分析して、その動作信号に対応した動作パターンを認識するように構成されている。
次に、本実施形態の作用について図30ないし図33を参照して説明する。
(1)本実施形態の全体の流れ
まず、本実施形態の全体の流れについて説明する。本実施形態においても、ホーム端末1にはメイン制御プログラムが格納されており、第3の実施形態に示したものと同様にして、レシピデータ作成ルーチンS5、レシピデータ修正ルーチンS3、アップロードルーチンS4を順次実行する(図23参照)。これらの各ルーチンS5、S3、S4については、以下に詳述する。
(2)レシピデータ作成ルーチンS5の処理
次に、調理作業者が各調理機器10〜13、調理者用マイク16および各種調理器具を使用しながら調理作業を実行したときに、そのレシピデータを作成するレシピデータ作成ルーチンS5について図30および図31を参照して説明する。
制御回路2は、レシピデータ作成ルーチンS5を開始すると、図31に示すレシピデータ作成画面を表示部3に表示する(ステップS71)。このレシピデータ作成画面には、第3の実施形態と示したものと同様にして、調理情報表示部a、調理記録表示部b、調理開始ボタンcおよび調理終了ボタンdが表示される。
制御回路2は、レシピデータ作成画面を表示すると、調理開始ボタンcが押されるまでは(ステップS72で「NO」)、そのままレシピデータ作成画面を表示して待機し、調理開始ボタンcが押されると(ステップS72で「YES」 )、必要度ボタンが押されたか(ステップS73)、加速度センサ17から動作信号を受信したか(ステップS74)、調理者用マイク16から音声データを受信したか(ステップS75)、各調理機器10〜13から調理制御情報を受信したか(ステップS76)、調理終了ボタンdが押されたか(ステップS77)を監視する。
そして、例えば、調理作業者が必要度ボタンを押すと(ステップS73で「YES」)、必要度のレベルが順次切り替えられる(ステップS78)。
次に、制御回路2がアクションを記録し表示する場合に行う処理について具体的に説明する。調理作業者が、アクションとして、例えば、調理開始から38分後に‘フライ返し’を使って炒める操作を終えて‘おたま’を使って混ぜる操作を始めると共に、「ブイヨンを加え塩・コショウして強火にかける」と音声入力し、IHクッキングヒータ12の火力設定を火力17に操作すると、制御回路2は、‘フライ返し’の加速度センサ17から送信されていた動作信号および‘おたま’の加速度センサ17から送信された動作信号の動作パターンを記録する(ステップS74で「YES」、ステップS79)。このとき、制御回路2は、動作パターンを、例えば、‘フライ返し’から受信した動作信号については「炒める」と認識し、‘おたま’から受信した動作信号については「混ぜる」と認識して記録する。続いて、調理開始からの経過時間(0:38)を記録し(ステップS80)、その時点の検出データおよび必要度を記録する(ステップS81)。そして、このアクションの記録を調理記録表示部bに表示する(ステップS82、図31中符号eで示す部分)。
また、音声データ(「ブイヨンを・・・・強火にかける」、図31中符号fで示す部分)およびIHクッキングヒータ12の調理制御情報(調理機器=「IHクッキングヒータ」、操作内容=「火力17」、図31中符号gで示す部分)も同様に記録され(ステップS75→S83→S80→S81およびステップS76→S84→S80→S81のフロー)、ステップS82において、同じ経過時間に記録されたアクションの記録として、まとめて1つのアクションブロックとして表示される(図31中符号hで示す部分)。
なお、調理作業者が、アクションとして、音声を入力した場合(図31中符号iで示す部分)、調理作業者が、アクションとして、調理機器(IHクッキングヒータ12)を操作した場合(図31中符号jで示す部分)および調理作業者が音声入力し、かつ、調理機器を操作した場合(図31中符号kで示す部分)については、第3の実施形態で示したものと同様の処理が行われるので説明を省略する。
そして、制御回路2は、調理終了ボタンdが押されるまでの間は(ステップS77で「NO」)、上記したステップS73、S74、S75、S76を監視しながら順次レシピデータを作成していく。そして、調理作業者が調理終了ボタンdを押すと(ステップS77で「YES」)、レシピデータ作成ルーチンS5を終了する。
次に、上記したレシピデータ作成ルーチンS5において、制御回路2が行うアクションの記録形式について図33を参照して具体的に説明する。ここでは、各調理機器10〜13の操作(IHクッキングヒータ12の操作)、音声入力(「ブイヨンを・・・・強火にかける」)および調理器具の操作(「炒める」から「混ぜる」への操作)の全てを含むアクションの記録(図31中符号hで示す部分)を例にとり、具体的に説明する。
制御回路2は、第2の実施形態および第3の実施形態で示したものと同様にして、調理動作(図33中符号aで示す部分)、経過時間(図33中符号bで示す部分)、音声データ(図33中符号cで示す部分)、動作パターン(図33中符号dで示す部分)、操作記録(図33中符号eで示す部分)、検出データおよび必要度(図33中符号fで示す部分)を<action></action>タグでまとめて1つのアクション記録として記録する。そして、制御回路2は、アクションごとに図33に示すような形式でアクション記録を作成し、レシピの手順全体のレシピデータを作成する。
(3)レシピデータ修正ルーチンS3の処理
レシピデータ作成ルーチンS5によりレシピデータを作成すると、制御回路2は、第3の実施形態に示したものと同様にして、レシピデータ修正ルーチンS3を実行する。以下、レシピデータ修正ルーチンS3について図32を参照して説明する。
まず、制御回路2は、作成したレシピデータに基づいて図32に示すレシピデータ確認画面を表示部3に表示する。そして、調理作業者が、修正が必要な調理動作ブロックを押すと、そのブロックに対応した調理動作の記録内容を、修正画面(図示せず)を介して修正することができる。例えば、図32中手順10の「切る」→「混ぜる」は、手順9の米を炊く操作と手順11の火力を変更する操作の間に行う手順としては不適切なものであり、誤検出されたものとして削除する。また、単なる注意事項に過ぎないもの(例えば、図32中手順7)や操作記録しか記録されていないもの(例えば、図32中手順11)には、削除・追加などの修正を加えることができる。
このようにして、レシピデータの修正が行われ、最後に「確認」ボタンaが押されると、制御回路2は、レシピデータ修正ルーチンS3を終了する。
(4)アップロードルーチンS4の処理
上記したレシピデータ修正ルーチンS3が終了すると、制御回路2は、第3の実施形態に示したものと同様にしてアップロードルーチンS4を実行する。これにより、本実施形態においても、調理作業者は、アップロード画面(図8参照)を介して作成したレシピデータをアップロードすることができる。
(5)作成したレシピデータの利用態様の説明
次に、アップロードしたレシピデータを、ダウンロードして利用する場合について説明する。なお、第4の実施形態においても、ユーザは、調理作業者がレシピを作成したものと同様のレシピ作成キッチンシステムを有するものとする。
ユーザが、レシピ公開サイト9からレシピデータをホーム端末1にダウンロードすると、制御回路2は、第2の実施形態で示したものと同様にして、レシピの手順を図18に示すように表示する。そして、ユーザは、調理動作ブロックを順次押していくことにより、調理を進行することができる。
以上に説明したように、第4の実施形態によれば、レシピの各手順について、その手順中に各調理機器10〜13に対して行われた操作内容とその操作が行われたタイミングやそのときの各センサ10e〜13eやカメラ14の検出データ(つまり、その時点での被調理物の調理状態)、調理作業者の音声情報の他に、調理作業者の動作の記録が付加されたレシピデータが自動的に作成されるので、より一層詳しいレシピデータを自動的に作成することができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明は、上記した各実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
上記した各実施形態においては、調理機器は、冷蔵庫10、電子レンジ11、IHクッキングヒータ12、炊飯器13を用いる場合で説明したが、これに限らず、ホーム端末1により通信および制御が可能な調理機器であれば、他の調理機器であっても適用することができる。例えば、オーブン調理器や、ガスコンロ、あるいはその他の様々なものを利用することができる。
各センサ10e〜13eは、各調理機器10〜13に組み込んだ構成としているが、被調理物の調理状態を検出できる態様であれば、例えば、センサ単独で独立して備える構成であってもよい。
ホーム端末1に音声認識回路を備えない構成であってもよく、その場合は、音声データをテキスト化することなく、音声データのままで記録すればよい。
加速度センサ17を各調理器具に備えて調理器具の動きを介して調理作業者の動作を記録する構成としたが、例えば、調理作業者の腕などに加速度センサ17を備えて調理作業者の動作を記録する構成であってもよい。
レシピデータの自動修正では、データサーバ15からアクション記録をダウンロードする構成としているが、これに限らず、必要度提供手段の機能をホーム端末1内に設けてもよいし、あるいは、メモリ素子などを装着することで同様の機能を果たすようにしてもよい。
作成したレシピデータを、レシピ公開サイト9にアップロードして公開する他に、CD−Rなどに複製し、これを配布して公開する構成であってもよい。
レシピ手順入力ルーチンS1においてレシピの手順を入力する方法としては、ホーム端末1にキーボードなどの入力装置を備えて、この入力装置を介して入力する構成であってもよいし、インターネット8に公開されているレシピの手順をダウンロードして入力する構成であってもよい。また、以前に入力したレシピの手順をメモリに記憶しておき、これを再度入力する構成であってもよいし、CD−ROMなどの媒体から外部入力する構成であってもよい。
また、レシピデータ修正ルーチンS3においてレシピデータを修正する場合に、キーボードなどの入力装置を介して入力する構成であってもよい。
作成されたレシピデータに対して、各種の加工を加える構成であってもよい。例えば、調理作業者が1人分のレシピデータを作成した場合に、変換プログラムにより4人分のレシピデータに変換する構成であってもよい。
本発明の第1の実施形態を示す全体構成図 調理機器の概略的なブロック図 メイン制御プログラムのフローチャート レシピデータ作成ルーチンのフローチャート レシピデータ修正ルーチンのフローチャート レシピデータ作成画面を示す図 レシピデータ確認画面を示す図 アップロード画面を示す図 レシピデータ使用時の状態を示す図 操作記録の記録形式を示す図 手順記録の記録形式を示す図 レシピの手順全体のレシピデータの記録形式を示す図 本発明の第2の実施形態を示す図1相当図 図2相当図 図4相当図 図6相当図 図7相当図 図9相当図 調理機器の操作によるアクションの記録形式を示す図 チェックポイントボタンの操作によるアクションの記録形式を示す図 データサーバに格納されている必要度情報の記録形式を示す図 本発明の第3の実施形態を示す図1相当図 図3相当図 図4相当図 図6相当図 図7相当図 調理者用マイクを介した音声入力を含むアクションの記録形式を示す図 本発明の第4の実施形態を示す図1相当図 図2相当図 図4相当図 図6相当図 図7相当図 加速度センサを介して検出された動作パターンを含むアクションの記録形式を示す図
符号の説明
図面中、1はホーム端末(制御装置)、2は制御回路(レシピ作成手段)、6はタイマ(計時手段)、10は冷蔵庫(調理機器)、10b(11b、12b、13b)は通信回路(送信手段)、10e(11e、12e、13e)はセンサ(検出手段)、11は電子レンジ(調理機器)、12はIHクッキングヒータ(調理機器)、13は炊飯器(調理機器)、14はカメラ(検出手段)、15はデータサーバ(必要度提供手段)、16は調理者用マイク(音声入力手段)、17は加速度センサ、Pはチェックポイントボタン(指定手段)を示す。

Claims (8)

  1. 操作に応じた調理制御情報が与えられると、これに応じて調理動作を実施するように設けられた少なくとも1つの調理機器と、
    前記調理機器が接続され前記調理制御情報を受信可能に設けられた制御装置とを備え、
    前記調理機器は、前記調理制御情報が与えられるとその調理制御情報を前記制御装置に送信する送信手段を備え、
    前記制御装置は、
    調理開始からの経過時間を計時する計時手段と、
    前記送信手段から前記調理制御情報を受信すると、その調理制御情報を前記計時手段の前記経過時間と共にレシピの手順に対応付けてレシピデータを作成するレシピ作成手段とを備えたことを特徴とするレシピ作成キッチンシステム。
  2. 請求項1に記載のレシピ作成キッチンシステムにおいて、
    被調理物の調理状態を検出するように設けられた少なくとも1つの検出手段を備え、
    前記レシピ作成手段は、
    前記送信手段から前記調理制御情報を受信すると、その調理制御情報を前記計時手段の前記経過時間と前記検出手段の検出データと共にレシピの手順に対応付けてレシピデータを作成することを特徴とするレシピ作成キッチンシステム。
  3. 請求項2に記載のレシピ作成キッチンシステムにおいて、
    前記制御装置は、
    前記検出手段の検出データがレシピの各手順において必要であるか否かの度合いを示す必要度を設定可能に構成され、
    前記レシピ作成手段は、前記制御手段により設定された前記検出手段の検出データの必要度をレシピの手順に対応付けてレシピデータを作成することを特徴とするレシピ作成キッチンシステム。
  4. 請求項3に記載のレシピ作成キッチンシステムにおいて、
    レシピの手順に含まれているキーワードに対応して前記検出手段の検出データの必要度を提供する必要度提供手段を備え、
    前記制御装置は、
    前記キーワードが与えられると、前記必要度提供手段から提供される前記キーワードに対応した前記必要度を前記検出手段の検出データの必要度として設定することを特徴とするレシピ作成キッチンシステム。
  5. 請求項1ないし4の何れかに記載のレシピ作成キッチンシステムにおいて、
    調理作業者の音声を入力するための音声入力手段を備え、
    前記レシピ作成手段は、
    前記音声入力手段から音声情報を受信すると、その音声情報を前記計時手段の前記経過時間と共にレシピの手順に対応付けてレシピデータを作成することを特徴とするレシピ作成キッチンシステム。
  6. 請求項1ないし5の何れかに記載のレシピ作成キッチンシステムにおいて、
    調理作業者および調理器具の少なくとも一方に設けられ調理作業の動作を検出する加速度センサを備え、
    前記レシピ作成手段は、
    前記加速度センサの検出信号に基づいてその調理作業を認識し、前記計時手段の前記経過時間と共にレシピの手順に対応付けてレシピデータを作成することを特徴とするレシピ作成キッチンシステム。
  7. 請求項1ないし6の何れかに記載のレシピ作成キッチンシステムにおいて、
    前記レシピ作成手段に対してレシピデータを作成するタイミングを指定する指定手段を備え、
    前記レシピ作成手段は、
    前記指定手段によりタイミングが指定されると、少なくともその指定されたタイミングに相当する前記計時手段の経過時間と共にレシピデータを作成することを特徴とするレシピ作成キッチンシステム。
  8. 操作に応じた調理制御情報が与えられるとこれに応じて調理動作を実施するように設けられた調理機器において、
    前記調理制御情報が与えられるとその調理制御装置を送信可能な送信手段を備え、
    レシピ作成キッチンシステムの制御装置に接続された状態では、前記送信手段を介して前記調理制御情報を送信することにより、前記制御装置に設けられたレシピ作成手段が調理開始からの経過時間と共にレシピの手順に対応付けたレシピデータを作成するためのデータとして提供可能に構成されていることを特徴とする調理機器。


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