JPWO2019171618A1 - 調理情報システムおよびサーバ - Google Patents
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Abstract
音声を取得する通信端末(300)と、通信端末(300)が取得した音声に基づいて第1のレシピを作成するサーバ(100)とを備える調理情報システム(1)が提供される。サーバ(100)は第1のレシピの作成に必要な情報を通信端末(300)を介してユーザに問い合わせる。
Description
本発明は、調理機器を利用するレシピを作成するための技術またはレシピを利用するための技術に関する。
従来から、電子レンジなどの調理機器に関してレシピの利用に関する技術が知られている。たとえば、特開2006−329455号公報(特許文献1)には、レシピ作成キッチンシステムおよび調理機器が開示されている。特許文献1によると、各調理機器は、調理制御信号をホーム端末に送信可能に構成される。ホーム端末は、調理制御情報を経過時間と共にレシピの手順に対応付けてレシピデータを作成する制御回路を備える。調理作業者が各調理機器を操作すると、その操作により各調理機器に与えられた調理制御情報はホーム端末に送信される。ホーム端末の制御回路は、受信した調理制御情報を経過時間と共にレシピの手順に対応付けて、各調理機器に対して行われた操作内容とその操作が行われたタイミングとが付加されたレシピデータを自動的に作成する。
また特開2003−120938号公報(特許文献2)には、調理器及び調理器用プログラムが開示されている。特許文献2によると、例えば「肉じゃが」の調理レシピの標準データのうち、総分量を4人分から1人分に変更指示すると、制御装置は、各材料の分量や調理時間などの他のデータを、それぞれに適した変換係数に基づき演算して変更し、表示器に表示する。また、例えばじゃがいもが200gしかない場合に、じゃがいもの分量を、標準の分量である600gから200gに変更指示すると、制御装置は、総分量や他の材料の分量などの他のデータを、それぞれに適した変換係数に基づき演算して変更し、表示する。
また特開2007−128305号公報(特許文献3)には、調理支援装置が開示されている。特許文献3によると、調理人のスキル情報、調理器具の種類と個数を入力し、記憶したレシピ情報と併せて、その調理人のスキルに応じた作業スケジュール、作業手順、作業手順の画像または動画、調理の終了予定時刻を表示部に表示する。
従来よりも簡単にレシピが作成できるシステムまたは従来よりも効率的にレシピが利用できるシステムが求められている。そこで、本発明の目的は、従来よりも簡単にレシピが作成できるシステムまたは従来よりも効率的にレシピが利用できるシステムを提供することにある。
この発明のある態様に従うと、音声を取得する通信端末と、通信端末が取得した音声に基づいて第1のレシピを作成するサーバとを備える調理情報システムが提供される。サーバは第1のレシピの作成に必要な情報を通信端末を介してユーザに問い合わせる。
以上のように、この発明によれば、従来よりも簡単にレシピが作成できるシステムまたは従来よりも効率的にレシピが利用できるシステムが提供される。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<調理情報システム1の全体構成>
<第1の実施の形態>
<調理情報システム1の全体構成>
まず、図1を参照して本実施の形態にかかる調理情報システム1の全体構成について説明する。本実施の形態にかかる調理情報システム1は、主に、サーバ100と、インターネットやキャリア網やルータなどを介してサーバ100と通信可能な電子レンジ200A,200Bなどの調理機器と、サーバ100と通信可能なスピーカ300Aやロボット300Bなどの通信端末とを含む。
なお、調理機器は、電子レンジ200A,200Bに限らず、自動調理鍋や炊飯器やIHクッキングヒータなどの他の装置であってもよい。また、電子レンジ200Aは、フライパンや、普通の調理鍋等の電気を用いない調理器具であってもよい。なお、以下では、これらを総称して調理機器200ともいう。また、通信端末は、スピーカ300Aやロボット300Bに限らず、スマートフォンやタブレットやパーソナルコンピュータやゲーム機器などの他の装置であってもよい。なお、以下では、これらを総称して通信端末300ともいう。
<調理情報システム1の動作概要>
<調理情報システム1の動作概要>
次に、図1を参照して本実施の形態にかかる調理情報システム1によって実現される調理支援サービスの動作概要について説明する。たとえばユーザAが電子レンジ200Aを利用して調理を行う。この際に、ユーザAは、調理方法を説明するための音声をスピーカ300Aに入力する(ステップS100)。スピーカ300Aは、入力された音声をサーバ100にアップロードする(ステップS102)。たとえば、ユーザAは調理をしながら、「まず初めに3カップをお鍋で温めます。その間にニンジンを短冊切りします。」といったメッセージをスピーカ300Aに入力することによって調理方法をサーバ100にアップロードする。
サーバ100は、スピーカ300Aから受け付けた音声をテキストデータに変換したり、レシピの形式に変換したりする(ステップS104)。
特に本実施の形態においては、サーバ100にはレシピとして必要な情報の種類が予め登録されている。そしてサーバ100は、レシピの作成に必要な情報のうちの現時点で足りない情報や、標準的な水分量、調味料の量や種類、素材の選択方法などからの差異を確認するために、スピーカ300Aに問い合わせる(ステップS106)。スピーカ300Aは、必要なデータを音声によってユーザに要求する。
ユーザが必要な情報をスピーカ300Aに話すと、スピーカ300Aは当該情報をサーバ100に送信する(ステップS108)。サーバ100は、スピーカ300Aから受け付けた音声をテキストデータに変換したり、レシピの形式に変換したりする(ステップS110)。調理に関する全ての情報がアップロードされると、サーバ100は、ユーザAの今回の調理に関して蓄積された情報をニュートラルレシピとしてデータベースに格納する(ステップS112)。なお、ユーザAのレシピは公開されてもよいし、家族などのように、許可された特定のユーザのみに公開されてもよい。
次にユーザBが電子レンジ200Bを利用してユーザAが作成したレシピを利用して調理を行う。たとえば、母親であるユーザAのレシピを娘のユーザBが利用したり、ユーザAのレシピを友達のユーザBが利用したり、口コミに基づいてユーザBがユーザAのレシピを利用したりすることができる。
ユーザBは、電子レンジ200Bや自身の通信端末300を介して、所望のレシピをサーバ100に問い合わせる(ステップS122)。本実施の形態においては、電子レンジ200Bは、ユーザBのIDやパスワードとともに、電子レンジ200Bの機種や型番などもサーバ100に提供する。
サーバ100は、ユーザBの使用している調理機器200の機種に基づいて、ユーザAのニュートラルレシピを当該機種に適応させたカスタマイズレシピに変換する(ステップS124)。たとえば、サーバ100は、自動調理鍋のために、ニュートラルレシピを、水の使用を少なめにしたカスタマイズレシピに変換したり、圧力釜のために、ニュートラルレシピを、煮る時間を減らしたカスタマイズレシピに変換したりする。
電子レンジ200Bは、変換後のカスタマイズレシピをサーバ100からダウンロードする(ステップS126)。電子レンジ200Bは、ダウンロードしたカスタマイズレシピに従って自動的に調理したり、ユーザにカスタマイズレシピを音声や映像によって説明したりする(ステップS128)。
このように、本実施の形態にかかる調理情報システム1は、図2に示すように、ユーザAのオリジナルの調理方法をニュートラルレシピとして調理支援サービスに登録したり、当該ニュートラルレシピをユーザBの調理機器200に適したカスタマイズレシピに変換したり、することができるため、通常の調理支援サービスよりも効率的にレシピを利用することができる。以下、このような機能を実現するための調理情報システム1の具体的な構成について詳述する。
<サーバ100の構成>
<サーバ100の構成>
まず、本実施の形態にかかる調理情報システム1を構成するサーバ100の構成の一態様について説明する。図3を参照して、サーバ100は、主たる構成要素として、CPU(Central Processing Unit)110と、メモリ120と、ディスプレイ130と、操作部140と、通信インターフェイス160とを含む。
CPU110は、メモリ120に記憶されているプログラムを実行することによって、サーバ100の各部を制御する。たとえば、CPU110は、メモリ120に格納されているプログラムを実行し、各種のデータを参照することによって、後述する各種の処理を実行する。
メモリ120は、各種のRAM(Random Access Memory)、各種のROM(Read-Only Memory)などによって実現され、サーバ100に内包されているものであってもよいし、サーバ100の各種インターフェイスに着脱可能なものであってもよいし、サーバ100からアクセス可能な他の装置の記録媒体であってもよい。メモリ120は、CPU110によって実行されるプログラムや、CPU110によるプログラムの実行により生成されたデータ、入力されたデータ、その他の本実施の形態にかかる調理支援サービスに利用されるデータベースなどを記憶する。
たとえば、メモリ120は、複数のユーザから登録された複数のニュートラルレシピ121や、当該ニュートラルレシピ121を機種に合わせて変換したカスタマイズレシピ122などのデータを格納する。また、メモリ120は、図4に示すようなユーザデータ123や調理機器200の機種や型番毎の複数種類の調理シーケンスデータなども格納する。
ディスプレイ130は、CPU110からの信号に基づいて、テキストや画像を表示する。操作部140は、サービスの管理者などの命令を受け付けて、当該命令をCPU110に入力する。
通信インターフェイス160は、CPU110からのデータを、インターネット、キャリア網、ルータなどを介して、調理機器200や通信端末300などの他の装置に送信する。逆に、通信インターフェイス160は、インターネット、キャリア網、ルータなどを介して調理機器200や通信端末300などの他の装置からのデータを受信して、CPU110に受け渡す。
次に、本実施の形態にかかるサーバ100によるニュートラルレシピの作成処理(図1におけるステップS102〜ステップS112に対応する。)について説明する。図5を参照して、サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300からユーザIDやパスワードを受け付けてレシピの作成を開始する(ステップS132)。CPU110は、通信端末300から調理方法を説明するための音声データを受け付ける(ステップS134)。
CPU110は、音声データをレシピに適したテキストデータに変換する(ステップS136)。CPU110は、調理のステップ毎に、レシピの作成に必要な情報が入力されているか否かを判断する(ステップS138)。たとえば、加熱の強度や、加熱の時間や、調味料の量や、切り方などがユーザから提供されたか否かを判断する。情報が足りない場合は、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300に当該情報を要求することによって、レシピの各ステップに必要な情報を獲得する(ステップS140)。
情報が足りている場合(ステップS138にてYESである場合)や、必要な情報が補足された場合は、CPU110は、提供されたレシピの情報をメモリ120に蓄積していく(ステップS142)。CPU110は、ユーザ音声などに基づいて、調理が完了したか否かを判断する(ステップS144)。調理が完了していない場合(ステップS144にてNOである場合)、CPU110は、ステップS134からの処理を繰り返す。調理が完了した場合(ステップS144にてYESである場合)、CPU110は、それまでのレシピをニュートラルレシピ121としてメモリ120に登録する。
より詳細には、CPU110は、通信インターフェイス160を利用して、たとえば、図6から図9に示すように、ユーザに入力された音声に基づいて、ユーザの発話内容を確認したり、段取りを確認したりしながら、ニュートラルレシピを作成していく。
次に、本実施の形態にかかるサーバ100によるカスタマイズレシピの提供処理(図1におけるステップS122〜ステップS128に対応する。)について説明する。図10を参照して、サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、調理機器200や通信端末300からユーザIDやパスワードなどを受け付けてレシピの変換を開始する(ステップS152)。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、調理機器200や通信端末300からユーザが所望するレシピの選択命令を受け付ける(ステップS154)。
CPU110は、通信インターフェイス160を介して、調理機器200の機種や型番などを取得する(ステップS156)。CPU110は、選択されたニュートラルレシピをメモリ120から読み出す(ステップS158)。CPU110は、図11に示すように、調理機器200の機種や型番に基づいて、ニュートラルレシピを調理機器200に適したカスタマイズレシピに変換する(ステップS160)。
具体的には、調理機器200が自動調理鍋である場合には、図12に示すように、CPU110は、選択されたニュートラルレシピに基づいて、自動調理鍋の煮物用の複数の加熱パターンのうちの近いものを選択する。CPU110は、選択された加熱パターンを当該ニュートラルレシピに基づいて修正する。CPU110は、ニュートラルレシピに含まれる材料に合わせたシーケンスに修正することが好ましい。
あるいは、調理機器200が自動調理用の電子レンジである場合には、図13に示すように、CPU110は、選択されたニュートラルレシピに基づいて、自動調理用の電子レンジの複数の基本加熱パターンから1つのパターンを選択する。CPU110は、ニュートラルレシピに含まれる材料に合わせて、選択された加熱パターンの蒸気量を調節したり加熱時間を調節したりする。
図10に戻って、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、カスタマイズレシピを調理機器200や通信端末300に送信する(ステップS162)。これによって、調理機器200がカスタマイズレシピに従って調理処理を実行したり、ユーザが通信端末300を利用してカスタマイズレシピの映像を見たり音声を聞いたりしながら調理を実行することができる。
<調理機器200の構成>
<調理機器200の構成>
次に、図14を参照して、調理情報システム1を構成する調理機器200のハードウェア構成の一態様について説明する。調理機器200は、主たる構成要素として、CPU210と、メモリ220と、ディスプレイ230、操作部240と、通信インターフェイス260と、スピーカ270と、マイク280と、機器駆動部290とを含む。
CPU210は、メモリ220あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、調理機器200の各部を制御する。
メモリ220は、各種のRAMや、各種のROMなどによって実現される。メモリ220は、CPU210によって実行される調理プログラムまたは他のプログラムや、CPU210によるプログラムの実行により生成されたデータ、サーバ100から受信したデータ、操作部240を介して入力されたデータなどを記憶する。
ディスプレイ230は、CPU110からの信号に基づいて、文字や画像などを出力する。操作部240は、ボタン、タッチパネルなどによって実現され、ユーザからの命令を受け付けて、当該命令をCPU210に入力する。なお、ディスプレイ230と操作部240とを含む、タッチパネル250として構成してもよい。
通信インターフェイス260は、無線LAN通信あるいは有線LANなどの通信モジュールによって実現される。通信インターフェイス260は、有線通信あるいは無線通信によって他の装置との間でデータをやり取りする。すなわち、CPU210は、通信インターフェイス260を介して、サーバ100や通信端末300などの他の装置から各種の情報を受信したり、サーバ100や通信端末300などの他の装置に各種の情報を送信したりする。なお、調理機器200は、後付けの通信アダプタを利用して、通信するものであってもよい。
スピーカ270は、CPU210からの信号に基づいて、音声を出力する。マイク280は、音声から音声信号を作成し、CPU210に入力する。
機器駆動部290は、CPU210からの信号に基づいて、電気機器の各部(モータや加熱用コイルやライトなど)を制御する。
<通信端末300の構成>
<通信端末300の構成>
次に、図15を参照して、調理情報システム1を構成する通信端末300の構成の一態様について説明する。本実施の形態にかかる通信端末300は、主たる構成要素として、CPU310と、メモリ320と、通信インターフェイス360と、スピーカ370と、マイク380とを含む。なお、通信端末300は、ディスプレイ330や操作部340やカメラなどの各種センサ390などを有してもよい。
CPU310は、メモリ320に記憶されているプログラムを実行することによって、通信端末300の各部を制御する。
メモリ320は、各種のRAMや、各種のROMなどによって実現される。メモリ320は、調理支援アプリケーションなどのCPU310によって実行されるプログラムや、CPU310によるプログラムの実行により生成されたデータ、サーバ100や調理機器200から受信したデータ、操作部340を介して入力されたデータ、通信端末300のユーザを特定するための情報などを記憶する。
ディスプレイ330は、CPU310からのデータに基づいて、画像やテキストを表示する。操作部340は、ポインティングデバイスやスイッチなどから構成され、ユーザからの各種の命令をCPU310に入力する。なお、ユーザ端末は、ディスプレイ330と操作部340とを含むタッチパネル350を有してもよい。
通信インターフェイス360は、インターネットやキャリア網やルータなどを介して、サーバ100などの他の装置とデータを送受信する。たとえば、CPU310は、マイク380を介してユーザ音声を受け付けたり、カメラ390を介して画像データを取得したりして、通信インターフェイス360を介して当該ユーザ音声や画像データなどをサーバ100に送信する。逆に、CPU110は、通信インターフェイス360を介して、サーバ100からの音声データや画像データなどを受信して、スピーカ370から音声を出力したりディスプレイ330から映像を出力したりする。
<第2の実施の形態>
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態では、サーバ100が、ニュートラルレシピを、調理機器200の種類に応じたカスタマイズレシピに変換するものであった。本実施の形態においては、サーバ100が、ニュートラルレシピを、さらに人数や性別や年齢に応じたカスタマイズレシピに変換するものである。
より詳細には、図10のステップS160において、CPU110は、図16に示すように、調理機器200の機種や型番だけでなく、料理を食べる予定の人の数や性別や年齢などに応じて、ニュートラルレシピをカスタマイズレシピに変換する。たとえば、CPU110は、家族構成から概ねの総分量を計算する。また、家族の年齢構成から総分量の設定が変わることがある。例えば、育ち盛りの高校生がいる場合、CPU110は、その高校生に関して大人1.5人分で算出する。CPU110は、多食/小食、あるいはダイエットの有無などによっても分量を変える。このように、本実施の形態にかかるサーバ100は、ユーザの個人情報に基づいて、最適なユーザ標準総分量を算出し、このユーザ標準総分量の標準データを変更することで、ユーザに適した調理レシピを提供するように設計される。
なお、この場合は、ステップS154において、調理機器200や通信端末300が、ユーザから料理を食べる予定の人の数や性別や年齢を受け付けて、当該情報をサーバ100に提供する必要がある。
<第3の実施の形態>
<第3の実施の形態>
さらには、図10のステップS160において、CPU110は、図17に示すように、調理機器200の機種や型番だけでなく、料理を食べる予定の人の体調やお腹の空き具合などに応じて、ニュートラルレシピをカスタマイズレシピに変換してもよい。この場合は、ステップS154において、調理機器200や通信端末300が、ユーザから料理を食べる予定の人の体調やお腹の空き具合を受け付けて、当該情報をサーバ100に提供する必要がある。
<第4の実施の形態>
<第4の実施の形態>
さらには、図10のステップS160において、CPU110は、図18に示すように、調理機器200の機種や型番だけでなく、料理を食べる予定の人の地域や出身地や我が家流や天候などに応じて、ニュートラルレシピをカスタマイズレシピに変換してもよい。この場合は、ステップS154において、調理機器200や通信端末300が、ユーザから料理を食べる予定の人の地域や郵便番号や住所などを受け付けて当該情報をサーバ100に提供したり、サーバ100が予め登録されているユーザの地域や郵便番号や住所や出身地などを取得したりする。
<第5の実施の形態>
<第5の実施の形態>
上記の実施の形態では、スピーカ300Aがユーザの音声をサーバ100にアップロードすることによってサーバ100がニュートラルレシピを作成するものであった。本実施の形態においては、通信端末300のCPU310が、ユーザの音声だけでなく、カメラ390で撮影した画像をサーバ100にアップロードすることによってサーバ100がニュートラルレシピを作成するものである。
より詳細には、図1のステップS102やステップS108において、通信端末300は、レシピの作成中に、定期的に、または調理中のユーザが新たな作業を行った際になどに、カメラ390で周囲の動画像または静止画像を撮影し、当画像データをサーバ100にアップロードする。すなわち、図5のステップS134やステップS140において、サーバ100のCPU110は、通信端末300からの音声データから変換したテキストデータと、通信端末300からの画像データとを組み合わせてニュートラルレシピを作成する。
これによって本実施の形態においては、サーバ100のCPU110は、ニュートラルレシピに基づいて、画像データや音声データやテキストデータを含むカスタマイズレシピを作成し(図10のステップS160)、通信インターフェイス160を介して当該カスタマイズレシピを調理機器200や通信端末300に送信する(図10のステップS162)。これによって、調理機器200や通信端末300は、見たり、聞いたり、読んだりすることによって、効率的または正確にレシピを理解することができる。
なお、カメラによる画像に限らず、他のセンサによって取得されたデータをニュートラルレシピの作成に利用してもよい。たとえば、通信端末300のCPU310が、温度センサ390によって取得した温度をサーバ100にアップロードすることによって、サーバ100が当該温度の情報をニュートラルレシピやカスタマイズレシピに加えることができる。
あるいは、通信端末300のCPU310が、においセンサ390や味センサ390によって取得したニオイや味をサーバ100にアップロードすることによって、サーバ100が当該ニオイや味の情報をニュートラルレシピやカスタマイズレシピに加えることができる。
<第6の実施の形態>
<第6の実施の形態>
上記の実施の形態の調理情報システム1の各装置の役割の一部または全部を他の装置が実行してもよい。たとえば、サーバ100や調理機器200や通信端末300の各々の役割の一部または全部を別の装置が担ったり、それらの装置の1つ1つの役割の一部または全部を複数の装置で分担したりしてもよい。具体的には、通信端末300の代わりに調理機器200を介してサーバ100にレシピをアップロードしたり、サーバ100の役割の一部を通信端末300が担ったり、サーバ100の役割がクラウド上の複数のサーバに分散されてもよい。
<まとめ>
<まとめ>
上記の実施の形態においては、音声を取得する通信端末300と、通信端末300が取得した音声に基づいて第1のレシピを作成するサーバ100とを備える調理情報システム1が提供される。サーバ100は第1のレシピの作成に必要な情報を通信端末300を介してユーザに問い合わせる。
好ましくは、調理情報システム1は、調理機器200をさらに備える。サーバ100は、第1のレシピに基づいて、調理機器200の種類に応じた第2のレシピを作成する。
好ましくは、サーバ100は、第1のレシピに基づいて、食事をする人の人数にも応じて第2のレシピを作成する。
好ましくは、サーバ100は、第1のレシピに基づいて、食事をする人の体調にも応じて第2のレシピを作成する。
好ましくは、サーバ100は、第1のレシピに基づいて、食事をする人の地域にも応じて第2のレシピを作成する。
好ましくは、通信端末300は画像を取得する。サーバ100は通信端末300からの画像を第1のレシピに対応付ける。
上記の実施の形態においては、通信端末300と通信するための通信インターフェイス160と、通信インターフェイス160を利用して通信端末300が取得した音声を取得して、当該音声に基づいて第1のレシピを作成し、第1のレシピの作成に必要な情報のうちの足りない情報を通信インターフェイス160を利用して通信端末300を介してユーザに問い合わせるプロセッサ110と、を備えるサーバ100が提供される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :調理情報システム
100 :サーバ
110 :CPU
120 :メモリ
121 :ニュートラルレシピ
122 :カスタマイズレシピ
123 :ユーザデータ
130 :ディスプレイ
140 :操作部
160 :通信インターフェイス
200 :調理機器
200A :電子レンジ
200B :電子レンジ
210 :CPU
220 :メモリ
230 :ディスプレイ
240 :操作部
260 :通信インターフェイス
270 :スピーカ
280 :マイク
290 :機器駆動部
300 :通信端末
300A :スピーカ
300B :ロボット
310 :CPU
320 :メモリ
330 :ディスプレイ
340 :操作部
350 :タッチパネル
360 :通信インターフェイス
370 :スピーカ
380 :マイク
390 :カメラ(センサ)
100 :サーバ
110 :CPU
120 :メモリ
121 :ニュートラルレシピ
122 :カスタマイズレシピ
123 :ユーザデータ
130 :ディスプレイ
140 :操作部
160 :通信インターフェイス
200 :調理機器
200A :電子レンジ
200B :電子レンジ
210 :CPU
220 :メモリ
230 :ディスプレイ
240 :操作部
260 :通信インターフェイス
270 :スピーカ
280 :マイク
290 :機器駆動部
300 :通信端末
300A :スピーカ
300B :ロボット
310 :CPU
320 :メモリ
330 :ディスプレイ
340 :操作部
350 :タッチパネル
360 :通信インターフェイス
370 :スピーカ
380 :マイク
390 :カメラ(センサ)
Claims (7)
- 音声を取得する通信端末と、
前記通信端末が取得した音声に基づいて第1のレシピを作成するサーバとを備え、
前記サーバは前記第1のレシピの作成に必要な情報を前記通信端末を介してユーザに問い合わせる、調理情報システム。 - 調理機器をさらに備え、
前記サーバは、前記第1のレシピに基づいて、前記調理機器の種類に応じた第2のレシピを作成する、請求項1に記載の調理情報システム。 - 前記サーバは、前記第1のレシピに基づいて、食事をする人の人数にも応じて前記第2のレシピを作成する、請求項2に記載の調理情報システム。
- 前記サーバは、前記第1のレシピに基づいて、食事をする人の体調にも応じて前記第2のレシピを作成する、請求項2または3に記載の調理情報システム。
- 前記サーバは、前記第1のレシピに基づいて、食事をする人の地域にも応じて前記第2のレシピを作成する、請求項2から4のいずれか1項に記載の調理情報システム。
- 前記通信端末は画像を取得し、
前記サーバは前記通信端末からの画像を前記第1のレシピに対応付ける、請求項1から5のいずれか1項に記載の調理情報システム。 - 通信端末と通信するための通信インターフェイスと、
前記通信インターフェイスを利用して前記通信端末が取得した音声を取得して、当該音声に基づいて第1のレシピを作成し、前記第1のレシピの作成に必要な情報のうちの足りない情報を前記通信インターフェイスを利用して前記通信端末を介してユーザに問い合わせるプロセッサと、を備えるサーバ。
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- 2018-08-20 JP JP2020504649A patent/JPWO2019171618A1/ja active Pending
- 2018-08-20 WO PCT/JP2018/030663 patent/WO2019171618A1/ja active Application Filing
-
2019
- 2019-02-20 TW TW108105519A patent/TW201939416A/zh unknown
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Title |
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椎尾一郎 他: "Kitchen of the Future:コンピュータ強化キッチン とその応用", コンピュータソフトウェア, vol. 23, no. 4, JPN6022019730, 26 October 2006 (2006-10-26), pages 36 - 46, ISSN: 0004779343 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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