JP2016031642A - 情報提供システム、サーバ、端末装置、情報提供方法、および制御プログラム - Google Patents

情報提供システム、サーバ、端末装置、情報提供方法、および制御プログラム Download PDF

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慶子 蛭川
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Abstract

【課題】複数人に提供する料理の調理を支援するための適切な情報を提供することのできる情報提供システムを提供する。【解決手段】1品の料理ごとに、登録されているグループを構成する複数メンバーそれぞれの嗜好情報の入力を受け付けるS1と、複数メンバーそれぞれの、食事のタイミングに関連したスケジュール情報を記憶するメモリからスケジュール情報を読み出すS3−1と、1品の料理ごとの調理支援情報の中から、少なくとも複数メンバーそれぞれの嗜好情報およびスケジュール情報に基づいて、1回の食事のために調理する少なくとも1品以上の料理の組み合わせである献立を選定しS3−2と、献立に含まれる料理の各品の調理支援情報を出力するS4と、を有する。【選択図】図4

Description

この開示は情報提供システム、サーバ、端末装置、情報提供方法、および制御プログラムに関し、特に、調理支援情報を提供する情報提供システム、サーバ、端末装置、情報提供方法、および制御プログラムに関する。
家庭内の調理者にとって、日々の献立の立案は大きな負担である。その負担を軽減するために、献立の立案に役立つ調理支援情報を提供するさまざまなシステムが提案されている。たとえば、特開2001−243326号公報(以下、特許文献1)は、家族構成や各人のカロリー摂取量、過去に実施した調理支援情報や、過去に提供した調理支援情報に基づいた調理の実施・不実施などを考慮して献立を選定し、情報を提供するシステムを開示している。
特開2001−243326号公報
家族などの複数人からなるグループで食事をする場合には、対象者ごとに料理の嗜好が異なる場合がある。また、被提供者各人のスケジュールや体調によっては、同時に食事をするグループの構成員が欠ける場合もある。こういった場合に、特許文献1のシステムを利用すると、予め登録されたグループ全員の情報に基づいて献立が選定されるため、実際に食事をするメンバーの嗜好に必ずしも合致した献立が選定されない場合もある。
また、献立が各メンバーの嗜好のみに基づいて選定されると、選定された献立は調理者の利用する調理器具や調理器具の利用状況などに必ずしも適さない場合もある。そういった場合、効率的な調理を支援することができない。
この開示は、複数人に提供する料理の調理を支援するための適切な情報を提供することのできる情報提供システム、サーバ、端末装置、情報提供方法、および制御プログラムを提供することを目的の1つとしている。
一実施の形態に従うと、情報提供システムは調理支援情報を提供するためのシステムであって、1品の料理ごとの調理支援情報を記憶するための第1の記憶手段と、1品の料理ごとに、登録されているグループを構成する複数メンバーそれぞれの嗜好情報の入力を受け付けるための第1の入力手段と、複数メンバーそれぞれの、食事のタイミングに関連したスケジュール情報を記憶するための第2の記憶手段と、第1の記憶手段に記憶された複数の調理支援情報の中から、少なくとも複数メンバーそれぞれの嗜好情報およびスケジュール情報に基づいて、グループについて、1回の食事のために調理する少なくとも1品以上の料理の組み合わせである献立を選定するための選定手段と、選定された献立に含まれる料理の各品の調理支援情報を出力するための出力手段とを備える。
好ましくは、選定手段は、スケジュール情報に基づいて、複数メンバーそれぞれの、献立を選定する対象の食事への参加/不参加を特定し、グループのうちの少なくとも食事へ参加するメンバーの嗜好情報に基づいて献立を選定する。
より好ましくは、調理支援情報は、食事の開始時刻のばらつきの許容範囲を規定する情報を含み、選定手段は、スケジュール情報に基づいて、複数メンバーそれぞれの、献立を選定する対象の食事の開始時刻を特定し、さらに、開始時刻のばらつきが許容範囲にある献立を選定する。
好ましくは、出力手段は、選定された献立に含まれる1品の料理ごとの調理支援情報と共に、複数メンバーそれぞれの嗜好情報も出力する。
好ましくは、情報提供システムは、グループごとの、調理方法に関する属性を記憶するための第3の記憶手段をさらに備え、グループに対して選定された献立に含まれる1品の料理ごとの調理支援情報に表わされた調理方法を、グループに関する調理方法に関する属性に応じて変形することで、調理支援情報をグループに応じて調整するための第1の調整手段をさらに備える。
より好ましくは、情報提供システムは、1品の料理ごとに、調理結果に関する情報の入力を受け付けるための第2の入力手段と、調理結果に関する情報を、調理支援情報に関連付けて記憶するための第3の記憶手段と、グループに対して選定された献立に含まれる1品の料理ごとの調理支援情報を、グループの調理方法に関する属性と同じ属性を有するグループに属するメンバーによって入力された調理結果に関する情報に基づいて変形することで、調理支援情報をグループの調理方法に関する属性に応じて調整するための第2の調整手段をさらに備える。
好ましくは、情報提供システムは、1品の料理ごとに、調理結果に関する情報の入力を受け付けるための第2の入力手段と、調理結果に関する情報を、調理支援情報に関連付けて記憶するための第3の記憶手段と、グループに対して選定された献立に含まれる1品の料理ごとの調理支援情報を、グループに属するメンバーによって入力された調理結果に関する情報に基づいて変形することで、調理支援情報をグループに応じて調整するための第3の調整手段をさらに備える。
好ましくは、調理支援情報は、調理中の、調理器具における消費エネルギー量の変化を規定する情報と、調理工程に関連付けられたメッセージとを含み、情報提供システムは、グループごとに、調理中の、調理器具における消費エネルギー量を取得するための取得手段と、グループに対して選定された献立に含まれる料理の各品の調理支援情報に含まれる消費エネルギー量の変化と、グループについて取得手段によって取得された料理の各品の調理中の消費エネルギー量の変化とを比較することで、グループでの調理工程を特定するための特定手段と、特定手段によって特定された調理工程に対して関連付けられているメッセージを、特定された調理工程においてグループに関連付けられた端末装置に出力するための第1の報知手段とをさらに備える。
より好ましくは、情報提供システムは、グループに対して選定された献立に含まれる料理の各品の調理支援情報に含まれる消費エネルギー量の変化と、グループについて取得手段によって取得された料理の各品の調理中の消費エネルギー量の変化とを比較することで、グループにおける調理方法と調理支援情報に規定される調理方法との乖離が予め記憶しているしきい値を超えているかしきい値内であるかを判断するための判断手段と、判断手段によって乖離が予め記憶しているしきい値を超えたと判断された場合に、グループに関連付けられた端末装置にメッセージを出力するための第2の報知手段とをさらに備える。なお、第2の報知手段は、上記判断手段での、消費エネルギー量に替えて、または加えて、調理開始からの経過時間(あるいは、調理工程における当該工程の開始からの経過時間)の情報と調理支援情報に含まれる対応する情報とを比較した結果に基づいて、上記メッセージの出力を行なってもよい。
他の実施の形態に従うと、サーバは端末装置に対して調理支援情報を提供するサーバであって、1品の料理ごとの調理支援情報を記憶するための第1の記憶手段と、1品の料理ごとに、登録されているグループを構成する複数メンバーそれぞれの嗜好情報の入力を端末装置から受け付けるための第1の入力手段と、複数メンバーそれぞれの、食事のタイミングに関連したスケジュール情報を記憶するための第2の記憶手段と、第1の記憶手段に記憶された複数の調理支援情報の中から、少なくとも複数メンバーそれぞれの嗜好情報およびスケジュール情報に基づいて、グループについて、1回の食事のために調理する1品以上の料理の組み合わせである献立を選定するための選定手段と、選定された献立に含まれる料理の各品の調理支援情報を端末装置に対して出力するための出力手段とを備える。
他の実施の形態に従うと、端末装置は1品の料理ごとの調理支援情報を複数記憶しているサーバから提供される調理支援情報を出力する端末装であって、1品の料理ごとに、ユーザの嗜好情報の入力を受け付けるための第1の入力手段と、嗜好情報をサーバに転送するための転送手段と、サーバによって、登録されているグループを構成する複数メンバーそれぞれの嗜好情報と複数メンバーそれぞれの食事のタイミングに関連したスケジュール情報とに基づいて選定された、グループについての、1回の食事のために調理する少なくとも1品以上の料理の組み合わせである献立に含まれる料理の各品の調理支援情報を、サーバから受信するための受信手段と、料理の各品の調理支援情報に基づく表示を行なうための表示手段とを備える。
他の実施の形態に従うと、情報提供方法はサーバから端末装置に対する調理支援情報の提供方法であって、1品の料理ごとに、登録されているグループを構成する複数メンバーそれぞれの嗜好情報の入力を受け付けるステップと、複数メンバーそれぞれの、食事のタイミングに関連したスケジュール情報を記憶するメモリから、スケジュール情報を読み出すステップと、メモリに記憶された複数の、1品の料理ごとの調理支援情報の中から、少なくとも複数メンバーそれぞれの嗜好情報およびスケジュール情報に基づいて、グループについて、1回の食事のために調理する少なくとも1品以上の料理の組み合わせである献立を選定するステップと、選定された献立に含まれる料理の各品の調理支援情報を出力するステップとを備える。
他の実施の形態に従うと、制御プログラムはコンピュータを制御し、端末装置に対して調理支援情報を提供する処理を実行させるプログラムであって、プログラムはコンピュータに、1品の料理ごとに、登録されているグループを構成する複数メンバーそれぞれの嗜好情報の入力を端末装置から受け付けるステップと、複数メンバーそれぞれの、食事のタイミングに関連したスケジュール情報を記憶するメモリから、スケジュール情報を読み出すステップと、メモリに記憶された複数の、1品の料理ごとの調理支援情報の中から、少なくとも複数メンバーそれぞれの嗜好情報およびスケジュール情報に基づいて、グループについて、1回の食事のために調理する1品以上の料理の組み合わせである献立を選定するステップと、選定された献立に含まれる料理の各品の調理支援情報を端末装置に対して出力するステップとを実行させる。
他の実施の形態に従うと、制御プログラムはコンピュータを制御し、1品の料理ごとの調理支援情報を複数記憶しているサーバから提供される調理支援情報を出力する処理を実行させるプログラムであって、プログラムはコンピュータに、1品の料理ごとに、ユーザの嗜好情報の入力を受け付けるステップと、嗜好情報をサーバに転送するステップと、サーバによって、登録されているグループを構成する複数メンバーそれぞれの嗜好情報と複数メンバーそれぞれの食事のタイミングに関連したスケジュール情報とに基づいて選定された、グループについての、1回の食事のために調理する少なくとも1品以上の料理の組み合わせである献立に含まれる料理の各品の調理支援情報を、サーバから受信するステップと、料理の各品の調理支援情報に基づく表示を行なうステップとを実行させる。
この開示によると、複数人に提供する料理の調理を支援するための適切な情報を提供することができる。
実施の形態にかかるシステムの構成の具体例を示す図である。 システムに含まれるサーバの装置構成の一例を示すブロック図である。 システムに含まれる端末装置の装置構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施の形態での、本システムでの動作概要を表わした図である。 サーバに登録されているグループ情報の具体例を表わした図である。 レシピアプリの表示画面の一例を表わした図である。 レシピアプリの表示画面の一例を表わした図である。 レシピアプリの表示画面の一例を表わした図である。 レシピアプリの表示画面の一例を表わした図である。 レシピアプリの表示画面の一例を表わした図である。 レシピアプリの表示画面の一例を表わした図である。 レシピアプリの表示画面の一例を表わした図である。 レシピアプリの表示画面の一例を表わした図である。 第1の実施の形態にかかるサーバの機能構成の具体例を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる端末装置の機能構成の具体例を示すブロック図である。 サーバの、第1の実施の形態での動作の一例を表わしたフローチャートである。 第2の実施の形態にかかるシステムの構成を概略的に表わした図である。 第2の実施の形態にかかるシステムで、動作概要を表わした図である。 第2の実施の形態にかかるサーバの機能構成の具体例を示すブロック図である。 サーバの、第2の実施の形態での動作の一例を表わしたフローチャートである。 実施の形態にかかるシステムの構成の他の具体例を示す図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
<システム構成>
図1は、本実施の形態にかかる調理支援情報を提供するためのシステム(以下、システムと略す)の構成の具体例を示す図である。図1を参照して、本システムは、調理支援情報を提供するためのサーバ(以下、サーバと略す)100と、サーバ100とインターネットなどのネットワークで接続されて相互に通信可能なクライアント装置である端末装置300A,300B,300C…とを含む。端末装置300A,300B,300C…を総称するときは端末装置300という。
サーバ100は、一般的なコンピュータで構成される。端末装置300は、たとえばスマートフォンなどと呼ばれる端末装置やタブレット端末などと呼ばれる端末装置や通常のパーソナルコンピュータであってもよい。端末装置300は、少なくとも表示装置と通信装置とを備える。
サーバ100は、アクセス可能に記憶装置100Aと電気的に接続されている。記憶装置100Aは図示されたようにサーバ100から独立した装置であってもよいし、サーバ100に搭載された装置であってもよい。
<装置構成>
図2は、サーバ100の装置構成の一例を示すブロック図である。上記のようにサーバ100は一般的なコンピュータで構成されるため、図2には一般的なコンピュータの構成が示されている。すなわち、図2を参照して、サーバ100は、装置全体を制御するためのCPU(Central Processing Unit)10と、CPU10で実行されるプログラムなどを記憶するためのROM(Read Only Memory)11と、CPU10でプログラムを実行する際のデータを記憶したり作業領域となったりするためのRAM(Random Access Memory)12と、後述するグループ情報などを記憶するためのHDD(Hard Disk Drive)13と、ネットワークを介した端末装置300との通信を制御するためのネットワークコントローラ14と、記憶装置100Aと通信するためのインタフェースであるメモリI/F15とを含む。
図3は、端末装置300の装置構成の一例を示すブロック図である。上記のように端末装置300はスマートフォンなどの端末装置であるため、図3には一般的な端末装置の構成が示されている。すなわち、図3を参照して、端末装置300は、装置全体を制御するためのCPU30と、CPU30で実行されるプログラムなどを記憶するためのROM31と、CPU30でプログラムを実行する際のデータを記憶したり作業領域となったりするためのRAM32と、カメラ33と、ネットワークを介したサーバ100との通信を制御するためのネットワークコントローラ34と、タッチパネル35とを含む。
[第1の実施の形態]
<動作概要>
図4は、第1の実施の形態での、本システムでの動作概要を表わした図である。また、図5〜図8は、端末装置300での画面の一例を表わした図である。
本システムでは、サーバ100またはサーバ100からアクセス可能な記憶装置100Aは、調理支援情報である、1品の料理ごとのレシピの情報(以下、レシピ情報とも称する)を記憶している。
また、サーバ100には、予め、家族など、通常、食事を共にする複数メンバーからなるグループが登録されている。サーバ100に登録されている、グループに関する情報を、以降、グループ情報とも称する。図5は、サーバ100に登録されているグループ情報の具体例を表わした図である。
図5を参照して、グループ情報は、グループを構成する各メンバーの情報として、メンバーごとの固有情報(たとえば名前)および関連付けられた携帯端末の特定情報を含む。さらに、グループ情報は、各メンバーのスケジュールの格納先を示す情報を含む。スケジュールは、サーバ100に記憶されていてもよい。サーバ100は、グループ情報を参照することで各メンバーのスケジュールを取得することができる。グループ情報に含まれるメンバーごとの情報は、その他、各メンバーの健康情報を含んでもよい。
サーバ100が後述する処理で用いるスケジュールは、食事のタイミングに関連したスケジュールを指す。食事のタイミングに関連したスケジュールは、当該メンバーの食事をとるタイミングの有無、つまり食事の要/不要を含む。また、食事のタイミングに関連したスケジュールは、当該メンバーの食事の開始時刻を含む。サーバ100は、他のアプリケーションによって管理されているスケジュールを読み出す場合には、食事のタイミングに関連したスケジュールのみ読み出してもよい。
好ましくは、グループ情報は、さらに、当該グループでの調理に用いる調理器具を特定する情報、および調理方法に関する情報を含む。調理器具を特定する情報は、調理器具ごとのメーカーや製品名であってもよいし、ホーローやアルミなどの材質を特定する情報であってもよいし、ガスコンロまたは電気コンロなどの種類を特定する情報であってもよい。調理方法に関する情報は、該グループにおける調理で優先する調理方法を特定する情報を指す。調理方法に関する情報は、たとえば、時間を優先するか省エネルギーを優先するか、を表わす情報や、ガス利用と電気利用とのいずれを優先するか、を表わす情報や、固さの嗜好が固めか柔らか目か、を示す情報や、味付けの嗜好が薄味か濃い味か、を示す情報などを含む。
1品の料理とは、鶏の唐揚げ、スパゲティミートソース、ポテトサラダ、などの、調理の結果得られた1種類の品を指す。献立とは、1回の食事のために調理される、スパゲティミートソースとポテトサラダなどの、1品以上の料理の組み合わせを指す。
レシピは、材料、作り方、調理時間などの説明を表わし、レシピ情報は、レシピを表わした情報を含む。好ましくは、図4を参照して、レシピ情報は、さらに、カロリーやビタミン量などの栄養情報や、グループの各メンバーが食事を開始する時間のばらつきの許容時間を規定する情報(以下、ばらつき許容範囲情報とも称する)を含む。ばらつき許容範囲情報は、複数メンバーのうちの最も早く食事が開始される時刻から最も遅く食事が開始される時刻までの時間を指し、上記時間が長い場合にはばらつきが大きく、上記時間が短い場合にはばらつきが小さい、と表現される。たとえば、カレーやシチューなどの煮込み料理で許容されるばらつきは大きく、麺類や揚げ物などで許容されるばらつきは小さい、などを規定するばらつき許容範囲情報がレシピ情報に含まれる。
端末装置300は、サーバ100にアクセスし、サーバ100から調理支援情報としてのレシピ情報の提供を受けるためのアプリケーション(以下、レシピアプリとも称する)を記憶している。端末装置300のユーザは、レシピアプリを起動し閲覧を要求する操作を行なうことで、サーバ100の提供するレシピを端末装置300で閲覧可能である。
図6〜図13は、レシピアプリの表示画面の一例を表わした図である。
図6を参照して、レシピアプリの表示画面は、レシピを表示するための領域501と、現在日時を表示するための領域502と、後述する日記の閲覧を指示するためのボタン503と、レシピの検索を指示するためのボタン504と、表示されたレシピに対するユーザの嗜好情報の1つであるスタンプを付加することを指示するためのボタン505と、該嗜好情報の1つであるコメントを入力することを指示するためのボタン506と、表示されたレシピの詳細の表示を指示するためのボタン507と、レシピを表示するための画面への画面遷移を指示するためのボタン508と、後述する調理履歴である料理日記の入力(書き込み)を行なう画面(図11)への画面遷移を指示するためのボタン509と、規定された所定期間(たとえば一週間、一か月等)の献立の選定およびその表示(図10)を指示するためのボタン510とを含む。図6の画面は、図示しないホーム画面や他の画面においてボタン508がタッチされることで表示される。好ましくは、領域501に表示されるレシピは、タッチパネル35に対するフリックなどによって切り替わる。図6の例では、ユーザが領域501を左右にフリックすることで、表示されるレシピが切り替わることが示されている。
ユーザが、レシピ表示のための図6の画面でボタン505にタッチすると、図7に表わされたように、表示されているレシピに対してスタンプを付加するための画面511が表示される。画面511は、図7に表わされたように図6からポップアップして重ねて表示されてもよいし、図6の画面から切り替わってもよい。
図7の画面において、ユーザは、一例として、予め嗜好情報として用意されている選択肢である、当該レシピが「好き」であることを表わすスタンプ、および「嫌い」であることを表わすスタンプのうちから、当該ユーザの嗜好を表わすスタンプを選択できる。そして、ユーザは、決定を指示することで該スタンプを嗜好情報として表示されているレシピに付加することができる。
ユーザが、レシピ表示のための図6の画面でボタン506にタッチすると、図8に表わされたように、表示されているレシピに対してコメントを付加するための画面512が表示される。画面512もまた、図8に表わされたように図6の画面からポップアップして重ねて表示されてもよいし、図6の画面から切り替わってもよい。
図8の画面において、ユーザは、図示しない文字キーなどを用いて任意のコメントを入力できる。そして、ユーザは、決定を指示することで入力されたコメントを嗜好情報として表示されているレシピに付加することができる。
図4に戻って、端末装置300は、ユーザから、嗜好情報としてのスタンプの入力やコメント入力の操作を受け付けると、入力された情報を嗜好情報としてサーバ100に転送する(ステップS1)。サーバ100は、嗜好情報を表示されていたレシピと関連付けてたとえばHDD13などのメモリに記憶する(ステップS2)。
ユーザが、端末装置300の表示画面でボタン508にタッチすると、端末装置300からサーバ100に対して、レシピの閲覧がリクエストされる。サーバ100は、このリクエストに応じてレシピ情報を端末装置300に転送する。これにより、図6の画面が端末装置に表示される。このとき、表示するレシピに関連付けられた、レシピの閲覧をリクエストしたユーザと同一グループのメンバーの嗜好情報がサーバ100に登録されている場合、サーバ100は、レシピ情報と共に該嗜好情報を端末装置300に転送する。
図9は、嗜好情報が登録されているレシピの表示例を表わした図である。図9を参照して、当該グループのメンバーの端末装置300の表示画面は、メンバーそれぞれの付加したスタンプを表示する領域513をさらに含む。また、コメントが付加されている場合には、その旨を表わすボタン514が表示される。ユーザは、ボタン514にタッチすることで、表示されたレシピに同一グループのメンバーによって付加されたコメントを閲覧することができる。
好ましくは、サーバ100は、端末装置300からレシピの閲覧がリクエストされた場合、記憶装置に登録されているレシピ情報のうちから、同一グループのメンバーによる嗜好情報が関連付けて登録されているレシピ情報を優先的に端末装置300に表示させる。一例として、サーバ100は、より多くの嗜好情報が登録されているレシピ情報から順に端末装置300に転送し、表示させる。
また、サーバ100は、端末装置300ごとに転送したレシピ情報を閲覧履歴として記憶しておき、同一グループのメンバーによる閲覧履歴のあるレシピ情報から、あるいは、閲覧履歴の多いレシピ情報から順に端末装置300に転送し、端末装置300に表示させてもよい。
このようにすることで、端末装置300を用いてレシピを閲覧したユーザは、レシピを閲覧する際に自身の属するグループのメンバーそれぞれの嗜好や興味も把握することができる。
ユーザが、端末装置300の表示画面でボタン510にタッチすると、端末装置300からサーバ100に対して、献立の選定がリクエストされる。サーバ100は、このリクエストに応じて献立を選定し(ステップS3)、選定した献立のレシピ情報を端末装置300に転送する(ステップS4)。レシピ情報をサーバ100から受信した端末装置300は、該レシピ情報に基づいて献立を表示する(ステップS5)。
ステップS3でサーバ100は、少なくとも、献立の選定をリクエストしたユーザと同一グループの各メンバーによって登録された嗜好情報と、各メンバーのスケジュール情報とを記憶装置から読み出して(ステップS3−1)、それら情報に基づいて献立を選定する(ステップS3−2)。好ましくは、サーバ100は、スケジュール情報に基づいて、各メンバーの、献立を選定する対象の食事への参加/不参加を特定し、食事へ参加するメンバーの嗜好情報に基づいて献立を選定する。一例として、サーバ100は、食事に参加するメンバーが「好き」を表わすスタンプを付加したレシピを組み合わせて献立を選定してもよい。このようにすることで、サーバ100は、実際に食事をするユーザが「好き」な献立を選定することができる。
より詳しくは、サーバ100は、食事に参加するユーザすべてが「好き」を表わすスタンプを付加したレシピを組み合わせて献立を選定してもよい。または、サーバ100は、食事に参加するユーザのうちの少なくとも1人が「好き」を表わすスタンプを付加したレシピを組み合わせて献立を選定してもよい。または、サーバ100は、食事に参加するユーザのうち、いずれもが「嫌い」を表わすスタンプを付加していないレシピを組み合わせて献立を選定してもよい。または、サーバ100は、食事に参加しないユーザが「好き」を表わすスタンプを付加したレシピを用いないようにして献立を選定してもよい。
献立の選定には、グループ情報に含まれる、各メンバーの健康情報が用いられてもよい。たとえば、サーバ100は、さらに、食事に参加するメンバーの各人の健康情報で表わされた条件に合致したレシピを組み合わせて献立を選定してもよい。
また、サーバ100は、材料の価格情報を他の装置から取得可能である場合には、さらにその情報を用いて献立を選定してもよい。たとえば、サーバ100は、さらに、価格の低い材料を使用するレシピを組み合わせて献立を選定してもよい。
また、サーバ100は、さらにレシピ情報に含まれる栄養情報を用いて献立を選定してもよい。
また、サーバ100は、グループ情報に含まれる、登録されている調理器具を特定する情報や、調理方法に関する情報を用いて献立を選定してもよい。たとえば、サーバ100は、当該グループでの調理に用いる調理器具を利用するレシピや、登録されている調理方法のレシピを組み合わせて献立を選定してもよい。
また、サーバ100は、献立の選定に用いる上記のようなパラメータに、予め設定されている優先順位を適用してもよい。たとえば、各メンバーの嗜好情報に対して予め優先順位が付与されている場合(子供の好みを父親の好みよりも優先する、等)、サーバ100は、優先順位の高いメンバーの嗜好情報を優先的に用いて献立を選定する。また、たとえば、同一のユーザのパラメータ間で予め優先順位が付与されている場合(好みよりも健康情報、栄養情報、価格を優先する、等)、サーバ100は、優先順位の高いパラメータを優先的に用いて献立を選定する。これらの優先順位は、サーバ100に対して予め規定されていてもよいし、グループのリーダー等、特定のメンバーによって設定/変更が可能であってもよい。
好ましくは、ステップS3でサーバ100は、たとえば1週間などの規定された期間内の、複数回分の献立を選定する。上記期間は、予め規定されていてもよいし、ユーザが任意に設定可能であってもよい。この場合、好ましくは、サーバ100は、さらに、連続する、または接近した食事の献立との間の関係も用いて献立を選定する。たとえば、サーバ100は、接近した食事の献立で用いる材料を少なくとも1つ、重複するように献立を選定する。また、献立にカテゴリ(洋食/和食、冷たい/温かい、等)が予め付加されている場合、好ましくは、サーバ100は、接近した食事の献立のカテゴリが重複しないように、献立を選定する。
図10は、サーバ100から提供される献立を表示するための表示画面の具体例を示している。ユーザが、端末装置300の表示画面でボタン510にタッチすると、表示画面が図10の画面に遷移する。
図10を参照して、該画面は、サーバ100によって選定された献立を表示するための領域515を含む。
好ましくは、領域515には、サーバ100によって選定された献立と共に、当該献立を構成する各レシピに対して同一グループ内の各メンバーによって付加されたスタンプも表示される。これにより、この表示を閲覧したユーザは、当該献立をどのメンバーが「好き」かどのメンバーが「嫌い」かを一目で把握することができる。また好ましくは、領域515には、食事ごとに各メンバーの参加/不参加が区別して提示される。図10の例は、食事に参加するメンバーのスタンプを実線で、参加しないメンバーのスタンプを点線でそれぞれ表わすことで、これらを区別している。
ユーザが、端末装置300の表示画面でボタン509にタッチすると、図11の、調理履歴を入力するための画面に遷移する。図11を参照して、該画面は、入力する対象となるレシピを表示する領域516と、写真の入力を指示するためのボタン517と、該レシピの調理履歴であるスタンプを付加することを指示するためのボタン518と、調理履歴の1つであるコメントを入力することを指示するためのボタン519とを含む。
ユーザが、調理履歴を入力するための図11の画面でボタン518にタッチすると、図12に表わされたように、対象のレシピに対してスタンプを付加するための画面520が表示される。画面520は、図12に表わされたように図11からポップアップして重ねて表示されてもよいし、図12の画面から画面520に切り替わってもよい。
図12の画面において、ユーザは、一例として、調理履歴として予め用意されている選択肢である、当該レシピに基づく調理結果である料理が「固」かったことを表わすスタンプ、該料理が「生っぽ」かったことを表わすスタンプ、および該料理が「焦げた」ことを表わすスタンプなどのうちから、実際の調理の結果を表わすスタンプを選択できる。そして、ユーザは、決定を指示することで該スタンプを対象のレシピの調理履歴とすることができる。
調理履歴としてのスタンプは、レシピ情報に表わされる調理の工程ごとに選択可能であってもよい。具体例として、ユーザは、ある調理工程についてスタンプを入力する場合、図11の画面で、対象のレシピ情報を表示させた上で、図示しない上下ボタンにタッチするなどして、当該レシピの調理工程を順に表示させることができる。ユーザが、所望する調理工程の表示されている状態においてボタン518にタッチすると、当該調理工程に対して付加するスタンプの選択肢として画面520が表示され、ユーザはその中から当該工程のスタンプを選択することができる。なお、この場合、写真の貼り付けを指示するためのボタンは、たとえばボタン519の横に用意されてもよい。また、左右ボタンは、調理日の入力候補を切り替えるために用いられてもよい。
ユーザが、調理履歴を入力するための図11の画面でボタン519にタッチすると、図13に表わされたように、対象のレシピに対してコメントを入力するための画面521が表示される。画面521は、図13に表わされたように図11からポップアップして重ねて表示されてもよいし、図12の画面から切り替わってもよい。
図13の画面において、ユーザは、図示しない文字キーなどを用いて任意のコメントを入力できる。そして、ユーザは、決定を指示することで入力されたコメントを対象のレシピの調理履歴に付加することができる。
調理履歴としてのコメントもまた、レシピ情報に表わされる調理の工程ごとに入力可能であってもよい。この場合も上記のように、一例として、図13の画面においてユーザは、レシピ情報に表わされる調理の各工程を表示させ、表示されている工程に対してコメントを入力することで、当該工程を指定して入力したコメントをその工程の調理履歴とする。
端末装置300は、ユーザから、調理履歴としてのスタンプの入力やコメント入力の操作を受け付けると、入力された情報を調理履歴としてサーバ100に転送する。サーバ100は、調理履歴を対象のレシピと関連付けてたとえばHDD13などの記憶装置に、調理履歴として記憶する。上記のように、調理の工程ごとに調理履歴の入力を受け付けた場合、端末装置300は、当該レシピ情報の指定された工程の識別情報に関連付けて調履歴を記憶装置に記憶する。
好ましくは、サーバ100は、記憶装置100Aに登録されているレシピ情報を端末装置300に転送し、表示させる際に、レシピ情報を当該グループに応じて調整した上で端末装置300に転送する(ステップS4−1)。
ステップS4−1での調整は、一例として、レシピ情報を食事に参加する人数に応じて変更することを含む。たとえば、サーバ100は、記憶装置100Aに登録されているレシピ情報に示される材料の量や調理時間や調理器具を、食事に参加する人数に応じて変更する。
また、他の例として、ステップS4−1でサーバ100は、記憶装置100Aに登録されているレシピ情報に示される調理方法や材料をグループ情報に登録されている調理器具や調理方法に応じて調整してもよい。具体的には、レシピ情報に調理方法の情報として調理の各工程の加熱強度を示す情報が含まれている場合、サーバ100は、レシピ情報に設定されている加熱強度を、グループ情報に登録されている調理機器に応じた加熱レベルに変換してもよい。調理機器に応じた加熱レベルは、たとえば、調理機器の加熱レベルを表わす、「強」「中」「弱」や「3」「2」「1」などの目盛に相当する。
また、他の例として、サーバ100は、予め定められた期間の献立を選定した場合、ステップS4−1で、記憶装置100Aに登録されているレシピ情報に示される調理方法や材料を、当該期間の他の献立に用いられる材料と重複する材料や当該材料に適した調理方法に調整してもよい。
また、他の例として、ステップS4−1でサーバ100は、当該グループの調理履歴に基づいてレシピ情報に示される調理方法や材料を調整してもよい。たとえば、サーバ100は、当該グループの対象のレシピの調理履歴として「固い」や「生っぽい」が登録されている場合、加熱時間を長くするように変更したり、材料を変更したり、切り方を小さくするように変更したりしてもよい。また、上記のように、調理履歴が調理工程に関連付けて登録されている場合、ステップS4−1でサーバ100は、該当する調理工程での調理方法や材料(調味料等)を、当該調理工程の関連付けられた調理履歴に基づいて調整してもよい。
これらの調整は、サーバ100が、レシピ情報を上記情報に応じて変更することで実現されてもよい。または、レシピ情報に複数種類の調理方法や材料などが予め登録されている場合、サーバ100が上記情報に応じて適した調理方法や材料などを選択することで実現されてもよい。
このようにサーバ100においてレシピ情報が調整されることで、レシピがグループごとにカスタマイズされ、各グループにとってより使いやすいものとなる。
<機能構成>
図14は、第1の実施の形態にかかるサーバ100の機能構成の具体例を示すブロック図である。図14の各機能は、サーバ100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行することで、主にCPU10で実現される。しかしながら、少なくとも一部機能が図2で表わされたハードウェア、または図示されていない電気回路などのハードウェアによって実現されてもよい。
図14を参照して、HDD13は、レシピに関連付けて嗜好情報を記憶するための記憶領域である嗜好情報記憶部131と、グループ情報を記憶するための記憶領域であるグループ情報記憶部132と、レシピ情報を記憶するための記憶領域であるレシピ情報記憶部133と、調理履歴を記憶するための記憶領域である履歴情報記憶部134と、スケジュール情報を管理する記憶装置から読み出されたスケジュール情報を一時的に保持するための記憶領域であるスケジュール記憶部135とを含む。これらの情報は、必ずしもサーバ100の記憶装置にすべて保持されていなくてもよく、サーバ100からアクセス可能な他の装置の記憶装置に保持されて、サーバ100での処理の際に、一時的に、サーバ100のメモリに保持されるものであってもよい。
さらに図14を参照して、CPU10は、ネットワークコントローラ14を介して端末装置300から嗜好情報の入力を受け付けるための嗜好情報入力部101と、嗜好情報を対象とするレシピと関連付けて記憶装置に格納するための嗜好情報格納部102とを含む。また、CPU10は、アクセス可能な他の装置の記憶装置に記憶されている、グループの各メンバーの食事のタイミングに関連したスケジュール情報を読み出し、スケジュール記憶部135に一時的に格納するためのスケジュール読出部103を含む。また、CPU10は、記憶されている複数のレシピ情報の中から、少なくとも複数メンバーそれぞれの嗜好情報およびスケジュール情報に基づいて、当該グループについて献立を選定するための選定部104と、選定された献立に含まれる各レシピのレシピ情報を端末装置300にネットワークコントローラ14を介して転送することで出力するための献立出力部106とを含む。また、CPU10は、ネットワークコントローラ14を介して端末装置300から、調理結果に関する情報である調理履歴の入力を受け付けるための履歴情報入力部107と、調理履歴をレシピと関連付けて記憶装置に格納するための履歴情報格納部108とを含む。
好ましくは、CPU10は、さらに、レシピ情報を調整するための調整部105を含む。
より好ましくは、調整部105は、端末装置300に提供するレシピ情報に表わされた調理方法を、グループ情報として登録された調理方法や調理器具などの調理方法に関する属性に応じて変形することで、当該レシピ情報を当該グループに応じて調整するための第1調整部116を含む。また好ましくは、調整部105は、端末装置300に提供するレシピ情報を、当該グループのグループ情報に登録された調理方法に関する属性と同じ属性がグループ情報に登録されている他のグループの調理履歴に基づいて変形することで、当該レシピ情報を当該グループの調理方法に関する属性に応じて調整するための第2調整部117を含む。また好ましくは、調整部105は、端末装置300に提供するレシピ情報を、当該グループの調理履歴に基づいて変形することで、当該レシピ情報を当該グループに応じて調整するための第3調整部118を含む。
スケジュール情報は、一例として、メンバー各自に関連付けられた端末装置300の記憶装置に登録されていてもよい。この場合、サーバ100のスケジュール読出部103は、読み出す対象のメンバーに関連付けられている端末装置300を、グループ情報を参照して特定し、該端末装置300にアクセスして該記憶装置からスケジュール情報を読み出すことができる。
図15は、第1の実施の形態にかかる端末装置300の機能構成の具体例を示すブロック図である。図15の各機能は、端末装置300のCPU30がROM31に記憶されているプログラム(レシピアプリ)をRAM32上に読み出して実行することで、主にCPU30で実現される。しかしながら、少なくとも一部機能が図3で表わされたハードウェア、または図示されていない電気回路などのハードウェアによって実現されてもよい。
図15を参照して、CPU30は、ネットワークコントローラ34を介してサーバ100からのレシピ情報の入力を受け付けるためのレシピ入力部301と、レシピ情報に基づく画面表示を行なうためのレシピ表示部302とを含む。また、CPU30は、表示されているレシピごとのユーザの嗜好情報の入力を受け付けるための嗜好情報入力部303と、嗜好情報を表示されているレシピに関連付けてサーバ100に転送するための嗜好情報転送部304とを含む。また、CPU30は、サーバ100によって、登録されているグループを構成する複数メンバーそれぞれの嗜好情報と各メンバーの食事のタイミングに関連したスケジュール情報とに基づいて選定された、当該グループについての献立に含まれる各レシピのレシピ情報の入力をサーバ100から受け付けるための献立入力部305を含む。また、CPU30は、献立を表示するための献立表示部306とを含む。
<動作フロー>
図16は、第1の実施の形態に従うサーバ100の動作の一例を表わしたフローチャートである。図16のフローチャートに表わされた動作は、サーバ100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図14の各機能を発揮することによって実現される。
図16を参照して、CPU10は、端末装置300からレシピの閲覧のリクエストを受け付けた場合には(ステップS101でYES)、レシピ情報を端末装置300に転送することで、端末装置300にレシピを表示させる(ステップS103)。好ましくは、CPU10は、上記リクエストを行なったユーザと同一グループのメンバーのレシピの閲覧履歴がある場合には、閲覧履歴のあるレシピ情報を優先的に端末装置300に転送して表示させる。また好ましくは、CPU10は、上記リクエストを行なったユーザと同一グループのメンバーに関連付けられた嗜好情報が登録されている場合には、該嗜好情報の登録されているレシピ情報を優先的に端末装置300に転送して表示させる。
さらに、CPU10は、表示させるレシピ情報に関連付けられた、上記リクエストを行なったユーザと同一グループのメンバーの嗜好情報が登録されている場合(ステップS105でYES)、該嗜好情報に基づく情報を端末装置300に転送することで、嗜好情報も端末装置300に表示させる(ステップS107)。
CPU10は、該レシピ情報を端末装置300に表示させている状態において端末装置300から嗜好情報の入力を受け付けると(ステップS109でYES)、あるいは、関連付けるレシピ情報を特定する情報と共に嗜好情報の入力を端末装置300から受け付けると、該嗜好情報を当該レシピ情報と関連付けてHDD13に記憶する(ステップS111)。
端末装置300から献立のリクエストを受け付けると(ステップS101でNO、かつステップS113でYES)、CPU10は献立を選定する(ステップS115)。そして、CPU10は、選定した献立を表わす情報、および当該献立に含まれる各レシピのレシピ情報を端末装置300に転送することで、献立を端末装置300に表示させる(ステップS119)。ステップS119で、CPU10は、献立を、当該献立に含まれる各料理についての各メンバーの嗜好情報と共に表示してもよい。
上記ステップS115でCPU10は、献立をリクエストしたユーザの属するグループのグループ情報を参照して各メンバーのスケジュールを読み出す。そして、CPU10は、当該スケジュールより対象の食事の参加するメンバーを特定する。CPU10は、食事に参加するメンバーの嗜好情報に基づいて献立を選定する。
または、CPU10は、各メンバーのスケジュールより各メンバーの当該食事の開始時刻を特定し、そのばらつきを特定する。CPU10は、食事に参加するメンバーの嗜好情報に基づいて選定されたレシピ情報に含まれる許容範囲情報を参照し、さらに、食事の開始時刻のばらつきが許容されるレシピ情報を選定する。
献立を選定する期間が、たとえば1週間など、予め規定されている場合、上記ステップS115でCPU10は、規定された期間の献立を選定する。その場合、CPU10は、近接した食事の献立の間の関係も考慮して献立を選定する。たとえば、CPU10は、同じ献立や同じカテゴリに属する献立が連続、あるいは近接しないように選定する。また、好ましくは、CPU10は、近接する食事の献立において食材が重複するように献立を選定する。
好ましくは、CPU10は、ステップS115で選定した献立に含まれるレシピ情報を調整した上で(ステップS117)、調整後のレシピ情報を端末装置300に転送する。
ステップS117でCPU10は、一例としてユーザ情報に含まれる調理器具の情報や調理方法の情報に基づいてレシピ情報を変更する。または、CPU10は、当該グループのメンバーによって登録された調理履歴に基づいてレシピ情報を変更する。または、CPU10は、当該グループと同じ調理器具や調理方法を登録しているグループのメンバーによって登録された調理履歴に基づいてレシピ情報を変更する。
<実施の形態の効果>
本システムにおいて以上の処理が行なわれることで、家族などの予め登録されたグループのうち、実際に食事に参加するメンバーの嗜好情報に基づいて献立が選定され、端末装置300に提供される。そのため、本システムは、実際に食事に参加するメンバーにより適した献立を選定することができ、ユーザの調理をより効果的に支援することができる。
さらに、本システムでは、食事に参加するメンバーの食事の開始時刻のばらつきに適した献立が選定され、端末装置300に提供される。たとえば、メンバーの一人の帰宅が遅く食事開始時刻が他のメンバーよりも大幅に遅れる場合には、麺類や揚げ物などではなくシチューなどの煮込み料理が選定される、など、効率的な調理の提供に有用なレシピ情報が提供されることになる。そのため、本システムは、グループの食事の実態により適した調理支援情報を提供することができる。
さらに、本システムでは、グループの特性や調理履歴に応じて、レシピ情報が当該グループにより適したものに調整される。そのため、本システムは、グループの調理の実態や、調理器具により適した調理支援情報を提供することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では、端末装置300にレシピ情報が提供された後、当該レシピ情報に基づくユーザの調理の際における、本システムでの支援について説明する。第2の実施の形態では、調理者であるユーザは、端末装置300で調理開始をサーバ100に通知するなどした後に調理器具の近傍に端末装置300を設置して表示画面を見ながら調理を行なう場合が想定される。
<システム構成>
図17は、第2の実施の形態にかかるシステムの構成を概略的に表わした図である。図17を参照して、第2の実施の形態にかかるシステムは、コンロやオーブンなどの調理機器500と中継器700を介して電気的に接続されている。中継器700は、各調理機器500から当該装置でのエネルギー消費量をリアルタイムに取得してサーバ100に転送する。これにより、本システムのサーバ100は、調理機器500でのエネルギー消費量をリアルタイムで、あるいは、所定の時間間隔で取得することができる。
<動作概要>
図18は、第2の実施の形態にかかるシステムにおける、動作概要を表わした図である。図18を参照して、サーバ100は、たとえば調理の開始を端末装置300から通知された後などの予め定められたタイミングで、中継器700を介して、調理機器500を用いた調理中における調理機器500でのエネルギー消費量の情報を取得する(ステップS11)。エネルギー消費量の情報とは、単位時間あたりの消費電気量や消費ガス量などが該当する。
サーバ100(またはサーバ100からアクセス可能な記憶装置100A)に記憶されているレシピ情報には、調理方法として、各工程におけるエネルギー消費量を示す情報が含まれている。また、レシピ情報には、調理工程に関連付けられた、メッセージ情報が含まれている。メッセージ情報は、たとえば、「弱火にしましょう」や「ここでよく混ぜましょう」などの調理者を支援するためのメッセージを端末装置300で出力させるための情報を指す。
サーバ100は、中継器700を介して取得した調理機器500でのエネルギー消費量とレシピ情報に含まれる各工程におけるエネルギー消費量とを比較することで、ユーザによる調理工程を特定し(ステップS12)、該当するメッセージを特定する(ステップS13)。そして、サーバ100は該当するメッセージ情報を端末装置300に対して転送する(ステップS14)。端末装置300は、サーバ100からのメッセージ情報を用いてメッセージを出力する(ステップS15)。好ましくは、ステップS15で端末装置300は、メッセージを音声で出力する。これにより、調理者であるユーザは、あたかも支援者が近傍にいるように調理の支援を得ることができる。
好ましくは、サーバ100は、調理機器500でのエネルギー消費量をレシピ情報に含まれる各工程におけるエネルギー消費量と比較し、その乖離が予め設定されたしきい値内であるか否かを判断する。つまり、サーバ100は、調理者であるユーザによる調理方法がレシピ情報に規定されている調理方法と大きく異なっているか否かを判断する。そして、上記乖離がしきい値を超える場合、つまり、レシピ情報に規定されている調理方法と実際の調理方法が大きく異なっている場合、サーバ100は予め記憶されているメッセージ(警告メッセージ)を端末装置300に転送する。これにより、ユーザが調理方法を誤った場合に、端末装置300から警告が発せられる。
より好ましくは、サーバ100は、調理機器500でのエネルギー消費量を、グループ情報や調理履歴などに基づいて調整した後のレシピ情報に含まれる各工程におけるエネルギー消費量と比較する。これにより、実際の調理方法が調理者であるユーザに適した調理方法から大きく異なっているか否かを判断することができ、調理方法の誤りを精度よく判断することができる。
<機能構成>
図19は、第2の実施の形態にかかるサーバ100の機能構成の一例を示すブロック図である。図19の各機能もまた、サーバ100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行することで、主にCPU10で実現される。しかしながら、少なくとも一部機能が、図2に表わされたハードウェアまたは図示されていない電気回路などのハードウェアによって実現されてもよい。
図19を参照して、サーバ100のCPU10は、中継器700から転送される調理機器500のエネルギー消費量の情報の入力をネットワークコントローラ14を介して受け付けるためのエネルギー情報入力部109と、調理機器500でのエネルギー消費量とレシピ情報の調理方法の情報に含まれる各工程のエネルギー消費量とを比較することで調理者であるユーザの調理工程を特定するための工程特定部110とを含む。また、CPU10は、レシピ情報に含まれている、調理工程に関連付けられたメッセージの中から、ユーザの調理工程に応じたメッセージを特定するためのメッセージ特定部111と、特定されたメッセージ情報をネットワークコントローラ14を介して端末装置300に対して出力するためのメッセージ出力部112とを含む。
好ましくは、メッセージ特定部111は、調理機器500でのエネルギー消費量をレシピ情報に含まれるエネルギー消費量と比較し、その乖離が予め規定しているしきい値内であるか否かを判断するための判断部114を含む。好ましくは、判断部114は、調理機器500でのエネルギー消費量を調整部105で調整された後のレシピ情報に含まれるエネルギー消費量と比較して上記判断を行なう。判断部114によって上記乖離がしきい値を超えたものと判断された場合、つまり、実際の調理方法がレシピ情報に規定される調理方法と異なっていると判断された場合、メッセージ特定部111は、予め規定されているメッセージ(たとえば、「火を止めましょう」、「もっと強火にしましょう」など)の情報を端末装置300に出力するメッセージと特定する。
なお、判断部114は、エネルギー消費量に替えて、または加えて、調理開始からの経過時間(あるいは、調理工程における当該工程の開始からの経過時間)の情報とレシピ情報に規定される対応する情報とを比較し、その乖離がしきい値内であるか否かを判断してもよい。
<動作フロー>
図20は、サーバ100の、第2の実施の形態での動作の一例を表わしたフローチャートである。図20のフローチャートに表わされた動作は、サーバ100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図19の各機能を発揮することによって実現される。図20の動作は、たとえば端末装置300から調理開始を通知された、または、指定された調理開始時刻に達したタイミングでサーバ100で実行される。
図20を参照して、処理を開始すると、サーバ100は中継器700を介して調理機器500でのエネルギー消費量の情報を取得する。調理機器500でのエネルギー消費量の情報は、サーバ100が中継器700に対してリクエストすることで中継器700から転送されるものであってもよいし、中継器700に転送先として予め設定しておくことで自動的に中継器700から転送されてもよい。
CPU10は、調理機器500でのエネルギー消費量の情報を取得すると(ステップS121でYES)、調理機器500でのエネルギー消費量を該当するレシピ情報の調理方法の情報に含まれるエネルギー消費量と比較することで、調理者であるユーザによる調理工程を特定する(ステップS123)。調理機器500でのエネルギー消費量の、当該調理工程に関連付けてレシピ情報に含まれるエネルギー消費量からの乖離が予め規定されているしきい値内である場合(ステップS125でYES)、CPU10は、該当するメッセージとしてレシピ情報に調理工程と関連付けて登録されているメッセージを特定し(ステップS127)、端末装置300に対して出力する(ステップS131)。
一方、調理機器500でのエネルギー消費量の、当該調理工程に関連付けてレシピ情報に含まれるエネルギー消費量からの乖離が予め規定されているしきい値を超える場合(ステップS125でNO)、CPU10は、該当するメッセージとして予め記憶装置に記憶されているメッセージを特定し(ステップS129)、端末装置300に対して出力する(ステップS131)。
<実施の形態の効果>
本システムにおいて以上の動作が行なわれることで、本システムでは、実際の調理の工程に応じて適切なメッセージが端末装置300から出力される。たとえば、調理者であるユーザの近傍に端末装置300を設置して調理を行なう場合であると、本システムは、あたかも支援者が近傍にいるようにユーザの調理を支援することができる。端末装置300からの出力が音声である場合、あたかも、隣に支援する人がいて声をかけるように、ユーザの調理が支援される。
さらに、本システムは、調理者であるユーザが調理方法を誤るなどして、レシピ情報で規定される調理方法と大きく異なったものとなった場合に、リアルタイムに端末装置300にメッセージを出力することができる。これにより、本システムは、ユーザの調理の誤りを抑え、適切に調理を支援することができる。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態において、各装置のハードウェアは上記第1の実施の形態および第2の実施の形態での各装置のハードウェア構成と同様であり、各装置の機能や処理もまた同様であるため、その説明を繰り返さない。
本システムにおいて上記のように選定された献立は、グループ内のいずれかのメンバーによって書き換え可能であってもよい。好ましくは、書き換えは、サーバ100に記憶されているいずれかのレシピ情報と置き換えることに該当する。
サーバ100は、選定した献立が書き換えられると、または、選定した献立に含まれるレシピが書き換えられると、書き換え後のレシピに応じて、選定した献立を修正してもよい。たとえば、ある献立が「バーベキュー」に書き換えられた場合、サーバ100は、その食事に近接する食事の献立が肉料理をメインとする場合には異なる料理となるよう、当該献立を修正する。
このようにすることで、本システムは、各メンバーの食事のスケジュールも考慮して献立を選定することができる。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態において、各装置のハードウェアは上記第1の実施の形態および第2の実施の形態での各装置のハードウェア構成と同様であり、各装置の機能や処理もまた同様であるため、その説明を繰り返さない。
以上の開示は、主に、サーバ100が、グループ情報の保持、献立の選定、およびレシピ情報の調整を行なうものであるが、これらの処理は、サーバ100と端末装置300とのいずれの装置が行なってもよい。すなわち、端末装置300の側でグループ情報の保持、献立の選定、およびレシピ情報の調整のうちの少なくとも1つの処理が行なわれてもよい。さらに、サーバ100は1つの装置ではなく、複数のサーバが協働して処理を行なう形態であってもよい。
[第5の実施の形態]
第5の実施の形態において、各装置のハードウェアは上記第1の実施の形態および第2の実施の形態での各装置のハードウェア構成と同様であり、各装置の機能や処理もまた同様であるため、その説明を繰り返さない。
以上の開示では、端末装置300がタブレット端末やノート型のPCであることが想定されている。しかしながら、端末装置300はこれら装置には限定されない。たとえば、テレビジョン受像機であってもよいし、出力機能(表示機能)を有した調理機器であってもよい。
図21は、第5の実施の形態にかかるシステムが、端末装置300として、タブレット端末である端末装置300Aに加えて(または替えて)、表示部35Dを有する冷蔵庫300D、表示部35Eを有するコンロ(あるいはオーブンコンロ)300E、および表示部35Fを有する電子レンジ(あるいはオーブンレンジ)300Fを含む例を示している。サーバ100は、これら調理機器300D,300E,300Fと直接、または第2の実施の形態にかかるシステムと同様に中継器を介して接続されている。端末装置300がこのような調理機器300D,300E,300Fである場合、調理者であるユーザは当該調理機器300D,300E,300Fを使用しながらレシピを確認したり、調理履歴を入力したりすることができる。
[第6の実施の形態]
第6の実施の形態において、各装置のハードウェアは上記第1の実施の形態および第2の実施の形態での各装置のハードウェア構成と同様であり、各装置の機能や処理もまた同様であるため、その説明を繰り返さない。
さらに、上述の処理をコンピュータに実行させて当該コンピュータを上記サーバ100として機能させるプログラムや、上記のレシピアプリであるプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
[まとめ]
本開示の1つの局面は、次のように表わすことができる。
(1)
調理支援情報(レシピ情報)を提供するためのシステムであって、1品の料理(レシピ)ごとの調理支援情報を記憶するための第1の記憶手段(レシピ情報記憶部133)と、1品の料理ごとに、登録されているグループを構成する複数メンバーそれぞれの嗜好情報の入力を受け付けるための第1の入力手段(嗜好情報入力部101,303、嗜好情報転送部304)と、前記複数メンバーそれぞれの、食事のタイミングに関連したスケジュール情報を記憶するための第2の記憶手段(スケジュール記憶部135)と、前記第1の記憶手段に記憶された複数の前記調理支援情報の中から、少なくとも前記複数メンバーそれぞれの前記嗜好情報および前記スケジュール情報に基づいて、前記グループについて、1回の食事のために調理する少なくとも1品以上の料理の組み合わせである献立を選定するための選定手段(選定部104)と、選定された前記献立に含まれる料理の各品の調理支援情報を出力するための出力手段(献立出力部106、献立入力部305、献立表示部306)とを備える、情報提供システム。
(2)
前記選定手段は、前記スケジュール情報に基づいて、前記複数メンバーそれぞれの、献立を選定する対象の食事への参加/不参加を特定し、前記グループのうちの少なくとも前記食事へ参加するメンバーの前記嗜好情報に基づいて献立を選定する、(1)に記載の情報提供システム。
(3)
前記調理支援情報は、食事の開始時刻のばらつきの許容範囲を規定する情報(ばらつき許容範囲情報)を含み、前記選定手段は、前記スケジュール情報に基づいて、前記複数メンバーそれぞれの、献立を選定する対象の食事の開始時刻を特定し、さらに、前記開始時刻のばらつきが許容範囲にある献立を選定する、(2)に記載の情報提供システム。
(4)
前記出力手段は、前記選定された献立に含まれる1品の料理ごとの調理支援情報と共に、前記複数メンバーそれぞれの嗜好情報も出力する、(1)〜(3)のいずれかに記載の情報提供システム。
(5)
グループごとの、調理方法に関する属性を記憶するための第3の記憶手段(グループ情報記憶部132)をさらに備え、前記グループに対して前記選定された献立に含まれる1品の料理ごとの調理支援情報に表わされた調理方法を、前記グループに関する前記調理方法に関する属性に応じて変形することで、前記調理支援情報を前記グループに応じて調整するための第1の調整手段(調整部105)をさらに備える、(1)〜(4)のいずれかに記載の情報提供システム。
(6)
1品の料理ごとに、調理結果に関する情報の入力を受け付けるための第2の入力手段(履歴情報入力部107)と、前記調理結果に関する情報を、前記調理支援情報に関連付けて記憶するための第3の記憶手段(履歴情報記憶部134)と、前記グループに対して前記選定された献立に含まれる1品の料理ごとの調理支援情報を、前記グループの前記調理方法に関する属性と同じ属性を有するグループに属するメンバーによって入力された前記調理結果に関する情報に基づいて変形することで、前記調理支援情報を前記グループの前記調理方法に関する属性に応じて調整するための第2の調整手段(調整部105)をさらに備える、(5)に記載の情報提供システム。
(7)
1品の料理ごとに、調理結果に関する情報の入力を受け付けるための第2の入力手段(履歴情報入力部107)と、前記調理結果に関する情報を、前記調理支援情報に関連付けて記憶するための第3の記憶手段(履歴情報記憶部134)と、前記グループに対して前記選定された献立に含まれる1品の料理ごとの調理支援情報を、前記グループに属するメンバーによって入力された前記調理結果に関する情報に基づいて変形することで、前記調理支援情報を前記グループに応じて調整するための第3の調整手段(調整部105)をさらに備える、(1)〜(5)のいずれかに記載の情報提供システム。
(8)
前記調理支援情報は、調理中の、調理器具における消費エネルギー量の変化を規定する情報と、調理工程に関連付けられたメッセージとを含み、グループごとに、調理中の、調理器具における消費エネルギー量を取得するための取得手段(エネルギー情報入力部109)と、前記グループに対して選定された前記献立に含まれる料理の各品の調理支援情報に含まれる消費エネルギー量の変化と、前記グループについて前記取得手段によって取得された前記料理の各品の調理中の消費エネルギー量の変化とを比較することで、前記グループでの調理工程を特定するための特定手段(工程特定部110)と、前記特定手段によって特定された調理工程に対して関連付けられているメッセージを、前記特定された調理工程において前記グループに関連付けられた前記端末装置に出力するための第1の報知手段(メッセージ出力部113)とをさらに備える、(1)〜(7)のいずれかに記載の情報提供システム。
(9)
前記グループに対して選定された前記献立に含まれる料理の各品の調理支援情報に含まれる消費エネルギー量の変化と、前記グループについて前記取得手段によって取得された前記料理の各品の調理中の消費エネルギー量の変化とを比較することで、前記グループにおける調理方法と前記調理支援情報に規定される調理方法との乖離が予め記憶しているしきい値を超えているか前記しきい値内であるかを判断するための判断手段(判断部114)と、前記判断手段によって前記乖離が予め記憶しているしきい値を超えたと判断された場合に、前記グループに関連付けられた前記端末装置にメッセージを出力するための第2の報知手段(メッセージ出力部113)とをさらに備える、(8)に記載の情報提供システム。
(10)
端末装置(端末装置300)に対して調理支援情報を提供するサーバ(サーバ100)であって、1品の料理(レシピ)ごとの調理支援情報を記憶するための第1の記憶手段(レシピ情報記憶部133)と、1品の料理ごとに、登録されているグループを構成する複数メンバーそれぞれの嗜好情報の入力を前記端末装置から受け付けるための第1の入力手段(嗜好情報入力部101)と、前記複数メンバーそれぞれの、食事のタイミングに関連したスケジュール情報を記憶するための第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された複数の前記調理支援情報の中から、少なくとも前記複数メンバーそれぞれの前記嗜好情報および前記スケジュール情報に基づいて、前記グループについて、1回の食事のために調理する1品以上の料理の組み合わせである献立を選定するための選定手段(選定部104)と、選定された前記献立に含まれる料理の各品の調理支援情報を前記端末装置に対して出力するための出力手段(献立出力部106)とを備える、サーバ。
(11)
1品の料理(レシピ)ごとの調理支援情報(レシピ情報)を複数記憶しているサーバ(サーバ100)から提供される調理支援情報を出力する端末装置(端末装置300)であって、1品の料理ごとに、ユーザの嗜好情報の入力を受け付けるための第1の入力手段(嗜好情報入力部303)と、前記嗜好情報を前記サーバに転送するための転送手段(嗜好情報転送部304)と、前記サーバによって、登録されているグループを構成する複数メンバーそれぞれの嗜好情報と前記複数メンバーそれぞれの食事のタイミングに関連したスケジュール情報とに基づいて選定された、前記グループについての、1回の食事のために調理する少なくとも1品以上の料理の組み合わせである献立に含まれる料理の各品の調理支援情報を、前記サーバから受信するための受信手段(献立入力部305)と、前記料理の各品の調理支援情報に基づく表示を行なうための表示手段(献立表示部306)とを備える、端末装置。
(12)
サーバから端末装置に対する調理支援情報の提供方法であって、1品の料理ごとに、登録されているグループを構成する複数メンバーそれぞれの嗜好情報の入力を受け付けるステップ(S1)と、前記複数メンバーそれぞれの、食事のタイミングに関連したスケジュール情報を記憶するメモリから、前記スケジュール情報を読み出すステップ(S3−1)と、メモリに記憶された複数の、1品の料理ごとの調理支援情報の中から、少なくとも前記複数メンバーそれぞれの前記嗜好情報および前記スケジュール情報に基づいて、前記グループについて、1回の食事のために調理する少なくとも1品以上の料理の組み合わせである献立を選定するステップ(S3−2)と、選定された前記献立に含まれる料理の各品の調理支援情報を出力するステップ(S4)とを備える、情報提供方法。
(13)
コンピュータを制御し、端末装置に対して調理支援情報を提供する処理を実行させるプログラムであって、前記プログラムは前記コンピュータに、1品の料理ごとに、登録されているグループを構成する複数メンバーそれぞれの嗜好情報の入力を前記端末装置から受け付けるステップ(S1)と、前記複数メンバーそれぞれの、食事のタイミングに関連したスケジュール情報を記憶するメモリから、前記スケジュール情報を読み出すステップ(S3−1)と、メモリに記憶された複数の、1品の料理ごとの調理支援情報の中から、少なくとも前記複数メンバーそれぞれの前記嗜好情報および前記スケジュール情報に基づいて、前記グループについて、1回の食事のために調理する1品以上の料理の組み合わせである献立を選定するステップ(S3−2)と、選定された前記献立に含まれる料理の各品の調理支援情報を前記端末装置に対して出力するステップとを実行させる、制御プログラム。
(14)
コンピュータを制御し、1品の料理ごとの調理支援情報を複数記憶しているサーバから提供される調理支援情報を出力する処理を実行させるプログラムであって、前記プログラムは前記コンピュータに、1品の料理ごとに、ユーザの嗜好情報の入力を受け付けるステップ(S1)と、前記嗜好情報を前記サーバに転送するステップ(S1)と、前記サーバによって、登録されているグループを構成する複数メンバーそれぞれの嗜好情報と前記複数メンバーそれぞれの食事のタイミングに関連したスケジュール情報とに基づいて選定された、前記グループについての、1回の食事のために調理する少なくとも1品以上の料理の組み合わせである献立に含まれる料理の各品の調理支援情報を、前記サーバから受信するステップ(S4)と、前記料理の各品の調理支援情報に基づく表示を行なうステップ(S5)とを実行させる、制御プログラム。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,30 CPU、11,31 ROM、12,32 RAM、13 HDD、14,34 ネットワークコントローラ、33 カメラ、35 タッチパネル、35D,35E,35F 表示部、100 サーバ、100A 記憶装置、101,303 嗜好情報入力部、102 嗜好情報格納部、103 スケジュール読出部、104 選定部、105 調整部、106 献立出力部、107 履歴情報入力部、108 履歴情報格納部、109 エネルギー情報入力部、110 工程特定部、111 メッセージ特定部、112 メッセージ出力部、114 判断部、116 第1調整部、117 第2調整部、118 第3調整部、131 嗜好情報記憶部、132 グループ情報記憶部、133 レシピ情報記憶部、134 履歴情報記憶部、300,300A,300B,300C 端末装置、300D 冷蔵庫、300E コンロ、300F 電子レンジ、301 レシピ入力部、302 レシピ表示部、304 嗜好情報転送部、305 献立入力部、306 献立表示部、500 調理機器、501,502,513,515,516 領域、503,504,505,506,507,508,509,510,514,517,518,519 ボタン、511,512,520,521 画面、700 中継器。

Claims (14)

  1. 調理支援情報を提供するためのシステムであって、
    1品の料理ごとの調理支援情報を記憶するための第1の記憶手段と、
    1品の料理ごとに、登録されているグループを構成する複数メンバーそれぞれの嗜好情報の入力を受け付けるための第1の入力手段と、
    前記複数メンバーそれぞれの、食事のタイミングに関連したスケジュール情報を記憶するための第2の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶された複数の前記調理支援情報の中から、少なくとも前記複数メンバーそれぞれの前記嗜好情報および前記スケジュール情報に基づいて、前記グループについて、1回の食事のために調理する少なくとも1品以上の料理の組み合わせである献立を選定するための選定手段と、
    選定された前記献立に含まれる料理の各品の調理支援情報を出力するための出力手段とを備える、情報提供システム。
  2. 前記選定手段は、前記スケジュール情報に基づいて、前記複数メンバーそれぞれの、献立を選定する対象の食事への参加/不参加を特定し、前記グループのうちの少なくとも前記食事へ参加するメンバーの前記嗜好情報に基づいて献立を選定する、請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 前記調理支援情報は、食事の開始時刻のばらつきの許容範囲を規定する情報を含み、
    前記選定手段は、前記スケジュール情報に基づいて、前記複数メンバーそれぞれの、献立を選定する対象の食事の開始時刻を特定し、さらに、前記開始時刻のばらつきが許容範囲にある献立を選定する、請求項2に記載の情報提供システム。
  4. 前記出力手段は、前記選定された献立に含まれる1品の料理ごとの調理支援情報と共に、前記複数メンバーそれぞれの嗜好情報も出力する、請求項1〜3のいずれかに記載の情報提供システム。
  5. グループごとの、調理方法に関する属性を記憶するための第3の記憶手段をさらに備え、
    前記グループに対して前記選定された献立に含まれる1品の料理ごとの調理支援情報に表わされた調理方法を、前記グループに関する前記調理方法に関する属性に応じて変形することで、前記調理支援情報を前記グループに応じて調整するための第1の調整手段をさらに備える、請求項1〜4のいずれかに記載の情報提供システム。
  6. 1品の料理ごとに、調理結果に関する情報の入力を受け付けるための第2の入力手段と、
    前記調理結果に関する情報を、前記調理支援情報に関連付けて記憶するための第3の記憶手段と、
    前記グループに対して前記選定された献立に含まれる1品の料理ごとの調理支援情報を、前記グループの前記調理方法に関する属性と同じ属性を有するグループに属するメンバーによって入力された前記調理結果に関する情報に基づいて変形することで、前記調理支援情報を前記グループの前記調理方法に関する属性に応じて調整するための第2の調整手段をさらに備える、請求項5に記載の情報提供システム。
  7. 1品の料理ごとに、調理結果に関する情報の入力を受け付けるための第2の入力手段と、
    前記調理結果に関する情報を、前記調理支援情報に関連付けて記憶するための第3の記憶手段と、
    前記グループに対して前記選定された献立に含まれる1品の料理ごとの調理支援情報を、前記グループに属するメンバーによって入力された前記調理結果に関する情報に基づいて変形することで、前記調理支援情報を前記グループに応じて調整するための第3の調整手段をさらに備える、請求項1〜5のいずれかに記載の情報提供システム。
  8. 前記調理支援情報は、調理中の、調理器具における消費エネルギー量の変化を規定する情報と、調理工程に関連付けられたメッセージとを含み、
    グループごとに、調理中の、調理器具における消費エネルギー量を取得するための取得手段と、
    前記グループに対して選定された前記献立に含まれる料理の各品の調理支援情報に含まれる消費エネルギー量の変化と、前記グループについて前記取得手段によって取得された前記料理の各品の調理中の消費エネルギー量の変化とを比較することで、前記グループでの調理工程を特定するための特定手段と、
    前記特定手段によって特定された調理工程に対して関連付けられているメッセージを、前記特定された調理工程において前記グループに関連付けられた前記端末装置に出力するための第1の報知手段とをさらに備える、請求項1〜7のいずれかに記載の情報提供システム。
  9. 前記グループに対して選定された前記献立に含まれる料理の各品の調理支援情報に含まれる消費エネルギー量の変化と、前記グループについて前記取得手段によって取得された前記料理の各品の調理中の消費エネルギー量の変化とを比較することで、前記グループにおける調理方法と前記調理支援情報に規定される調理方法との乖離が予め記憶しているしきい値を超えているか前記しきい値内であるかを判断するための判断手段と、
    前記判断手段によって前記乖離が予め記憶しているしきい値を超えたと判断された場合に、前記グループに関連付けられた前記端末装置にメッセージを出力するための第2の報知手段とをさらに備える、請求項8に記載の情報提供システム。
  10. 端末装置に対して調理支援情報を提供するサーバであって、
    1品の料理ごとの調理支援情報を記憶するための第1の記憶手段と、
    1品の料理ごとに、登録されているグループを構成する複数メンバーそれぞれの嗜好情報の入力を前記端末装置から受け付けるための第1の入力手段と、
    前記複数メンバーそれぞれの、食事のタイミングに関連したスケジュール情報を記憶するための第2の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶された複数の前記調理支援情報の中から、少なくとも前記複数メンバーそれぞれの前記嗜好情報および前記スケジュール情報に基づいて、前記グループについて、1回の食事のために調理する1品以上の料理の組み合わせである献立を選定するための選定手段と、
    選定された前記献立に含まれる料理の各品の調理支援情報を前記端末装置に対して出力するための出力手段とを備える、サーバ。
  11. 1品の料理ごとの調理支援情報を複数記憶しているサーバから提供される調理支援情報を出力する端末装置であって、
    1品の料理ごとに、ユーザの嗜好情報の入力を受け付けるための第1の入力手段と、
    前記嗜好情報を前記サーバに転送するための転送手段と、
    前記サーバによって、登録されているグループを構成する複数メンバーそれぞれの嗜好情報と前記複数メンバーそれぞれの食事のタイミングに関連したスケジュール情報とに基づいて選定された、前記グループについての、1回の食事のために調理する少なくとも1品以上の料理の組み合わせである献立に含まれる料理の各品の調理支援情報を、前記サーバから受信するための受信手段と、
    前記料理の各品の調理支援情報に基づく表示を行なうための表示手段とを備える、端末装置。
  12. サーバから端末装置に対する調理支援情報の提供方法であって、
    1品の料理ごとに、登録されているグループを構成する複数メンバーそれぞれの嗜好情報の入力を受け付けるステップと、
    前記複数メンバーそれぞれの、食事のタイミングに関連したスケジュール情報を記憶するメモリから、前記スケジュール情報を読み出すステップと、
    メモリに記憶された複数の、1品の料理ごとの調理支援情報の中から、少なくとも前記複数メンバーそれぞれの前記嗜好情報および前記スケジュール情報に基づいて、前記グループについて、1回の食事のために調理する少なくとも1品以上の料理の組み合わせである献立を選定するステップと、
    選定された前記献立に含まれる料理の各品の調理支援情報を出力するステップとを備える、情報提供方法。
  13. コンピュータを制御し、端末装置に対して調理支援情報を提供する処理を実行させるプログラムであって、
    前記プログラムは前記コンピュータに、
    1品の料理ごとに、登録されているグループを構成する複数メンバーそれぞれの嗜好情報の入力を前記端末装置から受け付けるステップと、
    前記複数メンバーそれぞれの、食事のタイミングに関連したスケジュール情報を記憶するメモリから、前記スケジュール情報を読み出すステップと、
    メモリに記憶された複数の、1品の料理ごとの調理支援情報の中から、少なくとも前記複数メンバーそれぞれの前記嗜好情報および前記スケジュール情報に基づいて、前記グループについて、1回の食事のために調理する1品以上の料理の組み合わせである献立を選定するステップと、
    選定された前記献立に含まれる料理の各品の調理支援情報を前記端末装置に対して出力するステップとを実行させる、制御プログラム。
  14. コンピュータを制御し、1品の料理ごとの調理支援情報を複数記憶しているサーバから提供される調理支援情報を出力する処理を実行させるプログラムであって、
    前記プログラムは前記コンピュータに、
    1品の料理ごとに、ユーザの嗜好情報の入力を受け付けるステップと、
    前記嗜好情報を前記サーバに転送するステップと、
    前記サーバによって、登録されているグループを構成する複数メンバーそれぞれの嗜好情報と前記複数メンバーそれぞれの食事のタイミングに関連したスケジュール情報とに基づいて選定された、前記グループについての、1回の食事のために調理する少なくとも1品以上の料理の組み合わせである献立に含まれる料理の各品の調理支援情報を、前記サーバから受信するステップと、
    前記料理の各品の調理支援情報に基づく表示を行なうステップとを実行させる、制御プログラム。
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