JP2019164689A - レシピ情報管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱調理器の機種に関わらず、レシピ提供者から提供されたレシピ情報に従った調理を適切に実施できるようにするレシピ情報管理装置を提供する。【解決手段】レシピ提供者20から調理のレシピ情報を受け付けるレシピ情報管理装置10であって、被加熱物の加熱にレシピ提供者20が使用する加熱調理器としての提供者調理器22の機種情報を受け付ける機種情報受付部11と、レシピ提供者20が調理で被加熱物の加熱を行う場合の提供者調理器22による単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された加熱調理工程を含むレシピ情報を受け付けるレシピ受付部12と、提供者調理器22による単位時間当たりの加熱度合いに対応する熱量が分かる状態で、レシピ受付部12が受け付けたレシピ情報を記憶するレシピ記憶部13とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、調理のレシピ情報の受け付けや提供などの管理を行うレシピ情報管理装置に関する。
本やインターネットなどで、調理のレシピ情報を提供することが行われている。特許文献1(特開2002−207869号公報)には、ネットワークを介してアクセスするレシピ需要者(クライアント)に、調理のレシピ情報を提供するシステムが記載されている。
従来からある、本やインターネットなどで提供されるレシピ情報では、被加熱物に対する加熱度合いは、ガスコンロの場合であれば「弱火」、「中火」、「強火」などと表示されることがほとんどである。また、電磁調理器の場合であれば、熱出力調節用(加熱度合い調節用)の目盛りで「火力3」などと表示されることもある。
特開2002−207869号公報
様々なレシピ情報に記載されている「弱火」、「中火」、「強火」、「火力3」などといった被加熱物に対する加熱度合いは、レシピ提供者が使用する加熱調理器の機種での加熱度合いであり、機種が異なれば例えば同じ強火でも熱量が異なる。
そのため、レシピ需要者が自身の加熱調理器によって実際に調理を行う場合、レシピ提供者の加熱調理器と同じ熱量に調節できないことがある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、加熱調理器の機種に関わらず、レシピ提供者から提供されたレシピ情報に従った調理を適切に実施できるようにするレシピ情報管理装置を提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係るレシピ情報管理装置の特徴構成は、レシピ提供者から調理のレシピ情報を受け付けるレシピ情報管理装置であって、
被加熱物の加熱に前記レシピ提供者が使用する加熱調理器としての提供者調理器の機種情報を受け付ける機種情報受付部と、
前記レシピ提供者が調理で前記被加熱物の加熱を行う場合の前記提供者調理器による単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された加熱調理工程を含む前記レシピ情報を受け付けるレシピ受付部と、
前記提供者調理器による単位時間当たりの加熱度合いに対応する熱量が分かる状態で、前記レシピ受付部が受け付けた前記レシピ情報を記憶するレシピ記憶部とを備える点にある。
ここで、前記加熱調理器の単位時間当たりの加熱度合いは、前記加熱調理器でユーザが設定できる熱出力調節用目盛りの指示値、及び、前記加熱調理器で前記被加熱物の加熱のために消費される単位時間当たりの電力又は燃料量、及び、前記加熱調理器としてのガスコンロにガスを供給する流量調節弁の弁開度のうちの何れか一つであってもよい。
上記特徴構成によれば、レシピ受付部で受け付けた、提供者調理器による単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された加熱調理工程を含むレシピ情報は、レシピ記憶部において、提供者調理器による単位時間当たりの加熱度合いに対応する熱量が分かる状態で記憶される。つまり、レシピ記憶部に記憶されているレシピ情報に含まれている、その提供者調理器の機種に依存する単位時間当たりの加熱度合いに関する情報には、加熱調理器の機種に依存しない情報として、その加熱度合いに対応する熱量が付加されている。そのため、レシピ記憶部に記憶されているレシピ情報は、提供者調理器の機種でのみ利用可能な情報ではなく、あらゆる加熱調理器で利用可能な情報になっている。
従って、加熱調理器の機種に関わらず、レシピ提供者から提供されたレシピ情報に従った調理を適切に実施できるようにするレシピ情報管理装置を提供できる。
本発明に係るレシピ情報管理装置の別の特徴構成は、レシピ需要者に調理のレシピ情報を提供するレシピ情報管理装置であって、
調理で加熱調理器としての基準調理器により被加熱物の加熱を行う場合の単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された加熱調理工程を含む基準レシピ情報を、当該基準調理器による単位時間当たりの加熱度合いに対応する熱量が分かる状態で記憶するレシピ記憶部と、
前記被加熱物の加熱に前記レシピ需要者が使用する加熱調理器としての需要者調理器の機種情報を受け付ける機種情報受付部と、
複数機種の加熱調理器について、各機種で設定可能な前記被加熱物に対する単位時間当たりの加熱度合いの範囲についての情報を当該加熱度合いの範囲に対応する熱量が分かる状態で含む加熱特性情報を記憶する調理器情報記憶部と、
前記基準レシピ情報に含まれる前記加熱調理工程を前記基準調理器で行った場合の前記被加熱物に対する加熱効果と前記需要者調理器で行った場合の前記被加熱物に対する加熱効果とが同じになるように、前記調理器情報記憶部に記憶されている前記基準調理器の機種での前記加熱特性情報と前記需要者調理器の機種での前記加熱特性情報とに基づいて、前記基準レシピ情報に含まれる前記加熱調理工程を前記需要者調理器で行う場合の単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された伝達用レシピ情報を決定する伝達用レシピ決定部とを備える点にある。
上記特徴構成によれば、レシピ記憶部には、調理で加熱調理器としての基準調理器により被加熱物の加熱を行う場合の単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された加熱調理工程を含む基準レシピ情報が、その基準調理器による単位時間当たりの加熱度合いに対応する熱量が分かる状態で記憶されている。つまり、レシピ記憶部に記憶されているレシピ情報に含まれている、その基準調理器の機種に依存する単位時間当たりの加熱度合いに関する情報には、加熱調理器の機種に依存しない情報として、その加熱度合いに対応する熱量が付加されている。そのため、レシピ記憶部に記憶されているレシピ情報は、基準調理器の機種でのみ利用可能な情報ではなく、あらゆる加熱調理器で利用可能な情報になっている。その結果、伝達用レシピ決定部は、基準レシピ情報に含まれる加熱調理工程を基準調理器で行った場合の被加熱物に対する加熱効果と需要者調理器で行った場合の被加熱物に対する加熱効果とが同じになるように、調理器情報記憶部に記憶されている基準調理器の機種での加熱特性情報と需要者調理器の機種での加熱特性情報とに基づいて、基準レシピ情報に含まれる加熱調理工程を需要者調理器で行う場合の単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された伝達用レシピ情報を決定できる。つまり、伝達用レシピ情報は、需要者調理器の機種で利用可能な情報になっている。
従って、加熱調理器の機種に関わらず、レシピ提供者から提供されたレシピ情報に従った調理を適切に実施できるようにするレシピ情報管理装置を提供できる。
本発明に係るレシピ情報管理装置の更に別の特徴構成は、レシピ提供者から調理のレシピ情報を受け付け、レシピ需要者に前記レシピ情報を提供するレシピ情報管理装置であって、
被加熱物の加熱に前記レシピ提供者が使用する加熱調理器としての提供者調理器及び前記レシピ需要者が使用する加熱調理器としての需要者調理器の機種情報を受け付ける機種情報受付部と、
前記レシピ提供者が調理で前記被加熱物の加熱を行う場合の前記提供者調理器による単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された加熱調理工程を含む前記レシピ情報を受け付けるレシピ受付部と、
前記提供者調理器による単位時間当たりの加熱度合いに対応する熱量が分かる状態で、前記レシピ受付部が受け付けた前記レシピ情報を基準レシピ情報として記憶するレシピ記憶部と、
複数機種の加熱調理器について、各機種で設定可能な前記被加熱物に対する単位時間当たりの加熱度合いの範囲についての情報を当該加熱度合いの範囲に対応する熱量が分かる状態で含む加熱特性情報を記憶する調理器情報記憶部と、
前記基準レシピ情報に含まれる前記加熱調理工程を前記提供者調理器で行った場合の前記被加熱物に対する加熱効果と前記需要者調理器で行った場合の前記被加熱物に対する加熱効果とが同じになるように、前記調理器情報記憶部に記憶されている前記提供者調理器の機種での前記加熱特性情報と前記需要者調理器の機種での前記加熱特性情報とに基づいて、前記基準レシピ情報に含まれる前記加熱調理工程を前記需要者調理器で行う場合の単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された伝達用レシピ情報を決定する伝達用レシピ決定部とを備える点にある。
上記特徴構成によれば、レシピ受付部で受け付けた、提供者調理器による単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された加熱調理工程を含むレシピ情報(基準レシピ情報)は、レシピ記憶部において、提供者調理器による単位時間当たりの加熱度合いに対応する熱量が分かる状態で記憶される。つまり、レシピ記憶部に記憶されている基準レシピ情報に含まれている、その提供者調理器の機種に依存する単位時間当たりの加熱度合いに関する情報には、加熱調理器の機種に依存しない情報として、その加熱度合いに対応する熱量が付加されている。そのため、レシピ記憶部に記憶されている基準レシピ情報は、提供者調理器の機種でのみ利用可能な情報ではなく、あらゆる加熱調理器で利用可能な情報になっている。
加えて、伝達用レシピ決定部は、基準レシピ情報に含まれる加熱調理工程を提供者調理器で行った場合の被加熱物に対する加熱効果と需要者調理器で行った場合の被加熱物に対する加熱効果とが同じになるように、調理器情報記憶部に記憶されている提供者調理器の機種での加熱特性情報と需要者調理器の機種での加熱特性情報とに基づいて、基準レシピ情報に含まれる加熱調理工程を需要者調理器で行う場合の単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された伝達用レシピ情報を決定できる。つまり、伝達用レシピ情報は、需要者調理器の機種で利用可能な情報になっている。
従って、加熱調理器の機種に関わらず、レシピ提供者から提供されたレシピ情報に従った調理を適切に実施できるようにするレシピ情報管理装置を提供できる。
本発明に係るレシピ情報管理装置の更に別の特徴構成は、前記伝達用レシピ決定部が決定した前記レシピ情報を前記レシピ需要者に伝達するレシピ伝達部を備える点にある。
上記特徴構成によれば、レシピ需要者は、自身が使用する需要者調理器の機種に対応した加熱度合いが指定されたレシピ情報の伝達を受けることができる。
レシピ提供者とレシピ需要者とレシピ情報管理装置との関係を示す図である。 レシピ提供者とレシピ情報管理装置との構成を示す図である。 レシピ需要者とレシピ情報管理装置との構成を示す図である。
以下に図面を参照して本発明の実施形態に係るレシピ情報管理装置10について説明する。
図1は、レシピ提供者20とレシピ需要者30とレシピ情報管理装置10との関係を示す図である。図示するように、レシピ提供者20とレシピ需要者30とレシピ情報管理装置10とがインターネットなどの情報通信網1を介して互いに情報通信可能な状態で接続されている。レシピ提供者20は、調理のレシピ情報を作成して提供する者である。レシピ需要者30は、調理のレシピ情報の提供を受ける者である。レシピ情報管理装置10は、レシピ提供者20から調理のレシピ情報を受け付け、レシピ需要者30にレシピ情報を提供する。
図1では、二つのレシピ提供者20A,20B(20)を描いている。レシピ提供者20は、加熱調理器としての提供者調理器22を用いて調理を行い、その調理のレシピ情報を作成する。そして、レシピ提供者20は、作成したレシピ情報を提供者端末21を用いてデータ化し、情報通信網1を介してレシピ情報管理装置10へ伝達できる。提供者端末21は、例えば情報通信機能が搭載された据置型のコンピュータ装置や携帯型の情報通信機器である。提供者調理器22は、ガスを燃焼して発生する火炎により鍋やフライパンなどの被加熱物を加熱するガス燃焼式の加熱調理器や電磁誘導加熱式の加熱調理器など、様々なタイプの加熱調理器を利用できる。
何れのタイプの加熱調理器であっても、被加熱物の加熱を行う場合の単位時間当たりの加熱度合いを調節できる。例えば、ガス燃焼式の加熱調理器の場合、燃焼ガス量を最小量と最大量との間で連続的又は段階的に調節するための熱出力調節用(加熱度合い調節用)操作部が設けられている。同様に、電磁調理器の場合、電磁誘導加熱の出力を最小量と最大量との間で連続的又は段階的に調節するための熱出力調節用(加熱度合い調節用)操作部が設けられている。また、熱出力調節用操作部と併せて、熱出力調節用の目盛りやランプなどが加熱調理器に設けられていれば、使用者は、加熱調理器における現在の熱出力(加熱度合い)を知ることができる。
本実施形態では、加熱調理器の単位時間当たりの加熱度合いは、加熱調理器でユーザが設定できる熱出力調節用(加熱度合い調節用)目盛りの指示値とする。
図1では、二つのレシピ需要者30A,30B(30)を描いている。レシピ需要者30は、レシピ情報のデータを需要者端末31を用いてレシピ情報管理装置10から受取り、受け取ったレシピ情報を確認しながら加熱調理器としての需要者調理器32を用いて調理を行うことができる。需要者端末31は、例えば情報通信機能が搭載された据置型のコンピュータ装置や携帯型の情報通信機器である。需要者調理器32も、ガスを燃焼して発生する火炎により鍋やフライパンなどの被加熱物を加熱するガス燃焼式の加熱調理器や電磁誘導加熱式の加熱調理器など、様々なタイプの加熱調理器を利用できる。
図1に例示するレシピ情報管理装置10は、機種情報受付部11と、レシピ受付部12と、レシピ記憶部13と、調理器情報記憶部14と、伝達用レシピ決定部15と、レシピ伝達部16とを備える。レシピ情報管理装置10は、情報処理機能及び情報記憶機能及び情報通信機能などを有する例えば一台又は複数台のコンピュータによって構築され、それらの機能によって、機種情報受付部11と、レシピ受付部12と、レシピ記憶部13と、調理器情報記憶部14と、伝達用レシピ決定部15と、レシピ伝達部16の機能が実現される。
機種情報受付部11は、被加熱物の加熱にレシピ提供者20が使用する加熱調理器としての提供者調理器22の機種情報を受け付ける。例えば、後述するように、レシピ提供者20がレシピ情報をレシピ情報管理装置10へ伝達するとき、レシピ提供者20は提供者端末21を用いてレシピ情報管理装置10にアクセスし、自身が使用する提供者調理器22(加熱調理器)の機種名や型番など、加熱調理器の機種を特定できる情報を伝達し、その情報が機種情報受付部11によって受け付けられて記憶される。
また、機種情報受付部11は、被加熱物の加熱にレシピ需要者30が使用する加熱調理器としての需要者調理器32の機種情報を受け付ける。例えば、後述するように、レシピ需要者30がレシピ情報をレシピ情報管理装置10から受け取るとき、レシピ需要者30は需要者端末31を用いてレシピ情報管理装置10にアクセスし、自身が使用する需要者調理器32(加熱調理器)の機種名や型番など、加熱調理器の機種を特定できる情報を伝達し、その情報が機種情報受付部11によって受け付けられて記憶される。
レシピ受付部12は、レシピ提供者20が調理で被加熱物の加熱を行う場合の提供者調理器22による単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された加熱調理工程を含むレシピ情報を受け付ける。例えば、レシピ提供者20がレシピ情報をレシピ情報管理装置10へ伝達するとき、レシピ提供者20は提供者端末21を用いてレシピ情報管理装置10にアクセスし、「強火で10分加熱」、「中火で20分加熱」などの単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された加熱調理工程を含むレシピ情報を伝達し、その情報がレシピ受付部12によって受け付けられて記憶される。
レシピ記憶部13は、被加熱物の加熱にレシピ提供者20が使用する加熱調理器としての提供者調理器22による単位時間当たりの加熱度合いに対応する熱量が分かる状態で、レシピ受付部12が受け付けたレシピ情報を記憶する。また、調理器情報記憶部14は、複数機種の加熱調理器について、各機種で設定可能な被加熱物に対する単位時間当たりの加熱度合いの範囲についての情報を当該加熱度合いの範囲に対応する熱量が分かる状態で含む加熱特性情報を記憶する。具体的に説明すると、加熱調理器の機種が異なれば、「強火」という加熱度合いに対応する熱量や、「中火」という加熱度合いに対応する熱量は相違することがある。そのような加熱度合いに対応する熱量は、調理器情報記憶部14において加熱特性情報として記憶されている。その結果、レシピ記憶部13は、レシピ受付部12が受け付けたレシピ情報を、提供者調理器22による単位時間当たりの加熱度合いに対応する熱量が分かる状態で記憶できる。つまり、提供者調理器22を基準調理器と言い換えた場合、レシピ記憶部13は、調理で加熱調理器としての基準調理器により被加熱物の加熱を行う場合の単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された加熱調理工程を含む基準レシピ情報を、当該基準調理器による単位時間当たりの加熱度合いに対応する熱量が分かる状態で記憶しているとも言える。
伝達用レシピ決定部15は、レシピ記憶部13に記憶されているレシピ情報(基準レシピ情報)に含まれる加熱調理工程を提供者調理器22(基準調理器)で行った場合の被加熱物に対する加熱効果と需要者調理器32で行った場合の被加熱物に対する加熱効果とが同じになるように、調理器情報記憶部14に記憶されている提供者調理器22(基準調理器)の機種での加熱特性情報と需要者調理器32の機種での加熱特性情報とに基づいて、基準レシピ情報に含まれる加熱調理工程を需要者調理器32で行う場合の単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された伝達用レシピ情報を決定する。
レシピ伝達部16は、伝達用レシピ決定部15が決定したレシピ情報をレシピ需要者30に伝達する。具体的には、レシピ情報管理装置10のレシピ伝達部16は、伝達用レシピ決定部15が決定したレシピ情報を、レシピ需要者30の需要者端末31に対して情報通信網1を介して送信する。
次に、レシピ提供者20がレシピ情報管理装置10へレシピ情報を提供する場合について説明する。
図2は、レシピ提供者20とレシピ情報管理装置10との構成を示す図である。図2に示す例では、レシピ提供者20から調理のレシピ情報を受け付けるレシピ情報管理装置10は、機種情報受付部11と、レシピ受付部12と、レシピ記憶部13とを備える。また、本実施形態では、レシピ情報管理装置10は調理器情報記憶部14も備える。レシピ提供者20Aが使用する提供者調理器22Aは「加熱調理器M1」という機種であり、レシピ提供者20Bが使用する提供者調理器22Bは「加熱調理器M2」という機種である。
レシピ提供者20Aは、提供者端末21Aを使用して、自身が作成したレシピ情報(「強火で10分加熱」)を、自身の使用する提供者調理器22Aの機種情報(「加熱調理器M1」)と共にレシピ情報管理装置10に送信する。同様に、レシピ提供者20Bは、提供者端末21Bを使用して、自身が作成したレシピ情報(「中火で20分加熱」)を、自身の使用する提供者調理器22Bの機種情報(「加熱調理器M2」)と共にレシピ情報管理装置10に送信する。
調理器情報記憶部14には、図2に例示するような加熱特性情報が予め記憶されている。例えば、加熱調理器M1であれば、熱出力調節用(加熱度合い調節用)操作部と併せて設けられている熱出力調節用の目盛りが弱火側から強火側にかけて「1」〜「5」の範囲になっており、目盛りの指示値が「1:弱火」の加熱度合いであれば「1.0kW」という熱量に対応すること、目盛りの指示値が「2:弱中火」の加熱度合いであれば「2.0kW」という熱量に対応すること、目盛りの指示値が「3:中火」の加熱度合いであれば「3.0kW」という熱量に対応すること、目盛りの指示値が「4:中強火」の加熱度合いであれば「4.0kW」という熱量に対応すること、目盛りの指示値が「5:強火」の加熱度合いであれば「5.0kW」という熱量に対応することが記憶されている。同様に、加熱調理器M2,M3についても、各機種で設定可能な被加熱物に対する単位時間当たりの加熱度合いの範囲についての情報を当該加熱度合いの範囲に対応する熱量が分かる状態で含む加熱特性情報が記憶されている。
尚、図2では3種類の加熱調理器M1,M2,M3しか記載していないが、通常はレシピ提供者20及びレシピ需要者30が使用することができる現在又は過去に販売されていた全ての加熱調理器についての加熱特性情報が記憶されていることが好ましい。
そして、レシピ情報管理装置10のレシピ記憶部13は、提供者調理器22による単位時間当たりの加熱度合いに対応する熱量が分かる状態で、レシピ受付部12が受け付けたレシピ情報を記憶する。具体的には、加熱調理器M1で行われた調理のレシピ情報が「強火で10分加熱」である場合、調理器情報記憶部14に記憶されている加熱特性情報に基づくと、加熱調理器M1の「強火」に対応する熱量は「5.0kW」であることが分かる。その結果、レシピ記憶部13では、「レシピa:強火:5.0(kW)で10分加熱」という情報を基準レシピ情報として記憶する。同様に、加熱調理器M2で行われた調理のレシピ情報が「中火で20分加熱」である場合、調理器情報記憶部14に記憶されている情報に基づくと、加熱調理器M2の「中火」に対応する熱量は「2.4kW」であることが分かる。その結果、レシピ記憶部13では、「レシピb:中火:2.4(kW)で10分加熱」という情報を基準レシピ情報として記憶する。
以上のように、レシピ受付部12で受け付けた、提供者調理器22による単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された加熱調理工程を含むレシピ情報は、レシピ記憶部13において、提供者調理器22による単位時間当たりの加熱度合いに対応する熱量が分かる状態で記憶される。つまり、レシピ記憶部13に記憶されているレシピ情報に含まれている、その提供者調理器22の機種に依存する単位時間当たりの加熱度合いに関する情報には、加熱調理器の機種に依存しない情報として、その加熱度合いに対応する熱量が付加されている。そのため、レシピ記憶部13に記憶されているレシピ情報は、提供者調理器22の機種でのみ利用可能な情報ではなく、あらゆる加熱調理器で利用可能な情報になっている。従って、以上のような基準レシピ情報をレシピ記憶部13に記憶しておけば、レシピ情報管理装置10は、様々な加熱調理器を使用するユーザに対して、適切な熱量で調理が行われるように、適切なレシピ情報を提供できる。
次に、レシピ需要者30がレシピ情報管理装置10からレシピ情報を受け取る場合について説明する。
図3は、レシピ需要者30とレシピ情報管理装置10との構成を示す図である。図3に示す例では、レシピ需要者30から調理のレシピ情報の要求を受けてそのレシピ情報を提供するレシピ情報管理装置10は、機種情報受付部11と、レシピ記憶部13と、調理器情報記憶部14と、伝達用レシピ決定部15と、レシピ伝達部16とを備える。レシピ需要者30Aが使用する需要者調理器32Aは「加熱調理器M2」という機種であり、レシピ需要者30Bが使用する需要者調理器32Bは「加熱調理器M3」という機種である。
レシピ需要者30Aは、需要者端末31Aを使用してレシピ情報管理装置10にアクセスし、例えば公開されているレシピ情報リストの中から特定のレシピ情報(「レシピa」)を要求すると共に、自身の使用する需要者調理器32Aの機種情報(「加熱調理器M2」)を、レシピ情報管理装置10に送信する。同様に、レシピ需要者30Bは、需要者端末31Bを使用してレシピ情報管理装置10にアクセスし、例えば公開されているレシピ情報リストの中から特定のレシピ情報(「レシピb」)を要求すると共に、自身の使用する需要者調理器32Bの機種情報(「加熱調理器M3」)を、レシピ情報管理装置10に送信する。
レシピ情報管理装置10は、レシピ需要者30からレシピ情報の要求を受けると、該当するレシピ情報を、レシピ需要者30が使用する加熱調理器の機種に適した形式に変換して、レシピ需要者30に伝達する。具体的には、レシピ情報管理装置10のレシピ記憶部13には、加熱調理器の機種毎に、設定できる単位時間当たりの加熱度合いが異なることを考慮して、調理で加熱調理器としての基準調理器により被加熱物の加熱を行う場合の単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された加熱調理工程を含む基準レシピ情報が、当該基準調理器による単位時間当たりの加熱度合いに対応する熱量が分かる状態で記憶されている。
そして、伝達用レシピ決定部15は、基準レシピ情報に含まれる加熱調理工程を基準調理器で行った場合の被加熱物に対する加熱効果と需要者調理器32で行った場合の被加熱物に対する加熱効果とが同じになるように、調理器情報記憶部14に記憶されている基準調理器の機種での加熱特性情報と需要者調理器32の機種での加熱特性情報とに基づいて、基準レシピ情報に含まれる加熱調理工程を需要者調理器32で行う場合の単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された伝達用レシピ情報を決定する。
図3に示す例では、レシピ需要者30Aは、基準レシピ情報としてのレシピa「強火:5.0(kW)で10分加熱」を要求している。但し、レシピ需要者30Aの需要者調理器32Aの機種は「加熱調理器M2」であり、その加熱調理器M2の最大の強火(4.0kW)は、基準レシピ情報の「強火:5.0(kW)」という加熱度合いに満たない。従って、伝達用レシピ決定部15は、基準レシピ情報に含まれる加熱調理工程を基準調理器で行った場合の被加熱物に対する加熱効果と需要者調理器32で行った場合の被加熱物に対する加熱効果とが同じになるように、加熱期間をレシピaの10分よりも長い13分(≒10分×5.0kW/4.0kW)に決定する。つまり、伝達レシピ決定部は、基準レシピ情報に含まれる加熱調理工程を需要者調理器32で行う場合の単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された伝達用レシピ情報を、加熱調理器M2の強火が4.0(kW)であることを考慮して、「強火で13分間加熱」と決定する。
このように、需要者調理器32の最大の加熱度合いが、基準レシピ情報の加熱度合いに満たない場合には、調理の加熱期間を延長することで、同じ加熱効果が得られるようにしている。
尚、詳細な説明は省略するが、需要者調理器32の最小の加熱度合いが、基準レシピ情報の加熱度合いによりも大きい場合には、調理の加熱期間を短縮することで、同じ加熱効果が得られるようにすればよい。例えば、需要者調理器32が「加熱調理器M2」である場合、最小の加熱度合いは「1:弱火(0.8kW)」である。基準レシピ情報に含まれる加熱調理工程が「0.6kWで30分調理」というものである場合、需要者調理器32の最小の加熱度合い(0.8kW)が、基準レシピ情報の加熱度合い(0.6kW)によりも大きくなる。このような場合、伝達用レシピ決定部15は、基準レシピ情報に含まれる加熱調理工程を基準調理器で行った場合の被加熱物に対する加熱効果と需要者調理器32で行った場合の被加熱物に対する加熱効果とが同じになるように、加熱期間を23分(≒30分×0.6kW/0.8kW)に短縮し、「0.8kWで23分調理」という伝達用レシピ情報を決定すればよい。
同様に、図3に示す例では、レシピ需要者30Bは、基準レシピ情報としてのレシピb「中火:2.4(kW)で20分加熱」を要求している。レシピ需要者30Bの需要者調理器32Aの機種は「加熱調理器M3」であり、その加熱調理器M3の中強火という加熱度合いに対応する熱量(2.4kW)が、基準レシピ情報としてのレシピbで規定される熱量(2.4kW)に等しい。従って、伝達用レシピ決定部15は、基準レシピ情報に含まれる加熱調理工程を基準調理器で行った場合の被加熱物に対する加熱効果と需要者調理器32で行った場合の被加熱物に対する加熱効果とが同じになるように、加熱度合いを「中強火」に決定し、加熱期間を同じ20分に決定する。つまり、伝達レシピ決定部は、基準レシピ情報に含まれる加熱調理工程を需要者調理器32で行う場合の単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された伝達用レシピ情報を、加熱調理器M3の中強火が2.4(kW)であることを考慮して、「中強火で20分間加熱」と決定する。
その後、レシピ情報管理装置10のレシピ伝達部16は、伝達用レシピ決定部15が決定した各伝達用レシピ情報を、情報通信網1を介して各レシピ需要者30に伝達する。
以上のように、レシピ記憶部13には、調理で加熱調理器としての基準調理器により被加熱物の加熱を行う場合の単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された加熱調理工程を含む基準レシピ情報が、その基準調理器による単位時間当たりの加熱度合いに対応する熱量が分かる状態で記憶されている。つまり、レシピ記憶部13に記憶されているレシピ情報に含まれている、その基準調理器の機種に依存する単位時間当たりの加熱度合いに関する情報には、加熱調理器の機種に依存しない情報として、その加熱度合いに対応する熱量が付加されている。そのため、レシピ記憶部13に記憶されているレシピ情報は、基準調理器の機種でのみ利用可能な情報ではなく、あらゆる加熱調理器で利用可能な情報になっている。その結果、伝達用レシピ決定部15は、基準レシピ情報に含まれる加熱調理工程を基準調理器で行った場合の被加熱物に対する加熱効果と需要者調理器32で行った場合の被加熱物に対する加熱効果とが同じになるように、調理器情報記憶部14に記憶されている基準調理器の機種での加熱特性情報と需要者調理器32の機種での加熱特性情報とに基づいて、基準レシピ情報に含まれる加熱調理工程を需要者調理器32で行う場合の単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された伝達用レシピ情報を決定できる。つまり、伝達用レシピ情報は、需要者調理器32の機種で利用可能な情報になっている。
尚、図2では、レシピ提供者20がレシピ情報管理装置10へレシピ情報を提供する場合のレシピ情報管理装置10の構成を記載し、図3では、レシピ需要者30がレシピ情報管理装置10からレシピ情報を受け取る場合のレシピ情報管理装置10の構成について記載したが、レシピ提供者20がレシピ情報管理装置10へレシピ情報を提供し、且つ、レシピ需要者30がレシピ情報管理装置10からレシピ情報を受け取る場合のレシピ情報管理装置10の構成は、図2で説明したレシピ情報管理装置10の構成及び図3で説明したレシピ情報管理装置10の構成を併せ持ったものになる。
具体的には、レシピ提供者20から調理のレシピ情報を受け付け、レシピ需要者30にレシピ情報を提供するレシピ情報管理装置10の場合、被加熱物の加熱にレシピ提供者20が使用する加熱調理器としての提供者調理器22及びレシピ需要者30が使用する加熱調理器としての需要者調理器32の機種情報を受け付ける機種情報受付部11と、レシピ提供者20が調理で被加熱物の加熱を行う場合の提供者調理器22による単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された加熱調理工程を含むレシピ情報を受け付けるレシピ受付部12と、提供者調理器22による単位時間当たりの加熱度合いに対応する熱量が分かる状態で、レシピ受付部12が受け付けたレシピ情報を基準レシピ情報として記憶するレシピ記憶部13と、複数機種の加熱調理器について、各機種で設定可能な被加熱物に対する単位時間当たりの加熱度合いの範囲についての情報を当該加熱度合いの範囲に対応する熱量が分かる状態で含む加熱特性情報を記憶する調理器情報記憶部14と、基準レシピ情報に含まれる加熱調理工程を提供者調理器22で行った場合の被加熱物に対する加熱効果と需要者調理器32で行った場合の被加熱物に対する加熱効果とが同じになるように、調理器情報記憶部14に記憶されている提供者調理器22の機種での加熱特性情報と需要者調理器32の機種での加熱特性情報とに基づいて、基準レシピ情報に含まれる加熱調理工程を需要者調理器32で行う場合の単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された伝達用レシピ情報を決定する伝達用レシピ決定部15とを備える構成になる。
<別実施形態>
<1>
上記実施形態では、本発明のレシピ情報管理装置10の構成について具体例を挙げて説明したが、その構成は適宜変更可能である。
上記実施形態では、二つのレシピ提供者20A,20B(20)並びに二つのレシピ需要者30A,30B(30)が存在する場合を例示したが、レシピ提供者20及びレシピ需要者30の数はそれらの数に限定されず適宜変更可能である。
<2>
上記実施形態では、加熱調理器の単位時間当たりの加熱度合いは、加熱調理器でユーザが設定できる熱出力調節用目盛りの指示値(例えば、目盛りの指示値が「1:弱火」など)である例を説明したが、他の情報によって加熱調理器の単位時間当たりの加熱度合いを特定することもできる。
例えば、加熱調理器で被加熱物の加熱のために消費される電力又は燃料量を測定でき且つ調節できるのであれば、加熱調理器の単位時間当たりの加熱度合いは、加熱調理器で被加熱物の加熱のために消費される単位時間当たりの電力又は燃料量であってもよい。
或いは、加熱調理器としてのガスコンロにガスを供給する流量調節弁の弁開度を測定し且つ調節できるのであれば、加熱調理器の単位時間当たりの加熱度合いは、加熱調理器としてのガスコンロにガスを供給する流量調節弁の弁開度であってもよい。
<3>
上記実施形態(別実施形態を含む)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
本発明は、加熱調理器の機種に関わらず、レシピ提供者から提供されたレシピ情報に従った調理を適切に実施できるようにするレシピ情報管理装置に利用できる。
1 情報通信網
10 レシピ情報管理装置
11 機種情報受付部
12 レシピ受付部
13 レシピ記憶部
14 調理器情報記憶部
15 伝達用レシピ決定部
16 レシピ伝達部
20(20A、20B) レシピ提供者
21(21A、21B) 提供者端末
22(22A、22B) 提供者調理器
30(30A、30B) レシピ需要者
31(31A、31B) 需要者端末
32(32A、32B) 需要者調理器

Claims (5)

  1. レシピ提供者から調理のレシピ情報を受け付けるレシピ情報管理装置であって、
    被加熱物の加熱に前記レシピ提供者が使用する加熱調理器としての提供者調理器の機種情報を受け付ける機種情報受付部と、
    前記レシピ提供者が調理で前記被加熱物の加熱を行う場合の前記提供者調理器による単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された加熱調理工程を含む前記レシピ情報を受け付けるレシピ受付部と、
    前記提供者調理器による単位時間当たりの加熱度合いに対応する熱量が分かる状態で、前記レシピ受付部が受け付けた前記レシピ情報を記憶するレシピ記憶部とを備えるレシピ情報管理装置。
  2. レシピ需要者に調理のレシピ情報を提供するレシピ情報管理装置であって、
    調理で加熱調理器としての基準調理器により被加熱物の加熱を行う場合の単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された加熱調理工程を含む基準レシピ情報を、当該基準調理器による単位時間当たりの加熱度合いに対応する熱量が分かる状態で記憶するレシピ記憶部と、
    前記被加熱物の加熱に前記レシピ需要者が使用する加熱調理器としての需要者調理器の機種情報を受け付ける機種情報受付部と、
    複数機種の加熱調理器について、各機種で設定可能な前記被加熱物に対する単位時間当たりの加熱度合いの範囲についての情報を当該加熱度合いの範囲に対応する熱量が分かる状態で含む加熱特性情報を記憶する調理器情報記憶部と、
    前記基準レシピ情報に含まれる前記加熱調理工程を前記基準調理器で行った場合の前記被加熱物に対する加熱効果と前記需要者調理器で行った場合の前記被加熱物に対する加熱効果とが同じになるように、前記調理器情報記憶部に記憶されている前記基準調理器の機種での前記加熱特性情報と前記需要者調理器の機種での前記加熱特性情報とに基づいて、前記基準レシピ情報に含まれる前記加熱調理工程を前記需要者調理器で行う場合の単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された伝達用レシピ情報を決定する伝達用レシピ決定部とを備えるレシピ情報管理装置。
  3. レシピ提供者から調理のレシピ情報を受け付け、レシピ需要者に前記レシピ情報を提供するレシピ情報管理装置であって、
    被加熱物の加熱に前記レシピ提供者が使用する加熱調理器としての提供者調理器及び前記レシピ需要者が使用する加熱調理器としての需要者調理器の機種情報を受け付ける機種情報受付部と、
    前記レシピ提供者が調理で前記被加熱物の加熱を行う場合の前記提供者調理器による単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された加熱調理工程を含む前記レシピ情報を受け付けるレシピ受付部と、
    前記提供者調理器による単位時間当たりの加熱度合いに対応する熱量が分かる状態で、前記レシピ受付部が受け付けた前記レシピ情報を基準レシピ情報として記憶するレシピ記憶部と、
    複数機種の加熱調理器について、各機種で設定可能な前記被加熱物に対する単位時間当たりの加熱度合いの範囲についての情報を当該加熱度合いの範囲に対応する熱量が分かる状態で含む加熱特性情報を記憶する調理器情報記憶部と、
    前記基準レシピ情報に含まれる前記加熱調理工程を前記提供者調理器で行った場合の前記被加熱物に対する加熱効果と前記需要者調理器で行った場合の前記被加熱物に対する加熱効果とが同じになるように、前記調理器情報記憶部に記憶されている前記提供者調理器の機種での前記加熱特性情報と前記需要者調理器の機種での前記加熱特性情報とに基づいて、前記基準レシピ情報に含まれる前記加熱調理工程を前記需要者調理器で行う場合の単位時間当たりの加熱度合い及び加熱期間が規定された伝達用レシピ情報を決定する伝達用レシピ決定部とを備えるレシピ情報管理装置。
  4. 前記伝達用レシピ決定部が決定した前記レシピ情報を前記レシピ需要者に伝達するレシピ伝達部を備える請求項3に記載のレシピ情報管理装置。
  5. 前記加熱調理器の単位時間当たりの加熱度合いは、
    前記加熱調理器でユーザが設定できる熱出力調節用目盛りの指示値、及び、前記加熱調理器で前記被加熱物の加熱のために消費される単位時間当たりの電力又は燃料量、及び、前記加熱調理器としてのガスコンロにガスを供給する流量調節弁の弁開度のうちの何れか一つである請求項1〜4の何れか一項に記載のレシピ情報管理装置。

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