JP7400761B2 - 加熱調理器システム - Google Patents

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本開示は、外部の通信機器と通信可能な加熱調理器、加熱調理方法、及び、この加熱調理器と通信機器とを含む加熱調理器システムに関する。
従来から、炊飯器などの加熱調理器からパソコンやスマートフォン、携帯電話などの通信端末に情報を送信し、通信端末で炊飯器の情報を表示させるシステムは存在している。
例えば、特許文献1には、炊飯器が外部の通信端末から通信要求を受けた時、求めた炊飯完了までに要する残り時間情報を通信端末に送信し、その後、外部の通信端末から通信要求を受ける度に、修正した最新の残り時間情報を通信端末に送信するように構成したシステムが開示されている。
特開2017-221297号公報
しかしながら、この様な炊飯器では、炊飯中も、通信端末からの通信要求の受付や、情報の送信をする必要があるために、通信部に電力を常時供給しておかなければならず、その分だけ、加熱部に供給する電力が制限されてしまう。
本開示は上記の課題を解決するためになされたものであり、加熱部を起動して調理している間は、通信部への電力供給を遮断することで、加熱性能を向上させる加熱調理器、加熱調理方法、及び加熱調理器システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、加熱調理器は、外部の通信機器との通信が可能な通信部と、調理物を加熱する加熱部と、通信部、及び、加熱部に電力を供給する電源回路と、調理開始信号を受けると、電源回路から通電部への電力供給を遮断した後に、加熱部での加熱を開始させる制御部と、を有するものとした。
この加熱調理器等では、調理中は、加熱調理器の通信部への電力供給を遮断することで、加熱性能を向上させることができる。また、使用者は、所持する通信端末にて、調理終了までの残時間を確認することができる。
実施の形態1に係る炊飯器の構成を示す概略図である。 実施の形態1に係る炊飯器の上蓋周辺の構成を示す分解斜視図である。 実施の形態1に係る炊飯器の制御構成と外部にある通信機器との接続構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る炊飯器の炊飯工程を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る炊飯器での電力供給を示す図である。 実施の形態1に係る炊飯器システムでの通信シーケンスを示す図である。 実施の形態1に係る炊飯器システムでの通信シーケンスを示す図である。 実施の形態1に係る炊飯器システムでの通信端末の表示画面を示す図である。 実施の形態1に係る炊飯器システムでの通信端末の表示画面を示す図である。 実施の形態2に係る炊飯器のエラー時での処理を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る炊飯器システムでの通信端末の表示画面を示す図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る炊飯器の構成を示す概略図である。図2は、図1の炊飯器の上蓋周辺の構成を示す分解斜視図である。図3は、図1の炊飯器の制御構成と外部にある通信機器との接続構成を示すブロック図である。
炊飯器10は、加熱コイル20と、加熱コイル20への通電を制御する加熱制御部21と、温度検知部22と、上蓋31と、操作パネル部32と、操作部40と、表示部50と、報知部60と、記憶部70と、制御部75と、通信部80と、加熱容器90と、電源回路91と、を有している。
加熱コイル20は、例えば水及び米を含む調理物を収容する加熱容器90を誘導加熱する。また、加熱制御部21は、例えばインバータ回路からなり、制御部75からの駆動制御信号をもとに加熱コイル20への通電制御を行う。なお、加熱コイル20と加熱制御部21とで、本件の加熱部となっており、例えば、シーズヒータであっても良い。
温度検知部22は、例えばサーミスタからなり、内釜からなる加熱容器90の底面に接するように配設され、検知した加熱容器90の底面の温度を制御部75へ送信する。
上蓋31は、制御部75を組み込むための凹部31Aと、外部への発信を行うアンテアを覆うアンテナ面31Bと、を有している。アンテナ面31Bは、上蓋31の上面に形成される。操作パネル部32は、炊飯スタートボタンを含む複数の設定ボタン32Aを有し、凹部31Aを覆うように上蓋31に取り付けられる。操作部40、表示部50、及び制御部75は、上蓋31の凹部31Aに組み込まれ、操作パネル部32によって上部を覆われている。通信部80は、IoTアダプタ、或いは、IoTアダプタを含む電気回路であり、アンテナを有し、少なくとも一部は、アンテナ面31Bの下方に配設されている。つまり、通信部80は、炊飯器の上面を構成する上蓋31に設けられている。
電源回路91は、外部の交流電源に接続され、加熱コイル20及び加熱制御部21からなる加熱部、制御部75、通信部80等への電力の供給、遮断を行う。
操作部40は、操作パネル部32に配設されている複数の設定ボタン32Aに対応する位置に設けられており、ユーザーによる設定ボタン32Aの押下げにより、米種及び調理メニュー等の設定を受け付ける。
具体的には、操作部40は、ユーザーが設定ボタン32Aを適宜選択して押下することで、「白米」「無洗米」「玄米」などの米種の設定、通常の速さで炊き上げる「ふつう」、通常よりも早い時間で炊き上げる「早炊き」などの炊飯速度に関するメニューの設定を受け付ける。また、炊飯スタートボタンを押すことで、炊飯の開始を受付け、炊飯開始信号(調理開始信号に相当)を制御部75へ送信するように構成されている。
なお、炊飯開始信号を受けた制御部75は、ユーザーにより設定された設定情報に基づき、炊飯を開始する。以降では、操作部40が炊飯開始指示を受け付けたとき、すなわち、制御部75が操作部40から炊飯開始信号を受信し、加熱コイル20の加熱制御を開始するときを「炊飯開始時」ともいう。
表示部50は、例えば液晶パネルからなり、各種の表示情報を表示する。より具体的には、表示部50は、ユーザーによる選択操作及び設定操作に応じて、米種及び調理メニュー等の情報を切り替えて表示する。また、表示部50は、ユーザーが設定した米種及び調理メニュー等の情報を表示する。さらに、表示部50は、調理完了までに要する時間の目安となる目安時間及び調理完了までの残り時間を表示する。
報知部60は、例えば、音声スピーカ又はブザーなどからなり、調理が完了したことなどといった種々の報知情報を音声又はビープ音などにより、報知する。
記憶部70には、制御部75による各種制御用のプログラムが格納されている。また、記憶部70には、表示部50に表示させる各種の表示情報と、報知部60に報知させる種々の報知情報が格納されている。
また、記憶部70には、米種とメニューとの組み合わせに対応する最大炊飯量時の炊飯時間及び最小炊飯量時の炊飯時間が格納されている。具体的には、例えば、米種とメニューとの組み合わせと、最大炊飯量時の炊飯時間及び最小炊飯量時の炊飯時間とを関連づけた目安時間テーブルが、記憶部70に格納されている。
制御部75は、記憶部70に格納されているプログラムに従って、加熱制御部21の加熱制御及び表示部50への表示制御などを行う。制御部75は、操作部40から受信する設定情報をもとに駆動制御信号を生成し、生成した駆動制御信号を加熱制御部21へ送信する。すなわち、制御部75は、炊飯開始時に、加熱コイル20の加熱制御を始め、調理物の調理を開始する。
また、制御部75は、炊飯開始時に、炊飯開始信号とともに送られてきた設定情報に基づき、記憶部70に格納されている目安時間テーブルを用いて、炊飯開始から炊飯終了までの時間、すなわち、調理物の炊き上がりまでの時間(加熱時間)を求めて表示部50に表示させ、さらに、制御部75は、表示部50に表示されている時間を、経過時間に応じて減少させる機能を有している。
炊飯器10が設置された室内には、無線ルーター200が設置されている。そして、炊飯器10は、無線ルーター200を介してインターネットなどの公衆回線に通じ、クラウドサーバ300と情報の送受信が可能になっている。また、ユーザーが持つスマートフォン等の通信端末400も、インターネットなどの公衆回線を通じてクラウドサーバ300と情報の送受信が可能になっている。なお、無線ルーター200、クラウドサーバ300、通信端末400は、通信機器の一種である。
通信端末400は、制御手段410と、表示手段420と、記憶手段430を有し、記憶手段430には、炊飯器10の操作を設定することができる炊飯器操作アプリケーションプログラムがインストールされている。
そのため、ユーザーは、通信端末400で、制御手段410にて炊飯器操作アプリケーションプログラムを起動させ、表示手段420に表示されたアイコン等を操作することで、操作部40と同様に、炊飯の設定情報と炊飯開始情報を生成することができ、この設定情報と炊飯開始情報を、クラウドサーバ300を経由して炊飯器10の通信部80に送り、通信部80が受け取った設定情報に基づく炊飯開始信号を制御部75に送信し、炊飯を開始させることができる。
次に、制御部75が炊飯工程を開始したときの制御を図4の炊飯工程を示すフローチャートと、図5の電源回路91の電力供給を示す図、及び、図6、7の炊飯器システムでの通信シーケンスを示す図に基づいて説明する。
まず、炊飯を行っていない場合には、電源回路91は加熱コイル20、加熱制御部21に電力を供給せず、通信部80に電力を供給している。
この状態で、制御部75は、操作部22、又は通信部80から炊飯開始信号を受信すると(S1)、まず、炊飯開始信号とともに送られてきた設定情報に基づき、調理物の炊き上がりまでの時間を計算し(S2)、通信部80を介してクラウドサーバ300へ送信する処理を行う(S3)。
具体的には、通信端末400にて、ユーザーが炊飯器操作アプリケーションプログラムを起動させ、スタートアイコンを押すことで、炊飯開始信号が通信端末400から通信部80に送信され、制御部75が炊飯開始信号を通信部80から受信した場合、S3の送信処理としては、図6の通信シーケンス図に示すように、制御部75は調理物の炊き上がりまでの時間のデータを通信部80に送り(送信1-1)、通信部80にて、調理物の炊き上がりまでの時間のデータにクラウドサーバ300のアドレス等を付加した通信フォーマットを生成して、クラウドサーバ300に送り(送信1-2)、クラウドサーバ300は、受信した通信フォーマットを解析して調理物の炊き上がりまでの時間を取り出し、記憶すると共に、調理物の炊き上がりまでの時間に通信端末400のアドレス等を付加した通信フォーマットを生成し、通信端末400に送る(送信1-3)。
通信端末400では、炊飯器操作アプリケーションプログラムを起動されているので、その通信フォーマットを解析して調理物の炊き上がりまでの時間を取り出し、その時間に基づいて図8に示すように「炊飯中 あと約120分」というように、調理物の炊き上がりまでの時間を表示手段420に表示すると共に、応答を示す通信フォーマットを生成し、クラウドサーバ300に送り(応答1-1)、クラウドサーバ300は、炊飯器10のアドレス等を付加した通信フォーマットを生成して、通信部80に送り(応答1-2)、通信部80にて通信フォーマットを解析して正常に送信できたことを確認し、その情報を制御部75に送ることになる(応答1-3)。
また、制御部75が炊飯開始信号を操作部22から受信した場合には、S3の送信処理としては、図7の通信シーケンス図に示すように、制御部75は調理物の炊き上がりまでの時間のデータを通信部80に送り(送信1-1)、通信部80にて、調理物の炊き上がりまでの時間のデータにクラウドサーバ300のアドレス等を付加した通信フォーマットを生成して、クラウドサーバ300に送り(送信1-2)、クラウドサーバ300は、受信した通信フォーマットを解析して調理物の炊き上がりまでの時間を取り出し、記憶すると共に、応答を示す通信フォーマットを生成し、通信部80に送り(応答1-2)、通信部80にて通信フォーマットを解析して正常に送信できたことを確認し、その情報を制御部75に送ることになる(応答1-3)。通信端末400では、炊飯器操作アプリケーションプログラムが起動されていないこともあるため、通信端末400には、データを送信していない。
なお、S1からS3でまの時間が、図5での無線通信制御期間1に相当し、ほとんどの場合には、10秒以内である。
S3の後、すなわち、クラウドサーバ300からの応答を受けた後、制御部75は、電源回路91を加熱コイル20、加熱制御部21への電力の供給を開始、通信部80への電力の供給を遮断するようにし(S4)、加熱制御部21を制御して炊飯を行う。
なお、この炊飯は、予熱工程(S5)、強火工程(S6)、弱火工程(S7)、ドライアップ工程(S8)、むらし工程(S9)からなる。ここで、予熱工程とは、米への吸水を促進するための工程である。強火工程とは、調理物を急速に加熱する工程である。弱火工程とは、調理物の沸騰状態を維持する工程である。ドライアップ工程とは、米の中心まで水分を吸収させ且つ糊化させ、加熱容器内の余分な水分を蒸発させる工程である。むらし工程とは、炊き上がったご飯をむらして加熱容器90内での状態を均一に仕上げる工程である。なお、S4からS9でまの時間が、図5での加熱制御期間に相当する。
むらし工程(S9)が終了すると、ご飯は炊きあがった状態であるため、電源回路91に加熱コイル20、加熱制御部21への電力の供給を遮断、通信部80への電力の供給を開始させ(S10)、炊飯が終了したことを示すデータ(加熱が終了したことを示すデータ)を、通信部80を介してクラウドサーバ300に送信する(S11)。
具体的には、S11の送信処理としては、図6、及び図7に示すように、制御部75は炊飯終了のデータを通信部80に送り(送信2-1)、通信部80にて、炊飯終了のデータにクラウドサーバ300のアドレス等を付加した通信フォーマットを生成して、クラウドサーバ300に送り(送信2-2)、クラウドサーバ300は、受信した通信フォーマットを解析して炊飯終了のデータを取り出し、記憶すると共に、応答を示す通信フォーマットを生成し、通信部80に送り(応答2-1)、通信部80にて通信フォーマットを解析して正常に送信できたことを確認し、その情報を制御部75に送ることになる(応答2-2)。なお、S11の時間が、図5での無線通信制御期間2に相当し、ほとんどの場合には、60秒以内である。その後、保温工程を行う(S12)。
また、この炊飯の最中に、ユーザーが通信端末400の炊飯器操作アプリケーションプログラムを使用して、炊飯器10の状況を確認する操作をすることがある。
クラウドサーバ300は、S3で受信し、記憶した調理物の炊き上がりまでの時間から、記憶した時から現在までの経過時間を差し引いて、炊飯終了までの残り時間を算出している。よって、図6、及び図7に示すように、通信端末400からの問い合わせ要求に対して、残り時間を通信端末400に送信し(回答)、通信端末400の表示手段420に、例えば、「炊飯中 あと約20分」というような表示することになる。
なお、むらし工程(S8)に至るまでの工程には、予め決められた定義温度への到達を条件として次の工程へ移行するものがあるため、炊飯器10が置かれた環境などに左右されて実際の炊飯時間が、S2で計算した時間と一致しない場合がある。
すなわち、クラウドサーバ300で、記憶した調理物の炊き上がりまでの時間を経過しているのに、炊飯が終了したとのデータが受信されない場合である。
この状態で、ユーザーが通信端末400の炊飯器操作アプリケーションプログラム410を使用して、炊飯器10の状況を確認する問い合わせ要求をしてきた場合には、「まもなく炊きあがり」との回答をし、図9に示すような画面が通信端末400の表示手段420に表示されることになる。
このように、実施の形態1では、炊飯中に通信部への電力を遮断するため、電力を加熱処理に集中でき、加熱性能を向上させることができる。
なお、実施の形態1では、S3にて、調理物の炊き上がりまでのトータルの時間のデータのみを送信したが、例えば、予熱工程XX分、強火工程YY分というような、各工程での時間に細分して、調理物の炊き上がりまで時間を送信するようにしてもよい。
このようにすれば、通信端末400の表示手段410に、各工程と残り時間とを組み合わせて表示でき、より詳細な炊飯器10での動作情報をユーザーが認識することが可能になる。
実施の形態2.
炊飯の途中で、例えば、加熱部に故障が発生して炊飯が停止してしまった場合、或いは、誰かが、外蓋を開けてしまい炊飯が停止した場合、ユーザーの通信端末に、「まもなく炊きあがり」を表示させたまま長期間経過するのを避けるため、実施の形態2では、炊飯が停止した事象が発生した場合には、エラーメッセージを表示させるようにした。
図10は、炊飯中にエラーが発生した場合の動作を示すフローチャートである。
まず、制御部75は、炊飯中にエラーを検知する(S20)。なお、エラー検知は主に温度検知部40での温度と、内部時計での経過時間などの状況から判断するものであり、状況とエラーコード、エラーメッセージとが、記憶部70に予め記憶されている。
その後、電源回路91に加熱コイル20、加熱制御部21への電力の供給を遮断、通信部80への電力の供給を開始(S21)し、制御部75は、状況からエラーコード、エラーメッセージを抽出してエラーデータを生成して通信部80に送り、通信部80にて、エラーデータにクラウドサーバ300のアドレス等を付加した通信フォーマットを生成して、クラウドサーバ300に送る(S22)。
図11は、通信端末400の表示手段420に表示されるエラー画面である。
このように、エラー発生時には、通信部80に電力を供給し、エラーデータを送信することで、ユーザーはエラーがあったことを認識でき、迅速に対応することが可能になる。
実施の形態3.
なお、重量センサーなどで事前に炊飯量(調理物の量)を判定できる場合は、炊飯開始前に炊飯量情報をクラウドサーバに送信してもよい。
実施の形態3では、図4のS3において、調理物の炊き上がりまでの時間のみならず、炊飯量(米量と水量)の情報も同時に送信している。この炊飯量は、炊飯器10に重量センサーを設け、事前に把握したものである。
このようにすることで、クラウドサーバ300にて、米量に対して水量はほぼ決まっていることから、炊飯量(米量と水量)から、米量を把握し、米の使用量の情報が蓄積でき、例えば、米の購入時に、ユーザーが予めクラウドサーバ300に登録した米量の情報に基づき、米の累積使用量から残量を計算、通信端末400に表示させることで、購入を促すことができる。
なお、当然ながら、重量サンサーで計測した炊飯量は、図4の炊飯工程を開始する前にクラウドサーバ300に送信しても良い。また、何合というように、米の使用量が、炊飯器から直接送られてくる場合には、その量を使用して、米の累積使用量を計算しても良い。
なお、実施の形態1~3では、加熱調理器として炊飯器を例に説明したが、加熱によって調理を行う機器であれば、IHクッキング調理器、電子レンジ、圧力調理器などであってもよい。
10 炊飯器、20 加熱コイル、21 加熱制御部、22 温度検知部、31 上蓋、31A 凹部、31B アンテナ面、32 操作パネル部、32A 設定ボタン、40 操作部、50 表示部、60 報知部、70 記憶部、75 制御部、80 通信部、90 加熱容器、91 電源回路、200 無線ルーター、300 クラウドサーバ、400 通信端末、410 制御手段、420 表示手段、430 記憶手段

Claims (1)

  1. 加熱調理器と、前記加熱調理器と通信可能なサーバと、前記サーバと通信可能であり、表示手段と前記加熱調理器の操作を設定できる操作アプリケーションとを備えた通信端末からなる加熱調理器システムであって、
    前記加熱調理器は、
    前記サーバとの通信が可能な通信部と、
    調理物を加熱する加熱部と、
    前記通信部、及び、前記加熱部に電力を供給する電源回路と、
    調理開始信号を受けると、前記加熱部での加熱時間を算出し、前記加熱時間を前記通信部を介して前記サーバに送信した後に、前記電源回路から前記通信部への電力供給を遮断し、前記加熱部での加熱を開始させ、その後、前記加熱部による加熱が終了すると、前記電源回路から前記通信部への電力の供給を開始し、加熱が終了したこと示すデータを前記通信部を介して前記サーバに送信、あるいは、前記加熱中にエラーを検知した場合には、前記電源回路から前記通信部への電力の供給を開始し、前記エラーのデータを前記通信部を介してサーバに送信する制御部とを有し、
    前記サーバは、前記加熱調理器から送信された前記加熱時間を受信、記憶するとともに、前記操作アプリケーションにより前記通信端末から送信された問い合わせ要求を受信した場合には、前記加熱時間から前記記憶からの経過時間を差し引いた残時間を前記通信端末に送信するとともに、前記残時間がゼロになった後は、前記加熱が終了したこと示すデータを受信するまでは、前記加熱がまもなく終了することを示すメッセージを送信し、
    前記エラーのデータを前記加熱調理器から受信した場合には、前記エラーのデータを前記通信端末に送信し、
    前記通信端末の前記操作アプリケーションは、前記残時間を受信した場合には、この残時間を、前記加熱がまもなく終了することを示すメッセージを受信した場合には、このメッセージを、前記エラーのデータを受信した場合には、このエラーを、前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする加熱調理器システム。
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