JP2003307313A - 加熱調理システムおよび加熱調理器 - Google Patents

加熱調理システムおよび加熱調理器

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JP2003307313A
JP2003307313A JP2002111770A JP2002111770A JP2003307313A JP 2003307313 A JP2003307313 A JP 2003307313A JP 2002111770 A JP2002111770 A JP 2002111770A JP 2002111770 A JP2002111770 A JP 2002111770A JP 2003307313 A JP2003307313 A JP 2003307313A
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cooking
heating
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recipe
cooker
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JP2002111770A
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Hideyuki Kimura
秀行 木村
Yoshiaki Yamauchi
良明 山内
Mitsuru Honma
満 本間
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Electric Stoves And Ranges (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用する加熱調理器に応じた利用調理レシピの
取得と加熱調理器の操作を容易且つ正確に行う。 【解決手段】調理レシピサービスステーション200
は、基準調理レシピデータベース202における基準調
理レシピに消費電力量情報を保持し、これを使用する加
熱調理器本体110の消費電力,加熱特性および調理量
に応じた加熱所要時間に変換した利用調理レシピを作成
換して調理情報ボード120に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱調理システム
および加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】特開2001−195385号公報に
は、料理(食物)の基準レシピを記憶したサーバとデー
タ入力手段を備え、サーバは、入力手段からのメニュー
選択データと人数データに基づいて、食材と調味料の量
および加熱時間を演算し、食材提供者とそのデリバリー
システム端末から食材と調味料(材料)およびレシピを
提供するレシピ提供システムが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たレシピ提供システムは、提供されたレシピと材料に基
づく調理における電子レンジの操作は、調理人が手動で
行わなければならず、面倒であると共に誤操作の恐れが
ある。
【0004】また、加熱調理器を使用する加熱調理で
は、加熱調理の進行状態(例えば調理物の焼き色や煮沸
状態)を観察しながら行うものが多い。このような調理
では、調理人は、加熱調理器の近くにいて調理物を監視
することが必要であり、加熱調理中の行動に制約が多
い。
【0005】本発明の1つの目的は、調理レシピの取得
と取得した調理レシピに基づく調理における加熱調理器
の操作を容易且つ正確に行うことができる加熱調理シス
テムおよび加熱調理器を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、調理レシピの取得と
取得した調理レシピに基づく材料の入手および調理を容
易且つ正確に行うことができる加熱調理器を提供するこ
とにある。
【0007】本発明の他の目的は、更に、調理中におけ
る調理人の行動の制約を緩和することができる加熱調理
器を提案することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の加熱調理システ
ムは、加熱調理器と、利用調理レシピを作成して提供す
る調理レシピサービスステーションを備え、前記加熱調
理器は、加熱調理器本体と調理情報ボードを備え、前記
調理情報ボードは、通信ネットワークを介して前記調理
レシピサービスステーションと通信して、使用する加熱
調理器本体の機器情報および希望する料理の利用調理レ
シピの要求を前記調理レシピサービスステーションに送
信すると共に該調理レシピサービスステーションで作成
した利用調理レシピを取得するように構成し、前記調理
レシピサービスステーションは、調理器制御情報として
消費電力量を含んだ基準調理レシピを保持する基準調理
レシピデータベースを備え、希望された料理に応じて作
成する利用調理レシピの調理器制御情報を、使用する加
熱調理器本体に応じた加熱所要時間で表すように構成し
たことを特徴とする。
【0009】また、本発明の加熱調理器は、加熱調理器
本体と調理情報ボードを備え、前記調理情報ボードは、
調理器制御情報として消費電力量を含んだ基準調理レシ
ピを保持する基準調理レシピデータベースと、使用する
加熱調理器本体の機器情報および希望する料理の利用調
理レシピの作成要求を入力する手段と、使用する加熱調
理器本体に応じた加熱所要時間で調理器制御情報を表す
ように構成した利用調理レシピを作成する手段と、作成
した利用調理レシピを表示する手段を備えたことを特徴
とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、この実施の形態に
おける加熱調理システムの機能ブロック図である。
【0011】この実施の形態の加熱調理システムは、調
理場である家庭の台所に設置される加熱調理器100
(加熱調理器本体110と調理情報ボード120によっ
て構成する)と、調理レシピを提供する調理レシピサー
ビスステーション200と、前記加熱調理器100と調
理レシピサービスステーション200を接続する通信ネ
ットワーク300によって構成する。
【0012】この実施の形態では、加熱調理器本体11
0として電子オーブンレンジを使用するが、電子レンジ
やガスレンジやその他の加熱調理器を使用することがで
きる。そして、この加熱調理器本体110は、本体操作
部111または調理情報ボード120からの指示入力
(調理器制御情報)に従って加熱調理を実行し、調理の
進行状態を本体操作部111に表示し、または調理情報
ボード120に送信して表示するように構成する。
【0013】調理情報ボード120は、加熱調理器本体
110から分離して携行することができるように、携帯
型で前記加熱調理器本体110とは無線通信によって接
続するように構成する。そして、この調理情報ボード1
20は、ボード操作部からの指示入力に従って、直接ま
たは前記加熱調理器本体110を介在させて通信ネット
ワーク300に接続して調理レシピサービスステーショ
ン200と通信し、調理レシピサービスステーション2
00から参考料理メニューを取得し、希望する料理と料
理量(何人分)と加熱調理に使用する電子オーブンレン
ジの仕様を調理レシピサービスステーション200に送
信し、希望料理の利用調理レシピを調理レシピサービス
ステーション200から取得(受信)する。調理情報ボ
ード120は、取得した利用調理レシピを、食材準備
(材料入手や下拵え)の参考情報として表示し、利用調
理レシピ内の調理器制御情報(加熱調理の加熱出力,加
熱時間,加熱温度など)を加熱調理器本体110に転送
して該調理器制御情報に従った加熱調理を実行させ、加
熱調理器本体100から加熱調理の進行情報を取得(受
信)して表示する。
【0014】調理レシピサービスステーション200
は、調理情報ボード120からの要望に沿った参考料理
メニューを作成して提供(送信)し、調理情報ボード1
20から受信した希望料理と料理量と使用する電子オー
ブンレンジの仕様に基づいて利用調理レシピを作成し、
作成した利用調理レシピを調理情報ボード120に送信
する。
【0015】通信ネットワーク300は、屋内ゲートウ
ェイ301と屋外通信回線302によって構成し、屋内
ゲートウェイ301と加熱調理器100の接続は、無線
通信または有線通信によって実現する。
【0016】このような加熱調理システムによれば、先
ず、携帯型の調理情報ボード120を操作することによ
り、調理レシピサービスステーション200から取得し
た参考料理メニューから希望する料理を選択し、この希
望料理の利用調理レシピを入手することができる。従っ
て、調理人は、調理情報ボード120を携行して表示画
面を参照しながら、入手した利用調理レシピに従って任
意の場所で食材の入手と下拵えを容易に行うことができ
る。
【0017】そして、加熱調理器本体110による加熱
調理は、入手した利用調理レシピに含まれる調理器制御
情報を加熱調理器本体100に手操作で設定または転送
して実行させることにより、容易且つ正確に実行させる
ことができる。
【0018】この加熱調理の進行状態は、調理情報ボー
ド120を任意の場所に携行して表示画面を観察するこ
とにより容易に監視することができる。
【0019】次に、前記加熱調理器100と調理レシピ
サービスステーション200と通信ネットワーク300
について更に詳しく説明する。
【0020】図2は、この実施の形態における加熱調理
器100の加熱調理器本体110である電子オーブンレ
ンジの機能ブロック図である。
【0021】この加熱調理器本体(電子オーブンレン
ジ)110は、各種の指示入力および表示を行う本体操
作部111と、調理物を入れた調理容器を載置する回転
テーブルを回転させるテーブル駆動モータ112と、調
理物を加熱する高周波加熱器や電熱ヒータのような加熱
器113と、加熱室内や調理物の温度を検出する赤外線
温度センサ114と、加熱室内の調理物を撮影するCC
Dカメラ115と、調理情報ボード120および/また
は屋内ゲートウェイ301と屋外通信回線301を介し
て調理レシピサービスステーション200と通信する本
体通信部116と、これらを制御する本体制御処理部1
17を備える。
【0022】前記本体制御処理部117は、CPUやメ
モリを備えたマイクロコンピュータを中心にして構成
し、各種の制御処理を実行する。
【0023】また、前記本体通信部116は、この電子
オーブンレンジ110の設置の自由度および調理情報ボ
ード120の移動の自由度を高めるために、ブルートゥ
ースや無線LANや赤外線を使用した短距離無線通信で
あることが望ましい。
【0024】図3は、この実施の形態における電子オー
ブンレンジ100の調理情報端末機である調理情報ボー
ド120の外観斜視図である。また、図4は、調理情報
ボード120の機能ブロック図である。
【0025】この調理情報ボード120は、電子オーブ
ンレンジ110から分離して携行することができるよう
に携帯型に構成する。そして、ボード操作部として、ボ
タンスイッチ121と、音声入力用マイク122と、キ
ーボード123と、外部メモリ媒体挿入スロット124
と、タッチパネル式LCD表示器125のタッチ入力パ
ネルを備える。また、このボード操作部は、バーコード
リーダ,カメラ,スキャナ等の入力手段を備えると便利
である。
【0026】また、表示部として、前記タッチパネル式
LCD表示器125のLCDと、スピーカ126を備え
る。
【0027】前記タッチパネル式LCD表示器125の
LCDは、カラー表示構成で、2.5インチ〜14イン
チ程度の大きさが実用的であり、屋内で任意の位置に移
動させながらの使い易さを重視するときには、8インチ
〜12インチ程度が望ましく、屋外への携帯性を重視す
るときには、2.5〜5インチ程度が望ましい。
【0028】更に、電子オーブンレンジ110および/
または屋内ゲートウェイ301と屋外通信回線301を
介して調理レシピサービスステーション200と通信す
るボード通信部127と、これらを制御するボード制御
処理部128を備える。
【0029】前記ボード制御処理部128は、CPUや
メモリを備えたマイクロコンピュータを中心にして構成
し、各種の制御処理を実行する。
【0030】また、前記ボード通信部127は、この調
理情報ボード120の移動の自由度を高めるために、ブ
ルートゥースや無線LANや赤外線を使用した短距離無
線通信であることが望ましい。
【0031】この調理情報ボード120は、インターネ
ット接続機能とブルートゥースや赤外線を使用して電子
オーブンレンジ110との短距離無線通信機能をもった
携帯電話器やPHSを利用して実現することもできる。
【0032】図5は、この実施の形態における調理レシ
ピサービスステーション200の機能ブロック図であ
る。
【0033】調理レシピサービスステーション200
は、電子オーブンレンジ110や調理情報ボード120
からの要望に応じた参考料理メニューを作成し、希望料
理の利用調理レシピを作成するサービス情報処理部20
1と、前記サービス情報処理部201が参考料理メニュ
ーや利用調理レシピを作成するときに参照する基準調理
レシピデータベース202および加熱調理器仕様データ
ベース203と、屋外通信回線301と屋内ゲートウェ
イ301を介して前記電子オーブンレンジ110および
/またはボード通信部127と通信するステーション通
信部204と、ステーション制御処理部205を備え
る。
【0034】前記サービス情報処理部201およびステ
ーション制御処理部205は、CPUやメモリを備えた
マイクロコンピュータを中心にして構成し、各種の制御
処理を実行する。
【0035】図6は、調理レシピサービスステーション
200の基準調理レシピデータベース202が保持する
基準調理レシピの一例である。この基準調理レシピは、
調理情報ボード120に提供する参考料理メニューや希
望料理の利用調理レシピを作成する基準情報として利用
する。この基準調理レシピは、調理器制御情報の1つと
して消費電力量の値を備えていることに特徴がある。
【0036】ここで、消費電力量は、消費電力(加熱パ
ワー)と時間(加熱時間)の積であり、消費電力の単位
はワット(W)またはキロワット(kW)で、時間の単位
は時間(hr)や分(min)または秒(sec)である。勿
論、消費電力は他の単位であっても、換算は容易である
ので差し支えない。
【0037】この図6に例示した基準調理レシピでは、
消費電力の単位にワット(W)を用い、時間の単位に分
(min)を用い、その積である消費電力量には(W・分)
の単位を用いている。具体的には、1200(W・分)
および4000(W・分)という数値である。
【0038】また、この基準調理レシピでは、前記消費
電力量は、調理物の加熱に必要な単位調理量当たり、具
体的には1人分当たりの消費電力量で表しており、本来
の単位は1200(W・分/人)ということになる。こ
のため、基準調理レシピの必要な食材量(材料)も単位
調理量である1人分で表している。
【0039】この基準調理レシピは、具体的には、最上
段が該当する基準調理レシピの通し番号であり、料理の
種類(例えば、和食用,洋食用…)や季節料理(例え
ば、春用,夏用…)や調整料理(例えば、高血圧病用,
糖尿病用…)等により区分けした番号としている。その
下段には料理名を記載し、その下段の材料欄に1人分の
必要材料とその分量を記載している。更に、その下段に
設けた欄に作り方を記載している。
【0040】この作り方欄には、1人前の料理の調理物
の加熱調理に必要な消費電力量(1200(W・分)お
よび4000(W・分))を記載している。この基準調
理レシピの書式は一例であり、特にこの内容および記載
順に拘る必要はない。
【0041】図7は、調理レシピサービスステーション
200の加熱調理器仕様データベース203が保持する
電子オーブンレンジの機器仕様データの一例である。加
熱調理器仕様データベース203は、各種の加熱調理器
の機器情報(会社名や機種名)とその加熱調理器の消費
電力(W)を対にして保持し、使用する加熱調理器の機
器情報に基づいて該加熱調理器の消費電力の特定に使用
するものであるが、ここでは、電子オーブンレンジの機
器仕様データを例示する。この加熱調理器仕様データベ
ース203は、1つの会社の電子オーブンレンジの機種
のみで構成されていても良いが、この加熱調理システム
に賛同,参画する会社の電子オーブンレンジも含め、よ
り多くの会社の電子オーブンレンジで構成したデータベ
ースとすることが望ましい。
【0042】また、この加熱調理器仕様データベース2
03には、電子オーブンレンジの消費電力値以外に各機
種毎の加熱特性係数も保持し、その情報も併せて求めて
提供することができるようにすることが望ましい。加熱
特性係数とは、機種毎の加熱性能を表す特性値で、同じ
ワット数でも電子オーブンレンジ毎に調理物への加熱昇
温の影響度が異なることを数値化したもので、例えば、
この加熱特性係数値は、回転テーブル式と回転テーブル
をもたないタイプとでも異なる値であり、電源がインバ
ータ採用か否かによっても異なる値である。例えば、最
大出力1000Wのインバータ採用電子オーブンレンジ
においては、最初の1分間は1000Wの消費電力で加
熱されるが、残りの時間は800Wの消費電力で加熱さ
れるといったパターン(加熱特性)を有する場合があ
る。
【0043】なお、使用する機器情報として会社名と機
種名の両方を入力するのが最も望ましいが、サービス情
報処理部201に検索機能を持たせ、例えば、会社名を
入力せずに機種名だけを入力しても該当する電子オーブ
ンレンジを検索して該電子オーブンレンジの消費電力値
や加熱特性係数値を求めることができるようにする。
【0044】通信ネットワーク300は、インターネッ
トを利用するのが好適である。この場合には、前記調理
レシピサービスステーション200は、サービス提供会
社のホームページとして設置する。
【0045】図8は、この加熱調理システムの操作およ
び動作手順の一例であり、図9は、この手順に従って電
子オーブンレンジ110の本体制御処理部117と調理
情報ボード120のボード制御処理部128と調理レシ
ピサービスステーション200のステーション制御処理
部205が実行する制御処理のフローチャートの一例で
ある。ここでは、調理情報ボード120を使用してイン
ターネット接続により調理レシピサービスステーション
200から参考料理メニューおよび希望料理に関する利
用調理レシピを取得し、この利用調理レシピの調理器制
御情報を電子オーブン110に転送して加熱調理を実行
させる手順について説明する。
【0046】 インターネット接続段階(手順1000) ステップ1001 調理情報ボード120を調理レシピサービスステーショ
ン200に接続する。ボード制御処理部128は、キー
ボード123またはタッチパネル式表示器125から調
理情報入手が指示されると、ボード通信部127を機能
させ、通信ネットワーク300の屋内ゲートウェイ30
1と屋外通信回路302を介して調理レシピサービスス
テーション200のステーション通信部204との通信
(インターネット接続)を確立する。
【0047】使用機器情報通知段階(手順2000) ステップ2001 調理情報ボード120に使用機器情報通知を指示して使
用する電子オーブンレンジ110の会社および機種名を
入力すると、ボード制御処理部128は、ボード通信部
127を機能させ、入力された使用機器情報を調理レシ
ピサービスステーション200に送信する。この使用機
器情報の送信は、電子オーブンレンジ110の本体操作
部111の操作ボタンを操作して送信することも可能で
ある。具体的には、使用する電子オーブンレンジ110
の会社名(例えば、○○社)と機種名(例えば、XY−
Z200)を調理情報ボード120のキーボード123
またはタッチパネル式LCD表示器125などから入力
する。
【0048】ここで、前記使用機器情報の入力は、この
調理情報ボード120が使用する電子オーブンレンジ1
10に専用の構成であるときには、予め記憶させておく
ことにより、調理情報ボード120への入力操作は不要
となる。
【0049】また、取扱説明書等に記載されている消費
電力を直に入力することもできるようにする。この場合
の消費電力値は、最大出力である場合が多い。
【0050】 使用機器の加熱仕様特定段階(手順3000) ステップ3001 調理レシピサービスステーション200のステーション
制御処理部205は、受信した使用機器情報を問い返し
て確認する。
【0051】ステップ3002 ステーション制御処理部205は、サービス情報処理部
201を機能させ、加熱調理器仕様データベース203
における電子オーブンレンジデータベースを参照し、受
信した使用機器情報(会社名,機種名)からその機器
(電子オーブンレンジ)の消費電力(W)を求める。こ
こでは、レンジ調理時のマグネトロンの出力(W)とオ
ーブン調理時のヒータの出力(W)の両方を求めるが、
何れか一方であっても良い。図7の例では、会社名(例
えば、○○社)と機種名(例えば、XY−Z200)に
対応した消費電力800W(レンジ時)と1200W
(オーブン時)が求まる。また、必要に応じて、前記消
費電力値以外に各機種毎の加熱特性係数などの情報も併
せて求める。以下、消費電力と加熱特性係数などの情報
を加熱仕様情報という。
【0052】ステップ3003 調理レシピサービスステーション200のステーション
制御処理部205は、ステーション通信部204を機能
させ、使用する電子オーブンレンジ110の加熱仕様情
報を調理情報ボード120に送信する。
【0053】ステップ3004 調理情報ボード120のボード制御処理部128は、こ
の電子オーブンレンジ110を今後も続けて利用する場
合には、受信した加熱仕様情報を外部メモリ媒体挿入ス
ロット124に接続した外部メモリ媒体や該電子オーブ
ンレンジ110内のボード制御処理部128のメモリな
どに記憶(セーブ)させて保存する。
【0054】調理レシピ入手段階(手順4000) ステップ4001 調理情報ボード120のボード制御処理部128は、ボ
ード操作部からの指示入力に従って参考料理メニューの
要求を調理レシピサービスステーション200に送信す
る。この要求は、ボード操作部からの指示入力に従って
料理の種類(例えば、和食用,洋食用…)や季節料理
(例えば、春用,夏用…)や調整料理(例えば、高血圧
用,糖尿病用…)等のキーワードや対象調理レシピ番号
等の希望条件を指定することによって行う。
【0055】ステップ4002 調理レシピサービスステーション200のステーション
制御処理部205は、参考料理メニューの要求を受信す
るとサービス情報処理部201を機能させ、基準調理レ
シピデータベース202にアクセスし、参考料理メニュ
ーの希望条件に合った基準調理レシピを検索する。そし
て、検索した基準調理レシピに基づいて参考料理メニュ
ーを作成して調理情報ボード120に送信する。
【0056】ステップ4003 調理情報ボード120は、参考料理メニューを受信する
と、ボード制御処理部128によって参考料理メニュー
をタッチパネル式LCD表示器125に表示させる。
【0057】ステップ4004 料理人は、タッチパネル式LCD表示器125に表示さ
れた参考料理メニューを参照して希望する料理を選択
し、この希望料理の利用調理レシピを入手(要求)する
ようように調理情報ボード120に入力する。この利用
調理レシピ入手の入力は、調理情報ボード120のボー
ド操作部を操作してレシピ番号と料理数(調理量)を入
力することによって行う。調理情報ボード120のボー
ド制御処理部128は、入力されたレシピ番号と料理数
を調理レシピサービスステーション200に送信する。
【0058】ステップ4005 調理レシピサービスステーション200は、レシピ番号
と料理数を受信すると、サービス情報処理部201によ
って、このレシピ番号と料理数と先に求めた使用機器加
熱仕様情報に基づいて、基準調理レシピを参照して利用
調理レシピ(図10参照)を作成する。
【0059】ここで、サービス情報処理部201におい
て、図6に示した基準調理レシピ202を参照して図1
0に示す利用調理レシピを作成する手順を説明する。
【0060】まず、調理に必要な食材量は、図6に示し
た基準調理レシピに備わっている対象料理の単位調理量
(1人分)当たりの食材量に料理数を乗じて求める。こ
こで、1人分を考えると、図6に示されている食材量が
そのまま必要食材量となる。
【0061】また、対象料理の単位調理量(1人分)当
たりの消費電力量W(図6の例では、作り方1の120
0(W・分)と作り方4の4000(W・分))と、既に
使用機器仕様情報から得ている加熱電力Pと加熱特性係
数C(図7の例において、レンジワット数800W等)
と、人数情報から得ている料理数N(ここでは、1人)
に基づいて、加熱所用時間Tを次式(数1)の演算処理
により求める。なお、この演算処理は、調理情報ボード
120や電子オーブンレンジ110内の制御処理部11
7,128で行うように変形しても良い。 T=W×N×C/P …(数1) ここで、加熱電力Pと併せて加熱特性係数Cがわかって
いる場合は、この加熱特性係数Cの値を使用するが、加
熱特性係数Cの値がわかっていない場合には、自動的に
C=1として演算する。加熱特性係数Cの値がわかって
いる方がより正確な調理ができることは当然である。
【0062】ここでは、C=1として加熱所用時間Tを
求めると、以下のようになる。 <作り方1> T=1200×1×1/800=1.5分=1分30秒 …(数2) <作り方4> T=4000×1×1/800=5分 …(数3) つまり、基準調理レシピに記載された単位調理量当たり
の消費電力量Wと消費電力Pと料理数Nを基に、図6に
示した基準調理レシピの作り方1の消費電力量1200
(W・分)は、式(数2)で加熱所要時間1分30秒に
換算し、作り方4の消費電力量4000(W・分)は、
式(数3)で加熱所要時間5分に換算することになる。
【0063】加熱特性係数Cは、前述したように、電子
オーブンレンジ110の機種毎の加熱性能を表す特性値
で、1より大きい値を採る場合もあれば、1より小さい
値になる場合もある。例えば、最大出力1000Wのイ
ンバータ採用電子オーブンレンジにおいて、最初の1分
間は1000Wの消費電力で加熱されるが、残りの時間
は800Wの消費電力で加熱されるといった場合には、
この加熱特性係数Cは1より小さくなる。それは、図7
の電子オーブンレンジデータベース203で得られてい
る該当電子オーブンレンジ110の消費電力は、最大出
力の1000Wであるからである。
【0064】調理情報ボード120に送信する利用調理
レシピ(図10参照)には、基準調理レシピ202(図
6参照)に備わっていた消費電力量は含めず、使用する
電子オーブンレンジ110に対応した加熱所要時間を記
載する。この換算までの演算処理は、システム内で自動
的に即座に行われる。
【0065】調理レシピサービスステーション200の
レシピ情報処理部201は、このようにして得た使用電
子オーブンレンジ110の消費電力に対応した加熱所要
時間情報(調理器制御情報)を含む利用調理レシピ(図
10参照)として調理情報ボード120または電子オー
ブンレンジ110に送信する。
【0066】ステップ4006 調理情報ボード120のボード制御処理部128は、受
信した利用調理レシピをタッチパネル式LCD表示器1
25のLCDに表示する。
【0067】この利用調理レシピを繰り返し利用しよう
とする場合は、ボード操作部から保存を指示することに
よって、ボード制御処理部128は、受信した利用調理
レシピを外部メモリ媒体挿入スロット124に接続され
ている外部メモリ媒体に記録して保存する。従って、外
部メモリ媒体挿入スロット124に接続した外部メモリ
媒体には、調理人が良く利用する多数の利用調理レシピ
が保存されることになる。
【0068】図11は、図10の例と同様にして、使用
電子オーブンレンジ110の消費電力が800Wで、料
理数が3人の場合の利用調理レシピの例であり、図6の
基準調理レシピを参照して演算処理して作成したもので
ある。つまり、必要食材量は、図6の基準調理レシピの
3倍(3人分)の量になっており、加熱所要時間は以下
の式(数4)と式(数5)による演算処理によって、作
り方1の加熱所要時間は4分30秒に変換され、作り方
4の加熱所要時間は15分に変換されている。 <作り方1> T=1200×3×1/800=4.5分=4分30秒 …(数4) <作り方4> T=4000×3×1/800=15分 …(数5) なお、使用する電子オーブンレンジ110の消費電力お
よび料理数が変わっても、同様に式(数1)に基づいた
演算処理によって加熱所要時間を求めることができる。
【0069】調理段階(手順5000) ステップ5001 調理人は、調理情報ボード120のタッチパネル式LC
D表示器125に表示された利用調理レシピ(図10,
図11参照)を見ながら、必要な食材の準備や下拵え、
つまり、食材の購入,冷蔵庫からの取り出し,洗浄,カ
ット,調理容器への投入および電子オーブンレンジ11
0の加熱室内(回転テーブル)への載置等の作業を行
う。
【0070】そして、調理情報ボード120に表示され
た利用調理レシピを参照しながら電子オーブンレンジ1
10の本体操作部111を操作して調理器制御情報(加
熱所要時間や加熱温度など)を入力すると、本体制御処
理部117は、調理器制御情報を設定する。また、調理
情報ボード120のボード操作部を操作して該調理情報
ボード120が保持する利用調理レシピの調理器制御情
報を電子オーブンレンジ110に転送して該電子オーブ
ンレンジ110に設定することを指示すると、ボード制
御処理部128は、保持する利用調理レシピの調理器制
御情報を電子オーブンレンジ110に転送し、電子オー
ブンレンジ110の本体制御処理部117は、この調理
器制御情報を受信して設定する。
【0071】必要な食材の準備や下拵え等の作業が事前
に行なわれており、既に加熱調理物が電子オーブンレン
ジ110の加熱室内に載置されている状態で、調理情報
ボード120によって利用調理レシピを入手する場合に
は、入手した利用調理レシピを調理情報ボード120か
ら電子オーブンレンジ110に自動的に転送して加熱調
理を開始させるようにすると便利である。
【0072】そして、加熱調理の開始が指示されると、
電子オーブンレンジ110の本体制御処理部117は、
設定した加熱器制御情報に従って、テーブル駆動モータ
112を運転して加熱調理物を回転させながら加熱器1
13を機能させて該加熱調理物の加熱調理を開始する。
【0073】ステップ5002 電子オーブンレンジ110の本体制御処理部117は、
加熱調理を開始すると、加熱調理の進行状態を観測して
調理情報ボード120に送信する。加熱調理の進行状態
を観測は、具体的には、加熱開始からの経過時間をタイ
マーによって計測し、加熱室内や調理物の温度を赤外線
温度センサ114の検出信号によって計測し、調理物を
CCDカメラ115によって撮影することによって行
う。そして、これらの観測結果は、調理情報ボード12
0に送信する。
【0074】ステップ5003調理情報ボード120の
ボード制御処理部128は、受信した観測結果をタッチ
パネル式LCD表示器125のLCDに表示する。加熱
調理の終了は、スピーカ126を動作させて音声報知す
るように構成すると良い。
【0075】従って、調理人は、任意の場所で調理情報
ボード120のタッチパネル式LCD表示器125のL
CDを観察することにより、加熱調理の進行状態を把握
して該加熱調理を管理することができる。
【0076】図12は、基準調理レシピの変形例を示し
ている。この基準調理レシピデータベースは、調理器制
御情報として、前記消費電力量の他に、調理物の仕上げ
温度情報や仕上がり画像情報を保持している。そして、
この仕上げ温度と仕上がり画像情報は、そのまま利用調
理レシピの調理情報に含めて調理情報ボード120に送
信する。
【0077】従って、調理情報ボード120は、仕上げ
温度情報も電子オーブンレンジ110に転送する。電子
オーブンレンジ110は、調理物の温度を赤外線温度セ
ンサ114によって検出しながら加熱器114の加熱出
力や加熱時間を制御することができる。また、調理情報
ボード120は、利用調理レシピの仕上がり画像を見本
として表示すると共に該画像に並べて撮影画像を表示す
ることにより、両者を見較べながら加熱調理の進行状態
を観察することができる。
【0078】なお、基準調理レシピの調理器制御情報と
しての温度情報や画像情報は、加熱調理の進行状態(複
数段階)に応じた複数の情報とし、画像情報について
は、静止画像だけではなく、動画像を取り入れると煮沸
状態を表現することができるので便利である。また、こ
れらの画像情報は、食材準備や下拵え段階のものまで表
示(特に動画表示)するようにすれば、食材準備から下
拵えまでを一層判り易くすることができる。
【0079】以上に説明した実施の形態は、参考料理メ
ニューや利用調理レシピの取得と電子オーブンレンジ1
10の制御情報の設定を調理情報ボード120で行うよ
うに構成しているが、その一部の機能は、電子オーブン
レンジ110に移し、または、双方で任意に実行するこ
とができるように変形することができる。
【0080】また、加熱調理器本体110として回転テ
ーブル式の電子オーブンレンジを例示したが、回転テー
ブルをもたない電子オーブンレンジやその他の加熱調理
器でも同様に実施することができる。
【0081】また、通信ネットワーク300に接続した
オンライン形態での実施の形態を説明したが、通信ネッ
トワーク300から切り離したオフライン形態での実施
は、調理情報ボード120の外部メモリ媒体挿入スロッ
ト124に基準調理レシピデータベース202および加
熱調理器仕様データベース203と同様な情報を記憶さ
せた外部メモリ媒体を接続し、ボード制御処理部128
に調理レシピサービスステーション200におけるサー
ビス情報処理部201と同様な参考料理メニュー作成処
理機能と利用調理レシピ作成処理機能を持たせることに
より、調理情報ボード120内において、参考料理メニ
ューを作成して表示する処理と希望料理の利用調理レシ
ピを作成して表示する処理と電子オーブンレンジ110
を制御する処理を実行させることができるように構成す
る。
【0082】従って、調理情報ボード120は、オンラ
イン動作機能とオフライン動作機能を備え、加熱調理器
100の設置形態(オンライン/オフライン)に応じて
動作機能を切り換える(選択する)ことができるように
構成することが望ましい。
【0083】
【発明の効果】本発明は、加熱調理器における調理情報
ボードによって、使用する加熱調理器本体の消費電力に
応じた利用調理レシピを取得し、この利用調理レシピに
含まれる調理器制御情報に基づいて加熱調理器本体に制
御情報を設定して加熱調理を実行させることができるの
で、加熱調理器の操作を容易且つ正確に行うことができ
る。
【0084】また、調理情報ボードを加熱調理器本体か
ら分離可能な携帯型に構成したことにより、取得した調
理レシピに基づく材料の入手,調理,調理中における調
理人の行動の制約を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における加熱調理システム
の機能ブロック図である。
【図2】図1に示した加熱調理システムの加熱調理器に
おける加熱調理器本体の機能ブロック図である。
【図3】図1に示した加熱調理システムの加熱調理器に
おける調理情報ボードの外観斜視図である。
【図4】図1および図3に示した調理情報ボードの機能
ブロック図である。
【図5】図1に示した加熱調理システムにおける調理レ
シピサービスステーションの機能ブロック図である。
【図6】図5に示した調理レシピサービスステーション
における基準調理レシピデータベースが保持する基準調
理レシピの一例である。
【図7】図5に示した調理レシピサービスステーション
における加熱調理器仕様データベースが保持する電子オ
ーブンレンジの機器仕様データの一例である。
【図8】図1に示した加熱調理システムにおける操作お
よび動作手順を示す模式図である。
【図9】図9に示した手順に従って電子オーブンレンジ
の本体制御処理部と調理情報ボードのボード制御処理部
と調理レシピサービスステーションのステーション制御
処理部が実行する制御処理のフローチャートである。
【図10】図5に示した調理レシピサービスステーショ
ンにおけるサービス情報処理部が作成する利用調理レシ
ピの一例である。
【図11】図5に示した調理レシピサービスステーショ
ンにおけるサービス情報処理部が作成する利用調理レシ
ピの他の例である。
【図12】図5に示した調理レシピサービスステーショ
ンにおける基準調理レシピデータベースが保持する基準
調理レシピの他の例である。
【符号の説明】
100…加熱調理器、110…加熱調理器本体(電子オ
ーブンレンジ)、120…調理情報ボード、200…調
理レシピサービスステーション、300…通信ネットワ
ーク。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24C 7/02 350 F24C 7/02 350J 7/04 301 7/04 301Z 15/00 15/00 K G06F 17/60 176 G06F 17/60 176A (72)発明者 本間 満 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 3L086 CA04 CA07 CA09 CA11 CA16 CC11 CC16 DA24 DA28 3L087 BA03 BA04 BA09 BC10 BC14 DA24 DA28

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱調理器と、利用調理レシピを作成して
    提供する調理レシピサービスステーションを備えた加熱
    調理システムにおいて、 前記加熱調理器は、加熱調理器本体と調理情報ボードを
    備え、前記調理情報ボードは、通信ネットワークを介し
    て前記調理レシピサービスステーションと通信して、使
    用する加熱調理器本体の機器情報および希望する料理の
    利用調理レシピの要求を前記調理レシピサービスステー
    ションに送信すると共に該調理レシピサービスステーシ
    ョンで作成した利用調理レシピを取得するように構成
    し、 前記調理レシピサービスステーションは、調理器制御情
    報として消費電力量を含んだ基準調理レシピを保持する
    基準調理レシピデータベースを備え、希望された料理に
    応じて作成する利用調理レシピの調理器制御情報を、使
    用する加熱調理器本体に応じた加熱所要時間で表すよう
    に構成したことを特徴とする加熱調理システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記調理レシピサービ
    スステーションは、基準調理レシピデータベースで保持
    する基準調理レシピの調理器制御情報における消費電力
    量を単位調理量当たりの消費電力量とし、作成する利用
    調理レシピにおける調理器制御情報における加熱所要時
    間は希望された料理の調理量に応じて演算することを特
    徴とする加熱調理システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記調理情報
    ボードは、取得した利用調理レシピの調理器制御情報を
    加熱調理器本体に転送して該加熱調理器本体に設定する
    ように構成したことを特徴とする加熱調理システム。
  4. 【請求項4】請求項1〜3の1項において、前記調理レ
    シピサービスステーションは、更に、各種の加熱調理器
    の機器情報とその加熱調理器の消費電力を対にして保持
    する加熱調理器仕様データベースを備え、使用する加熱
    調理器の機器情報に基づいて該加熱調理器本体の消費電
    力を特定することを特徴とする加熱調理システム。
  5. 【請求項5】請求項1〜4の1項において、前記調理レ
    シピサービスステーションは、基準調理レシピデータベ
    ースの調理情報として、更に、調理物の仕上がり画像情
    報を保持し、作成する利用調理レシピの調理情報に調理
    物の仕上がり画像情報を含めて提供し、 前記加熱調理器本体は、加熱室内の調理物を撮影するカ
    メラを備え、調理情報ボードは利用調理レシピに含まれ
    る仕上がり画像情報と前記カメラで撮影して得た調理物
    の画像情報を表示するようにしたことを特徴とする加熱
    調理システム。
  6. 【請求項6】加熱調理器本体と調理情報ボードを備えた
    加熱調理器において、 前記調理情報ボードは、調理器制御情報として消費電力
    量を含んだ基準調理レシピを保持する基準調理レシピデ
    ータベースと、使用する加熱調理器本体の機器情報およ
    び希望する料理の利用調理レシピの作成要求を入力する
    手段と、使用する加熱調理器本体に応じた加熱所要時間
    で調理器制御情報を表すように構成した利用調理レシピ
    を作成する手段と、作成した利用調理レシピを表示する
    手段を備えたことを特徴とする加熱調理器。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記基準調理レシピデ
    ータベースで保持する基準調理レシピの調理器制御情報
    における消費電力量を単位調理量当たりの消費電力量と
    し、作成する利用調理レシピにおける調理器制御情報に
    おける加熱所要時間は希望された料理の調理量に応じて
    演算することを特徴とする加熱調理器。
  8. 【請求項8】請求項6または7において、前記調理情報
    ボードは、取得した利用調理レシピの調理器制御情報を
    加熱調理器本体に送信して該加熱調理器本体に設定する
    ように構成したことを特徴とする加熱調理器。
  9. 【請求項9】請求項6〜8の1項において、前記調理情
    報ボードは、更に、各種の加熱調理器の機器情報とその
    加熱調理器の消費電力を対にして保持する加熱調理器仕
    様データベースを備え、使用する加熱調理器の機器情報
    に基づいて該加熱調理器本体の消費電力を特定すること
    を特徴とする加熱調理器。
  10. 【請求項10】請求項6〜9の1項において、前記調理
    情報ボードは、基準調理レシピデータベースの調理情報
    として、更に、調理物の仕上がり画像情報を保持し、作
    成する利用調理レシピの調理情報に調理物の仕上がり画
    像情報を含めて提供し、 前記加熱調理器本体は、加熱室内の調理物を撮影するカ
    メラを備え、調理情報ボードは、利用調理レシピに含ま
    れる仕上がり画像情報と前記カメラで撮影して得た調理
    物の画像情報を表示するようにしたことを特徴とする加
    熱調理器。
  11. 【請求項11】請求項6〜10の1項において、前記調
    理ボードは、加熱調理器本体から分離可能な携帯型に構
    成したことを特徴とする加熱調理器。
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