JP2003214628A - 情報端末装置、調理情報システム、自動調理器 - Google Patents

情報端末装置、調理情報システム、自動調理器

Info

Publication number
JP2003214628A
JP2003214628A JP2002013389A JP2002013389A JP2003214628A JP 2003214628 A JP2003214628 A JP 2003214628A JP 2002013389 A JP2002013389 A JP 2002013389A JP 2002013389 A JP2002013389 A JP 2002013389A JP 2003214628 A JP2003214628 A JP 2003214628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooking
automatic
terminal device
information terminal
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002013389A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3927819B2 (ja
Inventor
Kentaro Okamoto
健太郎 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2002013389A priority Critical patent/JP3927819B2/ja
Publication of JP2003214628A publication Critical patent/JP2003214628A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3927819B2 publication Critical patent/JP3927819B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Ovens (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)
  • Cookers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末装置側で外部から入手した調理レシピの
実施に際して、調理の進行と自動調理器の使用に際して
使い勝手に優れたものを提供する。 【解決手段】 情報端末装置の制御回路は、外部から取
得した調理レシピについて表示パネルに図示のように表
示させる。調理レシピの材料と作り方のうちの作り方の
情報には、手順1と3に自動調理器である電子レンジに
よる自動調理が含まれており、各手順毎に送信ボタンが
配置表示されている。送信ボタンを操作すると、制御回
路により電子レンジ側に対応する自動調理の制御コード
を送信し、自動調理の条件設定が可能となる。使用者
は、電子レンジのスタートスイッチを操作すると、その
自動調理を実行することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジ等の自
動調理が可能な調理器についてその設定を送信して設定
することができるようにした情報端末装置、調理情報シ
ステム、自動調理器に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、電子レンジに代
表される自動調理が可能な調理器においては、独立した
状態(スタンドアローン)で使用するものが主体であっ
たが、近年においては、インターネットの普及などに伴
い、外部から調理レシピをダウンロードしてその調理レ
シピにあった加熱制御条件を自動的に設定して自動調理
を可能にするようにしたものが出現してきた。
【0003】この場合、外部のWebサーバなどから調
理レシピをダウンロードしてこれを電子レンジに設定す
るためには、電子レンジ本体側でこのような操作を行う
のではなく、パソコンを用いてデータの入手や設定を行
うことが便利であり、パソコンにダウンロードした調理
レシピのうちの電子レンジによる加熱制御を行う部分で
その加熱制御の条件を示す制御コードなどをパソコンか
ら送信することができると使い勝手が良い。
【0004】さらには、パソコンのような持ち運びが面
倒なものではなく、小型の情報端末装置を用いることが
できれば使い勝手を向上させることができ、調理を行う
際に、傍らに置いて見ながら作業を行うことができる利
点がある。
【0005】ところで、このような調理レシピの中に
は、電子レンジや他の調理器具を用いて複数回加熱調理
を経て完成する複雑なものがあるので、各加熱調理に必
要な調理条件の設定を行うためには、使用者は面倒な作
業が強いられることになると共に、どのように操作を行
うかがわかりにくくなる点で、使い勝手が低下してしま
うことが考えられる。つまり、調理作業を進める上で、
調理レシピをどのように表示し、自動調理のための制御
データの送信をどのように行うかを設定することは使い
勝手を考えると非常に重要なポイントとなり、操作性に
優れたものが要求されている。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、端末装置側で外部から入手した自動調
理器による調理過程を含んだ調理レシピについて、調理
の進行と自動調理器の使用に際して使い勝手に優れた情
報端末装置、調理システム、自動調理器を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の情報
端末装置は、調理レシピを表示する表示手段と、自動調
理器に対して調理内容の設定をするための制御コードを
送信可能な通信手段と、調理のための操作入力を行う操
作手段と、前記表示手段に前記調理レシピの情報のうち
の調理方法について表示する場合に、その作り方の手順
中に前記自動調理器による調理過程が必要となるところ
に前記調理内容の設定をするための送信ボタンを表示さ
せると共に、その送信ボタンが操作されると前記通信手
段に対して制御コードを送信させるように制御する制御
手段とを設けたところに特徴を有する。
【0008】上記構成を採用することにより、表示手段
には調理レシピが表示され、そのうちの調理方法に関す
る表示状態では、自動調理器による自動調理が必要とな
るところに送信ボタンが表示されるので、使用者は自動
調理を行う際にその部分に表示された送信ボタンを操作
入力することで、制御手段によりその制御コードの送信
がなされるようになる。この制御コードは、自動調理器
側で受信されると、自動調理の条件を設定してその調理
レシピに必要な自動調理を行うことができるようにな
る。これにより、使用者が表示手段に表示されている調
理レシピの作り方を見ながら調理を進行させ、必要な部
分で自動調理を行うべく自動調理器を用いて簡単かつ迅
速に自動調理を行うことができるようになる。
【0009】請求項2の情報端末装置は、前記制御手段
を、前記調理レシピを前記表示手段に表示させる場合
に、その調理レシピの材料を表示する画面と、調理方法
を表示する画面とを異なる画面で表示させるようにし
た。これにより、使用者が調理のための食材をそろえる
場合には材料の表示画面を見ながら必要な情報を読み取
って調達するものを間違いなく認識することができ、ま
た、調理を実施する場合には、その作り方の表示画面を
見ながら行うことができ、その場面場面で必要となる情
報のみを的確に表示して使用者の認識度を高めることが
できるとともに、すっきりとした見やすい表示とするこ
とで、調理を進行させる上でもわかりやすい表示とする
ことができるようになる。
【0010】請求項3の情報端末装置は、上記各発明に
おいて、前記制御手段を、前記調理レシピの情報のうち
の調理方法について前記表示手段に表示する場合に、個
々の手順の中に前記自動調理器による調理過程が含まれ
る手順では、その調理過程の近傍に前記送信ボタンを配
置して表示させるようにした。これにより、ひとつの調
理レシピの中に複数回の自動調理が含まれる場合でも、
操作を間違えることなく確実に必要な自動調理を自動調
理器に実施させることができるようになる。
【0011】請求項4の情報端末装置は、上記各発明に
おいて、前記制御手段を、前記調理レシピの情報のうち
の調理方法について前記表示手段に表示する場合に、個
々の手順の表示内容では前記自動調理器による調理過程
が複数とならないように設定するようにした。これによ
り、自動調理を行う場合にその場面で必要な条件が設定
される制御コードを確実に自動調理器側に送信させるこ
とができ、確実に調理条件の設定が可能となるととも
に、使用者にとっても間違えることなく確実に操作する
ことができるようになる。
【0012】請求項5の情報端末装置は、上記各発明に
おいて、前記制御手段を、前記送信ボタンが操作された
ことに応じてその調理内容の設定をするための制御コー
ドの送信が終了するまでの期間中、前記表示手段に送信
中である旨の表示を行わせるようにした。これにより、
制御コードの送信中に使用者が送信中であることを知ら
ずに操作して自動調理器の操作が確実に行えなくなると
いった不具合が発生するのを防止することができ、使用
者は送信が終了したことを確認してから自動調理器の操
作を行うことができるようになる。
【0013】請求項6の情報端末装置は、上記各発明に
おいて、前記制御手段を、前記送信ボタンが操作された
ことに応じてその調理内容の設定をするための制御コー
ドの送信が終了すると、前記表示手段に自動調理器によ
る調理開始の操作を促す表示を行わせるようにした。
【0014】これにより、使用者は、自動調理器側への
送信コードの送信が終了した時点で、調理開始のための
操作が有効になったことを表示手段の表示により確認す
ることができ、確実に自動調理を行うことができるよう
になる。
【0015】請求項7の情報端末装置は、上記各発明に
おいて、前記制御手段を、前記自動調理器から送信され
る信号に基づいて自動調理中と判断される期間中、前記
表示手段に自動調理中である旨の表示を行わせるように
した。
【0016】これにより、使用者は自動調理器による自
動調理が行われていることを表示手段を見ることにより
確認でき、自動調理器が配置されているところまで行か
なくてもよくなり、他の調理過程を進めながら手元に置
いて表示手段を見ながらその調理過程の進行状態を認識
することができるようになる。
【0017】請求項8の情報端末装置は、上記各発明に
おいて、前記制御手段を、前記自動調理器から送信され
る信号に基づいて自動調理が終了したと判断されると、
前記表示手段に自動調理が終了した旨の表示を行わせる
ようにした。これにより、自動調理が終了したことを手
元に置いて表示手段を見ることにより確認することがで
き、使い勝手が向上するようになる。
【0018】請求項9の情報端末装置は、上記各発明に
おいて、前記制御手段を、前記自動調理器から送信され
る信号に基づいて自動調理が終了したと判断されると、
それ以後はその自動調理のための前記送信ボタンの表示
を停止させるようにしたので、複数の送信ボタンが表示
される場合などで終了したものについてはこれを表示し
ないようにすることで、繰り返し同じ送信ボタンを操作
してしまなどの誤操作を極力防止して確実な操作が行え
るようになるとともに、使用者にとっては煩雑な表示が
簡素化されることで操作性に優れた表示状態とすること
ができるようになる。
【0019】請求項10の情報端末装置は、上記各発明
において、前記制御手段を、前記表示手段による前記調
理レシピの表示中に複数の送信ボタンが表示された状態
では、後の調理過程に対応する送信ボタンが操作される
とそれよりも前の調理過程に対応する送信ボタンの表示
を消去するようにした。これにより、例えば、前の調理
過程で指定されている自動調理器とは違う他の調理器具
を用いて調理を実施した場合などで、自動調理器に制御
コードを送信する必要がなくなった場合などにおいて、
次の送信ボタンを操作することでそのまま前の送信ボタ
ンの表示をキャンセルでき、無用な表示を続けることに
よる煩雑な表示をなくし、操作性の向上とともに誤操作
を防止することができるようになる。
【0020】請求項11の情報端末装置は、上記各発明
において、前記操作手段による操作時にその操作をキャ
ンセルして前の状態に戻すための戻るボタンを設けたの
で、上記した場合と異なり、使用者が確実にキャンセル
することを意思をもって操作することにより送信ボタン
の表示を消去させることができるようになる。
【0021】請求項12の情報端末装置は、上記各発明
において、前記操作手段として使用の音声による入力を
受け付ける音声入力手段を設け、前記制御手段を、前記
音声入力手段により入力された音声に対応する操作入力
を受け付けるように構成した。これにより、使用者が調
理中に手が離せない場合でも、作業を進めながら音声に
より入力して操作することができ、作業効率を高めて使
い勝手を向上させることができるようになる。
【0022】請求項13の情報端末装置は、前記制御手
段を、前記調理レシピの情報のうちの調理方法に複数の
異なる自動調理器による調理過程が含まれる場合には、
その手順の表示中に示す送信ボタンが操作されると、対
応する自動調理器に前記制御コードを送信するように構
成した。これにより、複数の自動調理器を用いた調理を
行う場合でも、それぞれに対応した自動調理の制御コー
ドを送信して自動調理の設定を行うことができるように
なり、使い勝手に優れたものとすることができる。
【0023】請求項14の情報端末装置は、上記各発明
において、前記制御手段を、前記調理レシピの表示を表
示手段に行わせる場合に、自動調理を行う前記自動調理
器についてイラストで表示させるようにしたので、使用
者にとっては自動調理器の種類が複数存在する場合にど
れを使用するかを視覚的に捉えやすくなり、誤操作など
を防止して使い勝手に優れたものとすることができる。
【0024】請求項15の情報端末装置は、上記各発明
において、前記制御手段を、前記調理レシピの表示を表
示手段に行わせる場合に、自動調理を行う前記自動調理
器が複数存在する場合には、それらをイラストで表示さ
せると共に、調理手順中で使用する場合にこれを使用対
象として認識できるように表示状態を変化させるように
したので、どの段階の調理過程を実施していてどの自動
調理器が必要な場面であるかを視覚的に迅速に認識する
ことができるようになる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を電子レンジを主な
自動調理器として利用して調理を行う場合のシステムに
適用した場合の第1の実施形態について図面を参照して
説明する。図2はシステムの全体構成を概略的に示すも
ので、情報端末装置としてのホーム端末装置1は、冷蔵
庫2の扉2aの部分に着脱可能に装着されている。
【0026】このホーム端末装置1は、後述するように
外部ネットワークとしてのインターネット3に接続可能
に設けられると共に、ネットワークとしての住宅内ネッ
トワーク4を介して上記した冷蔵庫2と通信が可能とな
るように設けられると共に、電子レンジ5、電磁調理可
能なクッキングヒータ6あるいは炊飯器7とも通信が可
能となるように設けられている。そして、これら冷蔵庫
2、電子レンジ5、クッキングヒータ6および炊飯器7
は、それぞれ条件を設定した上で調理開始をすると、自
動的に加熱調理あるいは冷却調理を実行する自動調理器
としての機能を備えたものである。
【0027】図2はホーム端末1の外観を示すもので、
これは、扁平な矩形容器状をなす本体ケース1aの前面
部にほぼ全面を占めるように液晶パネルからなる表示パ
ネル8を備えると共に、右側に操作部9として操作ボタ
ン9a,9b,9cを備えている。操作ボタン9a,9
b,9cは、それぞれ電源スイッチ、ホーム画面表示ス
イッチ、メール画面表示スイッチとしてワンタッチで移
行できるように設定されている。また、表示パネル8に
は、その前面部にタッチセンサ10(図1参照)を備え
ており、画面上に表示されたボタンを手で触れることに
より操作入力を行うことができるように構成されてい
る。
【0028】図4は、自動調理器としての電子レンジ5
の外観を示している。本体5aは、矩形容器状をなし、
前面にドア10が加熱室11を開閉可能に設けられ、前
面右側には操作パネル12と共に表示部13が設けられ
た構成である。操作パネル12の上部には調理開始を操
作入力するための「スタート/ネットメニュー」キー1
2aが配設されている。また、操作パネル12には種々
の設定用の操作ボタンが設けられているが、ここではそ
の具体的な構成についての説明は省略する。
【0029】加熱室11内には、底面部にターンテーブ
ル14が配設され、加熱動作中に被加熱物を回転させ
る。ターンテーブル14の回転軸下部には軸にかかる荷
重を検知して加熱調理の時間などを設定するための重量
センサ15(図5参照)が設けられている。
【0030】図1は、ホーム端末1の電気的構成を示す
もので、制御手段としての制御回路16は、マイコンを
主体としてROM、RAMなどからなり、後述する調理
レシピの表示および送受信の制御を行うための制御プロ
グラムがあらかじめ記憶されている。この制御回路16
には、前述した表示パネル8、操作部9およびタッチセ
ンサ10が接続されると共に、音声出力部17、音声入
力部18、記憶部19、通信回路20、外部ネットワー
ク通信部21が接続されている。
【0031】音声出力部17は、使用者に伝えるべき情
報を音声合成を行ってスピーカなどから音声により出力
するためのものであり、ここでは、例えば調理レシピの
内容や、操作手順などを音声により案内する場合に用い
る。音声入力部18は、利用者が音声により必要な操作
などを入力するためのものであり、具体的にはマイクロ
ホンなどを用いている。
【0032】記憶部19は、調理レシピのデータや自動
調理器の調理条件を送信するときのデータを表す制御コ
ードを記憶するためのものである。通信回路20は、例
えばブルートゥースのプロトコルを採用した通信機能を
有するもので、前述の冷蔵庫2、電子レンジ5、クッキ
ングヒータ6あるいは炊飯器7との間で通信を行うこと
ができるように構成されたものである。外部ネットワー
ク通信部21は、前述したインターネット3を介して調
理情報提供サーバ22にアクセス可能に設けられたもの
で、データベース22aに記憶されている調理レシピの
データをダウンロードして取り込むことができるように
構成されている。
【0033】図5は自動調理器の一つである電子レンジ
5の電気的構成を示している。なお、ここでは、電気的
構成のうちの本発明と関係が深い部分を取り出して示し
ているが、他にも加熱制御を行うための必須の構成要素
として設けるものが存在しており、これらを制御するこ
とで加熱調理を行うように構成されている。
【0034】調理制御手段としての制御回路23は、マ
イコンを主体としてROM、RAMなどからなり、あら
かじめ設定されている制御コードに従った調理あるい
は、外部から取り込まれた調理レシピの制御コードに対
応して加熱調理の制御を行うように構成されている。こ
の制御回路23には、前述した操作パネル12、表示部
13、重量センサ15に加えて、加熱手段としてのマグ
ネトロン24、グリルやトーストを行うためのヒータ2
5、制御プログラムや各種データが記憶された記憶部2
6、加熱室11のドア10の開閉状態を検出するドアス
イッチ27などが接続されている。
【0035】なお、この構成において示している重量セ
ンサ15およびドアスイッチ27は、それぞれ、本来の
重量測定つまりターンテーブル14に載置した食品の重
量を測定する機能、およびドア10の開閉を検知する機
能を実行すると共に、これらの検出信号を利用して加熱
調理が終了した後に庫内11から食品が取り出されたこ
とを遠隔で検出するための信号として用いるようにして
いる。
【0036】つぎに本実施形態の作用について、図6な
いし図18も参照して説明する。ホーム端末1は、電源
スイッチ9aが操作されると、初期画面表示として種々
のメニューのうちから所望する作業を選択して画面に触
れることで入力操作をすることができるようになってい
る。
【0037】いま、調理レシピをインターネット3を介
してダウンロードする場合を例にとって説明する。使用
者によりインターネットへの接続が選択操作されると、
制御回路16は、外部ネットワーク通信部21からイン
ターネット3に接続し、調理情報提供サーバ22にアク
セスする。Web画面が表示パネル8に表示されると、
所望する調理レシピを選んでダウンロードすることがで
きる。ダウンロードにより受信した調理レシピのデータ
は記憶部19に記憶される。
【0038】調理レシピは、材料データと作り方のデー
タとからなるものであるが、これらは別々の画面に表示
されるようになっている。たとえば、図7,8には調理
レシピとして「ミートローフ」をダウンロードして表示
した場合を示している。図7には、材料がたとえば4人
分を例にとって示されている。なお、この材料の分量に
ついては、人数を指定することで指定した人数に対応し
た表示をさせることができる。それは、タイトル表示の
下に設けられた選択ボタンを操作することで指定するこ
とができる。「2人」、「3人」、「4人」はそのボタ
ンを操作することで指定でき、それ以外の人数の場合に
は右側に表示されたプルダウンメニューを操作してその
中から所望の人数を指定することができる。
【0039】さて、図7の画面表示では、上部にこのシ
ステムの名称として「ホームナビ」と表示され、左上に
この調理レシピで使用する自動調理器の種類をイラスト
で示し右上にはこの調理レシピのメニューの完成写真が
表示される。また、左下にはインデックス表示画面への
ジャンプボタンと、トップ画面へのジャンプボタンが配
置されている。さらに、画面右下には次の画面に移行す
るための「つぎへ」のボタンが配置されている。
【0040】図8の画面表示では、図7と同様の画面構
成の中に作り方の表示がなされている。ここでは、4つ
の手順に分けて示されている。第1及び第3の手順では
電子レンジ5による加熱調理が含まれるので、その自動
調理の条件を示す制御コードを送信するために、右側に
「送信」のボタンが配置されている。その右側には、こ
の手順1あるいは手順3での加熱調理を自動調理しない
で他の手段を用いたり手動で行う場合に、その送信をキ
ャンセルすることができる「スキップ」ボタンが配置さ
れている。
【0041】手順2及び手順4では使用者による作業が
中心となり、加熱調理は含まれない。次の手順3では、
再び電子レンジ5を用いた加熱調理が含まれるので、そ
のための「送信」ボタンと「スキップ」ボタンが配置さ
れる。また、この作り方の画面表示では、画面下部に
「もどる」のボタンが配置されている。これは、前の画
面表示(ここでは材料の表示画面)に戻るためのもの
で、以後説明する表示画面においてもこの「もどる」ボ
タンは表示される。
【0042】次に、実際に使用者がこの調理レシピに従
って調理を行う場合の動作について説明する。手順1に
て材料が準備できると前述の図8の表示画面において、
手順1の右側に表示された「送信」のボタンを操作する
と、制御回路16はダウンロードしたときに記憶してい
る自動調理の条件を示すデータを制御コードとして電子
レンジ5に送信する。ここでは、制御回路16は、通信
回路20を通じて無線信号を送信し、電子レンジ5にお
いては通信回路28を通じてこれを受信し、電子レンジ
側の制御回路23において制御コードを受け取り、記憶
部26に記憶される。
【0043】このとき、ホーム端末1側では、制御コー
ドの送信を開始すると、図9に示すように、「送信」及
び「スキップ」のボタン表示に代えて「送信中」の表示
を行うようになる。一方、電子レンジ5側においては受
信を開始すると、制御回路23により、図6(a)に示
すように、表示部13に受信中を示すアンテナのマーク
13aを表示させ、アンテナが電波を受信状態であるこ
とをアニメーションで表示させる。
【0044】ここで、ホーム端末1と電子レンジ5との
間では、制御コードの送信が確実に行われたことをチェ
ックしている。たとえば、ホーム端末1側から同じ制御
コードを複数個送信し、電子レンジ5側で受信した制御
コードがすべて同じであった場合にOKとするやり方
や、あるいは、電子レンジ5側で受信した制御コードを
再びホーム端末1側に送り返し、これがホーム端末1側
で送信したものと同じであればOKとするやり方などが
ある。
【0045】このようにして、ホーム端末1側において
は、制御コードの送信が完了すると、図10に示すよう
に、手順1の右側部分に「レンジに料理を入れて「スタ
ート/ネットメニュー」を押してください」の表示を行
う。これは、自動調理の準備が整ったので、使用者に対
して調理開始の操作を促す表示である。なお、このホー
ム端末1側から電子レンジ5の自動調理開始をすること
は、安全上の理由からできないように設定されている。
【0046】一方、電子レンジ5側においては、図6
(b)に示すように、表示部13に制御コードの受信が
完了して自動調理が可能な状態となっていることが表示
される。ここでは、「レンジ」の表示13b、「ネット
メニュー」13c、「手順1」13dなどを表示し、ネ
ットメニューの手順1の自動調理の設定を受信したこと
を表示している。
【0047】この後、使用者により電子レンジ5の「ス
タート/ネットメニュー」スイッチ12aが操作される
と、制御回路23は、これを受け付けて制御コードに従
った条件(たとえば、加熱出力、加熱時間などの条件)
でマグネトロン24やヒータ25を駆動制御して自動調
理を行う。また、自動調理を開始すると、制御回路23
は、通信回路28を介してホーム端末1側に調理を開始
したことを示す信号を送信する。
【0048】ホーム端末1側では、通信回路20を介し
て電子レンジ5側から調理開始の信号を受信すると、制
御回路16は、図11に示すように、自動調理が開始さ
れて「加熱中」の表示を行う。このとき、「加熱中」の
表示の右側に「取消」のボタンを同時に表示する。なん
らかの理由により、その自動調理を中断する必要が生じ
た場合には、その「取消」ボタンを操作することで電子
レンジ5側に加熱運転の取り消しを示す制御コードを送
信し、遠隔操作により制御することができるようになっ
ている。
【0049】なお、加熱運転を開始した後に、使用者が
上記した「取消」ボタンを操作した場合には、その制御
コードにより行われるべき自動調理の設定条件もキャン
セルされるようになる。再び同じ自動調理を行う場合に
は、制御コードの送信ボタンの操作に戻って実施する必
要がある。
【0050】この後、電子レンジ5側において自動調理
が終了すると、制御回路23は、その旨を示す信号をホ
ーム端末1側に送信する。すると、ホーム端末1の制御
回路16は、図12に示すように、自動調理が終了した
旨の「加熱終了」の表示を行うようになる。この「加熱
終了」の表示は、電子レンジ5の庫内11から料理が取
り出されるまで行われる。
【0051】使用者が電子レンジ5の扉10を開けて料
理を取り出すと、この動作がドアスイッチ27及び重量
センサ15により検知されるようになる。制御回路23
は、これらの信号を受信することにより、料理が庫内1
1から取り出されたことを認識し、ホーム端末1側に対
してその旨を示す信号を送信するようになる。
【0052】ホーム端末1側においては、図13に示す
ように、手順1の右側に表示していた「加熱終了」の表
示を消去して、その部分には何も表示しない状態とな
る。これにより、使用者にとっては、この手順1の作業
が完了したことを認識することができる。
【0053】以下、手順2の実施に際しては、そこに書
かれた内容の作業を行い、手順3に進むと、手順1のと
きと同様にして表示状態が移行してゆく。すなわち、図
13の表示状態において、手順3の準備が終了して「送
信」ボタンが操作されると、図14に示すような「送信
中」の表示がなされ、送信が完了すると「レンジに料理
を入れて「スタート/ネットメニュー」を押してくださ
い」の表示を行う。
【0054】このとき、電子レンジ5側においては、表
示部に再び図6(a)に示すような表示がなされ、手順
3の自動調理に相当する制御コードを受信して記憶部2
6に格納される。「スタート/ネットメニュー」スイッ
チ12aが操作されて自動調理が開始されると、受信し
た条件で加熱調理が実施されると共にホーム端末1に調
理開始の信号が送信される。
【0055】ホーム端末1側では、加熱調理が開始され
ると、図16に示すように「加熱中」の表示及び「取
消」の表示を行い、加熱調理が終了すると図17に示す
ように「加熱終了」の表示を行う。この後、電子レンジ
5の庫内11から料理が取り出されると、前述のように
してこれが認識され、ホーム端末1側でその信号を受信
すると図18に示すように、加熱に関する表示は消去さ
れる。これにより、使用者は調理手順で示された全ての
作業が終了して料理が完成したことを認識できるように
なる。
【0056】このような本実施例によれば、調理レシピ
を表示パネル8に表示させるときに、作り方の画面表示
状態では、電子レンジ5などの自動調理器による自動調
理が必要となるところに送信ボタンを表示し、調理の手
順中で自動調理を行う際にその部分に表示された送信ボ
タンを操作入力することで、使用者は確実にその自動調
理に必要な調理条件の制御コードを自動調理器側に送信
することができるようになる。
【0057】また、調理レシピの表示は材料と作り方と
を別々の画面表示を行うことで見やすくし、更に、作り
方の表示では自動調理が必要な手順については、ひとつ
の手順中に2以上の自動調理が含まれないように表示さ
せるので、調理レシピの手順中に複数の自動調理が含ま
れる場合でも、使用者がどの自動調理についての送信ボ
タンであるかを迷うことなく簡単且つ確実に必要な自動
調理を実行することができるようになる。
【0058】そして、送信ボタンを操作すると制御コー
ドの送信中の表示を行い、送信が終了すると自動調理器
による調理開始の操作を促す表示を行い、自動調理を実
施している期間中は調理中である表示を行い、自動調理
が終了すると終了の表示を行うようにしたので、使用者
は、表示パネル8を見ていれば自動調理器である電子レ
ンジ5の状態を認識することができ、これにより、各処
理における操作を電子レンジ5の動作状態を把握しなが
ら確実に行えるようになると共に、この間に、他の調理
手順の作業を進行させることもできるようになる。
【0059】また、自動調理が終了すると、表示パネル
8の送信ボタンの表示を停止するので、調理の進行と共
に残る自動調理で必要な送信ボタンのみが表示されるよ
うになり、使用者は間違いなく対応する手順の操作を行
うことができるようになると共に、煩雑となる無用な表
示をなくして見やすい表示状態とすることができるよう
になる。
【0060】図19及び図20は本発明の第2の実施形
態を示すもので、以下、第1の実施形態と異なる部分に
ついて説明する。すなわち、この実施形態では、前述の
実施形態の表示画面のうちの図8で示した表示状態を、
図19で示すように、「スキップ」ボタンを表示しない
ようにしている。
【0061】この表示画面の場合でも、前述同様に操作
をすることで自動調理の制御コードを電子レンジ5ある
いは他の自動調理器2,6,7に送信することができ、
前述同様の自動調理を行わせることができる。
【0062】そして、この実施形態では、例えば、手順
1での自動調理を他の調理機器を用いて行った場合、つ
まり指定されている自動調理器を使用していない場合
に、次の自動調理の手順3で、「送信」ボタンを操作し
たときに、そのとき表示されていた手順1の「送信」ボ
タンを消去すると共に、制御コードの送信中の表示を行
うようになる。
【0063】つまり、手順1の「送信」ボタンをキャン
セルするための「スキップ」ボタンの操作を行う必要が
なく、手順3の「送信」ボタンを操作することで、手順
1の「送信」ボタンのキャンセルを同時になされたこと
になるのである。これにより、使用者が操作に慣れてき
た場合には、第1の実施形態のように「スキップ」ボタ
ンの操作が不要となる分だけ操作回数が少なくなるので
使い勝手に優れたものとなる。
【0064】なお、このような第2の実施形態の操作機
能を第1の実施形態に選択的に設定可能に組み込むこと
により、慣れないうちは「スキップ」ボタンの表示を行
うモードで使用し、慣れてきたらこの実施形態の操作機
能を適用するように切替えるといった使用形態とするこ
ともできる。
【0065】図21は本発明の第3の実施形態を示すも
ので、第1の実施形態と異なるところは、自動調理器と
して電子レンジ5に加えて冷蔵庫2を用いた調理レシピ
を実施する例を示している。なお、冷蔵庫2は、食品の
冷蔵や冷凍保存をする機能に加えて、最近では、調理中
の料理を冷却する過程を経るものも有り、ここではその
ような冷却調理についても自動調理を実行するようにし
たものを示している。
【0066】冷蔵庫2は、図示はしないが、電子レンジ
5と同様にホーム端末1との間で制御コードの受信が行
えると共に各種の信号の授受を行えるようにした通信回
路を備えると共に、通信状態や調理の開始を促す表示部
を備える構成となっている。
【0067】図21には例えば「クリームチーズゼリ
ー」の調理レシピの作り方が示されている。3つの調理
手順が示されており、そのうち手順1では電子レンジ5
による加熱調理が自動調理となっており、手順3では冷
蔵庫2による冷却調理が自動調理となっている。
【0068】また、この表示画面では、使用する自動調
理器は電子レンジ5および冷蔵庫2であることが画面の
左上部分にイラストで表示されるようになっており、こ
れを見れば、使用者は使用する自動調理器がすぐに認識
することができるようになっている。
【0069】「送信」ボタンの操作に応じた制御コード
を送信する過程については第1の実施形態と同様であ
り、冷蔵庫2は制御コードを受信するとその調理条件に
従った設定を行い、冷却調理の開始操作を促すように表
示する。冷却調理としては、例えば、常温まで冷却する
「あら熱取り」や、加熱されて熱いままの状態から冷蔵
温度に冷却する場合の「熱もの冷蔵」、熱いままの状態
から冷凍温度に冷却する「熱もの冷凍」、あるいは常温
のものを急速に冷却する「急冷却」などがあり、これら
の冷却調理に対応して、切替えルームの温度設定や調理
時間の設定などを行う制御コードがあらかじめ設定され
ている。
【0070】上記実施形態では、電子レンジ5と冷蔵庫
2を自動調理器として使用する場について説明したが、
クッキングヒータ6や炊飯器7も自動調理器として用い
る複合的な調理を行うことは、もちろん可能であるし、
さらに他にも自動調理が可能なものであれば用いること
ができる。
【0071】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。情報端
末装置は、家電製品に付随的に設けるホーム端末1のよ
うなもの以外に、PDA(personal digital assistanc
e)などの独立した構成のものや、小型のパソコンなど
の汎用的に用いる構成のものを利用することもできる。
【0072】調理レシピは、インターネット以外に、他
の媒体から入手することもできるし、専用のソフトウェ
アなどを利用して取り込むこともできる。調理中の判断
は、調理開始時点と終了時点とに自動調理器側から信号
を送信して行う構成としても良いし、調理中にその旨の
信号を送信し続けることで示す構成としても良い。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報端末装置を、表示手段と、通信手段と、操作手段
と、制御手段とから構成し、表示手段に調理レシピの情
報のうちの調理方法について表示する場合に、その作り
方の手順中に自動調理器による調理過程が必要となると
ころに調理内容の設定をするための送信ボタンを表示さ
せると共に、その送信ボタンが操作されると通信手段に
対して制御コードを送信させるように制御するようにし
たので、使用者は自動調理を行う際にその部分に表示さ
れた送信ボタンを操作入力することで、制御手段により
その制御コードの送信がなされ、自動調理器側で受信さ
れると、自動調理の条件を設定してその調理レシピに必
要な自動調理を行うことができるようになる。これによ
り、使用者が表示手段に表示されている調理レシピの作
り方を見ながら調理を進行させ、必要な部分で自動調理
を行うべく自動調理器を用いて簡単かつ迅速に自動調理
を行うことができるようになる。
【0074】また、本発明の調理情報システムによれ
ば、上記した情報端末装置と制御コードを受信してその
制御コードに基づいた自動調理が可能な自動調理器とに
よる構成とすることで、自動調理器による調理条件の設
定を情報端末装置側から行えることから、使用者は、情
報端末装置に表示した調理レシピを見ながら調理を進行
させることができ、自動調理器による自動調理が必要と
なる場面ではその送信ボタンを操作することで制御コー
ドを送信して自動調理の条件を設定することができるよ
うになる。これにより、複雑な調理手順で自動調理が複
数含まれた調理レシピを利用して調理を行う場合でも、
見やすい表示で確実に操作して自動調理を行うことがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す電気的構成の概
略図
【図2】システムの概略構成を示す図
【図3】ホーム端末の外観図
【図4】電子レンジの外観図
【図5】電子レンジの電気的構成図
【図6】電子レンジの表示部の表示状態を示す図
【図7】ホーム端末の表示パネルに表示される調理レシ
ピの表示状態(その1)
【図8】ホーム端末の表示パネルに表示される調理レシ
ピの表示状態(その2)
【図9】ホーム端末の表示パネルに表示される調理レシ
ピの表示状態(その3)
【図10】ホーム端末の表示パネルに表示される調理レ
シピの表示状態(その4)
【図11】ホーム端末の表示パネルに表示される調理レ
シピの表示状態(その5)
【図12】ホーム端末の表示パネルに表示される調理レ
シピの表示状態(その6)
【図13】ホーム端末の表示パネルに表示される調理レ
シピの表示状態(その7)
【図14】ホーム端末の表示パネルに表示される調理レ
シピの表示状態(その8)
【図15】ホーム端末の表示パネルに表示される調理レ
シピの表示状態(その9)
【図16】ホーム端末の表示パネルに表示される調理レ
シピの表示状態(その10)
【図17】ホーム端末の表示パネルに表示される調理レ
シピの表示状態(その11)
【図18】ホーム端末の表示パネルに表示される調理レ
シピの表示状態(その12)
【図19】本発明の第2の実施形態を示す図8当図
【図20】図14相当図
【図21】本発明の第3の実施形態を示す図8相当図
【符号の説明】
1はホーム端末(情報端末装置)、2は冷蔵庫(自動調
理器)、3はインターネット(ネットワーク)、4は住
宅内ネットワーク(ネットワーク)、5は電子レンジ
(自動調理器)、6はクッキングヒータ(自動調理
器)、7は炊飯器(自動調理器)、8は表示パネル(表
示手段)、10はタッチセンサ(操作手段)、12は操
作パネル、12aはスタート/ネットメニュースイッ
チ、13は表示部、15は重量センサ、16は制御回路
(制御手段)、19は記憶部、20は通信回路(通信手
段)、21は外部ネットワーク通信部、22は調理情報
サーバ、22aはデータベース、23は制御回路(調理
制御手段)、26は記憶部、27はドアスイッチ、28
は通信回路(受信手段)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A47J 27/00 109 A47J 27/00 109P 109Z F24C 7/04 301 F24C 7/04 301Z 15/00 15/00 M G06F 17/60 176 G06F 17/60 176A Fターム(参考) 3L086 CA09 CA10 CA11 CA16 CC01 CC16 DA24 DA28 3L087 AA01 BA03 BA04 BA05 BA09 BC01 BC14 DA24 DA28 4B055 AA10 BA40 BA42 CA65 CD48 GC36 GC40

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理レシピを表示する表示手段と、 自動調理器に対して調理内容の設定をするための制御コ
    ードを送信可能な通信手段と、 調理のための操作入力を行う操作手段と、 前記表示手段に前記調理レシピの情報のうちの調理方法
    について表示する場合に、その作り方の手順中に前記自
    動調理器による調理過程が必要となるところに前記調理
    内容の設定をするための送信ボタンを表示させると共
    に、その送信ボタンが操作されると前記通信手段に対し
    て制御コードを送信させるように制御する制御手段とを
    設けたことを特徴とする情報端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報端末装置におい
    て、 前記制御手段は、前記調理レシピを前記表示手段に表示
    させる場合に、その調理レシピの材料を表示する画面
    と、調理方法を表示する画面とを異なる画面で表示させ
    ることを特徴とする情報端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の情報端末装置
    において、 前記制御手段は、前記調理レシピの情報のうちの調理方
    法について前記表示手段に表示する場合に、個々の手順
    の中に前記自動調理器による調理過程が含まれる手順で
    は、その調理過程の近傍に前記送信ボタンを配置して表
    示させるようにしたことを特徴とする情報端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の情
    報端末装置において、 前記制御手段は、前記調理レシピの情報のうちの調理方
    法について前記表示手段に表示する場合に、個々の手順
    の表示内容では前記自動調理器による調理過程が複数と
    ならないように設定することを特徴とする情報端末装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の情
    報端末装置において、 前記制御手段は、前記送信ボタンが操作されたことに応
    じてその調理内容の設定をするための制御コードの送信
    が終了するまでの期間中、前記表示手段に送信中である
    旨の表示を行わせることを特徴とする情報端末装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の情
    報端末装置において、 前記制御手段は、前記送信ボタンが操作されたことに応
    じてその調理内容の設定をするための制御コードの送信
    が終了すると、前記表示手段に自動調理器による調理開
    始の操作を促す表示を行わせることを特徴とする情報端
    末装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の情
    報端末装置において、 前記制御手段は、前記自動調理器から送信される信号に
    基づいて自動調理中と判断される期間中、前記表示手段
    に自動調理中である旨の表示を行わせることを特徴とす
    る情報端末装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の情
    報端末装置において、 前記制御手段は、前記自動調理器から送信される信号に
    基づいて自動調理が終了したと判断されると、前記表示
    手段に自動調理が終了した旨の表示を行わせることを特
    徴とする情報端末装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の情
    報端末装置において、 前記制御手段は、前記自動調理器から送信される信号に
    基づいて自動調理が終了したと判断されると、それ以後
    はその自動調理のための前記送信ボタンの表示を停止さ
    せることを特徴とする情報端末装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    情報端末装置において、 前記制御手段は、前記表示手段による前記調理レシピの
    表示中に複数の送信ボタンが表示された状態では、後の
    調理過程に対応する送信ボタンが操作されるとそれより
    も前の調理過程に対応する送信ボタンの表示を消去する
    ようにしたことを特徴とする情報端末装置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれかに記載
    の情報端末装置において、 前記操作手段による操作時にその操作をキャンセルして
    前の状態に戻すための戻るボタンを設けたことを特徴と
    する情報端末装置。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれかに記載
    の情報端末装置において、 前記操作手段として使用者の音声による入力を受け付け
    る音声入力手段を設け、 前記制御手段は、前記音声入力手段により入力された音
    声に対応する操作入力を受け付けるように構成されてい
    ることを特徴とする情報端末装置。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれかに記載
    の情報端末装置において、 前記制御手段は、前記調理レシピの情報のうちの調理方
    法に複数の異なる自動調理器による調理過程が含まれる
    場合には、その手順の表示中に示す送信ボタンが操作さ
    れると、対応する自動調理器に前記制御コードを送信す
    るように構成されていることを特徴とする情報端末装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし13のいずれかに記載
    の情報端末装置において、 前記制御手段は、前記調理レシピの表示を表示手段に行
    わせる場合に、自動調理を行う前記自動調理器について
    イラストで表示させることを特徴とする情報端末装置。
  15. 【請求項15】 請求項1ないし14のいずれかに記載
    の情報端末装置において、 前記制御手段は、前記調理レシピの表示を表示手段に行
    わせる場合に、自動調理を行う前記自動調理器が複数存
    在する場合には、それらをイラストで表示させると共
    に、調理手順中で使用する場合にこれを使用対象として
    認識できるように表示状態を変化させることを特徴とす
    る情報端末装置。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし15のいずれかに記載
    の情報端末装置と、 前記情報端末装置から制御コードを受信する通信手段を
    備えると共に受信した制御コードに基づいて自動調理を
    行う自動調理器とを備えたことを特徴とする調理情報シ
    ステム。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の調理情報システム
    において使用される自動調理器であって、 自動調理の機能として加熱調理および冷却調理のすくな
    くとも一方の機能を備えたものであることを特徴とする
    自動調理器。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の自動調理器におい
    て、 前記情報端末装置から制御コードを受信する受信手段
    と、 この受信手段により受信した制御コードに従った自動調
    理を実行する調理制御手段とを備えていることを特徴と
    する自動調理器。
  19. 【請求項19】 請求項17または18に記載の自動調
    理器において、 前記調理制御手段は、前記情報端末装置から受信した制
    御コードに基づいた自動調理を実施した場合には前記通
    信手段を介して前記情報端末装置側に自動調理の運転信
    号を送信するように制御することを特徴とする自動調理
    装置。
JP2002013389A 2002-01-22 2002-01-22 情報端末装置、調理情報システム、自動調理器 Expired - Lifetime JP3927819B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002013389A JP3927819B2 (ja) 2002-01-22 2002-01-22 情報端末装置、調理情報システム、自動調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002013389A JP3927819B2 (ja) 2002-01-22 2002-01-22 情報端末装置、調理情報システム、自動調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003214628A true JP2003214628A (ja) 2003-07-30
JP3927819B2 JP3927819B2 (ja) 2007-06-13

Family

ID=27650362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002013389A Expired - Lifetime JP3927819B2 (ja) 2002-01-22 2002-01-22 情報端末装置、調理情報システム、自動調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3927819B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009058774A3 (en) * 2007-10-31 2009-07-16 Whirlpool Co A recipe wand and recipe book for use with a networked appliance
JP2009187338A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Sharp Corp 調理支援装置及び調理システム
KR101167930B1 (ko) 2012-01-26 2012-07-30 주식회사 컴투루 스마트 레인지 및 이의 조리 방법
JP2014146604A (ja) * 2014-03-31 2014-08-14 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
JP2014211802A (ja) * 2013-04-19 2014-11-13 大阪瓦斯株式会社 調理支援装置
JP2016012247A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 富士機械製造株式会社 献立作成システム
JP2016027295A (ja) * 2014-06-30 2016-02-18 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブアメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 加熱調理装置、情報表示装置、制御方法、調理器具、およびコンピュータプログラム
JP2019020014A (ja) * 2017-07-13 2019-02-07 リンナイ株式会社 加熱調理器
JP2019168222A (ja) * 2014-12-11 2019-10-03 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 制御方法及び冷蔵庫
JP2019199974A (ja) * 2018-05-14 2019-11-21 シャープ株式会社 冷蔵庫、冷蔵庫制御方法、冷蔵庫制御プログラム
JP2021181878A (ja) * 2020-05-17 2021-11-25 株式会社Remy 音声制御調理器具プラットフォーム

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8816828B2 (en) 2005-06-09 2014-08-26 Whirlpool Corporation Recipe wand and recipe book for use with a networked appliance
WO2009058774A3 (en) * 2007-10-31 2009-07-16 Whirlpool Co A recipe wand and recipe book for use with a networked appliance
JP2009187338A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Sharp Corp 調理支援装置及び調理システム
KR101167930B1 (ko) 2012-01-26 2012-07-30 주식회사 컴투루 스마트 레인지 및 이의 조리 방법
JP2014211802A (ja) * 2013-04-19 2014-11-13 大阪瓦斯株式会社 調理支援装置
JP2014146604A (ja) * 2014-03-31 2014-08-14 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
JP2016012247A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 富士機械製造株式会社 献立作成システム
JP2016027295A (ja) * 2014-06-30 2016-02-18 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブアメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 加熱調理装置、情報表示装置、制御方法、調理器具、およびコンピュータプログラム
US10213046B2 (en) 2014-06-30 2019-02-26 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Cooking apparatus, information display apparatus, control method, cooking tool, and non-transitory computer-readable recording medium
JP2019168222A (ja) * 2014-12-11 2019-10-03 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 制御方法及び冷蔵庫
JP2019020014A (ja) * 2017-07-13 2019-02-07 リンナイ株式会社 加熱調理器
JP2019199974A (ja) * 2018-05-14 2019-11-21 シャープ株式会社 冷蔵庫、冷蔵庫制御方法、冷蔵庫制御プログラム
JP7116588B2 (ja) 2018-05-14 2022-08-10 シャープ株式会社 冷蔵庫、冷蔵庫制御方法、冷蔵庫制御プログラム
JP2021181878A (ja) * 2020-05-17 2021-11-25 株式会社Remy 音声制御調理器具プラットフォーム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3927819B2 (ja) 2007-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100500548B1 (ko) 가열제어 시스템
JP6561562B2 (ja) 加熱調理装置、情報表示装置、制御方法、調理器具、およびコンピュータプログラム
JP6865536B2 (ja) 加熱調理システム
JP2004093102A (ja) 電子レンジ及びその制御方法
WO2018200974A1 (en) Control system for cooking
JP2003214628A (ja) 情報端末装置、調理情報システム、自動調理器
JP2003307313A (ja) 加熱調理システムおよび加熱調理器
JP2015072802A (ja) 調理機器
JP2007278638A (ja) 調理支援システム
JPS6176825A (ja) 電子レンジ
JP2003214626A (ja) 加熱調理器システム
US11805940B2 (en) Food processor for controlling another household appliance
JP7446833B2 (ja) 加熱調理器システム
JP6632934B2 (ja) 加熱調理装置
JP2006129912A (ja) 炊飯器
JP2023047388A (ja) 調理支援システム
JPS613929A (ja) 調理器
JP7401203B2 (ja) 加熱調理器
US20230012415A1 (en) Method for Controlling a Kitchen Appliance System
EP3473935B1 (en) Cooking appliance with user-selectable sear feature
WO2023032469A1 (ja) 調理装置
JP7199981B2 (ja) 加熱調理器
CN110462293B (zh) 加热调理器及加热调理系统
CN116115081A (zh) 用于食物制备的系统和方法
JP2020190360A (ja) 加熱システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070305

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3927819

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100309

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120309

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140309

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term