JP2005060085A - 物品管理システム、記憶部材、読み出し装置及び保管庫 - Google Patents

物品管理システム、記憶部材、読み出し装置及び保管庫 Download PDF

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Abstract

【課題】
入出庫の管理コストを低減することができる物品管理システム、記憶部材、読み出し装置及び保管庫を提供する。
【解決手段】
物品管理システム1は、保管庫10における物品群60の入出庫を管理する。物品管理システム1は、記憶部材20と読み出し装置30とを備える。記憶部材20は、物品群60のそれぞれに対して付され、識別データ71と賞味期限73又は入庫時刻74とを記憶している。識別データ71は、物品群60のそれぞれを他の物品60a,60b,60c,・・・から識別するデータである。賞味期限73又は入庫時刻74は、物品群60のそれぞれに関する時間的な情報である。読み出し装置30は、識別データ71と賞味期限73又は入庫時刻74とを記憶部材20から読み出す。
【選択図】 図1

Description

本発明は、物品管理システム、記憶部材、読み出し装置及び保管庫に関する。
従来から、保管庫における物品の入出庫の管理は、人手により行われており、煩雑である。その煩雑さを回避するため、物品を他の物品から識別するデータである識別データを記憶している記憶部材(例えば、情報タグ、商品タグ)を物品に付して物品の入出庫を管理するシステムが提案されている(例えば、特許文献1,2参照。)。
特開2001―243364 (第1−5頁、第1−8図) 特開2001―317859 (第1−4頁、第1−13図)
しかし、従来のシステムでは、物品に関する時間的な情報である時間情報を管理するために、管理装置が記憶部材と別に必要である。そのため、管理すべき物品の数が増えると、管理装置における管理が煩雑になり入出庫の管理コストが増大する傾向がある。また、管理装置に大容量の記憶装置が必要になり、ハード面で入出庫の管理コストが増大する傾向がある。
そこで、本発明の課題は、入出庫の管理コストを低減することができる物品管理システム、記憶部材、読み出し装置及び保管庫を提供することにある。
請求項1に係る物品管理システムは、保管庫における複数の物品の入出庫を管理する物品管理システムであって、記憶部材と、読み出し装置とを備える。記憶部材は、複数の物品のそれぞれに対して付され、識別データと時間情報とを記憶している。識別データは、複数の物品のそれぞれを他の物品から識別するデータである。時間情報は、複数の物品のそれぞれに関する時間的な情報である。読み出し装置は、識別データと時間情報とを記憶部材から読み出す。
この物品管理システムでは、記憶部材は、識別データと時間情報とを記憶している。記憶部材は、複数の物品のそれぞれに対して付されている。読み出し装置は、識別データと時間情報とを受け取りたい旨の要求を記憶部材に渡すことができる。読み出し装置は、識別データと時間情報とを記憶部材から読み出す。
したがって、時間情報に関する検索を容易にすることができる。このため、入出庫の管理コストを低減することができる。
なお、記憶部材と読み出し装置との間のデータの受け渡しは、例えば、有線回線を介したもの、無線回線を介したもの、内部配線を介したものなどを含む。
請求項2に係る物品管理システムは、請求項2に記載の物品管理システムであって、検索装置をさらに備える。検索装置は、読み出し装置が読み出した識別データ及び時間情報の少なくとも一方に基づいて検索を行う。
この物品管理システムでは、読み出し装置は、識別データと時間情報とを記憶部材から読み出す。検索装置は、識別データと時間情報とを読み出し装置から受け取ることができる。検索装置は、読み出し装置が読み出した識別データ及び時間情報の少なくとも一方に基づいて検索を行う。
したがって、時間情報に関する検索を容易にすることができる。このため、入出庫の管理コストを低減することができる。
請求項3に係る物品管理システムは、請求項1又は2に記載の物品管理システムであって、記憶部材は、種類識別データをさらに記憶している。種類識別データは、複数の物品のそれぞれに対する種類を示す。検索装置は、識別データ及び時間情報及び種類識別データの少なくとも1つに基づいて検索を行う。
この物品管理システムでは、記憶部材は、複数の物品のそれぞれに対して付されている。記憶部材は、識別データと時間情報と種類識別データとを記憶している。読み出し装置は、識別データと時間情報と種類識別データとを受け取りたい旨の要求を記憶部材に渡すことができる。読み出し装置は、識別データと時間情報と種類識別データとを記憶部材から読み出す。検索装置は、識別データと時間情報と種類識別データとを読み出し装置から受け取ることができる。検索装置は、識別データ及び時間情報及び種類識別データの少なくとも1つに基づいて検索を行う。
したがって、特定の物品の種類に検索対象を絞り込むことができるので、時間情報に関する検索がさらに容易になる。このため、入出庫の管理コストをさらに低減することができる。
請求項4に係る物品管理システムは、請求項2又は3のいずれかに記載の物品管理システムであって、検索装置は、時間情報が古い1以上の物品について検索を行う。
この物品管理システムでは、読み出し装置は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、記憶部材から読み出す。検索装置は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、読み出し装置から受け取ることができる。検索装置は、識別データ及び時間情報の少なくとも一方に基づいて、あるいは識別データ及び時間情報及び種類識別データの少なくとも1つに基づいて、時間情報が古い1以上の物品について検索を行う。これにより、検索装置は、出庫しようとしている物品よりも時間情報が古い1以上の物品が保管庫内にあるか否かを特定することができる。あるいは、検索装置は、時間情報が古い1以上の物品の識別データを特定することができる。
したがって、時間情報が古い物品から入出庫することができる。このため、保管庫に古い物品が滞留することを低減することができる。
請求項5に係る物品管理システムは、請求項2又は3のいずれかに記載の物品管理システムであって、時間情報は、複数の物品のそれぞれに関する期限を含む。検索装置は、複数の物品のそれぞれに関する期限が近い1以上の物品について検索を行う。
この物品管理システムでは、読み出し装置は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、記憶部材から読み出す。検索装置は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、読み出し装置から受け取ることができる。検索装置は、識別データ及び時間情報の少なくとも一方に基づいて、あるいは識別データ及び時間情報及び種類識別データの少なくとも1つに基づいて、複数の物品のそれぞれに関する期限が近い1以上の物品について検索を行う。これにより、検索装置は、複数の物品のそれぞれに関する期限が近い1以上の物品の識別データを特定することができる。
したがって、複数の物品のそれぞれに関する期限が近い1以上の物品から入出庫することができる。このため、保管庫における物品の廃棄ロスを低減することができる。
請求項6に係る物品管理システムは、請求項2又は3のいずれかに記載の物品管理システムであって、時間情報は、複数の物品のそれぞれに関する期限を含む。検索装置は、複数の物品のそれぞれに関する期限が経過した1以上の物品について検索を行う。
この物品管理システムでは、読み出し装置は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、記憶部材から読み出す。検索装置は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、読み出し装置から受け取ることができる。検索装置は、識別データ及び時間情報の少なくとも一方に基づいて、あるいは識別データ及び時間情報及び種類識別データの少なくとも1つに基づいて、複数の物品のそれぞれに関する期限が経過した1以上の物品について検索を行う。これにより、検索装置は、入庫しようとしている複数の物品のそれぞれに関する期限が経過しているか否かを特定することができる。あるいは、検索装置は、複数の物品のそれぞれに関する期限が経過した1以上の物品の識別データを特定することができる。
したがって、複数の物品のそれぞれに関する期限が経過したら1以上の物品を出庫すべき場合には、複数の物品のそれぞれに関する期限が経過した1以上の物品を出庫することができる。また、複数の物品のそれぞれに関する期限が経過したら1以上の物品を廃棄すべき場合には、複数の物品のそれぞれに関する期限が経過した1以上の物品を廃棄することができる。このため、入出庫の管理コストを低減することができる。
請求項7に係る物品管理システムは、請求項2から6のいずれかに記載の物品管理システムであって、報知装置をさらに備える。報知装置は、検索装置が検索した結果に基づいて報知を行う。
この物品管理システムでは、読み出し装置は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、記憶部材から読み出す。検索装置は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、読み出し装置から受け取ることができる。検索装置は、識別データ及び時間情報の少なくとも一方に基づいて、あるいは識別データ及び時間情報及び種類識別データの少なくとも1つに基づいて、検索を行う。報知装置は、検索装置が検索した結果を受け取ることができる。報知装置は、検索装置が検索した結果に基づいて報知を行う。
したがって、検索結果を容易に確認することができる。
なお、検索装置と報知装置との間のデータの受け渡しは、有線回線を介したものも含み、無線回線を介したものも含み、内部配線を介したものも含む。また、報知装置が報知を行う方法は、人間の視覚に訴えるものも含み、人間の聴覚に訴えるものも含み、人間の味覚・触覚・嗅覚・知覚などに訴えるものも含む。
請求項8に係る物品管理システムは、請求項7に記載の物品管理システムであって、検索装置は、保管庫内における物品の数を検索する。報知装置は、検索装置が検索した結果に基づき、保管庫内における物品の数が一定数以下になったら報知を行う。
この物品管理システムでは、読み出し装置は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、記憶部材から読み出す。検索装置は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、読み出し装置から受け取ることができる。検索装置は、識別データ及び時間情報の少なくとも一方に基づいて、あるいは識別データ及び時間情報及び種類識別データの少なくとも1つに基づいて、保管庫内における物品の数を検索する。報知装置は、検索装置が検索した結果を受け取ることができる。報知装置は、検索装置が検索した結果に基づき、保管庫内における物品の数が一定数以下になったら報知を行う。
したがって、保管庫内における物品の数が一定数以下になったことを容易に確認することができる。このため、物品の発注ミスを低減することができる。
請求項9に係る物品管理システムは、請求項7に記載の物品管理システムであって、報知装置は、記憶部材の近くに設けられている。
この物品管理システムでは、読み出し装置は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、記憶部材から読み出す。検索装置は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、読み出し装置から受け取ることができる。検索装置は、識別データ及び時間情報の少なくとも一方に基づいて、あるいは識別データ及び時間情報及び種類識別データの少なくとも1つに基づいて、検索を行う。報知装置は、検索装置が検索した結果を受け取ることができる。報知装置は、記憶部材の近くに設けられている。報知装置は、検索装置が検索した結果に基づき報知を行う。
したがって、報知装置が物品の近くに設けられているので、報知装置が報知した対象の物品を容易に特定することができる。
請求項10に係る物品管理システムは、請求項7に記載の物品管理システムであって、報知装置は、読み出し装置の近くに設けられている。
この物品管理システムでは、読み出し装置は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、記憶部材から読み出す。検索装置は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、読み出し装置から受け取ることができる。検索装置は、識別データ及び時間情報の少なくとも一方に基づいて、あるいは識別データ及び時間情報及び種類識別データの少なくとも1つに基づいて、検索を行う。報知装置は、検索装置が検索した結果を受け取ることができる。報知装置は、読み出し装置の近くに設けられている。報知装置は、検索装置が検索した結果に基づき報知を行う。
したがって、報知装置が読み出し装置の近くに設けられているので、報知対象の物品の識別データと時間情報とを容易に特定することができる。
請求項11に係る物品管理システムは、請求項7に記載の物品管理システムであって、報知装置は、保管庫における保管場所の近くに設けられている。検索装置は、物品の保管場所を検索する。
この物品管理システムでは、読み出し装置は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、記憶部材から読み出す。検索装置は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、読み出し装置から受け取ることができる。検索装置は、識別データ及び時間情報の少なくとも一方に基づいて、あるいは識別データ及び時間情報及び種類識別データの少なくとも1つに基づいて、物品の保管場所を検索する。報知装置は、検索装置が検索した結果を受け取ることができる。報知装置は、保管庫における保管場所の近くに設けられている。報知装置は、検索装置が検索した結果に基づき、保管庫における保管場所を報知することができる。
したがって、報知装置が保管庫における保管場所の近くに設けられているので、物品に適した保管場所を容易に特定することができる。
請求項12に係る物品管理システムは、請求項1から11のいずれかに記載の物品管理システムであって、記憶部材は、無線タグである。
この物品管理システムでは、記憶部材は、無線タグである。記憶部材は、複数の物品のそれぞれに対して付されている。記憶部材は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、記憶している。読み出し装置は、識別データと時間情報とを受け取りたい旨の要求を、記憶部材に渡すことができる。あるいは、読み出し装置は、識別データと時間情報と種類識別データとを受け取りたい旨の要求を、記憶部材に渡すことができる。読み出し装置は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、記憶部材から読み出す。
したがって、記憶部材が無線タグであるため、物品管理システムを低コストで構成することができる。
請求項13に係る物品管理システムは、請求項1から11のいずれかに記載の物品管理システムであって、記憶部材は、バーコードである。
この物品管理システムでは、記憶部材は、バーコードである。記憶部材は、複数の物品のそれぞれに対して付されている。記憶部材は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、記憶している。読み出し装置は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、受け取りたい旨の要求を記憶部材に渡すことができる。読み出し装置は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、記憶部材から読み出す。
したがって、記憶部材がバーコードであるため、物品管理システムを低コストで構成することができる。
請求項14に係る物品管理システムは、請求項1から13のいずれかに記載の物品管理システムであって、空気調和機をさらに備える。空気調和機は、保管庫における管理空間を調和する。
この物品管理システムでは、空気調和機がさらに備えられている。記憶部材は、複数の物品のそれぞれに対して付されている。記憶部材は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、記憶している。読み出し装置は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、受け取りたい旨の要求を記憶部材に渡すことができる。読み出し装置は、識別データと時間情報とを、あるいは識別データと時間情報と種類識別データとを、記憶部材から読み出す。
したがって、空気調和機により保管庫における管理空間が調和されるので、物品を適度な状態で保管することができる。
請求項15に係る物品管理方法は、保管庫における複数の物品の入出庫が管理される物品管理方法であって、第1ステップと、第2ステップとを備える。第1ステップでは、識別データと時間情報とが、記憶部材に記憶される。識別データは、複数の物品のそれぞれを他の物品から識別するデータである。時間情報は、複数の物品のそれぞれに関する時間的な情報である。記憶部材は、複数の物品のそれぞれに付される部材である。第2ステップでは、第1ステップで記憶された識別データと時間情報とが記憶部材から読み出される。
この物品管理方法では、第1ステップにおいて、識別データと時間情報とが記憶部材に記憶される。第2ステップにおいて、識別データと時間情報とを受け取りたい旨の要求が渡され得る。第2ステップにおいて、第1ステップで記憶された識別データと時間情報とが記憶部材から読み出される。
なお、記憶部材からデータが読み出される方法は、例えば、有線回線を介したもの、無線回線を介したもの、内部配線を介したものなどを含む。
したがって、時間情報に関する検索を容易にすることができる。このため、入出庫の管理コストを低減することができる。
請求項16に係る記憶部材は、保管庫において入出庫の管理がなされる複数の物品のそれぞれに付される記憶部材であって、記憶部と、送受信部とを備える。記憶部は、識別データと時間情報とを記憶している。識別データは、複数の物品のそれぞれを他の物品から識別するデータである。時間情報は、複数の物品のそれぞれに関する時間的な情報である。送受信部は、記憶部に記憶されている情報を送受信する。
この記憶部材では、記憶部は、識別データと時間情報とを記憶している。送受信部は、識別データと時間情報とを受け取りたい旨の要求が渡され得る。送受信部は、記憶部に記憶されている情報を送受信する。
したがって、送受信部が識別データと時間情報とを送信することができるので、時間情報に関する検索を容易にすることができる。このため、入出庫の管理コストを低減することができる。
なお、記憶部材と読み出し装置との間のデータの受け渡しは、例えば、有線回線を介したもの、無線回線を介したもの、内部配線を介したものなどを含む。
請求項17に係る読み出し装置は、記憶部材から、識別データと時間情報とを読み出す。記憶部材は、保管庫において入出庫の管理がなされる複数の物品のそれぞれに付され、識別データと時間情報とを記憶している。識別データは、複数の物品のそれぞれを他の物品から識別するデータである。時間情報は、複数の物品のそれぞれに関する時間的な情報である。
この読み出し装置では、識別データと時間情報とを受け取りたい旨の要求が、複数の物品のそれぞれに付された記憶部材に渡され得る。記憶部材から、識別データと時間情報とが読み出される。
したがって、時間情報に関する検索を容易にすることができる。このため、入出庫の管理コストを低減することができる。
なお、記憶部材と読み出し装置との間のデータの受け渡しは、例えば、有線回線を介したもの、無線回線を介したもの、内部配線を介したものなどを含む。
請求項18に係る保管庫は、複数の物品の入出庫を管理するための保管庫であって、管理空間と、記憶部材と、読み出し装置とを備える。管理空間は、複数の物品を保管する。記憶部材は、複数の物品のそれぞれに対して付され、識別データと時間情報とを記憶している。識別データは、複数の物品のそれぞれを他の物品から識別するデータである。時間情報は、複数の物品のそれぞれに関する時間的な情報である。読み出し装置は、識別データと時間情報とを記憶部材から読み出す。
この保管庫では、管理空間は、複数の物品を保管する。記憶部材は、複数の物品のそれぞれに対して付され、識別データと時間情報とを記憶している。読み出し装置は、識別データと時間情報とを受け取りたい旨の要求を記憶部材に渡すことができる。読み出し装置は、識別データと時間情報とを記憶部材から読み出す。
したがって、時間情報に関する検索を容易にすることができる。このため、入出庫の管理コストを低減することができる。
なお、記憶部材と読み出し装置との間のデータの受け渡しは、例えば、有線回線を介したもの、無線回線を介したもの、内部配線を介したものなどを含む。
請求項1に係る物品管理システムでは、時間情報に関する検索を容易にすることができる。このため、入出庫の管理コストを低減することができる。
請求項2に係る物品管理システムでは、時間情報に関する検索を容易にすることができる。このため、入出庫の管理コストを低減することができる。
請求項3に係る物品管理システムでは、特定の物品の種類に検索対象を絞り込むことができるので、時間情報に関する検索がさらに容易になる。このため、入出庫の管理コストをさらに低減することができる。
請求項4に係る物品管理システムでは、時間情報が古い物品から入出庫することができる。このため、保管庫に古い物品が滞留することを低減することができる。
請求項5に係る物品管理システムでは、複数の物品のそれぞれに関する期限が近い1以上の物品から入出庫することができる。このため、保管庫における物品の廃棄ロスを低減することができる。
請求項6に係る物品管理システムでは、複数の物品のそれぞれに関する期限が経過したら1以上の物品を出庫すべき場合には、複数の物品のそれぞれに関する期限が経過した1以上の物品を出庫することができる。また、複数の物品のそれぞれに関する期限が経過したら1以上の物品を廃棄すべき場合には、複数の物品のそれぞれに関する期限が経過した1以上の物品を廃棄することができる。このため、入出庫の管理コストを低減することができる。
請求項7に係る物品管理システムでは、検索結果を容易に確認することができる。
請求項8に係る物品管理システムでは、保管庫内における物品の数が一定数以下になったことを容易に確認することができる。このため、物品の発注ミスを低減することができる。
請求項9に係る物品管理システムでは、報知装置が物品の近くに設けられているので、報知装置が報知した対象の物品を容易に特定することができる。
請求項10に係る物品管理システムでは、報知装置が読み出し装置の近くに設けられているので、報知対象の物品の識別データと時間情報とを容易に特定することができる。
請求項11に係る物品管理システムでは、報知装置が保管庫における保管場所の近くに設けられているので、物品に適した保管場所を容易に特定することができる。
請求項12に係る物品管理システムでは、記憶部材が無線タグであるため、物品管理システムを低コストで構成することができる。
請求項13に係る物品管理システムでは、記憶部材がバーコードであるため、物品管理システムを低コストで構成することができる。
請求項14に係る物品管理システムでは、空気調和機により保管庫における管理空間が調和されるので、物品を適度な状態で保管することができる。
請求項15に係る物品管理方法では、時間情報に関する検索を容易にすることができる。このため、入出庫の管理コストを低減することができる。
請求項16に係る記憶部材では、送受信部が識別データと時間情報とを送信することができるので、時間情報に関する検索を容易にすることができる。このため、入出庫の管理コストを低減することができる。
請求項17に係る読み出し装置では、時間情報に関する検索を容易にすることができる。このため、入出庫の管理コストを低減することができる。
請求項18に係る保管庫では、時間情報に関する検索を容易にすることができる。このため、入出庫の管理コストを低減することができる。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係る物品管理システム1の概念図を図1に示す。また、その構成図を図2に示す。ここに示す物品管理システム1は保管庫10における物品群60(60a,60b,60c,・・・)の入出庫を管理するためのシステムである。
<物品管理システム1の全体構成>
この物品管理システム1は、主として記憶部材群20(20a,20b,20c,・・・)と読み出し装置群30(30a,30b,30c,・・・)と検索装置40と報知装置50と空気調和機14とを備えている。
読み出し装置群30(30a,30b,30c,・・・)は、物品群60(60a,60b,60c,・・・)に付された記憶部材群20(20a,20b,20c,・・・)から、無線回線を経由して情報を読み出す。読み出し装置30a,30b,30c,・・・(以下30a等とする)と検索装置40とは、有線回線で接続されている。検索装置40と報知装置50とは、有線回線で接続されている。
<物品群60(60a,60b,60c,・・・)の構成>
物品群60(60a,60b,60c,・・・)は、図1,図2に示すように、記憶部材群20(20a,20b,20c,・・・)が付されている。
<記憶部材群20(20a,20b,20c,・・・)の構成>
記憶部材20aは、図2に示すように、主として記憶部21aと送受信部22aとを備える。
記憶部21aには、図3に示すように、識別データ71aと種類識別データ72aと賞味期限73aと入庫時刻74aとが記憶されている。識別データ71aにより、図1に示す物品60aが他の物品60b,60c,・・・から識別される。図3に示す種類識別データ72aにより、図1に示す物品60aの種類が識別される。図3に示す賞味期限73aにより、図1に示す物品60aの賞味期限が把握される。図3に示す入庫時刻74aは、初期の状態では記憶されていないが、図1に示す保管庫10に物品60aが入庫された場合にそのときの時刻が記憶部材20aに書き込まれる。
図2に示す送受信部22aは、読み出し装置30a等から、識別データ71aと種類識別データ72aと賞味期限73aと入庫時刻74aとの少なくとも1つを受け取りたい旨の要求を無線回線経由で受信する。識別データ71aと種類識別データ72aと賞味期限73aと入庫時刻74aとの少なくとも1つは、記憶部21aから送受信部22aに渡され、送受信部22aから読み出し装置30a等へ無線回線経由で送信される。
他の記憶部材20b,20c,・・・についても同様である。
<読み出し装置群30(30a,30b,30c,・・・)の構成>
読み出し装置30aは、図2に示すように、主として記憶部31aと送受信部32aとを備える。
図2に示す送受信部32aは、記憶部材20aの送受信部22aから、図3に示す識別データ71aと種類識別データ72aと賞味期限73aと入庫時刻74aとの少なくとも1つを無線回線経由で受信する。識別データ71aと種類識別データ72aと賞味期限73aと入庫時刻74aとの少なくとも1つは、図2に示す送受信部32aから記憶部31aに渡され、記憶部31aで一時的に記憶される。他の記憶部材20b,20c,・・・から受信した情報についても同様である。
他の読み出し装置30b,30c,・・・についても同様である。
<検索装置40の構成>
検索装置40は、図2に示すように、主として検索部41と時計42とメモリ43とを備える。
検索部41は、読み出し装置30aの記憶部31aから、図3に示す識別データ71aと種類識別データ72aと賞味期限73aと入庫時刻74aとの少なくとも1つを受け取りメモリ43に一時的に情報を記憶させる。そして、賞味期限の経過を判断する場合、検索部41は、時計42を参照し現在時刻を取得して、メモリ43に記憶された図3に示す賞味期限73aと比較し、報知の可否を判断する。また、図1に示す物品60aよりさらに古い物品がないか検索する場合、検索部41は、図1に示す読み出し装置30cに、物品60a以外の物品の識別データ71b,71c,・・・と種類識別データ72b,72c,・・・と入庫時刻74b,74c,・・・との少なくとも1つを読み出させる。検索部41は、入庫時刻74b,74c,・・・とメモリ43に記憶された図3に示す入庫時刻74aとを比較し、報知の可否を判断する。検索部41は、報知すべきであると判断したとき、報知装置50に報知命令を渡す。
<報知装置50の構成>
報知装置50は、検索装置40の検索部41から報知命令を受け取り、ブザーによる報知を行う。
<空気調和機14の構成>
空気調和機14は、図1に示す保管庫10の保管場所11a,11b,11c,・・・付近の管理空間15における温度・湿度などを適度に調整する。
<保管庫10の構成>
図1に示すように、保管庫10は、主として保管場所群11(11a,11b,11c,・・・)と入庫口12と出庫口13と空気調和機14と管理空間15と読み出し装置群30(30a,30b,30c,・・・)と検索装置40と報知装置50とを備えている。図1には、入庫口12に読み出し装置30aが備えられ、出庫口13に読み出し装置30bが備えられ、保管場所群11(11a,11b,11c,・・・)付近に読み出し装置30cが備えられている場合が示されている。
保管庫10では、物品60a,60b,60c,・・・(以下、60a等とする)が入庫口12を通って入庫され保管場所群11(11a,11b,11c,・・・)に置かれることにより、物品群60(60a,60b,60c,・・・)が保管される。保管場所群11(11a,11b,11c,・・・)付近の管理空間15は、空気調和機14により適度な温度・湿度に調整されている。また、必要に応じて、保管庫10から出庫口13を通って物品60a等が出庫される。
<物品群60(60a,60b,60c,・・・)が保管庫10に入庫される処理の流れ>
物品群60(60a,60b,60c,・・・)が保管庫10に入庫される処理の流れを、図4に示すフローチャートを用いて説明する。ここでは、図1に示す物品60aが保管庫10に入庫される場合について説明する。なお、他の物品60b,60c,・・・についても同様である。
図4に示すステップS1では、図3に示す識別データ71aと種類識別データ72aと賞味期限73aとが、記憶部材20aに記憶される。具体的には、識別データ71aと種類識別データ72aと賞味期限73aとが、図2に示す送受信部22aで無線回線を経由して受信され、送受信部22aから記憶部21aに渡され、記憶部21aに記憶される。この状態では、図3に示す入庫時刻74aは記憶部21aにまだ記憶されていない。
図4に示すステップS2では、図1に示す物品60aに、記憶部材20aが付される。具体的には、記憶部材20aの裏面に接着剤が塗布され、物品60aの包装に記憶部材20aが貼り付けられる。
図4に示すステップS3では、図1に示す物品60aが入庫される。具体的には、物品60aが、保管庫10の入庫口12へ持って行かれる。
図4に示すステップS4では、図1に示す読み出し装置30aにより記憶部材20aに記憶された情報が読み出される。具体的には、図3に示す識別データ71aと賞味期限73aとを受け取りたい旨の要求が、図1に示す読み出し装置30aから図2に示す記憶部材20aの送受信部22aに無線回線経由で受信される。図3に示す識別データ71aと賞味期限73aとは、図2に示す記憶部材20aの記憶部21aから送受信部22aへ渡され、送受信部22aから読み出し装置30aへ無線回線経由で送信される。そして、図3に示す識別データ71aと賞味期限73aとは、図2に示す読み出し装置30aの送受信部32aで受信され、送受信部32aから記憶部31aへ渡され、記憶部31aで記憶される。
図4に示すステップS5では、図1に示す検索装置40で比較が行われる。具体的には、図3に示す識別データ71aと賞味期限73aとが、図2に示す読み出し装置30aの記憶部31aから検索部41へ渡され、検索部41からメモリ43へ渡され、メモリ43で一時的に記憶される。そして、検索部41により時計42が参照され、現在時刻の情報が時計42から検索部41に渡される。検索部41により、現在時刻と、メモリ43に記憶された図3に示す賞味期限73aとが、比較される。
図4に示すステップS6では、図3に示す賞味期限73aが経過しているか否かが判断される。賞味期限73aが経過していると判断された場合、すなわち報知すべきであると判断された場合は、ステップS9へ進められ、賞味期限73aが経過していないと判断された場合、すなわち報知すべきでないと判断された場合は、ステップS7へ進められる。
図4に示すステップS7では、図1に示す記憶部材20aに入庫時刻が書き込まれる。具体的には、現在時刻の情報が、図2に示す検索装置40の検索部41から読み出し装置31aの記憶部31aへ渡され、記憶部31aから送受信部32aへ渡される。そして、現在時刻の情報が、読み出し装置30aの送受信部32aから無線回線経由で記憶部材20aへ送信され、記憶部材20aの送受信部22aで受信される。さらに、現在時刻の情報が、記憶部材20aの送受信部22aから記憶部21aへ渡され、記憶部21aで図3に示す入庫時刻74aとして記憶される。
図4に示すステップS8では、図1に示す物品60aが保管される。具体的には、物品60aが、保管庫10の入庫口12から保管場所11a,11b,11c,・・・へ運ばれ、保管場所11a,11b,11c,・・・へ置かれる。
図4に示すステップS9では、報知がなされる。具体的には、図2に示す検索装置40の検索部41から報知装置50に報知命令が送られ、ブザーによる報知が報知装置50により行われる。
<物品群60(60a,60b,60c,・・・)が保管庫10から出庫される処理の流れ>
物品群60(60a,60b,60c,・・・)が保管庫10から出庫される処理の流れを、図5に示すフローチャートを用いて説明する。ここでは、図1に示す物品60bが保管庫10から出庫される場合について説明する。なお、他の物品60a,60c,・・・についても同様である。
図5に示すステップS11(図5で示す(1))では、図1に示す物品60bが出庫される。具体的には、物品60bが、保管場所11a,11b,11c,・・・から保管庫10の出庫口13へ持って行かれる。
図5に示すステップS12では、図1に示す読み出し装置30bにより記憶部材20bに記憶された情報が読み出される。具体的には、図3に示す識別データ71bと種類識別データ72bと入庫時刻74bとを受け取りたい旨の要求が、図1に示す読み出し装置30bから、図2に示すような記憶部材20bの送受信部22bで無線回線を経由して受信される。図3に示す識別データ71bと種類識別データ72bと入庫時刻74bとは、図2に示すような記憶部材20bの記憶部21bから送受信部22bへ渡され、送受信部22bから読み出し装置30bへ無線回線経由で送信される。そして、図3に示す識別データ71bと種類識別データ72bと入庫時刻74bとは、図2に示すような読み出し装置30bの送受信部32bで受信され、送受信部32bから記憶部31bへ渡され、記憶部31bで記憶され、図2に示す読み出し装置30aの記憶部31aから検索装置40の検索部41へ渡され、検索部41からメモリ43へ渡され、メモリ43で一時的に記憶される(図5で示す(2))。
図5に示すステップS13では、図1に示す読み出し装置30cにより、他の物品60a,60c,・・・に付された記憶部材20a,20c,・・・に記憶された情報が読み出される。具体的には、図2に示す検索装置40の検索部41により、他の図1に示す物品60a,60c,・・・のいずれかが選択され、選択された物品60a,60c,・・・に付された記憶部材20a,20c,・・・に記憶されている図3に示す識別データ71a,71c,・・・と種類識別データ72a,72c,・・・と入庫時刻74a,74c,・・・とを読み出したい旨の要求が、図2に示すような読み出し装置30cの記憶部31cに渡される。その要求は、読み出し装置30cの記憶部31cから送受信部32cに渡され、選択された物品60a,60c,・・・の記憶部材20a,20c,・・・に無線回線経由で送信される。そして、その要求は、選択された物品60a,60c,・・・の記憶部材20a,20c,・・・の送受信部22a,22c,・・・に無線回線経由で受信される。これにより、図3に示す識別データ71a,71c,・・・と種類識別データ72a,72c,・・・と入庫時刻74a,74c,・・・とが、図2に示す記憶部21a,21c,・・・から送受信部22a,22c,・・・へ渡され、送受信部22a,22c,・・・から読み出し装置30cへ送信され、読み出し装置30cの送受信部32cで受信される。そして、図3に示す識別データ71a,71c,・・・と種類識別データ72a,72c,・・・と入庫時刻74a,74c,・・・とが、図2に示す読み出し装置30cの送受信部32cから記憶部31cへ渡され、記憶部31cで記憶される。
図5に示すステップS14では、図1に示す物品60bと物品60a,60c,・・・との種類が比較される。具体的には、図3に示す識別データ71a,71c,・・・と種類識別データ72a,72c,・・・と入庫時刻74a,74c,・・・とが、図2に示すような読み出し装置30cの記憶部31cから検索装置40の検索部41に渡される。図3に示す種類識別データ72a,72c,・・・と図2に示すメモリ43に記憶された図3に示す種類識別データ72bとが、図2に示す検索部41により比較される。
図5に示すステップS15では、図1に示す物品60bと物品60a,60c,・・・との種類が同じであるか否かが判断される。図3に示す種類識別データ72a,72c,・・・と図2に示すメモリ43に記憶された図3に示す種類識別データ72bとが同じであれば、物品の種類が同じであると判断され、図5に示すステップS16へ進められる。図3に示す種類識別データ72a,72c,・・・と図2に示すメモリ43に記憶された図3に示す種類識別データ72bとが同じでなければ、物品の種類が同じでないと判断され、図6に示すステップS21(図5,図6で示す(4))へ進められる。
図5に示すステップS16では、図3に示す入庫時刻74a,74c,・・・と入庫時刻74bとが比較される。具体的には、図2に示す検索部41により、図3に示す入庫時刻74a,74c,・・・と、図2に示すメモリ43に記憶された図3に示す入庫時刻74bとが、比較される(図5,図6で示す(3))。
図5に示すステップS17では、図1に示す物品60bよりも図3に示す入庫時刻74bの古い物品が図1に示す保管庫10内にあるか否かが判断される。具体的には、図3に示す入庫時刻74a,74c,・・・が入庫時刻74bよりも古ければ、図1に示す物品60bよりも図3に示す入庫時刻74a,74c,・・・の古い図1に示す物品60a,60c,・・・が保管庫10内にあると判断され、すなわち報知すべきであると判断され、ステップS18へ進められる。図3に示す入庫時刻74a,74c,・・・が入庫時刻74bよりも古くなければ、図1に示す物品60bよりも図3に示す入庫時刻74a,74c,・・・の古い図1に示す物品60a,60c,・・・が保管庫10内にないと判断され、すなわち報知すべきでないと判断され、ステップS21へ進められる(図6で示す(4))。
図5に示すステップS18では、報知がなされる。具体的には、図2に示す検索装置40の検索部41から報知装置50に報知命令が送られ、ブザーによる報知が報知装置50により行われる。
図5に示すステップS19では、図1に示す物品60bが再入庫される。具体的には、物品60bが、保管庫10の出庫口から保管場所11a,11b,11c,・・・へ運ばれ、保管場所11a,11b,11c,・・・へ置かれる。
図5に示すステップS20では、出庫すべき対象の図1に示す物品60a等が変更される。具体的には、図1に示す物品60b及びそれまでに選択された物品60a等以外の物品が選択される。
図5に示すステップS21では、全ての図1に示す物品60a,60c,・・・について検索されたか否かが判断される。全ての図1に示す物品60a,60c,・・・について検索されたと判断された場合は、図5に示すステップS22へ進められ、全ての図1に示す物品60a,60c,・・・について検索されていないと判断された場合は、図5に示すステップS13(図6,図5で示す(2))へ進められる。
図5に示すステップS22では、図1に示す物品60a等が搬出される。具体的には、物品60bより図3に示す入庫時刻74a,74c,・・・の古い図1に示す物品60a,60c,・・・がない場合には、物品60bが搬出され、物品60bより図3に示す入庫時刻74a,74c,・・・の古い図1に示す物品60a,60c,・・・がある場合には、物品60bより入庫時刻の古い物品60a,60c,・・・が搬出されることになる。
<物品管理システム1に関する特徴>
(1)
ここでは、図1,図2に示す記憶部材20a,20b,20c,・・・(以下20a等とする)は、主として図3に示す識別データ71a,71b,71c,・・・(以下71a等とする)と、賞味期限73a,73b,73c,・・・(以下73a等とする)と、入庫時刻74a,74b,74c,・・・(以下74a等とする)とを、記憶している。図1,図2に示す記憶部材20a等は、物品群60(60a,60b,60c,・・・)のそれぞれに対して付されている。読み出し装置30a等は、図3に示す識別データ71a等と賞味期限73a等又は入庫時刻74a等とを受け取りたい旨の要求を、図1,図2に示す記憶部材20a等に渡す。読み出し装置30a等は、図3に示す識別データ71a等と、賞味期限73a等又は入庫時刻74a等とを、図1,図2に示す記憶部材20a等から読み出す。図1,図2に示す検索装置40は、図3に示す識別データ71a等と、賞味期限73a等又は入庫時刻74a等とを、図1,図2に示す読み出し装置30a等から受け取る。検索装置40は、読み出し装置30a等が読み出した図3に示す識別データ71a等と賞味期限73a等又は入庫時刻74a等との少なくとも一方に基づいて、検索を行う。
したがって、図3に示す賞味期限73a等又は入庫時刻74a等に関する検索が容易に行われる。このため、保管庫10における入出庫の管理コストが低減される。
(2)
ここでは、図1,図2に示す記憶部材20a等は、物品群60(60a,60b,60c,・・・)のそれぞれに対して付されている。図1,図2に示す記憶部材20a等は、図3に示す識別データ71a等と、賞味期限73a等と、入庫時刻74a等と、種類識別データ72a,72b,72c,・・・(以下72a等とする)とを、記憶している。図1,図2に示す読み出し装置30a等は、図3に示す識別データ71a等と賞味期限73a等又は入庫時刻74a等と種類識別データ72a等とを受け取りたい旨の要求を、図1,図2に示す記憶部材20a等に渡す。図1,図2に示す読み出し装置30a等は、図3に示す識別データ71a等と、賞味期限73a等又は入庫時刻74a等と、種類識別データ72a等とを、図1,図2に示す記憶部材20a等から読み出す。図1,図2に示す検索装置40は、図3に示す識別データ71a等と、賞味期限73a等又は入庫時刻74a等と、種類識別データ72a等とを、図1,図2に示す読み出し装置30a等から受け取る。図1,図2に示す検索装置40は、図3に示す識別データ71a等と賞味期限73a等又は入庫時刻74a等と種類識別データ72a等との少なくとも1つに基づいて、検索を行う。
したがって、図5に示すステップS15において特定の物品の種類に検索対象が絞り込まれるので、図3に示す賞味期限73a等又は入庫時刻74a等に関する検索がさらに容易になる。このため、保管庫10における入出庫の管理コストがさらに低減される。
(3)
ここでは、図1,図2に示す読み出し装置30a等は、図3に示す識別データ71a等と入庫時刻74a等と種類識別データ72a等とを、図1,図2に示す記憶部材20a等から読み出す。検索装置40は、図3に示す識別データ71a等と入庫時刻74a等と種類識別データ72a等とを、図1,図2に示す読み出し装置30a等から受け取る。図1,図2に示す検索装置40は、図3に示す識別データ71a等と入庫時刻74a等と種類識別データ72a等とに基づいて、出庫しようとしている物品60bよりも入庫時刻74a等が古い物品について検索を行う。これにより、図1,図2に示す検索装置40は、出庫しようとしている物品60bよりも入庫時刻74a等が古い物品60a,60c,・・・が保管庫10内にあるか否かがを特定される。
したがって、図3に示す入庫時刻74a等が古い物品60a等から出庫される。このため、図1に示す保管庫10に図3に示す入庫時刻74a等の古い物品60a等が滞留することが低減される。
(4)
ここでは、図1,図2に示す読み出し装置30a等は、図3に示す識別データ71a等と賞味期限73a等と種類識別データ72a等とを、図1,図2に示す記憶部材20a等から読み出す。検索装置40は、図3に示す識別データ71a等と賞味期限73a等と種類識別データ72a等とを、図1,図2に示す読み出し装置30a等から受け取る。検索装置40は、時計42から現在時刻の情報を取得し、図3に示す識別データ71a等と賞味期限73a等と種類識別データ72a等とに基づいて、賞味期限73a等が経過した図1に示す物品60a等について検索を行う。これにより、検索装置40は、入庫しようとしている物品60a等の図3に示す賞味期限73a等が経過しているか否かを特定する。
したがって、入庫しようとしている図1に示す物品60a等の図3に示す賞味期限73a等が経過していた場合に、賞味期限73a等を経過している図1に示す物品60a等が廃棄される。このため、保管庫10における入出庫の管理コストが低減される。
(5)
ここでは、図1,図2に示す読み出し装置30a等は、図3に示す識別データ71a等と賞味期限73a等又は入庫時刻74a等とを、あるいは識別データ71a等と賞味期限73a等又は入庫時刻74a等と種類識別データ72a等とを、図1,図2に示す記憶部材20a等から読み出す。検索装置40は、図3に示す識別データ71a等と賞味期限73a等又は入庫時刻74a等とを、あるいは識別データ71a等と賞味期限73a等又は入庫時刻74a等と種類識別データ72a等とを、図1,図2に示す読み出し装置30a等から受け取る。検索装置40は、図3に示す識別データ71a等と賞味期限73a等又は入庫時刻74a等とに基づいて、あるいは識別データ71a等と賞味期限73a等又は入庫時刻74a等と種類識別データ72a等とに基づいて、検索を行い、報知の可否を判断する。図1,図2に示す報知装置50は、検索装置40が検索した結果すなわち報知命令を受け取る。報知装置50は、報知命令に基づいてブザーによる報知を行う。
したがって、検索装置40が報知すべきであると判断した場合にブザーによる報知が行われるので、入庫しようとしている物品60a等や出庫しようとしている物品60a等が報知されるべき物品60a等であることが、容易に確認される。
(6)
ここでは、図4に示すステップS1において、図3に示す識別データ71aと種類識別データ72aと賞味期限73aとが、図1,図2に示す記憶部材20aに無線回線を経由して書き込まれる。また、図4に示すステップS7において、図3に示す入庫時刻74aが、図1,図2に示す記憶部材20aに無線回線を経由して書き込まれる。すなわち、記憶部材20a等は、無線タグである。記憶部材20a等は、物品群60(60a,60b,60c,・・・)のそれぞれに対して付されている。記憶部材20a等は、図3に示す識別データ71a等と種類識別データ72a等と賞味期限73a等と入庫時刻74a等とを記憶している。図1,図2に示す読み出し装置30a等は、図3に示す識別データ71a等と賞味期限73a等又は入庫時刻74a等とを受け取りたい旨の要求を、記憶部材20a等に渡す。あるいは、図1,図2に示す読み出し装置30a等は、図3に示す識別データ71a等と賞味期限73a等又は入庫時刻74a等と種類識別データ72a等とを受け取りたい旨の要求を、図1,図2に示す記憶部材20a等に渡す。図1,図2に示す読み出し装置30a等は、図3に示す識別データ71a等と賞味期限73a等又は入庫時刻74a等とを、あるいは識別データ71a等と賞味期限73a等又は入庫時刻74a等と種類識別データ72a等とを、図1,図2に示す記憶部材20a等から読み出す。
したがって、図1,図2に示す記憶部材20a等が無線タグであるため、物品管理システム1が低コストで構成される。
(7)
ここでは、図1に示す空気調和機14が備えられている。図1,図2に示す記憶部材20a等は、物品群60(60a,60b,60c,・・・)のそれぞれに対して付されている。記憶部材20a等は、図3に示す識別データ71a等と賞味期限73a等と入庫時刻74a等と種類識別データ72a等とを記憶している。図1,図2に示す読み出し装置30a等は、図3に示す識別データ71a等と賞味期限73a等又は入庫時刻74a等とを受け取りたい旨の要求を、記憶部材20a等に渡す。あるいは、図1,図2に示す読み出し装置30a等は、図3に示す識別データ71a等と賞味期限73a等又は入庫時刻74a等と種類識別データ72a等とを受け取りたい旨の要求を、図1,図2に示す記憶部材20a等に渡す。図1,図2に示す読み出し装置30a等は、図3に示す識別データ71a等と賞味期限73a等又は入庫時刻74a等とを、あるいは識別データ71a等と賞味期限73a等又は入庫時刻74a等と種類識別データ72a等とを、図1,図2に示す記憶部材20a等から読み出す。
したがって、図1に示す空気調和機14により保管庫10における保管場所11a,11b,11c,・・・の管理空間15が調和されるので、物品60a等が適度な状態で保管される。
<第1実施形態の変形例>
(A)図1,図2に示す記憶部材20a等と読み出し装置30a等との間のデータの受け渡しは、無線回線を介したものでなくてもよい。すなわち、有線回線を介したものであってもいいし、内部配線を介したものであってもいい。検索装置40と報知装置50との間のデータの受け渡しは、有線回線を介したものでなくてもよい。すなわち、無線回線を介したものでもいいし、内部配線を介したものでもいい。
(B)図1,図2に示す報知装置50が報知を行う方法は、ブザーによる報知のように人間の聴覚に訴えるものでなくてもよい。すなわち、LED表示や液晶表示のように人間の視覚に訴えるものでもいいし、人間の味覚・触覚・嗅覚・知覚などに訴えるものでもいい。この場合でも、検索装置40が報知すべきであると判断した場合に報知が行われるので、入庫しようとしている物品60a等や出庫しようとしている物品60a等が報知されるべき物品60a等であることが、容易に確認される。
(C)図1,図2に示す記憶部材20a等は、無線タグの代わりに、無線式のICカード(非接触型ICカード)であってもよいし、チップ型、ラベル型、筒型、コイン型、箱型、スティック型等であってもよい。あるいは、バーコードであってもよい。1次元のバーコードでは記録すべき情報量が不足する場合には、2次元のバーコードであってもよい。例えば、図3に示す識別データ71a等と種類識別データ72a等とが1段目のバーコードに記憶され、賞味期限73a等と入庫時刻74a等とが2段目のバーコードに記憶されてもよい。この場合、図1,図2に示す記憶部材20a等から読み出し装置30a等へのデータの受け渡しは、赤外線や可視光などを介してバーコードが読みとられることにより行われる。読み出し装置30a等から記憶部材20a等へのデータの受け渡しは、読み出し装置30a等が出力したバーコードが記憶部材20a等の上に貼り付けられることにより行われる。この場合でも、図3に示す賞味期限73a等又は入庫時刻74a等に関する検索が容易に行われるため、保管庫10における入出庫の管理コストが低減される。
(D)図5に示すステップS17では、図1に示す物品60bよりも図3に示す入庫時刻74bの古い物品が図1に示す保管庫10内にあるか否かが判断される代わりに、図1に示す物品60bよりも図3に示す賞味期限73bの古い物品が図1に示す保管庫10内にあるか否かが判断されてもよい。この場合、図3に示す賞味期限73b等が古い物品から出庫されるため、図1に示す保管庫10に図3に示す賞味期限73b等の古い物品が滞留することが低減される。
(E)図1,図2に示す記憶部材20a等は、図3に示す種類識別データ72a等を記憶していなくてもよい。この場合、図5に示す出庫処理においてステップS14,ステップS15が省略されることになるが、図1に示す検索装置40における処理が簡略化されるため、検索装置40が低コストで製造される。空気調和機14はなくてもよい。この場合、物品60a等は、常温で保存できるものに限定されるが、電気代が節約される。
(F)図1において、入庫口12と出庫口13とは、入出庫口12aとして1つになっていてもよい。この場合、入出庫口12aの進行方向に沿って2つのセンサーが配置されることにより、入庫であるか出庫であるかが判別されてもよい。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る物品管理システム101の概念図を図7に示す。また、その構成図を図8に示す。図7及び図8において、図1及び図2の物品管理システム1の構成要素と同様の構成要素は同じ番号で示してある。
この物品管理システム101は、基本的な構造は第1実施形態と同様であるが、図7に示すように、報知装置群150(150a,150b,150c,・・・)が記憶部材群120(120a,120b,120c,・・・)に備えられている点で構成が異なる。すなわち、図8に示すように、検索装置140の検索部141で検索された結果と報知命令とが、検索部141から記憶部31aを経由して送受信部32aへ渡され、送受信部32aから無線回線を経由して送受信部22aへ送信される。そして、検索装置140の検索部141で検索された結果と報知命令とが、送受信部22aで受信され、送受信部22aから報知装置150aに渡される。報知装置150aは、検索部141で検索された結果と報知命令とに基づき、図7に示すようにLED表示による報知を行う。したがって、報知装置150aが物品60aの近くに設けられているので、報知装置150aが報知した対象の物品が容易に特定される。
この物品管理システム101は、図7に示す保管庫10における物品群60(60a,60b,60c,・・・)の入出庫を管理する処理の流れが第1実施形態と異なる。すなわち、第1実施形態では、図1に示す保管庫10に物品60a等が入庫される場合が図4に示され、図1に示す保管庫10から物品60a等が出庫される場合が図5,図6に示されていた。それに対して、第2実施形態では、図7に示す保管庫10に物品60a等が保管されている状態で検索が行われる点で第1実施形態と異なる。
図7に示す保管庫10に物品60a等が保管されている状態で検索が行われる際の処理の流れは、図9に示すように、次の点で第1実施形態と異なる。図9に示すステップS21では、図7に示す読み出し装置130aに検索命令がユーザにより入力される。図9に示すステップS22では、物品検索処理が行われる。ステップS23では、物品検索処理により検索された結果すなわち報知すべき物品60a等の識別データ71a等と報知命令とが、検索部141から、図8に示す記憶部31a・送受信部32a・無線回線・送受信部22aを経由して、報知装置50へ渡される。図9に示すステップS24では、報知すべき物品60a等の識別データ71a等と報知命令とに基づき、LED表示による報知が報知装置150a,150b,150c,・・・により行われる。
図9に示す物品検索処理S22の詳細は、次の点で第1実施形態と異なる。図10に示すステップS31では、図7に示す記憶部材120a,120b,120c,・・・に記憶された図3に示す識別データ71a等と賞味期限73a等とが、図7,図8に示す読み出し装置130aにより、記憶部材120a,120b,120c,・・・から読み出される。そして、図3に示す識別データ71a等と賞味期限73a等とは、図7,図8に示す読み出し装置130aから検索装置140の検索部141へ渡される。図10に示すステップS32では、図8に示す検索部141へ渡された図3に示す賞味期限73a等が、図8に示すメモリ43に記憶された図3に示す賞味期限73a等と比較される。すなわち、特定の賞味期限73a等に対する比較でなく、複数の賞味期限73a等において古いものを検索するための比較が行われる。図10に示すステップS33では、図8に示す検索部141へ渡された図3に示す賞味期限73a等が、図8に示すメモリ43に記憶された図3に示す賞味期限73a等より古いか否かが判断される。古いと判断された場合は、ステップS34へ進められ、古くないと判断された場合は、ステップS35へ進められる。ステップS34では、図8に示すメモリ43に記憶された図3に示す賞味期限73a等が、図8に示す検索部141へ渡された図3に示す賞味期限73a等により、図8に示すメモリ43において上書きされる。図10に示すステップS35では、全ての図7に示す物品60a等について検索が行われたか否かが図8に示す検索部141において判断される。全ての図7に示す物品60a等について検索が行われたと判断された場合は、処理が終了され、全ての図7に示す物品60a等について検索が行われていないと判断された場合は、ステップS31へ進められる。これにより、図8に示す検索装置140は、図3に示す賞味期限73a等が古い図7に示す物品60a等の図3に示す識別データ71a等が特定される。したがって、賞味期限73a等が古い図7に示す物品60a等から入出庫されるため、保管庫10に図3に示す賞味期限73a等が古い図7に示す物品60a等が滞留することが低減される点は第1実施形態と同様である。
図7,図8に示す記憶部材120a等に、図3に示す識別データ71a等だけでなく賞味期限73a等や入庫時刻74a等が記憶されている点も、第1実施形態と同様である。したがって、このような図7に示す物品管理システム101によっても、図3に示す賞味期限73a等又は入庫時刻74a等に関する検索が容易に行われるため、図7に示す保管庫10における入出庫の管理コストが低減される。
<第2実施形態の変形例>
(A)図9に示す物品検索処理S22の詳細は、図10に示す通りでなくてもよい。すなわち、図11に示す処理であってもよい。図11において、図10と同様の処理は、同じ番号で示してある。図11に示す処理は、次の点で図10に示す処理と異なる。図11に示すステップS41では、図8に示す検索部141へ渡された図3に示す賞味期限73a等が、図8に示す時計42から取得された現在時刻の情報と比較される。図11に示すステップS42では、図3に示す賞味期限73a等まで近いか否かが判断される。例えば、賞味期限73a等までの日数が3日以内であれば、賞味期限73a等まで近いと判断される。賞味期限73a等まで近いと判断された場合は、図11に示すステップS43へ進められ、図3に示す賞味期限73a等まで近くないと判断された場合は、図11に示すステップS35へ進められる。図11に示すステップS43では、図3に示す識別データ71a等と賞味期限73a等とが、図8に示すメモリ43に追加で書き込まれる。これにより、図8に示す検索装置140は、図3に示す賞味期限73a等が近い図7に示す物品60a等の図3に示す識別データ71a等を特定する。したがって、賞味期限73a等が近い図7に示す物品60a等から入出庫することができるので、保管庫10における物品の廃棄ロスを低減することができる。
(B)図9に示す物品検索処理S22の詳細は、図10に示す通りでなくてもよい。すなわち、図12に示す処理であってもよい。図12において、図10と同様の処理は、同じ番号で示してある。図12に示す処理は、次の点で図10に示す処理と異なる。図12に示すステップS51では、図8に示す検索部141へ渡された図3に示す賞味期限73a等が、図8に示す時計42から取得された現在時刻の情報と比較される。図12に示すステップS52では、図3に示す賞味期限73a等が経過したか否かが判断される。賞味期限73a等が経過したと判断された場合は、図12に示すステップS53へ進められ、図3に示す賞味期限73a等が経過していないと判断された場合は、図12に示すステップS35へ進められる。図12に示すステップS53では、図3に示す識別データ71a等と賞味期限73a等とが、図8に示すメモリ43に追加で書き込まれる。これにより、検索装置140は、図3に示す賞味期限73a等が経過した図7に示す物品60a等の図3に示す識別データ71a等を特定する。したがって、賞味期限73a等が経過した図7に示す物品60a等を廃棄することができる。このため、入出庫の管理コストを低減することができる。
(C)図7,図8に示す記憶部材120a,120b,120c,・・・には、図3に示す賞味期限73a等の代わりに、物品60a等を保管庫10に保管すべき期限である保管期限が記憶されていてもよい。例えば、物品60a等がワインやバナナである場合、保管期限が経過したあとに、物品60a等が保管庫10から出庫される。この場合、図9に示す物品検索処理S22の詳細は、図12に示す処理となり、賞味期限73a等の代わりに、保管期限が経過したか否かが検索される。したがって、保管期限が経過した物品60a等を出庫ことができる。このため、入出庫の管理コストを低減することができる。
(D)図9に示す物品検索処理S22の詳細は、図10に示す通りでなくてもよい。すなわち、図13に示す処理であってもよい。図13において、図10と同様の処理は、同じ番号で示してある。図13に示す処理は、次の点で図10に示す処理と異なる。図13に示すステップS61では、図3に示す種類識別データ72a等の個数が1だけ加算される。図13に示すステップS62では、図8に示すメモリ43に記憶されている図3に示す種類識別データ72a等の個数が、加算された図3に示す種類識別データ72a等の個数により、図8に示すメモリ43において上書きされる。図13に示すステップS63では、図3に示す種類識別データ72a等の物品60a等を発注すべき個数が、図8に示す記憶部31aから検索部141へ渡される。その発注すべき個数は、図8に示すメモリ43に記憶されている図3に示す種類識別データ72a等の個数と、検索部141で比較される。図13に示すステップS64では、図3に示す種類識別データ72a等の個数が発注すべき個数以下であるか否かが、検索部141で判断される。図3に示す種類識別データ72a等の個数が発注すべき個数以下であると判断された場合は、図13に示すステップS65へ進められ、図3に示す種類識別データ72a等の個数が発注すべき個数以下でないと判断された場合は、図12に示すステップS66へ進められる。図13に示すステップS65では、図3に示す識別データ71a等と種類識別データ72a等とが、図8に示すメモリ43に追加書き込みされる。図13に示すステップS66では、全ての図3に示す種類識別データ72a等について検索が行われた否かが判断される。全ての図3に示す種類識別データ72a等について検索が行われたと判断された場合は、処理が終了され、全ての図3に示す種類識別データ72a等について検索が行われていないと判断された場合は、図13に示すステップS63へ進められる。これにより、図8に示す報知装置150a,150b,150c,・・・は、図3に示す識別データ71a等と種類識別データ72a等と報知命令とを、図8に示す読み出し装置130a等と無線回線とを経由して検索装置140から受け取る。報知装置150a,150b,150c,・・・は、図7に示す保管庫10内における物品の数が発注すべき個数以下になった物品60a等について、LED表示による報知を行う。したがって、保管庫10内における物品の数が発注すべき個数以下になったことを容易に確認することができるので、物品の発注ミスを低減することができる。
(E)図10から図12に示す処理において、図3に示す賞味期限73a等が比較される代わりに、入庫時刻74a等が比較されてもよい。図7,図8に示す読み出し装置130aの代わりに、読み出し装置30cにより、記憶部材120a,120b,120c,・・・に記憶された情報が読み出されてもよい。これらの場合でも、同様に、入出庫の管理コストを低減することができる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態に係る物品管理システム201の概念図を図14に示す。また、その構成図を図15に示す。図14及び図15において、図1及び図2の物品管理システム1の構成要素と同様の構成要素は同じ番号で示してある。
この物品管理システム201は、基本的な構造は第1実施形態と同様であるが、図14に示すように、報知装置250aが読み出し装置230aに備えられている点で構成が異なる。すなわち、図15に示すように、検索装置140の検索部141で検索された結果が、検索部141から記憶部31aを経由して報知装置250aに渡される。報知装置250aは、検索部141で検索された結果に基づき、図15に示すようにブザーによる報知を行う。したがって、報知装置250aが読み出し装置230aの近くに設けられているので、報知対象の物品60aの図3に示す識別データ71aと賞味期限73a又は入庫時刻74aとを容易に特定することができる。
この物品管理システム201は、図14に示す保管庫10における物品群60(60a,60b,60c,・・・)の入出庫を管理する処理の流れが第1実施形態と異なる。すなわち、図14に示す保管庫10に物品60a等が保管されている状態で検索が行われる点で第1実施形態と異なる。
処理の詳細は、第2実施形態と同様である点で、第1実施形態と異なる。また、図14に示すように、報知すべき物品が60aである場合、読み出し装置230aが物品60cの前に持って行かれたときは、報知装置250aがブザーによる報知を行わず、読み出し装置230aが物品60aの前に持って行かれたときは、報知装置250aがブザーによる報知を行う。この点で、第1実施形態及び第2実施形態と異なる。
図14,図15に示す記憶部材20a等に、図3に示す識別データ71a等だけでなく賞味期限73a等や入庫時刻74a等が記憶されている点も、第1実施形態と同様である。したがって、このような図14に示す物品管理システム101によっても、図3に示す賞味期限73a等又は入庫時刻74a等に関する検索が容易に行われるため、図14に示す保管庫10における入出庫の管理コストが低減される。
<第3実施形態の変形例>
(A)報知装置250aと読み出し装置230aとは、複数存在していてもよい。すなわち、物品管理システム201は、報知装置250aの代わりに、報知装置群250(250a,250b,250c,・・・)を備えていてもよい。物品管理システム201は、読み出し装置230aの代わりに、読み出し装置群230(230a,230b,230c,・・・)を備えていてもよい。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態に係る物品管理システム301の概念図を図16に示す。また、その構成図を図17に示す。図16及び図17において、図1及び図2の物品管理システム1の構成要素と同様の構成要素は同じ番号で示してある。
この物品管理システム301は、基本的な構造は第1実施形態と同様であるが、図16に示すように、報知装置群350(350a,350b,350c,・・・)が保管場所群11(11a,11b,11c,・・・)のそれぞれに備えられている点で構成が異なる。すなわち、図17に示すように、検索部341によりデータベース344が参照されて検索が行われ、検索装置340の検索部341で検索された結果が、検索部341から報知装置350a,350b,350c,・・・に渡される。報知装置350a,350b,350c,・・・は、検索部341で検索された結果に基づき、図16に示すようにLED表示による報知を行う。したがって、報知装置350a,350b,350c,・・・が保管庫10における保管場所11a,11b,11c,・・・の近くに設けられているので、物品60a等に適した保管場所11a,11b,11c,・・・が容易に特定される。
この物品管理システム301は、検索装置340がデータベース344をさらに備えている点で、第1実施形態と異なる。すなわち、図18に示すように、データベース344には、賞味期限までの期間345と保管場所346とが対応づけて記憶されている。
この物品管理システム301は、図16に示す保管庫10における物品群60(60a,60b,60c,・・・)の入出庫を管理する処理の流れが第1実施形態と異なる。すなわち、物品群60(60a,60b,60c,・・・)が保管庫10に入庫される処理の流れが、図19に示すように、次の点で第1実施形態と異なる。なお、図19において、図4と同様の処理は同じ番号で示してある。図19に示すステップS71では、保管場所検索処理が図17に示す検索部341で行われる。図19に示すステップS72では、図18に示す保管場所11a,11b,11c,・・・の識別データ346a,346b,346c,・・・と報知命令とが、検索部341から報知装置350a,350b,350c,・・・へ渡される。図19に示すステップS73では、図18に示す保管場所11a,11b,11c,・・・の識別データ346a,346b,346c,・・・と報知命令とに基づき、LED表示による報知が行われる。
図20に示す保管場所検索処理S71の詳細は、次の点で第1実施形態と異なる。図20に示すステップS81では、図3に示す識別データ71aと賞味期限73aとが、図17に示す記憶部31aから検索部341に渡され、検索部341からメモリ43に渡され、メモリ43で一時的に記憶される。図17に示す検索部341により時計42が参照され、現在時刻の情報が時計42から検索部341に渡される。検索部341で、現在時刻と、図3に示す賞味期限73aとから、賞味期限73aまでの期間が計算される。図20に示すステップS82では、図17に示す検索部341によりデータベース344が参照される。図20に示すステップS83では、図17に示すデータベース344において図18に示す賞味期限までの期間345に対応する保管場所346の識別データ346a,346b,346c,・・・が特定される。これにより、賞味期限までの期間345に対して適した保管場所346の識別データ346a,346b,346c,・・・が特定される。
図16,図17に示す記憶部材20a等に、図3に示す識別データ71a等だけでなく賞味期限73a等や入庫時刻74a等が記憶されている点も、第1実施形態と同様である。したがって、このような図16に示す物品管理システム301によっても、図3に示す賞味期限73a等又は入庫時刻74a等に関する検索が容易に行われるため、図16に示す保管庫10における入出庫の管理コストが低減される。
<第4実施形態の変形例>
(A)図17に示すデータベース344は、図18に示す内容が記憶されていなくてもよい。すなわち、図21に示す内容が記憶されているデータベース344aであってもよい。この場合でも、図16に示す報知装置350a,350b,350c,・・・が保管庫10における保管場所11a,11b,11c,・・・の近くに設けられているので、物品60a等の種類に適した保管場所11a,11b,11c,・・・が容易に特定される。
本発明にかかる物品管理システム、記憶部材、読み出し装置及び保管庫は、入出庫の管理コストを低減することができるという効果を有し、物品管理システム、記憶部材、読み出し装置及び保管庫等として有用である。
本発明の第1実施形態による物品管理システムの概念図。 本発明の第1実施形態による物品管理システムの構成図。 本発明の第1実施形態による記憶部材の概念図。 物品群が保管庫に入庫される処理の流れを示すフローチャート。 物品群が保管庫から出庫される処理の流れを示すフローチャート。 物品群が保管庫から出庫される処理の流れを示すフローチャート。 本発明の第2実施形態による物品管理システムの概念図。 本発明の第2実施形態による物品管理システムの構成図。 検索処理を示すフローチャート。 物品検索処理を示すフローチャート。 物品検索処理を示すフローチャート。 物品検索処理を示すフローチャート。 物品検索処理を示すフローチャート。 本発明の第3実施形態による物品管理システムの概念図。 本発明の第3実施形態による物品管理システムの構成図。 本発明の第4実施形態による物品管理システムの概念図。 本発明の第4実施形態による物品管理システムの構成図。 本発明の第4実施形態によるデータベースの概念図。 物品群が保管庫に入庫される処理の流れを示すフローチャート。 保管場所検索処理を示すフローチャート。 本発明の第4実施形態によるデータベースの概念図。
符号の説明
1,101,201,301 物品管理システム
10 保管庫
20,120 記憶部材群
30,130,230 読み出し装置群
40,140,340 検索装置
50,150,250,350 報知装置
60 物品群
14 空気調和機

Claims (18)

  1. 保管庫(10)における複数の物品(60)の入出庫を管理する物品管理システム(1,101,201,301)であって、
    前記複数の物品(60)のそれぞれに対して付され、前記複数の物品(60)のそれぞれを他の物品(60a,60b,60c,・・・)から識別するデータである識別データ(71)と前記複数の物品(60)のそれぞれに関する時間的な情報である時間情報(73,74)とを記憶している記憶部材(20,120)と、
    前記識別データ(71)と前記時間情報(73,74)とを前記記憶部材(20,120)から読み出す読み出し装置(30,130,230)と、
    を備えた物品管理システム(1,101,201,301)。
  2. 前記読み出し装置(30,130,230)が読み出した前記識別データ(71)及び前記時間情報(73,74)の少なくとも一方に基づいて検索を行う検索装置(40,140,340)をさらに備えた、
    請求項1に記載の物品管理システム(1,101,201,301)。
  3. 前記記憶部材(20,120)は、前記複数の物品(60)のそれぞれに対する種類を示す種類識別データ(72)をさらに記憶しており、
    前記検索装置(40,140,340)は、前記識別データ(71)及び前記時間情報(73,74)及び前記種類識別データ(72)の少なくとも1つに基づいて検索を行う、
    請求項2に記載の物品管理システム(1,101,201,301)。
  4. 前記検索装置(40,140,340)は、前記時間情報(73,74)が古い1以上の物品(60a,60b,60c,・・・)について検索を行う、
    請求項2又は3のいずれかに記載の物品管理システム(1,101,201,301)。
  5. 前記時間情報(73,74)は、前記複数の物品(60)のそれぞれに関する期限を含み、
    前記検索装置(40,140,340)は、前記複数の物品(60)のそれぞれに関する前記期限が近い1以上の物品(60a,60b,60c,・・・)について検索を行う、
    請求項2又は3のいずれかに記載の物品管理システム(1,101,201,301)。
  6. 前記時間情報(73,74)は、前記複数の物品(60)のそれぞれに関する期限を含み、
    前記検索装置(40,140,340)は、前記複数の物品(60)のそれぞれに関する前記期限が経過した1以上の物品(60a,60b,60c,・・・)について検索を行う、
    請求項2又は3のいずれかに記載の物品管理システム(1,101,201,301)。
  7. 前記検索装置(40,140,340)が検索した結果に基づいて報知を行う報知装置(50,150,250,350)をさらに備えた、
    請求項2から6のいずれかに記載の物品管理システム(1,101,201,301)。
  8. 前記検索装置(40,140,340)は、前記保管庫(10)内における前記物品(60a,60b,60c,・・・)の数を検索し、
    前記報知装置(50,150,250,350)は、前記検索装置(40,140,340)が検索した結果に基づき、前記保管庫(10)内における前記物品(60a,60b,60c,・・・)の数が一定数以下になったら報知を行う、
    請求項7に記載の物品管理システム(1,101,201,301)。
  9. 前記報知装置(50,150,250,350)は、前記記憶部材(20,120)の近くに設けられている、
    請求項7に記載の物品管理システム(1,101,201,301)。
  10. 前記報知装置(50,150,250,350)は、前記読み出し装置(30,130,230)の近くに設けられている、
    請求項7に記載の物品管理システム(1,101,201,301)。
  11. 前記報知装置(50,150,250,350)は、前記保管庫(10)における保管場所(11)の近くに設けられ、
    前記検索装置(40,140,340)は、前記物品(60a,60b,60c,・・・)の前記保管場所(11)を検索する、
    請求項7に記載の物品管理システム(1,101,201,301)。
  12. 前記記憶部材(20,120)は、無線タグである、
    請求項1から11のいずれかに記載の物品管理システム(1,101,201,301)。
  13. 前記記憶部材(20,120)は、バーコードである、
    請求項1から11のいずれかに記載の物品管理システム(1,101,201,301)。
  14. 前記保管庫(10)における管理空間(15)を調和する空気調和機(14)をさらに備えた、
    請求項1から13のいずれかに記載の物品管理システム(1,101,201,301)。
  15. 保管庫(10)における複数の物品(60)の入出庫が管理される物品管理方法であって、
    前記複数の物品(60)のそれぞれを他の物品(60a,60b,60c,・・・)から識別するデータである識別データ(71)と前記複数の物品(60)のそれぞれに関する時間的な情報である時間情報(73,74)とが、前記複数の物品(60)のそれぞれに付される部材である記憶部材(20,120)に記憶される第1ステップと、
    前記第1ステップで記憶された前記識別データ(71)と前記時間情報(73,74)とが前記記憶部材(20,120)から読み出される第2ステップと、
    を備えた物品管理方法。
  16. 保管庫(10)において入出庫の管理がなされる複数の物品(60)のそれぞれに付される記憶部材(20,120)であって、
    前記複数の物品(60)のそれぞれを他の物品(60a,60b,60c,・・・)から識別するデータである識別データ(71)と、前記複数の物品(60)のそれぞれに関する時間的な情報である時間情報(73,74)とを、記憶している記憶部(21)と、
    前記記憶部に記憶されている情報を送受信する送受信部(22)と、
    を備えた記憶部材(20,120)。
  17. 保管庫(10)において入出庫の管理がなされる複数の物品(60)のそれぞれに付され、前記複数の物品(60)のそれぞれを他の物品(60a,60b,60c,・・・)から識別するデータである識別データ(71)と前記複数の物品(60)のそれぞれに関する時間的な情報である時間情報(73,74)とを記憶している記憶部材(20,120)から、前記識別データ(71)と前記時間情報(73,74)とを読み出す、
    読み出し装置(30,130,230)。
  18. 複数の物品(60)の入出庫を管理するための保管庫(10)であって、
    前記複数の物品(60)を保管する管理空間(15)と、
    前記複数の物品(60)のそれぞれに対して付され、前記複数の物品(60)のそれぞれを他の物品(60a,60b,60c,・・・)から識別するデータである識別データ(71)と、前記複数の物品(60)のそれぞれに関する時間的な情報である時間情報(73,74)とを、記憶している記憶部材(20,120)と、
    前記識別データ(71)と前記時間情報(73,74)とを前記記憶部材(20,120)から読み出す読み出し装置(30,130,230)と、
    を備えた保管庫(10)。
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