JP3915471B2 - 売場在庫管理システム - Google Patents

売場在庫管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP3915471B2
JP3915471B2 JP2001326760A JP2001326760A JP3915471B2 JP 3915471 B2 JP3915471 B2 JP 3915471B2 JP 2001326760 A JP2001326760 A JP 2001326760A JP 2001326760 A JP2001326760 A JP 2001326760A JP 3915471 B2 JP3915471 B2 JP 3915471B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
product
sales floor
processed
tag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001326760A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003128213A (ja
Inventor
修 石山
香 山口
勝治 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Retail Systems Co Ltd filed Critical Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority to JP2001326760A priority Critical patent/JP3915471B2/ja
Publication of JP2003128213A publication Critical patent/JP2003128213A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3915471B2 publication Critical patent/JP3915471B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、売場在庫管理システムに関し、特に、商品保管所と売場とが分離された店舗における商品の在庫状況を管理する売場在庫管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、スーパーマッケットなどの店舗では、商品の搬入を行い、一時的にストックしておく商品保管所としてのバックヤードと、商品をショーケースなどに陳列して販売する売場とに分かれている。そこで、バックヤードからショーケースまでは、カート(籠車など)を使って商品が運ばれ、陳列されていた。
【0003】
一般に、商品の流れは、メーカー(産地)から物流センターを経由し、届け先の店舗まで配送されるが、その途中で商品の仕分け、積み替え、検品などが行われている。検品は、注文リストと商品とを照合することから、検品後はどのような商品がどれだけ(量)入荷したかが把握できる。この検品は、店舗の入荷時にも行われるが、その後は、商品がバックヤードに放置されているか、倉庫あるいは売場へ運ばれたかなど、商品の流れを具体的に把握することができなかった。そこで、従来は、POSシステムなどの売り上げ情報を利用し、入荷した商品から売れた商品を除く残りを店舗内の商品とする在庫管理が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような店舗における商品の在庫管理システムにあっては、例えば、ある商品の陳列品が足りなくなった場合、店舗内にまだ在庫があることはわかっても、その所在がわからないと全ての場所を1つ1つ探さなければならず、作業効率が悪くなるという問題点を有していた。
【0005】
また、殆どの商品には在庫期限があるため、入荷した順序で売場に陳列していく必要があるが、店舗内での商品の在庫管理が充分に行われていないと、古い商品が残ってしまい、廃棄処分にされるなど無駄が出るという問題点を有していた。
【0006】
さらに、素材の状態で入荷された商品については、店内で加工し加工品として売場に出すことがあるが、この加工品は入荷時の素材とは姿・形が変化しているため、在庫管理を行う上で商品の流れが一層分り難くなるという問題点を有していた。
【0007】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、売場における商品の在庫管理をより細かく行うことによって店舗内での商品の所在や流れを明確化すると共に、素材を加工して加工品とした場合であっても素材と加工品との対応関係がとれるようにした売場在庫管理システムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、商品保管所と売場とが分離された店舗において、素材から加工した加工品に無線タグを貼り付けて該加工品の在庫状況を管理する売場在庫管理システムであって、前記加工品毎の素材情報が記録され、前記加工品に添付されるバーコードラベルを発行するバーコードラベル発行手段と、前記バーコードラベルのバーコードデータを読み取り、少なくとも1つのバーコードラベルに対して1つ以上の加工品の素材情報が書き込まれ、前記加工品、あるいは、その加工品を載せて運ぶ搬送車に添付される無線タグを発行する無線タグ発行手段と、前記商品保管所と売場との間の出入り口に少なくとも設けられ、その出入り口を通過する前記無線タグの情報を読み取る第1タグ情報読取手段と、前記第1タグ情報読取手段により読み取られた無線タグの情報に基づいて、素材と、該素材の加工後に売場へ運ばれた加工品とを対応付けて在庫管理を行う在庫管理手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
この請求項1に記載の発明によれば、加工品毎の素材情報が記録され、前記加工品に添付されるバーコードラベルを発行するバーコードラベル発行手段と、前記バーコードラベルのバーコードデータを読み取り、少なくとも1つのバーコードラベルに対して1つ以上の加工品の素材情報が書き込まれ、前記加工品、あるいは、その加工品を載せて運ぶ搬送車に添付される無線タグを発行する無線タグ発行手段と、前記商品保管所と売場との間の出入り口に少なくとも設けられ、その出入り口を通過する前記無線タグの情報を読み取る第1タグ情報読取手段と、前記第1タグ情報読取手段により読み取られた無線タグの情報に基づいて、素材と、該素材の加工後に売場へ運ばれた加工品とを対応付けて在庫管理を行う在庫管理手段と、を備えたことで、素材から個々に加工された加工品の商品情報をバーコードラベル化することによって、素材と加工品との対応関係がとれるようになり、さらに、そのバーコードデータを個別に対応させるか、何枚かの商品情報をまとめて無線タグに書き込むことによって、商品保管所と売場との間の出入り口に設けられた第1タグ情報読取手段で読み取れるので、加工品についても素材との対応関係をとりつつ、売場へ入った商品情報として把握することができ、売場での在庫管理を行うことができる。
【0014】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から3の何れか一項に記載の売場在庫管理システムにおいて、前記売場における商品の陳列エリア近辺に設けられ、陳列される商品に添付された無線タグの情報を読み取る第2タグ情報読取手段と、前記陳列エリアにおける商品情報を管理する陳列エリア管理手段と、を備え、前記第2タグ情報読取手段により読み取られた無線タグの情報を前記陳列エリア管理手段で管理すると共に、前記在庫管理手段に対して管理情報を送って、陳列エリア内の商品の在庫管理を行うことを特徴とする。
【0015】
この請求項4に記載の発明によれば、売場の商品陳列エリア近辺に設けられた第2タグ情報読取手段によって陳列される商品に添付された無線タグの情報を読み取り、その読み取った無線タグの情報を陳列エリア管理手段で管理し、それを在庫管理手段に対して管理情報を送ることによって、陳列エリア内の商品の在庫管理を行うことができる。
【0016】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から4の何れか一項に記載の売場在庫管理システムにおいて、前記第1タグ情報読取手段と、前記陳列エリア管理手段と、前記商品を載せて運ぶ搬送車には、相互に近距離で通信することが可能な近距離通信手段がさらに設けられていることを特徴とする。
【0017】
この請求項5に記載の発明によれば、第1タグ情報読取手段と陳列エリア管理手段と搬送車には、相互に近距離通信を行う近距離通信手段がさらに設けられているため、搬送車が第1タグ情報読取手段を通過した際に搬送車に載っている商品情報が読み取られると共に、近距離通信手段により通信を行うことによって商品情報と搬送車との対応関係をとることができる。
【0018】
また、搬送車を使って商品を陳列エリアまで運び、陳列する場合は、その陳列エリア管理手段の近くまで搬送車を移動させるため、陳列エリア管理手段と搬送車との間で近距離通信が可能になった時点で当該陳列エリアに商品が陳列されたものとみなすことができる。
【0019】
さらに、売場内で搬送車の行方がわからなくなった場合でも、近距離通信手段を使って搬送車との間で通信が可能な陳列エリア管理手段があれば、その近くに搬送車が居ることが判明するため、搬送車の場所を探し出すこともできる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる売場在庫管理システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0021】
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1にかかる売場在庫管理システムを説明する図であり、図2は、図1のカートや商品に添付された無線タグとタグリーダ・ライタとの関係を説明するブロック図である。本実施の形態1は、スーパーマーケットの商品保管所としてのバックヤードと店舗の売場側とを分けて、商品の流れや所在を把握するようにした売場在庫管理システムに関するものである。
【0022】
図1において、本実施の形態1にかかる売場在庫管理システムは、スーパーマーケットのバックヤード側と売場(店舗)側との間の出入り口に無線タグとしてのRFIDタグ3,5に書き込まれた情報を読み取るタグリーダ1とアンテナゲート2とが設置されている。
【0023】
RFIDタグ3は、籠車4に添付されていて、籠車4に載せられた商品8に関する商品情報が書き込まれている。また、RFIDタグ5は、加工品を運ぶ加工品専用カート6に載せられた加工品7にバーコードラベル9と一緒に添付されている。
【0024】
そして、上記したアンテナゲート2を通過し、タグリーダ1で読み取られた商品情報は、店舗サーバ10に無線送信され、ここで店舗内における在庫管理など様々な情報管理が行われている。
【0025】
また、図2に示すタグリーダ・ライタ1とアンテナ2とは、図1のタグリーダ1とアンテナゲート2に相当するものであるため、ここでは同一符号を付けて、以下説明する。そして、RFIDタグ3,5は、無線によりデータを送受信するためのアンテナ22、無線通信処理を行う通信部23、タグデータなどが書き込まれる記憶部24、通信部23や記憶部24に対して通信制御や記憶制御を行う制御部25などにより構成されている。
【0026】
次に、動作について説明する。
まず、籠車4に積載された商品8の商品情報は、全てRFIDタグ3に書き込まれている。また、加工品専用カート6に載せられた複数の加工品7の商品情報は、ここではその中の一つの加工品に添付したRFIDタグ5に代表させて書き込んだが、各加工品毎にRFIDタグを添付し、個々の商品情報を書き込むようにしても勿論良い。
【0027】
上記した籠車4や加工品専用カート6をバックヤード側で準備し、店舗内の売場へ運ぶ場合は、バックヤードと売場との間の出入り口に設けられたアンテナゲート2の中を通過する。その際、アンテナゲート2を介してタグリーダ1とRFIDタグ3,5との間で一定の通信手順が行われると、RFIDタグ3,5の側の制御部25が記憶部24に書き込まれている商品情報を読み出し、通信部23を介してタグリーダ1に送信する。
【0028】
タグリーダ1は、バックヤードからアンテナゲート2を通過して売場に運ばれる全ての商品の商品情報を受信することが可能となり、この受信情報を店舗サーバ10に送信することによって、バックヤードから売場へどの商品が、いつ頃、どれだけ運ばれたかを把握することができる。このように、店舗サーバ10は、受け取った商品情報に基づいて商品の在庫管理を正確かつ具体的に行うことができる。
【0029】
また、図1には図示していないが、売場には、商品を精算するレジスタが設けられていて、商品の売り上げ情報を利用するPOSシステムと本実施の形態1とを組み合わせることも可能である。すなわち、バックヤード側から売場に運ばれた商品情報と、売り上げ情報とを総合することにより、現在売場内にある在庫を正確に管理することができる。
【0030】
なお、上記実施の形態1では、RFIDタグのデータを読み取るタグリーダ1とアンテナゲート2をバックヤードと売場との間に設けた例で説明したが、これ以外に、バックヤード側、あるいは、売場側のいくつかの地点に同様のものを設置しておけば、商品の流れや所在をより詳細に把握することが可能となり、きめ細かい在庫管理を行うことが可能となる。
【0031】
(実施の形態2)
一般にスーパーマーケットなどでは、入荷した素材(例えば、肉や魚など)をそのまま陳列するのではなく、バックヤード側で切り分けたり調理するなどして、1つの素材から複数の加工品を作って販売することが行われている。このような加工品は、元の素材と姿・形が異なるため、素材との対応関係を持たせることが難しく、入荷時に管理されていた素材を加工後にも対応付けて在庫管理できるようにすることが望まれている。
【0032】
図3は、加工品に添付するバーコードラベルとRFIDタグの発行を行う装置の説明図であり、図4は、バーコードラベルとRFIDタグとが添付された加工品の側面図である。本実施の形態2は、素材を加工する際に、個々の加工品の商品情報を把握し、これをバーコードラベル化し、それをさらにRFIDタグ化して各加工品に添付するようにした売場在庫管理システムに関するものである。
【0033】
図3に示すように、店舗サーバ10は、図示しない素材を加工する際に得られる加工品毎の重量、商品名、元の素材、値段、数量、売場、賞味期限(在庫期限)等の商品情報を持っていて、加工品に添付するバーコードラベルを発行する際にこれを用いる。すなわち、店舗サーバ10から受信機32を介してバーコードラベル発行手段としてのバーコードラベルプリンタ31へ上記の加工品毎の商品情報が入力されると、それぞれの情報に応じたバーコードラベル33が印字出力される。
【0034】
印字出力されたバーコードラベル33は、無線タグ発行手段としての無線タグ発行装置34にてバーコードデータを読み取り、その読み取ったデータをRFIDタグ5に書き込んで発行する。なお、RFIDタグ5の発行は、必ずしも無線タグ発行装置34にてバーコードデータを読み取らなくてもよく、バーコードラベルプリンタ31の情報を無線タグ発行装置34にて直接読み取り、その読み取ったデータをRFIDタグ5に書き込んで発行することも可能である。ここでは、素材との関係を明確にすると共に、RFIDタグを有効利用するため、1つの素材から加工された複数の加工品に対するバーコードラベル33は個々に発行するが、RFIDタグ5の方は1つの素材から加工された加工品全部の商品情報を1つにまとめて書き込み、これを最後のバーコードラベル33に添付するようにしている。RFIDタグ5に商品情報を書き込む無線タグ発行装置34は、内部に図2に示すようなタグリーダ・ライタ1の機能を備えている。
【0035】
これを図4で見ると、加工品専用カート6上に置かれた加工品7には、バーコードラベル9がそれぞれ添付されていて、最後のバーコードラベル9には複数の加工品の商品情報をまとめて書き込んだRFIDタグ5が添付されている。
【0036】
このように、本実施の形態2によれば、素材を加工して加工品にしても素材との間で対応関係をとることが可能になり、それらの商品情報をRFIDタグに書き込んで加工品に添付することから、バックヤードと売場との間に設けられたタグリーダ1を使って商品情報を容易に読み取ることができるので、詳細な在庫管理を行うことが可能となる。
【0037】
なお、本実施の形態2では、上記例にのみ限定されるものではなく、RFIDタグ5もバーコードラベル33と同様に個々の加工品毎に添付するようにしたり、あるいは、1つの素材から加工される加工品の数量が多い場合などは、商品情報を5個単位や10個単位(その数は任意)でまとめて書き込み、その都度バーコードラベルと一緒に添付するようにしても良い。
【0038】
(実施の形態3)
図5は、この発明の実施の形態3にかかるバックヤードと売場との出入り口付近の構成を説明する図であり、図6は、この発明の実施の形態3にかかる売場のショーケース付近の構成を説明する図である。本実施の形態3は、ショーケース41にRFIDタグが添付された商品が陳列されたことを認識して在庫管理できるようにした売場在庫管理システムに関するものである。
【0039】
まず、図5においては、加工品専用カート6とタグリーダ1にそれぞれ近距離通信手段として、赤外線53を使った赤外線送受信機51,52を具備していて、加工品専用カート6がアンテナゲート2を通過する際に、商品に添付されたRFIDタグ5の商品情報を読み取ると共に、どの加工品専用カート6かをID等を使って認識するようにする。この認識情報は、タグリーダ1の通信機能を使って、店舗サーバ10に送ることができる。
【0040】
次に、図6においては、売場内に商品を陳列するショーケース41が設けられていて、その中の陳列スペース42には、バーコードラベル9やRFIDタグ5などが添付された加工品7が陳列されている。本実施の形態3では、ショーケース41にショーケースに陳列される商品を管理するショーケースコントローラ43が側面に取付けられている。このショーケースコントローラ43には、上記したのと同様の赤外線送受信機54が取り付けられていて、ショーケース41の近くに加工品専用カート6が来た時に、相互に通信を行うことによって、加工品専用カート6の存在を確認することができる。
【0041】
このカート確認情報は、店舗サーバ10側に送られると、先にアンテナゲート2を通過した時に認識されたカートが所定のショーケースの前まできたことがわかるので、当該商品の陳列作業が行われたとみなすことができる。
【0042】
また、探している商品が載った加工品専用カート6が見つからない時は、各ショーケース41に取付けられたショーケースコントローラ43の赤外線送受信機54を使って通信を行い、探しているカートとの間で通信できた場合は、そのショーケースコントローラ43の近辺にカートがあるので、容易に見つけることができる。ここでは、近距離通信手段として赤外線を使ったが、必ずしもこれに限定されるものではない。
【0043】
さらに、本実施の形態3では、ショーケース41内の陳列スペース42にRFIDタグ5が添付された商品が陳列された時に、その商品情報を読み取ることのできるタグリーダ45を配置している。このタグリーダ45は、商品がショーケース41に陳列された場合に、その商品情報を読み取ることによって、当該商品が陳列されたことを確認することができる。この確認情報も、上記したショーケースコントローラ43を介して店舗サーバ10に送ることができるので、陳列されている商品情報を得ることができる。
【0044】
なお、図5,6の実施の形態3において、商品7に添付するRFIDタグ5を省いて赤外線送受信機51,52,54のみで商品の流れや所在を確認することも可能である。この場合、加工品専用カート6の赤外線送受信機51に当該カート上に置かれる全商品の商品情報を書き込む記憶部を備えておき、加工品専用カート6が赤外線送受信機52の近傍を通過して売場に運ばれる際に、赤外線送受信機52が前記記憶部の商品情報(カート上の全商品の商品情報)およびどのカートかを識別するカートIDを読み取り、タグリーダ1の通信機能を使って、店舗サーバ10に送るようにする。これにより、バックヤードから売場へどの商品が、いつ頃、どの加工品専用カートに載せられて運ばれたかを把握することができる。
【0045】
また、ショーケース41では、近くに加工品専用カート6が来た時に、加工品専用カート6の存在が確認できるとともに、当該カート上の全ての商品の商品情報も確認することができる。この場合は、加工品専用カート6がショーケース41の前まできた時点で、カート上の商品がショーケースに陳列されたものとみなす。
【0046】
このように、本実施の形態3によれば、商品がバックヤードから売場に入り、所定のショーケースに陳列されるまでの流れや所在を確認することができるので、売場に入った商品が所定の場所に陳列されたか否か、あるいは、商品を運ぶカートの所在地などを把握することが可能となる。
【0047】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、加工品毎の素材情報が記録され、前記加工品に添付されるバーコードラベルを発行するバーコードラベル発行手段と、前記バーコードラベルのバーコードデータを読み取り、少なくとも1つのバーコードラベルに対して1つ以上の加工品の素材情報が書き込まれ、前記加工品、あるいは、その加工品を載せて運ぶ搬送車に添付される無線タグを発行する無線タグ発行手段と、前記商品保管所と売場との間の出入り口に少なくとも設けられ、その出入り口を通過する前記無線タグの情報を読み取る第1タグ情報読取手段と、前記第1タグ情報読取手段により読み取られた無線タグの情報に基づいて、素材と、該素材の加工後に売場へ運ばれた加工品とを対応付けて在庫管理を行う在庫管理手段と、を備えたことで、素材から個々に加工された加工品の商品情報をバーコードラベル化することによって、素材と加工品との対応関係がとれるようになり、さらに、そのバーコードデータを個別に対応させるか、何枚かの商品情報をまとめて無線タグに書き込むことによって、商品保管所と売場との間の出入り口に設けられた第1タグ情報読取手段で読み取れるので、加工品についても素材との対応関係をとりつつ、売場へ入った商品情報として把握することができ、売場での在庫管理を行うことができる。
【0050】
また、本発明によれば、売場の商品陳列エリア近辺に設けられた第2タグ情報読取手段によって陳列される商品に添付された無線タグの情報を読み取り、その読み取った無線タグの情報を陳列エリア管理手段で管理し、それを在庫管理手段に対して管理情報を送るようにしたので、陳列エリア内の商品の在庫管理を行うことができる。
【0051】
また、本発明によれば、第1タグ情報読取手段と陳列エリア管理手段と搬送車には、相互に近距離通信を行う近距離通信手段がさらに設けられているので、搬送車が第1タグ情報読取手段を通過した際に搬送車に載っている商品情報が読み取られると共に、近距離通信手段により通信を行うことによって商品情報と搬送車との対応関係をとることができる。
【0052】
また、搬送車を使って商品を陳列エリアまで運び、陳列する場合は、その陳列エリア管理手段の近くまで搬送車を移動させるので、陳列エリア管理手段と搬送車との間で近距離通信が可能になった時点で当該陳列エリアに商品が陳列されたものとみなすことができる。
【0053】
さらに、売場内で搬送車の行方がわからなくなった場合でも、近距離通信手段を使って搬送車との間で通信が可能な陳列エリア管理手段があれば、その近くに搬送車が居ることが判明するので、搬送車の場所を探し出すこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1にかかる売場在庫管理システムを説明する図である。
【図2】図1のカートや商品に添付された無線タグとタグリーダ・ライタとの関係を説明するブロック図である。
【図3】加工品に添付するバーコードラベルとRFIDタグの発行を行う装置の説明図である。
【図4】バーコードラベルとRFIDタグとが添付された加工品の側面図である。
【図5】この発明の実施の形態3にかかるバックヤードと売場との出入り口付近の構成を説明する図である。
【図6】この発明の実施の形態3にかかる売場のショーケース付近の構成を説明する図である。
【符号の説明】
1 タグリーダ
2 アンテナゲート
3、5 RFIDタグ
4 籠車
6 加工品専用カート
7 加工品
8 商品
9 バーコードラベル
10 店舗サーバ
22 アンテナ
23 通信部
24 記憶部
25 制御部
32 受信機
33 バーコードラベル
34 無線タグ発行装置
41 ショーケース
42 陳列スペース
43 ショーケースコントローラ
45 タグリーダ
51、52 赤外線送受信機
53 赤外線
54 赤外線送受信機

Claims (3)

  1. 商品保管所と売場とが分離された店舗において、素材から加工した加工品に無線タグを貼り付けて該加工品の在庫状況を管理する売場在庫管理システムであって、
    前記加工品毎の素材情報が記録され、前記加工品に添付されるバーコードラベルを発行するバーコードラベル発行手段と、
    前記バーコードラベルのバーコードデータを読み取り、少なくとも1つのバーコードラベルに対して1つ以上の加工品の素材情報が書き込まれ、前記加工品、あるいは、その加工品を載せて運ぶ搬送車に添付される無線タグを発行する無線タグ発行手段と、
    前記商品保管所と売場との間の出入り口に少なくとも設けられ、その出入り口を通過する前記無線タグの情報を読み取る第1タグ情報読取手段と、
    前記第1タグ情報読取手段により読み取られた無線タグの情報に基づいて、素材と、該素材の加工後に売場へ運ばれた加工品とを対応付けて在庫管理を行う在庫管理手段と、
    を備えたことを特徴とする売場在庫管理システム。
  2. 前記売場における加工品の陳列エリア近辺に設けられ、陳列される加工品に添付された無線タグの情報を読み取る第2タグ情報読取手段と、
    前記陳列エリアにおける加工品情報を管理する陳列エリア管理手段と、
    を備え、前記第2タグ情報読取手段により読み取られた無線タグの情報を前記陳列エリア管理手段で管理すると共に、前記在庫管理手段に対して管理情報を送って、陳列エリア内の加工品の在庫管理を行うことを特徴とする請求項1に記載の売場在庫管理システム。
  3. 前記第1タグ情報読取手段と、前記陳列エリア管理手段と、前記加工品を載せて運ぶ搬送車には、相互に近距離で通信することが可能な近距離通信手段がさらに設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の売場在庫管理システム。
JP2001326760A 2001-10-24 2001-10-24 売場在庫管理システム Expired - Fee Related JP3915471B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001326760A JP3915471B2 (ja) 2001-10-24 2001-10-24 売場在庫管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001326760A JP3915471B2 (ja) 2001-10-24 2001-10-24 売場在庫管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003128213A JP2003128213A (ja) 2003-05-08
JP3915471B2 true JP3915471B2 (ja) 2007-05-16

Family

ID=19143092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001326760A Expired - Fee Related JP3915471B2 (ja) 2001-10-24 2001-10-24 売場在庫管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3915471B2 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4486789B2 (ja) * 2003-05-20 2010-06-23 株式会社テクノメデイカ 採血管準備システム
JP2005011083A (ja) * 2003-06-19 2005-01-13 Itochu Corp 店舗内の情報を収集するための情報収集方法
JP4720098B2 (ja) * 2004-04-16 2011-07-13 日本電気株式会社 Id発行管理システム、物品情報管理システムおよびid発行管理方法
JP2006029655A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd ショーケース温度管理システム
JP4555795B2 (ja) * 2006-04-04 2010-10-06 勧 飯田 コンピュータを使ったスーパーマーケット等の流通業における納入商品の検品および検品時棚卸しを支援するシステム
CN101778784A (zh) 2007-08-09 2010-07-14 三菱电机株式会社 检验系统
ES2342521B1 (es) * 2007-09-21 2011-05-23 Alfonso Perez Madrazo Dispositivo perfeccionado para la identificacion, localizacion y control de contenedores de mercancias y carros de compra de grandes superficies.
JP2009301297A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Toshiba Tec Corp 情報提供装置、コンピュータプログラム及び店舗システム
KR101053394B1 (ko) * 2008-07-18 2011-08-01 주식회사 포스코아이씨티 코크스 공장의 이동기기 주행위치 제어 시스템 및 방법
KR101027271B1 (ko) 2008-07-18 2011-04-06 주식회사 포스코아이씨티 코크스 공장의 장입차 주행위치 제어 시스템 및 방법
JP2010044723A (ja) * 2008-08-18 2010-02-25 Toshiba Tec Corp 情報提供装置及びコンピュータプログラム
JP2011175647A (ja) * 2011-03-04 2011-09-08 Nippon Signal Co Ltd:The リーダライタシステム及びリーダシステム
JP2013166597A (ja) * 2012-02-14 2013-08-29 Ricoh Co Ltd 物品管理システム、サーバ及び物品管理プログラム
KR101483546B1 (ko) 2012-05-25 2015-01-16 손용석 Rdtag 이력관리 시스템
CN103231885A (zh) * 2013-04-15 2013-08-07 深圳市海云天科技股份有限公司 一种货物清点、分发装置及其系统
CN106022401A (zh) * 2016-05-06 2016-10-12 天津工业大学 一种超市消费者密度测定系统
CN106372818A (zh) * 2016-11-04 2017-02-01 成都青软青之软件有限公司 一种实验室样品流转管理系统
CN109250379B (zh) * 2018-08-31 2022-03-01 京东方科技集团股份有限公司 一种商品整理系统及方法
KR102284677B1 (ko) 2020-12-16 2021-08-03 쿠팡 주식회사 물류 정보 관리 방법 및 이를 수행하는 전자 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003128213A (ja) 2003-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3915471B2 (ja) 売場在庫管理システム
CN201134030Y (zh) 工业生产线中的rfid控制系统
EP1923823B1 (en) Radio frequency identification (RFID) system for manufacturing, distribution and retailing of keys
US20020038267A1 (en) System and method for using radio frequency identification in retail operations
US8448857B2 (en) Radio frequency identification system for inventory handling, tracking, and checkout
US6961709B2 (en) System and method of managing inventory
US20050043850A1 (en) Tote-based warehousing system and method
JP2009513453A (ja) Rfidによるオブジェクト照合
CN105046468A (zh) 基于物联网的智能仓储方法
WO2019230925A1 (ja) 物品管理システム、物品管理装置、物品管理方法及び記録媒体
JP4841956B2 (ja) 仕分システム
CN102314165A (zh) 工业生产线中基于plm的rfid控制系统及方法
CN103593745A (zh) 一种自动售货机的商品物流防伪管理方法及其系统
KR20190041957A (ko) 휴대 단말을 이용하여 쇼핑하기 위한 시스템 및 쇼핑 방법
JP2001213502A (ja) 商品の入出荷管理システム
KR101571208B1 (ko) 차량수급이 용이한 택배회사의 집하 등록시스템 및 방법.
JP4855899B2 (ja) 仕分システム
Azevedo et al. RFID technology in retailing: an exploratory study on fashion apparels
JP4696219B2 (ja) 物品の仕分け方法及び装置
JP2003271713A (ja) 商品販売管理装置
KR20050109213A (ko) 알에프 아이디를 이용한 배송관리 시스템 및 방법
CN102446383A (zh) 一种基于射频识别的超级市场结算方法
CN201765492U (zh) 工业生产线中基于plm的rfid控制系统
JP2010113391A (ja) 商品荷揃えシステム及び方法
Loebecke RFID in the retail supply chain

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060919

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3915471

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110216

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110216

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110216

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110216

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110216

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120216

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120216

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120216

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130216

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees