JP2006036428A - 物品管理システム、物品管理方法、物品管理装置、プログラム - Google Patents

物品管理システム、物品管理方法、物品管理装置、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】物品情報と棚位置情報とを自動的に収集することができる設備コストの安価な物品管理システム、物品管理方法、物品管理装置、プログラムを提供する。
【解決手段】棚位置情報を記憶するRFID302を有する棚位置用タグ103と、物品105に設け物品情報を記憶するRFID304を有する物品用タグ106と、棚位置用タグ103と物品用タグ106との記憶情報を読み出す情報読出制御部102と、情報読出制御部102で読み出した情報を受信する物品管理装置107とを設け、物品格納棚101に設けた可動部201に情報読出制御部102を設置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、物品管理システム、物品管理方法、物品管理装置、プログラムに関し、特に、複数ある棚のどの棚段に物品を格納したかという情報を、可動する情報読出制御部を用いて安価で自動的に収集することのできる物品管理システム、物品管理方法、物品管理装置、プログラムに関する。
従来、複数の棚段を有する棚の1つの棚段に物品を格納する場合、どの棚段へ物品を格納したかの物品管理は、作業者が物品管理コンピュータを操作して、格納情報を手入力またはバーコードリーダで入力している。格納情報を手入力する場合、手入力する際の作業工数は膨大にかかり、バーコードリーダを用いた場合もバーコードの情報をひとつひとつ手作業で読み取るため作業工数がかかり、運用管理費が高コストとなってしまう。
近年、RFID(Radio Frequency Identification)を用いて、物品の棚への格納位置管理を行うことにより、管理業務の効率化を図る検討を盛んに行っている。RFIDタグを用いることにより、リアルタイムで自動的に情報を読み取ることが可能となり、物品情報と棚位置情報とをリアルタイムで把握できるようになるメリットを利用する技術である。
そこで、RFIDを用いて物品管理を行う技術として、以下に示すようなものがある(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
特許文献1記載の技術は、ICタグリーダは、ICタグに対して読み出し信号を送信すると共に、ICタグからの応答信号を受信する。一方、測位手段は、ICタグリーダの位置を計測する。位置管理サーバは、応答信号の内容と自機に登録した内容とが一致するとき、測位手段より得る位置信号に基づいて、ICタグを貼り付けた管理対象物品の位置を管理する。このようにして、管理対象物品の位置、数量を直ちに把握するものである。
特許文献2記載の技術は、商品を単位個数ずつ配置する配置場所の各々にタグリーダを設け、各配置場所に配置している商品に取り付けている非接触ICタグに書き込んでいる識別情報を常時読み取る。このようにして、各商品を配置している配置場所をリアルタイムで把握するものである。
特開2002ー046821号公報 特開2004ー026465号公報
物品格納情報を手入力する場合、手入力する際の作業工数は膨大にかかり、バーコードリーダを用いた場合もバーコードの情報をひとつひとつ手作業で読み取るため作業工数がかかり、運用管理費が高コストになるという課題がある。。
上述の特許文献1記載の技術は、ICタグリーダを店内に配設した天井レールに沿って移動できるようにするか、或いは、各商品に対応して配設し、ICタグからの応答信号を受信し、ICタグリーダの位置を計測するための測位手段を設けている。従って、天井レールの配設は、設置工事が大がかりとなり、ICタグリーダを各商品に対応して配設すると多数のICタグリーダを必要とし、且つ、測位手段を設置する必要があるため、設備コストが増大するという課題がある。
上述の特許文献2記載の技術は、商品を単位個数ずつ配置する配置場所の各々にタグリーダを設けるため、配置場所の数量分のタグリーダを必要とし、タグリーダのコストがかかるという課題がある。
本発明の目的は、上記課題を解決すべく、物品と物品格納棚の各棚段とにRFIDを付与し、物品格納棚に設けた可動部に情報読出制御部を設置し、情報読出制御部を移動させることで、物品情報と棚位置情報とを自動的に収集することができる設備コストの安価な物品管理システム、物品管理方法、物品管理装置、プログラムを提供することにある。
本発明の物品管理システムは、物品と物品を格納する物品格納棚とを管理する物品管理システムであって、物品格納棚の棚段に設け棚位置情報を記憶する第1記憶部を有する棚位置用タグと、物品に設け物品情報を記憶する第2記憶部を有する物品用タグと、棚位置用タグと物品用タグとの記憶情報を読み出す情報読出制御部と、情報読出制御部で読み出した情報を受信する物品管理装置とを有し、物品格納棚は、情報読出制御部を設置する可動部を有することを特徴とする。
可動部は、物品格納棚の支柱に設けたスライド溝に沿って移動することを特徴とする。
物品管理装置は、情報読出制御部から情報を受信する第1送受信部と、第1送受信部の受信情報を管理する管理部と、受信情報を格納する不揮発性記憶手段とを有し、不揮発性記憶手段は、棚位置情報を格納する棚位置情報データベースと、物品情報を格納する物品情報データベースとを有することを特徴とする。
不揮発性記憶手段は、磁気ディスク装置または光ディスク装置を有することを特徴とする。
情報読出制御部は、情報読出部と、情報読出部を制御する制御部と、情報読出部で読み出した情報を物品管理装置へ送信する第2送受信部とを有することを特徴とする。
第1記憶部と第2記憶部とは、共に、RFIDを有することを特徴とする。
第1記憶部は、棚段を特定する棚段識別情報を記憶することを特徴とする。
第2記憶部は、物品を特定する物品識別情報を記憶することを特徴とする。
棚位置情報データベースは、棚段識別情報に対応して、物品格納棚の設置場所情報と、棚段に存在する物品数を示す格納個数情報と、棚段の空きに格納可能な物品数を示す空き個数情報とを有することを特徴とする。
物品情報データベースは、物品識別情報に対応して、物品名情報と、製造年月日情報と、棚段識別情報と、棚格納日時情報と、搬出日時情報とを有することを特徴とする。
情報読出制御部と物品管理装置とは、通信ネットワークで接続することを特徴とする。
本発明の物品管理方法は、物品と物品を格納する物品格納棚とを管理する物品管理方法であって、物品格納棚の棚段に設ける第1記憶部を有する棚位置用タグに棚位置情報を記憶するステップと、物品に設け第2記憶部を有する物品用タグに物品情報を記憶するステップと、物品格納棚の可動部に設置した情報読出制御部を移動するステップと、棚位置用タグと物品用タグとの記憶情報を情報読出制御部により読み出すステップと、情報読出制御部で読み出した情報を通信ネットワークを介して物品管理装置により受信するステップとを有することを特徴とする。
物品管理装置は、情報読出制御部から第1送受信部により情報を受信するステップと、第1送受信部の受信情報を管理部により管理するステップと、受信情報を不揮発性記憶手段に格納するステップとを有し、不揮発性記憶手段は、棚位置情報を棚位置情報データベースに格納するステップと、物品情報を物品情報データベースに格納するステップとを有することを特徴とする。
本発明の物品管理装置は、情報読出制御部で読み出した情報を通信ネットワークを介して受信する物品管理装置であって、情報読出制御部の読み出した棚位置用タグと物品用タグとの記憶情報を受信する第1送受信部と、第1送受信部の受信情報を管理する管理部と、受信情報を格納する不揮発性記憶手段とを有し、不揮発性記憶手段は、棚位置情報を格納する棚位置情報データベースと、物品情報を格納する物品情報データベースとを有し、情報読出制御部は、物品格納棚に設けた可動部に設置することを特徴とする。
管理部は、棚位置情報を管理する棚位置管理手段と、物品情報を管理する物品管理手段とを有することを特徴とする。
棚位置用タグは、物品格納棚の棚段に設け、棚位置情報を記憶する第1記憶部を有し、物品用タグは、物品に設け、物品情報を記憶する第2記憶部を有することを特徴とする。
第1記憶部と第2記憶部とは、共に、RFIDを有することを特徴とする。
棚位置情報データベースは、棚段識別情報に対応して、物品格納棚の設置場所情報と、棚段に存在する物品数を示す格納個数情報と、棚段の空きに格納可能な物品数を示す空き個数情報とを有することを特徴とする。
物品情報データベースは、物品識別情報に対応して、物品名情報と、製造年月日情報と、棚段識別情報と、棚格納日時情報と、搬出日時情報とを有することを特徴とする。
不揮発性記憶手段は、磁気ディスク装置または光ディスク装置を有することを特徴とする。
本発明のプログラムは、情報読出制御部で読み出した情報を通信ネットワークを介して受信する物品管理装置のプログラムであって、コンピュータを、情報読出制御部の読み出した棚位置用タグと物品用タグとの記憶情報を第1送受信部で受信する手段と、第1送受信部の受信情報を管理部で管理する手段と、管理部により受信情報を不揮発性記憶手段に格納する手段と、棚位置情報を棚位置情報データベースに格納する手段と、物品情報を物品情報データベースに格納する手段として機能させることを特徴とする。
本発明の物品管理システム、物品管理方法、物品管理装置、プログラムによれば、格納する物品情報と物品の棚位置情報とを収集する際、物品と棚段とに各々付与した物品用タグと棚位置用タグとを、物品格納棚の可動部に設けた情報読出制御部を移動して自動的に読み出すことができ、安価な設備コストで物品管理を行うことができるという効果がある。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の物品管理システム1を示す概略構成図、図2は、図1中の可動部201と情報読出制御部102とを説明するための斜視図、図3は、図1中の物品管理装置107と情報読出制御部102との概略構成ブロック図である。
図1を参照すると、本発明の物品管理システム1は、物品格納棚101の棚段104に設け棚位置情報を記憶する棚位置用タグ103と、物品105に設け物品情報を記憶する物品用タグ106と、棚位置用タグ103と物品用タグ106との記憶情報を読み出す情報読出制御部102と、情報読出制御部102で読み出した情報を受信する物品管理装置107とで構成する。情報読出制御部102と物品管理装置107とは、通信ネットワーク110を介して接続する。
図2を参照すると、物品格納棚101は、支柱111にスライド溝202を設け、スライド溝202に沿って移動する可動部201を設ける。情報読出制御部102は、可動部201に取り付け固定して構成する。
なお、可動機構は、図2に示す構造に限定するものではなく、情報読出制御部102を支柱111に沿ってZZ方向に移動可能な構造であればよい。例えば、リニア軸受けの可動部に情報読出制御部102を取り付ける構造(図示省略)、或いは、タイミングベルトに情報読出制御部102を取り付け、タイミングベルトを回転させることで情報読出制御部102を上下方向(図2中のZZ方向)に移動させる構造(図示省略)とする。
図3を参照すると、物品管理装置107は、情報読出制御部102から情報を受信する第1送受信部504と、第1送受信部504で受信した受信情報を管理する管理部507と、受信情報を格納する磁気ディスク装置120とで構成する。磁気ディスク装置120は、棚位置情報を格納する棚位置情報データベース108と、物品情報を格納する物品情報データベース109とで構成する。磁気ディスク装置120の代わりに光ディスク装置を設ける構成としてもよい。なお、具体的には、物品管理装置107は、サーバコンピュータまたはパーソナルコンピュータで構成する。
情報読出制御部102は、情報読出部501と、情報読出部501を制御する制御部502と、情報読出部501で読み出した情報を物品管理装置107へ送信する第2送受信部503とで構成する。なお、情報読出制御部102は、具体的にはRFIDリーダ・ライタで構成する。
次に、物品用タグ106と棚位置用タグ103とについて、図面を参照して説明する。図4は、物品用タグ106を説明するための図、図5は、棚位置用タグ103を説明するための図である。
図4を参照すると、物品用タグ106は、物品名を表示する物品情報表示部303と、物品情報を記憶する記憶部を備えるRFID(Radio Frequency Identification)304とで構成する。物品用タグ106は、物品105に取り付ける(貼り付ける、或いは、埋め込むなどして物品105に付与する)ことが可能な形態(例えば、ラベル)で構成する。
図5を参照すると、棚位置用タグ103は、棚IDを表示する棚位置情報表示部301と、棚位置情報を記憶する記憶部を備えるRFID302とで構成する。棚位置用タグ103は、物品格納棚101の棚段104に付与することが可能な形態(例えば、ラベル)で構成する。なお、記憶部は、RFID302、304に限らず、物品105に付与し、情報を記憶し、記憶情報を読み出すことのできる図示しないICカードなどを採用してもよい。
図1を参照すると、1つの物品格納棚101は、3つの棚段104で構成しているが、棚段104の数は、限定するものではない。棚位置用タグ103は、各棚段104に対応して取り付け、予め棚段104の棚識別番号(棚ID:Identification)に相当する情報をRFID302に記憶しておく。
棚IDは、ある物品格納棚101における複数の棚段104のうち、棚段104の位置を識別する情報である。例えば、1つの物品格納棚101に対して、上から1番目の棚位置、2番目の棚位置といった棚位置を管理するため、物品格納棚101の識別番号と棚段104の位置情報とを組み合わせた番号とする。例えば、物品格納棚Aの上から1段目の棚段を表示する場合、A棚1段の番号と表示する。また棚IDは、物品格納棚101の識別番号と棚段104との位置情報に加え、他の情報を含んでいてもよい。
棚位置情報は、物品管理装置107の棚位置情報データベース108で管理する。棚位置用タグ103には、予め棚IDのみを記憶し、関連する棚位置情報(棚の設置位置)を照会する際は、棚IDをキーにして、棚位置情報データベース108に問い合わせる。
情報読出制御部102は、棚位置用タグ103のRFID302から読み出した情報を、通信ネットワーク110を介して物品管理装置107へ送信する。
物品用タグ106は、物品105に付与し、予め物品情報をRFID304に記憶しておく。物品情報は、その物品を特定する情報である。具体的には、使用期限のあるため保管庫へ格納する際、先入れ先出しを行う必要がある薬品などの場合、薬品名、薬品のロット番号、原材料、製造年月日、使用期限などである。
さらに、物品情報に含まれる情報は、JAN(Japanese Article Number)コード、EAN(European Article Number)コード、UPC(Universal Product Code)などのバーコードに含まれる情報であってもよいし、その他の情報を含んでいてもよい。
物品情報は、物品管理装置107の物品情報データベース109で管理する。物品用タグ106には、予め物品を特定する物品識別IDのみを記憶し、関連する物品情報を照会する際は、物品識別IDをキーにして、物品情報データベース109に問い合わせる。
情報読出制御部102は、物品用タグ106のRFID304から読み出した情報を、通信ネットワーク110を介して物品管理装置107へ送信する。
物品105を物品格納棚101の任意の棚段104へ格納する際、可動部201に搭載した情報読出制御部102の位置をZZ方向にスライドさせる。作業者は、格納予定の棚段104付近に移動させる。具体的には、棚位置用タグ103の情報を情報読出制御部102が読み取れる範囲にスライド移動させる。情報読出制御部102により棚位置用タグ103のRFID302から情報を読出し、格納する棚段104の位置情報を読み出すとともに、情報読出制御部102により物品用タグ106のRFID304から情報を読出す。格納する棚位置情報と物品情報とを読み出すことにより、どの棚段104へどの物品105を格納したかという情報を管理する。
図3を参照すると、情報読出制御部102の制御部502の制御により、情報読出部501は、格納予定の棚段104に設置した棚位置用タグ103から棚位置情報を読み出す。第2送受信部503は、読み出した棚位置情報を物品管理装置107の第1送受信部504へ送信する。管理部507の棚位置管理手段506は、第1送受信部504で受信した棚位置情報を棚位置情報データベース108内の該当する棚位置情報に登録し、物品格納実績の履歴管理を行う。また、情報読出制御部102の制御部502の制御により、情報読出部501は、物品用タグ106から物品情報を読み出す。第2送受信部503は、読み出した物品情報を物品管理装置107の第1送受信部504へ送信する。管理部507の物品管理手段505は、第1送受信部504で受信した物品情報を物品情報データベース109内の該当する物品情報に登録し、物品格納実績の履歴管理を行う。
ここで、棚位置情報データベース108と物品情報データベース109について、各々図6、図7を参照して説明する。
図6を参照すると、棚位置情報データベース108は、棚段識別情報である棚IDに対応付けて、物品格納棚101の設置場所と、棚位置情報と物品情報との両方を読み取った際に物品105の格納数をカウントし棚段104に存在する物品105の総数を示す格納個数と、棚段104に格納可能な物品105数を示す空き個数とを登録する。
図7を参照すると、物品情報データベース109は、物品識別IDに対応付けて、物品名、製造年月日、棚ID、棚格納日時、搬出日時とを登録する。なお、棚位置情報データベース108と、物品情報データベース109とは、棚IDをキーとして、両者のデータベースの登録項目を紐付けている。
次に、上述のように構成した物品管理システム1の動作について、図面を参照して説明する。
図8は、物品管理システム1の動作を示すフローチャートである。
図8を参照すると、物品格納棚101を設置している倉庫にて、物品用タグ106と、棚位置用タグ103とを発行する(ステップS1)。
物品用タグは、物品105に取り付ける(貼り付ける)。棚位置用タグは、物品格納棚101の各棚段104に取り付ける。
例えば、物品名AAAの物品105を物品格納棚101の棚IDがA棚の1段目に格納すると想定する。作業者は、棚位置情報表示部301に棚ID:A棚1段と表示している棚位置用タグ103(図5参照)を貼り付けている場所まで、情報読出制御部102を支柱111に沿ってスライド移動させ、棚位置用タグ103のRFID302から情報を読み出す(ステップS2)。
作業者が物品名AAAの物品105をA棚1段に格納する際、物品105を格納する前に、情報読出制御部102は、物品用タグ106のRFID304に記憶している物品識別IDであるAAAIDを読み出す。情報読出制御部102は、読み出した情報を物品管理装置107へ送信する(ステップS3)。
従って、作業者は、情報読出制御部102を移動させるオペレーションのみで情報の収集を行うことができ、作業負荷も小さく、自然なワークフローでの作業となる。
物品管理装置107は、情報読出制御部102から受信した情報を物品情報データベース109の物品識別IDがAAAIDに対応して格納日時などの各項目のデータを登録する(ステップS4)。同時に、棚位置情報データベース108の棚IDのA棚1段に対応して物品105の格納個数、空き個数を更新して登録する(ステップS5)。
格納した物品名AAAの物品105を物品格納棚101のA棚1段から搬出する場合、作業者は、物品名AAAの物品105を搬出する前に、情報読出制御部102により、物品用タグ106のRFID304に記憶している物品識別IDであるAAAIDを読み出す。情報読出制御部102は、読み出した情報を物品管理装置107へ送信する(ステップS6)。
物品管理装置107は、情報読出制御部102から受信した情報を物品情報データベース109の物品識別IDであるAAAIDに対応して搬送日時などの各項目のデータを登録する(ステップS7)。同時に、物品情報データベース109の物品識別IDであるAAAIDに対応して物品の格納個数、空き個数を更新して登録する(ステップS8)。
なお、上述の実施の形態において、情報読出制御部102に更にデータ入出力部(図示せず)を設けることにより、作業者は、物品管理装置107の棚位置情報データベース108へアクセスし、棚位置情報の検索要求を行い、検索結果を情報読出制御部102で受信しデータ入出力部に表示することができる。従って、作業者は、作業結果を目視により確認を行うことができる。
本発明の物品管理システムを示す概略構成図である。 図1中の可動部と情報読出制御部とを説明するための斜視図である。 図1中の物品管理装置と情報読出制御部との概略構成ブロック図である。 物品用タグを説明するための図である。 棚位置用タグを説明するための図である。 棚位置情報データベースを説明するための図である。 物品情報データベースを説明するための図である。 本発明の物品管理システムの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 物品管理システム
101 物品格納棚
102 情報読出制御部
103 棚位置用タグ
104 棚段
105 物品
106 物品用タグ
107 物品管理装置
108 位置情報データベース
109 物品情報データベース
110 通信ネットワーク
111 支柱
120 磁気ディスク装置
201 可動部
202 スライド溝
301 棚位置情報表示部
303 物品情報表示部
302、304 RFID
501 情報読出部
502 制御部
503 第2送受信部
504 第1送受信部
505 物品管理手段
506 棚位置管理手段
507 管理部

Claims (21)

  1. 物品と物品を格納する物品格納棚とを管理する物品管理システムであって、前記物品格納棚の棚段に設け棚位置情報を記憶する第1記憶部を有する棚位置用タグと、物品に設け物品情報を記憶する第2記憶部を有する物品用タグと、前記棚位置用タグと前記物品用タグとの記憶情報を読み出す情報読出制御部と、前記情報読出制御部で読み出した情報を受信する物品管理装置とを有し、前記物品格納棚は、前記情報読出制御部を設置する可動部を有することを特徴とする物品管理システム。
  2. 前記可動部は、前記物品格納棚の支柱に設けたスライド溝に沿って移動することを特徴とする請求項1記載の物品管理システム。
  3. 前記物品管理装置は、前記情報読出制御部から情報を受信する第1送受信部と、前記第1送受信部の受信情報を管理する管理部と、前記受信情報を格納する不揮発性記憶手段とを有し、前記不揮発性記憶手段は、前記棚位置情報を格納する棚位置情報データベースと、前記物品情報を格納する物品情報データベースとを有することを特徴とする請求項1記載の物品管理システム。
  4. 前記不揮発性記憶手段は、磁気ディスク装置または光ディスク装置を有することを特徴とする請求項3記載の物品管理システム。
  5. 前記情報読出制御部は、情報読出部と、前記情報読出部を制御する制御部と、前記情報読出部で読み出した情報を前記物品管理装置へ送信する第2送受信部とを有することを特徴とする請求項1記載の物品管理システム。
  6. 前記第1記憶部と前記第2記憶部とは、共に、RFIDを有することを特徴とする請求項1記載の物品管理システム。
  7. 前記第1記憶部は、棚段を特定する棚段識別情報を記憶することを特徴とする請求項1または6記載の物品管理システム。
  8. 前記第2記憶部は、物品を特定する物品識別情報を記憶することを特徴とする請求項1または6記載の物品管理システム。
  9. 前記棚位置情報データベースは、棚段識別情報に対応して、前記物品格納棚の設置場所情報と、前記棚段に存在する物品数を示す格納個数情報と、前記棚段の空きに格納可能な物品数を示す空き個数情報とを有することを特徴とする請求項3記載の物品管理システム。
  10. 前記物品情報データベースは、物品識別情報に対応して、物品名情報と、製造年月日情報と、棚段識別情報と、棚格納日時情報と、搬出日時情報とを有することを特徴とする請求項3記載の物品管理システム。
  11. 前記情報読出制御部と前記物品管理装置とは、通信ネットワークで接続することを特徴とする請求項1記載の物品管理システム。
  12. 物品と物品を格納する物品格納棚とを管理する物品管理方法であって、前記物品格納棚の棚段に設ける第1記憶部を有する棚位置用タグに棚位置情報を記憶するステップと、物品に設け第2記憶部を有する物品用タグに物品情報を記憶するステップと、前記物品格納棚の可動部に設置した情報読出制御部を移動するステップと、前記棚位置用タグと前記物品用タグとの記憶情報を前記情報読出制御部により読み出すステップと、前記情報読出制御部で読み出した情報を通信ネットワークを介して物品管理装置により受信するステップとを有することを特徴とする物品管理方法。
  13. 前記物品管理装置は、前記情報読出制御部から第1送受信部により情報を受信するステップと、前記第1送受信部の受信情報を管理部により管理するステップと、前記受信情報を不揮発性記憶手段に格納するステップとを有し、前記不揮発性記憶手段は、前記棚位置情報を棚位置情報データベースに格納するステップと、前記物品情報を物品情報データベースに格納するステップとを有することを特徴とする請求項12記載の物品管理方法。
  14. 情報読出制御部で読み出した情報を通信ネットワークを介して受信する物品管理装置であって、前記情報読出制御部の読み出した棚位置用タグと物品用タグとの記憶情報を受信する第1送受信部と、前記第1送受信部の受信情報を管理する管理部と、前記受信情報を格納する不揮発性記憶手段とを有し、前記不揮発性記憶手段は、前記棚位置情報を格納する棚位置情報データベースと、前記物品情報を格納する物品情報データベースとを有し、前記情報読出制御部は、物品格納棚に設けた可動部に設置することを特徴とする物品管理装置。
  15. 前記管理部は、前記棚位置情報を管理する棚位置管理手段と、前記物品情報を管理する物品管理手段とを有することを特徴とする請求項14記載の物品管理装置。
  16. 前記棚位置用タグは、物品格納棚の棚段に設け、棚位置情報を記憶する第1記憶部を有し、前記物品用タグは、物品に設け、物品情報を記憶する第2記憶部を有することを特徴とする請求項14記載の物品管理装置。
  17. 前記第1記憶部と前記第2記憶部とは、共に、RFIDを有することを特徴とする請求項16記載の物品管理装置。
  18. 前記棚位置情報データベースは、棚段識別情報に対応して、物品格納棚の設置場所情報と、棚段に存在する物品数を示す格納個数情報と、前記棚段の空きに格納可能な物品数を示す空き個数情報とを有することを特徴とする請求項14記載の物品管理装置。
  19. 前記物品情報データベースは、物品識別情報に対応して、物品名情報と、製造年月日情報と、棚段識別情報と、棚格納日時情報と、搬出日時情報とを有することを特徴とする請求項14記載の物品管理装置。
  20. 前記不揮発性記憶手段は、磁気ディスク装置または光ディスク装置を有することを特徴とする請求項14記載の物品管理装置。
  21. 情報読出制御部で読み出した情報を通信ネットワークを介して受信する物品管理装置のプログラムであって、コンピュータを、前記情報読出制御部の読み出した棚位置用タグと物品用タグとの記憶情報を第1送受信部で受信する手段と、前記第1送受信部の受信情報を管理部で管理する手段と、前記管理部により前記受信情報を不揮発性記憶手段に格納する手段と、前記棚位置情報を棚位置情報データベースに格納する手段と、前記物品情報を物品情報データベースに格納する手段として機能させるためのプログラム。
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