JP5131500B2 - 自動倉庫システム及びその棚卸し方法 - Google Patents

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Description

この発明は、RFIDリーダ等のIDリーダを備えたユニットを用いて、自動倉庫の棚卸しを行うことに関する。
出願人はIDリーダを用いて、棚内の物品のIDを読み取ることを提案した(特許文献1:WO2006-025235,特許文献2:JP1998-035827A)。特許文献1では倉庫内搬送装置としてのスタッカークレーンにIDリーダを設け、走行しながら棚の物品のIDを読み取る。この場合、スタッカークレーンの昇降台にIDリーダを設けるので、昇降台にIDリーダのスペースが必要である。またIDリーダの無い既存のスタッカークレーンでは、物品のIDを読み取ることができない。
特許文献2では、バーコードリーダを備えたユニットをスタッカークレーンに着脱自在にする。この場合、バーコードリーダユニットにはスタッカークレーンから電源を供給し、バーコードリーダで読み取ったIDを、スタッカークレーンを介して地上側コントローラへ送出する。従ってスタッカークレーン側に、バーコードリーダユニットを駆動するための電源や通信設備、コントローラが必要になる。特許文献1,2では、IDリーダに対応しない既存の倉庫内搬送装置ではIDを読み取ることができない。
WO2006-025235 JP1998-035827A
この発明は、既存の自動倉庫に容易に後付けできるIDリーダユニット、及びこのIDリーダユニットを備えた自動倉庫システムを提供することを課題とする。
この発明はまた、IDリーダユニットが、搬送装置の側から位置情報を受け取ることなく、棚内での物品の位置を把握できるようにすることを課題とする。
この発明での補助的な課題は、棚卸し時以外はIDリーダユニットを搬送装置から除き、かつ棚卸し時には搬送装置にIDリーダユニットを搭載して、迅速に棚卸しを開始できるようにすることにある。
この発明は、棚と搬送装置と、棚に収納された物品のIDを用いて棚の在庫を管理するコントローラ、とを備えた自動倉庫システムであって、
ハウジングと、該ハウジングに設けられかつ前記搬送装置により支持自在な載置面と、IDリーダ本体及び該IDリーダのアンテナと、前記コントローラへ読み取ったIDを出力する出力手段と、電源とを備えたIDリーダユニットを設けると共に、
前記IDリーダユニットを前記搬送装置により支持しながら移動させることにより、前記IDリーダユニットで前記物品のIDタグを読み取り、物品のIDと棚のIDを関連付け自在に地上側コントローラへ出力すると共に、
地上側コントローラは、物品のIDと棚のIDとを対応付けた在庫ファイルを記憶し、かつ地上側コントローラもしくはIDリーダユニットは、在庫ファイルでの物品の位置の近傍に物品が存在することを、物品のIDと棚のIDとの関連付けから検出すると、在庫ファイルでの位置に物品が存在するものとするように構成されていることを特徴とする。
出力手段は、例えば地上側コントローラとの通信手段や、USBメモリなどのリムーバブルメモリで実現する。またIDリーダユニットは、パーソナルコンピュータなどのコンピュータを搭載し、随時読み取り結果を地上側コントローラへ送信するようにしても、前記のコンピュータで読み取りデータを記憶し、棚卸しの終了後などに読み取り結果を出力しても、あるいはコンピュータを備えず、読み取り結果を常時地上側コントローラへ送信するようにしても良い。
この発明では、前記棚に複数のIDタグを設け、
前記IDリーダユニットを、前記物品のIDタグと棚のIDタグとを読み取り、物品のIDを棚のIDと関連付け自在に出力するように構成する。
ここで関連付け自在にとは、文字通りに関連付けることや、あるいは読み取り時刻などを介して後で例えば地上側コントローラなどにより関連付けできるようにすることをいう。
特に好ましくは、前記載置面は前記搬送装置の移載手段により支持自在で、かつ前記IDリーダユニットは前記移載手段により棚との間で移載自在であり、
前記IDリーダユニットは棚卸し時以外は棚に収納し、棚卸し時には前記移載手段により棚から前記移載手段上へ移載する。
この発明はさらに、複数の間口を備えた棚と搬送装置と、棚に収納された物品に取り付けたIDを用いて棚の在庫を管理する地上側コントローラ、とを備えた自動倉庫システムであって、
前記棚の間口毎にIDを取り付け、
少なくともIDリーダ本体と、物品のIDと棚のIDとを読み取るためのIDリーダのアンテナとを備えたIDリーダユニットを設けて、
前記IDリーダユニットを前記搬送装置により移動させることにより、前記IDリーダユニットで物品のIDと棚のIDとを読み取り、物品のIDと棚のIDを関連付け自在に地上側コントローラへ出力すると共に、
地上側コントローラは、物品のIDと棚のIDとを対応付けた在庫ファイルを記憶し、かつ地上側コントローラは、在庫ファイルでの物品の位置の近傍に物品が存在することを、物品のIDと棚のIDとの関連付けから検出すると、在庫ファイルでの位置に物品が存在するものとするように構成されていることを特徴とする。
またこの発明は、棚と搬送装置と、棚に収納された物品のIDを用いて棚の在庫を管理するコントローラ、とを備えた自動倉庫システムの棚卸し方法であって、
ハウジングと、該ハウジングに設けられかつ前記搬送装置により支持自在な載置面と、IDリーダ本体及び該IDリーダのアンテナと、前記コントローラへ読み取ったIDを出力する出力手段と、電源とを備えたIDリーダユニットを設けると共に、
前記IDリーダユニットを前記搬送装置により支持しながら移動させることにより、前記IDリーダユニットで前記物品のIDタグを読み取り、
読み取った物品のIDと棚のIDを関連付け自在に地上側コントローラへ出力し、
地上側コントローラは、物品のIDと棚のIDとを対応付けた在庫ファイルを記憶し、かつ地上側コントローラもしくはIDリーダユニットは、在庫ファイルでの物品の位置の近傍に物品が存在することを、物品のIDと棚のIDとの関連付けから検出すると、在庫ファイルでの位置に物品が存在するものとすることを特徴とする。
この発明はさらに、複数の間口を備えた棚と搬送装置と、棚に収納された物品に取り付けたIDを用いて棚の在庫を管理する地上側コントローラ、とを備えた自動倉庫システムの棚卸し方法であって、
前記棚の間口毎にIDを取り付け、
少なくともIDリーダ本体と、物品のIDと棚のIDとを読み取るためのIDリーダのアンテナとを備えたIDリーダユニットを設けて、
前記IDリーダユニットを前記搬送装置により移動させることにより、前記IDリーダユニットで物品のIDと棚のIDとを読み取り、
読み取った物品のIDと棚のIDを関連付け自在に地上側コントローラへ出力し、
地上側コントローラは、物品のIDと棚のIDとを対応付けた在庫ファイルを記憶し、かつ地上側コントローラは、在庫ファイルでの物品の位置の近傍に物品が存在することを、物品のIDと棚のIDとの関連付けから検出すると、在庫ファイルでの位置に物品が存在するものとすることを特徴とする。
この発明では、IDリーダユニットは、スタッカークレーンなどの搬送装置で搬送されながら、棚の物品のIDを読み取る。IDリーダユニットは搬送装置から電力を供給する必要が無く、また読み取ったIDを搬送装置を介さずに自動倉庫のコントローラ等に出力できるので、既存の搬送装置にIDリーダユニットを容易に後付けできる。
また棚に複数のIDタグを設けて、IDリーダユニットで棚の物品のIDと棚のIDとを読み取り、棚のIDと物品のIDとを関連付け自在に出力すると、搬送装置からの位置情報無しでも、物品の位置を把握できる。
さらに、IDリーダユニットを移載手段により棚との間で移載自在にし、IDリーダユニットは棚卸し時以外は棚に収納され、棚卸し時には移載手段により棚から移載手段上へ移載されるようにすると、棚卸し時以外はIDリーダユニットは棚内に収納されて邪魔にならない。また棚卸し時に、IDリーダユニットを搬送装置の移載手段上へ移載し、搬送装置の移動を開始すると、棚卸しを開始できる。このため棚卸しを迅速に開始できる。
実施例の自動倉庫システムの要部平面図 実施例の自動倉庫システムでの、棚とスタッカークレーンとの要部側面図 実施例のIDリーダユニットの部分切欠部付き正面図 実施例のIDリーダユニットのブロック図 実施例での棚卸しアルゴリズムを示すフローチャート 棚卸しアルゴリズムの変形例を示すフローチャート 変形例の自動倉庫システムの要部平面図
符号の説明
2 自動倉庫システム 4 スタッカークレーン 5 走行スペース
6 走行レール 8 LAN 9 無線局 10 地上側コントローラ
12 マスト 14 昇降台 16 IDリーダユニット
18 IDリーダライタ 19 アンテナ 20 パーソナルコンピュータ
22 電源 24 流動棚 26 バケット 28 レール
30,32 RFID 34 ピッキング通路 36 柱
37 スライドフォーク 38 ドラム 39 吊持材
40 昇降モータ 42 走行モータ 44 機上コントローラ
50 スタッカークレーン 51 マスト 52 昇降台
53 スライドフォーク 54 棚 55 ハウジング 56 制振部材
57 載置面 60 読み取りファイル 61,62 在庫ファイル
63 レコード
以下に本発明を実施するための最適実施例を示す。
図1〜図7に、実施例の自動倉庫システム2と、IDリーダユニット16、及び棚卸し方法を示す。図において、4は倉庫内搬送装置としてのスタッカークレーンで、倉庫内搬送装置の種類は任意である。5は走行スペース、6は走行レールで、走行スペース5に沿ってLAN8などが設けられ、9はその無線局で、スタッカークレーン4及びIDリーダユニット16との間で無線通信する。10は地上側コントローラで、自動倉庫システム2の全体を制御する。
スタッカークレーン4はマスト12と昇降台14とを備え、昇降台14のスライドフォーク37上にIDリーダユニット16を載置して走行する。IDリーダユニット16は、左右の流動棚24,24に対向するように、正面と背面とにIDリーダライタ18を備えている。なお正面と背面とにIDリーダライタのアンテナを設けて、IDリーダライタ本体は正面と背面のアンテナで共用しても良い。19はLAN8の無線局9などと通信するためのアンテナである。IDリーダユニット16はさらに、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ20と電源22を備えている。
IDリーダライタ18は、IDリーダライタ本体とアンテナとを備え、IDリーダライタ18に代えて単なるIDリーダでもよい。IDリーダライタ18はRFIDリーダライタとするが、バーコードや2次元コードなどのIDリーダでもよい。電源22は2次電池あるいは燃料電池、発電機などを用い、パーソナルコンピュータ20はユニット16内で必要な情報処理を行う。このためIDリーダユニット16は、スタッカークレーン4との間での通信が不要で、外部電源も不要である。
24は流動棚で、例えば走行スペース5の左右に一対設け、バケット26などの物品をレール28上で支持しながら収納する。バケット26にはRFID30が取り付けられ、流動棚24の各間口毎にRFID32が設けられている。そして流動棚24の走行スペース5の反対側にピッキング通路34を設けて、バケット26を取り出す。なお流動棚24のレール28は、ピッキング通路34側が下側になるように傾斜しており、バケット26は自重でピッキング通路34側に移動する。
図2に、流動棚24とスタッカークレーン4上のIDリーダユニット16とを示す。流動棚24の柱36には、間口を示すようにRFID32が取り付けられ、IDリーダユニット16には棚24に面するように、正面と背面とに一対のIDリーダライタ18が設けられ、ユニット16の内部にはアンテナ19とパーソナルコンピュータ20及び電源22が設けられている。そしてユニット16は、昇降台14に設けたスライドフォーク37上に載置面57で支持されている。なおスライドフォーク37は移載手段の例で、スカラアームなどの他の移載手段でも良い。
スタッカークレーン4の構造を説明すると、38はドラムで、吊持材39の繰り出しや巻き取りを行うことにより、昇降台14を昇降させ、40はドラム38を駆動する昇降モータ、42は走行モータ、44は機上コントローラで、図1の地上側コントローラ10と通信しながらスタッカークレーン4を制御する。そして機上コントローラ44はIDリーダユニット16とはデータのやり取りを行う必要がない。
図3に、IDリーダユニット16の構造を示す。55はハウジングで、56は粘弾性体のゲルなどの制振部材であり、ハウジング55の外層と内層との間に、例えば膜状に配置されている。ハウジング55の底面が載置面57で、スライドフォーク37上に載置自在で、かつ流動棚24のレール28上にも載置自在である。そしてIDリーダユニット16は、正面と背面とに一対のIDリーダライタ18を備え、内部に電源22とパーソナルコンピュータ20及びアンテナ19を備えている。
図4に、IDリーダユニット16と地上側コントローラ10との関係を示す。IDリーダライタ18及びパーソナルコンピュータ20は電源22から電力を供給され、アンテナ19を介してLAN8を介して地上側コントローラ10と通信する。なおLAN8は有線でも無線でも良い。パーソナルコンピュータ20は、IDリーダライタ18からの読み取りデータを読み取りファイル60に記憶し、コントローラ10から受信した在庫ファイル61を記憶する。またコントローラ10は、自動倉庫システム2全体に対する在庫ファイル62を記憶する。これらのファイル60〜62では、バケットのIDと間口のIDとを対応付けて記憶する。なおIDリーダライタ18は、IDリーダライタの本体とアンテナとが一体であるが、これらを別体としてもよい。
図5に棚卸しのアルゴリズムを示す。棚卸しの開始時に、地上側コントローラ10はスタッカークレーン4に対して、棚卸しの範囲を指定する。この範囲は流動棚24の全体あるいはその一部である。地上側コントローラ10は、LAN8などを介して、IDリーダユニット16に棚卸し範囲内の在庫ファイルを送信する。スタッカークレーン4はIDリーダユニット16の存在する棚まで走行して、スライドフォーク37によりユニット16を搭載し、指定された範囲内を走行する。この間にIDリーダユニット16は棚の間口のIDとバケットのIDとを読み取り、これらのIDは一意で重複のないユニークなIDである。なお物品のIDがバケット単位ではなく個品毎に設けられている場合、個品のIDを読み取る。そしてユニット16は、間口のIDとバケットのIDとを関連付けて記憶する。例えば図4のレコード63のように、間口毎にバケットのIDを記憶する。
流動棚24の棚卸しでは、棚24の奥行き方向に複数並んだバケット26のIDを読み取り、かつスタッカークレーン4の移動速度が大きいので、同時に読み取る範囲が広くなる。このため、目的の間口以外の周囲の間口のIDも同時に読み取ることが多い。従って1つのバケットのIDが、複数の間口と紐付けられて記憶される場合が多い。なお指向性の高いアンテナを用いて、スタッカークレーン4を低速で走行させて、バケット26のRFID30を読み取ると、このような問題は生じない。しかし指向性の高いIDリーダは高価で、かつ棚卸しに時間がかかる。
パーソナルコンピュータ20は、地上側コントローラ10から受信した在庫ファイル61と読み取りファイル60とを照合する。読み取りファイル60での、バケットのIDと対応する間口またはその近傍の間口に、在庫ファイル61でバケットのIDが存在すれば、在庫ファイル上の間口にバケットが収納されているものとする。在庫ファイル61と読み取りファイル6との間で、バケットのIDが存在する間口が異なっていても良いとするのは、IDリーダライタの指向性が低く、かつスタッカークレーン4の移動速度が高いためである。これらの処理は、パーソナルコンピュータ20で処理せずに、ファイル60をアンテナ19から地上側コントローラ10へ送信し、地上側コントローラ10で処理しても良い。
在庫ファイル61上のバケットのIDが、読み取りファイル60上では近傍の間口までの範囲に存在しない場合、例えばより遠方の間口までを探索範囲として、バケットのIDが存在するかどうか検索する。また在庫ファイル61に無いバケットのIDの有無を検索する。これらは在庫ファイル61と読み取りファイル60との不一致の処理で、地上側コントローラ10で処理しても良く、また処理自体を省略しても良い。そして棚卸しが終了すると、IDリーダユニットを流動棚24の所定の間口に移載する。なおレール28はピッキング通路34側に傾斜しているので、IDリーダユニット16を載置する棚は、例えばレール28を水平にした特別な間口とする。
図6に棚卸しアルゴリズムの変形例を示す。変形例では、棚のIDとバケットのIDとを読み取った後に、ユニット16の内部で棚のIDとバケットのIDとを紐づけた一覧化データを作成する。例えばこれと並行してユニットを棚に戻し、LAN8などを介して棚のIDとバケットのIDとを紐づけた一覧化データを、地上側コントローラ10へ送信する。そして地上側コントローラ10で、ユニット16から受信した一覧化データと在庫ファイル62とを照合し、棚卸しを実行する。このため棚卸しの準備として、地上側コントローラ10からユニット16へ在庫ファイル61を送信する必要がない。
図7に変形例を示す。50は新たなスタッカークレーンで、51はマスト、52は昇降台で、例えば一対のスライドフォーク53,53を備えたツインフォーク型の昇降台である。そして16'は新たなIDリーダユニットで、例えばIDリーダライタ18をその周囲の4面もしくは周囲の3面などに備えている。棚54は流動棚ではない通常の棚で、例えばRFID30を取り付けたバケット26を収納し、間口毎にRFID32を設ける。他の点では図1〜図5の実施例と同様である。
図7の変形例では、バケット26をスライドフォーク53で昇降台52上へ引き出し、昇降台52上でIDリーダユニット16'によりIDを読み取る。この場合も同様に間口のRFID32を読み取る。以上のようにすれば、バケット26のIDを1個ずつ読み取れるので、同じバケットIDが複数の間口に対して現れることがない。また棚卸し時以外は、IDリーダユニット16'を昇降台52上から棚54内の適宜の位置へ収納する。
実施例では以下の効果が得られる。
(1) IDリーダユニット16,16'は、スタッカークレーン4,50から電力面でもデータ面でも独立しているので、既存のスタッカークレーン4,50に搭載して運用できる。
(2) IDリーダユニット16はバケット26のRFID30と間口のRFID32とを読み取り、これらを関連付けるので、スタッカークレーン4,50側から現在位置に関する情報を受け取る必要がない。従ってスタッカークレーン4,50に対するIDリーダユニット16,16'の独立性をより高めることができる。
(3) IDリーダユニット16,16'は、棚卸しあるいは物品のIDを読み取る必要がある際以外は、流動棚24や棚54などに収納しておく。このため常時は昇降台14,52上のスペースを必要とせず、しかも棚卸しの際には、スライドフォーク37,53で昇降台14,52上へIDリーダユニット16,16'を移載するだけで、迅速に棚卸しを開始できる。

Claims (4)

  1. 複数の間口を備えた棚と搬送装置と、棚に収納された物品に取り付けたIDを用いて棚の在庫を管理する地上側コントローラ、とを備えた自動倉庫システムであって、
    前記棚の間口毎にIDを取り付け、
    ハウジングと、該ハウジングに設けられかつ搬送装置により支持自在な載置面と、IDリーダ本体と、物品のIDと棚のIDとを読み取るためのIDリーダのアンテナと、物品のIDと棚のIDとを記憶するパーソナルコンピュータ、もしくは地上側コントローラへ無線送信するアンテナからなる出力手段と、電源とを備えたIDリーダユニットを設けて、
    前記IDリーダユニットを前記搬送装置により支持しながら移動させることにより、前記IDリーダユニットで物品のIDと棚のIDとを読み取り、物品のIDと棚のIDを関連付け自在に地上側コントローラへ出力すると共に、
    地上側コントローラは、物品のIDと棚のIDとを対応付けた在庫ファイルを記憶し、かつ地上側コントローラもしくはIDリーダユニットは、在庫ファイルでの物品の位置の近傍に物品が存在することを、物品のIDと棚のIDとの関連付けから検出すると、在庫ファイルでの位置に物品が存在するものとするように構成されていることを特徴とする、自動倉庫システム。
  2. 複数の間口を備えた棚と搬送装置と、棚に収納された物品に取り付けたIDを用いて棚の在庫を管理する地上側コントローラ、とを備えた自動倉庫システムの棚卸し方法であって、
    前記棚の間口毎にIDを取り付け、
    ハウジングと、該ハウジングに設けられかつ搬送装置により支持自在な載置面と、IDリーダ本体と、物品のIDと棚のIDとを読み取るためのIDリーダのアンテナと、物品のIDと棚のIDとを記憶するパーソナルコンピュータ、もしくは地上側コントローラへ無線送信するアンテナからなる出力手段と、電源とを備えたIDリーダユニットを設けて、
    前記IDリーダユニットを前記搬送装置により支持しながら移動させることにより、前記IDリーダユニットで物品のIDと棚のIDとを読み取り、
    読み取った物品のIDと棚のIDを関連付け自在に地上側コントローラへ出力し、
    地上側コントローラは、物品のIDと棚のIDとを対応付けた在庫ファイルを記憶し、かつ地上側コントローラもしくはIDリーダユニットは、在庫ファイルでの物品の位置の近傍に物品が存在することを、物品のIDと棚のIDとの関連付けから検出すると、在庫ファイルでの位置に物品が存在するものとすることを特徴とする、自動倉庫システムの棚卸し方法。
  3. 複数の間口を備えた棚と搬送装置と、棚に収納された物品に取り付けたIDを用いて棚の在庫を管理する地上側コントローラ、とを備えた自動倉庫システムであって、
    前記棚の間口毎にIDを取り付け、
    少なくともIDリーダ本体と、物品のIDと棚のIDとを読み取るためのIDリーダのアンテナとを備えたIDリーダユニットを設けて、
    前記IDリーダユニットを前記搬送装置により移動させることにより、前記IDリーダユニットで物品のIDと棚のIDとを読み取り、物品のIDと棚のIDを関連付け自在に地上側コントローラへ出力すると共に、
    地上側コントローラは、物品のIDと棚のIDとを対応付けた在庫ファイルを記憶し、かつ地上側コントローラは、在庫ファイルでの物品の位置の近傍に物品が存在することを、物品のIDと棚のIDとの関連付けから検出すると、在庫ファイルでの位置に物品が存在するものとするように構成されていることを特徴とする、自動倉庫システム。
  4. 複数の間口を備えた棚と搬送装置と、棚に収納された物品に取り付けたIDを用いて棚の在庫を管理する地上側コントローラ、とを備えた自動倉庫システムの棚卸し方法であって、
    前記棚の間口毎にIDを取り付け、
    少なくともIDリーダ本体と、物品のIDと棚のIDとを読み取るためのIDリーダのアンテナとを備えたIDリーダユニットを設けて、
    前記IDリーダユニットを前記搬送装置により移動させることにより、前記IDリーダユニットで物品のIDと棚のIDとを読み取り、
    読み取った物品のIDと棚のIDを関連付け自在に地上側コントローラへ出力し、
    地上側コントローラは、物品のIDと棚のIDとを対応付けた在庫ファイルを記憶し、かつ地上側コントローラは、在庫ファイルでの物品の位置の近傍に物品が存在することを、物品のIDと棚のIDとの関連付けから検出すると、在庫ファイルでの位置に物品が存在するものとすることを特徴とする、自動倉庫システムの棚卸し方法。
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