JP2010238007A - 配置管理装置および配置管理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、商品の配置の正誤を確認することを目的とする。
【解決手段】 第一の区域情報および第一の商品識別情報に対応づいた表示札タグ種別情報と第一の区域情報および第一の商品識別情報に対応づいた商品タグ種別情報とを検索するとともに、該表示札タグ種別情報および該商品タグ種別情報が存在する場合は、前記第一の区域情報に隣接する第二の区域情報を検索するとともに、該第二の区域情報および第一の商品識別情報に対応づいた前記商品タグ種別情報を検索し、前記第二の区域情報および前記第一の商品識別情報に対応づいた前記表示札タグ種別情報が存在しない場合には、前記第二の区域情報を有する第一の商品識別情報に対応する商品は正しい配置にあると判定により上記課題を解決する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、物品の配置を管理する配置管理装置および配置管理プログラムに関する。
店舗の入り口に設置された電子ディスプレイ等に、店舗における商品の配置に関する案内図の表示を行う技術がある。自動で案内図を作成する技術に特許文献1がある。
特許文献1には、棚ごとにタグリーダを設け、棚に配置された商品に付されたスーパータグ(商品名などが記憶されている)を読み取り、予め用意した棚割り情報に基づいて各々のタグリーダが読み取った商品名を配置し、棚割図を作成する技術が開示されている。
さて、特許文献1のようにタグの情報を読取って棚割図(案内図)を作成する際には、タグを有する商品が正しい棚に配置されているかを検査した上で、案内図に反映させる必要がある。物品の置き場所の正誤を判定する技術には特許文献2や特許文献3がある。
特許文献2には、棚に付され、配置機構(棚)を識別する情報が記憶された棚側情報タグと、棚に配置される物品に付され、配置されるべき配置機構を特定する情報が記憶された物品側情報タグとを用い、これらタグの情報が一致すれば正しい配置機構に物品が配置されていると判断する技術が開示されている。
特許文献3には、外箱に付され、外箱に格納される製品のデータが格納された外箱無線タグと、箱に入れる製品に付され、該製品のデータが格納された製品無線タグとを用い、これらタグのデータを読み取って、その外箱と製品との整合を判断する技術が開示されている。
特開2003−323539号公報 特開2001−247209号公報 特開2007−55783号公報
ここで、配置位置側のタグの情報と配置される物品側のタグの情報とが一致しないケースとして、以下の場合がある。商品を手に取った客が該商品をもとの位置とは異なる位置へ戻すことにより、商品が誤った位置に配置されるケースや、大量にある商品が一つの棚に配置しきれずに配置位置側のタグが配置されていない複数の棚に連続して並べられることにより、商品が正しい位置に配置されるケースである。
従来の技術は、棚や外箱などの配置位置に設けられたタグと配置される物品に付されたタグが一対一で管理され、両タグの情報が一致するか否かで置き場所の正誤が判定される。したがって、配置位置にタグが設置されていない後者の場合も商品は正しい位置に配置されていないと判定することとなる。しかしこの場合は置き場違いでないため、前者と後者のケースを確実に区別して、正確に置き場所の正誤を判定することが望ましい。
なぜなら、置き場所違いを検出した場合に店舗担当者は商品の配置を確認することとなるため、担当者に無用な確認作業を要求することを避けるべきだからである。そこで本発明は、このような場合にも対応できる配置管理装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に開示する配置管理装置は、所定の区域に存在する商品に付される商品タグと該商品の群ごとに設けられる表示札タグとを読取る読み取り装置から、商品を一意に識別する商品識別情報と、該商品タグであることを示す商品タグ種別情報と、該区域を区別するために利用可能な区域情報とを含む情報、若しくは該商品識別情報と該表示札タグであることを示す表示札タグ種別情報と該区域情報とを含む情報を受信する通信部と、前記商品識別情報と前記商品タグ種別情報と前記区域情報、もしくは該商品識別情報と前記表示札タグ種別情報と該区域情報とを対応づけて格納する位置把握テーブルと、前記区域の位置を前記区域情報と対応付けて格納する区域マスタと、前記位置把握テーブルを参照して、第一の区域情報および第一の商品識別情報に対応づいた前記表示札タグ種別情報と第一の区域情報および第一の商品識別情報に対応づいた前記商品タグ種別情報とを検索するとともに、該表示札タグ種別情報および該商品タグ種別情報が存在する場合は、前記区域マスタを参照し、前記第一の区域情報に隣接する第二の区域情報を検索するとともに、該第二の区域情報および第一の商品識別情報に対応づいた前記商品タグ種別情報を検索し、前記第二の区域情報および前記第一の商品識別情報に対応づいた前記表示札タグ種別情報が存在しない場合には、前記第二の区域情報を有する第一の商品識別情報に対応する商品は正しい配置にあると判定する判定部とを有する。
本発明によれば、より柔軟に置き場所の正誤を判定することができる。本来は不要である担当者への置き場所違いの通知および商品配置の確認要求などによって、担当者を煩わせる事態を防ぐことが出来る。
実施例における本発明の概念図の一例を示す図である 実施例における配置管理装置1およびリーダ装置2の機能図の一例を示す図である。 実施例における棚マスタ16に格納されているデータ例を示す図である。 実施例における商品マスタ18に格納されているデータテーブル例を示す図である。 実施例におけるリーダ装置2、表示札タグ3および商品タグ4の機能図の一例を示す図である。 実施例における表示札タグ3の記憶部33および商品タグ4の記憶部43に格納されているデータテーブル例を示す図である。 実施例における配置管理処理のフローチャートの一例を示す図である。 実施例における位置把握テーブル15に格納されているデータテーブル例を示す図である。 実施例における比較用位置把握テーブル19に格納されているデータテーブル例を示す図である。 実施例における案内図の一例を示す図である。 実施例における配置チェック処理のフローチャートの一例を示す図である。 実施例における配置チェック処理のフローチャートの一例を示す図である。 実施例における配置チェック処理のフローチャートの一例を示す図である。 実施例における判定結果テーブル15に格納されているデータテーブル例を示す図である。 実施例における配置管理処理のフローチャート(第二実施例)の一例を示す図である。 実施例における位置把握テーブル15に格納されているデータテーブル例(第二実施例)を示す図である。 実施例における配置管理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下詳細な本発明の実施例に関して説明する。
図1は本発明の実施の一形態の概念図である。以降店舗での商品の配置を例に説明するが、これに限るものでなく倉庫での部品管理などにも適用することができる。店舗に複数設置される陳列用什器100は、陳列用什器100の底面に対して平行に仕切る棚板101、および陳列用什器100の底面に対して垂直に仕切る仕切り版102によって複数の区域に区別される。
そして各区域は棚103として、商品の陳列に用いられる。また、棚板101および仕切り版102は移動可能であって、棚103の大きさや数は棚板101および仕切り版102によって、変更することが出来る。仕切り板102は棚103の側面を形成するものでなくてもよく、隣の区域と判別することが出来る程度の仕切りであってもよい。また、読取り機106が読取る範囲を区別できるような機能を備えている場合には、仕切り板102は不要である。
棚103には商品が配置され、その商品各々に商品タグ105が付されている。つまり、図1における商品タグ105「00001」は、商品「00001」が棚103に存在していることを示している。また、商品タグ105に格納されている情報についての詳細は後述するが、商品を識別する情報が記憶されている。
商品タグ105は、具体的には情報を格納できるRFID(Radio Frequency Identification)タグや無線IC(Integrated Circuit)タグ、バーコードなどの一次元コードが記された媒体や、QR(Quick Response)コードなどの二次元コードが記された媒体などである。そして商品タグ105は、読取り機106によって非接触で情報が読取られる。
さらに棚103には、棚103に配置された商品に対応する表示札タグ104が付されている。例えば、表示札タグ104は、棚103の縁に設けられる価格を表示するプライスカードに付される。このように同一の商品複数からなる商品群ごとに一枚の表示札タグ104が存在する。ただし、複数の商品群が存在する場合には、複数の表示札タグ104が存在することとなる。
表示札タグ104は、具体的には情報を格納できるRFID(Radio Frequency Identification)タグや無線IC(Integrated Circuit)タグ、バーコードなどの一次元コードが記された媒体や、QR(Quick Response)コードなどの二次元コードが記された媒体などである。そして表示札タグ104は、読取り機106によって非接触で情報が読取られる。
また棚103ごとに、棚103に存在する商品タグ105および表示札タグ104を読取る読取り機106が存在する。ただし、棚に各種タグのうち一方のみが存在する場合は、片方のタグのみを読取ることとなる。読取り機106は、商品タグ105や表示札タグ104の種類に応じて、適切に選択して設置する。例えば、商品タグ105や表示札タグ104がRFIDタグやICタグであれば、電子タグ対応のリーダ装置やリーダ装置本体と接続するアンテナを読取り機106として設置する。また、バーコードやQRコードが記された媒体であればバーコードリーダ器が棚103ごとに設置される。
棚103ごとにリーダ装置を設置する場合は、リーダ装置に対してアンテナおよび棚が一対一で対応することになる。一方、リーダ装置が複数のアンテナと接続し、アンテナが棚103ごとに設置される場合は、リーダ装置一つに対して、アンテナおよび棚がN個対応することになる。
読取り機106「A1」は棚103に存在する商品タグ105および表示札タグ104のみを読み取ることとし、近接する棚103やその他の棚103に存在する商品タグ105および表示札タグ104を読取ることはないものとする。なお、読取り機106の読み取り範囲を限定するために電波吸収体などによって囲まれた環境を準備すると良い。
このような陳列用什器100において、以降説明する実施例によって各々の棚103に商品が正しく配置されているかを管理する。
図2は本発明の実施の一形態である配置管理システムの機能図である。配置管理システムは、配置管理装置1および複数のリーダ装置2を有する。配置管理装置1と複数のリーダ装置2とは通信回線5を介して接続されている。さらに配置管理装置1は担当者端末装置6および案内図表示装置7と通信回線5を介して接続することとしても良い。
配置管理装置1はリーダ装置2から受信する情報に基づいて、店舗において商品が正しい位置に配置されているかを検査して管理するコンピュータである。ここでいう、正しい位置とは商品名や価格を表示するプライスカードが設置されている棚に、該プライスカードに対応する商品が存在している場合である。また、商品が大量にある場合には、プライスカードが設置された棚に商品が収まらずに、プライスカードが設置されていない複数の棚に連続して商品が配置されることもあるため、この場合も正しい位置ということとなる。一方、誤った位置とは、商品が、該商品に対応するプライスカードが設置されている棚ではない棚に存在している場合をいう。例えば、客が商品を誤った棚に戻した場合や、プライスカードをずらした場合に該当する。
リーダ装置2は通信機能を有するコンピュータである。そして、リーダ装置2は設置された棚ごとに各種タグに記憶された情報を読取る。
担当者端末装置6は、配置管理装置1が商品が誤った位置に配置されていると判定した場合などに、配置管理装置1から通知を受ける装置である。通知とは、例えば置き場所違いを検出した商品および棚に関する情報であって、担当者に商品の配置の確認を要求するものである。
担当者端末装置6は通信機能を有するコンピュータであって、例えば携帯電話やPDA(Personal Digital Assistante)やPHS(Personal Handy−phone System)やパーソナルコンピュータ等コンピュータである。
案内図表示装置7は配置管理装置1が作成する案内図を表示する装置であり、ディスプレイ等である。案内図表示装置7は、商品の配置位置を表示することで、店舗に入店した客に店舗における商品の配置位置を知らしめることができる。
配置管理装置1は、通信部11とテーブル作成部12と判定部13と案内図作成部14と位置把握テーブル15と棚マスタ16と判定結果テーブル17と商品マスタ18と比較用位置把握テーブル19とを有する。
通信部11は通信回線5に接続しており、通信回線5を介して接続される他のコンピュータとデータの送受信を行う処理部である。例えば、通信部11はリーダ装置2から、リーダ装置2が読取った各種タグのデータを受信したり、担当者端末装置6や案内図表示装置7へデータを送信したりする。
テーブル作成部12は、位置把握テーブル15および比較用位置把握テーブル19を作成する処理部である。例えば、通信部11が受信したデータを位置把握テーブル15に格納する。
判定部13は、商品が正しい位置に配置されているかを判定する処理部である。例えば、位置把握テーブル15を参照して、ある商品に付された商品タグ4と表示札タグ3が同じ棚に存在する場合は正しい位置に配置されていると判断する。
案内図作成部14は案内図を作成する処理部である。例えば、比較用位置把握テーブル19および棚マスタ16の情報に基づいて、店舗における商品の配置に関する案内図を作成する。
位置把握テーブル15は、通信部11がリーダ装置2から受信したデータを格納する記憶部である。詳細は後述する。
棚マスタ16は、店舗における陳列用什器100や棚103の位置および棚103同士の位置関係を規定する情報を格納する記憶部である。棚マスタ16に格納されるデータ例を図3に示す。棚マスタ16は店舗における陳列什器100と棚103とを配置した目で見てわかるようなフォーマットであってもよく、該棚ごとの位置と対応付けて棚を識別する棚情報162を格納する。棚情報の詳細については後述する。
棚マスタ16に格納されたデータに基づいて、案内図が作成されるため、店舗のおおよそのレイアウトを電子データ化して保持しておくと良い。
図1のように棚が複数段存在する場合は、項目「段」161を設けると良い。また、棚板101や仕切り板102の位置が変更され、棚の大きさや数が変更された場合は、随時棚マスタ16は更新される。
一方、棚マスタ16は、棚情報と店舗における棚の位置と隣接する棚の棚情報である隣接棚情報とを対応付けて格納するデータテーブルであっても良い(図示せず)。
図2に戻り、判定結果テーブル17は、判定部13による判定の結果を格納する記憶部である。詳細は後述する。
商品マスタ18は、商品に関する情報を格納する記憶部である。商品マスタ18に格納されるデータテーブル例を図4に示す。商品マスタ18は、「商品コード」181、「商品名」182、「分類」183を対応付けて格納する。商品マスタ18はこれらの項目のうち一部を備えてもよい。
商品マスタ18の項目「商品コード」181は、商品を一意に識別するための情報を格納するデータ領域である。例えば、「00001」が格納される。商品マスタ18の項目「商品名」182は、商品の名称を格納するデータ領域である。例えば、商品名「チョコレートA」が商品コード「00001」に対応付けて格納される。商品マスタ18の項目「分類」183は、商品の分類を格納するデータ領域である。例えば、「チョコレート」は菓子に分類することが出来るため「菓子」が商品コード「00001」に対応付けて格納される。
図2に戻り、比較用位置把握テーブル19は、正しい位置に配置されていると判断された商品の配置に関するデータを格納する記憶部である。詳細は後述する。
続いてリーダ装置2の機能部について説明する。リーダ装置2と配置管理装置1との関連を示す図2および、リーダ装置2と表示タグ3および商品タグ4との関連を示す図5を用いて説明する。リーダ装置2は通信部21と制御部22と読み取り部23とを有している。
通信部21は通信回線5に接続しており、通信回線5を介して接続される他のコンピュータとデータの送受信を行う処理部である。例えば配置管理装置1へ各種タグから読取った情報を送信する。
制御部22は、各種タグから読取った情報に各区域(棚)を識別する棚情報を付す処理部である。読み取り部23は表示札タグ3および商品タグ4の情報を読取る処理部である。制御部22と読み取り部23の関係に関して、まず例えば図5に示すように一つのリーダ装置が複数の読み取り部23を備える場合、つまりアンテナを複数有する場合について説明する。
この場合には、棚103ごとに読み取り部23(アンテナ)が設置され、各読み取り部23が読取った各種タグの情報が、制御部22に収集される。制御部22は収集した各々の情報が、どの読み取り部23が読取ったものであるかを特定し、読み取り部23を識別する情報を付す。例えば、読み取り部23と接続するポートを監視するなどして、情報を送信した読み取り部23を特定する。アンテナは棚ごとに設置されているため、このアンテナを識別する情報を棚情報として用いることが出来る。
一方、制御部22と読み取り部23の関係に関して、棚103ごとにリーダ装置を設置する場合について説明する。この場合には、リーダ装置2を識別する情報やリーダ装置2の通信部21のアドレスなどが棚を一意に識別する情報となるので、これらを棚情報として用いることが出来る。
続いて表示札タグ3の機能部について、図5を用いて説明する。表示札タグ3は、図1の表示札タグ104に相当する。表示札タグ3は通信部31と制御部32と記憶部33とを有している。以降、各種タグを電子タグとして説明するが、これに限るものではない。
通信部31は外部へデータの発信を行う処理部である。制御部32は、記憶部33から情報を読み出す処理部である。記憶部33は、表示札タグ3に関する情報を記憶する記憶部である。
続いて商品タグ4の機能部について、図5を用いて説明する。商品タグ4は、図1の商品タグ105に相当する。商品タグ4は通信部41と制御部42と記憶部43とを有している。通信部41は外部へデータの発信を行う処理部である。制御部42は、記憶部43から情報を読み出す処理部である。記憶部43は、商品タグ4に関する情報を記憶する記憶部である。
表示札タグ3の記憶部33および商品タグ4の記憶部43に格納されるデータ例を図6に示す。図6(A)に示すように、表示札タグ3の記憶部33は「タグ種別コード」331と「商品コード」332とを対応付けて格納する。
表示札タグ3の記憶部33は項目「タグ種別コード」331は、タグが各種タグのうちの表示札タグであることを示す情報を格納するデータ領域である。例えば、「02」が格納される。つまり、商品群ごとに設けられる表示札タグ3各々の記憶部33のタグ種別コード331にはデータ「02」が同様に格納されたり、表示札タグであることを規定する特定のデータが格納される。表示札タグ3の記憶部33の項目「商品コード」332は、商品群を一意に識別する商品コードを格納するデータ領域である。例えば、商品コード「00001」が格納される。
一方、図6(B)に示すようにタグ種別コードと商品コードを切り分けずに、一連の情報333として格納する場合もある。この際、配置管理装置1もしくはリーダ装置2において、何桁目までをタグ種別コードとして認識し、何桁目からを商品コードとして認識するかを設定し、抽出するようにすればよい。
例えば、表示札タグ3の記憶部33に格納された情報「0200001」は、配置管理装置1もしくはリーダ装置2において、左から2桁目までの「02」をタグ種別コードとして、左から3桁目ないし7桁目の「00001」を商品コードとして抽出される。以降、配置管理装置1において、各データの抽出を行うこととして説明する。
商品タグ4の記憶部43のデータテーブルは、表示札タグ3の記憶部33と同様であるので説明を割愛する。ただし、タグ種別コード431はタグが各種タグのうちの商品タグ4であることを示す情報を格納するデータ領域である。例えば、「01」が格納される。
続いて、図2に示す各処理部の関連した動きについて、本発明にかかる実施例を図7を用いて説明する。図7は実施例における配置管理の処理フローを示した図である。
まず、配置管理装置1の通信部11は、リーダ装置2の読み取り部23が読取った情報に棚情報が付されたタグ情報を受信する(S1)。例えば、通信部11は、図6(B)にあるような「0200001」に棚情報「A1」が付された「0200001A1」などをタグ情報として受信する。つまり、これは商品コード「00001」に対応する商品の表示札タグ3から読取った情報であって、棚情報「A1」に対応する棚に該表示札タグが存在していることを示している。
続いて、テーブル作成部12は通信部11が受信したタグ情報を受け取り、タグ情報から各種情報を抽出して、抽出した情報を対応付けて位置把握テーブル15を作成する(S2)。
位置把握テーブル15に格納されるデータテーブル例を図8に示す。位置把握テーブル15は、「レコード番号」151、「棚情報」152、「タグ種別コード」153、「商品コード」154、「処理終了フラグ」155、「削除対象フラグ」156を対応付けて格納する。これらのうち、テーブル作成部12はタグ情報から「棚情報」と「タグ種別コード」と「商品コード」とを抽出して、各々の項目に格納する。位置把握テーブル15はこれらの項目のうち一部を備えてもよい。
位置把握テーブル15の項目「レコード番号」151は、一つのタグ情報に含まれる各種情報を対応付けてひとつのレコードとした場合に、該レコードに一意に付される情報を格納するデータ領域である。例えば、レコード番号「1」が格納される。以降、データをレコードとして扱うこととするが、本発明はこれに限られるものではなく、各データに対応づいている他のデータを随時参照するものとしても良い。
位置把握テーブル15の項目「棚情報」152は、タグ情報に含まれる棚情報を格納するデータ領域である。例えば、棚情報「A1」が格納される。
位置把握テーブル15の項目「タグ種別コード」153は、タグ情報に含まれるタグ種別コードを格納するデータ領域である。例えば、タグ種別コード「01」や「02」が格納される。位置把握テーブル15の項目「商品コード」154は、タグ情報に含まれる商品コードを格納するデータ領域である。例えば、商品コード「00001」が格納される。
位置把握テーブル15の項目「処理終了フラグ」155は、後述する「配置チェック処理(S3)」が終了したか否かの情報を格納するデータ領域である。配置チェック処理が終了した場合にフラグ「1」を立てるデータ領域であり、配置チェック処理が行われる前は、空欄もしくは初期状態を示すフラグ「0」がたっている。
位置把握テーブル15の項目「削除対象フラグ」156は、後述する「配置チェック処理(S3)」によって商品の配置位置が誤っているとのエラー判定がでたか否かの情報を格納するデータ領域である。配置チェック処理によってエラー判定が出た場合にフラグ「1」を立てるデータ領域であり、配置チェック処理が行われる前もしくは配置チェックによるエラーがでなかった場合は、空欄もしくは初期状態を示すフラグ「0」がたっている。
例えば、図7のS2における具体的なテーブル作成部12の動きを、図6(B)にあるような「0200001」に棚情報「A1」が付された「0200001A1」などを受信した場合(図7S1)について説明する。テーブル作成部12は、レコード番号「1」に対応付けて、棚情報「A1」を抽出して棚情報152に格納し、タグ種別コード「01」を抽出してタグ種別コード153に格納し、商品コード「00001」を抽出して商品コード154に格納する。この時点では「処理終了フラグ」155には「0」が、「処理対象フラグ」156には「0」が格納される。
また、テーブル作成部12は、位置把握テーブル15を作成する際、棚情報とタグ種別コードと商品コードが互いに同一である複数のレコードは一つのレコードに集約するとよい。同じ棚に存在する同じ商品の商品タグを1レコードとすることで、以降の処理に要する時間を短くすることが出来る。
続いて、判定部13は位置把握テーブル15および棚マスタ16を用いて、配置チェック処理を行い判定結果テーブル17を作成する(S3)。詳細については別途フローチャートを用いて説明する。
そして、判定部13は判定結果テーブル17にレコードが存在する場合に(S4YES)通信部11に通知命令をだす。判定結果テーブル17についての詳細は後述するが、判定結果テーブル17は、商品の配置が誤っていた場合など担当者が確認すべき状態を格納している。
通信部11は通知先となる担当者端末装置3のアドレスや電話番号等を格納した通知先マスタ(図示せず)を参照して、判定結果テーブル17に格納されている情報に基づいて適切な担当者に通知を行う(S5)。そしてS6へ進む。一方、判定部13は判定結果テーブル17にレコードが存在しなければ(S4NO)そのままS6へ進む。
続いて、テーブル作成部12は位置把握テーブル15を参照して、削除対象フラグ156に「1」が立っているレコードを削除する(S6)。削除対象フラグに「1」が立っているレコードに関しては正しい位置に配置されていないことが検出されているため、この後作成する案内図反映させるべきではない。よって、予め削除しておく。
そして、テーブル作成部12は、位置把握テーブル15において処理対象フラグ「1」を有するレコードを削除し、削除後の位置把握テーブル15を比較用位置把握テーブル19として保存する(S7)。さらに、位置把握テーブル15に格納されている情報を全て消去することとしても良い。
比較用位置把握テーブル19に格納されるデータテーブル例を図9に示す。比較用位置把握テーブル19は、「レコード番号」191、「棚情報」192、「タグ種別コード」193、「商品コード」194を対応付けて格納する。比較用位置把握テーブル19はこれらの項目のうち一部を備えてもよい。各項目の内容は位置把握テーブル15と同様であるので説明は割愛する。
比較用位置把握テーブル19に格納されているレコードは、位置把握テーブル15において削除対象フラグ156に「0」が格納されたレコードであるため、正しい位置に配置されていると判定されたこととなる。よって、比較用位置把握テーブル19は、配置管理処理実行時において、商品の正しい配置に関する情報が格納されたテーブルということとなる。
再び図7に戻り、案内図作成部14は比較用位置把握テーブル15、棚マスタ16および商品マスタ18を参照して案内図を作成する(S8)。
案内図作成部14が作成する案内図例を図10に示す。図示する全ての項目を有しておらずともよく、さらに他の項目を備えても良い。比較用位置把握テーブル19を参照して商品タグのレコードに含まれる商品コードを読み出し、商品マスタ18を参照して読み出した商品コードに対応する商品名182に格納されているデータを読み出す。また、案内図に分類を表示したい場合は、商品名182ではなく分類183を参照する。
そして、比較用位置把握テーブル19の棚情報192を参照して、棚マスタ16において同一の棚情報を有する位置を特定し、読み出した商品名を該特定した位置に配置する。
例えば、案内図作成部14は比較用位置把握テーブル19(図9)を参照し、商品タグのタグ種別コード「01」を有するレコードを検索し、レコード「1」を特定する。そして案内図作成部14はレコード「1」に含まれる商品コード「00001」および棚情報「A1」を読み出す。さらに案内図作成部14は、商品マスタ18(図4)を参照して商品コード「00001」に対応する商品名「チョコレートA」を読み出す。そして、棚マスタ16(図3)を参照して棚情報「A1」に対応する位置に前記読み出した「チョコレートA」を書き込む。
また、案内図作成部14は、商品タグを用いるとして説明したが、表示札タグを用いて、案内図を作成するとしても良い。そして順次この処理を繰り返し、案内図(図10)を作成する。
つまり、図1のように陳列用什器100の一段目の左に存在する棚103には、商品コード「00001」に対応する「チョコレートA」が存在することを客に知らせることができる。
以上のような構成によって、正しい位置に配置された商品のみを反映させた案内図を作成することができる。また、商品の配置位置が誤っていることを検出した場合に、担当者へ通知を行い、商品の配置位置の確認を促すことが出来る。
以降、配置チェック処理(S3)の詳細な処理フローを図11から図13を用いて説明する。
判定部13は位置把握テーブル15を参照して全てのレコードの処理終了フラグに「1」が格納されているかを判定する(S301)。全てのレコードに処理終了フラグ「1」が格納されている場合には、全ての商品の配置チェック処理が終了したということなので、終了する(S301YES)。
全てのレコードに処理終了フラグ「1」が格納されていない場合には(S301NO)、判定部13は位置把握テーブル15から処理終了フラグ155に「0」を有するレコードを順に読み出す(S302)。そして、判定部13は読み出したレコードに含まれる商品コードを抽出する(S303)。
そして、判定部13は位置把握テーブル15から、抽出した商品コードをと同様の商品コートを有するレコードを検索する(S304)。同様の商品コードを有するレコードが位置把握テーブル15に存在した場合は(S304YES)、判定部13はそのレコードを読み出す(S305)。
一方、同様の商品コードを有するレコードが位置把握テーブル15に存在しない場合は(S304NO)、Aを介して、図12のS311へ進む。
続いて判定部13は、読み出したレコードに商品タグ4であることを示すタグ種別情報「01」および表示札タグ3であることを示すタグ種別情報「02」を有するレコードが各々一つ以上含まれるかを判定する(S306)。位置把握テーブル15に、商品タグと表示札タグのレコードが各々1以上存在する場合は(S306YES)、Bを介して、図13のS321へ進む。
一方、位置把握テーブル15に、商品タグと表示札タグのレコードは各々一つ以上存在しない場合は(S306NO)、Aを介して、図12のS311へ進む。つまり、レコードは複数存在するが、いずれも商品タグ4のレコードであるか、もしくはいずれも表示札タグ3のレコードである場合が該当する。
例えば、判定部13は位置把握テーブル15を参照して処理終了フラグ「0」のレコード「1」を読み出す(S302)。ただし、図8では以降の説明のために処理終了フラグ「1」を記載しているが、「0」だと仮定する。そしてレコード「1」の商品コード「00001」を抽出し(S303)、商品コード「00001」を有するレコードを検索する(S304)。
レコード「2」、レコード「3」およびレコード「12」が読み出されることとなる(S305)。そして読み出したレコード「1」、レコード「2」、レコード「3」、レコード「12」のタグ種別コードに、商品タグ4であることを示す「01」、および表示タグ3であることを示す「02」を有するレコードが各々一つ以上あるため、Bを介して図13のS321へ進む。
一方、判定部13が位置把握テーブル15を参照して処理終了フラグ「0」のレコード「13」を読み出した場合は(S302)、レコード「13」の商品コード「11111」を抽出し(S303)、商品コード「11111」を有するレコードを検索する(S304)。位置把握マスタ15に商品コード「11111」を有するレコードが存在しないので(図8において省略部分にも存在しないと仮定する)、Aを介して図12のS311へ進む。
続いて図12へ移り、判定部13は、S302で読み出したレコードもしくはS305で読み出したレコードが、商品タグ4のレコードであるかを判定する(S311)。つまり、読み出したレコードに含まれるタグ種別コードが「01」であるかを判定する。商品タグ4のレコードであれば(S311YES)、S303で抽出した商品コードを有する表示札タグ3が存在しなかったこととなるため、「表示札タグナシ」と判定して判定結果テーブルに記録する(S313)。
一方、商品タグ4のレコードでなければ(S311NO)、S303で抽出した商品コードを有する商品タグ4が存在しなかったこととなるため、「商品タグナシ」と判定して判定結果テーブルに記録する(S312)。
判定結果テーブル17に格納されるデータテーブル例を図14に示す。判定結果テーブル17は、「判定結果」171、「商品コード」172、「配置棚」173を対応付けて格納する。判定結果テーブル17はこれらの項目のうち一部を備えてもよい。
判定結果テーブル17の項目「判定結果」171は、配置チェック処理で判定結果テーブル17に記憶することとなった対象のレコードに関する判定結果を格納するデータ領域である。例えば、「表示札タグナシ」や「商品タグナシ」や「置き場所違い」が格納される。ここには、各々の判定結果を一意に対応づいているフラグを格納することとしても良い。
判定結果テーブル17の項目「商品コード」172は、配置チェック処理で判定結果テーブル17に記憶することとなった対象のレコードに含まれる商品コードを格納するデータ領域である。例えば、「00001」が格納される。
判定結果テーブル17の項目「配置棚」173は、配置チェック処理で判定結果テーブル17に記憶することとなった対象のレコードに含まれる棚情報を格納するデータ領域である。例えば、「A5」が格納される。
また、判定部13が「置き場所違い」を判定した場合で正しい位置が特定できる場合には、項目「正位置」(図示せず)に本来配置されるべき棚の棚情報を対応付けて格納することとしても良い。正位置の特定については後述する。
図12に戻り、S302で読み出したレコードもしくはS305で読み出したレコード全てに処理終了フラグを立てる(S314)。そしてDを介して、図11のS301へ戻る。
例えば、Aを介してS311へ進んだレコード「13」は、タグ種別コード「01」を有しているので、判定部13によって商品タグであると判断される(S311YES)。よって、レコード「13」の商品コード「11111」に対応する表示札タグが存在しなかったと判断して、判定結果テーブル17に判定結果「表示札タグナシ」、商品コード「11111」、配置棚「A6」と対応付けて格納する。そして位置把握テーブル15のレコード「13」の処理終了フラグ155に「1」を格納する。そしてDを介して、図11のS301へ戻る。
以上のような構成によって、商品タグナシもしくは表示札タグナシを検出し、通知することが出来る。商品タグナシの状態とは、商品が売り切れている、商品の販売を中止したにもかかわらずプライスカードを撤去し忘れた、商品から商品タグが欠落しているなどの状態であることが考えられるため、これらの好ましくない状況を担当者に知らせることが出来る。
一方、表示札タグナシとは、プライスカードが欠落しているなどの状態であることが考えられるため、これらの好ましくない状況を担当者に知らせることが出来る。
また、本実施例では、判定部13は「商品タグナシ」および「表示札タグナシ」と判定されたレコードには削除対象フラグを立てないこととした。これは例えばプライスカードが欠落していても、案内図において客に商品の位置を提供できる点で良い。
しかし、判定部13は「商品タグナシ」および「表示札タグナシ」と判定されたレコードに削除対象フラグ「1」を立てることとしてもよい。そして、案内図には表示させずに、担当者が確認した時点で案内図に反映させ、正確性を確保することとしてもよい。
続いて図13へ移り、商品タグ4と表示札タグ3のレコードは各々1以上存在するので(図11、S306YES)、判定部13は読み出した複数のレコードの中から、表示札タグ3のレコードを検索する(S321)。つまり、タグ種別コード「02」を有するレコードを特定する。
続いて判定部13は表示札タグ3のレコードから棚情報152に格納された情報を読み出す(S322)。そして、判定部13は位置把握テーブル15を参照して、処理対象となっている商品タグのうち、読み出した棚情報と同一の棚情報を有する商品タグ4が存在するかを判定する(S323)。同一の棚情報を有する商品タグ4が存在しない場合は(S323NO)、表示札タグ3および商品タグ4は各々異なる棚に存在していることとなるので、S330へ進む。
一方、同一の棚情報を有する商品タグ4が存在する場合は(S323YES)、判定部13は表示札タグ3と商品タグ4は正しい位置にあると判断し、各々のレコードに処理終了フラグ156に「1」を格納する(S324)。そして、判定部13は処理対象となっているレコードに処理終了フラグがたっていないレコードがあるかを判定する(S325)。
処理対象となっているレコードに処理終了フラグ「1」がたっていないレコードがなければ(S325NO)、判定部13はS302およびS306で読み出した処理対象のレコード全てに配置チェックをおこなったと判断し、Dを介して図11のS310へ進む。
一方、処理対象となっているレコードに処理終了フラグ「1」がたっていないレコードがあれば(S325YES)、判定部13は正しい配置と判断した商品タグ4のレコードに含まれる棚情報を抽出し、棚マスタ16を参照して該棚情報に隣接する隣接棚情報を検索する(S326)。
つまり、棚マスタ16において正しい配置と判断した商品タグ4の棚情報と同一の棚情報を検索し、該棚情報と同じ段にあり、隣接している棚情報を抽出する。ここで、上下にある棚情報を隣接する棚情報として抽出しても良い。
続いて、判定部13は、処理対象のレコードの中に、前記検索した隣接棚情報を有する商品タグ4が存在するかを検索する(S327)。隣接棚情報を有する商品タグ4が存在しない場合は(S327NO)、S330へ進む。一方、隣接棚情報を有する商品タグ4が一つ以上存在する場合は(S327YES)、判定部13は位置把握マスタ105を参照し、隣接棚情報を有する他の表示札タグ3が存在するかを判定する(S328)。
隣接棚情報を有する他の表示札タグ3が存在しない場合には(S328NO)、判定部13は隣接棚情報を有する商品タグ4は正しい配置にあると判断し、レコードに処理終了フラグ「1」を立てる(S329)。そしてS325へもどる。ここで、S328を行わずに、S327でYESと判定した場合にS329へ進むとしても良い。
また、S325へ戻ったあとのS326は、判定部13がS329で正しい配置であると判定した商品タグ4の棚情報に対する隣接棚情報を検索することとなる。よって、表示札タグ3に隣接していなくとも、判定部13は正しい配置にある商品タグ4と隣接している商品タグ4は正しい配置にあると判定することが出来る。よって、複数の棚にわたって存在する商品の配置の正誤を判定することが出来る。
一方、隣接棚情報を有する他の表示札タグ3が存在する場合には(S328YES)、判定部13は商品タグ4が付された商品が誤った位置に配置されていると判断し、処理終了フラグ156に「1」を有していない処理対象のレコードごとに、「置き場所違い」との判定結果を判定結果テーブル17に記録する(S330)。そして、判定部13は位置把握マスタ15において、これらレコードの削除対象フラグ156および処理終了フラグ155に「1」を格納する(S331)。そしてS325へ進む。
また、S323でNOと判定された場合も、表示札タグ3および商品札タグ4に対する「置き場所違い」との判定結果を判定結果テーブル17に記録する。このようにすることで、担当者に通知して確認を促すことが出来るため、いずれか間違った配置にあるタグを正しい位置へ戻すことが出来る。
例えば、図11のS302において、判定部13がレコード「1」を読み出した場合について説明する。図11のS306までの動きは上述した通りなので、割愛するが、商品コード「00001」を有するレコード「1」、レコード「2」、レコード「3」、レコード「12」が図13の処理の対象となる。
まず、判定部13は処理対象となる4つのレコードからタグ種別コード153に表示札タグ3であることを示す「02」が格納されているレコードを検索する(S321)。この結果、レコード「2」が特定される。そして判定部13はレコード「2」に含まれる棚情報「A1」を抽出する(S322)。そして判定部13は、処理対象となっている商品タグ4のうち同一の棚情報「A1」を有する商品タグ4が存在するかを判定する(S323)。
同一の棚情報を有する商品タグ4のレコード「2」が存在するので(S323YES)、判定部13はレコード「1」の表示札タグ3とレコード「2」の商品タグ4とは正しい位置にあると判断し、各々のレコードに処理終了フラグを立てる(S324)。そして、判定部13は処理対象となっているレコードに処理終了フラグがたっていないレコード「3」および「12」があると判定する(S325YES)。
続いて判定部13は位置把握テーブル15を参照して正しい配置と判断した商品タグ4のレコード「2」に含まれる棚情報「A1」を抽出し、棚マスタ16を参照して棚情報「A1」に隣接する隣接棚情報「A2」を特定する。
続いて、判定部13は、処理対象の商品タグ4の中に、前記検索した隣接棚情報「A2」を有する商品タグ4が存在するかを検索する(S327)。判定部13は隣接棚情報「A2」を有するレコード「3」の商品タグ4が存在すると判定する(S327YES)。そして判定部13は位置把握マスタ105を参照し、隣接棚情報「A2」を有する他の表示札タグ3が存在するかを判定する(S328)。
図8において隣接棚情報「A2」を有する他の表示札タグ3が存在しないと仮定して(S328NO)、判定部13はレコード「3」の商品タグ4は正しい位置にあると判断し、レコード「3」に処理終了フラグ「1」を立てる(S329)。そしてS325へもどる。
S325へ戻ったのち、判定部13は処理対象となっているレコード「2」「3」「12」に処理終了フラグ「1」がたっていないレコード「12」があると判定する(S325YES)。判定部13は位置把握テーブル15を参照して正しい配置と判断した商品タグ4のレコード「3」に含まれる棚情報「A2」を抽出し、棚マスタ16を参照して棚情報「A2」に隣接する隣接棚情報「A1」および「A3」を特定する。
続いて、判定部13は、処理対象でかつ処理終了フラグが立っていない商品タグ4(レコード「12」)の中に、前記検索した隣接棚情報「A1」もしくは「A3」を有する商品タグ4が存在するかを検索する(S327)。
隣接棚情報「A3」または「A1」を有する商品タグ4が存在しないので(S327NO)、判定部13は処理終了フラグに「1」がたっていないレコード「12」の商品タグ4が付された商品が誤った位置に配置されていると判断する。そして判定部13は、レコード「12」の商品タグ4に関して「置き場所違い」との判定結果を判定結果テーブル17に記録する(S330)。
そして、判定部13は位置把握マスタ15において、商品タグ4のレコード「12」の削除対象フラグ156および処理終了フラグ155に「1」を格納する(S331)。そしてS325へ進む。
処理対象となっているレコード「2」「3」「12」に処理終了フラグがたっていないレコードがないので(S325NO)、判定部13はS302およびS306で読み出した処理対象のレコード全てに配置チェックをおこなったと判断し、Dを介して図11のS310へ進む。
また、本実施例では、商品コードをキーに配置の正誤をチェックしたが、本発明はこれに限るものでなく、例えば、棚番号をキーに配置の正誤をチェックすることも出来る。
つまり、判定部13は、位置把握テーブル15を参照し、第一の商品コードおよびタグ種別コード「01」を有するレコード(商品タグ4のレコード)を抽出し、同様の棚番号を有するレコードの中に、第一の商品コードおよびタグ種別コード「02」(表示札タグ3のレコード)を有するレコードが存在するかを検索する。
存在する場合は、判定部13は商品タグ4を付した商品は正しい位置に存在すると判断する。存在しない場合には、判定部13は正しい位置と判定した商品タグ4の隣の棚情報を棚マスタ16から検索し、位置把握テーブル15から隣の棚情報と第一の商品コードとタグ種別コード「02」を有するレコードを検索する。存在する場合は、判定部13は商品タグ4を付した商品は正しい位置に存在すると判断する。存在しなければ、判定部13は商品タグ4を付した商品は誤った位置に存在すると判断し、判定結果テーブル17に記録する。以上のような処理に置き換えて、配置管理を行うこともできる。
以上の構成によって、プライスカードなどに付される表示札タグ3と商品に付された商品タグ4が同じ棚に存在するかを確認できる。つまり、商品が正しい位置に配置されていることを確認できる。また、プライスカードが設置されていない複数の棚に連続して商品が配置された場合でも、商品が正しい位置に配置されていると判断することが出来る。
例えば、店舗では開店時間内に商品の配置を変更することがある。具体的には、特定のメーカーや卸業者等に一定範囲の棚が割り当てられ、メーカー等の担当者がその範囲内で商品の配置を自由に変更する場合などである。
安売りや販売促進のために商品を大量に仕入れ、一つの棚に収まらずに隣の棚に商品を配置した場合に、メーカー等の担当者は棚ごとに商品札タグを付したプライスカードを準備しなければならない。例えば、店舗の管理者に商品札タグの書き込みを依頼するなどである。しかし本発明によれば、このように一時的な販売促進のために商品札タグを増設することを要せずとも、商品札タグが商品群に対して最低1つ存在すれば、柔軟に置き場所の正誤を判定できる。
つまり、一つの棚に収まらずに複数の棚に連続して商品を配置した場合に「置き場所違い」と判断してしまうことを排除することが出来る。よって、担当者への通知に本来不要な確認作業を要求する内容を含まなくすることができる。
また、図7に示す一連の配置管理の処理フローは定期的に実行してもよく、本部コンピュータ(図示せず)などの外部からの命令によって、適宜実行するものとしても良い。これによって、上述のようなメーカー等の担当者による急な配置変更が実行された場合でも適宜更新された正しい案内図を客に提供することが出来る。
従来技術ではタグに正しい配置位置に関する情報を格納しているため、配置を変更する度にタグの情報を書き換えなければならなかった。しかし、本発明によれば、配置の変更が実行されても、担当者はタグの情報を変更する必要がないため、容易に配置管理を行うことができる。
つまり、各種タグの内容を書き換えることを必要とせずに、配置の正誤を判断することが出来る。更には配置管理処理が実行された時点での商品の配置を把握して、案内図の表示に反映させることが出来る。
例えば、メーカー担当者が開店時間内にメーカー商品のレイアウトを変更した場合でも、店舗側としては配置の正誤を確認できる。さらに、店舗で配置管理を行っている担当者の手を煩わせることなく、客に最新の商品の配置を提供することが出来る。
第二の実施例として、図7に示す処理を店舗の開店時などに一度実行し、それ以降の定期処理を図15に示す処理とすることで、定期処理の所要時間を短縮する場合について説明する。つまり、前回処理実行時との差分のみを配置チェックの対象とする。
図15のS11からS18は図7のS1からS8と各々同様であるため、説明を割愛する。テーブル作成部12がS2において位置把握テーブル15を作成した後に、テーブル作成部12は差分抽出処理を行う(S19)。前回の配置管理処理で保存した比較用位置把握テーブル19と新たにS12で作成された位置把握テーブル15とを比較する。
具体的には、テーブル作成部12は、位置把握テーブル15に存在する「棚情報」152と「タグ種別コード」153と「商品コード」154とが対応づいたレコードと同様のレコードが比較用位置把握テーブルに存在するかを検索する。存在しなければ、テーブル作成部12はこのレコードを差分として認定し、位置把握テーブル15の差分フラグ157に「1」を格納する。詳細は後述する。
つまり、表示札タグ4もしくは商品タグ3が前回配置管理処理実行時とは異なる棚に存在する場合に、棚情報が異なるため、差分として認定される。これは、前回の配置管理実行時以降に商品のレイアウト変更が実行された場合や、客などが商品の返却位置を誤った場合が該当する。
差分抽出処理によって新たに作成される位置把握テーブル15を図16に示す。位置把握テーブル15は、図8と同様に「レコード番号」151、「棚情報」152、「タグ種別コード」153、「商品コード」154、「処理終了フラグ」155(図16では省略)、「削除対象フラグ」156(図16では省略)、「差分フラグ」157を対応付けて格納する。
図8と同様の番号が付された項目は、同様のデータ内容であるため説明を省略する。位置把握テーブル15の項目「差分フラグ」157は、テーブル作成部12が差分抽出処理によって、差分として認定したことを示す情報を格納するデータ領域である。
差分抽出処理により前回配置管理実行時とは異なる位置に存在するタグのレコードとして認定された場合にフラグ「1」を立てるデータ領域であり、差分抽出処理が行われる前もしくは差分として認定されなかった場合は、空欄もしくは初期状態を示すフラグ「0」がたっている。
図15へ戻り、以降S13から処理を継続する。配置チェック処理(S13)において、判定部13は位置把握テーブル15の差分フラグ157に「1」が格納されているレコードを処理対象として処理することで、処理に要する時間を短縮することが出来る。
以上の構成によって、プライスカードなどに付される表示札タグ3と商品に付された商品タグ4が同じ棚に存在するかを確認できる。つまり、商品が正しい位置に配置されていることを確認できる。また、プライスカードが設置されていない複数の棚に連続して商品が配置された場合でも、商品が正しい位置に配置されていると判断することが出来る。また、配置の変更が実行されても、担当者はタグの情報を変更する必要がないため、容易に配置管理を行うことができる。
なお本発明の実施形態は上記に限られるものではない。
例えば、扉開閉制御装置1は図1に示す全ての処理部を1つの筐体上に備える必要はなく、互いに通信可能に接続される他のコンピュータ上に一又はいくつかの処理部が搭載されていても構わない。
以下では、図17を用いて、上記の実施例に示した配置管理装置1および配置管理装置1と同様の機能を有する配置管理プログラムを実行するコンピュータを一例として説明する。図17は配置管理装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。配置管理装置1はCPU101、ROM102、RAM103、通信部104、HDD105、入力部106、媒体読取部107を有しており、各部はバス108を介して相互に接続されている。そしてCPU101による管理下で相互にデータの送受を行うことができる。
CPU101は、この配置管理装置1全体の動作制御を司る中央処理装置である。通信部104は外部からの信号を受信し、その信号の内容をCPU101に渡すとともに、CPU101からの指示に応じて外部に信号を送信するものである。
HDD105には、上記の実施例に示した配置管理装置1と同様の機能をコンピュータに発揮させるプログラムとして、少なくとも図7のS2・S3の処理をコンピュータに実行させるプログラムが記憶されている。そして、CPU101がこのプログラムをHDD105から読み出して実行することで、図2に示すテーブル作成部12および判定部13として機能するようになる。このプログラムはCPU101とアクセス可能なROM102またはRAM103に格納されていても良い。
さらにHDD105にはCPUの管理下で図2に示す棚マスタ16、商品マスタ18および比較用位置把握テーブル19が記憶される。プログラム同様、これらマスタもしくはテーブルはCPU101とアクセス可能なROM102またはRAM103に格納されても良い。
また、RAM103にはCPUの管理下で図2に示す位置把握テーブル15および判定結果テーブル17が記憶される。プログラム同様、これらテーブルはCPU101とアクセス可能なROM102またはHDD105に格納されても良い。そして入力部106はCPU101の管理下でデータの入力を受付ける。
上記フローチャートに示した処理内容を記述したプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体には、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、HDD、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ(MT)などがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc − Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto − Optical disk)などがある。このプログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売されることが考えられる。
そして上記プログラムを実行するコンピュータは、例えば媒体読取部107が、上記フローチャートに示した処理内容を記述したプログラムを記録した記録媒体から、該プログラムを読み出す。CPU101は、読み出されたプログラムをHDD105若しくはROM102、RAM103に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。
1 配置管理装置
11 通信部
12 テーブル作成部
13 判定部
14 案内図作成部
15 位置把握テーブル
16 棚マスタ
17 判定結果テーブル
18 商品マスタ
19 比較用位置把握テーブル
2 リーダ装置
21 通信部
22 制御部
23 読み取り部
3 表示札タグ
4 商品タグ
5 通信回線
6 担当者端末装置
7 案内図表示装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 通信部
105 HDD
106 入力部
107 媒体読取部
108 バス

Claims (8)

  1. 所定の区域に存在する商品に付される商品タグと該商品の群ごとに設けられる表示札タグとを読取る読み取り装置から、商品を一意に識別する商品識別情報と、該商品タグであることを示す商品タグ種別情報と、該区域を区別するために利用可能な区域情報とを含む情報、若しくは該商品識別情報と該表示札タグであることを示す表示札タグ種別情報と該区域情報とを含む情報を受信する通信部と、
    前記商品識別情報と前記商品タグ種別情報と前記区域情報、もしくは該商品識別情報と前記表示札タグ種別情報と該区域情報とを対応づけて格納する位置把握テーブルと、
    前記区域の位置を前記区域情報と対応付けて格納する区域マスタと、
    前記位置把握テーブルを参照して、第一の区域情報および第一の商品識別情報に対応づいた前記表示札タグ種別情報と第一の区域情報および第一の商品識別情報に対応づいた前記商品タグ種別情報とを検索するとともに、該表示札タグ種別情報および該商品タグ種別情報が存在する場合は、前記区域マスタを参照し、前記第一の区域情報に隣接する第二の区域情報を検索するとともに、該第二の区域情報および第一の商品識別情報に対応づいた前記商品タグ種別情報を検索し、前記第二の区域情報および前記第一の商品識別情報に対応づいた前記表示札タグ種別情報が存在しない場合には、前記第二の区域情報を有する第一の商品識別情報に対応する商品は正しい配置にあると判定する判定部と
    を有することを特徴とする配置管理装置。
  2. 前記商品識別番号と該商品識別番号に対応する商品名とを対応付けて格納する商品マスタと、
    前記商品マスタを参照して、前記判定部が正しい配置にあると判定した前記第一の商品識別番号に対応する第一の商品名を読み出すとともに、前記区域マスタを参照して前記第一の区域番号の前記位置を読み出して、該位置に対応付けて該第一の商品名を配置させる案内図作成部と
    を有することを特徴とする請求項1記載の配置管理装置。
  3. 前記判定部が正しい配置にないと判断した場合に通知を行う通知先を格納した通知先マスタを有し、
    前記判定部が正しい配置にないと判断した場合は、前記通知先マスタを参照して、前記通知先に確認要求を送信する送信部と
    を有することを特徴とする請求項1記載の配置管理装置。
  4. 前記判定部はさらに、
    前記区域マスタを参照して前記正しい配置にあると判定した前記第一の商品識別情報に対応する第二の区域情報に隣接する第三の区域情報を検索するとともに、前記位置把握マスタを参照して前記第三の区域情報および前記第一の商品識別情報に対応づいた前記商品タグ種別情報を検索し、前記第三の区域情報および前記第一の商品識別情報に対応づいた前記表示札タグ種別情報が存在しない場合には、前記第三の区域情報を有する第一の商品識別情報に対応する商品は正しい配置にあると判定することを特徴とする請求項1記載の配置管理装置。
  5. 複数の読み取り装置と接続するコンピュータに実行させる配置管理プログラムであって、
    前記コンピュータに
    所定の区域に存在する商品に付される商品タグと該商品の群ごとに設けられる表示札タグとを読取る前記読み取り装置から、該商品を一意に識別する商品識別情報と、前記商品タグであることを示す商品タグ種別情報と、該区域を区別するために利用可能な区域情報とを含む情報、若しくは該商品識別情報と該表示札タグであることを示す表示札タグ種別情報と該区域情報とを含む情報を受信するステップと、
    前記商品識別情報と前記商品タグ種別情報と前記区域情報、もしくは該商品識別情報と前記表示札タグ種別情報と該区域情報とを対応づけて格納する位置把握テーブルに、前記受信した情報から抽出した情報を対応付けて格納するステップと、
    前記位置把握テーブルを参照して、第一の区域情報および第一の商品識別情報に対応づいた前記商品タグ種別情報と、第一の区域情報および第一の商品識別情報に対応づいた前記表示札タグ種別情報とを検索するステップと、
    前記商品タグ種別情報と前記表示札タグ種別情報とを検出した場合に、前記第一の区域情報を有する第一の商品識別情報に対応する商品は正しい配置にあると判定するステップと、
    前記区域の位置を前記区域情報と対応付けて格納する区域マスタを参照し、前記第一の区域情報に隣接する第二の区域情報を検索するステップと、
    前記第二の区域情報および前記第一の商品識別情報に対応づいた前記表示札タグ種別情報が存在しない場合には、前記第二の区域情報および前記第一の商品識別情報に対応づいた前記商品タグ種別情報を検索し、前記第二の区域情報を有する第一の商品識別情報に対応する商品は正しい配置にあると判定するステップと
    を実行させることを特徴とする配置管理プログラム。
  6. 前記商品識別番号と該商品識別番号に対応する商品名とを対応付けて格納する商品マスタ商品マスタを参照して、前記判定部が正しい配置にあると判定した前記第一の商品識別番号に対応する第一の商品名を読み出すステップと、
    前記区域マスタを参照して前記第一の区域番号の前記位置を読み出して、該位置に対応付けて該第一の商品名を配置させるステップと、
    を実行することを特徴とする請求項5記載の配置管理プログラム。
  7. 前記判定部が正しい配置にないと判断した場合は、前記判定部が正しい配置にないと判断した場合に通知を行う通知先を格納した通知先マスタ通知先マスタを参照して、前記通知先に確認要求を送信するステップと
    を有することを特徴とする請求項5記載の配置管理プログラム。
  8. 前記区域マスタを参照して前記正しい配置にあると判定した前記第一の商品識別情報に対応する第二の区域情報に隣接する第三の区域情報を検索するステップと、
    前記位置把握マスタを参照して前記第三の区域情報および前記第一の商品識別情報に対応づいた前記表示札タグ種別情報が存在しない場合には、前記第三の区域情報および前記第一の商品識別情報に対応づいた前記商品タグ種別情報を検索し、該商品タグ種別情報が存在する場合には前記第三の区域情報を有する第一の商品識別情報に対応する商品は正しい配置にあると判定するステップと
    を実行させることを特徴とする請求項5記載の配置管理プログラム。

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