JP2002128218A - 物品管理支援システム、物品管理支援方法、および物品管理支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

物品管理支援システム、物品管理支援方法、および物品管理支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002128218A
JP2002128218A JP2000318491A JP2000318491A JP2002128218A JP 2002128218 A JP2002128218 A JP 2002128218A JP 2000318491 A JP2000318491 A JP 2000318491A JP 2000318491 A JP2000318491 A JP 2000318491A JP 2002128218 A JP2002128218 A JP 2002128218A
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Hisao Nakayama
比佐雄 中山
Kozo Tsuruta
耕三 鶴田
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SIESTA CLUB KK
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AIREKKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の保管場所に設置された物品保管部に保
管されている物品の管理を円滑かつ容易に行うことが可
能な物品管理支援システムおよび方法、ならびに物品管
理支援プログラムを記録した記録媒体を提供する。 【解決手段】 予め、管理対象の資料と、この資料を保
管する資料保管キャビネットの棚とに対して、それぞれ
識別情報を付しておく。資料を資料保管キャビネットに
保管する場合、資料に付された識別情報はハンディスキ
ャナ41、42、43で読み取られ、通信網50を介し
て、充電機能付ターミナル31、32、33から管理装
置10に送信される。管理装置10は、これらの識別情
報に基づいて、その資料に関する資料情報と、その保管
位置を示す位置情報とを対応付けて管理データベース2
0に記憶させる。管理装置10は、管理データベース2
0の記憶内容に基づいて物品の管理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の保管場所に
保管されている物品の管理を支援するための物品管理支
援システムおよび方法、ならびに、そのような物品管理
を支援するための物品管理支援プログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、多くの企業、図書館、官公
庁、あるいは学校等の教育機関においては、多数の資料
や図書を保管し管理するための管理システムが採用され
ている。この種のシステムでは、通常、多種類の資料や
図書をいくつかの分類に区分し、この区分ごとに資料保
管場所を予め固定的に決めて管理を行なっている。
【0003】例えば、図書館では、一般に、ラベルを用
いた図書管理システムが用いられている。このシステム
では、例えばそれぞれの図書の例えば背表紙に、その保
管場所や分類等を記入したラベルを貼り付けておき、図
書館員がそのラベルの表示に従って図書を予め固定的に
定められた保管場所の書棚に保管するようになってい
る。図書以外の一般的な資料を対象とする資料管理シス
テムにおいても同様である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した図書
管理システムにおいては、図書が保管されている書棚を
定期的に整理し、図書が予め定められた書棚とは異なる
書棚に保管されていた場合には、そのような図書を速や
かに本来の書棚に戻すという作業が必要である。図書が
予め定められた書棚とは異なる書棚に保管されていたの
では、利用者が所望の図書を探すことが困難になるから
である。このような定期的な図書整理に要する工数は、
保管する図書の数の増加に伴って増大し、多くの労力と
時間とが必要となってしまう。
【0005】また、例えば企業や官公庁等における資料
管理システムでは、資料を保管する資料保管部の配置替
えを比較的頻繁に行う必要がある。企業や官公庁等は、
資料を予め決められた保管年数ごとに分類して保管する
義務を課されていることが多く、また、これらの機関で
は年々膨大な資料が発生することから、資料の保管場所
を毎年変更しなければならないという事態が生ずるので
ある。このような資料管理システムにおいて、上記した
図書館の場合と同様に、資料ファイルの背の部分にラベ
ルを貼り付けて資料を管理するという方法を採った場合
には、資料の保管場所が変更されるごとに、その資料に
ついてのラベル貼り替えを行わなければならない。この
ため、多くの労力と時間とを要することとなり、その費
用も膨大なものとなる。
【0006】また、上記した資料管理システムにおい
て、資料の管理が十分でない場合には、業務上これらの
資料を利用する必要がある職場において様々な支障が生
ずる。例えば、管理不十分なことから、必要な資料の有
無が直ちに判明しないこともある。この場合には、いつ
までもその資料を探し続けることを余儀なくされる。ま
た、管理不十分により、資料が複数の場所に分散して保
管されていることもある。この場合には、直ちに目的の
資料を見つけることが困難である。また、一般に、利用
者が持ち出した資料を元の保管位置に返却する可能性は
高くないことから、資料持ち出し状況を把握する管理が
不十分な場合には、他の利用者がその資料を参照しよう
としたときに、それを直ちに探し出すことができないと
いう事態も生ずる。さらに、管理不十分により、同一内
容の資料を重複して保管していることもある。この場合
には、保管スペースを無駄に使用していることになる。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、種々の保管場所に保管された物
品の管理を円滑かつ容易に行うことが可能な物品管理支
援システムおよび方法、ならびに物品管理支援プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による物品管理支
援システムは、個々の物品に付された物品識別情報と、
物品保管位置を示す保管位置識別情報とを対応付けて記
憶する記憶手段と、記憶手段の記憶内容に基づいて物品
の管理を行う管理手段とを備えている。ここで、「物
品」は、物品保管庫に収納することが可能なすべてのも
のをいい、資料や図書等のほか、容器に入れられた液体
や気体も含む。
【0009】この物品管理支援システムでは、各物品保
管位置ごとに保管位置識別情報を付しておくと共に、個
々の物品に付された物品識別情報と物品保管位置に付さ
れた保管位置識別情報とを読み取り可能な読取手段をさ
らに備え付け、管理手段が、読取手段による読取結果に
基づいて、記憶手段に記憶された、その読み取り対象と
なった物品に関する物品識別情報と保管位置識別情報と
の対応関係を更新するように構成するのが好ましい。
【0010】また、この物品管理支援システムでは、さ
らに、管理手段が、記憶手段の記憶内容に基づいて任意
の物品の物品保管位置を特定する機能を有するように構
成するのが好ましい。
【0011】また、この物品管理支援システムでは、少
なくとも画面を表示可能な表示手段をさらに備え付ける
と共に、記憶手段が、さらに、物品保管位置を視覚的に
表す保管位置画像を記憶するようにし、管理手段が、記
憶手段内の保管位置画像を表示手段によって表示させる
機能を有するように構成するのが好ましい。
【0012】本発明の物品管理支援方法は、個々の物品
に付された物品識別情報と、物品保管位置を示す保管位
置識別情報とを対応付けて記憶し、記憶手段の記憶内容
に基づいて物品の管理を行うようにしたものである。
【0013】本発明の記録媒体は、個々の物品に付され
た物品識別情報と、物品保管位置を示す保管位置識別情
報とを対応付けて記憶するステップと、記憶手段の記憶
内容に基づいて物品の管理を行うステップとを含む物品
管理支援プログラムを記録したものであり、かつ、この
プログラムがコンピュータによって読み取り可能である
ことを特徴とするものである。
【0014】本発明による物品管理支援システム、物品
管理支援方法、または物品管理支援プログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体では、物品識別
情報と保管位置識別情報とを対応付けて記憶する記憶手
段の記憶内容に基づいて、複数の物品保管位置に保管さ
れた複数の物品の管理が行われる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の物品管理支援システムの一
実施の形態に係る資料管理支援システムの構成を示した
ものである。ここで、システムとは、複数の装置が論理
的に集合した物をいい、各構成の装置が同一筐体中にあ
るか否かは問わない。なお、本発明の物品管理支援方法
の一実施の形態に係る資料管理支援方法は、本実施の形
態に係る資料管理支援システムによって具現化されるの
で、以下、併せて説明する。
【0017】まず、この資料管理支援システムが適用さ
れる資料管理システムの全体構成を説明する。
【0018】図1に示したように、この資料管理システ
ムの管理対象である資料60は、複数の資料保管キャビ
ネット91A,91B,…、92A,92B,…、93
A,93B,…に分散して保管されている。資料保管キ
ャビネットは、例えば、後述するような書棚形式の資料
収納ユニット(図6)として構成される。ここに示した
例では、資料保管キャビネット91A,91B,…は、
資料保管室101内に設置され、資料保管キャビネット
92A,92B,…は、資料保管室102内に設置さ
れ、資料保管キャビネット93A,93B,…は、資料
保管室103内に設置されている。これらの資料保管キ
ャビネットの設置場所は、後述するように、フロアを示
す階番号と、資料保管室を示す保管室番号と、各資料保
管キャビネットに付されたキャビネット番号とによって
規定されるようになっている。また、なお、図1では3
つの資料保管室のみを図示しているが、実際には、より
多くの資料保管室が設置されていてもよい。
【0019】次に、資料管理支援システムの全体構成を
説明する。
【0020】この資料管理支援システムは、多数の資料
60の管理を支援するための各種の機能を有する管理装
置10と、管理データベース20と、複数(ここでは、
4つであるが、任意数)の充電機能付ターミナル30、
31、32、33と、複数のハンディスキャナ40,4
1,42,43と、通信網50とを含んで構成されてい
る。ここで、管理装置10が本発明における「管理手
段」の一具体例に対応し、管理データベース20が本発
明における「記憶手段」の一具体例に対応し、ハンディ
スキャナ40,41,42,43が本発明における「読
取手段」の一具体例に対応する。
【0021】管理装置10は、管理データベース20お
よび充電機能付ターミナル30に接続され、さらに、例
えばイーサネット等のLAN(Local Area Network;ロ
ーカルエリアネットワーク)として構成された通信網5
0を介して充電機能付ターミナル31、32、33にも
接続されている。管理データベース20は、後述するよ
うに、資料60の管理に必要な各種のデータベースを蓄
積するデータベースサーバである。充電機能付ターミナ
ル30、31、32、33には、それぞれに対応して、
ハンディスキャナ40,41,42,43が設けられて
いる。充電機能付ターミナル31は、通常、資料保管室
ごとに1つずつ設置される。但し、部屋ごとに充電機能
付ターミナル31を複数台ずつ設置するようにしてもよ
い。ハンディスキャナ40は、管理装置10の近傍に設
置されており、主に資料の貸出や返却時に資料60から
固有の識別情報を読み取るのに使用される。ハンディス
キャナ41は、資料保管室101に設置された資料保管
キャビネット91A,91B,…や資料60から固有の
識別情報(後述する保管位置識別情報や資料識別情報)
を読み取るのに使用される。同様に、ハンディスキャナ
42は、資料保管室102に設置された資料保管キャビ
ネット92A,92B,…や資料60から固有の識別情
報を読み取るために用いられ、ハンディスキャナ43
は、資料保管室103に設置された資料保管キャビネッ
ト93A,93B,…や資料60から固有の識別情報を
読み取るのに用いられる。ハンディスキャナ41、4
2、43によって読み取られた識別情報は、通信網50
を介して管理装置10に送信されるようになっている。
【0022】ここで、まず、図5および図6を参照し
て、資料保管キャビネット91A等と、これらの資料保
管キャビネットに保管された資料60とについてより詳
細に説明する。
【0023】図5は、図1に示した物品管理支援システ
ムの管理対象である資料60の一例を表すものである。
資料60には、バーコードが印刷されたバーコードラベ
ル70が貼り付けられている。このバーコードは、各資
料に割り振られた固有の情報(ユニークな情報)である
資料識別情報(以下、資料IDという。)を表してい
る。資料IDは、後述するように、例えば15桁の番号
で表されるが、これには限定されない。なお、図5に示
した例では、資料60の表紙を開いた最初のページにバ
ーコードラベル70を貼り付けるようにしているが、そ
の他の任意の箇所(例えば、表紙や裏表紙、あるいは背
の部分等)に貼り付けるようにしてもよい。ここで、資
料60が本発明の「物品」の一具体例に対応し、資料I
Dが本発明の「物品識別情報」の一具体例に対応する。
【0024】図6は、資料60を保管するための資料保
管キャビネット91Aの外観構成を表すものである。こ
の資料保管キャビネット91Aは、資料60を載置する
ための複数段(ここでは、5段)の資料保管棚61、6
2、63、64、65を有している。各資料保管棚6
1、62、63、64、65には、それぞれ、バーコー
ドが印刷されたバーコードラベル71、72、73、7
4、75が貼り付けられている。各バーコードは、各資
料保管キャビネットの各棚ごとに割り当てられた固有の
情報である保管位置識別情報(以下、位置IDとい
う。)を表している。この位置IDは、資料60の保管
位置を一義的に識別(認識または特定)するために用い
られるものであり、後述するように、例えば12桁の番
号で表される。但し、これには限定されない。他の資料
保管キャビネット91B,91C,92A〜92C,9
3A〜93Cも同様の構成である。資料保管キャビネッ
トの各棚には、位置IDとは別に、棚番号が割り振られ
ている。そして、後述するように、上記した階番号、保
管室番号、キャビネット番号および棚番号を用いること
により、資料60の保管位置を、管理者や利用者にとっ
てより分かり易く表示できるようになっている。
【0025】次に、図2を参照して管理装置10の構成
を説明する。
【0026】図2は、管理装置10の概略の機能構成を
表すものである。この管理装置10は、後述するよう
に、資料保管キャビネット91A〜93Cに保管されて
いる資料の管理を行うためのもので、記憶ユニット10
aと、入力ユニット10bと、表示ユニット10cと、
通信ユニット10dと、制御ユニット10eと、印刷ユ
ニット10fとを含んでいる。制御ユニット10eは、
記憶ユニット10a、入力ユニット10b、表示ユニッ
ト10c、通信ユニット10d、印刷ユニット10f、
管理データベース20、および充電機能付ターミナル3
0とそれぞれ接続されている。この管理装置10は、例
えば、パーソナルコンピュータを利用して構成され、例
えば、Windows98(Microsoft社の登録商標)の
ようなOS(Operating System)の下で動作するようにな
っている。ここで、表示ユニット10cが本発明におけ
る「表示手段」の一具体例に対応する。
【0027】記憶ユニット10aは、資料の管理を行う
ための資料管理支援プログラムや資料の管理に必要なデ
ータ等を読み取ったり記憶するためのものである。この
記憶ユニット10aは、RAM(Random Access Memor
y)やROM(Read Only Memory)等の半導体メモリ装
置( 図示せず) と、ハードディスクユニット( 図示せ
ず) と、資料管理支援プログラム等が記録された記録媒
体110からプログラムやデータを読み取り可能な記録
媒体ドライブ装置( 図示せず) とを含んでいる。記録媒
体110としては、通常、CD(Compact Disc)−ROM
が用いられるが、このほか、CD−RW(ReWritable)、
DVD(Digital Versatile Disc)−ROM、DVD−R
AM、MO(Magneto-Optical) 、またはフロッピーディ
スク等のディスク状記録媒体や、DAT(Digital Audio
Tape)等の磁気テープを利用することが可能である。管
理装置10の制御ユニット10eは、記録媒体110か
ら資料管理支援プログラムを読み出してハードディスク
ユニットにインストールすることにより、所定の資料管
理支援動作を行うことができる状態となる。
【0028】入力ユニット10bは、キーボード、また
はマウスのようなポインティングデバイス等によって構
成されており、管理データベース20の構築に必要なデ
ータ等や各種の指令を入力するのに用いられる。表示ユ
ニット10cは、資料の管理に必要なメニュー画面や資
料の保管位置を示す画像等を表示するようになってい
る。通信ユニット10dは、通信網50を介して、充電
機能付ターミナル31、32、33から送られてくる資
料の識別情報や資料保管キャビネットの識別情報等を受
信して制御ユニット10eに渡すようになっている。制
御ユニット10eは、記憶ユニット10a、入力ユニッ
ト10b、表示ユニット10c、および通信ユニット1
0d、印刷ユニット10fの各動作を制御するようにな
っている。印刷ユニット10fは、必要に応じて、管理
データベース20の内容や、資料管理の状況を表す帳票
類や、資料の検索結果等を印刷出力するのに使用される
ものである。
【0029】次に、図3を参照して管理データベース2
0について説明する。
【0030】管理データベース20は、制御ユニット1
0eに接続されたハードディスク装置を用いて構築され
ている。管理データベース20は、図3に示したよう
に、資料情報データベース20aと、位置情報データベ
ース20bと、位置画像データベース20cとを含んで
いる。
【0031】資料情報データベース20aは、資料ごと
に、資料ID120と、資料保管キャビネットに保管さ
れた資料60に関する種々の情報(以下、資料情報12
1という。)とを互いに対応付けた形で蓄積している。
資料情報121は、例えば資料名121A、著者名12
1B、発行年月121C等のような、資料自体に元々付
随している情報のほかに、その資料の保管位置(具体的
には、資料保管キャビネットの棚位置)に対応した位置
ID121Dを含む。
【0032】位置情報データベース20bは、資料保管
位置(資料保管キャビネットの棚位置)ごとに、位置I
D125と、資料の保管位置を分かり易く表すためのい
くつかの情報(以下、位置情報126という。)とを互
いに対応付けた形で蓄積している。位置情報126は、
所望の資料が、ある建物の何階のどの部屋のどの資料保
管キャビネットのどの棚(どの段)にあるかを特定する
ために必要な情報であり、上記したように、階番号12
6A、保管室番号126B、キャビネット番号126C
および棚番号126Dを含んでいる。
【0033】位置画像データベース20cは、資料保管
位置ごとに、位置ID128と資料の保管位置を示す保
管位置画像129とを互いに対応付けた形で蓄積してい
る。この保管位置画像129は、例えば、建物の各階の
平面図、各部屋の平面図、および各資料保管キャビネッ
トの正面図等を含んでいる。
【0034】位置情報データベース20bに蓄積された
位置情報126、および保管位置画像データベース20
cに蓄積された保管位置画像129は、制御ユニット1
0eの働きにより、位置ID125,128,121D
を共通キーとして、資料情報データベース20aに蓄積
された資料ID120と対応付けられるようになってい
る。
【0035】次に、ハンディスキャナおよび充電機能付
ターミナルの構成を説明する。
【0036】図4は、図1に示したハンディスキャナ4
1の概略の機能構成を表すものである。このハンディス
キャナ41は、記憶ユニット41aと、入力ユニット4
1bと、表示ユニット41cと、読取ユニット41d
と、インタフェイス(I/F)41eと、制御ユニット
41fと、充電可能な内蔵バッテリ(図示せず)とを含
んでいる。制御ユニット41fは、他のユニット(すな
わち、記憶ユニット41a、入力ユニット41b、表示
ユニット41c、読取ユニット41d、およびI/F4
1e)と接続され、これらのユニットの制御を行うよう
になっている。各ユニットは、上記した内蔵バッテリか
らの電力によって動作するようになっている。
【0037】読取ユニット41dは、資料60に貼り付
けられたバーコードラベル70(図5)から資料IDを
読み取ると共に、資料保管キャビネット91Aの資料保
管棚61〜64に貼り付けられたバーコードラベル71
〜74(図6)からそれぞれ位置IDを読み取るという
機能を有している。そのような読取機能は、例えば、走
査光を出射する発光部(図示せず)とバーコードラベル
からの反射光を受光する受光部(図示せず)とによって
実現される。但し、その他の方法によって読取機能を実
現することも可能である。
【0038】記憶ユニット41aは、読取ユニット41
dによって読み取られた資料IDや位置IDを記憶する
ためのものであり、例えばフラッシュメモリのような半
導体メモリを用いて構成される。入力ユニット41b
は、資料60や資料保管棚61から資料IDや位置ID
を読み取る際に必要な情報(後述)を入力するためのも
のであり、テンキー(数字キー)やいくつかのファンク
ションキーを備えている。表示ユニット41cは、資料
IDや位置IDの読み取りの際に入力ユニット41bか
ら入力された情報や、各種のメッセージ等を表示するよ
うになっている。I/F41eは、制御ユニット41f
および図示しない内蔵バッテリと充電機能付ターミナル
31との間でやりとりされる信号や電力に関するインタ
フェイスを行うためのものである。このI/F41e
は、通常の有接点方式により信号や電力の送受信を行う
ものであってもよいが、光や磁界を利用した非接触の空
間伝送方式により信号や電力の送受信を行うものであっ
てもよい。
【0039】他のハンディスキャナ40,42,43も
またハンディスキャナ41と同様の構成である。
【0040】充電機能付ターミナル30は、管理装置1
0内の制御ユニット10eに接続されており、ハンディ
スキャナ40との間で信号や電力の送受信を行うことが
できるようになっている。具体的には、充電機能付ター
ミナル30は、そこにハンディスキャナ40が装着(ま
たは接続)されると、ハンディスキャナ40の内蔵バッ
テリを充電するとともに、ハンディスキャナ40によっ
て資料60のバーコードラベル70(図5)から読み取
られて記憶ユニット10a(図2)に記憶されていた資
料IDを、制御ユニット10eに送るようになってい
る。
【0041】充電機能付ターミナル31は、通信網50
によって管理装置10に接続される点を除き、充電機能
付ターミナル30と同様の構成を有する。そして、充電
機能付ターミナル31は、そこにハンディスキャナ41
が装着されると、ハンディスキャナ41の内蔵バッテリ
を充電するとともに、ハンディスキャナ41によって読
み取られて記憶ユニット10a(図2)に記憶されてい
た資料IDや位置IDを、通信網50を介して管理装置
10に送信するようになっている。
【0042】次に、以上のように構成されている物品管
理支援システムの動作および作用について説明する。
【0043】ここでは、例えば3階建の建物の各階に資
料保管室が設けられ、各資料保管室に複数の資料保管キ
ャビネットが設置されているものとする。また、管理デ
ータベース20の位置情報データベース20b(図3)
には、予め、すべての保管位置(棚位置)に関する位置
情報126が位置ID125と対応付けられて登録さ
れ、かつ、位置画像データベース20cには、予め、す
べての保管位置(棚位置)に関する保管位置画像129
が位置ID128と対応付けられて登録されているもの
とする。
【0044】図7は、管理装置10の表示ユニット10
c(図1)に表示された画面の一例を表すものである。
この図で、資料保管室101は平面図として表され、資
料保管キャビネット91Aは立面図として表されてい
る。3階の資料保管室101に設置された複数の資料保
管キャビネットには、それぞれ、「011」、…、「1
75」というように、3桁のキャビネット番号126C
が予め付与されている。また、各資料保管位置(資料保
管キャビネット91Aの各資料保管棚)には、「800
003022200」、…、「80000302220
9」というように、12桁の位置ID125が予め割り
当てられている。この図では、階番号、資料保管室番号
および棚番号は表示されていない。なお、キャビネット
番号や位置ID等の情報は、数字のみならず、アルファ
ベット文字、または数字とアルファベットとの組み合わ
せ等によっても表現可能である。
【0045】(資料目録の登録処理)最初に、資料60
に関する資料情報121を管理データベース20の資料
情報データベース20aに登録するための資料目録登録
処理について説明する。この目録登録処理は、新たに受
け入れた資料を資料保管キャビネットに保管する際に必
ず行われる処理である。なお、以下の説明では、資料情
報121の集まりを資料目録と呼び、1単位の資料情報
121を、適宜、目録データと呼ぶものとする。
【0046】図8は、管理装置10の制御ユニット10
e(図1)による資料目録の登録処理を表すものであ
る。記憶ユニット10aに記憶されている資料管理支援
プログラムが起動すると、制御ユニット10eは、図9
に示したような初期メニュー画面を表示ユニット10c
に表示させる。作業者が、この初期メニュー画面を見
て、入力ユニット10bを操作して初期メニュー画面上
の「資料目録」ボタン11を選択すると、制御ユニット
10eは、資料目録の登録処理を開始する。以下、の説
明において、特に断らない限り、入力ユニット10bの
操作とは、マウスで画面上の項目ボタンをクリックする
ことを意味するものとする。
【0047】制御ユニット10eは、図10に示したよ
うな資料目録画面を表示ユニット10cに表示させる
(ステップA1)。この資料目録画面には、管理データ
ベース20に既に登録されている目録データが表示され
ている。
【0048】作業者が入力ユニット10bを操作して資
料目録画面上の処理項目ボタンを選択すると、制御ユニ
ット10eは、その選択された処理項目を入力として取
り込む(ステップA2)。作業者は、例えば、目録デー
タの新規登録を行う場合には資料目録画面上の「新規登
録」ボタン21を選択し、既存の目録データの変更を行
う場合には「変更」ボタン23を選択する。また、既存
の目録データを削除する場合には、「削除」ボタン26
を選択する。
【0049】制御ユニット10eは、どの処理項目ボタ
ンが選択されたかを判断する(ステップA3)。「新規
登録」ボタン21が選択された場合、制御ユニット10
eは、図11に示した目録修正追加用画面を表示ユニッ
ト10cに表示させる(ステップA4)。
【0050】この目録修正追加用画面において、作業者
が、入力ユニット10bのキーボードにより、新規に目
録登録をしようとする資料に関する目録データを、資料
ID(つまり、その資料に貼り付けられたバーコードが
示す資料識別情報)と対応付けて入力すると、制御ユニ
ット10eはこれらの入力をメモリ上に一旦取り込む
(ステップA5)。
【0051】1つの資料についての目録データの入力が
終了し、作業者が入力ユニット10bを操作して「更
新」ボタン35を選択すると、制御ユニット10eは、
取り込んだ目録データが有効なものと判断し(ステップ
A6;Y)、その目録データ(資料情報121)を管理
データベース20の資料情報データベース20aに登録
する(ステップA7)。「キャンセル」ボタン36が選
択された場合には、この目録データを登録することな
く、ステップA1の処理に戻り、制御ユニット10e
は、資料目録画面(図10)を表示ユニット10cに表
示させる。
【0052】登録されている資料目録の変更は、次のよ
うにして行う。作業者が、入力ユニット10bの操作に
よって資料目録画面(図10)上の送りボタン22A〜
22Dのいずれかを押すと、制御ユニット10eは、押
されたボタンにより指示された目録データを表示させ
る。例えば、送りボタン22A,22Bを押すと、それ
ぞれ、現在の目録データの1つ前および1つ後ろの目録
データが表示される。また、送りボタン22C,22D
を押すと、それぞれ、先頭および最後尾の目録データが
表示される。なお、送りボタン22A,22Bの間の領
域には、管理データベース20に既に登録されている目
録データの総数(図10では、「2270」)と資料目
録画面に現在示されている目録データのシリアル番号
(図10では、「1」)とが表示されている。
【0053】ここで、「変更」ボタン23が選択される
と(ステップA3)、制御ユニット10eは、その時点
で資料目録画面に表示されている目録データの全体をデ
ータベース20の資料情報データベース20aから読み
出し(ステップA8)、この読み出したデータを、新規
登録の場合と同じ目録修正追加用画面(図11)に表示
させる(ステップA4)。以下の処理は、上述した資料
目録の新規登録の場合と同様にして行われる。すなわ
ち、目録修正追加用画面において、作業者が所望の項目
についてのデータを修正し、更新ボタン35を押すと、
その修正された目録データが管理データベース20の資
料情報データベース20aに上書きされる(ステップA
7)。
【0054】ステップA3において、「閉じる」ボタン
24が選択されると、制御ユニット10eは、資料目録
の登録処理を終了する。こうして、各資料に関する資料
情報(目録データ)が資料目録として管理データベース
20の資料情報データベース20aに登録される。
【0055】(資料保管位置の登録処理)次に、各資料
の資料保管位置を管理データベース20の資料情報デー
タベース20aに登録するための資料保管位置登録処理
について説明する。この処理は、上記のような資料目録
の登録処理によって資料情報データベース20aに対す
る目録データの登録が行われた資料を資料保管キャビネ
ットに保管する際に必ず行われるものである。ここで
は、図1に示した資料保管室101に配置された資料保
管キャビネット91Aに資料60を保管する場合を例に
とって説明する。
【0056】まず、作業者は、資料保管キャビネット9
1Aの資料を保管すべき資料保管棚を決定する。次に、
作業者は、例えばハンディスキャナ41を用いて、資料
60(図5)に付されたバーコードラベル70から資料
IDを読み取ると共に、その決定した資料保管棚(例え
ば図6に示した資料保管棚61)に付されたバーコード
ラベル(ここではバーコードラベル71)から位置ID
を読み取る作業を行う。このとき、ハンディスキャナ4
1内の制御ユニット41f(図4)は、読取ユニット4
1dを制御して、バーコードラベル70,71からバー
コードを読み取らせ、その読み取ったバーコード(資料
IDおよび位置ID)を記憶ユニット41a(図4)に
記憶させる。この読み取り作業が終了した後、作業者
は、ハンディスキャナ41を充電機能付ターミナル31
に接続する。
【0057】一方、管理装置10においては、次のよう
にして資料保管位置の登録処理が行われる。以下、図1
2を参照して、管理装置10内の制御ユニット10eに
よる資料保管位置登録処理を説明する。
【0058】資料管理支援プログラムが起動すると、制
御ユニット10eは、図9に示した初期メニュー画面を
表示ユニット10cに表示させる。この初期メニュー画
面を見て、作業者が「バーコード処理」ボタン12を選
択すると、制御ユニット10eは、資料保管位置の登録
処理を開始する。
【0059】制御ユニット10eは、図示しない資料保
管位置登録処理用の画面を表示ユニット10cに表示さ
せる(ステップB1)。この画面には、後述するよう
に、例えばハンディスキャナ41によって読み取られた
資料IDおよび位置IDを管理データベース20に登録
するための「読み取り」ボタンと、この登録を終了する
ための「終了」ボタンとが設けられている。
【0060】作業者が入力ユニット10bを操作して画
面上の処理項目ボタンを選択すると、制御ユニット10
eは、その選択された処理項目を入力として取り込む
(ステップB2)。資料保管位置の登録処理を行う場
合、作業者は、入力ユニット10bを操作して「読み取
り」ボタンを選択する。
【0061】制御ユニット10eは、どの処理項目ボタ
ンが選択されたかを判断する(ステップB3)。「読み
取り」ボタンが選択された場合、制御ユニット10e
は、通信ユニット10dおよび通信網50を介して、充
電機能付ターミナル31、32、33に対し、ハンディ
スキャナ41によって読み取った識別情報(資料IDお
よび位置IDの組)の転送を要求するための転送要求信
号を送信する(ステップB4)。
【0062】管理装置10からの転送要求信号を受信す
ると、例えば、充電機能付ターミナル31は、ハンディ
スキャナ41が接続されているかどうかを判断する。そ
して、ハンディスキャナ41が接続されている場合、充
電機能付ターミナル31は、転送要求信号をハンディス
キャナ41の制御ユニット41fに送る。
【0063】ハンディスキャナ41の制御ユニット41
fは、充電機能付ターミナル31から転送要求信号を受
けると、すべての識別情報(資料IDおよび位置IDの
組のすべて)を記憶ユニット41aから読み出し、イン
ターフェース41eを介して、充電機能付ターミナル3
1に送る。記憶ユニット41aが空の場合には、その旨
を示す応答信号を充電機能付ターミナル31に返す。充
電機能付ターミナル31は、ハンディスキャナ41から
受け取った識別情報、または読取データなしを示す応答
信号を、通信網50を介して管理装置10に送信する。
【0064】管理装置10の通信ユニット10dは、充
電機能付ターミナル31から通信網50を介して送られ
てきた識別情報を受信し(ステップB5)、これを制御
ユニット10eに渡す。制御ユニット10eは、通信ユ
ニット10dから受け取った識別情報を、資料IDと位
置IDとを対応付けて管理データベース20の資料情報
データベース20a(図3)に記憶させる(ステップB
6)。
【0065】他の充電機能付ターミナル32、33にお
いても、充電機能付ターミナル31の場合と同様に動作
する。
【0066】以上のようにして、新たに受け入れられた
資料について、その保管位置(資料保管棚)の位置ID
と、その資料の資料IDとが対応付けられる。これによ
り、資料IDが指定されれば、その資料の保管位置の位
置IDが一義的に定まることとなる。こうして、各資料
保管キャビネットに保管されている資料の保管位置の登
録処理が終了する。
【0067】なお、上述した登録処理では、作業者が管
理装置10の画面上の「バーコード処理」ボタンおよび
「読取」ボタンを選択することにより送信される転送要
求信号に応答して、各充電機能付ターミナルが、対応す
るハンディスキャナによって読み取った識別情報を管理
装置10に送信するようにしているが、これには限定さ
れない。例えば、識別情報を読み取ったハンディスキャ
ナを充電機能付ターミナルに接続した際に、充電機能付
ターミナルが自律的に管理装置に識別情報を送信するよ
うにしてもよい。
【0068】(資料の検索処理)次に、図13を参照し
て、利用者が所望の資料およびその資料の保管位置を検
索する検索処理について説明する。なお、図13は、管
理装置10内の制御ユニット10eによる資料の検索処
理を表すものである。
【0069】資料管理支援プログラムが起動すると、制
御ユニット10eは、図9に示した初期メニュー画面を
表示ユニット10cに表示させる。この初期メニュー画
面において、作業者が「資料検索」ボタン13を選択す
ると、制御ユニット10eは、資料の検索処理を開始す
る。
【0070】まず、制御ユニット10eは、図14に示
したような検索条件入力画面を表示ユニット10cに表
示させる(ステップC1)。この検索条件入力画面で
は、検索項目(例えば「資料名」)、検索内容(例えば
「基礎物理学」)、検索条件(例えば「を含む項
目」)、および論理式(例えば「AND」)を検索情報
として入力することができるようになっている。
【0071】この検索条件入力画面において、作業者
は、入力ユニット10bを操作して検索情報を入力する
と、制御ユニット10eは、この入力された検索情報を
取り込む(ステップC2)。ここで、作業者が画面上の
「検索」ボタン45を選択すると、制御ユニット10e
は、入力された検索情報に基づいて、管理データベース
20に対して資料情報の検索を開始する(ステップC
3)。そして、制御ユニット10eは、例えば図15に
示したように、検索情報に合致する目録データ(資料情
報)の一覧を検索結果として画面に表示させる(ステッ
プC4)。図15に示した例では、検索情報に合致する
2つの資料に関する資料情報が表示されている。
【0072】作業者が検索結果画面上のいずれかの処理
項目ボタンを選択すると、制御ユニット10eは、この
入力を取り込み(ステップC5)、どの処理項目ボタン
が選択されたかを判断する(ステップC6)。所望の資
料の詳細表示を行う場合、作業者は、入力ユニット10
bを操作して該当する目録データを反転表示させた後に
「表示」ボタン51を選択する。
【0073】「表示」ボタン51が選択されると、制御
ユニット10eは、反転表示された目録データに関する
資料目録画面(図10に示した画面)を表示ユニット1
0cに表示させる(ステップC7)。これにより、作業
者は、所望の資料に関する詳細な資料情報を見ることが
できる。
【0074】資料目録画面に表示された資料の保管位置
を知りたい場合、作業者は、入力ユニット10bを操作
して資料目録画面上の「書庫表示」ボタン25を選択す
る。「書庫表示」ボタン25が選択されると、制御ユニ
ット10eは、その資料の資料IDに基づいて、その資
料が保管されている階の平面図を示す保管位置画像を位
置画像データベース20cから読み出し、例えば図16
に示したように、読み出した保管位置画像を表示ユニッ
ト10cに表示させる(ステップC8)。図16は建物
の3階の平面図が表示された様子を表すものである。こ
こで、目的の資料が保管されている資料保管室を示す表
示部分81は他の部分と区別できるような表示色で表示
される。これにより、所望の資料が建物の何階のどの資
料保管室に保管されているかが容易に分かる。
【0075】ここで、図16の表示部分81をマウスで
クリックすると、制御ユニット10eは、その資料保管
室の平面図を示す保管位置画像を位置画像データベース
20cから読み出し、読み出した保管位置画像を表示ユ
ニット10cに表示させる(図17参照)。図17は資
料保管室の詳細な平面図が表示されている様子を示す。
この平面図には、複数の資料保管キャビネットがそれぞ
れのキャビネット番号と共に表示されている。これらの
うち、目的の資料を保管している資料保管キャビネット
(ここでは、「081」という番号をもつ資料保管キャ
ビネット)を示す表示部分82だけが、他の部分と区別
できるような表示色で表示される。これにより、目的の
資料がどの資料保管キャビネットに保管されているかが
容易に分かる。
【0076】さらに、図17において、表示部分82を
マウスでクリックすると、制御ユニット10eは、その
クリックされた位置の資料保管キャビネットの正面図を
示す保管位置画像を位置画像データベース20cから読
み出し、読み出した保管位置画像を表示ユニット10c
に表示させる(図18参照)。図18は、複数の棚を有
する資料保管キャビネットの立面図を示している。各棚
ごとに、位置IDが表示されている。この図に示したよ
うに、目的の資料が保管されている棚(ここでは、位置
IDが「004029913403」の棚)を示す表示
部分83が、他の部分と区別できるような表示色で表示
される。これにより、目的の資料が資料保管キャビネッ
トのどの棚に保管されているかが容易に分かる。
【0077】なお、図16から図18の表示画面のいず
れかにおいて、「閉じる」ボタンが選択されると、図1
3のステップC4の処理に戻る。
【0078】図15に示した検索結果画面において、作
業者が「印刷」ボタン52を選択すると、制御ユニット
10eは、この画面に表示された検索結果を印刷ユニッ
ト10fにより印刷出力させる(ステップC9)。そし
て、ステップC4の処理に戻る。また、作業者が「再検
索」ボタン53を選択した場合、制御ユニット10e
は、絞込検索を行うために、既に得られている検索結果
を記憶ユニット10aに一旦記憶させる(ステップC1
0)。そして、ステップC1の処理に戻る。これによ
り、検索結果の範囲内で資料の検索が可能となる。作業
者が「検索やり直し」ボタン54を選択した場合、新規
検索を行うために、ステップC1の処理に戻る。作業者
が「閉じる」ボタン55を選択した場合、資料の検索処
理は終了する。
【0079】以上のようにして、資料保管キャビネット
に保管されている所望の資料およびその保管位置の検索
処理が行われる。
【0080】なお、上記の資料検索処理では、所望の資
料に関する資料情報を検索した後、得られた資料情報に
基づいて、その資料の保管位置を保管位置画像として表
示するようにしたが、それと同時に、位置情報データベ
ース20bを参照して、階番号、保管室番号、キャビネ
ット番号、および棚番号を併せて表示するようにしても
よい。さらに、保管位置を指定することにより、その位
置に保管されている資料の内容を表示させるという処理
を行うことも可能である。
【0081】図19は、保管位置を指定して資料の内容
を表示させる場合における制御ユニット10eの処理を
表すものである。資料管理支援プログラムが起動する
と、制御ユニット10eは、図9に示した初期メニュー
画面を表示ユニット10cに表示させる。この初期メニ
ュー画面において、作業者が「棚表示」ボタン14を選
択すると、制御ユニット10eは、建物の何階の平面図
を表示するかを選択するための階選択画面(図示せず)
を表示させる(ステップD1)。この階選択画面におい
て、作業者は、入力ユニット10bを操作して階の選択
を行う。
【0082】制御ユニット10eは、階選択画面におい
て何階が選択されたかを判断する(ステップD2)。例
えば3階が選択された場合、制御ユニット10eは、図
16に示したような3階の平面図を示す保管位置画像を
位置画像データベース20cから読み出し、読み出した
この保管位置画像を表示ユニット10cに表示させる
(ステップD3)。なお、どの階も選択されない場合に
は表示処理を終了する。
【0083】3階の平面図を表示した画面(図16)に
おいて作業者が資料保管室を選択すると、制御ユニット
10eは、どの資料保管室が選択されたかを判断し(ス
テップD4)、図17に示したような資料保管室の平面
図を示す保管位置画像を保管位置画像データベース20
cから読み出し、これを、図17に示したように、表示
ユニット10cに表示させる(ステップD5)。なお、
資料保管室の選択が行われない場合にはステップD1の
処理に戻る。
【0084】資料保管室の平面図を表示した画面(図1
7)において作業者が資料保管キャビネットの選択を行
うと、制御ユニット10eは、どの資料保管キャビネッ
トが選択されたかを判断する(ステップD6)。例えば
キャビネット番号が「081」の資料保管キャビネット
が選択された場合、制御ユニット10eは、図18に示
したような資料保管キャビネットの正面図を示す保管位
置画像を位置画像データベース20cから読み出し、こ
れを、図18に示したように、表示ユニット10cに表
示させる(ステップD7)。
【0085】資料保管キャビネットの正面図を表示した
画面(図18)において作業者が棚の選択を行うと、制
御ユニット10eは、どの資料保管棚が選択されたかを
判断する(ステップD8)。例えば棚番号が「0040
29913403」の棚が選択された場合、制御ユニッ
ト10eは、選択された棚に保管されている資料に関す
る目録データの一覧を表示する(ステップD9)。ここ
では、目録データとして、例えば資料名が表示される。
なお、棚が選択されない場合にはステップD5の処理に
戻る。
【0086】ここで、作業者が目録データの一覧の中か
ら所望の目録データを選択して反転表示させ、表示ボタ
ン(図示せず)を選択すると、制御ユニット10eは、
反転表示された目録データを、資料情報データベース2
0aから読み出し、図10に示したように、表示ユニッ
ト10cに表示させる(ステップD10)。そして、ス
テップD8の処理に戻る。
【0087】また、作業者が印刷ボタン(図示せず)を
選択すると、制御ユニット10eは、表示ユニット10
cに表示されている目録データの一覧を印刷ユニット1
0fにより印刷出力させる(ステップD11)。そし
て、ステップD8の処理に戻る。
【0088】以上のようにして、保管位置(具体的には
資料保管キャビネットの棚)を指定してそこに保管され
た資料に関する目録データを表示する処理が行われる。
【0089】(資料の貸し出し処理)次に、資料保管キ
ャビネットに保管された資料を貸し出す貸出処理につい
て説明する。
【0090】ここでは、上述した資料の検索処理により
所望の資料の保管位置(資料保管キャビネットの棚)が
特定され、その特定された位置の資料を貸し出すものと
する。この場合、作業者は、特定された保管位置に保管
されている資料の中から所望の資料を取り出し、その資
料に貼り付けられているバーコードラベルからハンディ
スキャナ41によって資料IDを読み取る。この資料I
Dは、ハンディスキャナ41の記憶ユニット41aに記
憶される。このとき、作業者は、ハンディスキャナ41
から、この読取作業が資料の貸出しのためであることを
示す作業情報(以下、貸出作業情報という。)を入力す
る。
【0091】この読取作業が終了した後、作業者がハン
ディスキャナ41を充電機能付ターミナル31に接続す
ると、充電機能付ターミナル31は、接続されたハンデ
ィスキャナ41から、資料IDと貸出作業情報とを読み
出し、通信網50を介して管理装置10に送信する。管
理装置10の通信ユニット10dは、充電機能付ターミ
ナル31から送られてきた資料IDおよび貸出作業情報
を受信し、これらを制御ユニット10eに送る。制御ユ
ニット10eは、通信ユニット10dから渡された資料
IDおよび作業情報に基づいて、その資料目録データ
に、貸出中であることを示す資料情報を追加し、管理デ
ータベース20の資料情報データベース20aに記憶さ
せる。これにより、資料目録中の該当する目録データを
参照することにより、その資料が貸出中であることを把
握することができる。
【0092】以上のようにして、資料の貸出処理が行わ
れる。
【0093】(資料の返却処理)次に、資料を資料保管
キャビネットに返却する返却処理について説明する。
【0094】貸し出していた資料が返却された場合、作
業者は、その資料を返却する資料保管キャビネットの棚
を決定し、例えばハンディスキャナ41を用いて、返却
された資料およびその資料を保管しようとする棚のバー
コードラベルから、資料IDおよび位置IDを読み取
る。さらに、作業者は、この読み取り作業が返却のため
であることを示す作業情報(以下、返却作業情報とい
う。)を入力する。
【0095】この読み取り作業が終了した後、作業者が
ハンディスキャナ41を充電機能付ターミナル31に接
続すると、充電機能付ターミナル31は、上述した資料
保管位置の登録処理の場合と同様にして、ハンディスキ
ャナにより読み取られた資料IDおよび位置ID、なら
びに入力された返却作業情報を管理装置10に送信す
る。これらのデータを受信した管理装置10は、管理デ
ータベース20の資料情報データベース20aにアクセ
スして、充電機能付ターミナル31から送られてきた資
料ID(返却された資料の資料ID)に対応する資料情
報121(図3)のうちの位置ID121Dを、送られ
てきた位置IDへと書き替える。さらに、管理装置10
は、管理データベース20の資料情報データベース20
aにアクセスして、その資料が在籍中(保管位置に保管
されていること)であることを示す情報を、その資料に
関する資料情報121(目録データ)に追加する。
【0096】このように、本実施の形態の資料管理支援
システムによれば、返却する資料の資料IDとその資料
が返却されて保管された資料保管キャビネットの棚の位
置IDとを常に正しく対応付けるようにしているので、
作業者は、資料を元の保管位置に返却する必要はない。
また、返却された資料の保管位置がその資料の貸出時の
保管位置と異なっていても、上述した資料の検索処理に
より、その資料の保管位置を知ることが可能である。
【0097】(資料の配置替え処理)次に、資料を他の
保管位置に配置替えする配置替え処理について説明す
る。
【0098】まず、作業者は、配置替え対象の資料の新
たな保管位置(資料保管キャビネットの位置とその資料
保管キャビネットにおける棚の位置)を決定する。次
に、作業者は、例えばハンディスキャナ41を用いて、
その新たな保管位置の棚に貼り付けられたバーコードラ
ベルから位置IDを読み取る作業を行うと共に、その配
置替え対象の資料のバーコードラベルから資料IDを読
み取る作業を行う。この読取作業が終了した後、作業者
は、その読取作業が資料配置替えのためのものであるこ
とを示す作業情報(以下、配置替え作業情報という。)
を入力する。
【0099】配置替え対象の資料がほかにある場合に
は、上記した、新たな保管位置の位置IDおよび配置替
え対象の資料の資料IDの読取作業を行うごとに、配置
替え作業情報を入力する。
【0100】読取作業が全て終了し、作業者がハンディ
スキャナ41を充電機能付ターミナル31に接続する
と、充電機能付ターミナル31は、上述した資料保管位
置の登録処理の場合と同様にして、読み取られた資料I
Dおよび位置ID、ならびに入力された配置替え作業情
報を管理装置10に送信する。管理装置10は、これら
の情報を受け取ると、管理データベース20の資料情報
データベース20a(図3)にアクセスして、受け取っ
た資料IDをもつ資料(配置替え対象の資料)の資料情
報121のうちの位置ID121Dを、新たに受け取っ
た位置IDへと書き替える。これにより、資料の保管位
置が他の保管位置に変更された場合においても、上述し
た資料の検索処理を行うことによってその資料の保管位
置を正しく知ることが可能である。
【0101】(資料の廃棄処理)次に、不要となった資
料を資料保管キャビネットから除去して廃棄する資料廃
棄処理について説明する。
【0102】作業者は、例えばハンディスキャナ41を
用いて、廃棄対象の資料のバーコードラベルから資料I
Dを読み取る作業を行った後、この資料を廃棄すること
を示す作業情報(以下、廃棄作業情報という。)を入力
する。このような読取作業が終了し、作業者がハンディ
スキャナ41を充電機能付ターミナル31に接続する
と、充電機能付ターミナル31は、上述した資料保管位
置の登録処理の場合と同様にして、読み取られた資料I
Dと入力された廃棄作業情報とを管理装置10に送信す
る。
【0103】管理装置10は、充電機能付ターミナル3
1から送られてきた資料IDと廃棄作業情報とを受け取
ると、管理データベース20の資料情報データベース2
0a(図3)にアクセスして、その資料IDをもつ資料
に関する資料情報121を削除する。これにより、それ
以降、その資料は資料管理支援システムの対象から除外
されることになる。
【0104】以上のように、本実施の形態の資料管理支
援システムによれば、資料に付された資料IDと資料保
管キャビネットに付された位置IDとを読み取り、この
読み取った資料IDと位置IDとを対応付けて管理デー
タベースに記憶させ、この記憶内容に基づいて資料の管
理を行うようにしている。従って、検索対象となる資料
の内容を示す情報のみならず、その資料の保管位置を容
易に検索することも可能となる。すなわち、個々の資料
の保管位置を常に把握して資料管理を効率よく行うこと
が可能となる。また、これにより、資料の管理に必要な
労力と時間を大幅に節約することができる。
【0105】また、資料および資料保管キャビネットか
らそれぞれ資料IDおよび位置IDを定期的に読み取
り、管理データベースの内容を更新するようにしたの
で、資料の保管位置を常に正確に把握することが可能と
なる。
【0106】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記の実施の形態に限定されることな
く、種々の変形が可能である。例えば、本実施の形態で
は、資料の保管位置として、資料保管キャビネットの棚
位置ごとに位置IDを割り当てるようにしたが、これに
限られない。例えば、資料保管キャビネットの設置位置
ごとに位置IDを割り当てるようにしてもよい。また、
資料の保管位置は資料保管室内には限られず、例えば、
各人の机を保管位置とし、机ごとに位置IDを割り当て
るようにしてもよい。
【0107】また、本実施の形態では、資料IDや位置
IDをバーコードという形態で表すようにしたが、本発
明はこれに限定されず、他の形態によって表すようにし
てもよい。例えば、磁気ラベルやICメモリを用いて表
すことも可能である。
【0108】また、本実施の形態では、一般的な資料を
管理対象とする資料管理システムについて説明したが、
このほか、例えば図書館における図書管理システムにも
適用可能である。さらに、CDやビデオ媒体のレンタル
ショップにおけるレンタル品の管理や、各種の機具の管
理、あるいは倉庫等における荷物の管理等にも適用する
ことが可能である。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1から4の
いずれか1項に記載の物品管理支援システム、請求項5
に記載の物品管理支援方法、または請求項6に記載の物
品管理支援プログラムを記録した記録媒体によれば、複
数の物品保管位置に保管された複数の物品を管理するに
あたり、個々の物品に付された物品識別情報と、物品保
管位置を示す保管位置識別情報とを対応付けて記憶し、
記憶手段の記憶内容に基づいて物品の管理を行うように
したので、物品とその保管位置とを対応付けて管理する
ことができ、効率的な物品管理が可能となる。
【0110】特に、請求項2に記載の物品管理支援シス
テムによれば、各物品保管位置ごとに保管位置識別情報
を付しておくと共に、各物品に付された物品識別情報と
物品保管位置に付された保管位置識別情報とを読み取
り、管理手段が、読取結果に基づいて、記憶手段に記憶
された、その読み取り対象となった物品に関する物品識
別情報と保管位置識別情報との対応関係を更新するよう
にしたので、物品の保管位置を予め決めておく必要はな
く、たとえ物品の保管位置が変更されても、その物品の
保管位置を常に正確に把握することができる。
【0111】また、特に、請求項4に記載の物品管理支
援システムによれば、物品保管位置を視覚的に表す保管
位置画像を記憶手段に記憶させておき、管理手段によっ
て、記憶手段内の保管位置画像を表示させるようにした
ので、利用者が物品の保管位置を視覚的に把握すること
ができ、物品の位置検索がさらに容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る物品管理支援システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した管理装置の構成を示すブロック図
である。
【図3】図1に示した管理データベースの構成を示す図
である。
【図4】図1に示したハンディスキャナの構成を示すブ
ロック図である。
【図5】図1に示した管理装置によって管理される資料
の一例を示す図である。
【図6】図1に示した管理装置によって管理される資料
を保管する資料保管キャビネットの一例を示す図であ
る。
【図7】資料保管キャビネットおよび資料保管棚に割り
当てられる識別番号の一例を示す図である。
【図8】図2に示した制御ユニットによる資料目録の登
録処理を示す流れ図である。
【図9】図2に示した表示ユニットに表示される初期メ
ニュー画面を示す図である。
【図10】図2に示した表示ユニットに表示される資料
目録画面を示す図である。
【図11】図2に示した表示ユニットに表示される新規
登録画面を示す図である。
【図12】図2に示した制御ユニットによる資料保管位
置の登録処理を示す流れ図である。
【図13】図2に示した制御ユニットによる資料の検索
処理を示す流れ図である。
【図14】図2に示した表示ユニットに表示される検索
条件入力画面を示す図である。
【図15】図2に示した表示ユニットに表示される検索
結果画面を示す図である。
【図16】図2に示した表示ユニットに表示される建物
のある階の平面図を示す図である。
【図17】図2に示した表示ユニットに表示される資料
保管室の平面図を示す図である。
【図18】図2に示した表示ユニットに表示される資料
保管キャビネットの正面図を示す図である。
【図19】図2に示した制御ユニットによる各保管位置
における資料の表示処理を示す流れ図である。
【符号の説明】
10…管理装置、10a,41a…記憶ユニット、10
b,41b…入力ユニット、10c,41c…表示ユニ
ット、10d…通信ユニット、10e,41f…制御ユ
ニット、10f…印刷ユニット、20…管理データベー
ス、20a…資料情報データベース、20b…位置情報
データベース、20c…保管位置画像データベース、3
0,31,32,33…充電機能付ターミナル、40,
41,42,43…ハンディスキャナ、41d…読取ユ
ニット、41e…インターフェース(I/F)、50…
通信網。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鶴田 耕三 福岡県福岡市城南区片江5−7−8 株式 会社アイレック内 Fターム(参考) 3F022 FF10 MM01 MM07 MM11 MM22 PP04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の物品保管位置に保管された複数
    の物品の管理を支援するための物品管理支援システムで
    あって、 個々の物品に付された物品識別情報と、前記物品保管位
    置を示す保管位置識別情報とを対応付けて記憶する記憶
    手段と、 前記記憶手段の記憶内容に基づいて前記物品の管理を行
    う管理手段とを備えたことを特徴とする物品管理支援シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記保管位置識別情報が各物品保管位
    置にそれぞれ付されている場合において、 さらに、 前記個々の物品に付された物品識別情報と、前記個々の
    物品保管位置に付された保管位置識別情報とを読み取り
    可能な読取手段を備え、 前記管理手段は、前記読取手段による読取結果に基づい
    て、前記記憶手段に記憶された、その読み取り対象とな
    った物品に関する物品識別情報と保管位置識別情報との
    対応関係を更新することを特徴とする請求項1記載の物
    品管理支援システム。
  3. 【請求項3】 前記管理手段は、前記記憶手段の記憶
    内容に基づいて任意の物品の物品保管位置を特定する機
    能を有することを特徴とする請求項1記載の物品管理支
    援システム。
  4. 【請求項4】 少なくとも画面を表示可能な表示手段
    を備えると共に、前記記憶手段は、さらに、物品保管位
    置を視覚的に表す保管位置画像を記憶し、 前記管理手段は、前記記憶手段が記憶している前記保管
    位置画像を前記表示手段によって表示させる機能を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の物品管理支援システ
    ム。
  5. 【請求項5】 複数の物品保管位置に保管された複数
    の物品の管理を支援するための物品管理支援方法であっ
    て、 個々の物品に付された物品識別情報と、前記物品保管位
    置を示す保管位置識別情報とを対応付けて記憶し、 前記記憶手段の記憶内容に基づいて前記物品の管理を行
    うことを特徴とする物品管理支援方法。
  6. 【請求項6】 複数の物品保管位置に保管された複数
    の物品の管理を支援するための物品管理支援プログラム
    を記録した記録媒体であって、 前記物品管理支援プログラムは、 個々の物品に付された物品識別情報と、前記物品保管位
    置を示す保管位置識別情報とを対応付けて記憶するステ
    ップと、 前記記憶手段の記憶内容に基づいて前記物品の管理を行
    うステップとを含むことを特徴とするコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
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