JPWO2016151814A1 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

無線タグ及び扉の開閉不要で貯蔵品の残量を把握可能とするため、庫内の貯蔵品を撮影するカメラ11,11a,11b,11cと、貯蔵品の重量を計測する重量センサ13a,13b,13cと、カメラ11,11a,11b,11cで撮影して取得した画像データを記憶する画像記憶装置15aと、画像データから貯蔵品の位置を演算し、貯蔵品の大きさを演算し、重量センサ13a,13b,13cからの計測データを取得する制御部である冷蔵庫制御基板15と、を備え、冷蔵庫制御基板15は、外部端末である無線通信端末20又は操作基板16からのアクセスによりカメラ11,11a,11b,11cを用いて貯蔵品を撮影して貯蔵品の画像データを取得し、無線通信端末20又は操作基板16に画像データを表示させ、無線通信端末20又は操作基板16からの要求に応じて貯蔵品の位置、大きさ及び重量データを取得することで貯蔵品の残量を算出する。

Description

本発明は、扉を開閉せずに庫内の貯蔵品の残量を把握可能な冷蔵庫に関する。
従来、冷蔵庫の扉を開閉せずとも庫内の貯蔵品を把握可能な冷蔵庫として、無線タグを利用したものが挙げられる。このような技術の一例である特許文献1には、無線タグの格納データを読み込み、保存した食品の情報を管理し、重量センサで食品の重量を測定することで、食品の残量を把握する冷蔵庫が開示されている。
特開2003−185327号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば無線タグが必須である。そのため、無線タグが電池切れを起こした場合又は貯蔵品に付された無線タグのデータ形式が異なる場合には貯蔵品の管理を行うことができず、また、無線タグだけでは残量の把握は困難である、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、無線タグを用いることなく、扉を開閉せずに庫内の貯蔵品の残量を把握可能な冷蔵庫を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る冷蔵庫は、庫内の貯蔵品を撮影するカメラと、前記貯蔵品の重量を計測する重量センサと、前記カメラで撮影して取得した画像データを記憶する画像記憶装置と、前記画像データから前記貯蔵品の位置を演算し、前記貯蔵品の大きさを演算し、前記重量センサからの計測データを取得する制御部と、を備え、前記制御部は、外部端末又は操作基板からのアクセスにより前記カメラを用いて前記貯蔵品を撮影して前記貯蔵品の画像データを取得し、前記アクセスした外部端末又は操作基板に前記画像データを表示させ、前記アクセスした外部端末又は操作基板からの要求に応じて前記貯蔵品の位置、大きさ及び重量データを取得することで前記貯蔵品の残量を算出することを特徴とする。
本発明に係る冷蔵庫は、無線タグを用いることなく、扉を開閉せずに庫内の貯蔵品の残量を把握可能であるという効果を奏する。
実施の形態1に係る冷蔵庫の外観を示す図 実施の形態1に係る冷蔵庫の構成を示す断面図 実施の形態1に係る冷蔵庫内の棚板を扉側から見た外観図 実施の形態1に係る冷蔵庫の構成と、外部の無線通信端末とを示すブロック図 実施の形態1に係る冷蔵庫の貯蔵室内の貯蔵品の残量を表示する際の動作の一例を説明する図 実施の形態1において、無線通信端末の画面に表示される選択画面の一例を示す図 実施の形態1において、無線通信端末の画面に表示される材質選択画面の一例を示す図 実施の形態1において、無線通信端末の画面に表示される残量の算出結果の一例を示す図 実施の形態2に係る冷蔵庫の貯蔵室内の貯蔵品の残量を表示する際の動作の一例を説明する図 実施の形態2において、初期重量登録動作を示す図 実施の形態2において、空重量登録動作を示す図 実施の形態2において、残容量表示動作を示す図 実施の形態2において、貯蔵品の選択画面を示す図 実施の形態2において、動作選択画面を示す図 実施の形態2において、商品名の入力を要求し、画像認識機能を使用するか否かの選択を要求する画面を示す図 実施の形態2において、画像登録を行った旨の表示画面を示す図 実施の形態2において、動作選択画面を示す図 実施の形態2において、空重量の登録画面を示す図 実施の形態2において、登録済みの商品から空重量の登録を行うための商品選択画面を示す図 実施の形態2において、空重量の登録を行った旨の表示画面を示す図 実施の形態2において、動作選択画面を示す図 実施の形態2において、残量の算出結果の一例を示す図 実施の形態1において、扉と、収納ポケットとを示す斜視図 実施の形態1において、収納ポケットに貯蔵された対象となる食品と、撮像方向との関係を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係る冷蔵庫を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の外観を示す図である。図1に示す冷蔵庫1は、扉2a,2b,2c,2dを備える。扉2a,2b,2c,2dは、片開きでもよいし、両開きでもよいし、観音開きでもよい。また、扉2a,2b,2c,2dのうち一つ又は複数が引出しであってもよい。扉2aには操作基板16が設けられており、冷蔵庫1の動作設定を行うことが可能である。
図2は、図1のS面における冷蔵庫1の構成を示す断面図である。図2に示す冷蔵庫1は、扉2aにより開閉される貯蔵室3aと、扉2bにより開閉される貯蔵室3bと、扉2cにより開閉される貯蔵室3cと、扉2dにより開閉される貯蔵室3dとを備える。貯蔵室3a,3b,3c,3dは、断熱材により覆われ、断熱されている。扉2aの貯蔵室3a側には収納ポケット12a,12b,12cが設けられ、収納ポケット12aの底部には重量センサ13aが設けられ、収納ポケット12bの底部には重量センサ13bが設けられ、収納ポケット12cの底部には重量センサ13cが設けられている。貯蔵室3aには庫内灯10と、カメラ11と、棚板14a,14b,14cが設けられている。庫内灯10には白色LEDを例示することができる。庫内灯10及びカメラ11は貯蔵室3a内の天井に設けられており、カメラ11は貯蔵室3a内を上部から撮影可能なカメラである。また、棚板14aには、収納ポケット12a内の収納物を側部から撮影可能なカメラ11aが設けられ、棚板14bには、収納ポケット12b内の収納物を側部から撮影可能なカメラ11bが設けられ、棚板14cには、収納ポケット12c内の収納物を側部から撮影可能なカメラ11cが設けられている。なお、カメラ11,11a,11b,11cは首振り動作可能な構成を有し、カメラ11は冷蔵庫1の前後左右方向、一例として各45°方向に首振り動作可能であり、カメラ11a,11b,11cは冷蔵庫1の上下左右方向、一例として各45°方向に首振り動作可能である。冷蔵庫制御基板15は、冷蔵庫1の制御部である。操作基板16は、ユーザとのインターフェースとして設けられており、外部の無線通信端末と通信可能な通信部を備える。外部の無線通信端末には、スマートフォン及びタブレット端末を例示することができる。なお、操作基板16の前面にタッチパネルにより操作画面が表示される構成であり、外部の無線通信端末に送信される情報と同じ情報が表示される構成であってもよい。
図3は、冷蔵庫1内の棚板14aを扉2a側から見た外観図である。図3に示すように、棚板14aには、図2のカメラ11aに相当する複数のカメラ11a1,11a2及び複数の撮画補助照明17a,17b,17c,17d,17eが設けられている。図3においては、撮画補助照明17aと撮画補助照明17bの間にカメラ11a1が配され、撮画補助照明17dと撮画補助照明17eの間にカメラ11a2が配されている。なお、本発明はこれに限定されるものではなく、棚板14aに設けられるカメラ及び撮画補助照明の個数は1つであってもよい。撮画補助照明17a,17b,17c,17d,17eには白色LEDを例示することができ、撮画補助照明17a,17b,17c,17d,17eはカメラ11a1,カメラ11a2の撮影時における光量の不足を補うために設けられている。
図4は、冷蔵庫1の構成と、外部の無線通信端末20とを示すブロック図である。図4に示す冷蔵庫1において、カメラ11,11a,11b,11cで取得した画像データ及び重量センサ13a,13b,13cが測定した重量データは冷蔵庫制御基板15に入力される。冷蔵庫制御基板15は、画像記憶装置15aと、画像処理装置15bと、メモリ15cとを備え、カメラ11,11a,11b,11cからの画像データは画像記憶装置15aに記録され、その他のデータはメモリ15cに記録される。冷蔵庫制御基板15は、扉2aが開いているときには庫内灯10を点灯させ、扉2aが閉じているときにはカメラ11,11a,11b,11cが撮影可能なように、撮画補助照明17a,17b,17c,17d,17eを点灯させる。なお、扉2aが開いているときに撮画補助照明17a,17b,17c,17d,17eを点灯させてもよいし、カメラ11,11a,11b,11cの撮影時には庫内灯10を点灯させてもよい。操作基板16と無線通信端末20は、無線による双方向通信が可能であり、冷蔵庫制御基板15と操作基板16は、有線による双方向通信が可能である。ユーザは、冷蔵庫1の前面においては操作基板16を操作することで、冷蔵庫1の遠隔地においては無線通信端末20を操作することで、冷蔵庫制御基板15に動作を指示し、又は冷蔵庫1内部の貯蔵品の情報を得ることができる。また、冷蔵庫制御基板15は、重量センサ13a,13b,13cを起動して、重量センサ13a,13b,13cが測定した重量データを取得する。
図5は、冷蔵庫1の貯蔵室内の貯蔵品の残量を表示する際の動作の一例を説明する図である。まず、処理をスタートすると、操作基板16は、無線通信端末20からのアクセスがあるか否かを判定する(S1)。無線通信端末20からのアクセスがない場合、すなわちS1でNoに分岐する場合には、無線通信端末20からのアクセスがあるか否かの判定を継続する。無線通信端末20からのアクセスがある場合、すなわちS1でYesに分岐する場合には、無線通信端末20との通信を開始する(S2)。無線通信端末20との通信を開始すると、無線通信端末20から冷蔵庫1内の情報要求があるか否かを判定する(S3)。ここで、情報要求は、冷蔵庫1内の貯蔵品の画像データを取得し、無線通信端末20に送信をすべき旨の要求を含むメッセージである。無線通信端末20から冷蔵庫1内の情報要求がない場合、すなわちS3でNoに分岐する場合には、無線通信端末20から冷蔵庫1内の情報要求があるか否かの判定を継続する。無線通信端末20から冷蔵庫1内の情報要求がある場合、すなわちS3でYesに分岐する場合には、操作基板16は冷蔵庫制御基板15を介して庫内灯10及び撮画補助照明17a,17b,17c,17d,17eを点灯させ(S4)、カメラ11,11a,11b,11cは、貯蔵品の撮影を行って取得した貯蔵品の画像データを画像記憶装置15aに記録する(S5)。この画像データは、画像記憶装置15aから操作基板16を介して無線通信端末20に送信される(S6)。ユーザは、無線通信端末20に表示された画像データから貯蔵品のうちいずれか一つを選択し(S7)、選択結果は無線通信端末20から操作基板16を介して冷蔵庫制御基板15に送信される。
図6は、S7において無線通信端末20の画面に表示される選択画面の一例を示す図である。図6に示す画面20a1には、プラスチック製の容器入りのスポーツドリンク30aと、プラスチック製の容器入りの緑茶30bと、紙パック入りの牛乳30cと、プラスチック製の容器入りのとんかつソース30dと、プラスチック製の容器入りのイタリアンドレッシング30eとが表示されている。ユーザが図6の画面20a1上で牛乳30cを選択すると、この選択結果が無線通信端末20から操作基板16を介して冷蔵庫制御基板15に送信される。
冷蔵庫制御基板15は、ユーザの選択に従って貯蔵品の一例である食品の位置を画像データから演算し(S8)、この食品の大きさを画像データから演算し(S9)、この食品の重量を計測するよう重量センサ13a,13b,13cに指令を出力し、重量センサ13a,13b,13cが取得したこの食品の重量データが冷蔵庫制御基板15に入力される(S10)。冷蔵庫制御基板15は、食品の位置、大きさ及び重量データを、操作基板16を介して無線通信端末20に送信する。食品の位置、大きさ及び重量データを受信した無線通信端末20には、この食品の容器の材質選択画面が表示され、ユーザはこの食品の容器の材質を選択する(S11)。
図7は、無線通信端末20の画面に表示されるこの材質選択画面の一例を示す図である。図7に示す画面20a2には、「プラスチック(ペットボトル)」ボタン31aと、「紙」ボタン31bと、「ガラス(ビン)」ボタン31cと、「缶」ボタン31dと、「陶器」ボタン31eとが表示されている。ユーザが図7の画面20a2上で「紙」ボタン31bを選択すると、冷蔵庫制御基板15はS9における食品の大きさの演算結果からこの食品の容器の全体重量を算出して推定し、S10において計測した食品の重量と推定した容器の全体の重量との差分から食品の残量を算出する(S12)。冷蔵庫制御基板15は、この残量の算出結果を、操作基板16を介して無線通信端末20に送信して(S13)処理を終了する。
図8は、無線通信端末20の画面に表示されるこの残量の算出結果の一例を示す図である。図8に示す画面20a3には、選択された食品のおおよその残量が600mlであることが表示されている。
ここで、取得した画像データから対象となる食品の大きさを演算する方法について図23、図24を参照して説明する。図23は、扉2aと、収納ポケット12a,12b,12cとを示す斜視図である。収納ポケット12aの奥行はD4であり、収納ポケット12bの奥行はD3である。また、収納ポケット12cの奥行の合計はD1+D2であるが、仕切り板にて区分けされ、区分けされた各々の奥行はD1,D2である。図24は、収納ポケットに貯蔵された対象となる食品と、撮像方向との関係を示す図である。演算の対象となる食品において、正面の画像データ、右側面の画像データ及び左側面の画像データが取得された場合には、これらの3つの画像データから食品の三次元構造を演算する。また、演算の対象となる食品において、正面の画像データ及び右側面又は左側面の画像データが取得された場合には、取得された右側面及び左側面のいずれか一方の形状と、右側面及び左側面の他方の形状が同一であるとして、食品の三次元構造を演算する。
演算の対象となる食品において、正面の画像データのみが取得された場合には、予め記録された収納ポケットの奥行から食品の奥行を推定する。すなわち、図23においては、一例として、最下段である収納ポケット12cに収納している食品の奥行が収納ポケット12cの奥行寸法D1,D2の90%であるとし、中段である収納ポケット12bに収納している食品の奥行が収納ポケット12bの奥行寸法D3の50%であるとし、最上段である収納ポケット12aに収納している食品の奥行は収納ポケット12aの奥行寸法D4の30%であるとして容器の大きさを演算する。ここで、食品の奥行を収納ポケットの90%、50%又は30%としているが、これは、各収納ポケットに収納されることが多い食品の種類によって決定されるものである。ここでは、最下段である収納ポケット12cには、収納ポケット12a,12bよりも大型の食品、一例としてペットボトル飲料が収納され、このような大型の食品の奥行は収納ポケット12cの奥行の90%としている。また、収納ポケット12aには、小型の食品、一例として小型の調味料が収納され、このような小型の食品の奥行は収納ポケット12aの奥行の30%としている。そして、収納ポケット12bには、中型の食品、一例として500mlのペットボトルが収納され、このような中型の食品の奥行は収納ポケット12bの奥行の50%としている。なお、ここで説明した収納ポケットの奥行に対する食品の奥行の割合はこれに限定されるものではない。なお、操作基板16又は無線通信端末20を用いることで、各収納ポケットの奥行に対する食品の奥行の割合の設定を可変としてもよい。
このように演算した食品の位置及び大きさから、容器自体の厚さは設定した厚さ、一例として3mmとし、選択された容器の材質から容器自体の重量を算出し、測定した重量から容器自体の重量を減じることで残量を推定する。
なお、対象となる食品の位置は、取得した画像データと、この画像データを取得したカメラとの位置関係から演算される。
以上本実施の形態1にて説明したように、冷蔵庫内の貯蔵品の残量を遠隔地の無線通信端末によって知ることが可能である。そのため、冷蔵庫内の貯蔵品を適切なタイミングで購入することが可能であり、重複購入及び欠品を防止することができる。
なお、ユーザが冷蔵庫の前にいるときには、上記の無線通信端末20における選択画面を操作基板16に表示させることで、無線通信端末20を介することなく上記の動作を行ってもよい。この場合には、冷蔵庫の扉の開閉を行うことなく冷蔵庫内の貯蔵品の残量を知ることが可能である。そのため、扉の開閉による消費電力の増大を抑制することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、冷蔵庫1内の貯蔵品の大きさと、この貯蔵品の容器の材質とから容器の重量を推定して残量を算出したが、本発明はこれに限定されるものではない。本実施の形態2では、貯蔵品の初期重量と、容器の重量を予め登録しておくことで、貯蔵品の残量を実施の形態1よりも正確に算出することが可能な形態について説明する。
図9は、冷蔵庫1の貯蔵室内の貯蔵品の残量を表示する際の動作の一例を説明する図である。まず、処理をスタートし、図5のS1,S2,S3,S4,S5,S6,S7と同様の処理を行い、S7における貯蔵品の選択結果は操作基板16を介して冷蔵庫制御基板15に送信されて、無線通信端末20には動作選択画面が表示される。ユーザは無線通信端末20の画面に従って動作選択を行う(S20)。S20において初期重量登録を選択すると、初期重量登録動作を行い(S30)、S20に戻る。S20において空重量登録を選択すると、空重量登録動作を行い(S40)、S20に戻る。S20において残容量表示を選択すると、残容量表示動作を行い(S50)、S20に戻る。S20において終了を選択すると、動作を終了する。
図13は、S7における貯蔵品の選択画面を示す図である。図13に示す画面20a1には、図6に示す画面20a1と同様に、プラスチック製の容器入りのスポーツドリンク30aと、プラスチック製の容器入りの緑茶30bと、紙パック入りの牛乳30cと、プラスチック製の容器入りのとんかつソース30dと、プラスチック製の容器入りのイタリアンドレッシング30eとが表示されている。ここでは、ユーザが図13の画面20a1上でプラスチック製の容器入りのスポーツドリンク30aを選択し、この選択結果が操作基板16を介して冷蔵庫制御基板15に送信される。
図14は、S20における動作選択画面を示す図である。画面20a4には、「初期重量登録」ボタン32a、「空重量登録」ボタン32b、「残容量表示」ボタン32c及び「終了」ボタン32dが示されている。S20において、図14の画面20a4に示すように「初期重量登録」ボタン32aを選択すると、S30の初期重量登録動作を行う。なお、「終了」ボタン32dを選択すると動作を終了する。
図10はS30の初期重量登録動作を示す図である。初期重量登録では、冷蔵庫制御基板15が、ユーザに選択された貯蔵品である食品の位置を演算し(S31)、この食品の大きさを演算し(S32)、この食品の重量を計測する(S33)。その後、無線通信端末20の画面上には、商品名の入力を要求し、画像認識機能を使用するか否かの選択を要求する画面が表示される。
図15は、商品名の入力を要求し、画像認識機能を使用するか否かの選択を要求する画面を示す図である。図15に示す画面20a5には、テキストボックス33aが表示されており、ユーザは無線通信端末20の入力手段を用いることでテキストボックス33aに商品名を入力することが可能である。ここで、無線通信端末20の入力手段には、無線通信端末20の画面上に表示されるタッチパネルのキーボードを例示することができる。図15に示す画面20a5における商品名の入力(S34)の後に図15の画面20a5の下部に表示されている「はい」ボタン33b又は「いいえ」ボタン33cにより画像認識機能の使用又は不使用の選択を行う(S35)。S35において「はい」ボタン33bを選択した場合には、画像登録を行い、画像登録を行った旨の画面表示を行う。
図16は、画像登録を行った旨の表示画面を示す図である。図16の画面20a6には、登録を行った旨と、今後、選択された食品が、登録された食品と画像認識で一致が確認された場合は、初期重量からの変化量を知らせる旨と、画像認識で一致が確認できない場合は、登録済食品一覧より、該当の食品を選択すべき旨が表示されている。
図17は、S20における動作選択画面を示す図である。S20において、図17の画面20a4に示すように「空重量登録」ボタン32bを選択すると、S40の空重量の登録動作を行う。
図11は、S40の空重量登録動作を示す図である。空重量登録では、冷蔵庫制御基板15が、ユーザに選択された貯蔵品である食品の位置を演算し(S41)、この食品の大きさを演算し(S42)、この食品の重量を計測する(S43)。その後、この食品が登録済みの食品であるか否かを選択する(S44)。登録済みである場合、すなわちS44においてYesに分岐する場合には商品名の選択を要求し、ユーザが商品名の選択を行う(S47)。登録済みでない場合、すなわちS44においてNoに分岐する場合には無線通信端末20の画面上には、商品名の入力を要求し(S45)、画像認識機能を使用するか否かの選択を要求する画面が表示される(S46)。
図18は、空重量の登録画面を示す図である。図18に示すように、空重量の登録画面では、登録済みの商品から選択するか否かを選択する(S44)。図18の画面20a7に表示されている「はい」ボタン34a又は「いいえ」ボタン34bにより登録済みの商品から選択するか否かを選択する。ここでは、「はい」ボタン34aを選択した場合について説明する。
図19は、登録済みの商品から空重量の登録を行うための商品選択画面を示す図である。図19には、登録済みである「イタリアンドレッシング」ボタン35a,「牛乳」ボタン35b,「スポーツドリンク」ボタン35c,「とんかつソース」ボタン35dが表示されている。図19の画面20a8に表示されている「スポーツドリンク」ボタン35cを選択すると、空重量の登録を行った旨が表示される。
図20は、空重量の登録を行った旨の表示画面を示す図である。図20の画面20a9には、登録を行った旨と、今後、選択された食品が登録された食品と同じときには、より正確な残量が表示される旨が表示されている。
図21は、S20における動作選択画面を示す図である。S20において、図21の画面20a4に示すように「残容量表示」ボタン32cを選択すると、S50の残容量の表示動作を行う。
図12は、S50の残容量表示動作を示す図である。残容量表示では、冷蔵庫制御基板15が、ユーザに選択された貯蔵品である食品の位置を演算し(S51)、この食品の大きさを演算し(S52)、この食品の重量を計測する(S53)。その後、この食品が画像認識機能使用対象食品であるか否かを判定する(S54)。画像認識機能使用対象食品である場合、すなわちS54においてYesに分岐する場合には空重量登録があるか否かを判定する(S55)。空重量登録がある場合、すなわちS55においてYesに分岐する場合には初期重量と空重量から食品の残量を算出する(S56)。空重量登録がない場合、すなわちS55においてNoに分岐する場合には初期重量からの変化量により食品の残量を算出する(S57)。画像認識機能使用対象食品でない場合、すなわちS54においてNoに分岐する場合には食品の容器の材質をユーザに選択させ(S58)、選択した容器の材質から食品の残量を算出する(S59)。
図22は、無線通信端末20の画面に表示されるこの残量の算出結果の一例を示す図である。図22に示す画面20a10には、選択された食品のおおよその残量が350mlであり、初期容量の35%であることが表示されている。
なお、本実施の形態2においても、実施の形態1と同様に、取得した画像データから対象となる食品の位置及び大きさを演算すればよい。本実施の形態2では、初期容量から残量の推定を行うため、実施の形態1よりも正確に残量を知ることができ、特に、容器自体の重量が大きく、食品の大きさの演算誤差が大きい場合に有効である。
以上本実施の形態2にて説明したように、貯蔵品の初期重量の登録動作を行い、貯蔵品の容器の空重量の登録動作を行い、残容量の表示動作を行うことができ、表示される残容量の正確性を向上させることができる。
なお、実施の形態1,2においては収納ポケット内の貯蔵品を対象としたが、本発明はこれに限定されず、重量センサを有する棚板を設置して、棚板上の貯蔵品を対象としてもよい。ただし、収納ポケット内に密集して保存されることが多い飲料などには無線タグの利用が適さないため、本発明は収納ポケット内の貯蔵品を対象とした場合にそのメリットが特に大きい。
なお、実施の形態1,2においては冷蔵庫について説明したが、本発明には冷蔵庫のみならず冷凍庫及び冷蔵冷凍庫も含まれる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 冷蔵庫、2a,2b,2c,2d 扉、3a,3b,3c,3d 貯蔵室、10 庫内灯、11,11a,11a1,11a2,11b,11c カメラ、12a,12b,12c 収納ポケット、13a,13b,13c 重量センサ、14a,14b,14c 棚板、15 冷蔵庫制御基板(制御部)、15a 画像記憶装置、15b 画像処理装置、15c メモリ、16 操作基板、17a,17b,17c,17d,17e 撮画補助照明、20 無線通信端末、20a1,20a2,20a3,20a4,20a5,20a6,20a7,20a8,20a9,20a10 画面、30a スポーツドリンク、30b 緑茶、30c 牛乳、30d とんかつソース、30e イタリアンドレッシング、31a 「プラスチック(ペットボトル)」ボタン、31b 「紙」ボタン、31c 「ガラス(ビン)」ボタン、31d 「缶」ボタン、31e 「陶器」ボタン、32a 「初期重量登録」ボタン、32b 「空重量登録」ボタン、32c 「残容量表示」ボタン、32d 「終了」ボタン、33a テキストボックス、33b,34a 「はい」ボタン、33c,34b 「いいえ」ボタン、35a 「イタリアンドレッシング」ボタン、35b 「牛乳」ボタン、35c 「スポーツドリンク」ボタン、35d 「とんかつソース」ボタン。

Claims (4)

  1. 庫内の貯蔵品を撮影するカメラと、
    前記貯蔵品の重量を計測する重量センサと、
    前記カメラで撮影して取得した画像データを記憶する画像記憶装置と、
    前記画像データから前記貯蔵品の位置を演算し、前記貯蔵品の大きさを演算し、前記重量センサからの計測データを取得する制御部と、を備え、
    前記制御部は、外部端末又は操作基板からのアクセスにより前記カメラを用いて前記貯蔵品を撮影して前記貯蔵品の画像データを取得し、前記アクセスした外部端末又は操作基板に前記画像データを表示させ、前記アクセスした外部端末又は操作基板からの要求に応じて前記貯蔵品の位置、大きさ及び重量データを取得することで前記貯蔵品の残量を算出することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記外部端末が無線通信端末であり、
    前記制御部と前記無線通信端末との通信を可能とする通信部を備えることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記制御部は、前記貯蔵品の位置、大きさ及び重量と、前記貯蔵品の容器の材質とを用いて前記貯蔵品の容器の重量を推定して前記貯蔵品の残量を算出することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 前記制御部は、前記貯蔵品の初期の重量データと、前記貯蔵品の容器の重量データと、前記貯蔵品の現在の重量データとを用いて前記貯蔵品の残量を算出することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
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