JP4404829B2 - 摂取カロリー管理システム、摂取カロリー管理方法、保管庫、及びプログラム - Google Patents

摂取カロリー管理システム、摂取カロリー管理方法、保管庫、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は摂取カロリー管理システム、摂取カロリー管理方法、保管庫、及びプログラムに関し、特に、飲食物に貼り付けたICタグを利用して飲食物を保管する保管庫から取り出された飲食物のカロリーを計算し制限値を超過しないか管理する技術に関する。
従来、ユーザが摂取カロリーをコントロール使用とする場合、ユーザは摂取する飲食物に含まれるカロリーを計算し、これを積算して設定値と比較する作業を人手で行わなければならなかった。例えば、特開2000−322388号公報の発明は、計算機がユーザの操作に応じて様々な食品のメニューを表示し、ユーザがそれを選択しさらに摂取した量を割合で入力することにより、計算機が自動的にカロリーを計算する。この発明は、摂取した食品の情報を人手で入力する必要がある。
特開2003−185326号公報の発明は、食物貯蔵庫に非接触タグを読み取るタグセンサと重量検出手段を設け、非接触タグを付けた食品が格納されると非接触タグを読み取り重量も計測して記録しているので、どのような食品が食物貯蔵庫に保管されているかという情報に加えて食品の残重量も管理することができる。この発明は非接触タグに賞味期限が記録されていればタイマを設けることにより賞味期限の管理もできることを記載している。
特開2000−322388号公報 特開2003−185326号公報
特開2000−322388号公報の発明は、ユーザが入力した情報に基づいてカロリーを計算することができるが、ユーザは摂取した食品を特定する情報を入力するという煩雑な作業が必要であった。
特開2003−185326号公報の発明は、食品に非接触タグを付けて食物貯蔵庫内の食品の在庫情報を管理できるようにしているが、カロリー計算をしてユーザが摂取できるカロリーを管理する構成を有していない。
このように従来の技術では、入力に応じてカロリーを計算したり、食品の在庫を管理したりするのみで、ユーザがその日に摂取した累積カロリー値を自動的に計算して設定された摂取カロリー制限値を超えないように管理することができなかった。
本発明の目的は、自動的に保管庫内の飲食物出し入れを検出して摂取カロリーを計算して摂取カロリー制限値を超えないように管理できるようにした摂取カロリー管理システム、摂取カロリー管理方法、保管庫、及びプログラムを提供することにある。
本発明の第1の摂取カロリー管理システムは、ICタグを取り付けた飲食物を保管する保管庫と管理サーバとを接続する摂取カロリー管理システムであって、
ICタグは識別情報であるIDと取り付けた飲食物の単位カロリー値を記憶し、
保管庫は、ICタグと無線通信してデータを読み出すタグリーダと、保管庫に収容された飲食物の重量を計測する重量計測装置と、保管庫内に収容している飲食物の情報を示す在庫情報とユーザが保管庫から取り出した飲食物を示す摂取情報を記憶する庫内メモリを有し、
重量計測装置が計測した重量値が変化するとタグリーダに対して庫内のICタグの読み取りを指示し、読み取った結果と在庫情報を比較して出し入れされた飲食物を特定し、重量が増加した場合特定された飲食物のIDと単位カロリー値と増加した重量を含んだ飲食物情報を作成して在庫情報に追加し、重量が減少した場合特定された飲食物の飲食物情報を在庫情報から摂取情報に移動し、摂取情報の変化分を更新情報として管理サーバに送り、
管理サーバは、ユーザが使用する各保管庫の摂取情報をまとめた総摂取情報とユーザの摂取カロリー値を累積した累積カロリー値をユーザ毎に保持する管理メモリを有し、
更新情報を受け取ると総摂取情報を更新し、更新情報に含まれる単位カロリー値と重量から計算した摂取カロリーを管理メモリの累積カロリー値に加算して更新し、更新された累積カロリー値を保管庫に返送することを特徴とする。
本発明の第2の摂取カロリー管理システムは、ICタグを取り付けた飲食物を保管する保管庫と管理サーバとを接続する摂取カロリー管理システムであって、
ICタグは識別情報であるIDと取り付けた飲食物の単位カロリー値を記憶し、
保管庫は、ドアの開閉を検出するドアセンサと、ICタグと無線通信してデータを読み出すタグリーダと、保管庫に収容された飲食物の重量を計測する重量計測装置と、記憶手段に設けた記憶領域である庫内メモリを有し、
庫内メモリは、保管庫内に収容している飲食物毎のICタグのIDと単位カロリー値と重量を含む飲食物情報で構成される在庫情報と、ユーザが保管庫から取り出した飲食物の飲食物情報で構成される摂取情報を含み、
管理サーバは、ユーザが使用する各保管庫の摂取情報をまとめた総摂取情報と総摂取情報の単位カロリー値と重量から計算されたカロリー値を累積した累積カロリー値をユーザ毎に保持する管理メモリを有し、
保管庫は、ドアセンサがドアの開放を検出すると重量計測装置の計測値が変化するか監視し、重量値が変化するとタグリーダで庫内のICタグの読み取り、読み取った結果のIDを在庫情報のIDと比較して出し入れされた飲食物を特定し、重量が増加した場合特定された飲食物のID及び単位カロリー値と増加した重量で飲食物情報を作成して在庫情報に追加し、重量が減少した場合特定された飲食物情報を在庫情報から摂取情報に移動し、ドアセンサがドアの閉鎖を検出すると摂取情報の変化分を更新情報として管理サーバに送り、
管理サーバは、受け取った更新情報で総摂取情報を更新し、更新情報に含まれる単位カロリー値と重量から計算した摂取カロリーを管理メモリの累積カロリー値に加算して更新し、更新された累積カロリー値を保管庫に返送することを特徴とする。
本発明の第3の摂取カロリー管理システムは、本発明の第1又は第2の摂取カロリー管理システムにおいて、前記保管庫は、前記重量が増加した場合前記特定された飲食物のIDを前記摂取情報に含まれる各飲食物情報のIDと比較し、一致した場合さらに前記摂取情報内の一致した飲食物情報の重量と前記増加した重量とを比較し、重量が一致した場合一致した飲食物情報を前記摂取情報から前記在庫情報に戻し、重量が一致しなかった場合前記摂取情報内の一致した飲食物情報の重量を前記増加した重量で減じた値に更新し、前記摂取情報内の一致した飲食物情報の重量を前記増加した重量に置き換えて作成した飲食物情報を前記在庫情報に追加することを特徴とする。
本発明の第4の摂取カロリー管理システムは、本発明の第1、第2又は第3の摂取カロリー管理システムにおいて、前記保管庫は表示装置を有し、前記管理サーバから累積カロリー値を受け取るとこれを表示装置に表示することを特徴とする。
本発明の第5の摂取カロリー管理システムは、本発明の第1、第2又は第3の摂取カロリー管理システムにおいて、前記管理メモリはユーザ毎に摂取カロリー制限値と通報先の情報を有し、前記管理サーバは前記更新された累積カロリー値が摂取カロリー制限値を超過した際に超過の警告するための電子メールを作成して通報先に送信することを特徴とする請求項1、2又は3の摂取カロリー管理システム。
本発明の第6の摂取カロリー管理システムは、本発明の第1、第2又は第3の摂取カロリー管理システムにおいて、前記管理メモリはユーザ毎に摂取カロリー制限値と通報先の情報を有し、前記管理サーバは更新された累積カロリー値が摂取カロリー制限値を超過した際に超過の警告を前記保管庫に返送し、前記保管庫は表示装置を有し、前記管理サーバから超過の警告を受け取るとこれを表示装置に表示することを特徴とする。
本発明の第1の摂取カロリー管理方法は、ICタグを取り付けた飲食物を保管する保管庫と管理サーバとを接続する摂取カロリー管理方法であって、
ICタグは識別情報であるIDと取り付けた飲食物の単位カロリー値を記憶し、
保管庫は、ICタグと無線通信してデータを読み出すタグリーダと、保管庫に収容された飲食物の重量を計測する重量計測装置と、保管庫内に収容している飲食物の情報を示す在庫情報とユーザが保管庫から取り出した飲食物を示す摂取情報を記憶する庫内メモリを有し、
重量計測装置が計測した重量値が変化するとタグリーダに対して庫内のICタグの読み取りを指示し、読み取った結果と在庫情報を比較して出し入れされた飲食物を特定し、重量が増加した場合特定された飲食物のIDと単位カロリー値と増加した重量を含んだ飲食物情報を作成して在庫情報に追加し、重量が減少した場合特定された飲食物の飲食物情報を在庫情報から摂取情報に移動し、摂取情報の変化分を更新情報として管理サーバに送り、
管理サーバは、ユーザが使用する各保管庫の摂取情報をまとめた総摂取情報とユーザの摂取カロリー値を累積した累積カロリー値をユーザ毎に保持する管理メモリを有し、
更新情報を受け取ると総摂取情報を更新し、更新情報に含まれる単位カロリー値と重量から計算した摂取カロリーを管理メモリの累積カロリー値に加算して更新し、更新された累積カロリー値を保管庫に返送することを特徴とする。
本発明の第2の摂取カロリー管理方法は、ICタグを取り付けた飲食物を保管する保管庫と管理サーバとを接続する摂取カロリー管理方法であって、
ICタグは識別情報であるIDと取り付けた飲食物の単位カロリー値を記憶し、
保管庫は、ドアの開閉を検出するドアセンサと、ICタグと無線通信してデータを読み出すタグリーダと、保管庫に収容された飲食物の重量を計測する重量計測装置と、記憶手段に設けた記憶領域である庫内メモリを有し、
庫内メモリは、保管庫内に収容している飲食物毎のICタグのIDと単位カロリー値と重量を含む飲食物情報で構成される在庫情報と、ユーザが保管庫から取り出した飲食物の飲食物情報で構成される摂取情報を含み、
管理サーバは、ユーザが使用する各保管庫の摂取情報をまとめた総摂取情報と総摂取情報の単位カロリー値と重量から計算されたカロリー値を累積した累積カロリー値をユーザ毎に保持する管理メモリを有し、
保管庫は、ドアセンサがドアの開放を検出すると重量計測装置の計測値が変化するか監視し、重量値が変化するとタグリーダで庫内のICタグの読み取り、読み取った結果のIDを在庫情報のIDと比較して出し入れされた飲食物を特定し、重量が増加した場合特定された飲食物のID及び単位カロリー値と増加した重量で飲食物情報を作成して在庫情報に追加し、重量が減少した場合特定された飲食物情報を在庫情報から摂取情報に移動し、ドアセンサがドアの閉鎖を検出すると摂取情報の変化分を更新情報として管理サーバに送り、
管理サーバは、受け取った更新情報で総摂取情報を更新し、更新情報に含まれる単位カロリー値と重量から計算した摂取カロリーを管理メモリの累積カロリー値に加算して更新し、更新された累積カロリー値を保管庫に返送することを特徴とする。
本発明の第3の摂取カロリー管理方法は、本発明の第1又は第2の摂取カロリー管理方法において、前記保管庫は、前記重量が増加した場合前記特定された飲食物のIDを前記摂取情報に含まれる各飲食物情報のIDと比較し、一致した場合さらに前記摂取情報内の一致した飲食物情報の重量と前記増加した重量とを比較し、重量が一致した場合一致した飲食物情報を前記摂取情報から前記在庫情報に戻し、重量が一致しなかった場合前記摂取情報内の一致した飲食物情報の重量を前記増加した重量で減じた値に更新し、前記摂取情報内の一致した飲食物情報の重量を前記増加した重量に置き換えて作成した飲食物情報を前記在庫情報に追加することを特徴とする。
本発明の第4の摂取カロリー管理方法は、本発明の第1、第2又は第3の摂取カロリー管理方法において、前記保管庫は表示装置を有し、前記管理サーバから累積カロリー値を受け取るとこれを表示装置に表示することを特徴とする。
本発明の第5の摂取カロリー管理方法は、本発明の第1、第2又は第3の摂取カロリー管理方法において、前記管理メモリはユーザ毎に摂取カロリー制限値と通報先の情報を有し、前記管理サーバは前記更新された累積カロリー値が摂取カロリー制限値を超過した際に超過の警告するための電子メールを作成して通報先に送信することを特徴とする。
本発明の第6の摂取カロリー管理方法は、本発明の第1、第2又は第3の摂取カロリー管理方法において、前記管理メモリはユーザ毎に摂取カロリー制限値と通報先の情報を有し、前記管理サーバは更新された累積カロリー値が摂取カロリー制限値を超過した際に超過の警告を前記保管庫に返送し、前記保管庫は表示装置を有し、前記管理サーバから超過の警告を受け取るとこれを表示装置に表示することを特徴とする。
本発明の第1の保管庫は、識別情報であるIDと取り付けた飲食物の単位カロリー値を記憶するICタグを取り付けた飲食物を保管し管理サーバと接続する保管庫であって、
ICタグと無線通信してデータを読み出すタグリーダと、保管庫に収容された飲食物の重量を計測する重量計測装置と、保管庫内に収容している飲食物の情報を示す在庫情報とユーザが保管庫から取り出した飲食物を示す摂取情報を記憶する庫内メモリを有し、
重量計測装置が計測した重量値が変化するとタグリーダに対して庫内のICタグの読み取りを指示し、読み取った結果と在庫情報を比較して出し入れされた飲食物を特定し、重量が増加した場合特定された飲食物のIDと単位カロリー値と増加した重量を含んだ飲食物情報を作成して在庫情報に追加し、重量が減少した場合特定された飲食物の飲食物情報を在庫情報から摂取情報に移動し、摂取情報の変化分を更新情報として管理サーバに送り、
管理サーバに対象のユーザが使用する各保管庫から更新情報を集計して、更新情報に含まれる単位カロリー値と重量から計算した摂取カロリーを累積し累積カロリー値を計算させることを特徴とする。
本発明の第2の保管庫は、識別情報であるIDと取り付けた飲食物の単位カロリー値を記憶するICタグを取り付けた飲食物を保管し管理サーバと接続する保管庫であって、
ドアの開閉を検出するドアセンサと、ICタグと無線通信してデータを読み出すタグリーダと、保管庫に収容された飲食物の重量を計測する重量計測装置と、保管庫内に収容している飲食物毎のICタグのIDと単位カロリー値と重量を含む飲食物情報で構成される在庫情報とユーザが保管庫から取り出した飲食物の飲食物情報で構成される摂取情報を記憶する庫内メモリを有し、
ドアセンサがドアの開放を検出すると重量計測装置の計測値が変化するか監視し、重量値が変化するとタグリーダで庫内のICタグの読み取り、読み取った結果のIDを在庫情報のIDと比較して出し入れされた飲食物を特定し、重量が増加した場合特定された飲食物のID及び単位カロリー値と増加した重量で飲食物情報を作成して在庫情報に追加し、重量が減少した場合特定された飲食物情報を在庫情報から摂取情報に移動し、ドアセンサがドアの閉鎖を検出すると摂取情報の変化分を更新情報として管理サーバに送り、
管理サーバに対象のユーザが使用する各保管庫から更新情報を集計して、更新情報に含まれる単位カロリー値と重量から計算した摂取カロリーを累積し累積カロリー値を計算させることを特徴とする。
本発明の第3の保管庫は、識別情報であるIDと取り付けた飲食物の単位カロリー値を記憶するICタグを取り付けた飲食物を保管する保管庫であって、
ICタグと無線通信してデータを読み出すタグリーダと、保管庫に収容された飲食物の重量を計測する重量計測装置と、保管庫内に収容している飲食物の情報を示す在庫情報とユーザが保管庫から取り出した飲食物を示す摂取情報とユーザが摂取した飲食物の累積カロリー値を記憶する庫内メモリを有し、
重量計測装置が計測した重量値が変化するとタグリーダに対して庫内のICタグの読み取りを指示し、読み取った結果と在庫情報を比較して出し入れされた飲食物を特定し、重量が増加した場合特定された飲食物のIDと単位カロリー値と増加した重量を含んだ飲食物情報を作成して在庫情報に追加し、重量が減少した場合特定された飲食物の飲食物情報を在庫情報から摂取情報に移動し、摂取情報の変化分の更新情報から単位カロリー値と重量で計算した摂取カロリーで累積カロリー値を更新することを特徴とする。
本発明の第4の保管庫は、本発明の第1、第2又は第3の保管庫において、前記重量が増加した場合前記特定された飲食物のIDを前記摂取情報に含まれる各飲食物情報のIDと比較し、一致した場合さらに前記摂取情報内の一致した飲食物情報の重量と前記増加した重量とを比較し、重量が一致した場合一致した飲食物情報を前記摂取情報から前記在庫情報に戻し、重量が一致しなかった場合前記摂取情報内の一致した飲食物情報の重量を前記増加した重量で減じた値に更新し、前記摂取情報内の一致した飲食物情報の重量を前記増加した重量に置き換えて作成した飲食物情報を前記在庫情報に追加することを特徴とする。
本発明の第1のプログラムは、保管庫に収容された飲食物の重量を計測する重量計測装置が計測した重量値が変化すると、保管庫内に収容された飲食物に取り付けられ識別情報であるIDと取り付けた飲食物の単位カロリー値を記憶するICタグをタグリーダで読み取る手順と、読み取った結果と保管庫に保管している飲食物の情報を示す在庫情報を比較して出し入れされた飲食物を特定する手順と、重量が増加した場合特定された飲食物のIDと単位カロリー値と増加した重量を含んだ飲食物情報を作成して在庫情報に追加する手順と、重量が減少した場合特定された飲食物の飲食物情報を在庫情報から摂取情報に移動する手順と、摂取情報の変化分を更新情報として管理サーバに送り管理サーバに対象のユーザが使用する各保管庫から更新情報を集計して、更新情報に含まれる単位カロリー値と重量から計算した摂取カロリーを累積し累積カロリー値を計算させる手順をコンピュータに実行させる。
本発明の第2のプログラムは、ドアの開閉を検出するドアセンサがドアの開放を検出すると保管庫に収容された飲食物の重量を計測する重量計測装置の計測値が変化するか監視する手順と、重量値が変化すると保管庫内に収容された飲食物に取り付けられ識別情報であるIDと取り付けた飲食物の単位カロリー値を記憶するICタグをタグリーダで読み取る手順と、読み取った結果と保管庫に保管している飲食物の情報を示す在庫情報を比較して出し入れされた飲食物を特定する手順と、重量が増加した場合特定された飲食物のIDと単位カロリー値と増加した重量を含んだ飲食物情報を作成して在庫情報に追加する手順と、重量が減少した場合特定された飲食物の飲食物情報を在庫情報から摂取情報に移動する手順と、ドアセンサがドアの閉鎖を検出すると摂取情報の変化分を更新情報として管理サーバに送り管理サーバに対象のユーザが使用する各保管庫から更新情報を集計して、更新情報に含まれる単位カロリー値と重量から計算した摂取カロリーを累積し累積カロリー値を計算させる手順をコンピュータに実行させる。
本発明の第3のプログラムは、保管庫に収容された飲食物の重量を計測する重量計測装置が計測した重量値が変化すると、保管庫内に収容された飲食物に取り付けられ識別情報であるIDと取り付けた飲食物の単位カロリー値を記憶するICタグをタグリーダで読み取る手順と、読み取った結果と保管庫に保管している飲食物の情報を示す在庫情報を比較して出し入れされた飲食物を特定する手順と、重量が増加した場合特定された飲食物のIDと単位カロリー値と増加した重量を含んだ飲食物情報を作成して在庫情報に追加する手順と、重量が減少した場合特定された飲食物の飲食物情報を在庫情報から摂取情報に移動する手順と、摂取情報の変化分の更新情報から単位カロリー値と重量で計算した摂取カロリーで累積カロリー値を更新する手順をコンピュータに実行させる。
本発明の第4のプログラムは、本発明の第1、第2又は第3のプログラムにおいて前記重量が増加した場合の手順が、前記特定された飲食物のIDを前記摂取情報に含まれる各飲食物情報のIDと比較する手順と、一致した場合さらに前記摂取情報内の一致した飲食物情報の重量と前記増加した重量とを比較する手順と、重量が一致した場合一致した飲食物情報を前記摂取情報から前記在庫情報に戻す手順と、重量が一致しなかった場合前記摂取情報内の一致した飲食物情報の重量を前記増加した重量で減じた値に更新し、前記摂取情報内の一致した飲食物情報の重量を前記増加した重量に置き換えて作成した飲食物情報を前記在庫情報に追加する手順を含むことを特徴とする。
本発明は、飲食物(食品)に単位カロリー値を記録した非接触形のICタグを取り付け、飲食物を保管庫に出し入れする際にICタグ情報を読み取り、重量の変化を計測して、ユーザが保管庫から取り出した食品のカロリー量を計算するようにしたので、ユーザが摂取カロリー制限値を越えて飲食しないように管理することが容易になるという効果がある。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態の摂取カロリー管理システムの構成を示した図である。本発明の摂取カロリー管理方法も図1の構成であり、本発明の保管庫は図1の保管庫20或いは後述するように図1の保管庫20と管理サーバ30の機能を併せ持つ構成であり、本発明のプログラムは図1の庫内制御部22が実行する手順で構成される。
本発明の摂取カロリー管理システムは飲食物10を一時的に保管する保管庫20と飲食物10に取り付けたICタグ11と管理サーバ30を含み、さらに通報先の管理端末40を含む。
飲食物10は、食物や飲料等であり、ICタグ11を貼り付けられるような形状にされたものである。例えば、ICタグ11より小さい飲食物10や直接ICタグ11を貼り付けるのが困難な形状の飲食物10は梱包してICタグ11を貼り付けられるような形状にする。例えば、飲料は瓶や缶の単位でICタグ11が付けられ、食パンは数枚に切られていてもまとめて梱包されるので梱包されたものにICタグ11が付けられる。
ICタグ11は、不揮発性の記憶手段であるタグメモリ12と図示しないがアンテナやIC回路を含み、非接触で近距離にある読取書込装置と通信してデータを交換し、タグメモリ12のデータを読み出したりタグメモリ12にデータを書き込む機能を有する。ICタグはRFID(radio frequency identification)タグとも呼ばれるが、上記構成を持っていれば特に種類は限定しない。なお、ICタグ11は読取書込装置から供給される電磁波により発生する電力を利用するものとするが、ICタグ11内に電池を設けるようにしてもよい。図1では保管庫20内のタグリーダ26が読取書込装置に相当する。
店舗で販売される飲食物10に貼り付けられているおり必要な情報が書き込まれタグリーダ26で正常に読み取れるICタグ11はそのまま利用することができる。ただし、必要な情報が書き込まれていないICタグについては、ユーザ又は関係者が不足する必要な情報をタグリーダ26又は別の読取書込装置により書き込む必要がある。また、保管庫20に取り付けたタグリーダ26で正常に読み取れないICタグが付いた飲食物10やユーザや関係者が作った飲食物10については、ユーザ又は関係者が準備したICタグ11に必要な情報を書き込んで飲食物10に貼り付ける必要がある。
タグメモリ12は、不揮発性の記憶手段であり、貼り付けられた飲食物10に関する情報を保持する。図2はタグメモリ12に保持される飲食物タグ情報の一例を示した図である。飲食物タグ情報は、ICタグ11を識別するためのIDと、飲食物名と、飲食物100g当たりのカロリー値を示す単位カロリー値を含んでいる。飲食物タグ情報は他に飲食物10の重量や栄養素に関する情報や製造日時や賞味期限や価等の情報を含んでいるがこれらはなくてもよい。
保管庫20は、ドアの開閉により飲食物10の出し入れをする構造を持ち飲食物10を一時的に保管する機能を有し、さらに、庫内メモリ21と庫内制御部22と表示装置23と入力装置24とドアセンサ25とタグリーダ26と重量計測装置27を含んでいる。図1は保管庫20−1と保管庫20−2の2つの保管庫20を示しているが、1つだけでもよいし3つ以上あってもよい。例えば、保管庫20−1は低温で飲食物10を保管する冷蔵庫であり、保管庫20−2は常温で飲食物10を保管する保管庫である。
庫内メモリ21と庫内制御部22は図示しないが保管庫20に取り付けられた情報処理装置に含まれ、庫内メモリ21は情報処理装置の記憶手段に設けられた記憶領域であり庫内制御部22は情報処理装置の記憶手段に保持されるプログラムであり情報処理装置のCPUで実行される。図示しないがこの情報処理装置は時計機能を持ち日時情報を与える。
図3は庫内メモリ21の構成の一例を示した図である。庫内メモリ21は保管庫20を使用するユーザに関する情報であるユーザ情報と、保管庫20が保管している飲食物10の飲食物情報から構成される在庫情報と、保管庫20から取り出して消費された飲食物10の飲食物情報から構成される摂取情報と、保管庫20に保管される飲食物10の総重量である重量情報を含んでいる。摂取情報は例えば毎日午前2時に消去されるが、参考情報として利用できるように別の記憶領域に退避される。
図4は在庫情報の一例を示した図であり、図5は摂取情報の一例を示した図である。在庫情報と摂取情報は飲食物情報で構成され、飲食物情報は図4、図5に示されるように、ICタグ11を識別するIDと、飲食物名と、単位カロリー値と、飲食物10の重量を含む。飲食物情報はさらに飲食物10を保管庫20に入庫した時刻を示す入庫時刻や、保管庫20から飲食物10を取り出した時刻である出庫時刻を含んでもよく、飲食物タグ情報に含まれる情報を含むようにしてもよい。在庫情報の飲食物情報の出庫時刻は出庫されていないので“0”となっている。また、食パンのように一度に全部を消費せず数枚ずつ消費するような飲食物10は重量自身がその消費量に応じて更新される。
庫内制御部22は、ドアセンサ25やタグリーダ26や重量計測装置27を制御して在庫情報や摂取情報を管理し、摂取情報が更新されると管理サーバ30へ通知したりその日に摂取した累積カロリー値や超過の警告を表示装置23に表示したりするが、詳細な機能は動作の説明で行う。
表示装置23はメッセージ等を表示する装置であり、例えば液晶ディスプレイ装置である。入力装置24は例えばキーボードや表示装置23の表面に構成されたタッチパネルであり、入力情報を庫内制御部22に送る。ユーザはICタグ11や庫内メモリ21へ情報を書き込んだり、保管庫20を操作したりするために入力装置24を使用する。
ドアセンサ25は保管庫20のドアの開閉状態を検出する機能を有し、検出結果は庫内制御部22により読み取られる。重量計測装置27は保管庫20に保管される飲食物10の総重量を測定できるように保管庫20の底面部に設置され、保管庫20に保管される飲食物10の総重量を計測する機能を有し、計測結果は庫内制御部22に読み取られる。
タグリーダ26は保管庫20内に保管される飲食物10のICタグ11を読み取る機能を有し、庫内制御部22の指示により読取を実行し読取結果を庫内制御部22に通知する。また、タグリーダ26はICタグ11に情報を書き込む機能を備えてもよく、入力装置24から庫内制御部22を介してICタグ11のタグメモリ12に情報を書き込むこともできる。
管理サーバ30は、図示しないがデータやプログラムを記憶する記憶手段やプログラムを実行するCPUや入出力手段と通信手段を含んだ情報処理装置であり、1つ以上の保管庫20と通信手段で接続して情報を交換し、管理メモリ31とサーバ制御部32を含む。保管庫20は保管庫20毎に使用するユーザが1人に決められているが、管理サーバ30は複数のユーザを管理することができ、ユーザ毎に使用する保管庫20の情報を統合して管理する。
管理メモリ31は、管理サーバ30の記憶手段の記憶領域であり、図6に示すようにユーザ情報と総摂取情報と摂取カロリー値をそれぞれユーザ毎に保持し、さらにユーザ保管庫対応情報を保持する。ユーザ保管庫対応情報は保管庫20とそれを使用するユーザとの対応関係を示す情報である。総摂取情報はユーザに対応する各保管庫20の摂取情報をまとめた情報である。累積カロリー値はユーザがその日に摂取したカロリーの合計値で有り、サーバ制御部32がユーザ毎に総摂取情報に含まれる飲食物情報の単位カロリー値と重量との積を累計して計算する。
ユーザ情報は庫内メモリ21に保持されるユーザ情報と同じく、ユーザ名と、1日当たりの摂取カロリー制限値と、電子メールの通報先を含んでいる。管理メモリ31内のユーザ情報が更新されると更新情報が該当する保管庫20に通知され庫内メモリ21のユーザ情報も同じ内容になるように更新される。逆に庫内メモリ21でユーザ情報を更新した場合管理メモリ31のユーザ情報が同じ内容になるように更新される。
サーバ制御部32はプログラムで実現され、各保管庫20から摂取情報の更新毎に更新情報を受け取って総摂取情報を更新し、ユーザ毎の総摂取情報の単位カロリー値と重量からその日に摂取した累積カロリー値を計算し、摂取カロリー制限値を越えると警告を行う等の処理を実行する。詳細は動作の説明で記載する。
管理端末40は、管理者が使用するパーソナルコンピュータや携帯電話機のような情報機器であり、通信手段を介して管理サーバ30と接続し情報を交換する機能を有し、警告のメールを受け取って表示する機能を有する。通常、管理端末40が管理サーバ30の近くにある場合、両者の通信手段はLAN(local area network)で構成され、管理端末40が管理サーバ30から遠くにある場合、両者の通信手段は電話回線網やインターネットで構成される。
次に、本発明を実施するための最良の形態の動作について図面を参照して説明する。
まず、本発明の主な動作の前に、ユーザ情報の登録の動作について簡単に説明する。管理者は、管理対象のユーザを決定するとユーザがどの保管庫20を使用するかを決定してユーザ保管庫対応情報を管理メモリ31に登録し、次にユーザ情報を管理メモリ31に登録する。
サーバ制御部32はユーザ保管庫対応情報を参照して管理メモリ31に登録されたユーザ情報を該当する保管庫20に送り、庫内制御部21が庫内メモリ21のユーザ情報が同一となるように更新する。登録操作は管理端末40から管理サーバ30へアクセスしてサーバ制御部32の機能を使用して実行してもよいし、管理サーバ30の入力手段を操作して実行してもよい。
サーバ制御部32は管理メモリ31への登録がされると、登録されたユーザ情報をユーザ保管庫対応情報を参照して該当する保管庫20へ送り、庫内制御部22はユーザ情報を受け取ると庫内メモリ21にユーザ情報を登録する。このようにして、該当する保管庫20の庫内メモリ20にユーザ情報が登録される。
以降の説明では、図6に示すようにユーザ名が“日本太郎”のユーザが冷蔵庫の保管庫20−1と常温の保管庫20−2の2つを使用する場合を例に説明する。また、飲食物10のICタグ11にはすでに必要な情報が設定されているものとする。
次に、飲食物10を保管庫20に出し入れする際の動作について図7と図8のフローチャートを用いて説明する。図7は飲食物10を保管庫20に出し入れする際の全体の動作を示したフローチャートであり、図8は図7のステップS67の詳細な動作を示したフローチャートである。
まず、図7を参照して全体の動作を説明する。ユーザが飲食物10を出し入れするために保管庫20のドアを開くと、ドアセンサ25がこれを検出してドアの開閉状態を開放状態とする。庫内制御部22は一定間隔でドアセンサ25からドアの開閉状態を読み取りドアが開いことを検出すると(S61)、重量計測装置27の計測値である重量値を読み取り庫内メモリ21に重量情報として格納する(S62)。その後庫内制御部22は一定間隔で重量計測装置27から重量値を読み取って庫内メモリ21内の重量情報と比較する(S63)。ユーザが飲食物10を保管庫20に出し入れせずにドアを閉じると(S64)、庫内制御部22は処理を終了する。
ユーザが飲食物10を保管庫20に出し入れすると重量値が変化し、庫内制御部22は重量値の変化を検出するとタグリーダ26に保管庫20内のICタグ11の読み取りを指示し、ICタグ11の読み取り結果と在庫情報とを比較し、差分の飲食物10を特定する(S65)。次に庫内制御部22は重量値の増減を判断して(S66)、ステップS67又はS68の処理をする。
まず、ユーザが飲食物10を保管庫20に入れた場合について図8を参照して説明する。この場合、重量値が増加するので、庫内制御部22はステップS67の処理を実行する。ステップS67の処理内容を示した図8を参照すると、庫内制御部22は入庫された飲食物10に取り付けたICタグ11のIDと摂取情報に含まれる各飲食物情報のIDとを比較する(S81)。
入庫されたIDが摂取情報に含まれるどのIDとも一致しなかった場合(S82)、庫内制御部22は新規の飲食物10の入庫と判断して、入庫された飲食物10の飲食物タグ情報に増加した重量と入庫時刻を付加して飲食物情報を作成し在庫情報に追加し、その旨を表示装置23に表示する(S84)。
例えば、図2に示した飲食物10の場合、庫内制御部22は飲食物タグ情報からID“01213456789”と飲食物名“ショートケーキ”と単位カロリー値“300kcal”を抽出し、これに庫内制御部22が取得した重量値の増加分“150g”と入庫日時“2005/09/19 17:39:45”を付加して図4に示した飲食物情報51を作成し在庫情報に追加する。なお、入庫日時は付けなくてもかまわない。例えば、このとき庫内制御部22は、表示装置23に飲食物名“ショートケーキ”と単位カロリー値“300kcal”と重量値“100g”とこれらを掛け合わせた“450kcal”と“入庫しました”というメッセージを表示する。
入庫されたIDが摂取情報に含まれるIDと一致した場合(S82)、庫内制御部22は一度取り出した飲食物10の戻し行為と判断し、一致したIDの飲食物情報の重量と今回計測した重量増加分を比較する(S83)。重量が一致していれば(S85)、取り出された飲食物10が消費されずに戻されたと判断し、庫内制御部22は一致したIDの飲食物情報を摂取情報から消去して在庫情報に追加しその旨を表示装置23に表示する(S86)。この結果、飲食物10の飲食物情報は摂取情報から在庫情報へ戻される。
重量が一致しない場合(S85)、庫内制御部22は飲食物10の一部が消費され残りが戻されたと判断し、摂取情報の飲食物情報の重量を重量増加分に変更した飲食物情報を在庫情報に追加し、摂取情報の飲食物情報の重量を重量増加分だけ減じた値に変更し、その内容を表示装置23に表示する(S87)。
ユーザが飲食物10を保管庫20から取り出した場合、庫内制御部22はステップS68に進み、ステップS65で特定した飲食物10が出庫されたと判断し、出庫されたIDの飲食物情報を在庫情報から消去して摂取情報へ追加することにより在庫情報から摂取情報へと移動し、その内容を表示装置23に表示する(S68)。
例えば図4の飲食物情報51のショートケーキを取り出した場合、庫内制御部22は、表示装置23に飲食物名“ショートケーキ”と単位カロリー値“300kcal”と重量値“100g”とこれらを掛け合わせた“450kcal”と“出庫しました”というメッセージを表示する。
なお、庫内制御部22はステップS86とS87とS68において重量計測装置27で計測した重量値で庫内メモリ21の重量情報を更新し、次の飲食物10の出し入れに対して重量の変化を検出できるようにする。
一例として、ユーザが保管庫20から食パン300gを取り出し、200gを保管庫20に戻した場合の在庫情報と摂取情報の変化を説明する。食パンが取り出されると、庫内制御部22は食パンが取り出されたと判断し、図3の在庫情報から食パン300gの飲食物情報53を消去し、図4の摂取情報に食パン300gの飲食物情報55を追加する。次に食パンの残り200gが保管庫20に戻されると、庫内制御部22は食パンが戻されたと判断し、食パンの重量を200gとした飲食物情報53を在庫情報に追加し、摂取情報の飲食物情報56の重量を300gから100gに更新する。
この場合はドアを開けたまま食パンが戻されたが、庫内制御部22は一度ドアを閉めた後に食パンを戻しても摂取情報に食パンの飲食物情報が残っていれば飲食物10が戻されたことを検出できる。摂取情報は毎日消去されるので、庫内制御部22は当日中であれば戻されたことを判断できるし、前日以前の退避された摂取情報を利用すれば前日以前に出庫された場合も戻されたことを検出できる。



次に庫内制御部22はドアが閉じるまでステップS62〜S69の処理を繰り返す(S69)。すなわち、ドアを1回空けている間に2以上の飲食物10の出し入れがされると1つ目の飲食物10に続いて2つ目の飲食物10の処理がされる。ドアが閉じると庫内制御部22は庫内メモリ21の摂取情報の更新された内容を内容を示す更新情報を作成して管理サーバ30へ送る(S70)。ただし、飲食物10を収納のように摂取情報の更新がなかった場合庫内制御部22は更新情報の作成や送信はしない。
更新情報を受けるとサーバ制御部32は、受け取った更新情報で管理メモリ31の総摂取情報を更新し、更新の結果で増減したカロリー値に基づいて累積カロリー値を更新する(S71)。サーバ制御部32はユーザ情報の摂取カロリー制限値と累積カロリー値を比較し(S72)、累積カロリー値が摂取カロリー制限値を越えると制限値を超過したことを警告するメッセージを含んだ電子メールを作成してユーザ情報で指定される通報先へ送信し、同内容の通知を保管庫20へ返送する(S73)。この警告メッセージは摂取カロリー制限値と累積カロリー値を含むので、具体的にどの程度制限値を超過したかが一目で確認できる。また、警告メッセージは超過後にさらに飲食物10を摂取した場合も繰り返し送信される。
ユーザ情報の通報先は管理者のメールアドレスが指定されるので、管理者は電子メールによりユーザがカロリー制限をどの程度超過して飲食したかを知ることができる。また、更新情報により累積カロリー値が摂取カロリー制限値以下に変化した場合、サーバ制御部32は逆に制限値以下になったことを示すメッセージを含んだ電子メールを作成してユーザ情報の通報先へ送信し、同内容の通知を保管庫20へ返送する(S73)。なお、サーバ制御部32が計算した累積カロリー値は上記の通知をしない場合も保管庫20へ返送される。
庫内制御部22は警告メッセージを受け取ると制限値を超過したことを警告するメッセージを表示装置23へ表示する(S74)。また、警告メッセージを受け取らなかった場合、庫内制御部22は管理サーバ30から受け取った累積カロリー値を表示装置23に表示する(S74)。
このように、ユーザが保管庫20のドアを閉めるとすぐに管理サーバ30でカロリー値が計算されるので、ユーザはドアを閉めた直後に表示装置23に表示されたメッセージにより摂取カロリーが超過したこと或いは累積カロリー値を知ることができる。
次に実例を挙げて説明する。例えば、図5の在庫情報を持つ状態でユーザがドアを開けて18時8分45秒にハンバーグを取り出し続けて18時8分49秒に食パンを取り出し100gだけ使い残り200gを戻した場合の動作について説明する。
庫内制御部22はドアの開放を検出し(S61)、重量が減少したことを検出し(S62、S63)、庫内のICタグ11を読み取って在庫情報と比較しID“0011223344”が読み取り結果に不足するためID“0011223344”の飲食物10(ハンバーグ)が取り出されたことを検出する(S64)。
庫内制御部22は、重量が減少しているので(S66)ID“0011223344”の飲食物情報52(ハンバーグ)を在庫情報から消去し飲食物情報52に出庫時刻を付して飲食物情報56(ハンバーグ)を作成し摂取情報に追加する(S68)。ここで、重量情報はハンバーグが取り出された状態の重量値に更新される。
続いて食パンが取り出されると、庫内制御部22は同様に重量の減少とIDの比較により飲食物情報53の食パンが取り出されたことを検出し、食パンの飲食物情報53(食パン)を在庫情報から消去し飲食物情報53に出庫時刻を付して飲食物情報55(食パン)を作成し摂取情報に追加する(S68)。
続いて食パン200gが戻されると、庫内制御部22は重量の増加を検出し(S62、S63)庫内のICタグを読み取り在庫情報と比較してID“0011223344”の食パンが入れられたことを検出し(S65)、すでに説明したように食パンの重量を200gとした飲食物情報53を在庫情報に追加し、摂取情報の飲食物情報55の重量を300gから100gに更新する。ドアが閉まると、庫内制御部22は飲食物情報55と飲食物情報56が摂取情報に追加されたことを更新情報として作成し管理サーバ30へ通知する(S70)。
サーバ制御部32は更新情報を受け取り、更新情報に含まれる飲食物情報56と飲食物情報55を総摂取情報へ追加し、飲食物情報56と飲食物情報55の単位カロリー値“150kcal、300kcal”と重量“200g、100g”をそれぞれ掛け合わせてカロリー値“300kcal、300kcal”を計算し、これらを管理メモリ31の累積カロリー値に加算する(S71)。例えば、加算前の累積カロリー値が1350kcalであった場合、サーバ制御部32は累積カロリー値を1950kcalに更新する。ここで、単位カロリー値は100g当たりのカロリー値である。
次に、サーバ制御部32は管理メモリ31のユーザ情報に含まれる摂取カロリー制限値“2000kcal”と累積カロリー値“1950kcal”を比較し(S72)、制限値以内なので電子メールの送信(S73)は実行しない。ただし、サーバ制御部32は累積カロリー値“1950kcal”を保管庫20へ返送する。
庫内制御部22は累積カロリー値“1950kcal”を受信し表示装置23に累積カロリー値“1950kcal”を表示する(S74)。ユーザは飲食物10を取り出すたびに累積カロリー値を確認できるので、その日にあとどのくらい飲食物10を摂取するかを計画することができる。
次に、上記に食パンとハンバーグの取り出し後に、ショートケーキを取り出した場合、庫内制御部22は摂取情報の飲食物情報51を消去し、飲食物情報51から飲食物情報54を作成して摂取情報に追加し更新情報を管理サーバ30に送る。サーバ制御部32が更新情報を総摂取情報に追加し、カロリー計算して“300kcal”と“150g”を掛け合わせて“450kcal”を累積カロリー値に加算する。累積カロリー値は“2400kcal”となり摂取カロリー制限値を越えるので、サーバ制御部32は超過警告の電子メールを管理端末40に送り、超過警告を保管庫20へ返送する。
庫内制御部22は超過警告を受信して表示装置23に超過警告のメッセージを表示する。例えば、庫内制御部22は“これを摂取すると今日の摂取カロリーが2450kcalとなり制限値を超過します”というメッセージを表示する。ユーザはこのメッセージを見て、ショートケーキの飲食を中止して保管庫20に戻すことができ、戻したことにより超過取消の電子メールと表示装置23への表示が実行される。
このように、本発明はユーザが飲食物10を取り出した際に累積カロリー値を表示装置23に表示し、超過した場合は超過メッセージを表示するとともに管理者宛に電子メールを送信するので、ユーザ自身がカロリー摂取に気を付け超過しないように管理できるとともに、管理者もユーザのカロリー摂取状況を遠隔地にあって管理することができる。また、ユーザは飲食物10を取り出すだけでその飲食物10のカロリー値を容易に知ることができるのでカロリー値の学習にも役立つ。
また、管理者は管理端末40を使用して遠隔地で複数のユーザの管理をすることができ、管理端末40に管理サーバ30をアクセスして各ユーザの総摂取情報を閲覧できるようにすれば、各ユーザに食生活について指導することも容易にできる。アクセスの方法は、管理サーバ30が総摂取情報をウェブページとしてインターネット上におくようにしてもよく、管理端末40からの電子メールによる取得要求に応じて総摂取情報を返送するようにしてもよい。
以上の説明では、複数の保管庫20を1つの管理サーバ30で管理する構成を示したが、ユーザが1つの保管庫20のみを使用する形態では、保管庫20の摂取情報と管理サーバ30の総摂取情報は同じ内容となる。従って、この形態は、図示しないが、管理メモリ31の累積カロリー値を庫内メモリ21に設け、サーバ制御部32の機能を保管庫20に設けることにより、管理サーバ30の機能を保管庫20に搭載した拡張保管庫だけでも本発明を構成でき、管理サーバ30を別途設けなくても同じ機能を実現できる。
例えば、拡張保管庫は更新情報を作成すると自身でカロリー計算をして累積カロリー値を更新し、摂取カロリー制限値を超過していれば拡張保管庫が警告の電子メールを作成し通報先へ送信し、自身の表示装置23に警告メッセージを表示することができる。また、累積カロリー値は自身で保持するので容易に表示装置23に表示することができる。
本発明の実施の形態の構成を示した図である。 本発明のタグメモリ12の内容の一例を示した図である。 本発明の庫内メモリ21の内容の一例を示した図である。 本発明の庫内メモリ21の在庫情報の一例を示した図である。 本発明の庫内メモリ21の摂取情報の一例を示した図である。 本発明の管理メモリ31の内容の一例を示した図である。 本発明の動作を示したフローチャートである。 本発明の図7のステップS67の詳細な動作を示したフローチャートである。
符号の説明
10 飲食物
11 ICタグ
12 タグメモリ
20 保管庫
21 庫内メモリ
22 庫内制御部
23 表示装置
24 入力装置
25 ドアセンサ
26 タグリーダ
27 重量計測装置
30 管理サーバ
31 管理メモリ
32 サーバ制御部
40 管理端末

Claims (10)

  1. ICタグを取り付けた飲食物を保管する保管庫と管理サーバとを接続する摂取カロリー管理システムであって、
    ICタグは識別情報であるIDと取り付けた飲食物の重量当たりのカロリー値を示す単位カロリー値を記憶し、
    保管庫は、ドアの開閉を検出するドアセンサと、ICタグと無線通信してデータを読み出すタグリーダと、保管庫に収容された飲食物の重量を計測する重量計測装置と、記憶手段に設けた記憶領域である庫内メモリを有し、
    庫内メモリは、保管庫内に収容している飲食物毎のICタグのIDと単位カロリー値と重量を含む飲食物情報で構成される在庫情報と、ユーザが保管庫から取り出した飲食物の飲食物情報で構成される摂取情報を含み、
    管理サーバは、ユーザが使用する各保管庫の摂取情報をまとめた総摂取情報と総摂取情報の単位カロリー値と重量から計算されたカロリー値を累積した累積カロリー値をユーザ毎に保持する管理メモリを有し、
    保管庫は、ドアセンサがドアの開放を検出すると重量計測装置の計測値が変化するか監視し、重量値が変化するとタグリーダで庫内のICタグを読み取り、読み取った結果のIDを在庫情報のIDと比較して出し入れされた飲食物を特定し
    量が減少した場合特定された飲食物情報を在庫情報から摂取情報に移動し
    量が増加した場合、特定された飲食物のIDを摂取情報に含まれる各飲食物情報のIDと比較し、
    IDが一致しない場合特定された飲食物のID及び単位カロリー値と増加した重量で飲食物情報を作成して在庫情報に追加し、
    IDが一致した場合さらに摂取情報内の一致した飲食物情報の重量と増加した重量とを比較し、重量が一致した場合一致した飲食物情報を摂取情報から在庫情報に戻し、
    重量が一致しなかった場合摂取情報内の一致した飲食物情報の重量を増加した重量で減じた値に更新し、摂取情報内の一致した飲食物情報の重量を増加した重量に置き換えて作成した飲食物情報を在庫情報に追加し、
    ドアセンサがドアの閉鎖を検出すると摂取情報の変化分を更新情報として管理サーバに送り、
    管理サーバは、受け取った更新情報で総摂取情報を更新し、更新情報に含まれる単位カロリー値と重量から計算した摂取カロリーを管理メモリの累積カロリー値に加算して更新し、更新された累積カロリー値を保管庫に返送することを特徴とする摂取カロリー管理システム。
  2. 前記保管庫は表示装置を有し、前記管理サーバから累積カロリー値を受け取るとこれを表示装置に表示することを特徴とする請求項1の摂取カロリー管理システム。
  3. 前記管理メモリはユーザ毎に摂取カロリー制限値と通報先の情報を有し、前記管理サーバは前記更新された累積カロリー値が摂取カロリー制限値を超過した際に超過の警告するための電子メールを作成して通報先に送信することを特徴とする請求項1又は2の摂取カロリー管理システム。
  4. 前記管理メモリはユーザ毎に摂取カロリー制限値と通報先の情報を有し、前記管理サーバは更新された累積カロリー値が摂取カロリー制限値を超過した際に超過の警告を前記保管庫に返送し、前記保管庫は表示装置を有し、前記管理サーバから超過の警告を受け取るとこれを表示装置に表示することを特徴とする請求項1又は2の摂取カロリー管理システム。
  5. ICタグを取り付けた飲食物を保管する保管庫と管理サーバとを接続するシステムにおける摂取カロリー管理方法であって、
    ICタグは識別情報であるIDと取り付けた飲食物の重量当たりのカロリー値を示す単位カロリー値を記憶し、
    保管庫は、ドアの開閉を検出するドアセンサと、ICタグと無線通信してデータを読み出すタグリーダと、保管庫に収容された飲食物の重量を計測する重量計測装置と、記憶手段に設けた記憶領域である庫内メモリを有し、
    庫内メモリは、保管庫内に収容している飲食物毎のICタグのIDと単位カロリー値と重量を含む飲食物情報で構成される在庫情報と、ユーザが保管庫から取り出した飲食物の飲食物情報で構成される摂取情報を含み、
    管理サーバは、ユーザが使用する各保管庫の摂取情報をまとめた総摂取情報と総摂取情報の単位カロリー値と重量から計算されたカロリー値を累積した累積カロリー値をユーザ毎に保持する管理メモリを有し、
    保管庫は、ドアセンサがドアの開放を検出すると重量計測装置の計測値が変化するか監視し、重量値が変化するとタグリーダで庫内のICタグを読み取り、読み取った結果のIDを在庫情報のIDと比較して出し入れされた飲食物を特定し
    量が減少した場合特定された飲食物情報を在庫情報から摂取情報に移動し
    量が増加した場合、特定された飲食物のIDを摂取情報に含まれる各飲食物情報のIDと比較し、
    IDが一致しない場合特定された飲食物のID及び単位カロリー値と増加した重量で飲食物情報を作成して在庫情報に追加し、
    IDが一致した場合さらに摂取情報内の一致した飲食
    物情報の重量と増加した重量とを比較し、
    重量が一致した場合一致した飲食物情報を摂取情報から在庫情報に戻し、
    重量が一致しなかった場合摂取情報内の一致した飲食物情報の重量を増加した重量で減じた値に更新し、摂取情報内の一致した飲食物情報の重量を増加した重量に置き換えて作成した飲食物情報を在庫情報に追加し、
    アセンサがドアの閉鎖を検出すると摂取情報の変化分を更新情報として管理サーバに送り、
    管理サーバは、受け取った更新情報で総摂取情報を更新し、更新情報に含まれる単位カロリー値と重量から計算した摂取カロリーを管理メモリの累積カロリー値に加算して更新し、更新された累積カロリー値を保管庫に返送することを特徴とする摂取カロリー管理方法。
  6. 前記保管庫は表示装置を有し、前記管理サーバから累積カロリー値を受け取るとこれを表示装置に表示することを特徴とする請求項5の摂取カロリー管理方法。
  7. 前記管理メモリはユーザ毎に摂取カロリー制限値と通報先の情報を有し、前記管理サーバは前記更新された累積カロリー値が摂取カロリー制限値を超過した際に超過の警告するための電子メールを作成して通報先に送信することを特徴とする請求項5又は6の摂取カロリー管理方法。
  8. 前記管理メモリはユーザ毎に摂取カロリー制限値と通報先の情報を有し、前記管理サーバは更新された累積カロリー値が摂取カロリー制限値を超過した際に超過の警告を前記保管庫に返送し、前記保管庫は表示装置を有し、前記管理サーバから超過の警告を受け取るとこれを表示装置に表示することを特徴とする請求項5又は6の摂取カロリー管理方法。
  9. 識別情報であるIDと取り付けた飲食物の重量当たりのカロリー値を示す単位カロリー値を記憶するICタグを取り付けた飲食物を保管し管理サーバと接続する保管庫であって、
    ドアの開閉を検出するドアセンサと、ICタグと無線通信してデータを読み出すタグリーダと、保管庫に収容された飲食物の重量を計測する重量計測装置と、保管庫内に収容している飲食物毎のICタグのIDと単位カロリー値と重量を含む飲食物情報で構成される在庫情報とユーザが保管庫から取り出した飲食物の飲食物情報で構成される摂取情報を記憶する庫内メモリを有し、
    ドアセンサがドアの開放を検出すると重量計測装置の計測値が変化するか監視し、
    重量値が変化するとタグリーダで庫内のICタグを読み取り、読み取った結果のIDを在庫情報のIDと比較して出し入れされた飲食物を特定し
    量が減少した場合特定された飲食物情報を在庫情報から摂取情報に移動し
    量が増加した場合、特定された飲食物のIDを摂取情報に含まれる各飲食物情報のIDと比較し、
    IDが一致しない場合特定された飲食物のID及び単位カロリー値と増加した重量で飲食物情報を作成して在庫情報に追加し
    IDが一致した場合さらに摂取情報内の一致した飲食物情報の重量と増加した重量とを比較し、
    重量が一致した場合一致した飲食物情報を摂取情報から在庫情報に戻し、
    重量が一致しなかった場合摂取情報内の一致した飲食物情報の重量を増加した重量で減じた値に更新し、摂取情報内の一致した飲食物情報の重量を増加した重量に置き換えて作成した飲食物情報を在庫情報に追加し、
    アセンサがドアの閉鎖を検出すると摂取情報の変化分を更新情報として管理サーバに送り、
    管理サーバに、対象のユーザが使用する各保管庫から更新情報を集計させ、更新情報に含まれる単位カロリー値と重量から計算した摂取カロリーを累積し累積カロリー値を計算させることを特徴とする保管庫。
  10. ドアの開閉を検出するドアセンサがドアの開放を検出すると保管庫に収容された飲食物の重量を計測する重量計測装置の計測値が変化するか監視する手順と、
    重量値が変化すると保管庫内に収容された飲食物に取り付けられ識別情報であるIDと取り付けた飲食物の重量当たりのカロリー値を示す単位カロリー値を記憶するICタグをタグリーダで読み取る手順と、
    読み取った結果と保管庫に保管している飲食物の情報を示す在庫情報を比較して出し入れされた飲食物を特定する手順と
    量が減少した場合特定された飲食物の飲食物情報を在庫情報から摂取情報に移動する手順と、
    重量が増加した場合、特定された飲食物のIDを摂取情報に含まれる各飲食物情報のIDと比較する手順と、
    IDが一致しない場合特定された飲食物のID及び単位カロリー値と増加した重量で飲食物情報を作成して在庫情報に追加する手順と
    IDが一致した場合さらに摂取情報内の一致した飲食物情報の重量と増加した重量とを比較する手順と、
    重量が一致した場合一致した飲食物情報を摂取情報から在庫情報に戻す手順と、
    重量が一致しなかった場合摂取情報内の一致した飲食物情報の重量を増加した重量で減じた値に更新し、摂取情報内の一致した飲食物情報の重量を増加した重量に置き換えて作成した飲食物情報を在庫情報に追加する手順と
    アセンサがドアの閉鎖を検出すると摂取情報の変化分を更新情報として管理サーバに送り管理サーバに対象のユーザが使用する各保管庫から更新情報を集計させ、更新情報に含まれる単位カロリー値と重量から計算した摂取カロリーを累積し累積カロリー値を計算させる手順をコンピュータに実行させるプログラム。
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