JP4205635B2 - 物品検出システム - Google Patents

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Description

本発明は、物品検出システムに関し、特に、物品として食材、調理用品を検出する物品検出システムに関する。
従来では、家族が家で食事をする場合、その家族の主婦が調理(料理)をしていた。その主婦は、調理するために、家の台所をほぼ毎日利用している。このため、主婦は、調理するための物品(食材、調理用品)が台所のどの収納場所に収納されているのかを把握している。
一方、その家族の夫や子供は、調理を主婦に任せたままでいる場合、台所を利用しない。この場合、夫や子供は、物品(食材、調理用品)が台所のどの収納場所に収納されているのかを把握していない。このため、夫や子供は、主婦が不在のときに調理を試みようとする場合、物品(食材、調理用品)の収納場所が分からず、余計に台所を利用しなくなる。従って、夫や子供の料理離れを招いてしまう。
近年では、共働きの夫婦が増えている。このため、夫や子供が台所を利用しない場合、主婦に負担がかかってしまう。
ここで、従来の技術について紹介する。
特開2002−81848号公報(特許文献1)には、庫内に収容する食品の位置を検出できるようにする「食品管理保存庫」が記載されている。この食品管理保存庫は、複数のアンテナと、食品情報受信部と、検出手段とを備えている。複数のアンテナは、庫内に収容する食品に付された無線タグと通信できるように設けられている。食品情報受信部は、これら複数のアンテナのいずれかにより食品に付された無線タグと通信を行って食品情報を受信する。検出手段は、複数のアンテナの受信状態によって無線タグが付された食品の位置を検出する。
また、特開2002−46821号公報(特許文献2)には、「物品管理システム」が記載されている。この物品管理システムは、ICタグと、ICタグリーダと、測位手段と、位置管理サーバとを備えている。ICタグは、タグIDを含む特定の情報を記憶するとともに、ICタグリーダからの読み出し信号に応じて、特定の情報を含む応答信号をICタグリーダに返す。ICタグリーダは、ICタグに対して読み出し信号を送信するとともに、応答信号を受信する。測位手段は、ICタグリーダの位置を計測する。位置管理サーバは、応答信号の内容と自機に登録された内容が一致するときに、測位手段により得られる位置信号に基づいて、ICタグが貼り付けられた管理対象物品の位置を管理する。
また、特開平10−9753号公報(特許文献3)には、「冷凍冷蔵庫の食品在庫管理装置」が記載されている。この冷凍冷蔵庫の食品在庫管理装置は、食品画像処理手段と、入庫指示手段と、在庫期間積算手段と、在庫情報記憶手段と、食品情報表示手段と、出庫指示手段と、出庫食品選択手段と、在庫情報消去手段とを備えている。食品画像処理手段は、食品を入庫または出庫するときに使用者の撮影開始指示操作に対応して食品の画像を取り込む。入庫指示手段は、画像を取り込んだ食品の入庫を判定して指示する。在庫期間積算手段は、入庫を指示された食品の入庫時点からの経過時間を在庫期間として積算する。在庫情報記憶手段は、複数の食品について在庫の室名と食品画像と在庫期間とを食品情報として記憶する。食品情報表示手段は、食品情報を表示する。出庫指示手段は、食品の出庫を判定して指示する。出庫食品選択手段は、在庫情報記憶手段に記憶された複数の在庫食品から食品を選択する。在庫情報消去手段は、在庫情報記憶手段から在庫食品の食品情報を消去する。入庫指示手段は、食品画像処理手段が食品画像を取り込んだのち所定時間内に冷凍冷蔵庫の扉の開閉を検出したとき食品がその扉の室に入庫されたと判定し、在庫期間積算手段と在庫情報記憶手段とに入庫を指示して入庫食品の食品情報を記憶させる。出庫指示手段は、冷凍冷蔵庫の扉の開閉を検出したのち所定時間内に食品画像処理手段が食品画像を取り込み、かつ出庫食品選択手段によりその食品が食品情報の中から選択できた場合はその食品がその扉の室から出庫されたと判定し、在庫情報消去手段に指示して出庫食品の食品情報を消去させる。
特開2002−81848号公報 特開2002−46821号公報 特開平10−9753号公報
本発明の課題は、最新の収納場所を管理することができる物品検出システムを提供することにある。
本発明の他の課題は、利用者が物品の収納場所を把握することができる物品検出システムを提供することにある。
本発明の更に他の課題は、消費電力を低減することができる物品検出システムを提供することにある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用する番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の物品検出システムは、部屋(100)の複数の収納場所の各々に収納された物品に設けられたIDタグ(1−i)(i=1、2、…、m、mは整数)と、収納場所に設置されたリーダライタ(2−j)(j=1、2、…、n、nは整数)と、リーダライタ(2−j)とネットワークを介して接続された在庫管理サーバ(4)と、在庫管理サーバ(4)とネットワークを介して接続された情報処理端末(3)と、在庫管理サーバ(4)とネットワークを介して接続された検出部(5)とを具備している。
IDタグ(1−i)は、タグ識別子(1−i’)を保持し、読出信号に応じて、返答信号としてタグ識別子(1−i’)を送信する(S3)。
リーダライタ(2−j)は、検索要求に応じて、読出信号をIDタグ(1−i)に送信し、IDタグ(1−i)からのタグ識別子(1−i’)と、自己を識別するアンテナ識別子(2−j’)とを含む検索結果を送信する(S2、S4)。
在庫管理サーバ(4)は、制御装置(41)と記憶部(44)とを備えている。
情報処理端末(3)は、利用者に利用され、入力装置(32)と表示装置(33)とを備えている。
ここで、上記の物品は、食材又は調理用品を表している。タグ識別子(1−i’)は、物品を表す物品情報を含んでいる。
記憶部(44)は、在庫物品データベース(50)と、位置情報データベース(60)とを備えている。
位置情報データベース(60)には、リーダライタ(2−j)のアンテナ識別子(2−j’)と、収納場所を表す位置情報(61−j)とが格納されている。
制御装置(41)は、コンピュータプログラムを実行し、そのコンピュータプログラムである検索部(47)と制御部(46)とを備えている。
在庫管理サーバ(4)の検索部(47)は、検出信号に応じてリーダライタ(2−j)に検索要求を送信し、リーダライタ(2−j)からの検索結果を受信し、検索結果に含まれるタグ識別子(1−i’)とアンテナ識別子(2−j’)とを在庫物品データベース(50)に格納する。
利用者が入力装置(32)を用いて検索物品{“鍋(中)”}における物品検索要求をする。このとき、在庫管理サーバ(4)の制御部(46)は、在庫物品データベース(50)と位置情報データベース(60)とを参照して、物品検索結果を生成して表示装置(33)に表示する。
物品検索結果は、物品のうちの検索物品{“鍋(中)”}の物品情報と、位置情報のうちの、検索物品{“鍋(中)”}が収納された収納場所を表す検索位置情報(61−9)とを含む。
部屋(100)には、利用者により開閉される戸が設けられている。
検出部(5)は、戸検出部を備えている。この戸検出部は、戸の開閉を検出して、検出信号を在庫管理サーバ(4)に送信する。
本発明の物品検出システムによれば、利用者が入力装置(32)を用いて物品検索要求をしたとき、在庫管理サーバ(4)は、上記の物品検索結果を表示装置(33)に表示する。このため、利用者は、物品検索結果によって、部屋(100)のどの収納場所に検索物品{“鍋(中)”}が収納されているかを把握することができる。また、利用者は、物品検索結果によって、検索物品{“鍋(中)”}の物品情報(名称、画像、数量)を把握することができる。
在庫管理サーバ(4)が、リーダライタ(2−j)に検索要求を定期的に送信して、在庫物品データベース(50)により物品(食材、調理用品)の収納場所を管理している場合、在庫管理サーバ(4)が検索要求をリーダライタ(2−j)に送信してから、次の検索要求をリーダライタ(2−j)に送信するまでに、利用者が物品(食材、調理用品)を移動してしまう可能性がある。この場合、在庫物品データベース(50)により最新の収納場所を管理することが困難である。そこで、本発明の物品検出システムによれば、利用者が戸を開閉したとき、検出部(5)の戸検出部は、戸の開閉を検出して、検出信号を在庫管理サーバ(4)に送信する。在庫管理サーバ(4)は、検出信号を受け付けたときに、検出信号をトリガとして、リーダライタ(2−j)に検索要求を送信して、リーダライタ(2−j)からの検索結果を受信することによって、最新の収納場所を在庫物品データベース(50)により管理することができる。
在庫管理サーバ(4)が、リーダライタ(2−j)に検索要求を定期的に送信して、リーダライタ(2−j)からの検索結果を受信する場合、システム全体の消費電力が大きくなってしまう。そこで、本発明の物品検出システムによれば、利用者が戸を開閉したとき、在庫管理サーバ(4)は、リーダライタ(2−j)に検索要求を送信することにより、リーダライタ(2−j)に検索要求を定期的に送信する方式よりもシステム全体の消費電力を低減することができる。
部屋(100)には、収納場所のうちの第1収納場所を表す引出収納部(101、160)が設置されている。
引出収納部(101、160)には、リーダライタ(2−j)のうちの第1リーダライタ(2−3)が設置されている。
引出収納部(101、160)は、戸に対応し、物品のうちの第1物品を収納するための引出部(162)と、引出部(162)を収納可能な引出用収納部(161)とを含む。
戸検出部は、引出収納部(160)の開閉を検出する引出検出部(6)を備えている。
引出検出部(6)は、引出部(162)に設けられた引出検出支援部(6−1)と、引出用収納部(161)に設けられた引出検出制御部(6−2)とを備えている。
引出部(162)が引出用収納部(161)に収納されているとき、引出検出支援部(6−1)と引出検出制御部(6−2)との距離は第1設定距離(L)に保持されている。
引出検出制御部(6−2)は、利用者により引出用収納部(161)から引出部(162)が引き出され、引出検出支援部(6−1)と引出検出制御部(6−2)との距離が第1設定距離(L)よりも長いとき、引出部(162)が開けられたことを検出する。次に、引出検出制御部(6−2)は、引出部(162)が開けられたことを検出した後に、利用者により引出部(162)が引出用収納部(161)に収納され、引出検出支援部(6−1)と引出検出制御部(6−2)との距離が第1設定距離(L)であるとき、引出部(162)が閉じられたことを検出する(S61)。
このとき、引出検出制御部(6−2)は、検出信号として第1検出信号を在庫管理サーバ(4)に送信する(S62)。
引出収納部(160)の開閉を検出するとき、引出検出支援部(6−1)と引出検出制御部(6−2)とを接触させる場合、引出検出部(6){引出検出支援部(6−1)、引出検出制御部(6−2)}が壊れてしまう可能性がある。従って、引出検出支援部(6−1)と引出検出制御部(6−2)とを接触させないで、例えば電磁力により、引出検出部(6){引出検出支援部(6−1)、引出検出制御部(6−2)}が引出収納部160の開閉を検出することが好ましい。
部屋(100)には、収納場所のうちの第2収納場所を表す扉収納部(104、170)が設置されている。
扉収納部(104、170)には、リーダライタ(2−j)のうちの第2リーダライタ(2−9)が設置されている。
扉収納部(104、170)は、物品のうちの第2物品を収納するための扉用収納部(172)と、扉用収納部(172)に設けられ、戸に対応し、開閉可能な扉部(171)とを含む。
戸検出部は、扉部(171)の開閉を検出する収納扉検出部(7)を備えている。
収納扉検出部(7)は、扉部(171)に設けられた扉検出支援部(7−1)と、扉用収納部(172)に設けられた扉検出制御部(7−2)とを備えている。
扉部(171)が閉じられているとき、扉検出支援部(7−1)と扉検出制御部(7−2)との距離は第2設定距離(L)に保持されている。
扉検出制御部(7−2)は、利用者により扉部(171)が開けられ、扉検出支援部(7−1)と扉検出制御部(7−2)との距離が第2設定距離(L)よりも長いとき、扉部(171)が開けられたことを検出する。次に、扉検出制御部(7−2)は、扉部(171)が開けられたことを検出した後に、利用者により扉部(171)が閉じられ、扉検出支援部(7−1)と扉検出制御部(7−2)との距離が第2設定距離(L)であるとき、扉部(171)が閉じられたことを検出する(S71)。
このとき、扉検出制御部(7−2)は、検出信号として第2検出信号を在庫管理サーバ(4)に送信する(S72)。
扉収納部(170)の開閉を検出するとき、扉検出支援部(7−1)と扉検出制御部(7−2)とを接触させる場合、収納扉検出部(7){扉検出支援部(7−1)、扉検出制御部(7−2)}が壊れてしまう可能性がある。従って、扉検出支援部(7−1)と扉検出制御部(7−2)とを接触させないで、電磁力により、収納扉検出部(7){扉検出支援部(7−1)、扉検出制御部(7−2)}が扉収納部(170)の開閉を検出することが好ましい。
利用者は、第1区域(200)である部屋(100)の外から、第2区域である部屋(100)に進入可能である。
部屋(100)には、第1区域(200)と第2区域(100)との間に設けられた壁(180)と、ドア(107)とが設置され、壁(180)には、開口部が設けられ、ドア(107)は、開口部に収まるように壁(180)に設けられている。
戸検出部は、ドア(107)の開閉を検出するドア検出部(8)を備えている。
ドア検出部(8)は、ドア(107)に設けられたドア検出支援部(8−1)と、壁(180)に設けられたドア検出制御部(8−2)とを備えている。
ドア(107)が閉じられているとき、ドア検出支援部(8−1)とドア検出制御部(8−2)との距離は第3設定距離(L)に保持されている。
ドア検出制御部(8−2)は、利用者によりドア(107)が開けられ、ドア検出支援部(8−1)とドア検出制御部(8−2)との距離が第3設定距離(L)よりも長いとき、ドア(107)が開けられたことを検出する(S81)。
このとき、ドア検出制御部(8−2)は、検出信号として第3検出信号を在庫管理サーバ(4)に送信する(S82)。
ドア(107)の開閉を検出するとき、ドア検出支援部(8−1)とドア検出制御部(8−2)とを接触させる場合、ドア検出部(8){ドア検出支援部(8−1)、ドア検出制御部(8−2)}が壊れてしまう可能性がある。従って、ドア検出支援部(8−1)とドア検出制御部(8−2)とを接触させないで、電磁力により、ドア検出部(8){ドア検出支援部(8−1)、ドア検出制御部(8−2)}がドア(107)の開閉を検出することが好ましい。また、利用者は、部屋(100)に行くとき、ドア(107)を開閉して部屋(100)に入るため、上記のドア検出部(8)がドア(107)の開閉を検出することが好ましい。
本発明の物品検出システムは、部屋(100)の複数の収納場所の各々に収納された物品に設けられたIDタグ(1−i)(i=1、2、…、m、mは整数)と、収納場所に設置されたリーダライタ(2−j)(j=1、2、…、n、nは整数)と、リーダライタ(2−j)とネットワークを介して接続された在庫管理サーバ(4)と、在庫管理サーバ(4)とネットワークを介して接続された情報処理端末(3)と、在庫管理サーバ(4)とネットワークを介して接続された検出部(5)とを具備している。
IDタグ(1−i)は、タグ識別子(1−i’)を保持し、読出信号に応じて、返答信号としてタグ識別子(1−i’)を送信する(S3)。
リーダライタ(2−j)は、検索要求に応じて、読出信号をIDタグ(1−i)に送信し、IDタグ(1−i)からのタグ識別子(1−i’)と、自己を識別するアンテナ識別子(2−j’)とを含む検索結果を送信する(S2、S4)。
在庫管理サーバ(4)は、制御装置(41)と記憶部(44)とを備えている。
情報処理端末(3)は、利用者に利用され、入力装置(32)と表示装置(33)とを備えている。
ここで、上記の物品は、食材又は調理用品を表している。タグ識別子(1−i’)は、物品を表す物品情報を含んでいる。
記憶部(44)は、在庫物品データベース(50)と、位置情報データベース(60)とを備えている。
位置情報データベース(60)には、リーダライタ(2−j)のアンテナ識別子(2−j’)と、収納場所を表す位置情報(61−j)とが格納されている。
制御装置(41)は、コンピュータプログラムを実行し、そのコンピュータプログラムである検索部(47)と制御部(46)とを備えている。
在庫管理サーバ(4)の検索部(47)は、検出信号に応じてリーダライタ(2−j)に検索要求を送信し、リーダライタ(2−j)からの検索結果を受信し、検索結果に含まれるタグ識別子(1−i’)とアンテナ識別子(2−j’)とを在庫物品データベース(50)に格納する。
利用者が入力装置(32)を用いて検索物品{“鍋(中)”}における物品検索要求をする。このとき、在庫管理サーバ(4)の制御部(46)は、在庫物品データベース(50)と位置情報データベース(60)とを参照して、物品検索結果を生成して表示装置(33)に表示する。
物品検索結果は、物品のうちの検索物品{“鍋(中)”}の物品情報と、位置情報のうちの、検索物品{“鍋(中)”}が収納された収納場所を表す検索位置情報(61−9)とを含む。
利用者は、第1区域(200)である部屋(100)の外から、第2区域である部屋(100)に進入可能である。
検出部(5)は、進入検出部を備えている。この進入検出部は、第1区域(200)から第2区域(100)に進入する利用者を検出して、検出信号を在庫管理サーバ(4)に送信する。
本発明の物品検出システムによれば、利用者が第1区域(200)から第2区域(100)に進入したとき、検出部(5)の進入検出部は、第1区域(200)から第2区域(100)に進入する利用者を検出して、検出信号を在庫管理サーバ(4)に送信する。在庫管理サーバ(4)は、検出信号を受け付けたときに、検出信号をトリガとして、リーダライタ(2−j)に検索要求を送信して、リーダライタ(2−j)からの検索結果を受信することによって、最新の収納場所を在庫物品データベース(50)により管理することができる。
本発明の物品検出システムによれば、利用者が第1区域(200)から第2区域(100)に進入したとき、在庫管理サーバ(4)は、リーダライタ(2−j)に検索要求を送信することにより、リーダライタ(2−j)に検索要求を定期的に送信する方式よりもシステム全体の消費電力を低減することができる。
また、部屋(100)にはドア(107)が設置されていない場合も考えられる。この場合でも、利用者は、部屋(100)に行くとき、第1区域(200)から第2区域(100)に進入するため、第1区域(200)から第2区域(100)に進入する利用者を上記の進入検出部(9、10)が検出することが好ましい。
進入検出部は、第1区域(200)と第2区域(100)との間の第3区域(300)に設けられた赤外線検出部(9)を備えている。
利用者が第1区域(200)から第3区域(300)を通って第2区域(100)に進入するとき、赤外線検出部(9)は、赤外線を用いて第3区域(300)に存在する利用者を検出する(S91)。
このとき、赤外線検出部(9)は、検出信号として第4検出信号を在庫管理サーバ(4)に送信する(S92)。
第1区域(200)から第2区域(100)に進入する利用者を検出する場合、上記の赤外線検出部(9)が赤外線を用いて検出することが好ましい。
進入検出部は、第1区域(200)と第2区域(100)との間の第3区域(300)に設けられた重量検出部(10)を備えている。
利用者が第1区域(200)から第3区域(300)を通って第2区域(100)に進入するとき、重量検出部(10)は、第3区域(300)に存在する利用者の重量を検出する(S101)。
このとき、重量検出部(10)は、検出信号として第5検出信号を在庫管理サーバ(4)に送信する(S102)。
第1区域(200)から第2区域(100)に進入する利用者を検出する場合、上記の重量検出部(10)が利用者の重量を検出することが好ましい。
本発明の物品検出システムは、最新の収納場所を管理することができる。
本発明の物品検出システムは、利用者が物品(食材、調理用品)の収納場所を把握することができる。
本発明の物品検出システムは、消費電力を低減することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明の物品検出システムについて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの構成を示すブロック図である。本発明の第1実施形態に係る物品検出システムは、IDタグ1−1〜1−m(mは1以上の整数)と、リーダライタ2−1〜2−n(nは1以上の整数)と、情報処理端末3と、在庫管理サーバ4と、検出部5とを具備している。
在庫管理サーバ4は、ネットワークを介してリーダライタ2−1〜2−n、情報処理端末3、検出部5に接続されている。在庫管理サーバ4とリーダライタ2−1〜2−nとを接続するネットワークは、在庫管理サーバ4と検出部5とを接続するネットワークと同じでもよいし、異なっていてもよい。在庫管理サーバ4とリーダライタ2−1〜2−nとを接続するネットワークは、在庫管理サーバ4と情報処理端末3とを接続するネットワークと同じでもよいし、異なっていてもよい。
情報処理端末3は、台所の利用者に利用される。情報処理端末3は、PC(Personal Computer)、又は、携帯端末である。携帯端末としてはPDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話機が例示される。例えば、情報処理端末3が携帯端末として携帯電話機である場合、在庫管理サーバ4と情報処理端末3とは、無線ネットワークにより接続される。
検出部5は、戸検出部である引出検出部6、収納扉検出部7、ドア検出部8の少なくとも1つを具備している。戸検出部は、利用者により開閉される戸の開閉を検出して、検出信号を在庫管理サーバ4に送信する。戸は、台所に設けられている。戸と、引出検出部6、収納扉検出部7、ドア検出部8とについては後述する。
IDタグ1−i(i=1、2、…、m)は、物品に設けられている。物品は、食材又は調理用品を表している。IDタグ1−iが設けられた物品(食材、調理用品)は、台所の複数の収納場所の各々に収納される。
食材としては、肉類、魚類、野菜類、調味料(塩、砂糖、味醂)、加工食品(カレールー、バター、…)が例示される。食材は、容器(又はビニール)により包装されている。この場合、IDタグ1−iは、容器に設けられている。
調理用品としては、鍋、フライパン、釜(圧力釜)、食器(皿、スプーン、フォーク、…)が例示される。この場合、IDタグ1−iは、調理用品に設けられている。
リーダライタ2−j(j=1、2、…、n)は、利用者が物品(食材、調理用品)を用いて調理するために使われ、台所の各収納場所に設置される。リーダライタ2−jは、読出信号として電波を送信する。読出信号は、所定範囲に送信される。所定範囲にIDタグ1−iが存在する場合、リーダライタ2−jは、IDタグ1−iと通信可能であり、IDタグ1−iからの返答信号として電波を受信する。
図2は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの適用例として、台所100の間取りを示す概念図である。台所100には、上記の収納場所として、食器棚101、保管棚102、冷蔵庫103、流し台104、コンロ105、テーブル106が設置されている。利用者は、物品をコンロ105、テーブル106に収納できないが、物品をコンロ105、テーブル106に置きっぱなしにする場合があるため、コンロ105、テーブル106も収納場所とする。また、台所100には、ドア107が設置されている。利用者は、第1区域(廊下、居間)である台所100の外から、ドア107を開閉して、第2区域である台所100に進入可能である。第1区域を廊下200とする。
例えば、リーダライタ2−1、2−2、2−3、在庫管理サーバ4は、物品の収納スペースの妨げにならないように、食器棚101の中に設置されている。リーダライタ2−4は、物品の収納スペースの妨げにならないように、保管棚102の中に設置されている。リーダライタ2−5、2−6、2−7は、物品の収納スペースの妨げにならないように、冷蔵庫103の中に設置されている。リーダライタ2−8、2−9は、物品の収納スペースの妨げにならないように、流し台104の中に設置されている。情報処理端末3は、調理の妨げにならないように、流し台104の上に設置されている。リーダライタ2−10は、調理の妨げにならないように、コンロ105の近傍に設置されている。リーダライタ2−11は、食事の妨げにならないように、テーブル106の上に設置されている。
図3は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの適用例として、引出又は扉を外したときの食器棚101の正面図を示す。食器棚101は、収納場所として、例えば第1段目から第3段目までの収納部を具備している。
食器棚101の第1収納部(1段目)には、在庫管理サーバ4が設置されている。食器棚101の第1収納部(1段目)の上面部には、リーダライタ2−1が設置されている。食器棚101の第2収納部(2段目)の上面部には、リーダライタ2−2が設置されている。食器棚101の第3収納部(3段目)の上面部には、リーダライタ2−3が設置されている。
図4は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの適用例として、引出又は扉を外したときの冷蔵庫103の正面図を示す。冷蔵庫103は、収納場所として、例えば第1段目から第3段目までの収納部を具備している。
冷蔵庫103の第1収納部(1段目)は、野菜室である。冷蔵庫103の野菜室の上面部には、リーダライタ2−5が設置されている。冷蔵庫103の第2収納部(2段目)は、冷凍室である。冷蔵庫103の冷凍室の上面部には、リーダライタ2−6が設置されている。冷蔵庫103の第3収納部(3段目)は、冷蔵室である。冷蔵庫103の冷蔵室の上面部には、リーダライタ2−7が設置されている。
図5は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの適用例として、引出又は扉を外したときの流し台104の正面図を示す。流し台104は、収納場所として、例えば、左側の収納部と、右側の収納部とを具備している。
流し台104の左側の収納部の上面部には、リーダライタ2−8が設置されている。流し台104の右側の収納部の上面部には、リーダライタ2−9が設置されている。
図6A、図6Bは、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの適用例として、検出部5である引出検出部6が設置される収納場所を示す。
台所100には、収納場所のうちの第1収納場所を表す引出収納部160が設置されている。例えば、食器棚101の第3収納部(3段目)が引出収納部160であるものとする。引出収納部160は、物品のうちの第1物品を収納するための引出部162と、引出部162を収納可能な引出用収納部161とを含んでいる。引出部162は、上記の戸に対応する。
引出部162は、下面部162−1と収納用上部162−2と側面部とを有し、貫通しない穴が収納用上部162−2に設けられた箱型である。第1物品は、収納用上部162−2から収納される。
引出用収納部161は、食器棚101の貫通しない穴に設けられ、底面部161−1と上面部161−2と側面部とを有する。下面部162−1と収納用上部162−2との間の引出部162の側面部には、底面部161−1に平行な方向に延びる引出用突起部164が設けられている。底面部161−1と上面部161−2との間の引出用収納部161の側面部には、底面部161−1に平行な方向に延び、引出用突起部164を指示する引出用支持部163が設けられている。引出用支持部163は、引出部162が引出用収納部161からスライドして引き出せるように、引出用収納部161の側面部に設けられている。
引出用収納部161の上面部161−2には、リーダライタ2−3が設けられている。引出用支持部163は、収納用上部162−2とリーダライタ2−3とが接触しないように、引出用収納部161の側面部に設けられている。
検出部5である引出検出部6は、引出収納部160の開閉を検出する。引出検出部6は、引出検出支援部6−1と、引出検出制御部6−2とを備えている。
引出検出支援部6−1は、引出部162の下面部162−1に設けられ、引出検出制御部6−2は、引出用収納部161の底面部161−1に設けられている。引出検出支援部6−1と引出検出制御部6−2とは、引出部162が引出用収納部161に収納されているとき、引出検出支援部6−1と引出検出制御部6−2との距離が第1設定距離Lに保持されるように設けられている。第1設定距離Lに保持されているときに引出検出支援部6−1と引出検出制御部6−2との間には電磁力が働く。このため、上記の引出用支持部163は、底面部161−1と下面部162−1との距離と、引出部162の厚みと引出用収納部161の厚みと第1設定距離Lとの合計とが同じになるように、引出用収納部161の側面部に設けられている。
引出検出支援部6−1は、引出部162の下面部162−1の前面側に設けられ、引出検出制御部6−2は、引出用収納部161の底面部161−1の前面側に設けられていることが好ましい。前面側とは、食器棚101の引出収納部160を利用者が利用するときの面と、底面部161−1とが直交する点P161付近を表している。
例えば、引出検出支援部6−1は、引出部162の下面部162−1の後方側に設けられ、引出検出制御部6−2は、引出用収納部161の底面部161−1の後方側に設けられているものとする。後方側とは、底面部161−1の点P161から所定長さだけ離れた点P162付近を表している。所定長さは、底面部161−1の長さを表している。引出部162の長さが上記の所定長さよりも短い場合、引出検出支援部6−1と引出検出制御部6−2との間には電磁力が働かない。このように、引出検出支援部6−1は、引出部162の下面部162−1の前面側に設けられ、引出検出制御部6−2は、引出用収納部161の底面部161−1の前面側に設けられていることが好ましい。
引出検出制御部6−2は、利用者により引出用収納部161から引出部162が引き出され、引出検出支援部6−1と引出検出制御部6−2との距離が第1設定距離Lよりも長いとき(例えば距離L106、L106>L)、電磁力が働かないため、引出部162(上記の戸に対応)が開けられたことを検出(認識)する。
引出部162(戸)が開けられたことを検出(認識)した後に、利用者により引出部162が引出用収納部161に収納され、引出検出支援部6−1と引出検出制御部6−2との距離が第1設定距離Lであるとき、引出部162(戸)が閉じられたことを検出し、検出信号として第1検出信号を在庫管理サーバ4に送信する。
引出収納部160の開閉を検出するとき、引出検出支援部6−1と引出検出制御部6−2とを接触させる場合、引出検出部6(引出検出支援部6−1、引出検出制御部6−2)が壊れてしまう可能性がある。従って、引出検出支援部6−1と引出検出制御部6−2とを接触させないで、電磁力により、引出検出部6(引出検出支援部6−1、引出検出制御部6−2)が引出収納部160の開閉を検出することが好ましい。
図7A、図7Bは、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの適用例として、検出部5である収納扉検出部7が設置される収納場所を示す。
台所100には、収納場所のうちの第2収納場所を表す扉収納部170が設置されている。例えば、流し台104の右側の収納部が扉収納部170であるものとする。扉収納部170は、物品のうちの第2物品を収納するための扉用収納部172と、扉用収納部172に設けられた扉部171とを含んでいる。扉部171は、上記の戸に対応し、開閉可能である。
扉部171は、表面部171−1と背面部171−2とを有し、扉部171の辺のうちの1辺が軸(図示省略)を介して扉用収納部172に設けられている。第2物品は、扉部171を開けて扉用収納部172に収納される。
扉用収納部172は、流し台104の貫通しない穴に設けられ、底面部と上面部と側面部とを有する。扉用収納部172の上面部には、リーダライタ2−9が設けられている。また、扉用収納部172は、流し台104の扉収納部170を利用者が利用するときの面である表面部172−1を有する。
検出部5である収納扉検出部7は、扉収納部170の開閉を検出する。収納扉検出部7は、扉検出支援部7−1と、扉検出制御部7−2とを備えている。
扉検出支援部7−1は、扉部171の表面部171−1に設けられ、扉検出制御部7−2は、扉用収納部172に設けられている。扉検出支援部7−1と扉検出制御部7−2とは、扉部171が閉じられているとき、扉検出支援部7−1と扉検出制御部7−2との距離が第2設定距離Lに保持されるように設けられる。第2設定距離Lに保持されているときに扉検出支援部7−1と扉検出制御部7−2との間には電磁力が働く。
扉検出制御部7−2は、利用者により扉部171が開けられ、扉検出支援部7−1と扉検出制御部7−2との距離が第2設定距離Lよりも長いとき(例えば距離L107、L107>L)、電磁力が働かないため、扉部171(上記の戸に対応)が開けられたことを検出(認識)する。
扉部171(戸)が開けられたことを検出(認識)した後に、利用者により扉部171(戸)が閉じられ、扉検出支援部7−1と扉検出制御部7−2との距離が第2設定距離Lであるとき、扉部171(戸)が閉じられたことを検出し、検出信号として第2検出信号を在庫管理サーバ4に送信する。
扉収納部170の開閉を検出するとき、扉検出支援部7−1と扉検出制御部7−2とを接触させる場合、収納扉検出部7(扉検出支援部7−1、扉検出制御部7−2)が壊れてしまう可能性がある。従って、扉検出支援部7−1と扉検出制御部7−2とを接触させないで、電磁力により、収納扉検出部7(扉検出支援部7−1、扉検出制御部7−2)が扉収納部170の開閉を検出することが好ましい。
図8A、図8Bは、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの適用例として、検出部5であるドア検出部8が設置される場所を示す。
台所100には、第1区域(廊下200)と第2区域(台所100)との間に設けられた壁180と、上記のドア107とが設置されている。壁180には、開口部が設けられている。ドア107は、開口部に収まるように壁180に設けられている。ドア107は、上記の戸に対応し、開閉可能である。
ドア107は、表面部107−1と背面部107−2とを有し、ドア107の辺のうちの1辺が軸(図示省略)を介して壁180に設けられている。
壁180は、台所100側の面である表面部180−1と、廊下200側の面である背面部180−2とを有する。
検出部5であるドア検出部8は、ドア107の開閉を検出する。ドア検出部8は、ドア検出支援部8−1と、ドア検出制御部8−2とを備えている。
ドア検出支援部8−1は、ドア107の表面部107−1に設けられ、ドア検出制御部8−2は、壁180の表面部180−1に設けられている。ドア検出支援部8−1とドア検出制御部8−2とは、ドア107が閉じられているとき、ドア検出支援部8−1とドア検出制御部8−2との距離が第3設定距離Lに保持されるように設けられる。第3設定距離Lに保持されているときにドア検出支援部8−1とドア検出制御部8−2との間には電磁力が働く。
ドア検出制御部8−2は、利用者によりドア107が開けられ、ドア検出支援部8−1とドア検出制御部8−2との距離が第3設定距離Lよりも長いとき(例えば距離L108、L108>L)、電磁力が働かないため、ドア107(上記の戸に対応)が開けられたことを検出(認識)する。このとき、ドア検出制御部8−2は、検出信号として第3検出信号を在庫管理サーバ4に送信する。
ドア107の開閉を検出するとき、ドア検出支援部8−1とドア検出制御部8−2とを接触させる場合、ドア検出部8(ドア検出支援部8−1、ドア検出制御部8−2)が壊れてしまう可能性がある。従って、ドア検出支援部8−1とドア検出制御部8−2とを接触させないで、電磁力により、ドア検出部8(ドア検出支援部8−1、ドア検出制御部8−2)がドア107の開閉を検出することが好ましい。また、利用者は、台所100に行くとき、ドア107を開閉して台所100に入るため、上記のドア検出部8がドア107の開閉を検出することが好ましい。
図9は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムのIDタグ1−iの構成を示すブロック図である。IDタグ1−iは、アンテナ11、ICチップ12を具備している。ICチップ12は、送信部13、受信部14、記憶部15、整流部16を具備している。記憶部15には、タグ識別子1−i’が格納されている。
IDタグ1−iのアンテナ11は、リーダライタ2−jからの読出信号として電波を受信する。IDタグ1−iの受信部14は、そのアンテナ11が電波を受信したことを検知する。このとき、IDタグ1−iの整流部16は、共振作用により起電力を発生する(例示;電磁誘導)。IDタグ1−iの送信部13は、起電力により、その記憶部15からタグ識別子1−i’を読み出して、返答信号としてタグ識別子1−i’を送信する。
図10は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムにおけるタグ識別子1−i’を示す。タグ識別子1−i’は、IDタグ1−iを識別するためのIDと、IDタグ1−iに設けられた物品を表す物品情報とを含む。
その物品が調理用品である場合、調理用品の物品情報は、調理用品の名称と、調理用品が撮影された画像とを含む。IDと調理用品の物品情報(調理用品の名称、調理用品の画像)とは、調理用品を製造する製造元の作業員、調理用品を販売する店頭の作業員によって、IDタグ1−iの記憶部15にタグ識別子1−i’として予めに格納される。
その物品が食材である場合、食材の物品情報は、食材の名称と、食材が撮影された画像と、利用者により消費されることを表す消耗品情報とを含む。消耗品情報は、食材の数量を含む。食材の数量は、例えば、5個の“ジャガイモ”が容器に包装され、その容器にIDタグ1−iが設けられている場合、“5”を表す。IDと食材の物品情報(食材の名称、食材の画像、消耗品情報)とは、食材を製造・加工する製造元、食材を販売する店頭の作業員によって、IDタグ1−iの記憶部15にタグ識別子1−i’として予めに格納される。
また、物品(食材、調理用品)の物品情報は、物品(食材、調理用品)を特定する流通情報{JAN(Japanese Article Number)コード}を更に含んでいる場合もある。
図11は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムのリーダライタ2−jの構成を示すブロック図である。リーダライタ2−jは、アンテナ21と、コンピュータであるコントローラー22とを具備している。コントローラー22は、送信部23、受信部24、記憶部25、制御部26を具備している。記憶部25には、リーダライタ2−jを識別するためのアンテナ識別子2−j’が格納されている。アンテナ識別子2−j’は、リーダライタ2−jを製造する製造元の作業員、リーダライタ2−jを販売する店頭の作業員によって、記憶部25に予めに格納される。
リーダライタ2−jには、例えば、自動モード、又は、ユーザ設定モードが設定される。
自動モードが設定された場合、リーダライタ2−jの制御部26は、在庫管理サーバ4から検索要求を受信したとき、その送信部23、受信部24、記憶部25を制御する。この場合、リーダライタ2−jの送信部23は、検索要求に応じて、電波によって読出信号をIDタグ1−iに送信する。リーダライタ2−jの受信部24は、IDタグ1−iからの返答信号であるタグ識別子1−i’を受信する。リーダライタ2−jの制御部26は、その記憶部25からアンテナ識別子2−j’を読み出して、タグ識別子1−i’とアンテナ識別子2−j’とを含む検索結果を在庫管理サーバ4に送信する。
ユーザ設定モードが設定された場合、利用者がリーダライタ2−jを操作することにより、リーダライタ2−jの制御部26は、その送信部23、受信部24、記憶部25を制御する。この場合、リーダライタ2−jと外部装置とを接続することにより、IDタグ1−iの記憶部25に新たな情報を格納することができる。例えば、IDタグ1−iの記憶部15に物品(食材、調理用品)の画像が格納されていない場合、新たな情報は、物品(食材、調理用品)の画像であり、外部装置は、カメラ又は情報処理端末3である。リーダライタ2−jの制御部26は、利用者の操作により、外部装置からの画像を取り込む。このとき、リーダライタ2−jの制御部26は、取り込んだ画像がIDタグ1−iの記憶部15に格納されるように、その送信部23を制御する。
図12は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの情報処理端末3の構成を示すブロック図である。情報処理端末3は、制御装置31と、入力装置32と、表示装置33と、通信装置34とを具備している。
入力装置32は、キーボタン(テンキー、リターンキー、…)を含むキーボードと、ポインティングデバイスとを含む。
表示装置33としてはLCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electroluminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイが例示される。
通信装置34は、ネットワークを介して在庫管理サーバ4に接続されている。
制御装置31は、入力装置32、表示装置33、通信装置34に接続されている。制御装置31は、実行部であるCPU(Central Processing Unit)35と、記憶部36とを具備している。記憶部36には、CPU35が実行するためのコンピュータプログラム37が格納されている。コンピュータプログラム37は、制御部(制御プログラム)38を含んでいる。制御部38の動作については後述する。
また、情報処理端末3は、利用者の入力装置32による入力・操作を補助するための出力装置(図示しない)を具備している場合もある。出力装置としては、スピーカが例示される。この場合、出力装置は制御装置31に接続され、制御装置31の制御部38は、後述の画面を表示装置33に表示したときに、画面が表示されたことを利用者に通知するための音又は音声を出力装置により出力する。
図13は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの在庫管理サーバ4の構成を示すブロック図である。在庫管理サーバ4は、制御装置41と、通信装置42とを具備している。
通信装置42は、ネットワークを介してリーダライタ2−1〜2−nと、情報処理端末3の通信装置34と、引出検出部6の引出検出制御部6−2、収納扉検出部7の扉検出制御部7−2と、ドア検出部8のドア検出制御部8−2とに接続されている。
制御装置41は、通信装置42に接続されている。制御装置41は、実行部であるCPU43と、記憶部44とを具備している。記憶部44には、CPU43が実行するためのコンピュータプログラム45、データベース48が格納されている。コンピュータプログラム45は、制御部(制御プログラム)46、検索部(検索プログラム)47を含んでいる。データベース48は、在庫物品データベース50、位置情報データベース60を含んでいる。制御部46、検索部47の動作については後述する。
図14は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの在庫管理サーバ4の在庫物品データベース50を示す。在庫物品データベース50には、タグ識別子1−1’〜1−m’と、アンテナ識別子とが検索部47によって格納される。
図15は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの在庫管理サーバ4の位置情報データベース60を示す。位置情報データベース60には、アンテナ識別子2−1’〜2−n’と、収納場所を表す位置情報61−1〜61−nと、収納場所が描写された地図データ62とが対応付けられて格納されている。
例えば、位置情報61−1は、リーダライタ2−1が設置された食器棚101の第1収納部(1段目)を表す。位置情報61−2は、リーダライタ2−2が設置された食器棚101の第2収納部(2段目)を表す。位置情報61−3は、リーダライタ2−3が設置された食器棚101の第3収納部(3段目)を表す。位置情報61−4は、リーダライタ2−4が設置された保管棚102を表す。位置情報61−5は、リーダライタ2−5が設置された冷蔵庫103の野菜室を表す。位置情報61−6は、リーダライタ2−6が設置された冷蔵庫103の冷凍室を表す。位置情報61−7は、リーダライタ2−7が設置された冷蔵庫103の冷蔵室を表す。位置情報61−8は、リーダライタ2−8が設置された流し台104の左側の収納部を表す。位置情報61−9は、リーダライタ2−9が設置された流し台104の右側の収納部を表す。位置情報61−10は、リーダライタ2−10が設置されたコンロ105を表す。位置情報61−11は、リーダライタ2−11が設置されたテーブル106を表す。
次に、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの動作について説明する。本発明の第1実施形態に係る物品検出システムは、その動作として、戸検出処理、検索制御処理、検索要求処理を実行する。ここで、リーダライタ2−jには自動モードが設定されている。
図16は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの動作として、引出検出部6が実行する戸検出処理を示すフローチャートである。
利用者は、台所100で調理する前に、引出収納部160の引出部162を引出用収納部161から引き出す。このとき、引出検出部6の引出検出支援部6−1と引出検出制御部6−2との距離が第1設定距離Lよりも長くなり、引出検出支援部6−1と引出検出制御部6−2との間には電磁力が働かない。このため、引出検出制御部6−2は、引出部162(戸)が開けられたことを検出(認識)する。その後、利用者は、引出部162を引出用収納部161に収納する。このとき、引出検出支援部6−1と引出検出制御部6−2との距離が第1設定距離Lに保持され、引出検出支援部6−1と引出検出制御部6−2との間には電磁力が働く。このため、引出検出制御部6−2は、引出部162(戸)が閉じられたことを検出する(ステップS61−YES)。
引出検出制御部6−2は、ステップS61にて引出収納部160の開閉を検出したとき、検出信号(第1検出信号)を在庫管理サーバ4に送信する(ステップS62)。
図17は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの動作として、収納扉検出部7が実行する戸検出処理を示すフローチャートである。
利用者は、台所100で調理する前に、扉収納部170の扉部171が開ける。このとき、収納扉検出部7の扉検出支援部7−1と扉検出制御部7−2との距離が第2設定距離Lよりも長くなり、扉検出支援部7−1と扉検出制御部7−2との間には電磁力が働かない。このため、扉検出制御部7−2は、扉部171(戸)が開けられたことを検出(認識)する。その後、利用者は、扉部171(戸)を閉じる。このとき、扉検出支援部7−1と扉検出制御部7−2との距離が第2設定距離Lに保持され、扉検出支援部7−1と扉検出制御部7−2との間には電磁力が働く。このため、扉検出制御部7−2は、扉部171(戸)が閉じられたことを検出する(ステップS71−YES)。
扉検出制御部7−2は、ステップS71にて扉収納部170の開閉を検出したとき、検出信号(第2検出信号)を在庫管理サーバ4に送信する(ステップS72)。
図18は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの動作として、ドア検出部8が実行する戸検出処理を示すフローチャートである。
利用者は、台所100に行くために、ドア107を開ける。このとき、ドア検出部8のドア検出支援部8−1とドア検出制御部8−2との距離が第3設定距離Lよりも長くなり、ドア検出支援部8−1とドア検出制御部8−2との間には電磁力が働かない。このため、ドア検出制御部8−2は、ドア107(戸)が開けられたことを検出(認識)する(ステップS81−YES)。
ドア検出制御部8−2は、ステップS81にてドア107の開閉(閉じられていたドア107が開けられたこと)を検出したとき、検出信号(第3検出信号)を在庫管理サーバ4に送信する(ステップS82)。
図19は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの動作として検索制御処理を示すフローチャートである。
まず、在庫管理サーバ4の通信装置42は、第1検出信号、第2検出信号、第3検出信号のいずれかの検出信号を受信する。このとき、在庫管理サーバ4の検索部47は、検出信号に応じて、その通信装置42を介して、検索要求を送信する(ステップS1)。
リーダライタ2−jは、在庫管理サーバ4からの検索要求に応じて、電波によって読出信号を送信する(ステップS2)。
読出信号を受信可能な所定範囲にIDタグ1−iが存在する場合、IDタグ1−iは、読出信号(電波)に応じて、その記憶部15からタグ識別子1−i’を読み出して、電波によって返答信号(タグ識別子1−i’)を送信する(ステップS3)。
リーダライタ2−jは、IDタグ1−iからの返答信号(タグ識別子1−i’)に応じて、その記憶部25からアンテナ識別子2−j’を読み出して、タグ識別子1−i’とアンテナ識別子2−j’とを含む検索結果を在庫管理サーバ4に送信する(ステップS4)。
在庫管理サーバ4の通信装置42は、リーダライタ2−jからの検索結果を受信し、その検索部47は、検索結果に含まれるタグ識別子1−i’とアンテナ識別子2−j’とを在庫物品データベース50に格納する(ステップS5;在庫物品格納処理)。
例えば、タグ識別子1−i’がタグ識別子1−2’であり、アンテナ識別子2−j’がアンテナ識別子2−9’である場合、タグ識別子1−2’が設けられた物品は、リーダライタ2−9が設置された流し台104の右側の収納部(扉収納部170)に収納されている。この場合、ステップS5(在庫物品格納処理)にて、タグ識別子1−2’とアンテナ識別子2−9’とが在庫物品データベース50に格納される。タグ識別子1−2’は、そのIDと、物品情報として調理用品の名称“鍋(中)”、画像とを含む(図12参照)。
例えば、タグ識別子1−i’がタグ識別子1−23’であり、アンテナ識別子2−j’がアンテナ識別子2−4’である場合、タグ識別子1−23’が設けられた物品は、リーダライタ2−4が設置された保管棚102に収納されている。この場合、ステップS5(在庫物品格納処理)にて、タグ識別子1−23’とアンテナ識別子2−4’とが在庫物品データベース50に格納される。タグ識別子1−23’は、そのIDと、物品情報として、食材の名称“カレールー”、画像、消耗品情報(数量)とを含む(図12参照)。
例えば、タグ識別子1−i’がタグ識別子1−3’であり、アンテナ識別子2−j’がアンテナ識別子2−9’である場合、タグ識別子1−3’が設けられた物品は、リーダライタ2−9が設置された流し台104の右側の収納部(扉収納部170)に収納されている。この場合、ステップS5(在庫物品格納処理)にて、タグ識別子1−3’とアンテナ識別子2−9’とが在庫物品データベース50に格納される。タグ識別子1−3’は、そのIDと、物品情報として調理用品の名称“鍋(小)”、画像とを含む(図12参照)。
図20は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの動作として検索要求処理を示すフローチャートである。
利用者は、調理用品“鍋(中)”を用いて調理をしようと考えたとき、調理用品“鍋(中)”が収納された収納場所を覚えていない場合がある。この場合、利用者は、調理用品“鍋(中)”を検索物品として検索することができる。利用者は、情報処理端末3の入力装置32を用いて、検索物品{調理用品“鍋(中)”}における物品検索要求を行なう。物品検索要求は、検索物品{調理用品“鍋(中)”}の物品情報として例えば名称を含んでいる。このとき、情報処理端末3の制御部38は、物品検索要求を受け付けて、その通信装置34を介して在庫管理サーバ4に送信する(ステップS11)。
在庫管理サーバ4の通信装置42は、物品検索要求を受け付ける。このとき、在庫管理サーバ4の制御部46は、メニューデータベース70と在庫物品データベース50とを参照して、物品検索要求に含まれる検索物品{調理用品“鍋(中)”}が収納場所に収納されているか否かを調べる。
まず、制御部46は、在庫物品データベース50を参照して、検索物品{調理用品“鍋(中)”}の物品情報に含まれる名称に一致する名称を含むタグ識別子1−2’と、タグ識別子1−2’に対応するアンテナ識別子2−9’とを読み出す。
次に、制御部46は、位置情報データベース60を参照して、アンテナ識別子2−9’に対応する位置情報61−9を読み出す。位置情報61−9は、検索物品{調理用品“鍋(中)”}が収納された収納場所(流し台104の右側の収納部)を表す。
次に、制御部46は、物品検索結果を生成し、その通信装置42を介して情報処理端末3に送信する(ステップS12)。
物品検索結果は、検索物品{調理用品“鍋(中)”}の物品情報として検索物品の名称、画像、数量と、検索位置情報として位置情報61−9(流し台104の右側の収納部)とを含んでいる。検索物品として食材においては、包装されているため、検索物品の数量として消耗品情報が表す数量が用いられる。検索物品として調理用品においては、同じ名称がN個存在する場合、検索物品の数量は“N”である。
情報処理端末3の通信装置34は、物品検索結果を受信し、その制御部38は、物品検索結果を表示装置33に表示する。
本発明の第1実施形態に係る物品検出システムによれば、利用者が入力装置32を用いて物品検索要求をしたとき、在庫管理サーバ4は、上記の物品検索結果を表示装置33に表示する。このため、利用者は、物品検索結果によって、台所100のどの収納場所に検索物品{調理用品“鍋(中)”}が収納されているかを把握することができる。また、利用者は、物品検索結果によって、検索物品{調理用品“鍋(中)”}の物品情報(名称、画像、数量)を把握することができる。特に、利用者が前述の夫や子供である場合でも台所100を利用することができる。このように、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムによれば、利用者にとって台所100が利用しやすくなる。
在庫管理サーバ4が、リーダライタ2−jに検索要求を定期的に送信して、在庫物品データベース50により物品(食材、調理用品)の収納場所を管理している場合、在庫管理サーバ4が検索要求をリーダライタ2−jに送信してから、次の検索要求をリーダライタ2−jに送信するまでに、利用者が物品(食材、調理用品)を移動してしまう可能性がある。この場合、在庫物品データベース50により最新の収納場所を管理することが困難である。そこで、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムによれば、利用者が戸を開閉したとき、検出部5の戸検出部(引出検出部6、収納扉検出部7、ドア検出部8)は、戸の開閉を検出して、検出信号を在庫管理サーバ4に送信する。在庫管理サーバ4は、検出信号を受け付けたときに、検出信号をトリガとして、リーダライタ2−jに検索要求を送信して、リーダライタ2−jからの検索結果を受信することによって、最新の収納場所を在庫物品データベース50により管理することができる。
在庫管理サーバ4が、リーダライタ2−jに検索要求を定期的に送信して、リーダライタ2−jからの検索結果を受信する場合、システム全体の消費電力が大きくなってしまう。そこで、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムによれば、利用者が戸を開閉したとき、在庫管理サーバ4は、リーダライタ2−jに検索要求を送信することにより、リーダライタ2−jに検索要求を定期的に送信する方式よりもシステム全体の消費電力を低減することができる。
(第2実施形態)
図21は、本発明の第2実施形態に係る物品検出システムの構成を示すブロック図である。第2実施形態では、上述の第1実施形態の変更点のみ説明する。
検出部5は、戸検出部である引出検出部6、収納扉検出部7と、
進入検出部である赤外線検出部9の少なくとも1つを具備している。進入検出部は、第1区域(廊下200)から第2区域(台所100)に進入する利用者を検出して、検出信号を在庫管理サーバ4に送信する。
図22は、本発明の第2実施形態に係る物品検出システムの適用例として、台所100の間取りを示す概念図である。赤外線検出部9は、第1区域(廊下200)と第2区域(台所100)との間の第3区域300に設けられている。赤外線検出部9は、台所100の壁に向けて赤外線を放出し、反射された赤外線を受け付ける。赤外線検出部9は、赤外線を放出してから、反射された赤外線を受け付けるまでの時間を計測し、計測された時間が設定時間よりも短い場合、利用者を検知する。
第2実施形態では、台所100にドア107が設置されていても、設置されていなくてもよい。また、在庫管理サーバ4の通信装置42は、ネットワークを介してリーダライタ2−1〜2−nと、情報処理端末3の通信装置34と、引出検出部6の引出検出制御部6−2、収納扉検出部7の扉検出制御部7−2と、赤外線検出部9とに接続されている。
次に、本発明の第2実施形態に係る物品検出システムの動作について説明する。本発明の第2実施形態に係る物品検出システムは、その動作として、上述の戸検出処理、進入検出処理、上述の検索制御処理、上述の検索要求処理を実行する。ここで、進入検出処理、上述の検索制御処理について説明する。
図23は、本発明の第2実施形態に係る物品検出システムの動作として、赤外線検出部9が実行する進入検出処理を示すフローチャートである。
利用者は、台所100に行くために、第1区域(廊下200)から第3区域300を通って第2区域(台所100)に進入する。このとき、赤外線検出部9は、赤外線を用いて第3区域300に存在する利用者を検出する(ステップS91−YES)。
赤外線検出部9は、ステップS91にて第1区域(廊下200)から第2区域(台所100)に進入する利用者を検出したとき、検出信号として第4検出信号を在庫管理サーバ4に送信する(ステップS92)。
検索制御処理のステップS1において、在庫管理サーバ4の通信装置42は、第1検出信号、第2検出信号、第4検出信号のいずれかの検出信号を受信する。このとき、在庫管理サーバ4の検索部47は、検出信号に応じて、その通信装置42を介して、検索要求を送信する。
本発明の第2実施形態に係る物品検出システムによれば、利用者が第1区域(廊下200)から第2区域(台所100)に進入したとき、検出部5の進入検出部(赤外線検出部9)は、第1区域(廊下200)から第2区域(台所100)に進入する利用者を検出して、検出信号を在庫管理サーバ4に送信する。在庫管理サーバ4は、検出信号を受け付けたときに、検出信号をトリガとして、リーダライタ2−jに検索要求を送信して、リーダライタ2−jからの検索結果を受信することによって、最新の収納場所を在庫物品データベース50により管理することができる。
本発明の第2実施形態に係る物品検出システムによれば、利用者が第1区域(廊下200)から第2区域(台所100)に進入したとき、在庫管理サーバ4は、リーダライタ2−jに検索要求を送信することにより、リーダライタ2−jに検索要求を定期的に送信する方式よりもシステム全体の消費電力を低減することができる。
また、台所100にはドア107が設置されていない場合も考えられる。この場合でも、利用者は、台所100に行くとき、第1区域(廊下200)から第2区域(台所100)に進入するため、第1区域(廊下200)から第2区域(台所100)に進入する利用者を上記の赤外線検出部9が検出することが好ましい。
(第3実施形態)
図24は、本発明の第3実施形態に係る物品検出システムの構成を示すブロック図である。第3実施形態では、上述の第1実施形態、第2実施形態の変更点のみ説明する。
検出部5は、戸検出部である引出検出部6、収納扉検出部7と、
進入検出部である重量検出部10の少なくとも1つを具備している。
図25は、本発明の第3実施形態に係る物品検出システムの適用例として、台所100の間取りを示す概念図である。重量検出部10は、第1区域(廊下200)と第2区域(台所100)との間の第3区域300の床に設けられている。重量検出部10は、第3区域300に存在する利用者の重量を検知する。
第3実施形態では、台所100にドア107が設置されていても、設置されていなくてもよい。また、在庫管理サーバ4の通信装置42は、ネットワークを介してリーダライタ2−1〜2−nと、情報処理端末3の通信装置34と、引出検出部6の引出検出制御部6−2、収納扉検出部7の扉検出制御部7−2と、重量検出部10とに接続されている。
次に、本発明の第3実施形態に係る物品検出システムの動作について説明する。本発明の第3実施形態に係る物品検出システムは、その動作として、上述の戸検出処理、進入検出処理、上述の検索制御処理、上述の検索要求処理を実行する。ここで、進入検出処理、上述の検索制御処理について説明する。
図26は、本発明の第3実施形態に係る物品検出システムの動作として、重量検出部10が実行する進入検出処理を示すフローチャートである。
利用者は、台所100に行くために、第1区域(廊下200)から第3区域300を通って第2区域(台所100)に進入する。このとき、重量検出部10は、第3区域300に存在する利用者の重量を検出する(ステップS101−YES)。
重量検出部10は、ステップS101にて第1区域(廊下200)から第2区域(台所100)に進入する利用者を検出したとき、検出信号として第5検出信号を在庫管理サーバ4に送信する(ステップS102)。
検索制御処理のステップS1において、在庫管理サーバ4の通信装置42は、第1検出信号、第2検出信号、第5検出信号のいずれかの検出信号を受信する。このとき、在庫管理サーバ4の検索部47は、検出信号に応じて、その通信装置42を介して、検索要求を送信する。
本発明の第3実施形態に係る物品検出システムによれば、利用者が第1区域(廊下200)から第2区域(台所100)に進入したとき、検出部5の進入検出部(重量検出部10)は、第1区域(廊下200)から第2区域(台所100)に進入する利用者を検出して、検出信号を在庫管理サーバ4に送信する。在庫管理サーバ4は、検出信号を受け付けたときに、検出信号をトリガとして、リーダライタ2−jに検索要求を送信して、リーダライタ2−jからの検索結果を受信することによって、最新の収納場所を在庫物品データベース50により管理することができる。
本発明の第3実施形態に係る物品検出システムによれば、利用者が第1区域(廊下200)から第2区域(台所100)に進入したとき、在庫管理サーバ4は、リーダライタ2−jに検索要求を送信することにより、リーダライタ2−jに検索要求を定期的に送信する方式よりもシステム全体の消費電力を低減することができる。
また、台所100にはドア107が設置されていない場合も考えられる。この場合でも、利用者は、台所100に行くとき、第1区域(廊下200)から第2区域(台所100)に進入するため、第1区域(廊下200)から第2区域(台所100)に進入する利用者を上記の重量検出部10が検出することが好ましい。
以上の説明により、本発明の物品検出システムは、利用者が物品(食材、調理用品)の収納場所、物品情報を把握することができ、最新の収納場所を管理する。このため、本発明の物品検出システムは、利用者にとって台所100を利用しやすくなる。
また、本発明の物品検出システムは、検出部5(引出検出部6、収納扉検出部7、ドア検出部8、赤外線検出部9、重量検出部10)からの検出信号(トリガ)により、在庫管理サーバ4は、リーダライタ2−jに検索要求を送信することにより、リーダライタ2−jに検索要求を定期的に送信する方式よりもシステム全体の消費電力を低減することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの適用例として、台所100の間取りを示す概念図である。 図3は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの適用例として、引出又は扉を外したときの食器棚101の正面図を示す。 図4は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの適用例として、引出又は扉を外したときの冷蔵庫103の正面図を示す。 図5は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの適用例として、引出又は扉を外したときの流し台104の正面図を示す。 図6Aは、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの適用例として、検出部5である引出検出部6が設置される収納場所を示す。 図6Bは、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの適用例として、検出部5である引出検出部6が設置される収納場所を示す。 図7Aは、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの適用例として、検出部5である収納扉検出部7が設置される収納場所を示す。 図7Bは、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの適用例として、検出部5である収納扉検出部7が設置される収納場所を示す。 図8Aは、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの適用例として、検出部5であるドア検出部8が設置される場所を示す。 図8Bは、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの適用例として、検出部5であるドア検出部8が設置される場所を示す。 図9は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムのIDタグ1−iの構成を示すブロック図である。 図10は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムにおけるタグ識別子1−i’を示す。 図11は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムのリーダライタ2−jの構成を示すブロック図である。 図12は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの情報処理端末3の構成を示すブロック図である。 図13は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの在庫管理サーバ4の構成を示すブロック図である。 図14は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの在庫管理サーバ4の在庫物品データベース50を示す。 図15は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの在庫管理サーバ4の位置情報データベース60を示す。 図16は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの動作として、引出検出部6が実行する戸検出処理を示すフローチャートである。 図17は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの動作として、収納扉検出部7が実行する戸検出処理を示すフローチャートである。 図18は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの動作として、ドア検出部8が実行する戸検出処理を示すフローチャートである。 図19は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの動作として検索制御処理を示すフローチャートである。 図20は、本発明の第1実施形態に係る物品検出システムの動作として検索要求処理を示すフローチャートである。 図21は、本発明の第2実施形態に係る物品検出システムの構成を示すブロック図である。 図22は、本発明の第2実施形態に係る物品検出システムの適用例として、台所100の間取りを示す概念図である。 図23は、本発明の第2実施形態に係る物品検出システムの動作として、赤外線検出部9が実行する進入検出処理を示すフローチャートである。 図24は、本発明の第3実施形態に係る物品検出システムの構成を示すブロック図である。 図25は、本発明の第3実施形態に係る物品検出システムの適用例として、台所100の間取りを示す概念図である。 図26は、本発明の第3実施形態に係る物品検出システムの動作として、重量検出部10が実行する進入検出処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1−1〜1−m IDタグ
1−i’(i=1、2、…、m) タグ識別子
11 アンテナ
12 ICチップ
13 送信部
14 受信部
15 記憶部
16 整流部
2−1〜2−n リーダライタ
2−j’(j=1、2、…、n) アンテナ識別子
21 アンテナ
22 コントローラー
23 送信部
24 受信部
25 記憶部
26 制御部
3 情報処理端末
31 制御装置
32 入力装置
33 表示装置
34 通信装置
35 CPU
36 記憶部
37 コンピュータプログラム
38 制御部
4 物品管理サーバ
41 制御装置
42 通信装置
43 CPU
44 記憶部
45 コンピュータプログラム
46 制御部
47 検索部
48 データベース
50 在庫物品データベース
60 位置情報データベース
61−1〜61−11 位置情報(収納場所)
62 地図データ
5 検出部
6 引出検出部
6−1 引出検出支援部
6−2 引出検出制御部
160 引出収納部
161 引出用収納部
161−1 底面部
161−2 上面部
162 引出部
162−1 下面部
162−2 収納用上部
163 引出用支持部
164 引出用突起部
7 収納扉検出部
7−1 扉検出支援部
7−2 扉検出制御部
170 扉収納部
171 扉部
171−1 表面部
171−2 背面部
172 扉用収納部
172−1 表面部
8 ドア検出部
8−1 ドア検出支援部
8−2 ドア検出制御部
180 壁
180−1 表面部
180−2 背面部
9 赤外線検出部
10 重量検出部
100 台所(第2区域)
101 食器棚
102 保管棚
103 冷蔵庫
104 流し台
105 コンロ
106 テーブル
107 ドア
107−1 表面部
107−2 背面部
200 廊下(第1区域)
300 第3区域

Claims (7)

  1. 部屋の複数の収納場所のそれぞれに収納された複数の物品に設けられ、それぞれ複数のタグ識別子を保持し、読出信号に応じて返答信号としてそれぞれ前記複数のタグ識別子を送信する複数のIDタグと、
    前記複数の収納場所に設置され、検索要求に応じて、前記読出信号を前記複数のIDタグに送信し、前記複数のIDタグからの前記複数のタグ識別子と、自己を識別する複数のアンテナ識別子とをそれぞれ含む複数の検索結果を送信する複数のリーダライタと、
    ネットワークを介して前記複数のリーダライタに接続された在庫管理サーバと、
    前記ネットワークを介して前記在庫管理サーバに接続され、利用者に利用され、入力装置と表示装置とを備えた情報処理端末と、
    前記ネットワークを介して前記在庫管理サーバに接続された検出部と、
    を具備し、
    前記複数のタグ識別子は、前記複数の物品をそれぞれ表す複数の物品情報を含み、
    在庫管理サーバは、
    在庫物品データベースと、
    前記複数のアンテナ識別子と前記複数の収納場所をそれぞれ表す複数の位置情報とが格納された位置情報データベースと、
    検出信号に応じて前記複数のリーダライタに前記検索要求を送信し、前記複数のリーダライタからの前記複数の検索結果を受信し、前記複数の検索結果にそれぞれ含まれる前記複数のタグ識別子と前記複数のアンテナ識別子とを前記在庫物品データベースに格納する検索部と、
    利用者が前記入力装置を用いて検索物品における物品検索要求をしたとき、前記在庫物品データベースと前記位置情報データベースとを参照して、物品検索結果を生成して前記表示装置に表示する制御部と、
    を備え、
    前記物品検索結果は、前記複数の物品のうちの前記検索物品の物品情報と、前記複数の位置情報のうちの、前記検索物品が収納された収納場所を表す検索位置情報とを含み、
    利用者は、第1区域である前記部屋の外から、第2区域である前記部屋に進入可能であり、
    前記検出部は、
    前記第1区域と前記第2区域との間の第3区域に設けられた赤外線検出部、
    を備え、
    利用者が前記第1区域から前記第3区域を通って前記第2区域に進入するとき、前記赤外線検出部は、赤外線を用いて前記第3区域に存在する利用者を検出し、前記検出信号を前記在庫管理サーバに送信する、
    物品検出システム。
  2. 部屋の複数の収納場所のそれぞれに収納された複数の物品に設けられ、それぞれ複数のタグ識別子を保持し、読出信号に応じて返答信号としてそれぞれ前記複数のタグ識別子を送信する複数のIDタグと、
    前記複数の収納場所に設置され、検索要求に応じて、前記読出信号を前記複数のIDタグに送信し、前記複数のIDタグからの前記複数のタグ識別子と、自己を識別する複数のアンテナ識別子とをそれぞれ含む複数の検索結果を送信する複数のリーダライタと、
    ネットワークを介して前記複数のリーダライタに接続された在庫管理サーバと、
    前記ネットワークを介して前記在庫管理サーバに接続され、利用者に利用され、入力装置と表示装置とを備えた情報処理端末と、
    前記ネットワークを介して前記在庫管理サーバに接続された検出部と、
    を具備し、
    前記複数のタグ識別子は、前記複数の物品をそれぞれ表す複数の物品情報を含み、
    在庫管理サーバは、
    在庫物品データベースと、
    前記複数のアンテナ識別子と前記複数の収納場所をそれぞれ表す複数の位置情報とが格納された位置情報データベースと、
    検出信号に応じて前記複数のリーダライタに前記検索要求を送信し、前記複数のリーダライタからの前記複数の検索結果を受信し、前記複数の検索結果にそれぞれ含まれる前記複数のタグ識別子と前記複数のアンテナ識別子とを前記在庫物品データベースに格納する検索部と、
    利用者が前記入力装置を用いて検索物品における物品検索要求をしたとき、前記在庫物品データベースと前記位置情報データベースとを参照して、物品検索結果を生成して前記表示装置に表示する制御部と、
    を備え、
    前記物品検索結果は、前記複数の物品のうちの前記検索物品の物品情報と、前記複数の位置情報のうちの、前記検索物品が収納された収納場所を表す検索位置情報とを含み、
    利用者は、第1区域である前記部屋の外から、第2区域である前記部屋に進入可能であり、
    前記検出部は、
    前記第1区域と前記第2区域との間の第3区域に設けられた重量検出部、
    を備え、
    利用者が前記第1区域から前記第3区域を通って前記第2区域に進入するとき、前記重量検出部は、前記第3区域に存在する利用者の重量を検出し、前記検出信号を前記在庫管理サーバに送信する
    物品検出システム。
  3. 前記検索物品の物品情報は、前記検索物品の名称、数量を含む、
    請求項1又は2に記載の物品検出システム。
  4. 請求項1〜のいずれかに記載の物品検出システムに適用される在庫管理サーバ。
  5. 請求項1〜のいずれかに記載の物品検出システムに適用される検出部。
  6. 請求項1〜のいずれかに記載の物品検出システムに適用され、コンピュータである前記在庫管理サーバを用いる物品検出方法であって、
    前記検出信号に応じて前記複数のリーダライタに前記検索要求を送信し、前記複数のリーダライタからの前記複数の検索結果を受信し、前記複数の検索結果にそれぞれ含まれる前記複数のタグ識別子と前記複数のアンテナ識別子とを前記在庫物品データベースに格納するステップと、
    利用者が前記入力装置を用いて前記検索物品における前記物品検索要求をしたとき、前記在庫物品データベースと前記位置情報データベースとを参照して、前記物品検索結果を生成して前記表示装置に表示するステップと、
    を具備する物品検出方法。
  7. 請求項に記載の物品検出方法の各ステップを前記コンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
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