JP2015069301A - 在庫管理システム - Google Patents

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【課題】情報入力が簡単にできて安価に構築することができる在庫管理システムの提供。【解決手段】冷蔵庫と無線モジュールと無線モジュールと通信するサーバ装置とで構成され、無線モジュールは、無線通信部と、電源部と、食品の収納期間の開始時期を特定する期間特定釦と、無線モジュールの食品属性を示す属性特定部と、を備え、サーバ装置は、期間特定釦が押された場合は、無線モジュールの属性特定部と期間特定釦により特定される入庫日情報とから、冷蔵庫に収納されている食品の在庫管理を行う構成としてある。これにより、無線モジュールを食品に付して冷蔵庫に収納し、期間特定ボタンを押すだけで、その食品属性と食品入庫時期情報をサーバに送信して入力でき、また、使用者は食品属性を備えた数個の無線モジュールを準備するだけで複雑な装置や設備付きの冷蔵庫を導入することなく、簡易な構成で在庫管理システムを構築できる。【選択図】図7

Description

本発明は、冷蔵庫内の食品の在庫状況を管理する在庫管理システムに関する。
一般にこの種の冷蔵庫の在庫管理システムは数多くのものが提案されている。例えば、特許文献1に記載されている冷蔵庫の在庫管理システムは、キーボード等の操作入力部、あるいは物品のバーコードデータを読み取るバーコードリーダ、あるいは音声認識を行うためのマイクを備えていて、これらのいずれかによって物品の賞味期限等の保存期間データを入力している。そしてこの冷蔵庫に保持されている管理情報は、ネットワークを通じて携帯電話等の端末装置で随時閲覧が可能となっている。
また、特許文献2に記載されている冷蔵庫の在庫管理システムは、食品の入出庫量、滞留期間及び品質状態を観測する観測手段としてカメラを用い、このカメラで食品に表示された文字及び/又は符号から加工日、購入日、品目及び賞味期限の何れかの情報を読み取り、その保存期限を管理するようになっている。
特開2003−4368号公報 特開2003−30421号公報
しかしながら、上記従来の在庫管理システムは食品情報を入力するためにカメラやバーコードリーダ或いは音声入力装置等が必要としてその構造が複雑で高価なものになる上に、カメラや音声入力装置で食品情報を入力するような場合には映りが悪かったり音声誤認識等によって何度も食品特定作業を強いられたりし、また、バーコードリーダ方式で入力する場合でも何度もバーコードを読み取らせなければならないことが生じ、食品情報入力が面倒で使い勝手が悪く、実用化されるには至らなかった。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、食品情報入力が簡単にできて安価に構築することができる在庫管理システムの提供を目的としたものである。
本発明は上記目的を達成するため、冷蔵庫と、食品に付する無線モジュールと、前記無線モジュールと通信するサーバとで構成し、前記無線モジュールは、無線通信部と、前記無線通信部に電源を供給する電源部と、食品の収納期間の開始時期を特定する期間特定釦と、無線モジュールの食品属性を示す属性特定部と、を備え、前記サーバは、前記期間特定釦が押された場合は、前記無線モジュールの前記属性特定部と前記期間特定釦により特定される収納期間情報とから、前記冷蔵庫に収納されている食品の在庫管理を行う構成としてある。
これにより、無線モジュールが例えば肉、魚、野菜、牛乳等の食品属性を備えているから、この無線モジュールを食品に付して冷蔵庫に収納し、期間特定ボタンを押せば、その食品属性と食品入庫時期情報がサーバに送信され、サーバが在庫管理可能となり、使用者は食品属性を備えた数個の無線モジュールを準備するだけで複雑な装置や設備付きの冷蔵庫を導入することなく、簡易な構成で在庫管理システムを構築できるとともに、食品情報
の入力は無線モジュールを食品に付して期間特定釦を押すだけの簡単な操作だけでよく、しかも食品属性の誤入力もなく食品に無線モジュールを付すという1回の操作だけでよくなって、使い勝手の良いものとなる。
本発明は、食品属性を付した複数の無線モジュールを準備すればよいので安価に在庫管理システムを構築できるとともに、食品属性等の食品情報の入力も簡単かつ間違いなく行うことができるので、使い勝手の良い在庫管理システムとすることができる。
本発明の実施の形態1における在庫管理システムに使用する冷蔵庫の正面図 同冷蔵庫の概略断面図 同冷蔵庫を用いた在庫管理システムの全体構成を示す説明図 同在庫管理システムの無線モジュール構成を追記したシステム構成図 同在庫管理システムのサーバ装置構成を示すブロック図 同在庫管理システムの動作を示すフローチャート 同実施の形態2における在庫管理システムの無線モジュール構成を追記したシステム構成図 同実施の形態3における在庫管理システムの無線モジュール構成を追記したシステム構成図
以下、本発明の具体的かつ詳細な実施の形態を説明するが、まず本発明の実施の形態の要点を記載する。
本発明における実施の形態の在庫管理システムは、冷蔵庫と、食品に付する無線モジュールと、前記無線モジュールと通信するサーバとで構成し、前記無線モジュールは、無線通信部と、前記無線通信部に電源を供給する電源部と、食品の収納期間の開始時期を特定する期間特定釦と、無線モジュールの食品属性を示す属性特定部と、を備え、前記サーバは、前記期間特定釦が押された場合は、前記無線モジュールの前記属性特定部と前記期間特定釦により特定される収納期間情報とから、前記冷蔵庫に収納されている食品の在庫管理を行う構成としてある。
これにより、無線モジュールが例えば肉、魚、野菜、牛乳等の食品属性を備えているから、この無線モジュールを食品に付して冷蔵庫に収納し、期間特定ボタンを押せば、その食品属性と食品入庫時期情報がサーバに送信され、サーバが在庫管理可能となり、使用者は食品属性を備えた数個の無線モジュールを準備するだけで複雑な装置や設備の冷蔵庫を導入することなく、簡易な構成で在庫管理システムを構築できるとともに、食品情報の入力は無線モジュールを食品に付して期間特定釦を押すだけの簡単な操作だけでよく、しかも食品属性の誤入力もなく食品に無線モジュールを付すという1回の操作だけでよくなって、使い勝手の良いものとなる。しかも在庫管理の対象も、使用者が在庫管理したい食品のみに無線モジュールを付して管理することができ、使い勝手が向上する。
また、上記システムは無線モジュールとサーバとの間の通信を中継する無線中継部をさらに備えた構成としてある。
これにより、無線モジュールが食品とともに冷蔵庫の収納室内に収められていても当該無線モジュールとサーバとの間の通信は無線中継部を介して確実に行うことができ、信頼性が向上する。
また、上記無線モジュールは、さらに食品状態を報知する報知部を備え、サーバにより、冷蔵庫に収納される複数の食品において食品属性が重複したと認識された場合には、前記報知部は収納期間に基づいて報知内容を変更する構成としてある。
これにより、使用者は食品属性が重複した食品、例えば肉を重複して入庫すると、この重複入庫をサーバが認識し報知部の報知内容が異なる形で表示されるので、重複入庫を確実に知ることができるとともに、既に重複食品が収納されていればどちらの方を早く使った方がよいのかも一目瞭然で分かり、使い勝手が一段と向上する。
さらに、上記報知部は、LEDにより構成され、異なる波長、異なる点灯にて報知する構成としてあり、これにより使用者は冷蔵庫の収納室奥の暗い部分に収納されている重複食品があっても例えばLEDの発光色の違いにより、その新旧在庫状態が一目でわかり、さらに使い勝手の良いものとなる。
以下、本発明の実施の形態について、フレンチドアタイプの冷蔵庫に適用した場合を例にしてその図面を用い説明する。尚、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1、図2において、冷蔵庫本体1は、前方に開口する金属製(例えば鉄板)の外箱2と、硬質樹脂製(例えばABS)の内箱3と、これら外箱2と内箱3との間に発泡充填した硬質発泡ウレタン等の断熱材4からなる。また上記断熱材4中には芯材をアルミシート等の金属製フィルムからなる外被材で密封して構成した真空断熱材4aが埋設されていてその断熱性を高めている。
上記冷蔵庫本体1はその内部に複数の収納室を仕切形成してある。この収納室は、冷蔵庫本体1の上部から、冷蔵室5、冷蔵室5の下に位置する切替室6及び切替室6に並設した製氷室7、切替室6及び製氷室7の下部に位置する冷凍室8と、冷凍室8の下部に位置する野菜室9となっている。また、前記冷蔵室5の前面は、観音開き式の扉10により開閉自由に閉塞し、切替室6及び製氷室7と冷凍室8と野菜室9の前面部は引き出し式の扉11,12,13,14(以下、引き出し式扉と称す)によって開閉自由に閉塞してある。
なお、上記各扉10〜14は冷蔵庫本体1と同様硬質発泡ウレタンを充填し真空断熱材4aを埋設して断熱性を持たせてある。また、食品の出し入れの際に行う扉の開閉を検出する扉開閉検出部15を備えている。
冷蔵庫本体1の背面には冷却室16があり、冷気を生成する冷却器17と、冷気を各室に供給する送風ファン18と、冷蔵室への風量を調整するためのダンパ(図示せず)とが設けてある。また、上記冷蔵庫本体1の本体天面奥部にはコンプレッサ19が設けてあり、コンデンサ(図示せず)と、放熱用の放熱パイプ20と、キャピラリーチューブ21と、前記した冷却器17とを順次環状に接続してなる冷凍サイクルに冷媒を封入し、冷却運転を行うように構成してある。
次に上記の冷蔵庫を用いて構築した在庫管理システム全体について図3〜図5を用いて説明する。
図3は上記の冷蔵庫を用いた在庫管理システム30の全体構成を示す。図3に示すように、この在庫管理システム30は、冷蔵庫22と、冷蔵庫22内の食品に付する無線モジュール31と、無線通信用のルータ装置33とインターネット等の公衆通信網34と、サ
ーバ装置35ならびに表示端末36を含む。
無線モジュール31は、図4に示す様にインターネット等の公衆通信網34につながるサーバ装置35と直接あるいはルータ装置33を介してWI−FI無線等で通信する無線通信部37と、前記無線通信部37に電源を供給する電源部38とを有する。
さらにこの無線モジュール31は食品の収納期間の開始及び終了時期を特定する期間特定釦39と、無線モジュール31自体の食品属性を示す属性特定部40及びLED等からなる報知部41とを備えている。
すなわち、この無線モジュール31はそれ自体が食品属性、例えば肉、魚、野菜、牛乳等の食品属性を有しており、これを例えば上記肉、魚、野菜、牛乳等に付して当該食品を冷蔵庫に収納する形で使用する。したがって、上記無線モジュール31は食品に付しやすい形態、例えばクリップ等の形態に形成し、その食品属性が一目でわかるように例えば上記肉、魚、野菜、牛乳等のイラストが付してある。
そして、この無線モジュール31は期間特定釦39を押すことによって無線通信部37を介し期間特定釦39を押した日、すなわち冷蔵庫に食品を収納した入庫日とともに、前記食品属性を送信し、期間特定釦39を再び押すことによって当該食品が消費されるなどして在庫管理の対象から外すとの情報を送信するようになっている。
また、この無線モジュール31はその無線通信部37を介して無線モジュール31自身の識別情報(例えば、製造番号や型番等)をサーバ装置35に送信するように構成されている。
表示端末36は、例えば、スマートフォン、タブレットPC(パーソナルコンピュータ)などの汎用の携帯型の端末であって、インターネット等の公衆通信網34に接続する機能(手段)と、ルータ装置33と通信する機能(手段)とを備える。
表示端末36は電話回線網(例えば3G回線網)を介して、インターネット等の公衆通信網34に接続するように構成されている。
表示端末36はまた、例えば、Wi−Fi通信などの無線通信によって前記ルータ装置33と接続し、インターネット等の公衆通信網34を介することなく無線モジュール31と通信できるように構成されている。そのためのデバイス(例えばWi−Fiアンテナ等)が表示端末36に組み込まれている。
すなわち、このシステムでは、表示端末36に対して、インターネット等の公衆通信網34を介さない通信(すなわちルータ装置33のみを介する第1の通信)と、インターネット等の公衆通信網34を介する通信(すなわちインターネット等の公衆通信網34およびルータ装置33を介する第2の通信)とが実行できるように構成されている。このように構成する理由は、使用者が家屋内に居て、なおかつインターネット等の公衆通信網34が混雑しているときには第1の通信を利用してスピーディに通信できるようにするためである。
表示端末36は、インターネット等の公衆通信網34に接続することにより、前記無線モジュール31からの食品属性と期日情報を、インターネット等の公衆通信網34を介して冷蔵庫22の製造メーカのホームページから取得することができる。この取得したプログラムを表示端末36にインストールし、インストールしたプログラムを起動させることにより、表示端末36は、冷蔵庫内の食品の食品属性と入庫日情報等を取得することが可
能になる。即ち、表示端末36はそのディスプレイ36aの操作画面を操作することにより、冷蔵庫内の食品の食品属性と入庫日情報等を取得するための指示信号を生成し、送信することが可能になる。
サーバ装置35は、例えば、冷蔵庫22の製造メーカにより用意される。サーバ装置35は、表示端末36、無線モジュール31に関し、アクセスや認証に必要な情報等を管理する。例えば、サーバ装置35は、通信要求信号に含まれる表示端末36の識別情報と、無線モジュール31(の無線通信部37)に対応付けされて記憶(登録)されている表示端末36の識別情報とが一致するか否かを認証(判別)する。そして、サーバ装置35は、これらが一致する場合には、アクセスする表示端末36を、正規の表示端末として認証し、住居A内の冷蔵庫22に設けられた無線モジュール31の通信を許可する。
また、サーバ装置35は、前記した無線モジュール31から送信される冷蔵庫内の食品属性と入庫日情報を保存する。この情報は表示端末36からの情報呼び出し信号に基づき表示端末36に送信する。すなわち、使用者は表示端末36を操作することによって冷蔵庫内の食品の食品属性と入庫日をディスプレイ36aに表示させて確認することができる。
図5はサーバ装置35の構成を示し、サーバ用インターフェイス44、サーバ制御部45、及びデータ記憶部46を備える。
サーバ用インターフェイス44は、サーバ制御部45の制御に従い、インターネット等の公衆通信網34を介した表示端末36及びルータ装置33とサーバ装置35との間のデータ等のやり取りを行う通信部である。
サーバ制御部45は、このサーバ装置35の全体の動作を制御する。サーバ制御部45は、また前記したように無線モジュール31から送信される食品属性と入庫日情報をデータ記憶部46に記憶させるとともに、表示端末36から食品属性と入庫日情報の信要求の信号があると、データ記憶部46に記憶している食品属性と入庫日情報の最新情報を表示端末36に送信する。
データ記憶部46は、在庫管理システムを実行するための管理プログラムやアプリケーションプログラム等の必要なデータを記憶している。更にデータ記憶部46は、サーバ制御部45の制御に従い、無線モジュール31から送信されてくる食品属性と入庫日情報を書き換え記憶する。データ記憶部46は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)やSSD(Solid State Drive)等により構成される。
なお、サーバ装置35は単一の大型コンピュータで構成されるサーバ、或いは、多数のコンピュータ群で構成されるクラウド型サーバのいずれでも構築できるものである。
次に上記構成からなる在庫管理システムの動作について説明する。
使用者は、食品を冷蔵庫22に収納するに際し、まず食品に無線モジュール31を取り付ける。例えば、食品が肉であれば肉の食品属性を持った無線モジュール31を取り付け、牛乳であれば牛乳の食品属性を持った無線モジュール31を取り付ける。この実施の形態では無線モジュール31には食品属性を示すイラストが付してあり、子供等でも間違うことなく該当食品に取り付けることができる。そして、この無線モジュール31はクリップ形態としてあるから、食品への取り付けも簡単に行うことができる。
次に無線モジュール31を取り付けた食品は当該無線モジュール31に設けてある期間
特定釦39を押して冷蔵庫22内に収納する。これにより、食品属性と入庫日情報が無線モジュール31の無線通信部37からWI−FI無線にてルータ装置33、インターネット等の公衆通信網34を介してサーバ装置35に送信する。すなわち、使用者は無線モジュール31を食品に付して期間特定釦39を押すだけの簡単な操作で食品属性と入庫日の食品情報を入力することができる。そして、食品に無線モジュール31を取り付けるだけのことであるから、食品属性の誤入力もなく、しかも在庫管理の必要な食品のみに無線モジュール31を取り付ければよく、使用者の好みに応じて自由に使い分けできる。
一方、サーバ装置35は前記無線モジュール31からの食品属性と入庫日情報を受信するとこれをデータ記憶部46に記憶させサーバ制御部45が在庫管理を行う。
以下、その在庫管理の動作を図6のフローチャートを用いて説明する。
前記無線モジュール31の期間特定釦39がオンされると(ステップ1−Y)、無線モジュール31の無線通信部37から食品属性と入庫日情報が送信され(ステップ2)、ルータ装置33、インターネット等の公衆通信網34を介してサーバ装置35が上記食品属性と入庫日情報をそのデータ記憶部46に記憶させる(ステップ3)。
次にサーバ装置35はサーバ制御部45によって保存期間のカウントを開始し(ステップ4)、前記期間特定釦39オンにより送信されてきた食品の食品属性が既に入庫されている食品の食品属性と重複していないか否かを確認する(ステップ5)。
重複していれば(ステップ5−Y)、重複食材の保存期間の長短を特定し(ステップ6)、データ記憶部46に記憶する(ステップ7)。そして、サーバ装置35は無線モジュール31に保存期間の長短に応じた報知信号を送信し(ステップ8)、これを無線モジュール31の無線通信部37がインターネット等の公衆通信網34、ルータ装置33を介して受信し(ステップ9)、保存期間の長短に応じて無線モジュール31の報知部41を駆動する(ステップ10)。
例えば、報知部41のLEDを保存期間の短いものは赤色点灯、短いものは黄色点灯等に色を変えて報知する。これにより、使用者は食品を重複して入庫すると、この重複入庫をサーバ装置35が認識し報知部41の報知内容が異なる形で表示されるので、この重複入庫を確実に知ることができる。また、食品の出し入れを行うために扉10を開いたとき、食品属性が重複した食品、例えば肉が幾つか入庫されていると、それが冷蔵庫22の収納室奥の暗い部分に収納されていてもこれを容易に知ることができ、しかもその発光色が重複食品の保存期間によって異なるので、その新旧在庫状態が一目でわかり、どちらの方を早く使った方がよいのかの判断も容易で、使い勝手が向上する。
そして、上記報知動作後に次の制御シーケンスへと移行し在庫管理の待機状態となる。
また、前記重複確認(ステップ5)の結果、重複なしの場合(ステップ5−N)はそのまま在庫管理の待機状態となる。
一方、使用者が食品を消費すべく冷蔵庫22から食品を取り出した時は前記食品に付していた無線モジュール31を食品から取り外すとともに期間特定釦39を押してこれをオフする(ステップ11−Y)。これにより、無線モジュール31から食品を消費して無くなったという情報が送信され(ステップ12)、サーバ装置35がこれを受信(ステップ13)して在庫管理を解除する(ステップ14)。
また、使用者が前記在庫管理の待機状態の段階で表示端末36を操作し、在庫情報の取
得要求を行うと(ステップ15−Y)、この要求をインターネット等の公衆通信網34を介してサーバ装置35が受信し、在庫情報、例えば現在貯蔵していて管理対象となっている食品の食品属性(食品名)とその保存期間(入庫から現時点までの期間)を表示端末36に送信する(ステップ16)。そして、その食品の食品属性と保存期間が在庫情報として表示端末36に表示される(ステップ17)。したがって使用者は冷蔵庫内の食品の在庫状況を買い出し先でも知ることができ、無駄のない効率的な買い物ができるようになる。
(実施の形態2)
図7は実施の形態2における在庫管理システムを示す。この実施の形態2の在庫管理システムは、無線モジュール31とサーバ装置35との間の通信を中継する無線中継部47を新たに設けてこれら両者間の通信を確実に行えるようにしたものである。
すなわち、前記実施の形態1で示した無線モジュール31とサーバ装置35はWI−FI無線通信で行っている。このWI−FI無線は金属板等によって遮断されやすい。そのため、実施の形態1では無線モジュール31とサーバ装置35との通信を行わせるためには食品を冷蔵庫内に収納して扉を閉める前の状態で期間特定釦39を押すなどの操作を行ってサーバ装置35と通信を完了させる必要がある。
そこでこの実施の形態2では無線モジュール31の無線通信部37は通信相手との間に金属板等が介在していても良好な通信ができる例えば特定小電力無線周波数帯(924.0〜928.0MHz)の無線を用いた通信方式としてある。そしてこの無線モジュール31の無線通信部37と通信するとともに、前記インターネット等の公衆通信網34とも通信可能な無線中継部47を別途新設して在庫システムを構築してある。
無線中継部47は、無線モジュール31と通信する第1無線通信方式と、サーバ装置35と無線通信する第2無線通信方式の二種類の無線通信方式を有し、第1通信方式は前述した如く無線モジュール31との間に金属板等が介在していても良好な通信ができる例えば特定小電力無線周波数帯(924.0〜928.0MHz)の無線を用いた通信方式としてあり、第2無線通信方式は距離があっても良好な無線通信ができる周波数の高い電波を用いたWI−FI無線通信等の無線通信方式としてある。
なお、この無線中継部47は冷蔵庫22に設けられ、例えば冷蔵庫外装板を構成する金属外装板の継ぎ目部分が存在する扉10や冷蔵庫本体1の端部付近であって、扉10や冷蔵庫本体1の断熱材中に埋設してある真空断熱材4aと対向しない位置に設けてある。
これによって、無線モジュール31が食品とともに冷蔵庫内に収納され扉を閉められてその無線通信部37が冷蔵庫本体1及び扉10を構成する金属製の外装板で囲まれる形となっても、無線モジュール31の無線通信部37とサーバ装置35との通信は、無線中継部47に中継させて確実に行うことができる。
したがって、この実施の形態2によれば食品を冷蔵庫内に収納して扉を閉める前に無線モジュール31とサーバ装置35との通信を行わせる等の気遣いをする必要もなく、さらに使い勝手の良いものとすることができる。
また、前記無線中継部47は冷蔵庫外装板を構成する金属外装板の継ぎ目部分が存在する扉10や冷蔵庫本体1の端部付近であって、扉10や冷蔵庫本体1の断熱材中に埋設してある真空断熱材4aと対向しない位置に取り付けてあるから、無線モジュール31との通信を良好なものとすることができ、通信の信頼性を向上させることができる。すなわち、金属外装板の継ぎ目部分は無線電波が通りやすくなっているから、より高い精度で通信
を確立することが可能となるのである。また真空断熱材4aはその外被材が金属フィルム等で構成されていることが多いが、このような真空断熱材4aであってもこれと対向していないので無線電波が通りやすく、より高い精度で通信を確立できるのである。
その他の構成及び作用効果は実施の形態1と同様であり、同一部分には同一番号を付記してその説明は省略する。
(実施の形態3)
図8は実施の形態3に置ける在庫管理システムを示す。この実施の形態3の在庫管理システムは実施の形態2で示す報知部41での報知を扉開閉に連動させて行わせるようにしたものである。
図8において、冷蔵庫22の冷蔵庫制御部48は扉開閉検出部15が扉開閉を検出するとこれを無線中継部47に無線送信する構成としてある。
これにより、食品の出し入れ時に行われることになる扉開閉があると、これを扉開閉検出部15が検出して冷蔵庫制御部48が無線中継部47に送信し、無線中継部47がサーバ装置35に扉開閉があったことを送信する。これに基づきサーバ装置35は無線モジュール31に報知信号を送信し、報知部41がこれを報知する。これにより食品の重複報知は使用者が扉を開いたときのみとすることができ、電源部38の消耗を低減することができる。
以上、本発明に係る冷蔵庫の在庫管理システムについて、上記実施の形態を用いて説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。つまり、本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、上記各実施の形態の説明から明らかなように、食品属性を付した複数の無線モジュールを準備すればよいので安価に在庫管理システムを構築できるとともに、食品属性等の食品情報の入力も簡単かつ間違いなく行うことができるので、使い勝手の良い在庫管理システムとすることができ、家庭用の冷蔵庫をはじめとして各種の冷蔵庫、ショーケース等に適用可能である。
1 冷蔵庫本体
4 断熱材
5 冷蔵室(収納室)
6 切替室
7 製氷室
8 冷凍室
9 野菜室
10 扉(断熱扉)
15 扉開閉検出部
22 冷蔵庫
30 在庫管理システム
31 無線モジュール
32 無線中継部
33 ルータ装置
34 公衆通信網
35 サーバ装置
36 表示端末
36a ディスプレイ
37 無線通信部
38 電源部
39 期間特定釦
40 属性特定部
41 報知部
44 サーバ用インターフェイス
45 サーバ制御部
46 データ記憶部
47 無線中継部
48 冷蔵庫制御部

Claims (4)

  1. 冷蔵庫と、食品に付する無線モジュールと、前記無線モジュールと通信するサーバとで構成し、前記無線モジュールは、無線通信部と、前記無線通信部に電源を供給する電源部と、食品の収納期間の開始時期を特定する期間特定釦と、無線モジュールの食品属性を示す属性特定部と、を備え、前記サーバは、前記期間特定釦が押された場合は、前記無線モジュールの前記属性特定部と前記期間特定釦により特定される収納期間情報とから、前記冷蔵庫に収納されている食品の在庫管理を行うことを特徴とする在庫管理システム。
  2. 無線モジュールとサーバとの間の通信を中継する無線中継部をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の在庫管理システム。
  3. 無線モジュールは、さらに食品状態を報知する報知部を備え、サーバにより、冷蔵庫に収納される複数の食品において食品属性が重複したと認識された場合には、前記報知部は収納期間に基づいて報知内容を変更することを特徴とする請求項1または2に記載の在庫管理システム。
  4. 報知部は、LEDにより構成され、異なる波長、異なる点灯にて報知することを特徴とする請求項3に記載の在庫管理システム。
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