JP2002107025A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
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Abstract
場合においても節電運転できるようにした冷蔵庫に関す
る。 【解決手段】 通常運転と節電運転とを行うことができ
る冷蔵庫において、冷蔵庫近辺の明るさを検知する光セ
ンサを備え、制御装置には、光センサで検知した検知量
を演算し、この検知量の低下率が所定値以上のときには
前記節電運転を行い、上昇率が所定値以上のときには前
記通常運転を行わせる制御手段を設けたので、電灯を完
全に切らなかったようなとき、例えば、蛍光灯3本の点
灯から1本の点灯に切り換えたときにも節電運転を開始
させることができ、節電をすることができる。
Description
冷蔵庫に関し、詳しくは、光センサの検知する検知量に
応じて節電運転可能な冷蔵庫に関する。
度以上を検知した場合は、通常の運転を行い、所定の照
度未満を検知したとき、顧客は就寝し冷蔵庫のドアを開
くことはほとんどないだろうと考えれるため、通常の温
度より少ない電力で運転される節電運転を行うものが製
品化されている。例えば、この節電運転は、冷凍室の設
定温度を数℃上昇させるものであった。
この電気回路を用いた冷蔵庫の運転状態の説明図を図9
に示す。
は抵抗で、この抵抗の比によって検知する照度を設定す
るものである。54は比較器で、所定の電圧より高い電
圧を入力するとHI信号を出力するものである。55は
マイクロコンピュータで、図示しない圧縮機や庫内ファ
ンを制御するためのもので、制御装置の一部を構成する
ものである。
(ア)に示すように、所定の照度(設定値)を基準にし
て、この照度以上を検知すると通常運転を行い、この照
度未満を検知すると節電運転を行うものであった。
は、使用者の中には、冷蔵庫の設置されている室の電灯
を、例えば蛍光灯を3灯(例えば60W)から1灯(2
0W)に減光したまましたまま就寝したりすることがあ
る。このような場合は、光センサで検知される照度が高
く、節電運転が行われないので、使用者が就寝しており
冷蔵庫の扉が開かれる恐れがなく、節電運転した方が良
い場合でも、節電運転が行われないという欠点がある
(図9(イ)参照)。これは、節電運転を行うか行わな
いかは、所定の照度を基準にしていたことが原因であ
る。
客が就寝した場合においても節電運転を行わせることの
できる冷蔵庫を提供するものである。
設定温度になるように制御する制御装置を備え、庫内の
温度を設定温度に制御する通常運転と、庫内の温度を設
定温度より室温側に近づけて制御し節電する節電運転と
を選択して行うことができるようにした冷蔵庫におい
て、冷蔵庫近辺の明るさを検知する光センサを備え、前
記制御装置には、前記光センサで検知した検知量を演算
し、この検知量の低下率が所定値以上のときには前記節
電運転を行い、上昇率が所定値以上のときには前記通常
運転を行わせる制御手段を設けたものである。
制御する制御装置を備え、庫内の温度を設定温度に制御
する通常運転と、庫内の温度を設定温度よりを室温側に
近づけて制御し節電する節電運転とを選択して行うこと
ができるようにした冷蔵庫において、冷蔵庫の設置場所
の周囲の照度を検知する光センサを備え、前記光センサ
の検知した検知量が予め定めた下部設定値未満になると
前記節電運転を開始し、検知量が予め定めた上部設定値
以上になると前記通常運転を開始させる制御手段を備え
たものである。
制御する制御装置を備え、庫内の温度を設定温度に制御
する通常運転と、庫内の温度を設定温度より室温側に近
づけて制御し節電する節電運転とを選択して行うことが
できるようにした冷蔵庫において、冷蔵庫近辺の明るさ
を検知する光センサを備え、予め定めた上部設定値と下
部設定値とで明るさの領域を上部領域、中部領域、下部
領域に分け、前記制御装置には、前記光センサで検知し
た値を演算し、この値の低下率が所定値以上のとき、あ
るいは、検知した値が前記下部領域にあるときは前記節
電運転を行い、この値の上昇率が所定値以上のとき、あ
るいは、検知した値が前記上部領域にあるときは前記通
常運転を行う制御手段を備えたものである。
制御する制御装置を備え、庫内の温度を設定温度に制御
する通常運転と、庫内の温度を設定温度より室温側に近
づけて制御し節電する節電運転とを選択して行うことが
できるようにした冷蔵庫において、冷蔵庫の設置された
場所での光量を記憶し、この記憶された光量から、上部
設定値と下部設定値を演算して算出し、光センサで検知
される検知量がこの下部設定値以下になったら前記節電
運転を行い、上部設定値以上になったら前記通常運転に
制御する制御手段を備えたものである。
に基づいて詳述する。図1は本発明の冷蔵庫の正面図、
図2は同冷蔵庫の要部の電気回路図、図3は同冷蔵庫の
制御を示す説明図である。
第1実施例について説明する。図1において、1は本発
明の冷蔵庫、2、3、4、5、6はそれぞれ、冷蔵室用
扉、野菜室用扉、製氷室用扉、切換室用扉、冷凍室用扉
である。7は操作部で、各種操作スイッチ(図示せず)
や、液晶表示部8や、光センサ収納部9を備えている。
するための光センサ、11は抵抗、12は入力したアナ
ログの電圧値をデジタル信号に変換して出力するAD変
換器、13はAD変換器からの信号を記憶しておくため
の記憶装置、14はAD変換器からの信号を入力し、圧
縮機(図示せず)などの運転を制御するためのマイクロ
コンピュータ(制御装置、制御手段)である。尚、圧縮
機の運転は主に冷凍室センサ(図示せず)によりON/
OFF制御されるものである。
るように動作する(図3参照)。
イッチが押されると、光センサは冷蔵庫の前面側周囲の
照度を検出する(S1)。そして、照度の変化率を演算
する(S2)。照度の変化率は、照度の変化を、その変
化した時間で除して算出したもので、例えば、1秒間に
150ルクスの変化があった場合に150ルクス/秒と
している。そして、150ルクス/秒を所定の変化率と
設定している。但し、この設定値は100〜200ルク
ス/秒の範囲で設定すれば良いと考えられる。
上、つまり、150ルクス/秒以上であるか否かを判断
し(S3)、設定値以上であれば、通常運転を行い(S
4)、設定値以上でない場合は、低下率が設定値以上か
否かを判断する(S5)。低下率が所定値以上であれ
ば、節電運転を行い(S6)、低下率が設定値以上でな
い場合はS1の照度検知を再度行う。
定温度の変更可能)がこの設定温度どおりになるように
制御する運転を通常運転とし、冷凍室の庫内温度を、設
定温度(−20℃と仮定する)から2℃室温に近づけた
温度(−18℃)になるように制御する運転を節電運転
としている。このため、この節電運転は、通常運転より
も圧縮機の運転時間が短くなると共に、運転停止時間が
長くなって、通常運転よりも節電できるものである。
のように動作する。例えば、図4の(イ)に示すよう
に、夜11頃、使用者は就寝しようとして電灯を小さく
する。例えば、1本20Wの蛍光灯を3本点灯していた
ものを、1本の20Wの点灯にして、就寝するとする。
このときの照度の低下率をマイクロコンピュータが演算
し、所定値以上の低下率であると判断するので、冷蔵庫
では節電運転が開始される。
たようなときにでも冷蔵庫を節電運転できるように制御
されるので、所定の照度以上か未満かで通常運転と節電
運転とを行っていた従来の制御よりも節電することがで
きる。
いて説明する。第1実施例と異る制御の部分のみ説明す
る。
か否かを判断する(S10)。現在行われている運転が
通常運転であれば、照度を検知する(S11)。次に、
この検知した照度が、下部の設定値未満であるか否かを
判断する(S12)。検知した照度が下部の設定値未満
であれば(下部領域であれば)、節電運転を行い(S1
3)、下部の設定値未満でなければ、照度検知を再度行
う(S11)。
(S14)。そして、今度は検知した照度が上部設定値
以上である(上部領域である)か否か判断する(S1
5)。検知した照度が上部設定値以上であれば、通常運
転を行い(S16)、検知した照度が上部設定値以上で
なければ、照度検知を再度行う(S14)。
徐々に変化するようなとき、つまり、外部の光が差し込
むような場所に設置されているときにも、上部の設定値
を超える照度になると通常運転を始め、下部の設定値未
満の照度になるとになると節電運転を行うので、第1実
施例の制御のように急激な照度の変化がないような場合
でも、節電運転を行うことができる。従って、図6の
(イ)に示すように、不在時においても自動的に節電運
転を行うことができるものである。
ローチャートなどは図示しない。第3実施例のものは、
請求項3に対応したもので、予め定めた上部設定値と下
部設定値とで明るさの領域を上部領域、中部領域、下部
領域に分け、制御装置には、光センサで検知した値を演
算し、この値の低下率が所定値以上のとき、あるいは、
この値が前記下部領域にあるときは前記節電運転を行
い、この値の上昇率が所定値以上のとき、あるいは、こ
の値が前記上部領域にあるときは前記通常運転を行う制
御手段を備えたものである。
では、照度が急激に低下したときや、検知された照度が
下部設定値未満のとき前記節電運転を開始するものであ
る。このため、節電運転を確実に行わせることができ
る。
いて説明する。この第4実施例のものは、第2実施例に
示すフローチャートのの部分に図7に示す制御が付加
されたものである。
初に照度を検知する(S20)。そしてこの検知された
照度を記憶しておく(S21)。次に、照度の検知が終
了したか、否かを判断し(S22)、終了でなければ、
再度照度を検知し(S20)、終了であれば、この記憶
された照度のデータから、上部の設定値と、下部の設定
値とを演算する(S23)。演算で求められた上部の設
定値と、下部の設定値とに基いて、冷蔵庫の運転制御
が、図5に示すフローチャートのように行われる。尚、
前記照度の記憶は、例えば1日分、或いは3日分を記憶
して、演算するものである。また、季節の変わり目とな
る3ヶ月毎に、新たに上部及び下部の設定値を演算する
ように構成しても良い。
所の照度の変化に応じて、最適に節電運転を行わせるこ
とができるので、設置場所の照度の変化に応じて節電運
転を行うことができる。
置には、前記光センサで検知した検知量を演算し、この
検知量の低下率が所定値以上のときには前記節電運転を
行い、上昇率が所定値以上のときには前記通常運転を行
わせる制御手段を設けので、使用者が就寝前に電灯の光
量を小さくした場合にも節電運転を行うことができ、最
適な運転を行わせることができる。
ンサの検知した検知量が予め定めた下部設定値未満にな
ると前記節電運転を開始し、検知量が予め定めた上部設
定値以上になると前記通常運転を開始させる制御手段を
備えたので、低下率が小さい場合においても節電運転を
行わせることができ、確実に節電することができる。ま
た、上昇率が小さい場合においても、確実に通常運転を
行わせることができるので、状況に応じた最適な運転を
選択し、行うことができる。
御装置には、前記光センサで検知した値を演算し、この
値の低下率が所定値以上のとき、あるいは、検知した値
が前記下部領域にあるときは前記節電運転を行い、この
値の上昇率が所定値以上のとき、あるいは、検知した値
が前記上部領域にあるときは前記通常運転を行う制御手
段を備えたので、光量の変化率が小さい場合は設定値に
応じて制御され、変化率が大きい場合は、この設定値に
高じて制御されるので、最適な運転が選択され、節電も
行うことができる。
蔵庫の設置された場所での光量を記憶し、この記憶され
た光量から、上部設定値と下部設定値を演算して算出
し、光センサで検知される検知量がこの下部設定値以下
になったら節電運転を行い、上部設定値以上になったら
通常運転に制御する制御手段を備えたので、その冷蔵庫
の設置されている周囲の状況に応じて、上部設定値及び
下部設定値が算出され、この設定値に応じて運転が制御
されるので、その冷蔵庫の設置された場所において最適
な運転制御を行い、節電することができる。
ある。
ある。
トである。
ある。
チャートである。
である。
手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 庫内の温度が設定温度になるように制御
する制御装置を備え、庫内の温度を設定温度に制御する
通常運転と、庫内の温度を設定温度より室温側に近づけ
て制御し節電する節電運転とを選択して行うことができ
るようにした冷蔵庫において、冷蔵庫近辺の明るさを検
知する光センサを備え、前記制御装置には、前記光セン
サで検知した値を演算し、この値の低下率が所定値以上
のときには前記節電運転を行い、上昇率が所定値以上の
ときには前記通常運転を行わせる制御手段を設けたこと
を特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項2】 庫内の温度が設定温度になるように制御
する制御装置を備え、庫内の温度を設定温度に制御する
通常運転と、庫内の温度を設定温度よりを室温側に近づ
けて制御し節電する節電運転とを選択して行うことがで
きるようにした冷蔵庫において、冷蔵庫の設置場所の周
囲の明るさを検知する光センサを備え、予め定めた上部
設定値と下部設定値とで明るさの領域を上部領域、中部
領域、下部領域に分け、前記光センサの検知した値が、
前記上部領域にある場合には前記通常運転を行い、前記
下部領域にある場合には前記節電運転を行わせる制御手
段を備えたことを特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項3】 庫内の温度が設定温度になるように制御
する制御装置を備え、庫内の温度を設定温度に制御する
通常運転と、庫内の温度を設定温度より室温側に近づけ
て制御し節電する節電運転とを選択して行うことができ
るようにした冷蔵庫において、冷蔵庫近辺の明るさを検
知する光センサを備え、予め定めた上部設定値と下部設
定値とで明るさの領域を上部領域、中部領域、下部領域
に分け、前記制御装置には、前記光センサで検知した値
を演算し、この値の低下率が所定値以上のとき、あるい
は、検知した値が前記下部領域にあるときは前記節電運
転を行い、この値の上昇率が所定値以上のとき、あるい
は、検知した値が前記上部領域にあるときは前記通常運
転を行う制御手段を備えたことを特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項4】 庫内の温度が設定温度になるように制御
する制御装置を備え、庫内の温度を設定温度に制御する
通常運転と、庫内の温度を設定温度より室温側に近づけ
て制御し節電する節電運転とを選択して行うことができ
るようにした冷蔵庫において、冷蔵庫近辺の明るさを検
知する光センサを備え、この光センサが検知した値を記
憶し、この記憶された値から、上部設定値と下部設定値
を演算し、この上部設定値と下部設定値とで明るさの領
域を上部領域、中部領域、下部領域に分け、前記光セン
サの検知した値が、前記上部領域にある場合には前記通
常運転を行い、前記下部領域にある場合には前記節電運
転を行わせる制御手段を備えたことを特徴とする冷蔵
庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000299542A JP2002107025A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000299542A JP2002107025A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002107025A true JP2002107025A (ja) | 2002-04-10 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000299542A Pending JP2002107025A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
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