JP4051625B2 - 照明器具及び照明制御システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明器具、及び複数の照明機器を備えた照明制御システムに関し、特に、複数の照明機器を通信手段を介して連動させる制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の複数の蛍光灯器具を備えた照明システムにおいては、例えばリモートコントローラから発せられた制御信号が、赤外線によって隣接の蛍光灯器具に順番に送られて、全ての蛍光灯器具が調光されるようにしたものがある(例えば特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−260876号公報(段落0005、図11)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の照明装置においては、隣接の蛍光灯器具からの通信が途絶した場合の対策が十分に取られておらず不安定な動作となり、適切な照明が得られないという問題点があった。
【0005】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、通信が途絶した場合においても適切な照明が得られ、実使用上での使用感を向上させ、より安定な照明器具、及びそれを備えた照明制御システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る照明器具は、他の器具との間で明るさ情報をやり取りする通信手段と、 該通信手段からの明るさ情報を新たな明るさ情報として記憶する記憶部と、前記記憶部が記憶している明るさ情報に基づいてランプを点灯制御するとともに、該通信手段の通信が途絶している期間は、通信が途絶した時点に前記記憶部が記憶している明るさ情報に基づく明るさを維持するように前記ランプを点灯制御する制御パターンを有する制御手段と、を備え、前記制御パターンは、前記通信手段の通信が途絶した時点に前記記憶部が記憶している明るさ情報に基づく明るさを一定時間維持した後、前記ランプの明るさを明るくするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る照明システムの構成を示したブロック図であり、図2は図1の照明器具の詳細を示したブロック図である。この照明システムは商用電源1に複数の照明器具2a〜2cが接続されており、複数の照明器具2a〜2cはその用途に応じて分布して配置される。なお、これらの複数の照明器具2a〜2cを総称するときには照明器具2という。照明器具2は、通信手段3、制御手段4及びランプ5を備えており、通信手段3はリモートコントローラ(以下、リモコンと略称する)10との間又は隣接して配置された照明器具2との間のデータ等の授受を行うものであり、例えば赤外線を用いる。制御手段4はインバータ(図示せず)、メモリ4a等を内蔵しており、通信手段3を介して得られた制御信号に基づいて駆動電流を制御してランプ5の明るさを調整する。なお、図1の照明システムにおいては、例えば1個の照明器具2aは、照度センサ20を備えており、リモコン10との間で信号の授受を行い、リモコン10からの制御信号と照度センサ20の出力に基づいて調光度信号を生成する。
【0008】
上記のように構成された照明システムにおいては、図1の左側の照明器具2aの通信手段3がリモコン10からの制御信号を受信すると、制御手段4はその制御信号と照度センサ20の出力に基づいて調光度信号を生成し、その調光度信号に対応した駆動電流(出力電流)を出力してランプ5の明るさを制御する。また、このとき、制御手段4はその調光度信号を含んだ制御信号を生成し、通信手段3を介して隣接した照明器具2bに所定の周期で送信する。照明器具2bは、照明器具2aからの制御信号を受信すると、その制御信号に含まれる調光度信号に基づいてランプ5の駆動電流を制御するともに、その調光度信号を含んだ制御信号を照明器具2cに送信する。このようにして制御信号を順次転送していき、複数の照明器具2a〜2cを連動させて所定の明るさにする。
【0009】
図3は上記の照明器具2bの動作を示すフローチャートであり、図4はその処理の内容を示したタイミングチャートである。ここでは、照明器具2bの例について説明するが、照明器具2cの動作は照明器具2bと同様である。
【0010】
照明器具2bの制御手段4は、隣接した照明器具2aからの制御信号を適切に受信したかどうかを判断し(S1)、隣接した照明器具2aからの送信信号を適切に受信したと判断した場合にはメモリ4aの内容を更新する(S2)。そして、制御手段4は、制御信号に含まれる調光度信号に基づいた駆動電流を出力してランプ5の明るさを調整する(S3)。また、照明器具2bの制御手段4は、隣接した照明器具2aからの制御信号を適切に受信しなかったと判断した場合(例えば受信した信号が所定のフォーマットになっていない場合等」)にはメモリ4aに既に格納されている調光度信号(この実施の形態においては直前の調光度信号)を読み出す(S4)。そして、制御手段4は、その調光度信号に基づいた駆動電流を出力してランプ5の明るさを調整する(S5)。この調光制御においては、図4に示されるように、通信が途絶したときに、その時点での明るさを維持するようにする。その後、隣接した照明器具2aからの送信信号を適切に受信した場合には、例えば割り込み処理を行って、上記の正常の受信をした場合の処理(S2,S3)に移行する。このことは後述の実施の形態においても同様である。なお、図4において、○印は通信が正常に行われた場合であり、×印は通信が途絶した場合を示している。このことは後述の実施の形態においても同様である。
【0011】
この種の照明システムにおいては、通信の途絶の原因となるノイズなどは、通常継続時間が短いものの方が発生頻度が多いが、本実施の形態1においては、図4に示されるように、通信が途絶したときに、短時間のノイズを無視するように、その時点での明るさを変化させずに維持することにより、実使用上での使用感を向上させ、より安定な照明システムを提供することが可能となっている。
【0012】
実施の形態2.
図5は本発明の実施の形態2に係る照明システムの処理の内容を示したタイミングチャートである。図3のフローチャートにおける処理は基本的には同じであるが、上記の処理(S5)の内容は異なっている。本実施の形態2においては、図5に示されるように、制御手段4は、通信が途絶したときに、その時点での明るさを一定時間維持し、その後は明るさを明るくしている。
【0013】
この種の照明システムにおいては、長期間の通信途絶が発生する場合には、照明の目的からユーザの使用環境を害するおそれがあるが、本実施の形態2においては、一定時間、通信が回復しない場合には明るさを最低限不自由を感じない一定レベルまで回復することにより、実使用上での使用感を向上させて、より安定な照明システムを提供することが可能となっている。
【0014】
実施の形態3.
図6は本発明の実施の形態3に係る照明システムの処理を示したフローチャートであり、図7はその処理の内容を示したタイミングチャートである。照明器具2bの制御手段4は、隣接した照明器具2aからの制御信号を適切に受信した場合の処理は上記の実施の形態1と同様な処理がなされる。照明器具2bの制御手段4は、隣接した照明器具2aからの制御信号を適切に受信しなかったと判断した場合にはメモリ4aの調光度信号を読み出す(S4)。そして、制御手段4は、その調光度信号の値が一定の明るさよりも明るいかどうかを判断し(S8)、明るいと判断したときにはメモリ4aから読み出された調光度信号に基づいた駆動電流を出力してランプ5の明るさを調整する(S9)。即ち、この調光制御においては、図7(A)に示されるように、通信が途絶したときに、その時点での明るさを維持するようにする。また、制御手段4は、その調光度信号の値が一定の明るさよりも明るくない(暗い)という判断をした場合には、その時点の駆動電流より大きな電流を出力して、図7(B)に示されるように、前記の一定の明るさよりも明るい所定の明るさになるように制御する。なお、図7(B)の調光制御に代えて、図7(C)に示されるように、一定時間だけ現在の明るさを維持して、その後に、所定の明るさまで明るくするようにしてもよい。
【0015】
本実施の形態3においては、通信が途絶したときに明るさに基づいて明るさを制御しており、特に、図7(A)(B)のように調光制御した場合には、ランプの明るさが既に一定レベルよりも明るくなっていれば、実使用上この明るさが必要とされていることが推定できるためその明るさを維持し、一定の明るさよりも暗い場合だけ、明るさを最低限不自由を感じない所定の明るさまで回復するようにしたので、実使用上での使用感が向上し、より安定な照明システムを提供することが可能となっている。
【0016】
また、本実施の形態3においては、図7(A)(C)のように調光制御した場合には、ランプの明るさが既に一定レベルよりも明るくなっていれば、実使用上この明るさが必要とされていることが推定できるため、明るさを維持し、一定レベルよりも暗い場合で、一定時間、通信が回復しない場合には明るさを最低限不自由を感じない所定の明るさまで回復させることにより、実使用上での使用感が向上し、より安定な照明システムを提供することが可能となっている。
【0017】
実施の形態4.
図8は本発明の実施の形態4に係る照明システムの処理を示したフローチャートであり、図9(A)はその処理の内容を示したタイミングチャートである。照明器具2bの制御手段4は、隣接した照明器具2aからの制御信号を適切に受信した場合の処理は上記の実施の形態1と同様な処理がなされる(S1〜S3)。但し、ここでは、受信した調光度信号を順次記憶して、その調光度(明るさ)の変化率が求められるようにしてある。照明器具2bの制御手段4は、隣接した照明器具2aからの制御信号を適切に受信しなかったと判断した場合にはメモリ4aに格納されている複数の調光度信号を読み出す(S4)。そして、制御手段4は、図9(A)に示されるように、その調光度信号の変化率を求め、その変化率を維持した調光度信号を生成し、その調光度信号に対応して駆動電流を増加させてランプ5を明るくする。なお、図9(A)は変化率が正の場合であるが、変化率が負の場合には駆動電流を減少させてランプ5を暗くすることになる。
【0018】
この種の照明システムにおいて、通信が途絶するまでに明るさが変化してきている場合には、何らかの原因で変化させる必要があると推定できる。このため、本実施の形態4においては、図9(A)に示されるように、明るさの変化率を変えずに変化を続けさせることにより、実使用上での使用感が向上し、より安定な照明システムを提供することが可能となっている。
【0019】
また、通信が途絶するまでの明るさの変化率を元にして明るさを制御する例としては、図9(A)の例の他に、例えば図9(B)〜(F−2)に示されるような態様があり、それらを(b)〜(f)の項に分けて説明する。
【0020】
(b) 図9(B)の例は、通信途絶の直前までの明るさの変化率を維持し、一定の明るさまで変化を続けるようにしたものである。図9(B)に示されるように、明るさの変化率を変えずに変化を続け、実使用上差し支えない一定の明るさで止めるようにしたことにより、実使用上での使用感が向上し、より安定で不要な電力消費を押さえられる照明システムを提供することが可能になっている。
【0021】
(c)また、図9(C)の例は、通信途絶の直前までの明るさの変化率を穏やかにし(小さくし)、一定の明るさまで変化を続けるようにしたものである。通信が途絶するまでに明るさが変化してきている場合には、何らかの原因で変化させる必要があると推定でき、このため明るさを同じように変える必要があると判断できるが、急激な変化はユーザに不快感を与えることが判っているため、図9(C)に示されるように、変化率を緩やかにして変化を続け、実使用上差し支えない一定の明るさで止めることにより、実使用上での使用感が向上し、より安定で不要な電力消費を押さえられる照明システムを提供することが可能となっている。
【0022】
(d)また、図9(D−1)(D−2)の例は、変化率が小さい場合はその明るさを維持し(D−1)、変化率が大きい場合に一定の明るさに変化させるようにした(D−2)例である。通信が途絶するまでの明るさの変化を用い、明るさがほとんど変わっていなければ、図9(D−1)に示されるように、その明るさを維持しても差し支えないが、大きく変化している場合には何らかの原因で変化させる必要があると推定できる。このため、図9(D−2)に示されるように、明るさを最低限不自由を感じない一定レベルまで回復することにより、実使用上での使用感が向上し、より安定な照明システムを提供することが可能となっている。
【0023】
(e)また、図9(E−1)(E−2)の例は、明るさの変化率が大きい場合はその変化率を維持し、一定の明るさまで変化を続け(E−1)、小さい場合には変化率を0とし、その時点での明るさを維持するようにした(E−2)例である。このようにすることにより、実使用上での使用感が向上し、より安定な照明システムを提供することが可能となっている。
【0024】
(f)また、図9(F−1)(F−2)の例は、明るさの変化率が大きい場合はその変化率を穏やかにして一定の明るさまで変化を続け(F−1)、急激な変化による不快感をユーザに与えないようにし、明るさの変化率が小さい場合には変化率を0とし、その時点での明るさを維持するようにした(F−2)例である。このようにすることにより、実使用上での使用感を向上し、より安定な照明システムを提供することが可能となっている。
【0025】
以上のように、本実施の形態4においては、通信が途絶するまでの明るさの変化率を元にして明るさを制御するようにしたので、実使用上での使用感を向上し、より安定な照明システムを提供することが可能となっている。
【0026】
実施の形態5.
図10は本発明の実施の形態5に係る照明システムの処理の内容を示したタイミングチャートである。図10に示されるように、制御手段4は、電源投入時や通信開始時などのシステムの状態が変わる場合を除いて、明るさを変化させる全ての場合において(例えば上記の図5、図7、図9参照)、明るさの変化を緩やかにするようにしている。このように明るさを変化を穏やかにしているので、急激な変化による不快感をユーザに与えず、実使用上での使用感を向上し、より安定な照明システムを提供することが可能になっている。
【0027】
実施の形態6.
図11は本発明の実施の形態6に係る照明システムの構成を示したブロック図であり、図12はその処理の内容を示したタイミングチャートである。本実施の形態6の照明器具2は、図1の例に示されたものの他に、時刻を計時する計時手段6を備えている。本実施の形態6においては計時手段6が時刻を計時し、通信が途絶した場合には、図12に示されるように、制御手段4はその時刻を取り込んで、朝、昼、夜の時間帯に応じて、明るさをそれぞれ変化させる。例えば、通常であれば照明が必要とされる時間帯に明るくし、不要な時間帯には暗くすることができる。これは、上述の実施の形態の一定の明るさ(基準値)の値を時間帯に応じて変化させることにより実現している。このように、本実施の形態6においては、時刻を元にして通信途絶時の明るさを決めるようにしたので、より実使用上での使用感を向上し、より安定な照明システムを提供することが可能となっている。
【0028】
実施の形態7.
図13は本発明の実施の形態7に係る照明システムの構成を示したブロック図である。本実施の形態7の制御手段4は、明るさの変化パターン41,42を複数用意しておいて、切替スイッチ43により任意に切り替えられるようにしている。この切り替えは、予め設定しておいても良いし、リモコン10の制御指令に基づいて行うようにしてもよい。この明るさの変化パターン41,42は、上述の実施の形態のいずれであっても良く、その個数は3個以上の複数であってもよい。このように、本実施の形態7においては、通信途絶時の明るさを複数用意し、切り替えられるようにしたことにより、通信途絶により不都合が予想される場合でも、実使用上での使用感を向上し、より安定な照明システムを提供することが可能となっている。
【0029】
実施の形態8.
図14は本発明の実施の形態8に係る照明システムの構成を示したブロック図である。本実施の形態8の制御手段4は、明るさの変化パターン41,42を複数用意しておいて、ユーザによって任意に切り替えられるようにしている。このように、本実施の形態8においては、通信途絶時の明るさパターンを複数用意し、ユーザが使用時に切り替えられるようにしたので、ユーザのニーズに自由に対応ができ、実使用上での使用感が向上し、より安定な照明システムを提供することが可能となっている。
【0030】
実施の形態9.
図15は本発明の実施の形態9に係る照明システムの構成を示したブロック図である。本実施の形態9においては、照明器具2は、図1の例に示されたものの他に表示手段8が設けられている。制御手段4が通信途絶を検出すると、表示手段8にて通信状態を表示するようにしている。このように、通信が途絶したことが表示手段8により表示されるので、ユーザに不安感を与えることがなく、また、対策を立てることができ、実使用上での使用感を向上し、より安定な照明システムを提供することが可能となっている。
【0031】
実施の形態10.
本実施の形態10においては、図2(又は図13、図14、図15、後述の図17)に示される照明器具2において、制御手段4が通信の途絶を検出すると、通信手段3を介して隣接した照明器具2等に送信する。このように、通信が途絶したことを通信手段3により他の照明器具2等に通知することにより、再送信などの通信上での対策や、表示手段8を1箇所にまとめるなどに役立てられ、信頼性、実使用上での使用感を向上し、より安定な照明システムを提供することが可能になっている。
【0032】
実施の形態11.
図16は本発明の実施の形態11に係る照明システムの処理の内容を示したタイミングチャートである。制御手段4は、通信の途絶を検出すると、ランプ5の明るさを数回変化させ(例えば所定時間の点滅表示)、通信状態を明確にユーザに通知するようにしている。このように、通信が途絶したときに、通常の点灯表示とは異なる点灯をさせることによりユーザに通知することにより、表示手段8を追加することなく、ユーザに不安感を与えず、また対策を立てることができ、実使用上での使用感が向上させ、より安定な照明システムを提供することが可能になっている。
【0033】
実施の形態12.
図17は本発明の実施の形態12に係る照明システムの構成を示したブロック図である。本実施の形態12においては通信途絶原因検出手段9を更に設けており、通信途絶原因検出手段9は通信遮断時に通信手段3から通信途絶原因を推定し、その結果によりランプ5の明るさパターン41,42を選択して明るさを変化させるようにしている。例えば通信手段3の出力が直流成分だけような場合(出力信号がフラットになっている)には、通信途絶の原因が外乱によるものであると推定する。このように、通信途絶原因検出手段9により通信手段3から通信途絶原因を検出し、原因に応じて明るさの変化方法を変更するようにしているので、通信状態を明確にユーザに通知することが可能になっており、通信状態の回復などの対策等が行え、実使用上での使用感を向上し、より安定な照明システムを提供することが可能になっている。
【0034】
実施の形態13.
なお、上記の実施の形態において、通信手段は赤外線を用いる例について説明したが、本発明においては有線を用いてもよい。また、照明システムの用途に応じて、上記の実施の形態を適宜組み合わせて使用することが可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、通信手段からの明るさ情報を記憶部に新たな明るさ情報として記憶し、記憶部が記憶している明るさ情報に基づいてランプを点灯制御するとともに、通信手段の通信が途絶している期間は、通信が途絶した時点に記憶部が記憶している明るさ情報に基づく明るさを維持するようにランプを点灯制御するようにしたので、実使用上での使用感を向上させ、より安定な照明器具を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る照明システムの構成を示したブロック図である。
【図2】 図1の照明器具の詳細を示したブロック図である。
【図3】 図1の照明器具の動作を示すフローチャートである。
【図4】 図1の照明器具の処理の内容を示したタイミングチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態2に係る照明システムの処理の内容を示したタイミングチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態3に係る照明システムの処理を示したフローチャートである。
【図7】 図6の処理の内容を示したタイミングチャートである。
【図8】 本発明の実施の形態4に係る照明システムの処理を示したフローチャートである。
【図9】 図8の処理の内容を示したタイミングチャートである。
【図10】 本発明の実施の形態5に係る照明システムの処理の内容を示したタイミングチャートである。
【図11】 本発明の実施の形態6に係る照明システムの構成を示したブロック図である。
【図12】 図11の処理の内容を示したタイミングチャートである。
【図13】 本発明の実施の形態7に係る照明システムの構成を示したブロック図である。
【図14】 本発明の実施の形態8に係る照明システムの構成を示したブロック図である。
【図15】 本発明の実施の形態9に係る照明システムの構成を示したブロック図である。
【図16】 本発明の実施の形態11に係る照明システムの処理の内容を示したタイミングチャートである。
【図17】 本発明の実施の形態12に係る照明システムの構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 商用電源、2、2a〜2c 照明器具、3 通信手段、4 制御手段、5ランプ、6 計時手段、8 表示手段。

Claims (19)

  1. 他の器具との間で明るさ情報をやり取りする通信手段と、
    該通信手段からの明るさ情報を新たな明るさ情報として記憶する記憶部と、
    前記記憶部が記憶している明るさ情報に基づいてランプを点灯制御するとともに、該通信手段の通信が途絶している期間は、通信が途絶した時点に前記記憶部が記憶している明るさ情報に基づく明るさを維持するように前記ランプを点灯制御する制御パターンを有する制御手段と、
    を備え
    前記制御パターンは、前記通信手段の通信が途絶した時点に前記記憶部が記憶している明るさ情報に基づく明るさを一定時間維持した後、前記ランプの明るさを明るくすることを特徴とする照明器具。
  2. 他の器具との間で明るさ情報をやり取りする通信手段と、
    該通信手段からの明るさ情報を新たな明るさ情報として記憶する記憶部と、
    前記記憶部が記憶している明るさ情報に基づいてランプを点灯制御するとともに、該通信手段の通信が途絶している期間は、通信が途絶した時点に前記記憶部が記憶している明るさ情報が予め設定される一定の明るさよりも明るいときはその明るさを維持し、暗いときは予め設定される一定の明るさまで明るくする制御パターンを有する制御手段と、
    を備えることを特徴とする照明器具。
  3. 他の器具との間で明るさ情報をやり取りする通信手段と、
    該通信手段からの明るさ情報を明るさ情報として記憶する記憶部と、
    前記記憶部が記憶している明るさ情報に基づいてランプを点灯制御するとともに、該通信手段の通信が途絶している期間は、通信が途絶した時点に前記記憶部が記憶している明るさ情報から明るさの変化率を算出して、算出した変化率に基づいて前記ランプの明るさを制御する制御パターンを有する制御手段と、
    を備えることを特徴とする照明器具。
  4. 前記制御パターンは、前記算出した変化率を維持するように前記ランプの明るさを制御することを特徴とする請求項に記載の照明器具。
  5. 前記制御パターンは、前記算出した変化率より小さい変化率に変更して前記ランプの明るさを制御することを特徴とする請求項に記載の照明器具。
  6. 前記制御パターンは、該通信手段の通信が途絶している期間、予め設定される一定の明るさとなるように前記ランプの明るさを制御することを特徴とする請求項〜請求項のいずれかに記載の照明器具。
  7. 前記制御パターンは、該通信手段の通信が途絶した時点に前記記憶部が記憶している明るさ情報が予め設定される一定の明るさよりも明るいとき、前記記憶部が記憶している明るさ情報に基づく明るさを維持するように前記ランプの明るさを制御することを特徴とする請求項〜請求項のいずれかに記載の照明器具。
  8. 前記制御パターンは、該通信手段の通信が途絶した時点に前記記憶部が記憶している明るさ情報が予め設定される一定の明るさよりも暗いとき、前記予め設定される一定の明るさとなるように前記ランプの明るさを明るくすることを特徴とする請求項〜請求項のいずれかに記載の照明器具。
  9. 前記制御パターンは、前記通 信手段の通信が途絶している期間に前記ランプの明るさを明るくする点灯制御を行うとき、前記記憶部が記憶している明るさ情報に基づく明るさを一定時間維持した後、前記ランプの明るさを明るくすることを特徴とする請求項または請求項に記載の照明器具。
  10. 時刻を計時する計時手段を備え、
    前記制御パターンは、前記計時手段が計時する時刻情報に基づいて前記予め設定される一定の明るさの設定値を変更することを特徴とする請求項または請求項〜請求項のいずれかに記載の照明器具。
  11. 複数の前記制御パターンを有する制御手段と、
    前記制御手段の制御パターンを切り替える切替手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載の照明器具。
  12. 前記切替手段は、前記記憶部が記憶している明るさ情報と、前記予め設定される一定の明るさとの比較に基づいて前記制御パターンを切り替えることを特徴とする請求項11に記載の照明器具。
  13. 前記切替手段は、前記記憶部が記憶している前記算出した変化率と、前記予め設定される変化率との比較に基づいて前記制御パターンを切り替えることを特徴とする請求項11に記載の照明器具。
  14. 前記切替手段は、外部から入力される信号に基づいて前記制御パターンを切り替えることを特徴とする請求項11に記載の照明器具。
  15. 前記通信手段から途絶原因を検出する通信途絶原因検出手段を備え、
    前記切替手段は、前記通信途絶原因検出手段が検出する途絶原因に応じて前記制御パターンを切り替えることを特徴とする請求項11〜請求項14のいずれかに記載の照明器具。
  16. 前記通信手段は、通信が途絶すると通信途絶情報を送信することを特徴とする請求項1〜請求項15のいずれかに記載の照明器具。
  17. 前記通信手段の通信が途絶したことを表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項16のいずれかに記載の照明器具。
  18. 前記制御手段は、通信が途絶すると、前記ランプの明るさを通常の点灯状態とは異なるように前記ランプの点灯状態を制御して、ユーザに通信途絶を知らせることを特徴とする請求項1〜請求項16のいずれかに記載の照明器具。
  19. 請求項1〜請求項18のいずれかに記載の照明器具を複数備え、
    それぞれの前記照明器具に備える前記通信手段の間で通信するとともに、前記通信手段によって通信される明るさ情報に基づいて前記制御手段が前記ランプの明るさを制御することを特徴とする照明制御システム。
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