JP6910566B2 - 入庫管理装置及び低温倉庫の入庫管理方法 - Google Patents

入庫管理装置及び低温倉庫の入庫管理方法 Download PDF

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Description

この発明は、低温倉庫に荷物を入庫する入庫時刻を管理する技術に関する。
荷物を低温管理するための低温倉庫がある。低温倉庫には、冷却装置が設けられており、内部の温度が低温に管理される。
複数の配送車によって荷物が配送され、配送される度に低温倉庫に荷物が入れられる。荷物が入れられると、入れられた荷物を冷却するために、冷却装置の出力が上げられる。多くの荷物が一度に入れられると、冷却装置が急速運転といった出力の高い運転を行う。冷却装置が急速運転を行うと、冷却装置の消費電力が多くなってしまう。
特許文献1には、配送車の位置及び運行状況を管理することにより、物流の効率と輸送品質との向上を図ることが記載されている。特許文献2には、入庫される荷物の状態に合わせて、無駄な電力を消費することなく、荷物の品質の劣化を抑制するように冷却装置の運転を制御することが記載されている。
特開2003−233655号公報 特開2015−137805号公報
特許文献1には、低温倉庫に設けられた冷却装置の消費電力を考慮した配送を行うことは記載されていない。
また、特許文献2には、全ての荷物に識別タグを取り付けることにより、荷物の状態を管理している。しかし、多くの荷物が扱われる場合には、全ての荷物にタグを取り付けることは困難である。
この発明は、簡便な方法により、荷物の品質の劣化を抑制しつつ、低温倉庫における消費電力を少なくすることを目的とする。
この発明に係る入庫管理装置は、
消費電力の異なる運転を行う冷却装置が設けられた低温倉庫に、複数の移動体の各移動体に積まれた荷物を入れる入庫時刻を通知する入庫管理装置であり、
前記各移動体に積まれた荷物ついて、前記荷物を降ろした後に前記低温倉庫に入れた場合における前記荷物の時間経過に伴う第1温度変化情報と、前記荷物を降ろした後に前記低温倉庫に入れない場合における前記荷物の時間経過に伴う第2温度変化情報とが格納された温度情報格納部と、
前記温度情報格納部に格納された前記各移動体に積まれた荷物ついての前記第1温度変化情報及び前記第2温度変化情報に基づき、前記各移動体に積まれた前記荷物ついて、前記荷物の温度が許容温度より高くなることがなく、かつ、前記冷却装置の消費電力が少なくなる前記入庫時刻を通知する入庫管理部と
を備える。
この発明では、荷物の温度が許容温度より高くなることがなく、かつ、低温倉庫の消費電力が少なくなる入庫時刻を特定する。これにより、荷物の品質の劣化を抑制しつつ、低温倉庫における消費電力を少なくすることが可能になる。
実施の形態1に係る物流管理システム1の構成図。 実施の形態1に係る低温倉庫22の説明図。 実施の形態1に係る入庫管理装置10の構成図。 実施の形態1に係る入庫管理装置10の動作のフローチャート。 実施の形態1に係る入庫管理処理のフローチャート。 実施の形態1に係る消費電力計算処理の説明図。 実施の形態1に係る荷物40の熱容量Cの計算方法の説明図。 比較例に係る消費電力の変化の説明図。 実施の形態1に係る消費電力の変化の説明図。 変形例4に係る情報出力部116によって出力される情報を示す図。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1を参照して、実施の形態1に係る物流管理システム1の構成を説明する。
物流管理システム1は、入庫管理装置10と、複数の移動体20と、荷物管理装置21と、低温倉庫22と、倉庫管理装置23と、位置管理装置24と、交通管理装置25と、温度管理装置26と、管理端末27とを備える。
入庫管理装置10は、複数の移動体20の各移動体20に積まれた荷物40を低温倉庫22に入れる入庫時刻を特定する装置である。入庫管理装置10は、荷物管理装置21と、倉庫管理装置23と、位置管理装置24と、交通管理装置25と、温度管理装置26と、管理端末27とネットワーク30を介して接続されている。
各移動体20は、荷物40を運搬する車両及び船舶といった移動する物体である。移動体20は、荷物40を保管する保管庫201を備える。
保管庫201には、冷却装置202が設けられている。冷却装置202によって、保管庫201の内部温度Ttrが−10℃から−20℃程度の低温に保たれる。これにより、保管庫201に保管された荷物40の温度も−10℃から−20℃程度の低温に保たれる。また、保管庫201には、内部温度Ttrを検出する温度センサ203が設けられている。温度センサ203は、荷物管理装置21とネットワーク31を介して接続されている。
また、各移動体20には、現在位置を示す位置情報を発信する位置発信装置204が設けられている。位置発信装置204は、位置管理装置24とネットワーク32を介して接続されている。
荷物管理装置21は、各移動体20に積まれた荷物40に関する情報を管理する装置である。具体的には、荷物管理装置21は、各移動体20の保管庫201に設けられた温度センサ203から取得される各移動体20の保管庫201の内部温度Ttrを定期的に取得して管理する。また、荷物管理装置21は、各移動体20の保管庫201の内部温度Ttrの変化から、各移動体20に積まれた荷物40の熱容量Cを計算して管理する。
低温倉庫22は、各移動体20によって運搬された荷物40を低温状態で保管する倉庫である。
図2に示すように、低温倉庫22には、冷却装置221が設けられている。冷却装置221によって、低温倉庫22の内部温度TRが−10℃から−60℃程度の低温に保たれる。これにより、低温倉庫22に入れられた荷物40の温度も−10℃から−60℃程度の低温に保たれる。また、低温倉庫22には、内部温度TRを検出する温度センサ222が設けられている。温度センサ222は、倉庫管理装置23とネットワーク33を介して接続されている。
冷却装置221は、低温倉庫22の内部の状況に応じて消費電力の異なる運転を行う。具体例としては、冷却装置221は、低温倉庫22の内部温度TRと、低温倉庫22の内部に置かれた荷物40の温度といった情報に応じて冷却強度の異なる運転を行う。例えば、低温倉庫22に温度の高い荷物40が多く置かれるほど、冷却装置221は、消費電力が多い冷却強度の強い運転を行う。
倉庫管理装置23は、低温倉庫22に関する情報を管理する装置である。具体的には、倉庫管理装置23は、低温倉庫22に設けられた温度センサ222によって検出された低温倉庫22の内部温度TRを定期的に取得して管理する。
位置管理装置24は、各移動体20の位置情報を管理する装置である。具体的には、位置管理装置24は、各移動体20に設けられた位置発信装置204から発信された位置情報を定期的に取得して管理する。
交通管理装置25は、交通情報を管理する装置である。具体的には、交通管理装置25は、外部のサーバ等から道路の混雑状況と規制情報といった交通情報を定期的に取得して管理する。
温度管理装置26は、低温倉庫22の周辺の外気温といった置き場温度Toを管理する装置である。具体的には、温度管理装置26は、各移動体20に積まれた荷物40が降ろされ、荷物40が低温倉庫22に入れられる前に一時的に置かれる場所の置き場温度Toを管理する装置である。つまり、荷物40が一時的に置かれる場所が屋外であれば、低温倉庫22の周辺の外気温を置き場温度Toとして管理し、荷物40が一時的に置かれる場所が低温倉庫22付近の室内の通路であれば、通路の気温を置き場温度Toとして管理する。
管理端末27は、低温倉庫22のオーナーといった低温倉庫22の管理者が使用する端末である。具体例としては、管理端末27は、PC(Personal Computer)である。
図3を参照して、実施の形態1に係る入庫管理装置10の構成を説明する。
入庫管理装置10は、コンピュータである。
入庫管理装置10は、プロセッサ11と、メモリ12と、ストレージ13と、通信インタフェース14とのハードウェアを備える。プロセッサ11は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
プロセッサ11は、プロセッシングを行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ11は、具体例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)である。
メモリ12は、データを一時的に記憶する記憶装置である。メモリ12は、具体例としては、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。
ストレージ13は、データを保管する記憶装置である。ストレージ13は、具体例としては、HDD(Hard Disk Drive)である。また、ストレージ13は、SD(登録商標,Secure Digital)メモリカード、CF(CompactFlash,登録商標)、NANDフラッシュ、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)といった可搬記録媒体であってもよい。
通信インタフェース14は、外部の装置と通信するためのインタフェースである。通信インタフェース14は、具体例としては、Ethernet(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(登録商標,High−Definition Multimedia Interface)のポートである。
入庫管理装置10は、機能構成要素として、到着時刻計算部111と、温度計算部112と、入庫管理部113とを備える。入庫管理部113は、消費電力計算部114と、時刻特定部115と、情報出力部116とを備える。入庫管理装置10の各機能構成要素の機能はソフトウェアにより実現される。
ストレージ13には、入庫管理装置10の各機能構成要素の機能を実現するプログラムが格納されている。このプログラムは、プロセッサ11によりメモリ12に読み込まれ、プロセッサ11によって実行される。これにより、入庫管理装置10の各機能構成要素の機能が実現される。
また、ストレージ13は、温度情報格納部131の機能を実現する。
図1では、プロセッサ11は、1つだけ示されていた。しかし、プロセッサ11は、複数であってもよく、複数のプロセッサ11が、各機能を実現するプログラムを連携して実行してもよい。
***動作の説明***
図4から図7を参照して、実施の形態1に係る入庫管理装置10の動作を説明する。
実施の形態1に係る入庫管理装置10の動作は、実施の形態1に係る低温倉庫の運用方法に相当する。
(図4のステップS11:到着時刻計算処理)
到着時刻計算部111は、各移動体20が低温倉庫22に到着する到着予定時刻taを計算する。
具体的には、到着時刻計算部111は、各移動体20を順に対象の移動体20に設定する。到着時刻計算部111は、対象の移動体20の位置を示す位置情報を、位置管理装置24から取得する。また、到着時刻計算部111は、位置情報が示す対象の移動体20の位置から低温倉庫22までの経路に関する交通情報を、交通管理装置25から取得する。
到着時刻計算部111は、交通情報を考慮して、対象の移動体20の位置から低温倉庫22までの移動にかかる移動時間を計算する。到着時刻計算部111は、現在の時刻から移動時間だけ後の時刻を、対象の移動体20の到着予定時刻taとして計算する。
n台の移動体20が存在する場合には、第1の移動体20の到着予定時刻ta1から第nの移動体20の到着予定時刻tanまでのn個の到着予定時刻taが計算される。
ここでは、到着時刻計算部111は、交通情報だけを考慮して到着予定時刻taを計算した。しかし、到着時刻計算部111は、気象情報といった対象の移動体20の移動に影響する他の情報を考慮して到着予定時刻taを計算してもよい。この場合には、到着時刻計算部111は、他の情報を外部のサーバ等から取得する。
(図4のステップS12:温度計算処理)
温度計算部112は、各移動体20に積まれた荷物40ついて、荷物40を移動体から降ろした後に低温倉庫22に入れた場合における荷物40の時間経過に伴う第1温度変化情報T1と、荷物40を移動体から降ろした後に低温倉庫22に入れない場合における荷物40の時間経過に伴う第2温度変化情報T2とを計算する。温度計算部112は、第1温度変化情報T1と第2温度変化情報T2とを温度情報格納部131に格納する。
ここで、荷物40の時間経過に伴う概ねの温度変化は、荷物40の温度と荷物40の周囲の温度との温度差と、荷物40の熱容量Cとから特定することが可能である。
具体的には、温度計算部112は、各移動体20に積まれた荷物40を順に対象の荷物40に設定する。温度計算部112は、対象の荷物40が積まれた移動体20の保管庫201の内部温度Ttrと、対象の荷物40の熱容量Cとを荷物管理装置21から取得する。また、温度計算部112は、低温倉庫22の内部温度TRを倉庫管理装置23から取得する。また、温度計算部112は、荷物40が低温倉庫22に入れられる前に一時的に置かれる場所の置き場温度Toを温度管理装置26から取得する。ここで、降ろされた時点の対象の荷物40の温度は、保管庫201の内部温度Ttrと概ね同一と仮定できる。そこで、温度計算部112は、保管庫201の内部温度Ttrを降ろされた時点の対象の荷物40の温度として扱う。
温度計算部112は、降ろされた時点の対象の荷物40の温度と低温倉庫22の内部温度TRとの温度差と、対象の荷物40の熱容量Cとから第1温度変化情報T1を計算する。ここでは、温度計算部112は、第1温度変化情報T1として、経過時間をパラメータとする関数を計算する。
また、温度計算部112は、降ろされた時点の対象の荷物40の温度と一時的に置かれる場所の置き場温度Toとの温度差と、対象の荷物40の熱容量Cとから第2温度変化情報T2を計算する。ここでは、温度計算部112は、第2温度変化情報T2として、経過時間をパラメータとする関数を計算する。
n台の移動体20が存在する場合には、第1の移動体20に積まれた荷物40の第1温度変化情報T11及び第2温度変化情報T21から、第nの移動体20に積まれた荷物40の第1温度変化情報T1n及び第2温度変化情報T2nまでのn個の第1温度変化情報T1及びn個の第2温度変化情報T2が計算される。
なお、温度計算部112は、第1温度変化情報T1として、10秒といった単位時間毎の対象の荷物40の温度を計算してもよい。同様に、温度計算部112は、第2温度変化情報T2として、10秒といった単位時間毎の対象の荷物40の温度を計算してもよい。
(図4のステップS13:入庫管理処理)
入庫管理部113は、ステップS12で計算され、温度情報格納部131に格納された各移動体20に積まれた荷物40ついての第1温度変化情報T1及び第2温度変化情報T2に基づき、各移動体20に積まれた荷物40ついて、荷物40の温度が許容温度Tmaxより高くなることがなく、かつ、冷却装置221の消費電力が最も少なくなる入庫時刻tを特定する。n台の移動体20が存在する場合には、第1の移動体20入庫時刻t1から第nの移動体20の入庫時刻tnまでのn個の入庫時刻tが計算される。
ここでは、入庫管理部113は、各移動体20に積まれた荷物40について、ステップS11で計算された、荷物40を積んだ移動体20の到着予定時刻taに荷物が降ろされたと仮定する。入庫管理部113は、この仮定の下で、各移動体20に積まれた荷物40の入庫予定時刻を特定する。この際、入庫管理部113は、各移動体20に積まれた荷物40について、荷物40を積んだ移動体20の到着予定時刻ta以降の時刻を、荷物40の入庫時刻tとして特定する。
許容温度は、事前に定められた温度である。許容温度は、全ての荷物40に同じ温度が定められていてもよいし、荷物40に応じて異なる温度が定められていてもよい。
図5を参照して、実施の形態1に係る入庫管理処理を説明する。
(図5のステップS21:消費電力計算処理)
消費電力計算部114は、各移動体20に積まれた荷物40の入庫時刻tを変化させた場合における冷却装置221で消費される消費電力を計算する。この際、消費電力計算部114は、第1温度変化情報T1及び第2温度変化情報T2と、各移動体20に積まれた荷物40の熱容量Cと、冷却装置221の運転の制御方法を示す制御情報とに基づき、消費電力を計算する。
実施の形態1では、消費電力として、ピーク時間帯の消費電力が計算される。ピーク時間帯の消費電力とは、最も消費電力が多い時間帯の消費電力である。時間帯とは、例えば、0:00から30分間、0:30から30分間、1:00から30分間といった各期間である。
具体的には、消費電力計算部114は、各移動体20に積まれた荷物40についての入庫時刻tを一定時間ずつずらして、入庫時刻tに設定した場合おける冷却装置221で消費される消費電力を計算する。
例えば、移動体20Xに積まれた荷物40Xと、移動体20Yに積まれた荷物40Yとが低温倉庫22に入れられるとする。この場合には、図6に示すように、消費電力計算部114は、荷物40Xの入庫時刻txを、荷物40Xの到着予定時刻tax以降10秒毎に設定するとともに、荷物40Yの入庫時刻tyを、荷物40Yの到着予定時刻tay以降10秒毎に設定する。そして、消費電力計算部114は、入庫時刻txと入庫時刻tyとの各組合せについて、冷却装置221で消費される消費電力を計算する。つまり、図6に示す表の各欄についての消費電力が計算される。
(図5のステップS22:時刻特定処理)
時刻特定部115は、ステップS21で計算された消費電力を参照して、各移動体20に積まれた荷物40の温度が許容温度Tmaxより高くなることがなく、かつ、冷却装置221の消費電力が少なくなる入庫時刻tを特定する。
具体的には、時刻特定部115は、第2温度変化情報T2を参照して、ステップS11で消費電力が計算された入庫時刻tから、荷物40の温度が許容温度Tmaxより高くなってしまう入庫時刻tを除外する。そして、時刻特定部115は、残りの入庫時刻tから、ピーク時間帯の消費電力が最も少ない入庫時刻tを特定する。
例えば、図6の例であれば、時刻特定部115は、荷物40Xと荷物40Yとの少なくともいずれかの温度が許容温度Tmaxより高くなる、入庫時刻txと入庫時刻tyとの組合せを除外する。そして、時刻特定部115は、残りの組合せからピーク時間帯の消費電力が最も少ない組合せを特定する。これにより、荷物40Xの入庫時刻txと、荷物40Yの入庫時刻tyとが特定される。
(図5のステップS23:情報出力処理)
情報出力部116は、ステップS13で特定された各移動体20に積まれた荷物40ついての入庫時刻tを、ネットワーク30を介して管理端末27に出力する。管理端末27は、出力された入庫時刻tを表示装置に表示するといった方法により、管理者に通知する。
荷物管理装置21は、保管庫201の内部温度Ttrの変化から荷物40の熱容量Cを計算すると説明した。図7を参照して、保管庫201の内部温度Ttrの変化から荷物40の熱容量Cを計算する方法を説明する。なお、荷物40の種類は特定されているものとする。
熱容量C[kJ/K]=質量M[kg]×比熱c[kJ/kgK]である。ここでは、荷物40の種類は特定されているため、荷物40の比熱cは特定されている。したがって、荷物40の質量Mが特定されれば、荷物40の熱容量Cは特定される。
荷物管理装置21は、以下の式1により荷物40の質量Mを計算する。
(式1)
qc×Δt=M×C×ΔTh
→M=qc×Δt/(c×ΔTh)
式1において、qcは保管庫201の冷却装置202の冷却能力である。Δtは保管庫201の内部温度TtrがΔTa変化し、荷物の温度がΔTh変化するのに要する時間である。Mは荷物40の質量である。cは荷物40の比熱である。ここで、qcは、冷却装置202の仕様から既知である。ΔThは、ΔTaの関数であり、事前に試験により特定しておくことが可能である。Δtは計測される。荷物40の比熱cは、上述した通り特定されている。したがって、保管庫201の内部温度Ttrの変化ΔTaから、荷物40の質量Mが特定される。その結果、荷物40の熱容量Cが特定される。
***実施の形態1の効果***
以上のように、実施の形態1に係る物流管理システム1では、入庫管理装置10が、各移動体20に積まれた荷物40ついて、各移動体20に積まれた荷物40の温度が許容温度Tmaxより高くなることがなく、かつ、冷却装置221のピーク時間帯の消費電力が最も少なくなる入庫時刻tを特定する。これにより、荷物40の品質の劣化を抑制しつつ、低温倉庫22におけるピーク時間帯の消費電力を少なくすることが可能になる。
ここで、デマンド値と呼ばれるピーク時間帯の消費電力に応じて、電力料金の基本料金が変わる場合がある。そのため、ピーク時間帯の消費電力を少なくすることにより、低温倉庫22における電力料金を下げることが可能になる。
図8及び図9を参照して、消費電力の変化を説明をする。
ここでは、荷物40Xと荷物40Yとが低温倉庫22に入れられる。荷物40Xと荷物40Yとは、同じ熱容量であり、降ろされた時点では同じ温度であるとする。
図8の例では、荷物40Xの到着予定時刻taxを荷物40Xの入庫時刻txとし、荷物40Yの到着予定時刻tayを荷物40Yの入庫時刻tyとしている。
この場合には、まず荷物40Xが低温倉庫22に入れられる。すると、低温倉庫22に温度の高い荷物40が入れられたため、冷却装置221の出力が上げられる。これにより、冷却装置221の消費電力が消費電力W1から消費電力W2まで増える。荷物40Xは、低温倉庫22に入れられたため、荷物40Xの第1温度変化情報T1に従い、徐々に温度が下がる。
その後、荷物40Xの温度が低温倉庫22の内部温度TRまで下がる前に、荷物40Yが低温倉庫22に入れられる。すると、低温倉庫22に置かれた温度の高い荷物40が多くなるため、冷却装置221の出力がさらに上げられる。これにより、冷却装置221の消費電力が消費電力W2から消費電力W3まで増える。その結果、ピーク時間帯の消費電力D1は、消費電力W3になる。
図9の例では、荷物40Xの到着予定時刻taxを荷物40Xの入庫時刻txとし、荷物40Xの温度が低温倉庫22の内部温度TRまで下がった時刻を荷物40Yの入庫時刻tyとしている。
この場合には、図8の場合と同様に、まず荷物40Xが低温倉庫22に入れられる。すると、低温倉庫22に温度の高い荷物40が入れられたため、冷却装置221の出力が上げられる。これにより、冷却装置221の消費電力が消費電力W1から消費電力W2まで増える。荷物40Xは、低温倉庫22に入れられたため、荷物40Xの第1温度変化情報T1に従い、徐々に温度が下がる。
その後、荷物40Yが到着し降ろされるが、荷物40Yは低温倉庫22に入れられずに外に置かれる。そのため、荷物40Yの温度は荷物40Yの第2温度変化情報T2に従い、徐々に上がる。
そして、荷物40Xの温度が低温倉庫22の内部温度TRまで下がった時刻である入庫時刻tyになると、荷物40Yが低温倉庫22に入れられる。荷物40Xの温度が低温倉庫22の内部温度TRまで下がっているため、低温倉庫22に置かれた温度の高い荷物40は荷物40Yだけである。ここで、荷物40Yは、低温倉庫22の外に置かれていたため、降ろされた時点の荷物40Xよりも温度が高い。そのため、冷却装置221の出力が少しだけ上げられる。これにより、冷却装置221の消費電力が消費電力W2から消費電力W4まで増える。その結果、ピーク時間帯の消費電力D1は、消費電力W4になる。ここで、消費電力W4<消費電力W3である。
このように、各荷物40の入庫時刻tを調整することにより、ピーク時間帯の消費電力を低くすることが可能である。
***他の構成***
<変形例1>
実施の形態1では、入庫管理部113は、ピーク時間帯の消費電力が最も少なくなる入庫時刻tを特定した。しかし、入庫管理部113は、ピーク時間帯の消費電力が基準値よりも少なくなる入庫時刻tを特定してもよい。
例えば、電力会社と、ピーク時間帯の消費電力を500W未満にするといった契約がされている場合がある。このような場合には、入庫管理部113は、基準値を500Wとして、ピーク時間帯の消費電力が500Wよりも少なくなる入庫時刻tを特定してもよい。なお、入庫管理部113は、基準値を500Wよりも少し低い480W等としてもよい。これにより、ピーク時間帯の消費電力が最も少なくなる入庫時刻tに比べ、荷物40の温度上昇を抑えることができる場合もある。
<変形例2>
実施の形態1では、入庫管理装置10の各機能構成要素の機能は、ソフトウェアによって実現されるとした。しかし、入庫管理装置10の各機能構成要素の機能は、ハードウェアで実現されてもよい。
入庫管理装置10の各機能構成要素の機能がハードウェアで実現される場合には、入庫管理装置10は、プロセッサ11に代えて電子回路を備える。電子回路は、これらの機能を実現する専用の回路である。
電子回路としては、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA(Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)が想定される。
各機能構成要素を1つの電子回路で実現してもよいし、各機能構成要素を複数の電子回路に分散させて実現してもよい。
<変形例3>
変形例3として、一部の各機能構成要素がハードウェアで実現され、他の各機能構成要素がソフトウェアで実現されてもよい。
プロセッサ11と電子回路とを処理回路という。つまり、各機能構成要素の機能は、処理回路により実現される。
実施の形態2.
実施の形態2は、消費電力として、消費電力の合計が計算される点が実施の形態1と異なる。実施の形態2では、この異なる点を説明し、同一の点については説明を省略する。
***動作の説明***
図5を参照して、実施の形態2に係る入庫管理処理を説明する。
(図5のステップS21:消費電力計算処理)
消費電力計算部114は、各移動体20に積まれた荷物40の入庫時刻tを変化させた場合における冷却装置221で消費される消費電力の合計を計算する。
ここで、消費電力の合計が計算される期間は、低温倉庫22に1つ目の荷物40が入れられてから、低温倉庫22に入れられる全ての荷物40の温度が低温倉庫22の内部温度TRになるまでの期間である。したがって、図8及び図9の例では、消費電力の合計は、ハッチングが付された領域の面積である。
(図5のステップS22:時刻特定処理)
実施の形態1と同様に、時刻特定部115は、ステップS21で計算された消費電力を参照して、各移動体20に積まれた荷物40の温度が許容温度Tmaxより高くなることがなく、かつ、冷却装置221の消費電力が少なくなる入庫時刻tを特定する。
具体的には、時刻特定部115は、第2温度変化情報T2を参照して、ステップS11で消費電力が計算された入庫時刻tから、荷物40の温度が許容温度Tmaxより高くなってしまう入庫時刻tを除外する。そして、時刻特定部115は、残りの入庫時刻tから、消費電力の合計が最も少ない入庫時刻tを特定する。
例えば、図6の例であれば、時刻特定部115は、荷物40Xと荷物40Yとの少なくともいずれかの温度が許容温度Tmaxより高くなる、入庫時刻txと入庫時刻tyとの組合せを除外する。そして、時刻特定部115は、残りの組合せから消費電力の合計が最も少ない組合せを特定する。これにより、荷物40Xの入庫時刻txと、荷物40Yの入庫時刻tyとが特定される。
ステップS23の処理は、実施の形態1と同じである。
***実施の形態2の効果***
以上のように、実施の形態2に係る物流管理システム1では、入庫管理装置10が、各移動体20に積まれた荷物40ついて、各移動体20に積まれた荷物40の温度が許容温度Tmaxより高くなることがなく、かつ、冷却装置221の消費電力の合計が最も少なくなる入庫時刻tを特定する。これにより、荷物40の品質の劣化を抑制しつつ、低温倉庫22における消費電力の合計を少なくすることが可能になる。
なお、ピーク時間帯の消費電力が少なくても、消費電力の合計が多くなるような場合もある。
実施の形態3.
実施の形態3は、消費電力として、ピーク時間帯の消費電力と、消費電力の合計とから計算される消費電力の評価値が計算される点が実施の形態1,2と異なる。実施の形態3では、この異なる点を説明し、同一の点については説明を省略する。
***動作の説明***
図5を参照して、実施の形態3に係る入庫管理処理を説明する。
(図5のステップS21:消費電力計算処理)
消費電力計算部114は、各移動体20に積まれた荷物40の入庫時刻tを変化させた場合における冷却装置221で消費されるピーク時間帯の消費電力と、消費電力の合計とを計算する。消費電力計算部114は、ピーク時間帯の消費電力と、消費電力の合計とから消費電力の評価値を計算する。
消費電力の評価値は、具体例としては、電力料金である。電力料金は、デマンド値に応じて決まる基本料金と、消費電力の合計に応じて決まる電力量料金との和である場合がある。デマンド値は、ピーク時間帯の消費電力である。
(図5のステップS22:時刻特定処理)
実施の形態1,2と同様に、時刻特定部115は、ステップS21で計算された消費電力を参照して、各移動体20に積まれた荷物40の温度が許容温度Tmaxより高くなることがなく、かつ、冷却装置221の消費電力が少なくなる入庫時刻tを特定する。
具体的には、時刻特定部115は、第2温度変化情報T2を参照して、ステップS11で消費電力が計算された入庫時刻tから、荷物40の温度が許容温度Tmaxより高くなってしまう入庫時刻tを除外する。そして、時刻特定部115は、残りの入庫時刻tから、消費電力の評価値が最も小さい入庫時刻tを特定する。
例えば、図6の例であれば、時刻特定部115は、荷物40Xと荷物40Yとの少なくともいずれかの温度が許容温度Tmaxより高くなる、入庫時刻txと入庫時刻tyとの組合せを除外する。そして、時刻特定部115は、残りの組合せから消費電力の評価値が最も小さい組合せを特定する。これにより、荷物40Xの入庫時刻txと、荷物40Yの入庫時刻tyとが特定される。
ステップS23の処理は、実施の形態1,2と同じである。
***実施の形態3の効果***
以上のように、実施の形態3に係る物流管理システム1では、入庫管理装置10が、各移動体20に積まれた荷物40ついて、各移動体20に積まれた荷物40の温度が許容温度Tmaxより高くなることがなく、かつ、冷却装置221の消費電力の評価値が最も小さくなる入庫時刻tを特定する。これにより、荷物40の品質の劣化を抑制しつつ、低温倉庫22に関する電力料金等を少なくすることが可能になる。
***他の構成***
<変形例4>
図4のステップS14では、情報出力部116は、入庫時刻tを出力した。情報出力部116は、入庫時刻tを出力するとともに、その入庫時刻tで荷物40を入庫した場合におけるピーク時間帯の消費電力と消費電力の合計と電力料金との少なくともいずれかを表示してもよい。また、入庫管理装置10を使用するための料金を利用者から徴収する場合には、その料金を表示してもよい。
例えば、図10に示すように、情報出力部116は、移動体20の到着予定時刻taに荷物40を低温倉庫22に入れる場合の電力料金を表示するとともに、入庫管理装置10によって特定された入庫時刻tに荷物40を低温倉庫22に入れる場合の電力料金と、入庫管理装置10を使用するための料金とを表示してもよい。これにより利用者が入庫管理装置10を利用することの利点を容易に把握可能になる。
1 物流管理システム、10 入庫管理装置、11 プロセッサ、111 到着時刻計算部、112 温度計算部、113 入庫管理部、114 消費電力計算部、115 時刻特定部、116 情報出力部、12 メモリ、13 ストレージ、131 温度情報格納部、14 通信インタフェース、20 移動体、201 保管庫、202 冷却装置、203 温度センサ、204 位置発信装置、21 荷物管理装置、22 低温倉庫、221 冷却装置、222 温度センサ、23 倉庫管理装置、24 位置管理装置、25 交通管理装置、26 温度管理装置、27 管理端末、30 ネットワーク、40 荷物、ta 到着予定時刻、t 入庫時刻、T1 第1温度変化情報、T2 第2温度変化情報、Ttr 内部温度、TR 内部温度、To 置き場温度、C 熱容量、Tmax 許容温度。

Claims (9)

  1. 消費電力の異なる運転を行う冷却装置が設けられた低温倉庫に、複数の移動体の各移動体に積まれた荷物を入れる入庫時刻を通知する入庫管理装置であり、
    前記各移動体に積まれた荷物ついて、前記荷物を降ろした後に前記低温倉庫に入れた場合における前記荷物の時間経過に伴う第1温度変化情報と、前記荷物を降ろした後に前記低温倉庫に入れない場合における前記荷物の時間経過に伴う第2温度変化情報とが格納された温度情報格納部と、
    前記温度情報格納部に格納された前記各移動体に積まれた荷物ついての前記第1温度変化情報及び前記第2温度変化情報に基づき、前記各移動体に積まれた前記荷物ついて、前記荷物の温度が許容温度より高くなることがなく、かつ、前記冷却装置の消費電力が少なくなる前記入庫時刻を通知する入庫管理部と
    を備える入庫管理装置。
  2. 前記入庫管理部は、前記各移動体に積まれた前記荷物について、前記荷物を積んだ移動体の到着予定時刻に前記荷物が降ろされたと仮定して、前記各移動体に積まれた前記荷物ついて、前記入庫時刻を通知する
    請求項1に記載の入庫管理装置。
  3. 前記入庫管理部は、前記各移動体に積まれた前記荷物について、前記荷物を積んだ移動体の到着予定時刻以降の時刻を、前記荷物の前記入庫時刻として通知する
    請求項2に記載の入庫管理装置。
  4. 前記入庫管理部は、
    前記第1温度変化情報及び前記第2温度変化情報と、前記各移動体に積まれた前記荷物の熱容量と、前記冷却装置の運転の制御方法を示す制御情報とに基づき、前記各移動体に積まれた前記荷物の前記入庫時刻を変化させた場合における前記冷却装置で消費される消費電力を計算する電力計算部と、
    前記各移動体に積まれた前記荷物の温度が許容温度より高くなることがなく、かつ、前記電力計算部によって計算された消費電力が少なくなる入庫時刻を特定する時刻特定部と
    を備える請求項1から3までのいずれか1項に記載の入庫管理装置。
  5. 前記温度情報格納部は、前記各移動体に積まれた荷物について、前記荷物の熱容量と前記低温倉庫の内部温度とから計算された前記荷物についての前記第1温度変化情報と、前記熱容量と外気温度とから計算された前記荷物についての前記第2温度変化情報とが格納された
    請求項1から4までのいずれか1項に記載の入庫管理装置。
  6. 前記消費電力は、ピーク時間帯の消費電力である
    請求項1から5までのいずれか1項に記載の入庫管理装置。
  7. 前記消費電力は、消費電力の合計である
    請求項1から5までのいずれか1項に記載の入庫管理装置。
  8. 前記消費電力は、ピーク時間帯の消費電力と、消費電力の合計とから計算される消費電力の評価値である
    請求項1から5までのいずれか1項に記載の入庫管理装置。
  9. 消費電力の異なる運転を行う冷却装置が設けられた低温倉庫に、複数の移動体の各移動体に積まれた荷物を入れる入庫時刻を通知する低温倉庫の運用方法であり、
    コンピュータが、前記各移動体に積まれた荷物ついて、前記荷物を降ろした後に前記低温倉庫に入れた場合における前記荷物の時間経過に伴う第1温度変化情報と、前記荷物を降ろした後に前記低温倉庫に入れない場合における前記荷物の時間経過に伴う第2温度変化情報とを計算し、
    コンピュータが、前記各移動体に積まれた荷物ついての前記第1温度変化情報及び前記第2温度変化情報に基づき、前記各移動体に積まれた前記荷物ついて、前記荷物の温度が許容温度より高くなることがなく、かつ、前記冷却装置の消費電力が少なくなる前記入庫時刻を通知する低温倉庫の入庫管理方法。
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