JPWO2011021652A1 - 熱アシスト磁気記録媒体及び磁気記憶装置 - Google Patents

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Abstract

基板1と、基板1上に形成された下地層と、該下地層上に形成されたL10構造を有するFePt合金、もしくはL10構造を有するCoPt合金を主成分とする磁性層5とを有する磁気記録媒体において、該下地層が、非晶質合金からなる第1の下地層2と、Crを主成分とし、かつ、Ti、Mo、W、V、Mn、Ruのうちの少なくとも1種類の元素を含有しているBCC構造の合金からなる第2の下地層3と、MgOからなる第3の下地層4から構成される熱アシスト磁気記録媒体及び前記熱アシスト磁気記録媒体を用いた磁気記憶装置を提供する。

Description

本発明は、熱アシスト磁気記録媒体、及びそれを用いた磁気記憶装置に関する。本願は、2009年8月20日に、日本に出願された特願2009−191167号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
情報化社会の急速な発展に伴い、ハードディスク装置(HDD)には一層の大容量化が求められている。HDDに用いられる磁気記録媒体の面記録密度を向上させるには、磁性結晶粒の粒子サイズを微細化する必要がある。しかし、磁性粒子を微細化していくと、熱安定性が劣化するという問題が発生する。
熱安定性を示す指標として、一般にKuV/kT(Ku:結晶磁気異方性定数、V:磁性粒子体積、k:ボルツマン定数、T:絶対温度)が用いられるが、十分な熱安定性を確保するためには、KuV/kTが概ね60以上である必要がある。磁性粒子を微細化するとVが低下するため、KuV/kTが低下し、熱安定性が劣化する。
これを防ぐには、Kuを高める必要があるが、Kuを高めると、異方性磁界Hkが増大する。これは、Ku=(Ms×Hk)/2の関係が成り立つためである。Hkが記録ヘッドの記録磁界を上回ると、十分な書き込みができなくなるため、Hkは記録磁界よりも低い値に設定する必要がある。
これが、Kuの上限、即ち、微細化の下限を決定する要因となっている。1Tbit/inchクラスの面記録密度を実現するには、磁性粒径を5−6nm程度まで微細化する必要があることが指摘されている。しかし、現行ヘッドの記録磁界Hw(10−12kOe)と、KuV/kT>60を考慮すると、磁性粒子の微細化の限界は概ね10nm程度である。
これを打破するための手法として、熱アシスト記録が提案されている。熱アシスト記録とは、媒体に近接場光等を照射して媒体表面を局所的に加熱し、媒体の保磁力を低下させて書き込みを行う記録方式である。この場合、室温における保磁力が数十kOeの記録媒体でも、現状ヘッドの記録磁界により容易に書き込みを行うことができる。このため、記録層に10J/m台の高いKuを有する材料を使用することにより、熱安定性を維持したまま、磁性粒径を6nm以下にまで微細化できる。このような高Ku材料としては、L1型結晶構造を有するFePt合金(Ku〜7×10J/m)や、CoPt合金(Ku〜5×10J/m)等が知られている。
熱アシスト記録において、磁性層は上記FePt合金等の高Ku磁性結晶粒がSiO等の酸化物で分断されたグラニュラー構造をとっていることが望ましい。グラニュラー構造とすることにより、磁性粒子間の交換相互作用が低減されると同時に、磁性結晶粒の粒径を微細化できる。
特許文献1〜3には、熱アシスト記録に関連した技術が開示されている。特許文献1は、FePtナノ粒子よりなる記録層を形成した後に、レーザー光スポットを照射して前記記録層の結晶性と配向性を促進した磁気記録媒体に関するものである。また、特許文献2は、L1型結晶構造を有するFePt合金を備えた磁気記録媒体に関するものである。更にまた、特許文献3には、高熱伝導材料中にパターン化された低熱伝導率領域を設けた薄膜が開示され、この薄膜を温度制御層として熱支援磁気記録媒体に用いる構成が記載されている。
非特許文献1には、FePtに38%のSiOを添加することにより、磁性粒径を5nmまで低減できることが記載されている。また、同文献には、SiOの添加量を更に50%にまで増やすことにより、粒径を2.9nmまで低減できることが記載されている。
特開2008−71455号公報 特許第4069205号公報 特許第4206406号公報
J.Appl.Phys.104,023904(2008)
磁性粒子間の交換結合を低減し、磁気クラスターサイズを小さくして、1Tbit/inchクラスの面記録密度を有する熱アシスト磁気記録媒体を実現することが課題とされている。
上述のように、磁性層にL1構造のFePt合金等の高いKuを有する材料を使用することによって、熱安定性を維持したまま、磁性粒径を微細化できる。
磁性層にL1構造のFePt合金を用いる場合、下地層には通常、NaCl構造のMgOが用いられる。(100)配向したMgO下地層上にL1構造のFePt合金を形成することにより、FePt合金に(001)配向をとらせることができるためである。
磁性層が、磁性結晶粒と、粒界相からなるグラニュラー構造を有する場合、粒界相を構成する酸化物量を増加させることによって磁性粒径を6nm以下まで微細化できる。
しかし、この場合、MgO下地層の粒径は一定である。よって、複数の磁性結晶粒が同一下地層上に成長することになる。同一下地層上に形成された磁性粒子間の交換結合は、異なる下地層上に形成された磁性粒子間の交換結合に比べて強い。このため、酸化物量を増やして磁性結晶粒を微細化しても、磁気クラスターサイズを低減することはできない。媒体ノイズを低減して、高記録密度化を実現するには、磁気クラスターサイズの低減が不可欠である。
また、一つの下地結晶粒上に複数の磁性結晶粒が成長した場合、粒径分散が大きくなる傾向がある。粒径分散が大きくなると、媒体ノイズが増大するため、高記録密度化が困難となる。よって、クラスターサイズを低減し、かつ、磁性粒径を均一化するには、下地層の粒径を磁性層の粒径と同等程度まで微細化し、一つの下地結晶粒上に一つの磁性結晶粒を成長させる必要がある。通常、MgO下地層はガラス基板上に直接、もしくは、Ta層、CrRu合金層上に形成されている。何れの場合も、MgO下地粒径を6nm以下に低減することは困難である。磁気的に孤立度した6nm以下の磁性結晶粒を形成するには、磁性層のみならず、下地層の結晶粒を6nm程度まで微細化する必要がある。
上記課題を解決するという目的は、基板と、該基板上に形成された下地層と、該下地層上に形成されたL1構造を有するFePt合金、もしくはL1構造を有するCoPt合金を主成分とする磁性層からなる磁気記録媒体において、該下地層が、非晶質合金からなる第1の下地層と、Crを主成分とし、かつ、Ti、Mo、W、V、Mn、Ruのうちの少なくとも1種類の元素を含有しているBCC構造の合金からなる第2の下地層と、MgOからなる第3の下地層から構成されることを特徴とする熱アシスト磁気記録媒体を用いることによって実現される。
Cr下地層にTi、Mo、W、V、Mn、Ru等の元素を添加することによって、下地層の粒径を6nm以下まで微細化できる。よって、該Cr合金下地層(第2の下地層)上に形成したMgO下地層(第3の下地層)の粒径も微細化できる。これは、MgO下地層がCr合金下地層上にエピタキシャル成長するためである。6nm以下まで微細化したMgO下地層上に磁性層を形成した場合、一つのMgO結晶粒の上に一つの磁性結晶粒が成長する。このため、粒径が微細、かつ、均一で磁気的な孤立度の高い磁性結晶粒を形成できる。Cr合金下地層に、更にB、Si、もしくはCを添加することにより、該Cr合金下地層の粒径を更に微細、均一化できる。これにより、磁気的孤立度の高い磁性結晶粒を更に、微細、均一化できる。該Cr合金下地層の合金組成に特に制限はないが、Crに対し、Ti、Mo、W、V、Mn、Ru、B、Si、Cの元素は2〜50at%含まれることが好ましく、10〜35at%含まれることが更に好ましい。
磁性結晶粒に規則度の高いL1構造をとらせるため、磁性層は350−400℃以上の基板温度で成膜することが望ましい。この場合、磁性層は化学的に安定なMgO下地層上に形成する必要がある。磁性層をCr合金下地層上に直接形成すると、下地層中の元素が磁性層中に拡散し、Kuを低下させるので好ましくない。但し、磁性層にAg、Cu等の元素を添加することによって、L1構造の規則化温度をCr合金下地層から磁性層への拡散が起こらない程度(概ね350℃未満)まで低減できる場合は、MgO下地層は省略しても良い。
高い垂直磁気異方性を有する記録媒体を得るため、磁性層に用いるL1構造のFePt合金、もしくはCoPt合金は、(001)配向をとっている必要がある。磁性層に前記配向をとらせるためには、BCC構造を有するCr合金下地層は(100)配向をとる必要がある。(100)配向したCr合金下地層上にMgO下地層を形成することによって、該MgO層に(100)配向をとらせることができる。よって、その上にL1構造の磁性層を形成することにより、該磁性層に(001)配向をとらせることができる。
Cr合金下地層に(001)配向をとらせるためには、該下地層を、非晶質構造を有する下地層(第1の下地層)上に概ね150℃以上の高温で形成するのが望ましい。以後、非晶質構造を有する第1の下地層をシード層と表記する。
シード層には、Ta、Nb、Ti、Zr、Hf、W、Mo、B、Si、Cのうちの少なくとも1種類の元素とNiを含有した非晶質合金を用いることができる。また、Ta、Nb、Ti、Zr、Hf、W、Mo、B、Si、Cのうちの少なくとも1種類の元素とCoを含有した非晶質合金を用いてもよい。該シード層の非晶質合金組成に特に制限はないが、Ni又はCoに対し、Ta、Nb、Ti、Zr、Hf、W、Mo、B、Si、Cの元素は5〜60at%含まれることが好ましく、20〜50at%含まれることが更に好ましい。上記合金は、磁性元素を含有しているため、更にCr、V、Mn等を添加して非磁性化してもよい。シード層は非磁性であることが望ましいが、記録再生特性に大きな影響を及ぼさない範囲であれば、100emu/cc以下程度の微弱な磁化を有していても特に問題はない。
更に、Ta、Nb、Ti、Zr、Hf、B、Si、Cのうちの少なくとも1種類の元素とCrを含有した非晶質合金、もしくは、Ta、Nb、Ti、Zr、Hf、B、Si、Cのうちの少なくとも1種類の元素とCuを含有した非晶質合金をシード層として使用することもできる。非晶質構造をとる組成範囲内であれば、上記合金組成に特に制限はないが、Cr、又はCuに対し、Ta、Nb、Ti、Zr、Hf、B、Si、Cの元素は5〜60at%含まれることが好ましく、20〜55at%含まれることが更に好ましい。
また、Pd、Mo、W、Ti、Zr、Mn、Ta、Nbのうちの少なくとも1種類の元素を含有し、かつ、Si、B、Cのうちの少なくとも1種類の元素を含有する非晶質合金シード層を用いてもよい。該シード層の非晶質合金組成に特に制限はないが、Pd、Mo、W、Ti、Zr、Mn、Ta、又はNbに対し、Pd、Mo、W、Ti、Zr、Mn、Ta、Nb、Si、B、Cの元素は5〜60at%含まれることが好ましく、10〜50at%含まれることが更に好ましい。
結晶化が起こる膜厚以下であれば、シード層膜厚に特に制限はないが、スループットを考慮すると、50nm以下が望ましい。但し、100−200nm程度まで厚くして、ヒートシンク層としての機能を持たせることもできる。
上記シード層(第1の下地層)と、基板の間にヒートシンク層を形成してもよい。ヒートシンク層には、Cu、Ag、Alもしくはそれらの合金等、熱伝導率の高い材料が望ましい。前記ヒートシンク層は一般にFCC(111)配向をとるが、ヒートシンク層上に非晶質構造のシード層を形成することにより、該シード層上に形成したCr合金下地層に(100)配向をとらせることができる。
また、ヒートシンク層の粒径が大きい場合でも、非晶質シード層を介してCr合金下地層を形成することにより、該下地層の粒径を微細化できる。
ヒートシンク層にAgを用いる場合は、基板上にヒートシンク層の配向制御層としてMgO層を形成し、該MgO層上にAgヒートシンク層を形成してもよい。この場合、Agは(100)配向をとるため、Cr合金下地層(第2の下地層)により強い(100)配向をとらせることができる。このため、L1構造の磁性層にもより強い(001)配向をとらせることができる。
また、書き込み特性を改善するため、軟磁性下地層(SUL)を導入しても良い。軟磁性下地層としては、Ruを介して反強磁性結合したFeTaC合金、CoTaZr合金、CoNbZr合金、CoFeTaB合金、CoFeTaSi合金等の軟磁性合金を用いることができる。
その他、密着性改善や、機械特性改善を目的として複数の下地層を導入しても良い。
磁性層には、上述のように高いKuを有するL1構造のFePt合金、もしくはL1構造のCoPt合金を用いるのが望ましい。交換結合の低減と、粒径微細化を実現するため、磁性層は、磁性結晶粒がSiO等の粒界相で分断されたグラニュラー構造であることが望ましい。粒界相としては、SiO以外に、TiO、Al、Ta、ZrO、MnO、TiO、ZnO、もしくはこれらの混合物を用いることができる。また、Cを用いても良い。磁性結晶粒のキュリー温度低減を目的として、FePt合金、もしくはCoPt合金にNiを添加しても良い。更に、規則化温度を低減するため、Cu、Ag等を添加してもよい。L1構造を大きく劣化させない範囲内であれば、Ni、Cu、Ag等の添加量に特に制限はない。
また、磁性層の磁気クラスターサイズは、50nm以下であることが好ましく、25nm以下であることが更に好ましい。
磁性層の粒径分散は、30%以下であることが好ましく、20%以下であることが更に好ましい。
磁性層中の結晶粒は、L1構造をとっていることが望ましいが、Kuを大幅に低減させなければ、FCC構造をとる結晶粒が若干混じっていてもよい。高いKuを得るためには、L1−FePt(001)ピークの積分強度と、L1−FePt(002)ピークとFCC−FePt(200)ピークの混合ピークの積分強度の比は、2以上であることが望ましい。
また、本発明は、磁気記録媒体と、該磁気記録媒体を回転させるための媒体駆動部と、該磁気記録媒体を加熱するためのレーザー発生部と、該レーザー発生部から発生したレーザー光をヘッド先端まで導く導波路を備えた磁気ヘッドと、該磁気ヘッドを移動させるためのヘッド駆動部と、記録再生信号処理系と、から構成される磁気記憶装置であって、該磁気記録媒体が上記の熱アシスト磁気記録媒体であることを特徴とする磁気記憶装置を提供する。
本発明により、磁性粒子間の交換結合を低減し、磁気クラスターサイズを小さくすることができ、1Tbit/inchクラスの面記録密度を有する熱アシスト磁気記録媒体が実現され、これを用いた磁気記憶装置を提供することができる。
本発明の磁気記録媒体の一例を示す断面模式図である。 本発明の磁気記録媒体のX線回折スペクトルの一例を示す図である。 本発明の磁気記録媒体の別の一例を示す断面模式図である。 本発明の磁気記録媒体の別の一例を示す断面模式図である。 本発明の磁気記録媒体の更に別の一例を示す断面模式図である。 本発明の磁気記憶装置の一例を示す斜視図である。 本発明の磁気記憶装置に用いる磁気ヘッドの一例を示す図である。
発明を実施するための形態は、実施例を用いて以下に説明する。
(実施例1−1〜1−10、比較例1)
図1に本実施例で作製した磁気記録媒体の層構成の一例を示す。
ガラス基板(基板)1上に100nmのCr−50at%Ti下地層(第1の下地層)2を形成し、ランプヒーターにより380℃まで加熱したのち、Cr合金下地層(第2の下地層)3を12nm形成した。更に、2nmのMgO下地層(第3の下地層)4、12nmの92mol%(Fe−50at%Pt−15at%Ni)−8mol%(SiO)磁性層5、3nmのカーボン保護膜6を真空成膜装置中で連続的に形成した。真空装置から取り出したのち、記録再生特性の評価を行う記録媒体に関しては、潤滑膜7を1.7nm塗布した。
なお、前記製造工程で、表1に示すようにCr合金下地層(第2の下地層)3に用いる材料を変えて、実施例1−1〜1−10の磁気記録媒体を製造した。
また、第2の下地層3に12nmのCrを用いて、上記と同一プロセスで作製して、比較例1の磁気記録媒体を製造した。
Figure 2011021652
図2にCr合金下地層3にCr−15at%Ti−5at%B合金を用いた本実施例媒体(実施例1−1)のX線回折スペクトルを示す。
100nmのCrTiシード層からは明瞭な回折ピークがみられないことから、該CrTiシード層2は、非晶質構造であると考えられる。Cr合金下地層3からは、CrTiB(200)ピークのみがみられており、非晶質CrTiシード層2上に形成されたCrTiB合金層3が良好な(100)配向をとっていることがわかる。磁性層5からは、L1−FePtNi(001)ピーク、及び、L1−FePtNi(002)ピークとFCC−FePtNi(200)ピークの混合ピークがみられる。
前者の後者に対する積分強度比2.2以上であった。このことは、規則度の高いL1−FePtNi合金が形成されていることを示している。MgO下地層4は、膜厚が薄く、かつ、粒径が微細であるため、明瞭な回折ピークがみられなかった。但し、磁性層5が上記配向を示していることから、CrTiB下地層3上にエピタキシャル成長し、(100)配向をとっていると考えられる。
以上より、本実施例媒体の磁性層5中のFePtNi合金は、規則度の高いL1構造をとっており、かつ、(001)配向していることがわかる。
本実施例媒体の磁性層5の平面TEM観察を行ったところ、結晶相が非晶質相によって囲まれたグラニュラー構造が観察された。表1に、平面TEM観察から見積もったFePt磁性層5の平均粒径を示す。本実施例媒体の磁性層5の平均粒径は、概ね5.5−6nm程度であった。
また、断面TEM観察を行ったところ、Cr合金下地層3からFePt磁性層5まで連続的なコラム成長が確認できた。このことは、一つのCr合金下地結晶粒上に、一つのMgO下地結晶粒が成長し、更にその上に一つの磁性結晶粒が成長していることを示している。
表1には本実施例媒体の保磁力Hcと異方性磁界Hkの比も示してあるが、本実施例媒体のHc/Hkは、いずれも0.28−0.36程度と比較的高い値を示した。このことは、磁性粒子間の交換結合が低減されていることを示している。尚、異方性磁界Hkは、最大印加磁界40kOeのトルク測定により求めた。
一方、比較例媒体の磁性層5の平均粒径は、表1に示したように5.7nmで、実施例媒体とほぼ同程度であった。しかし、断面TEM観察を行ったところ、比較例媒体のCr下地層の粒径は、概ね30nm以上と極めて大きく、一つの下地層上に複数の磁性結晶粒が成長していた。また、比較例媒体のHc/Hkの値は、実施例媒体に比べて著しく低くなっている。このことは、比較例媒体が実施例媒体に比べて、磁性粒子間の交換結合が強いことを示している。
以上より、非晶質構造のCrTiシード層2上に、下地層として表1に示したCr合金を形成することにより、微細、かつ、磁気的な孤立度の高い磁性層を有する熱アシスト記録媒体が得られることがわかった。
下地層の粒径は、下地組成によって更に低減できる。例えば、B濃度を10at%まで増やしたCr−15at%Ti−10at%B下地層3の平均粒径は4.8nmであった。一方、磁性層5の平均粒径も磁性層中のSiO濃度増加等により、低減することができる。これらを組み合わせて最適化することにより、更に微細、かつ、磁気的孤立度の高い磁性層5を有する熱アシスト記録媒体が得られる。
また、本実施例では省略したが、Cu、Ag、Al、もしくはこれらの合金をヒートシンク層として導入してもよい。ヒートシンク層は、非晶質シード層2の下側(基板側)に導入するのが好ましい。上記ヒートシンク層を基板上に直接形成した場合、FCC(111)配向をとる。しかし、その上に非晶質シード層2を形成することにより、該シード層2上に形成したCr合金下地層3に(100)配向をとらせることができる。Cr合金下地層3は(100)配向をとっていることが好ましいが、MgO下地層4の(100)配向を大きく崩さなければ、(110)配向した結晶粒が若干混じっていても特に問題はない。
(実施例2−1〜2−16、比較例2)
図3に本実施例で作製した磁気記録媒体の層構成の一例を示す。
ガラス基板(基板)1上に10nmのMgO下地層8、200nmのAgヒートシンク層9を形成したのち、シード層(第1の下地層)2を20nm形成した。その後、基板1を420℃まで加熱し、8nmのCr−20at%Mo−10at%B下地層(第2の下地層)3、5nmのMgO下地層(第3の下地層)4、10nmの90mol%(Fe−45at%Pt)−10mol%TiO磁性層5を形成し、カーボン保護膜6を形成した。記録再生特性の評価を行う記録媒体に関しては、潤滑膜7を1.7nm塗布した。
なお、前記製造工程で、表2に示すようにシード層(第1の下地層)2に用いる材料を変えて、実施例2−1〜2−16の磁気記録媒体を製造した。
また、Agヒートシンク層9上に、上記第1の下地層2、第2の下地層3を形成せず、MgO下地層(第3の下地層)4を直接形成して、比較例2の磁気記録媒体を製造した。
Figure 2011021652
本実施例媒体のX線回折測定を行ったところ、Agヒートシンク層9からの強いAg(200)ピークが確認された。また、FePt磁性層5からのL1−FePt(001)ピーク及び、L1−FePt(002)ピークとFCC−Fe(200)ピークの混合ピークがみられた。
前者の後者に対する積分強度比はいずれの媒体も2.2以上であり、規則度の高いL1−FePt合金が形成されていることがわかる。CrMoB下地層3、MgO下地層4からは、明瞭な回折ピークが確認されなかったが、磁性層5が上記配向を示していることより、それぞれ、BCC(100)配向、NaCl(100)配向をとっていると考えられる。また、シード層2からも明瞭な回折ピークが観察されないことから、本実施例で用いたシード層2は、全て非晶質構造をとっていると考えられる。
表2に、実施例媒体、及び比較例媒体の磁性層の平均粒径、及びHc/Hkを示す。
実施例媒体、比較例媒体共に、磁性層5の平均粒径は、5−5.5nm程度であった。しかし、Hc/Hkは実施例媒体の方が高い値を示し、交換結合がより低減されていることがわかる。本実施例媒体の断面TEM観察を行ったところ、Agヒートシンク層9の粒径は、20−30nm以上と極めて大きかったが、非晶質層を介して形成されたCrMoB下地層3は、粒径が5−6nmのコラム構造をとっており、MgO下地層4、磁性層5がCrMoB下地層3上に連続的に成長していた。
一方、比較例媒体の断面TEM観察を行ったところ、Agヒートシンク層9上に形成されたMgO下地層4の粒径は、Agヒートシンク層9とほぼ同等で、20−30nm程度であった。また、一つのMgO下地結晶粒上に、複数の磁性結晶粒がコラム状に成長していた。よって、比較例媒体で交換結合が強いのは、磁性結晶粒が同一MgO下地結晶粒上に成長しているためと考えられる。
以上より、CrMoB合金下地層3を、表2に示した非晶質シード層2上に形成することにより、微細、かつ、磁気的な孤立度の高い磁性層5を有する熱アシスト記録媒体が得られることがわかった。
シード層2には、表2に示した合金以外にも、非晶質構造を有するCrNb、CrTi、CrHf、CrB、CrSi、CrC合金等を用いることができる。非晶質構造をとる範囲内であれば、特に組成の制限はない。
また、磁性層5には、上記L1−FePt合金以外に、L1構造のCoPt合金を用いても良いてもよい。また、磁性層5の粒界相に用いる酸化物には、SiO以外に、TiO、Al、Ta、ZrO、MnO、TiO、ZnO、もしくはこれらの混合物を用いることができる。また、キュリー温度を低下させるために、磁性層5にNiを添加してもよい。更に、規則化温度を低減するため、Cu、Ag等を添加してもよい。L1構造を大きく劣化させない範囲内であれば、Ni、Cu、Ag等の添加量に特に制限はない。
(実施例3−1〜3−12、比較例3)
図4に本実施例で作製した磁気記録媒体の層構成の一例を示す。
非磁性基板(基板)1上にRu層11を挟んだ合計膜厚50nmのFe−30at%Co−3at%Ta−1at%Si−1at%B合金10、12からなる軟磁性下地層(SUL)13を形成した。その後、20nmの非晶質シード層(第1の下地層)2を形成し、基板を350℃まで加熱した後、10nmのCr合金下地層(第2の下地層)3を形成した。Cr合金下地層3形成後、5nmのMgO下地層(第3の下地層)4、6nmのFe−30at%Pt−10at%Ni−30at%C磁性層5を形成した。磁性層5形成後、3nmのカーボン保護膜6を形成し、潤滑膜7を塗布した。
なお、前記製造工程で、表3に示すようにシード層(第1の下地層)2及びCr合金下地層(第2の下地層)3に用いる材料を変えて、実施例3−1〜3−12の磁気記録媒体を製造した。
また、シード層2、及びCr合金下地層3を設けず、実施例と同一プロセスで、比較例3の磁気記録媒体を製造した。
Figure 2011021652

シード層2の結晶構造を調べるため、シード層2まで形成したサンプルを作製し、X線回折測定を行ったところ、ハローパターンのみが観察された。よって、本実施例で使用したシード層2はいずれも非晶質構造であると考えられる。
また、Cr合金下地層3の結晶配向を調べるため、下地層の膜厚を20nmと厚くしたサンプルを、上記と同一プロセスで作製した。X線回折測定を行ったところ、下地層からは、BCC(200)ピークのみが観察された。よって、本実施例で、前記非晶質シード層2上に形成されたCr合金下地層3は、いずれも(100)配向をとっていることがわかった。
また、FePt磁性層5からは、L1−FePt(001)ピーク、及び、L1−FePt(002)ピークとFCC−Fe(200)ピークの混合ピークがみられた。
前者の後者に対する積分強度比は2.4以上であり、規則度の高いL1−FePt合金が形成されていることがわかった。
表3に本実施例媒体、及び比較例媒体の磁性層5の平均粒径と、クラスターサイズを示す。ここで、実施例媒体のCr合金下地層3の膜厚は10nmである。また、クラスターサイズは、AC消磁した媒体のMFM像から見積もった自己相関関数の半値幅と定義した。これは、例えばIEEE Trans.Magn.,vol.39,pp.2094−2096等に記載されている手法と同一である。本実施例媒体の磁性層の平均粒径は、5−5.5nm程度であった。これに対し、クラスターサイズは、15−20nmであった。
一方、比較例媒体の磁性層5の平均粒径は5.1nmで、実施例媒体とほぼ同程度であったが、クラスターサイズは42nmと、実施例媒体に比べて著しく大きかった。このことは、比較例媒体では、交換結合が強くなっていることを示している。
以上より、表3に示した非晶質シード層2上にCr合金下地層3を設けることによって、交換結合を低減し、クラスターサイズを低減できることがわかった。
シード層2には、上記以外にも非晶質構造を有するCuTa、CuNb、CuHf、CuSi、CuC合金等を用いることができる。非晶質構造をとる範囲内であれば、特に組成や膜厚の制限はない。また、SUL材料としては、上記以外にFeCoTaSi合金、FeCoTaB合金、FeCoZrSi合金、FeCoZrB、FeCoSiB合金等を用いることができる。
(実施例4−1〜4−11、比較例4)
図5に本実施例で作製した磁気記録媒体の層構成の一例を示す。
ガラス基板(基板)1上に200nmのNi−50at%Tiシード層(第1の下地層)2を形成した後、表4に示した種々のCr合金を用いた下地層(第2の下地層)3を10nm形成した。その後、基板を330℃まで加熱し、10nmの91mol%(Fe−40at%Pt−15at%Cu)−9mol%TiO2磁性層5、カーボン保護膜6を形成した。カーボン保護膜6形成後、潤滑剤7を2nm塗布した。
なお、前記製造工程で、表4に示すようにCr合金下地層(第2の下地層)3に用いる材料を変えて、実施例4−1〜4−11の磁気記録媒体を製造した。
また、比較例4としてCr下地層を用いた媒体を、実施例と同一条件で作製した。
Figure 2011021652
本実施例媒体のX線回折測定を行ったところ、磁性層5からは、L1−FePtCu(001)ピーク、及び、L1−FePtCu(002)ピークとFCC−FePtCu(200)ピークの混合ピークがみられた。
前者の後者に対する積分強度比は2であり、規則度の高いL1型FePtCu合金が形成されていることがわかる。本実施例媒の磁性層5はCuを含有しているため、規則化温度が低い。このため、基板加熱温度が330℃と比較的低温でも、規則度の高い磁性層を有する磁気記録媒体が得られる。
また、加熱温度が330℃と比較的低いため、Cr合金下地層3上に直接磁性層5を形成しても界面拡散が起こらない。このため、Cr合金下地層3と磁性層5の間にMgO層(第3の下地層)4を形成しなくてもよい。
表4には、実施例3−1〜3−12と同様の手法で評価した磁性層5の平均粒径とクラスターサイズ、及び粒径分散も示してある。本実施例媒体の磁性層5の平均粒径は、5.5−6nmであり、クラスターサイズは、15−25nmであった。
一方、比較例媒体の平均粒径は、5.9nmと実施例媒体とほぼ同程度であったが、クラスターサイズは55nmと、実施例媒体に比べて著しく大きかった。
これより、本実施例媒体では、磁性粒子間の交換結合が低減されていることがわかる。また、実施例媒体の粒径分散は何れも20%以下であり、比較例媒体に比べて磁性粒径が均一であることがわかった。
磁性層5には、上記以外にも、FePt合金にAgを添加したFePtAg合金と、SiO、TiO、Al、Ta、ZrO、MnO、TiO、ZnO、Cもしくはこれらの混合物をからなる材料を用いてもよい。FePt合金にAgを添加した場合にも、Cuを添加した場合と同様、規則化温度を低減できるため、基板加熱温度を350℃未満に抑えることができる。この場合、特にMgO層4を設けなくてもよい。
(実施例5)
上記各実施例で示した磁気記録媒体21〜24を、図6に示した磁気記憶装置に組み込んだ。
図6に示すように、例えば、本磁気記憶装置50は、磁気記録媒体21と、磁気記録媒体21を回転させるための媒体駆動部51と、磁気ヘッド52と、磁気ヘッド52を移動させるためのヘッド駆動部53と、記録再生信号処理系54と、から構成される。
図7に上記磁気記憶装置に組み込んだ磁気ヘッドの構造を模式的に示す。
図7に示すように、磁気ヘッド52は、記録ヘッド61と再生ヘッド74を有している。記録ヘッド61は、上部磁極63、下部磁極62、及び両者の間に挟まれたにPSIM(Planar Solid Immersion Mirror)64から構成される。PSIM64は、例えばJpn.,J.Appl.Phys.,Vol45,no.2B,pp1314−1320(2006)に記載されているような周知の構造のものを用いることができる。PSIM64の導波路(Grating部)65にレーザー発生部(レーザー光源)66から半導体レーザー67を照射し、PSIM64の先端部から発生した近接場光68により磁気記録媒体21を加熱できる。再生ヘッド74は、上部シールド72と下部シールド71で挟まれたTMR素子73で構成されている。
上記記録ヘッド52により、磁気記録媒体21〜24の各媒体を300−450℃まで加熱し、線記録密度2000kFCI(kilo Flux changes per Inch)のオールワンパターン信号を記録し、再生したところ、良好な重ね書き特性と高い媒体SN比が得られた。
本発明は、熱アシスト磁気記録媒体及び磁気記憶装置に関するものであり、特に、磁気クラスターのサイズを小さくして、保磁力Hcと異方性磁界Hkの比Hc/Hkを向上させる熱アシスト磁気記録媒体及び前記熱アシスト磁気記録媒体を用いた磁気記憶装置に関するものであって、前記熱アシスト磁気記録媒体及び磁気記憶装置を製造・利用する産業において利用可能性がある。
1 基板
2 第1の下地層(シード層)
3 第2の下地層(Cr合金下地層)
4 第3の下地層(MgO下地層)
5 磁性層
6 カーボン保護膜
7 潤滑剤
8 MgO下地層
9 ヒートシンク層
10 FeCoTaSiB合金層(軟磁性合金)
11 Ru層
12 FeCoTaSiB合金層(軟磁性合金)
13 軟磁性下地層(SUL)
21、22、23、24 磁気記録媒体
50 磁気記憶装置
51 媒体駆動部
52 磁気ヘッド
53 ヘッド駆動部
54 記録再生信号処理系
61 記録ヘッド
62 下部磁極
63 上部磁極
64 PSIM
65 導波路(Grating部)
66 レーザー光源(レーザー発生部)
67 半導体レーザー
68 近接場光
71 下部シールド
72 上部シールド
73 TMR素子
74 再生ヘッド

Claims (11)

  1. 基板と、該基板上に形成された下地層と、該下地層上に形成されたL1構造を有するFePt合金、もしくはL1構造を有するCoPt合金を主成分とする磁性層とを有する磁気記録媒体において、
    該下地層が、非晶質合金からなる第1の下地層と、Crを主成分とし、かつ、Ti、Mo、W、V、Mn、Ruのうちの少なくとも1種類の元素を含有しているBCC構造の合金からなる第2の下地層と、MgOからなる第3の下地層から構成されることを特徴とする熱アシスト磁気記録媒体。
  2. 基板と、該基板上に形成された下地層と、該下地層上に形成されたL1構造を有するFePt合金、もしくはL1構造を有するCoPt合金を主成分とする磁性層とを有する磁気記録媒体において、
    該下地層が、非晶質合金からなる第1の下地層と、Crを主成分とし、かつ、Ti、Mo、W、V、Mn、Ruのうちの少なくとも1種類の元素を含有しているBCC構造の合金からなる第2の下地層から構成されることを特徴とする熱アシスト磁気記録媒体。
  3. 前記第2の下地層が、更に、B、C、Siのうちの少なくとも1種類の元素を含有していることを特徴とする請求項1または2に記載の熱アシスト磁気記録媒体。
  4. 前記第1の下地層が、Ta、Nb、Ti、Zr、Hf、W、Mo、B、Si、Cのうちの少なくとも1種類の元素とNiを含有することを特徴とする請求項1または2に記載の熱アシスト磁気記録媒体。
  5. 前記第1の下地層が、Ta、Nb、Ti、Zr、Hf、W、Mo、B、Si、Cのうちの少なくとも1種類の元素とCoを含有することを特徴とする請求項1または2に記載の熱アシスト磁気記録媒体。
  6. 前記第1の下地層が、Ta、Nb、Ti、Zr、Hf、B、Si、Cのうちの少なくとも1種類の元素とCrを含有することを特徴とする請求項1または2に記載の熱アシスト磁気記録媒体。
  7. 前記第1の下地層が、Ta、Nb、Ti、Zr、Hf、B、Si、Cのうちの少なくとも1種類の元素とCuを含有することを特徴とする請求項1または2に記載の熱アシスト磁気記録媒体。
  8. 前記第1の下地層が、Pd、Mo、W、Ti、Zr、Mn、Ta、Nbのうちの少なくとも1種類の元素を含有し、かつ、Si、B、Cのうちの少なくとも1種類の元素を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の熱アシスト磁気記録媒体。
  9. 前記基板と前記第1の下地層との間に、ヒートシンク層が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の熱アシスト磁気記録媒体。
  10. 前記基板と前記第1の下地層との間に、互いに反強磁性結合した軟磁性合金からなる軟磁性下地層が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の熱アシスト磁気記録媒体。
  11. 磁気記録媒体と、該磁気記録媒体を回転させるための媒体駆動部と、
    該磁気記録媒体を加熱するためのレーザー発生部と、
    該レーザー発生部から発生したレーザー光をヘッド先端まで導く導波路を備えた磁気ヘッドと、
    該磁気ヘッドを移動させるためのヘッド駆動部と、
    記録再生信号処理系と、から構成される磁気記憶装置において、
    該磁気記録媒体が請求項1乃至10のいずれか1項に記載の熱アシスト磁気記録媒体であることを特徴とする磁気記憶装置。
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