JPS5865674A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPS5865674A
JPS5865674A JP56165128A JP16512881A JPS5865674A JP S5865674 A JPS5865674 A JP S5865674A JP 56165128 A JP56165128 A JP 56165128A JP 16512881 A JP16512881 A JP 16512881A JP S5865674 A JPS5865674 A JP S5865674A
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recording paper
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Takashi Yokota
横田 隆
Akira Shimura
志村 顕
Yutaka Kodama
豊 小玉
Shigeru Yamazaki
茂 山崎
Masakazu Niro
丹路 雅一
Satoru Tomita
冨田 悟
Kunihiko Ikeda
邦彦 池田
Shigeru Suzuki
茂 鈴木
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、コンピュータの周辺端末装置としてのプリ
ンタ、所謂ラインプリンタに類するプリンタに関する。
コンピュータへの六方装置は、“がなシ高速化されてい
るのが実情である。従って、出力装置としてのプリンタ
も高速化が要求されて来ている。この場合、記録画像の
解像力が優れていることは勿論であるが、小型で設置空
間が小さくて済み且つメンテナンスが容易であることも
同時に要求される。プリントの高速化は実現できても、
装置が大賞であって、トラブルが発生したとき、これの
解決に時間を要するようでは、実質的な高速化とは言え
ない。また、ランニングコストが低いことも要求される
1つの技術課題である。
本発明は、上記種々の技術課題に応えるべくなされたも
のであって、比較的高速で、解像力の高い記録画像が安
定して得られると共に、ランニングコストの低いプリン
タであって、小型で構成が簡単且つメンテナンスの容易
なプリンタを提供することを目的とする。
かかる本発明の目的は、複数のベルトローラに巻き掛け
られていて、一方向に回動するエンドレスベルト状記録
体を含む記録体ユニットと、上記記録体を一様に帯電さ
せる帯電装置と、帯電させ射して静電潜像を形成する無
光手段と、上記記録体に現像剤を供給して上記静電潜像
を可視像化する現像ローラを含む現像ユニットと、可視
像を形成された記録体に記録紙を密着させるぺく、積載
された記録紙を1枚ずつに分離して送り出す給紙装置と
、記録体に密着させた記録紙に可視像を転写させる転写
装置と、可視像を記録紙に定着させる定着装置と、定着
済みの記録紙を機外に排出する排紙装置と、可視像転写
後の記録体に残留する電荷を除去する除電装置と、可視
像転写後の記録体表面に接触して、該表面に残留する現
像剤を除去するクリーニング装置と、上記記録体ユニッ
トを含む各装置を駆動する駆動手段と、上記駆動手段を
含む各装置の作動を制御する制御手段とからなっていて
、給紙装置から送り出された記録紙が、直線に近い記録
紙通路を通って機外へ排出されるべく、上記給紙装置、
記録体ユニット、転写装置及び定着装置を配設したこと
を特徴とするプリンタによって達成される。
そして、本発明のプリンタによれば、電子写真方法を利
用したので解像力の高い興録画像が得られると共に可視
像転写方式を採用したことにより記録紙として普通紙を
用いることができるのでランニングコストが低くて済む
。また、記録体をエンドレスベルト状に形成したので、
装置を小嵩にでき、更にこの記録体を含めて、記録紙通
路を略直線状に構成したことにより、メンテナンスが容
易で、記録紙のトラブルが可及的に抑止される。
プリンタは、−回の記録動作毎に一枚の記録紙を排出す
る。すなわち、記録紙は、種々のプロセスを経るのであ
るが、このとき、その通路が直線に近く構成されると、
ペーパージャム等の記録紙に起因するトラブルを極力避
けることができる。
本発明のプリンタは、構成の簡素化、メンテナンスの容
易性など、他にいくつもの特徴があるが、これらは実施
例の説明の中で明らかにする。
以下、図示の実施例によって本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明のプリンタの外観を示していて、符号1
はプリンタ全体を示している。プリンタ1の正面には、
電源スィッチ311が設けられている。
また、プリンタ1の正面には、記録紙トレイ3が矢印a
で示す向きに着脱自在に装着されている。
上記トレイ3の蓋4は、該トレイをプリンタ本体に装着
したままで矢印Cの向きに開閉自在である。
更に、プリンタlの正面には、詳細は後述する記録体・
現像器ユニット5が矢印すの向きに引き出し自在に取り
付けられている。、このユニット5は、プリンタから一
定長さ引き出すことも、完全に引き出すこともできるの
であるが、第1図はプリンタ本体に完全に押込まれた位
置を示している。同図において、符号6は上記ユニット
5の手掛は部を示している。プリンタ1の正面の透明カ
バー7内ニハ、ポーズボタン、リセットボタン及表示ラ
ンプ等(何れも図示せず)が収納されている。プリンタ
本体の側板8と、上カバーの一部9とは、本体から取り
外すことが可能である。プリンタの後部には、機外に排
出された記録紙を受ける記録紙受け10が設けられてい
る。
本発明のプリンタは、電子写真の乾式現像可視像転写方
式を利用したものであるが、その内部構造の概略を第2
図に基いて説明する。
プリンタ1の略中央部には、エンドレスベルト状の記録
体11が一対のベルトローラ12.13に巻き掛けて配
設されている。ベルトローラ12,13のうち、ローラ
12は従動ローラであり、同13は駆動ローラであり、
後述する駆動系により示矢方向へ回転させられる。上記
記録体11は、ベースフィルム上に無機または有機光導
電体を設けた電子写真用感光体である。
記録体11の周辺には、種々の装置が配置されている。
記録体11の時計回りの回転方向に泊ってそれらを説明
すると、符号14が帯電チャージャ、同15が露光装置
、同16が現像器、同17が給紙コロ、同18が搬送ロ
ーラ対、同19が転写チャージャ、同20が定着器、同
21が除電装置、同22がクリーニング装置であろう このプリンタの作用を簡単に説明すると、まず記録体1
1の表面が、帯電チャージャ14によって記録すべき画
像の情報を含む光が照射される。これによって、記録体
ll上の帯電電荷が選択的に消散され、そこに記録すべ
き画像に応じた静電潜像が形成される。この静電潜像は
、次に現像器16からトナーと呼ばれる着色微粒子から
なる現偉剤を供給されて顕像化され、そこにトナー像が
現出する。このトナー像は、記録体11上の像形成に同
期して記録紙トレイ3から給紙コロ17および搬送ロー
ラ対18によって送られてきた記録紙24に、転写チャ
ージャ19の位置で重ねられ、転写チャージャ19の帯
電を受けることによって、記録紙24に転写される。記
録紙24は、その後、記録体11から分離されて定着器
20に入り、そこで転写トナー像の定着を受け、排紙ロ
ーラ対25によって記録紙受けlOに排出される。一方
、記録体11は、その表面に残留する電位が除電装置2
1によって消去された後、転写残りの残留トナーがクリ
ーニング装置22によって除去される。
このプリンタの各装置の具体的な構成を説明する。
この装置において特徴的なことは、記録体11と現像器
16がそれぞれユニット化されて一体的に組立てられて
いることである。すなわち、第5図に示すように、記録
体ユニット23は、記録体11と、これを支持し駆動す
るローラ12.13と、両ローラの両側端部を回転可能
に支持する支持板26とからなっている。
駆動ローラ13は、第4図、第8図及び第12図に示す
ように、ベアリング46を嵌合した軸38によって、支
持板26の一端に回転自在に支持されている。エンドレ
スベルト状の記録体11は、固定位置で回転する上記駆
動ローラ13と、次に述べる従動ローラ12との間に巻
き掛けられる。
記録体11は、記録紙の長さよりも僅かに長く形成され
ていて、後述するメインスイッチがオンしているときに
は、その接ぎ目Xが第78図(2)に示すように、転写
チャージャ19の上位に位置している。
メインスイッチがオフしているときには、記録体11の
接ぎ目Xは第78図(1)に示すように、帯電チャージ
ャ14の下位に位置している。記録体11の、かかる位
置の制御については後述する。
従動ローラ12は、支持板26に設けられたばね27に
より外方に押圧されて、記録体11に張力を与えている
。第6図は、記録体張力付加機構の一例を示している。
従動ローラ12の軸12αには、外周に溝42を有する
ベアリング43が嵌合されている。ベアリング43の外
周上の一部には、ばね27の一端を受ける受は面43α
が形成されている。一方、支持板26には、上記ベアリ
ング43の溝42に嵌合する一対の支持片44.44と
、支持片相互間に三角状に突出して設けられたばね止め
45が形成されている。軸12aにベアリング43を嵌
め込まれた従動ローラ12は、ベアリングの溝42が支
持板26の支持片44によって案内されながら支持板2
6に装入されるが、その線受は面43αとばね止め45
との間にばね27が取り付けられる。従って、第5図中
の記録体11には、ばね27によって、ローラ12を介
して張力Fが付与されて、良好な平面性を与えられてい
る。
ベルトローラ間に巻き掛けられた記録体11は、劣化や
損傷のために新らしいものと交換する必要がある。また
、記録体ユニット23をプリンタ本体に取り付けていな
いとき、例えば倉庫に保管された状態或いは輸送されて
いる状態において、記録体に不必要な張力が与えられて
いると、ベルトローラへの巻掛は部分に巻癖がつくとい
う形状変化が生じる。また、保管や輸送時の、高温、高
湿。
低温という悪環境の条件下で長時間に亘って張力が与え
られていると、記録体の伸縮1表面クランク、特性劣化
等が生じる。
そこで、記録体の交換や保管、輸送時には、前記した張
力付加機構の作用を解除する張力解除機構を設けて上記
問題に対処している。
第15図及び第16図において、支持板26には倒伏り
字形のレバーガイド穴47が穿設されている。
この穴47は、記録体11の張力付加方向と平行な部分
47αと、この部分47αと直角より小さい角度で交わ
る係止部分47bとから々つている。し、C−ガイド穴
47には、解除レバー48の折り曲げた一端48αが嵌
合している。このレバーの一端4812は、支持板26
から突出している。解除レバー48の他端48bは、彎
曲させられていて、従動ローラ12の軸12(Zに嵌合
したベアリング43の外周を包囲している。
そして、第16図に示すように、解除レバーの一端48
αが穴47の部分47αに位置しているときには、該レ
バーの他端48hは、ばね27による記録体11への張
力付加作用を何ら妨げないようになっている。
記録体交換時のように記録体への張力を解除したい場合
には、第17図に示すように、ばね27を強制的に圧縮
するように解除レバー48の一端48dを穴47の部分
47αに溢って移動させたのち、この一端を係止部分4
7hに位置させる。このとき、解除レバー48の他端4
8bがベアリング43を、図において右方へ移動させる
ので、従動ローラ12と駆動ローラ13 (図示せず)
との間は、略長さl1分だけ軸間距離が短かくなシ、記
録体11への張力が解除される。従って、記録体11は
、第17図に示すように弛んだ状態となシ、ベルトロー
ラ間から容易に脱着・交換を行なうことができる。交換
が終ったら解除レバー48を第16図に示す位置へ移動
させると、記録体11にはばね27による張力が付与さ
れる。第15図に示した解除レバー48は、小径の丸棒
を折り曲げて形成されているが、第18図に示す解除レ
バー48A−のように、板金部材で形成したレバ一部4
8AcLと棒材による係止ビン48Abとで構成されて
もよい。なお、第5図及び第7図において、支持板26
の略中間部に形成された孔26αは、上記解除レバー4
8を変位させるとき並びに記録体ユニット23ヲ受は部
35にセットして記録体・現像器ユニット5(第7図参
照)を組立てるときに手指を入れる指掛は用の孔である
第5図に示すように、支持板26は上部に頂板28を有
し、記録体11の上部張渡し部11αの下面を支持して
いる。支持板26の下部には、二つの突起29゜30が
、記録体11の下部張渡し部11hの下面より突出する
ように設けられている。現像器ユニント31は、現像用
トナー32を収容した蓋33a付きの容器33と、この
容器33内の下部に回転可能に支持された現像スリーブ
34とを有している。現像容器33の両側板および底板
は、その現像スリーブ34を支持している部分から直角
方向に延長されて、記録体ユニット23を支持する受は
部35を構成している。受は部35の両側板36の現像
スリーブ34近傍には、受は部の長手方向に垂直に溝3
7が形成され、この溝37に、記録体ユニット23の記
録体駆動ローラ13の軸38が挿入され、記録体11の
現像スリーブ34に対する位置決めがなされている。
記録体ユニット23は、現像器ユニット31の受は部3
5の底板39の上に単に載せられ、軸38が溝37に入
り込んでいるだけなので、左右方向の動きは規制される
も、上方向にはフリーになっている。
記録体ユニット23が受は部35の底板39の上に載せ
られるとき、記録体ユニット23の支持板26の、  
下部突起29.30だけが底板39に当るので、記録体
11を傷つけることはない。まだ、受は部35の先端に
も、これに平行に溝40が設けられておシ、これは、現
像器ユニット31を装置本体に取付けるときの位置決め
用として作用する。上記両側板36゜36の後端は、第
2図及び第4図に示すように、ステー73で互いに連結
され補強されている。
第7図は、記録体ユニット23を現像器ユニット31に
組立てた状態を示している。この図においては、記録体
駆動ローラ13の軸38にベアリング41が取付けられ
、このベアリング41が現像器ユニット31の受は部の
溝37に係合しているが、このようなベアリングの使用
は、公知技術に照らして、他の随所に適用しうることは
勿論である。
記録体ユニット23を受は部35にセットする際、記録
体表面に手指が触れると、その部分の感光特性が変化し
てしまう。そこで、ユニット23は、穴261Zに手指
を掛けて持つのであるが、上記セット時にこの手指を逃
がすための切欠36αが側板36に形成されているっ 第11図、第12図及び第19図において、現像器ユニ
ツ) 31の受は部35の両側板36には、それぞれ第
1の部材49と第2の部材50が設けられている。第1
の部材49は、ネジ51によって側板36に固定されて
いて、第19図に示すように、断面り字対のスペーサー
52を有している。上記スペーサー52の規制面の上端
は切殺がれていて、記録体ユニット23を装着するとき
のガイド面52hとなっている。
上記第2の部材50は、図示の例の場合、上記第1の部
材49と同様の形状であって、ネジ53によって側板3
6に固定されていて、その両端に上記スペーサー52.
52に対向するガイド部54α、54αを形成されたガ
イド部材54と、この部材と共線めされて側板36に固
定された弾性部材55とからなっている。弾性部材55
は、図示の例の場合、一対設けられている。そして、上
記第1の部材49、ガイド部材54、弾性部材55のう
ち、少なくとも弾性部材55は導電性を有する材質で形
成され、受は部35と電気的に導通させられている。受
は部35は、案内板56(第9図参照)を介して記録装
置全体に接地される。上記弾性部材55は、図示の例の
場合、金属板ばねで形成されているが、金属製コイルば
ねであってもよい。
受は部35に対する記録体ユニット23の位置は、スペ
ーサー52の幅WCで決定されていて、この幅WCは、
記録体11の周囲に設置される他の各種装置との相対的
関係で決められる。そして、上記記録体ユニット23の
支持板26.26間の幅をWaとし、規制面52aと自
由状態における弾性部材の先端部55αとの間の幅をW
bとしたとき、Wa>Wbとなるように、弾性部材55
の突出量が設定されている。
また、規制面52fZとガイド部54aとの間は、上記
幅Wαよりも間隙WCLだけ大きく設定されている。
この間隙Wdは、受は部35に記録体ユニット23を容
易に着脱できるに必要充分な数値に設定されている。
いま、第11図に示すように、受は部35の上方から記
録体ユニット23を落し込むと、該ユニットは、一対の
支持板26.26をガイド面52bとガイド部54αに
案内されて、第12図に示すように、一方の支持板26
を弾性部材55で弾発的に押し動かされることによって
、他方の支持板26を規制面52aに衝合させて装着さ
れる。すなわち、記録体ユニット23は、弾性部材55
を撓わませながら落し込オれて、突起29.30(第5
図参照)を底板39に衝合させ、一方の支持板26を規
制面52αに弾発的に押し付けられて位置決めされる。
従って、記録体ユニット23ハ、エンドレスベル)状記
録体11゜幅方向において、その−側面を規制面52α
に、他側面を導電性の弾性部材55に衝合させることに
よって位置決めされると同時に、受は部35との電気的
導通状態に保持される。
記録体ユニットを支持ユニットとしての現像器ユニット
の受は部35から取り外す場合、弾性部材55を撓わま
せること勿論であり、これの着脱が極めて容易に行なえ
る。
第11図及び第12図に示した実施例においては、規制
面52αを有する固定されたスペーサー52と、ガイド
部を有するいま1つのスペーサー(ガイド部材54)を
設け、このガイド部材の方に弾性部材55を配置したが
、一方のスペーサー(ガイド部材54)を廃して、弾性
部材55のみで第2の部材を構成してもよい。この場合
、弾性部材55が導電性を持たせられてよいこと勿論で
あり、支持板26の略中央部(記録体11の移動方向に
おいて)に当接する位置に設けられることが望ましい。
このような簡単な構成であっても、記録体支持部材(支
持板26)は、2ケ所の規制面52a+ 52αと1ケ
所の弾性規制部によって、記録体の幅方向を位置規制さ
れる。同時に、受は部との電気的接続も保持される。
このような記録体ユニット23を保持した現像器ユニッ
ト31は、本体装置に対し挿入および引出し可能に取付
けられる。第9図に示すように、本体装置には、現像器
ユニット31の容器33の上部を案内するための案内板
57および下部の底板39を案内するための案内板56
が取付けられており、現像器ユニツ) 31は、これら
に涜って本体装置に挿入される。本体装置にはまた、第
1θ図に示すように、現像器ユニット31の両側面を案
内するための案内板58が設けられており、これによっ
て現像ユニット31の本体装置に対する記録体幅方向の
位置決めがなされる。本体装置にはさらに、現像器ユニ
ット31の挿入方向の位置決めをするビン59が、本体
装置の側板6oから突出して設けられ、このピン59が
現像器ユニット先端部の溝40 (第5図参照)に係合
して、現儂器ユニッ)31の挿入方向の位置決めがなさ
れる。本体装置の側板60.67 (第8図参照)には
、さらに記録体ユニットにおける駆動ローラー13の回
転軸38および従動ローラー12の回転軸12αのベア
リング42を、これらが挿入されたときに支持するため
のブラヶソ) 61 、62がそれぞれ所定の位置に設
けられている。このブラケットは、各ローラーを介して
記録体11の上下方向の位置決めをするためのものであ
る。これによって、各ローラー12.13および現像ス
リーブ34は、挿入方向に平行にほぼ一直線上に並ぶ。
上記ブラケット62は、装置本体の側板60.67 (
第4図参照)にそれぞれ固定されてよいのであるが、ベ
ルト寄り修正機構を構成する場合には、少なくとも側板
6oに設けられるブラケット62は、固定することなく
、揺動自在に設けられる必要がある。
このベルト寄り修正機構については後述する。
この支持装置は、このような各種の位置決め手段が設け
られているので、記録体ユ、ニット23と、現像器ユニ
ット31とからなる記録体・現像器ユニット5(第7図
参照)を本体装置に所定位置まで挿入するだけで、装置
本体内の他の部材および装置との相互の位置関係が確実
にかつ容易に確保される。また、必要に応じて現像器ユ
ニット31を装置本体から引出すことによシ、現像容器
33内にトナーを補給したり、記録体11を交換したり
することが極めて容易に行なわれる。
第13図には、この支持装置における駆動系が示されて
いる。記録体11を支持駆動するローラー12゜13お
よび現像スリーブ34は、現像ユニツ) 31の挿入引
出し方向に平行にほぼ一直線上に並んでおシ、これにほ
ぼ垂直な方向に、装置本体の駆動源に接続される動力伝
達ギヤ63が配置され、これに駆動ローラー13の回転
軸38に固着された駆動ギヤ64が噛合っている。図示
の動力伝達ギヤ63は、駆動ギヤ64の下部で噛合って
いるが、駆動ギヤ64の上部で噛合うようにしてもよい
。駆動ギヤ64は、現像スリーブ34の回転軸65に固
着された従動ギヤ66とも噛合っておシ、シたがって装
置本体の駆動源からの動力は、ギヤ63から64.66
へと伝達される。第14図は、この状態を斜視図で示し
である。駆動系をこのように構成することにょシ、現像
器ユニット31の挿入引出しが容易に行なわれ、かつ挿
入したときの動力伝達が確実に行なわれる。
このように、記録体および現像器をそれぞれユニット化
して組立てであるので、本体装置に対し容易に着脱可能
であり、しかも確実に位置規制ができる。記録体と現像
スリーブおよび各チャージャ等との間隙は、極めて7ビ
アに維持されなければならないが、この発明によれば、
記録体および現像器が本体装置から脱着可能にも拘らず
、これらの間隙が何通りもの位置決め手段にょシ容易に
かつ精度良く位置決めされるので、位置調整が不用とな
り、位置が変動する恐れもない。また、従来装置のよう
な大きな開口を設ける必要がなく、小さな開口と簡単な
ガイド手段のみで、記録体の交換や他の補修ならびに現
像剤の補給等を行なうことができる。さらに、記録体お
よび現像器がユニット化されているため、構成が小型か
つ簡単であシ、記録体全体を容易に交換することができ
、交換時に記録体表面に傷をっけたり、記録体表面を現
像剤で汚したりすることがない。さらに駆動系を、ユニ
ットの脱着が容易に行なわれるように、かつ動力の伝達
が確実に行なわれるように配列しであるので、ユニット
の脱着に無理が生じない。
また、上記エンドレスベルト状記録体は、これの上部張
渡し部11αを支持板の頂板28によって案内されてい
る。そのために、両者間の摺擦による静電気が発生する
。この静電気は、記録体の頂板28に対する張υ付き現
象として現われ、駆動負荷の増加、延いては駆動ローラ
ー13と記録体とのすベシによる記録体送シ速度のムラ
という不具合となって現われる。従って、記録体支持板
は確実に接地される必要がある。
上記記録体11は、可撓性のゴム又は合成樹脂からなる
ペース層と、これの上層に蒸着されたアルミ薄膜層から
なる導電層と、この導電層の上の層て因る。なお、光導
電層を被覆する絶縁層゛が形成されていてもよい。
鮮明な画像を得るためには、画像情報に対応する正確な
静電潜像が形成されなければならない。
そのためには、帯電チャージャー14(第2図参照)の
コロナ放電によって一様に帯電された記録体表面におい
て、露光箇所のみ導電性を生じて、当該箇所の電位を可
及的にアース電位(零ボルト)に近づけることが必要で
ある。そこで、記録体11の巾方向−側縁を剥離して導
電層を露出させて、この部分にアース用ブラシを接触さ
せる。この露出部分に補強剤が塗布されていてよい。
第8図において、記録体11の一側縁には、導電層を露
出させた露出部68が形成されている。この菖出部68
には、導電性繊維からなる接地ブラシ69の自由端が接
触させられている。接地ブラシ69は、ブラケッ) 7
0を介して、側板67へ導電的に支持されている。記録
体11の移動方向においては、上記接地ブラフ69は、
第2図に示すように、記録体)1の張り側であって且つ
駆動ローラ13に近い直線状に移動する部位に設けられ
ている。かかる設置位置を選んだ背景には、次のような
問題があった。エンドレスベルト状の記録体11の弛み
側に接地ブラシを接触させると、回動するベルトの波打
ちによって接触状態が時間的に変化し、接触抵抗の変動
により導電路のインピーダンスが変動してしまう。記録
体が最も安定しているのけ、ベルトローラへの巻き掛は
部分であるが、曲率部分にブラシを接触させると、ブラ
シ繊維の1本1本と記録体との接触角度が異なることと
なり、電気的に有効な接触が安定して得られない。また
、記録体ユニット23が装置本体に対して着脱自在であ
って且つ現像器ユニット31と一体化されていると、従
動ローラ12への巻き掛は部分を利用せざるを得ない。
しかし、該ローラ12は、記録体に張力を与えるために
変位可能になっているので、接地プランと記録体との相
対距離が一定せず、安定した導電路の形成が望めない。
従って、エンドレスベルト状の記録体が安定している位
置としては、その軸38が固定位置で回転する駆動ロー
ラ13の近くであって、且っ張力を付与されている所謂
張り側である。張り側1】αは、ベルトが直線状になり
、回動に伴なう振動も最小になる。そのために、記録体
11と接地ブラシとの相対位置が常に一定に保たれるこ
ととなり、極めて安定した導電路が維持できることを理
解されよう。
また、記録体11の他方の側縁には、第8図に示すよう
に、副走査同期マーク71が設けられている。
この同期マークは、当該装置の7−ケンスに重要な意味
を持つものであるが、その働きについては後述する。ま
た、第8図において、副走査同期マ二り71に対向して
、これを読み取る副走査同期検知器72が、側板6oに
固定して設けられている。
エンドレスベルト状記録体がローラによって駆動される
時に、そのローラにょシ上記ベルト状記録体に与えられ
る張力のローラ軸方向両端間での誤差に起因して、ある
いは本来平行であるべきローラ同志の軸に平行誤差が生
じることに起因して、その記録体が駆動方向と直角な方
向へ移動する現象、すなわちベルトの蛇行および寄り現
象を生ずることがある。この現象が生ずると記録体上に
形成される像あるいは紙に転写される像が偏るため、こ
の現象は防止されるべきものである。
そのために、従来、以下の装置が知られている。
第1に、エンドレスベルト状記録体を支持および駆動す
るためのローラにその記録体の端部を規制するフランジ
を設け、それによりベルトの蛇行および寄りを制限する
装置、第2に、エンドレスベルト状記録体を支持および
駆動するためのローラあ少なくともひとつが次の自動調
心機構、すなわちベルトに寄りが生ずる時にはその寄り
力を利用してその寄る方向と逆方向にベルトが移動する
ように、内包する自動調心軸の傾きを変化させる自動調
心機構を有する装置である。ここで、上記第1の装置に
おいては、ベルト状記録体の端部にはその記録体の寄り
力により、常時、応力が生ずる。
かく生ずる応力はベルト状記録体の端部に変形を生セシ
メ、よってベルトの耐久性および記録装置の信頼性が著
しく低下する。したがって、この装置を使用するに際し
ては、ベルト状記録体のペースを厚くしてベルト自体の
端部変形に対する強度を大きくするか、あるいはベルト
の寄り力を弱める必要がある。しかし、ベルト状記録体
のベースを厚くする場合においては、そのベース上に添
着される記録層の密着強度低下、および曲げ応力の増加
によるベルト張力の増加等の問題が生ずるので好ましく
ない。また、ベルトの寄り力を弱める場合においては、
ベルト張力の微妙な調整が必要となり、よってこの記録
装置は高精度、かつ複雑な装置とならざるを得ない。一
方、第2の装置においては、自動調心操作を確実に行い
得るようにするためには高精度なるローラ機構が必要と
なり、よってこの装置は複雑化、大型化および高価とな
らざるを得ない。
本発明は、ベルトの寄りを検知する寄り検知手段と、ベ
ルトの寄シを補正する寄り制御手段とを有するベルト寄
り修正機構を記録体に付設することにより、上記欠点を
除去している。
以下、修正機構を、寄り検知手段と寄り制御手段とに分
けて詳細に説明する。
まず第1の思想に基づく寄り検知手段を説明する。この
第1の思想とは、光源及び受光素子を有するフォトイン
タラプタと、その光源と受光素子間の光路を遮断するよ
うに移動可能な遮光部材との組合せにより、エンドレス
ベルト状記録体の寄りを検知するものである。
第20図は上記第1の思想に基づく寄り検知手段の第1
実施例を示す図である。この検知手段は第2図及び第4
図中の符号74で示すように、エンドレスベルト状記録
体11のうちローラ12に巻きついている領域(以下、
曲率域と称す)に対向して配置されている。
同図において、寄)検知手段74は以下の構成より成っ
ている。記録体11前方のブラケット75には支持部材
76が取り付けられておシ、この支持部材76はその支
点76αにおいて検知フィラー77を回転自在に支持し
ている。検知フィラー77は、支持部材76を境として
、その記録体11側の一方が接触片77a、その他方が
遮光片77bとして構成されており、この接触片77α
はその先端で記姦体11の端部に当接し得るように配置
されている。また、遮光片77hの回動領域内にはフォ
トインタラプタ78が配置されている。
第21図は第20図中のX−X線に従い、フォトインタ
ラプタ78を示す断面図である。同図においてフォトイ
ンタラプタ78は光源79および受光素子80を有して
おり、このフォトインタラプタ78は光源79より発し
て受光素子80で受けられる光量に応じた出力信号を発
生する。また、図に示すように遮光片77bは光源79
と受光素子80とを結ぶ光路を遮断するように回動する
支持部材76の下方には、接触片77αの図中反時計方
向への回動を規制するL字状のストッパ81がブラケッ
ト75に取り付けられており、また検知フィラー77に
は、そのフィラー77に図中反時計方向へ回転習性を与
えるねじりコイルばね、板ばね等の優性体(図示せず)
が取り付けられている。
したがって、接触片77αが記録体11の端縁11Cと
接触しない限り、その接触片77αは上記張性体の作用
によりストッパ81に押し付けられている。
以上の構成より成る寄り検知手段74につき、以下その
動作の状態を説明する。通常の記録作業時においては、
記録体11は第20図に実線で示す位置dを矢印A方向
へ移動する。この状態では接触片77Zが記録体11の
端縁11cに接触することはなく、よって遮光片77h
もフォトインタラプタ78の、光源79から受光素子8
0へ至る光路を遮断することはない。したがって、フォ
トインタラプタ78は上記光路を通過する光量に応じた
出力信号を発生する。次に、記録体11にC方向の寄り
現象が生じ、その記録体11が図中破線で示す位置eに
達する場合においては、接触片77dは、まず図中実線
で示す位置■において記録体11の端縁11Cに当接し
、次いで記録体11のC方向への移動に従って支点7f
lO周シを時計方向に回動し、その結果接触片77αは
図中破線で示す位置■に至る。また、その接触片77α
の回動と同時に、遮光片77hも図中の実線位置■′か
ら破線位置■′へと回動し、もってフに至る光路が遮断
される。が〈光路を遮断されたフォトインタラプタ78
はその出方信号に変化を生ずる。すなわち、記録体11
のC方向への寄りは、フォトインタラプタ78の出力信
号の変化として検知される。
以上の説明は記録体11がC方向への寄りを生ずる場合
のものであるが、記録体11には、その端縁11Cと対
を成すもう一方の端縁11d(第4図参照)に、上述し
た寄り検知手段74と同一の検知手段(第4図参照)が
あらかじめ設けられており、記録体11がC方向の反対
方向、すなわち図中のD方向への寄りを生ずる場合には
上記他方の検知手段74がベルトの寄シ検知の用を成す
さらに、上記側寄り検知手段中のフォトインタラプタの
出力信号の変化は、後述する制御回路を介して後述する
ベルトの寄シ制御手段へ伝達され、その寄シ制御手段に
ょシベルト状記録体11の寄りは適宜に補正される。
上記寄り検知手段はエンドレスベルト状記録体11の曲
率域に対向して配置されているが、以下その理由を図面
に基づいて述べる。第22図はエンドレスベルト状記録
体11と、その記録体11を支持するローラ12,13
を示している。同図において、矢印Eで示される領域は
前述したベルトの曲率域であり、この曲率域Eともう一
方のローラ13に対応する曲率域E1との間、すなわち
矢印G、 G、で示す領域の記録体11は直線状を成し
ているので、この領域G + G 1を記録体の直線域
と称す。ここで、記録体11が寄りを生ずる方向、すな
わち記録体11の駆動方向Aと直交する方向にその記録
体11の端部から力を加える場合、直線域Gr G1で
は記録体11は容易に変形を生ずるが、曲率域Eでは記
録体11は変形し難い。したがって、接触片を接触させ
るべき領域としては、直線域G、 G1に比べ変形を生
じ難い曲率域Eが好都合であシ、このようにすることに
より接触片の回動は安定化し、かつ、記録体11の端部
変形への影響も少なくなる。
第23図は第1の思想に基づく寄シ検知手段の第2実施
例を示す図であり、第20図に示した第1実施例と異な
る点は以下の通りである。すなわち、寄り検知手段82
において遮光片77bの回動領域内には適宜の間隔で2
個のフォトインタラプタ83α。
83hが設けられており、さらに第1実施例中のストッ
パ81は削除されている。この構成により接触片77α
は図示しない張性体の作用の下に、常時、記録体11の
端縁に当接し、がっ、その端縁の移動に従って回動する
こととなる。例えば、記録体11の端部が実線で示す位
置dから破線で示す位置eへ移動すると、接触片77α
はそれに従って実線で示す位置■から破線で示す位置■
へ回動し、また記録体11が4点鎖線fで示す位置へ移
動すると、接触片77aは一点鎖線■で示す位置へ回動
する。
また、接触片77(Lが位置■あるいは位置■へ回動す
ると同時に遮光片77hは、それぞれ位置■′あるいは
位置■′へ回動するが、この場合、フォトインタラプタ
83aおよび83hに関しては次のように配置されてい
る。、すなわち、遮光片77hが位置■′に達した時点
でフォトインタラプタ83αがその光路を遮断され、一
方遮光片77hが位置■′に達した時点でフォトインタ
ラプタ83hがその光路を遮断される。
尚、上記以外の構成は第20図に示す第1実施例と同一
であり、同一の構成要素は同一の符号で示しである。
この実施例においては、通常の記録作業時には記録体1
1は位置dにおいて矢印A方向へ移動する。
この状態で遮光片77bはフォトインタラプタ83aお
よび83bのいずれの光路をも遮断することはなく、よ
ってフォトインタラプタ83αおよび83hはその光路
を流れる光量に応じた出力信号を発生する。次に、記録
体11にC方向の寄り現象が生じ、記録体11が位置e
まで移動すると、接触片77aは位置■まで回動し、同
時に遮光片77hは位置■′まで回動する。かく回動し
た遮光片77hはフォトインタラプタ83αの光路を遮
断するので、結果的にフォトインタラプタ83Zの出力
信号に変化が生ずる。一方、記録体11にD方向の寄り
現象が生じ、記録体11が位置fまで移動すると、接触
片77αは位置■まで回動し、同時に遮光片77bは位
置m′まで回動する。かく回動した遮光片77hはフォ
トインタラプタ83hの光路を遮断し、もってその出力
信号を変化させる。
すなわち、記録体11のC方向への寄りはフォトインタ
ラプタ83αの出力信号の変化として、一方記録体11
のD方向への寄シはフォトインタラプタ83bの出力信
号の変化として検知される。
以上のようにこの実施例においては、記録体11のC方
向およびD方向の寄りを、1個の寄シ検知手段82によ
って検知することができるので有利である。
尚、上記フォトインタラプタ83αおよび83bの出力
信号の変化は、第1実施例の場合と同様にして、後述す
るベルトの寄り制御手段へ伝達される。
第24図祉寄り検知手段の第3実施例を示す図であり、
同図において寄り検知手段84は以下の構成より成って
いる。記録体11のローラ12に対応する曲率域の前方
(図中の左方)には、ローラ12の軸方向に延在し、か
つ、記録体11の幅よりもわずかに長い長さのスライド
パー85が設けられている。
このスライドパー85は中央部に、前方(図中の左方)
へ突出する遮光片86を有し、さらに両端に、後方(図
中の右方)へ突出する接触片87α、87bを有してい
る。また、このスライドノ(−85には、ローラ12の
軸方向に長い長穴85a、 85Aが設けられており、
それぞれの長大には定置されているピン88α、88h
が装入されている。これらの長穴85a。
85bおよびピン88a、88bの作用により、スライ
ドパー85はローラ12と平行に、かつ、長穴85α。
85hの長さ分だけ移動することができる。図中の矢印
C′および矢印D′はこのスライド、< −85の移動
方向を示している。接触片87α、87hは、記録体1
1が矢印C方向あるいは矢印り方向へ移動する場合には
、その記録体11の端縁11Cあるいは11dと当接し
得る程度の長さを有している。遮光片86は、スライド
パー85が矢印C′力方向るいは矢印D′方向へ移動す
る際には、その移動と同時に矢印C′力方向るいは矢印
D′方向に移動するが、この遮光片86の移動領域内に
は2個のフォトインタラプタ89α。
89bが適宜の間隔をもって、かつ遮光片86の移動方
向に対して並列に配置されている。
上述した寄り検知手段84の作動状態は以下の通りであ
る。すなわち、記録体11に矢印C方向の寄りが生ずる
と、その端縁11Cは接触片87αに当接し、次いでそ
の端縁11Cは接触片87αを押圧することによりスラ
イドパー85を矢印C′力方向移動せしめる。この際、
スライドパー85の矢印C′方向移動と同時に、遮光片
86も矢印C′力方向移動するが、その遮光片86がフ
ォトインタラプタ89αの光路を遮断する位置に達する
と、その時点においてフォトインタラプタ89αの出力
信号に変化が生ずる。
すなわち、記録体11のC方向への寄りはフォトインタ
ラプタ89αの出力信号の変化として検知される。
一方、記録体11のD方向への寄りは、上記説明と同様
にして、フォトインタラプタ89hの出力信号の変化と
して検知される。
第25図は第1の思想に基づく寄り検知手段の第4実施
例を示す図であり、同図において寄り検知手段90は以
下の構成よシ成っている。
記録体11のローラ12に対応する曲率域の前方(図中
の左方)には、ローラ12の軸方向に延在し、かつ、記
録体11の幅よりもわずかに長い長さの回転アーム91
が設けられている。この回転アーム91はその中央部で
支点ピン92によって回転自在に支持されている。この
回転アーム91の両端には接触片93α、93bが、後
方(図中の右方)へ突出して取シ付けられており、これ
らの接触片93α、93hは、記録体11が矢印C方向
あるいは矢印り方向へ移動する場合には、その記録体1
1の端縁11cあるいはlidと当接し得る程度の長さ
を有している。
また、回転アーム91の両端前方(図中の左方)には、
それぞれフォトインタラプタ94α、94bが配置され
ておシ、これらのフォトインタラプタ94α。
94hは第21図に示したフォトインタラプタ78と同
一構成である。尚、回転アーム91の両端は遮光片91
α、91bを形成しており、これらの遮光片91α、9
1bの厚さはフォトインタラプタ94α、94hの光路
間隔よシも小さくなっている。したがって、回転アーム
91が適宜に回動する際には、遮光片91(Zあるいは
91hは第21図に示した場合と同様にして上記光路を
遮断することが可能である。
上述した寄り検知手段90の作動状態は以下の通りであ
る。すなわち、記録体11に矢印C方向の寄りが生ずる
と、その端縁11Cは接触片93αに当接し、次いでそ
の端縁11Cは接触片93αを押圧することにより回転
アーム91を図中時計方向に回動せしめる。その結果、
回転アーム91は図中の一点鎖線で示す状態に至る。図
中一点鎖線の状態に至った回転アーム91は、その先端
部遮光片91αによりフォトインタラプタ94αの光路
を遮断する。かく光路を遮断されたフォトインタラプタ
94αはその時点で出力信号に変化を生ずる。すなわち
、記録体11のC方向への寄りはフォトインタラプタ9
4αの出力信号の変化として検知される。
一方、記録体11のD方向への寄りは、上記説明と同様
にして、フォトインタラプタ94hの出力信号の変化と
して検知される。
以上の各実施例においては、検知要素としてフォトイン
タラプタと、遮光片との組合せを使用しているが、これ
に限られることはなく、マイクロスイッチと接触子との
組合せあるいはリードスイッチと磁石との組合せ等、従
来公知の検知要素を使用することも可能である。
以上が第1の思想に基づく寄シ検知手段の説明であるが
、次に第2の思想に基づく寄シ検知手段について説明す
る。この第2の思想とは、記録体の端縁近傍に対向して
配置される反射型光センサと、記録体の端縁がその被駆
動方向と直角表方向に移動する際には上記反射型光セン
サの検知埴内へと移動可能であり、かつ、記録体の光反
射率と異なる光反射率を有する検知パターンとによって
記録体の寄りを検知しようとするものである。
第26図は上記第2の思想に基づく寄シ検知手段の第1
実施例を示している。同図において、ベルトローラ12
.13によって支持され、かつ矢印表方向へ駆動される
エンドレスベルト状記録体11の両端縁には、適宜の幅
を有する検知パターン95α。
95bがその両端縁全周に亘って設けられており、これ
らの検知パターン95α、95bは記録体11の光反射
率と異なる光反射率を有する材料より成っている。記録
体11の平面領域(直線域)、すなわち記録体11がロ
ーラ13およびローラ12に巻き付いている領域以外の
領域で、かつ、記録体11の両端縁の上方位置には反射
型光センサ96α、96bが配置されている。
第27図は第26図の正面図であり、上記反射型光セン
サ96α、96bの位置関係をわかり易く示している。
同図におけるエンドレスベルト状記録体11は正常に駆
動されており、したがってその記録体11は駆動方向と
直交する方向(図中のC方向あるいはD方向)へ寄シを
生じていない状態にあるとすると、この状態において、
反射型光センサ96α、96hはそれぞれ検知パターン
95α、95bよシ内側の記録体11の両端縁上方に配
置されており、この場合センサ96α、96hの検知域
にはいずれも記録体11が存在している。したがって、
センサ96α。
96hはいずれも記録体11の光反射率に相応する出力
信号を生じている。尚、第26図および第27図では、
説明のため第2図中に示した記録体11の周囲に配置さ
れる各装置は省略している。
上記構成において、記録体11は矢印入方向へ駆動され
る。その際、その記録体11にC方向への寄り現象が生
ずると、それと同時に検知パターン95hもC方向へ移
動する。上記検知パターン95hは適宜の距離を移動し
た後反射型光センサ96bの検知域に到達し、この時点
でそのセンサ96bの出力信号に変化が生じ始める。何
となれば、検知パターン955の光反射率は記録体11
の光反射率と異なるからである。すなわち、記録体2の
C方向への寄りは反射型光センサ95bの出力信号の変
化として検知される。
一方、記録体11のD方向への寄りは、上記説明と同様
にして、反射型光センサ96αの出力信号の変化として
検知される。
第28図は上記寄シ検知手段におけるベルト状記録体1
1の寄りによる反射型光センサ96αあるいは96hの
出力信号の変化を示すタイムチャートであり、この場合
(C)図は記録体11がC方向へ寄る場合、(d)図は
記録体11がD方向へ寄る場合を示している。
(C)図において、記録体11がC方向への寄りを生じ
始メルmM(t =o )から検知パターン95bカセ
ンサ96hの検知域へ到達する時(t=’I)1での間
、センサ96α、96hの検知域にはいずれも記録体1
1が存在しているので、センサ96αの出力信号weお
よびセンサ96hの出力信号WfはいずれもHレベルを
示1−ている。11時間以後は、センサ962の検知域
には記録体11が、センサ96hの検知域には検知パタ
ーン95Aが存在することとなるので、weはHレベル
、 Wf FiLレベルを示すこととなる。この場合、
上記Hレベル、Lレベルはそれぞれ記録体11の光反射
率、検知パターン95hの光反射率によって決するもの
であシ、例えば記録体11の光反射率の方が検知パター
ン95hの光反射率よりも大きいときにはHレベルが高
レベル、Lレベルカ低レベルとなる。
次に(d1図において、記録体11がD方向への寄りを
生じ始める瞬間Ct=0)から検知パターン95αがセ
ンサ96αの検知域へ到達する時(1=t2)までの間
、百出カ信号We l WfがともにHレベルであるの
は(C)図の場合と同様である。62時間以後は、セン
サ96aの検知域には検知パターン95αが、センサ9
6hの検知域には記録体11が存在することとなるので
、weはLレベル、WfはHレベルを示すこととなる。
第29図は第2の思想に基づく寄り検知手段の第2実施
例を示す図であり、ローラ12に支持された記録体11
には、その一端縁のみに検知パターン97が設けられて
おり、この検知パターン97が記録体11の光反射率と
異なる光反射率を有することは前記第1実施例と同様で
ある。同図において記録体11は正常に駆動されており
、したがってその記録体11は駆動方向と直交する方向
、す力わち図中のC方向あるいはD方向へ寄りを生じて
いない状態にある。この状態において、検知パターン9
7に対向する位置には反射型光センサ98αが配置され
ており、さらに検知パターン97よシ内側の記録体11
の端部上方には、記録体11の駆動方向と直交する方向
で上記センサ98αと同列に反射型光センサ98hが配
置されている。この場合、センサ98dの検知域には検
知パターン97が存在し、センサ98hの検知域には記
録体11が存在している。したがって、センサ98αは
検知パターン97の光反射率に相応し、センサ98hは
記録体11の光反射率に相応する出力信号を生じてい5
 。
上記構成において、記録体11が駆動される際、その記
録体11にC方向への寄り現象が生ずると、それと同時
に検知パターン97もC方向へ移動する。
上記検知パターン97が適宜の距離を移動すると、反射
型光センサ986の検知域には検知パターン97が到達
するに至る。したがって、この時点でそのセンサ98b
の出力信号に変化が生じ始める。この場合センサ98α
に関しては、その検知域に常時検知パターン97が存在
しているので、そのセンサ98αの出力信号には変化が
生じない。すなわち、記録体11のC方向への寄りは反
射型センサ98bの出力信号の変化として検知される。
一方、記録体11にD方向への寄り現象が生ずると、そ
れと同時に検知パターン97もD方向へ移動する、上記
検知パターン97が適宜の距離を移動すると、反射型光
センサ98αの検知域には記録体11が到達するに至る
。したがって、この時点でそのセンサ98αの出力信号
に変化が生じ始める。この場合センサ98hに関しては
、その検知域に常時記録体11が存在しているので、そ
のセンサ98bの出力信号には変化が生じない。すなわ
ち、記録体11のD方向への寄りは反射型センサ98α
の出力信号の変化として検知される。
第30図は上記寄り検知手段の第2実施例における記録
体11の寄シによる反射型光センサ98αあるいは98
hの出力信号の変化を示すタイムチャートであり、(C
)図は記録体11がC方向へ寄る場合、(d)図は記録
体11がD方向へ寄る場合を示している。
(C)図において、記録体11がC方向への寄りを生じ
始める瞬間(t=0)から検知パターン97がセ/す9
8hの検知域へ到達する時(t=t3)までの間、セン
サ98αの検知域には検知パターン97が存在し、セン
サ98bの検知域には記録体11が存在しているので、
センサ98αの出力信号We′はLレベルを、センサ9
8hの出力信号Wf’はHレベルを示している。
63時間以後は、センサ98α、98hいずれの検知域
にも検知パターン97が存在することとなるので、We
′およびWf’ともにLレベルを示すこととなる。
上記HレベルあるいはLレベルについては前述した通シ
である。
次に(d)図において、記録体11がD方向への寄シを
生じ始める瞬間(t=0)から記録体11がセンサ98
αの検知域へ到達する時(t−t4)までの間、センサ
98αの検知域には検知パターン97が存在し、センサ
98bの検知域には記録体11が存在しているので、w
e’はLレベルを、 Wf’はHレベルを示している。
64時間以後は、センサ98a、 98bいずれの検知
域にも記録体11が存在することとなるので、we’お
よびWf’ともにHレベルを示すことと々る。
第31図は第2の思想に基づく寄り検知手段の第3実施
例を示す図であり、同図において、支持板26ノ頂板2
8のローラ13寄りの一部表面は適宜の間隔を成す検知
パターン99として構成されており、この検知パターン
99は記録体11の駆動方向と直交する方向に延在して
いる。尚、この検知パターン99は前述した実施例と同
様に、記録体11の光反射率と異なる光反射率を有して
いる。この検知パターン99の上方には、記録体11の
端部に対向して反射型光センサ372が配置されている
第31図中記録体11がD方向への寄りを生ずると、頂
板28上の検知パターン99は次第に露出してゆく。か
く露出する検知パターン99カセンサ372の検知域ま
で達するに至ると、その時点でそのセンサ372の出力
信号に変化が生じ、もって記録体11の寄シが検知され
る。
以上が寄り検知手段の説明であるが、次に寄り制御手段
について説明する。
第26図は寄り制御手段の動作原理を説明するだめの図
でもある。同図において、記録体11はベルトローラ1
2,13によシ支持され、かつ、矢印A方向に駆動され
ている。これら2本のローラのうちの一方の駆動ローラ
13は前述のようにその回転軸38が固定して配置され
、他方のローラ12はその軸の中央をほぼ直角に通りか
つローラ12及び13の軸を含む平面内にある軸線の周
シに矢印1.Jのごと〈適宜に回転可能、すなわち傾動
可能に配置されている。この状態において、ローラ12
の両軸端部を矢印1方向へ傾動させると記録体11は矢
印り方向へ寄りを生じ、一方ロー月2の両軸端部を矢印
J方向へ傾動させると記録体11は矢印C方向へ寄シを
生ずる。この現象は、記録体11の材質をポリエステル
テレフタレート等の弾性の小さいものとした場合には顕
著である。
以下、上記原理に基づく寄り制御手段の実施例を説明す
る。尚、以下の説明では、既に説明した部材と同一な部
材は同一符号をもって示すものとする。
第32図は寄り制御手段の1つの例を示しており、以下
にその構成を詳述する。
記録体11を支持するローラ12の一方の軸端121?
は、本体装置の側板67(第4図参照)にねじ100で
固定されているブラケット62の切欠62αによって支
持されておシ、一方他のローラ軸端12hは、概ねL字
状を成す制御アーム101の一端に形成されている制御
片101αの切欠き102に支持されている。
制御アーム101はその屈曲部において、ねじ103に
より本体装置の側板60.(第4図参照)に設けられた
支点ピン104に回転自在に取り付けられている。制御
アーム101の制御片101aとは別の一端部には、外
方にソレノイド105が、そして内方に引張ばね106
が配置されておシ、そのソレノイド105のロッド10
5α及びばね106の一端が上記アーム101の一端に
連結されている。このソレノイド105は励磁されたと
きにそのロッド105aをソレノイド本体側に引き戻す
作用を成すようになっており、したがってその場合には
、制御片101αは図中矢印C方向へ移動し、同時にロ
ーラ12も軸端12Cを支点としてC方向へ傾動する。
一方、ソレノイド105が非励磁の状態においては、制
御片101αはばね106の作用により矢印P方向移動
し、同時にローラ12も軸端12Cを支点としてP方向
へ傾動する。
上記構成の下において記録体11が矢印A方向へ駆動さ
れる際、ソレノイド105が非励磁の状態にあると、ロ
ーラ12はばね106の作用にょシ、あらかじめ矢印P
方向へ傾動されている。よって、その場合、記録体11
は、前述の原理に従い矢印り方向へ移動する傾向、すな
わちD方向へ寄る傾向にある。仮にその記録体11がD
方向へ許容限界以上に寄った場合には、ソレノイド10
5を励磁することによりローラ12を矢印C方向へ傾動
させる。この傾動により記録体11の矢印り方向への寄
りは停止され、次いでその記録体11はC方向へ移動を
始める。これにより記録体11のD方向への寄りは補正
される。
ソレノイド105の作動にょシ記録体11がC方向へ許
容量以上の寄りを生ずるに至った場合には、そのソレノ
イド105を解磁することにより、記録体11のC方向
への寄りは補正される。
上記の例において、寄りを制御するために行なわれるロ
ーラの傾動は必要以上の大きさにすることはない。した
がって、第32図に図示はしていないが、制御アーム1
01の移動路上には適宜の位置にストッパを設け、その
ストッパにより上記制御アームが必要量以上に移動しな
いようにすることが好ましい。
第32図に示す寄り制御手段は、従動ローラ12を、そ
の一端を支点として傾動可能に設け、その他端を上下動
させてベルト寄りの修正を行なったが、従動ローラ12
の両軸端と駆動ローラ13の両軸端との相対的な距離を
変化させてベルト寄りの修正を行なってもよい。
既に説明したように、記録体11には、ばね27(第5
図、第6図参照)によって張力が付与されている。従動
ローラ12の両軸端に加えるばね力F’LとFR(第2
6図参照)を、例えばFL ) FRとなるように設定
しておくと、記録体11には矢印りの向きに寄る習性が
与えられることになる。一方、従動ローラ12の、ばね
力FLを付与されている軸端(第32図の符号12b参
照)に制御アームを係止しておいて、センサ96(Zが
寄り検知信号を発したときに、上記制御アームを揺動さ
せて、PL ) FRとなるように、記録体11への両
側に掛かる張力を変化させる。これにより、記録体11
は、矢印Cの向きへ変位する。この記録体11の、矢印
Cの向きへの変位は、センサ96αの検知パターン95
αの検知により停止される。
また、従動ローラ12の両軸端に制御アームを係合させ
ておいて、寄り検知子F)寄り検知信号によって、該ロ
ーラを上下方向或いは水平方向に傾動させてもよいこと
勿論である。
尚、上記の例において制御アームの駆動手段としては、
ソレノイドと引張ばねの組合せが用いられているが、こ
れに限られることはなく、モータの回転力を電磁クラッ
チによって必要回転量だけ受け、その回転量をカムある
いはギア等を介して伝達することにより制御アームを駆
動する方法を用いても良い。
以上が寄り検知手段及び寄り制御手段の説明であるが、
実際には両者はひとつの組合せとして用いられることが
有効である。以下にその態様の1例を示し、それについ
て説明する。
第33図は寄り検知手段よりの信号に基づいて寄り制御
手段を駆動するためのブロック図であり、同図において
寄り検知手段107から発する記録体の寄り検知信号は
判定回路108へ送られ、ここで制御すべき方向及びそ
の制御のタイミングが判別される。かくして制御すべき
方向及びタイミングが決定されると、その情報は制御信
号発生回路109へと送られる。制御信号発生回路10
9では、上記制御方向及びタイミングの情報に基づき後
段に置かれる寄り制御手段110中の駆動手段、例えば
ソレノイド等を駆動あるいは停止させるための制御信号
が発生せられ、その制御信号は寄り制御手段110へと
送られる。
ところで、ベルト寄りを制御する手段は、従動ローラ1
2の近傍に設けられる。一方、従動ローラ12の下位近
傍には、転写チャージャ19が設けられている。すなわ
ち、従動ローラ12の下位は、トナー像を記録紙へ転写
する、転写領域となっている。
そのために、転写動作が行なわれている最中に、ベルト
寄り制御を行なうと、記録体と記録紙の一定方向への動
きが乱されて、黒スジや転写ボケ等の不具合が発生する
。従って、ベルト寄シ制御は、転写動作が行なわれてい
ないとき、換言すると、転写チャージャ19が作動して
いないときに行なう必要がある。
第88図及び第89図には、記録体の寄りをその両側縁
で検知する寄り検知(R) 、 (L)を設け、寄り制
御を、従動ローラ12の両端を傾動させる5QL(R)
 。
SQL (L)で行なう場合の回路図とタイムチャート
を示している。
第89図において、検知フィラー(第20図の符号77
参照)で検知されたベルト寄り検知信号は、制御回路か
ら出されたメインモータコントロール信号及び転写チャ
ージャコントロール信号の反転信号とアンドをとられ、
ドライバによりソレノイド5QL(R,L)(例えば第
32図の符号105参照)を駆動する。また、ノイズ等
により、両方のソレノイドが同時に作動することがない
ように、一方の出力信号の反転信号を他方のゲート信号
としている。そして、第88図から判かるように、メイ
ンモータが駆動している状態であって、転写チャージャ
が動作していないときにのみ、ソレノイドが作動してい
る、すなわち、寄り制御が行なわれている。従って、転
写動作が行なわれていないときに寄り制御を行なうので
、画像への悪影響がない。
また、メインモータが停止しているときには、ソレノイ
ドの駆動を止めるため、不必要な電力の消費が抑止され
る。
以上のように、エンドレスベルト状記録体の側線部には
その記録体の移動を拘束する刀は作用しないので、その
記録体が変形することがない。
また、ベルト状記録体の寄りを検知し、それに基づいて
ローラに付設した制御手段によって上記記録体の寄りを
補正する構成をとっている。しだがって、ベルト状記録
体及びローラの構成には高い精度を必要としない。
さらに、寄り検知手段及び寄り制御手段等はそれら自体
簡単な構成よシ成っているので、記録装置を複雑化、大
型化及び高価とすることがない。
本発明のプリンタは、磁性現像剤を用いて静電潜像を可
視像化する磁気ブラシ現像方法を採用している。
磁気ブラシ現像方法は、非磁性の円筒状スIJ−ブと、
該スリーブ内に配設された磁石とから成る現像ローラー
で構成され、両者を相対運動させてスリーブの表面に磁
気ブラシを形成して静電潜像を上記磁気ブラシで摺擦し
て可視像化する方法である。このような磁気ブラシ現像
法は、実用化の容易性から乾式現像方法の中では多くの
複写機、プリンター、プロッタ、ファクシミリ等の記録
装置に最も多く使用されているのである。
このような磁気ブラシ現像法において、現像ムラのない
現像を行うためにはトナー濃度が均一で、かつ磁気ブラ
シの穂高がほぼ一定でなければならない。トナー濃度を
均一にするためには、主として二成分現像剤の場合であ
るが十分な攪拌を行う必要がある。一方、磁気ブラシの
穂高を一定にするためには、スリーブ表面から所定距離
だけ離れて取り付けられたドクターブレードを必要トシ
、これによって、スリーブによって汲み上げられた現像
剤を一定の高さに規制するようにしている。
ところが、既に知られていることであるが、−成分現像
剤を使用する磁気ブラシ現像法ではスリーブとドクター
ブレードとの間隔はo1〜l、Q mmであシ、二成分
現像剤を使用する磁気グラブ現像法ではその間隔は1.
0〜3.Q mm  である。このように、スリーブ七
ドクターブレードとの間隔が微小であると、コピー画像
上に白スジ現象が発生することがあった。
本発明者らは、この白スジ現象が何故発生するかを調査
した。それによると、白スジに対応したドクタ一部分に
は紙粉、塵、金属粉等が詰まっていることがわかった。
通常、クリーニング部において、回収された現像剤を再
使用するために現像装置へ戻したシしたときその現像剤
中には紙粉、金属粉等が混じっておシ、又機内に飛散し
た紙粉、塵、金属粉等が現像剤に混じることがある。従
って、上述したように、スリーブとドクターブレードと
の間隔があまり小さいと、その間にそれらが詰まってし
まい現像剤が十分そこを通過できなくなシ、部分的に現
像剤量が少なくなってしまう。
この結果、磁気ブラシの穂高が低くなって、その部分で
は静電潜像面と接触しないか、接触しても接触圧が極め
て小さくなってほとんど現像されなくなっていわゆる白
スジが発生するということがわかった。勿論、現像剤が
凝集した場合にも同様の現象が発生する。
コレラの現象の発生は、ドクターブレードとスリーブと
の間隔が狭い、−成分現像法において顕著であった。
本発明のプリンタは、上記白スジ現象の発生を防止した
現像方法を実施した現像装置を具備している。
この現像方法は磁性現像剤がスリーブに供給される位置
と、現像位置との間に、上記スリーブの静止時にスリー
ブの軸と平行に現像剤が存在しないよう磁界発生手段の
磁界分布を設定して静電潜像を現像するものである。ま
た、この現像方法は規制部材によってスリーブ上の現像
剤層厚が規制される位置と現像位置との間に、上記スリ
ーブの静止時にスリーブの軸と平行に現像剤が存在しな
いよう磁界発生手段の磁界分布を設定して静電潜像を現
像するものである。
スリーブの回転が停止しているとき、その内部に配設さ
れた磁石の形状を変化させることによって、その磁石の
磁力によってスリーブ上に形成される磁気ブラシの形状
を変化させることができる。
例えば、スリーブ内に固設されている磁石の磁極は、相
隣る磁石の極性は互いに逆極性であることが普通である
が、スリーブ表面にそれまで付着していた磁性現像剤を
記録体へ向けて飛ばし、現像剤のクラウド状態を作り出
すために2つの磁石の極性を同極にすることが部分的で
はあるが実施されていた。
本発明の目的を達成するために、例えばスリーブ内部に
配設された磁界発生手段としての磁石のうち、現像剤供
給位置と現像位置との間の相隣る磁石の極性を同極性に
することが行われる。しかし、スリーブ上の現像剤を外
方へ向けて飛ばすことでも、クラウド状態を作り出すこ
とが目的ではなく、逆に現像剤を飛ばすようでは現像剤
の飛散の問題があって好ましくない。本発明では、現像
剤供給位置と現像位置との間又はスリーブ上の現像剤の
層厚を規制する位置と現像位置との間に現像剤を飛ばす
ことなく同極性の磁極を配置し、スリーブの静止時にス
リーブの軸と平行に現像剤が存在しない部分を作り出す
よう磁界分布を設定した。
第34図において、該現像器16は、反時計方向に回転
する非磁性の円筒状現像スリーブ34と、該スリーブ3
4内に設けた磁界発生手段としての磁石111、112
.113.114.115.116とからなっている。
上記スリーブ34は現像剤を貯蔵した現像剤容器33の
開口部に配置されている。現像剤としては、磁性トナー
のみからなる一成分現像剤が使用されている。現俸剤容
器33の現像剤排出用側壁:33h Kは現像剤規制部
材117が取り付けられている。この現像剤規制部材1
17は磁石116と対向する位置関係にある。また、磁
石111は現像主極であるが、中央部が4部カットされ
た凹状の磁石である。そして、この磁石111は、記録
体11とスリーブ34との最接近位置よりもスリーブ3
4の回転方向にみてやや上流側を向くように配置されて
いる。他の磁石はN極とS極が交互になるよう配置され
ている。
スリーブ34が回転すると現像剤容器33より現像剤が
スリーブ34の回転方向に運び出される。しかし、出口
部に現像剤規制部材117が配設されているので、スリ
ーブ上の過剰な現像剤は除去され、一定の厚さの現像剤
層が形成される。これにより一定の穂高の磁気ブラシが
スリーブ上に形成されることになる。
ところで、現像主極111は前述したように中央部が4
部カットされている。例えば、スリーブ34の表面での
磁力をみると、その磁石の両端部に対応する部分は約1
200ガウスあるが中央部分に対応する部分は約800
ガウスである。このような磁石を使用すると、スリーブ
34の回転を停止したとき、磁石の中央部分に対応する
ところには現像剤が存在しないようにすることができる
。第35図に示すように、スIJ fプ34の軸方向と
平行に現像剤が存在しない部分118が形成されるので
ある。しかも、その部分118は第34図に示す範囲R
内にあるようにしなければなら々い。即ち、スリーブへ
現像剤が供給される部分から現像部までの間にそれが存
在するようにしなければならない。第35図かられかる
ように、現像剤が存在しない部分118は図中符号Tで
示す現像部よりやや上流(スリーブの回転方向にみて)
にくるようになっている。
さて、いま、現像剤規制部材117とスリーブ34との
間に異物が詰まってしまうと、前述したようにこの部分
だけ現像剤が供給され々くなってしまう。従って、第3
5図に示すように、スリーブ34上に現像剤が供給され
々い未供給部分119が形成される。ところが、現像部
Tに上記現像剤が達する前に現像剤が存在しない部分4
118があると、軸方向において一旦全て現像剤が存在
しない部分が出来、現像剤規制部材117によって生じ
る供給不足がほとんど解消される。これは、現像剤が、
最も安定した位置へ容易に移動し得ることができるため
である。これによって、図に示すように、現像部Tでは
全幅にわたシ現像剤が顕著に不足したとわかる程度の供
給不足は解消されることになる。
このような現像装置を用いて、記録体11上の静電潜像
を可視像化し、コピーをとったところ現像剤の供給不足
による白スジの発生はほとんど解消され、影響が出ても
その程度は軽微であった。
上述の例で使用した磁気ブラシ現像装置において、現像
主極としての磁石111の代わりに第36図に示すよう
に2つの同極性の磁石111A 、 IIIBを近接配
置したものに置き換えたところ、同じようにスリーブ3
4の回転中止時スリーブ34の表面上であって、上記2
つの磁石111AとIIIBの中間部分に対応するとこ
ろには現像剤が存在しなかった。
その部分を図中破線で囲って示している。このような現
像装置を用いて現像しても第1の例と同様の結果が得ら
れた。
さらに、上記例において、スリーブ34内の磁石群を第
37図に示すように時計方向に約60°回転させて固設
した。こうすると同極性の隣接した磁石111人及び1
11Bは、現像剤規制部材117に対向するようになる
。このようにスリーブ34上に現像剤の存在しない部分
が現像部と現像剤規制部材の間にある限り上記例と同様
の結果が得られることがわかった。
第38図に示す例は、現像剤規制部材117と現像部と
の間に現像剤の存在し々い部分が2箇所に形成された現
像装置によって静電潜像を現像するものである。このた
め、現像剤規制部材117と現像部との間に同極性の磁
石111A 、 IIIB  、 llICを等間隔で
配置した。この場合も、現像剤規制部材117の箇所で
部分的なトナー供給不足が生じても、上述した2つの現
像剤が存在しない部分を通過して現像剤が運ばれるので
、そのトナー供給不足のあった部分にトナーが供給され
、白スジ等の現象は発生しなかった。
次の例は、原理的には第36図に示す例と同じであるが
、磁界発生手段が棒状の磁石では々く表面に第39図に
示すようにN極とS極が着磁された円柱状の磁石120
を使用した。この円柱状の磁石120は、着磁位置が任
意でかつスリーブ34と磁石表面との間隔を高精度にし
て組立てることができる等の製造上の利点も有する。
現像剤として平均粒径10μ〜13μの磁性トナーを使
用し、記録体11の線速を7Qmm/sec、非磁性の
スリーブの線速を210mm/sec  としたところ
、白スジの発生はなく良好な現像画像が得られた。
なお、記録体の線速をvp、スリーブの線速をVSとし
たとき、VS/Vp = 1.5〜4.0  の範囲で
良好な結果が得られた。但し、VSは50〜300 m
m/secで、好ましくは150〜3QQ mm/ S
ec に設定したときがよい結果となった。
ところで、上述した実施例は、何れも1つの現像剤規制
部材を有しているものについて述べてきたが、複数有し
ているものにあっては、現像部に一番近い現像剤規制部
材と現像部との間に少なくとも1つの現像剤の存在しな
い部分を磁気的に形成すればよい。
一成分現像法の場合の特徴は、磁性トナー中の磁性粉体
の体積占有率がきわめて小さく、従ってトナー1個あた
シの磁化量が小さく、現像スリ−ブ内のマグネットによ
り現像スリーブ上に磁気プるキャリアの様な粗で長い磁
気ブラシは形成され難いことである。しいて厚いトナ一
層を形成しても、そのトナ一層にはムラが生じ易く、画
像上の濃度ムラにつながる。それゆえ、−成分現像剤の
場合は、現像スリーブ上に薄く均一に磁気ブラシを形成
する必要がある。
しかし、層が薄いため、現像剤層は一度現像に供される
と、画儂部に対応した部分と非画像部に対応した部分と
で、現像剤層の厚みに大きな差が生じる。これをそのま
ま放置して新たに現像剤を′供給しても、表面に残留し
た現像剤と、新しく供給した現像剤との間に特性の差が
あったり、再び均一な層が形成されなかったシするので
、画像濃度にムラが生じ、また残像が発生したシする。
更に、残留トナーは摩擦帯電量の増加に伴ない、現像ス
リーブへの静電吸着力が増大し、ますます現像スリーブ
から離れ難くなる。
以上の欠点を改良するために、従来、現像スリーブ上に
残留するトナーをスクレーパで除去したり、スクレーパ
板に穴を設けて掻き取ったトナーを再び現像スリーブ上
に戻したりする方法が提案されている。
しかし、スクレーパを用いる場合、スクレーパが現像ス
リーブに接触する構造であるため、スクレーパ取付の微
調整が必要であると云う面倒な点があり、またスクレー
パで現像スリーブを傷つけたりする問題がある。また、
スクレーパがトナーを圧迫するのでトナー凝集を促進さ
せてしまい易く、更にスクレーパが波打った場合、トナ
ーの除去が円滑に行なわれなくなる問題がある。
一方、穴付スクレーパを用いる場合は、穴付スクレーパ
を現像スリーブに接触させ、穴を通して現像スリーブか
ら除去したトナーを再び現像スリーブ上に戻すことによ
りトナーの攪拌、を行なう方法を採っている。
しかし、同様にブレードが現像スリーブに接触する構造
であるため、ブレードが波打って現像スリーブから離れ
るとその機能が果たせなくなり、またブレードや現像ス
リーブが傷ついたり、トナーが凝集した)する可能性が
ある。更に、同じ原稿を多数複写した場合、−担税像ス
リーブ上からトナーを除去しても、トナーホッパー内の
新しい現像剤と十分に攪拌されないうちに再び現像スリ
ーブ上に供給され、前記したように画像濃度ムラ、及び
残像が発生したりする。
本ブl) ン夕は、上記した従来の欠点を改善し、現像
スリーブに接触しないで現像スリーブ上に残留するトナ
ーを除去することができ、現像スリーブの損傷およびト
ナー凝集を防止し、常に良好かつ安定した画像を得るこ
とができる現像装置を具備している。
第2図及び第34図において、現像剤容器33内には、
攪拌軸189に設けられた第1攪拌部材190と、現像
スリーブ34と非接触であって且つこれと平行に設けら
れた第2攪拌部材191が配設されている。
第2攪拌部材191は軸状の磁性体からなると共に、第
58図に示すように、ネジ状の山状突出部192が形成
されている。
また、第2攪拌部材191を往復回動させ、第2攪拌部
材191を現像スリーブ34に対して相対的に往復移動
させる機構193が、第2攪拌部材191と攪拌軸18
9の間に設けられている。機構193は第59図に示す
ように、攪拌軸189の端に(支)着された円形フラン
ジ194と、フランジ194上に植設されたビン195
と、ビン195周囲に摺動嵌合し且つ基部を第2攪拌部
材191端部に固着されたフォーク状レバー196とか
らなっている。したがって、攪拌軸189が一定方向に
回転するとき、その回転運動をレバー196が第2攪拌
部材191の往復回動運動に変更し、第2攪拌部材19
1は等角度の正逆回転を行なうことになる。
上記した現像装置においては、第2攪拌部材191の磁
力線はその山伏突出部192と現像スリーブ34との狭
い間隙部分に集中し、その部分でトナーは一部が現像ス
リーブ34との間に保持され、後からくるトナーの一部
は第58図の矢印dで示すように少し横に動かされるの
で横方向の攪拌が行なわれる。また、第2攪拌部材19
1は回動しているので、トナーは矢印e方向に移動し、
前述の現像スリーブ34との間に保持されたトナーも、
次第に他のトナーと入れ換わシ、現像スリーブ34上の
残留トナーの除去と攪拌が行なわれる。なお、第2攪拌
部材191が一方向にのみ回転すると、トナーは容器3
3内で片側に寄シ、現像に悪影響を及ぼすと共に、回転
によりトナーに圧力が加わりトナー凝集が促進される事
態が生ずるが第2攪拌部材191は往復回動しているの
で、常に同じトナーが第2攪拌部材191と現像スリー
ブ34間に保持されることはなく、マた数rpm以下の
低速回転とすることによりトナー凝集も発生せず、現像
スリーブ34土のトナーの除去攪拌が行なわれる。
また、第2攪拌部材191の形状は第58図のように必
らずしもネジ状にする必要はなく、第60図に示す第2
攪拌部材191Aのように、軸部191Aαの周囲に複
数の円形フランジ192Aを設ける構造としてもよい。
この場合は、軸方向の矢印fで示すように、低速度で現
像スリーブ34との位置を相対的に往復移動させる必要
がある。但し、あえてその軸)91Aαを回転させる必
要はない。更に、第2攪拌部材の形状は、現像スリーブ
34の軸に対して平行に配列された山伏突起が設けてあ
って、軸方向に往復移動するものであればよく、第58
図、第59図に示す実施例のように、回転するものでな
くてもよい。すなわち、山状突起と現像スリーブとの間
でトナーを保持状態として前記実施例の場合と同一機能
を達成するものであればよい。
以上説′明したように本装置によると、現像スリーブに
近接して非接触の状態で第2攪拌部材を設け、且つこの
攪拌部材を現像スリーブに対して相対的に往復移動させ
る機構を設ける構造としたので、現像スリーブに接触す
ることなくこれから残留トナーを除去しながら攪拌する
ことができ、現像スリーブの損傷およびトナー凝集を防
止し、常に良好かつ安定した画像を得ることができる。
初で、記録体・現像器ユニット5は、上述したように、
現像器ユニット31に記録体ユニット23を支持させて
、両ユニットを一体化したものであるが、該ユニットは
、定期成いは不定期に、プリンタ本体から引き出す必要
がある。例えば、現像剤の補給やエンドレスベルト状記
録体の交換は、頻度の差こそあれ、日常的な保守操作で
ある。通常の記録体交換の間隔に比べて、現像剤の補給
間隔は数段短かく、その頻度も高い。
そして、記録体の交換に際しては、上記ユニットを本体
から完全に引き出してしまわないと、その作業が行なえ
ないが、現像剤の補給に際しては、容器33の蓋33α
が開けるに充分なだけユニットを引き出せば足りる。一
方、記録体11は、これが不必要に装置外へ露出させら
れるのをできるだけ避けた方がよい。何故ならば、室内
の照明光による感光特性の劣化やキズやゴミの付着原因
となり易いからである。
そこで、本発明においては、記録体・現像器ユニット5
の、引き出し量を保守操作の内容に応じて選択できる構
成を採用している。
第40図において、案内板56の略中央部には、穴56
αが形成されていて、この穴には、ストッパ121の係
止片121αが臨ませられている。ストツパ121は、
第4図に示すように、側板60.67間に支架された支
軸122に固着されている。また、ストソバ121の一
端には、ばね123が掛けられていて、これの係止片1
21αが上記穴56αから突出する向きの揺動習性が与
えられている。
上記支軸122の一端には、操作アーム124の一端1
24aが固着されている。このアームの他端には、操作
ノブ125が固定されていて、この操作ノブ125は、
第1図にも示すように、本体外部へ突出させられている
。一方、ユニットの底板39には、係合穴39αが形成
されている。
そして、第40図に示すように、記録体・現像器ユニッ
ト5が装置本体内に装着され°ている状態においては、
ストッパ121は、底板39の下面に当接している。こ
の位置からユニット5を示矢方向へ引き出すと、係止片
121αが底板39の下面を摺擦して、第41図に示す
ように、係止片が係合穴39aに係合した位置で、その
引き出し動作が規制されこれ以上引き出せなくなる。こ
の第41図に示す位置は、現像剤容仝33が機外へ引き
出され、その蓋33αを開閉できる位置であり、容器に
現像剤を補給する現像剤補給位置である。この場合、記
録体ユニット23は機体内部に位置している。そのため
に、記録体11が室内の照明灯に曝されることがなく、
その特性の劣化が防止できる。
記録体11を交換する場合には、第41図に示す位置ま
でユニット5を引き出したのち、操作ノブ125を押し
下げて、操作アーム124を揺動させて、ストッパ12
1の係止片121αを係合穴39αから退避させておい
て、該ユニットを機外へ引き出せばよい。記録体の交換
を終えたユニットを本体に装着する場合には、ストッパ
121は、そのテーパ一部が底板39の先端縁39h(
第12図参照)で押されることにより回動して、抵抗な
く装着動作が行なえる。
第40図は、ユニット5の底板39にストッパ121を
係脱させる例であるが、側板36にストッパを作用させ
てもよい。この例を第42図に示していて、側板36の
側傍には、支軸126に支持されたストツバ127が設
けられている。このストソバ127は、はね128で付
勢されていて、係止片127αを側板127に衝合させ
ている。ストライ(127の一端127hは、操作スラ
イダ129の一端に衝合している。
このスライダ129は、案内孔129αを固定ピン13
0に遊嵌させてスライド自在である。一方、側板36に
は、係合穴36b(第43図参照)が形成されている。
ユニット5を矢印(第42図)の向きへ引き出して、係
合穴36hに係止片127aが嵌入すると、この位置(
第43図)でユニット5の引き出しが規制される。この
ときのユニットの位置は、第41図に示す現像剤補給位
置である。当該位置にユニットを係止したストッパ12
7は、同時に、操作スライダ129を押動して、操作ノ
ブ129hを機外へ突出させている。ユニットを機外に
完全に引き出したい場合には、第43図に示す操作ノブ
129bを押し込んで、ストソバ127を係合穴36h
から退避させて、中間位置でのストップ状態を解除すれ
、ば、その引き出しが可能と々る。
エンドレスベルト状記録体を用いた場合、ベルトローラ
間における記録体には、たるみや波打ち等の現象が発生
する。そのために、記録体層りに配設する各装置の配置
位置は十分考慮される必要がある。
現像装置については、現像器ユニットと記録体ユニット
とを一体化することにより、現像ギャップを一定に維持
できるようになっている。このことは既に述べた通りで
ある。
記録体との相対的な位置関係の精度が、上記現像装置以
上に要求されるものに露光装置がある。
記録体と露光装置との位置を一定に保つ最も良い手段は
、ベルトローラへの巻き掛は部分、所謂曲率域E(第2
2図参照)で露光を行なえばよい。但し、この場合、走
査ビームの走査線がベルトローラの軸線と平行である、
という前提条件が満たされていなければならない。ベル
トローラの径が小さい場合に、上記両者が平行でないと
、ローラの軸方向、換言すると記録体の巾方向における
露光ムラが発生する。
また、帯電チャージャーについても、記録体との相対位
置ができるだけ変動しない位置に設けることが必要であ
る。特にスコロトロン方式の帯電チャージャの場合、多
数のグリッドワイヤは、記録体との距離を全て等しくす
る必要がある。
本発明のプリンタにおいては、露光位置及び帯電位置を
設定するにあたシ、上記要求を満たしている。
第22図において、記録体11は平面性、速度特性等の
違いにより、4つの領域に分けられる。この4つの領域
のうち、記録面が他の構成ユニットとの位置変動の少な
い領域は張り側面線域Gと、駆動側曲率域Elである。
又、記録体の送り速度の安定している領域は駆動側曲率
域El及びその近くの張り側面線域Glとなる。ゆるみ
側面線域Gは、記録面の波うち等の現象によシ位置、送
り速度の変動が生じ易く、従動側曲率域Eは送シ速度の
変動が生じ易い。
上述のエンドレスベルト状記録体11の各領域の特性を
考慮すると、画像形成に重要な帯電、露光、現像の工程
は、エンドレスベルト状記録体11が張′9側直線域G
1から駆動側曲率域E1に移動する間さらに具体的に述
べれば、露光位置としては、記録面の変動が少なく、し
かも速度変動が少々い直線域として記録体11が駆動ロ
ーラ13に接する直前の直線域Glを選び、現像器は現
像ギャップの変動及び速度変動の最も少ない記録体11
と駆動ローラ13とが接している曲率域E1に配置し、
又帯電器14は記録体の直線域でなおかつ、配録体面の
変動が少ない張り側Glに設けることが前述の目的に適
っている。
すなわち、第2図に示すように、帯電チャージャ14は
、記録体11の張シ側直線域に、露光装置15は、記録
体が直線域から曲率域に変化する直前の直線域へ向けて
露光光を照射するようにそれぞれの位置を設定されてい
る。
上記帯電チャージャ14は、スコロトロン方式の帯電器
である。
上記霧光装置15は、光源として1e−JJe等のガス
レーザー或いは半導体レーザー等を用い、光源ビームを
変調、偏向して記録体上、に微小なビームスポットをそ
の光強度を変化させながら走査(副走査)することによ
如露光するものであるが、本発明のプリンタは、かかる
露光形式に限定されるものではない。
このように、エンドレスベルト状記録体11が平面から
曲面に変化する部分の近くの平面域(直線域)に露光装
置の入射位置を設けたことによって、走査ビームの記録
体の巾方向に対する平行度の調整精度が楽になる。
次に、記録紙を記録体へ向けて給送する給紙装置につい
て説明する。
記録紙を給紙する装置の一つとして、記録紙を可動の底
板上に積層載置するトレイを有し、前記底板がばねによ
シ付勢された押上げ部材により押上げられることにより
前記底板上の記録紙のうち最も上位のものが給紙コpに
押付けられ、該給紙コロにより給送されるよう構成され
たものがあり、また前記トレイが装置の外部に突出して
設けられているものにあっては、記録紙の汚れを防止す
べくトレイに開閉自在な上蓋部材が設けられている。
上述の如き記録紙給紙装置に於いて、記録紙の補給を行
なう場合には、先ず操作レバーによって押上げ部材を押
下げ、上蓋部材を開き、この状態にて記録紙をトレイ内
に補給し、その後上蓋部材を閉じ、操作レバーにより押
上げ部材の押下げを解除しなければならない。またトレ
イが装置に対し着脱可能になっている、所謂カセット方
式のものにあっては、上述の如き操作に加えてカセット
を装置よシ抜き取り、また差し込むという操作が必要で
あ)、記録紙の補給作業が面倒なものになる。
本発明は、記録紙トレイの上蓋部材が開かれると、それ
に伴ない自動的に底板が押下げられ、トレイ内に記録紙
を補給し得る状態になり、まだ上蓋部材が閉じられると
、それに伴ない自動的に底板がばねの作用により押上げ
られ、記録紙の給送が行なわれ得る状態になる。従って
、この記録紙給紙装置にあっては、上蓋部材を開閉する
という簡巣な操作のみによって記録紙の補給を行なうこ
とができる。また、この記録紙給紙装置にあっては、装
置本体に押上げ部材を設ける必要がなくなリ、プリンタ
の構造を簡素化することが可能である。
ところで、上述の如き記録紙給紙装置にあっては、底板
上に於ける記録紙の有無を検出するセンサに加えて上蓋
部材が閉じられ、底板が給紙コロへ押付けられて正常々
給紙作業が行なわれ得る状態にあるか否かを検出するセ
ンサが必要になる、。
また、底板が上昇して記録紙を給紙コロへ押しつけて、
この給紙コロの回転により、複数枚の記録紙を送り出し
て、フリクションパッドとの摩擦係数の差を利用して、
1枚の記録紙のみをトレイ外へ送り出す形式の給紙装置
においては、記録紙の補給を行なう場合に、補給した紙
が正しくセットされない状態が発生する。給紙コロとフ
リクションパッドとの間には、複数枚の記録紙の先端が
挾み込まれている。この状態で底板を下降させると、上
記両者に挾まれた記録紙は、底板に追従して下降するこ
となく、その先端を挾まれたままとなり、これの上に新
らたな記録紙を載置すると、最上位の紙の外に、先端を
挾まれている紙も共に本発明のプリンタは、記録紙の有
無を検出するセンサと、上蓋が閉じられて底板が記録紙
を給紙コロへ押し付けられた正常な給紙動作が行なわれ
得る状態であるか否かを検出するセンサとを1つのセン
サで兼ねられるよう構成された検知装置を具備している
また、記録紙の補給に際して底板を押し下げると、これ
に連動して、給紙コロとフリクションパッドに挾持され
ていた記録紙を、確実にトレイ内へ戻すようにしたペー
パーリセット機構をも具備している。
第2図に於いて、符号130は給紙装置を総括的に示し
ている。給紙装置に貯容されている記録紙は最も上位に
あるものから給紙コロ17とフリクションパッド131
による共働作用により一枚ずつ給送されガイド板132
に案内されて搬送ローラ対18へ送られるようになって
いる。給紙装置130に於ける記録紙の有無はペーパー
エンドセンサ133により検出されるようになっている
給紙装置130は上部が開いた箱形のトレイ3を有して
いる。トレイ3の底部のうち後方部は固定の底板134
により構成され、前方部は可動底板135により構成さ
れている。可動底板135はその後端部136にてトレ
イ3に実質的に枢支され、その枢支部を中心として上下
方向に傾動可能に々っでいる。可動底板135は圧縮コ
イルばね137のばね力により図にて上方へ向けて付勢
されている。
トレイ3には枢軸138によってその一端部を枢支され
てトレイ3の上部を開閉する上蓋4が設けられている。
上蓋4は、第44図に示すように、その前端部の両側に
折曲形成された軸受片部139を有している。
上記枢軸138は、トレイ3の側板(図示せず)に固植
されている。軸受片部139には、コロ141カ支軸1
42で取り付けられ、係止ビン143が固植されている
。コロ141は、可動底板135の両側縁上面に対向し
ている。
記録紙トレイの側板の前端部には、枢軸144によって
、フリク7ヨンアーム145が揺動自在に取り付けられ
ている。フリク7ヨンアームの一端部は、支持体146
に固着されたゴム又はゴム類似品からなるフリクション
パッド131が支持されている。フリクションパッド1
31は、上記アーム145に一端を係止した引張りコイ
ルばね147の弾力によって、給紙コロ17に圧接させ
られている。フリクンヨンアーム145は、トレイの両
側板にそれぞれ枢着されていて、互いの連結部148の
略中央部に上記フリクションパッド131が支持されて
いる。
上記ばね147の他端は、トレイの側板(図示せず)に
固植されたビン149に係止されている。このピンには
連動レバー148が揺動自在に支持されている。連動レ
バー148の一端148αは、折り曲げられていて、前
記アーム145の一端145αに対向している。連動レ
バー148の他端148hは、前記したコロ141の支
軸142の下位にまで延びている。支軸142は、上記
レバーの他端148bに係合可能な位置まで延びている
記録紙トレイ3の前端部には、これの両側板から延びた
一対のアーム150(一方のみ示す)に支持軸151が
支架されている。支持軸151の一端には、第46図に
も示すように、揺動レバー152が固着されている。揺
動レバー152の自由端に同種されたピン153と係止
ピン143との間には連結棒154の両端が係止されて
いる。上記支持軸151には、ペーパーリセットレバー
155が固着されている。ペーパーリセットレバー15
5は、第46図によく示すように、給紙コロ17を、互
いの間に位置させるように一対が設けられている。また
、ペーパーリセットレバー155の自由端は、トレイの
前板156の上端縁より上位に位置している(第44図
第45図参照)。前板156には、レバー155が揺動
させられたとき進入する切欠156aと、フリクション
パッド131が進入する切欠156bがそれぞれ形成さ
れている。
第44図に示すように、上蓋4が閉じられているときK
は、フリクションパッド131が給紙コロ17に圧接し
、ペーパーリセットレバー155が前板156から離′
間した位置におかれ、圧縮コイルばね137が可動底板
135を押し上げて該板を給紙コロ17の下部開面に押
し当てている。この場合、底板135に記録紙が積載さ
れていると、最上位の記録紙が給紙コロ17の下部局面
に押圧される。
記録紙をセットする場合の作用を説明すると、第44図
に示すように、閉じられている上蓋4を、枢軸140を
中心にして反時計方向へ揺動させて開くと、軸受片部1
39に設けられたコロ141が可動底板135に当接ピ
て、該底板135をばね137の弾力に抗して第45図
に示すように押し下げる。こののち、記録紙の束を、開
いた上蓋4と可動底板135との間に挿入し、その先端
縁を前板156に衝き当てる。次いで上蓋4を第44図
に示すように閉じると、底板135がばね137の弾力
により上昇し、積載された記録紙のうち、最上位のもの
を給紙コロ17の局面に押し付ける。
ところで、記録紙を補給するのは、後述するペーパーエ
ンドセンサ133がペーパーエンドラ検知して、これを
オペレータに知らせた場合と、未だトレイ内に紙があっ
ても、これに更に記録紙を追加する場合とがある。後者
の場合には、給紙コロ17とフリクションパッド131
との間に数枚の記録紙先端が挾持されているので、これ
らの記録紙をトレイ内へ落し込む必要がある。
記録紙の上に更に記録紙を載置する場合、第44図に示
すように、閉じている上蓋4を第45図に示すように開
くと、これに連結された連結棒154が移動して、揺動
レバー152、支持軸151を介してペーパーリセット
レバー155を時計方向へ揺動させると共に、支軸14
2が連動レバー148の一端148bに係合して該レバ
ーを時計方向へ揺動させて、このレバーの他端148a
でフリクションアーム145ヲ反時計方向へ揺動させる
。すなわち、上蓋4を開くとこれに連動して、第45図
に示すように、フリクションパッド131が給紙コロ1
7から離間するので、これら両者に挾まれていた記録紙
の先端を解放する。これと同時に、ペーパーリセットレ
バー155が揺動して、先端を解放された記録紙の先端
縁に衝合して、紋紙をトレイ内へ押し戻す。従って、ト
レイ内に未だ記録紙がある状態で新らたな紙を補給する
場合、給紙コロ17とフリクションパッド131との間
には紙が存在せず、押し下げられた可動底板135の上
にのみ整然と紙が載置されていることになり、かかる紙
の上に紙を補充することができる。
第44図に示す例においては、ペーパーリセットレバー
を上蓋4に直接連動させたが、上蓋4に連動して揺動す
る可動底板135に連動させてもよい。
この例を第47図乃至第49図に基いて説明すると、支
持軸151にはペーパーリセットレバー1587>f固
着されている。このレバー158には、ばね159が掛
けられていて、該レバーを前板156から離間する向き
の揺動習性を与えている。また、上記レバー158の係
合片158αは、前板に形成された穴156Cからトレ
イ内へ突出させられていて、可動底板135の前端縁に
係合可能な位置にある。
第47図において、上蓋4(第44図参照)を開くと、
可動底板135が第48図に示すように下降する。同時
にフリクションバンド131 カ給紙=r 017の局
面から離れ、両者で挾持していた記録紙24の先端縁2
4αを解放する。可動底板】35が下降するとき、その
前端縁が係合片158aに係合して、ペーパーリセット
レバー158を第48図に示すように揺動させる。この
レバー158が揺動するとき、前板156の上縁を越え
ていた上位の紙は、その前端縁をレバー158に押し動
かされることにより、可動底板と共に下降する下位の記
録紙の上へ押し戻される。新らたな記録紙を補給したの
ち、上蓋を閉じると、可動底板135が上昇して、ペー
パーリセットレバー158はばね159の弾力によって
、第47図に示す位置へ揺動復帰する。
第44図において、可動底板135の図にて上方にはブ
ラケット160が固定配置されている。このブラケット
160は、第50図乃至第52図に良く示されている如
く、フィラー161の軸部162を回転自在に支持して
いる。フィラー161はそのフィラ一端163にて回動
底板135に形成された開口部135aに整合し、可動
底板135上に一枚でも記録紙24がある時には、第5
1図に於いて実線で示されている如く、その記録紙上に
乗り、図示されている如き回動位置を保ち、これに対し
可動底板135上に一内に落込み、第51図にて仮想線
で示されている如き回動位置に位置するようになってい
る。フィラー161の軸部162の端部には検知板16
4がその−・ブ部165にてねじ166により固定的に
取付けられている。検知板】64はその先端部にシャツ
タ片167を有しており、このシャツタ片167は発光
素子と受光素子とを対向配置された光電スイッチ168
の対向ギャップ169に選択的に進入し、前記発光素子
と受光素子との間の光軸を選択的に遮断するようになっ
ている。検知板164はフィラー161が第51図にて
実線で示されている位置にあるときにはそのシャツタ片
167が対向ギャップ169内に位置し、これに対しフ
ィラー161が第51図にて仮想線で示されている位置
にあるときにはそのシャツタ片167が対向ギャップ1
69より抜は出すように取付けられている。光電スイッ
チ168は前記光軸が遮断されている時とそうでない時
とで互いに異った信号を図示されていない制御装置へ出
力するようになっている。尚、制御装置は前記光軸が遮
断されている時のみ、記録紙給紙装置に於いては記録作
業を行なえる状態と判断するようになっていて良い。ま
たフィラー161の軸部162には連動板170がその
ハブ部171にてねじ172によシ固定されている。ま
た、トレイ3はその側板部にてフィラー173を軸17
4にて枢動自在に支持している。このフィラー173は
そのフィラ一端175にて上蓋4の下底面に選択的に係
合し、上蓋4が正規の閉位置にある時には、第51図に
於いて実線で示されている如く、ばね176のばね力に
抗してストッパピン177より離れだ回動位置に保持さ
れ、これに対し上蓋4が前記閉位置よシ所定角度以上開
かれた時には、第52図に示されている如く、ばね17
6のばね力によシストツバピン177に当接する位置ま
で回動するようになっている。このフィラー173はそ
の保合端部178にて連動板170に選択的に係合し、
上蓋4が閉位置におる時には、第51図に示されている
如く、フィラ一端163.検知板164及び連動板17
0が図にて実線で示されている位置と図にて仮想線で示
されている位置との間で自由に移動することを許し、こ
れに対し上蓋4が閉位置より開かれてばね176により
図にて反時計方向に回動された時には前記連動板170
に係合して検知板164をこれのシャツタ片167が前
記対向ギャップ169より抜は出る位置まで駆動するよ
うになっている。
従って、検知板164のシャツタ片167が光電スイッ
チ1680対向ギヤツプ169内に位置できるのは、第
51図に於いて実線で示されている如く、可動底板15
3上に記録紙24が少なくとも一枚存在し、しかも上蓋
4が正規の閉位置にある時のみでちる。
可動底板1351に記録紙24がまったく無い時には第
51図に於いて仮想線で示されている如く、フィラー1
61のフィラ一端163が開口部135α内に落込むこ
とにより検知板164が図にて反時計方向へ回動してそ
の7ヤツタ片167が前記対向ギャップ169より図に
て下方へ抜は出し、また上蓋4が正規の閉じ位置に無い
時には、第52図゛に示されている如く、フィラー17
3及び連動板170によって検知板164が図にて時計
方向へ回動し、前記対向ギャツプ169より図にて上方
へ抜は出す。尚、この時、フィラー163が持ち上げら
れて可動底板135よシ離れ、記録紙の補給を容易にす
る。。
上述した説明から本発明によれば、一つの光電スイッチ
により底板上の記録紙の有無と上蓋の開閉状態を検出で
きることが理解されよう。
給紙コロ17は、記録紙トレイ4の前板156の上位に
設けられていて、トレイの巾方向の略中央に位置してい
る(第2図及び第4図参照)。この給紙コロ17は、第
4図から明らかなように、搬送ローラ対18の上ローラ
181Zの周面と互い違いとなるように配置されている
。上ローラ18aと下ローラ18hとは互いに圧接させ
られている。これら各ローラの駆動に関しては後述する
記録紙24の搬送方向において、搬送ローラ対18の下
流側には、第2図に示すように、レジストセ/す179
が配設されている。このレジストセンサ179は、トレ
イ4から送シ出されて上記搬送ロー2対18に挾持され
た記録紙を検出するものであって、記録紙を検知したと
き、搬送ローラ対18 、給紙コロ17の回転駆動を断
つ信号を出すのであるが、詳細は後述する。
ところで、給紙装置130の上位には、記録体・現像器
ユニットが配置され、更にその上位にはクリーニング装
置22が配置されている。クリーニング装置22は、転
写後の記録体11表面に残留する現像剤を回収除去する
ものである。従って、記録体の交換或いは現像剤補給時
に、ユニット5を本体から全部又はその一部を引き出し
た際に、クリーニング装置22で回収された現像剤が振
動や衝撃によって給紙装置、特に搬送ローラ対18.給
紙コロ17.フリクションパッド131上に落下するお
それがある。現像剤が付着すると、上記各ローラ。
コロやパッドは、その表面の摩擦係数が変化して正常な
記録紙送り動作が行なえなくなる。また、記録紙に不要
な現像剤が付着して汚れたコピーとなる。また、記録体
の移動に伴ない、これの表面に形成された粉体像が浮遊
トナーとなって記録紙やローラ類を汚すことがある。
ところで、記録紙は、トレイから送り出されたのち、記
録体へ密着させられるのであるが、該記録紙は所定の向
きへその姿勢を保って送られる必要がある。
給紙装置を汚染から防止する機構を以下説明する。第2
図において、記録体・現像器ユニット5の下位には、記
録紙ガイドカバー180が配置1Mlている。このガイ
ドカバー180は、記録紙及びこれの搬送路を、これら
へ向けて落下する現像剤から防ぐ位置・範囲をカバーし
ている。ガイドカッ;−180は、第53図に示すよう
に、これの両側(一方のみ示す)に設けた位置決め片1
81.182を位置決めピン183.184に係合させ
て側板60,67間に配置されている。位置決めビン1
83.184は、第8図、第54図に一方のみ示すよう
に、案内板56゜56に同種されている。
ガイドカバー180は、カッ;一部180αと、上記位
置決め片181 、182と、その先端縁を折曲して形
成したガイド部180bとからなっている。このガイド
カバー180は、記録体・現像器ユニット5を装置本体
から取り出した後に形成される空間を利用して、上記位
置決めピン183.184に対して着脱自在にセットさ
れる。位置決めビン183.184と位置決め片181
 、182の係合によって、該ガイドカバー180は、
前後・左右方向と下方向への位置を規制される。第54
図は、搬送ローラ対18及び記録紙24よりも広い範囲
をガイドカバーが覆っているのを示すために、ローラ対
18と記録紙24を示しである。
ガイドカバー180をセットしたのち、記録体・現像器
ユニット5を本体に装着すると、受は部35の底板39
によって、該カバーの上方向への位置規制がなされる。
ガイド部180hは、第2図に示すように、ガイドカバ
ー180を装置本体に堆シ付けたとき、本体に固定して
設けられたガイド板185と協働して、記録紙通路18
6を構成する。このガイドカバー180は、記録体の交
換あるいは現像剤の補給等の操作時にユニット5の全部
あるいは一部が装置本体から引き出されても、記録体1
1を含む画像形成領域並びにクリーニング装置22と、
記録紙並びにこれの通路とを互いに遮断して、現像剤の
落下あるいは浮遊現像剤に起因する汚染を防止する。
更に、ガイドカバー180のガイド部180hは、記録
紙通路を構成していて、転写域へ搬送される記録紙の姿
勢を保つ働きをする。かかるカバーを装置本体に固定し
ないことによる効果としては次のことを挙げることがで
きる。給紙コロ17は、その周面の摩擦係数が低下する
と、正常な紙送りができなくなるので、定期的に清掃す
る必要がある。
かかる清掃保守作業に際して、ユニット5を引き出した
のち、ガイドカバー180を位置決めピン183、18
4から上方向へ取り外せば、装置の開口部分からの保守
作業が極めて簡単に行なえる。
以上の説明では、記録紙通路186を構成するガイド板
185を装置本体に設けたが、第55図に示すように、
ガイド部180bと実質的に一体となるようにガイド板
185Aを設けてもよい。
第56図及び第57図に示すガイドカバー180は、カ
バ一部180αの上面に、板ばね187又は発泡体18
8を固着して、ユニット5の底板39とカバー上本発明
の装置で用いている定着装置は、ローラ定着方式である
一般に、この種のローラ定着方式の定着装置においては
、定着後の記録紙の定着ローラに対する巻付きを防止す
るために分離爪を設けているものである。ところが、従
来の分離爪をみると、この分離爪の先端を定着ローラに
常に接触させているものが多い。このように分離爪が常
接していると、分離爪の先端接触部に定着ローラへ付着
したトナーが次第にかき取られて付着する。このため、
長時間使用しているとこの付着したトナーによって分離
爪の先端が定着ローラから浮いた状態となってしまう。
この結果、分離爪による正常な記録紙の分離ができず、
この記録紙が分離爪に引っ掛シ、ジャムの原因となるも
のである。また、分離爪先端が常接しているため、定着
ローラ表面にコーティングされたテフロンに傷を生じ、
この部分での定着が良好に行なえず、定着画像に白スジ
等を生じて画質が低下するものである。
そこで、プランジャ等の電磁駆動装置を用い、記録紙の
分離時にのみ電気信号によシこの電磁駆動装置を駆動さ
せて分離爪を接触回動し、分離時以外は離反させておく
ようにしたものが知られている。ところが、分離爪を接
離変位させる駆動装置を要することから、その制御系も
含めて、構造的にも電気的にも複雑であり、スペースを
要し、コスト高ともなるものである。
本発明のプリンタにとける定着装置は、特別な部品、装
置を用いることなく、分離爪の定着ローラに対する離反
状態を確保することができ、分離爪常接による弊害を簡
単に防止することができる。
この定着装置は、排紙ローラの周速を定着ローラの周速
よシ速くし、両ローラによる挾持搬送状態における記録
紙の張力を駆動源として記録紙搬送経路に突出した突出
部を介して分離爪を離反回動させることによって、簡単
な構成にして必要な分離爪の定着ローラに対する接離状
態を得ることができるように構成したものである。
第61図において、定着装置内には定着ローラ197と
加圧ローラ198とが対向接触して設けられ定着ローラ
対が構成されている。この定着ローラ対による定着方式
は加熱方式、加圧方式のいずれでも構わないが、たとえ
ば加熱方式の場合、記録紙24の通過する定着動作時に
のみ定着に必要な加圧力が両ローラ間に働らくよう一回
転クラッチ、すべり摩擦機構等が適宜付設されている。
また、定着ローラ197に対しては軸199を中心に回
動自在でスプリング200により反時計方向に付勢され
てその先端201αが定着ローラ197表面に接触する
分離爪201と、定着ローラ197表面に付着したトナ
ーを拭き取るクリーニング機構202とが設けられてい
る。そして、定着ローラ対の排紙側にはガイド板203
を介してローラ204 、205とからなる排紙ローラ
対25が設けられている。したがって、第61図中に一
点鎖線で示すような記録紙搬送通路206が形成されて
いる。この搬送通路206には、排紙センサ272が配
置されていて、該通路を通る記録紙を検知する。図示の
場合、センサ272は、フィラーのみを示していて、そ
の先端272aが通路上に位置している。
しかして、前記定着ローラ197の周速は排紙ローラ対
25の周速より遅く設定されている。また、分離爪20
1の一部にはその先端201(Zが定着ローラ197に
接触した状態で記録紙搬送通路206に突出する突出部
201hが先端201aとは反対側に設けられている。
このような構成において、未定着トナー像を有する記録
紙24は定着ローラ197e加圧ローラ198間に送ら
れ定着される。この記録紙24の先端はスプリング20
0によって定着ローラ197に接触している分離爪20
1の先端201aにより定着ローラ197から分離され
、ガイド板203に沿って排紙ローラ対25側へ向かう
。そして、この排紙ローラ対25間に記録紙24先端が
至ると、第62図に示すように、記録紙24が定着ロー
ラ197・加圧ローラ198と排紙ローラ対25との双
方によシ挾持搬送される状態を生ずる。このとき、排紙
ローラ対25側の周速の方が定着ローラ197・加圧ロ
ーラ198側の周速よシ速く設定されているので、記録
紙搬送通路206に位置する記録紙24は排紙ローラ対
25に引っ張られて張力状態となる。なお、定着ローラ
197・加圧ローラ198間の挟圧力の方が強いので定
着動作には支障がない。しかして、一方ではこの記録紙
搬送通路206に突出部201bが突出しているもので
あり、記録紙24の張力を受けて突出部201hが押さ
れ、第62図に示すように、分離爪201 i<時計方
向に回動変位してその先端201αが定着ローラ197
から離反することになる。このために、分離爪201を
定着ローラ191に接触させるためのスプリング200
の付勢力はこの張力よりも小さく設定されている。そし
て、記録紙24の後端が定着ローラ197・加圧ローラ
198から抜は出ると、張力は働、かなくなシ、分離爪
201はスプリング200により復帰動作をし、先端2
01αが定着ローラ197に接触する状態に戻る。
したがって、記録紙24が定着ローラ197・加圧ロー
ラ198と排紙ローラ対25とによって挟持搬送されて
いるときには分離爪201が定着ローラ197から離反
した状態を確保することができ、それ以外のときには先
端201αを定着ローラ197に接触させて本来の記録
紙24の分離作用を行なわせるとともに待機状態を得る
ことができるものである。このような動作のために定着
ローラ197と排紙ローラ対25との間に周速差をもた
せて張設状態となった記録紙24の張力を駆動源として
行なうため、分離爪201の接離動作用として特別な駆
動源や部材を要せず、簡単にしてコストダウンを図るこ
とができる。また、張設状態となった記録紙24の張力
を分離爪201の変位用の駆動源とするため定着ローラ
197と排紙ローラ対25との間に周速差をもたせてい
るものであるが、この結果、展張状態の搬送によって紙
づまりの防止効果をも得られることになる。したがって
、本例によれば、分離爪201の定着ロー2197に対
する常接による欠点である定着ローラ197の傷の発生
、先端201aへのトナー付着による分離の不確実性な
どを簡単に解消し、定着ローラ197や分離爪201の
寿命を伸ばして分離性能を向上させ、ジャムの発生がな
く、信頼性の高い定着装置とすることができるものであ
る。
定着装置の信頼性に関しては、定着ローラの周面を清浄
に維持することも必要である。
第61図及び第63図において、定着ローラ197の上
部非通紙部には定着ローラ197内部のヒーター207
の温度コントロールを行うサーミスタTHが接触してい
る。クリーニング機構202は定着ローラ197の進入
側に配設されている。符号209は耐熱性フェルトより
なるパッドであって、ブラケット210とアルミニュウ
ム製のホルダー211と、の間に一端を挟着され、螺子
212で固定され、他端は定着ローラ197の周面に沿
って押圧されている。
符号213はクッションで発泡シリコンゴム等の軟らか
い耐熱性材料からなり、バンド209によるクリーニン
グ作用をよシソフトに行い定着ローラ197への傷の発
生を防止するだめのものである。
ブラケット210の両端部は、第64図に示すように、
フレーム214の折曲片214aに段付き螺子215で
固定される。この位置は定着ローラ197の中心より1
だけ下方に向っている。そして段付螺子215の高さは
プラタン)210の板厚より大きく設けられている。従
ってこの段の高さとブラケット210の板厚ノ差はバン
ド209とクツジョイ2130弾性力のにげとなってお
り適当な値に選定されている。
符号216は磁性体でブラケット210の上部に固定ブ
ラケット217で固定され、定着ローラ197に近接し
ている。
次に作用について説明する。ブラケン) 210は段付
螺子2工5により定着ローラ197の中心より2だけ下
方を押されているのでフレーム214の折曲部214α
の下端を支点として外方に傾きノ(ン)’209の定着
ローラ197周面への押圧力は下部75;最も強く、上
方に行くに従って次第に弱くなっている。
従って定着ローラ197に付着したトナーはノ;ッド2
09の上方で一部がとられ、下部で残り力;完全に清掃
される。即ちノζツド209の全面にわたって効率的な
清掃が行われ、ノζノド209上方でのトナーの付着集
積、・は少くなる。若しノ(ラド209上方にトナーが
集積しても、凝集トナー218は磁性体216に吸引付
着しバンド209の圧接面にもぐシ込むことがない。
は、第61図に示すように、本体のブラケット225に
取シ付けた蝶番219によって開閉自在である。
また、定着装置20の上カバー220は蝶番221によ
ってステー222に開閉自在に取り付けられている。
十カバーには、前記軸199を支持するブラケット22
3と、排紙ローラ205を支持するホルダー224が固
定されている。この上カバー220を開くと、定着装置
内の記録紙搬送通路206が開放され、ジャム紙の取シ
出じや内部の点検が容易に行なえるようになっている。
本発明のプリンタは、第1図に示すように、プリンタ本
体の奥側に記録紙受け10が設けられている。従って、
プリント済の記録紙を取るためには、オペレータは手を
伸ばす必要がある。そこで、オペレータが椅子に腰掛け
たままで記録紙を手にできるように、排紙手段を構成す
ると便利である。
第61図において、カバー9を蝶番219から取り外し
たのち、この蝶番219を第62図に示すように蝶番2
26と代替する。蝶番226には、排紙ユニット227
の一対の側板228(一方のみ示す)の下端228αが
固着されている。側板228の折曲部228b。
228Cには、ユニットカバー229が止め板230゜
231を介してネジ止めされている。一方の側板228
には、第62図及び第65図に示すように、ブーIJ2
32とギヤ233が共軸一体に回転自在に支持されてい
る。ギヤ233は、排紙ローラ206の軸234と一体
のギヤ235と噛み合っている。上記ローラ206は、
駆動ロー畏であるが、これの駆動系については後述する
。上記側板228 、228 (一方のみ示す)には、
排紙コロ236がその軸237で回転自在に支架されて
いる。軸237の一端には、プーリ238が固着されて
いて、このプーリ238と前記プーリ232との間には
、ベルト239が掛は回わされている。
ユニットカバー229には、排紙口240が形成されて
いて、上記排紙コロ236は、との排紙口240の内方
に位置している。排紙コロ236は、発泡ポリウレタン
ゴムの如き弾性体で作られていて、その上部周面を押え
板241に押しつけている。記録紙は、回転する排紙コ
ロ236と押え板241とに挾まれて搬送されるのであ
るが、両者を互いに離間させた構成であってもよい。こ
の例を第66図に示していて、押え板241には、排紙
コロ236の端面を間において、一対の突出部241α
が形成されていて、押え板と排紙コロとは非接触である
が、コロの周面と突出部とは、これを軸方向から見たと
き互いに入り込むように位置している。
排紙ローラ対25と排紙コロ236との間には、彎曲し
たガイド部材242 、243が設けられていて、記録
紙ターン通路244を形成している。第62図において
、記録紙は、搬送通路206.ターン通路244を経て
排紙口240からプリンタ本体の上カバー上へ示矢方向
に排出される。プリンタの上カバーへ排出された記録紙
は、椅子に掛けたままの姿勢のオペレータが容易に手に
取れる。
排紙ユニット227は、蝶番226によって、装置本体
に対して開閉自在に取シ付けられていて、これを開くこ
とによって定着装置上部を開放できることは、第61図
に示すカバー9と同様である。ところで、側板228の
一端228dにマグネット245を取り付け、蝶番22
1に固着した受は板246に磁気的に固定すると、ギヤ
233とギヤ235の噛み合いが確実となる。
転写チャージャ19は、図示されない高圧電源に接続さ
れた放電電極247と、これのシールドケース248と
からなっている。転写チャージャ19は、本体の側板8
(第1図参照)を開いて、示矢方向に引き出すことがで
きる。
帯電チャージャ14は、スコロトロン方式であって、図
示されない電源にそれぞれ接続された放電電極249と
グリッド250及びこれらのシールドケース251とか
らなっている。この帯電チャージャ14も上記転写チャ
ージャ19と同様に同方向へ装置本体に着脱自在である
そして、帯電チャージャ14と転写チャージャ19とは
、それぞれ同極性のコロナ放電を記録体11及び記録紙
裏面へ向けて放射する。
除電装置21は、第1図に示す例の場合、交流コロナ又
は、記録体の帯電極性とは逆極性に直流質ランプ253
と、これらのシールドケース254とからなっている。
この例の場合、記録体の除電のみでなく、記録紙の除電
も行なうべく、チャージャは左方へ寄って配置され、ま
た上記シールドケース254の図において左方は記録紙
がジャムしないように、開放されている。記録体11の
ローラ12への巻き掛は部分、所謂曲率部分に除電装置
を配置したことにより、曲率分離に加えて記録体と記録
紙の分離性が向上する。
次に、クリーニング装置22の構成を第2図に基いて説
明する。クリーニング装置は、各チャージャと同方向に
プリンタ本体に対して引き出し自在であって、ケーシン
グ255と、このケーシングに回転自在に支持され且つ
互いに平行に設けられたクリーニングローラ256.磁
性体ローラ2571回収軸258とから主に構成されて
いる。クリーニングローラ256は、表面に短かい繊維
を植え付けた非磁性スリーブ259と、この内部に配置
された、図示の例の場合3個のマグネッh 260.2
61.262とからなっている。上記非磁性スリーブ2
59は、後述する駆動系によって、時計方向へ回転させ
られる。例えばアルミニウムなどの非磁性スリーブの表
面に、長さ0.3〜l mm程度の繊維、例えばナイロ
ン、レーヨンなどの合成繊維、木綿、羊毛などの天然繊
維、カーボン、金属などの導電性繊維等を貼着してスリ
ーブを構成し、これを記録体表面に対し0.2〜Q、5
 mm程度の間隔を維持して、すなわちスリーブ表面の
繊維毛を記録体表面に0.1〜Q、5 rnm程度接触
させて回転させ、記録体表面上の残留磁性トナーを除去
するものである。記録体上の残留磁性トナーは、スリー
ブ表面の繊維毛によって機械的に剥離されるとともに、
スリーブ内部の磁石の磁気力によってスリーブ表面に吸
着、保持され、スリーブの回転によって搬送されるっこ
のようなりリーニング装置において、クリーニングを良
好に行なうためには、スリーブと記録体表面との間隔を
常に一定に維持する必要がある。
いいかえれば、スリーブ表面の繊維毛と記録体表面との
接触を均一に維持することである。もしそうでなければ
、クリーニングにむらが生じ、クリーニングされないで
またはクリーニングが不足してそのまま残留するトナー
のために、次の記録が良好に行なわれない結果となる。
このため、従来、においては、スリーブの両端部にスリ
ーブ径よりも少し直径の大きいベアリングを設け、これ
を記録体表面に当接させて回転させることによって、ス
リーブと記録体表面との間隔を一定に維持することが行
なわれていた。しかしながら、これは機構が複雑であり
、コストが高くなること、ベアリングと記録体との接触
部にトナーなどの異物が付着して、間隙維持精度が次第
に低下するなどの欠点がある。
このプリンタのクリーニング装置22は、記録体表面に
残留する磁性トナーを除去するだめの表面に磁界を発生
させることのできるクリーニングローラと、このクリー
ニングローラに記録体を介して対向する磁性体とを有し
、前記クリーニングローラまたは磁性体のうちの少なく
とも一方を実質的に遊動可能に配設することにより、前
記記録体を前記クリーニングローラと前記磁性体との間
に前記クリーニングローラの磁気力により挾持すること
を特徴とする。これにより、クリーニング部材としての
クリーニングローラと記録体表面との接触が均一になり
、良好なりリーニングが可能となるばかりでなく、構造
が簡単で製造組立が容易になる。
一方、磁性体ローラ257は、その局面を上記クリーニ
ングローラ256に接触させていて、同ローラ256が
記録体表面から除去した現像剤を磁気的に移し取る。磁
性体ローラ257の周面にはブレード263が圧接して
いて、移し取られた現像剤を掻き取るようになっている
。掻き取られた現像剤は回収軸258の上に落下する。
回収軸258は、その外周に螺線溝を形成されるか或い
はコイルばねで構成されていて、一方向に回転すること
によシ、現像剤を軸方向へ搬送し、ケーシング外に設け
た回収容器へ回収する。
記録体11が一対のベルトローラ12.13 へ巻き掛
けられていて、これらベルトローラが支持板26た。そ
して、従動ロー−y112は、ベルト寄り修正のために
、その軸心が固定されていないこと、並び、駆動ローラ
13は、露光位置や接地のために、その軸心が固定され
ていることも既に述べた。
ところで、従動ローラ12のベアリング43と溝40(
第6図参照)との間にはある程度のクリアランスが設け
られている。換言すると、装置内部に装着された記録体
ユニット23は、駆動ローラ13の軸38を支点として
、支持板26が僅かに揺動可能である。
しかして、第67図に示すように、支持板26の頂板2
8の下面には、クリーニングローラ256にその軸方向
全体に沿って対向して、磁性体からなる対向部材264
が固着されている。固着の手段は、接着剤、接着テープ
、ねじ等適宜の手段が用いられてよい。従って、対向部
材264は、実質的に遊動可能に配設されていることに
なり、非磁性スリーブ259内の磁石に吸引されて上方
に移動し、記録体11および支持部材26の頂板28を
介して、非磁性スリーブ表面に吸着される。これにょシ
、非磁性スリーブ2590表面と記録体11の表面との
平行度がたとえ出ていなくても、記録体11はスリーブ
259表面に均一に接触し、記録体11上の残留磁性ト
ナーをむらなく均一にクリーニングする。非磁性スリー
ブ259の表面に付着した磁性トナーは、スリーブ25
9の回転によって搬送され、マグネットローラー257
に移し取られ、さらにブレード263に掻き取られて、
回収軸258によってりIJ−ニング装置の外部に排出
される。この実施例において、ベルトローラー12.1
3の回転軸と非磁性スリーブ259の回転軸とが平行で
あり、かつ支持部材26の頂板28と非磁性スリーブ2
59の表面とが平行である場合には、支持ローラー12
.13の回転軸とこれを支持する支持部材26との間に
クリアランスを設ける必要は必ずしもない。
上記例は、記録体11を記録体ユニットごと持ち上げる
例であるが、第68図に略図的に示す別の例においては
、対向部材264が、支持部材26の頂板28に設けら
れた窪みの中に単に置かれているにすぎない。このよう
な構成においては、対向部材264だけが持ち上げられ
て、記録体11をクリーニングローラ256の表面に均
一に接触させる。したがって、ベルトローラー12の回
転軸と支持部材26との間に余分なりリアランスを設け
る必要はなく、対向部材264が持ち上げられるように
、対向部材264とクリーニングローラ256表面との
間に一定の間隙を設けておけばよい。
このような構成は、第69図に示すように、支持部材2
6の頂板28に対向部材264のだめの開口を設け、対
向部材264を、頂板28にビン265.266により
支持された受板267の上に載せるように変更すること
ができる。このような構成も、前記と同様に対向部材2
64だけが記録体11とともにクリーニングローラ25
69表面に吸着される。対向部材264を受板267に
固着する場合には、受板267とピン265 、266
との嵌合を緩くしておけば、対向部材264は受板26
7ごと持ち上げられる。
このような、対向部材264が移動する記録体11に直
接接触するタイプの場合には、その接触抵抗をできるだ
け小さくして負荷を軽減するために、または逆に非磁性
スリーブ259との接触面積をできるだけ大きくしてク
リーニング効率を高めるために、記録体ll側の対向部
材2640表面を、第70図に示すような種々の形に変
更することができる。
すなわち、記録体11に接触する面を、その角を丸めた
り、凸曲面にしたり凹曲面にしたりする。
このクリーニング装置における対向部材の役目は、これ
に対向するクリーニングローラに磁気的に吸引されるこ
とにより、記録体表面をクリーニングローラに均一に接
触させる、いわゆる「倣わせる」ことにあるだけでなく
、そこに形成される磁界によって記録体上の残留トナー
を有効に移動させて、クリーニング効果を高めることに
ある、しかしながら、この後者の対向部材の利用の仕方
においては、その製造上のばらつきまたは経時的な変化
により、残留磁性トナーを記録体表面から移動させるよ
うな有効な磁界の形成が困難な場合がある。そこで、と
の装置においては、クリーニングローラと対向部材との
対向位置が相対的に変見られるようになっている。クリ
ーニングローラと対向部材のいずれを移動させてもよい
が、動力伝達系との関係から、対向部材の位置を調整し
た方が好都合である。
対向部材の位置調整は種々の手段が用いられ得るが、記
録体11の移動方向と平行な長孔を対向部材264に形
成して、この長孔を貫通するビスで頂板28に、位置決
めののち締めつけ固定してもよい。
この装置は、クリーニングローラまたは対向部材の少な
くとも一方を実質的に遊動可能に配設することを特徴と
する。「実質的に」とは、上記説明で明らかなように、
クリーニングローラまたは対向部材それ自体を遊動可能
に配設するばかシでなく、これらを他の部材に固着し、
この他の部材が遊動可能に配設されている場合を含む意
味である。また「遊動可能に」とは、いわゆる「遊び」
、「がた」を有して「移動可能な状態で」という意味で
ある。[クリーニングローラまたは対向部材の少なくと
も一方を」であるから、上記各実施例とは異なり、クリ
ーニングローラを移動させたり、両者を移動させるよう
に構成することができる。
ところで、記録体11をクリーニングローラ256に接
触させる手段として、記録体11の裏面に磁性体からな
る対向部材264を配置したことによる効果として次の
ことが挙げられる。
クリーニング効果を向上させるためには、記録体11と
クリーニングローラ256とが互いに摺接するように、
互いの位置関係を定めればよい。しかしながら、本発明
の装置においては、記録体11がユニットとして、クリ
ーニングローラ256)軸方向と直交する向きに移動可
能に設けられている。
従って、記録体とクリーニングローラをユニットの引き
出し位置と無関係に常に接触させておくと、ユニットの
出し入れに際して、両者が互いに摺擦し合って記録体表
面を傷つけるおそれがある。その点、この装置において
は、クリーニングローラ256が内蔵しているマグネッ
ト260に吸引される対向部材264を配置したので、
記録体損傷のおそれが極力抑止される。すなわち、記録
体・現像器ユニット5が装置の所定位置まで押し込まれ
たときにのみ、対向部材264は磁石26o(第67図
参照)に吸引されて記録体11をクリーニングローラ2
56に接触させるようになっているので、対向部材26
4が磁石260の影響、記録体をローラ256周面に接
触させる磁力の影響を受けない位置まで移動させられる
と、記録体11はローラ256周面から離れてしまうか
らである。
記録体11をクリーニングローラ256に接触させる手
段として、前記磁性体からなる対向部材264に代わる
手段を次に説明する。記録体11をクリーニングローラ
256の軸方向において均一な刀で接触させる例である
第71図において、非磁性スリーブ259に対向する位
置の頂板28には、スリーブ259とほぼ同じ長さを有
する柔軟材料でできた対向部材268が固着されている
。柔軟材料としては、ゴム、スポンジ、フェルト、ブラ
シ毛等、またはゼリー状物質や液体のような物質を外被
で包んだまたは内封した物等か用いられ、可撓性を有す
るだけでもよいが、弾性を有するものがよシ好ましい。
柔軟材料は、対向部材268の少なくとも記録体11に
接触する部分だけにあればよいので、柔軟材料を剛性を
有する材料の上に貼着して対向部材268を構成するこ
とができる。しかし、このような場合であっても、その
柔軟材料が圧接されたときに、十分に収縮できる程度の
厚さが、柔軟材料になければならない。
頂板28は、本来、記録体11の上部側を支持し、案内
するものであるから、頂板28の表面と記録体11の裏
面とは接触または極く近接しており、またクリーニング
ローラ2560表面と記録体11の表面も、接触または
極〈近接している。このような位置関係にあるクリーニ
ングローラ256と頂板28との間に一定の厚みのある
対向部材268が介在することによシ、柔軟材料ででき
た対向部材268は圧力を受けると同時に、スリーブ表
面に「倣って」収縮し、記録体11をスリーブ表面に均
一にかつソフトに接触させる。これによシ、記録体11
上の残留磁性トナーが、むらなく均一にクリーニングさ
れる。
対向部材268を記録体11を介してクリーニングロー
ラ256に圧接させるために、第72図に示すようにス
プリング269を使用することができる。すなわち、頂
板28のクリーニングロー2256に対向する位置に窪
みを設け、その中にスプリング269を下にし才対向部
材268を載せる。これにより、対向部材268は上方
に押圧され、記録体11をクリーニングローラ256に
圧接させる。勿論、対向部材268が窪みよりも十分に
厚ければ、スプリング269は不要になる。スプリング
269は、頂板28の奥行方向のほぼ中央に1個または
その両端部に1個ずつ設けることができる。対向部材2
68はスプリング269に支持されているだけなので、
いずれの方向にも移動でき、すなわち遊動可能なので、
たとえクリーニングローラ256と記録体11の平行度
がでていなくても、記録体11は常にクリーニングロー
ラ256表面K「倣って」均一に接触する。
このように、この装置においては、対向部材268の上
面が常に記録体11の裏面に接触しているので、その接
触抵抗をできるだけ小さくして負荷を軽減するために、
または逆に記録体11とりIJ−ニングローラ256と
の接触面積をできるだけ大きくしてクリーニング効果を
高めるために、対向部材268の上面形状を、第70図
に示すように種々に変更することができる。すなわち、
記録体11に接触する面を、その角を丸めたり、凸曲面
にしたり、凹曲面にしたりする。
また、上記各実施例においては、クリーニング部材とし
て内部に磁石を収容した非磁性スリーブ259が使用さ
れているので、第73図に示すように、対向部材268
の下に磁性体またはスリーブ内の対向する磁石とは逆極
性の磁石270を貼着すれば、この磁性体または磁石2
70がスリーブ内の磁石に吸引されるので、何ら機械的
な圧接手段を用いずとも、対向部材を記録体を介してク
リーニングローラに圧接させることができる。この具体
例を第74図と第75図に示す。
第74図は、第68図に示す構成の対向部材264の記
録体11へ対向する面に、前記柔軟材料からなるクッシ
ョン材271を設けて、該クック1ン材271を記録体
裏面に接触させたものである。
第75図は、第67図に示す例において、クリーニング
ローラ256に対向している頂板28に、クッション材
271を設けて、該クッション材271を記録体裏面に
接触させたものである。
第74図及び第75図に示すように、記録体11のIE
面K クッション材を接触させると、クリーニングロー
ラ256の磁力に引かれた対向部材264が、記録体1
1をクリーニングローラ256に圧接させるときの圧力
がローラの母線方向に沿って均一なものとなる。換言す
ると、記録体11は、その巾方向において、クリーニン
グローラ256に均一に接触するので、記録体のクリー
ニングがムラなく良好に行なわれる。
第3図に基いて、本プリンタの駆動系を説明する。駆動
源としてのモータ273の回転軸にはグーI7274 
、275が一体的に取り付けられている。プーリ274
には、プーリ276、277、278及びテンションプ
ーリ279に掛は回わされた無端のタイミングベル)2
80が巻きかけられている。上記プーリ276、277
、278は、それぞれの軸281.282.283で側
板67(第4図、第8図参照)に回転自在に取シ付けら
れている。
上記プーリ276の軸281には、ギヤ63が固着され
ていて、第8図、第13図にも示すように、駆動ベルト
ローラ13と実質的に一体のギヤ64に噛み合っている
。ギヤ64には、現像スリーブ34のギヤ66が噛み合
っている。
上記プーリ277の軸282には、ギヤ284が固定さ
れていて、このギヤ284は、クリーニングローラ25
6の軸285に固着されたギヤ286に噛み合っている
上記プーリ278の軸283には、ギヤ287が固着さ
れていて、このギヤ287は、定着ローラ197の軸2
88に固着されたギヤ289に噛み合っている。
ギヤ289には、加圧ローラ198の軸291と一体の
ギヤ290が噛み合っている。従って、ローラ197゜
198は互いにスリップすることなく回転する。排紙ロ
ーラ206の軸234には、第62図に示すように、ギ
ヤ235が固着さ、れているが、このギヤ235と上記
ギヤ289との間には、アイドルギヤ292.293が
互いに噛み合って設けられている。上記ギヤ289と軸
288との間には、一方向クラッチ294が設けられて
いて、駆動力は、ギヤ289から軸288の方へのみ伝
達されるようになっている。従って、駆動系が停止して
いるとき、定着ローラ197は、紀録祇の搬送方向へ自
由に回転可能である。
モータ273のいま1つのプーリ275には、プーリ2
95との間にタイミングベルト296が巻き掛けられて
いる。第4図に示すように、プーリ295は、搬送ロー
ラ対18の下ローラ18bの軸297に、電磁クラッチ
からなる搬送りラッチ299を介して装着されている。
この搬送りラッチ299が通電されることにより、プー
リ295と軸297が互いに一体化して回転するように
なっている。この状態をクラッチがオンしたと定義して
おく。下ローラ18bの軸297には、ギヤ298が固
着されていて、このギヤ298には、上ローラ18αの
軸300の一端に固着されたギヤ301が噛み合ってい
る。第4図に示すように、軸300の他端には、ギヤ3
02が固着されていて、このギヤ302にはギヤ303
が噛み合っている。ギヤ303は電磁クラッチからなる
給紙クラッチ304を介して、給紙コロ17の軸305
に装着されている。この給紙クラッチ304が通電され
ると、ギヤ303の回転を軸305に伝達して給紙コロ
17を給紙方向に回転させるように々っている。給紙コ
ロ17は、一方向回転クラッチ306を介して軸305
に装着されていて、軸305が回転していないとき、該
コロは自由に回転することが可能である。
以上のように、本発明のプリンタは、1つのモータを唯
一の駆動源としている。上記モータによる駆動と各種セ
ンサ及び電磁クラッチの作用については後述する。
本発明はエンドレスベルト状記録体を用いて記録するの
であるが、この記録方法では記録体の接合部(接ぎ目)
を非記録域(無効記録域)として取り扱わなければなら
ないので、記録に際しては何らかの手段によシ記録体の
記録開始位置あるいは接合部を検知し接合部を避けて記
録する必要がある。そして記録に際しては記録体の回動
で記録開始までに多くの時間を要したり、あるいは所定
の記録を終えてもまだ記録体を回動させていることも好
ましい方法ではない。
本発明は、上記不具合を回避した記録方法を実施してい
る。
第76図は本発明のプリンタのシーケンス制御部を示し
、図中CPU、 ROM、 RAM、  ’/  はマ
イクロコンビーータを構成する中央処理装置、リードオ
ンリーメモリ、ランダムアクセスメモリ、入出力ボート
である。2はメインスイッチ、307はメインリレー、
308はメインリレー駆動電源、309は交流駆動系、
310は制御系電源、311は電源スィッチ、312は
抵抗、313はトランジスタ、314は記録体11の駆
動軸を回転させるギヤ63の軸281に固定したスリッ
ト円板315とそのスリットを検出するフォトインタラ
プタ316あるいは反射形センサー等よシなるタイミン
グパルス発生器(第8図参照)である。317はテンキ
ー等が設けられている操作パネル、318は各種の表示
を行う表示部(第1図参照″)、319はモータ及び除
電チャージャ19を駆動する回路、320は帯電チャー
ジヤ14、露光装置15、転写チャージャ19を動作さ
せる回路、321は給紙コロ17及び記録紙を搬送する
だめの搬送ローラ対18を駆動する回路、322は記録
紙のジャムを検出するジャム検出回路、323は定着装
置20を制御する回路、324は副走査同期エラー及び
タイミングパルスエラーの検出に用いる回路、325は
現像装置16のトナー終了及び給紙装置130の記録紙
終了を検出する回路である。
中央処理装置CPUはメモリROM内のプログラムに従
って各部317.322〜325等から入出力ポート′
4を介して人力された信号を処理し、副走査同期検知器
72、タイミングノくルス発生器314からの副走査同
期信号及びタイミングパルスにより割込み処理を行ない
、各部318〜321.323等に信号を出力してンー
ケンス制御を以下の如く行う。
1、電源投入からヒータ立上シまでの動作(第77図(
1)参照)。
メインスイッチ2を投入すると、メインリレー駆動電源
308が入る。さらに電源スイッチ311をオンすると
、メインリレー駆動電源308によりメ流駆動系309
に通電される。電源供給停止時の記録体11の停止位置
は第78図(1)の位置にあシ、記録体11の無効記録
域(接合部)Xは停止時において記録領域にとって悪影
響を受ける位置にある。
すなわちこの例では無効記録域Xは帯電チャージャ14
の下側であって曲率部を避けて停止している。
これは像形成動作時に帯電チャージャ14によりオゾン
が発生し記録体11が長時間停止している場合記録領域
がオゾンによる悪影響を受は好ましくない為である。な
お第78図においてy、zは記録体ll上の画像先端部
(記録開始位置)及び副走査同期マーク71(第8図参
照)の位置を示す。制御系電源310が投入されると、
中央処理装置CPUが動作を開始し、まずメモリRAM
 をクリアし各入出力ボート′ルの人、出力系をセット
しスタックポインタSPを決める。メモリRAM内には
各フリップフロップ 乙、タイミングパルスカウンタT
PCOU 、セットカウンタ(プリント枚数がセットさ
れる) 5ETCOU等があらかじめプログラムによυ
指定されている。次にヒータ 4をセットして定着器制
御回路323に定着装置20のヒータ207をオンさせ
、TPCOUをクリアし、割込みINTI(タイミング
パルスによる割込み)のマスクをリセットして割込みI
NT2 (副走査同期マーク検知信号による割込み)の
マスクをセットする。ヒータ207は設定温度に達する
と定着器制御回路323によりオフされる。中央処理装
置CPUはヒータ207がオフするのを定着器制御回路
323からの信号によシ確認してモータ及び除電装置2
1をオンさせる。モータ273が回り始めると、タイミ
ングノ(ルスTPの割込みによ、i) TPCOU が
カウントアツプし、その数が設定数Nになるとモータ2
73及び除電装置21をオフしてヒータ 4 をリセッ
トしlNTlのマスクをセットする。モータが停止する
と、記録体11は第78図(2)の位置に移動していて
無効記録域Xは除電装置21の上流側であって従動ロー
ラ12の直前で停止することになる。尚モータの回転中
に副走査同期マーク検知信号の人力系にノイズ等が入り
込む可能性があるからこれを防止する為にINT2のマ
スクをセットしである。
2、 メインルーチンの動作 メインルーチンは第77図(2)では細かく示してない
が、ディスプレーでは表示部318によるプリント枚数
表示、記録可能表示(レディー/ビジー(ready 
/ busy )の表示1、記録紙終了表示、トナー終
了表示、給紙及び搬送系等でのジャムの表示、副走査同
期エラー表示、タイミングパルスエラー表示、サーミス
タ断線表示、回収トナー表示等の表示に関するプログラ
ムを実行する。
エラーチェックでは副走査同期エラー、タイミングパル
スエラーのチーツクを記録体11が回転している時に行
う。ここに記録体ll上の副走査同期マーク2が検知器
72により検知されるが、次に副走査同期マークが記録
体11が一回転する時間よシ多少長い所定の時間内に検
知されなければ副走査同期エラーと判断する。またタイ
ミングパルス発生器314は記録体11の回動によりタ
イミングパルスを発生するが、そのパルス間隔の正規の
時間より長い時間のタイマーを設け、タイミングパルス
がタイマーの時間以内の間隔で発生しなくなった時にタ
イミングパルスエラーと判断する。定着器制御回路32
3におけるサーミスタの断線チェックではプリンタが待
機状態にある時にサーミスタが断線すると、直ちに断線
表示を行なってビジー状態とするが、サーミスタの断線
がプロセスの進行中に起ると実行中のプロセスが終了し
た時点でビジー状態とする。
ここで定着器制御回路323の一部を第79図に示す。
図中THはサーミスタ、TPは定着器20内に設けられ
た温度ヒユーズ、TRIはトランジスタ、OPIハコン
バレータ、R1−R7は抵抗である。サーミスタT)I
は定着装置20の温度を検出するものでおり、低温で抵
抗値が高く高温になると抵抗値が下がる特性を有してい
る。コンパレータOPIはA点とB点の電位を比較し、
その出力を利用して定着装置20のヒータ207をオン
オフ制御する。サーミスタTHが断線すると、トランジ
スタTRIがオフして中央処理装置CPUへ高レベル出
力が出される。
録紙の有無を回路325に含まれるペーパーエンドセン
サ133で検知し、記録紙が無くなるとセンサ133か
ら紙無し信号が出力される。これによシ中央処理装置C
PUはメモリRAM内のプリントz(P l/F)を0
にしてラストペーパーF/F(RP F/P)を1にし
、エンド/(E/p)を1にセットすることによって記
録紙終了の表示を表示部318に行−なわせ、プロセス
を最後の記録紙が記録受けlOへ出終った時点で停止さ
せる。
給紙及び搬送系のジャムチェックは第81図のタイムチ
ャート及び第77図(6)のフローチャートからも理解
できるようにタイミングパルスの決まったカウント値で
行う。給紙ミスの場合はヒータ及びプロセスをオフしラ
イト・イネーブル信号WREを0にする。よってモータ
は停止していない為、前工程の排紙が終了してから停止
する。記録紙が搬送中にジャムした場合は記録紙が定着
装置20又は搬送系に入り込むおそれがある為、ジャム
を検知するト直チに”モータ、ヒータ、プロセスをオフ
スル。
またこれら給紙ミス及びジャムの場合当然ながらその表
示を表示部318に行なわせる。給紙ミス検知及びジャ
ム検知については、詳しく後述する。
キー人力のチーツクでは操作パネル317からのプリン
ト入力、枚数セット入力等をチーツクする。
従ってメインルーチンでは上記動作が割込み動作以外の
時に繰返して行なわれることになる。
3、電源をオフした時の動作(第77図(3)参照)こ
の動作はエラーチェックルーチンの一部に挿入されてい
る。
まずモータがオフしているかどうかをチェックし、モー
タがオフしていれば電源スィッチ311がオフされてい
るかどうかをチーツクする。中央処理装置CPUは電源
スィッチ311がオンしていると低レベル入力が入り、
電源スィッチ311がオフしていると高レベル入力が入
る。電源スィッチがオフされていると、タイミングパル
スカウンタTPCOU  をクリアしてヒータをオフし
モータをオンしてlNTlのマスクをリセットしINT
2のマスクをセットする。モータが回転すると、タイミ
ングパルスTPがTPCOUでカウントされ、その値が
設定値Mになるとモータをオフして若干のディレータイ
ムをおいてからトランジスタ313をオフさせる。メイ
ンリレー307がオフし、交流駆動系309及び制御系
電源310がオフする。この時記録体11は第78図(
1)で示される位置に停止することになる。
4 プリントスタートの動作(第77図(4)参照)操
作パネル317のプリントキーがオンされると、キー人
力チーツクルーチンでそれを判断してPF/Fをセット
しRPF/P、 E /  を0にする。さらに5ET
COU  をチェックして何枚かセットされていればよ
いが、0の場合は5ETCOUを1にセットする。次に
lNTlのマスクをセクトし、INT2のマスクをリセ
”ッ卜する。最後にモータ273及び除電装置21をオ
ンする。
5、副走査同期信号にょるINT2の動作(第77図(
5)参照) 検知器72から副走査同期信号が入力されると、INT
2(7)ルーチンを実行する。まずlNTlのマスりを
セントしてタイミングパルスによる割込みを禁止し、若
干のディレータイムをおいた後に副走査同期信号がまだ
あるかどうかをチェックする。
もしなければlNTlのマスクをリセットしてリターン
する。この副走査同期信号のチェックは記録体ll上の
マーク以外の場所に傷、埃などがあった場合を考慮して
行なっている。従って検知器72によシ1回マークとし
て検知されても次のチェック時に検知されなければ正規
のマークでないと判断され、誤動作を防止できる。マー
クを正規のものと判断すると、TPCOUをOにしRP
 /  が立っているかどうかをチェックする。もしR
P ’、+が立っていなければ5ETCOUをチェック
する。RP /か立っていると、E/F を立ててIN
T2のマスクをセットする。5ETCOUをチェックし
て0でなかつ7’j ラINT2のマスクをセットする
ルーチンに行く。
5ETCOUがOならばRP /  をセットしてTN
T2のマスクをセットする。INT2のマスクをセット
した後はlNTlのマスクをリセットし割込み時のルー
チンにリターンする。同期信号の検出回路については、
第82図に示しているが、詳細は後述する。
6、 タイミングパルスによるlNTlの動作(第77
図(6)、第81図参照) タイミングパルスが入力されると、TPCOUでカウン
トして各々のプロセスを制御する。
(1) 操作パネル317のプリントキーよシブリント
信号が人力されると、副走査同期マークが検知器72で
検知されるまでlNTlのマークがセットされてお#)
TPCOUは動作しな、い(プリントスタートの動作説
明で述べである)。またP/F が1になっている。
(2)  モータが回転して副走査同期マークが検知器
72で検知されると、 TPCOUを0にし、INT2
のマスクをセットしてlNTlのマスクをリセットする
。従って以後はタイミングパルスが入る毎にTPCOU
が加算されて行く。またINT2のマスクはTPCOD
が所定の値(ここではL)になるまでセットしておき、
検知器72からのマーク検知信号による割込みを禁止し
、記録体11の傷。
埃等によるマーク検知信号を防いでいる。
(3)  タイミングパルスをT P CODで加算し
、ヒータ%が0になっているかどうかをチーツクしOな
らばTPCOUが設定値Aになった時に帯電チャージャ
14をオフする。もしヒータ4が1ならば電源投入時の
ルーチンに入る。
+41  TPCOUが設定値Bになると、WREをO
とする。これはプリントスタート時はWREがもともと
セットされていないので、意味はない。
+51  TPCOUが設定値lになると、帯電チャー
ジャ14をオンする。
[61T P COUが設定値Jになると、WREを1
とし外部に設けたタイマーTMをスタートさせる。この
タイマーTMは第80図に示すようにWREがインバー
タNl 、コンデンサC1及び抵抗R8よりなる微分回
路を介して入力される。
第80図においてF1〜F4はフリップフロップ、N、
〜N5ハインバータ、C1〜Cttdコンデンサ、R8
−R14は抵抗、A!〜A3はゲート、DR,、DR2
はドライバ、’MC,は搬送系を駆動する搬送りラッチ
(第4図に符号299で示す)、MC2は給紙コロ6α
を駆動する給紙クラッチ(第4図に符号304で示す)
である。フリップフロップF1はWREKよリセットさ
れてレジストセンサ179(第2図参照)からの検知信
号によりリセットされ、クリップフロップF2はレジス
トセンサ179からの検知信号によりセットされて排紙
センサ272(第61図参照)からの検知信号にょシリ
セットされる。レジストセンサ179は搬送ローラ対1
8の所で記録紙を検知し、排紙センサ272は記録紙を
排紙口で検知する。中央処理装置CPUはフリップフロ
ップF1.F’2の出力を所定のタイミングでチェック
して給紙ミス、搬送ジャムの判断を行う。
(7)■、TPCOUが設定値Cになると、F 5YN
C(外部から送られてくる画像幅を表わす信号)をチェ
ックし、これが1で搬送ジャムがなければリターンする
■、F8YNCが1でなければWREを0にして帯電チ
ャージャ14をオフする。
■、@または■で搬送ジャみ−をチェックし、紙が排紙
センサ272まで達していなくてクリップフロップF2
がセットされている場合は搬送ジャムと判断し、搬送ジ
ャム%を1にして帯電チャージャ14、転写チャージャ
19をオフし、その表示を表示部318に行なわせる。
(8)■、TPCOUが設定値りになると、SE’rC
OUがOでな(RPF/FがOならば給紙信号、搬送信
号を出力してフリップフロップF3.F4をセクトし搬
送りラッチMCI、給紙クラッチMC2をオンさせて5
ETCOUを−1する。次に5ETCOUがOでなくR
PF/F  が0ならばリターンする。
■、@で5ETCOUを−1した後に5ETCOUが0
で々りRPP/F  が1ならば9%、を0にしてリタ
ーンする。
■、@で5ETCOUを−1した後に5ETCOUが0
ならばPP/Fを0にしてリターンする。
■、5ETCOUが0でな(RP F/Fが1ならば9
%を0にしてリターンする。
■、5ETCOUが0ならば帯電チャージャ14を−ン
する。
(91紙がレジストセンサ179までくると、クリップ
フロップF3 、 F4がリセットされて給紙クラッチ
MC2、搬送りラッチMCIがオフする。
(10)  TPCOUが設定値Eになると、給紙信号
をオフしてフリップフロップF4にリセット信号を与え
給紙クラッチMC2をオフさせる。
(11)  TPCOUが設定値Fになると、給紙ジャ
ムをチーツクし、紙がレジストセンサーに達していなく
てフリップフロップF、がセットされていれば給紙ミス
と判断し、給紙ジャム 4を1にして帯電チャージャ1
4、転写チャージャ19、給紙クラッチMC2,搬送り
ラッチMCIをオフし、表示部318にジャム表示をさ
せる。
(12)  TPCOUが設定値Gになると、転写チャ
ージャ19をオフさせる。
(13)  TPCOUが設定値Kになると、転写チャ
ージャ19をオンさせる。
(14)  TPCOUがLになると、lNT2  の
マスクをリセットする。
(15)  TPCOUがHになると、Rj/、E/ 
 が1ならばモータ273の回転を含むプロセスを全て
オフし、lNT1.  lNT2のマスクをセットする
ここで記録体11の停止位置はプリントスタート時と同
一になる。
第81図のタイムチャートは2枚記録する時の例である
■ P′縣 が1ならば上記(1)〜(14)の動作を
行うが、RP%が1の時は給紙クラッチMC2,搬送り
ラッチMCI、帯電チャージャ14、転写チャージャ1
9はオンしない。
■ RP ’4と8%が1ならば(15)の動作のみ行
う。
但し■、■の動作時は他の項のチーツク及びオフ動作を
行なっても問題ない。
この例は記録を1枚だけ行う場合記録体11が3回転す
ることになる。
以上のように本発明によれば記録可能時の記録体停止位
置を再使用可能化工程の上流側でしかもこの再使用可能
化工程に可及的に近い位置°としたので、記録開始まで
の時間が少なく、しかも記録可能時には記録終了後の記
録体回転量も少なくなる。また再使用可能化工程を途中
から始め危いので、記録体を常に同一条件で再使用可能
にすることになり良好な記鋒画偉が得られる。
また、記録無効域に含まれる記録体11の接合部Xは、
記録体の他の部分と異々す、凹凸形状となっていたり、
強度的にも弱く、更に光導$層等が剥離し易くなってい
るので、これを記録体の曲率部E、 El (第22図
参照)に停止させることは好しいことではない。この点
において本発明では、接合部を直線域に停止させるので
、記録体の接合部を弱める向きへの力が作用しないから
該記録体の機械的強度を長期に亘シ保つことができる。
同期信号検出方式の一例を第82図及び第83図に基い
て説明する。
第82図中の同期信号の検出回路SDAにおいて、A1
.A2はアンド回路、MMI、MM2は単安定マルチバ
イプレータ、INVI、 INV2はインバータであシ
、この同期信号の検出回路SDAの動作は、第83図(
α)〜(イ)図に示す信号の波形図を参照すれば明らか
であるが、次にその概略について説明する。
検知器72の出力信号(第83図(a)図)が一方入力
として与えられるアンド回路Alの他方入力として、後
述するインバータ■Nv2から一1イレベルの信号が与
えられていると、アンド回路A1の出力側にはパルスp
sが出力される。アンド回路A、の出力側に現われたパ
ルスPりの立上がりによってトリガされる単安定マルチ
バイブレータMMIは、正規の同期信号のパルス巾τよ
シも短かいパルス巾τmを有するパルスPrrL1(第
83図(h)図)を出力する。
前記のパルスpmlはインバータINV、によって極性
が反転された状態のパルスPrLl(第83図(C)図
)となされてアンド回路A2の一方入力として与えられ
る。一方、前記のアンド回路A2の他方入力としては、
既述したアンド回路AIの出力が与えられているから、
アンド回路AIから出力された信号が単安定マルチバイ
ブレータMMIの出カッ(ルスτmよりも長いパルス巾
を有する場合には、アンド回路A2の出力側には第83
図(d)図示のようにパルスpstが出力される。
検知器72から出力された信号が同期信号P9でない場
合、すなわち、雑音の場合には、雑音によるパルスのパ
ルス巾は同期信号のパルス巾τに比べて著るしく短かい
から、検知器72から出力された雑音パルスはアンド回
路A2からは出力されることがなく、アンド回路A2か
らの出力パルスpstは真の同期信号としてCPUに与
えられる。
ところで、プリンタが連続的な記録動作を行なっている
時は、記録体11は一定の速度で移動しているから、そ
の状態における同期信号は、一定の時間々隔T、毎に出
現する。
そこで、アンド回路A2から真の同期信号が検出された
時に、その時点を基準にして前記した同期信号の周期T
、よりも僅かに時間巾の短かい時間T2のパルス巾のゲ
ート信号を作って、それをアンド回路Alに与えるよう
にすれば、同期信号の検出が一層正確に行なわれること
になる。
第82図において、上記の動作はアンド回路A2の出力
パルスpstが与えられてい、る単安定マルチバイブレ
ータMM2は、前記したアンド回路A2の出力パルスp
stの立下がりの時点でトリガされて、出力側に同期信
号の周期TIよりも僅かに短かいパルス巾T2のパルス
Pm2(第83図(e)図)を出力し、それがインバー
タINV2によりゲートパルスPW2(第83図げ)図
)となされてアンド回路A、にゲート信号として与えら
れることにより行なわれる。
以上のような検出方式によれば、検知器72からΦ の出力信号中から真の同期信号を検出して、それを制御
部に与えることができることを理解されよう。
また、本発明のプリンタにおいては、給紙ミスやジャム
等の記録紙搬送上のトラブルが発生した場合の安全手段
、それも制御が単純化された安全手段を講じている。
かかる安全手段は、記録紙トレイ3の記録紙の有無を検
知するペーパーエンドセンサ133.!:、ペーパー「
有」、の信号が出され、たときにのみ出力されて、記録
紙の供給を行なわせる信号を出すライトイネーブルと、
搬送ローラ対18の後方に゛配置されていて、給紙コロ
17によって記録紙が送シ出されて、この位置に記録紙
が有るか否かを検知するレジストセンサ179と、排紙
ローラ25の部分に配置されていて、この位置に記録紙
が有るか否かを検知するレジストセンサ272(第61
図参照)と、ライトイネーブル信号が出された後、レジ
ストセンサ179により記録紙が検知されたときには「
給紙成功」、レジストセンサ179が記録紙を検知しな
かったときには「給紙失敗」、ライトイネーブル信号が
発生しないときにはレジストセンサ179の状態にかか
わらず「給紙成功」の各信号を出力するレジストミス検
知手段と、レジストセンサ179が記録紙「有」を検知
した後、排紙センサ272が記録紙「有」を検知したと
きには「ジャムなし」、排紙センサ272が記録紙「有
」を検知しなかったときには「ジャム」、レジストセン
サ179が記録紙「無」を検知したときには、排紙セン
サ272の状態にかかわらず「ジャムなし」の各信号を
出すジャム検知手段とからなっていて、ペーパーエンド
センサ133.レジストミス検知手段。
ジャム検知手段の状態にかかわらず、プロセスの進行に
伴なう所定のタイミングで、常に取り込み動作を行なう
ものである。
さて、第84図において、モータがスタートしく第84
図(a)参照)、同期信号が入力されると(第84図(
h)参照)、それを基準にプロセスの制御が進行し、同
期信号入力後、tlのタイミングでペーパエンド出力の
取り込み(第84図(−1参照)、t2のタイミングで
ジャム検知出力の取り込み(第84図(λ)膠照)、t
3のタイミングで給紙ミスの取り込み(第84図(&)
参照)が、CPU (第76図参照)によシ行われる。
ライトイネーブルは、ペーパーエンドでないことが検出
された後に出力され(第84図(C)参照)、その後に
、給紙駆動系の動作が行われる。フリップフロップ回路
F/Flはライトイネーブルの立上りにおいてセットさ
れ(第84図(t)参照)、レジストセンサ179の立
上り(第84図(y)参照)においてリセットされる(
第84図(il参照)。すなわセンサ179の立上りが
あった場合に給紙成功とし、立上りがなかった場合に給
紙失敗とみなし、給紙駆動系を停止し、ヒータ2o7(
第61図参照)をオフし、先行の記録紙を機外に排出し
た後、モータを停止し、給紙ミスの表示を行う。ライト
イネーブルが出力されなかった場合は、フリップフロッ
プ回路F /Flがセットされないので、この場合は、
給紙成功として判断する。フリップフロップ回路F /
F2は、レジストセンサ】79の立上シでセットされ(
第84図U)参照)、排紙センサ272(第61図参照
)の立下り(第84図(A)参照)でリセットされる(
第84図(j)参照)。すなわち、給紙が成功した後、
次のサイクルのt2のタイミングまでに排紙センサ27
2の立上りがあった場合は、ジャムなしとし、立上りが
あった場合は、ジャムと判断し、ヒータ207をオフし
、全駆動系を停止するとともにジャム表示を行う。なお
、給紙失敗の場合は、クリップフロップ回路F /F2
がセットされないので、先行記録紙の排出動作中にジャ
ムが検知されることはない。
第85図に、ペーパエンドを検知した場合のタイムチャ
ートを示すが、これは、第2のサイクルにおいてヘーハ
エンドが検知された場合のもので、ペーパエンドが検知
されると(第85図T1参照)、ライトイネーブルが出
力されず、給紙駆動系も動作しない。従って、クリップ
フロップ回路F /Flはセットされず、給紙ミス検知
のための信号の取り込みを行っても給紙成功とみなされ
る。また、レジストセンサ179に転写材が供給されな
いため、フリップフロップ回路F /F2もセントされ
ず、ジャム検知動作を行ってもジャムなしと判断される
なお、ペーパエンドについて、ここではタイミングをと
って検知しているが、これは、給紙動作が行われようと
していることを示す信号を出力する前(ここではライト
イネーブルを出力する前)に検知されればよいものであ
る。
第86図に、給紙ミスが起った場合のタイムチャートを
示すが、これは、第2のサイクルにおいて給紙ミスが起
った場合のもので、給紙ミスが発生すると(第86図T
2参照)、危険防止のためにヒム検知動作は行われるが
、給紙ミスにょシフリップフロップ回路F /F2がセ
ットされないため、ジ第87図は、マイクロコンピュー
タ等を用いて上である。
以上の説明から明らかなように、本発明によると、2つ
の7リツプフロツプ回路を使用した簡単な構成によって
、第84図に示したように、Al 。
A2+ B、 Cのいずれのブロックにおいてもtl、
 t2゜t3のタイミングでそれぞれの出力を増り込む
動作を行うので、制御を簡単に行うことができる。また
、ペーパエンド、給紙ミス等により、その後に行う検知
動作を阻止する必要がなく、制御が簡単になる等の利点
がある。
画像形成装置の安全装置として、従来、記録紙の有無を
検知するペーパー二ンドセンサ、給紙ミスを検知するレ
ジストセンサ、及び、ジャムを検知するジャムセンサを
具備し、これらセンサの有無に応じて適切な処置を行っ
ている。例えば、ペーパーエンドセンサによって記録紙
無しを検知した場合は、記録紙の供給動作を行わないと
同時に、前記レジストセンサ、ジャムセンサの検知動作
を阻止して装置が異常状態になることを防止している。
また、前記レジストセンサによって給紙ミスを検知した
場合は、前記ジャムセンサの検知動作及びその安全処置
動作を阻止して装置が異常状態になることを防止してい
る。しかしながら、エンドレスベルト状記録体を用いた
プリンタにおいては、同期信号を基準としたシーケンス
制御を行わなければならず、ペーパエンド、給紙ミス等
が発生した場合、従来技術においては、その後に行われ
る検知動作を阻止するようにしているため、各々の場合
に応じた別々のシーケンス動作が必要となり、制御が複
雑になる欠点があった。
モータがスタートすると記録体1回転につき1回向期信
号が発生し記録体とシーケンスの同期をとる。最初の同
期信号が入力された後の一定時間後に、ライトイネーブ
ル信号すなわち画像を書き込んでもよいという信号が出
力される。そして給紙コロを駆動し記録紙を供給する。
記録紙がレジストセンサに達すると、給紙コロ及び搬送
ローラの駆動を停止し、記録紙を所定位置で待機させる
次いで、ライトイネーブル信号出力より所定時間経過し
たことを知らせるタイマーの信号によシ搬送ローラを再
スタートさせ、画像の先端と記録紙の先端との位置合わ
せを行う。しかし、この場合、給紙ミス検知のみを行う
ブロック(AI) 、給紙ミス及びジャム検知の両方を
行うブロック(A2)、ジャム検知のみを行うブロック
(B)、検知動作を行わないブロック(C)の別々の制
御を行わなければならず、各ブロックにおいて共通点が
多い方が制御が容易であるにもかかわらず、このように
複雑になってしまう欠点があった。また、従来装置にお
いては、例えば、ブロック(A2)でペーパエンドを検
知し、給紙動作を行わなかった場合には、給紙ミス検知
を阻止しなければならず、給紙ミスが検知された場合に
は、先行するペーパを機外に排出するためのブロック(
B)において、ジャム検知及びそれによる安全処置動作
を阻止しなければならない等の欠点があった。
本発明においては、AI、 A2. B 、Cの何れの
ブロックにおいても所定のタイミングでそれぞれのセン
サの出力を取シ込む動作を行なうので、制御が極めて簡
単に行なえることを理解されよう。
定着装置におけるヒータの温度はサーミスタで検出され
、一定温度に々るように電力制御がおこなわれる。サー
ミスタの断線やサーミスタを含む温度検出回路に異常を
生じた場合ヒータが過熱する虞があるので、従来におい
ては温度ヒユーズをヒータ通電ループに介挿している。
また、サーミスタが断線した場合は、サーミスタ断線に
よる電位上昇又は電位降下を検出するようにしている。
したがってサーミスタ断線時は異常検出が即座に自動的
になされる。しかしながら温度ヒユーズが溶断した場合
はそのままとなる。ヒータ電源オンから時間カウントを
開始して、所定時間内にサーミスタ検出温度が所定値以
上にならないと温度ヒーーズ溶断を含めて電力系統に異
常があると自動判定する複写機もあるが、これは装置電
源をオンとじヒータ電源をオンとしてから正常である場
合のヒータ温度立上シ時間後に判定されるためロス時間
がある。また通常は装置機電源がオンとされた直後のみ
この異常判定フローが実行され、一旦温度が立上った後
に温度ヒユーズが溶断した場合はそのままとなる。これ
を防止するにはヒータ付勢時間、消勢時間等を監視し当
然所定温度以上であるべき時点にサーミスタ検出温度が
所定値未満であるとヒータ電力系統が異常であるとする
異常検出フローを複写シーケンス中に含めておかなけれ
ばならず、ヒータ電力系統の異常検出が複雑とナシ、プ
リントシーケンスの中で処理すべきタスクが多くなる。
本発明は、サーミスタ断線を含むヒータ電力系統の異常
を早期にしかも簡単に、且つ1本のラインで同じ信号レ
ベルで検出し得る温度検出回路を具備している。この回
路は、サーミスタに、温度゛ ヒユーズ、サーモスイッ
チ等の所定温度以上で電気的に開となる温度応答素子と
少なくとも一個の抵抗を直列に接続し、かつ定電圧端子
間に接続してサーミスタおよび温度応答素子を定着ヒー
タの温度検出域に配置し、サーミスタの一端を温度検出
端とし、サーミスタと温度応答素子の直列回路と抵抗の
接続点を異常検出端とする。これによれば、サーミスタ
の断線および/又は温度応答素子端が定電圧端子の一方
の電位となる。
また、プリンタにおいては、オペレータ操作用のいわゆ
る電源スィッチをオンすることにょシ、あるいは外部か
らのオン指示信号による電源リレースイッチの閉により
制御装置の電源およびその他機横要素の電源が投入され
、記録制御装置が各部をプリント待機状態にセットする
。したがってプリント開始時には各部が所定の状態にあ
り、円滑なプリント開始となる。プリントを終了すると
同様表待機状態に戻るので、待機状態においてオペレー
タ操作による電源スィッチの断又は外部からのオン指示
信号の消滅による電源リレースイッチの開による電源遮
断があるのが好ましい。しかしながら電源遮断がプリン
ト処理動作中に起こると、記録紙の未排出、クリーニン
グ不全等で次回に電源を投入したときに誤動作をしたシ
、コピー品質が低下したりする。特に記録体においては
帯電チャージャが発生したオゾンの該チャージャケース
内の残留によシ、画像形成部の記録体面が劣化して次回
以降の潜像品質が悪くなることがある。
本発明は、プリンタ自身において所望の処理を施こした
上で電源を遮断し、記録体の画像形成部をチャージャ領
域から外してから電源を遮断する手段を具備している。
この手段は、商用交流電源と、記録処理制御直流電源装
置を含む受電側の間に電源接続装置を介挿し、更に、商
用交流電源より受電側への給電をおこなう電源投入手段
を備えて、電源投入手段の電源投入状態において前記電
源接続装置を「接」に設定し、電源投入手段が電源遮断
状態になると記録処理機構の所定の処置の完了の後に前
記電源接続装置を「断」とするようになっている。
また、記録体11には、副走査同期マーク71が付され
、記録体の駆動系に同期マーク検知器が設けられ、マー
ク検出を基準にして検知のパルスすなわち記録体の移動
に同期したタイミングパルスがカウントされ、このカウ
ント値で給紙、帯電、露光、転写等々のプリント処理タ
イミングが定められる。記録体が駆動ローラに対してス
リップすることがあるので、マークを検出する毎にカウ
ント値は所定値(通常はクリアで零)K初期化される。
しかしながら、スリップ量が大きいと画像ずれ等々、プ
リント処理タイミングずれを生じ、初期化のみではこれ
らを防止しえない。そこで従来においては、マークを検
出した時点にタイマーをトリガーし、タイマーがタイム
オーバした直後にマークが検出されないとタイミングエ
ラーがあったとして点検要を指示する表示装置等を付勢
して異常報知をおこなうようにしている。しかし、従来
のこの種のエラー検出では、プリント処理者ステップの
タイミング制御をおこなう中央制御ユニ7トにハード的
なタイマー(時限回路やタイマーIC)を接続するので
コスト高になると共に、時限を定めるC、Rの誤差(素
子誤差)をカバーするための調整回路が必要であシ、調
整作業が必要である。
また温度により時限がシフトするため、若干要目に設定
する必要があシ、その分スリップ異常検出が粗くなって
いる。
本発明のプリンタはアナログ的な時限回路、素子等を用
いることなくタイミングエラー検出を低コスト構成で確
実におこなえるようになっている。
すなわち、プリントタイミングを定めるところの、マー
ク検出からのタイミングパルスカウント値に着目し、そ
れがマーク検出間の所定のベルト送りカウント値よりも
若干多い所定、値以上に々ることをもってタイミングエ
ラーを検出する。すなわち、プリント処理タイミング制
御用の中央制御ユニット自身でタイミングパルスカウン
ト処理をおこなってデジタル処理によシェラ−を検出す
る。これにより外付はタイマーが不要であり、c、Ry
4差温度変動等にほとんど影響されないエラー検出がお
こなわれる。
また、記録体が駆動ローラに対してスリップするときの
タイミングは、一定でなく、マーク検出とタイミングパ
ルス発生の位相差が一定でない。
マーク検出の間にタイミングパルスが現われる場合があ
れば、マーク検出の直前又は直後にタイミングパルスが
現われる場合もあり、−律に初期化すると、マーク検出
判定時間とタイミングパルス周期に応じた初期位置ずれ
(タイミングパルスカウント初期値と記録体位置との相
対的なずれ)が初期化毎に異なシ、それが画像ずれを含
むプリント処理タイミングのずれとなる。
本発明ではタイミングパルスカウントの+71 期化に
おけるこのような位置ずれの変動を防止している。
すなわち、本発明においては、マーク検出時にタイミン
グパルスカウント値cTを標準値Qと比較して、それら
の偏差CT  Qをタイミングパルスカウント初期値と
して設定する。たとえば、マーク検出時にタイミングパ
ルスカウント値cTカCT=Q−1であると、前回の初
期化においてマーク検出の直後にタイミングパルスが現
われたもの(前回の処理タイミングがベルト位置に対し
て1タイミングパルス進んだ)と見なして今回の初期値
を−1に設定して今回の処理タイミングをベルト位置に
対してlタイミングパルス分前回よりも遅らせ、マーク
検出時にC,: Q + 1  であると前回の初期化
においてマーク検出の直前にタイミングパルスが現われ
た(前回の処理タイミングがベルト位置に対して1タイ
ミングパルス遅れり)ト見なして今回の初期値を+1 
に設定して今回の処理タイミングを+1 タイミングパ
ルス分前回よりも遅らせ、CT””Q のときにはベル
ト位置と処理タイミングが合致していたものとして初期
値を0に設定する。
従来はlNTlのマスクをセント中にタイミングパルス
が来た場合、そのパルスは無視されてしまい、画像幅(
副走査)が一定にならなくなってしまう。実際の画像幅
は設定タイミングパルス数(タイミングチャートではカ
ウント値J−+B)となっている為、このカウント数の
間にTP−COUを0にするとJ−+B4でのカウント
数がO±1のカウント誤差を生じる。従って本実施例で
は上記の考慮を行ない、TP−COUのセットを行なう
前に、今までのTP−COUのカウント値を記録体11
が1回転するに必要なタイミングパルス数(数定値Q)
と比較して、Q−1であればTP−COUをFFに、Q
+l  であればTP−COUを1に、Q±1 以外で
あればTP−COUをo(ここではTP@COUは8ピ
ントで構成されており16進で表わされているとする)
にセットする。従って、ディレータイム七INT2の実
行命令数を加えた時間をタイミングパルス幅の時間とほ
ぼ同一にすると、はとんど一定の画像(プリント)幅と
なる。もしずれたとしても従来の5の内におさま、るこ
ととなる。ここでスタート時はTP −Co は0とな
ッテいる為、TP−COUノ内容は変化されない。尚初
期値を0としたが0にこだわる必要がないことはいうま
でも々い。また、タイミングパルスの誤差はo:Il:
l  とあるが、それに限られずにプログラムで処理す
るには例えば0土5でも可能である。
前記プリント制御フローにおいて、ベルト1の駆動時に
、駆動ローラ及び従動ローラと記録体11との間でスリ
ップを生ずることがある。もしスリップをすると画像記
録位置及び無効記録域に露光を行なったり、各プロセス
の動作が遅れてしまい画像の乱れを起こす。そこで記録
体が一回転するのに必要なタイミングパルス数よシ若干
多目の数Cp)がこのフローを実行するプログラムにセ
ットされており、副走査同期信号をセンス(INT2 
)してから、正常に記録体11とローラーが密着してお
れば良いが、使用中に、はこり、トナー等が間に入り込
みスリップを起こして正規のタイミングパルスよシも多
くカウントを行い、設定値Pまでカウントすると副走査
エラーF7’pを1にセントする。正常な駆動状態であ
るとPカウントまでにマークが検出されてカウンタが初
期化されるので副走査エラーF/Fはセットされない。
Pカウントで副走査エラーF /Fに1がセットされる
と、第77図(3)ニ示すエラーチェックフローで副走
査エラーF/Fがセクトされているため、各機構の付勢
を停止し、エラー表示をおこなう。
次に、電源部の異なる例の構成を第90図および第91
図に示す。第90図に示すものにおいては電源膜−人手
段をPNPパワートランジスタ回路332として、これ
をメインリレー307のコイルに接続し、外部よりの電
源投入信号で回路332をオンとしてメイン・リレー3
07を閉とするようにしている。
外部よりの電源投入信号はR<)M  の入力ポートに
与えられ、CPUがそれを監視して前記実施例と同様な
プリント処理およびメインリレー307開閉制御をおこ
なう。なお、更にオペレータ操作で電源オン可とすると
きには、回路313および332に並列に電源スィッチ
311を接続する。第91図に示すものにおいては、電
源オフ時の交直変換回路308における電力消費を無く
すために該回路308を省略し、代りに双極電源スィッ
チ333をリレー307に並列に接続している。これに
よれば、電源スィッチ333が開で、外部からの電源投
入指示が無く、しかもCPUがスイッチング回路313
をオフしているときには電力消費が全くなく、その分保
安対策が軽減する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるプリンタの一例を示す外観斜視
図、 第2図は同上の内部構造を示す概略側面図、第3図は同
上の駆動系を示す側面図、 第4図は同上の概略平面図、 第5図は記録体ユニットと現像器ユニットとからなる記
録体・現像ユニットを示す分解側面図、第6図は記録体
へ張力を付加する手段の一例を示す要部斜視図、 第7図は記録体ユニットを現像器ユニットに対して、記
録体の移動方向における位置決めをして装着した状態を
示す記録体・現像ユニットの斜視図、 第8図は装置本体に装着された状態の記録体ユニットを
示す正面図、 第9図は記録体・現像器ユニットをプリンタ本体に対し
て、上下方向の位置決めをした状態を示す概略側面図、 第10図は同上の概略平面図、 第11図は記録体ユニットの、記録体巾方向における位
置決め機構を示す正面図、 第12図は同上の平面図、 第13図は記録体・現像器ユニットの駆動手段の一例を
示す概略側面図、 第14図は同上の斜視図、 第15図は記録体張力解除機構の一例を示す斜視図、 第16図は同上の側面図、 第17図は第16図の作用図、 第18図は解除レバーの他の例を示す斜視図、第19図
は記録体ユニットの位置決め手段を具備する受は部を示
す要部斜視図、 第20図はベルト寄シ検知手段の一例を示す拡大平面図
、 第21図は、フォトインタラプタを示す断面図、第22
図はエンドレスベルト状記録体の曲率域及び直線域を示
す側面図、 第23図はベルト寄り検知手段の他の例を示す拡大平面
図、 第24図及び第25図はベルト寄り検知手段のそれぞれ
他の例を示す平面図、 第26図はベルト寄り検知手段の他の例と、寄り制御手
段の原理動作を説明する図、 第27図は第26図の正面図、 第28図は第26図に示す反射型光センサの出ヵ信号変
化を示すタイムチャート、 第29図はベルト寄り検知手段の更に他の例を示す正面
図、 第30図は第29図中の反射型光センサの出力信号変化
を示す 第31図は寄シ検知手段の更に又別の例を示す斜視図、 第32図は寄多制御手段の一例を示す斜視図、第33図
は寄り検知手段と寄シ制御手段とを連係して作動させる
だめの制御系を示すブロック図、第34図は現像器の一
例を示す側断面図、第35図は上記現像器の部分背面図
、 第36図乃至第39図は現像器のそれぞれ異なる例を示
す側断面図、 第40図は記録体・現像器ユニットの保守操作機構の一
例を示す側面図、 第41図は同上の作用図、 第42図は保守操作機構の他の例を示す要部平面図、 第43図は同上の作用図、 第44図は記録紙トレイの側板を取り除いた給紙装置の
要部を示す側面図、 第45図は同上の作用図、 第46図は同上の要部斜視図、 第47 図ハペーパーリセット機構の他の例を示す側面
図、 第48図は同上の作用図、 第49図は同上の斜視図、 第50図は記録紙センサを示す分解斜視図、第51図及
び第52図は同上の作動状態を示す側面図、 第53図は記録紙ガイドカバーの一例を示す側断面図、 第54図は同上の正面図、 第55図はガイドカバーの異なる例を示す要部側断面図
、 第56図及び第57図はガイドカッ(−のそれぞれ異な
る例を示す側面図、 第58図は第2攪拌部材の正面図、 第59図は第2攪拌部材を往復回動させる機構の側面図
、 第60図は第2攪拌部材の他の例を示す正面図、第61
図は定着装置と排紙手段を示す側断面図、第62図は定
着装置の作用と排紙手段の異なる例を示す側断面図、 第63図はクリーニング機構を示す側面図、第64図は
同上の斜視図、 第65図は排紙ユニットを示す斜視図、第66図は排紙
コロを示す正面図、 第67図はクリーニング装置の要部を示す側面図、 第68図及び第69図は対向部材のそれぞれ異なる例を
示す側面図、 第70図は対向部材のそれぞれ異なる断面形状を示す側
断面図、 第71図及び第72図は対向部材のそれぞれ異なる例を
示す側面図、 第73図は対向部材の側断面図、 第74図及び第75図は対向部材の更に異なる例をそれ
ぞれ示す側面図、 第76図は本発明装置のシーケンス制御部を示すブロッ
ク図。 第77図は同上のシーケンス制御を示すフローチャート
、 第78図は電力供給停止時及び記録可能時の記録体停止
位置を示す図、 第79図及び第80図は本装置の一部の回路を示す回路
図、 第81図は本発明装置のタイムチャート、第82図は同
期信号検出方式の一例を示すブロック図、 第83図は同上のタイムチャート 第84図乃至第86図は記録紙検知のタイムチャート、 第87図は同上のフローチャート、 第88図は記録体の寄シ検知と制御を示すブロック図、 第89図は寄り制御を行なうタイミングを示すタイムチ
ャート、 第90図及び第91図は電源部のそれぞれ異なる例を示
す回路図である。 3・・・記録紙トレイ、  1o・・・記録−紙受け、
11・・・エンドレスベルト状記録体、 12・・・従
動ローラ、  13・・・駆動ローラ、  14・・・
帯電チャージャ、 15・・・露光装置、 16・・・
現像装置、17・・・給紙ローラ、  18・・・レジ
ストローラ対、19・・・転写チャージャ、 2o・・
・定着器、 21・・・除電装置、 22・・・クリー
ニング装置、  24・・・記録紙、 25・・・排紙
ローラ対。 P710  目 傷 40図 布24  図 )yfJz繭 売Z& 図 力σl 図 483− 乃σ25 −484− 7H17f   ll (イ)              (Z)     
             (δ)汽771D (47(+5) 第1頁の続き 0発 明 者 池田都庁 東京都太田区中馬込1丁目3番 6号株式会社リコー内 0発 明 者 鈴木茂 東京都大田区中馬込1丁目3番 6号株式会社リコー内 昭和56年12月70日 1 事件の表示 昭和56年  特 許 願第165128号2 発明の
名称 プリンタ 3 補正をする者 事件との関係         特許出願人任   所
 東京都大田区中馬込1丁目3番6号名   称 (6
74)  株式会社 リ コ −4代理人〒156 住   所 東京都世田谷区桜丘2丁目6番28号6、
補正の内容 (1)  明細書第2頁第18行中の「ライン」を「%
σ−ヅ」に改める。 (2同第140頁第9行中の「マーク」ヲ「マスク」に
改める。 (31同第167頁第17行中の[PNPJをl MP
N Jに改める。 (41添付図面中第90図及び第91図を別紙のものに
代替する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 複数のベルトローラに巻き掛けられていて、一方
    向に回動するエンドレスベルト状記録体を含む記録体ユ
    ニットと、 上記記録体を一様に帯電させる帯電装置と、帯電させら
    れた記録体に、記録画像に対応する光情報を照射して静
    電潜像を形成する露光手段と、 上記記録体に現像剤を供給して上記静電潜像を可視像化
    する現像ローラを含む現像ユニットと、 可視像を形成された記録体に記録紙を密着させるべく、
    積載された記録紙を1枚ずつに分離して送り出す給紙装
    置と、 記録体に密着させた記録紙に可視像を転写させる転写装
    置と、 可視像を記録紙に定着させる定着装置と、定着済みの・
    記録紙を機外に排出する排紙装置と、 可視像転写後の記録体に残留する電荷を除去する除電装
    置と、 可視像転写後の記録体表面に接触して、該表面に残留す
    る現像剤を除去するクリーニング装置と、 上記記録体ユニットを含む各装置を駆動する駆動手段と
    、 上記駆動手段を含む各装置の作動を制御する制御手段と からなっていて、給紙装置から送シ出された記録紙が、
    直線に近い記録紙通路を通って機外へ排出されるべく、
    上記給紙装置、記録体ユニット、転写装置及び定着装置
    を配設したことを特徴とするプリンタ。
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