JPH11122047A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH11122047A
JPH11122047A JP9280388A JP28038897A JPH11122047A JP H11122047 A JPH11122047 A JP H11122047A JP 9280388 A JP9280388 A JP 9280388A JP 28038897 A JP28038897 A JP 28038897A JP H11122047 A JPH11122047 A JP H11122047A
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back gate
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栄一 寺岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理性能を劣化させることなく消費電流を低
減する。 【解決手段】 内部回路(1)に含まれるMOSトラン
ジスタ(P1,P2,N1,N2)のバックゲートへ与
えられるバックゲート電圧(VGP,VGN)の電圧レ
ベルを、モード検出回路(10)からの動作モードに応
じた選択信号(SELp,SELn)に応じて、複数の
異なる電圧レベルの電圧を発生する電圧発生回路(2
a,2b,4a,4b)のうちの選択信号が指定する電
圧を選択する。動作モードに応じてMOSトランジスタ
のしきい値電圧および駆動電流量が調整され、低消費電
流で高速動作する半導体集積回路装置を実現することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、MOSトランジ
スタ(絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)を構成要素
として含む半導体集積回路装置に関し、特に、複数の動
作モードで動作可能であるMOS半導体集積回路装置の
低消費電力および高速動作を実現するための構成に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図19は、従来の半導体集積回路装置の
構成の一例を示す図であり、たとえば、特開平6−29
1267号公報に示されている。
【0003】図19において、従来の半導体集積回路装
置は、入力ノード101と出力ノード102の間に縦続
接続される4段のCMOSインバータIVa、IVb、
IVc、およびIVdを含む。CMOSインバータIV
a〜IVdの各々は、電源ノード上に与えられる電源電
圧VDDおよび接地ノード上に与えられる接地電圧GN
Dを両動作電源電圧として動作し、それぞれ、与えられ
た信号を反転して出力する。
【0004】CMOSインバータIVa〜IVdは、そ
れぞれ、Hレベルの信号を出力するためのpチャネルM
OSトランジスタPa〜PdおよびLレベルの信号を出
力するためのnチャネルMOSトランジスタNa〜Nd
を含む。
【0005】この半導体集積回路装置は、さらに、pチ
ャネルMOSトランジスタPa〜Pdの基板領域(バッ
クゲート)に共通に結合され、制御回路112aからの
制御信号に従ってバックゲート電圧Vpsを出力する第
1の電圧発生回路110aと、nチャネルMOSトラン
ジスタNa〜Ndの基板領域(バックゲート)に共通に
結合され、制御回路112bからの制御信号に従ってこ
れらのバックゲート電圧Vnsを出力する第2の電圧発
生回路110bを含む。次に動作について簡単に説明す
る。
【0006】今、制御回路112aからの制御信号に従
って、第1の電圧発生回路110aの出力電圧Vpsが
電源電圧VDDよりもやや低い電圧に設定され、また制
御回路112bの出力する制御信号に従って、第2の電
圧発生回路110bの出力電圧Vnsが接地電圧GND
よりも少し高い電圧レベルに設定されている場合を考え
る。
【0007】この状態において、入力ノード101に与
えられる入力信号がLレベルからHレベルに変化した場
合、4段のCMOSインバータIVa〜IVdを介して
出力ノード102に与えられる出力信号は、Lレベルか
らHレベルに変化する。PチャネルMOSトランジスタ
Pa〜Pdのバックゲート電圧Vpsが電源電圧VDD
よりも低い場合には、これらのpチャネルMOSトラン
ジスタPa〜Pdのチャネル形成領域における空乏層が
広がる。また、同様、nチャネルMOSトランジスタN
a〜Ndにおいても、バックゲート電圧Vnsが接地電
圧GNDよりも高い場合には、この空乏層が接地電圧G
NDがバックゲートに印加されるときよりも広くなる。
したがって、これらのPチャネルMOSトランジスタP
a〜PdおよびnチャネルMOSトランジスタNa〜N
dがスイッチング動作して導通するチャネル形成時にお
いては、この広くされた空乏層により、チャネル断面積
が広くなり、キャリアの移動量が増加し、応じてこれら
のMOSトランジスタPa〜PdおよびNa〜Ndの高
速スイッチング動作が行なわれ、また、駆動電流量が増
加し、応じて応答速度が速くなる。また、入力ノード1
01へ与えられる入力信号がHレベルからLレベルめに
変化する場合においても、同様、バックゲート電圧Vp
sおよびVnsにより、MOSトランジスタPa〜Pd
〜Na〜Ndが高速で動作し、出力ノード102上の信
号がHレベルからLレベルに変化する。
【0008】次に、制御回路112aからの制御信号に
従って、第1の電圧発生回路110aからのバックゲー
ト電圧Vpsが電源電圧Vddよりも高い電圧レベルに
設定され、第2の電圧発生回路110bからのバックゲ
ート電圧Vnsが制御回路112bの制御信号に従って
接地電圧GNDよりも低い電圧レベルに設定されている
場合を考える。
【0009】この状態において、MOSトランジスタP
a〜PdおよびNa〜Ndの空乏層はバックゲート電圧
が電源電圧Vddおよび接地電圧GNDの場合よりも狭
くなり、チャネルが形成されにくくなる。この状態にお
いて、入力ノード101に与えられる信号がLレベルか
らHレベルに変化した場合、CMOSインバータIVa
〜IVdにより、出力ノード102上の出力信号もLレ
ベルからHレベルに変化する。しかしながら、空乏層が
狭く、応じてチャネル断面積も狭くなるため、キャリア
の移動量が減少し、電流量が減少しかつ応答速度が遅く
なる。
【0010】したがって、この電圧発生回路110aお
よび110bから出力されるバックゲート電圧Vpsお
よびVnsの電圧レベルを調整することにより、この半
導体回路の駆動電流量および応答速度を適用用途に応じ
て調整することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図20に示すように、
この図19に示す半導体集積回路装置においては、応答
時間を短くして、高速動作させるためには、pチャネル
MOSトランジスタPa〜Pdのバックゲートへ与えら
れる電圧Vpsは、電源電圧Vddよりも少し低い電圧
Vps1の電圧レベルに設定され、またnチャネルMO
SトランジスタNa〜Ndのバックゲートへ与えられる
電圧Vnsは、接地電圧GNDよりも少し高い電圧Vn
s1の電圧レベルに設定される。これにより、MOSト
ランジスタPa〜PdおよびNa〜Ndのバックゲート
バイアスを少し浅くして、チャネル直下に形成される空
乏層を少し広げている。一方、低速動作させる場合に
は、このバックゲート電圧Vpsを、電源電圧VDDよ
りも少し高い電圧Vps2の電圧レベルに設定し、また
nチャネルMOSトランジスタNa〜Ndのバックゲー
ト電圧Vnsを、接地電圧GNDよりも少し低い電圧レ
ベルに設定し、これらのMOSトランジスタPa〜Pd
およびNa〜Ndのバックゲートバイアスを深くして、
空乏層を狭くして、駆動電流量を小さくしている。
【0012】バックゲート電圧VpsおよびVnsは、
MOSトランジスタのしきい値電圧を決定しており、バ
ックゲート電圧VpsおよびVnsの値に応じて、MO
SトランジスタのPa〜PdおよびNa〜Ndのしきい
値電圧も変化する。一方、MOSトランジスタにおいて
は、サブスレッショルドリーク電流と呼ばれる電流が知
られている。
【0013】図21は、nチャネルMOSトランジスタ
のサブスレッショルド領域のゲート−ソース電圧Vgs
とドレイン電流Idsの関係を示す図である。図21に
おいて、縦軸に、対数目盛でドレイン電流Idsを示
し、横軸にゲート−ソース間電圧Vgsを示す。MOS
トランジスタのしきい値電圧は、予め定められたゲート
幅を有するMOSトランジスタにおいて一定のドレイン
電流が流れるときのゲート−ソース間電圧として定義さ
れる。図21において、直線Iは、しきい値電圧Vth
1のドレイン電流Idsのゲート−ソース間電圧Vgs
を示し、曲線IIは、しきい値電圧Vth2を有するM
OSトランジスタのドレイン電流Idsとゲート−ソー
ス間電圧Vgsの関係を示す。この曲線IおよびIIの
22において直線的に変化する領域は、ドレイン電流I
dsが指数関数的に減少する領域であり、サブスレッシ
ョルド領域と呼ばれる。
【0014】この図21に示すように、ゲート−ソース
間電圧Vgsが0Vであっても、MOSトランジスタに
は、ある大きさの電流が流れる。この電流が、通常、サ
ブスレッショルドリーク電流と呼ばれる。しきい値電圧
を大きくすればサブスレッショルドリーク電流は低減さ
れる。しかしながら、しきい値電圧が高くなると、MO
Sトランジスタの動作速度は低下する。nチャネルMO
Sトランジスタにおいて、バックゲートバイアスを深く
する(バックゲートバイアスを負の方向へ移行させる)
と、そのしきい値電圧は高くなり、図21に示すように
特性曲線は、曲線Iから曲線IIに変化する。pチャネ
ルMOSトランジスタのドレイン電流とゲート−ソース
間電圧の関係は、図21に示すグラフのゲート−ソース
間電圧Vgsの符号を逆転させれば得られる。
【0015】したがって、この図20および図21に示
すように、図19に示す半導体集積回路装置において、
バックゲートバイアスを深くし、バックゲート電圧Vn
s2およびVps2を印加した場合、バックゲートバイ
アスVns1およびVps1が与えられたときよりもし
きい値電圧が高くなり、サブスレッショルドリーク電流
は低下する。しかしながら、この場合、バックゲート電
圧VnsおよびVpsは単に接地電圧GNDおよび電源
電圧VDDから少しその電圧レベルが変化されているだ
けであり、十分にサブスレッショルドリーク電流を低減
することができない。特に、携帯情報端末機器などのよ
うに、電源として電池を利用する場合、スタンバイサイ
クルまたは低速動作時におけるサブスレッショルドリー
ク電流は無視することのできない値となり、電池寿命を
長くすることができなくなるという問題が生じる。
【0016】この図19に示す半導体集積回路装置を開
示する先行技術文献(特開平6−291267号)にお
いては、応答速度および駆動電流量を動作環境に応じて
調整することが示されているだけであり、すなわち半導
体集積回路装置の動作サイクル時における動作速度が考
慮されているだけであり、スタンバイサイクルまたは低
速動作時におけるサブスレッショルドリーク電流の問題
については何ら考慮されていない。
【0017】上述のような、スタンバイ時におけるリー
ク電流を低減するための構成が、たとえば特開平6−2
1443号公報に示されている。この先行技術において
は、nチャネルMOSトランジスタのバックゲートに
は、アクティブサイクル時(動作サイクル時)正の電圧
Vbが印加され、スタンバイサイクル時接地電圧GND
が印加される。この先行技術のnチャネルMOSトラン
ジスタのバックゲート電圧としきい値電圧の関係を図2
2に示す。
【0018】今、図22に示すように、バックゲート−
ソース間電圧VBS(ソース電圧(接地電圧)を基準と
して測定する電圧)が電圧VbのときのnチャネルMO
Sトランジスタのしきい値電圧Vthを0.1Vとし、
バックゲート−ソース間電圧VBSが0Vのときのしき
い値電圧Vthを0.4Vとすることを考える。この場
合、図22に示すように、電圧Vbは、PN接合のビル
トイン電圧(拡散ポテンシャル)Vpn(〜1V)を超
えることができないため、この電圧Vbの値は、電圧V
pnよりも小さい。したがって、この電圧Vbを用いる
場合に要求されるしきい値電圧条件を満たすためには、
図22に示すようにかなり急峻な勾配を有する特性曲線
を実現する必要がある。この場合、この特性曲線の勾配
は基板効果定数Kに比例するため、この基板効果定数K
を大きくする必要がある。基板効果定数Kは、通常、基
板不純物濃度の平方根と、ゲート絶縁膜の膜厚の積に比
例する。したがって、この基板効果定数Kを大きくする
ためには、基板領域(バックゲート領域)の不純物濃度
を高くする必要があり、この場合、空乏層が狭くなり、
応じてゲート容量が大きくなり、高速動作をすることが
できなくなるという問題が生じる(電圧Vbは高速動作
させるために印加される電圧であり、その目的を達成す
ることができない)。
【0019】また、空乏層の幅が狭くなると、PN接合
における電界強度が空乏層幅に反比例するため、このP
N接合の電界強度が高くなり、接合耐圧が低くなり、素
子の信頼性が損なわれるという問題が生じる。また、基
板領域の不純物濃度を高くした場合、基板領域の不純物
濃度とnチャネルMOSトランジスタのソース/ドレイ
ン不純物領域の不純物濃度の差に比例して拡散電流が生
じ、応じて逆方向電流(PN接合に逆バイアス電圧を印
加するとき流れる電流)が増大し、リーク電流が増加し
て、消費電流が増加するという問題が生じる。
【0020】さらに、この図22に示す特性曲線の場
合、バックゲート−ソース間電圧VBSが少し変化した
だけでしきい値電圧Vthが大きく変化し、所望のしき
い値電圧を正確に設定するのが困難になるという問題が
生じる。
【0021】それゆえ、この発明の目的は、処理性能お
よび素子の信頼性を損なうことなく消費電流特にリーク
電流を低減することのできる半導体集積回路装置を提供
することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体集
積回路装置は、所定電圧を受けるソースとバックゲート
とを有するMOSトランジスタを構成要素として含みか
つ複数の動作モードで動作可能な内部回路と、互いに電
圧レベルが異なりかつMOSトランジスタのソース電圧
を基準として互いに極性が異なる電圧およびソース電圧
と同一電圧レベルの電圧を生成するバイアス電圧発生手
段と、内部回路の動作モードを検出し、該検出した動作
モードに応じた選択信号を発生する動作モード検出手段
と、動作モード検出手段からの選択信号とバイアス電圧
発生手段からの複数のバイアス電圧とを受け、該受けた
選択信号に従って複数のバイアス電圧のうちの1つを選
択してMOSトランジスタのバックゲートへ印加するバ
イアス電圧選択手段を備える。
【0023】請求項2に係る半導体集積回路装置は、複
数の動作モードがスタンバイモード、音声通信モードお
よびデータ通信モードを含み、バイアス電圧選択手段
が、音声通信モードのとき、複数のバイアス電圧のうち
MOSトランジスタを第1のバイアス状態におく第1の
バイアス電圧を選択し、データ通信モードのとき、MO
Sトランジスタをこの第1のバイアス状態よりも深い第
2のバイアス状態におく第2のバイアス電圧を選択しか
つスタンバイモードのときMOSトランジスタをこの第
2のバイアス状態よりも深い第3のバイアス状態におく
第3のバイアス電圧を選択する手段を含む。第1のバイ
アス電圧と第3のバイアス電圧はMOSトランジスタの
ソース電圧を基準として極性が異なる。
【0024】請求項3に係る半導体集積回路装置は、複
数の動作モードは、与えられたデータに演算処理を施す
演算処理モードと、ユーザがデータを入力するインタフ
ェースモードと、演算結果を表示画面に表示する表示モ
ードとを含み、バイアス電圧選択手段は、演算処理モー
ドのとき、複数のバイアス電圧のうちMOSトランジス
タを第1のバイアス状態におく第1のバイアス電圧を選
択し、表示モードのときMOSトランジスタを第1のバ
イアス状態よりも深い第2のバイアス状態におく第2の
バイアス電圧を選択し、かつさらにインタフェースモー
ドのときこの第2のバイアス状態よりも深い第3のバイ
アス状態にMOSトランジスタをおく第3のバイアス電
圧を選択する手段を含む。第1および第3のバイアス電
圧はMOSトランジスタのソース電圧を基準として極性
が異なる。
【0025】請求項4に係る半導体集積回路装置は、請
求項2または3の装置における第2のバイアス電圧は、
MOSトランジスタのソース電圧と同じ電圧レベルであ
る。
【0026】請求項5に係る半導体集積回路装置は、請
求項1から4のいずれかの装置において、MOSトラン
ジスタが、pチャネルMOSトランジスタとnチャネル
MOSトランジスタとを有するCMOSトランジスタを
備え、バイアス電圧発生手段およびバイアス電圧選択手
段は、pチャネルMOSトランジスタおよびnチャネル
MOSトランジスタそれぞれに対して設けられるバイア
ス電圧発生回路およびバイアス電圧選択回路の組を含
む。
【0027】請求項6に係る半導体集積回路装置は、請
求項3の複数の動作モードが、さらに、スタンバイモー
ドを含み、動作モードがスタンバイモードのとき、MO
Sトランジスタを、第3のバイアス状態よりも深い第4
のバイアス状態に設定する第4のバイアス電圧を選択し
てMOSトランジスタのバックゲートへ印加する手段を
含む。
【0028】MOSトランジスタのソース電圧およびこ
のソース電圧を基準として極性の異なるバイアス電圧を
生成し、動作モードに応じてこれら複数のバイアス電圧
のうちの1つを選択してMOSトランジスタのバックゲ
ートへ印加することにより、動作モードに応じて、最適
速度でMOSトランジスタを動作させることができる。
また、動作モードに応じて、最適なバックゲート電圧が
選択されるため、サブスレッショルドリーク電流などの
不必要な電流を低減することができ、消費電流を低減す
ることができる。また、ソース電圧を基準として、極性
の異なるバイアス電圧を生成し、これらの電圧を利用す
ることにより、バックゲートとMOSトランジスタのゲ
ート電極の間に必要以上の高電圧が印加されるのを防止
することができ、ゲート絶縁膜の信頼性を保証すること
ができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]図1は、この発明の実施の形態1に従
う半導体集積回路装置の全体の構成を概略的に示す図で
ある。図1において、半導体集積回路装置は、入力信号
INに対し所定の処理を行なう内部回路1を含む。この
内部回路1においては、2段の縦続接続されるCMOS
インバータIVaおよびIVbを代表的に示す。CMO
SインバータIVaは、電源電圧VDDを供給する電源
ノードVDD(ノードとその上の電圧を同じ符号で示
す)と接地電圧GNDを供給する接地ノードの間に接続
されるpチャネルMOSトランジスタP1およびnチャ
ネルMOSトランジスタN1を含む。CMOSインバー
タIVbは、電源ノードVDDと接地ノードGNDの間
に接続され、インバータIVaの出力信号をゲートに受
けるPチャネルMOSトランジスタP2およびNチャネ
ルMOSトランジスタN2を含む。
【0030】半導体集積回路装置は、さらに、活性化
時、電源電圧VDDよりも高い電圧VP1を発生する電
圧発生回路2aと、活性化時電源電圧VDDよりも低い
電圧VP2を発生する電圧発生回路2bと、電圧発生回
路2aからの電圧VP1、電源電圧VDDおよび電圧発
生回路2bからの電圧VP2を入力ノード3a、3bお
よび3cにそれぞれ受け、内部回路1の動作モードを検
出するモード検出回路10からの選択信号SELpに従
ってこの入力ノード3a〜3cに与えられた電圧のいず
れかを選択して出力ノード3dに伝達する選択回路3を
含む。この選択回路3の出力ノード3dからの出力電圧
VGPは、内部回路1に含まれるpチャネルMOSトラ
ンジスタP1、P2…のバックゲートに印加される。
【0031】半導体集積回路装置は、さらに、活性化時
接地電圧GNDよりも低い負の電圧VN1を発生する電
圧発生回路4aと、活性化時接地電圧GNDよりも高い
正の電圧VN2を発生する電圧発生回路4bと、電圧発
生回路4aからの電圧VN1、接地電圧GNDおよび電
圧発生回路4bからの電圧VN2をそれぞれ入力ノード
5a、5bおよび5cに受け、モード検出回路10から
の選択信号SELnに従ってこれらの入力ノード5a〜
5cのいずれかに与える電圧を出力ノード5dに伝達す
る選択回路5を含む。この選択回路5の出力電圧VGN
は、内部回路1に含まれるnチャネルMOSトランジス
タN1、N2、…のバックゲートに与えられる。
【0032】内部回路1に含まれるpチャネルMOSト
ランジスタP1、P2、…は、そのソースが電源ノード
に結合されており、また、nチャネルMOSトランジス
タN1、N2、…は、そのソースが接地ノードに結合さ
れている。電圧発生回路2aおよび2bは、したがっ
て、このpチャネルMOSトランジスタP1、P2のソ
ース電圧VDDを基準として互いに極性の異なる電圧V
P1およびVP2を発生する。電圧VP2は、このpチ
ャネルMOSトランジスタP1およびP2の基板とソー
スの間のPN接合が順方向にバイアスされないような電
圧レベルに設定される。同様に、この電圧発生4aおよ
び4bが発生する電圧VN1およびVN2は、内部回路
1に含まれるnチャネルMOSトランジスタN1および
N2…のソース電圧を基準として互いに極性が異なる。
この電圧発生回路4bが発生する正の電圧VN2、nチ
ャネルMOSトランジスタの基板領域(バックゲート)
とソース/ドレインの間のPN接合が順方向にバイアス
されないような電圧レベルに設定される。以下に、この
電圧VP2およびVN2の電圧レベルについて説明す
る。
【0033】図2(A)は、図1に示すpチャネルMO
SトランジスタP(P1,P2)の断面構造を概略的に
示す図である。図2(A)において、pチャネルMOS
トランジスタPMは、N型基板領域(ウェルまたは基
板)Pg表面上に互いに間をおいて形成される高濃度P
型不純物領域PsおよびPdと、これらの不純物領域P
sおよびPdの間の基板領域Pg上に図示しないゲート
絶縁膜を介して形成されるゲート電極層Pcを含む。不
純物領域PsがソースノードSpに電気的に接続され電
源電圧VDDを受ける。不純物領域Pdが、ドレインノ
ードDpに電気的に接続される。ゲート電極層Pcが、
ゲート電極ノードGpに電気的に接続される。
【0034】pチャネルMOSトランジスタPMにおい
て、この基板領域Pgがバックゲートとして作用し、図
1に示す選択回路3からの電圧VGPが与えられる。
今、このバックゲート電圧VGPとして、電源電圧VD
Dよりも低い電圧VP2が与えられた場合を考える。こ
の状態においては、不純物領域Psは電源電圧VDDを
受けており、また不純物領域Pdも、このゲート電極ノ
ードGpに与えられる電圧がLレベルのときには、電源
電圧VDDレベルとなる。したがって、不純物領域Ps
およびPdと基板領域(バックゲート)Pgの間のPN
接合が順方向バイアスされた場合、これらの不純物領域
PsおよびPdから基板領域(バックゲート)Pgに電
流が流れ、消費電流が増大し、また誤動作の原因とな
る。したがって、バック都電圧VP2は、基板領域Pg
と不純物領域PsおよびPdとの間の、PN接合により
形成されるビルトイン電圧Vpn以下の電圧レベルに設
定する必要がある。したがって、次式が成立する。
【0035】0<VDD−VP2<Vpn VDD−Vpn<VP2<VDD 図2(B)は、図1に示すnチャネルMOSトランジス
タNM(N1,N2)の断面構造を概略的に示す図であ
る。図2(B)において、nチャネルMOSトランジス
タNMは、P型基板領域(バックゲート)Ng表面上
に、互いに間をおいて形成される高濃度N型不純物領域
NsおよびNdと、これらの不純物領域NsおよびNd
の間の基板領域Ng表面上に図示しないゲート絶縁膜を
介して形成されるゲート電極層Ncを含む。不純物領域
NsがソースノードSnに電気的に接続され、不純物領
域NdがドレインノードDnに電気的に接続され、ゲー
ト電極層Ncがゲート電極ノードGnに電気的に接続さ
れる。
【0036】不純物領域Nsは、接地電圧GNDを受け
る。不純物領域Ndは、接地電圧GNDと電源電圧VD
Dの間で変化する。基板領域(バックゲート)Ngに
は、図1に示す選択回路5からのバックゲート電圧VG
Nが与えられる。
【0037】このバックゲート電圧VGNが、正の電圧
VN2の場合を考える。この状態においても、基板領域
Ngと不純物領域NsおよびNdの間のPN接合が、順
方向にバイアスされると、基板領域(バックゲート)N
gから不純物領域NsおよびNdに電流が流れて消費電
流が増加するとともに、誤動作が生じる。したがって、
この場合においても、この基板領域(バックゲート)N
gと不純物領域NsおよびNdの間のPN接合は非導通
状態に保持する必要がある。したがって、この正の電圧
VN2は、次式を満足する。
【0038】GND+Vpn>VN2 すなわち、この正の電圧VN2は、基板領域Ngと不純
物領域NsおよびNdの間のPN接合において生じる拡
散ポテンシャルすなわちビルトイン電圧Vpnよりも低
い電圧レベルに設定される。次に、この図1に示す半導
体集積回路装置の動作について説明する。
【0039】この半導体集積回路装置が高速動作を行な
う場合、モード検出回路10は、高速動作モードを指定
する選択信号SELpおよびSELnを生成する。選択
回路3は、この高速動作モードを指示する選択信号SE
Lpに従って、入力ノード3cに与えられた電圧発生回
路2bからの電圧VP2を選択して、内部回路1のpチ
ャネルMOSトランジスタP1、P2、…のバックゲー
トへこの選択した電圧VP2をバックゲート電圧VGP
として与える。同様に、選択回路5も、モード検出回路
10からの選択信号SELnに従って、入力ノード5c
に与えられた電圧発生回路4bからの電圧VN2を選択
して、内部回路1に含まれるnチャネルMOSトランジ
スタN1、N2…に対するバックゲート電圧VGNを発
生する。
【0040】この状態において、図3(A)に示すよう
に、内部回路1におけるpチャネルMOSトランジスタ
PM(P1、P2、…)は、バックゲート電圧VGPが
電源電圧VDDよりも低い電圧VP2であり、またnチ
ャネルMOSトランジスタNM(N1,N2…)は、バ
ックゲート電圧VGNが、接地電圧GNDよりも高い電
圧VN2である。この状態において、pチャネルMOS
トランジスタPMおよびnチャネルMOSトランジスタ
NMのしきい値電圧Vthの絶対値は小さくなり、高速
でオン/オフ状態へ移行するとともに、チャネル直下に
形成される空乏層が広がり、電荷が流れる経路が大きく
なり、駆動電流量が大きくなる。これにより、内部回路
1に含まれるpチャネルMOSトランジスタPM(P
1,P2…)およびnチャネルMOSトランジスタNM
(N1,N2…)が高速でスイッチング動作を行ない、
高速動作を実現する。この高速スイッチング動作時にお
いては、MOSトランジスタPMおよびNMのオフ状態
の期間は短いため、この期間におけるサブスレッショル
ド電流は、スイッチング時に流れる動作電流に比べて極
めて小さくほぼ無視することができる。
【0041】この半導体集積回路装置が中速度で動作す
る場合、モード検出回路10がこの中速動作モードを検
出し、この中速動作モードに応じた選択信号SELpお
よびSELnを出力する。選択回路3が、入力ノード3
bに与えられた電源電圧VDDを選択してpチャネルM
OSトランジスタP1、P2に対するバックゲート電圧
VGPとして出力し、また選択回路5が、その入力ノー
ド5bに与えられた接地電圧GNDを、nチャネルMO
SトランジスタN1、N2、…に対するバックゲート電
圧VGNとして出力する。この状態において、図3
(B)に示すように、pチャネルMOSトランジスタP
Mのバックゲートに電源電圧VDDが印加され、nチャ
ネルMOSトランジスタNMのバックゲートに接地電圧
GNDが印加される。したがって、これらのMOSトラ
ンジスタPMおよびNMのしきい値電圧Vthの絶対値
は、高速モード時のそれよりも大きくなる。したがっ
て、図1に示す内部回路の構成要素であるMOSトラン
ジスタPMおよびNMの、オン/オフタイミングが高速
動作時よりも少し遅くなり、また駆動電流量も少し小さ
くなる。これにより、内部回路1に含まれるインバータ
IVaおよびIVbが、中速程度で動作する。
【0042】この中速動作モードにおいても、スイッチ
ング動作完了後、MOSトランジスタPMおよびNMが
オフ状態となると、サブスレッショルドリーク電流が生
じる。しかしながら、この場合においても、MOSトラ
ンジスタPMおよびNMのスイッチング動作時に流れる
動作電流が、サブスレッショルドリーク電流に比べて十
分大きくまた高速モード時よりも小さく、このサブスレ
ッショルドリーク電流の影響を無視することができる。
【0043】次に、この半導体集積回路装置が低速モー
ドで動作する場合、モード検出回路10は、低速モード
が指定されると、この低速動作モードを示す(に応じ
た)選択信号SELpおよびSELnを出力する。選択
回路3が、この選択信号SELpに従って、電圧発生回
路2aから入力ノード3aに与えられた電圧VP1を選
択してpチャネルMOSトランジスタのためのバックゲ
ート電圧VGPとして出力し、また選択回路5が、その
入力ノード5aに与えられた電圧発生回路4aからの電
圧VN1を選択して、nチャネルMOSトランジスタの
ためのバックゲート電圧VGNとして出力する。
【0044】この場合、図3(C)に示すように、MO
SトランジスタPMおよびNMのバックゲートには、そ
れぞれ電圧VP1およびVN1が印加され、これらのM
OSトランジスタPおよびNのバックゲートバイアス
が、図3(B)に示す電源電圧VDDおよび接地電圧G
NDの印加時よりも深くなる。この状態においては、M
OSトランジスタPMおよびNMのオン/オフタイミン
グが遅くなり、またその空乏層が狭くなり、その駆動電
流量も小さくなり、MOSトランジスタPMおよびNM
のスイッチング速度が遅くなる。したがって、この場合
においては、MOSトランジスタPM(P1,P2…)
およびMOSトランジスタNM(N1,N2…)のスイ
ッチング速度が遅くなり、内部回路1が、低速で動作す
る。この状態において、しきい値電圧Vthの絶対値が
大きくなっており、MOSトランジスタPMおよびNM
のサブスレッショルド電流が制限されている。したがっ
て、低速動作であるものの、リーク電流を低減すること
ができる。ここで、この低速動作モードは、その内部回
路1がスタンバイモード時にある状態であってもよい。
このスタンバイ状態時においては、入力信号IN(図1
参照)の電圧レベルはHレベルまたはLレベルに固定さ
れている。この状態においては、MOSトランジスタP
MおよびNMのいずれかがオフ状態であり、サブスレッ
ショルドリーク電流が流れる。しかしながら、バックゲ
ートバイアスを最も深くした状態であるため、そのリー
ク電流は十分に低減することができ、スタンバイサイク
ル時におけるリーク電流を低減して、低消費電流を実現
することができる。
【0045】図4(A)は、図1に示す内部回路の1段
のインバータにおいて、Hレベルの信号が入力されたと
きの状態を示す図である。図4(A)においては、Hレ
ベル(“H”)の信号が与えられたときの状態を示す。
この状態において、出力信号はLレベル(“L”)であ
る。このnチャネルMOSトランジスタNMは、出力ノ
ードを接地電圧GNDレベルのLレベルに放電した後、
そのソースおよびドレインの電圧が等しくなり、オフ状
態となる。一方、pチャネルMOSトランジスタPM
は、ソース電圧が電源電圧VDDレベルであり、ドレイ
ン電圧がLレベルであり、ゲート電圧がHレベルであ
る。この状態においては、サブスレッショルドリーク電
流Islが流れる。このサブスレッショルドリーク電流
Islの大きさは、pチャネルMOSトランジスタPM
のバックゲートに与えられる電圧VGPの大きさにより
決定される。
【0046】この図4(A)に示す状態は、CMOSイ
ンバータがスイッチング動作を行なった後の定常状態を
示している。図4(B)に示すように、入力信号がLレ
ベルがHレベルに変化するときおよびHレベルからLレ
ベルに変化するとき、大きな充放電電流Ioが流れる。
MOSトランジスタPMおよびNMの状態が安定する
と、サブスレッショルドリーク電流Isが流れる状態と
なる。高速動作時においては、この入力信号の変化周期
(パルス幅)は十分小さく、サブスレッショルドリーク
電流Islの生じる期間は、MOSトランジスタPMお
よびNMのスイッチング時に流れる電流Ioよりも小さ
くほぼ無視することができる。中速動作モード時、MO
Sトランジスタがオフ状態となる期間が、高速動作モー
ド時よりも長くなり、応じてサブスレッショルドリーク
電流が流れる時間が長くなる。しかしながら、中速動作
モードにおいても、比較的高速で入力信号が変化するた
め、そのMOSトランジスタPMおよびNMのスイッチ
ング動作時に流れる動作電流Ioの平均値(DC電流)
は、サブスレッショルドリーク電流よりも十分大きく、
そのサブスレッショルドリーク電流も、動作電流に比べ
て無視することができる。
【0047】低速動作モード時(スタンバイモードを含
む)においては、入力信号の変化周期は長く、サブスレ
ッショルドリーク電流が流れる期間が長くなる。しかし
ながら、この場合において、MOSトランジスタPMお
よびNMのバックゲート電圧VGPおよびVGNの電圧
レベルが、バイアスが最も深くなる状態に設定されてお
り、これらのMOSトランジスタPMおよびNMのしき
い値電圧の絶対値が大きくなり、サブスレッショルドリ
ーク電流は十分に抑制される。したがって、低速動作時
において、サブスレッショルドリーク電流は十分に抑制
され、また動作時のピーク電流(電流Ioの最大値)も
低減することができる。
【0048】図5は、nチャネルMOSトランジスタの
バックゲート電圧VGNとしきい値電圧Vthの関係を
示す図である。図5に示すように、nチャネルMOSト
ランジスタのバックゲート電圧VGNとしては、動作モ
ードに応じて、そのソース電圧である接地電圧GNDお
よびこのソース電圧GNDを基準として互いに極性の異
なる電圧VN1およびVN2が用いられる。しきい値電
圧Vthは、バックゲート電圧VGNの絶対値の平方根
に比例して増加する。したがって、バックゲート電圧V
GNがこの接地電圧GNDに近い領域においては、しき
い値電圧Vthは、バックゲート電圧VGNに従って他
の領域に比べて大きく変化する。したがって、この電圧
VN1がバックゲート電圧VGNとして与えられるとき
のしきい値電圧Vth1と、接地電圧GNDがバックゲ
ート電圧VGNとして与えられるときのしきい値電圧V
th2と、電圧VN2がバックゲート電圧VGNとして
与えられるときのしきい値電圧Vth3の値を、比較的
小さなバックゲートの電圧範囲内において十分に変化さ
せることができ、動作モードに応じて、nチャネルMO
Sトランジスタのスイッチング速度を調整することがで
きる。
【0049】このとき、また、基板領域(バックゲー
ト)の不純物濃度を大きくすることなく、しきい値電圧
Vthを、バックゲート電圧VGNに従って十分に変化
させることができるため、低速動作モード時またはスタ
ンバイモード時において用いられるバックゲート電圧V
N1の絶対値を比較的小さくすることができる。これに
より、従来、一般にメモリ装置などにおいて用いられて
いる基板バイアス電圧よりも浅いバックゲートバイアス
電圧により、必要とされるしきい値電圧Vth1を実現
することができ、nチャネルMOSトランジスタのゲー
ト電極と基板の間に、大きな電圧が印加されるのを防止
することができ、nチャネルMOSトランジスタのゲー
ト絶縁膜の信頼性を確保することができる。
【0050】また、このしきい値電圧Vth1が、たと
えば0.4Vであり、しきい値電圧Vth3がたとえば
0.1Vのとき、しきい値電圧Vth2として、0.2
5V程度のnチャネルMOSトランジスタを容易に実現
することができる。これにより、nチャネルMOSトラ
ンジスタのゲート絶縁膜の信頼性を損なうことなく動作
速度およびサブスレッショルドリーク電流を十分に制御
することのできる半導体集積回路装置を実現することが
できる。
【0051】この図5においては、nチャネルMOSト
ランジスタのしきい値電圧Vthとバックゲート電圧V
GNの関係が示されている。しかしながら、pチャネル
MOSトランジスタに対しても、図5の接地電圧GND
を電源電圧VDDとして、バックゲート電圧VGNの符
号を反転すれば、バックゲート電圧VGPに対するしき
い値電圧Vthの関係を得ることができる。なお、図1
においては、半導体集積回路装置の内部回路1として、
2段の縦続接続されるCMOSインバータを示してい
る。しかしながら、内部回路1は、所望の信号処理を行
なう回路であればよく、MOSトランジスタを構成要素
とする限り、この内部回路1は、他のバックゲートで構
成されてもよい。
【0052】[各部の構成]図6は、図1に示す電圧V
P2を発生する電圧発生回路2bの構成の一例を示す図
である。図6において、電圧発生回路2bは、電源ノー
ドVDDと内部ノード2bbの間に接続されかつそのゲ
ートが内部ノード2bbに接続されるpチャネルMOS
トランジスタ2baと、内部ノード2bbと接地ノード
GNDの間に接続される高抵抗の抵抗素子2bcと、内
部ノード2bb上の電圧Vrpとノード2bd上の電圧
VP2を比較する差動増幅器2beと、この差動増幅器
2beの出力信号に従って電源ノードVDDからノード
2bdへ電流を供給するpチャネルMOSトランジスタ
2bfと、電圧Vrpと電圧VP2を比較する差動増幅
器2bgと、ノード2bdと接地ノードGNDの間に接
続され、かつそのゲートに差動増幅器2bgの出力信号
を受けるnチャネルMOSトランジスタ2bhを含む。
差動増幅器2beは負入力に電圧Vrpを受け、正入力
に電圧VP2を受ける。差動増幅器2bgは、正入力に
電圧VP2を受け、負入力に電圧Vrpを受ける。
【0053】pチャネルMOSトランジスタ2baのチ
ャネル抵抗(オン抵抗)は、高抵抗抵抗素子2bcの抵
抗値よりも十分小さな値に設定されており、pチャネル
MOSトランジスタ2baは、ダイオードモードで動作
し、そのしきい値電圧Vthpの絶対値の電圧降下を生
じさせる。したがって、ノード2bbからの電圧Vrp
は、VDD−|Vthp|の電圧レベルとなる。
【0054】電圧VP2が電圧Vrpよりも高いときに
は、差動増幅器2beの出力信号がHレベルとなり、p
チャネルMOSトランジスタ2bfがオフ状態となる。
一方、差動増幅器2bgの出力信号も同様Hレベルとな
り、nチャネルMOSトランジスタ2bhがオン状態と
なり、このノード2bdから接地ノードGNDへ電流を
放電し、電圧VP2の電圧レベルを低下させる。一方、
電圧VP2が、電圧Vrpよりも低い場合には、差動増
幅器2beの出力信号がLレベルとなり、pチャネルM
OSトランジスタ2bfか導通状態となり、電源ノード
VDDからノード2bdへ電流を供給し、電圧VP2の
電圧レベルを上昇させる。このときには、差動増幅器2
bgの出力信号がLレベルであり、nチャネルMOSト
ランジスタ2bhはオフ状態にある。したがって、電圧
VP2は、ほぼ電圧Vrpの電圧レベルに保持される。
【0055】pチャネルMOSトランジスタ2baのし
きい値電圧Vthpを、チャネル領域へのイオン注入な
どにより、適当な値に設定することにより、所望の電圧
レベルのバックゲート電圧VP2を生成することができ
る。また、MOSトランジスタ2bfおよび2bhを用
いることにより、バックゲート電圧切換時において、高
速で内部回路1(図1参照)に含まれるpチャネルMO
Sトランジスタのバックゲート電圧を切換えることがで
きる。
【0056】電圧VN2を発生する電圧発生回路4b
も、図6に示す構成と同様の構成を用いて実現すること
ができるが、図7においては、別の構成を示す。
【0057】図7は、図1に示す電圧発生回路4bの構
成の一例を示す図である。図7において、電圧発生回路
4bは、電源ノードVDDと内部ノード4bbの間に接
続される高抵抗の抵抗素子4baと、内部ノード4bb
と接地ノードGNDの間に互いに直接に接続されるダイ
オード接続されたnチャネルMOSトランジスタ4bc
および4bdと、電源ノードVddとノード4bfの間
に接続されかつそのゲートに内部ノード4bbからの電
圧Vrnを受けるnチャネルMOSトランジスタ4be
を含む。
【0058】nチャネルMOSトランジスタ4bcおよ
び4bdのそれぞれのチャネル抵抗は、高抵抗抵抗素子
4baの抵抗値よりも十分小さくされており、これらの
MOSトランジスタ4bcおよび4bdはダイオードモ
ードで動作し、しきい値電圧Vthnの電圧降下を生じ
させる。したがって、内部ノード4bbからの電圧Vr
nは、2・Vthnの電圧レベルとなる。nチャネルM
OSトランジスタ4beは、そのゲート電圧がドレイン
に与えられる電源電圧VDDよりも低いため、ソースフ
ォロアモードで動作し、出力ノード4bfには、そのゲ
ート電圧Vrnからしきい値電圧Vth低い電圧を伝達
する。したがって、電圧VN2は、Vthnとなる。こ
こで、MOSトランジスタ4bc、4bdおよび4be
のしきい値電圧はすべて等しいと仮定している。したが
って、これらのMOSトランジスタ4bc、4bdおよ
び4beのしきい値電圧を、チャネル領域へのイオン注
入などにより適当な値に設定することにより、必要な電
圧レベルのバックゲート電圧VN2を発生することがで
きる。特に、MOSトランジスタ4beの電流供給力を
十分大きくする(ゲート幅Wを大きくする)ことによ
り、高速で、バックゲート電圧切換時においても、内部
回路1に含まれるnチャネルMOSトランジスタのバッ
クゲート電圧を高速で切換えることができる。
【0059】また、この図7に示すソースフォロアモー
ドトランジスタを用いて所定の電圧レベルを発生する回
路構成は、電圧VP2を発生する電圧発生回路2bに対
しても適用することができる。図7の接地ノードと電源
ノードとを入換えかつnチャネルMOSトランジスタを
すべてpチャネルMOSトランジスタにすれば、電圧V
P2を生成することができる。
【0060】図8は、図1に示す電圧VN1を発生する
電圧発生回路4aの構成の一例を示す図である。図8に
おいて、電圧発生回路4aは、クロック信号φを受ける
キャパシタ4aaと、ノード4abと接地ノードGND
の間で接続されかつそのゲートがノード4abに接続さ
れるnチャネルMOSトランジスタ4acと、ノード4
abと出力ノード4afの間に接続されかつそのゲート
が出力ノード4afに接続されるnチャネルMOSトラ
ンジスタ4adと、出力ノードafの電圧レベルを所定
電圧レベルにクランプするクランプ回路4aeを含む。
図8において、このクランプ回路4aeは、出力ノード
4afと接地ノードGNDの間に接続されかつそのゲー
トが接地ノードGNDに接続される1つのnチャネルM
OSトランジスタ4aeaを含むように示される。
【0061】クロック信号信号φは、電源電圧VDDと
接地電圧GNDの間のレベルで変化する。このキャパシ
タ4aaは、そのチャージポンプ動作により、ノード4
abの電圧レベルを変化させる。MOSトランジスタ4
acは、ダイオードモードで動作し、このノード4ab
の電圧レベルをVthnの電圧レベルでクランプする。
したがって、ノード4abの電圧は、そのキャパシタ4
aaのチャージポンプ動作により、VthnとVthn
−VDDの間で変化する。
【0062】MOSトランジスタ4adは、出力ノード
afの電圧が、ノード4abの電圧レベルよりも、その
しきい値電圧Vthn以上高いときに導通し、出力ノー
ド4afからノード4abへ電荷を供給する。したがっ
て、ノード4abの電圧レベルがVth−VDDの電圧
レベルに低下したとき、MOSトランジスタ4adが導
通し、出力ノード4afの電圧レベルを低下させる。最
終的に、出力ノード4afは、したがって2・Vthn
−VDDの電圧レベルに到達する。この出力ノード4a
fの電圧レベルは、クランプ回路4aeにより、−Vt
hnの電圧レベルにクランプされる。したがって、電圧
VN1は、−Vthnの電圧レベルとなる。これらのM
OSトランジスタ4ac、4adおよび4aeaのしき
い値電圧を適当な値に設定することにより、電圧VN1
を所望の負電圧レベルに設定することができる。
【0063】図9は、図1に示す電圧VP1を発生する
電圧発生回路2aの構成の一例を示す図である。図9に
おいて、電圧発生回路2aは、クロック信号φを受ける
キャパシタ2aaと、電源ノードVDDと内部ノード2
abの間に接続されかつそのゲートがノード2abに接
続されるpチャネルMOSトランジスタ2acと、ノー
ド2abと出力ノード2afの間に接続されかつそのゲ
ートが出力ノード2afに接続されるpチャネルMOS
トランジスタ2adと、出力ノード2afの電圧レベル
を所定電圧レベルにクランプするクランプ回路2aeを
含む。図9において、このクランプ回路2aeは、電源
ノードVDDと出力ノード2afの間に接続されかつそ
のゲートが電源ノードVDDに接続される1つのpチャ
ネルMOSトランジスタ2aeaを含むように示され
る。このクランプ回路2aeは、したがって、1つのp
チャネルMOSトランジスタ2aeaを含むとき、出力
ノード2afを、VDD+|Vthp|の電圧レベルに
クランプする。
【0064】この図9に示す電圧発生回路2aは、図8
に示す電圧発生回路4aのMOSトランジスタの導電型
および接続を切換えているだけである。したがって、こ
の図9に示す電圧発生回路2aにおいては、内部ノード
2abの電圧が、|Vthp|とVDD+|Vthp|
の電圧レベルの間で印加し、MOSトランジスタ2ad
は、内部ノードabの電圧レベルが、出力ノード2af
の出力レベルより|2Vthp|以上高いときに導通し
て、出力ノード2afに電荷を供給する。したがって、
この電圧発生回路2aは、出力ノード2afに対し、V
DD+2|Vthp|の電圧を伝達することができる。
クランプ回路2aeがこの出力ノード2afの電圧レベ
ルをVDD+|Vthp|の電圧レベルへクランプす
る。したがって、電圧VP1は、VDD+|Vthp|
の電圧レベルとなる。このクランプ回路2aeに含まれ
るpチャネルMOSトランジスタ2aeaのしきい値電
圧を適当な値に設定することにより、この電圧VP1の
電圧レベルを所望の電圧レベルに設定することができ
る。
【0065】図10は、図1に示す選択回路3の構成の
一例を示す図である。図10において、選択回路3は、
モード検出回路からの選択信号ZSELp1に応答して
選択的に導通し、入力ノード3aに与えられた電圧VP
1を出力ノード3dに伝達するトランスファゲート3e
と、モード検出回路からの選択信号ZSELp2に応答
して選択的に導通し、入力ノード3bに与えられる電源
電圧VDDを出力ノード3dに伝達するトランスファゲ
ート3fと、モード検出回路からの選択信号ZSELp
3に応答して選択的に導通して、入力ノード3cに与え
られた電圧VP2を出力ノード3dに伝達するトランス
ファゲート3gを含む。図10において、トランスファ
ゲートゲート3e、3fおよび3gの各々は、pチャネ
ルMOSトランジスタで構成される場合が一例として示
される。選択信号ZSELp1は、接地電圧GNDと高
電圧VPPの間で変化する。高電圧VPPは、電圧VP
1の電圧レベル以上の電圧である。選択信号ZSELp
2およびZSELp3は、接地電圧GNDと電源電位V
DDの間で変化する。これらの選択信号ZSELP1、
ZSELP2およびZSELP3は、活性状態のときに
接地電圧GNDレベルとなる。選択信号GSELp1の
非活性状態の高電圧VPPは、通常のレベル変換回路を
用いて容易に実現することができる。高電圧VPPは、
たとえば図9に示す電圧発生回路の出力電圧VP1を高
電圧VPPとして利用することができる。
【0066】この図10に示す選択回路3の構成におい
ては、活性状態の選択信号に対して設けられたトランス
ファゲートのみが導通状態となり、残りのトランスファ
ゲートは非導通状態となり、選択信号ZESLp1〜Z
ESLp3が指定する電圧が選択されて出力ノード3d
へ伝達される。
【0067】図11は、図1に示す選択回路5の構成の
一例を示す図である。図11におい、選択回路5は、モ
ード検出回路からの選択信号SELn1に従って、入力
ノード5aに与えられた電圧VN1を選択して出力ノー
ド5dに伝達するトランスファゲート5eと、モード検
出回路からの選択信号SELn2に応答して選択的に導
通し、入力ノード5bに与えられた接地電圧GNDを出
力ノード5dに伝達するトランスファゲート5fと、モ
ード検出からの選択信号SELn3に応答して選択的に
導通し、入力ノード5cに与えられた電圧VN2を出力
ノード5dに伝達するトランスファゲート5gを含む。
図11において、トランスファゲート5e、5fおよび
5gは、それぞれnチャネルMOSトランジスタで構成
される場合が一例として示される。
【0068】選択信号SELn1は、負電圧VBBと電
源電圧VDDの間で変化し、選択信号SELn2および
SELn3は、接地電圧GNDと電源電圧VDDの電圧
レベルで変化する。この選択信号SELn1〜SELn
3は、活性化時電源電圧VDDの電圧レベルに設定さ
れ、非活性化時、負電圧または接地電圧レベルに設定さ
れる。選択信号SELn1は、通常の、レベル変換回路
を用いその接地電圧GNDの電圧レベルが負電圧VBB
レベルに変換される。
【0069】この図11に示す選択回路5においても、
選択信号SELn1〜SELn3に従って、指定された
動作モードに対応する電圧が選択されてnチャネルMO
Sトランジスタに対するバックゲート電圧VNGとして
出力される。
【0070】また、この図10および図11に示すトラ
ンスファゲート3e〜3gおよび5e〜5gは、CMO
Sトランスミッションゲートで構成されてもよい。
【0071】図12は、図1に示すモード検出回路10
の構成の一例を示す図である。図12において、モード
検出回路10はたとえば操作キーの操作により発生され
る動作モード指示信号を受ける入力ノード10aa、1
0ab、…10acと、この入力ノード10aa〜10
acに与えられた動作モード指示信号をデコードし、選
択信号SELp(ZSELp1〜ZSELp3)および
SELn(SELn1〜SELn3)を発生するデコー
ダ10bを含む。この図12に示すモード検出回路の構
成においては、半導体集積回路装置の動作モードを指定
する操作キーの操作により、入力ノード10aa〜10
acに対し動作モードを指定する制御信号が与えられ
る。デコーダ10bは、この入力ノード10aa〜10
acに与えられた制御信号をデコードし、この制御信号
が指定する動作モードに応じた電圧を選択するように選
択信号SELpおよびSELnを発生する。
【0072】[モード検出回路の変更例]図13は、図
1に示すモード検出回路10の変更例の構成を示す図で
ある。図13において、モード検出回路10は、内部回
路1の動作制御を行なうとともにその状態を監視するた
とえばプロセサで構成される制御回路10cと、制御回
路10cからのこの内部回路1の動作モードを指定する
動作モード指示信号φOPに従って、選択信号SELp
およびSELnを発生する選択信号発生回路10dを含
む。制御回路10cは、外部から与えられるモード指示
信号または処理内容にしたがって自身が内部で発生する
モード指示信号に従って内部回路1の動作モードを指定
するとともに、この内部回路1の動作を制御し、かつこ
の内部回路1の動作モードを指定する動作モード指定信
号φOPを出力する。選択信号発生回路10dは、この
動作モード指示信号φOPをデコードして、選択信号S
ELpおよびSELnを選択的に活性状態へ駆動する。
この選択信号発生回路10dは、図10および図11に
示す選択信号SELp1〜SELp3およびSELn1
〜SELn3それぞれに対応して設けられるレジスタを
含み、制御回路10cからの動作モード指示信号φOP
に従って、実行すべき動作モードに対応する選択信号ま
たはフラグをレジスタ内に受取る構成が用いられてもよ
い。
【0073】なお、電圧発生回路2a,2b,4aおよ
び4bは、非選択時電圧発生動作を停止させるように構
成されてもよく、また、これらの電圧は外部から与えら
れてもよい(電圧発生回路はこの場合、電圧パッドに対
応する)。
【0074】以上のように、この発明の実施の形態1に
従えば、動作モードに応じて、MOSトランジスタのバ
ックゲートに与えられる電圧レベルを調整しているた
め、動作速度に合せて、MOSトランジスタのスイッチ
ング速度を調整するとともに、サブスレッショルドリー
ク電流を調整することができ、高速動作および低消費電
流を実現することができる。
【0075】[実施の形態2]図14は、この発明の実
施の形態2に従う半導体集積回路装置の全体の構成を概
略的に示す図である。図14においては、半導体集積回
路装置として、携帯電話システムの構成が示される。図
14において、半導体集積回路装置は、マイクロホン2
1を介して与えられる音声信号にたとえばADPCMな
どの圧縮処理を施し、かつ受信信号をたとえばADPC
M復号処理を行なって伸長してスピーカ22へ再生音声
信号を出力する音声コーデック20と、音声コーデック
20から与えられた送信信号を周波数変換してアンテナ
24を介して送信するとともに、アンテナ24を介して
受信した受信信号の所定の周波数領域の信号を抽出して
音声コーデック20へ与える送受信回路23と、データ
通信時、図示しないパーソナルコンピュータのデータ信
号の変復調を行なって、音声コーデック20と図示しな
いパーソナルコンピュータとの間でのデータ送受信を行
なうためのモデム25と、音声コーデック20および送
受信回路23の動作を制御するとともに、入力装置27
から与えられる動作モード指示信号に従ってこれらの音
声コーデック20および送受信回路23の動作モードを
制御する制御回路26と、制御回路26からの動作モー
ド指示信号(選択信号)に従って、音声コーデック20
に含まれるMOSトランジスタのバックゲート電圧VG
NおよびVGPの電圧レベルを変換する電圧発生回路2
8を含む。この電圧発生回路28からのバックゲート電
圧VGPおよびVGNは、また、送受信回路23へも与
えられる。
【0076】送受信回路23は、デジタル携帯電話シス
テムにおいては、送信信号および受信信号の時分割多重
化、周波数変復調(QPSK変復調)、搬送波への重畳
および搬送波の除去、ならびにバンドパスフィルタ処理
などを行なう。一例として、この送受信回路23に含ま
れるMOSトランジスタのバックゲートバイアスの切換
えは以下の様に行なわれる。これらの処理は、信号の送
受信時においては、同一速度で行なわれるため、この送
受信回路23に含まれるMOSトランジスタは、信号の
送受信時においては、高速モードで動作し、バックゲー
トバイアスが浅くされる。一方送受信が行なわれないス
タンバイ状態においては、この送受信回路23における
MOSトランジスタのバックゲートバイアスが深くさ
れ、サブスレッショルドリーク電流が低減される。した
がって、この場合には、この送受信回路23は、構成要
素のMOSトランジスタのバックゲートバイアスが2つ
の状態で切換えられる。
【0077】一方、音声コーデック20は、その送受信
すべき信号の内容に応じて、処理速度を変更することが
できるため、電圧発生回路28からMOSトランジスタ
のバックゲートへ与えられるバックゲート電圧VGNお
よびVGPは、制御回路26の制御の下に、各動作モー
ドに応じて切換えられる。
【0078】図15は、図14に示す入力装置27の構
成の一例を示す図である。図15において、入力装置2
7は、その半導体集積回路装置に対する電源の投入/遮
断を指令する電源キー27aと、送信番号、送信文字な
どを入力するテンキー27bと、通信開始、通信終了な
どの動作モードを指定する操作キー27cを含む。制御
回路26は、この入力装置27の各キーの押圧により、
指定された動作モードを検出し、この動作モードに応じ
た選択信号を発生して電圧発生回路28へ与え、また制
御回路26は、送受信回路23において、動作状態が継
続しているか否かをも判定し、その判定結果に従って、
電圧発生回路28から発生されるバックゲート電圧VG
NおよびVGPの電圧レベルを調整する。次に、この図
14に示す半導体集積回路装置の動作を図16に示すフ
ロー図を参照して説明する。
【0079】入力装置27の操作キー27cを介して通
信開始指示が与えられたか否かを制御回路26が監視す
る(ステップS1)。通信開始が指示されておらず、ま
た電源キー27aが押圧されており、電源が投入されて
いる状態においては、制御回路26は、電圧発生回路2
8に対し、バイアスが深い状態となるバックゲート電圧
VN2およびVP2を選択するように指令する(ステッ
プS2)。
【0080】操作キー27cが操作され、通信開始が指
示された場合、まず、制御回路26は、電圧発生回路2
8に対し、中速モードである接地電圧GNDおよび電源
電圧VDDを選択する指令を与える(ステップS3)。
音声コーデック20は、中速モードで動作可能となる。
送受信回路23は、この状態において、まだ深いバイア
ス状態に設定される。この通信開始の検出は、また受信
信号に含まれるリングトーン信号の検出によっても行な
われる。
【0081】呼が発生している状態において、中速モー
ドでこの半導体集積回路装置が動作し、発呼側および被
呼側両者が、応答状態となるか否かが検出される(ステ
ップS4)。この呼確立は、送信時においては、相手側
から返送されるリングトーン信号の有無により検出され
る。受信側の場合には、操作キー27cによるオフフッ
クキーの押圧を検出することにより行なわれる。
【0082】次いで、送受信される信号が音声信号であ
るかたとえばパーソナルコンピュータに対するデータ信
号であるかの判定が行なわれる(ステップS5)。この
送受信すべき信号が音声信号であるかデータ信号である
かの検出は、通信開始後、受けた信号の周波数などの特
性を検出することにより行なわれる(ステップS5)。
【0083】通信信号が、音声信号の場合、音声コーデ
ック20は、高速で信号処理をする必要があるため、制
御回路26は、電圧発生回路28に対し、バックゲート
を最も浅い状態に設定するため、バックゲート電圧VN
1およびVP1を選択するように電圧発生回路28に対
し指令を与える。一方、通信信号がデータ信号の場合、
圧縮伸長処理において、音声に比べてデータの差分値は
小さく、高速処理する必要はなく、この電圧発生回路2
8からのバックゲート電圧は、中速状態の接地電圧GN
Dと電源電圧VDDに設定される。この状態で通信が実
行される(ステップS7)。
【0084】ついで、制御回路26は、この通信時にお
いて、送受信回路23を監視し、無音状態が継続してい
るか否かを判定する(ステップS8)。無音状態が一定
時間継続していると判定した場合、音声コーデック20
においては、無音状態の信号を、中速で伸長処理を行な
うことができるため、電圧発生回路28に対し、そのバ
ックゲートバイアスを浅くするため、接地電圧GNDお
よびVDDを選択するように制御回路26が指令を与え
る(ステップS9)。この電源電圧発生回路28から音
声コーデック20へバックゲート電圧の中速モードへの
設定は、無音状態が終了するまで継続される。
【0085】ステップS10において、無音状態が完了
したと判定されると、通信が継続されているか否かの判
定が行なわれる。また、ステップS8において、無音状
態が存在しないと判定された場合には、同様、ステップ
S11へ移り、通信の完了か否かの判定が行なわれる。
この通信完了の検出は、送信側においては、操作キー2
7cの操作(オンフックキー操作)により行なわれる。
通信が継続している場合には、再びステップS7へ戻
る。一方、通信が完了すると、ステップS2へ移り、電
圧発生回路28から発生される電圧が、バイアス状態の
深い電圧VN2およびVP2が選択される。
【0086】この動作モードに応じてバックゲート電圧
を切換える場合、たとえばバックゲート電圧の切換えに
10ms要したとしても、人間の聴感においては、この
ような時間は極めて短時間であり、バイアス切換え時に
おいて、仮にノイズが生じても、何ら問題は生じない。
データ信号送信時においては、このモード切換えの処理
状態は、ほぼ存在せず、また生じても、中速モードで音
声コーデック20が動作しており、バックゲート電圧の
切換えは行なわれないため、何ら問題は生じない。
【0087】以上のように、この発明の実施の形態2の
携帯電話システムにおいて、各動作モードに応じて、バ
ックゲート電圧の電圧レベルを切換えることにより、処
理に応じて最適速度で最適の電流駆動力で動作させるこ
とができ、低消費電流で処理性能が改善された携帯電話
システムを実現することができる。
【0088】[実施の形態3]図17は、この発明の実
施の形態3に従う半導体集積回路装置の構成の全体を概
略的に示す図である。この図17に示す半導体集積回路
装置は、PDA(パーソナル・デジタル・アシツタン
ツ)などの携帯情報端末である。
【0089】図17において、半導体集積回路装置は、
動作指示、および情報などを入力しかつ演算処理結果を
表示する入力/表示装置30と、この入力/表示装置3
0を介して与えられた指示信号およびデータに従って所
定の処理を行なう処理装置32と、処理装置32の情報
処理時における作業領域および保持すべき情報を記憶す
るメモリ34と、処理装置32の内部制御信号等を受
け、この処理装置32の動作モードを検出し、動作モー
ドに対応する選択信号を発生する動作モード検出回路3
6と、この動作モード検出回路36からの選択信号に従
って、処理装置32に含まれるMOSトランジスタのバ
ックゲート電圧VGNおよびVGPの電圧レベルを変更
する電圧発生回路38を含む。
【0090】入力/表示装置30は、アイコンなどによ
る動作モードを選択するためのメニューの表示および手
書き文字の入力などの入力インタフェースを有し、また
操作処理結果を表示する表示画面を有する。処理装置3
2は、この入力/表示装置30から与えられた動作モー
ド指示および処理情報に従ってメモリ34を利用して、
処理を行ない、その処理結果を入力/表示装置30の表
示画面上に表示する。動作モード検出回路36は、この
処理装置32の動作モードのモード指示信号に従って実
行される動作モードを検出する。この場合、動作モード
検出回路36は、たとえば、処理装置32が、入力/表
示装置30に対し、情報の入力を要求している場合、そ
の信号を用いて、入力情報を受ける動作モード状態にあ
ることを検出し、必要な情報が入力された場合には、処
理装置32が、演算処理を行なうため、このとき処理装
置32は、入力される表示装置30に対し、演算処理中
であることを示す信号を出力するため、この信号を用い
て、動作モード検出回路36は、演算処理動作モード中
であることを検出する。
【0091】また、動作モード検出回路36は、入力/
表示装置30に対し、処理装置32が演算結果データを
表示する場合、処理装置32から入力/表示装置30に
対し、情報の表示を出力することを示す信号が出力され
るため、動作モード検出回路36は、この信号を検出し
て、表示モードであることを検出する。電圧発生回路3
8は、この動作モード検出回路36からこの処理装置3
2の動作モードに従って発生される選択信号に従ってそ
の発生するバックゲート電圧VGNおよびVGPを切換
える。
【0092】図18は、この電圧発生回路38が発生す
るバックゲート電圧VGPおよびVGNの電圧レベルを
示す図である。図18に示すように、動作モード検出回
路36は、4つの動作モードに応じて選択信号を発生す
る。この4つの動作モードは、処理装置32が、演算処
理を行なうモード(高速モード)、処理装置32が、演
算処理結果を入力/表示装置30に表示する表示モード
(中速モード)、処理装置32に対し入力/表示装置3
0から、動作モードおよび処理情報などの入力が行なわ
れる入力モード(ヒューマンインタフェースモード:低
速モード)、および入力/表示装置30から何ら情報の
入力が行なわれない無入力モード(スタンバイモード)
である。このスタンバイモードについては、入力/表示
装置30から、所定時間以上何ら情報が入力されない場
合においても、処理装置32が、スタンバイモードに入
り、低消費電力モードとなる。
【0093】演算処理モードにおいては、電圧発生回路
38は、最もバックゲートバイアスが浅くなる電圧VN
1およびVP1を選択して処理装置32のMOSトラン
ジスタのバックゲートへ与える。表示を行なう中速モー
ドにおいては、高速動作性は必要とされないため(人間
の目の感度から)、その処理装置32は中速モードで動
作し、バックゲート電圧は接地電圧GNDと電源電圧V
DDに設定される。入力モード(ヒューマンインタフェ
ースモード)においては、操作者が、入力/表示装置3
0を介して情報の入力を行ない、このときたとえば手書
き文字の入力などが行なわれるため、高速処理が必要と
されず、単に、処理装置32は、この入力/表示装置3
0から操作者により入力される方法を、一旦メモリ34
に格納する動作を行なうだけであり、低速動作で十分で
あり、そのバックゲートバイアスは深くされ、電圧VN
2およびVP2が選択されて電圧発生回路38から発生
される。
【0094】スタンバイモード時においては、処理装置
32は何ら処理を行なわず、MOSトランジスタはスイ
ッチング動作を行なわないため、低消費電力のために、
そのバックゲート電圧は最も深くされ、電圧VN3およ
びVP3が選択される。この図18に示すように、各動
作モードに応じて、バックゲート電圧レベルを調整する
ことにより、処理性能を損なうことなく低消費電流を実
現することができる。
【0095】今、この図17に示す半導体集積回路装置
において、メモリ34、情報を保持するデータ保持モー
ドが指定されたとき、電池を電源としてデータの保持が
行なわれるが、この場合、低消費電流により、電池寿命
を長くする必要があり、スタンバイモードが設定され
て、バックゲートバイアスとして、電圧VN3およびV
P3が選択されてメモリ34周辺回路へ与えられる。デ
ータ保持モードが指定されないときには、電源が完全に
遮断され、メモリ34のRAM(ランダム・アクセス・
メモリ)などの揮発性メモリ情報は消去される。必要情
報を不揮発的に記憶する不揮発性メモリがメモリ34と
して用いられている場合には、このデータ保持モードは
行なう必要はない。
【0096】以上のように、この発明の実施の形態3に
従えば、携帯情報端末においても、演算処理モード、表
示モード、ヒューマンインタフェースモードおよびスタ
ンバイモードに応じて、この処理装置32のMOSトラ
ンジスタのバックゲートへ与えられる電圧レベルを調整
しているため、処理性能を損なうことなくサブスレッシ
ョルドリーク電流による不要な消費電流を低減すること
ができる。
【0097】
【発明の効果】以上のように、この発明に従えば、複数
の動作モードを有する半導体集積回路装置において、M
OSトランジスタのソース電圧を基準として、互いに極
性の異なる電圧を発生する電圧発生回路を設け、動作モ
ードに応じてこれらの複数の電圧の1つを選択して、M
OSトランジスタのバックゲートへ与えるように構成し
ているため、MOSトランジスタのコントロールゲート
とバックゲートの間に必要以上に大きな電圧が印加され
ることがなく、MOSトランジスタの信頼性を損なうこ
となく、また動作モードに応じたスイッチング速度およ
び電流駆動量を有するMOSトランジスタを容易に実現
することができる。また、バックゲート電圧として、接
地電圧GNDおよび電源電圧VDDを動作モードに応じ
て選択するように構成しているため、このソースおよび
バックゲートが同一電圧のときの動作性能を基準として
各バックゲート電圧レベルを設定することができ、設計
が容易となる。
【0098】また、半導体集積回路装置の動作モードが
スタンバイモード、音声通信モードおよびデジタル通信
モードを含む場合、音声通信モード、MOSトランジス
タを最も浅いバイアス状態におくバックゲート電圧を選
択し、データ通信モードにおいては、中間のバックゲー
トバイアス状態におく電圧を選択しかつスタンバイモー
ド時には、最も深いバイアス状態におくバックゲート電
圧を選択することにより、携帯電話システムのような、
電池を電源として動作する半導体集積回路装置におい
て、サブスレッショルドリーク電流のような不必要な消
費電流を生じさせることなく最適な動作速度でMOSト
ランジスタを動作させることができる。中速動作時に、
このMOSトランジスタの必要以上の高速スイッチング
動作による電源電圧の変動などの誤動作を防止すること
ができ、処理性能を劣化させることなく正確に処理動作
を行なうことが可能となる。
【0099】また、複数の動作モードが、演算処理モー
ド、演算処理結果を表示画面に表示する表示モード、お
よびユーザが処理データおよび動作モードを指定する信
号を入力するインタフェースモードを有するとき、各動
作モードに応じて、このMOSトランジスタのバックゲ
ート電圧レベルを調整することにより、各動作モードに
応じて、最適動作速度でMOSトランジスタを動作させ
ることができるとともに、サブスレッショルドリーク電
流による不要な電流消費を低減することができる。ま
た、複数のバイアス電圧のうち、MOSトランジスタの
ソース電圧と同じ電圧レベルの電圧を利用することによ
り、バックゲート電圧を発生する回路は、MOSトラン
ジスタのソース電圧発生部と共用することができ、回路
占有面積を低減できる。また、ソース電圧は、通常一定
電圧であり、このソース電圧とバックゲート電圧が同じ
場合のバックゲート効果が存在しない場合のMOSトラ
ンジスタを基準として、MOSトランジスタを作成し、
動作モードに応じてそのしきい値電圧が最適値となるよ
うに、バックゲート電圧を容易に決定することができ、
必要とされる動作性能を有するMOSトランジスタを容
易に実現することができる。
【0100】また、CMOSトランジスタのpおよびn
MOSトランジスタ両者のバックゲート電圧をともに調
整することにより、入力信号のレベル変換などが生じる
ことなくまた信号の立上がりおよび立下がり時間も同様
に変化するため、CMOSトランジスタのpおよびnM
OSトランジスタの動作性能をともに調整して、動作速
度に合せて正確な動作を低消費電力で実現することがで
きる。
【0101】また、演算処理モード、表示モードおよび
ヒューマンインタフェースモードを有する動作モードに
おいてさらにスタンバイモード時にもバイアス電圧を調
整した場合、より柔軟に、動作モードに合せて、消費電
流量および動作速度を最適値に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に従う半導体集積回
路装置の全体の構成を概略的に示す図である。
【図2】 (A)は、図1に示すpチャネルMOSトラ
ンジスタの概略断面構造およびバックゲート電圧を示
し、(B)は、図1に示すnチャネルMOSトランジス
タの概略断面構造およびバックゲート電圧を示す図であ
る。
【図3】 (A)は、図1に示す内部回路の高速動作モ
ード時のバックゲート電圧を示し、(B)は、中速モー
ド時におけるバックゲート電圧を示し、(C)は、低速
モード時におけるバックゲート電圧の印加態様をそれぞ
れ示す図である。
【図4】 (A)は、図1に示す内部回路のサブスレッ
ショルドリーク電流が流れる経路を概略的に示す図であ
り、(B)は、図1に示す内部回路の消費電流と入力信
号の関係を概略的に示す図である。
【図5】 図1に示す電圧発生回路の発生するバックゲ
ート電圧としきい値電圧との関係を概略的に示す図であ
る。
【図6】 図1に示すバックゲート電圧VP2を発生す
る回路構成の一例を示す図である。
【図7】 図1に示すバックゲート電圧VN2を発生す
る電圧発生回路の構成の一例を図である。
【図8】 図1に示すバックゲート電圧VN1を発生す
る電圧発生回路の構成の一例を示す図である。
【図9】 図1に示すバックゲート電圧VP1を発生す
る電圧発生回路の構成の一例を示す図である。
【図10】 図1に示すバックゲート電圧VGPを発生
する選択回路の構成の一例を示す図である。
【図11】 図1に示すバックゲート電圧VGNを発生
する選択回路の構成の一例を示す図である。
【図12】 図1に示すモード検出回路の構成を概略的
に示す図である。
【図13】 図1に示すモード検出回路の他の構成を概
略的に示す図である。
【図14】 この発明の実施の形態2に従う半導体集積
回路装置の全体の構成を概略的に示す図である。
【図15】 図14に示す入力装置の構成を概略的に示
す図である。
【図16】 図14に示す半導体集積回路装置の動作を
示すフロー図である。
【図17】 この発明の実施の形態3に従う半導体集積
回路装置の全体の構成を概略的に示す図である。
【図18】 図17に示す電圧発生回路の発生するバッ
クゲート電圧と動作モードとの対応関係を示す図であ
る。
【図19】 従来の半導体集積回路装置の構成を示す図
である。
【図20】 図19に示すバックゲート電圧レベルを示
す図である。
【図21】 通常のMOSトランジスタのサブスレッシ
ョルド電流特性を概略的に示す図である。
【図22】 従来のMOSトランジスタのバックゲート
電圧変更時の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1 内部回路、2a,2b,4a,4b 電圧発生回
路、3,5 選択回路、10 モード検出回路、P1,
P2,PM pチャネルMOSトランジスタ、N1,N
2,NM nチャネルMOSトランジスタ、20 音声
コーデック、23送受信回路、25 モデム、26 制
御回路、27 入力装置、28 電圧発生回路、30
入力/表示装置,32 処理装置、36 動作モード検
出回路、38 電圧発生回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定電圧を受けるソースとバックゲート
    とを有する絶縁ゲート型電界効果トランジスタを構成要
    素として含み、かつ複数の動作モードで動作可能な内部
    回路、 互いに電圧レベルが異なりかつ前記絶縁ゲート型電界効
    果トランジスタのソース電圧を基準として互いに極性の
    異なる電圧および前記ソース電圧と同一電圧レベルの電
    圧を含む複数のバイアス電圧を生成するバイアス電圧発
    生手段、 前記内部回路の動作モードを検出し、該検出した動作モ
    ードに応じた選択信号を発生する動作モード検出手段、
    および前記動作モード検出手段からの選択信号と前記バ
    イアス電圧発生手段からの複数のバイアス電圧とを受
    け、該受けた選択信号に従って前記複数のバイアス電圧
    のうちの1つを選択して前記絶縁ゲート型電界効果トラ
    ンジスタのバックゲートへ印加するバイアス電圧選択手
    段を備える、半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の動作モードは、スタンバイモ
    ード、音声通信モードおよびデータ通信モードを含み、 前記バイアス電圧選択手段は、 前記検出動作モードが前記音声通信モードを示すとき前
    記複数のバイアス電圧のうち前記絶縁ゲート型電界効果
    トランジスタを第1のバイアス状態におく第1のバイア
    ス電圧を選択し、前記検出動作モードが前記データ通信
    モードを示すとき、前記絶縁ゲート型電界効果トランジ
    スタを前記第1のバイアス状態よりも深い第2のバイア
    ス状態におく第2のバイアス電圧を選択しかつさらに前
    記検出動作モードが前記スタンバイモードを示すとき前
    記絶縁ゲート型電界効果トランジスタを前記第2のバイ
    アス状態よりも深い第3のバイアス状態におく第3のバ
    イアス電圧を選択する手段を含み、前記第1のバイアス
    電圧と前記第3のバイアス電圧は前記絶縁ゲート型電界
    効果トランジスタのソース電圧を基準として極性が異な
    る、請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の動作モードは、与えられたデ
    ータに演算処理を施す演算処理モードと、ユーザがデー
    タを入力するインタフェースモードと、演算結果を表示
    画面に表示する表示モードとを有し、 前記バイアス電圧選択手段は、 前記検出動作モードが前記演算処理モードを示すとき前
    記複数のバイアス電圧のうち前記絶縁ゲート型電界効果
    トランジスタを第1のバイアス状態におく第1のバイア
    ス電圧を選択し、前記表示モードを示すとき前記絶縁ゲ
    ート型電界効果トランジスタを前記第1のバイアス状態
    よりも深い第2のバイアス状態におく第2のバイアス電
    圧を選択し、かつさらに前記インタフェースモードを示
    すとき前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタを前記第
    2のバイアス状態よりも深い第3のバイアス状態におく
    第3のバイアス電圧を選択する手段を含み、前記第1お
    よび第3のバイアス電圧は前記絶縁ゲート型電界効果ト
    ランジスタのソース電圧を基準として極性が異なる、請
    求項1記載の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のバイアス電圧は、前記絶縁ゲ
    ート型電界効果トランジスタのソース電圧と同じ電圧レ
    ベルである、請求項2または3記載の半導体集積回路装
    置。
  5. 【請求項5】 前記絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
    は、pチャネルMOSトランジスタとnチャネルMOS
    トランジスタとを有するCMOSトランジスタを備え、
    前記バイアス電圧発生手段および前記バイアス電圧選択
    手段は、前記pチャネルMOSトランジスタおよびnチ
    ャネルMOSトランジスタそれぞれに対して設けられる
    バイアス電圧発生回路およびバイアス電圧選択回路の組
    を含む、請求項1から4のいずれかに記載の半導体集積
    回路装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の動作モードはさらにスタンバ
    イモードを含み、前記バイアス電圧選択手段は、前記検
    出動作モードが前記スタンバイモードのとき、前記第3
    のバイアス電圧よりさらに深いバイアス状態を与える第
    4のバイアス電圧を選択する、請求項3記載の半導体集
    積回路装置。
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