JP4620522B2 - 半導体回路 - Google Patents

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本発明は、携帯電話機やPDA(PersonalDigital Assistance)等の携帯電子機器用LSI(Large Scale Integrated circuit)等に用いられ、低電源電圧で動作可能な半導体回路に関する。
近年、携帯電子機器用LSIの動作電源電圧は低下する一方であるが、低電圧化に向けてはMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタのしきい値電圧の設定が重要である。しきい値電圧が低い場合、待機時のリーク電流が増大し、しきい値電圧が高い場合は動作時の電流量減少・動作速度低下といった不具合が出てくる。またMOSトランジスタのしきい値電圧は、その製造過程及び使用する環境温度の変化などに起因するばらつきを有するものであり、上記しきい値電圧のばらつき幅を考慮すると電源電圧の低電圧化は益々難しくなる。
この解決手段として、バルク電位とソース電位の電位差に応じて、しきい値電圧が変動する基板バイアス効果を利用した手法があり、従来法には、特許文献1に開示される動作時と待機時とでスイッチによりバルク電位を切り替えることで、動作時と待機時とで異なるしきい値電圧を有する方法がある。
また、本願発明は、後述するようにMOSトランジスタの動作時のしきい値電圧の絶対値及びばらつき幅の低減を図り、低電圧動作可能な半導体回路を提供するものであるが、同様の技術に、低電圧用途ではないもののSRAM回路において、特許文献2に開示されるしきい値電圧を検出してバルク電位を制御することで、しきい値電圧の変動を抑制し所望のしきい値電圧を得る方法などがある。
特開平10−189884号公報 特開2000−268574号公報
しかし、上記特許文献1においては、動作時と待機時でスイッチによりバルク電位を切り替えることによって動作時と待機時とで異なるしきい値電圧を有するようになっているが、動作時と待機時とで別々のバルク電位制御用ラインを持つ必要があるため、回路面積が増大してしまい、また、動作時のMOSトランジスタのしきい値のばらつき幅が低減されないので、トランジスタの動作が不安定となる問題がある。
その動作安定性のためには、しきい値電圧のばらつきの小さい高価な高性能MOSトランジスタが必要となってしまうので、コスト面を考えると適切でない。
また、上記特許文献2においては、SRAM回路におけるしきい値電圧を検出してバルク電位を制御することでしきい値電圧の変動を抑制し、所望のしきい値電圧を得るようになっているが、しきい値検出回路でしきい値電圧を参照した電位を論理回路の入力としており、論理回路内のMOSトランジスタも同様のしきい値変動を持つものと考えると低電圧時に精度が得られず、また、しきい値電圧に対してバルク電位が不連続に制御されるため使用できる回路が制限されてしまい、更に、しきい値電圧検出回路と電圧発生回路とを有し回路面積が増大するという問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、簡単なバルク電位制御の回路構成で回路面積の増大を防ぐことができ、MOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値を調整することができると共にしきい値電圧のばらつき幅を低減させることができ、安定した低電圧動作を行うことができる半導体回路を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1による半導体回路は、ゲート端子とドレイン端子が短絡され、バルク端子とソース端子とに同電位が供給される第1のMOSトランジスタと、前記第1のMOSトランジスタと同伝導型で且つ第1のMOSトランジスタのドレイン端子に、バルク端子が接続された第2のMOSトランジスタと、前記第1のMOSトランジスタのドレイン端子に接続され、当該第1のMOSトランジスタに電流を供給する電流源とを備え、前記第1のMOSトランジスタのソース端子は、電源端子に電気的に接続され、前記第1のMOSトランジスタのドレイン端子及び前記第2のMOSトランジスタのバルク端子は、当該第1のMOSトランジスタのしきい値電圧に応じた電位を有することを特徴とする。
この構成によれば、被制御側の第2のMOSトランジスタに、バルク電位制御用の第1のMOSトランジスタのしきい値電圧に応じたバルク電位を与えることで、第2のMOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値の調整及びしきい値電圧のばらつき幅の低減が可能となる。
また、本発明の請求項2による半導体回路は、請求項1において、前記第1のMOSトランジスタと同様にゲート端子とドレイン端子が短絡されたMOSトランジスタを、前記第1のMOSトランジスタのソース端子と前記電源端子との間に複数個接続したことを特徴とする。
ここで、電源端子は、前記第1のMOSトランジスタがn型MOSトランジスタの場合にはアースの端子であり、p型MOSトランジスタの場合には正電源の端子である。
この構成によれば、第2のMOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値及びばらつき幅の低減効果が小さすぎて所望のものでない場合に、その効果を増大させることができる。
また、本発明の請求項3による半導体回路は、ゲート端子とドレイン端子が短絡され、バルク端子とソース端子とに同電位が供給される第1のMOSトランジスタと、接地電位、電源電位、接地電位と電源電位との任意の分割電位、電源電位に依存しない任意の固定電位、前記第1のMOSトランジスタのソース電位の何れか1つの電位と、前記第1のMOSトランジスタのドレイン端子の電位とを分割するように接続された分割抵抗器と、前記第1のMOSトランジスタと同伝導型であって前記分割抵抗器の分割電位の出力端子に接続されたバルク端子を有する第2のMOSトランジスタと、前記第1のMOSトランジスタのドレイン端子に接続され、当該第1のMOSトランジスタに電流を供給する電流源とを備え、前記第1のMOSトランジスタのソース端子は、電源端子に電気的に接続されることを特徴とする。
この構成によれば、分割抵抗器によって第2のMOSトランジスタのバルク端子の電位を、第1のMOSトランジスタのしきい値電圧を任意の割合に減じた電位に応じた電位とすることができるので、第2のMOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値及びばらつき幅の低減効果が大きすぎ所望のものでない場合に、その効果を減少させることができる。
また、本発明の請求項4による半導体回路は、請求項3において、前記第1のMOSトランジスタと同様にゲート端子とドレイン端子が短絡されたMOSトランジスタを、前記第1のMOSトランジスタのソース端子と前記電源端子との間に複数個接続したことを特徴とする。
ここで、電源端子は、前記第1のMOSトランジスタがn型MOSトランジスタの場合にはアースの端子であり、p型MOSトランジスタの場合には正電源の端子である。
この構成によれば、第2のMOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値及びばらつき幅の低減効果が小さすぎて所望のものでない場合に、その効果を増大させることができる。
また、本発明の請求項5による半導体回路は、請求項1から4の何れか1項において、前記第1のMOSトランジスタのドレイン端子及び前記第2のMOSトランジスタのバルク端子は、当該ドレイン端子及びバルク端子を同電位とする能動素子回路を介して接続されていることを特徴とする。
この構成によれば、第1のMOSトランジスタのドレイン端子と、第2のMOSトランジスタのバルク端子との双方の端子を、安定的に同電位(第1のMOSトランジスタのしきい値電圧)とすることができる。
また、本発明の請求項6による半導体回路は、請求項1から5の何れか1項において、前記第2のMOSトランジスタを、当該第2のMOSトランジスタを複数個用い、これらトランジスタ群のバルク端子を前記第1のトランジスタのドレイン端子に接続し、当該第2のトランジスタ群のソース端子同士を接続したことを特徴とする。
この構成のように、バルク電位制御が行なわれるトランジスタが複数接続されたトランジスタ群であっても、しきい値電圧の低減効果を調整することが可能なので、低電圧電源であっても動作マージンを得ることができる。
また、本発明の請求項7による半導体回路は、請求項1から5の何れか1項において、前記第2のMOSトランジスタを、当該第2のMOSトランジスタを2個用い、互いのバルク端子及びソース端子をそれぞれ結合し、各バルク端子を前記第1のMOSトランジスタのドレイン端子に接続し、各ソース端子を第2の電流源を介して前記電源端子に接続した差動増幅回路構成としたことを特徴とする。
ここで、電源端子は、前記第1のMOSトランジスタがn型MOSトランジスタの場合にはアースの端子であり、p型MOSトランジスタの場合には正電源の端子である。
この構成によれば、第1のMOSトランジスタによる被バルク電位制御対象のMOSトランジスタが差動増幅回路構成とされていても、しきい値電圧の低減効果を調整することが可能なので、その差動増幅回路を低電圧電源での動作に有利な回路とすることができる。
また、本発明の請求項8による半導体回路は、請求項6において、前記トランジスタ群のゲート端子を互いに接続し、これら接続されたゲート端子に当該トランジスタ群の何れか1つのトランジスタのドレイン端子を接続し、この接続点を第3の電流源を介して前記電源端子に接続した電流ミラー回路構成としたことを特徴とする。
ここで、電源端子は、前記第1のMOSトランジスタがn型MOSトランジスタの場合には正電源の端子であり、p型MOSトランジスタの場合にはアースの端子である。
この構成によれば、第1のMOSトランジスタによる被バルク電位制御対象のMOSトランジスタが電流ミラー回路構成とされていても、しきい値電圧の低減効果を調整することが可能なので、その電流ミラー回路を低電圧電源での動作に有利な回路とすることができる。
また、本発明の請求項9による半導体回路は、請求項1から5の何れか1項において、前記第2のMOSトランジスタのソース端子を第4の電流源を介して前記電源端子に接続したソースフォロワ回路構成としたことを特徴とする。
ここで、電源端子は、前記第1のMOSトランジスタがn型MOSトランジスタの場合にはアースの端子であり、p型MOSトランジスタの場合には正電源の端子である。
この構成によれば、第2のトランジスタのドレイン−ソース間に第4の電流源にて所定電流を流すことで、ゲート端子に入力される信号及び第2のMOSトランジスタのしきい値電圧に応じてソース端子から任意の電圧を出力することができるが、第2のMOSトランジスタのしきい値電圧の調整を行うことで、そのソースフォロワ回路を低電圧電源での動作に有利な回路とすることができる。
以上説明したように本発明によれば、簡単なバルク電位制御の回路構成で回路面積の増大を防ぐことができ、MOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値を調整することができると共にしきい値電圧のばらつき幅を低減させることができ、安定した低電圧動作を行うことができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。但し、本明細書中の全図において相互に対応する部分には同一符号を付し、重複部分においては後述での説明を適時省略する。
また、以下の説明に使用する文字記号の意味は次のとおりである。
Vgs:ゲート−ソース間電圧
Vg:接地電位VSS基準のゲート電位
Vbs:ソース−バルク間電圧
Vb:接地電位VSS基準のバルク電位
Vs:接地電位VSS基準のソース電位
Vth:動作時のしきい値電圧
:Vbs=0時のしきい値電圧
Ids:ドレイン電流
W:トランジスタのゲート長
L:トランジスタのゲート幅
更に、以下の説明に用いる文字記号中の添数字iは、i番目のトランジスタTiに関する文字記号である事を示す。例えばVb2,Vbs2,Vgs2などは、それぞれトランジスタT2のバルク電位、ソース−バルク間電圧、ゲート−ソース間電圧である事を示す。なお、説明には全てn型MOSトランジスタを使用するが、アースVSSを電源VDDに、電源VDDをアースVSSに代える事でp型MOSトランジスタを用いた回路も構成可能である。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体回路の構成を示す回路図である。
この半導体回路におけるしきい値電圧の調整について説明する。本半導体回路は、MOSトランジスタ(単に、トランジスタとも略す)T1及び電流源Iaを有するバルク電位制御回路11と、トランジスタT2による被バルク電位制御MOSトランジスタ(被制御トランジスタとも略す)10と備えて構成されている。
トランジスタT1のゲート端子g及びドレイン端子dと、トランジスタT2のバルク端子bとは電流源Iaに接続されており、トランジスタT1のソース端子はソース電源VSSに接続されている。
一般にトランジスタのしきい値電圧は、Vth=k√(2Φ+Vbs)+VFB+2Φの式で表される。ここでk:基板定数、Φ:フェルミポテンシャル、Vbs:ソース−バルク間電圧、VFB:フラットバンド電圧である。
これをグラフに表すと図2のようになるが、ソース−バルク間電圧Vbsのある領域に限ればおよそ直線近似で表す事ができ、破線で示すように動作時のしきい値電圧Vth=V+γVbs(γ:直線近似時の基板係数)となる。
MOSが飽和領域で動作している場合、ドレイン電流Idsとゲート−ソース間電圧Vgsとの間には、Ids=K×(W/L)×(Vgs−Vth)が成り立つ。K:飽和領域でのゲインファクターである。
このことから、電流源Iaから供給されるトランジスタT1のドレイン電流をIds1とすると、Ids1=K×(W1/L1)×(Vgs1−V1)であり、トランジスタT1のゲート電位はVg1=Vgs1=V1+√{Ids1/(K×W1/L1)}のようになる。
ここで√{Ids1/(K×W1/L1)}=α1と置くと、トランジスタT2のバルク端子bはトランジスタT1のゲート端子gに接続されていることから、トランジスタT2のバルク電位はVb2=Vg1=V1+α1であり、トランジスタT2のソース−バルク間電圧はVbs2=Vs2−(V1+α1)となる。
トランジスタT2のしきい値電圧Vth2は、Vth=V+γVbsに従ってソース−バルク間電圧Vbsにより変化し、Vth2=V2+γVbs2=V2+γ(Vs2−V1−α1)となる。
ここでトランジスタT1及びT2をV1=V2となるように選択すると、Vth2=(1−γ)×V2+γ×(Vs2−α1)となり、|1−γ|<1であればトランジスタT1によるバルク電位制御により、トランジスタT2の動作時のしきい値電圧Vthの絶対値及びばらつき幅は、Vbs=0の時のしきい値電圧Vに対して減じられたものとなる。
このように第1の実施の形態の半導体回路によれば、被制御側のMOSトランジスタT2に、バルク電位制御用のMOSトランジスタT1のしきい値電圧Vに応じたバルク電位を与えることで、MOSトランジスタT2のしきい値電圧Vthの絶対値及びしきい値電圧のばらつき幅の双方を低減させることができる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体回路の構成を示す回路図である。
この半導体回路におけるしきい値電圧の調整について説明する。本半導体回路は、MOSトランジスタT3,T4及び電流源Ibを有するバルク電位制御回路31と、トランジスタT5による被制御トランジスタ30とを備えて構成されている。
トランジスタT3及びT4は各々自体のゲート端子g及びドレイン端子dが短絡されており(ダイオード接続)、トランジスタT3のドレイン端子dは電流源Ibに接続され、トランジスタT4のソース端子sはVSSに接地されている。
更に、トランジスタT3のソース端子sとトランジスタT4のドレイン端子dは直接接続されるか、もしくはトランジスタのしきい値電圧の総和が電源電圧を超えない範囲で両者の間に図示せぬダイオード接続型トランジスタを複数挿入することが可能である。図3に直列にn個接続された状態を示した。トランジスタT5のバルク端子bはトランジスタT3のドレイン端子dと接続されている。
電流源Ib及びn個の直列接続されたダイオード接続型トランジスタT3,…,T4の回路がバルク電位制御回路31であり、トランジスタT5が被バルク電位制御MOSトランジスタ30である。
n個の直列接続されたダイオード接続型トランジスタT3,…,T4は、全て同じサイズW3,L3及びしきい値電圧V3であり、直列接続され且つドレイン電流も等しいことからトランジスタT3のゲート電位はVg3=n×(V3+α3)となる。但し、α3=√{Ids3/(K×W3/L3)}。よってトランジスタT5のソース−バルク間電圧Vbs5=Vs5−n×(V3+α3)となる。
また、Vth5=V5+γVbs5=V5+γ{Vs5−n×(V3+α3)}であるが、トランジスタT3及びT5をV3=V5となるように選択すると、Vth5=(1−γ×n)×V5+γ(Vs5−n×α3)となる。
このように第2の実施の形態の半導体回路によれば、上記第1の実施の形態で得られるしきい値電圧の絶対値及びばらつき幅の低減効果が小さすぎて所望のものでない場合、その効果を増大させることができる。
(第3の実施の形態)
図4は、本発明の第3の実施の形態に係る半導体回路の構成を示す回路図である。
この半導体回路におけるしきい値電圧の調整について説明する。本半導体回路は、MOSトランジスタT6と、電流源Icと、抵抗器Ra及びRbとを有するバルク電位制御回路41と、トランジスタT7による被制御トランジスタ40とを備えて構成されている。
トランジスタT6のゲート端子g、ドレイン端子dは電流源Iaに接続されており、トランジスタT6のソース端子sはVSSに接続されている。抵抗器Ra及びRbは互いに直列に接続され、抵抗器Raの他方の端子はトランジスタT6のゲート端子gに接続され、抵抗器Rbの他方の端子はVSSに接続されており、抵抗器Ra・Rb間の接続部分はトランジスタT7のバルク端子bに接続され、当該接続部分はトランジスタT6のゲート端子gの電位を分割した電位を出力している。
トランジスタT6のゲート電位は、上記第1の実施の形態と同様にVg6=V6+α6となる。ただしα6=√{Ids6/(K×W6/L6)}。抵抗器Ra及びRbの抵抗分割によりトランジスタT7のバルク電位はVb7=Rb/(Ra+Rb)×(V6+α6)となり、ソース−バルク間電圧Vbs7=Vs7−Rb/(Ra+Rb)×(V6+α6)となる。
Vth7=V7+γVbs7=V7+γ{Vs7−Rb/(Ra+Rb)×(V6+α6)}であるが、トランジスタT6及びT7をV6=V7となるように選択すると、Vth7={1−γ×Rb/(Ra+Rb)}×V7+γ{Vs7−Rb/(Ra+Rb)×α6}となる。
このように第3の実施の形態の半導体回路によれば、上記第1の実施の形態で得られるしきい値電圧の絶対値及びばらつき幅の低減効果が大きすぎ所望のものでない場合、その効果を減少させることができる。
但し、上記では抵抗器Ra及びRbの互いの接続端子以外の他の端子は、トランジスタT6のドレイン端子dと、VSSとの間に接続したが、この他に、同ドレイン端子dと、電源電位、接地電位と電源電位との任意の分割電位、任意の固定電位の何れか1つの電位を有する端子との間に接続してもよい。
(第4の実施の形態)
図5は、本発明の第4の実施の形態に係る半導体回路の構成を示す回路図である。
この半導体回路におけるしきい値電圧の調整について説明する。本半導体回路は、MOSトランジスタT8と、電流源Idと、抵抗器Rc及びRdとを有するバルク電位制御回路51と、トランジスタT9による被制御トランジスタ50とを備えて構成されている。
トランジスタT8のゲート端子gはドレイン端子dに短絡されており、ドレイン端子dは電流源Idに接続され、ソース端子sはVSSに接地されている。
抵抗器Rc及びRdは直列に接続されており、抵抗器Rcの他方の端子は電源電圧VDDに、抵抗器Rdの他方の端子はトランジスタT8のドレイン端子dにそれぞれ接続され、抵抗器Rc・Rd間の端子は電源電圧VDDとトランジスタT8のゲート端子の電位を分割した電位を出力している。トランジスタT9のバルク端子bは抵抗器Rc・Rd間の端子と接続されている。
トランジスタT8のゲート電位は、上記第1の実施の形態と同様にVg8=V8+α8となる。但し、α8=√{Ids8/(K×W8/L8)}。抵抗器Rc及びRdによる抵抗分割によりトランジスタT9のバルク電位はVb9=Rc/(Rc+Rd)×(V8+α8)+Rd/(Rc+Rd)×VDDとなり、ソース−バルク間電圧はVbs9=Vs9−Rc/(Rc+Rd)×(V8+α8)−Rd/(Rc+Rd)×VDDとなる。
Vth9=V9+γVbs9=V9+γ{Vs9−Rc/(Rc+Rd)×(V8+α8)−Rd/(Rc+Rd)×VDD}であるが、トランジスタT8及びT9をV8=V9となるように選択すると、Vth9={1−γ×Rc/(Rc+Rd)}×V9+γ{Vs9−Rc/(Rc+Rd)×α8−Rd/(Rc+Rd)×VDD}となる。
抵抗器Rcの端子に接続されている電源電圧VDDは、VDDとVSSの任意の分割電位、電源電圧に依存しない固定電位でもよく、参照する電位を変える事で、しきい値電圧Vth9にはV9に依存しない任意のオフセット量をもたせることができる。
このように第4の実施の形態の半導体回路によれば、上記第1の実施の形態で得られるしきい値電圧の絶対値及びばらつき幅の低減効果が所望のものでない場合、その効果を調整することができる。
(第5の実施の形態)
図6は、本発明の第5の実施の形態に係る半導体回路の構成を示す回路図である。
この半導体回路におけるしきい値電圧の調整について説明する。本半導体回路は、MOSトランジスタT10,T11と、電流源Ieと、抵抗器Rc及びRdとを有するバルク電位制御回路61と、トランジスタT12による被制御トランジスタ60とを備えて構成されている。
トランジスタT10及びT11は、各々自体のゲート端子g及びドレイン端子dが短絡されており(ダイオード接続)、トランジスタT10のドレイン端子dは電流源Ieに接続され、トランジスタT11のソース端子sはVSSに接地されている。
更に、トランジスタT10のソース端子sとトランジスタT11のドレイン端子dは直接接続されるか、もしくは電源電圧を超えない範囲で両者の間に同様のダイオード接続型トランジスタを複数挿入することが可能である。図6に直列にn個接続された状態を示した。
抵抗器Re及びRfは互いに直列に接続され、抵抗器Reの他方の端子はトランジスタT10のゲート端子に接続され、抵抗器Rfの他方の端子はVSSに接続されており、抵抗器Re・Rf間の接続部分はトランジスタT10のゲート端子の電位を分割した電位を出力している。トランジスタT12のバルク端子bは抵抗器Re・Rf間の接続部分と接続されている。
n個の直列接続されたダイオード接続型トランジスタは全て同じサイズW10,L10及びしきい値電圧V10であり、直列接続されドレイン電流も等しいことからトランジスタT10のゲート電位はVg10=n×(V10+α10)となる。
但し、α10=√{Ids10/(K×W10/L10)}。抵抗器Re及びRfの抵抗分割によりトランジスタT12のバルク電位はVb12=n×Rf/(Re+Rf)×(V10+α10)となり、ソース−バルク間電圧はbs12=Vs12−n×Rf/(Re+Rf)×(V10+α10)となる。
Vth12=V12+γVbs12=V12+γ{Vs12−n×Rf/(Re+Rf)×(V10+α10)}であるが、トランジスタT10及びT12を10=V12となるように選択すると、Vth12={1−γ×n×Rf/(Re+Rf)}×V12+γ{Vs12−n×Rf/(Re+Rf)×α10}となる。
また、本実施の形態についても上記第3の実施の形態で述べたように、抵抗器の接続先を接地電位VSSから電源電圧VDD、もしくはVDDとVSSの任意の分割電位、電源電圧に依存しない固定電位の何れかに変更してもよく、このように参照する電位を変える事で、しきい値電圧Vth12にはV12に依存しない任意のオフセット量をもたせることができる。
このように第5の実施の形態の半導体回路によれば、上記第1の実施の形態で得られるしきい値電圧の絶対値及びばらつき幅の低減効果が大き過ぎるもしくは小さ過ぎるなど所望のものでない場合、その効果を調整することができる。
(第6の実施の形態)
図7は、本発明の第6の実施の形態に係る半導体回路の構成を示す回路図である。
この半導体回路におけるしきい値電圧の調整について説明する。本半導体回路は、MOSトランジスタT13及び電流源Ifを有するバルク電位制御回路71と、トランジスタT14,T15,T16による被制御トランジスタ70とを備えて構成されている。
トランジスタT13及び電流源Ifは、それぞれ図1に示したトランジスタT1及び電流源Iaに該当し、トランジスタT14、T15及びT16は図1のトランジスタT2に該当しており、同じ回路構成となっている。異なる個所は、トランジスタT14、T15及びT16のソース端子がVSSに接地されていることである。
上記第1の実施の形態で説明したようにVs2=0に当たるため、トランジスタT14、T15及びT16のVが等しければ、しきい値電圧も等しくVth14,15,16=(1−γ)×V14−γ×α13となり、|1−γ|<1であればしきい値電圧の絶対値及びばらつき幅を減ずる事ができる。
また、トランジスタT13及び電流源Ifで構成されるバルク電位制御回路71は、図4に示したバルク電位制御回路41でもよく、しきい値電圧の低減効果を調整することが可能である。
これらのことから、第6の実施の形態の半導体回路によれば、デジタル回路等が低電圧電源であっても、動作マージンを得ることができる。
上述のように、第1〜第6の実施の形態の半導体回路においては、バルク電位制御回路を付加していない半導体回路に比べ、低電源電圧時の動作マージンを持たせることができる。
また、従来技術に比べ構成が簡便で回路面積を小さくすることができ、低電圧動作に向くので安定した低電圧動作を行うことができ、しきい値電圧Vthの変動に対して連続的に制御がかかり、使用可能な半導体回路の範囲が広くなるなどの効果がある。
(第7の実施の形態)
図8は、本発明の第7の実施の形態に係る被制御トランジスタが差動増幅回路である場合の半導体回路の構成を示す回路図である。
本半導体回路は、MOSトランジスタT17及び電流源Igを有するバルク電位制御回路81と、差動対のトランジスタT18,T19による被制御トランジスタ80と、電流源Ihとを備えて構成されている。トランジスタT17及び電流源Igはそれぞれ図1のトランジスタT1及び電流源Iaに該当し、同じ回路構成となっている。
差動対のトランジスタT18,T19は、互いのバルク端子b及びソース端子sがそれぞれ結合されており、それらのバルク端子bがトランジスタT17のゲート端子gに接続され、ソース端子sが電流源Ihを介してVSSに接続されている。
入力電圧をVinとすると、差動対の一方のトランジスタT18に流れるドレイン電流は、飽和領域下においてIds18=K×W18/L18×(Vin−Vs18−Vth18)となる。よってVs18=Vin−Vth18−α18である。
また、差動対のトランジスタT18,T19をV17=V18となるように選択すると、Vth18=V18+γ(Vs18−V18−α17)であり、しきい値電圧Vth18が減じるとソース電位Vs18が上がり、更にしきい値電圧Vth18が減じる事になる。この結果、Vth18=(1−γ)/(1+γ)×V18+γ/(1+γ)×(Vin−α18−α17)となり、しきい値電圧のばらつき幅を特に抑制することができる。
また、トランジスタT17及び電流源Igで構成されるバルク電位制御回路81は、図4に示したバルク電位制御回路41でもよく、しきい値電圧の低減効果を調整することが可能である。
従って、第7の実施の形態の半導体回路によれば、差動増幅回路を低電圧電源での動作に有利な回路とすることができる。
(第8の実施の形態)
図9は、本発明の第8の実施の形態に係る被制御トランジスタが電流ミラー回路である場合の半導体回路の構成を示す回路図である。
本半導体回路は、MOSトランジスタT20及び電流源Iiを有するバルク電位制御回路91と、一対のトランジスタT21,T22による被制御トランジスタ90と、電流源Ijとを備えて構成されている。トランジスタT20及び電流源Iiはそれぞれ図1のトランジスタT1及び電流源Iaに該当し、同じ回路構成となっている。
一対のトランジスタT21,T22は、互いのゲート端子gが接続され、これらゲート端子gが一方のトランジスタT21のドレイン端子dと共に電流源Ijを介して電源VDDに接続され、また、互いのバルク端子bがトランジスタT20のゲート端子gに接続され、更に、互いのソース端子sがVSSに接地されており、即ち、電流ミラー回路構成とされている。
飽和領域下であればトランジスタT21及びT22に流れる電流量Ids21及びIds22は等しくなるが、Vds21=Vth21+α21=(1−γ)×V21−γ×α20+α21であることから、|1−γ|<1であればしきい値電圧の絶対値及びばらつき幅を減ずる事ができる。
また、トランジスタT20及び電流源Iiで構成されるバルク電位制御回路91は、図4に示したバルク電位制御回路41でもよく、しきい値電圧の低減効果を調整することが可能である。
従って、第8の実施の形態の半導体回路によれば、電流ミラー回路を低電圧電源での動作に有利な回路とすることができる。
(第9の実施の形態)
図10は、本発明の第9の実施の形態に係る被制御トランジスタがソースフォロワ回路である場合の半導体回路の構成を示す回路図である。
本半導体回路は、MOSトランジスタT23及び電流源Ikを有するバルク電位制御回路101と、トランジスタT24による被制御トランジスタ90と、電流源Ilとを備えて構成されている。トランジスタT23及び電流源Ilはそれぞれ図1のトランジスタT1及び電流源Iaに該当し、同じ回路構成となっている。
トランジスタT24のソース端子は、電流源Ilを介してVSSに接地されることによってソースフォロワ回路構成とされている。
トランジスタT24が飽和領域下で動作している場合、ソース電位Vs24はゲート電位Vgよりしきい値電圧Vth24以上低くなるので、バルク電位制御回路101を付加してない場合に比べてソース電位Vs24を大きくすることができ、低電圧動作に有利なソースフォロワ回路100となる。
また、トランジスタT23及び電流源Ikで構成されるバルク電位制御回路101は、図4に示したバルク電位制御回路41でもよく、しきい値電圧の低減効果を調整することが可能である。
本発明の実施の形態に係る半導体回路の構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態に係る半導体回路の構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態に係る半導体回路の構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態に係る半導体回路の構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態に係る半導体回路の構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態に係る半導体回路の構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態に係る半導体回路の構成を示す回路図である。 本発明の第7の実施の形態に係る被制御トランジスタが差動増幅回路である場合の半導体回路の構成を示す回路図である。 本発明の第8の実施の形態に係る被制御トランジスタが電流ミラー回路である場合の半導体回路の構成を示す回路図である。 本発明の第9の実施の形態に係る被制御トランジスタがソースフォロワ回路である場合の半導体回路の構成を示す回路図である。
符号の説明
10,30,40,50,60,70,80,90,100 被バルク電位制御MOSトランジスタ(被制御トランジスタ)
11,31,41,51,61,71,81,91,101 バルク電位制御回路
T1,T3,T4,T6,T8,T10,T11,T13,T17,T20,T23 バルク電位制御側のMOSトランジスタ
T2,T5,T7,T9,T12,T14,T15,T16,T18,T19,T21,T22,T24 被バルク電位制御側のMOSトランジスタ
Ra,Rb,Rc,Rd,Re,Rf 抵抗器
Ia,Ib,Ic,Id,Ie,If,Ig,Ih,Ii,Ij,Ik,Il 電流源
VDD 電源
VSS アース

Claims (9)

  1. ゲート端子とドレイン端子が短絡され、バルク端子とソース端子とに同電位が供給される第1のMOSトランジスタと、
    前記第1のMOSトランジスタと同伝導型で且つ第1のMOSトランジスタのドレイン端子に、バルク端子が接続された第2のMOSトランジスタと、
    前記第1のMOSトランジスタのドレイン端子に接続され、当該第1のMOSトランジスタに電流を供給する電流源とを備え、
    前記第1のMOSトランジスタのソース端子は、電源端子に電気的に接続され、
    前記第1のMOSトランジスタのドレイン端子及び前記第2のMOSトランジスタのバルク端子は、当該第1のMOSトランジスタのしきい値電圧に応じた電位を有することを特徴とする半導体回路。
  2. 前記第1のMOSトランジスタと同様にゲート端子とドレイン端子が短絡されたMOSトランジスタを、前記第1のMOSトランジスタのソース端子と前記電源端子との間に複数個接続したことを特徴とする請求項1に記載の半導体回路。
  3. ゲート端子とドレイン端子が短絡され、バルク端子とソース端子とに同電位が供給される第1のMOSトランジスタと、
    接地電位、電源電位、接地電位と電源電位との任意の分割電位、電源電位に依存しない任意の固定電位、前記第1のMOSトランジスタのソース電位の何れか1つの電位と、前記第1のMOSトランジスタのドレイン端子の電位とを分割するように接続された分割抵抗器と、
    前記第1のMOSトランジスタと同伝導型であって前記分割抵抗器の分割電位の出力端子に接続されたバルク端子を有する第2のMOSトランジスタと、
    前記第1のMOSトランジスタのドレイン端子に接続され、当該第1のMOSトランジスタに電流を供給する電流源と
    を備え
    前記第1のMOSトランジスタのソース端子は、電源端子に電気的に接続されることを特徴とする半導体回路。
  4. 前記第1のMOSトランジスタと同様にゲート端子とドレイン端子が短絡されたMOSトランジスタを、前記第1のMOSトランジスタのソース端子と前記電源端子との間に複数個接続したことを特徴とする請求項3に記載の半導体回路。
  5. 前記第1のMOSトランジスタのドレイン端子及び前記第2のMOSトランジスタのバルク端子は、当該ドレイン端子及びバルク端子を同電位とする能動素子回路を介して接続されていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の半導体回路。
  6. 前記第2のMOSトランジスタを、当該第2のMOSトランジスタを複数個用い、これらトランジスタ群のバルク端子を前記第1のトランジスタのドレイン端子に接続し、当該第2のトランジスタ群のソース端子同士を接続した
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の半導体回路。
  7. 前記第2のMOSトランジスタを、当該第2のMOSトランジスタを2個用い、互いのバルク端子及びソース端子をそれぞれ結合し、各バルク端子を前記第1のMOSトランジスタのドレイン端子に接続し、各ソース端子を第2の電流源を介して前記電源端子に接続した差動増幅回路構成とした
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の半導体回路。
  8. 前記トランジスタ群のゲート端子を互いに接続し、これら接続されたゲート端子に当該トランジスタ群の何れか1つのトランジスタのドレイン端子を接続し、この接続点を第3の電流源を介して前記電源端子に接続した電流ミラー回路構成とした
    ことを特徴とする請求項6に記載の半導体回路。
  9. 前記第2のMOSトランジスタのソース端子を第4の電流源を介して前記電源端子に接続したソースフォロワ回路構成とした
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の半導体回路。
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