JPH05108175A - 基板電位発生回路 - Google Patents
基板電位発生回路Info
- Publication number
- JPH05108175A JPH05108175A JP3196361A JP19636191A JPH05108175A JP H05108175 A JPH05108175 A JP H05108175A JP 3196361 A JP3196361 A JP 3196361A JP 19636191 A JP19636191 A JP 19636191A JP H05108175 A JPH05108175 A JP H05108175A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate potential
- circuit
- circuit board
- potential
- substrate
- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Electrical Variables (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】基板電位を最適な電位状態にし、ムダ電流を避
けることの出来る基板電位発生回路を提供する。 【構成】基板電位を検知する基板電位検知回路1を設
け、これにより検知された基板電位の高低により、発振
周波数が高低に変化する可変周波発振器2を設け、この
発振出力を受けて、基板電位を制御する基板電位発生部
3を設ける。 【効果】基板電位をモニタし、基板発生回路を動作させ
る為、基板電位を最適な状態にし、ムダ電流を避ける。
けることの出来る基板電位発生回路を提供する。 【構成】基板電位を検知する基板電位検知回路1を設
け、これにより検知された基板電位の高低により、発振
周波数が高低に変化する可変周波発振器2を設け、この
発振出力を受けて、基板電位を制御する基板電位発生部
3を設ける。 【効果】基板電位をモニタし、基板発生回路を動作させ
る為、基板電位を最適な状態にし、ムダ電流を避ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は基板電位発生回路に関
し、特に半導体集積回路のサブスレッショルド安定化の
為の基板電位発生回路に関する。
し、特に半導体集積回路のサブスレッショルド安定化の
為の基板電位発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の基板電位は、回路が動
作し基板に電荷が注入されることにより、上昇する。内
部動作がスタンバイの時、基板電位の上昇は微少である
が、アクティブの時は大きく上昇する。
作し基板に電荷が注入されることにより、上昇する。内
部動作がスタンバイの時、基板電位の上昇は微少である
が、アクティブの時は大きく上昇する。
【0003】基板電位が上昇すると、トランジスタのス
レッショルドレベルが小さくなり、リーク電流が増え
る。更に悪化すると、ラッチアップ等を起こし、デバイ
スが破壊されるという危険性もある。
レッショルドレベルが小さくなり、リーク電流が増え
る。更に悪化すると、ラッチアップ等を起こし、デバイ
スが破壊されるという危険性もある。
【0004】そこで、一般に基板電位発生回路として、
基板電位安定の為、1つの基板に対して低速と高速の2
つの発振器をもつ基板電位発生回路を接続し、内部動作
のアクティブ・スタンバイにより2つの基板電位発生回
路を使い分け、浮き上がった基板電位を下げる機能を備
えている。
基板電位安定の為、1つの基板に対して低速と高速の2
つの発振器をもつ基板電位発生回路を接続し、内部動作
のアクティブ・スタンバイにより2つの基板電位発生回
路を使い分け、浮き上がった基板電位を下げる機能を備
えている。
【0005】このような従来の基板電位発生回路の一例
を図6に示す。
を図6に示す。
【0006】図6において、1つの基板4に接続する2
つの基板電位発生回路5,6について、回路5は低周波
発振器を、回路6は高周波発振器を備えている。
つの基板電位発生回路5,6について、回路5は低周波
発振器を、回路6は高周波発振器を備えている。
【0007】基板電位発生回路5は、低周波発振器51
とその基板電位発生部52とを有し、基板電位発生回路
6は、高周波発振器61とその基板電位発生部62とを
有する。
とその基板電位発生部52とを有し、基板電位発生回路
6は、高周波発振器61とその基板電位発生部62とを
有する。
【0008】スタンバイの場合は回路5のみが動作し、
アクティブの場合はスタンバイ状態より基板に注入され
る電荷が多い為、回路5と同時に回路6も動作する。
アクティブの場合はスタンバイ状態より基板に注入され
る電荷が多い為、回路5と同時に回路6も動作する。
【0009】基板電位発生回路5,6の能力は、発振器
の周波数が高い程高い。低周波発振器(A)と高周波発
振器(B)による波形は図7に示す様になり、波形がハ
イになった時、基板電位発生部がONする。単位時間当
り、ONする回数は周波数によって決まる為、高周波発
振器を持つ基板電位発生回路(B)は、能力が高くな
る。
の周波数が高い程高い。低周波発振器(A)と高周波発
振器(B)による波形は図7に示す様になり、波形がハ
イになった時、基板電位発生部がONする。単位時間当
り、ONする回数は周波数によって決まる為、高周波発
振器を持つ基板電位発生回路(B)は、能力が高くな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の基板電位発生回
路においては、集積回路の回路や動作が様々である為、
基板電位を正確に見積ることが難しく、基板電位を最適
にすることが困難なので、マージンを持たせていた。そ
の為、基板電位発生回路の能力を大きくし、ムダな電流
を要するという問題点があった。
路においては、集積回路の回路や動作が様々である為、
基板電位を正確に見積ることが難しく、基板電位を最適
にすることが困難なので、マージンを持たせていた。そ
の為、基板電位発生回路の能力を大きくし、ムダな電流
を要するという問題点があった。
【0011】本発明の目的は、前記問題点を解決し、基
板電位を最適な状態にし、ムダな電流を避けることの出
来るようにした基板電位発生回路を提供することにあ
る。
板電位を最適な状態にし、ムダな電流を避けることの出
来るようにした基板電位発生回路を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の基板電位発生回
路の構成は、基板電位を検知する基板電位検知回路と、
前記基板電位検知回路により検知された基板電位の高低
により発振周波数が高低に変化する可変周波発振器と、
前記可変周波発振器の発振出力を受けて基板電位を制御
する基板電位発生部とを備えることを特徴とする。
路の構成は、基板電位を検知する基板電位検知回路と、
前記基板電位検知回路により検知された基板電位の高低
により発振周波数が高低に変化する可変周波発振器と、
前記可変周波発振器の発振出力を受けて基板電位を制御
する基板電位発生部とを備えることを特徴とする。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例の基板電位発生回路
を示すブロック図、図2は図1の具体的回路を示す回路
図、図3は図1の基板の電位を示す特性図である。
を示すブロック図、図2は図1の具体的回路を示す回路
図、図3は図1の基板の電位を示す特性図である。
【0014】図1において、本実施例は、基板4の電位
VSを3分割して検出する基板電位検知回路1と、この
出力により周波数を可変とする可変周波発振器2と、基
板電位発生部3とを備えている。ここで、基板4の電位
VSは、検知回路1にて、V0 〜V1 ,V1 〜V2 ,V
2 〜V3 の3電位に分けた形で検出される。
VSを3分割して検出する基板電位検知回路1と、この
出力により周波数を可変とする可変周波発振器2と、基
板電位発生部3とを備えている。ここで、基板4の電位
VSは、検知回路1にて、V0 〜V1 ,V1 〜V2 ,V
2 〜V3 の3電位に分けた形で検出される。
【0015】図2において、基板電位検知回路1は、直
列抵抗R1 〜R4 と、インバータP1 ,P2 ,P3 と、
次段のインバータとを有する。直列抵抗は、基板4とV
CC電位との間に接続される。可変周波発振器2は、ト
ランジスタ群T0 ,T1 ,T2 ,T3 に分けられ、各ト
ランジスタ群は、一括してON,OFFとなる。基板電
位発生部3は、基板(SUB)と接地(GND)との間
に、2個のダイオードの直列体が接続され、可変周波発
振器2とは容量性の結合となる。
列抵抗R1 〜R4 と、インバータP1 ,P2 ,P3 と、
次段のインバータとを有する。直列抵抗は、基板4とV
CC電位との間に接続される。可変周波発振器2は、ト
ランジスタ群T0 ,T1 ,T2 ,T3 に分けられ、各ト
ランジスタ群は、一括してON,OFFとなる。基板電
位発生部3は、基板(SUB)と接地(GND)との間
に、2個のダイオードの直列体が接続され、可変周波発
振器2とは容量性の結合となる。
【0016】また、図2の抵抗R1 ,R2 ,R3 ,
R4 ,インバータP1 ,P2 ,P3 は、基板4の電位を
VSとした場合、図3で示す様に設定する。
R4 ,インバータP1 ,P2 ,P3 は、基板4の電位を
VSとした場合、図3で示す様に設定する。
【0017】図3において、V0 ≦VS≦V1 の時、図
2のインバータP1 がON。図3において、V1 ≦VS
≦V2 の時、図2のインバータP1 ,P2 がON。図3
において、V2 ≦VS≦V3 の時、図2のインバータP
1 ,P2 ,P3 がONとなる。ここで、インバータP1
がONとは、その出力が低(ロウ)レベルとなることで
ある。
2のインバータP1 がON。図3において、V1 ≦VS
≦V2 の時、図2のインバータP1 ,P2 がON。図3
において、V2 ≦VS≦V3 の時、図2のインバータP
1 ,P2 ,P3 がONとなる。ここで、インバータP1
がONとは、その出力が低(ロウ)レベルとなることで
ある。
【0018】次に、この基板電位発生回路の動作を示
す。
す。
【0019】基板電位VSがVS<V0 の時、入力
a1 ,a2 ,a3 はロウ、出力b1 ,b2 ,b3 はハ
イ、出力c1 ,c2 ,c3 はハイとなり、トランジスタ
群T1 ,T2 ,T3 はONしておらず、トランジスタ群
T0 のみによる発振器となる。
a1 ,a2 ,a3 はロウ、出力b1 ,b2 ,b3 はハ
イ、出力c1 ,c2 ,c3 はハイとなり、トランジスタ
群T1 ,T2 ,T3 はONしておらず、トランジスタ群
T0 のみによる発振器となる。
【0020】基板電位がV0 <VS<V1 の時、入力a
1 がハイ、入力a2 ,a3 がロウ、出力b1 がロウ、出
力b2 ,b3 がハイ、出力c1 がハイ、出力c2 ,c3
がロウとなりトランジスタ群T0 ,T1 がONする。こ
の様にトランジスタ群T1 ,T0 による発振器となり、
トランジスタ群T0 のみの発振器に比べ、周波数が高く
なる。
1 がハイ、入力a2 ,a3 がロウ、出力b1 がロウ、出
力b2 ,b3 がハイ、出力c1 がハイ、出力c2 ,c3
がロウとなりトランジスタ群T0 ,T1 がONする。こ
の様にトランジスタ群T1 ,T0 による発振器となり、
トランジスタ群T0 のみの発振器に比べ、周波数が高く
なる。
【0021】同様にV1 ≦VS≦V2 の時、トランジス
タ群T0 ,T1 ,T2 、V2 ≦VS≦V3 の時トランジ
スタ群T0 ,T1 ,T2,T3 のトランジスタ群による
発振器となる。
タ群T0 ,T1 ,T2 、V2 ≦VS≦V3 の時トランジ
スタ群T0 ,T1 ,T2,T3 のトランジスタ群による
発振器となる。
【0022】基板電位発生回路の能力は発振器の周波数
に比例する為、基板電位VSをモニタしながら、発振器
の入力を変化させる回路となる。これにより、基板電位
を最適な状態にし、ムダ電流を避けることができる。
に比例する為、基板電位VSをモニタしながら、発振器
の入力を変化させる回路となる。これにより、基板電位
を最適な状態にし、ムダ電流を避けることができる。
【0023】以上の説明においては一実施例として、基
板電位を検知する部分に抵抗を使用するものとしたが、
これに限られることはなく、トランジスタを用いても同
様の効果が得られ、本発明の目的を達成することが考え
られる。
板電位を検知する部分に抵抗を使用するものとしたが、
これに限られることはなく、トランジスタを用いても同
様の効果が得られ、本発明の目的を達成することが考え
られる。
【0024】図4は本発明の他の実施例を具体的に示し
た回路図である。
た回路図である。
【0025】図4において、本実施例は、図2の抵抗R
1 〜R4がそれぞれトランジスタT4 〜T7 に置き換え
られている。その他の回路は図2と同様である。
1 〜R4がそれぞれトランジスタT4 〜T7 に置き換え
られている。その他の回路は図2と同様である。
【0026】基板電位をVSとした場合、トランジスタ
T4 ,T5 ,T6 は、図5に示すような値に設定されて
いる。
T4 ,T5 ,T6 は、図5に示すような値に設定されて
いる。
【0027】本実施例では、抵抗ではなくトランジスタ
を使用する為、チップサイズが小さくなるという利点が
ある。
を使用する為、チップサイズが小さくなるという利点が
ある。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、基板電
位をモニタし、基板発生回路を動作させるので、基板電
位を最適な状態にし、ムダ電流を避けるという効果を有
する。
位をモニタし、基板発生回路を動作させるので、基板電
位を最適な状態にし、ムダ電流を避けるという効果を有
する。
【図1】本発明の一実施例の基板電位発生回路のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】図1の一実施例の基板電位発生回路の具体的回
路図である。
路図である。
【図3】図2の基板電位の特性図である。
【図4】本発明の他の実施例の基板電位発生回路の具体
的回路図である。
的回路図である。
【図5】図4の基板電位の特性図である。
【図6】従来の基板電位発生回路のブロック図である。
【図7】(A),(B)は従来の基板電位発生回路の低
周波,高周波発振器による電流波形図である。
周波,高周波発振器による電流波形図である。
1 基板電位検知回路 2 可変周波発振器 3 基板電位発生部 4 基板 5,6 基板電位発生回路 51 低周波発振器 52 低周波発振器に接続する基板電位発生部 61 高周波発振器 62 高周波発振器に接続する基板電位発生部
Claims (1)
- 【請求項1】 基板電位を検知する基板電位検知回路
と、前記基板電位検知回路により検知された基板電位の
高低により発振周波数が高低に変化する可変周波発振器
と、前記可変周波発振器の発振出力を受けて基板電位を
制御する基板電位発生部とを備えることを特徴とする基
板電位発生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3196361A JPH05108175A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 基板電位発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3196361A JPH05108175A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 基板電位発生回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05108175A true JPH05108175A (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=16356571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3196361A Pending JPH05108175A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 基板電位発生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05108175A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6097113A (en) * | 1997-10-14 | 2000-08-01 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | MOS integrated circuit device operating with low power consumption |
JP2008259420A (ja) * | 1996-07-29 | 2008-10-23 | Hynix Semiconductor Inc | 半導体基板用のチャージポンプ |
-
1991
- 1991-08-06 JP JP3196361A patent/JPH05108175A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008259420A (ja) * | 1996-07-29 | 2008-10-23 | Hynix Semiconductor Inc | 半導体基板用のチャージポンプ |
US6097113A (en) * | 1997-10-14 | 2000-08-01 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | MOS integrated circuit device operating with low power consumption |
US6333571B1 (en) | 1997-10-14 | 2001-12-25 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | MOS integrated circuit device operating with low power consumption |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981222 |