JPH1112122A - 皮膚改善化粧料 - Google Patents

皮膚改善化粧料

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JPH1112122A
JPH1112122A JP9180510A JP18051097A JPH1112122A JP H1112122 A JPH1112122 A JP H1112122A JP 9180510 A JP9180510 A JP 9180510A JP 18051097 A JP18051097 A JP 18051097A JP H1112122 A JPH1112122 A JP H1112122A
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好男 北田
Yutaka Ota
豊 太田
Katsuo Matsumoto
克夫 松本
Yasutomo Nishimori
康友 西森
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 本発明は、真皮コラーゲン線維束を速やかに
再構築させ、皮膚状態を改善する皮膚外用剤を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 真皮コラーゲン線維束改善作用を有する
成分から選ばれる1種乃至は2種以上と炎症抑制作用を
有する成分から選ばれる1種乃至は2種以上とを含有す
ることを特徴とする、皮膚外用剤を提供する。本発明に
よれば、真皮コラーゲン線維束を速やかに再構築させ、
皮膚状態を改善する皮膚外用剤を提供することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光などに起因する
シワを防止又は改善するのに有用な、皮膚外用剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】紫外線などに代表される光が皮膚に与え
る影響は非常に大きい。短波長紫外線を一時に皮膚に多
量に照射すれば紅斑や浮腫を伴う重度の炎症を引き起こ
すことは既に知られていることである。又、炎症を起こ
すほど強くない量の短波長紫外線照射であっても、この
様な照射を繰り返すことにより色素沈着などを起こすこ
とも既に知られている。加えて近年では、短波長紫外線
のみならず、長波長紫外線も炎症などの急性の症状は引
き起こさないものの、繰り返しの照射により、DNAの
開裂やコラーゲン線維の寸断等を引き起こし、シワ形成
の原因になっていることが報告されている。
【0003】シワは人間の老化に伴って増えるものであ
り、このシワ形成が容姿に与える影響は大きく、シワの
増加によって、自分の容貌の衰えを意識するのが世の常
である。この容貌の衰えは男女にかかわらず、だれしも
避けたいと願うものであり、シワ形成を抑制する手段が
種々求められていたが、この様な手段として成功したの
は僅かにレチノイドにより角化を亢進させる手段と珪酸
ソーダ等を配合した化粧料を投与し、乾燥させて被膜を
形成させる手段ぐらいしかない。これは、シワの原因は
二、三知られているものの、シワ形成のメカニズムにつ
いてはまだ良く解明されていないのが現状であった為で
ある。この様な状況を踏まえて本発明者等はシワの原因
を求めて鋭意研究を重ねた結果、シワ形成の原因は、真
皮コラーゲン線維束の乱れであることを見いだした。更
にこの様な真皮コラーゲン線維束の乱れは、ウルソール
酸、ウルソール酸の生理的に許容される塩、ウルソール
酸の誘導体、バラ科ビワのエッセンス、バラ科モモのエ
ッセンス、クロウメモドキ科ナツメのエッセンス、スイ
カズラ科セイヨウニワトコのエッセンス、キク科ヤグル
マギクのエッセンス、シソ科タイムのエッセンス、シソ
科ローズマリーのエッセンス、シソ科セージのエッセン
ス、シソ科シソのエッセンス、シソ科オドリコソウのエ
ッセンス及びシソ科セイヨウハッカのエッセンスの投与
によって再構築し、皮膚状態を改善しうることを見いだ
している。しかしながら、再構築までに要する時間は長
いため、更に再構築までの時間を減少させる技術が求め
られていた。
【0004】一方、上記の真皮コラーゲン線維束改善作
用を有する成分と炎症抑制作用を有する成分とを組み合
わせる技術思想は存在していないし、この組み合わせに
よって、より短時間真皮コラーゲン線維束の乱れを改善
し、皮膚の状態を改善しうることも知られていない。
又、更に、ウルソール酸、ウルソール酸の生理的に許容
される塩、ウルソール酸の誘導体、バラ科ビワのエッセ
ンス、バラ科モモのエッセンス、クロウメモドキ科ナツ
メのエッセンス、スイカズラ科セイヨウニワトコのエッ
センス、キク科ヤグルマギクのエッセンス、シソ科タイ
ムのエッセンス、シソ科ローズマリーのエッセンス、シ
ソ科セージのエッセンス、シソ科シソのエッセンス、シ
ソ科オドリコソウのエッセンス及びシソ科セイヨウハッ
カのエッセンスから選ばれる1種乃至は2種以上とバラ
科ワレモコウのエッセンス、キク科カワラヨモギのエッ
センス、ヘンルーダ科イヌザンショのエッセンス、ボタ
ン科ボタンのエッセンス、ユキノシタ科コジソウのエッ
センス、ユリ科ハカタユリのエッセンス、ボタン科シャ
クヤクのエッセンス、キク科アルニカのエッセンス、キ
ク科ローマカミツレのエッセンス、サリチル酸メチル、
イソペンジル、イソペンジルの塩、ジフェンヒドラミ
ン、ジフェンヒドラミンの塩、グアヤアズレン、グリチ
ルリチン、グリチルレチン酸、ブフェキサマック、クロ
タミトン、フルフェナム酸ブチル、インドメタシン、ケ
トプロフェン、ケトチフェン、イブプロフェン及びスプ
ロフェンから選ばれる1種乃至は2種以上とを組み合わ
せることも知られていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な状況
を踏まえてなされたものであり、真皮コラーゲン線維束
を速やかに再構築させ、皮膚状態を改善する皮膚外用剤
を提供することを課題とする。
【0006】
【課題の解決手段】本発明者等は、かかる実状に鑑み
て、真皮コラーゲン線維束を速やかに再構築させ、皮膚
状態を改善する皮膚外用剤を求めて鋭意研究を重ねた結
果、ウルソール酸、ウルソール酸の生理的に許容される
塩、ウルソール酸の誘導体、バラ科ビワのエッセンス、
バラ科モモのエッセンス、クロウメモドキ科ナツメのエ
ッセンス、スイカズラ科セイヨウニワトコのエッセン
ス、キク科ヤグルマギクのエッセンス、シソ科タイムの
エッセンス、シソ科ローズマリーのエッセンス、シソ科
セージのエッセンス、シソ科シソのエッセンス、シソ科
オドリコソウのエッセンス及びシソ科セイヨウハッカの
エッセンス等の真皮コラーゲン線維束改善作用を有する
物質とバラ科ワレモコウのエッセンス、キク科カワラヨ
モギのエッセンス、キク科ゴボウのエッセンス、ヘンル
ーダ科イヌザンショのエッセンス、ボタン科ボタンのエ
ッセンス、ユキノシタ科コジソウのエッセンス、ユリ科
ハカタユリのエッセンス、ボタン科シャクヤクのエッセ
ンス、キク科アルニカのエッセンス、キク科ローマカミ
ツレのエッセンス、サリチル酸メチル、イソペンジル、
イソペンジルの塩、ジフェンヒドラミン、ジフェンヒド
ラミンの塩、グアヤアズレン、グリチルリチン、グリチ
ルレチン酸、ブフェキサマック、クロタミトン、フルフ
ェナム酸ブチル、インドメタシン、ケトプロフェン、ケ
トチフェン、イブプロフェン及びスプロフェン等の炎症
抑制作用を有する物質とを含有する皮膚外用剤にその様
な作用があることを見いだし、発明を完成させるに至っ
た。以下、本発明について、実施の形態を中心に更に詳
細に説明する。
【0007】
【発明の実施の形態】
(1)本発明の必須成分である真皮コラーゲン線維束改
善作用を有する成分 本発明で用いることの出来る真皮コラーゲン線維束改善
作用を有する成分としては、真皮コラーゲン線維束改善
作用を有するものであれば特段の限定無く用いることが
出来、この様な真皮コラーゲン線維束改善作用は、例え
ば、マウスを用いた紫外線照射シワ形成モデルでスクリ
ーニングし、評価・選択することが出来る。以下に、こ
のモデルによる評価例を示す。本発明で言う真皮コラー
ゲン線維束改善作用を有する成分とは、下記のスクリー
ニングに於いて真皮コラーゲン線維束改善値が1.1以
上のものを意味する。
【0008】<試験例1> 光老化モデルでの皮膚の状態の変化の検討 ヘアレスマウス(Skh:HR−1、雌性、8週齢)に
紫外線B(東芝SEランプ、60mJ/cm2)を連日
照射し、照射開始後2、5、10週間に皮膚及び皮膚表
面形態レプリカを採取した。採取皮膚はNaOH法によ
りコラーゲン線維束構造を走査電子顕微鏡により観察し
た。図1に倍率50倍での皮膚表面形態(A:非照射コ
ントロール、B:照射2週間、C:照射5週間、D:照
射10週間)、図2に倍率50倍での真皮表面形態
(E:非照射コントロール、F:照射2週間、G:照射
5週間、H:照射10週間)、図3に倍率500倍での
真皮コラーゲンの線維束の構造(I:非照射コントロー
ル、J:照射2週間、K:照射5週間、L:照射10週
間)、図4に倍率2500倍での真皮コラーゲンの線維
束の構造(M:非照射コントロール、N:照射2週間、
O:照射5週間、P:照射10週間)を示す。これらの
図より、しわが形成される際、それに対応するように真
皮の表面にも溝が形成されており、皮膚表面の形態の変
化は真皮の表面の形態の変化対応していること、更に真
皮表面の変化は真皮に於けるコラーゲン線維束の構造の
変化、即ち、線維束が明確でなくなる等の線維束の秩序
の低下を反映していることが判る。ここで、図4の顕微
鏡像を次の判定基準でスコアーを付した。即ち、スコア
ー0:観察領域全域で線維束構造が認められない、スコ
アー1:過半領域で線維束構造の崩壊又は異常構造への
変移が認められる、スコアー2:一部に線維束構造の崩
壊又は変性が認められるが、全体的にはほぼ正常な構造
が認められる、スコアー3:全面に亘り正常な線維束構
造が認められ、崩壊・変性はほぼ認められないの基準で
ある。この結果を図5に示す。又、皮膚表面の構造につ
いて、レプリカへの入射角20度でのキセノンランプに
よる光照射を行い出来たシワの陰影を画像解析により定
量し、シワの生成量とした。この測定結果を図6に示
す。このシワ量とスコアー値の平均との相関係数を算出
したところ、0.91であり、シワの形成と真皮コラー
ゲン線維束の乱れ(秩序)の間に強い関係があり、真皮
コラーゲン線維束の乱れがシワ形成のメカニズムである
ことがわかる。
【0009】<試験例2>上記の試験例1の動物モデル
例を用い、光照射により生じたシワ等の皮膚の悪化状態
の変化が上記真皮コラーゲン線維束改善剤によりどの様
に変化するかを調べた。上記の光照射ヘアレスマウス
(Skh:HR−1、雌性、8週齢)を用い、投与群に
は上記真皮コラーゲン線維束改善作用を有する成分の
0.1%エタノール溶液を、対照群はエタノールのみを
それぞれ0.05mlづつ8週間連日投与した。この動
物の皮膚を上記と同様に処理し、コラーゲン線維束構造
を観察した。これよりコラーゲン線維束スコアー値を算
出し、対照群のスコアー値で除し、真皮コラーゲン線維
束の改善値を算出した。コラーゲン線維束の改善値を表
1に示す。尚、植物のエッセンスは表1に示す植物の部
位の50%エタノール水溶液抽出物の溶媒除去物を、ウ
ルソール酸の誘導体としてはメチルエステルとベンジル
エステルを用いた。結果を表1に示す。何れのサンプル
も真皮コラーゲン線維束を改善していることが判る。
【0010】
【表1】
【0011】即ち、本発明で用いることの出来る真皮コ
ラーゲン線維束構造の改善作用を有する物質として、ウ
ルソール酸、ウルソール酸の生理的に許容される塩、ウ
ルソール酸の誘導体、バラ科ビワのエッセンス、バラ科
モモのエッセンス、クロウメモドキ科ナツメのエッセン
ス、スイカズラ科セイヨウニワトコのエッセンス、キク
科ヤグルマギクのエッセンス、シソ科タイムのエッセン
ス、シソ科ローズマリーのエッセンス、シソ科セージの
エッセンス、シソ科シソのエッセンス、シソ科オドリコ
ソウのエッセンス及びシソ科セイヨウハッカのエッセン
スが好適に例示できることが判る。ここで、ウルソール
酸の生理的に許容される塩としては、例えば、ナトリウ
ムやカリウム等のアルカリ金属、カルシウムやマグネシ
ム等のアルカリ土類金属、トリエチルアミンやトリエタ
ノールアミン等の有機アミン塩、アンモニウム塩、塩基
性アミノ酸塩が好適に例示できる。又、ウルソール酸の
誘導体としては、メチルエステル、ブチルエステル、ラ
ウリルエステル、ステアリルエステル、ベンジルエステ
ル、フェネチルエステル等の炭素数1〜20のエステル
等が好適に例示できる。この中では特に炭素数1〜4の
アルキルエステルとベンジルエステルが好ましい。又、
本発明で言う、植物のエッセンスとは、植物体の全部又
は一部そのもの、植物体の全部又は一部を粉砕、細切、
乾燥した加工物、植物体の全部又は一部、或いは加工物
を溶媒で抽出した抽出物、抽出物の溶媒除去物、抽出物
乃至は抽出物の溶媒除去物を分画精製した分画物等の総
称を意味する。この際、抽出はエタノール、メタノー
ル、1,3−ブタンジオール等のアルコール、水、アセ
トン、メチルエチルケトン等のケトン類、ジエチルエー
テル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、アセトニト
リル等のニトリル類、塩化メチレンやクロロホルム等の
ハロゲン化炭化水素類、酢酸エチルや蟻酸メチル等のエ
ステル類、ノルマルヘキサン、石油エーテル等の炭化水
素類等から選ばれる1種乃至は2種以上に、室温であれ
ば数日、沸点付近の温度であれば数時間浸漬すればよ
い。これらの内好ましいエッセンスはアルコール水溶液
抽出物の溶媒除去物である。これをダイアイオンHP−
20に吸着させて水乃至は20%エタノール水溶液で溶
出させたフラクションが特に好ましい。本発明ではこれ
らの真皮コラーゲン線維束改善作用を有する成分を単独
で用いることもできるし、2種以上を組み合わせて用い
ることもできる。本発明の皮膚外用剤における真皮コラ
ーゲン線維束改善作用を有する成分の好ましい含有量
は、0.01〜10重量%であり、より好ましくは0.
05〜5重量%であり、更に好ましくは0.1〜3重量
%である。
【0012】(2)本発明の必須成分である炎症抑制作
用を有する成分 本発明で用いることの出来る炎症抑制作用を有する成分
としては、炎症抑制作用を有していれば特段の限定無く
用いることが出来、炎症抑制作用としては、例えば、モ
ルモットカラゲニン浮腫モデル等の既存の炎症モデルを
用いて、評価選択することが出来る。本発明者等が確認
した好ましい炎症抑制作用を有する成分としては、例え
ば、バラ科ワレモコウのエッセンス、キク科カワラヨモ
ギのエッセンス、キク科ゴボウのエッセンス、ヘンルー
ダ科イヌザンショのエッセンス、ボタン科ボタンのエッ
センス、ユキノシタ科コジソウのエッセンス、ユリ科ハ
カタユリのエッセンス、ボタン科シャクヤクのエッセン
ス、キク科アルニカのエッセンス、キク科ローマカミツ
レのエッセンス、サリチル酸メチル、イソペンジル、イ
ソペンジルの塩、ジフェンヒドラミン、ジフェンヒドラ
ミンの塩、グアヤアズレン、グリチルリチン、グリチル
レチン酸、ブフェキサマック、クロタミトン、フルフェ
ナム酸ブチル、インドメタシン、ケトプロフェン、ケト
チフェン、イブプロフェン及びスプロフェンが例示で
き、この中ではバラ科ワレモコウのエッセンス、キク科
カワラヨモギのエッセンス、キク科ゴボウのエッセン
ス、ヘンルーダ科イヌザンショのエッセンス、ボタン科
ボタンのエッセンス、ユキノシタ科コジソウのエッセン
ス、ユリ科ハカタユリのエッセンス、ボタン科シャクヤ
クのエッセンス、キク科アルニカのエッセンス、キク科
ローマカミツのエッセンスが特に好ましい。又、エッセ
ンスとしては、エタノール等のアルコール水溶液の抽出
物の溶媒除去物が特に好ましい。これをダイアイオンH
P−20に吸着させて水乃至は20%エタノール水溶液
で溶出させたフラクションが特に好ましい。本発明の皮
膚外用剤にはこれら炎症抑制作用を有する成分をただ一
種で含有させても良いし、二種以上を組み合わせて含有
させても良い。本発明の皮膚外用剤における炎症抑制作
用を有する成分の好ましい含有量は、0.01〜10重
量%であり、より好ましくは0.05〜5重量%であ
り、更に好ましくは0.1〜3重量%である。これらの
炎症抑制作用を有する成分の炎症抑制作用を0.1%エ
タノール溶液を検体として用い、モルモットカラゲニン
浮腫モデルで調べた結果を表2に示す。尚、エッセンス
は何れも50%エタノール水溶液抽出物の溶媒除去物を
用いた。何れも炎症抑制作用を有していることが判る。
【0013】
【表2】
【0014】上記、炎症抑制作用を有する成分につい
て、上記試験例2の方法で真皮コラーゲン線維束改善作
用を調べた結果、何れも真皮コラーゲン線維束改善作用
を認めなかった。
【0015】(3)本発明の皮膚外用剤 本発明の皮膚外用剤は、上記真皮コラーゲン線維束改善
作用を有する成分から選ばれる1種乃至は2種以上と上
記炎症抑制作用を有する成分から選ばれる1種乃至は2
種以上とを含有することを特徴とする。本発明の皮膚外
用剤では、これら必須成分以外に皮膚外用剤で通常使用
されている任意成分を含有させることが出来る。かかる
任意成分としては、例えば、ワセリンやマイクロクリス
タリンワックス等のような炭化水素類、ホホバ油やゲイ
ロウ等のエステル類、牛脂、オリーブ油等のトリグリセ
ライド類、セタノール、オレイルアルコール等の高級ア
ルコール類、ステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸、グ
リセリンや1,3−ブタンジオール等の多価アルコール
類、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオ
ン界面活性剤、両性界面活性剤、エタノール、カーボポ
ール等の増粘剤、防腐剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、色
素、粉体類等が例示できる。本発明の皮膚外用剤の適用
可能な製剤は、例えば、クリーム、乳液、化粧水、パッ
ク等の基礎化粧料、アンダーメークアップ、ファンデー
ションなどのメークアップ化粧料、抗炎症皮膚外用医薬
等の医薬何れもが例示でき、これらの内では基礎化粧料
が特に好ましい。本発明の皮膚外用剤は上記の如く、シ
ワの原因である真皮コラーゲン線維束を改善する作用に
優れるため、シワを予防・改善するために用いるのが好
ましく、シワの中でも光照射によるシワを予防・改善す
る光老化防止用に適用するのが特に好ましい。
【0016】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明について更に
詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ限
定を受けないことは言うまでもない。
【0017】<実施例1〜14>下記に示す処方に従っ
てローション剤(化粧料)を作製した。即ち、処方成分
を良く攪拌し可溶化させて、ローション剤(化粧料)を
得た。表3の植物エッセンスは何れも50%エタノール
水溶液抽出物の溶媒除去物を用いた。併せて、真皮コラ
ーゲン線維束改善値を示す。これより真皮コラーゲン線
維束改善作用を有する成分と炎症抑制作用を有する成分
の併用効果によって優れた真皮コラーゲン線維束改善作
用を示していることが判る。 キク科ゴボウの根のエッセンス 0.1重量部 表3に記載の真皮コラーゲン線維束改善作用成分 0.1重量部 エタノール 99.8重量部
【0018】
【表3】
【0019】<実施例15〜37>下記に示す処方に従
ってローション剤(化粧料)を作製した。即ち、処方成
分を良く攪拌し可溶化させて、ローション剤(化粧料)
を得た。表4の植物エッセンスは何れも50%エタノー
ル水溶液抽出物の溶媒除去物を用いた。併せて、真皮コ
ラーゲン線維束改善値を示す。これより真皮コラーゲン
線維束改善作用を有する成分と炎症抑制作用を有する成
分の併用効果によって優れた真皮コラーゲン線維束改善
作用を示していることが判る。 シソ科ローズマリー(葉)のエッセンス 0.1重量部 表4に記載の炎症抑制作用成分 0.1重量部 エタノール 99.8重量部
【0020】
【表4】
【0021】<実施例38>下記に示す処方に従って、
クリームを作製した。即ち、イを混練りし、80℃に加
熱しておいたロを加え希釈し、80℃に加熱した。これ
に予め80℃に加熱しておいたハを攪拌しながら徐々に
加え乳化し、攪拌冷却しクリームを得た。このものの真
皮コラーゲン線維束改善値は2.4であった。 イ 70%マルチトール水溶液 15 重量部 1,3−ブタンシオール 5 重量部 トリグリセリンジイソステアレート 5 重量部 メチルパラベン 0.2重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 シソ科セージのエッセンス 1 重量部 (全草の50%エタノール抽出物の溶媒除去物) キク科ゴボウのエッセンス 1 重量部 (根の50%エタノール抽出物の溶媒除去物) ロ 流動パラフィン 15 重量部 カルナウバワックス 5 重量部 低沸点イソパラフィン 5 重量部 ハ 水 49.7重量部
【0022】<実施例39〜42>キク科ゴボウ1Kg
に50%エタノール10lを加え、還流条件で3時間加
熱攪拌し、不溶物を濾過で取り除き、溶媒を減圧溜去し
エッセンス(50%エタノール抽出物の溶媒除去物)を
得た。これを水に分散させダイアイオンHP−20にチ
ャージし、水、20%エタノール、50%エタノール、
エタノールの順でそれぞれ1lづつ流し、それぞれのフ
ラクションを集め、減圧溜去し、それぞれゴボウエッセ
ンス1、ゴボウエッセンス2、ゴボウエッセンス3、ゴ
ボウエッセンス4を得た。これらを用いて表5に示す処
方に従って化粧水を作成した。即ち、処方成分を加熱攪
拌し可溶化し、冷却し化粧水を得た。又、上記の方法で
真皮コラーゲン線維束改善値を求めた。この結果も表5
に示す。この表より、ゴボウのエッセンスとしては、ダ
イアイオンカラムクロマトグラフで非極性部を取り除い
た、水フラクションと20%エタノール水溶液フラクシ
ョンが好ましいことが判る。
【0023】
【表5】
【0024】<実施例43>下記に示す処方に従って、
クリームを作製した。即ち、イを混練りし、80℃に加
熱しておいたロを加え希釈し、80℃に加熱した。これ
に予め80℃に加熱しておいたハを攪拌しながら徐々に
加え乳化し、攪拌冷却しクリームを得た。このものの真
皮コラーゲン線維束改善値は2.5であった。 イ 70%マルチトール水溶液 15 重量部 1,3−ブタンシオール 5 重量部 トリグリセリンジイソステアレート 5 重量部 メチルパラベン 0.2重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 シソ科ローズマリーのエッセンス 0.1重量部 (全草の50%エタノール抽出物の溶媒除去物) ボタン科ボタンのエッセンス 0.1重量部 (根皮の50%エタノール抽出物の溶媒除去物) ロ 流動パラフィン 15 重量部 カルナウバワックス 5 重量部 低沸点イソパラフィン 5 重量部 ハ 水 51.5重量部
【0025】<実施例44>実施例43のクリームを用
いて、使用テストにて本発明の皮膚外用剤の作用を調べ
た。即ち、任意に選択したシワに悩むパネラー1群10
名に本発明の皮膚外用剤である実施例43のクリーム、
実施例43のクリーム中のローズマリーのエッセンスを
水に置換した比較例1、ボタンのエッセンスを水に置換
した比較例2、ローズマリーのエッセンスとボタンのエ
ッセンスを共に水に置換した対照例1を3ヶ月間使用し
て貰いシワの改善をアンケートによって答えて貰った。
結果を出現例数として表6に示す。これより、本発明の
皮膚外用剤はシワ改善作用に優れること及び抗炎症成分
との併用により真皮コラーゲン線維束改善作用を有する
物質の真皮コラーゲン線維束改善作用が高められること
が判る。
【0026】
【表6】
【0027】<実施例45>下記に示す処方に従って、
クリームを作製した。即ち、イを混練りし、80℃に加
熱しておいたロを加え希釈し、80℃に加熱した。これ
に予め80℃に加熱しておいたハを攪拌しながら徐々に
加え乳化し、攪拌冷却しクリームを得た。このものの真
皮コラーゲン線維束改善値は2.7であった。 イ 70%マルチトール水溶液 15 重量部 1,3−ブタンシオール 5 重量部 トリグリセリンジイソステアレート 5 重量部 メチルパラベン 0.2重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 ウルソール酸メチル 0.1重量部 (全草の50%エタノール抽出物の溶媒除去物) ボタン科ボタンのエッセンス 0.1重量部 (根皮の50%エタノール抽出物の溶媒除去物) ロ 流動パラフィン 15 重量部 カルナウバワックス 5 重量部 低沸点イソパラフィン 5 重量部 ハ 水 51.5重量部
【0028】<実施例46>下記に示す処方に従って、
クリームを作製した。即ち、イを混練りし、80℃に加
熱しておいたロを加え希釈し、80℃に加熱した。これ
に予め80℃に加熱しておいたハを攪拌しながら徐々に
加え乳化し、攪拌冷却しクリームを得た。このものの真
皮コラーゲン線維束改善値は2.8であった。 イ 70%マルチトール水溶液 15 重量部 1,3−ブタンシオール 5 重量部 トリグリセリンジイソステアレート 5 重量部 メチルパラベン 0.2重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 ウルソール酸ベンジル 0.1重量部 (全草の50%エタノール抽出物の溶媒除去物) ボタン科ボタンのエッセンス 0.1重量部 (根皮の50%エタノール抽出物の溶媒除去物) ロ 流動パラフィン 15 重量部 カルナウバワックス 5 重量部 低沸点イソパラフィン 5 重量部 ハ 水 51.5重量部
【0029】<実施例47〜51>下記に示す処方に従
って、皮膚外用医薬品を作成した。即ち、処方成分をニ
ーダーで混練りし、軟膏を得た。これらは何れも乾癬患
者の痒みを抑えるのに有効であった。
【0030】
【表7】
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、真皮コラーゲン線維束
を速やかに再構築させ、皮膚状態を改善する皮膚外用剤
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 光老化モデルでの皮膚表面形態の変化を表す
図である。
【図2】 光老化モデルでの真皮表面形態の変化を表す
図である。
【図3】 光老化モデルでのコラーゲン線維束構造を示
す図である。(500倍)
【図4】 光老化モデルでのコラーゲン線維束構造を示
す図である。(2500倍)
【図5】 光照射によるシワ量を表す図である。
【図6】 光照射による線維束構造スコアーを示す図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/19 A61K 31/19 31/38 31/38 31/405 31/405 31/56 31/56 31/60 31/60 31/70 31/70 35/78 35/78 T C ABE ABEQ ADA ADAH 45/00 45/00 (72)発明者 西森 康友 神奈川県横浜市戸塚区柏尾町560 ポーラ 化成工業株式会社戸塚研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真皮コラーゲン線維束改善作用を有する
    成分から選ばれる1種乃至は2種以上と炎症抑制作用を
    有する成分から選ばれる1種乃至は2種以上とを含有す
    ることを特徴とする、皮膚外用剤。
  2. 【請求項2】 シワ防止作用を有することを特徴とす
    る、請求項1に記載の皮膚外用剤。
  3. 【請求項3】 シワが光に起因するシワであることを特
    徴とする、請求項1又は2に記載の皮膚外用剤。
  4. 【請求項4】 真皮コラーゲン線維束改善作用を有する
    成分が、ウルソール酸、ウルソール酸の生理的に許容さ
    れる塩、ウルソール酸の誘導体、バラ科ビワのエッセン
    ス、バラ科モモのエッセンス、クロウメモドキ科ナツメ
    のエッセンス、スイカズラ科セイヨウニワトコのエッセ
    ンス、キク科ヤグルマギクのエッセンス、シソ科タイム
    のエッセンス、シソ科ローズマリーのエッセンス、シソ
    科セージのエッセンス、シソ科シソのエッセンス、シソ
    科オドリコソウのエッセンス又はシソ科セイヨウハッカ
    のエッセンスである、請求項1〜3何れか一項に記載の
    皮膚外用剤。
  5. 【請求項5】 炎症抑制作用を有する成分が、バラ科ワ
    レモコウのエッセンス、キク科カワラヨモギのエッセン
    ス、ヘンルーダ科イヌザンショのエッセンス、ボタン科
    ボタンのエッセンス、ユキノシタ科コジソウのエッセン
    ス、ユリ科ハカタユリのエッセンス、ボタン科シャクヤ
    クのエッセンス、キク科アルニカのエッセンス、キク科
    ローマカミツレ、サリチル酸メチル、イソペンジル、イ
    ソペンジルの塩、ジフェンヒドラミン、ジフェンヒドラ
    ミンの塩、グアヤアズレン、グリチルリチン、グリチル
    レチン酸、ブフェキサマック、クロタミトン、フルフェ
    ナム酸ブチル、インドメタシン、ケトプロフェン、ケト
    チフェン、イブプロフェン又はスプロフェンである、請
    求項1〜4何れか一項に記載の皮膚外用剤。
  6. 【請求項6】 ウルソール酸、ウルソール酸の生理的に
    許容される塩、ウルソール酸の誘導体、バラ科ビワのエ
    ッセンス、バラ科モモのエッセンス、クロウメモドキ科
    ナツメのエッセンス、スイカズラ科セイヨウニワトコの
    エッセンス、キク科ヤグルマギクのエッセンス、シソ科
    タイムのエッセンス、シソ科ローズマリーのエッセン
    ス、シソ科セージのエッセンス、シソ科シソのエッセン
    ス、シソ科オドリコソウのエッセンス及びシソ科セイヨ
    ウハッカのエッセンスから選ばれる1種乃至は2種以上
    とバラ科ワレモコウのエッセンス、キク科カワラヨモギ
    のエッセンス、ヘンルーダ科イヌザンショのエッセン
    ス、ボタン科ボタンのエッセンス、ユキノシタ科コジソ
    ウのエッセンス、ユリ科ハカタユリのエッセンス、ボタ
    ン科シャクヤクのエッセンス、キク科アルニカのエッセ
    ンス、キク科ローマカミツレのエッセンス、サリチル酸
    メチル、イソペンジル、イソペンジルの塩、ジフェンヒ
    ドラミン、ジフェンヒドラミンの塩、グアヤアズレン、
    グリチルリチン、グリチルレチン酸、ブフェキサマッ
    ク、クロタミトン、フルフェナム酸ブチル、インドメタ
    シン、ケトプロフェン、ケトチフェン、イブプロフェン
    及びスプロフェンから選ばれる1種乃至は2種以上を含
    有する皮膚外用剤。
  7. 【請求項7】 シワ防止作用を有することを特徴とす
    る、請求項6に記載の皮膚外用剤。
  8. 【請求項8】 シワが光に起因するシワであることを特
    徴とする、請求項6又は7に記載の皮膚外用剤。
  9. 【請求項9】 化粧料であることを特徴とする、請求項
    1〜8何れか一項に記載の皮膚外用剤。
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