JP2011246354A - 皮膚外用剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】1)アドバンスド・グリケ−ション・エンドプロダクツ(AGEs:AdvancedGlycationEndproducts)分解剤と、2)抗シワ剤とを含有する皮膚外用剤。アドバンスド・グリケ−ション・エンドプロダクツ分解剤としては、モクセイ科オリ−ブ属、ユキノシタ科ユキノシタ属、バラ科ポテンチラ属、マメ科アスパラトゥス属、バラ科シモツケソウ属、キク科ヨモギ属、マメ科ゲンゲ属に属する植物の抽出物が例示される。抗シワ抗シワ剤としては、ビタミンA、その誘導体及び/又はそれらの薬理学的に許容される塩、トリテルペン酸、その誘導体及び/又はそれらの薬理学的に許容される塩、真皮コラ−ゲン線維束再構築作用を有する植物抽出物が好適に例示出来る。
【選択図】なし
Description
<1> 1)アドバンスド・グリケ−ション・エンドプロダクツ(AGEs:Advanced Glycation End-products)分解剤と、2)抗シワ剤とを含有することを特徴とする、皮膚外用剤。
<2> 前記のAGEs分解剤が、下記の植物抽出物よりなることを特徴とする、請求項1に記載の皮膚外用剤。
(植物)モクセイ科オリ−ブ属、ユキノシタ科ユキノシタ属、バラ科ポテンチラ属、マメ科アスパラトゥス属、バラ科シモツケソウ属、キク科ヨモギ属、マメ科ゲンゲ属に属する植物
<3> 前記のモクセイ科オリ−ブ属、ユキノシタ科ユキノシタ属、バラ科ポテンチラ属、マメ科アスパラトゥス属、バラ科シモツケソウ属、キク科ヨモギ属、マメ科ゲンゲ属に属する植物が、モクセイ科オリ−ブ属オリ−ブ、ユキノシタ科ユキノシタ属ユキノシタ、バラ科ポテンチラ属トルメンチラ、バラ科キジムシロ属カワラサイコ、バラ科ポテンチラ属ミヤマキンバエ、マメ科アスパラトゥス属ルイボス、バラ科シモツケソウ属シモツケソウ、キク科ヨモギ属ヨモギ、マメ科ゲンゲ属レンゲソウであることを特徴とする、<1>又は<2>に記載の皮膚外用剤。
<4> 前記のAGEs分解剤が、皮膚の角層中に存在するAGEsの分解作用を有することを特徴とする、<1>〜<3>の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
<5> 前記の抗シワ剤が、ビタミンA、その誘導体及び/又はそれらの薬理学的に許容される塩、トリテルペン酸、その誘導体及び/又はそれらの薬理学的に許容される塩、真皮コラ−ゲン線維束再構築作用を有する植物抽出物であることを特徴とする、<1>〜<4>の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
<6> 前記のビタミンA又はその誘導体が、レチノ−ル、レチナ−ル、レチノイン酸、トレチノイン、イソトレチノイン、レチノイン酸トコフェロ−ル、パルミチン酸レチノ−ル、酢酸レチノ−ル、水添レチノ−ルより選択される1種又は2種以上であることを特徴とする、<1>〜<5>の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
<7> 前記のトリテルペン酸又はその誘導体のトリテルペン酸残基が、ウルソ−ル酸、ベツリン酸又はそれらの酸の残基であることを特徴とする、<1>〜<5>の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
<8> 前記のトリテルペン酸、その誘導体が、トリテルペン酸、トリテルペン酸ベンジルエステル、トリテルペン酸リン酸エステルであることを特徴とする、<7>に記載の皮膚外用剤。
<9> 前記の真皮コラ−ゲン線維束再構築作用を有する植物抽出物が、下記に示す植物抽出物より選択される1種また2種以上であることを特徴とする、<1>〜<5>の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
<真皮コラ−ゲン線維束再構築作用を有する植物抽出物>
フトモモ科フトモモ属チョウジノキより得られる植物抽出物、オトギリソウ科オトギリソウ属オトギリソウより得られる植物抽出物、オトギリソウ科オトギリソウ属セイヨウオトギリソウより得られる植物抽出物、オトギリソウ科オトギリソウ属ヒメオトギリより得られる植物抽出物、オトギリソウ科オトギリソウ属トモエソウより得られる植物抽出物、スイカズラ科ニワトコ属セイヨウニワトコより得られる植物抽出物、キク科ヤグルマギク属ヤグルマギクより得られる植物抽出物、シソ科マンネンロウ属ロ−ズマリ−より得られる植物抽出物
<10> 前記のAGEs分解剤が、皮膚外用剤全量に対し、0.0001質量%〜10質量%含有することを特徴とする、<1>〜<9>の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
<11> 前記の抗シワ剤が、皮膚外用剤全量に対し、0.00001質量%〜15質量%含有することを特徴とする、<1>〜<10>の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
<12> 美肌用であることを特徴とする、<1>〜<11>の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
<13> 美肌作用が、たるみ又はシワ形成の予防又は改善作用であることを特徴とする、<12>に記載の皮膚外用剤。
<14> 美肌作用が、皮膚透明感の改善作用であることを特徴とする、<12>に記載の皮膚外用剤。
<15> 油中水乳化剤形であることを特徴とする、<1>〜<14>の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
<16> 更に、好ましい製剤成分を含有することを特徴とする、<1>〜<15>の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
<17> 化粧料を使用すべき人の皮膚において、励起光によって皮膚から生じる蛍光を計測し、該蛍光強度から推測される皮膚内のAGEs量が多かった場合に、その人に使用されるべき化粧料であることを特徴とする、<1>〜<16>の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
<18> 化粧料を使用すべき人の皮膚において、該皮膚表面のレプリカを作製し、皮溝、皮丘の形状を分析した場合、該皮溝、皮丘の差が小さく、且つ、大きな断絶の存する特徴を有する場合に、その人に使用されるべき化粧料であることを特徴とする、<1>〜<17>の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
<19> 次に示す態様で使用されることを特徴とする、<1>〜<19>の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
(1) 化粧料を使用しようとする人より、テ−プストリッピング法により採取された角層細胞について、励起光を照射し、生じた蛍光の光度を測定し、角層細胞内のAGEs量を推定し、平均的な量より多いか少ないかを鑑別し、多い場合には、化粧料利用者の候補とする。
(2) 化粧料を使用しようとする人より、皮膚表面のレプリカを作製し、皮溝、皮丘の形状を分析し、該皮溝、皮丘の差が小さく、且つ、大きな断絶の存在する場合には、化粧料使用者の候補とする。
(3) (1)と(2)共に候補者となった人を、化粧料の使用者とする。
メイラ−ド反応は、アミノ酸と還元糖が加熱により褐色の色素が生成する反応である。糖化反応は、還元糖のカルボニル基及びアミノ酸のアミノ基がシッフ塩基を形成した後、エナミノ−ルを経由し、アマドリ転位により安定なアマドリ化合物を生成する初期段階と、それ以降の、脱水、加水分解、炭素間の開裂により、α−ジカルボニル化合物を生成し、その後、α−ジカルボニル化合物、シッフ塩基、アマドリ化合物の分解、脂質過酸化反応由来のアルデヒド、糖の自動酸化及び分解などにより糖化最終産物(AGEs)が生成する後期段階に分類することが出来る。AGEsは、前記の糖化反応の結果生じる生成物の総称であり、単一の化合物を意味するものではない。また、糖化反応は、最終生成物のAGEs生成に至る過程において、生体内蛋白質と分子内又は分子間の無秩序な架橋構造を形成することにより、物理的又は生理的な変化を引き起こし、特に、真皮の糖化反応は、皮膚の色調のくすみ、弾力性、肌の肌理等の美肌、美白的な要因に深く関与することが知られている。このため、真皮AGEs分解作用を有する成分には、糖化反応を抑制することにより、くすみなどの色素沈着が関与する皮膚症状を予防又は改善する作用が存する。
オリ−ブの葉3kgに50%エタノ−ル水溶液5Lを加え、2時間加熱環流し、ろ過によって不溶物を取り除き減圧濃縮し、本発明のオリ−ブより得られる植物抽出物を44g得た。
ユキノシタの葉3.5kgに50%エタノ−ル水溶液6Lを加え、2時間加熱環流し、ろ過によって不溶物を取り除き減圧濃縮し、本発明のユキノシタより得られる植物抽出物を41g得た。
バラ科ポテンチラ属トルメンチラの全草の乾燥物100gを、細切した後、500mLの50%エタノ−ル水溶液を加えて3時間、加熱還流し、冷却後濾過にて不溶物を取り除いた後、減圧濃縮し、ついで凍結乾燥し、植物抽出物1を得た。しかる後に、植物抽出物1に200mLの水と200mLの酢酸エチルを加え、液液抽出を行い、酢酸エチル相をとり、減圧濃縮し、本発明のバラ科ポテンチラ属トルメンシラより得られる植物抽出物を得た。
バラ科キジムシロ属カワラサイコの全草の乾燥物100gを、細切した後、500mLの50%エタノ−ル水溶液を加えて3時間、加熱還流し、冷却後濾過にて不溶物を取り除いた後、減圧濃縮し、ついで凍結乾燥し、植物抽出物2を得た。しかる後に、植物抽出物2に200mLの水と200mLの酢酸エチルを加え、液液抽出を行い、酢酸エチル相をとり、減圧濃縮し、本発明のバラ科キジムシロ属カワラサイコより得られる植物抽出物を得た。
バラ科ポテンチラ属ミヤマキンバイの全草の乾燥物100gを、細切した後、500mLの50%エタノ−ル水溶液を加えて3時間、加熱還流し、冷却後濾過にて不溶物を取り除いた後、減圧濃縮し、ついで凍結乾燥し、植物抽出物3を得た。しかる後に、植物抽出物3に200mLの水と200mLの酢酸エチルを加え、液液抽出を行い、酢酸エチル相をとり、減圧濃縮し、本発明のバラ科ポテンチラ属ミヤマキンバイより得られる植物抽出物を得た。
マメ科アスパラトゥス属ルイボスの葉の乾燥物100gを、細切した後、500mLの50%エタノ−ル水溶液を加えて3時間、加熱還流し、冷却後濾過にて不溶物を取り除いた後、減圧濃縮し、ついで凍結乾燥し、抽出物4を得た。しかる後に、抽出物4に200mLの水と200mLの酢酸エチルを加え、液液抽出を行い、酢酸エチル相をとり、減圧濃縮し、本発明のマメ科アスパラトゥス属ルイボスより得られる植物抽出物を得た。
バラ科ポテンチラ属シモツケソウの全草の乾燥物100gを、細切した後、500mLの50%エタノ−ル水溶液を加えて3時間、加熱還流し、冷却後濾過にて不溶物を取り除いた後、減圧濃縮し、ついで凍結乾燥し、抽出物5を得た。しかる後に、抽出物5に200mLの水と200mLの酢酸エチルを加え、液液抽出を行い、酢酸エチル相をとり、減圧濃縮し、本発明のバラ科シモツケソウ属シモツケソウより得られる植物抽出物を得た。
キク科ヨモギ属ヨモギの全草の乾燥物100gを、細切した後、500mLの50%エタノ−ル水溶液を加えて3時間、加熱還流し、冷却後濾過にて不溶物を取り除いた後、減圧濃縮し、ついで凍結乾燥し、抽出物6を得た。しかる後に、抽出物6に200mLの水と200mLの酢酸エチルを加え、液液抽出を行い、酢酸エチル相をとり、減圧濃縮し、本発明のキク科ヨモギ属ヨモギより得られる植物抽出物を得た。
マメ科ゲンゲ属レンゲソウの全草及び種子の乾燥物1(kg)を細断し、10(L)のエタノ−ル溶液を加え、50℃以下の温度にて一晩浸漬した後、濾過にて不溶物を除去することにより、エタノ−ル溶液抽出物である抽出物を得た。
22mM 1−フェニル−1,2−プロパンジオン/メタノ−ル+0.1M リン酸緩衝液(PH7.4) 1mLと、本発明の植物抽出物(モクセイ科オリ−ブ属オリ−ブより得られる植物抽出物、ユキノシタ科ユキノシタ属ユキノシタより得られる植物抽出物、バラ科ポテンチラ属トルメンチラより得られる植物抽出物、バラ科キジムシロ属カワラサイコより得られる植物抽出物、バラ科ポテンチラ属ミヤマキンバイより得られる植物抽出物、マメ科アスパラトゥス属ルイボスより得られる植物抽出物、バラ科シモツケソウ属シモツケソウより得られる植物抽出物、キク科ヨモギ属ヨモギより得られる植物抽出物、マメ科ゲンゲ属レンゲソウより得られる植物抽出物) 1mLを混合し、37℃で10時間反応させ、安息香酸の量をHPLCにて定量した。
(HPLC条件)
分析条件 検出器 :紫外吸光光度計(測定波長:260nm)
カラム :東ソ− TSK−ODS80TsQA
カラム温度:室温
移動層 :氷酢酸2g/アセトニトリル 500mL+エデト酸二ナトリウム溶液(1→250) 500mL
流量:1mL/min
以下の試験材料を用い、AGEs分解作用評価を実施した。
AGE-BSA:グルコ−スと牛血清アルブミン(BSA)を37℃で12週間以上インキュベ−トし、PD−10 columns(Amersham Biosciences 17−0851−01)にて余分なグルコ−スを除いたもの、1次抗体 :Anti-Albumin、Bovine Serum、Rabbit−Poly ROCKLAND 201−41331/20000、2次抗体 :Goat anti−rabbit IgG horseradish peroxidase conjugate BioRAD 170−6515 1/10000、基質 :TMB solution Wako 546−01911
(手順)
Type I コラ−ゲンコ−トした96穴マイクロプレ−ト(Bio Coat 35 4407)に10μg/mLのAGE-BSAを100μL加え、1.0μg(AGE-BSA/well) 37℃にて4時間静置した後、0.05%Tween20/PBS(−)にて3回洗浄(マイクロミキサ−上で室温、3分間振とうし)、PBS(−)に溶解した濃度(1×10−4%)の試料を100μL加え、37℃で10時間以上反応させる。その後、0.05%Tween20/PBS(−)にて3回洗浄し、1次抗体を各wellに100μL/well加え、室温で30分間静置する。0.05%Tween20/PBS(−)にて3回洗浄し、2次抗体を100μL/well入れ、室温30分間静置する。0.05%Tween20/PBS(−)にて3回洗浄し、TMBを100μL/well加え、室温15分反応させる。1N 塩酸を100μL/well入れ、反応を止め、450nmの吸光度を測定する。AGEsの量を変え、検量線を引き、この検量線より残存AGEs量を定量した。残存AGEsを添加したAGEsより減じ、添加したAGEsで除し、100を乗じてAGEs分解率を算出した。
角層中のAGEsは次のようにして検出できる。皮膚より市販の粘着テ−プ等を利用してテ−プストリッピングにより角層採取を行い、溶剤で半日処理して粘着テ−プ部分を除去する。得られた角層に対して免疫組織染色を行い、染色された角層標本を顕微鏡下で観察する。結果を図1に示す。前記溶剤としては、有機溶媒、特にキシレンが好ましく例示できる。免疫組織染色の条件として、一次抗体(anti AGE monocronal antibody(mouse) TransGenic KH001)、ビオチン化2次抗体(Biotin-Rabbit Anti Mouse IGg conjugate ZYMED 81-6740)、ABC 試薬(R.T.U VECTASTAIN Elite ABC REAGENT BECTOR PK-7100)、AEC基質(ENVISION kit/HRP(AEC) Dako K3464)が好ましく例示できる。対照として、70%エタノ−ル溶液に浸漬した角層標本を用意した。角層標本を、100mMグルコ−スを溶解した70%エタノ−ル溶液に浸漬する。また、本発明のAGEs分解剤であるマメ科ゲンゲ属レンゲソウより得られる植物抽出物 0.1%共存下、非共存下で、37度で8日間放置後、AGEsを検知した。マメ科ゲンゲ属レンゲソウより得られる植物抽出物の非共存下においては、対照と比較して明らかに反応部位が多く、グルコ−スによりAGEsが産生したことがわかった。マメ科ゲンゲ属レンゲソウより得られる植物抽出物 0.1%共存下では、非共存下に比べて明らかに反応部位が少なく、マメ科ゲンゲ属レンゲソウより得られる植物抽出物がヒト角層中におけるAGEsの産生抑制作用を有することがわかった。この度合いは、標識の存在面積比によって定量化することができるし、該標識の存在割合は、後述の如く、スコアなどで簡便に数値化できる。結果を図1に示す。
本発明の皮膚外用剤は、1)AGEs分解剤と、2)抗シワ剤とを含有することを特徴とする。本発明の抗シワ剤としては、シワ形成に対する予防又は改善作用を有する成分であれば特段の限定なく適応することが出来、より好ましいものとしては、ビタミンA又はその誘導体及び/又はそれらの薬理学的に許容される塩、トリテルペン酸またはトリテルペン酸誘導体及び/又はそれらの薬理学的に許容される塩、さらには、真皮コラ−ゲン線維束再構築作用を有する植物抽出物などが好適に例示出来る。本発明の抗シワ剤が有するシワ形成に対する予防又は改善作用には、既に形成されたシワに対する改善作用に加え、これから形成されるシワ、若しくは、形成過程にあるシワに対する予防又は改善作用が包含される。また、本発明の抗シワ剤が有する作用機序としては、ヒアルロン酸産生促進作用、コラ−ゲン産生促進作用、マトリックスメタロプロテア−ゼ阻害作用、真皮コラ−ゲン線維束再構築作用等を介する作用機序が推定される。前記AGEs分解剤は、抗シワ剤と共に皮膚外用剤に配合することにより、抗シワ剤の有するシワ形成に対する予防又は改善作用を増強し、同時に、皮膚透明感などの肌症状を改善することのより総合的に皮膚老化症状を予防又は改善する作用に優れる。前記のシワ形成に対する予防又は改善作用を有する何れの抗シワ剤に付いても、本発明の皮膚外用剤に含有させることが出来るが、シワ形成に対する予防又は改善効果を増強すること、同時に、皮膚透明感などの肌症状を改善することにより総合的な皮膚老化現象を改善させる面から、特に好ましいものとしては、真皮コラ−ゲン線維束の崩壊あるいは構造の乱れを予防又は改善する作用を有する抗シワ剤、具体的には、トリテルペン酸又はトリテルペン酸誘導体及び/又はそれらの薬理学的に許容される塩、真皮コラ−ゲン線維束再構築作用を有する植物抽出物が好適に例示出来る。
フトモモ科チョウジノキの花蕾を乾燥させたもの500(g)に5(L)のメタノ−ルを加え、室温で1週間浸漬し、濾過して、減圧濃縮し、本発明のフトモモ科チョウジノキより得られる植物抽出物35(g)得た。
オトギリソウ科オトギリソウ属オトギリソウの全草を乾燥したもの500(g)に5(L)のメタノ−ルを加え、室温で1週間浸漬し、濾過して、減圧濃縮し、本発明のオトギリソウ科オトギリソウ属オトギリソウより得られる植物抽出物を22g得た。同様の手順に従い、オトギリソウ科オトギリソウ属セイヨウオトギリソウより得られる植物抽出物、オトギリソウ科オトギリソウ属ヒメオトギリより得られる植物抽出物、オトギリソウ科トモエソウより得られる植物抽出物を得た。
スイカズラ科ニワトコ属セイヨウニワトコの花1(kg)に10(L)のエタノ−ルを加え2時間還流させ、濾過し濾液を取り、これを水3(L)に一気に加え析出した沈殿を濾取し、本発明のスイカズラ科ニワトコ属セイヨウニワトコより得られる植物抽出物19(g)を得た。
キク科ヤグルマギク属ヤグルマギクの全草1(kg)に10(L)のエタノ−ルを加え2時間還流させ、濾過し濾液を取り、これを水3(L)に一気に加え析出した沈殿を濾取し、本発明のキク科ヤグルマギク属ヤグルマギクより得られる植物抽出物12(g)を得た。
ロ−ズマリ−1(kg)に10(L)のエタノ−ルを加え2時間還流させ、濾過し濾液を取り、これを減圧濃縮し粗抽出物1 213(g)得た。粗抽出物1 100(g)を600(mL)のエタノ−ルに溶解させ、これを水200(mL)に一気に加え析出した沈殿を濾取し42gの粗抽出物2を得た。粗抽出物2の100(g)を500(mL)のノルマルブタノ−ルに溶解させ、500(mL)の水を加え液液抽出し、ブタノ−ル相を取った。この作業を3回繰り返し、ブタノ−ル相を合わせて減圧濃縮し本発明のシソ科マンネンロウ属ロ−ズマリ−より得られる植物抽出物27(g)得た。
本発明の皮膚外用剤は、1)AGEs分解剤と、2)抗シワ剤とを含有することを特徴とする。かかる皮膚外用剤は、優れた美肌作用、具体的には、AGEs分解剤との併用によるシワ形成に対する予防又は改善作用の増強強化、更には、当該効果と同時に、皮膚透明感の改善などの皮膚症状の改善による見た目の肌状態を総合的に改善する効果を発揮する。
表1及び表2に記載の処方成分よりなる皮膚外用剤(化粧料1〜7)を作製した。即ち、処方成分イ)、ロ)及びハ)をそれぞれ70℃に加熱し、イ)にロ)を加え中和し、これに徐々にハ)を加えて乳化し、ホモジナイザ−で乳化粒子を整え、攪拌冷却し、皮膚外用剤(化粧料1〜7)を得た。また同時に、表1の処方成分中、「本発明のAGEs分解剤」を「水」に置換した比較例1、「本発明の抗シワ剤」を「水」に置換した比較例2、「本発明のAGEs分解剤」及び「本発明の抗シワ剤」を共に「水」に置換した比較例3を作製した。
実施例1に記載の方法に従い製造した皮膚外用剤(化粧料1〜7)、比較例1〜3に関し、以下の試験方法に従い、シワ改善効果を調べた。即ち、目尻のシワが気になるパネラ−(女性、年齢層40〜60歳)各群5名よりなる群に、皮膚外用剤(化粧料1〜7)、比較例1〜3を渡し、1日朝晩2回、連日8週間使用してもらい、シワ改善度合をスコア0:改善無し、スコア1:少し改善が感じられる、スコア2:改善したと感じる、スコア3:明瞭に改善した、スコア4:著しく改善した、の基準によりスコア評価を実施した。結果を表3に出現数として表す。これより本発明の1)AGEs分解剤と、2)抗シワ剤を含有する皮膚外用剤(化粧料1〜7)は、シワ改善効果に優れることがわかる。また、角層AGEs分解作用を有するマメ科ゲンゲ属レンゲソウより得られる植物抽出物と抗シワ改善剤を含有する皮膚外用剤には、より高いシワ改善効果が認められた。
本発明の皮膚外用剤として、表1及び表2に記載の化粧料1に関し、処方成分の「ペムレンTR−2」を「カルボキシビニルポリマ−」に置換した皮膚外用剤(化粧料8)の製造を試みたが乳化することが出来ず、皮膚外用剤(化粧料8)は製造することが出来なかった。
実施例1に記載の皮膚外用剤(化粧料1〜8)、比較例1〜3の皮膚透明感改善作用評価を実施した。年齢59歳までの肌に透明感に悩みのある人をパネラ−とし、使用テストを実施した。パネラ−は、ばらつきがない様に各群5名ずつに群分けし、各群にそれぞれ化粧料1〜7、比較例1〜3の化粧料を渡し、1ケ月間朝晩2回適量を塗布する態様で連続使用してもらった。試験前と終了後に自覚によるアンケ−トを実施し、透明感を、1:とても感じる、2:かなり感じる、3:感じる、4:やや感じる、5:あまり感じない、6:ほとんど感じない、の6段階で評価し、使用前の評価値から使用後の評価値を引いた値を改善度合とした。結果を表4に示す。
表5及び表6に記載の処方成分を有する化粧料8〜14を作製した。また同時に、表5の処方成分中、「本発明のAGEs分解剤」を「水」に置換した比較例4、「本発明の抗シワ剤」を「水」に置換した比較例5、「本発明のAGEs分解剤」及び「本発明の抗シワ剤」を共に「水」に置換した比較例6を作製した。
実施例2に記載の方法に従い、化粧料8〜14のシワ改善作用を評価した。結果を表7に示す。これより本発明の1)AGEs分解剤と、2)抗シワ剤を含有する皮膚外用剤(化粧料8〜14)は、シワ改善効果に優れることがわかる。また、角層AGEs分解作用を有するマメ科ゲンゲ属レンゲソウより得られる植物抽出物と抗シワ改善剤を含有する皮膚外用剤には、より高いシワ改善効果が認められた。
実施例4に記載の方法に従い、化粧料8〜14の皮膚透明感改善作用を評価した。結果を表8に示す。これより本発明の1)AGEs分解剤と、2)抗シワ剤を含有する皮膚外用剤(化粧料8〜14)は、皮膚透明感改善作用に優れることがわかる。また、角層AGEs分解作用を有するマメ科ゲンゲ属レンゲソウより得られる植物抽出物と抗シワ改善剤を含有する皮膚外用剤には、より高い皮膚透明感改善効果が認められた。
Claims (19)
- 1)アドバンスド・グリケ−ション・エンドプロダクツ(AGEs:Advanced Glycation End-products)分解剤と、2)抗シワ剤とを含有することを特徴とする、皮膚外用剤。
- 前記のAGEs分解剤が、下記の植物抽出物よりなることを特徴とする、請求項1に記載の皮膚外用剤。
(植物)モクセイ科オリ−ブ属、ユキノシタ科ユキノシタ属、バラ科ポテンチラ属、マメ科アスパラトゥス属、バラ科シモツケソウ属、キク科ヨモギ属、マメ科ゲンゲ属に属する植物 - 前記のモクセイ科オリ−ブ属、ユキノシタ科ユキノシタ属、バラ科ポテンチラ属、マメ科アスパラトゥス属、バラ科シモツケソウ属、キク科ヨモギ属、マメ科ゲンゲ属に属する植物が、モクセイ科オリ−ブ属オリ−ブ、ユキノシタ科ユキノシタ属ユキノシタ、バラ科ポテンチラ属トルメンチラ、バラ科キジムシロ属カワラサイコ、バラ科ポテンチラ属ミヤマキンバエ、マメ科アスパラトゥス属ルイボス、バラ科シモツケソウ属シモツケソウ、キク科ヨモギ属ヨモギ、マメ科ゲンゲ属レンゲソウであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の皮膚外用剤。
- 前記のAGEs分解剤が、皮膚の角層中に存在するAGEsの分解作用を有することを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
- 前記の抗シワ剤が、ビタミンA、その誘導体及び/又はそれらの薬理学的に許容される塩、トリテルペン酸、その誘導体及び/又はそれらの薬理学的に許容される塩、真皮コラ−ゲン線維束再構築作用を有する植物抽出物であることを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
- 前記のビタミンA又はその誘導体が、レチノ−ル、レチナ−ル、レチノイン酸、トレチノイン、イソトレチノイン、レチノイン酸トコフェロ−ル、パルミチン酸レチノ−ル、酢酸レチノ−ル、水添レチノ−ルより選択される1種又は2種以上であることを特徴とする、請求項1〜5の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
- 前記のトリテルペン酸又はその誘導体のトリテルペン酸残基が、ウルソ−ル酸、ベツリン酸又はそれらの酸の残基であることを特徴とする、請求項1〜5の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
- 前記のトリテルペン酸、その誘導体が、トリテルペン酸、トリテルペン酸ベンジルエステル、トリテルペン酸リン酸エステルであることを特徴とする、請求項7に記載の皮膚外用剤。
- 前記の真皮コラ−ゲン線維束再構築作用を有する植物抽出物が、下記に示す植物抽出物より選択される1種また2種以上であることを特徴とする、請求項1〜5の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
<真皮コラ−ゲン線維束再構築作用を有する植物抽出物>
フトモモ科フトモモ属チョウジノキより得られる植物抽出物、オトギリソウ科オトギリソウ属オトギリソウより得られる植物抽出物、オトギリソウ科オトギリソウ属セイヨウオトギリソウより得られる植物抽出物、オトギリソウ科オトギリソウ属ヒメオトギリより得られる植物抽出物、オトギリソウ科オトギリソウ属トモエソウより得られる植物抽出物、スイカズラ科ニワトコ属セイヨウニワトコより得られる植物抽出物、キク科ヤグルマギク属ヤグルマギクより得られる植物抽出物、シソ科マンネンロウ属ロ−ズマリ−より得られる植物抽出物 - 前記のAGEs分解剤が、皮膚外用剤全量に対し、0.0001質量%〜10質量%含有することを特徴とする、請求項1〜9の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
- 前記の抗シワ剤が、皮膚外用剤全量に対し、0.00001質量%〜15質量%含有することを特徴とする、請求項1〜10の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
- 美肌用であることを特徴とする、請求項1〜11の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
- 美肌作用が、たるみ又はシワ形成の予防又は改善作用であることを特徴とする、請求項12に記載の皮膚外用剤。
- 美肌作用が、皮膚透明感の改善作用であることを特徴とする、請求項12に記載の皮膚外用剤。
- 油中水乳化剤形であることを特徴とする、請求項1〜14の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
- 更に、好ましい製剤成分を含有することを特徴とする、請求項1〜15の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
- 化粧料を使用すべき人の皮膚において、励起光によって皮膚から生じる蛍光を計測し、該蛍光強度から推測される皮膚内のAGEs量が多かった場合に、その人に使用されるべき化粧料であることを特徴とする、請求項1〜16の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
- 化粧料を使用すべき人の皮膚において、該皮膚表面のレプリカを作製し、皮溝、皮丘の形状を分析した場合、該皮溝、皮丘の差が小さく、且つ、大きな断絶の存する特徴を有する場合に、その人に使用されるべき化粧料であることを特徴とする、請求項1〜17の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
- 次に示す態様で使用されることを特徴とする、請求項1〜19の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
(1) 化粧料を使用しようとする人より、テ−プストリッピング法により採取された角層細胞について、励起光を照射し、生じた蛍光の光度を測定し、角層細胞内のAGEs量を推定し、平均的な量より多いか少ないかを鑑別し、多い場合には、化粧料利用者の候補とする。
(2) 化粧料を使用しようとする人より、皮膚表面のレプリカを作製し、皮溝、皮丘の形状を分析し、該皮溝、皮丘の差が小さく、且つ、大きな断絶の存在する場合には、化粧料使用者の候補とする。
(3) (1)と(2)共に候補者となった人を、化粧料の使用者とする。
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