JP3935636B2 - 肌とこころの化粧料 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、肌とこころを整えるのに有用な化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年はストレス過剰負荷の時代であり、現代に生活を営むものは大なり小なり過剰なストレスに晒される。この様な過剰なストレスが人体に与える影響は大きく、例えば、特に過剰なストレスに晒されるマスコミの人たちに癌などの重篤な疾病が多く、平均寿命が短いことは良く知られていることである。この為、多くのストレスを緩和する手段が考案されている。この様な手段としては、例えば嗅覚を利用した、アロマテラピーによるストレス軽減化、触覚を利用したリラクゼーションマッサージ等が例示できる。しかしながら、この様な軽減化手段は有効であるものの充分ではなく、更なる軽減化手段が望まれていた。
【0003】
一方、近年に於いては、アトピー性皮膚炎患者の急増やアレルギー性皮膚炎患者の急増のように、まだ疾患には至らない軽症の皮膚トラブルを含めて、皮膚疾患の罹患者数が増えている。後述するように、本発明者らは、この傾向を分析した結果、過剰に負荷されたストレスに起因することを見出した。即ち、経皮的に負荷ストレスを軽減することにより、皮膚状態を改善する作用を有する成分の効果を有効に発揮させ、この様な皮膚疾患や皮膚トラブルを軽減しうることを見出したが、この様な知見は今まで全く知られていなかった。
【0004】
即ち、経皮的なストレス緩和手段も全く知られていなかったし、このストレス緩和手段とコラーゲン線維束再構築剤やエラスチン分解抑制剤などの皮膚状態改善作用を有する物質とを組み合わせて化粧料に含有させることも全く知られていなかった。加えて、肌とこころを整える化粧料という概念も全く存在していなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この様な状況下為されたものであり、現代に急増している、皮膚疾患や皮膚トラブルの処置に好適な手段を提供することを課題とする。
【0006】
【課題の解決手段】
この様な状況に鑑みて、本発明者らは、現代に急増している、皮膚疾患や皮膚トラブルの処置に好適な手段を求めて鋭意研究努力を重ねた結果、ストレス予防剤とコラーゲン線維束再構築剤を含有してなる化粧料にその様な作用を見出し、発明を完成させるに至った。以下、本発明の実施の形態を中心に詳細に説明を加える。
【0007】
【発明の実施の形態】
(1)本発明の化粧料の必須成分であるストレス予防剤
本発明の化粧料は、必須成分としてストレス予防剤を含有する。ここで、本発明で言うストレス予防剤とは、生体に対して働きかけ、生体側の環境をストレスによる悪影響を受けにくくさせる作用を有する成分の総称を意味し、この様な物質は、例えば次に示すような動物を用いたスクリーニングで選別することが出来る。この様な性質を有するストレス予防剤として、本発明者らは、ブクリョウ、チョレイ、ツキヨタケ、サルノコシカケ等のサルノコシカケ科の植物のエッセンスを見出した。なかでもブクリョウにおいてはこの作用が著しく、本発明の化粧料に好適なストレス予防剤はブクリョウのエッセンスである。ここで、本発明で言うエッセンスとは、植物体それ自身、植物体を乾燥・細切・粉砕した加工物、植物体乃至は加工物に溶媒を加えて抽出した抽出物、抽出物より溶媒を除去した、抽出物の溶媒除去物、抽出物やその溶媒除去物を分画精製した精製物等の総称を意味する。これらのエッセンスの中で本発明の化粧料に適当なのは、抽出物乃至はその溶媒除去物である。抽出物は通常の方法に従って製造すれば良く、例えば、植物体乃至はその加工物1重量部に対して1〜10重量部の溶媒を加え、室温であれば数日、沸点付近の温度であれば数時間浸漬すればよい。溶媒の除去は減圧濃縮や水蒸気蒸留などで行えばよい。溶媒としては、水、エタノールやメタノール、1,3−ブタンジオール等のアルコール類、酢酸エチルや蟻酸メチルなどのエステル類、ジエチルエーテルやテトラヒドロフラン等のエーテル類、アセトンやメチルエチルケトンなどのケトン類、クロロホルムや塩化メチレン等のハロゲン化炭化水素類、アセトニトリルなどのニトリル類が好ましく例示でき、中でも水或いはアルコール類が特に好ましい。本発明の化粧料に於けるこの様なストレス予防剤の好ましい含有量は、0.01〜10重量%であり、更に好ましくは0.05〜5重量%である。これは、少なすぎるとストレス予防効果を発現しない場合があり、多すぎても効果が頭打ちになることがあるからである。
【0008】
<ストレス予防剤のスクリーニング例>
被験物質のストレスによる皮膚機能の低下の予防作用を調べた。使用したストレスモデルは、過剰飼育・ストリッピングストレスモデルであった。検体は被験物質を50%エタノール水溶液に1%の濃度で溶かしたものを用いた。即ち、通常の2倍の密度で2週間飼育した後、背部皮膚をセロファンテープでストリッピングし、皮膚機能の低下を拡散散逸水量(TEWL)を測定しこれを指標に評価した。予防効果は予備飼育期間(2週間)に被験物質で1日1回0.1mlを背部部位に投与して行った。対照群は50%エタノールで処置した。予備飼育は通常密度で行った。使用動物はICR系ヘアレスマウス(雄性、10〜15週齢)を用い、1群10匹とした。評価は群全体のTEWLの様子を見、++:著しいTEWL増加抑制、+:明らかなTEWLの増加抑制、±:微弱なTEWLの増加抑制、−:抑制が認められないの基準で予防作用を判定した。この判定に於いて、ブクリョウの50%エタノール抽出物は++の判定であった。この様に、ストレス予防剤により生体を処理することにより、生体が来るべきストレスに備えられるように生体内の環境を整えていることがわかる。
【0009】
(2)本発明の化粧料の必須成分であるコラーゲン線維束再構築剤
本発明の化粧料は、更に、コラーゲン線維束再構築剤を含有することを特徴とする。ここで、コラーゲン線維束再構築剤とは、低光量の紫外線の長期被曝などによって生じる、皮膚のコラーゲン線維束の乱れを再構築し、修復する作用を有する、即ち、しわというコラーゲン線維束構造が乱れた状態に働きかけ、この乱れを再構築して修復しシワを改善する作用を有する物質のことを意味し、この様な物質の具体例としては、例えば、ローズマリーのエッセンス、ウルソール酸及び生理的に許容されるその塩並びにウルソール酸のエステル等が例示できる。ここでエッセンスとは、上記に用いたのと同様のものを意味する。又、ウルソール酸のエステルとしては、メチル、エチル、ターシャリーブチル、オクチル、シクロヘキシル、ヘキセニル、イソオクチル、セチル、ミリスチル、ステアリル、オレイル、デカニル等の直鎖、分岐、環状構造、不飽和結合を有していても良い脂肪族炭化水素エステル類、ベンジル、フェニルエチル等の芳香族エステル類等が好ましく例示できる。又、生理的に許容される塩としては、ナトリウムやカリウムなどのアルカリ金属塩、マグネシウムやカルシウムなどのアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、トリエチルアミン塩やトリエタノールアミン塩等の有機アミン塩、リジン塩やアルギニン塩等の塩基性アミノ酸塩等が好ましく例示できる。これらの中で特に好ましいものはウルソール酸、ウルソール酸塩及びウルソール酸ベンジル、ローズマリーのエッセンスから選ばれる1種乃至は2種以上である。本発明の化粧料に於ける、これらコラーゲン線維束構造再構築剤の好ましい含有量は、0.01〜10重量%であり、更に好ましくは0.05〜5重量%である。これは少なすぎると、コラーゲン線維束再構築作用が発現しない場合があり、多すぎても効果が頭打ちになり、安定性などを損なう場合があるからである。
【0010】
(3)本発明の化粧料に好適なエラスチン分解抑制剤本発明の化粧料では、エラスチン分解抑制剤を含有することが好適である。これは、エラスチン分解抑制剤とコラーゲン線維束再構築剤の効果の組合せにより、皮膚状態の改善がより効果的に為しうるからである。この様なエラスチンの分解を抑制するエラスチン分解抑制剤としては、大豆に含まれる蛋白質が知られている。本発明の化粧料に於ける、該エラスチン分解抑制剤の好ましい含有量は、0.01〜10重量%であり、更に好ましくは0.05〜5重量%である。これは少なすぎるとエラスチン分解抑制作用が発現しない場合があり、多すぎても効果が頭打ちになることがあるからである。
【0011】
(4)本発明の化粧料本発明の化粧料は、上記必須成分であるストレス予防剤とコラーゲン線維束再構築剤とを含有することを特徴とする。特に好適な形態として、更にエラスチン分解抑制剤を含有するものである。本発明の化粧料は、ストレス予防剤により、ストレスによる肌状態の増悪因子の発現を抑制し、コラーゲン線維束再構築剤による損傷部位の修復をより効果的に行う作用を有する。本発明の化粧料としては、化粧料であれば特段の限定なく適用することが出来、例えば、クリーム、乳液、化粧水、パック等の基礎化粧料、アンダーメークアップ、ファンデーション等のメークアップ化粧料、シャンプー、リンス、トリートメント、石鹸等の洗浄用化粧料、ヘアトーニングローション、ヘアクリームなどの頭髪用化粧料等が例示でき、中でもスキンケアに用いられることが特に好ましい。更に剤形としては、可溶化系でも乳化系、分散系でも何れの剤形でも使用が可能であるが、最外相が油相である油中水乳化系で使用することが、有効成分の貯留性と使用快感を提供しうる特質から特に好ましい。この様な油中水乳化剤形に於いては、形態と使用感の両者の安定性を向上させる目的で、有機変性ベントナイトを用いることが有利である。本発明の化粧料は、ストレス予防剤によりストレスに対する生体内の環境を整えることから、本発明の化粧料は使用することにより、こころをより快適に保つことが出来、この快適感が更に、コラーゲン線維束再構築剤やエラスチン分解抑制剤の作用を高め、美しい肌を効果的に具現することが出来る。
【0012】
本発明の化粧料に於いては、上記の成分以外に、通常化粧料で使用される任意成分を含有することが出来る。この様な任意成分としては、例えば、ワセリンやマイクロクリスタリンワックス等のような炭化水素類、ホホバ油やゲイロウ等のエステル類、牛脂、オリーブ油等のトリグリセライド類、セタノール、オレイルアルコール等の高級アルコール類、ステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸、グリセリンや1,3−ブタンジオール等の多価アルコール類、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、エタノール、カーボポール等の増粘剤、防腐剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、色素、粉体類等が好ましく例示できる。これらの成分を常法に従って処理することにより、本発明の化粧料を製造することが出来る。
【0013】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ限定を受けないことは言うまでもない。
【0014】
<実施例1>ストレス予防剤とコラーゲン線維束再構築剤との組合せ効果を上記ストレスモデルを用いて調べた。検体は、検体1がブクリョウのエッセンスの1%溶液、検体2がブクリョウのエッセンス1%とローズマリーのエッセンス(50%エタノール水溶液抽出物の溶媒除去物)1%の溶液、検体3はブクリョウのエッセンス1%とローズマリーのエッセンス1%と大豆蛋白1%の溶液を、検体4がローズマリーのエッセンスの1%溶液を、検体5が大豆蛋白の1%の溶液を、検体6がローズマリーのエッセンスの1%と大豆蛋白の1%の溶液を用いた。溶媒は50%エタノール水溶液を使用した。使用したストレスモデルは、過剰飼育ストレスモデルであった。即ち、通常の2倍の密度で2週間飼育し、皮膚機能の低下を拡散散逸水量(TEWL)を測定しこれを指標に評価した。予防効果は予備飼育期間(2週間)に被験物質で1日1回0.1mlを背部部位に投与して行った。
対照群は検体1投与群を用いた。予備飼育は通常密度で行った。使用動物はICR系ヘアレスマウス(雄性、10〜15週齢)を用い、1群10匹とした。評価は群全体のTEWLの様子を見、++:対照群に比べて著しいTEWL増加抑制、+:対照群に比べて明らかなTEWLの増加抑制、±:対照群に比べて微弱なTEWLの増加抑制、−:対照群に比べて抑制が認められない、の基準で効果を判定した。結果を表1に示す。これより、コラーゲン線維束再構築剤を併用することが好ましく、エラスチン分解抑制剤を併用することが特に好ましいことがわかる。
【0015】
【表1】
【0016】
<実施例2>
以下に示す処方に従って、油中水クリームを作成した。即ち、イ、ロの成分をそれぞれ80℃に加熱し、イにロを徐々に加え、乳化し、ホモジナイザーで粒子を均一化した後、攪拌冷却してクリーム1を得た。
イ
蔗糖脂肪酸エステル 0.5 重量部
ワセリン 1 重量部
ラノリン 3 重量部
流動パラフィン 8 重量部
低粘度シリコーン 30 重量部
ステアリルアルコール 0.5 重量部
ステアリン酸 0.55重量部
ウンデシレン酸モノグリセリド 2 重量部
有機変性ベントナイト 2 重量部
ロ
1,3−ブタンジオール 5 重量部
グリセリン 20 重量部
ローズマリーのエッセンス 1 重量部
ブクリョウのエッセンス 0.5 重量部
水酸化カリウム 0.05重量部
水 25.9 重量部
【0017】
<実施例3>
以下に示す処方に従って、油中水クリームを作成した。即ち、イ、ロの成分をそれぞれ80℃に加熱し、イにロを徐々に加え、乳化し、ホモジナイザーで粒子を均一化した後、攪拌冷却してクリーム2を得た。
イ
蔗糖脂肪酸エステル 0.5 重量部
ワセリン 1 重量部
ラノリン 3 重量部
流動パラフィン 8 重量部
低粘度シリコーン 30 重量部
ステアリルアルコール 0.5 重量部
ステアリン酸 0.55重量部
ウンデシレン酸モノグリセリド 2 重量部
有機変性ベントナイト 2 重量部
ロ
1,3−ブタンジオール 5 重量部
グリセリン 20 重量部
ローズマリーのエッセンス 1 重量部
ブクリョウのエッセンス 0.5 重量部
水酸化カリウム 0.05重量部
大豆蛋白 0.5 重量部
水 25.4 重量部
【0018】
<実施例4>
以下に示す処方に従って、水中油クリームを作成した。即ち、イ、ロの成分をそれぞれ80℃に加熱し、イにロを徐々に加え、乳化し、ホモジナイザーで粒子を均一化した後、攪拌冷却してクリーム3を得た。
イ
蔗糖脂肪酸エステル 0.5 重量部
ワセリン 1 重量部
ラノリン 3 重量部
流動パラフィン 8 重量部
低粘度シリコーン 10 重量部
ステアリルアルコール 0.5 重量部
ステアリン酸 0.55重量部
ウンデシレン酸モノグリセリド 2 重量部
ポリオキシエチレン(20)ベヘニルエーテル 2 重量部
ロ
1,3−ブタンジオール 5 重量部
グリセリン 5 重量部
ローズマリーのエッセンス 1 重量部
ブクリョウのエッセンス 0.5 重量部
水酸化カリウム 0.05重量部
水 60.9 重量部
【0019】
<実施例5>
以下に示す処方に従って、水中油クリームを作成した。即ち、イ、ロの成分をそれぞれ80℃に加熱し、イにロを徐々に加え、乳化し、ホモジナイザーで粒子を均一化した後、攪拌冷却してクリーム4を得た。
イ
蔗糖脂肪酸エステル 0.5 重量部
ワセリン 1 重量部
ラノリン 3 重量部
流動パラフィン 8 重量部
低粘度シリコーン 10 重量部
ステアリルアルコール 0.5 重量部
ステアリン酸 0.55重量部
ウンデシレン酸モノグリセリド 2 重量部
ポリオキシエチレン(20)ベヘニルエーテル 2 重量部
ロ
1,3−ブタンジオール 5 重量部
グリセリン 5 重量部
ローズマリーのエッセンス 1 重量部
ブクリョウのエッセンス 0.5 重量部
水酸化カリウム 0.05重量部
大豆蛋白 0.5 重量部
水 60.4 重量部
【0020】
<実施例6>上記クリーム1〜4及びクリーム1のブクリョウのエッセンスを水に置換したクリーム(比較例1)、クリーム1のローズマリーのエッセンスを水に置換したクリーム(比較例2)、クリーム1のブクリョウのエッセンスとローズマリーのエッセンスを水に置換したクリーム(対照例)について、肌荒れに悩むパネラー35名を用いて、使用テストを行った。無作為に5人ずつ7群に分け、それぞれの群にこれらのサンプルを割り当てた。各人それぞれのサンプルを1日朝夕2回、2カ月連日使用してもらった。使用テストの開始前、終了後に採血し、コルチゾールの濃度を測定した。又、肌荒れの状態の改善を++:使用前に比して著しく改善、+:使用前に比して明らかに改善、±:使用前に比してやや改善、−:改善せずの判定基準で評価してもらった。結果をコルチゾールの濃度の平均低下率(%)と回答の出現例数として、表2に示す。この表より、ストレス予防剤とコラーゲン線維束再構築剤との組合せ効果、更にエラスチン分解抑制剤を組み合わせた場合の組合せ効果が明らかである。又、ストレスの指標であるコルチゾールの血中濃度が、本発明の化粧料の使用後に於いて著しく低下していることより、本発明の化粧料がストレスによる皮膚状態の悪化の因子発現を予防していることがわかる。これは、動物実験の結果とも良く一致している。即ち、本発明の化粧料はこころをケアする化粧料であることがわかる。又、この2者の比較より、皮膚状態の改善とストレスからの予防とが互いに影響しあっていることも明らかである。即ち、現代に特有な急増する皮膚疾患の原因の一つが、社会生活に於けるストレスであることも推定できる。
【0021】
【表2】
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、現代に急増している、皮膚疾患や皮膚トラブルの処置に好適な手段を提供することができる。
Claims (2)
- ブクリョウエッセンスとローズマリーエッセンスと大豆蛋白質とを含有することを特徴とする化粧料。
- 剤形が、最外相が油相である油中水乳化剤形であることを特徴とする、請求項1に記載の化粧料。
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JP37574498A JP3935636B2 (ja) | 1998-12-17 | 1998-12-17 | 肌とこころの化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37574498A JP3935636B2 (ja) | 1998-12-17 | 1998-12-17 | 肌とこころの化粧料 |
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