JP2005008539A - マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤 - Google Patents

マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤

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有希子 榎本
Yoko Shigeta
葉子 繁田
Tetsuto Sakurai
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Abstract

【課題】老化防止に有用なマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤を提供すること。
【解決手段】タイソウ、ゼニアオイ、サボテン、ケイヒ、サーチ、ニンジン、ビワ、シークワシャー、ハス、ホソバヤマジソ又はその抽出物からなる群から選ばれる1種又は2種以上を含む、マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤を1種以上含有する医薬、化粧料、皮膚外用剤、老化防止剤、食品組成物。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、植物由来の新規なマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤に関する。そして、この新規なマトリックスメタロプロテイナーゼを医薬、化粧料、皮膚外用剤、老化防止剤、食品組成物に活用するものである。
【0002】
【従来の技術】
マトリックスメタロプロテイナーゼ(以下「MMP」という)は、コラーゲンを分解する酵素として知られている。コラーゲンは、結合組織の細胞間物質を構成するムコ多糖類由来の蛋白質であり、皮膚、血管、骨、腱、軟骨、角膜等の臓器に存在する。皮膚の主要成分であるコラーゲンはエラスチンと共に網目構造を形成し、皮膚表層を支えている。しかし、この構造が紫外線やMMPによる分解、その産生の減少により、しわやくすみ、きめの消失、弾力性の低下等を引き起こす事が知られている。さらに、その他器官において、老化や炎症等によるMMPの増加により、変形性関節症やアテローム硬化症や気腫を引き起こす。
【0003】
そこで、皮膚科学の分野において、コラーゲンの研究は、その分解の阻害や産生亢進作用について注目されており、これら効果はしわ等の老化対策化粧品に応用されている。現在までに、ユーカリ抽出物(非特許文献1:日本香粧品科学会誌 vol.23, NO.2 p83−86, 1999)、また、MMP活性阻害剤の塗布によりしわやくまが改善することが報告されている(非特許文献2:第99回日本皮膚科学会 演題313、314、学会抄録p709(平成12年4月15日発行))。
【0004】
植物抽出物のMMP阻害作用については、アセンヤク、柿、ワレモコウ、ペパーミント(特許文献1:特開2000−159631号公報)、マツ科ヒマラヤスギ属の幹、樹皮抽出物(特許文献2:特開2000−154132号公報)、ボスウェリアセラタ(特許文献3:特開2000−154131公報)のような植物に関して、報告されている。
しかし、ゼニアオイ、タイソウ、サボテン、サーチ、ニンジン、ビワ又はその抽出物によるMMP−1阻害活性、ケイヒ、シークワシャー、ゼニアオイ、タイソウ、ハス、ホソバヤマジソ又はその抽出物によるマトリックスメタロプロテイナーゼの一種であるゼラチナーゼ(Matrix Metalloproteinase−2:MMP−2)阻害活性は知られていない。
【0005】
【非特許文献1】日本香粧品科学会誌 vol.23, NO.2 p83−86, 1999
【非特許文献2】第99回日本皮膚科学会 演題313、314、学会抄録p709(平成12年4月15日発行)
【特許文献1】特開2000−159631号公報)
【特許文献2】特開2000−154132号公報
【特許文献3】特開2000−154131公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤として有用な植物及び該植物からの抽出物、さらには、医薬、化粧料、皮膚外用剤、老化防止剤、食品組成物の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害活性を有する未知の植物を特定し、当該植物からの抽出物を活用することを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、次の構成を主構成要素とする。
(1)タイソウ、ゼニアオイ、サボテン、ケイヒ、サーチ、ニンジン、ビワ、シークワシャー、ハス、ホソバヤマジソからなる群より選ばれる1種又は2種以上又はこれらからの抽出物からなる群より選ばれる1種又は2種以上を含むことを特徴とするマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤。
(2)(1)記載のマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤を1種以上を含むマトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP )の活性により生じる疾患の予防及び/または治療用薬剤組成物。
(3)疾患が癌、炎症、潰瘍、皮膚の老化からなる群より選択される、(2)に記載の医薬組成物。
(4)(1)記載のマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤を1種以上含むことを特徴とする化粧料。
(5)(1)記載のマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤又は(2)記載の治療用薬剤組成物あるいは(3)記載の医薬組成物を含むことを特徴とする皮膚外用剤。
(6)(1)記載のマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤を1種以上含むことを特徴とする老化防止剤。
(7)(1)記載のマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤を1種以上含むことを特徴とする食品組成物。
【0008】
【実施の形態】
本発明が対象とする植物あるいは植物由来の物資は、タイソウ、ゼニアオイ、サボテン、ケイヒ、サーチ、ニンジン、ビワ、シークワシャー、ハス、ホソバヤマジソであり、これらの植物体の全部又は一部、及び、これらの植物から得られる抽出物は、マトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP)阻害作用、より具体的にはMMP−1、MMP−2阻害作用を有する。MMP阻害剤(MMP−1阻害剤、MMP−2阻害剤)は、線維芽細胞や好酸球、ケラチノサイト等の産生したMMPの活性を阻害して、MMPが寄与している症状、例えば、皮膚の老化や炎症、創傷、癌転移、潰瘍形成等の改善、治療、予防に有用である。さらに皮膚老化症状の改善、予防に有効な皮膚外用剤とすることができる。
【0009】
本発明で使用されるタイソウ、ゼニアオイ、サボテン、ケイヒ、サーチ、ニンジン、ビワ、シークワシャー、ハス、ホソバヤマジソ又はその抽出物としては、タイソウ、ゼニアオイ、サボテン、ケイヒ、サーチ、ニンジン、ビワ、シークワシャー、ハス、ホソバヤマジソ自身を乾燥させた乾燥物、その粉砕物、圧搾汁、水あるいはエタノール等のアルコール、エーテル、アセトン、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、プロピレングリコール、グリセリンなどの有機溶媒による粗抽出物、および粗抽出物を分配、カラムクロマトなどの各種クロマトグラフィーなどで段階的に精製して得られた抽出物画分など、全てを含む。これらは単独で用いても良く、また2種以上混合して用いても良い。サーチエキスはCRODAROM社のPhytoexcell seabuckthorn extractを使用しても良い。
【0010】
上記植物の葉、茎、花や根などは生のまま抽出操作に供しても良いが、細切、乾燥、粉砕等の処理を行なった後、抽出を行なう方が効率がよい。抽出は抽出溶媒に浸漬して行なうことができる。抽出効率を上げる為に、攪拌、抽出溶媒中でホモジナイズまたは圧力をかけることもできる。抽出温度は5〜100℃程度が適切であり、抽出時間は5分〜5日間程度である。これらの条件は目的に応じて適宜設定することができる。
【0011】
上記タイソウ、ゼニアオイ、サボテン、ケイヒ、サーチ、ニンジン、ビワ、シークワシャー、ハス、ホソバヤマジソ抽出物はそのまま、また、水、エタノール等の有機溶媒にけんだくさせた状態で、それぞれMMP阻害剤、エラスターゼ阻害剤、医薬、化粧料、皮膚外用剤、老化防止剤、食品組成物として使用できる。また、必要に応じて抽出溶媒を留去し、その乾燥物を用いてもよい。
【0012】
タイソウ、ゼニアオイ、サボテン、ケイヒ、サーチ、ニンジン、ビワ、シークワシャー、ハス、ホソバヤマジソ抽出物は、乾燥物として、0.0001〜1000mg/日の範囲で適用することができ、さらに、この範囲に限らず、対象、適用形態、症状に応じてその量を適宜設定することができる。
【0013】
本発明の医薬、化粧料、皮膚外用剤、老化防止剤、食品組成物へのタイソウ、ゼニアオイ、サボテン、ケイヒ、サーチ、ニンジン、ビワ、シークワシャー、ハス、ホソバヤマジソ抽出物の配合量としては、0.0001〜10質量%程度が好ましいが、用いる剤型、使用対象等の様々の条件に応じて、100質量%までの広範囲でその配合量を適宜設定できる。
【0014】
本発明組成物、製剤は、経口又は非経口で投与することができる。
本発明組成物には、化粧品、皮膚外用剤、老化防止剤としては、植物油のような油脂類、高級脂肪酸、高級アルコール、シリコーン、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、防腐剤、糖類、金属イオン封鎖剤、水溶性高分子のような高分子、増粘剤、粉体成分、紫外線吸収剤、紫外線遮断剤、ヒアルロン酸のような保湿剤、香料、pH調整剤等を含有させることができる。ビタミン類、皮膚賦活剤、血行促進剤、常在菌コントロール剤、活性酸素消去剤、抗炎症剤、美白剤、殺菌剤等の他の薬効成分、生理活性成分を含有させることもできる。
【0015】
油脂類としては、例えば、ツバキ油、月見草油、マカデミアナッツ油、オリーブ油、ナタネ油、トウモロコシ油、ゴマ油、ホホバ油、胚芽油、小麦胚芽油、トリグリセリン、トリオクタン酸グリセリン等の液体油脂、カカオ脂、ヤシ油、硬化ヤシ油、パーム油、パーム核油、モクロウ、モクロウ核油、硬化油、硬化ヒマシ油等の固体油脂、ミツロウ、キャンデリラロウ、綿ロウ、ヌカロウ、ラノリン、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ等のロウ類、流動パラフィン、スクワレン、スクワラン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。
【0016】
高級脂肪酸として、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)等が挙げられる。
【0017】
高級アルコールとして、例えば、ラウリルアルコール、ステアリルアルコール、セチルアルコール、セトステアリルアルコール等の直鎖アルコール、モノステアリルグリセリンエーテル、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、オクチルドデカノール等の分枝鎖アルコール等が挙げられる。
【0018】
シリコーンとして、例えば、鎖状ポリシロキサンのジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等、環状ポリシロキサンのデカメチルポリシロキサン等が挙げられる。
【0019】
アニオン界面活性剤として、例えば、ラウリン酸ナトリウム等の脂肪酸塩、ラウリル硫酸ナトリウム等の高級アルキル硫酸エステル塩、POEラウリル硫酸トリエタノールアミン等のアルキルエーテル硫酸エステル塩、N−アシルサルコシン酸、スルホコハク酸塩、N−アシルアミノ酸塩等が挙げられる。
【0020】
カチオン界面活性剤として、例えば、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム等のアルキルトリメチルアンモニウム塩、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
【0021】
両性界面活性剤として、例えば、アルキルベタイン、アミドベタイン等のベタイン系界面活性剤等が挙げられる。
【0022】
非イオン界面活性剤として、例えば、ソルビタンモノオレエート等のソルビタン脂肪酸エステル類、硬化ヒマシ油誘導体が挙げられる。
【0023】
防腐剤として、例えば、メチルパラベン、エチルパラベン等を挙げることができる。
【0024】
金属イオン封鎖剤として、例えば、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、エデト酸、エデト酸ナトリウム塩等のエデト酸塩を挙げることができる。
【0025】
高分子として、例えば、アラビアゴム、トラガカントガム、ガラクタン、グアーガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、クインスシード、デキストラン、プルラン、カルボキシメチルデンプン、コラーゲン、カゼイン、ゼラチン、メチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC)、アルギン酸ナトリウムカルボキシビニルポリマー(CARBOPOL等)等のビニル系高分子、ベントナイト等を挙げることができる。
【0026】
増粘剤として、例えば、カラギーナン、トラガカントガム、クインスシード、カゼイン、デキストリン、ゼラチン、CMC、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシビニルポリマー、グアーガム、キサンタンガム等を挙げることができる。
【0027】
粉末成分として、例えば、タルク、カオリン、雲母、シリカ、ゼオライト、ポリエチレン粉末、ポリスチレン粉末、セルロース粉末、無機白色顔料、無機赤色系顔料、酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ等のパール顔料、赤色201号、赤色202号等の有機顔料を挙げることができる。
【0028】
紫外線吸収剤として、例えば、パラアミノ安息香酸、サリチル酸フェニル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシケイ皮酸オクチル、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン等を挙げることができる。
【0029】
紫外線遮断剤として、例えば、酸化チタン、タルク、カルミン、ベントナイト、カオリン、酸化亜鉛等を挙げることができる。
【0030】
保湿剤として、例えば、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、キシリトール、マルチトール、マルトース、ソルビトール、ブドウ糖、果糖、ショ糖、乳糖、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸、シクロデキストリン等が挙げられる。
【0031】
薬効成分として、例えば、ビタミンA油、レチノール等のビタミンA類、リボフラビン等のビタミンB2類、ピリドキシン塩酸塩等のB6類、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸モノパルミチン酸エステル、L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル、L−アスコルビン酸−2−グルコシド等のビタミンC類、パントテン酸カルシウム等のパントテン酸類、ビタミンD2、コレカルシフェロール等のビタミンD類、α−トコフェロール、酢酸トコフェロール、ニコチン酸DL−α−トコフェロール等のビタミンE類等のビタミン類を挙げることができる。
【0032】
プラセンタエキス、グルタチオン、ユキノシタ抽出物等の美白剤、ローヤルゼリー、ぶなの木エキス等の皮膚賦活剤、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン酸、γ−オリザノール等の血行促進剤、グリチルリチン酸誘導体、グリチルレチン酸誘導体、アズレン等の消炎剤、アルギニン、セリン、ロイシン、トリプトファン等のアミノ酸類、常在菌コントロール剤のマルトースショ糖縮合物、塩化リゾチーム等を挙げることができる。
【0033】
さらに、カミツレエキス、パセリエキス、ワイン酵母エキス、グレープフルーツエキス、スイカズラエキス、コメエキス、ブドウエキス、ホップエキス、コメヌカエキス、ビワエキス、オウバクエキス、ヨクイニンエキス、センブリエキス、メリロートエキス、バーチエキス、カンゾウエキス、シャクヤクエキス、サボンソウエキス、ヘチマエキス、トウガラシエキス、レモンエキス、ゲンチアナエキス、シソエキス、アロエエキス、ローズマリーエキス、セージエキス、タイムエキス、茶エキス、海藻エキス、キューカンバーエキス、チョウジエキス、マロニエエキス、ハマメリスエキス、クワエキス等の各種抽出物を挙げることができる。
【0034】
医薬用製剤では、医薬用無毒性担体として、グルコース、乳糖、ショ糖、澱粉、マンニトール、デキストリン、脂肪酸グリセリド、ポリエチレングルコール、ヒドロキシエチルデンプン、エチレングリコール、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ゼラチン、アルブミン、水、生理食塩水などが挙げられる。必要に応じて、安定化剤、湿潤剤、乳化剤、結合剤、等張化剤などの慣用の添加剤を適宜添加することもできる。
【0035】
食品組成物としては、タイソウ、ゼニアオイ、サボテン、ケイヒ、サーチ、ニンジン、ビワ、シークワシャー、ハス、ホソバヤマジソ又はその抽出物をそのまま、又は種々の栄養成分を加えて、若しくは飲食品中に含有せしめて、保健用食品又は食品素材として使用できる。例えば、澱粉、乳糖、麦芽糖、植物油脂粉末、カカオ脂末、ステアリン酸などの適当な助剤を添加することができる。
【0036】
本発明の組成物は、例えば水溶液、油剤、乳液、懸濁液等の液剤、ゲル、クリーム等の半固形剤、粉末、顆粒、カプセル、マイクロカプセル、固形等の固形剤の形態で適用可能である。従来から公知の方法でこれらの形態に調製し、ローション剤、乳剤、ゲル剤、クリーム剤、軟膏、硬膏、ハップ剤、エアゾル剤、坐剤、注射剤、粉末剤、顆粒剤、錠剤、丸剤、シロップ剤、トローチ剤、凍結乾燥製剤等の種々の剤型とすることができる。これらを身体に塗布、貼付、噴霧、飲用等により適用することができる。特にこれら剤型の中で、ローション剤、乳剤、クリーム剤、軟膏剤、硬膏剤、ハップ剤、エアゾル剤等が皮膚外用剤に適している。化粧料としては、化粧水、乳液、クリーム、パック等の皮膚化粧料、メイクアップベースローション、メイクアップクリーム、乳液状又はクリーム状あるいは軟膏型のファンデーション、口紅、アイカラー、チークカラーといったメイクアップ化粧料、ハンドクリーム、レッグクリーム、ボディローション等の身体用化粧料等、入浴剤、口腔化粧料、毛髪化粧料とすることができる。
【0037】
食品組成物としては、食用に適した形態、例えば、顆粒状、粒状、錠剤、カプセル、ペーストなどに成形して食用に供してもよく、また種々の食品、例えば、ハム、ソーセージなどの食肉加工食品、かまぼこ、ちくわなどの水産加工食品、パン、菓子、バター、粉乳、発酵乳製品に添加して使用したり、水、果汁、牛乳、清涼飲料などの飲料に添加して使用してもよい。本発明の配合量は、当該食用組成物の種類や状態等により適宜設定される。通常、食品、医薬、化粧料において使用される製剤化方法にしたがって、これらの剤型、組成物として製造することができる。
【0038】
【実施例】以下、本発明を詳細に説明する。
(1)植物からの抽出
各エキスは、一例として、下記のような方法で得られたものを用いたが、市販されているものを用いることもできる。
[製造例1]タイソウ(Zizyphus jujuba)
ナツメの果実の乾燥粉砕物100gを50%エタノール溶液に室温で2日間浸漬した後、ろ過して乾燥物を得た。
[製造例2]ゼニアオイ(Malva sylvestris)
ゼニアオイの花又は葉、枝の乾燥粉砕物100gを50%エタノール溶液に室温で2日間浸漬した後、ろ過液を40℃で減圧乾固し、粉末抽出物を得た。
[製造例3]ケイヒ(Cinnamomi Cortex)
ケイヒはクスノキ科(Lauraceae)のCinnamomum cassia Blume 又はその他同属植物の樹、又は周皮の一部を除いたものを原料としている。
本例では、樹皮乾燥粉末100gを50%エタノール溶液1000g5日間浸漬し、ろ過して抽出物を得た液を40℃で減圧乾固して、ケイヒ粉末を得た。
[製造例4]ハス(Nelumbo nucifera)
ハスの胚芽の粗砕物300gに50%エタノール2Lを注ぎ、撹拌しながら70℃で3時間抽出した。このろ液を40℃で減圧乾固して、ハス胚芽抽出物粉末を得た。
[製造例5]ホソバヤマジソ(Mosla chinensis)、
ホソバヤマジソ茎葉花から常法に従って水蒸気蒸留物を得た。これを乾燥し、粉末抽出物を得た
[製造例6]シークワシャー(Citrus depressa Hayata)
シークワシャー果実の圧搾液を凍結乾燥し、粉末乾燥物を得た。
[製造例7]サボテン(Opuntia Streptacantha)
サボテンの茎節の乾燥粉末100gに精製水1000gを加え、70℃で8時間抽出した。冷却後、ろ過して得たろ液を濃縮乾固し、粉末抽出物を得た。
[製造例8]ニンジン(Panax ginseng)
オタネニンジンの根の乾燥物100gを50%エタノール溶液1000gで5日間浸漬し、ろ過して抽出液を得た。
[製造例9]ビワ(Eriobotrya japonica)
ビワ葉の乾燥粉砕物100gを50%エタノール溶液1000gで5日間浸漬し、ろ過して抽出液を得た。
【0039】
(2)MMP−1阻害活性試験
製造例1〜9及びサーチ(Hippophae rhamnoides)の各植物抽出物を用いて以下の試験によって、MMP−1活性を測定した。尚、サーチ抽出物として、CRODAROM社のPhytoexcell seabuckthorn extractを使用した。
試験方法: MMP−1の阻害活性は、ヒト皮膚線維芽細胞由来MMP−1((株)ヤガイ)及びI型コラゲナーゼ活性測定キット((株)ヤガイ)を使用した酵素検定により、E.D.Harris( Method Enzymol., 82, 423, 1982)らの方法を参照して評価した。
すなわち、0.05U/mlのMMP−1、0.01〜5%のゼニアオイ、タイソウ、サボテン、サーチ、ニンジン、ビワ抽出物及びフルオレセイン−5−イソチオシアネート(FITC)蛍光標識したI型コラーゲン0.25mg/mlを200mM塩化ナトリウム、5mM塩化カルシウムを含む0.05Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.5)200μl中に入れて、37℃で3時間インキュベーションした。さらに、200mM塩化ナトリウム、50mM O−フェナントロリンとエタノールを含むトリス−塩酸緩衝液(pH9.5)200μlを用いて反応を停止して、3500gで15分間遠心分離し、この上清液の蛍光強度を蛍光分光光度計により励起波長485nm、蛍光波長538nmで測定し、求めた。抽出物を加えていない対照の値と比較して、下記式により、50%阻害濃度(IC50値)を算出し、その結果を表1に示す。
【0040】
【数1】
Figure 2005008539
(式中、ε0は、検体無添加時の蛍光強度、εsは、検体添加時の蛍光強度を表わす。)
【0041】
【表1】
Figure 2005008539
【0042】
(3)MMP−2阻害活性試験
MMP−2の阻害活性は、ヒト血液由来proMMP−2(ベーリンガーマンハイム社)及び「ゲラチナーゼ活性アッセイキット(ベーリンガーマンハイム社)」を使用した酵素検定により評価した。
すなわち、p−アミノフェニル酢酸水銀塩(APMA)で活性化した4.77×10−3U/mlのMMP−2、0.01〜5%のケイヒ、シークワシャー、ゼニアオイ、タイソウ、ハス、ホソバヤマジソの抽出物及びビオチン標識したIV型コラーゲン24.75ng/mlを1mM塩化カルシウム、0.05%Triton(登録商標)X−100を含む0.05Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.5)200μl中に入れて、37℃で1時間インキュベーションした。さらに、ストレプトアビジンコートをしたマイクロタイタープレートにいれ、30分インキュベーションし、ビオチンラベルIV型コラーゲンおよび、MMP−2で分断された変性ビオチンラベルIV型コラーゲンを捕捉する。さらにフリーのビオチンを10mU/mlのストレプトアビジンペルオキシダーゼ1時間インキュベーションによりラベリングし、これをABTS(登録商標)溶液により発色し、マイクロプレートリーダーにより測定波長405nm、対照波長492nmで測定し、ゼラチナーゼ活性阻害率を求めた。抽出物を加えていない対照の値と比較して、下記式により、MMP−2阻害率を算出した。算出した阻害率から、各試料の50%阻害濃度(IC50値)を求めた結果を表2に示す。
【0043】
【数2】
Figure 2005008539
(式中、ΔEsは、検体添加時の吸光度、ΔE0は、検体無添加時の吸光度、ΔEmは、MMP−2無添加時の吸光度を表わす。)
【0044】
【表2】
Figure 2005008539
【0045】
以下に、本発明の処方例を示す。それぞれ常法に従って製造した。
【処方例1】ローション
下記の処方(単位は質量%)により、ローションを製造した。
Figure 2005008539
[製法]室温下で、上記成分(13)に(1)〜(12)の成分を加え攪拌溶解し、均一に溶解してローションを得た。
【0046】
【処方例2】クリーム
下記に示す処方(単位質量%)により、クリームを製造した。
Figure 2005008539
[製法]上記(1)〜(4)成分を80℃に加熱溶解し油相とする。成分(5)〜(9)を70℃に加熱溶解し水相とする。油相に水相を徐々に加え乳化し、攪拌しながら40℃まで冷却し、成分(10)〜(13)を加えた後、さらに30℃まで攪拌冷却してクリームを得た。
【0047】
【処方例3】パック
下記に示す処方(単位は質量%)により、パックを製造した。
Figure 2005008539
[製法]上記成分(12)に(3)〜(6)の成分を加え、80℃以上に加熱する。これに(1)、(2)の成分を加えて攪拌し、溶解確認後40℃まで冷却する。次に、成分(7)〜(11)を加えて攪拌し、さらに、30℃まで冷却してパックを製造する。
【0048】
【処方例4】錠剤
常法に従って、下記に示す処方(単位は質量%)により錠剤を製造した。
Figure 2005008539
【0049】
【発明の効果】
本発明により、皮膚、血管、骨等の老化防止等に有用なマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤及び、該マトックスメタロプロテイナーゼ阻害剤を活用した医薬、化粧料、皮膚外用剤、老化防止剤、食品組成物を提供することができる。

Claims (7)

  1. タイソウ、ゼニアオイ、サボテン、ケイヒ、サーチ、ニンジン、ビワ、シークワシャー、ハス、ホソバヤマジソからなる群より選ばれる1種又は2種以上又はこれらからの抽出物からなる群より選ばれる1種又は2種以上を含むことを特徴とするマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤。
  2. 請求項1記載のマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤を1種以上含むマトリックスメタロプロテイナーゼの活性により生じる疾患の予防及び/または治療用薬剤組成物。
  3. 疾患が癌、炎症、潰瘍、皮膚の老化からなる群より選択される、請求項2に記載の医薬組成物。
  4. 請求項1記載のマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤を1種以上含むことを特徴とする化粧料。
  5. 請求項1記載のマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤又は請求項2記載の治療用薬剤組成物あるいは請求項3記載の医薬組成物を含むことを特徴とする皮膚外用剤。
  6. 請求項1記載のマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤を1種以上含むことを特徴とする老化防止剤。
  7. 請求項1記載のマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤を1種以上含むことを特徴とする食品組成物。
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