JPH10304234A - 撮像システム、及びビデオカメラ装置 - Google Patents
撮像システム、及びビデオカメラ装置Info
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- JPH10304234A JPH10304234A JP9106946A JP10694697A JPH10304234A JP H10304234 A JPH10304234 A JP H10304234A JP 9106946 A JP9106946 A JP 9106946A JP 10694697 A JP10694697 A JP 10694697A JP H10304234 A JPH10304234 A JP H10304234A
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Abstract
性、優れた編集機能の実現。 【解決手段】 コマンダ装置をビデオカメラ装置の撮像
操作を行うためのリモートコマンダーとマイクロホンと
して兼用する。ヘッドセット装置を頭部に装着し、その
表示手段における映像を見ることで、ビデオカメラ装置
のビューファインダーを用いなくても撮像モニタ映像を
確認できるようにする。各装置の機能はモードに応じて
変更されるようにする。
Description
及びビデオカメラ装置とコマンダ装置とヘッドセット装
置から成る撮像システムに関するものである。
ムは、三脚に固定したりカメラマンが肩に担ぐことので
きるビデオカメラ装置の他に、例えばインタビューなど
を行うためのマイクロホン、撮像した映像のモニタを行
うためのモニタ装置、撮像した映像についての編集を行
うための編集装置などから成る大規模なものであった。
システムでは、撮像を行うためにはカメラマン、モニタ
/編集等のためのオペレータ、インタビュアーなど多数
のスタッフが必要であり、また大規模のシステムである
ために機動性にも欠けているという問題があった。
点に鑑みて、撮像システムの小型化をはかって例えば一
人であってもニュース取材などの撮像を行うことがで
き、かつ機動性向上を実現するとともに、ビデオカメラ
やマイクロホンを一人で使用して撮像を行う場合でも快
適な操作性を実現し、さらに優れた編集機能も実現する
ことを目的とする。
装置と、ヘッドセット装置と、コマンダ装置とから構成
する。そして、コマンダ装置は、マイクロホン手段と、
操作手段と、操作手段の操作に応じてコマンド情報を発
生させる情報発生手段と、マイクロホン手段によって得
られる音声信号と情報発生手段で発生されたコマンド情
報を、送信情報として出力することができる情報送信手
段とを備えるようにする。ビデオカメラ装置は、映像を
撮像し撮像信号を出力する撮像手段と、コマンダ装置か
らの送信情報としての音声信号、及びコマンド情報を受
信することができる情報受信手段と、撮像手段によって
得られた撮像信号及び情報受信手段で受信された音声信
号を記録媒体に記録することができるとともに記録媒体
に記録されている撮像信号を再生することのできる記録
再生手段と、撮像手段で撮像された撮像信号又は記録再
生手段で再生された撮像信号と所定のキャラクタ映像を
用いて表示映像信号を生成する表示映像信号生成手段
と、表示映像信号生成手段で生成された表示映像信号を
送信出力することができる映像送信手段と、各種動作モ
ードを切り換えるためのモード操作手段とを設ける。そ
してさらに制御手段は、モード操作手段の操作に応じて
動作モードを設定し、設定した動作モードに応じてコマ
ンダ装置の送信情報のうちで有効な情報を設定するとと
もに表示映像信号生成手段で生成される表示映像信号の
設定を行う。また設定に従って各部の動作制御を行うよ
うにする。ヘッドセット装置は、ビデオカメラ装置の前
記映像送信手段からの送信出力される表示映像信号を受
信することができる映像受信手段と、映像受信手段で受
信された表示映像信号を用いて表示動作を行う表示手段
とを備えるようにする。
カメラ装置と、ヘッドセット装置と、コマンダ装置とか
ら構成する。コマンダ装置は、マイクロホン手段と、操
作手段と、当該コマンダ装置自体の移動状況を検出する
移動センサ手段と、操作手段の操作に応じてコマンド情
報を発生させるとともに移動センサ手段の検出信号に応
じて変位情報を発生させる情報発生手段と、マイクロホ
ン手段によって得られる音声信号と情報発生手段で発生
されたコマンド情報及び変位情報を、送信情報として出
力することができる情報送信手段とを備えるようにす
る。ビデオカメラ装置は、映像を撮像し撮像信号を出力
する撮像手段と、コマンダ装置からの送信情報としての
音声信号、コマンド情報、及び変位情報を受信すること
ができる情報受信手段と、撮像手段によって得られた撮
像信号及び情報受信手段で受信された音声信号を記録媒
体に記録することができるとともに記録媒体に記録され
ている撮像信号を再生することのできる記録再生手段
と、撮像手段で撮像された撮像信号又は記録再生手段で
再生された撮像信号と所定のキャラクタ映像を用いて表
示映像信号を生成する表示映像信号生成手段と、表示映
像信号生成手段で生成された表示映像信号を送信出力す
ることができる映像送信手段と、各種動作モードを切り
換えるためのモード操作手段とを設ける。そしてさらに
制御手段は、モード操作手段の操作に応じて動作モード
を設定し、設定した動作モードに応じてコマンダ装置の
送信情報のうちで有効な情報を設定するとともに表示映
像信号生成手段で生成される表示映像信号の設定を行
い、また設定に従って各部の動作制御を行うようにす
る。ヘッドセット装置は、ビデオカメラ装置の前記映像
送信手段からの送信出力される表示映像信号を受信する
ことができる映像受信手段と、映像受信手段で受信され
た表示映像信号を用いて表示動作を行う表示手段とを備
えるようにする。
メラ装置の撮像操作を行うためのリモートコマンダーと
して用いるだけでなく、マイクロホンとしても用い、例
えばマイクロホンでインタビュー等を行いながらビデオ
カメラ装置の操作を行うことができるなどの使用形態を
実現する。さらに撮像映像のモニタとしてヘッドセット
装置を用いる。ヘッドセット装置は使用者が頭部に装着
した際に、その表示手段における映像を見ることができ
るようにする。つまり撮像時にはビデオカメラ装置と使
用者の位置関係や持ち方に関係なく、使用者にはビデオ
カメラ装置でのアングルやズーム状態などにおける被写
体の撮像映像を確認できるようにし、ビデオカメラ装置
に対する使用者の位置的な制限をなくす。また、このヘ
ッドセット装置の表示手段を用いて編集を可能とする。
つまり、再生映像を表示手段で表示可能とするととも
に、いわゆるGUI(GRAPHICAL USER INTERFACE)によ
る操作を可能とし、複雑な編集操作に対応できるように
する。そしてこの操作のためにコマンダ装置をマウス的
に用いる。これはコマンダ装置内に移動センサ手段を設
け、コマンダ装置の変位を検出し、その情報をビデオカ
メラ装置に送信することで実現する。つまり変位情報に
基づいてマウスポインタに相当するポインタ制御を行
う。そしてこのポインタ制御とともに特定コマンド操作
の検出を行うことでマウスのクリック、ドラッグなどに
相当する動作を実現する。
順序で説明する。なお、この実施の形態の撮像システム
は、ディスク記録再生機能付き撮像装置と、マイクロホ
ン機能付きのリモートコマンダーと、表示機能及びマイ
クロホン機能付きのヘッドセットと、ディスク記録再生
機能付き撮像装置の三脚スタンドとから成る。そして説
明上、ディスク記録再生機能付き撮像装置を「ビデオカ
メラ」と、マイクロホン機能付きのリモートコマンダー
を「マイクコマンダー」と、表示機能及びマイクロホン
機能付きのヘッドセットを「ヘッドセット」と、ディス
ク記録再生機能付き撮像装置の三脚スタンドを「雲台」
と、それぞれ称することとする。 1.各装置の外観 1−1 ビデオカメラ及び雲台 1−2 マイクコマンダー 1−3 ヘッドセット 2.使用状態例 3.各装置の内部構成 3−1 マイクコマンダー 3−2 ビデオカメラ 3−3 雲台 3−4 ヘッドセット 4.動作モード 4−1 モード遷移 4−2 待機モード 4−3 収録モード 4−4 編集モード 5.エアマウス機能 6.GUI機能 6−1 画面モード 6−2 スタンバイ画面 6−3 モニタ画面 6−4 プレビュー画面 6−5 トリム/エディット画面 6−6 クリップ/アレンジ画面
す。図1はビデオカメラ10を雲台1に装着した状態の
斜視図、図2はビデオカメラ10の左側面図、図3はビ
デオカメラ10の右側面図、図4はビデオカメラ10の
レンズを外した状態の正面図である。
0の下部には装着機構14が設けられ、この装着機構1
4の部分が図1のように雲台1の台座部2に装着される
ことで、ビデオカメラ10は雲台1に固定される。雲台
1は三脚部4の上部に、台座部2を垂直方向及び水平方
向に回動することのできるパン/チルト機構5が設けら
れている。そしてビデオカメラ10を台座部2に装着し
た状態で方向操作レバー3を持ち上げたり、もしくは左
右に移動させることで、パン/チルト機構5を手動で回
動させ、ビデオカメラ10の撮像方向を変化させること
ができる。いわゆるパン操作、チルト操作である。なお
後述するが、パン/チルト機構5内には、パンモータ、
チルトモータを備え、後述するマイクコマンダー80や
ビデオカメラ10におけるパン操作、チルト操作に応じ
てパン回動、チルト回動が行われる。
円弧のドーナツ形状とされた本体部11を有する。そし
てこの本体部11の前面にレンズ機構12が装着される
ようになっている。本体部11の上面には使用者がビデ
オカメラ10を保持するためのハンドル13が設けられ
る。また本体部左側面側にはディスク装填部12及びオ
ープン/クローズキー20が設けられる。オープン/ク
ローズキー20を押すことによりディスク装填部12が
開閉され、本体部11の内部に、映像音声記録媒体とし
てのディスク(光磁気ディスク、光ディスク、磁気ディ
スクなどの記録可能タイプのディスク)を挿入し、また
取り出すことができる。もちろんディスク装填部12内
には、ディスクに対して記録再生を行うことができるド
ライブ機構が設けられている。
って比較的弾力性のある材質によるパッド19が形成さ
れる。円弧形状であることと弾性パッド19が設けられ
ることで、例えば使用者がビデオカメラ10を肩に担ぐ
場合などに好適なようにされる。本体部11の前面側に
はレンズ機構12が着脱可能に取り付けられている。図
4からわかるように本体部11の前面側にはレンズマウ
ント機構32が形成されており、このレンズマウント機
構32にレンズ機構12を装着する。
りやすい形状とされたグリップ18が取り付けられてお
り、グリップ18にはスタート/ストップキー21(以
下、ST/STキーという)、マークキー22、ズーム
キー23が設けられ、グリップ18を握った状態で、こ
れらのキー操作が容易にできるようにされる。ST/S
Tキー21は、撮像の際の収録(映像記録)を開始し、
またその撮像(映像記録)を停止させるための押圧操作
キーである。マークキー22は撮像映像の収録中に、そ
の記録映像内でのマーキングポイントを指定するための
操作キーである。つまり収録中にマークキー22が操作
されると、記録媒体であるディスク上で、そのタイミン
グでの記録位置についてマーキングを行ったインデック
スデータが形成され、後の再生時に簡単にそのポイント
を探し出すことができるようにするものである。ズーム
キーは、ズーム操作のための操作子であり、ズーム状態
としてワイド側へのズーム操作とテレ側へのズーム操作
が、シーソー型の操作子の両側で行われるようになって
いる。
11には他の操作子として、モードスイッチ24、ホワ
イトバランスキー25、アウトプットキー26、ゲイン
キー27、メニューキー28、フォーカスモードキー2
9、手ぶれ補正モードキー30、電源キー31などが設
けられている。モードスイッチ24は例えばスライドス
イッチとされ、後述する撮像モードと編集モードを選択
する操作子とされる。なお、回動レバー型としたり、プ
ッシュスイッチ型とするなど、他の形態の操作子にして
もよいことはいうまでもない。他の各操作子(20〜3
1)についても、形状/形態については多様な例が考え
られることは同様である。
2として各種端子が設けられる。例えば外部機器に対し
てモニタ映像信号/音声信号を出力する出力端子や、外
部機器から映像信号/音声信号を入力する入力端子、マ
イクロホン入力端子などが設けられる。端子数は図示す
るような3端子でなくてもよく、入出力信号としての対
応機能に応じて必要な端子が設けられればよい。い。
ロック15が設けられ、アンテナ16が形成されるとと
もに、内部に送受信回路機構が配される。このトランス
ミッタブロック15は後述するマイクコマンダー80や
ヘッドセット120からの情報の受信や、ヘッドセット
120への情報の送信に用いられる。トランスミッタブ
ロック15の背面側には、バッテリーパック17が装着
される。このバッテリーパック17は例えば着脱可能と
される。そして内部に乾電池、充電池などが収納され、
バッテリーパック17を装着することでビデオカメラ1
0に動作電源が供給される。
図、右側面図、背面図を示す。このマイクコマンダー8
0は、ビデオカメラ10に対する遠隔操作装置としての
機能と、ビデオカメラ10でディスクに収録する音声を
集音するマイクロホンとしての機能を有する。マイクコ
マンダー80の本体部81は使用者が片手で保持できる
形状及びサイズとされ、その本体部80の先端にはマイ
クロホン82の集音部分が設けられている。マイクロホ
ン82は実線及び一点鎖線で示すように引出/収納が可
能で、例えば使用時には引出状態とする。
面には、各種の操作子として、パン/チルトキー83、
ズームキー84、電源スイッチ85、スタートストップ
キー86(以下、ST/STキー)、マーク/クリック
キー87が設けられている。パン/チルトキー83は雲
台1のパン動作/チルト動作を指示するための操作子で
あり、上下左右方向に押圧可能な十字押圧キーとされて
いる。そして上下の押圧ポイントがチルト操作、左右の
押圧ポイントがパン操作となる。ズームキー84はビデ
オカメラ10のズームキー23と同様にシーソー型の押
圧キーとされ、レンズ機構12におけるズーム状態をワ
イド側からテレ側までの任意の状態にコントロールする
ためのものである。
のST/STキー21と同様に、撮像の際の収録(映像
記録)を開始し、またその撮像(映像記録)を停止させ
るための押圧操作キーである。マーク/クリックキー8
7はマーキング操作と後述するエアマウス機能の際のク
リック操作の機能が与えられている操作キーである。つ
まり撮像映像の収録中には、ビデオカメラ10のマーク
キー22と同様に、その記録映像内でのマーキングポイ
ントを指定するためのマーキング操作キーとなり、マー
ク/クリックキー87が操作されたタイミングでの記録
位置についてマーキングを行ったインデックスデータが
形成される。また収録中以外では、後述するGUI画面
操作でのクリック操作となる。各種操作子の操作に伴う
コマンド情報や、後述する内部の移動センサによる変位
情報、さらにはマイクロホン82により集音された音声
信号は、内部の送信部からビデオカメラ10に対して送
信されることになる。
の動作電源のオン/オフスイッチとなる。なお、例えば
マイクロホン82に電源スイッチを兼用させ、操作子と
しての電源スイッチを設けないようにすることも考えら
れる。例えばマイクロホン82が引き出されることで電
源オン、マイクロホン82が図5(b)のように収納さ
れることで電源オフが行われるようなスイッチ構成をと
ってもよい。
セット120は、使用者が頭部に装着できるようにヘッ
ドバンド121が設けられ、このヘッドバンド121の
両端部にビューファインダ部122とマイクロホン12
4がそれぞれ取り付けられた構成となっている。そして
ヘッドバンド121により頭部に装着した状態で、使用
者の右目の直前にビューファインダ部122が位置する
とともに、使用者の口の近辺にマイクロホン124が位
置するようにされている。ビューファインダ部122は
使用者側に向かって液晶パネル等による小型の表示部が
形成されており、使用者は表示される画像として撮像モ
ニタや再生映像、GUI画像などを見ることができる。
部近辺に相当する位置にはトランスミッタ/バッテリー
パック123が取り付けられている。このトランスミッ
タ/バッテリーパック123には、内部に乾電池又は充
電池によるバッテリーが収納されているとともに、送受
信装置としての回路構成が設けられ、アンテナ127に
よりビデオカメラ10との間で情報の送受信が可能とさ
れている。具体的にはビデオカメラ10から送信されて
くる表示用映像、つまりビューファインダ部122で表
示すべき映像信号を受信するとともに、マイクロホン1
24で集音した音声信号をビデオカメラ10に送信する
送受信回路構成がとられている。電源スイッチ125は
ヘッドセット120の動作電源のオン/オフスイッチで
ある。
0、雲台1、マイクコマンダー80、ヘッドセット12
0により本例の撮像システムは構成され、各装置は制御
情報、映像信号、音声信号等の通信を行って相互に必要
な関連動作を行い、それによって使用者は撮像や編集な
どを容易に実行できるようになるものである。なお、ビ
デオカメラ10、マイクコマンダー80、ヘッドセット
120の間の情報の送受信は電波を用いて行うものとし
て以下の説明を進めるが、赤外線などの他の媒体を用い
た通信方式を採用してもよい。また、ビデオカメラ10
とマイクコマンダー80間と、ビデオカメラ10とヘッ
ドセット120間では、異なる通信方式を採用してもか
まわない。
する。図7はビデオカメラ10を雲台1に装着して使用
する際のイメージを示している。使用者は頭部にヘッド
セット120を装着し、ビューファインダー部120で
の画像表示を見ることができるようにし、またマイクロ
ホン124で自分の声が集音できるようにする。そして
例えば一方の手で雲台1の方向操作レバー3を操作して
撮像方向をコントロールするとともに、他方の手でマイ
クコマンダー80を保持し、相手方や周囲の音声を集音
できるようにする。ビデオカメラ10の撮像開始や終了
の操作、マーキング操作はマイクコマンダー80におけ
るST/STキー86、マーク/クリックキー87で行
えばよい。この図7はある固定ポイントにビデオカメラ
10を設置して撮像を行う例であるが、使用者は雲台1
及びビデオカメラ10から離れてもかまわない。操作及
び映像モニタはマイクコマンダー80及びヘッドセット
120により可能なためである。もちろん、雲台1及び
ビデオカメラ10から離れた位置でも、パン操作、チル
ト操作、ズーム操作はマイクコマンダー80により可能
なため、撮像方向を任意の方向にコントロールすること
はできる。
置に持ち、ローアングルからの撮像を行う状態である。
この場合、マイクコマンダー80を持っていないが、必
要な操作はビデオカメラ10に設けられている各操作子
を用いればよい。また、ローアングルからの撮像映像は
ヘッドセット120のビューファインダ部122で確認
できるため、使用者がしゃがんだり寝そべったりして視
線を低くする必要はない。
者がビデオカメラ10を肩に担いだ状態で使用する例で
ある。この場合本体部11の下部の円弧状のパッド19
を肩に当てがうようにし、片手でビデオカメラ10(例
えばグリップ18やハンドル13)を保持する。そして
他方の手でマイクコマンダー80を使用する。このよう
な使用形態により、使用者自身が広い範囲で歩き回って
撮像するような場合に好適である。なお、肩の高さのア
ングルでの画像が撮像されることになるが、ヘッドセッ
ト120のビューファインダ部122により、その撮像
映像がモニタできるため、視線を下げる必要がないこと
は他の使用形態の際と同様である。
状態で、さらに図11はビデオカメラ10をより高く持
ち上げた状態で使用する例である。図10のように頭部
にあてがう場合は、円弧状のパッド19によりその重み
感を和らげ、また座りの悪さを解消できる。そしてビュ
ーファインダ部122でモニタ映像を確認できること
で、図10、図11のように、高いアングルからの撮像
も容易となる。
ムは、少なくともビデオカメラ10とヘッドセット12
0を用いることで、どのようなアングルでの撮像も容易
に行うことができる。また、ビデオカメラ10を雲台1
に固定したり、もしくはビデオカメラ10の保持が片手
で可能な場合は、マイクコマンダー80の使用が可能と
なり、例えば図7や図9のスタイルにより、カメラマン
とインタビュアーを同時にこなすことができる。
映像に対して各種の編集を行うことができるが、その編
集作業は少なくともビデオカメラ10と通信が可能な範
囲で、使用者がマイクコマンダー80とヘッドセット1
20を使用することで可能となる。
ブロック図を図12に示す。マイクコマンダー80の回
路構成は、大別してコマンド生成部88、マイク部8
9、送信処理部90、及び電源回路100を有してい
る。電源回路100は、電源スイッチ85がオンとされ
ることに応じて、マイクコマンダー80の内部に収納さ
れるバッテリー(乾電池又は充電池)101を用いて動
作電源電圧VDDを各部に供給する。
操作に応じたコマンド情報及び使用者がマイクコマンダ
ー80をエアマウスとして用いるための変位情報を発生
させる部位である。このコマンド生成部88は移動セン
サ部91、コントローラ92、操作部93、ROM9
4、変調部95を有する。移動センサ部91はマイクコ
マンダー80自体の動きを検出するセンサ部であり、角
速度センサ、加速度センサなどが用いられることで、使
用者がマイクコマンダー80を上下左右に移動させる
(振る)動作による位置変位情報を検出する。本例では
角速度センサを用いる例について後に詳述する。移動セ
ンサ部91から出力されるマイクコマンダー80自体の
位置変位情報はコントローラ92に供給される。操作部
93は、マイクコマンダー80に形成される各操作子を
指す。即ちST/STキー86、パン/チルトキー8
3、ズームキー84、マーク/クリックキー87であ
る。これらの操作子による操作があった場合は、その操
作をコントローラ92が検知することになる。
により形成されており、移動センサ部91の出力及び操
作部93の操作を監視するとともに、検出された位置変
位情報もしくは操作情報に応じて、ROM94に記憶さ
れているコマンド情報を読み出し、変調部95に出力す
る。ROM94には、ST/STキー86に対応するコ
ードとされるコマンド情報、パン/チルトキー83に対
応するコードとされるコマンド情報、ズームキー84に
対応するコードとされるコマンド情報、マーク/クリッ
クキー87に対応するコードとされるコマンド情報が記
憶されている。例えばST/STキー86が押された場
合は、コントローラ92はROM94からST/STキ
ー86に対応するコマンド情報を読み出し、変調部95
に供給することになる。また詳しくは後述するが、コン
トローラ92は、移動センサ部91での位置変位情報に
対応するx、y変位情報を発生させ、そのx、y変位情
報としてのコードを変調部95に供給する。変調部95
はコントローラ92から供給されたコード(コマンド情
報又はx、y変位情報)に所定の変調処理を行って送信
処理部90に出力する。
クアンプ96、変調部97を有する。集音素子であるマ
イクロホン82で音声/電気信号変換され出力された音
声信号は、マイクアンプ96で増幅された後、変調部9
7で所定の変調が行われて送信処理部90に供給され
る。
ら供給されるコマンド情報又はx、y変位情報と、マイ
ク部89から供給される音声信号をビデオカメラ10に
送信する部位であり、例えば多重化処理部98と送信部
99が設けられる。多重化処理部98は、コマンド情
報、x、y変位情報、音声信号を、それぞれ所定の送信
方式に従って多重化を行なう。そして多重化処理された
送信信号は送信部99で所定のキャリア周波数で変調さ
れ、電波信号として送信出力される。
80はコマンド情報、x、y変位情報、音声信号をビデ
オカメラ10に向けて送信出力するが、回路構成や送信
方式としては他にも各種考えられる。音声信号と、コマ
ンド情報及びx、y変位情報は、それぞれアナログ信号
形態で送信変調を行っても、またデジタル信号形態で送
信変調を行ってもよい。例えば音声信号については変調
部97でA/D変換及びデジタル変調が行われた上で、
送信処理部90に供給するようにしてもよいし、又は変
調部で所定の周波数で変調してアナログ信号形態で送信
処理部90に供給してもよい。また、コマンド情報及び
x、y変位情報についても、デジタルデータ形態で送信
処理部90に供給するほか、変調部95でD/A変換及
び所定の周波数による変調等を行ってアナログ信号形態
で送信処理部90に供給してもよい。
号と、コマンド情報及びx、y変位情報がデジタル信号
形態で入力される場合は時分割多重やエラー訂正用エン
コード、さらには圧縮処理等を行ってもよいし、アナロ
グ信号入力の場合は異なるキャリア周波数での周波数多
重化などを行ってもよい。もちろんさらに他の変調方式
として、QPSK変調、FSK変調などの変調方式を採
用して送信変調処理としてもよい。また、図12の例で
は音声信号と、コマンド情報及びx、y変位情報が多重
化されて送信されるようにしているが、それぞれ独立し
た2つの送信回路系を設けるようにしてもよい。また、
独立した送信系統を設ける場合は、一方を電波方式、他
方を赤外線方式とするような、異なる無線通信媒体を用
いることも考えられる。
うに電源ラインを直接開閉するタイプではなく、コント
ローラ92が電源スイッチ95の操作を検出することに
応じて電源回路100のオン/オフ制御を行うようにす
る構成も考えられる。また、マイクロホン89が図5に
示したように引出/収納できるものであるため、このマ
イクロホン89自体を電源スイッチとして利用してもよ
い。例えば引出状態とすることで電源オン、収納状態と
することで電源オフが行われるようにするものである。
素子部41としては、例えばR(レッド),G(グリー
ン),B(ブルー)の各色、もしくはYe(イエロ
ー)、Cy(シアン)、Mg(マゼンタ)の各色に対応
する画素マトリクス状に配されて2次元のイメージ領域
を形成しているCCD(CHARGE COUPLED DEVICE)から
成る。そしてレンズ機構12から取り込まれた被写体か
らの光線がCCDに結像され、その光量に応じた電荷を
電気信号として出力する。即ちR信号,G信号,B信号
としての映像信号が出力される。撮像素子部41から出
力された映像信号は、撮像信号処理部42に供給され、
CDS(相関2重サンプリング)データ抽出処理、AG
C増幅処理等が行なわれ、A/D変換器43でR,G,
Bのデジタルデータに変換される。
たR信号,G信号,B信号(映像データ)は画像圧縮部
44で所定のデータ圧縮処理が施される。なお、データ
圧縮処理は、記録媒体としてのディスク90における記
録フォーマットに応じたものであり、ディスク90の記
録に関して、容量、周波数帯域などの事情に応じて設定
された記録フォーマットに基づいて圧縮が行なわれるも
のである。従ってディスク90の記録フォーマットとし
てデータ圧縮が不要な方式が採用される場合は、画像圧
縮部44での処理は不要となる。
は、バッファメモリ45に取り込まれる。バッファメモ
リ45への書込動作のために、アドレスジェネレータ4
6から書込アドレスWadが供給され、バッファメモリ
45は画像圧縮部から供給される映像データを書込アド
レスWadに応じて記憶していく。アドレスジェネレー
タ46は、ライトアドレスカウンタ、リードアドレスカ
ウンタ,クロックジェネレータ等を有しており、ライト
アドレスカウンタのカウント値により書込アドレスWa
dを生成し、またリードアドレスカウンタのカウント値
により読出アドレスRadを生成する。バッファメモリ
45に対する書込/読出制御、即ち書込アドレスWa
d、読出アドレスRadの発生は、コントローラ40も
しくは画像圧縮部44からのライトリクエストや、コン
トローラ40もしくは記録処理部47からのリードリク
エストに応じて実行することになる。
に応じて定期的にライトリクエストを出力し、これによ
りアドレスジェネレータ46のライトアドレスカウンタ
がカウント動作を行なって書込アドレスWadを出力す
ることで、撮像動作により得られた映像データは逐次バ
ッファメモリ45に取り込まれていく。なおライトアド
レスカウンタのカウント動作の基準となる、クロックジ
ェネレータで発生されるクロックは、撮像素子部41に
おけるCCD転送動作のクロックと同期した状態に保た
れる。
ータは、リードクロックRadに応じて読み出され、記
録処理部47及びモニタ画像生成部51に供給される。
記録処理部47は、映像/音声記録媒体としてビデオカ
メラ10内に装填されているディスク90に対する記録
信号を生成する部位である。即ちバッファメモリ45か
ら読み出された映像データに対して変調処理、エラー訂
正符号付加処理等を行ない、ディスク90に対応したフ
ォーマットのデータ形態に変換する。そしてその映像デ
ータを記録再生ヘッド部48に供給する。記録再生ヘッ
ド部48は記録処理部47からの記録信号に応じてディ
スク90に対するデータ記録動作を実行することにな
る。記録処理部47もしくはコントローラ40は、記録
再生ヘッド部48での記録動作状況に応じた適切なタイ
ミングでバッファメモリ45から映像データを読み出す
ように、アドレスジェネレータ46に対してリードリク
エストを出す。
信部99から送信されてくる電波信号情報は受信部60
で受信され、その受信信号は音声デコーダ61及びコマ
ンドデコーダ62に供給される。音声デコーダ61では
マイクコマンダー80での音声信号送信方式に応じたデ
コード処理を行うことで、マイクロホン82で集音され
た音声信号を復調し(必要であればA/D変換を行っ
て)、デジタル音声データを記録処理部47に供給す
る。記録処理部47はバッファメモリ45から読み出さ
れる映像データとともに、音声デコーダ61から供給さ
れる音声データについても記録フォーマットに即したエ
ンコード処理を行い、記録データとして記録再生ヘッド
部48に供給することになる。
イクロホン124で集音された音声信号も、トランスミ
ッタ/バッテリーパック123内の送信回路により送信
され、受信部60で受信されることになる。この音声信
号も音声デコーダ61でデコードされ、記録処理部47
に供給される。なお、マイクコマンダー80のマイクロ
ホン82で集音された音声と、ヘッドセット120のマ
イクロホン124で集音された音声はいずれもディスク
90に記録されるが、この記録データとして両マイクロ
ホンの音声を区別するために、2チャンネルステレオ方
式の両チャンネルに振り分けて各マイクロホン82,1
24からの音声信号の記録を行うような記録処理が考え
られる。例えばマイクコマンダー80とヘッドセット1
20で送信に用いるキャリア周波数を異なる周波数とし
て設定し、受信部60が両周波数を個別に受信できるよ
うにすればよい。ただし、ヘッドセット120のマイク
ロホン124を、使用者が他のオペレータ等との間の通
信用に、いわゆるインカムとして使用する形態も考えら
れる。マイクロホン124をインカム専用とする場合
は、受信部60ではマイクロホン124で集音された音
声信号の送信電波については受信復調しないようにすれ
ばよい。またマイクロホン124を記録音声の集音用
と、インカム用とを兼用させて切換使用できるようにす
る場合は、その切換操作をビデオカメラ10の操作キー
を用いて行い、切換操作状態に応じて受信部60による
受信実行が行われるか否かが制御されるようにすればよ
い。また、ヘッドセット120側で記録音声の集音用と
インカム用の切換操作を行うようにし、ヘッドセット1
20がその操作に応じて音声信号の送信キャリア周波数
を切り換えるような方式でもよい。もちろん、このとき
受信部60はインカム用のキャリア周波数に対応しない
ようにしておけばよく、ビデオカメラ10側で切換操作
は必要ない。
ェンジタイプの光ディスク、光磁気ディスク、ライトワ
ンス型光ディスク、磁気ディスクなど、記録可能な可搬
性のディスクとされ、記録再生ヘッド部48は採用され
るディスク種別に応じて光学ヘッド、磁気ヘッドなどが
設けられて、ディスク90に対する記録/再生が可能と
される。なお、本例ではディスク状記録媒体を用いるも
のとしているが、磁気テープなどのテープ状記録媒体
や、カードタイプの記録媒体、固体メモリデバイスなど
を用いるようにしてもよい。
ってCLV方式(線速度一定)もしくはCAV方式(角
速度一定)で回転駆動される。スピンドルモータ57の
駆動及びサーボ制御は、コントローラ40からの指示に
基づいてスピンドルサーボ/ドライバ部56が行なう。
状態で記録再生ヘッド部48における記録ヘッドによっ
てデータの記録が行なわれる。記録再生ヘッド部48に
よる記録動作の際には、トラッキングサーボ、フォーカ
スサーボ、スレッドサーボ等のサーボエラー信号がサー
ボプロセッサ54で発生され、サーボドライバ55に供
給される。そしてサーボドライバ55はサーボエラー信
号に応じて、記録再生ヘッド部48のヘッド走査のフォ
ーカス、トラッキング制御動作、及びスレッド移動動作
等のための駆動信号を出力することになる。
して再生動作を実行している際は、ディスク90から読
み出された情報は再生処理部49に供給されデコード処
理が行われる。この再生処理部48ではディスク90で
の記録フォーマットに応じた復調処理、エラー訂正処理
が行われ映像データ、音声データを抽出する。またディ
スク90に記録されている映像/音声データを管理する
管理情報やアドレスの抽出も行い、管理情報やアドレス
情報をコントローラ40に供給する。再生処理部49で
は例えばデコード処理で得られた再生音声データはD/
A変換を行ってアナログ音声信号として音声出力端子5
3Aに出力する。例えばこの音声出力端子53Aは図3
に示した入出力端子部32の1つの端子とされ、これに
よって外部機器にディスク90からの再生音声信号を供
給できる。なお、音声出力端子53Aからデジタル音声
信号として再生音声信号を出力する形態としてもよい。
タは、フレームメモリ50に取り込まれ、所定タイミン
グでモニタ画像生成部51に供給される。モニタ画像生
成部51はヘッドセット120のビューファインダ部1
22で表示されたり、外部の表示装置で表示される画像
となる映像信号を生成するプロセッサとして機能する。
このモニタ画像生成部51の動作は、コントローラ40
の指示に基づいた動作モード状況に応じて、グラフィッ
クコントローラ58が制御を行う。またグラフィックコ
ントローラ58はキャラクタジェネレータ67を制御し
て、各動作モード時にそれぞれ必要なキャラクタ画像信
号を発生させ、後述するGUI操作画面を形成させる。
バッファメモリ45から読み出された映像データも供給
可能とされているため、撮像実行中に撮像モニタとなる
映像データを用いた表示用の映像信号を生成すること、
及び、ディスク90の再生実行中に、再生された映像デ
ータを用いた表示用の映像信号を生成することができ
る。そしてグラフィックコントローラ58の制御に従っ
て、撮像モニタ映像もしくは再生映像に、必要なキャラ
クタ画像を合成して、表示用画像信号を生成して送信部
52及び映像出力端子53Vに供給する。
給された表示用映像信号に対して所定の送信フォーマッ
トによる変調、周波数変換等を行い、ヘッドセット12
0に対する電波送信を行う。つまり動作モードに応じ
て、ヘッドセット120に対して、モニタ画像や再生画
像が送信される。動作モードに応じて送信される各画像
については後に詳述する。
出力端子部32の1つの端子とされ、これによって外部
機器にディスク90からの再生映像信号を供給し、その
外部機器でモニタ画像や再生画像を表示させることがで
きる。なお、映像出力端子53Vはデジタル映像信号出
力、アナログ映像信号出力のいづれの形態でもよい。
ビデオカメラ10から音声信号は送信されないようにし
ているが、再生処理部49でデコードされた再生音声デ
ータや、音声デコーダ61でデコードされたマイクコマ
ンダー80からの音声信号を、送信部52に供給してヘ
ッドセット120に送信できるようにしてもよい。この
場合、ヘッドセット120には音声復調回路やイヤホン
を備えるようにすることで、使用者はヘッドセット12
0でモニタ音声や再生音声を聞くことができる。なお、
上述したように、ヘッドセット120をオペレータとの
通信用にも用いるようにする場合は、ヘッドセット12
0に音声復調回路やイヤホンを備えることが必要にな
る。従って、ヘッドセット120に設ける音声復調回路
やイヤホンをインカム通信用/音声モニタ用と切り換え
られるようにするとともに、送信部52から音声信号を
送信してヘッドセット120側で音声モニタできるよう
にすることは、各装置の構成部位を有効利用して、シス
テム動作として機能を向上させることができることにな
る。
によって形成され、ビデオカメラ10の全体を制御する
ことになる。操作部63は、図2、図3に示したような
各種操作子(20〜31)に相当し、コントローラ40
はこの操作部63の操作状態を監視している。そして操
作が検出されると、その操作に応じた必要な動作制御を
実行する。また、受信部60で受信された情報のうち、
マイクコマンダー80からのコマンド情報及びx、y変
位情報はコマンドデコーダ62でデコードされ、コント
ローラ40に供給される。コマンドデコーダ62から入
力されたコマンド情報についても、コントローラ40
は、そのコマンド情報に応じた制御処理を実行する。ま
たx、y変位情報は後述するエアマウス機能のための情
報となるが、コントローラ40はこのx、y変位情報を
座標系で管理するとともに、その情報をグラフィックコ
ントローラ58に与え、モニタ画像生成部51で生成さ
れる表示用映像信号上でポインタ表示位置を制御させ
る。
ズームレンズを移動させて、ズーム状態をワイド側から
テレ側まで可変する動作を行う。ズームモータ59の駆
動制御は、ズーム操作に応じてコントローラ40が実行
する。またビデオカメラ10が雲台1に装着された際
に、コントローラ40が雲台1内の回路系(コントロー
ラ71)と通信を行うためにインターフェース部66が
設けられる。コントローラ40は、パン操作、チルト操
作に応じて、インターフェース部66を介して雲台1側
にパン操作情報、チルト操作情報を供給する。
に収納されているバッテリー64を用いて動作電源電圧
VDDを各部に出力する。電源電圧VDDの供給オン/オフ
(即ち電源オン/オフ)は、コントローラ40が電源キ
ー31の操作の検出に応じて電源回路65を制御するこ
とで行われる。なお、このために微弱なスタンバイ電源
電圧VSTが常にコントローラ40に供給されており、コ
ントローラ40は電源オフ時でも電源キー操作検出及び
電源オン制御等の必要な動作が実行できるようにされて
いる。なお、例えばACアダプターを用いたり、或いは
AC/DCコンバータを内蔵して商用交流電源を利用で
きるようにしてもよい。
部70はビデオカメラ10のインターフェース66に対
応する部位であり、ビデオカメラ10が雲台1に装着さ
れてインターフェース66,70の各コネクタ部位が接
続されることで、ビデオカメラ10のコントローラ40
と雲台1のコントローラ71の通信が可能となる。
タ73が設けられ、コントローラ71はコントローラ4
0からのパン操作情報に応じてパンドライバ72に指示
を与え、パンモータ73を駆動させる。これによって図
1に示したパン/チルト機構5が左右に回動され、ビデ
オカメラ10の撮像方向としてのパン動作が実行され
る。また雲台1内にはチルトドライバ74、チルトモー
タ75が設けられ、コントローラ71はコントローラ4
0からのチルト操作情報に応じてチルトドライバ74に
指示を与え、チルトモータ75を駆動させる。これによ
って図1に示したパン/チルト機構5が上下に回動さ
れ、ビデオカメラ10の撮像方向としてのチルト動作が
実行される。
信部60及びコマンドデコーダ62と同様の受信部及び
コマンドデコーダを設け、マイクコマンダー80のパン
/チルトキー83によるパン操作、チルト操作を直接検
出してパン駆動、チルト駆動を実行するようにしてもよ
い。また、雲台1内にはコントローラ71を設けず、パ
ンドライバ72,チルトドライバ74がビデオカメラ1
0のコントローラ40によって直接制御されるような構
成としてもよい。
ドセット120の回路構成は、大別してビューファイン
ダ部130、マイク部131、及び電源回路139を有
している。電源回路139は、図6にも示した電源スイ
ッチ125がオンとされることに応じて、トランスミッ
タ/バッテリーパック123の内部に収納されるバッテ
リー(乾電池又は充電池)140を用いて動作電源電圧
VDDを各部に供給する。即ち電源スイッチ125がオン
とされることで、図15のスイッチ125a、125b
が閉じられ、ビューファインダ部130及びマイク部1
31に電源回路139からの動作電源電圧VDDが供給さ
れる。なお、図6では詳しく示していないが、例えば電
源スイッチ125は、4段階の切換が可能とされる。そ
して、電源オフ(=スイッチ125a、125bのオ
フ)、ビューファインダ部122のみの電源オン(=ス
イッチ125aのみオン)、マイク部131のみの電源
オン(=スイッチ125bのみオン)、ビューファイン
ダ部122とマイク部131の電源オン(=スイッチ1
25a、125bのオン)の4つの電源状態をとること
ができるようにしている。なお、電源操作子としては、
それぞれ2段階切換の2つのスイッチをそれぞれスイッ
チ125a、125bとして用いるようにしてもよい。
つまりビューファインダ部122とマイク部131で、
図6の電源スイッチ125のようなスイッチをそれぞれ
専用に設けるものである。
ラ10から送信されてきた表示用映像信号を使用者に対
して表示させるための部位である。このビューファイン
ダ部122は受信部132、ビデオデコーダ133、表
示コントローラ134、表示部135を有する。
52から送信されてくる表示用映像信号の送信信号を受
信し、ビデオデコーダ133に供給する。ビデオデコー
ダ133は受信された信号を復調し、表示用映像信号を
得る。デコードされた表示用映像信号は表示コントロー
ラ134に供給される。表示コントローラ134は液晶
パネルなどによる表示部135に対する表示ドライバと
して機能し、表示部135にビデオデコーダ133から
供給された表示用映像信号の表示動作を実行させる。表
示される表示用映像信号とは、後述するような、撮像収
録時の状況提示キャラクタを含む撮像画像の画像モニタ
画面、GUI機能のためキャラクタ付きのスタンバイ画
面、GUI機能のためキャラクタ付きの編集画面などで
ある。この表示動作により、ヘッドセット120を装着
している使用者に対して撮像画像、撮像状況を提示した
り、GUI操作による高度な編集作業を可能とする。
マイクアンプ136、変調部137、送信部138を有
する。図6のようにヘッドセット120を装着した使用
者の口元に位置されるマイクロホン124で音声/電気
信号変換され出力された音声信号は、マイクアンプ13
6で増幅された後、変調部137で所定の変調が行われ
て送信部138に供給される。送信部138は変調部1
37で所定のキャリア周波数で変調された音声信号を、
電波により送信出力する。この送信部138から送信出
力された音声信号は、前述のようにビデオカメラ10の
受信部60で受信され、音声デコーダ61により音声信
号にデコードされデジタル化される。そしてデジタル音
声データとして記録処理部47に供給されることで、デ
ィスク90に記録させることができる。
み、もしくはビューファインダ部130のみを電源オフ
とできるような電源切換構成をとっている。このため、
例えばマイクロホン124で集音される使用者の声をデ
ィスク90に記録したくない場合などは、マイク部13
1のみをオフできるようにすると便利である。逆に、ヘ
ッドセット120をマイクロホンとしてのみ使用したい
場合などは、ビューファインダ部130をオフとするこ
とで、バッテリー140の節約にもなる。また、上述し
たようにマイク部131をインカム用に用いるようにす
る場合は、マイク部131のみが電源オンとできること
は非常に好適なものとなる。
るが、表示モード切換により、表示用映像を表示する状
態と、映像を表示せず外光を通過させる状態、つまり透
明もしくは半透明状態に切り換えることができるように
すると好適である。これにより、使用者がヘッドセット
120を装着した状態で、表示用映像を見なくてもよい
場合は、表示部135により片目がふさがらないように
できる。なお、ヘッドセット120もしくはビューファ
インダ部122が電源オフとされているときに(つまり
電源供給がされていない状態で)表示部135が透明も
しくは半透明とされるようにすれば、撮像等を行ってい
ない状態でヘッドセット120を装着していても、使用
者の片目がふさがらず便利なものとなる。
オン/オフを行うようにしたが、ビデオカメラ10の電
源操作に連動して電源オン/オフされるようにしてもよ
い。例えば送信部52から送信され受信部132で受信
される信号に電源コマンドも含むようにすることで、連
動制御可能となる。また、ビューファインダ部122と
マイク部131は個別に電源オン/オフできないように
してもよい。例えばインカム用途を考えない場合や、回
路構成の簡略化を優先させたい場合など、電源スイッチ
を共通化した方が好適な場合も考えられる。
ステムが構成されるわけであるが、この撮像システムで
は、主に図16のようにモードが切り換えられることに
より、多様な動作が可能とされる。モード切換操作は、
図3に示したモードスイッチ24により行われ、このモ
ードスイッチによりビデオカメラ10は図16の撮像モ
ードと編集モードの切換が行われることになる。
信号(及び音声信号)をディスク90へ記録するための
モードである。そしてこの撮像モードにおいて、ST/
STキー21又は86の操作により待機モードと収録モ
ードが切り替わるようにしている。待機モードとは収録
待機中のスタンバイ動作状態、収録モードとは撮像の実
行(ディスクへの記録)中の動作状態をいう。即ちモー
ドスイッチ24により撮像モードとされることで、ビデ
オカメラ10はまず待機モードとして撮像スタンバイ状
態に入る。そして撮像開始のために使用者がST/ST
キー21又は86を操作すると、ビデオカメラ10は収
録モードに移り、撮像収録、即ち被写体映像信号及びマ
イクロホン82,124からの音声信号を、ディスク9
0に記録していく動作を行う。また、撮像終了として再
び使用者がST/STキー21又は86を操作すると、
ビデオカメラ10は待機モードに戻り、スタンバイ動作
状態となる。
機モード又は収録モード)から切り換えられる編集モー
ドとは、ディスク90に収録された映像/音声の再生
や、映像/音声の編集を行うためのモードである。この
編集モードでは後述するように、GUI操作を用いた高
度な編集処理を可能としている。
ード、編集モードに分けて説明して行くが、ビデオカメ
ラ10は各モードにおいて、マイクコマンダー80やヘ
ッドセット120から送信されてくる情報に対する対応
動作が変化することになる。これを図17にまとめて示
している。なお図17において「○」は入力受付、
「×」は入力無視を示す。
ト120から送信されてくる音声信号については、収録
モードのときのみ受け付ける。つまり、収録モードのと
きに記録すべき音声信号としての処理を行うが、それ以
外のモードでは特に受信された音声信号に対する処理を
行わない。ただし、ヘッドセット120にイヤホンなど
による音声出力機能を付加する場合には、モードに関わ
らず常に受信部60で受信された音声信号を送信部52
から送信し、使用者がマイクコマンダー80で集音され
る音声をモニタできるようにしてもよい。
6(及びビデオカメラ10自体のST/STキー21)
についてコントローラ40は、待機モード時には撮像
(記録)開始操作、収録モード時には撮像(記録)終了
操作として受け付け、それらの操作に応じて撮像開始又
は終了(待機モードと収録モード間の移行)の処理を行
う。
キー87によるコマンド情報が受信された場合、コント
ローラ40は、収録モードの際にはそのコマンド情報を
マーキング操作として受け付けるが、待機モード及び編
集モードの際には、GUI画面上でのクリック操作とし
て受け付ける。GUI操作はマイクコマンダー80をエ
アマウスとして用いるものであるが、この機能を実行す
る際のクリック操作キーを、収録モード時のみに必要な
マーキング操作キーと兼用するようにしているものであ
る。
(及びビデオカメラ30自体のズームキー23)として
のコマンド情報が入力された場合、コントローラ40
は、待機モードもしくは収録モードの場合のみ、そのコ
マンドを受け付け、雲台1に対するパン/チルト動作制
御、もしくはズームモータ59に対するズーム制御を行
う。編集モード時にはこれらの操作は無効とする。
ー80をGUI画面上でポインタを移動させるマウス的
に用いるためのx,y変位情報である。このx,y変位
情報については、マイクコマンダー80をエアマウスと
して用いることになる待機モード及び編集モードの際に
有効な情報として受け付け、必要な処理、即ち送信部5
2から送信する表示用映像上でのポインタ画像の生成処
理、及びポインタ位置の管理等の制御を行うことにな
る。
うに動作モードとなる3つのモード(待機モード、収録
モード、編集モード)がビデオカメラ10のモードとし
て切り換えられることで、撮像システムの機能が変化す
るものであるが、本例では、マイクコマンダー80及び
ヘッドセット120自体は、機能変化(ビデオカメラ1
0のモード変化)に応じた送信出力内容や表示動作制御
自体の変化はないものとしている。つまりマイクコマン
ダー80は単に情報送信手段として、音声信号、コマン
ド情報、x、y変位情報を、それぞれ常に送信出力す
る。そして受信側であるビデオカメラ10において、動
作モードに応じて受信された音声信号、コマンド情報、
x、y変位情報の取込選択や機能判別を行うこととして
いる。また、ヘッドセット120は送信されてきた表示
用映像の表示出力を行うとともに、マイクロホン124
で得られた音声信号を常に送信する。表示用映像として
のモードに応じた変化や、音声信号の処理は、あくまで
ビデオカメラ10内部(モニタ画像生成部51、音声デ
コーダ61)で行われ、ヘッドセット120は単に表示
機能、マイクロホン機能を有するのみとしている。
イクコマンダー80自体が出力する情報を選択するよう
な動作方式や、ヘッドセット120が表示画面をモード
に応じてコントロールしたり音声信号送信のオン/オフ
を行うようにすることも当然考えられる。このようにす
る場合、マイクコマンダー80やヘッドセット120が
ビデオカメラ10での動作モードを検出する構成をとる
ようにすればよい。モード検出方式としては、ビデオカ
メラ10にモード情報の送信部、マイクコマンダー8
0、ヘッドセット120にモード情報の受信部を設け
て、マイクコマンダー80やヘッドセット120がビデ
オカメラ10でのモード状態を検知し、それに合わせて
自動的にモード設定を行うという手法が考えられる。
120にもビデオカメラ10のモードスイッチ24のよ
うなモード操作子を設けて、使用者が編集モードと撮像
モードの切換操作するようにすることが考えられる。さ
らにマイクコマンダー80については、マイクロホン8
2が引出/収納できるタイプであることを利用し、これ
をモードスイッチとしてもよい。つまり引出状態のとき
は撮像モード(待機モードもしくは収録モード)、収納
状態のときは編集モードとするなどである。
モードでのコントローラ40の処理を説明していく。ま
ず待機モードの処理は図18に示される。
準備段階として被写体選択、撮像方向やズーム状態など
の設定などを実行できるモードであり、待機モードに入
ると、まずコントローラ40はステップF101として
スタンバイ画面の表示を開始させる。即ちモニタ画像生
成部51に、バッファメモリ45から供給される被写体
側の映像と、キャラクタジェネレータ67から得られる
映像を用いて、図30のようなスタンバイ画面としての
表示用映像信号を生成させ、ヘッドセット120の表示
部135で表示させる動作を開始させる。なお、図30
のようなスタンバイ画面内容については後述する。
ドの際には、コントローラ40はST/STキー86、
21の操作、パン/チルトキー83の操作、ズームキー
84、23の操作を受け付ける。
れた場合、コントローラ40はその操作を撮像開始操作
と認識し、処理をステップF102から後述する収録モ
ードの処理に移行させる。パン/チルトキー83の操作
によるコマンド情報が受信された場合は、処理をステッ
プF105からF110に進め、雲台1にパン又はチル
ト操作の情報を供給する。これにより雲台1はパン/チ
ルト機構5を駆動して、使用者が求めた撮像方向(アン
グル)状態を実現する。ズームキー84又は23の操作
が行われた場合、コントローラ40はステップF106
からF111に進め、そのコマンド情報に応じてズーム
モータ59を制御し、レンズ機構12内のズームレンズ
によるズーム状態をテレ側もしくはワイド側に移動させ
る。
をエアマウスとして用いるGUI機能が有効となる。こ
のため図30のようにスタンバイ画面上にはポインタ2
10が表示させるが、使用者は手に持っているマイクコ
マンダー80を上下左右に振ることで、ポインタ210
を画面上で移動させることができる。即ち、マイクコマ
ンダー80は、自身の変位状態をx、y変位情報として
ビデオカメラ10に送信しているが、コントローラ40
はx、y変位情報の受信に応じて処理をステップF10
3からF107に進め、その受信されたx、y変位情報
に基づいて新たなポインタ210の表示位置を算出す
る。そしてステップF108で、算出したポインタ位置
にポインタ210が表示されるように、グラフィックコ
ントローラ58を介してモニタ画像生成部51の処理を
制御する。つまりポインタ210の移動表示制御を行
う。
クキーとして機能させることになるが、このためマーク
/クリックキー87の操作に基づくコマンド情報が検出
された場合は、処理をステップF104からF109に
進め、その時点のスタンバイ画面上でのポインタ210
の位置や、クリック操作状態に応じ、エンター処理(決
定操作処理)やアイコンのドラッグ処理等を行うことに
なる。なお、マイクコマンダー80をこのようにエアマ
ウスとして使用するための構成及びステップF107の
ポインタ位置算出処理、ステップF109のエンター処
理については後述する。
作されて収録モードとされると、コントローラ40は図
19の処理を行うことになる。収録モードは実際の撮像
動作、即ち映像/音声のディスク90への記録動作を行
うモードであり、収録モードに入ると、まずコントロー
ラ40はステップF201として、撮像素子部41で撮
像された映像信号、及び音声デコーダ61で取り込まれ
た音声信号を記録処理部47に供給させる。そして記録
再生ヘッド部48、スピンドルサーボ/ドライバ56、
サーボプロセッサ54を制御して撮像映像、音声をディ
スク90に記録していく動作を開始させる。同時にモニ
タ画像生成部51に、バッファメモリ45から供給され
る被写体側の映像(記録映像)と、キャラクタジェネレ
ータ67から得られる所定のキャラクタ映像を用いて、
図32のモニタ画面としての表示用映像信号を生成さ
せ、ヘッドセット120の表示部135で表示させる動
作を開始させる。なお、図32のようなモニタ画面内容
については後述する。
ドの際にはマイクコマンダー80はエアマウスとしては
機能しない。そしてコントローラ40はST/STキー
86、21の操作、パン/チルトキー83の操作、ズー
ムキー84、23の操作、マーク/クリックキー87
(及びマークキー22)の操作を受け付ける。
れた場合、コントローラ40はその操作を撮像終了操作
と認識し、処理をステップF202からF209に進め
て記録再生ヘッド部48、スピンドルサーボ/ドライバ
56、サーボプロセッサ54による記録動作を停止させ
る。またステップF210で、それまでの記録動作状況
に応じて、ディスク90上の所定領域に記録される管理
情報を書き換え、例えばその時点で記録停止されるデー
タ部分を1つの撮像単位であるカットとして管理できる
ようにする。これらの記録終了に伴う処理を終えたら、
処理を図18の待機モードの処理に移行させる。
作によるコマンド情報が受信された場合は、処理をステ
ップF204からF207に進め、雲台1にパン又はチ
ルト操作の情報を供給する。これにより雲台1はパン/
チルト機構5を駆動して、使用者が求めた撮像方向(ア
ングル)状態を実現する。ズームキー84又は23の操
作が行われた場合、コントローラ40は処理をステップ
F205からF208に進め、そのコマンド情報に応じ
てズームモータ59を制御し、レンズ機構12内のズー
ムレンズによるズーム状態をテレ側もしくはワイド側に
移動させる。
アマウスとして用いられず、マーク/クリックキー87
はマーク操作キーとして扱われる。このためマーク/ク
リックキー87の操作によるコマンド情報が入力された
場合、もしくはビデオカメラ10本体のマークキー22
の操作が検出された場合は、処理をステップF203か
らF206に進め、マーキング処理を行う。例えばその
時点の記録映像のタイムコードなど、カット内での記録
ポイントを示す情報を保持する。なお、このようなマー
ク情報は、ステップF210で管理情報更新を行う際
に、ディスク90の所定領域に書き込む。
のコントローラ40の処理は図20のようになる。編集
モードは、ディスク90に収録した映像を再生させた
り、編集を行うことのできるモードであり、編集モード
に入ると、まずコントローラ40はステップF101と
して編集画面の表示を開始させる。即ちモニタ画像生成
部51に、フレームメモリ50から供給されるディスク
再生映像と、キャラクタジェネレータ67から得られる
所定の映像を用いて、図33以降に示すプレビュー画
面、トリム/エディット画面、クリップ/アレンジ画面
などの各種編集画面としての表示用映像信号を生成さ
せ、ヘッドセット120の表示部135で表示させる動
作を開始させる。なお、各編集画面内容については後述
する。
ドの際には、コントローラ40はエアマウスコマンド及
びマーク/クリックキー87の操作のみを受け付ける。
即ち編集モードではマイクコマンダー80をエアマウス
として用いるGUI機能のみを有効とする。このため図
33のように編集モードの際の画面上にはポインタ21
0が表示され、使用者は手に持っているマイクコマンダ
ー80を上下左右に振ることで、ポインタ210を画面
上で移動させることができる。即ち、マイクコマンダー
80は、自身の変位状態をx、y変位情報としてビデオ
カメラ10に送信しているが、コントローラ40はx、
y変位情報の受信に応じて処理をステップF302から
F304に進め、その受信されたx、y変位情報に基づ
いて新たなポインタ210の表示位置を算出する。そし
てステップF305で、算出したポインタ位置にポイン
タ210が表示されるように、グラフィックコントロー
ラ58を介してモニタ画像生成部51の処理を制御す
る。つまりポインタ210の移動表示制御を行う。
クキーとして機能させることになるが、このためマーク
/クリックキー87の操作に基づくコマンド情報が検出
された場合は、処理をステップF303からF306に
進め、その時点の編集画面上でのポインタ210の位置
やクリック操作状態に応じ、クリック、ダブルクリック
などの指定/決定操作処理やドラッグ処理、ドロップ処
理などを行うことになる。このポインタ210の移動操
作及びクリック操作を用いたエアマウス操作により、例
えば映像の再生、画面モード変更、編集実行などが可能
となる。なお、マイクコマンダー80をこのようにエア
マウスとして使用するための構成及びステップF304
のポインタ位置算出処理、ステップF306のエンター
処理については次に、エアマウス機能として説明する。
置変位情報と、クリック操作としてのコマンド情報が出
力されることで、マイクコマンダー80をGUI操作の
ためのエアマウスとして使用できることは上述のとおり
である。本例ではマイクコマンダー80のコマンド生成
部88に、角速度センサを用いた移動センサ部91を配
することで、マイクコマンダー80自体の移動情報とし
てのx、y変位情報を出力できるようにしている。
速度センサ105を示す。振動ジャイロとは、振動して
いる物体に回転角速度を加えると、その振動と直角方向
にコリオリ力が生じる特性を有しており、このコリオリ
力Fは、次のように表わされる。 F=2mvω (m:質量、v:速度、ω:角速度) 従って、角速度ωはコリオリ力Fに比例することにな
り、コリオリ力Fを検出することで回転角速度を検出す
ることができる。
105cと検出用圧電磁器105dが取り付けられてお
り、駆動用圧電磁器105cにはオシレータ105aの
発振出力である交番信号が印加される。この図21にお
いて振動ジャイロ105bがΩ0 方向に回転されると、
検出用圧電磁器105dにコリオリ力Fが加わり、コリ
オリ力Fに応じた電圧が発生する。検出用圧電磁器10
5dから得られる微少な電圧は増幅部106で増幅され
てA/D変換器107に供給され、デジタルデータ(電
圧値E)とされる。
と、出力される電圧Eは図22のように比例関係にあ
り、従って例えば電圧値Eを電圧値Va,Vb,Vc,
Vdと比較することによって、振動ジャイロ2が搭載さ
れた機器の動作(例えばマイクコマンダー80を左右に
振る操作)を検出することができる。
いて、図23のように振動ジャイロ105b(105b
x及び105by)を配置すると、振動ジャイロ105
byの出力として、マイクコマンダー80を左方向に振
ったときの角速度ωyにより電圧Eが上昇し、右方向に
振ったときの角速度ωyにより電圧Eが下降するように
なり、これによってマイクコマンダー80の左右方向の
動作を検出できる。つまり、振動ジャイロ105byか
ら出力される電圧EがVc<E<Vdであれば、マイク
コマンダー80は左方向へ振られたと検出でき、またV
a<E<Vbであれば右方向へ振られたと検出できる。
て、リモートコマンダーRを上方向に振ったときの角速
度ωx により電圧Eが上昇し、下方向に振ったときの
角速度ωxにより電圧Eが下降するようになり、これに
よってマイクコマンダー80の上下方向の動作を検出で
きる。つまり、振動ジャイロ105bxから出力される
電圧EがVc<E<Vdであれば、マイクコマンダー8
0は上方向へ振られたと検出でき、またVa<E<Vb
であれば下方向へ振られたと検出できる。
は、マイクコマンダー80の微少な動きを検知しないよ
うに不感帯として設定しているものであり、特に使用者
が自分の手前の空間で操作することになるエアマウスと
して、手ぶれなどによりポインタ移動操作が不安定にな
らないようにしている。
動センサ部91として、このような角速度センサ105
(105X,105Y)を用いた構成を図24に示す。
角速度センサ105Xからの出力電圧は増幅部106X
に供給されて増幅されてA/D変換器107Xへの入力
として最適なレベルとされる。そしてA/D変換器10
7Xでデジタル化され、電圧値EXとしてコントローラ
92に出力される。また角速度センサ105Yからの出
力電圧は増幅部106Yに供給されて増幅されてA/D
変換器107Yへの入力として最適なレベルとされる。
そしてA/D変換器107Yでデジタル化され電圧値E
Yとしてコントローラ92に出力される。電圧値EX,
EYはマイクコマンダー80をX方向、Y方向に振った
運動に相当する値であり、即ちX,Y方向の移動運動情
報となる。
Xに応じてROM94からX方向コマンド(右移動コマ
ンド又は左移動コマンド)を読み出し(もしくは演算処
理によりコード値生成を行い)、また電圧値EYに応じ
てROM94からY方向コマンド(上移動コマンド又は
下移動コマンド)を読み出して(もしくは演算処理によ
りコード値生成を行なって)、これをx、y移動情報と
して変調部95に供給する。そして図12の送信処理部
90から送信出力するものである。
ローラ92のコマンド生成処理は図25のようになる。
操作部93としての、マイクコマンダー80における操
作キー(パン/チルトキー83、ズームキー84、マー
ク/クリックキー87、ST/STキー86、)が操作
された場合は、コントローラ92は処理をステップF5
01からF504に進め、操作されたキーに対応するコ
マンド情報をROM94から読み出し、変調部95から
送信処理部90に送ってビデオカメラ10に送信する。
キー操作がされていない時点では、ステップF502、
F503として電圧値EXの入力に応じてその値に相当
するx変位情報の出力し、及び電圧値EYの入力に応じ
てその値に相当するy変位情報を出力していく。
ンド情報、x、y変位情報が送信されてくるビデオカメ
ラ10では、エアマウス機能に関する処理として、クリ
ック操作としてのコマンド情報が検出された場合には、
その時点のポインタの位置やクリック操作状態(クリッ
ク、ダブルクリック、ドラッグなど)に応じた処理を行
う(上述のステップF109,F306)。一方x,y
変位情報に対しては、それに応じてポインタを画面上で
移動させる(上述のステップF108,F305)。
に応じてポインタ210を画面上で移動させることにな
り、つまり、新たなポインタ位置を算出し(ステップF
107,F304)、その算出された位置に画面上でポ
インタ210が表示されるようにグラフィックコントロ
ーラ58にデータを送り、表示上での移動を実現させ
る。
ラ40においては、ヘッドセット120の表示部135
の画面に対応したxy座標系を備えており、これにより
ポインタ210の位置、動作、及び各種アイコン等の画
像内容との対応を判別している。つまり、図26のよう
に表示画面に対応して、例えばx方向に256ドット
(0〜255)、y方向に192ドット(0〜191)
の座標系を構築し、この座標値としてポインタ位置P0
を把握する。そして、x,y変位情報が入力されると、
それまでのポインタ位置P0の座標値に対してx,y変
位情報をそれぞれ加算し、新たなポインタ位置座標を算
出する。またクリック操作が行われた場合は、その操作
の際のポインタ位置座標と、同じくx、y座標上で把握
している表示内容(アイコン等)に応じて処理を行うこ
とになる。なお、縦横192×256ドットという座標
系の数値は、あくまで説明上での一例である。
けるポインタ位置算出処理は図27のようになる。コン
トローラ40は、ステップF401で、検出されたx変
位情報の値Δxを、その直前のポインタ位置座標のx座
標値xpに加算し、加算値xNを得る。ステップF40
2では、現在トリムバー移動モードか否かを判断し、そ
の場合はとして示すように図28の処理に進むが、こ
れについては後述する。通常は、ステップF403に進
み、検出されたy変位情報の値Δyを、その直前のポイ
ンタ位置座標のy座標値ypに加算し、加算値yNを得
る。
未満となっているか否かを確認し、もしxN<0であれ
ば、ステップF405で加算値xNの値を強制的に
「0」としてからステップF408に進む。またxN<
0でなければステップF406で加算値xNの値が25
6以上となっているか否かを確認し、もしxN>255
であれば、ステップF407で加算値xNの値を強制的
に「255」としてからステップF408に進む。加算
値xNの値が0未満でなく、かつ255以下であれば、
そのままステップF408に進む。
未満となっているか否かを確認し、もしyN<0であれ
ば、ステップF409で加算値yNの値を強制的に
「0」としてからステップF412に進む。またyN<
0でなければステップF410で加算値yNの値が19
2以上となっているか否かを確認し、もしyN>191
であれば、ステップF411で加算値yNの値を強制的
に「191」としてからステップF412に進む。加算
値yNの値が0未満でなく、かつ191以下であれば、
そのままステップF412に進む。
値xNを新たなポインタ位置としてのx座標値xpと
し、またその時点での加算値yNを新たなポインタ位置
としてのy座標値ypとする。即ち、新たなポインタ位
置が決定されたことになる。
インタ位置P0が図26のxy座標で(x,y)=(1
28,66)であるときに、マイクコマンダー80から
x方向の変位情報Δxとして+50、y方向の変位情報
Δyとして+30という数値が送られてきたとすると、
新たなポインタ位置P1は(x,y)=(178,9
6)として算出され、このデータがグラフィックコント
ローラ58に送られて、画面上でのポインタ位置が位置
P1に移動される。なおステップF404〜F411の
処理で、x,y変位情報をそれぞれ加算した際の加算値
xN、yNについて、xN<0となった場合はxN=
0、xN>255となった際にはxN=255とされる
とし、yN<0となった場合はyN=0、yN>192
となった際にはyN=191とされる用にしているた
め、ポインタ位置が192×256ドットの座標系より
外となってしまうことはない。つまり、例えばマイクコ
マンダー80を左に振り切ったとしても、画面上でのポ
インタ210の位置は、画面左隅より左側には移動され
ない。
は、マイクコマンダー80の移動量を比較的大きくすれ
ば、ポインタ210を表示上の隅の部分に容易に移動さ
せることができることを意味する。つまり、画面上での
左隅、右隅、上隅、下隅の部分は、ポインティング操作
が容易なものとなっている。なお、設定される座標系の
ドットサイズが異なれば、図27の処理における「19
2」「256」の値は異なることになることはいうまで
もない。
80自体の動きに応じたポインタ移動と、クリック操作
により、マイクコマンダー80をエアマウスとして用い
ることができるようにしている。そしていわゆるGUI
画面を設定することにより、エアマウスにより多様かつ
高度な操作を可能としている。
るために、角速度センサを用いたが、加速度センサ、傾
斜センサ、地磁気センサ等を用いて同様にx,y変位情
報を発生させるように構成してもよい。また、マイクコ
マンダー80に操作部としてシャトルボールやトラック
ボールといわれるように回転操作を行い、その操作情報
を出力できるもの、ジョイスティックによる操作方向情
報を出力できるもの、4方向または8方向等の方向キー
などを設け、その操作に応じてx、y変位情報を出力で
きるようにすればよい。また、x、y2次元でポインタ
を移動させるようにしているが、GUI画面の設定にも
よるが、x方向もしくはy方向のみにポインタを移動さ
せる方式を採用してもよい。この場合当然ながら、マイ
クコマンダー80としては或る1次元方向での変位情報
を出力できるようなものとすればよい。
現されるGUI操作について説明していく。図29は画
面モードの遷移を示している。
ンバイ画面となる表示用映像信号が、また収録モード中
はモニタ画面となる表示用映像信号が、モニタ画像生成
部51で生成され、ヘッドセット120の表示部135
に表示されることになる。一方、編集モードの場合は、
画面モードとしてプレビュー画面、トリム/エディット
画面、クリップ/アレンジ画面の3つのモードが用意さ
れる。そしてモードスイッチ24により編集モードとさ
れた場合は、まずプレビュー画面が表示される状態とな
り、以降はGUIにより使用者が行う画面モード切換操
作に応じて、3つの画面モードが切り換えられる。な
お、編集モードに最初にプレビュー画面以外の画面モー
ドとなるように設定してもよい。また、編集画面として
さらに多様な画面モードを設定してもよい。
て行くが、これらはあくまでも一例であり、表示内容の
設定、種類、GUI操作方式設定などは、多様に考えら
れることはいうまでもない。なお、各図面において、バ
ーグラフ表示204、トリムバー表示230、ストーリ
ーライン表示250として説明される画面部分におい
て、斜線、交差斜線、点描、白抜き、ストライプなどの
形態で表現されているのは、その表示部分の色の違いを
示しているものである。また説明上で用いている「クリ
ック操作」とはマイクコマンダー80のマーク/クリッ
クキー87の操作、「ドラッグ操作」とはマーク/クリ
ックキー87を押したままマイクコマンダー80を上下
左右に移動させる操作、「ドロップ操作」とはドラッグ
操作状態からマーク/クリックキー87をはなす操作の
こととなる。
図20におけるステップF101,F201,F301
からの処理でモニタ画像生成部51で生成される表示用
映像信号に基づいてヘッドセット120の表示部135
で表示されるものである。さらに、スタンバイ画面、編
集画面でのGUI操作及びそれに伴う動作は、図18の
ステップF107,F108,F109、もしくは図2
0のステップF304,F305,F306での処理で
実現される動作となる。
る。図30はそれ以前に撮像が行われていない新しいデ
ィスク90に対して、最初に待機モードとなった際のス
タンバイ画面例、図31は例えば7回収録動作を行い、
7カット分の映像が記録された後に待機モードとなった
場合のスタンバイ画面例を示している。
込まれている被写体の撮像映像内容となる映像表示20
1上に、例えば図示するように「STANDBY」とい
う文字によるスタンバイ表示208が行われ、使用者に
対して待機モードである(つまり撮像画像のディスク9
0への記録を行っていない)ことを示している。
2、203、バーグラフ表示204、設定表示205、
ズーム表示206、バッテリー表示207が行われる。
またエアマウス機能に対応するポインタ210が表示さ
れる。時間表示202としては、それまで撮像したカッ
トのトータル時間が示され、また時間表示203は、現
在撮像進行中のカットのトータル時間が示される。従っ
て撮像(記録)を実行していない待機モード時には、時
間表示203は0分0秒0フレームとなる。また、時間
表示202としては、既に収録(以下「収録」とは、収
録モードの動作である撮像及び記録動作のことを指す)
が何度か行われている時点では、図31のように、収録
された全カットのトータルタイムが示されることにな
る。
の収録状況を示す。図30のようにディスク90に対す
る収録が実行されていない時点では、バーグラフ表示2
04のバー内は空白状態であるが、カットの収録が行わ
れるに従ってバー内に、各カットを、そのカットの収録
時間に応じた長さの区切りにより表示する。例えば図3
1のように7つのカットC1〜C7に相当する長さ部分
(斜線部)が、バーグラフ表示204内で空白部分とは
異なる色とされるとともに、各カットC1〜C7が、そ
れぞれの収録時間長に応じて区切られる。カットとは一
連の収録動作により記録された部分を示し、つまりST
/STキー21又は86の操作タイミングが、カットの
切れ目となる。このバーグラフ表示204により、ディ
スク90のカット収録状況として、各カットの長さやカ
ット数、ディスク90の記録容量としての残量が視覚的
に確認できる。また、バーグラフ表示204上の位置と
して、現在の収録ポイントとして現在点表示212が行
われ、また収録中にマーキング操作を行ったポイントが
マーク点表示211として提示され、後の編集作業の目
安とされる。
種設定状態を表示する。例えば画像圧縮率、オートフォ
ーカスモードなどが表示される。またズーム表示206
として現在のズーム状態が、テレ側からワイド側のうち
のどのあたりにあるかが表示される。図示する例はズー
ム状態が最もワイド側に設定されている状態を示してい
る。バッテリー表示207は、バッテリーパック17内
に収納されているバッテリー64の残容量を示す。
ンダー80をエアマウスとして使用する操作が可能とさ
れる。エアマウス機能により、待機モード中にはマイク
コマンダー80を用いて設定変更を行うことができる。
例えば図31に示すようにポインタ210を設定表示2
10内の画像圧縮率の表示部分に位置させてクリック操
作を行うことで、画像圧縮率の設定を変えることができ
る。また他の設定内容についても同様で、オートフォー
カスモードのオン/オフ(つまりオートフォーカスかマ
ニュアルか)の変更、手ぶれ補正モードのオン/オフ、
なども可能である。さらにズーム表示206内で、ズー
ム位置を示す画像をドラッグすることにより、ズーム状
態を変化させることができる。つまりズームキー84と
同様の操作が可能とされる。
2は例えば図31の際の待機モードからST/ST操作
が行われて収録モードに移行した場合でのモニタ画面例
を示している。
像素子部41で取り込まれ、ディスク90への記録を行
っている被写体の撮像映像内容が、映像表示201とし
て表示される。つまり撮像モニタ映像である。また時間
表示202として、それまでに収録していたカットC1
〜C7のトータルタイムに加えて、現在収録中のカット
(カットC8)の長さが加算されたトータルタイムが表
示され、また時間表示203として、現在撮像進行中の
カットC8の時間が示される。従って時間表示202、
203は収録進行に従って変化していく。
録中のカットC8については、既に収録済みのカットC
1〜C7とは異なる色で表示される。現在点表示212
は収録動作の進行とともにバーグラフ上を右方向に移動
していく。つまりカットC8の先頭部分を示すことにな
る。またカットC8の収録中にマーキング処理が行われ
たら、図示するようにカットC8内のマーキングタイミ
ングに応じてマーク点表示211が追加される。このモ
ニタ画面でも、スタンバイ画面と同様に設定表示20
5、ズーム表示206、バッテリー表示207が行われ
る。ただし収録モード時にはマイクコマンダー80をエ
アマウスとして用いることはできず、従ってGUIによ
る設定変更はできない。収録中の設定変更は、マイクコ
マンダー80やビデオカメラ20での操作キーを用いる
ことになる。
集画面としてはまずプレビュー画面とされる。プレビュ
ー画面の例を図33〜図35に示す。プレビュー画面は
主にディスク90に収録したカットの再生を行うための
画面モードとなる。
換えるため、画面の上及び左右の隅に、プレビューエリ
ア表示220、トリムエリア表示221、クリップエリ
ア表示222が配される。また、スタンバイ画面やモニ
タ画面と同様にバーグラフ表示204、時間表示20
2、203が行われる。画面下方には、プレビューキー
表示223、ゴミ箱表示224、サーチキー表示22
5,226が行われる。
選択して再生させることができる。例えばバーグラフ表
示204内でカットC8の部分をクリックすることで、
カットC8が選択されたとされ、カットC8の部分の色
を変化させる。時間表示202は収録した全カットのト
ータルタイム、時間表示203は選択されているカット
のトータルタイムが表示される。
ー表示223をクリックすることで、カットC8の再生
が開始されることになる。つまりコントローラ40が各
部にディスク90におけるカットC8部分の再生を指示
し、またグラフィックコントローラ58を介してモニタ
画像生成部51には再生されフレームメモリ50を介し
て入力されてくる再生画像によりプレビュー画像を生成
させるように制御する。これにより映像表示201とし
て、カットC8の例えば先頭部分からの再生映像の表示
が開始される。
ューカーソル211が表示され、現在の再生箇所が示さ
れる。即ちプレビューカーソル227は再生進行に伴っ
てバーグラフ上を移動する。再生する箇所(カットやカ
ット内の位置)はサーチキー表示225,226をクリ
ックすることで、所望の箇所に移動させることができ
る。例えばサーチキー226をクリックすることで、現
在再生中のカットの次のカットの先頭位置から再生を実
行させることができる。
えば最新のカットが選択状態となっているようにしても
よい。このようにしておけば、プレビュー画面に移った
際に、プレビューキー表示223をクリックするのみ
で、直前に収録したカットをすぐに再生させ確認するこ
とができる。
スとしてのポインタ210の移動可能な座標系の中で、
y座標値=0となる座標値を含んでいる。つまり、xy
座標系の上端部を含む領域として設定されている。プレ
ビューキー表示223、ゴミ箱表示224、サーチキー
表示225,226は、それぞれエアマウスとしてのポ
インタ210の移動可能な座標系の中で、y座標値=1
91となる座標値を含んでいる。つまり、xy座標系の
下端部を含む領域として設定されている。
0の移動可能な座標系の中で、x座標値=0となる座標
値を含んでいる。つまり、xy座標系の左端部を含む領
域として設定されている。トリムエリア表示221は、
ポインタ210の移動可能な座標系の中で、x座標値=
255となる座標値を含んでいる。つまり、xy座標系
の右端部を含む領域として設定されている。
作の対象となるこれらの表示が、XY座標系の端部に位
置することにより、エアマウス操作性の向上がはかられ
ている。つまり画面中央付近にポインタ210が位置す
る状態から、マイクコマンダー80を上方に振り上げれ
ば、上に行きすぎることなくポインタ210をプレビュ
ーエリア表示220内に容易に入らせることができる。
同様に左に比較的大きく振ればクリップエリア表示22
2内に、右に比較的大きく振ればトリムエリア表示22
1内に、それぞれ容易にポインタ210を移動させるこ
とができる。同様にプレビューキー表示223、ゴミ箱
表示224、サーチキー表示225,226について
も、高さ方向のポインタ位置のコントロールは容易であ
り、その高さ位置での左右のコントロールで所望の表示
内に位置させることができる。つまり、クリック操作対
象となる表示領域をなるべく座標系の端部に配すること
により、空中で操作を行うために或る程度不安定になら
ざるを得ないエアマウスによるポインタ移動の操作を簡
単なものとし、操作性を向上させることができる。
ットは、上述のように再生させるほか、各種の処理を行
うことができる。まず図34のドラッグ操作DR1とし
て示すように、或るカット(例えばカットC8)をトリ
ムエリア表示221にドラッグ/ドロップすることによ
り、そのカットをトリミング処理の対象とするトリム/
エディット画面に移行することができる。またドラッグ
操作DR4として示すように、或るカット(例えばカッ
トC3)をクリップエリア表示222にドラッグ/ドロ
ップすることにより、そのカットをクリップとして登録
し、必要な処理を行うクリップ/アレンジ画面に移行す
ることができる。この場合選択されたカットがトリミン
グ処理なしでクリップとして登録されることになる。
い段階でも、ドラッグ操作DR3として示すように或る
カット(例えばカットC2)をプレビューキー表示22
3にドラッグ/ドロップすることにより、そのカットを
再生させることができる。さらに、或るカット(例えば
カットC6)が不要であると判断した場合は、ドラッグ
操作DR2として示すように、そのカットをゴミ箱表示
224にドラッグ/ドロップすることにより、そのカッ
トを削除することができる。削除されたカットの部分
は、例えば図34のようにバーグラフ表示204におい
て、カット以外の空白部分と同様の色とすることで、削
除されたことを表現する。
プしただけでは実際にデータは削除されない。ゴミ箱表
示224をクリックすると、図35のようにメニュー表
示228が実行され、イレーズデータ、リターンデータ
の選択ができる。イレーズデータの選択によりゴミ箱処
理されたカットの削除が行われ、リターンデータの選択
によりゴミ箱処理されたカットのゴミ箱からの復帰を行
うことができる。
や、後述するトリム/エディット画面、クリップ/アレ
ンジ画面などの編集モードにおいて行われた映像の編集
の状態は、編集ファイルとしてコントローラ40が保持
していき、その編集ファイルに基づいてディスク再生動
作等の指示を行うことで、編集結果としての映像を得る
ことができる。ディスク90上でのデータの削除、更新
は、コントローラ40が編集ファイルに従ってディスク
40の管理情報を書き換えることで実現される。つまり
コントローラ40は編集ファイルの作成に従って、所要
時点毎にディスク90の管理情報更新処理を行ってい
く。ただし、編集結果が最終確定されるまでは、コント
ローラ40は編集ファイルを作成して行くのみとし、最
終確定の指示を使用者が行った場合にディスク40上で
の管理情報を書き換えるようにすることも考えられる。
このようにしておけば、編集をやり直したい場合でも容
易に元の映像状態に復帰させることができる。
をトリムエリア表示221にドラッグ/ドロップした
り、あるいはトリムエリア表示221をクリックするこ
とにより、画面モードはトリム/エディット画面に移行
される。トリム/エディット画面は、カットから必要な
部分のトリミングを行う編集操作を行う画面である。
示したようにカットC8を対象としてトリム/エディッ
ト画面に進んだ場合の画面例を図36に示す。トリム/
エディット画面ではプレビュー画面と同様に、クリック
もしくはドラッグによる他の画面モードへの移行のため
にプレビューエリア表示220、トリムエリア表示22
1、クリップエリア表示222が行われる。バーグラフ
表示204としては、トリム処理の対象となっているカ
ット(カットC8)の部分が、他のカットとは異なる色
で強調表示とされ、現在編集対象となっているカットを
使用者が確認できるようにされる。また時間表示203
として、編集対象となっているカットのトータルタイム
が表示される。
部(xy座標系の下端を含む部位)に、トリムバー表示
230、フラグ表示231、ゴミ箱表示224が行われ
る。トリムバー表示232は、選択されているカット
(例えばカットC8)を、そのバー全長として表現して
いる。つまり、バーグラフ表示204における選択され
ているカット部分の拡大表示のイメージである。バーグ
ラフ表示204に対応して表示されているマーク点表示
211は、トリムバー表示上にも反映される。
選択中のカットを任意に区分していくことができる。即
ちポインタ210をフラグ表示231に移動させてドラ
ッグ操作を開始すると、トリムバー移動モードとなり、
図37に示すようにポインタ210に伴って移動フラグ
表示234がトリムバー表示230上で左右に移動され
る。そしてトリムバー表示230上の或る位置でドラッ
グ操作を解除(ドロップ)すると、その位置にフラグセ
ット表示232が行われ、かつその位置でトリムバー表
示230のバーが区切られた状態となる。図36は、こ
のような操作により、トリムバー表示230の対象とさ
れているカットC8が、フラグセット操作によりカット
内のパートDV1〜DV5に区切られた状態を示し、さ
らにパートDV3をクリックして選択中としている状態
を示している。トリムバー表示230上で選択されたパ
ートは、他のパート部分とは異なる色で強調表示され
る。
るためのフラグセット操作の操作性を向上させるため
に、エアマウス操作に基づくコントローラ40のポイン
タ位置算出処理として図28に示す処理が行われる。ト
リム/エディット画面に入った時点では、図27のポイ
ンタ位置算出処理はステップF402からF403に進
み、通常時と同様のポインタ移動表示制御が行われる。
従って画面上(xy座標上)の端部に配されるクリック
対象表示部分などに対してプレビュー画面などと同様な
操作性の向上が計られる。ここで、上記のようにフラグ
表示231からドラッグ操作を開始すると、コントロー
ラ40はトリムバー移動モードに入ったと認識し、その
後のx,y変位情報の入力に対する処理をステップF4
02から図28のステップF413に進めることにな
る。
インタ位置を算出する際に、コントローラ40は、まず
図27のステップF401で、検出されたx変位情報の
値Δxを、その直前のポインタ位置座標のx座標値xp
に加算し、加算値xNを得る。次にステップF402か
ら図27のステップF413に進んで、検出されたy変
位情報の値Δyに関わらず、加算値yNとして、特定の
y座標値Fyを強制的にセットする。
値が特定のx座標値であるFx1未満となっているか否
かを確認し、もしxN<Fx1であれば、ステップF4
15で加算値xNの値を強制的に「Fx1」としてから
で示すように図27のステップF412に進む。また
xN<Fx1でなければステップF416で加算値xN
の値が特定のx座標値であるFx2より大きい値となっ
ているか否かを確認し、もしxN>Fx2であれば、ス
テップF417で加算値xNの値を強制的に「Fx2」
としてからステップF412に進む。加算値xNの値が
Fx1未満でなく、かつFx2以下であれば、そのまま
ステップF412に進む。そしてステップF412で
は、その時点での加算値xNを新たなポインタ位置とし
てのx座標値xpとし、またその時点での加算値yNを
新たなポインタ位置としてのy座標値ypとして、新た
なポインタ位置を決定する。
ようにトリムバー表示210を含む座標値である。また
x座標値Fx1は、例えばフラグ表示231の左端部の
x座標値、x座標値Fx2は、例えばゴミ箱表示224
の右端部のx座標値であるとする。すると図28の処理
により、フラグがドラッグされている間は、例えマイク
コマンダー80が上下方向にも振られようと、ポインタ
210(移動フラグ表示234)は、フラグ表示23
1、トリムバー表示234、ゴミ箱表示224までの左
右方向にしか移動(ドラッグ)されないこととなる。つ
まりフラグをドラッグしている間は、主にトリムバー表
示230上でのフラグドロップ位置を探す操作となるた
め少なくともトリムバー表示234上で左右のポインタ
移動がされればよいためであり、逆に言えば、この際は
ポインタ210が上下に移動されないことによって、マ
イクコマンダー80の不安定な空間操作でも、非常に簡
単にトリムバー表示230上での位置選択を行うことが
できるようになる。なお、この例ではゴミ箱表示224
も移動可能範囲内としたが、座標値Fx2をトリムバー
表示230の右端部の座標値に設定して、ゴミ箱表示2
24にまでは達せないようにしてもよい。また座標値F
x1をトリムバー表示230の左端部の座標値に設定し
て、ドラッグ開始とともに、ポインタ210がトリムバ
ー表示230上に移行され、ドラッグ中はフラグ表示2
31にまでは達せないようにしてもよい。
ムバー移動モードは、フラグドロップ操作により解除さ
れ、ポインタ210は画面範囲で上下ん左右に移動可能
となる。なお、フラグのドラッグを開始したが、フラグ
ドロップを行わずにトリムバー移動モードを解除したい
場合もある。つまりカットのパート分割を実行しかけた
が中止したいような場合である。このような場合は、例
えばフラグ表示231の位置でフラグドロップを行うこ
とでトリムバー移動モードを解除できるようにするなど
の操作設定例が考えられる。この場合、フラグ表示23
1までをドラッグ移動可能範囲内としておく必要がある
ことはいうまでもない。
ットされている、あるフラグセット表示232をドラッ
グし、ゴミ箱表示224もしくはフラグ表示231の領
域でドロップすることにより、一旦実行した分割点を解
消することができる。さらに、フラグセット表示232
をドラッグして、トリムバー表示230上の他の位置に
移動させることで、パート分割点を変更できるようにし
てもよい。なお、これらの場合もトリムバー移動モード
として図28の処理が行われるようにし、上下方向のポ
インタ移動が制限されるようにしてもよい。
230上で分割設定された各パートはそれぞれ、ゴミ箱
表示224までドラッグすることにより削除できる。例
えば図28にドラッグ操作DR6として示すようにパー
トDV4をゴミ箱表示224までドラッグすることによ
りパートDV4はカットC8内での不要な部分として削
除できる。
グラフ表示204上で表現されている各カットや、トリ
ムバー表示230で表現されている各パートは、それぞ
れ、クリップとして登録することができる。例えば図2
8にドラッグ操作DR5として示すようにパートDV3
をクリップエリア表示222までドラッグすることによ
りパートDV3をクリップとして登録できる。さらに、
例えばドラッグ操作DR6によってパートDV4を削除
した状態でカットC8をクリップエリア表示222まで
ドラッグすることによりパートDV4が削除された状態
のカットC8をクリップとして登録できる。
を削除したカット、もしくはカット内の一部として抽出
したパートは、上述のようにプレビュー画面もしくはト
リム/エディット画面から、クリップとして登録するこ
とができる。クリップとは映像素材として選択された部
分をいい、或るカットまたはパートがクリップとして登
録されることで、図39のようなクリップ/アレンジ画
面上で登録が表現される。
れたクリップがクリップ映像表示として一覧表示され
る。この例の場合は、クリップ映像表示240は最高9
個表示可能であるが、登録されているクリップが10以
上ある場合は、クリップエリア表示222の上下にスク
ロールキー表示229,229が行われ、このスクロー
ルキー表示229のクリック操作により、クリップ映像
表示240の部分をスクロールさせて、全クリップを確
認できる。なお、もちろん登録クリップ数に応じてクリ
ップ映像表示240の画像サイズを変化させ、なるべく
一覧表示できるような表示制御形態を採ることもでき
る。
ー画面でカット又はパートがクリップとして登録処理さ
れることで、クリップ/アレンジ画面に移行するが、そ
のとき登録されたクリップは、クリップ映像表示240
のうちの最後尾のクリップ映像表示240Nとして、例
えば白枠などで他のクリップと区別して表示される。な
お、最初のクリップが登録された際は、当然ながら、ク
リップ映像表示240Nのような区別のための表示処理
は必ずしも必要ない。時間表示203としては今回登録
されたクリップ(クリップ映像表示240Nのクリッ
プ)のトータルタイムが表示される。各クリップ映像表
示240(及び240N)としては、例えばクリップと
されたパートもしくはカットの開始ポイントの画像が表
示される。
ュー画面やトリム/エディット画面と同様に、クリック
もしくはドラッグによる他の画面モードへの移行のため
にプレビューエリア表示220、トリムエリア表示22
1、クリップエリア表示222が行われる。また、プレ
ビュー画面と同様に画面下方には、プレビューキー表示
223、ゴミ箱表示224、サーチキー表示225,2
26が行われる。これらは、他の画面と同様にポインタ
210を位置させやすい画面端部(座標端部)に配され
る。
ライン表示250及びストーリータイム表示251が行
われる。ストーリーライン表示250は、ストーリーと
して用いられるクリップを表現するもので、クリップが
1つも選択されていない状態では図39のように何も表
現していない単なるバー表示となる。またストーリータ
イム表示251はストーリーとして選択されたクリップ
のトータルタイムを示し、図39の状態では0分0秒0
フレームとなる。
のクリップ映像表示240をドラッグしていくことで、
ストーリーが形成される。例えば図40にドラッグ操作
DR8、DR9、DR10、DR11として示すよう
に、各クリップ映像表示240をストーリーライン表示
250までドラッグ/ドロップすることにより、その操
作を行った順番に従って、ストーリーライン表示250
上にクリップが選択クリップCL1からCL4として充
填されていく。つまり各クリップの長さに応じてストー
リーライン表示250が区切られていく。各選択クリッ
プCL1〜CL4の部分は所定の色で表示される。スト
ーリタイム表示251としては、ストーリーライン表示
250上で表現されている選択クリップのトータル時間
が表示される。また、ストーリーライン表示250に充
填したクリップについては、クリップ映像表示240上
に選択済み表示252が行われる。
たクリップも、再びトリミング処理を行うこともでき
る。例えば図41にドラッグ操作DR12として示すよ
うに選択済みのクリップのクリップ映像表示240をト
リムエリア表示240にドラッグ/ドロップすること
で、このクリップに対するトリム/エディット画面にう
つり、トリミング処理を実行できる。ストーリーライン
表示250に選択されていないクリップについても同様
である。
面にクリップ映像表示240として表示されているクリ
ップや、ストーリーライン表示250に選択クリップと
して充填されているクリップについても、不要と判断し
た場合はゴミ箱表示224にドラッグ/ドロップするこ
とで削除できる。ただし削除としては、データ自体の削
除とする編集以外に、クリップ登録を解消して単なるカ
ットやパートに戻す処理や、選択クリップ状態を解消し
て単なるクリップ登録に戻す処理などが考えられる。従
って、ゴミ箱表示224としての処理内容をメニュー表
示などにより多様化したり、それぞれの処理に専用の表
示部分(クリップ登録解消アイコン、選択クリップ解消
アイコンなど)を設けてもよい。
クリップは、そのクリップ順に再生することで、最終的
には1つのストーリーを構成することになる。つまり使
用者はディスク90に収録した各カットから、上述して
きた編集処理によりストーリーライン表示250にクリ
ップを充填していくことで、例えば番組などとしての1
つのストーリーを編集するものである。クリップを選択
していってストーリーライン表示250として、ストー
リータイム表示251を確認しながら所望の長さのスト
ーリー(クリップ群)を形成したら、プレビューキー表
示223をクリックすることで、ストーリーの再生、つ
まりストーリーライン表示250上の選択クリップの順
次再生が開始される。この再生操作に伴ってクリップ/
アレンジ画面は図42のように、1又は複数のクリップ
映像表示240表示が消え、映像表示201としてスト
ーリーの例えば先頭部分からの再生映像が表示される。
つまりコントローラ40が各部にディスク90における
選択クリップCL1、CL2、CL3、CL4に相当す
る部分の順次再生制御を行っていき、またグラフィック
コントローラ58を介してモニタ画像生成部51には再
生されフレームメモリ50を介して入力されてくる再生
画像によりプレビュー画像を生成させるように制御す
る。
プレビューカーソル227が表示され、ストーリー上で
の現在の再生箇所が示される。即ちプレビューカーソル
227は再生進行に伴ってストーリーライン表示250
上を移動する。再生する箇所(選択クリップ)はサーチ
キー表示225,226をクリックすることで、所望の
箇所に移動させることができる。例えばサーチキー22
6をクリックすることで、現在再生中の選択クリップの
次の選択クリップの先頭位置から再生を実行させること
ができる。
し、OKであれば編集を完了する。また、さらに編集し
たい箇所があれば、クリップ/アレンジ画面でのクリッ
プ選択、選択解消、トリム/エディット画面でのトリミ
ング、クリップ登録などを行っていく。またストーリー
ライン表示250上で選択クリップをドラッグすること
で、選択されているクリップの順序を入れ換えることが
できるようにしてもよい。
/エディット画面から1つ以上のクリップ登録が行われ
た後において、プレビュー画面に戻った場合は、図43
にクリップ識別表示255として示すように、クリップ
登録されている部分がバーグラフ表示204上で異なる
色で表示されて表現される。これによりプレビュー画面
上でクリップ登録状況を確認できる。
面モードについて説明してきたが、撮像モードでの画面
モードにより撮像モニタや設定変更が可能となり、撮像
システムの撮像時の利便性を計ることができるととも
に、編集モードの際の各種画面モードにより、収録した
映像に対して各種の高度な編集処理が可能となり、移動
編集スタジオとしての機能も実現されることになる。な
おGUI編集操作や編集内容についてはさらに各種考え
られることはいうまでもない。
ダ装置をビデオカメラ装置の撮像操作を行うためのリモ
ートコマンダーとして用いるだけでなく、マイクロホン
としても用いることで、例えばマイクロホンでインタビ
ュー等を行いながらビデオカメラ装置の操作を行うこと
ができるなどの使用形態を実現し、つまり実質的にカメ
ラマンとインタビュアーの役目を一人で実行できる使用
形態が実現できるという効果がある。さらに、ヘッドセ
ット装置を頭部に装着し、その表示手段における映像を
見ることで、ビデオカメラ装置のビューファインダーを
用いなくても撮像モニタ映像を確認できる。従って、ビ
デオカメラ装置に対する使用者の位置的な制限がなくな
る。このため、本発明の撮像システムとしてのビデオカ
メラ装置、コマンダ装置、ヘッドセット装置を用いるこ
とで、使用者はビデオカメラ装置の位置や撮像アングル
に自分の位置や姿勢が制限されることはなくなり、かつ
離れた位置からでも操作やモニタ映像の確認を行うこと
ができるため、一人でカメラマン、インタビュア、モニ
タオペレータの役目をこなすことができる。さらに、ヘ
ッドセット装置の表示手段を用いるとともにコマンダ装
置にエアマウスとしての機能を与えてGUIによる操作
を可能とすることで、複雑な編集操作も可能となり、本
発明の撮像システムを高度な編集装置として使用するこ
とも可能となる。これらにより、最小人数での取材撮像
や小型機材による機動性の向上を実現するとともに、高
度な使用性や撮像/編集機能が発揮できる。
ード時にはビデオカメラ装置が、コマンダ装置の送信情
報のうちで音声情報と、コマンド情報の全部又は一部を
有効な情報として対応処理を実行するとともに、撮像信
号とコマンダ装置からの音声信号を記録媒体に記録する
動作を行ない、さらに撮像された映像信号と所定のキャ
ラクタ映像を用いてモニタ画面となる表示映像信号を生
成しヘッドセット装置で表示させることで、収録時に使
用者に対して最適なシステム動作状態、つまりコマンド
装置による集音と操作、ビデオカメラ装置による撮像、
ヘッドセット装置によるモニタ動作を実現できる。
情報のうちでコマンド情報の全部又は一部と、変位情報
を有効な情報として設定し、受信された変位情報と特定
コマンドに応じて表示手段での表示動作及び対応処理を
行うことで、待機状態にビデオカメラ装置の各種設定な
どの操作を、ビデオカメラ装置から離れた位置でも、コ
マンド装置とヘッドセット装置を用いて行うことができ
る。例えばビデオカメラ装置をある地点に固定しておい
て、使用者がビデオカメラ装置から離れてインタビュー
などを行う場合などに最適となる。
信情報のうちで変位情報と特定コマンド情報を有効な情
報として設定し、再生された撮像信号と所定のキャラク
タ映像を用いて編集画面となる表示映像信号を生成させ
るとともに、受信された変位情報とエンター情報に応じ
て表示手段での表示動作及び対応処理を行うことで、G
UIによる複雑な編集操作が可能となる。機動性の高い
本発明の撮像システムにこのような編集機能を備えるこ
とで、取材直後の編集なども可能となり、移動スタジオ
的な使用も可能となる。
されるコマンド情報を、動作モードが収録モードの場合
は、記録再生手段で記録媒体に記録される撮像画像信号
についてのマーキングコマンドと判別し、動作モードが
待機モードもしくは編集モードの場合は特定コマンド
(クリックコマンド)と判別することで、同一の操作子
を兼用でき、コマンダ装置の操作キー等の数の削減がで
き、小型かつ操作性のよいコマンド装置を実現できる。
像を用いて行われる操作として特定の操作が行われた場
合は、その後に受信される変位情報に応じて行われる表
示映像内のポインタ画像の移動範囲を、その特定の操作
の次に実行されるべき操作として必要な範囲のみに制限
させることで、エアマウスとして用いるコマンダ装置の
操作性を向上させることができる。つまりポインタが不
要な場所へは移動しないことで、表示上でのアイコン等
の目指す位置に対するポインタ移動をスムースに行うこ
とができる。
て、表示画面に対してコマンダ装置をエアマウスとして
用いた操作を行う際には、表示映像内におけるポインタ
移動可能範囲の縁部に画面切換操作領域が用意されるよ
うにすることで、画面モードの切換の際にポインタ移動
をスムースに実行できる。
得られた音声信号を音声送信手段で送信することができ
るようにし、ビデオカメラ装置の情報受信手段は、この
音声信号の受信も可能とされることで、使用者の音声も
記録媒体に記録することが可能となる。例えばコマンダ
装置のマイクロホン音声とヘッドセット装置のマイクロ
ホン音声の両方により使用者と取材相手の相互の会話な
ども映像とともに記録できる。
斜視図である。
態の正面図である。
図、背面図である。
である。
である。
である。
図である。
図である。
ある。
る。
る。
明図である。
明図である。
ートである。
ートである。
ートである。
図である。
ある。
図である。
部のブロック図である。
処理のフローチャートである。
ある。
チャートである。
チャートである。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
面の説明図である。
ラ、11 本体部、12レンズ機構、13 ハンドル、
15 トランスミッタブロック、17 バッテリーパッ
ク、18 グリップ、19 パッド、21 ST/ST
キー、22 マークキー、23 ズームキー、24 モ
ードスイッチ、40 コントローラ、41 撮像素子
部、45 バッファメモリ、47 記録処理部、48
記録再生ヘッド部、49 再生処理部、50 フレーム
メモリ、51 モニタ画像生成部、52 送信部、60
受信部、63 操作部、71 コントローラ、73
パンモータ、75 チルトモータ、80 マイクコマン
ダー、82 マイクロホン、83 パン/チルトキー、
84 ズームキー、85 電源スイッチ、86 ST/
STキー、87 マーク/クリックキー、88 コマン
ド生成部、89 マイク部、90 送信処理部、91
移動センサ部、92 コントローラ、93 操作部、9
9 送信部、120 ヘッドセット、122 ビューフ
ァインダ部、123 トランスミッタ/バッテリーパッ
ク、124 マイクロホン、125 電源スイッチ、1
31 マイク部、132 受信部、135 表示部、1
38 送信部、201 映像表示、202,203 時
間表示、204 バーグラフ表示、210 ポインタ、
220 プレビューエリア表示、221 トリムエリア
表示、222 クリップエリア表示、223 プレビュ
ーキー表示、230 トリムバー表示、240 クリッ
プ映像表示、250 ストーリーライン表示、251
ストーリータイム表示
Claims (22)
- 【請求項1】 ビデオカメラ装置と、ヘッドセット装置
と、コマンダ装置とからなる撮像システムであって、 前記コマンダ装置は、 マイクロホン手段と、 操作手段と、 前記操作手段の操作に応じてコマンド情報を発生させる
情報発生手段と、 前記マイクロホン手段によって得られる音声信号と、前
記情報発生手段で発生された前記コマンド情報を、送信
情報として出力することができる情報送信手段と、 を備え、 前記ビデオカメラ装置は、 映像を撮像し撮像信号を出力する撮像手段と、 前記コマンダ装置の前記情報送信手段からの送信情報と
しての前記音声信号、及び前記コマンド情報を受信する
ことができる情報受信手段と、 前記撮像手段によって得られた撮像信号及び前記情報受
信手段で受信された音声信号を、記録媒体に記録するこ
とができるとともに、記録媒体に記録されている撮像信
号を再生することのできる記録再生手段と、 前記撮像手段で撮像された撮像信号又は前記記録再生手
段で再生された撮像信号と、所定のキャラクタ映像を用
いて表示映像信号を生成する表示映像信号生成手段と、 前記表示映像信号生成手段で生成された表示映像信号を
送信出力することができる映像送信手段と、 各種動作モードを切り換えるためのモード操作手段と、 前記モード操作手段の操作に応じて動作モードを設定
し、設定した動作モードに応じて、前記表示映像信号生
成手段で生成される表示映像信号の設定、及び前記撮像
手段、前記情報受信手段、前記記録再生手段、前記表示
映像信号生成手段、前記映像送信手段の各部の動作制御
を行う制御手段と、 を備え、 前記ヘッドセット装置は、 前記ビデオカメラ装置の前記映像送信手段から送信出力
される表示映像信号を受信することができる映像受信手
段と、 前記映像受信手段で受信された表示映像信号を用いて表
示動作を行う表示手段と、 を備えていることを特徴とする撮像システム。 - 【請求項2】 前記コマンダ装置は、当該コマンダ装置
自体の移動状況を検出する移動センサ手段を備えるとと
もに、前記情報発生手段は、前記移動センサ手段の検出
信号に応じて変位情報を発生させることができるように
構成され、さらに前記情報送信手段は、前記情報発生手
段で発生された前記変位情報を、送信情報として出力す
ることができるように構成され、 前記ビデオカメラ装置は、前記情報受信手段が、前記コ
マンダ装置の前記情報送信手段からの送信情報としての
前記変位情報を受信することができるように構成される
とともに、前記制御手段は、設定した動作モードに応じ
て前記コマンダ装置からの送信情報のうちで有効な情報
を設定し、有効な情報の受信に応じた制御を行うことを
特徴とする請求項1に記載の撮像システム。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記モード操作手段の
操作に基づいて動作モードを収録モードとした場合は、 前記コマンダ装置の送信情報のうちで前記音声信号と、
前記コマンド情報の全部又は一部を有効な情報として設
定し、受信されたコマンド情報に対応する処理を実行す
るとともに、 前記撮像手段で撮像された撮像信号と前記情報受信手段
で受信された前記音声信号を記録媒体に記録する動作を
前記記録再生手段に実行させ、 前記撮像手段で撮像された撮像信号と所定のキャラクタ
映像を用いてモニタ画面となる表示映像信号を前記表示
映像信号生成手段で生成させることを特徴とする請求項
1に記載の撮像システム。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記モード操作手段の
操作に基づいて動作モードを撮像の待機状態である待機
モードとした場合は、 前記コマンダ装置の送信情報のうちで、前記コマンド情
報の全部又は一部を有効な情報として設定し、受信され
たコマンド情報に対応する処理を実行することを特徴と
する請求項1に記載の撮像システム。 - 【請求項5】 前記制御手段は、前記モード操作手段の
操作に基づいて動作モードを撮像の待機状態である待機
モードとした場合は、 前記コマンダ装置の送信情報のうちで前記変位情報と、
前記コマンド情報の全部又は一部を有効な情報として設
定し、 受信された前記変位情報に応じて、前記表示手段での表
示映像内のポインタ画像が移動されるように前記表示映
像信号生成手段で表示映像信号を生成させるとともに、 少なくとも、受信される前記変位情報と、受信される前
記コマンド情報の1つである特定コマンドによって前記
表示手段での表示映像を用いて行われる操作に対応する
処理を実行することを特徴とする請求項2に記載の撮像
システム。 - 【請求項6】 前記制御手段は、前記モード操作手段の
操作に基づいて動作モードを編集モードとした場合は、 前記コマンダ装置の送信情報のうちで前記変位情報と、
前記コマンド情報の全部又は一部を有効な情報として設
定し、 前記表示映像信号生成手段に対して、前記記録再生手段
で再生された撮像信号と所定のキャラクタ映像を用いて
編集画面となる表示映像信号を生成させ、また受信され
た前記変位情報に応じて、前記表示手段での表示映像内
のポインタ画像が移動されるよう制御するとともに、 少なくとも受信される前記変位情報と、受信される前記
コマンド情報の1つである特定コマンドによって前記表
示手段での表示映像を用いて行われる操作に対応する処
理を実行することを特徴とする請求項2に記載の撮像シ
ステム。 - 【請求項7】 前記制御手段は、動作モードが編集モー
ドとされている際には、前記コマンダ装置の送信情報の
うちで前記変位情報と前記特定コマンドのみを有効な情
報として設定することを特徴とする請求項6に記載の撮
像システム。 - 【請求項8】 前記制御手段は、前記コマンダ装置にお
ける前記操作手段としての或る所定の操作子の操作に応
じて発生され、前記情報受信手段で受信されるコマンド
情報を、動作モードが収録モードの場合は、前記記録再
生手段で記録媒体に記録される撮像画像信号についての
マーキングコマンドと判別し、動作モードが待機モード
もしくは編集モードの場合は、前記変位情報との関連操
作に用いられる特定コマンドと判別することを特徴とす
る請求項2に記載の撮像システム。 - 【請求項9】 前記制御手段は、前記情報受信手段で受
信された前記変位情報に応じて、前記表示手段での表示
映像内のポインタ画像が移動されるように前記表示映像
信号生成手段で表示映像信号を生成させるとともに、 受信される前記変位情報と、受信される前記特定コマン
ドによって前記表示手段での表示映像を用いて行われる
操作として特定の操作が行われた場合は、受信される前
記変位情報に応じて行われる表示映像内のポインタ画像
の移動範囲を、前記特定の操作の次に実行されるべき操
作として必要な範囲又は方向のみに制限させることを特
徴とする請求項5に記載の撮像システム。 - 【請求項10】 前記制御手段は、前記情報受信手段で
受信された前記変位情報に応じて、前記表示手段での表
示映像内のポインタ画像が移動されるように前記表示映
像信号生成手段で表示映像信号を生成させるとともに、 受信される前記変位情報と、受信される前記特定コマン
ドによって前記表示手段での表示映像を用いて行われる
操作として特定の操作が行われた場合は、受信される前
記変位情報に応じて行われる表示映像内のポインタ画像
の移動範囲を、前記特定の操作の次に実行されるべき操
作として必要な範囲又は方向のみに制限させることを特
徴とする請求項6に記載の撮像システム。 - 【請求項11】 前記制御手段は、前記モード操作手段
の操作に基づいて動作モードを、待機モードとしている
際は、 前記表示手段での表示映像内におけるポインタ移動可能
範囲の縁部に所定の操作領域が用意されるように前記表
示映像信号生成手段で表示映像信号を生成させるととも
に、 前記操作領域における前記特定コマンドの操作に応じ
て、その操作領域の設定内容に応じた処理を行うことを
特徴とする請求項5に記載の撮像システム。 - 【請求項12】 前記制御手段は、前記モード操作手段
の操作に基づいて動作モードを、編集モードとしている
際は、 前記表示手段での表示映像内におけるポインタ移動可能
範囲の縁部に画面切換操作領域が用意されるように前記
表示映像信号生成手段で表示映像信号を生成させるとと
もに、 前記画面切換操作領域における前記特定コマンドの操作
に応じて、画面モード変更処理を行うことを特徴とする
請求項6に記載の撮像システム。 - 【請求項13】 前記ヘッドセット装置には、マイクロ
ホン手段と、該マイクロホン手段によって得られた音声
信号を送信することができる音声送信手段が設けられ、 前記ビデオカメラ装置の前記情報受信手段は、前記音声
送信手段から送信される音声信号の受信も可能とされる
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。 - 【請求項14】 前記コマンダ装置には、前記ビデオカ
メラ装置における撮像動作設定のための設定操作子が設
けられ、前記制御手段は、前記設定操作子の操作に応じ
て出力され、前記情報受信手段で受信されるコマンド情
報に基づいて、撮像動作設定のための制御を実行するこ
とを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。 - 【請求項15】 前記コマンダ装置には、前記設定操作
子として、 前記ビデオカメラ装置の撮像手段におけるズームレンズ
操作子、 前記ビデオカメラ装置の撮像方向を水平方向に変位させ
るためのパン操作子、 前記ビデオカメラ装置の撮像方向を垂直方向に変位させ
るためのチルト操作子、のうちの全部又は一部が設けら
れていることを特徴とする請求項14に記載の撮像シス
テム。 - 【請求項16】 映像を撮像し撮像信号を出力する撮像
手段と、 外部装置からの送信情報としての音声信号、及びコマン
ド情報を受信することができる情報受信手段と、 前記撮像手段によって得られた撮像信号を記録媒体に記
録することができるとともに、記録媒体に記録されてい
る撮像信号を再生することのできる記録再生手段と、 前記撮像手段で撮像された撮像信号又は前記記録再生手
段で再生された撮像信号と、所定のキャラクタ映像を用
いて表示映像信号を生成する表示映像信号生成手段と、 前記表示映像信号生成手段で生成された表示映像信号を
送信出力することができる映像送信手段と、 各種動作モードを切り換えるためのモード操作手段と、 前記モード操作手段の操作に応じて動作モードを設定
し、設定した動作モードに応じて、前記表示映像信号生
成手段で生成される表示映像信号の設定、及び前記撮像
手段、前記情報受信手段、前記記録再生手段、前記表示
映像信号生成手段、前記映像送信手段の各部の動作制御
を行う制御手段と、 を有することを特徴とするビデオカメラ装置。 - 【請求項17】 前記記録再生手段は、前記情報受信手
段で受信された音声信号を、記録媒体に記録することが
できることを特徴とする請求項16に記載のビデオカメ
ラ装置。 - 【請求項18】 前記情報受信手段は、外部装置からの
送信情報としての変位情報を受信することができるとと
もに、 前記制御手段は、設定した動作モードに応じて、外部装
置からの送信情報のうちで有効な情報を設定し、有効な
情報の受信に応じた制御を行うことを特徴とする請求項
16に記載のビデオカメラ装置。 - 【請求項19】 前記制御手段は、前記モード操作手段
の操作に基づいて動作モードを収録モードとした場合
は、 外部機器からの送信情報のうちで前記音声情報と、前記
コマンド情報の全部又は一部を有効な情報として設定
し、 受信された前記コマンド情報に対応する処理を実行する
とともに、 前記撮像手段で撮像された撮像信号と前記情報受信手段
で受信された前記音声信号を記録媒体に記録する動作を
前記記録再生手段に実行させ、 前記撮像手段で撮像された撮像信号と所定のキャラクタ
映像を用いてモニタ画面となる表示映像信号を前記表示
映像信号生成手段で生成させることを特徴とする請求項
17に記載のビデオカメラ装置。 - 【請求項20】 前記制御手段は、前記モード操作手段
の操作に基づいて動作モードを撮像の待機状態である待
機モードとした場合は、 外部機器からの送信情報のうちで前記コマンド情報の全
部又は一部を有効な情報として設定し、受信されたコマ
ンド情報に対応する処理を実行することを特徴とする請
求項16に記載のビデオカメラ装置。 - 【請求項21】 前記制御手段は、前記モード操作手段
の操作に基づいて動作モードを撮像の待機状態である待
機モードとした場合は、 外部機器からの送信情報のうちで前記変位情報と、前記
コマンド情報の全部又は一部を有効な情報として設定
し、 受信された前記変位情報に応じて、表示映像内のポイン
タ画像が移動されるように前記表示映像信号生成手段で
表示映像信号を生成させるとともに、 少なくとも、受信される前記変位情報と、受信されるコ
マンド情報の1つである特定コマンドによって表示映像
上で行われる操作に対応する処理を実行することを特徴
とする請求項18に記載のビデオカメラ装置。 - 【請求項22】 前記制御手段は、前記モード操作手段
の操作に基づいて動作モードを編集モードとした場合
は、 外部機器からの送信情報のうちで前記変位情報と、前記
コマンド情報の全部又は一部を有効な情報として設定
し、 前記表示映像信号生成手段に対して、前記記録再生手段
で再生された撮像信号と所定のキャラクタ映像を用いて
編集画面となる表示映像信号を生成させ、また受信され
た前記変位情報に応じて、表示映像内のポインタ画像が
移動されるように制御を行うとともに、 少なくとも、受信される前記変位情報と、受信される前
記コマンド情報の1つである特定コマンドによって表示
映像上で行われる操作に対応する処理を実行することを
特徴とする請求項18に記載のビデオカメラ装置。
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