JP2811501B2 - カーソル移動制御方法及び装置 - Google Patents

カーソル移動制御方法及び装置

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    • G06F3/04842Selection of displayed objects or displayed text elements

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、コンピュータを用いた図形処理システムに
おいて、図形の輪郭の上の点の選択を容易にするため
に、カーソルを図形の輪郭に束縛して動かす方法及び装
置に関する。
B.従来技術 ディスプレイ画面上に表示された図形の処理は、カー
ソルを移動させて行うのが一般である。そして、ユーザ
は、ディスプレイ画面を見ながら、カーソルキーから指
示を与えたり、マウス等のポインティング・デバイスを
移動させることによって、カーソルの移動を制御する。
このため、カーソルを表示された図形の輪郭上の特定位
置へ移動して位置決めするためには、ユーザに対して面
倒な目視操作が要求される。しかし、それだけでは、ユ
ーザーが幾何学的意味での正確さで図形上の点を選択す
ることは不可能であり、見た目に、目的とする図形に近
いであろうと思われる点を選べるに過ぎない。
そこで、図形上の特定位置への正確なカーソルの移動
を容易に行えるようにすることを目的とする、次の二つ
の発明が特許出願され、公開されている。
先ず、特開昭60−168227号公報に開示された発明につ
いて説明する。この発明によれば、第21図に示されるよ
うな線図形E上の点Pを選択するために、ユーザは先ず
カーソルをS字曲線E上の任意の点Qに位置させる。こ
れによって、追跡開始点が指示される。次に、ユーザ
は、操作部を点Qから点Pの方へ動かすことによって追
跡開始方向を指示する。すると、線図形追跡装置によっ
て、指示された追跡開始方向に従って、線図形を構成す
る画素が順次追跡され、決定される。このカーソル移動
制御装置では、画素を追跡するために複数個の所定のマ
スクが用意されている。追跡中の画素は、カーソルによ
って指示される。画素の追跡は、ユーザが終了を指示す
るまで、つまり線図形上の点が選択されるまで、続けら
れる。
しかしながら、このカーソル移動制御装置には、次の
ような問題点がある。
(1)追跡を開始する前に、ユーザは、一々追跡開始点
と追跡開始方向を指示しなければならない。且つ、一旦
追跡が始まると、その方向を変更することができない。
第21図の例において、カーソルが所望の点Pを通過して
しまった場合、ユーザはカーソルをバックさせるために
あらためて追跡開始点と追跡開始方向を指示しなければ
ならないが、これは面倒である。
(2)第22A図のように、線分Mと交わる線分Nを追跡
することができない。即ち、線分Mと線分Nの交点部分
では、ディスプレイ画面上の画素は第22B図に示すよう
に分布しており、この従来の装置では、P1の次の画素と
して、P2、P3のいずれを選択すべきか判断できないから
である。たとえ判断できたとしても、線分Nの追跡に失
敗して線分Mを追跡してしまうことがしばしば起こりう
る。線図形がディスプレイ画面上で交差・接触すること
は頻繁にあるが、そのような線図形を正確に追跡するた
めには、この従来の装置のように画素を追跡するのでは
なく、図形オブジェクトをもとにした方法でなければな
らない。
次に、特開昭60−242494号公報に開示された発明につ
いて説明する。このカーソル移動制御装置では、図形オ
ブジェクトを関数として扱い、且図形オブジェクト毎に
追跡開始点が予め定められている。ユーザが図形オブジ
ェクトを指定すると、カーソルはその図形の追跡開始点
に移動して表示される。そして、ユーザが追跡方向をカ
ーソル・キーによって指示してやると、その方向に従っ
てカーソルの移動が開始される。第23A図の例では、円
Sの追跡開始点はPに固定されており、ユーザが右向き
の移動を指示すると、カーソルCは矢印で示すように終
点Qに向って動き出す。
しかしながら、このカーソル移動制御装置には、次の
ような問題点がある。
(1)追跡を開始する前に、ユーザは、一々追跡開始方
向を指示しなければならない。且つ、一旦追跡が始まる
と、その方向を変更することができない。第23A図に示
す例において、カーソルが所望の点Rを通過してしまっ
た場合、ユーザはあらためて追跡開始点Pにカーソルを
戻して追跡開始方向を指示しなければならないが、これ
は面倒である。
(2)追跡開始点が固定されているため、点Rのように
追跡開始点から離れた点までカーソルを移動させるのに
多くの操作と時間を要する。
(3)第23B図に示されるように、ユーザは初め右向き
の移動を指示したにも拘らず、点Rの近傍で、カーソル
Cは、ディスプレイ画面上を左向きに移動する。これ
は、きわめて操作性が悪い。
(4)このカーソル移動制御装置では、F(x,y)なる
関数で表現できる図形についてのみ、その輪郭に沿って
カーソルを移動させることができる。従って、マウス・
カーソルをディスプレイ画面上で自由に動かして描い
た、第24図のような自由曲線は取扱えない。
以上の図形の輪郭に沿ってカーソルを動かす装置に共
通して言えることは、カーソルによる図形追跡開始前に
一々追跡方向を指示しなければならず、且つ一旦追跡が
始まると、その方向を変更することができないことであ
る。一般に、図形上の点の選択は試行錯誤的に行われる
ことが多いので、追跡方向を変える度に指示操作を繰り
返すことは、ユーザに負担を与えることになる。しか
も、図形の追跡は自動的に行われ、ユーザは終了を指示
することしかできない。図形の追跡以外のカーソル移動
はポインティング・デバイス等を使って制御しておきな
がら、図形の追跡だけはユーザのダイレクトな制御の範
囲外となり、整合性に欠け、操作性が悪い。
C.発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、追跡開始点や追跡方向の事前の指示
を必要とせずに、カーソルによる図形の追跡を可能にす
ることにある。
本発明の他の目的は、ユーザが図形上に束縛されたカ
ーソルの動きをダイレクトに制御することを可能にする
ことにある。
D.課題を解決するための手段 本発明は、ディスプレイ装置とポインティング・デバ
イスを有するコンピュータ・システムにおいて、 ポインティング・デバイスにより、カーソルをディス
プレイ装置の画面上に表示されている選択された図形オ
ブジェクト上に束縛したまま移動させる方法であって、 (a)ポインティング・デバイスにより画面上の位置を
指示するための信号を入力するステップと、 (b)ステップ(a)で入力された信号に応じて画面上
の点を決定するステップと、 (c)図形オブジェクト上の、ステップ(b)で決定さ
れた点に近い点を決定するステップと、 (d)ステップ(c)で決定された点にカーソルを表示
するステップと、 を含む。
上記図形オブジェクト上の点の選択を指示する信号等
の束縛解除を指示する信号が入力されるまで、ステップ
(a)乃至(d)は繰り返されてよい。
また、ステップ(d)では、それまで表示されていた
カーソルを消去してよい。
また、ステップ(d)では、上記ステップ(c)で決
定された点の位置情報を表示してよい。
ステップ(a)で入力される信号は、ポインティング
・デバイスの移動方向と移動距離を表わす信号であって
よい。
図形オブジェクトがディスプレイ画面上で単一線分に
よって表わされるものである場合には、ステップ(c)
において決定される点は、ステップ(b)で決定された
点を該図形オブジェクト上に射影した点であってよい。
図形オブジェクトが単一線分である場合には、上記ス
テップ(d)でさらに上記ステップ(c)で決定された
点による上記線分の分割情報を表示するならば、上記線
分を任意の比率に分割する点を簡単に選択することがで
きる。
図形オブジェクトが単一線分である場合には、ユーザ
の指示に応答して、該線分をn(nは2以上の整数であ
る)個の区間に仮想的に分割し、且区間毎に代表点を定
めるステップをさらに含んでよい。そのような代表点
は、上記単一線分の両端点及び上記単一線分を(n−
1)等分する点であってよい。
さらに、上記ステップ(c)で決定される点は、上記
n個の区間のうちの上記ステップ(b)で決定された点
に最も近い区間の代表点であり、上記ステップ(d)で
は該代表点にカーソルを表示してよい。こうすることに
よって、線分の等分点を簡単に選択することができる。
選択された図形オブジェクトが、曲線等の、ディスプ
レイ画面上で連続線分によって表わされるものであると
きには、本発明による、カーソルをディスプレイ画面上
で表示されている選択された図形オブジェクト上に束縛
したまま移動させる方法は、 (a)ディスプレイ画面上の位置を指示するための信号
を入力し、 (b)上記ステップ(a)で入力された信号に応じてデ
ィスプレイ画面上で表示されている連続線分のうちの一
つliとディスプレイ画面上の点Qiとを決定し、 (c)上記点Qiを上記線分li上に射影した点Piを決定
し、 (d)上記点Piにカーソルを表示する ステップを含む。
ステップ(b)では、現在カーソルが表示されている
点が線分の端点であるか否かを判断し、 上記判断結果が肯定的であるならば、現在カーソルが
表示されている点を含む線分又はこれに隣接する線分の
一方を、上記ステップ(a)で入力された信号に応じ
て、線分liとして決定し、 上記判断結果が否定的であるならば、現在カーソルが
表示されている点を含む線分をそのまま線分liとしてよ
い。
E.実施例 以下、本発明を図面を参照しつつ説明する。
第1図に示すように、本発明によるカーソル移動制御
装置の1例は、制御装置(1)、演算装置(2)、ディ
スプレイ制御装置(3)、ディスプレイ(4)、マウス
制御装置(5)、マウス(6)、線分端点テーブル
(7)、図形オブジェクト・テーブル(8)、位置座標
表示装置(9)、比率表示装置(10)、データ記憶域
(11)、及び図形オブジェクト選択装置(12)よりな
る。現時点でディスプレイ画面上に描かれている全ての
図形の全情報が図形オブジェクト・テーブル(8)に記
録されている。この情報には、図形の番号、図形の種類
(線分、円、点等)、座標値等の図形の幾何学的デー
タ、線種や点の形等のアトリビュート、及び選択有効範
囲が含まれ、これらは、図形毎に仕分けられて管理され
ている(第2図参照)。線図形の場合には、第3A図及び
第3B図に示すように、選択有効範囲として、予め図形毎
に長さの定数“D_LENGTH"が決定されている。ここで
は、第4図に示すように、所望の図形の選択有効範囲内
にマウスカーソルを置き、左ボタンをクリックすること
によって、図形の選択を行う。このような図形選択方法
は既に公知である。なお、線で囲まれた内部を含むもの
として定義されている図形オブジェクトの場合には、そ
の内部も選択有効範囲とされる。
第1図に示した装置は、第5図に示すように、図形オ
ブジェクトの番号、動作モード(座標表示、比率表示、
連続モード、不連続モード、そして不連続モードの場合
は等分値nの値)、現在のマウスのカーソルの座標値、
及びマウスの移動方向と移動距離を表わす信号を入力と
し、マウスの動きに従ってカーソルを表示し、モードに
よってはカーソル表示位置の情報、線分分割情報も表示
しつつ、最終的に指定された図形オブジェクトの上の点
の座標値を例えばデータ記憶域(11)に出力するもので
ある。
第6図は、机上で動かすマウスと画面上の指示される
位置の関係を示すものである。マウスの机上での動き
は、細かく分割され、二次元平面上での、一連の数多く
の直線的な移動に還元される。この一つ一つの直線的な
動きはディスプレイ画面上にマップされるが、この動き
を、マウスの動く方向とその移動距離とに分けて考え
る。従来のカーソル移動制御装置では、マウスの移動方
向Bはそのままディスプレイ画面上でのマウス・カーソ
ルの移動方向bとなる。一方、マウス・カーソルの移動
距離aは、マウスの移動距離Aに或る一定の比率(mr)
をかけて求められる。本発明の装置でも、このような方
向b、距離aは求められるけれども、マウス・カーソル
の次の位置はaとbだけから計算されるわけではない。
ここに本発明の大きな特徴がある。以下では、距離aを
マウス・カーソルの仮の移動距離と呼び、方向bをマウ
ス・カーソルの仮の移動方向と呼ぶ。
マウス制御装置(5)の役割は、まとめると、a)マ
ウスの机上の移動方向、移動距離を示す信号を受信する
こと、b)マウス・カーソルをディスプレイ制御装置
(3)を通じてディスプレイ(4)の画面上の指定する
位置に表示したり、消去したりすること、c)マウス・
ボタンがクリックされたことを検出し、そのときのマウ
スカーソルの座標を示す信号を発生することである。
次に、単一線分を選択し、その上の一点を選択する時
の装置の挙動を、第7図及び第8A図乃至第8E図を参照し
ながら説明する。
S1:マウス制御装置(5)により、マウスの左ボタンが
クリックされたこととそのときのカーソルの座標が検出
され、その座標を表わす信号が制御装置(1)を通じて
図形オブジェクト選択装置(12)に伝えられる。図形選
択装置(12)は、図形オブジェクト・テーブル(8)を
検索し、選択有効範囲がその検出された座標を含む図形
の番号を出力する。このようにして図形オブジェクト番
号が入力されると、制御装置(1)は図形オブジェクト
・テーブル(8)からこの線分の二つの端点を検索し、
その座標値を線分端点テーブル(7)に記録する(端点
をおのおのA、Bとし、それぞれの座標点をXa、Ya、X
b、Ybとする)。
S2:マウス制御装置(5)は、第8A図に示すように、デ
ィスプレイ制御装置(3)を通じてマウス・カーソル
を、入力されたマウス・カーソルの現在位置:点Q0(Xq
0,Yq0)を線分に射影した点P0(Xp0,Yp0)に表示する。
ディスプレイ画面上の点の線分に対する射影点を求め
る動作は繰り返し登場するので、ここでそのような射影
点の求め方の1例を、第9A図を参照して説明しておく。
線分の両端の点A,Bの座標から、その両端点を結ぶ直
線lの式ax+by+c=0は簡単な計算で求まる。今、点
P(Xp,Yp)が与えられた場合、点Pの直線lへの射影
Hの座標(Xh,Yh)は、次のようにして求まる。
線分PHは直線lに垂直だから、 b(Xh−Xp)=a(Yh−Yp) (1) 一方、点Hは、直線l上にあるから、 a*Xh+b*Yh+c=0 (2) (1)、(2)において、a,b,Xp,Ypは与えられてい
るから、連立方程式(1)、(2)を解くと、Xh,Yhを
求めることができる。
これは線分への射影点を求める最も簡単なアルゴリズ
ムであり、点Pから直線lへの垂線の足を方程式を解く
ことによって正確に求めている。その他の、方程式を直
接解かないアルゴリズムによれば、求まった射影H′は
点Hと若干ずれるかもしれない。しかしながら、点Hの
近傍の点であるならば、数画素程度のずれは全く支障な
い。このように、本明細書で用いる射影点の概念は、厳
密には垂線の足ではない点も含む。
さらに、第9B図に示されるように、特定のアルゴリズ
ムを用いて求めた垂線の足Hが、その線分上に乗らない
場合、つまり、Xhに関してXh<Xa又はXb<Xhであり、且
Yhに関してYh<Yb又はYa<Yhである場合がある。その場
合には、端点A,Bのうち、点Pに近い方を射影点とす
る。第9B図では、点Pの線分上への射影点は、点Bであ
る。
S3:マウス制御装置(5)が、マウス(6)の移動を検
出すると、マウスの机上での移動距離mdに上記比率mrを
掛けてディスプレイ画面上でのマウス・カーソルの仮の
移動距離mcdを求める。
S4:ディスプレイ画面上で、点P0からマウスの移動方向
に、距離mcdだけ離れた点Q1を求め、さらに点Q1の線分A
Bに対する射影P1を求める(第8B図)。その後、マウス
制御装置(5)はディスプレイ制御装置(3)を通して
P0にあるマウス・カーソルを消去して、P1にマウス・カ
ーソルを新しく表示する(第8C図)。
S5:S3−S4を終了の合図(マウス・ボタンのクリック)
があるまで繰り返して行い、順にQ1,P1,Q2,P2...を求
め、マウス・カーソルも順次移動させる。(第8D図、第
8E図) S6:ユーザがマウス・ボタンをクリックすることによっ
て、点選択指示信号が入力されると、この繰り返しを打
切り、その時点でのマウス・カーソルの座標を出力す
る。
P0,P1,Q0,Q1などの座標値計算は線分終端テーブル
(7)にある情報をもとに演算装置(2)で行われる。
また、これら必要なデータは一時的にデータ記憶域(1
1)に記録され、不要になった時点で消去される。
結果として、マウスの動きに応じて、マウス・カーソ
ルは線分AB上に束縛されながらディスプレイ上を移動し
(第10A図)、マウス・ボタンのクリックとともに、そ
の時の線分上の点の座標が最終的に選択される(第10B
図)。
目標の図形、つまりカーソルを追従させる図形が直線
又は半直線の場合は、図形オブジェクト・テーブル
(8)を参照して、その直線又は半直線のディスプレイ
上での見える部分の、両端の二点の座標を計算し、この
二点を上記の線分の場合の点A、Bとして、上記ステッ
プS1−S6を行う(第11図参照)。
座標表示モードの指定があると、マウス・カーソルの
移動が起こるごとに、新しいマウス・カーソルの座標値
を位置座標表示装置(9)がディスプレイ制御装置
(3)を通じて、第11図に示すようにディスプレイ
(4)の画面上に表示する。
目標の図形が単一線分の場合には、上記のマウス・カ
ーソルの座標値を表示する機能に加え、現在のカーソル
の位置による線分の分割情報を表示する機能を利用する
ことができる。分割情報の表示には、連続モードと不連
続モードがある。
線分の両端をおのおのA、B、現在のマウスのカーソ
ルの位置をPとすると、連続モードの場合には、比率表
示装置(10)が、ディスプレイ制御装置(3)を通じ
て、AP/ABの値をディスプレイ(4)の画面に、第13図
に示すように表示する。この比率の値は、マウスの移動
がある毎に更新される。
不連続モードの場合には、まず線分ABが仮想的にn等
分される。このモードでは、マウス・カーソルはこの線
分上の、両端A、Bの位置及びn−1個の内分点の位置
の、合わせてn+1個の点の位置にしか動けなくなる。
比率の表示は整数i(0≦i≦n)を使って「i:n−
i」のように表示される。第14図は、線分上の4等分点
を、不連続モードで比率を表示させながら、選択する例
である。この例のように、不連続モードを使えば、ユー
ザは、線分の等分点を簡単に選択できる。
不連続モードについて詳細に説明する。等分の値nが
4とすると、第15A図のように,線分ABの等分点である
点R1、R2、R3が決定される。次に、目標の線分AB上に5
つの区間(T1,T2,T3,T4,T5)が設定される。区間T1は点
Aのみを含み、区間T2は点R1のみを含み、区間T3は点R2
のみを含み、区間T4は点R3のみを含み、区間T5は点Bの
みを含む。区間T1と区間T2の境界は線分AR1の中点であ
り、区間T2と区間T3の境界は線分R1R2の中点であり、区
間T3と区間T4の境界は線分R2R3の中点であり、区間T4と
区間T5の境界は線分R3Bの中点である。
点Piが存在する区間が変わるときにのみマウス・カー
ソルの表示の更新が行われる点を除いて、上述の線分の
上の任意の点を選択する動作と同じ動作が行われる。ま
ず、第15A図の五つの点(A,B,R1,R2,R3)のうち、カー
ソル・カーソルの現在位置に最も近い点を選ぶ。この場
合は点R3となる。この点R3をP0とする。マウスの動きmd
を検出すると、mcd=md・mrを計算し、点P0からマウス
の移動した方向にmcd離れた位置にある点Q1を求める。Q
1の線分ABへの射影をP1とする(第15B図)。P1が区間T3
に入るならば、R3にあるマウス・カーソルを消去して、
R2に表示する(第15C図)。P1が区間T5に入るならば、R
3にあるマウス・カーソルを消去して、Bに表示する
(第15D図)。このように不連続点のそれぞれの有効区
間Tmをさだめ、射影Piの存在する区間が変更されるごと
に、対応する不連続点(この場合は等分点)の上にマウ
ス・カーソルを表示するようにする。結果として、第14
図に示すように、線分の等分点の上のみをマウス・カー
ソルは束縛されて移動し、マウス・ボタンのクリックに
よって、これら等分点の何れかの座標値が求まる。
目標の図形が単一線分である場合、座標値を表示する
か、比率を表示するか、また比類を表示する場合には、
連続モードか不連続モードか、さらに不連続モードの場
合には等分の値nを幾つにするかは、全てユーザーが指
定する。指定には、マウス・ボタン又はキーボードのキ
ー等の入力装置を使うことができる。図形上の点の選択
が終了するまでの任意の時点でモードの切替を可能とし
てもよい。また、不連続モードでの等分の値nも変更可
能としてよい。
次に、目標の図形が曲線の場合の装置の挙動につい
て、第16図及び第17A図乃至第17D図を参照して説明す
る。ここで、曲線とは、二次元平面上で連続な曲線のこ
とである。表示のために曲線を図形処理装置の中で連続
線分(折れ線)として取り扱うことは広くおこなわれて
いる。第1図の装置でも、曲線のオブジェクトのデータ
は、図形オブジェクト・テーブル(8)の中で、折れ線
の各頂点の座標の列として、表現される。いま、目標の
曲線の図形オブジェクトが、テーブル(8)のなかで二
次元平面上の点の列G0(Xg0,Yg0),G1(Xg1,Yg1),...G
i(Xgi,Ygi)によって表現されている、即ち、この曲線
が、ディスプレイ画面上で、これらの点のうちの隣り合
った二点を結んでできるi本の線分によって近似的に表
現されているとする(第17A図)。
S11:単一線分の場合のS1の動作と同じである。
S12:上記i本の線分のうち、与えられた現在のマウス・
カーソルの位置Q0に最も近い距離にあるものを選択す
る。具体的には、線分毎に点Q0の射影点を求め、さらに
射影点と点Q0の距離を求める。そして、このようにして
求まった距離同志を比較すればよい。ここでは、線分Gk
−1・Gkが選ばれたとする(1≦k≦i)。(第17B
図) S13:単一線分の場合のS2と同じ動作によって、線分Gk−
1・Gk上の、点Q0に最も近い点P0が求められ、且点P0に
マウス・カーソルが表示される。S2と違う点は、Prevと
して点P0の位置情報が記憶されることである。Prevは、
後のステップで利用される。
S14:単一線分の場合のS3の動作と同じである。マウスの
移動方向及び距離が検出される。
S15:マウス・カーソルのディスプレイ画面上での仮の移
動距離mcdが計算される。マウス・カーソルの仮の移動
方向はマウスの移動方向と同じであるから、ディスプレ
イ画面にマップさせたマウスの移動ベクトルが決定され
たことになる。
次の、S16とS17は、マウス・カーソルが乗る線分liを
決定するためのものである。
S16:現在カーソルが表示されている点、即ち点Prevが線
分Gk−1・Gkの端点、つまり点Gk−1又は点Gkの何れか
と一致するか否かのテストが行われる。図には簡単のた
めに点Gkについてのテストしか示していないけれども、
同様のテストが点Gk−1についても行われることに注意
されたい。
S17:S16の判断結果が肯定的であった場合には、点Prev
を端点とする2本の線分のうちの1本が、ディスプレイ
画面上でのマウス・カーソルの仮の移動ベクトルTに基
づいて決定される。簡単のために、第17C図に示すよう
に、点Prevが点Gkと一致した場合について説明する。こ
の場合、第17D図に示すように、隣り合った二つの線分G
k−1・GkとGk・Gk+1のなす角の二等分線で、ディス
プレイ画面を、H1、H2の二つの部分に分割し、検出され
たマウスの移動はマウス・カーソルをH1、H2の何れの部
分に移動させるものであるかを、ディスプレイ画面にマ
ップさせたマウスの移動ベクトルTより判断する。
この動作についてさらに詳しく説明する。今、点Gkか
ら水平右向きに延びる半直線Vをディスプレイ画面上の
角度の基準線とする。線分Gk・Gk+1と基準線Vのなす
角度Θ1及び線分Gk・Gk−1と基準線Vのなす角度Θ2
は、点Gk−1,Gk,Gk+1の座標を使って逆三角関数を計
算することにより、求まる。ベクトルTと基準線Vのな
す角度ΘTも逆三角関数を計算することにより求まる。
二つの線分Gk・Gk−1とGk・Gk+1のなす角の二等分線
を、点Gkを境にS1とS2に分けたとき、S1と基準線Vのな
す角度α及びS2と基準線Vのなす角度βは、次のように
して計算できる。(α<βとする。) (i)0<(Θ1+Θ2)/2<πのとき(第17D図)、 α=(Θ1+Θ2)/2 β=α+π (ii)π≦(Θ1+Θ2)/2<2πのとき(第17E
図)、 α=β−π β=(Θ1+Θ2)/2 ただし、以上の何れの角度も0ラジアン以上2πラジ
アン未満とする。
H1又はH2何れに移動するものであるかは、次のように
して判断できる。
0≦ΘT<α のとき、H1側への移動 α≦ΘT<β のとき、H2側への移動 β≦ΘT<2π のとき、H1側への移動 S17でH1に移動するものであると判断するならば、線
分Gk−1・Gkが線分liと決定される。S17でH2に移動す
るものであると判断するならば、線分Gk・Gk+1が線分
liと決定される。
S16の判断結果が否定的であった場合には、S17を実行
することなしに、線分Gk・Gk+1が線分liとされる。
S18:第17F図に示すように、ディスプレイ画面にマップ
させたマウスの移動ベクトルTと点Prevの座標とに基づ
いて、マウスの移動をディスプレイ画面上で反映させた
マウス・カーソルの仮の点Qiの座標を計算する。
S19:点Qiを、線分li上に射影した点Piの座標を計算す
る。
S20:点Piにカーソルを表示し、点Prevを点Piに更新す
る。
S14乃至S20は、終了の合図(マウス・ボタンのクリッ
ク)があるまで繰り返される。
S21:ユーザがマウス・ボタンをクリックすることによっ
て、点選択指示信号が入力されると、単一線分の場合の
S6と同じ動作が実行される。
結果として、第18A図に示すように、マウス・カーソ
ルはマウスの動きに応じてこの連続線分を次々と伝わっ
て動く、すなわち、目標の曲線上に束縛されて移動す
る。そして、最終的に終了の合図があった時点での曲線
上の点が選択される。
第16図に示した処理は、輪郭が連続線分として管理さ
れているならば、連続線分で囲まれた内部も含めて定義
されている図形オブジェクトについて、その輪郭にカー
ソルを束縛させつつ移動させるのに適用可能である。
上記S16−S18の部分に関しては、いくつかの変形例が
考えられる。その代表的なものを第19図に示し、且以下
で説明する。
S16′:S15で決定されたディスプレイ画面にマップさせ
たマウスの移動ベクトルに基づいて、点Qiの座標を計算
する。
S17′:点Prevが線分の端点であるか否かを判断する。
判断結果が否定的であるならば、現在マウス・カーソル
が乗っている線分が線分liとして、点Piを求める。
S18′:判断結果が肯定的であった場合には、点Prevを
端点とする2本の線分a,bから線分liを決定する。点Qi
の線分a,bへの射影点Qa,Qbをそれぞれ求め、さらに距離
QiQaとQiQbを求める。QiQa≦QiQbならば、線分aが線分
liとして決定される。QiQb<QiQaならば、線分bが線分
liとして決定される。
座標表示モードの指定があると、以上の全てのマウス
・カーソルが移動する過程で、移動の起こるごとに、新
しい、マウス・カーソルの座標値を位置座標表示装置
(9)がディスプレイ制御装置(3)を通じて、ディス
プレイ(4)の画面上に表示する。第20図の例では、座
標値(X,Y)に加えて、導関数の値(2X−4)も表示さ
れている。このように、目的とする図形がxy平面上の関
数のグラフの場合、座標値の表示に加えて、その座標値
をもとに計算される数式の値を表示する機能を付加すれ
ば、数学の学習ソフトのユーザー・インターフェイスと
して有用である。
以上の例では、ディスプレイ画面上の図形オブジェク
トを選択すると、以後のカーソルの動きは該図形オブジ
ェクト上に自動的に束縛される。しかしながら、図形オ
ブジェクトの選択は、その上の点の選択のためだけに行
われるのではない。そこで、本発明の提供する束縛モー
ドのほかに、従来技術のマウス・カーソルの動きを実現
する非束縛モードを用意し、ユーザが図形オブジェクト
を選択する前にどちらかのモードを選べるようにしても
よい。あるいは、ユーザが点の選択以外の操作を希望し
た場合に、その操作に速やかに移れるようにするため、
図形オブジェクト上の点を選択する前に束縛モードから
非束縛モードへスイッチできるようにしてもよい。その
場合には、非束縛モードへの切替を示す信号が、第7図
におけるS3,S4の繰返し又は第16図におけるS14−S20の
繰返しを終了させる。
また、以上の例では、ポインティング・デバイスとし
てマウスを用いている。しかしながら、本発明では、ラ
イトペン、ジョイスティック等の、その他のディスプレ
イ画面上の点を指示するためのデバイスも使用可能であ
る。さらには、タッチパネルを備えたコンピュータ・シ
ステムにおいて、ポインティング・デバイスを使わない
で、ユーザがパネルに指で触れることによってディスプ
レイ画面上の点を指示する場合にも本発明は適用可能で
ある。
また、本発明が適用可能なのは、図形オブジェクトが
コンピュータ内部で単一線分又は連続線分として管理さ
れている場合に限らない。例えば、円の場合、図形オブ
ジェクトテーブルのに円の関数式F(X,Y)をそのまま
登録してもよいし、円の中心と半径のデータだけを登録
してもよい。その場合、ある点Pの円への射影点を求め
るためには、円の中心と点Pを結ぶ直線と円との交点を
求め、求まった二つの交点のうち点Pに近い方を選べば
よい。したがって、第16図のステップS12,S16及びS17を
削除し、且S13,S19ではこのようにして射影点を求めれ
ば、束縛モードを実現することができる。もっとも、コ
ンピュータ内部で連続線分として扱う場合の方が、束縛
モードを実現するための計算が簡単であり、マウスの移
動に対する応答が速いというメリットがある。
F.発明の効果 本発明によれば、追跡開始点や追跡方向の事前の指示
を必要とせずに、カーソルによる図形の追跡が可能とな
る。また、ユーザが図形上に束縛されたカーソルの動き
をダイレクトに制御することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるカーソル移動制御装置の構成要
素の説明図である。第2図は、図形オブジェクト・テー
ブルの説明図である。第3A図及び第3B図は、図形オブジ
ェクトの選択有効範囲の説明図である。第4図は、図形
オブジェクトの選択方法の説明図である。第5図は、第
1図の装置の入力データと出力データの説明図である。
第6図は、机上のマウスの動きとディスプレイ画面上の
指示される位置の関係を示す図である。第7図は、マウ
ス・カーソルを単一線分上に束縛させて動かす方法を示
す流れ図である。第8A図乃至第8E図は、第7図の方法を
構成するステップの説明図である。第9A図及び第9B図
は、射影点の求め方の1例の説明図である。第10A図及
び第10B図は、第7図の方法に従うカーソルの動きの説
明図である。第11図は、直線である図形オブジェクトの
説明図である。第12図は、位置情報の表示の1例の説明
図である。第13図は、線分の分割情報の表示の1例の説
明図である。第14図は、線分の分割情報の表示の他の例
の説明図である。第15A図乃至第15D図は、不連続モード
の説明図である。第16図は、マウス・カーソルを連続線
分上に束縛させて動かす方法を示す流れ図である。第17
A図乃至第17F図は、第16図の方法を構成するステップの
説明図である。第18A図及び第18B図は、第16図の方法に
従うカーソルの動きの説明図である。第19図は、第16図
の方法の変形例を示す流れ図である。第20図は、放物線
上のカーソルの動き及び表示される情報の説明図であ
る。第21図、第22A図及び第22B図は、従来技術の1例を
説明するための図である。第23A図、第23B図及び第24図
は、従来技術の他の例を説明するための図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−242494(JP,A) 特開 昭62−251788(JP,A) 特開 昭61−290525(JP,A)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスプレイ装置とポインティング・デバ
    イスを有するコンピュータ・システムにおいて、 前記ポインティング・デバイスにより、カーソルを前記
    ディスプレイ装置の画面上に表示されている選択された
    図形オブジェクト上に束縛したまま移動させる方法であ
    って、 (a)前記ポインティング・デバイスにより前記画面上
    の位置を指示するための信号を入力するステップと、 (b)前記ステップ(a)で入力された信号に応じて前
    記画面上の点を決定するステップと、 (c)前記図形オブジェクト上の、前記ステップ(b)
    で決定された点に近い点を決定するステップと、 (d)前記ステップ(c)で決定された点にカーソルを
    表示するステップと、 を含むカーソル移動制御方法。
  2. 【請求項2】束縛解除を指示する信号が入力されるま
    で、前記ステップ(a)乃至ステップ(d)を繰り返す
    請求項1記載のカーソル移動制御方法。
  3. 【請求項3】前記束縛解除を指示する信号は、前記図形
    オブジェクト上の点の選択を指示する信号である、請求
    項2記載のカーソル移動制御方法。
  4. 【請求項4】前記ステップ(c)で決定された点の位置
    情報を表示するステップをさらに含む請求項1記載のカ
    ーソル移動制御方法。
  5. 【請求項5】前記ステップ(c)で決定される点は、前
    記ステップ(b)で決定された点を前記図形オブジェク
    ト上に射影した点である請求項1記載のカーソル移動制
    御方法。
  6. 【請求項6】前記ステップ(c)で決定された点が前記
    線分をどのように分割しているかを示す比率である分割
    情報を表示するステップをさらに含む請求項1記載のカ
    ーソル移動制御方法。
  7. 【請求項7】ユーザの指示に応答して、前記線分をn
    (nは2以上の整数)個の区間に仮想的に分割し、且つ
    区間毎にその区間を代表する代表点を定めるステップを
    さらに含み、 前記ステップ(c)で決定される点は、前記n個の区間
    のうちの前記ステップ(b)で決定された点に最も近い
    区間の代表点であり、前記ステップ(d)では当該代表
    点にカーソルを表示する請求項1記載のカーソル移動制
    御方法。
  8. 【請求項8】ディスプレイ装置とポインティング・デバ
    イスを有するコンピュータ・システムにおいて、 前記ポインティング・デバイスにより、カーソルを前記
    ディスプレイ装置の画面上に連続線分により表されてい
    る図形オブジェクト上に束縛させたまま移動させる方法
    であって、 (a)前記ポインティング・デバイスにより前記画面上
    の位置を指示するための信号を入力するステップと、 (b)前記ステップ(a)で入力された信号に応じて、
    前記画面上で表示されている連続線分のうち一つliと前
    記画面上の点Qiとを決定するステップと、 (c)前記点Qiを前記線分li上に射影した点Piを決定す
    るステップと、 (d)前記点Piにカーソルを表示するステップと、 を含むカーソル移動制御方法。
  9. 【請求項9】前記ステップ(b)では、 現在カーソルが表示されている点が線分の端点であるか
    否かを判断し、 前記判断結果が肯定的であるならば、現在カーソルが表
    示されている点を含む線分の一方を、前記ステップ
    (a)で入力された信号に応じて線分liとして決定し、 前記判断結果が否定的であるならば、現在カーソルが表
    示されている点を含む線分をそのまま線分liとする 請求項8記載のカーソル移動制御方法。
  10. 【請求項10】カーソルをディスプレイ画面上に表示さ
    れている図形オブジェクト上に束縛したまま移動させる
    装置であって、 (a)ディスプレイ画面上の位置を指示するための信号
    を入力する手段と、 (b)前記手段(a)で入力された信号に応じてディス
    プレイ画面上の点を決定する手段と、 (c)前記図形オブジェクト上の、前記手段(b)で決
    定された点に近い点を決定する手段と、 (d)前記手段(c)で決定された点にカーソルを表示
    する手段と、 を有するカーソル移動制御装置。
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