JP3890936B2 - 演奏教習装置及び演奏教習処理のプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、演奏教習装置及び演奏教習処理のプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の演奏教習装置及び演奏教習処理のプログラムの中には、実際の演奏をビデオカメラで撮影してその撮像画像をビデオテープ等の記録媒体に記録し、デッキによってその立体画像を再生して、運指画像として利用することで演奏教習を行うものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の演奏教習においては、記録された撮像画像に対して画像処理を施すことができないので、運指画像としての効果は乏しかった。
【0004】
本発明の課題は、演奏を教習するための運指画像に対して画像処理を行うことにより、個々のユーザの要求や演奏状態に応じた運指画像を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の演奏教習装置は、3次元運指画像を生成して所定の表示手段(実施形態においては、図1(2)の表示部17に相当する)に出力する運指画像生成手段(実施形態においては、図1(2)のCPU11、図4のステップC8の処理に相当する)と、位置情報を入力可能な操作部(実施形態においては、図1(2)の操作部16に相当する)と、この操作部の移動に基づいた位置情報の差に基づく移動量情報を検出する移動量検出手段(実施形態においては、図1(2)のCPU11、図4のステップC1〜C7の処理に相当する)と、運指情報から構成される曲データを記憶する記憶手段(実施形態においては、図1(2)の曲ROM15に相当する)と、この記憶手段からいずれかの曲データを読み出す読み出し手段(実施形態においては、図1(2)のCPU11、図9のステップH1〜H5の処理に相当する)と、予め設定されたモード情報に対応して、前記運指画像生成手段にて生成されるべき3次元運指画像の位置、角度及び拡大率のいずれかひとつを前記移動量検出手段にて検出された移動量に基づいて変更するように前記運指画像生成手段を制御するとともに、前記読み出し手段により読み出しが開始される際に当該曲データを構成する運指情報の中に指くぐり演奏が含まれる場合は、指くぐりに応じた位置、角度及び拡大率に基づいて3次元運指画像を生成するように前記運指画像生成手段を制御する画像制御手段(実施形態においては、図1(2)のCPU11、図4のステップC8、図10のステップJ1〜J5の処理に相当する)と、を有する構成になっている。
【0006】
この場合において、設定モードが位置である場合は、運指画像生成手段にて生成されるべき3次元運指画像の位置を移動量検出手段にて検出された移動量に基づいて変更するように運指画像生成手段を制御する構成にしてもよい。
また、設定モードが角度である場合は、運指画像生成手段にて生成されるべき3次元運指画像の角度を移動量検出手段にて検出された移動量に基づいて変更するように運指画像生成手段を制御する構成にしてもよい。
また、設定モードが拡大率である場合は、運指画像生成手段にて生成されるべき3次元運指画像の拡大率を移動量検出手段にて検出された移動量に基づいて変更するように前記運指画像生成手段を制御する構成にしてもよい。
【0007】
請求項5に記載の演奏教習処理のプログラムは、コンピュータに、
3次元運指画像を生成して所定の表示手段に出力する運指画像生成処理(実施形態では、図4のステップC8の処理に相当する)と、
位置情報を入力可能な操作部(実施形態においては、図1(2)の操作部16に相当する)の移動に基づいた位置情報の差に基づく移動量情報を検出する移動量検出処理(実施形態では、図4のステップC1〜C7の処理に相当する)と、
運指情報から構成される曲データを記憶する記憶手段(実施形態においては、図1(2)の曲ROM15に相当する)からいずれかの曲データを読み出す読み出し処理(実施形態では、図9のステップH1〜H5の処理に相当する)と、
予め設定されたモード情報に対応して、前記運指画像生成処理にて生成されるべき3次元運指画像の位置、角度及び拡大率のいずれかひとつを前記移動量検出処理にて検出された移動量に基づいて変更するように前記運指画像生成処理を制御するとともに、前記読み出し処理により読み出しが開始される際に当該曲データを構成する運指情報の中に指くぐり演奏が含まれる場合は、指くぐりに応じた位置、角度及び拡大率に基づいて3次元運指画像を生成するように前記運指画像生成処理を制御する画像制御処理(実施形態では、図4のステップC8、図10のステップJ1〜J5の処理に相当する)と、
を有する。
【0009】
請求項1又は請求項5に記載の発明によれば、曲の演奏を指示する演奏指示データに応じた運指画像に対して、角度、位置、拡大率を制御する画像処理を行う。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による実施形態について、図を参照して説明する。
図1は、本発明による演奏教習装置の実施形態の構成を示し、(1)は演奏教習装置としてのパソコン1に接続された鍵盤装置等の電子楽器2からなるシステム図であり、(2)はパソコン1の内部構成を示すブロック図である。
図1(1)において、パソコン1は、OS(オペレーションシステム)上でアプリケーション(この実施形態においては、演奏教習処理のプログラム)を起動させて、電子楽器2の演奏操作を検出し、その演奏操作の状態を判定するとともに演奏後の評価を行う。
【0011】
図1(2)において、CPU11はシステムバス12を介して、プログラムROM13、ワークRAM14、曲ROM15、マウス等からなる操作部16、表示部17、及びI/Oインターフェース18に接続されている。
プログラムROM13には、ファイル(データ)の管理、メモリの管理、入出力の管理、ユーザインターフェースの提供等を行うOSのソフトウェアが格納されている。
ワークRAM14は、演奏教習処理やその他の処理に必要なデータを一時的に記憶するCPU11のワークエリアであり、各種のレジスタやフラグが設けられている。曲ROM15には、演奏教習に必要な複数の曲データが記憶されている。各曲データは、イベントデータ(ノートオンイベント、ノートオフイベント、及び他のイベント)、タイムデータで構成されている。
なお、ノートオンデータに基づいて、演奏をガイドする運指データを作成するアルゴリズムが実行される。このアルゴリズムは、曲データを演奏する前に予め作成されるか、あるいは曲データの入力の際に実行される。
操作部16はこの場合マウスで構成され、操作に応じて演奏教習を受ける課題曲の選択や後述する画像処理等を行うことができる。表示部17には、演奏教習を支援するメッセージや運指画像、及びマウスによって選択されるアイコンスイッチが表示される。I/Oインターフェース18は、電子楽器2で演奏された演奏データを入力してCPU11に受け渡す。
【0012】
図2〜図11は、演奏教習処理のためにCPU11によって実行される画像処理の動作を示すフローチャートであり、図12〜図21は表示部17に表示される運指画像を示す図である。
図2は図3〜図11の総括的なフローチャートであり、デフォルトデータ等を設定するイニシャライズ(ステップA1)の後、画像処理のモード検出処理を行う(ステップA2)。次に、マウス等の操作データ、曲データ、プリセットデータ等を入力する入力処理を行い(ステップA3)、そのデータに基づいて、画像処理のモードを角度(ROTATION)、位置(TRANSLATE)、又は拡大率(SCALE)のいずれかに設定する(ステップA4)。そして、設定した内容に従って運指画像に対する画像処理を行い(ステップA5)、表示部17に画像処理された画像データを出力する表示処理を行う(ステップA6)。この後、モード変更がされたか否かを判別し(ステップA7)、変更されない場合にはステップA3の入力処理を行い、モード変更がされたときは、ステップA2に移行して変更されたモードを検出する。
ステップA4及びA5における設定処理及び画像処理は、以下に説明する各モードに応じた態様で実行される。
【0013】
ステップA2で検出された画像処理のモードがユーザ操作モードであり、マウス操作により角度、位置、及び拡大率を設定する場合には、マウスの操作を検出する。マウスの左ボタンがオン(クリック)された場合には、入力処理として図3のフローに移行して、フラグLONにTRUE(マウス移動有効)をセットし、マウスに連動する画面のカーソル位置ONx,ONyすなわち画面の座標(x,y)をセットする(ステップB1)。
マウスの移動(ドラッグ)がされたときは、入力処理として図4のフローに移行して、フラグLONがTRUEであるか否かを判別する(ステップC1)。LONがFALSE(マウス移動無効)である場合にはこのフローを終了するが、LONがTRUEである場合には、マウスの移動に応じたカーソル位置Mx,Myをセットする(ステップC2)。そして、このフローを終了する。
【0014】
次に、設定処理における設定モードが角度(ROTATION)であるか否かを判別する(ステップC3)。角度である場合には、x軸方向及びy軸方向のマウスの移動量(Mx−ONx)及び(My−ONy)に対して、3次元画像に対する表示角度に変換する際の係数RRATEをそれぞれ乗算して、マウス操作による表示追加角度をそれぞれレジスタRAx,RAyにストアする(ステップC4)。
ステップC3において、設定モードが角度でない場合には、設定モードが位置(TRANSLATE)であるか否かを判別する(ステップC5)。位置である場合には、x軸方向及びy軸方向のマウスの移動量(Mx−ONx)及び(My−ONy)に対して、3次元画像に対する表示位置に変換する際の係数TRATEをそれぞれ乗算して、マウス操作による表示追加位置をそれぞれレジスタTAx,TAyにストアする(ステップC6)。
【0015】
ステップC5において、設定モードが位置でない場合には、設定モードは拡大率(SCALE)であるので、y軸方向のマウスの移動量(My−ONy)に対して、3次元画像に対する表示拡大率SRATEをそれぞれ乗算して、レジスタSAx,SAy,SAzにストアする(ステップC7)。
ステップC4、C6、又はC7の処理の後は、各レジスタのデータに基づいて、画像処理としての描画処理を行い(ステップC8)、このフローを終了する。図5は、図4のステップC8における描画処理のフローである。この処理では、3次元画像全体の角度、位置、拡大率を、それぞれ角度(Rx+RAx,Ry+RAy,Rz+RAz)、位置(Tx+TAx,Ty+TAy,Tz+TAz)、拡大率(Sx+SAx,Sy+SAy,Sz+SAz)として、手、鍵盤、スクロール等の3次元表示を行う(ステップD1)。
すなわち、ユーザの設定操作に応じて運指画像の角度、位置、拡大率のうち少なくとも1つを制御する。
【0016】
そして、マウスの左ボタンがオフされたときは、図6のフローに移行して、フラグLONにFALSE(マウス移動無効)をセットし(ステップE1)、設定処理の設定モードが角度(ROTATION)であるか否かを判別する(ステップE2)。角度である場合には、x軸方向、y軸方向、及びz軸方向における3次元画像の現在の角度Rx,Ry,RzにそれぞれRAx,RAy,RAzを加算する(ステップE3)。そして、RAx,RAy,RAzの値を「0」にリセットする(ステップE4)。
ステップE2において、設定処理の設定モードが角度でない場合には、画像処理の設定モードが位置(TRANSLATE)であるか否かを判別する(ステップE5)。位置である場合には、x軸方向、y軸方向、及びz軸方向における3次元画像の現在の位置Tx,Ty,TzにそれぞれTAx,TAy,TAzを加算する(ステップE6)。そして、TAx,TAy,TAzの値を「0」にリセットする(ステップE7)。
ステップE5において、設定モードが位置でない場合には、設定モードは拡大率(SCALE)であるので、x軸方向、y軸方向、及びz軸方向における3次元画像の現在の拡大率Sx,Sy,SzにそれぞれSAx,SAy,SAzを加算する(ステップE8)。そして、SAx,SAy,SAzの値を「0」にリセットする(ステップE9)。
ステップE4、E7、又はE9において、各値をリセットした後は、このフローを終了する。
【0017】
次にその他の実施形態を説明する。
この実施形態では、曲データは、右手演奏のトラックと左手演奏のトラックとが独立して設定されており、ユーザの設定操作によって、表示する運指画像を両手表示、右手表示、又は左手表示に設定することができる。曲データの選択及びユーザの設定操作がされた場合には、曲データの使用鍵域を自動的に算出する。そして、算出した鍵域において、最低音高鍵を画面の左端に、最高音高鍵を右端に表示するように、角度、位置、及び拡大率を設定して表示を行う。
この場合において、拡大率は、使用鍵域に応じたテーブルを予め用意する。角度は、x軸、y軸、及びz軸の角度が「0」であるデフォルト値である。位置は、y軸及びz軸がデフォルト値であり、x軸は使用鍵域の真中の鍵が画面の真中になるように設定する。
【0018】
図7はその具体的な処理フローである。図7において、演奏開始ボタンがオンされたときには、曲の演奏に応じて運指画像を自動的に拡大するこのフローを実行する。右手のみの演奏であるか否かを判別し(ステップF1)、右手のみの演奏である場合には、右手トラックの使用鍵域を算出する(ステップF2)。右手のみの演奏でない場合には、左手のみの演奏であるか否かを判別し(ステップF3)、右手のみの演奏でもなく、左手のみの演奏でもない場合には、両手トラックの使用鍵域を算出する(ステップF5)。いずれの場合も、算出した鍵域に応じた、角度、位置、及び拡大率の設定を行う(ステップF6)。そして、設定に基づく表示処理を実行する(ステップF7)。
すなわち、演奏される音域範囲に応じて画像の拡大率を制御することができる。
【0019】
次に、さらに他の実施形態を示す。
この実施形態では、予め設定された角度、位置、及び拡大率を呼び出して、画像処理を行うものであり、図8は、このための表示プリセット呼び出し処理のフローである。この処理では、予め複数種類設定されている角度、位置、及び拡大率の中から、ユーザの選択操作によって1つの種類の角度、位置、及び拡大率のデータが呼び出される。すなわち、操作に対応したプリセットデータをプログラムROM13から読み込み、角度(Rx,Ry,Rz)、位置(Tx,Ty,Tz)、及び拡大率(Sx,Sy,Sz)のレジスタにセットする(ステップG1)。セットした後、選択されたプリセットに基づく表示処理を実行する(ステップG2)。
【0020】
図9、図10は、特殊演奏が指示されたときに角度を制御する実施形態を示す。
図9は、特殊演奏としての指くぐり処理のフローである。曲データ(運指データ)を入力して(ステップH1)、曲データを構成する運指データの中に指くぐり演奏があるか否かを判別する(ステップH2)。指くぐり演奏がある場合には、その曲データのフラグにTRUEをセットする(ステップH3)。そして、次の曲データを指定する(ステップH4)。この後、曲データが終了したか否かを判別し(ステップH5)、曲データが残っている場合には、ステップH1において次の曲データを入力する。曲データが終了した場合には、このフローを終了する。
【0021】
図10は、指くぐり演奏の際に固有の画像処理を行うフローである。演奏開始ボタンがオンされたときは、曲データを入力して(ステップJ1)、入力したデータのフラグがTRUE(指くぐり)であるか否かを判別する(ステップJ2)。フラグがTRUEである場合には、指くぐりデータに応じて、角度、位置、及び拡大率をセットする(ステップJ3)。セットした後、又はフラグがFALSEの場合には、表示処理を実行する(ステップJ4)。そして、曲データが終了したか否かを判別し(ステップJ5)、曲データがある場合にはステップJ1において次のデータを入力する。曲データが終了したときは、このフローを終了する。
すなわち、指くぐり演奏や和音演奏のように、演奏指示データが特殊演奏を指示する場合には運指画像の立体画像の角度を制御する。
【0022】
図11は、さらに他の実施形態を示す入力処理のフローである。このフローでは、演奏時間に応じた表示データがあるか否かを判別し(ステップK1)、表示データがある場合には、該当する表示データを角度(Rx,Ry,Rz)、位置(Tx,Ty,Tz)、及び拡大率(Sx,Sy,Sz)にセットする(ステップK2)。
【0023】
図12〜図21は、角度、位置、拡大率を制御した3次元運指画像の例であり、鍵盤画像21と、右手画像22及び左手画像23のうち少なくとも一方の手画像が表示されている。図12はデフォルトの画像である。すなわち、使用鍵域に応じたテーブルの拡大率、角度は、x軸、y軸、及びz軸の角度が「0」、位置は、y軸及びz軸がデフォルト値、x軸は使用鍵域の真中で、鍵が画面の真中に表示されている。図13は、デフォルトの画像に対して角度、位置、及び拡大率を変更した場合の画像である。
図14及び図15は、使用鍵域に応じて拡大率を変更した画像である。図14の使用鍵域は図15の使用鍵域よりも狭いので、手画像は図15よりも拡大率が大きい。図16及び図17は、拡大率が異なるプリセットパターン1及び2の運指画像である。ユーザは自分にとって理解しやすい画像パターンを選択することができる。図18は指くぐりの画像である。指くぐりの様子が把握できる角度になっている。図19は、和音の運指画像を示している。このように、鍵盤側からの角度で和音の運指画像を表示すると、押鍵する指の形が十分に理解できる。図20及び図21は、左手演奏の運指画像を拡大率を変えて表示した左手拡大1及び左手拡大2の画像である。
【0024】
以上のように、上記実施形態によれば、表示部17の画面において、曲の演奏を指示する演奏指示データに応じた運指画像に対して、角度、位置、拡大率を制御する画像処理を行う。したがって、演奏を教習するたの運指画像に対して画像処理を行うことにより、個々のユーザの要求や演奏状態に応じた適切な運指画像を表示することができる。
【0025】
また、上記実施形態においては、物の発明としての演奏教習装置について説明したが、上記実施形態におけるフローチャートに示すように、演奏教習処理を実行するプログラムの発明を実現できる。
すなわち、そのプログラムは、曲の演奏を指示する演奏指示データに応じた運指画像を所定の表示手段の画面に表示する第1のステップと、演奏設定モードに応じて表示手段に表示される運指画像の角度、位置、拡大率のうち少なくとも1つを制御する第2のステップとを有する。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、演奏を教習するたの運指画像に対して画像処理を行うことにより、個々のユーザの要求や演奏状態に応じた運指画像を表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の演奏教習装置の構成を示し、(1)はそのシステム図、(2)は図1(1)のパソコンの内部構成を示すブロック図。
【図2】図1のCPUによって実行される演奏教習処理のフローチャート。
【図3】マウスの左ボタンオンのフローチャート。
【図4】マウスの移動のフローチャート。
【図5】描画処理のフローチャート。
【図6】マウスの左ボタンオフのフローチャート。
【図7】使用鍵域に応じた運指表示のフローチャート。
【図8】プリセット呼び出し処理のフローチャート。
【図9】指くぐり処理のフローチャート。
【図10】指くぐり演奏の際の固有の画像処理を行うフローチャート。
【図11】表示処理のフローチャート。
【図12】デフォルトの運指画像を示す図。
【図13】デフォルトの運指画像の角度、位置、及び拡大率を変更した運指画像を示す図。
【図14】使用鍵域が狭い場合の運指画像を示す図。
【図15】使用鍵域が広い場合の運指画像を示す図。
【図16】プリセットパターン1の運指画像を示す図。
【図17】プリセットパターン2の運指画像を示す図。
【図18】指くぐり演奏の運指画像を示す図。
【図19】和音演奏の運指画像を示す図。
【図20】左手拡大1の運指画像を示す図。
【図21】左手拡大2の運指画像を示す図。
【符号の説明】
1 パソコン
2 電子楽器
11 CPU
13 プログラムROM
14 ワークRAM
15 曲ROM
16 操作部
17 表示部
18 I/Oインターフェース
Claims (5)
- 3次元運指画像を生成して所定の表示手段に出力する運指画像生成手段と、
位置情報を入力可能な操作部と、
この操作部の移動に基づいた位置情報の差に基づく移動量情報を検出する移動量検出手段と、
運指情報から構成される曲データを記憶する記憶手段と、
この記憶手段からいずれかの曲データを読み出す読み出し手段と、
予め設定されたモード情報に対応して、前記運指画像生成手段にて生成されるべき3次元運指画像の位置、角度及び拡大率のいずれかひとつを前記移動量検出手段にて検出された移動量に基づいて変更するように前記運指画像生成手段を制御するとともに、前記読み出し手段により読み出しが開始される際に当該曲データを構成する運指情報の中に指くぐり演奏が含まれる場合は、指くぐりに応じた位置、角度及び拡大率に基づいて3次元運指画像を生成するように前記運指画像生成手段を制御する画像制御手段と、
を有することを特徴とする運指表示装置。 - 前記設定モードが位置である場合は、前記運指画像生成手段にて生成されるべき3次元運指画像の位置を前記移動量検出手段にて検出された移動量に基づいて変更するように前記運指画像生成手段を制御する請求項1記載の運指表示装置。
- 前記設定モードが角度である場合は、前記運指画像生成手段にて生成されるべき3次元運指画像の角度を前記移動量検出手段にて検出された移動量に基づいて変更するように前記運指画像生成手段を制御する請求項1記載の運指表示装置。
- 前記設定モードが拡大率である場合は、前記運指画像生成手段にて生成されるべき3次元運指画像の拡大率を前記移動量検出手段にて検出された移動量に基づいて変更するように前記運指画像生成手段を制御する請求項1記載の運指表示装置。
- コンピュータに、
3次元運指画像を生成して所定の表示手段に出力する運指画像生成処理と、
位置情報を入力可能な操作部の移動に基づいた位置情報の差に基づく移動量情報を検出する移動量検出処理と、
運指情報から構成される曲データを記憶する記憶手段からいずれかの曲データを読み出す読み出し処理と、
予め設定されたモード情報に対応して、前記運指画像生成処理にて生成されるべき3次元運指画像の位置、角度及び拡大率のいずれかひとつを前記移動量検出処理にて検出された移動量に基づいて変更するように前記運指画像生成処理を制御するとともに、前記読み出し処理により読み出しが開始される際に当該曲データを構成する運指情報の中に指くぐり演奏が含まれる場合は、指くぐりに応じた位置、角度及び拡大率に基づいて3次元運指画像を生成するように前記運指画像生成処理を制御する画像制御処理と、
を実行させる運指表示プログラム。
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