JP2942657B2 - 画像作成装置 - Google Patents

画像作成装置

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JP2942657B2
JP2942657B2 JP6580892A JP6580892A JP2942657B2 JP 2942657 B2 JP2942657 B2 JP 2942657B2 JP 6580892 A JP6580892 A JP 6580892A JP 6580892 A JP6580892 A JP 6580892A JP 2942657 B2 JP2942657 B2 JP 2942657B2
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典男 川本
博道 岡崎
俊孝 泉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タブレットを操作して
入力される座標信号によりモニタ上へ描画する画像作成
装置に係り、特に操作の補助を行う音声合成メッセージ
を出力することを特徴とした家庭用の画像作成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像作成装置は業務用コンピュー
タグラフィックスの作成やコンピュータのソフトウェ
ア、コンピュータゲーム等のグラフィックの作成に多く
使用されているように、専門的な機器である。従って、
一般家庭で趣味や娯楽として使用するには価格的に高価
であり、また子供やコンピュータの操作に不慣れな人に
とっては専門的な操作が理解しにくい面がある。
【0003】そこで近年、子供や機械操作に不慣れな人
でも一般の家庭で使用できるように画像作成装置の機能
のなかで簡単な画像作成機能のみを持たせたものが提案
されている(特開昭64−7849号公報、特開平3−
170997号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般家庭で
の使用を目的としたこれらの装置では、高度な機能を備
えると装置の操作中に選択できない機能やスイッチ等が
増え、操作が複雑になって、操作ミスや操作中に操作手
順がわからなくなることが多くなるので、画像作成装置
に備えられる機能は限られてくる。従って、細かい絵を
描いたり、描いた絵の画像データを加工したり記憶して
おく等の高度な機能を有することができなかった。
【0005】また、ICカード等の外部記憶装置が接続
可能になされた画像作成装置では外部からソフトウェア
を供給することが可能になる。このとき、供給される種
々のソフトウェアにおいて、それぞれの機能や操作手順
が大きく異なる場合があるが、一つの入力装置でこれら
の機能や操作手順に対応するには操作内容が複雑になっ
てくる。
【0006】このような場合、文字や絵を使用し、画面
上にメッセージを表示して操作を補助する方法が考えら
れるが、小さな子供の場合には、文字を読めなかった
り、そのメッセージ内容が理解できない虞れがある。ま
た、描画を行っている画面上に随時メッセージが表示さ
れると、描画自体の妨げとなってくる。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、安価で、ある程度の機能を維持しながら、しかも操
作を容易にする主として家庭用の画像作成装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、タブレットを有する座標入力部及び操作
スイッチを有するスイッチ入力部からなる入力手段と、
画像作成手順を記憶するとともに、画像作成の際に描画
する線の太さとして互いに異なる複数の太さを記憶する
プログラム記憶手段と、上記複数の太さのうちから描画
する線の太さを選択する選択手段と、上記画像作成手順
に従って、上記入力手段を用いて上記選択手段により選
択された太さの線で描画することにより画像を作成する
画像作成制御手段と、作成された画像をモニタに表示さ
せる表示制御手段と、上記複数の太さにそれぞれあった
音声情報を記憶する音声情報記憶手段と、上記音声情報
を出力する音声発生手段と、上記選択手段により選択さ
れた太さにあった音を上記入力手段に対する入力操作に
合わせて上記音声発生手段から出力させる音声制御手段
を備えたものである(請求項1)。
【0009】また、上記音声情報記憶手段に記憶されて
いる音声情報は、上記複数の太さにあった擬音で形成さ
れたものである(請求項2)。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明によれば、タブレットによ
る座標入力や操作スイッチによるスイッチ入力の入力操
作により画像作成手順に従って画像が作成されて、作成
された画像はモニタに表示される。ここで、画像作成の
際に描画する線の太さとして互いに異なる複数の太さが
記憶されており、複数の太さのうちから描画する線の太
さが選択され、選択された太さの線で描画することによ
り画像が作成されるが、描画時には、選択された太さに
あった音が入力手段に対する入力操作に合わせて出力さ
れる。
【0011】また、請求項2記載の発明によれば、描画
時には、選択された太さにあった擬音、たとえば細い線
のときはペンで描いているような音、太い線のときはマ
ジックで描いているような音などが、入力手段に対する
入力操作に合わせて出力される。
【0012】
【実施例】本発明の実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
【0013】図1は本発明に係る画像作成装置の一実施
例における構成を示すブロック図である。図2はタブレ
ットの構成を示す分解斜視図である。図3は本画像作成
装置がモニタに接続された構成を示す外観図である。
【0014】タブレット1は、入力ペン1aまたはそれ
に相当する物で押さえたときの座標位置を入力するもの
で、図2に示すように、不図示のスペーサを介して上下
に対向して配設されたX座標検出用シート20a,Y座
標検出用シート20bと、保護シート21及び化粧シー
ト22から構成されており、入力ペン1aによりタブレ
ット1上の任意の点が押えられると、上記X,Y座標検
出用シート20a,20bが接触し、この接触した座標
位置に応じた値の抵抗値を出力するようになされてい
る。
【0015】また、タブレット1は、描画領域と周辺適
所に設けられたアイコン領域とを有し、後述するシステ
ム制御部5に入力されるX,Y座標値から、描画のため
の位置情報か、アイコン指示の情報かが判別される。
【0016】キースイッチ部2は、各操作を決定する決
定キー2aと後述する各機能を選択する選択キー2bと
からなるもので、そのスイッチ信号は後述するシステム
制御部5に出力されるようになされている。本画像作成
装置では、入力ペン1aによるタブレット1の座標指定
は、決定キー2aが入力されていると確定するようにな
されている。なお、決定キー2aは、右利き及び左利き
の使用者の操作性を考慮して、タブレット1の左右両側
適所に設けられている。
【0017】座標検出部3は、タブレット1で出力され
る抵抗値をアナログ電圧に変換するもので、タブレット
1から出力される抵抗値に定電流を通電し、抵抗値に比
例するアナログ電圧を生成して、座標位置信号をアナロ
グ電圧として出力するようになされている。A/D変換
部4は、座標検出部3から入力されるアナログ信号をデ
ジタル信号に変換するものである。
【0018】本体プログラム部6及びカードプログラム
部7は、ROM及びRAMを有するもので、本体プログ
ラム部6は画像作成装置本体内に配設され、カードプロ
グラム部7はICカードあるいはメモリーカード等で構
成されて画像作成装置本体に着脱可能になされているも
のである。そして、本体プログラム部6及びカードプロ
グラム部7のROMには、普通に描画を行わせる画像作
成用プログラム、特定の画像作成を促すようなストーリ
ー性を有する画像作成用プログラム、画像作成機能を用
いた娯楽プログラム及び必要なキャラクター等が記憶さ
れている。
【0019】システム制御部5は、本体プログラム部6
やカードプログラム部7との間でアドレスバス,データ
バスを介して上記画像作成用プログラム及びデータ等の
交信を行うものである。そして、上記画像作成用プログ
ラムに従って、A/D変換部4から入力される座標位置
信号及びキースイッチ部2から入力されるスイッチ信号
等に基づき画像作成を行うとともに、後述する音声合成
部9,表示制御部10へ所要データの出力を行うもので
ある。また、タブレット1からの入力指示に従って、描
画途中等の画像データを本体プログラム部6またはカー
ドプログラム部7のRAMに記憶するものである。
【0020】音声合成部9は、システム制御部5を介し
て本体プログラム部6,カードプログラム部7から転送
される音声データを音声信号に変換するもので、その音
声信号をモニタ8へ出力するようになされている。表示
制御部10は、システム制御部5から転送される画像デ
ータを映像信号に変換するもので、表示回路11,カラ
ーのエンコーダ12等で構成され、その映像信号を、ビ
デオケーブル23を介してモニタ8に出力するようにな
されている。
【0021】以上の構成により、本画像作成装置の使用
者は、モニタ8に表示されるアイコン、文字情報及び音
声合成部9から発生される音声情報に従って、キースイ
ッチ部2の入力及び入力ペン1aによるタブレット1の
入力を行って、描画等の操作を行っていくようになされ
ている。
【0022】次に、画像作成の機能について説明する。
【0023】本画像作成装置は、タブレット1から入力
された座標位置に対応してモニタ8の画面上に任意の色
で線を描くペン機能、指定された枠内を任意の色で塗り
つぶすペイント機能、指定された枠を任意の色で縁取る
縁取り機能、画面上に表示可能な色の中から、ペン機
能、ペイント機能または縁取り機能等で使用する色を選
択する色選択機能、本装置の性能上、同時発色可能な全
ての色の中から選択可能な数の色を指定するパレット機
能、本体プログラム部6またはカードプログラム部7の
ROMに予め記憶されている絵等のキャラクターを画面
上の任意の位置に出力するスタンプ機能、画面上の絵を
消去して背景色のみにするクリア機能、直前の操作の取
り消しを行うアンドゥ機能、任意の直線、四角形、円等
の簡単な図形を描く作図機能、画面上の絵の複写、移
動、拡大等の画像編集を行う編集機能、作成した絵をカ
ードプログラム部7のメモリカード等の記憶装置に保存
したり、以前に保存した絵の読み出し、保存している絵
の一部削除、一覧表示を行う画像データファイル編集機
能、画面上の絵を部分的に消去する消しゴム機能、色パ
レットの中から画面上に描画された色を探し出すサーチ
機能、描画画面の背景色とフレームの色を瞬時に変える
機能等の機能を有しており、各機能はキースイッチ部2
及びアイコン領域でのタブレット1の入力により選択さ
れる。
【0024】次に、各機能の動作について、図4〜図1
2のフローチャートを用いて説明する。
【0025】まず、電源が投入されると、図4に示すよ
うに、ロゴ、デモ画面の表示が行われる(ステップS
1)。これは、決定キー2a、タブレット1等の入力が
行われるまで継続する(ステップS2でNO)。そし
て、何らかのキー入力が行われると(ステップS2でY
ES)、通常の描画モード(初期画面)を開始し(ステ
ップS3)、選択キー2bが押されると(ステップS4
でYES)、各機能モードに移行し(ステップS5)、
押されなければ(ステップS4でNO)、描画モードを
継続する。
【0026】次に、色選択機能及びパレット機能につい
て、図5を用いて説明する。
【0027】選択キー2bで色選択機能を選択すると、
画面上にパレット機能のアイコン及びパレット機能で選
択された色サンプルが予め設定された数だけ画面上端適
所に表示される(ステップS11)。そして、タブレッ
ト1を用いて所望の色サンプルのアイコンを指定し、決
定キー2aを押すことにより、使用する色が指定される
(ステップS12)。
【0028】一方、タブレット1による座標指定と決定
キー2aによりパレット機能のアイコンを指定すると、
図5(b)に示すように、上記色サンプル31ととも
に、色パレット32により144種類の色が画面上適所
に配列表示される(ステップS13)。そして、変更し
たい色サンプル31を指定し(ステップS14)、所望
の色を色パレット32から指定すると(ステップS1
5)、画面上端適所に表示される色サンプル31が変更
される。なお、パレット機能による色サンプルの色の変
更は、色を決定する3原色である赤、緑、青の各色成分
の混合比率をタブレット1の入力により指定することに
よって行うようにしてもよい。
【0029】また、選択できる色サンプルには、「蛍光
色」があり、これは色相、彩度、明度を個々について、
あるいは総合的に、例えば1秒間で8段階にサイクリッ
ク変化させるもので、例えば蝋燭の絵の炎の部分の色に
用いると現実感が高くなるものである。
【0030】次に、ペン機能について、図6を用いて説
明する。
【0031】選択キー2bでペン機能を選択すると、画
面上にペンの太さを示す複数のアイコンが表示され(ス
テップS21)、描きたい線の太さに応じたペンのアイ
コンの位置に対応するタブレット1上の座標位置を入力
ペン1aで押えることにより線の太さを選択し決定キー
2aで決定した後(ステップS22)、画像作成を行っ
ていく(ステップS23)。線の描画は、決定キー2a
を押しながらタブレット1の上に入力ペン1aで線を描
くことにより行われ、入力ペン1aで押されているタブ
レット1上の座標位置に対応する画面上の位置に任意の
色で線が描かれていく。なお、色は色選択機能により指
定される。
【0032】また、描画中は、例えば細い線のときはペ
ンで描いているような「カリカリ。」という音、太い線
のときはマジックで描いているような「キュキュ。」と
いう音等の、ペンの太さにあった擬音を音声合成部9か
ら出力して(ステップS24)、画面上に線を描いてい
る実感を与えるようにしている。
【0033】次に、ペイント機能について、図7を用い
て説明する。
【0034】ペイントしたい枠の指定は、上記色選択機
能により色を指定した後に(ステップS31)、ペン機
能等を利用して描いた絵の枠内の任意の位置をタブレッ
ト1により座標指定し、決定キー2aを押すことにより
行われ(ステップS32)、次に、枠内が塗りつぶされ
る(ステップS33)。このペイントの実行中に、音声
合成部9から擬音を出力して(ステップS34)、処理
時間のブランクを感じさせなくするとともに、通常の紙
等を用いた描画に比して、画像作成装置では、より楽し
く行えることを実感させるようになされている。
【0035】次に、縁取り機能について、図8を用いて
説明する。
【0036】ペン機能等を利用して描いた絵の中の任意
の枠を、色を指定した後に(ステップS41)、ペイン
ト機能と同様の方法で指定し(ステップS42)、続い
て選択された枠の内側が一定の厚みで縁取りされる(ス
テップS43)。また、上記ペイント機能と同様に、縁
取りの実行中に、音声合成部9から擬音を出力する(ス
テップS44)。なお、縁取りの幅は、複数のものから
所望のものを選択できるようにしてもよい。
【0037】次に、スタンプ機能について、図9を用い
て説明する。
【0038】選択キー2bでスタンプ機能を選択すれ
ば、画面上に種々のキャラクターを示すスタンプのアイ
コンが表示されるので(ステップS51)、タブレット
1による座標入力と決定キー2aにより所望のスタンプ
を選択すると(ステップS52)、タブレット1から入
力される入力ペン1aの座標位置に対応する画面位置に
選択されたスタンプが表示される。そして、入力ペン1
aを移動させ、決定キー2aを押したときの座標位置に
スタンプが固定表示されることとなる(ステップS5
3)。ここで、スタンプの表示位置決定時にスタンプを
押すような擬音を音声合成部9から出力して、画面上に
スタンプを押している実感を与えるようにしている。
【0039】次に、クリア機能について説明すると、選
択キー2bでクリア機能を選択すれば、画面上に描かれ
ている全ての絵を消去する。また、アンドゥ機能では、
選択キー2bでアンドゥ機能を選択すれば、直前に行っ
た処理を取り消し、その前の状態に画面を戻すようにな
されている。
【0040】次に、作図機能について、図10を用いて
説明する。
【0041】選択キー2bで作図機能を選択すると、画
面上に種々の図形のアイコンが表示されるので(ステッ
プS61)、各図形のアイコンの中からタブレット1に
よる座標入力と決定キー2aにより所望の図形を選択す
る(ステップS62)。
【0042】例えば円を指定すると、まず円の中心位置
を、タブレット1による座標入力と決定キー2aにより
指定し(ステップS63)、次にタブレット1により座
標入力すると、その座標位置を通る円が表示され(ステ
ップS64)、ここで決定キー2aを押すと(ステップ
S65)、円が描画されることとなる。また、直線の場
合には、タブレット1による座標入力と決定キー2aに
より、1点を指定し(ステップS66)、次にタブレッ
ト1により座標入力すると、その座標位置と指定した1
点とを通る直線が表示され(ステップS67)、ここで
決定キー2aを押すと(ステップS65)、2点間に直
線が描かれ、長方形の場合には、同様にして2点の座標
を指定すると(ステップS68,S69)、指定した2
点を対角とする長方形が描かれる(ステップS65)。
【0043】この作図機能は操作が複雑なため、2点の
座標指定を行うときには、それぞれの座標指定毎に「O
K。」とか「ダメです。」のような音声メッセージを音
声合成部9から出力させて操作の進行を確認しながら作
図を行えるようにして、操作の誤りを防止するようにし
てもよい。
【0044】次に、編集機能について、図11を用いて
説明する。
【0045】編集機能には、複写、移動、拡大、拡大編
集等の機能があり、選択キー2bで編集機能を選択する
と、それぞれの機能を示すアイコンが画面上に表示され
(ステップS71)、タブレット1による座標入力と決
定キー2aにより、所望の機能のアイコンを選択する
(ステップS72)。このとき、それぞれの機能選択時
に、「コピー」、「ワープ」、「アップ」、「ズーム」
といった音声が出力される。
【0046】複写機能では、タブレット1による座標入
力と決定キー2aによって2点を指定すると、指定した
2点を対角とする長方形の内部が複写する領域になり
(ステップS73)、この複写領域の絵は、タブレット
1の入力ペン1aの位置に対応する画面上に表示され
(ステップS74)、これは入力ペン1aとともに画面
上を移動する。そして、決定キー2aを押すことにより
複写位置が決定され(ステップS75)、複写が行われ
る。
【0047】移動機能では、上記複写機能と同様にして
2点を指定すると、指定した2点を対角とする長方形の
内部が切り抜かれる。切り抜かれた領域はタブレット1
の入力ペン1aの位置に対応する画面上に表示され、こ
れは入力ペン1aとともに画面上を移動する。そして、
決定キー2aを押すことにより移動位置が決定され、移
動が行われる(ステップS73〜ステップS75)。
【0048】拡大機能では、上記複写機能と同様にして
2点を指定すると、指定した2点を対角とする長方形の
内部が2倍に拡大される。指定された拡大領域はタブレ
ット1上の入力ペン1aとともに画面上を移動するの
で、その移動した位置の上記拡大領域内の絵が2倍に拡
大して表示される。そして、決定キー2aを押すことに
より拡大領域の表示位置が決定される(ステップS73
〜ステップS75)。
【0049】これらの複写、移動、拡大機能でも、操作
が複雑なため、2点の座標指定を行うときには、それぞ
れの座標指定時に「OK。」とか「ダメです。」のよう
な音声メッセージを音声合成部9から出力させて操作の
進行を確認しながら編集を行えるようにして、操作の誤
りを防止するようになされている。
【0050】拡大編集機能では、タブレット1による座
標入力と決定キー2aによって位置を指定すると(ステ
ップS76)、指定した座標を中心とする所定の領域を
画面に拡大表示する(ステップS77)。この拡大表示
された領域の絵に対して、ペン機能その他の各機能等を
使用することにより、拡大領域に対応する原画の修正等
を行うことができる(ステップS78)。
【0051】次に、画像データファイル編集機能につい
て、図12を用いて説明する。
【0052】画像データファイル編集機能には、保存、
読み出し、削除、一覧等の機能があり、選択キー2bで
画像データファイル編集機能を選択すると、それぞれの
機能を示すアイコンが画面上に表示されるので(ステッ
プS81)、タブレット1による座標入力と決定キー2
aにより、所望の機能のアイコンを選択する(ステップ
S82)。
【0053】保存機能を選択すると、描画した絵のデー
タをカードプログラム部7等の記憶媒体に記憶するため
に、記憶媒体の空き記憶容量及び記憶可能な画像データ
ファイル番号が表示されるとともに、「どれにセーブす
る?」という文字メッセージ及び「どれ」という音声メ
ッセージが出力される(ステップS83)。そして、タ
ブレット1による座標指定及び決定キー2aを用いて、
記憶する画像データファイル番号を指定すると(ステッ
プS84)、「セーブちゅう。」等の、文字によるメッ
セージが表示されるとともに、リズム音等が音声合成部
9から出力され(ステップS85)、この間に上記記憶
媒体への画像データの記憶処理が行われる(ステップS
86)。処理が終了すると、「おわったよ。」という文
字及び音声によるメッセージが出力される(ステップS
87)。
【0054】読み出し機能を選択すると、上記記憶媒体
に記憶されている画像データファイル番号が、画面に表
示され(ステップS91)、「どれをロードする?」等
の文字によるメッセージが表示されるとともに、「ど
れ」という音声メッセージが音声合成部9から出力され
る(ステップS92)。そして、上記保存機能と同様
に、タブレット1による座標指定及び決定キー2aを用
いて、読み出すべき所望の画像データファイル番号を指
定すると(ステップS93)、上記記憶媒体に記憶され
ていた画像データの読み出し処理が行われて(ステップ
S94)、画面上に絵が表示される。このとき、処理が
終了したことを示す「チーン」という擬音を出力してい
る。
【0055】削除機能を選択すると、上記記憶媒体に記
憶されている画像データファイル番号が、画面に表示さ
れるとともに、「どれをけす?」という文字メッセージ
及び「どれ」という音声メッセージが出力される(ステ
ップS101)。そして、タブレット1による座標指定
及び決定キー2aを用いて、削除する画像データファイ
ル番号を指定すると(ステップS102)、画面上に指
定された画像データファイル番号の絵及び「このえがき
えるけどいい?」等の文字メッセージと削除可否を示
す、例えば“○”,“×”のアイコンが表示されるとと
もに、「きえちゃうよ」という音声メッセージが音声合
成部9から出力される(ステップS103)。
【0056】そして、タブレット1による座標指定及び
決定キー2aを用いて、“○”のアイコンを指定すると
(ステップS104)、「ちょっとまってね。」という
文字メッセージが表示されるとともに、「ばいばい」と
いう音声メッセージが音声合成部9から出力され(ステ
ップS105)、この間に、画面に表示されている絵の
画像データファイルの削除処理が行われる(ステップS
106)。そして、処理が終了すると、「おわったよ」
という文字メッセージとともに、「チーン」という擬音
を出力している。
【0057】一方、ステップS104において、“×”
のアイコンを指定したときは、ステップS101に戻
る。
【0058】一覧機能を選択すると、上記記憶媒体に記
憶されている画像データの最小画像データファイル番号
の絵が画面上に表示されるとともに、その画像データフ
ァイル番号が画面の一端に表示される(ステップS11
1)。そして、決定キー2aを押す毎に、表示される絵
が画像データファイル番号の昇順で順次変更されていく
(ステップS112)。
【0059】この画像データファイル編集機能では、既
に描いた絵の画像データ等を取り扱うことから、操作を
誤ると画像データを消去してしまう虞れがあるので、通
常のメッセージ以外に不要なキー入力や誤操作に対し
て、「ダメです。」、「そのキーは使えません。」等
の、注意を促すメッセージを音声合成部9から出力する
ようにしてもよい。
【0060】なお、その他の機能を操作しているときに
おいては、選択できない機能やスイッチ等を指定した
り、誤操作があった場合には、注意を促すような音声メ
ッセージを音声合成部9から出力するとともに、正しい
操作が行われた場合には、動作が順調に進行しているこ
とを明確に示すために、「カチッ。」等のスイッチが入
力されたような擬音を、音声合成部9から出力するよう
になされている。
【0061】このように、音声合成部9から使用者の操
作に応じて音声情報、擬音等を出力するようにしたの
で、比較的難易度の高い操作でも、使用者を補助、誘導
しながら正しい操作を行わせることができる。
【0062】また、特定の画像作成を促すようなストー
リー性を有する画像作成用プログラム、画像作成機能を
用いた娯楽プログラム等では、それらのプログラムの内
容に沿った音声メッセージを音声合成部9から出力すれ
ばよい。
【0063】なお、カードプログラム部7の記憶媒体
は、ICカード、メモリーカード等に限られるものでは
なく、磁気ディスク、光磁気ディスク等の書換え可能な
記憶メディアでもよい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像作成の際に描画する線の太さとして互いに異なる複
数の太さを記憶するとともに、複数の太さにそれぞれあ
った音声情報を記憶しておき、複数の太さのうちから描
画する線の太さを選択し、選択された太さの線で描画す
ることにより画像を作成するとともに、描画時には、選
択された太さにあった音を入力手段に対する入力操作に
合わせて出力するようにしたので、線を描いている実感
を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像作成装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】タブレットの構成を示す分解斜視図である。
【図3】本画像作成装置がモニタに接続された構成を示
す外観図である。
【図4】本発明に係る画像作成装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図5】(a)は色選択機能及びパレット機能の動作を
示すフローチャートで、(b)はパレット機能を選択し
たときのモニタの表示画面である。
【図6】ペン機能の動作を示すフローチャートである。
【図7】ペイント機能の動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】縁取り機能の動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】スタンプ機能の動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】作図機能の動作を示すフローチャートであ
る。
【図11】編集機能の動作を示すフローチャートであ
る。
【図12】画像データファイル編集機能の動作を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 タブレット(入力手段) 1a 入力ペン 2 キースイッチ部(入力手段) 2a 決定キー 2b 選択キー 3 座標検出部 4 A/D変換部 5 システム制御部(画像作成制御手段、音声出力手
段) 6 本体プログラム部(音声情報記憶手段) 7 カードプログラム部(音声情報記憶手段) 8 モニタ 9 音声合成部(音声出力手段) 10 表示制御部(表示制御手段) 11 表示回路 12 エンコーダ 31 色サンプル 32 色パレット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 泉田 俊孝 神戸市中央区港島中町7丁目3番地の2 コナミ株式会社内 (72)発明者 金子 卓司 神戸市中央区港島中町7丁目3番地の2 コナミ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−91433(JP,A) 特開 平3−264085(JP,A) 特開 平3−289983(JP,A) 特開 昭62−169939(JP,A) 実開 昭58−86665(JP,U) 実開 平1−84131(JP,U) 特公 平3−79712(JP,B2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タブレットを有する座標入力部及び操作
    スイッチを有するスイッチ入力部からなる入力手段と、
    画像作成手順を記憶するとともに、画像作成の際に描画
    する線の太さとして互いに異なる複数の太さを記憶する
    プログラム記憶手段と、上記複数の太さのうちから描画
    する線の太さを選択する選択手段と、上記画像作成手順
    に従って、上記入力手段を用いて上記選択手段により選
    択された太さの線で描画することにより画像を作成する
    画像作成制御手段と、作成された画像をモニタに表示さ
    せる表示制御手段と、上記複数の太さにそれぞれあった
    音声情報を記憶する音声情報記憶手段と、上記音声情報
    を出力する音声発生手段と、上記選択手段により選択さ
    れた太さにあった音を上記入力手段に対する入力操作に
    合わせて上記音声発生手段から出力させる音声制御手段
    を備えたことを特徴とする画像作成装置。
  2. 【請求項2】 上記音声情報記憶手段に記憶されている
    音声情報は、上記複数の太さにあった擬音で形成された
    ものであることを特徴とする請求項1記載の画像作成装
    置。
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