JPH03127269A - 情報処理装置と情報処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は音声データや映像データ、テキストデータなど
について、加工や出力などの処理を施す情報処理装置に
関するものである。

従来の技術 従来の情報処理装置としてはマイクロプロセッサ−中心
とした構成を持ちデータ記憶装置とデイスプレィ装置を
有したパーソナルコンピュータがある。

このパーソナルコンピュータをユーザが操作する手段と
しては、英単語や記号からなるコマンドをキーボードか
ら一語一語入力して指示するのが通常であった。

近年、パーソナルコンピュータにおいては従来のテキス
トデータに加えて音声データや映像データを扱う需要が
あり、ユーザが指示する内容は複雑化してきている。そ
のため、ユーザによる操作を簡略化するため処理内容を
テキスト情報として表示し選択させるメニュ一方式が考
案されている。

しかし、このメニュ一方式においては処理内容がテキス
ト情報として表示されるためユーザはテキスト情報が示
す処理内容を正確に把握しておく必要があり、操作に熟
練していないユーザは利用しにくい欠点を有していた。

そのため、このメニュ一方式をさらに発展させたアイコ
ン選択方式が考案されている。

アイコン選択方式においては、メニューとして表示され
る処理内容が絵文字であるアイコンを用いて表示される
。このアイコンは絵文字であるためユーザは直感的に処
理内容を把握することができる。そのため、処理内容を
示すコマンドを正確に把握していないユーザであっても
容易に操作することができる。

このアイコン選択方式を利用した音声データや映像デー
タを扱う情報処理装置においては次のように操作され実
行される。

デイスプレィ装置に音声データや映像データなどのデー
タファイルや再生や編集などの処理内容がそれぞれ絵文
字であるアイコンとして表示される。

ユーザは表示された複数のアイコンをマウスナトの入力
装置を用いて指定することで処理対象を選択する。例え
ば、映像データファイルを示すアイコンがユーザにより
指定されると、アイコンに対応する映像データなどのフ
ァイルが処理対象として選択される。次に再生の処理内
容を示すアイコンを指定すれば、先程操作対象として指
定された映像データファイルが再生され映像が出力され
る。

発明が解決しようとする課題 しかしながら前記のようなアイコン選択方式を利用した
情報処理装置においては、絵文字であるアイコンでは表
現情報量が十分でないため、ファイルの内容についてま
では十分に表現できないという問題点を有していた。つ
まり、絵文字であるアイコンにより動画ファイルや音声
ファイル、テキストファイルなどのファイルの種類は区
別して表現できるが、どのような内容の動画ファイルで
あるかなどは十分に表現することができなかったのであ
る。そのため近似した内容の動画ファイルが複数ある場
合などにおいて、ユーザは所望の動画ファイルを出力す
るにあたっては、動画ファイルの内容とそれに対応する
絵文字アイコンの関連を正確に記憶しておくか、さもな
くば試行錯誤を繰り返して希望する動画ファイルを探さ
なければならないという問題点を有していた。

本発明はかかる点に鑑み、索引情報の表現情報量が映像
データや音声データのファイル内容を表現するのに十分
な情報量を有し、加えて索引情報とそれに対応する主情
報との関連をユーザが容易に把握することができるアイ
コン選択方式を利用した情報処理装置を提供することを
目的とする。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために請求項１記載の情報処理装置
は、複数の映像情報を記憶し制御信号に従って前記映像
情報を出力する情報記憶手段と、複数の前記映像情報に
対応する複数の索引自然画情報を記憶し制御信号に従っ
て前記索引自然画情報を出力する索引情報記憶手段と、
前記索引自然画情報を入力し映像表示する索引情報表示
動作と前記映像情報を入力し映像表示する映像情報表示
動作を行なう表示手段と、前記索引情報記憶手段に対し
て前記索引自然画情報の出力を指示する制御信号を出力
する第一制御動作と外部から選択情報の入力により選択
された前記索引自然画情報を形態変化させて出力させる
制御信号を前記索引情報記憶手段に対して出力し選択さ
れた前記索引自然画情報に対応する前記映像情報の出力
を指示をする制御信号を前記情報記憶手段に対して出力
する第二制御動作を行なう制御手段とを具備することを
特徴とする構成を備えており、さらに、請求項２記載の
情報処理装置においては、複数の映像情報を記憶し制御
信号に従って前記映像情報を出力する情報記憶手段と、
複数の前記映像情報に対応する複数の索引動画情報を記
憶し制御信号に従って前記索引動画情報を出力する索引
動画情報記憶手段と、前記索引動画情報を入力し映像表
示する索引動画情報表示動作と前記映像情報を入力し映
像表示する映像情報表示動作を行なう表示手段と、前記
索引動画情報記憶手段に対して前記索引動画情報の出力
を指示する制御信号を出力する第一制御動作と外部から
選択情報の入力により選択された前記索引動画情報を形
態変化させて出力させる制御信号を前記索引動画情報記
憶手段に対して出力し選択された前記索引動画情報に対
応する前記映像情報の出力を指示する制御信号を前記情
報記憶手段に対して出力する第二制御動作を行なう制御
手段とを具備することを特徴とする構成を備えており、
さらに、請求項３記載の情報処理装置においては、複数
の動画情報を記憶し制御信号に従って前記動画情報を出
力する動画情報記憶手段と、前記動画情報記憶手段から
前記動画情報を入力し映像表示する表示手段と、前記動
画情報記憶手段に対して前記動画情報の所定部分を前記
動画情報に対応する索引動画情報として出力させる制御
信号を出力する第一制御動作と外部からの選択情報の入
力により選択された前記索引動画情報に対応する前記動
画情報の出力を指示する制御信号を前記動画情報記憶手
段に対して出力する第二制御動作を行なう制御手段とを
具備することを特徴とする構成を備えており、さらに、
請求項４記載の情報処理装置においては、制御手段が外
部から入力される指定情報に従って動画情報の所定部分
を前記動画情報に対応する索引動画情報として出力させ
る制御信号を動画情報記憶手段に対して出力する第一制
御動作と外部から入力される選択情報に従って選択され
た前記索引動画情報に対応する前記動画情報の出力を指
示する制御信号を前記動画情報記憶手段に対して出力す
る第二制御動作を行なうことを特徴とする請求項３記載
の情報処理装置という構成を備えている。

作　　　用 本発明の情報処理装置はユーザに対して内部に記憶する
映像情報を表現情報量の多い自然画、動画を用いた索引
情報で提示することができ、そのためユーザは索引情報
を見るだけで、情報の種類の識別に加えて、情報の内容
についてまでも十分に把握して操作することができる。

さらに加えて選択された索引情報は形態変化されて映像
出力することができ、索引情報と対応する映像情報の関
連性を容易にユーザが認識することができる。

実施例 以下、請求項１を適用した情報処理装置の第１の実施例
について第１図、第４図、第５図の図面を参照して説明
する。

第１図は本発明の第１の実施例における情報処理装置の
ブロック図であり、第４図は第１の実施例における表示
手段であるデイスプレィの表示画面を示す正面図であり
、第５図は第１の実施例における制御手段のブロック図
である。

第１図において、１は複数の映像情報に対応する複数の
索引自然画情報である自然画アイコンをデジタルデータ
として磁気記録ディスク装置に記憶し制御信号に従って
自然画アイコンのデジタルデータを出力する索引情報記
憶手段、２は複数の映像情報であるデジタル動画データ
を複数の動画ファイルとして磁気記録ディスク装置に記
憶し制御信号に従ってデジタル動画データを出力する情
報記憶手段、４は複数の自然画アイコンのデジタルデー
タを入力しデジタル／アナログ変換（以後Ｄ／Ａ変換と
称す）してデイスプレィ装置に複数の自然画アイコンを
映像表示する索引情報表示動作とデジタル動画データを
入力しＤ／Ａ変換してデイスプレィ装置に映像表示する
映像情報表示動作を行なう表示手段、３はマイクロプロ
セッサ−とその動作プログラムから構成され、索引情報
記憶手段１に対して第一制御動作を行い、外部から選択
情報が入力されれば、索引情報記憶手段１と情報記憶手
段２に対して第二制御動作を行なう制御手段である。

制御手段３に対して外部から入力される選択情報は、ユ
ーザがデイスプレィ装置に表示される複数の自然画アイ
コンの中から所望の自然画アイコンを入力装置であるマ
ウス（図示せず）で選択することで入力される。

第５図は制御手段３の構成を示すブロック図であり、第
５図において５１は主制御部、５２は索引自然画出力制
御部、５３は索引自然画形態変化出力制御部、５４は映
像情報出力制御部である。

制御手段３においては、外部から選択情報が主制御部５
１に入力されなければ、主制御部５１により第一制御動
作が実行される。第一制御動作により主制御部５１は索
引自然画出力制御部５２を動作させる。起動した索引自
然画出力制御部５２は索引情報記憶手段１に対して索引
自然画情報である自然画アイコンのデジタルデータの出
力を指示する制御信号を出力する。

外部から選択情報が主制御部５１に入力されれば、主制
御１部５１により第二制御動作が実行される。第二制御
動作により主制御部５１は索引自然画形態変化出力制御
部５３と映像情報出力制御部５４を動作させ選択情報を
転送する。

起動した索引自然画形態変化出力制御部５３は選択情報
に従って、選択された自然画アイコンを形態変化させた
デジタルデータの出力を指示する制御信号を索引情報記
憶手段１に対して出力する。

また起動した映像情報出力制御部５４は選択情報に従っ
て、選択された自然画アイコンに対応する映像情報のデ
ジタル動画データの出力を指示する制御信号を情報記憶
手段２に対して出力する。

本実施例において情報記憶手段２に記憶される映像情報
である複数の動画ファイルはキリン、インド象、アフリ
カ象、ライオンなどのの動物の生態を現わすデジタル動
画データがそれぞれ記憶されている。

また、映像情報にそれぞれ対応する索引自然画情報であ
る自然画アイコンは、動画ファイルとして生態が記録さ
れている動物の顔の自然画が使用されて作成される。自
然画アイコンは次の手順で作成される。第一に対応する
動画ファイルの中から顔の部分の映像が存在する映像フ
レームを１枚選択する。第２に選択された映像フレーム
を特定ビットを間引くことで形状をアイコンとして望ま
しい形状にまで縮小する。第３に縮小された映像フレー
ムの形状の周囲に枠線のグラフイイクスを合成する。第
４にファイル名である文字情報を合成する。自然画アイ
コンは上記の手順により作成され、キリンの生態の動画
ファイルに対応する自然画アイコンにはキリンの顔が、
インド象の生態の動画ファイルにはインド象の顔の自然
画アイコンが、アフリカ象の生態の動画ファイルにはア
フリカ象の顔の自然画アイコンが、ライオンの生態の動
画ファイルにはライオンの顔の自然画アイコンが用いら
れる。

また自然画アイコンの形態変化は本実施例においては、
自然画アイコンの周囲の枠線部分の輝度成分を増加させ
ることで実現する。

また、第４図において４０は表示手段４の構成要素であ
るデイスプレィ装置、４１はデイスプレィ装置４０にお
ける映像表示部、ＦＬ＋　　ｔ）＋　　Ｃ＋　　ｄは索
引自然画情報の索引映像表示領域でありａはキリンの顔
、ｂはインド象、　Ｃはアフリカ象、ｄはライオンの顔
が表示される。ｅはそれぞれの動物の生態の動画ファイ
ルが映像出力される主映像表示領域である。

索引映像表示領域ａ１　　索引映像表示領域ｂ１　　索
引映像表示領域Ｃ１索引映像表示領域ｄ１　　主映像表
示領域ｅは同一画面内に配置される。

以上のように構成されたこの第１の実施例の情報処理装
置において、以下その動作を説明する。

制御手段３は索引情報記憶手段１に対して索引自然画情
報である自然画アイコンの出力を指示する制御信号を出
力する。

制御信号が入力された索引情報記憶手段１は記憶された
動物の顔の自然画アイコンのデジタルデータを表示手段
４に出力する。

自然画アイコンのデジタルデータを入力した表示手段４
はＤ／Ａ変換してデイスプレィ装置４０に映像表示する
。

映像表示は第４図で示す配置で索引映像表示領域ａにキ
リンの顔の自然画アイコンが、索引映像表示領域すにイ
ンド象の顔の自然画アイコンが、索引映像表示領域Ｃに
アフリカ象の顔の自然画アイコンが、索引映像表示領域
ｄにライオンの顔の自然画アイコンが表示される。

ユーザはこのデイスプレィ装置４０に映像表示された自
然画アイコンを見て、動画情報を再生したい動物の自然
画アイコンを選択する。選択は入力装置であるマウス（
図示せず）で行なわれ、選択された動物の選択情報が制
御手段３に入力される。

制御手段３は選択情報に従って、索引情報記憶手段１に
対して選択された自然画アイコンを形態変化させて出力
させる制御信号を出力し情報記憶手段２に対して選択さ
れた自然画アイコンに対応する映像情報を出力させる制
御信号を出力する。

制御手段３からの制御信号の入力を受けて、索引情報記
憶手段１は選択された自然画アイコンの枠線の輝度成分
を増加させたデジタルデータを表示手段４に出力し、表
示手段４によりＤ／Ａ変換されてデイスプレィ装置４０
に映像表示する。

また同時に制御手段３からの制御信号を受けた情報記憶
手段２は制御信号に従って指示された映像情報である動
画ファイルのデジタル動画データを表示手段４に出力し
、表示手段４によりＤ／Ａ変換されてデイスプレィ装置
４０に映像表示される。

映像表示は第４図における選択された自然画アイコンの
索引情報表示領域と主映像表示領域ｅに出力される。

以上のようにして例えばユーザが映像表示された複数の
自然画アイコンの中からインド象の自然画アイコンを選
択すれば、選択されたインド象の自然画アイコンの枠線
部分の輝度成分が増加して他のアイコンから区別されて
表示され、同時にインド象の動画ファイルが同一画面内
の別領域に映像出力される。

以上のようにこの第１の実施例によれば、記憶された映
像情報の索引情報を自然画で持つことにより、索引情報
が絵文字である従来のアイコン選択方式に比べて索引情
報による表現情報量を飛躍的に増加させることができ、
ユーザは索引情報を一目見ただけで対応する映像情報の
種類を十分に把握することができる。本実施例において
は索引自然画情報でアフリカ象とインド象の例が扱われ
ているが、従来の絵文字である索引情報の表現情報では
、両者の区別化は困難であり本発明の有効性は明かであ
る。

加えて、選択された索引情報が形態変化されて映像表示
されることで、ユーザは再生出力される動画ファイルに
対応する索引情報を他の索引情報から区別することがで
き、ユーザにより認識されている索引情報と映像情報の
関連が正しいかどうか確認することができる。

以下、請求項２を適用した情報処理装置の第２の実施例
について第２図、第４図、第６図の図面を参照して説明
する。

第２図は本発明の第２の実施例における情報処理装置の
ブロック図であり、第６図は第２の実施例における制御
手段のブロック図である。

第２図において、 ２１は複数の映像情報に対応する複数の索引動画情報で
ある動画アイコンをデジタル動画データとして磁気記録
ディスク装置に記憶し制御信号に従って動画アイコンの
デジタル動画データを出力する索引動画情報記憶手段、
２２は複数の映像情報であるデジタル動画データを複数
の動画ファイルとして磁気記録ディスク装置に記憶し制
御信号に従ってデジタル動画データを出力する情報記憶
手段、２４は複数の動画アイコンのデジタル動画データ
を入力しＤ／Ａ変換してデイスプレィ装置に複数の動画
アイコンを映像表示する索引動画情報表示動作とデジタ
ル動画データを入力しＤ／Ａ変換してデイスプレィ装置
に映像表示する映像情報表示動作を行なう表示手段、２
３はマイクロプロセッサ−とその動作プログラムから構
成され、索引動画情報記憶手段２１に対して第一制御動
作を行い、外部から選択情報が入力されれば、索引動画
情報記憶手段２１と情報記憶手段２２に対して第二制御
動作を行なう制御手段である。

制御手段２３に対して外部から入力される選択情報は、
ユーザがデイスプレィ装置に表示される複数の動画アイ
コンの中から所望の動画アイコンを入力装置であるマウ
ス（図示せず）で選択することで入力される。

第６図は制御手段２３の構成を示すブロック図であり、
第６図において６１は主制御部、６２は索引動画出力制
御部、６３は索引動画形態変化出力制御部、６４は映像
情報出力制御部である。

制御手段２３においては、外部から選択情報が主制御部
６１に入力されなければ、主制御部６１により第一制御
動作が実行される。第一制御動作により主制御部６１は
索引動画出力制御部６２を動作させる。起動した索引動
画出力制御部６２は索引動画情報記憶手段２１に対して
索引動画情報である動画アイコンのデジタルデータの出
力を指示する制御信号を出力する。

外部から選択情報が主制御部６１に入力されれば、主制
御部６１により第二制御動作が実行される。第二制御動
作により主制御部６１は索引動画形態変化出力制御部６
３と映像情報出力制御部６４を動作させ選択情報を転送
する。

起動した索引動画形態変化出力制御部６３は選択情報に
従って、選択された動画アイコンを形態変化させたデジ
タルデータの出力を指示する制御信号を索引動画情報記
憶手段２１に対して出力する。また起動した映像情報出
力制御部６４は選択情報に従って、選択された動画アイ
コンに対応する映像情報のデジタル動画データの出力を
指示する制御信号を情報記憶手段２２に対して出力する
。

本実施例において情報記憶手段２２に記憶される複数の
動画ファイルはインド象の生態に関する様々な動画デー
タが記録されており、食事風景、育児風景、睡眠風景、
行水風景がそれぞれ動画ファイルとして記憶されている
。

また、映像情報にそれぞれ対応する索引動画情報である
動画アイコンは、本実施例においては対応する生態風景
を要約する５秒前後の短時間動画であるデジタル動画デ
ータあり、その映像フレームの周囲には枠線のグラフィ
ックスが合成される構成を有する。つまり、食事風景の
動画ファイルには食事風景を要約する短時間動画の動画
アイコンが、育児風景の動画ファイルには育児風景を要
約する短時間動画の動画アイコンが、睡眠風景の動画フ
ァイルには睡眠風景を要約する短時間動画の動画アイコ
ンが、行水風景の動画ファイルには行水風景を要約する
短時間動画の動画アイコンが用いられる。

また、索引情報と主映像情報が映像表示される配置は第
１の実施例と同様であり第４図で示される配置になる。

食事風景に対応する動画アイコンは索引映像表示領域ａ
に、育児風景に対応する動画アイコンは索引映像表示領
域すに、睡眠風景に対応する動画アイコンは索引映像表
示領域Ｃに、行水風景に対応する動画アイコンは索引映
像表示領域ｄに表示される。また、またそれぞれの動画
アイコンに対応する映像情報は動画情報表示領域ｅに表
示される。

また、索引動画情報の形態変化は本実施例においては動
画アイコンにおいて映像フレームの周囲に合成される枠
線のグラフィクスの輝度成分を増加させることで実現す
る。

以上のように構成されたこの第２の実施例の情報処理装
置において、以下その動作を説明する。

制御手段２３は索引動画情報記憶手段２１に対して動画
アイコンの出力を指示する制御信号を出力する。制御信
号が入力された索引動画情報記憶手段２１は記憶された
索引動画情報である動画アイコンのデジタル動画データ
を表示手段２４に出力する。動画アイコンのデジタル動
画データを入力した表示手段２４はＤ／Ａ変換してデイ
スプレィ装置４０に動画アイコンである短時間動画を繰
り返して映像表示する。

ユーザはこのデイスプレィ装置４０に映像表示された動
画アイコンを見て、動画情報を再生したい生態風景の動
画アイコンを選択する。選択は入力装置であるマウス（
図示せず）で該当する動画アイコンを選択することで行
なわれ、選択された生態風景の選択情報が制御手段２３
に入力される。

制御手段２３は選択情報に従って、 索引動画情報記憶手段２１に対して選択された動画アイ
コンを形態変化させて出力させる制御信号を出力し 情報記憶手段２２に対して選択された動画アイコンに対
応する映像情報の出力させる制御信号を出２−・ｉ；執 力する。

制御手段２３からの制御信号の入力を受けて、索引動画
情報記憶手段２１は選択された動画アイコンの枠線の輝
度成分を増加させたデジタル動画データを表示手段２４
に出力し、表示手段２４によりＤ／Ａ変換されてデイス
プレィ装置４０に映像表示する。

また同時に制御手段２３からの制御信号を受けた情報記
憶手段２２は制御信号に従って指示された映像情報であ
る動画ファイルのデジタル動画データを表示手段２４に
出力し、表示手段２４によりＤ／Ａ変換されてデイスプ
レィ装置４０に映像表示される。映像表示は第４図にお
ける主映像表示領域ｅに出力される。

以上のようにして例えばユーザが映像表示された複数の
動画アイコンの中から育児風景の動画アイコンを選択す
れば、選択された育児風景の動画アイコンの枠線部分の
輝度成分が増加して他のアイコンから区別されて表示さ
れ、同時にインド象の育児風景の動画ファイルが同一画
面内の別領域に映像出力される。

以上のようにこの第２の実施例によれば、記憶された映
像情報の索引情報を動画で持つことにより、索引情報の
表現情報を飛櫂的に増加させることができ、ユーザは索
引情報を一目見ただけで対応する映像情報の種類だけで
なくその内容までも十分に把握することができる。

本実施例においては例えばインド象の育児風景の動画ア
イコンをユーザが見れば、ユーザは対応する映像情報が
インド象に関するものであることを認識するに加えて、
その映像情報の内容がどの生態風景に関するものなのか
までも把握することができる。

以下、請求項３、請求項４、請求項５を適用した情報処
理装置の第３の実施例について第３図、第４図、第７図
の図面を参照して説明する。

第３図は本発明の第３の実施例における情報処理装置の
ブロック図であり、第７図は第３の実施例にける制御手
段のブロック図である。

第３図において、３２は複数の動画情報であるデジタル
動画データを複数の動画ファイルとして磁気記録ディス
ク装置に記憶し制御信号に従ってデジタル動画データを
出力する動画情報記憶手段、３４は動画情報記憶手段３
２から動画情報であるデジタル動画データを入力しＤ／
Ａ変換してデイスプレィ装置に映像表示する表示手段、
３３はマイクロプロセッサ−とその動作プログラムから
構成され、外部から入力される指定情報に従って動画情
報記憶手段３２に対して第一制御動作を行い、外部から
入力される選択情報に従って動画ｆｉ！？　ｆ１７記憶
手段３２に対して第二制御動作を行なう制御手段である
。

本実施例において制御手段３３に対して外部から入力さ
れる選択情報は、ユーザがデイスプレィ装置に表示され
る複数の動画アイコンの中から所望の動画アイコンを入
力装置であるマウス（図示せず）で選択することで入力
される。

本実施例において制御手段３３に対して外部から入力さ
れる指定情報は、動画ファイルにおける特定部分の映像
区間を指定する開始アドレスと終了アドレスの情報から
なり、ｖＪ画ソファイル映像出力されている時にユーザ
がマウスのトリガーボタンを２回動作させることで指定
情報が生成され入力される。外部から指定情報が入力さ
れていない初期値の設定は動画ファイルの先頭から５秒
後までを指定する値である。

第７図は制御手段３３の構成を示すブロック図であり、
第７図において７１は主制御部、７２は索引動画出力制
御部、７３は索引動画変更制御部、７４は映像情報出力
制御部である。

制御手段３３においては、外部から指定情報の入力がな
い状態であれば主制御部７１は索引動画出力制御部７２
を動作させる。起動した索引動画出力制御部７２は記録
された複数の動画ファイルの先頭から５秒後までの映像
区間のデジタル動画データを索引動画情報である動画ア
イコンとして出力させる制御信号を動画情報記憶手段３
２に対して出力する。外部から指定情報が主制御部７１
に入力されれば主制御部７１は第一制御動作を行なう。

第一制御動作により主制御部７１は索引動画変更制御部
７３を動作させ指定情報を転送する。

起動した索引動画変更制御部７３は指定情報に従って動
画情報記憶手段３２に対してそれぞれの動画ファイルの
指定部分のデジタル動画データを索引動画情報である動
画アイコンとして出力させる制御信号を出力する。

外部から選択情報が主制御部７１に入力されれば主制御
部７１は第二制御動作を実行する。第二制御動作により
主制御部７１は映像情報出力制御部７４を動作させ選択
情報を転送する。起動した映像情報出力制御部７４は選
択情報に従って、選択された動画アイコンに対応する動
画ファイルのデジタル動画データの出力を指示する制御
信号を動画情報記憶手段３２に対して出力する。

本実施例において動画情報記憶手段３２に記憶される映
像情報である複数の動画ファイルはキリン、インド象、
アフリカ象、ライオンなどの動物の生態を現わすデジタ
ル動画データがそれぞれ記憶されている。

また、映像情報にそれぞれ対応する索引動画情報である
動画アイコンは、対応する動画ファイルの指定情報に従
って特定部分の区間のデジタル動画データが繰り返し再
生することで実現される。

また、索引情報が映像表示される配置は第１の実施例と
同様であり第４図で示される配置になる。

キリンの動画アイコンは索引映像表示領域ａに、インド
象の動画アイコンは索引映像表示領域すに、アフリカ象
の動画アイコンは索引映像表示領域Ｃに、ライオンの動
画アイコンは索引映像表示領域ｄに表示される。また、
索引情報に対応する動画情報は動画情報表示領域ｅに表
示される。

以上のように構成されたこの第３の実施例の情報処理装
置において、以下その動作を説明する。

まず、最初に外部から指定情報が入力されないときの動
作を説明する。

制御手段３３は外部から入力される指定情報に従って動
画情報記憶手段３２に対して動画アイコンの出力を指示
する制御信号を出力する。

制御信号が入力された動画情報記憶手段３２は記憶され
たそれぞれの動画ファイルの指定された映像区間をデジ
タル動画データを索引動画情報である動画アイコンとし
て表示手段２４に出力する。

外部から指定情報が入力されない初期値の状態にある時
には動画ファイルの先頭から５秒間の区間のデジタル動
画データが動画アイコンとして出力される。

動画アイコンのデジタル動画データを入力した表示手段
２４はＤ／Ａ変換してデイスプレィ装置４０に５秒間の
動画を繰り返し映像表示する。

ユーザはこのデイスプレィ装置４０に映像表示された動
画アイコンを見て、動画情報を映像表示したい動物の動
画アイコンを選択する。選択は入力装置であるマウス（
図示せず）で該当する動画アイコンを選択することで行
なわれ、選択された動物の選択情報が制御手段３３に入
力される。

制御手段３３は選択情報に従って選択された動画アイコ
ンに対応する動画ファイルの出力を指示する制御信号を
動画情報記憶手段３２に対して出力する。

動画情報記憶手段３２は制御信号に従って指示された動
画ファイルのデジタル動画データを表示手段３４に出力
する。

デジタル動画データの入力を受けた表示手段３４はＤ／
Ａ変換してデイスプレィ装置４０に映像表示する。映像
表示は第４図における主映像表示領域ｅに出力される。

次に外部から指定情報が入力された時の第３の実施例に
おける情報処理装置の動作を説明する。

ユーザは上記説明した動作でデイスプレィ装置４０に動
画ファイルを映像出力する。動画ファイルが映像出力さ
れている時点でユーザが入力装置であるマウス（図示せ
ず）を用いて、動画アイコンとして利用したい映像区間
をトリガーボタンを２回動作させることで指定し、映像
区間を特定する指定情報が制御手段３３に入力される。

指定情報が入力された制御手段３３は、指定情報に従っ
て動画情報記憶手段３２に対してそれぞれの動画ファイ
ルの指定部分を索引動画情報である動画アイコンとして
出力させる制御信号を出力する。

制御信号が入力された動画情報記憶手段３２は記憶され
たそれぞれの動画ファイルの指定された映像区間のデジ
タル動画データを索引動画情報である動画アイコンとし
て表示手段３４に出力する。

外部から指定情報が入力されない動画ファイルについて
は初期値の設定である先頭から５秒までの区間を動画ア
イコンとして出力する。

デジタル動画データの入力を受けた表示手段３４はデイ
スプレィ装置４０にそれぞれ映像出力する。

以上のようにして例えばユーザがインド象の動画アイコ
ンを選択すればインド象の動画ファイルが、アフリカ象
の動画アイコンを選択すればアフリカ象の動画ファイル
が選択され映像出力される。

それぞれの動画アイコンは初期設定の段階においては、
対応する動画ファイルの先頭から５秒間の映像区間が用
いられて表示されているが、動画ファイルが映像出力さ
れている時にユーザが動画アイコンにしたい映像区間を
指定することで、指定された映像区間が対応する動画フ
ァイルの動画アイコンとして置き換えられる。

以上のようにこの第３の実施例によれば、索引動画情報
である動画アイコンのデジタル動画データとして、動画
ファイルのデジタル動画データを利用することで、動画
アイコンを記憶する専用の記憶手段を設ける必要がない
。

加えて、動画ファイルの内容を適切に表現する動画アイ
コンの作成作業は従来ユーザにとって困難であり煩雑な
作業であったが、動画ファイルの内容の一部を動画アイ
コンに利用することで、この作業からユーザを救うこと
ができる。

加えて、ユーザは動画アイコンを対応する動画ファイル
の映像区間を指定することで、必要に応じて動画ファイ
ルに対応する動画アイコンの山刃動画を変更することが
できる。

なお、全ての実施例において入力装置はマウスを用いた
が、ユーザの入力装置はこれに限るものではなく、例え
ばタッチパネルやライトペンなとでもよいことはいうま
でもない。

なお、全ての実施例において索引情報と映像情報は表示
装置の同一画面内に表示されたが、索引情報と映像情報
が同一画面でない異なる画面にそれぞれ表示されても良
いことはいうまでもない。

なお、全ての実施例において選択情報の入力はマウスを
対象の索引情報の上でトリガーボタンを押すことで行な
ったが、選択情報の入力手段はこれに限るものではなく
、例えば選択した索引情報の名称や番号をコマンド入力
としてキーボードなどの入力装置を用いて入力しても良
いことは言うまでもない。

なお、第１の実施例と第２に実施例においては映像情報
としてデジタル動画データを用いたが、映像情報はこれ
に限るものではなく、例えばデジタル静止画データやア
ナログ動画データでもよいことはいうまでもない。

なお、第１の実施例において索引自然画情報として、主
情報である映像情報の１、部のデータを利用したが、索
引自然画情報はこれに限るものではなく主情報からは独
立したデータであっても良いことはいうまでもない。

なお、第１の実施例と第２の実施例においては索引情報
がユーザにより選択された時の形態変化を映像フレーム
の周囲の枠線のグラフィックスの輝度成分を増加させる
ことで実現したが、形態変化はこれに限るものではなく
、ユーザが選択されていない索引情報から選択された索
引情報を視覚的に区別することができればよく、例えば
、周囲の枠線の色度成分を通常の状態から変化させたり
、索引情報自体の輝度成分や色度成分を変化させたり、
索引情報の形状や面積を変化させても良いことはいうま
でもない。

なわ、第３の実施例において初期設定の動画アイコンは
主情報である動画ファイルの先頭から５秒のデジタル動
画データを用いたが、動画ファイル内のデジタル動画デ
ータであればこれにかぎるものではないことはいうまで
もない。

なお、全ての実施例において記録装置は磁気記録ディス
ク装置を用いたが、記録装置はこれに限るものではなく
、例えば光磁気記録ディスク装置や半導体記憶装置でも
よいことはいうまでもない。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、 ユーザに対して内部に記憶する映像゛情報を表現情報量
の多い索引情報で提示することができ、そのためユーザ
は索引情報を見ることで映像情報の種類を十分に把握す
ることができる。

加えて、映像情報と索引情報が同一画面内に表示され、
かつ選択された索引情報が形態変化されて映像表示され
ることで、ユーザは再生出力される動画ファイルに対応
する索引情報を他の索引情報から区別することができ、
ユーザにより認識されている索引情報と映像情報の関連
が正しいかどうか確認することができる。

また、請求項２記載の発明を適用することで、記憶され
た映像情報の索引情報を動画で持つことにより、索引情
報の表現情報を飛躍的に増加させることができ、ユーザ
は索引情報を一目見ただけで対応する映像情報の種類だ
けでなくその内容までも十分に把握することができる。

また、請求項３記載の発明を適用することで、索引動画
情報を記憶する専用の記憶手段を設ける必要がない。

さらに、動画ファイルの内容を適切に表現する動画アイ
コンの作成作業は従来ユーザにとって困難であり煩雑な
作業であったが、この作業からユーザを救うことができ
る。

また、請求項４、請求項５記載の発明を適用することで
、ユーザは必要に応じて動画情報に対応する索引動画情
報の出力動画を変更することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例における情報処理装置の
ブロック図、第２図は本発明の第２の実施例における情
報処理装置のブロック図、第３図は本発明の第３の実施
例における情報処理装置のブロック図、第４図は表示画
面を示すデイスプレィ装置の正面図、第５図は第１の実
施例における制御手段のブロック図、第６図は第２の実
施例における制御手段のブロック図、第７図は第８の実
施例における制御手段のブロック図である。 １・・・索引情報記憶手段、２１・・・索引動画情報記
憶手段、２．２２・・・情報記憶手段、３２・・・動画
情報記憶手段、３．２３．３３・・・制御手段、４．２
４．３４・・・表示手段、４０・・・デイスプレィ装置
、４１・・・映像表示部、５Ｌ　　６Ｌ　　７１・・・
主制御部、５２・・・索引自然画出力制御部、５３・・
・索引自然画形態変化出力制御部、５４．６４．７４・
・・映像情報出力制御部、６２．７２・・・索引動画出
力制御部、６３・・・索引動画形態変化出力制御部、７
３・・・索引動画変更制御部。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の映像情報を記憶し制御信号に従って前記映
   像情報を出力する情報記憶手段と、複数の前記映像情報
   に対応する複数の索引自然画情報を記憶し制御信号に従
   って前記索引自然画情報を出力する索引情報記憶手段と
   、前記索引自然画情報を入力し映像表示する索引情報表
   示動作と前記映像情報を入力し映像表示する映像情報表
   示動作を行なう表示手段と、前記索引情報記憶手段に対
   して前記索引自然画情報の出力を指示する制御信号を出
   力する第一制御動作と外部から選択情報の入力により選
   択された前記索引自然画情報を形態変化させて出力させ
   る制御信号を前記索引情報記憶手段に対して出力し選択
   された前記索引自然画情報に対応する前記映像情報の出
   力を指示をする制御信号を前記情報記憶手段に対して出
   力する第二制御動作を行なう制御手段とを具備すること
   を特徴とする情報処理装置。
2. （２）複数の映像情報を記憶し制御信号に従って前記映
   像情報を出力する情報記憶手段と、複数の前記映像情報
   に対応する複数の索引動画情報を記憶し制御信号に従っ
   て前記索引動画情報を出力する索引動画情報記憶手段と
   、前記索引動画情報を入力し映像表示する索引動画情報
   表示動作と前記映像情報を入力し映像表示する映像情報
   表示動作を行なう表示手段と、前記索引動画情報記憶手
   段に対して前記索引動画情報の出力を指示する制御信号
   を出力する第一制御動作と外部から選択情報の入力によ
   り選択された前記索引動画情報を形態変化させて出力さ
   せる制御信号を前記索引動画情報記憶手段に対して出力
   し選択された前記索引動画情報に対応する前記映像情報
   の出力を指示する制御信号を前記情報記憶手段に対して
   出力する第二制御動作を行なう制御手段とを具備するこ
   とを特徴とする情報処理装置。
3. （３）複数の動画情報を記憶し制御信号に従って前記動
   画情報を出力する動画情報記憶手段と、前記動画情報記
   憶手段から前記動画情報を入力し映像表示する表示手段
   と、前記動画情報記憶手段に対して前記動画情報の所定
   部分を前記動画情報に対応する索引動画情報として出力
   させる制御信号を出力する第一制御動作と外部からの選
   択情報の入力により選択された前記索引動画情報に対応
   する前記動画情報の出力を指示する制御信号を前記動画
   情報記憶手段に対して出力する第二制御動作を行なう制
   御手段とを具備することを特徴とする情報処理装置。
4. （４）制御手段が外部から入力される指定情報に従って
   動画情報の所定部分を前記動画情報に対応する索引動画
   情報として出力させる制御信号を動画情報記憶手段に対
   して出力する第一制御動作と外部から入力される選択情
   報に従って選択された前記索引動画情報に対応する前記
   動画情報の出力を指示する制御信号を前記動画情報記憶
   手段に対して出力する第二制御動作を行なうことを特徴
   とする請求項３記載の情報処理装置。
5. （５）複数の動画情報を記憶し、外部から入力される指
   定情報に従って前記動画情報の指定部分を索引動画情報
   として映像表示し、外部から入力される選択情報に従っ
   て選択された前記索引動画情報に対応する前記動画情報
   を映像出力する情報処理方法。