JPH11306281A - 認識条件指定方式および認識条件指定方法ならびに認識条件指定機能を計算機上に生成するプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

認識条件指定方式および認識条件指定方法ならびに認識条件指定機能を計算機上に生成するプログラムを記録した記録媒体

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JPH11306281A
JPH11306281A JP11634598A JP11634598A JPH11306281A JP H11306281 A JPH11306281 A JP H11306281A JP 11634598 A JP11634598 A JP 11634598A JP 11634598 A JP11634598 A JP 11634598A JP H11306281 A JPH11306281 A JP H11306281A
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JP11634598A
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Hideaki Daimon
秀章 大門
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 認識条件を増やしたり、複数の認識条件を組
合せて新たな認識条件を設定しても、操作者が認識条件
の指定方法を記憶することなく、簡単かつ能率的に認識
条件の指定作業を行えるようにする。 【解決手段】 画像取込装置1より取り込んだ画像をデ
ィスプレイ202画面上に表示し、この画面上で、マウ
ス204を用いて認識対象領域の指定を行う。次に、マ
ウスを用いて、同じく画面上に表示される認識条件領域
を指定する。認識条件領域には、それぞれ認識条件が設
定してあり、かつ操作者にわかりやすい名称を付ける。
指定された認識対象領域をマウスを用いて認識条件領域
にドラッグ・アンド・ドロップする。認識条件領域判定
手段23が、認識条件領域と認識条件の対応を参照する
ため、対応関係をあらかじめ記述しておくことで複雑な
認識条件を指定することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的文字認識シ
ステム等に用いられる認識条件指定手法に関わり、特
に、原稿画像中の認識対象領域とその認識対象領域にお
ける認識条件とを指定する認識条件指定方式および認識
条件指定方法ならびに認識条件指定機能を計算機上に生
成するプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光学的文字認識システム等におい
て、原稿画像中の認識対象領域を指定するには、原稿の
画像をディスプレイ画面上に表示し、マウス等のポイン
ティングデバイスを使用して対象領域を指定する手法が
用いられている。また、光学的文字認識システムにおけ
る認識条件の指定には、認識条件指定用のダイアログボ
ックス等を利用し、操作者が条件を指定する方式が一般
的に用いられている。
【0003】認識対象領域と認識条件とを同時に指定す
る手法の従来技術の一例としては、特開平5−1531
87号公報に記載されている「認識対象領域指定方式」
が知られている。図10にこの従来技術の構成図を示
す。図10を参照すれば、この従来技術は、イメージス
キャナ301、ディスプレイ302、キーボード30
3、マウス304等の外部装置と、認識範囲指定部30
5、文字認識部306をコンピュータ上で構築するソフ
トウェア部分とからなる。
【0004】このような構成を取る従来技術において、
認識対象領域と認識条件とを同時に指定する場合は、次
のように動作する。
【0005】まず、原稿をイメージスキャナ301にセ
ットし、イメージスキャナ301を利用して入力した原
稿の画像をディスプレイ302に表示し、マウス304
を用いて認識対象の領域指定を行う際に、領域の左上と
右下の指定を行うと同時に、認識条件を認識範囲指定部
305にて指定する。
【0006】ここでいう認識条件とは、例えば、文字種
(漢字、カタカナ、数字など)、行方向(縦、横)など
の文字認識処理に必要な条件のことである。この従来技
術の手法では、認識条件の指定を、マウスのボタンの選
択、ボタンを押す回数、ボタンを押す時間、あるいはキ
ーボード入力によって行なっている。図11にマウスの
各ボタンに割り当てられた認識条件の例を示す。指定さ
れた認識範囲と認識条件を用いて文字認識部306は文
字認識処理を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように構成される
従来技術の第1の問題点は、操作者がマウスのボタン、
或いはキーボードのキーに割り当てられた認識条件を覚
えておく必要があることである。その理由は、マウスの
ボタン、或いはキーボードに割り当てられた条件が明記
されていないためである。
【0008】第2の問題点は、マウスを用いる場合、マ
ウスのボタンに割り当てられる条件数が制限されるとい
うことである。その理由は、マウスのボタンは通常1な
いし3個しかないためである。
【0009】本発明の第1の目的は、従来技術の上記し
たような問題点に鑑み、認識条件数を増やしたり、複数
の認識条件を組み合わせた新たな認識条件を設定して
も、操作者が認識条件の指定方法を記憶する必要がない
認識条件指定方式および認識条件指定方法ならびに認識
条件指定機能を計算機上に生成するプログラムを記録し
た記録媒体を提供することにある。
【0010】また、本発明の第2の目的は、認識対象領
域と認識条件の指定を、一連の操作で認識条件の指定作
業を簡単かつ能率的に行うことができる認識条件指定方
式および認識条件指定方法ならびに認識条件指定機能を
計算機上に生成するプログラムを記録した記録媒体を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の認識条件指定方
式は、ディスプレイ上に前記認識条件に対応した認識条
件領域を表示する認識条件領域指定手段と、操作者の操
作によって前記認識条件領域に対応した前記認識条件を
参照する認識条件判定手段とを少なくとも有し、認識条
件領域の指定を行うことによって、認識条件を参照でき
るように構成しているので、操作者が認識条件の指定方
法を記憶していなくても認識条件の指定を行うことがで
き、上記第1の目的を達成している。
【0012】また、ディスプレイ上に認識条件に対応し
た認識条件領域を表示し、操作者の操作によって認識条
件領域に対応した認識条件を参照するように構成するこ
とによって、マウス等のポインティングデバイスによる
ドラッグ・アンド・ドロップ操作もしくはプルダウンメ
ニュー操作によって認識条件領域の指定を行えるので、
認識対象領域と認識条件の指定を、一連の操作で簡単か
つ能率的に行うことができ、上記第2の目的を達成して
いる。
【0013】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態] (構成の説明)次に、本発明の第1の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態は、イメージスキャナや画像ファイルから画像を取
り込む画像取込装置1と、プログラム制御により動作す
るデータ処理装置2及び文字認識装置3と、ディスプレ
イ202等の出力装置と、キーボード203およびマウ
ス204等の入力装置とから構成されている。
【0015】画像取込装置1は、イメージスキャナや既
存の画像ファイルからビットマップ画像を取り込み、デ
ィスプレイ202に表示する。
【0016】データ処理装置2は、認識対象領域指定手
段21と、認識条件領域指定手段22と、認識条件判定
手段23とを含み、これらの手段はそれぞれ概略つぎの
ように動作する。
【0017】認識対象領域指定手段21は、画像取込装
置1からビットマップ画像を受け取り、マウス204等
のポインティングデバイスから文字認識を行う対象領域
上の位置指定を受け、認識対象領域のビットマップ画像
上の座標値を計算する。
【0018】認識条件領域指定手段22は、認識条件領
域を画面に表示し、マウス204等のポインティングデ
バイスから認識条件領域上の位置指定を受け、画面上の
ポインタの位置を計算する。
【0019】認識条件判定手段23は、認識条件領域指
定手段22から画面上のポインタの位置を受け取り、ポ
インタが指示する認識条件領域を判定する。また、認識
条件領域に対応する認識条件を参照する。
【0020】文字認識装置3は、認識対象領域指定手段
21から与えられるビットマップ画像および認識対象領
域の座標値と、認識条件判定手段23から与えられる認
識条件とを利用して、画像上の認識対象領域を認識条件
を用いて文字認識する。
【0021】(動作の説明)次に、図1及び図2のフロ
ーチャートを参照して本実施の形態の全体の動作につい
て詳細に説明する。
【0022】画像取込装置1から与えられた画像は、認
識対象領域指定手段21に送られると共に、ディスプレ
イ202に表示される。
【0023】次に、認識対象領域指定手段21では、画
面上に表示された画像をもとにマウス204等のポイン
ティングデバイスを用いて、操作者との対話的処理によ
り認識対象領域の指定を行う(図2のステップA1)。
【0024】認識対象領域指定手段21は、指定された
認識対象領域の座標値を計算する(図2のステップA
2)。
【0025】認識条件領域指定手段22では、画面上に
あらかじめ設置した認識条件領域の指定を、操作者との
対話的処理により行なう(ステップA3)。
【0026】認識条件判定手段23は、操作者が指定し
た座標値を計算し(ステップA4)、この指定した座標
値上に認識条件領域が存在するかどうかを判定する(ス
テップA5)。ここで、認識条件領域が存在すれば、あ
らかじめ記憶してある認識条件のうち、指定された認識
条件領域に対応する認識条件を参照し(ステップA
6)、文字認識装置3へ認識条件を渡す。指定された位
置に認識条件領域が存在しなければ、認識条件領域の指
定を再度行う。
【0027】最後に、文字認識装置3は、認識対象領域
指定手段21から画像と認識対象領域を受け取り、認識
条件判定手段23から受け取った認識条件を用いて文字
認識を行う(ステップA7)。
【0028】(第1の実施の形態の効果)次に、本実施
の形態の効果について説明する。
【0029】本実施の形態では、認識条件領域と認識条
件を対応させて記憶するように構成しているため、認識
条件の数を増やしたり、複数の認識条件を組み合わせた
新たな認識条件を設けたりしても、操作者が認識条件の
指定方法を改めて記憶する必要を回避することができ
る。また、画面上には、余地がある限り任意数の領域が
表示可能であるため、指定可能な認識条件数が制限され
ることを回避することができる。
【0030】[実施例]次に、具体的な実施例を用いて
本実施の形態の構成を説明する。
【0031】本発明の利用例として、図書の書誌項目を
入力する際に使用するグラフィカル・ユーザ・インタフ
ェース画面を図3に示す。画面は入力画像表示部10と
項目登録部11から構成される。入力画像表示部10
は、画像取込装置1から得られた入力画像を表示する。
認識対象領域12の指定は、入力画像表示部10上で行
う。項目登録部11には、認識条件領域13が設定さ
れ、マウス等のポインティングデバイスを用いて認識条
件領域指定操作が行われる。認識条件領域13には、例
えば、「図書のタイトル」「著者名」などの名称17も
併せて表示する。
【0032】ここで、操作者がマウス204などを用い
て認識条件領域指定を行うと、認識条件判定手段23
は、あらかじめ記憶してある対応する認識条件を参照す
る。この例においては、幾つかの認識条件のうち、例え
ば文字種の場合、「図書のタイトル」領域が指定された
場合はデフォルト値(全ての文字種を含む認識条件)
が、「著者名」領域が指定された場合は人名が、「発行
年月日」領域が指定された場合はローマ数字、漢数字、
及び年月日が、「ISBN番号」領域が指定された場合
は英数字が、それぞれ認識条件として指定される。ま
た、入力項目ボックス14を配置することで、文字認識
の結果を出力することができる。
【0033】次に、図1及び図4のフローチャートを参
照して本実施例の動作について詳細に説明する。
【0034】認識対象領域指定手段21では、画面上に
表示された画像をもとにマウス204等のポインティン
グデバイスを用いて、例えば、領域の左上と右下を選択
する従来通りの方式により認識対象領域の指定を行う
(図2のステップA1)。この例においては、操作者が
認識対象領域の左上でマウスのボタンを押し、そのまま
ドラッグ、右下でボタンを離す操作を行うことにより、
認識対象領域の選択が行えるようにしている。
【0035】次に、認識条件領域指定手段22では、画
面上にあらかじめ設置した認識条件領域の指定をマウス
等のポインティングデバイスを用いて行なう。例えば、
認識対象領域指定手段21で指定した認識対象領域でマ
ウスボタンを押下し(ステップB1)、そのままディス
プレイ上の特定の領域(認識条件領域)までマウスカーソ
ルを移動させてボタンを離す(ステップB2)、いわゆ
るドラッグ・アンド・ドロップ操作を用いる。ここで
は、ドロップする操作が認識条件領域指定手段22にお
ける認識条件領域指定の操作となり、ドロップした位置
を計算する(ステップA4)。認識条件判定手段23
は、指定された認識条件領域が存在するかどうかを判定
し(ステップA5)、認識条件領域が存在すれば、あら
かじめ記憶してある認識条件のうち、指定された認識条
件領域に対応する認識条件を参照し(ステップA6)、
文字認識装置3へ認識条件を渡す。
【0036】次に、図1、図3及び図4のフローチャー
トを参照して本実施例の動作について、さらに詳細に説
明する。
【0037】以下の各実施例の説明においては、図3に
示すように、入力画像表示部10に、文庫本の書誌事項
ページを表示し、画像から著者名「日電 太郎」を選択
し、文字認識した結果を入力項目ボックス14の著者3
に記入する作業を行うとする。
【0038】画像取込手段1は、文庫本の書誌事項ペー
ジを取り込み、ディスプレイ202上の入力画像表示部
10に画像を表示する。一方、ディスプレイ202上の
項目登録部11には、認識条件領域指定手段22によっ
て、認識条件領域13と、それぞれの認識条件領域に対
応する「図書のタイトル」「著者名」「発行年月日」
「ISBN番号」等の名称17を表示する。また、文字
認識した結果を出力する入力項目ボックス14も表示し
ておく。さらに、図3に示しているように対応する認識
条件領域13、名称17、入力項目ボックス14はそれ
ぞれ重なり合うよう配置しておくと良い。操作者が対応
関係を容易に把握できるからである。
【0039】この様にしてディスプレイ202上に入力
画像表示部10と項目登録部11が表示され、次に操作
者がマウス204等のポインティングデバイスを用い
て、文字認識する範囲の選択を行う。この例において操
作者は、著者名にあたる「日電太郎」の文字列を囲むよ
うに、文字列の左上でマウスボタンを押下し、そのまま
ドラッグして、文字列の右下でマウスボタンを離すこと
で認識範囲を選択する(図4のステップA1)。
【0040】次に、選択した認識範囲をマウスでドラッ
グ(ステップB1)し、「著者名」の名称のある認識条
件領域13にドロップする(ステップB2)。ドロップ
したときのマウスカーソルの位置に認識条件領域が存在
するかどうかを判定し(ステップA5)、存在すれば、
「著者名」に対応する認識条件を参照する。ここでは、
文字種に「人名」が選択される。文字認識装置3は、認
識条件に対応する認識辞書を人名辞書に切り替え、「日
電 太郎」の文字列を文字認識する。
【0041】「著者名」ではなく「発行年月日」を指定
した場合には、文字種を、ローマ数字、漢数字、及び
「年、月、日」の文字を対象としたものに切り替えれば
良い。
【0042】次に、本実施例の効果について説明する。
【0043】認識条件領域に、認識条件を示唆する名称
を付加していることにより、操作者が認識条件の指定方
法を改めて記憶する必要を回避することができる。
【0044】なお、本実施例及び後述の実施例におい
て、マウス204等のポインティングデバイスを用いて
指定を行っているが、キーボード203を用いて、指定
してもよい。ただし、マウスを用いたほうが操作性は良
い。
【0045】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0046】図5を参照すると、本発明の第2の実施の
形態は、図1における認識条件領域指定手段22におけ
る操作がドラッグ・アンド・ドロップではなく、マウス
の右ボタン押下時に表示するプルダウンメニューである
点が異なる。
【0047】プルダウンメニューの各項目に、認識条件
を指定することにより、本発明の第1の実施の形態と同
様の効果を得ることが可能である。また、本発明の第1
の実施の形態においては、画面上に表示可能な認識条件
領域数が見易さの観点から制限されることに対して、本
発明の第2の実施の形態では、プルダウンメニューを用
いることにより、より多くの認識条件の指定を可能とし
ている。
【0048】次に、図5及び図6のフローチャートを参
照して本実施の形態の全体の動作について詳細に説明す
る。
【0049】まず、認識対象領域12の指定を行う(図
6のステップA1)。次に、任意式対象領域12上で、
マウスの右ボタン押下(クリック)により、プルダウン
メニュー16を表示させる(ステップC1)。さらに、
プルダウンメニュー16から認識条件に対応する名称を
選択する(ステップC2)。ここでは、プルダウンメニ
ューの各項目を認識条件領域とみなすことができる。
【0050】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0051】本実施の形態では、認識条件領域をプルダ
ウンメニューの各項目で表すように構成されているた
め、より多くの認識条件領域を設定できる。画面上に認
識条件領域を配置するには見易さの点から限界が有る
が、プルダウンメニューの項目は、あまりスペースを取
らないからである。
【0052】次に、具体的な実施例を用いて本実施の形
態の動作を説明する。
【0053】図5に示すように、文庫本の書誌事項のペ
ージを画像として取り込み入力画像表示部10に表示す
る。認識対象領域12の指定に続いて、認識対象領域1
2上で、マウスの右ボタン押下(クリック)することに
よりプルダウンメニューが表示される。メニューには、
「図書のタイトル」「著者名」「発行年月日」「ISB
N番号」等の名称を表示しておく。メニューの各項目が
認識条件領域13に相当する。メニューから項目が選択
されると、認識条件領域判定手段23は、あらかじめ記
憶してある、認識条件領域に対応する認識条件を参照す
る。
【0054】[第3の実施の形態]次に、本発明の第3
の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0055】図7を参照すると、本発明の第3の実施の
形態は、第1、第2の実施の形態の構成に、認識辞書切
替手段6と、複数の認識辞書群7と、参照テーブル8を
更に備えて構成されている。
【0056】認識条件領域判定手段23は、参照テーブ
ル8を参照することで、認識条件領域と、対応する認識
条件を得る。ここでは認識条件を文字認識装置3が使用
する認識辞書を指定する。参照テーブル8は、図8に示
すように、認識条件領域の名称と、認識辞書(認識条
件)の関連を記述する。文字認識装置3は、認識辞書切
替手段6により認識辞書7を切り替え、文字認識を行
う。
【0057】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0058】本実施の形態では、認識条件領域判定手段
23が参照テーブル8を参照することで、対応関係を複
数記憶させておくことが可能である。また、一つの認識
条件領域に複数の認識辞書を併せて使用するよう指定す
ることが可能である。さらに、文字認識辞書を指定する
ことで、誤認識率を減少させることが可能である。
【0059】[第4の実施の形態]次に、本発明の第4
の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0060】図8を参照すると、本発明の第4の実施の
形態は、認識条件判定プログラムを記録した記録媒体4
を備える。この記録媒体4は磁気ディスク、半導体メモ
リその他の記録媒体であってよい。
【0061】認識条件判定プログラムは記録媒体4から
データ処理装置5に読み込まれ、データ処理装置5の動
作を制御する。データ処理装置5は認識条件判定プログ
ラムの制御により以下の処理、すなわち第1および第2
の実施の形態におけるデータ処理装置2による処理と同
一の処理、を実行する。
【0062】まず、画像取込装置1から画像が与えられ
ると、画面上に画像を表示すると共に、認識対象領域1
2の指定を受け、認識対象領域の座標値を算出する。次
に、認識条件領域13の指定、あるいはプルダウンメニ
ュー16の項目の指定を受け、座標値を計算し、対応す
る認識条件を参照する。最後に、画像、認識対象領域、
認識条件を文字認識装置3に出力する。
【0063】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、認識条件の数を
増やしたり、複数の認識条件を組み合わせた新たな認識
条件を設けたりしても、操作者が認識条件の指定方法を
記憶する必要がない点にある。その理由は、認識条件の
指定が、認識条件領域あるいは認識条件領域に付加した
名称を指定するだけで行えるためである。
【0064】第2の効果は、多くの認識条件を設定でき
る点にある。その理由は、認識条件領域を自由に配置で
きるためである。
【0065】第3の効果は、認識対象領域と認識条件の
指定を、一連の操作で簡単かつ能率的に行うことができ
ることにある。その理由は、認識対象領域と認識条件領
域を同一画面上に配置することで、一連の操作で行える
ためである。
【0066】第4の効果は、文字認識率を向上できるこ
とにある。その理由は、認識条件毎に使用する認識辞書
を切り替えて使用するためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】第1の実施の形態の動作を示す流れ図である。
【図3】第1の実施の形態の動作の具体例を示す画面図
である。
【図4】第1の実施の形態の動作の具体例を示す流れ図
である。
【図5】第2の実施の形態の動作の具体例を示す画面図
である。
【図6】第2の実施の形態の動作を示す流れ図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】第4の実施の形態の参照テーブルを示す表であ
る。
【図10】従来技術を示すブロック図である。
【図11】従来技術を示すマウスの構成図である。
【符号の説明】 1 画像取込装置 2、5 データ処理装置 3 文字認識装置 4 記録媒体 6 認識辞書切換手段 7 認識辞書 8 参照テーブル 10 入力画像表示部 11 項目登録部 12 認識対象領域 13 認識条件領域 14 入力項目ボックス 15 ドラッグ・アンド・ドロップ操作 16 プルダウンメニュー 17 名称 21 認識対象領域指定手段 22 認識条件領域指定手段 23 認識条件判定手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像の文字認識を行うために必要な認
    識条件を指定する認識条件指定方式において、 ディスプレイ上に前記認識条件に対応した認識条件領域
    を表示する認識条件領域指定手段と、 操作者の操作によって前記認識条件領域に対応した前記
    認識条件を参照する認識条件判定手段と、 を少なくとも有し構成されることを特徴とする認識条件
    指定方式。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の認識条件指定方式におい
    て、 前記認識条件判定手段は、文字認識を行う認識対象領域
    が前記認識条件領域上にある場合に、この認識条件領域
    に対応した前記認識条件を参照することを特徴とする認
    識条件指定方式。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の認識条件指定方式におい
    て、 前記認識条件領域指定手段は、前記認識条件領域に前記
    認識条件を提示し、 前記認識条件判定手段は、提示した前記認識条件を操作
    者が選択した場合に、この選択した認識条件を参照する
    ことを特徴とする認識条件指定方式。
  4. 【請求項4】原稿画像の文字認識を行うために必要な認
    識条件を指定する認識条件指定方式において、 ディスプレイ上に認識条件領域を表示する認識条件領域
    指定手段と、 前記認識条件領域に対応した認識条件を記憶する参照テ
    ーブルと、 前記参照テーブルを参照し、操作者の操作によって前記
    認識条件領域に対応した前記認識条件を参照する認識条
    件判定手段と、 を少なくとも有し構成されることを特徴とする認識条件
    指定方式。
  5. 【請求項5】計算機によって原稿画像の文字認識を行う
    にあたり、前記計算機を操作するマウスによって必要な
    認識条件を指定する認識条件指定方法において、 前記計算機は、ディスプレイ上に前記認識条件に対応し
    た認識条件領域を表示し、前記マウスを介した操作者の
    操作によって前記認識条件領域に対応した前記認識条件
    を参照するように構成され、 前記マウスによるドラッグ・アンド・ドロップ操作によ
    って前記認識条件領域の指定を行えることを特徴とする
    認識条件指定方法。
  6. 【請求項6】計算機によって原稿画像の文字認識を行う
    にあたり、前記計算機を操作するマウスによって必要な
    認識条件を指定する認識条件指定方法において、 前記計算機は、ディスプレイ上に前記認識条件に対応し
    た認識条件領域を表示し、前記マウスを介した操作者の
    操作によって前記認識条件領域に対応した前記認識条件
    を参照するように構成され、 前記マウスによるプルダウンメニュー操作によって前記
    認識条件の指定を行えることを特徴とする認識条件指定
    方法。
  7. 【請求項7】原稿画像を取り込む画像取込装置と、この
    取り込んだ該原稿画像の文字認識を行う文字認識装置と
    を備え、前記取り込んだ該原稿画像の文字認識を行うた
    めに必要な認識条件を指定し、この指定された認識条件
    に基づき前記文字認識を行うことが可能な認識条件指定
    方式において、 該原稿画像を取り込む認識対象領域を指定し、この認識
    対象領域を前記文字認識装置に伝える認識対象領域指定
    手段と、 ディスプレイ上に前記認識条件に対応した認識条件領域
    を表示する認識条件領域指定手段と、 操作者の操作によって前記認識条件領域に対応した前記
    認識条件を参照し、この認識条件を前記文字認識装置に
    伝える認識条件判定手段と、 を少なくとも有し構成され、 前記文字認識装置は、前記認識条件に基づいて前記認識
    対象領域の文字認識を行うことを特徴とする認識条件指
    定方式。
  8. 【請求項8】請求項7記載の認識条件指定方式におい
    て、 前記認識条件領域に対応した認識条件を記憶する参照テ
    ーブルを更に備え、 前記認識条件判定手段は、前記参照テーブルに基づき前
    記認識条件を参照することを特徴とする認識条件指定方
    式。
  9. 【請求項9】請求項7または8に記載の認識条件指定方
    式において、 前記認識条件に対応する認識辞書を複数個備え、 前記認識条件判定手段が参照した認識条件に従い、前記
    認識辞書を選択する認識辞書切換手段を更に有し、 前記文字認識装置は、前記認識辞書切換手段が選択した
    認識辞書を用いて文字認識を行うことを特徴とする認識
    条件指定方式。
  10. 【請求項10】計算機によって原稿画像の文字認識を行
    うにあたり、該文字認識を行うために必要な認識条件を
    指定する認識条件指定機能を該計算機上に生成するプロ
    グラムを記録した記録媒体において、 ディスプレイ上に前記認識条件に対応した認識条件領域
    を表示する認識条件領域指定機能と、 操作者の操作によって前記認識条件領域に対応した前記
    認識条件を参照する認識条件判定機能と、 を少なくとも有する該認識条件指定機能を該計算機上に
    生成するプログラムを記録した記録媒体。
  11. 【請求項11】原稿画像を取り込む画像取込装置と、こ
    の取り込んだ該原稿画像の文字認識を行う文字認識装置
    とを有し、前記画像取込装置によって取り込まれた該原
    稿画像の文字認識を計算機によって行うにあたり、該文
    字認識を行うために必要な認識条件を指定し、この指定
    された認識条件に基づき前記文字認識を行うことが可能
    な認識条件指定機能を該計算機上に生成するプログラム
    を記録した記録媒体において、 該原稿画像を取り込む認識対象領域を指定し、この領域
    を前記文字認識装置に伝える認識対象領域指定機能と、 ディスプレイ上に前記認識条件に対応した認識条件領域
    を表示する認識条件領域指定機能と、 操作者の操作によって前記認識条件領域に対応した前記
    認識条件を参照し、この認識条件を前記文字認識装置に
    伝える認識条件判定機能と、 を少なくとも有する該認識条件指定機能を該計算機上に
    生成するプログラムを記録した記録媒体。
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