JP3319713B2 - データ抽出装置 - Google Patents
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Description
データ抽出方法および媒体に関し、特に、フィールド属
性データとフィールド内容データとを含む各フィールド
データが連接されてなるデータ列から所望のフィールド
内容データを抽出する技術に関する。
るデータ列に基づいて所定のエミュレーション画面をデ
ィスプレイ表示するホストエミュレータ装置が知られて
いる。特に、オペレーティングシステム上のアプリケー
ションソフトウェアとして動作するホストエミュレータ
装置においては、ディスプレイ上に表示されたデータを
ユーザがマウス等により指定して、そのデータをオペレ
ーティング・システムの提供するバッファにコピーする
ことができるようになっており(カット&ペースト機
能)、これにより、表計算、ワードプロセッサ、データ
ベース等の他のアプリケーションソフトウェアでそのデ
ータを利用することができる。
ミュレーション画面24の正面図である。同図に示すよ
うに、表示装置26のエミュレーション画面24上に
は、ホストコンピュータからの受信データに基づき、顧
客名30、ID番号32、電話番号34、住所36等の
フィールドデータが所定位置に表示されている。そし
て、表示装置26のユーザは、これらのフィールドデー
タを他のアプリケーションソフト等で再利用するため
に、ポインティングデバイスでドラッグ領域38を指定
していた。
ーザがカット&ペーストにより利用しようとするエミュ
レーション画面24上のデータは、主に電話番号34や
住所36等の各フィールド内容のデータであり、上記従
来の方式ではユーザは必ずしも容易に所望のフィールド
内容を指定することができなかった。
住所36のような複数行に亘る文字列や電話番号34の
ような1行に複数の数列でフィールドデータを構成して
いる場合は、文字列または数列を切り取るために何度も
領域指定する必要があり、操作が煩雑となるという欠点
があった。また、複数行に亘る住所36等のフィールド
データでは、各行を別々に領域指定して切取や転写を行
う必要があり、編集作業の為に手順が増加するという欠
点もあった。
プリケーションで、ホストコンピュータから送信されて
くるデータ列のうちのあるフィールドデータをAPI
(アプリケーションインタフェース)を利用して取得し
ようとする場合、それらフィールドデータをエミュレー
ション画面24上での座標により特定することが考えら
れるが、この場合、ホストコンピュータ側で画面レイア
ウトが若干変更されただけで、ホストエミュレータ装置
側でフィールドデータが特定できなくなるという問題が
ある。したがって、この方法では、ホストコンピュータ
側での画面レイアウトの度に、ホストエミュレータ装置
側でも処理手順を変更しなければならず、保守費用が増
大するという問題が生じる。
めになされたもので、その目的は、ホストコンピュータ
から受信される、フィールドデータが連接されてなるデ
ータ列から、ユーザ所望のフィールド内容データを容易
に抽出することのできるデータ抽出装置、データ抽出方
法、およびそのためのプログラムを記録した媒体を提供
することにある。
に、第1の発明は、ホストコンピュータから受信され
る、複数のフィールドデータが連接されてなるデータ列
から、所望のフィールド内容データを抽出するデータ抽
出装置であって、前記データ列のうち、一以上のフィー
ルド内容データを指定する指定入力手段と、該指定入力
手段により指定されるフィールド内容データを、各フィ
ールドデータの区切り情報に基づいて、前記データ列か
ら抽出するデータ抽出手段と、を含むものである。
データ列に含まれるフィールド内容データの少なくとも
一つをユーザに選択させるための案内表示をホストエミ
ュレーション画面上に行う選択案内表示手段を、さらに
含むものである。
指定入力手段は、順序情報を入力する順序情報入力手段
を含み、前記データ抽出手段は、前記順序情報入力手段
により入力される順序情報に対応する前記データ列中の
位置に含められているフィールド内容データを、フィー
ルドデータの区切り情報に基づいて抽出するものであ
る。
指定入力手段は、フィールド属性データの範囲を表す属
性範囲情報を入力する属性範囲情報入力手段を含み、前
記データ抽出手段は、該属性範囲情報入力手段により入
力される属性範囲情報が表す範囲に属するフィールド属
性データとともにフィールドデータに含められているフ
ィールド内容データを、前記データ列から抽出するもの
である。
明において、前記データ抽出手段により抽出されるフィ
ールド内容データが複数である場合にそれらのフィール
ド内容データの間に所定の区切りデータを挿入してなる
データを出力する、抽出データ出力手段をさらに含むも
のである。
は、本発明をホストエミュレータの表示データのうち、
ユーザ所望のフィールド内容データを抽出する技術につ
いて説明する。以下で説明するホストエミュレータ装置
は、エミュレーション画面上の所定の文字や数字をユー
ザが指定すれば、その文字等をオペレーティングシステ
ムの提供するバッファ装置に転送することができるもの
である。これにより、このバッファ装置に転送されたデ
ータは、同オペレーティングシステム上で動作する、表
計算、ワードプロセッサ、データベース等の各種アプリ
ケーションソフトウェアにて再利用することができる。
トエミュレータ装置40のブロック図である。同図にお
いて、ホストエミュレータ装置40は、パーソナルコン
ピュータやワークステーション等の情報処理装置により
構成され、ホストコンピュータ42から送信されるデー
タ列44をLAN等の回線から受信する通信処理部46
と、マウスやキーボード等から構成される入力装置52
と、ホストコンピュータ42のエミュレーション画面4
8を表示する表示装置50と、通信処理部46から出力
されるデータ列44を表示用のデータに展開するととも
に、入力装置52からの要求に応じてホストコンピュー
タ42への送信データを生成するデータ解析部56と、
エミュレーション画面48上にユーザが所望のフィール
ドを指定するための案内表示を行うとともに、ユーザの
入力に基づく画面編集処理を行う入力処理部55と、表
示装置50に表示されるエミュレーション画面48の表
示データを記録する画面バッファ60と、入力処理部5
5から出力されるフィールド内容データを記録するバッ
ファ装置54と、を含んで構成されている。ここでバッ
ファ装置54は本ホストエミュレータ装置40を構成す
る情報処理装置上で動作するオペレーティングシステム
が提供するものである。また、ホストエミュレータ装置
40を構成する情報処理装置は、表計算、ワードプロセ
ッサ、データベース等の各種アプリケーションソフトウ
ェアであるAPP66が別途動作することができるよう
になっており、それらAPP66はAPI64を介して
入力処理部55から指定するフィールド内容データを受
け取ることができるようになっている。
置40において、データ列44は、フィールド属性デー
タとフィールド内容データとを含んで構成されるフィー
ルドデータが連接されてなる。そして、入力装置52と
入力処理部55は、データ列44のうち、一以上のフィ
ールド内容データを指定する指定入力手段として機能す
る。特に、入力処理部55は、データ列44に含まれる
フィールド内容データの少なくとも一つをユーザに選択
させるための案内表示を表示装置上に行う選択案内表示
手段としても機能する。さらに、入力処理部55は、ユ
ーザにより指定されるフィールド内容データを、各フィ
ールドデータの区切り情報、例えばデータ列44中の各
フィールドデータに含まれる属性コードに基づいて、デ
ータ列44から抽出するデータ抽出手段として機能す
る。
装置40のエミュレーション画面48を示す図である。
同図において、エミュレーション画面48には、ホスト
コンピュータ42から送信された各フィールドデータが
表示されており、これらは保護フィールド68と非保護
フィールド70〜75の二種類に大別される。
D#」、「TelNo」、「−」、および「住所」の固
定形式の文字や記号情報(フィールド内容データ)が含
まれる。また、下線で示した非保護フィールド70〜7
5は、「三菱太郎」、「0001」、「012」、「3
45」、「6789」、および、2行に亘る「東京都・
・・・営業部」の可変形式の文字数字情報(フィールド
内容データ)が含まれる。このような保護および非保護
フィールド68、70は図3に示すデータ列44中の属
性コード(フィールド属性データ)78によって識別す
ることができる。
するデータ列44のフォーマットを示す図である。同図
に示すように、データ列44は複数のフィールドデータ
が連接されて構成されており、各フィールドデータには
先頭に属性コード78が含められている。そして、その
後にそのフィールド内容データである非保護フィールド
70が続いている。また、非保護フィールド70の最後
部位置、すなわち次のフィールドデータの先頭位置に保
護フィールド68を指定する属性コード79が付加され
ている。このフォーマットにより、ホストエミュレータ
装置40は、この非保護の属性コード78に続く領域は
非保護のフィールドデータとして処理することができ、
同様に保護の属性コード79に続く領域は次の非保護の
属性コード78が現れるまで保護フィールドデータとし
て処理することができる。
るホストエミュレータ装置40のフィールド選択画面1
18を示す図である。同図に示すように、フィールド選
択画面118には、その上部にフィールド選択/矩形選
択ボタン126が設けられており、このボタンによりフ
ィールド選択モードが選択されている場合には、図2に
示す通常のエミュレーション画面48で属性コードが黙
示に表示されていた位置にフィールド選択用のボタン1
20〜124が表示される。これらボタン120〜12
4は、データ列44に含まれるフィールド内容データの
少なくとも一つをユーザに選択させるための案内表示と
して機能する。すなわち、ユーザは入力装置52に含ま
れるマウスまたはキーボードを用いてこのボタン120
〜124の少なくとも一つを選択して所望のフィールド
を選択することができる。選択状態を解除するときは再
度各フィールドの先頭位置にあるボタンをクリックすれ
ばよい。
タン126により矩形選択モードが選択されている場合
には、従来同様に、マウス等のドラッグによりユーザ所
望の矩形領域内のフィールド内容データを選択すること
ができる。
は、その上部に全体選択ボタン128がさらに設けられ
ており、ユーザがこのボタンをマウス等で押下して全体
選択モードを選択すれば、画面に表示中のフィールドデ
ータ70〜76のうち、後述する属性選択メニューで指
定された所定の属性を有するものを一括して選択するこ
とができる。
タは、コピーまたはカット等の編集操作によりバッファ
装置54に転送され、表計算、ワードプロセッサ等の他
のアプリケーションソフトウェアにて再利用される。
す図である。同図において、属性選択メニュー130に
は、保護チェックボックス132と非保護チェックボッ
クス134とが隣接表示されるとともに、普通輝度表示
チェックボックス136と高輝度表示チェックボックス
138とが隣接表示されており、さらに、それらの間に
論理記号ボタン140が表示されている。この論理記号
ボタン140は、例えば、1回目のマウスクリックによ
りAND記号が設定され、2回目のマウスクリックによ
り次にOR記号が設定され、3回目のマウスクリックに
より再度論理記号を空白として条件解除が設定されるよ
うに構成することができる。
よび論理記号ボタン140をマウスでクリックする等し
て、ユーザは所望の属性の範囲を自由に設定することが
できる。例えば、全体選択ボタン128を押下すること
により、保護属性であり且つ高輝度表示されるフィール
ドを選択したい場合には、ユーザは、同図に示す属性選
択メニュー130において、保護チェックボックス13
2と高輝度表示チェックボックス138にマウス等でチ
ェックを入れるとともに、論理記号ボタン140を1回
クリックすることによりAND記号を設定すればよい。
性コードを設定して、上述したコピーやカット等の編集
処理を実行することにより、ユーザ所望の範囲の属性を
有するフィールドデータをバッファ装置54に転送する
ことができる。
た場合は、後に示す図予め指定したTAB、空白、改行
コード、カンマ等の区切りデータを、それら複数のフィ
ールドデータの間に挿入し、バッファ装置54に出力す
るようにしてもよい。この場合、上述の入力処理部55
は、さらに、選択(抽出)されるフィールド内容データ
が複数である場合にそれらのフィールド内容データの間
に所定の区切りデータを挿入してなるデータを出力す
る、抽出データ出力手段としても機能する。
を示す図である。同図において、区切りデータの設定メ
ニュー142には、バッファ装置内のフィールドデータ
を区切る識別情報となる文字が表示されている。具体的
には、TAB144、SPACE145、任意の文字入
力用フィールド146、および、これらを選択するため
のラジオボタン148が画面上に表示されている。ここ
で、フィールド146に何も入力しないで「任意の文
字」の横に表示されたラジオボタン148を選択すれ
ば、複数のフィールドデータ間を詰めるようにバッファ
装置内に連続記憶させることができる。
により各フィールド内容データの間が区切られた様子を
示す図である。同図に示すように、このデータのフォー
マットでは、先頭文字列150から第N文字列154ま
での各フィールド内容データの間に区切りデータ15
1,153等が挿入されている。
かかるフォーマットを有するデータを入力処理部55に
よりバッファ装置54に転送することができるため、例
えば表計算ソフトウェア等で選択/抽出したフィールド
内容データをそのまま有効利用することができる。すな
わち、図8に示すように、表計算ソフトウェアで用いる
2次元的なデータフォーマットにおいて、区切りデータ
で文字列を区切ることにより、セルマトリクス158の
所定位置に、先頭文字列150、第2文字列152、
…、第N文字列を容易に配置/記憶させることができ
る。
装置40で行われる具体的データ処理について、図9〜
図10に示すフロー図に基づいて詳細に説明する。
周期でイベント発生が監視されており、その発生したイ
ベントの種類に応じて、図9〜図10に示されるルーチ
ンのいずれかが実行される。
ストコンピュータ42からデータ列44を受信し、該デ
ータ列44に基づいて図4に示すフィールド選択画面1
18を表示する際の処理手順を示すフロー図である。同
図に示すように、この処理では、まずデータ解析部56
が受信データであるデータ列44の解析を行うととも
に、画面バッファ60の作成を行う。そしてデータ解析
部56はデータ列44に基づいて表示装置50でのエミ
レーション画面48の表示の元データを画面バッファ6
0に格納する。そして表示装置50はこの画面バッファ
60に格納されたデータに基づきエミレーション画面4
8の表示処理を行う(S201)。続いて入力処理部5
5は入力装置52による入力を監視することにより、図
4に示すフィールド選択画面118のフィールド選択/
矩形選択126がいずれの選択モードを示すものかを判
断する(S202)。
126が矩形選択モードに設定されている場合は、再び
S201に戻る。一方、フィールド選択/矩形選択ボタ
ン126がフィールド選択モードに設定されている場合
には、ホストコンピュータ42から受信するデータ列4
4中の全ての属性コードの位置をチェックしていない限
り(S203)、属性コードを取得する(S204)。
そして、その属性コードが有効な属性であれば(S20
5)、その属性コードの位置にボタンの表示を行う(S
206)。
装置40は、図4に既に示したフィールド選択画面11
8を表示装置50上に表示することができる。
ィールド選択画面118において所望のフィールド内容
データを指定する場合の、本ホストエミュレータ装置4
0における処理手順を示すフロー図である。同図に示す
ように、まず入力処理部55は、入力装置52からの入
力がいずれの選択モードにおける操作入力であるかを判
断する(S301)。すなわち、全体選択ボタン128
が押下されている場合には全体選択モードでの操作入力
であると判断して、図5に示す属性選択メニュー130
で指定されている属性範囲に属するフィールドを反転表
示するとともに、そのフィールドの属性コードの位置を
図示しないテンポラリメモリに記録する(S303)。
一方、フィールド選択/矩形選択ボタン126がフォー
ルド選択モード側に設定されている場合には、フィール
ド選択画面118内のボタン120等の押下により指定
されたフィールドを反転表示するとともに、それらのフ
ィールドの属性コードの位置を、図示しないテンポラリ
メモリに記録する(S302)。
装置40は、ユーザの指定するフィールドのデータ列4
4における属性コードの位置を図示しないテンポラリメ
モリに記録することができる。
されたフィールド内容データを、ホストコンピュータ4
2から受信したデータ列44から抽出し、そのデータを
バッファ装置54に出力する際の処理手順を示すフロー
である。同図に示すように、入力処理部55は、図10
のフロー図に示す処理により、テンポラリメモリに属性
コードの位置が既に記録されているか否かを判断する
(S401)。そして図示しないテンポラリメモリに属
性コードの位置が既に記録されていれば、新たに編集処
理用のテンポラリメモリを用意する(S402)。さら
に入力処理部55は、テンポラリメモリに記録された全
ての属性コードの位置についての処理を完了するまで
(S403)、各フィールド内容データをS402で用
意したテンポラリメモリに順次格納していく(S40
6)。この際、最初のフィールドである場合にはその文
字列をそのままの状態でS402で用意したテンポラリ
メモリにコピーし(S406)、一方、2フィールド目
以降である場合には、図6の区切りデータ設定メニュー
142において指定された区切りデータを先にテンポラ
リメモリにコピーし(S405)、その後フィールド内
容データを同テンポラリメモリにコピーする(S40
6)。
より指定されたフィールド内容データがコピーの対象で
あるかカットの対象であるかを判断する(S407)。
そしてカットが選択されている場合には、画面バッファ
60からそれら文字列の削除を行う(S408)。一
方、入力装置52による操作入力がコピーを指示するも
のであると判断される場合には、S403に戻って同様
の処理を繰り返す。こうして、図10のフロー図に示す
処理によりテンポラリメモリに記録された全ての属性コ
ードの位置について上記処理を終えれば(S403)、
S402で用意したテンポラリメモリの内容をバッファ
装置54にコピーし、S402で用意したテンポラリメ
モリを解放する(S409)。
装置40は、指定されたフィールド内容データのカット
乃至バッファ装置54へのコピーをすることができる。
おけるフィールド選択モードの設定ルーチンを説明する
フロー図である。同図に示すように、まず入力処理部5
5は、入力装置52から選択モードを設定する操作がさ
れるか否かを監視する(S501)。本ホストエミレー
タ装置40は、選択モードをメニューによる選択モード
の設定が可能であるとともに、モード切替ボタンによる
現在の選択モードの切り替えも可能なものである。そし
て、入力処理部55では、入力装置52により選択モー
ドの設定操作があればそれらの設定操作がメニューでの
設定であるかモード切替ボタンの押下であるかに応じ
て、選択モードをユーザの指定する状態に設定する(S
502、S503)。そして、ユーザによる指定に従っ
て、フィールド選択画面118中のフィールド選択/矩
形選択ボタン126の表示を更新する(S504)。
によれば、ユーザはフィールド単位でコピー乃至カット
の対象を指定することができ、これにより従来の矩形領
域による指定方法に比して、目的とするフィールド内容
データを迅速にバッファ装置54に転送することができ
る。
ョンであるAPP66が図1のAPI64を介して指定
するフィールド内容データを取得する手順について説明
する。この手順においては、予め、図13に示すように
してエミュレーション画面48中の属性コードに番号を
定義しておく。ここでは、エミュレーション画面48の
左上から昇順に番号を振っている。そうして、本実施の
形態に係るホストエミュレータ装置40では、APP6
6が、この番号を用いて必要なフィールド内容データを
指定するとともに、その指定したフィールド内容データ
を格納すべきユーザメモリ中のアドレスを指定すれば、
API64を介して入力処理部55がその指定されたア
ドレスにAPP66が欲するフィールド内容データを格
納するようになっている。これにより、ホストエミュレ
ータ装置40のみならず、該ホストエミュレータ装置4
0を構成する情報処理装置上で動作する他のアプリケー
ションソフトにおいても、容易に必要なフィールド内容
データを獲得し、利用することができる。
内容データを番号で特定するようにしているため、ホス
トコンピュータ側のエミュレーション画面のレイアウト
が変更された場合であっても、各フィールドの順序が変
わらない限り入力処理部55やAPP66の処理手順を
変更することなく、引き続きレイアウト変更前と同様の
フィールド内容データを入力処理部55とAPP66と
の間でやり取りすることができる。このため、入力処理
部55やAPP66の保守を容易化することができる。
部55の処理手順を説明するフロー図である。同図にお
いて、入力処理部55が、APP66で必要とするフィ
ールド内容データの番号と、フィールド内容データを格
納すべきメモリ中のアドレスとを、API64を介して
受け取れば、該入力処理部55はその処理で用いる変数
でるアドレス値nとフィールド値iを0に初期化する
(S601)。ここで、アドレス値nはエミュレーショ
ン画面48を走査検索する際に用いるカウンタである。
また、フィールド値iはフィールドを走査検索する際に
用いるカウンタである。
いて、エミュレーション画面48のすべてについて処理
を終了したか否かを判断し(S602)、すべて処理を
終了していれば、該入力処理部55での処理を終了して
APP66に処理を返す。
べてについて処理を終了していない場合には、そのアド
レス値nが示す位置のコードが属性コードであるか否か
を判断する(S603)。そして、属性コードでない場
合にはアドレス値nをインクリメントして(S60
7)、S602に戻り処理を続行する。また、アドレス
値nが示す位置のコードが属性コードである場合には、
その位置から新たなフィールドが始まると判断し、フィ
ールド値iをインクリメントする(S604)。
介してAPP66から既に受け取っているフィールド内
容データの番号、すなわちフィールド番号と等しいか否
かを判断し(S605)、等しければそのアドレス値n
以降のフィールド内容データを、API64を介してA
PP66から既に受け取っているアドレスに書き込む
(S606)。一方、フィールド値iがフィールド番号
と等しくない場合には、アドレス値nをインクリメント
して(S607)、S602に戻り処理を続行する。
性コードを用いてデータ列44中の各フィールドデータ
の区切りを判断し、所望のフィールドデータを抽出する
よう構成したが、本発明の要旨を変更しない範囲で上記
実施の形態を適宜変更することができる。
ードに代えて、フィールド内容データの輝度や色彩を制
御するカラーコードを使用することもできる。
情報処理装置として、ワークステーション等の他、移動
体端末装置等も同様に用いることができる。
中のフィールド内容データを指定し、データ抽出手段に
より属性コード等のフィールドデータの区切り情報に基
づいてその指定されたフィールド内容データを抽出する
ようにしたので、ユーザは必要とするフィールド内容デ
ータを容易且つ迅速に得ることができる。
指定に際して、選択案内表示手段による案内表示を行う
ようにしたので、ユーザはさらに容易に必要とするフィ
ールド内容データを容易に得ることができる。
力すれば、その順序情報に対応するフィールド内容デー
タを抽出するようにしたので、ホストコンピュータから
送信されるデータ列に若干の変更があった場合にも、引
き続きユーザ所望のフィールド内容データを抽出し続け
ることができる。
を入力すれば、その属性範囲に属する属性のフィールド
内容データを抽出するようにしたので、所定範囲の属性
のフィールド内容データを容易且つ迅速に得ることがで
きる。
容データが複数である場合に、それらフィールド内容デ
ータの間に区切りデータを挿入して出力するようにした
ので、その抽出したフィールド内容データの利用価値を
さらに高めることができる。
タ装置のブロック図である。
タ装置のエミュレーション画面を示す図である。
ショタ装置がホストコンピュータから受信するデータ列
の一部を示す図である。
タ装置のフィールド選択画面を示す図である。
タ装置の属性選択メニューを示す図である。
タ装置の区切りデータ選択メニューを示す図である。
タ装置の入力処理部の出力データを示す図である。
タ装置の入力処理部の出力データをスプレッドシートに
張り付けた状態を示す図である。
タ装置のデータ処理を説明するフロー図である。
ータ装置のデータ処理を説明するフロー図である。
ータ装置のデータ処理を説明するフロー図である。
ータ装置のデータ処理を説明するフロー図である。
ータ装置における各フィールドとフィールド番号との関
係を示す図である。
ータ装置のデータ処理を説明するフロー図である。
ータ抽出手順を説明する図である。
ータ、44 データ列、46 通信処理部、48 エミ
ュレーション画面、50 画面表示装置、52手動入力
装置、54 バッファ装置、55 入力処理部、56
データ解析部、60 画面バッファ、64 アプリケー
ションインターフェース(API)、66 アプリケー
ションプログラム(APP)。
Claims (5)
- 【請求項1】 ホストコンピュータから受信される、フ
ィールド属性データとフィールド内容データとを含んで
構成される、複数のフィールドデータが連接されてなる
データ列から、所望のフィールド内容データを抽出する
データ抽出装置であって、前記フィールド属性データに
は、少なくとも前記フィールド内容データについての保
護/非保護の属性コードが含まれ、 前記データ列のうち、一以上のフィールド内容データを
指定する指定入力手段と、 各フィールドデータの前記フィールド属性データを区切
り情報として、該指定入力手段により指定されるフィー
ルド内容データを前記データ列から抽出するデータ抽出
手段と、 を含むことを特徴とするデータ抽出装置。 - 【請求項2】 前記データ列に含まれるフィールド内容
データの少なくとも一つをユーザに選択させるための案
内表示をホストエミュレーション画面上に行う選択案内
表示手段を、さらに含み、 前記選択案内表示手段は、前記フィールド属性データの
属性コードが黙示に表示されていた位置に、フィールド
内容の選択をさせる案内表示を行うことを特徴とする請
求項1記載のデータ抽出装置。 - 【請求項3】 前記指定入力手段は、順序情報を入力す
る手段を含み、 前記データ抽出手段は、前記順序情報入力手段により入
力される順序情報に対応する前記データ列中の位置に含
められているフィールド内容データを、フィールドデー
タの区切り情報に基づいて抽出することを特徴とする請
求項1記載のデータ抽出装置。 - 【請求項4】 前記指定入力手段は、フィールド属性デ
ータの範囲を表す属性範囲情報を入力する属性範囲情報
入力手段を含み、前記データ抽出手段は、該属性範囲情
報入力手段により入力される属性範囲情報が表す範囲に
属するフィールド属性データとともにフィールドデータ
に含められているフィールド内容データを、前記データ
列から抽出することを特徴とする請求項1記載のデータ
抽出装置。 - 【請求項5】 前記データ抽出手段により抽出されるフ
ィールド内容データが複数である場合にそれらのフィー
ルド内容データの間に所定の区切りデータを挿入してな
るデータを出力する、抽出データ出力手段をさらに含む
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のデ
ータ抽出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31944197A JP3319713B2 (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | データ抽出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31944197A JP3319713B2 (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | データ抽出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11154129A JPH11154129A (ja) | 1999-06-08 |
JP3319713B2 true JP3319713B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=18110242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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