JPS63115283A - 文字認識装置における認識結果修正画面の表示方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は誤読文字の修正における操作性を改善した文字
認識装置、特に文字列単位の画像入力・文字認識・認識
結果修正を１サイクルとして認識結果修正時に認識に用
いた文字画像や候補文字の画像を必要に応じて表示する
ことで操作性を高めた文字認識装置における認識結果修
正画面の表示方法に関する。

従来の技術 文字認識装置で誤読が発生した場合、認識結果の文字コ
ードから発生した画像と認識に用いた画像と認識結果の
１箇所を指示するためのカーソルの画像とを表示手段に
同時に表示し、操作者がカーソルで指された位置に表示
された認識結果の画像と認識に用いた画像とを見比べて
正しい文字コードを入力手段を用いて入力することで、
カーソル位置の文字コードを変更する方法が一般的であ
る。また、これらの認識結果修正は全認識範囲を認識後
行われるのが一般的である。

前述の表示手段における画像の表示に関して次のような
方法が知られている。

（ａ）カーソルで指示されている箇所の認識結果を得る
のに使用した１個の画像を固定された表示位置に常に表
示する。

（ｂ）表示領域を１項分の文字認識結果の表示領域と認
識に用いた画像の表示領域とに２分割し、認識結果の表
示領域でカーソルで指示されている箇所に対応する画像
表示領域の１文字分の一画゛像の表示を変更して表示す
る。

（Ｑ）列毎に認識結果の文字コードから発生した画像と
、認識に用いた画像と隣り合わせに表示する。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら前述の（ａ）と（ｂ）では、カーソルで指
している文字認識結果の位置と文字認識に用いた画像の
位置とが離れているので画像の見比べには目の大きな移
動が必要であり、操作者が疲れやすいという問題点があ
った。

また前述の（ａ）では分離文字などの文字切りだしの誤
りなどがあった場合に前後の文字画像との関係がつかみ
難いという問題点があった（第４図（ｂ）参照）。

そして前述の（ｂ）と（Ｑ）では、前後の文字画像との
関係はつかめるが、認識に用いた画像の表示領域を確保
するためにサイズの大きな表示手段が必要という問題点
、及び（ｂ）では１頁分の認識結果記憶手段と画像記憶
手段が必要な為大容量メモリを要するという問題点があ
った。

本発明は、通常は文字認識結果の文字コードからのテキ
スト画像に隣接した位置に、文字認識に用いた画像記憶
手段に記憶されている文字列画像を表示し、またカーソ
ルに対応してスクロールすることで修正の操作性を改善
した文字認識装置の認識結果修正画面の表示方法をの提
供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明は、帳票上を光学的に走査して得られる映像信号
をデジタル信号に変換して出力する画像入力手段と、前
記画像入力手段から出力されるディジタル信号を記憶す
る画像記憶手段と、認識対象範囲の座標や文字コードや
各種の制御コード等を入力する入力手段と、前記画像記
憶手段から読みだされた認識対象の画像に対して文字切
り出しと切り出された文字画像の認識を行い認識結果を
出力する文字認識手段と、前記文字認識手段から出力さ
れる文字認識結果を記憶する認識結果記憶手段と、ビデ
オメモリとテキストメモリを有し、前記テキストメモリ
に記憶されている文字コードから発生した画像と、指定
しているテキストメモリでの位置を表示するカーソル画
像と、前記ビデオメモリに記憶している画像とを重ねて
表示する表示手段と、前記各手段間の信号の授受を制御
する制御手段とを備える文字認識装置において、前記制
御手段によって、ユーザーが粗い分解能での画像を見な
がら前記入力手段から入力した認識対象範囲の座標値を
使って認識対象内の各文字列位置座標を検出し、前記文
字列位置座標により前記画像入力手段の走査位置を制御
して１文字列毎の画像を入力するとともに文字、認識を
行い、文字認識結果と認識に用いた画像とを前記表示手
段に表示するよう制御し同時に、前記認識結果のテキス
ト画像と認識に用いた文字列画像とを隣接して表示する
ことと、テキストメモリ上でのカーソル位置に対応した
文字列画像上の１文字分の範囲画像を変更して表示する
ことと、文字列画像が表示手段の表示範囲を越える場合
には文字列画像をテキストメモリ上でのカーソル位置に
対応してスクロール表示することとを必要に応じて選択
的に制御することを可能とした文字認識装置における認
識結果修正画面の表示方法を形成するものである。

作用 従って本発明によれば、認識に用いた文字列画像を必要
なときにテキスト画像に隣接した位置に表示し、前記文
字列画像上のカーソルで指示している文字認識結果に対
応する１文字分の範囲画像を変更し、前記範囲画像をカ
ーソル位置に対応するようにスクロールして表示すると
ともに、前記文字列画像を表示した状態で、テキストカ
ーソル位置の移動に対応して文字列画像をスクロールさ
せる方法であるから、見比べる画像が近い位置に表示さ
れるので目の移動が少なくてすみ修正作業が行い易くな
る。

画像の表示が必要な場合は、分離文字や接触文字など前
後の文字にも影響が及び、前後の文字の画像の表示も必
要であることが一般的であるから、そこで文字列画像の
表示であれば画像表示制御コードの入力回数も必要最小
限ですむ。

また、文字列画像をスクロールさせることにより表示手
段の表示領域のサイズを制限しない。

実施例 本発明を実施例を示して詳細に説明する。

第３図は本発明の一実施例の文字認識装置のブロック図
であり、認識結果修正画面の表示方法の前に先ずこの文
字認識装置の概要を説明する。

画像入力手段１は帳票上を光学的に走査して得られる１
文字列分の映像信号をデジタル信号に変換して出力する
。制御手段３により前述の記画像入力手段１から出力さ
れるデジタル信号は画像記憶手段２に転送され、文字列
画像として記憶される。

制御手段３は前述の記画像を文字認識手段６に転送し、
前述の記文字認識手段６は文字切りだしと切りだされた
い文字画像の認識を行い認識結果を出力する。

認識結果記憶手段７は、第３図（ｂ）に示すような文字
コード記憶部７１と文字切りだし位置記憶部７２と文字
幅記憶部７３とからなる。

制御手段３は前述の記文字認識手段６から受は取った認
識結果の文字コードと文字切りだし位置の値と文字幅の
値とを認識結果記憶手段７に転送し、認識結果記憶手段
７は転送された前述の記コードと値とを記憶する。ここ
で表示手段４はビデオメモリとテキストメモリとを備え
、テキスメモリに記憶されている文字コードから発生し
た画像と、指示しているテキスメモリでの位置を表示す
るカーソル画像と、前記ビデオメモリに記憶されている
画像とを重ねて表示する。

よって制御手段３が、前述の記認識結果記憶手段７に記
憶されている文字コードを表示手段４のテキストメモリ
に、また表示制御信号を表示手段４に送ることで、表示
手段４により認識結果の文字画像を表示する。

第２図（ａ）は本発明の第一実施例を示す流れ図であり
、第３図の文字認識装置を使って説明する。ここで０の
数字は第２図（ａ）の番号に対応させている。

いま表示手段には第１図（ａ）のようにテキスト画像と
カーソル画像のみが表示されている。

制御手段３は入力手段５から出力される画像制御コード
を検出する（ステップ１０、以下単に番号のみを示す）
。画像制御コードの入力が検出されると、制御手段３は
まず画像記憶手段２より文字列画像を読み出しく２０）
、表示手段４に転送する（３０）。

つぎに制御手段３は１表示手段４のテキストメモリ上で
のカーソル位置を検出し、認識結果記憶手段のアドレス
とする（４０）。さらに、認識結果記憶手段７からカー
ソル位置に対応する文字切りだし位置および文字幅を検
出しく５０）、表示手段４に転送する（６０）。そこで
表示手段４は、制御手段３から転送された文字列画像の
文字切りだし位置および、文字幅よりカーソル画像に対
応する１文字分の範囲画像の表示を変更する（７０）。

更に文字列画像を前記範囲画像がカーソル画像に対応す
る位置になるようにスクロールさせ、テキスト画像に隣
接した位置のビデオメモリ位置に書き込み表示する（８
０）。

表示画面は第１図（ｂ）の様に変わる。また第１図（Ｑ
）にはスクロールを行った例を示す。

第２図（ｂ）は本発明の第二の表示の実施例を示す流れ
図であり、前と同じく第３図の文字認識装置を使って説
明する。また以下の０内の数字は第２図（ｂ）の番号に
対応させている。

いま表示手段には第１図（ｂ）または（ｃ）のよう様に
表示されている。

制御手段３は入力手段５から出力されるカーソル移動制
御コードを検出する（１１０）。制御コードの入力が検
出されると、制御手段３はまず表示手段４のテキストメ
モリ上でのカーソル位置を移動しく１２０）、移動後の
カーソル位置を検出し、認識結果記憶手段のアドレスと
する（１３゜）。

つぎに認識結果記憶手段７からカーソル位置に対応する
文字切りだし位置および文字幅を検出しく１４０）、表
示手段４に転送する（１５０）。

そこで表示手段４は、制御手段３から転送された文字切
りだし位置および文字幅より、カーソル画像に対応する
１文字分の範囲画像の表示を変更する（１６０）。

更に文字列画像を前記範囲画像がカーソル画像に対応す
る位置になるようにスクロールさせる（１７ｏ）。表示
画面は第１図（ｄ）または（ｅ）のように変わる。

上述の説明における各手段は、メモリ、マイクロプロセ
ッサ、ディスプレイ、キーボード（またはマウス）、ス
キャナからなるパーソナルコンピュータシステムで行え
ることは言うまでもない。

また本発明は、認識に用いた画像の表示位置が固定であ
る必要はない。

発明の詳細 な説明したように本発明によれば、通常は文字認識結果
からのテキスト画像のみを表示し、必要な時点でテキス
ト画像に隣接した位置に文字認識に用いた文字列画像を
表示できるので、誤読修正の際に必要な画像の見比べが
容易になるという効果がある。

また、スクロールを行うことにより、文字列画像であっ
ても表示手段の表示領域のサイズに制限されない。

そして上記の制御方法によれば、画像表示の変更および
スクロールは認識に必要である情報のみにより制御が可
能である。さらにシステムに応じて修正可能な行数の設
定を容易に行えるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の文字認識装置における認識
修正画面を示す図で、（ａ）は初期状態での修正画面で
あって文字認識結果の文字コードからのテキスト画像の
みを表示している図である。第１図（ｂ）および（Ｃ）
は各々のテキストカーソル位置で画像表示制御コードが
入力されたときの表示を示す図、（ｄ）および（ｅ）は
それぞれ（ｂ）および（Ｑ）において右方向にカーソル
を移動したときの表示の変更を示す図である。第２図は
本発明の画像表示の方法の一実施例を示す流れ図で、（
ａ）は画像制御コードを検出する流れ図、（ｂ）はカー
ソル移動制御コードを検出する流れ図、第３図（ａ）は
実施例に対する文字認識のブロック図の一例を示す図、
第３図（ｂ）は第３図（ａ）の認識結果記憶手段７の内
部をさらに詳細に示した図である。第４図（、）は上記
実施例における表示画面の構成を示す図で、第４図（ｂ
）−１は分離文字による誤読が生じた場合の認識修正画
面を示す図、（ｂ）−２はカーソルに対応する１文字分
の範囲画像を拡大したものを示す図で、（イ）は文字認
識結果の文字コードからのテキスト画像の表示エリア、
（ロ）はそれに対応する文字列画像の表示エリア、（ハ
）はカーソル画像、（ニ）はカーソル画像に対応する変
更された１文字分の範囲画像を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）帳票上を光学的に走査して得られる映像信号をデ
   ジタル信号に変換して出力する画像入力手段と、前記画
   像入力手段から出力されるディジタル信号を記憶する画
   像記憶手段と、認識対象範囲の座標や文字コードや各種
   の制御コード等を入力する入力手段と、前記画像記憶手
   段から読みだされた認識対象の画像に対して文字切り出
   しと切り出された文字画像の認識を行い認識結果を出力
   する文字認識手段と、前記文字認識手段から出力される
   文字認識結果を記憶する認識結果記憶手段と、ビデオメ
   モリとテキストメモリを有し、前記テキストメモリに記
   憶されている文字コードから発生した画像と、指定して
   いるテキストメモリでの位置を表示するカーソル画像と
   、前記ビデオメモリに記憶している画像とを重ねて表示
   する表示手段と、前記各手段間の信号の授受を制御する
   制御手段とを備える文字認識装置において、 前記制御手段によって、ユーザーが粗い分解能での画像
   を見ながら前記入力手段から入力した認識対象範囲の座
   標値を使って認識対象内の各文字列位置座標を検出し、
   前記文字列位置座標により前記画像入力手段の走査位置
   を制御して１文字列毎の画像を入力するとともに文字認
   識を行い、文字認識結果と認識に用いた画像とを前記表
   示手段に表示するよう制御し同時に、前記認識結果のテ
   キスト画像と認識に用いた文字列画像とを隣接して表示
   することと、テキストメモリ上でのカーソル位置に対応
   した文字列画像上の１文字分の範囲画像を変更して表示
   することと、文字列画像が表示手段の表示範囲を越える
   場合には文字列画像をテキストメモリ上でのカーソル位
   置に対応してスクロール表示することとを必要に応じて
   選択的に制御することを特徴とした文字認識装置におけ
   る認識結果修正画面の表示方法。 （２）前記１文字分の範囲画像の変更は反転することを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の文字認識装置に
   おける認識結果修正画面の表示方法（３）前記１文字分
   の範囲画像の変更はブリンクさせることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の文字認識装置における認識結
   果修正画面の表示方法。 （４）前記１文字分の範囲画像の変更は表示色を変える
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の文字認識
   装置における認識結果修正画面の表示方法。 （５）前記カーソル画像と文字列画像のスクロールの対
   応関係は、カーソル位置とそれに対応する範囲画像が隣
   接することを特徴とする特許請求の範囲第１項、第２項
   、第３項及び第４項記載の文字認識装置における認識結
   果修正画面の表示方法（６）前記カーソル画像と文字列
   画像のスクロールの対応関係は、カーソル位置に対応す
   る範囲画像が表示手段の表示範囲を越えないことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項、第２項、第３項及び第４
   項記載の文字認識装置における認識結果修正画面の表示
   方法。