JP3113747B2 - 文字認識装置及び文字認識方法 - Google Patents

文字認識装置及び文字認識方法

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JP3113747B2
JP3113747B2 JP04284357A JP28435792A JP3113747B2 JP 3113747 B2 JP3113747 B2 JP 3113747B2 JP 04284357 A JP04284357 A JP 04284357A JP 28435792 A JP28435792 A JP 28435792A JP 3113747 B2 JP3113747 B2 JP 3113747B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、命令入力手段として入
力ペンとタブレットとを用いた文字認識装置及び文字認
識方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、文字認識装置を利用して文字や図
形などを含む文書の修正・編集作業が一般的に行われて
いる。従来の文字認識装置は、文字領域の指定やコマン
ドの指定等の座標位置入力手段としてマウスを用いてい
た。例えば、表示画面上に表示された入力画像中から特
定の文字領域を抽出する場合には、使用者は、マウスを
移動させて画面上のカーソルマークを矩形領域の始点と
終点とに移動させて矩形領域を指定することによって、
この矩形領域に囲まれた範囲内の文字領域を抽出するよ
うに操作していた。
【0003】また、認識動作の実行や認識データの編集
等を指示する場合には、予め表示されたメニューボタン
または、使用者からの何らかの指示をきっかけに表示さ
れるメニューボタンをマウスでクリックする操作を行っ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
文字認識装置に対しては、指示入力操作や編集命令入力
操作等の操作性の向上が要求されている。従来の文字認
識装置に使用されているマウスは、キーボードに比べて
操作が容易であるが、入力画像中の領域指定は矩形領域
に限定されており、またマウスの形状が扱いにくいと感
じられる場合があるなど、使用者にとって必ずしも扱い
易い装置ではなかった。
【0005】したがって、本発明は上記問題点に鑑みて
なされたもので、特定の画像領域の認識動作や編集動作
の指示操作性に優れた文字認識装置及び文字認識方法を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る文
字認識装置は、座標位置を入力するためのペンと、座標
読み取り領域を有し、この座標読み取り領域上で動かさ
れる前記ペンの軌跡の座標値を読み取るタブレットと、
文字領域を含む文書の画像データを入力する入力手段
と、前記タブレットの座標読み取り領域と対応付けられ
た表示領域を有する表示手段と、前記表示領域に前記画
像データを表示させる画像表示手段と、入力された画像
データを表示領域に表示しているとき領域抽出モードに
あり、この領域抽出モードにおいて、使用者が前記ペン
で前記タブレットの座標読み取り領域上を閉曲線を描く
ようになぞると、前記ペンで指定された閉曲線で囲まれ
た範囲に基づいて上下左右の各方向への走査の各開始点
を定め、各開始点から対応する方向へ走査を行って前記
画像データに表された文字行列間の区切りを検出し、検
出した各区切りを上下左右の各境界として当該各境界で
矩形に囲まれるM行N列分の文字領域を特定し、当該文
字領域の画像データを抽出するように制御する制御手段
と、前記制御手段により抽出された文字領域の画像デー
タを文字コードに変換するデータ変換手段と、抽出され
た文字領域を前記表示手段の表示領域に表示する抽出文
字列表示手段とを備えている。
【0007】請求項2の発明に係る文字認識装置では、
請求項1の文字認識装置に対して、さらに表示手段の表
示領域が、タブレットの座標読み取り領域に重複するよ
うにタブレットに設けられている。請求項3の発明に係
る文字認識装置では、請求項2の文字認識装置に対し
て、制御手段が、画像データ中において各走査方向に白
画素が所定量以上連続する位置を当該方向についての文
字行列間の区切りとして検出するように制御動作を行
う。
【0008】請求項4の発明に係る文字認識装置では、
請求項2の文字認識装置に対して、制御手段が、領域抽
出モードにあるときに、使用者がペンを用いてタブレッ
トの座標読み取り領域上に閉曲線を描くようになぞる
と、前記ペンで指定された閉曲線で囲まれた範囲の最上
端、最下端、最左端及び最右端をそれぞれ上下左右の各
方向への走査の各開始点として定めて前記走査を行うこ
とにより前記M行N列分の文字領域を特定し、当該文字
領域の画像データを抽出するように制御動作を行う。
【0009】請求項5の発明に係る文字認識装置では、
請求項1ないし4の文字認識装置に対して、さらに制御
手段が、領域抽出モードと文字編集モードとに切り換え
可能であり、領域抽出モードにおいてペン操作により領
域抽出処理が行われ、文字編集モードにおいては、使用
者がペンを用いてタブレット上に行う描画操作をコマン
ド入力として認識するように制御動作を行う。
【0010】請求項6の発明に係る文字認識装置は、請
求項5の文字認識装置に対して、さらに、識別されたコ
マンドに基づいて、抽出された前記文字領域の文字デー
タの編集処理を行う編集手段を備えている。請求項7の
発明は、入力ペンとタブレットを用いて、表示装置に表
示された画像中から所望の文字認識対象となる文字領域
を抽出する文字認識方法であって、表示された画像中の
所望の文字領域の少なくとも一部を含むように、使用者
が入力ペンを用いてタブレットの座標読み取り領域上に
描いた閉曲線の位置を取得する入力受付ステップと、前
記閉曲線で囲まれた範囲に基づいて上下左右の各方向へ
の走査の各開始点を定め、各開始点から対応する方向へ
走査を行って白画素が所定量以上連続する位置を前記画
像データに表された文字行列間の区切りとして検出し、
検出した各区切りを上下左右の各境界として当該各境界
で矩形に囲まれるM行N列分の文字領域を特定し、当該
文字領域の画像データを文字認識対象の領域として抽出
する文字領域抽出ステップとを備えている。
【0011】
【0012】
【作用】請求項1に係る文字認識装置は、座標認識手段
としてタブレットとペンを備え、タブレットの座標読み
取り領域上をペンでなぞる動作によって紙に鉛筆書きす
るような感覚で任意形状の図形描画が可能である。そし
て、制御手段は、領域抽出モードでは、ペン入力された
描画領域を認識して、この領域に対応する画像データを
抽出する。
【0013】請求項2の文字認識装置は、タブレットの
座標読み取り領域と表示画面が重複しているため、ペン
を用いた画像抽出領域の指定が容易に行える。請求項3
の文字認識装置は、ペンで描かれた閉曲線に囲まれた範
囲に基づいて決定した走査開始点から上下左右方向に白
画素が所定量連続する部分を文字行列間の区切りとして
検出し、上下左右の各区切りを境界とする矩形範囲内の
文字行列の画像データを抽出することができる。請求項
4の文字認識装置は、ペンを用いて閉曲線で大まかな領
域が描かれると、その領域を含む文字行列の画像データ
を抽出するので、抽出しようとする領域が正確に指定さ
れなくても、所望の領域を抽出することができる。請求
項7の文字認識方法は、ペンを用いて閉曲線で大まかな
領域が描かれると、文字行列間の区切りを検出すること
により文字認識対象の領域を特定することができる。
【0014】請求項5及び請求項6の文字認識装置は、
制御手段によって文字編集モードに切り換わると、ペン
を用いて入力された描画図形をコマンド入力信号として
受取り、その図形パターンを識別してコマンドが判断さ
れ、領域抽出モードで抽出された文字データに対して入
力コマンドに対応した編集処理が行われる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例による文字認識装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明
の実施例における文字認識装置の構成を示すブロック図
である。図1を参照して、本発明による文字認識装置
は、大別して、画像データを入力するための画像入力部
10と、入力画像データを記憶する画像データ記憶部1
1と、座標入力用のペン12と、ディスプレイ付きタブ
レット13と、画像データの抽出・編集動作を制御する
制御部とを有する。
【0016】画像入力部10は、外部ファイルやスキャ
ナ等から画像データを読み込む動作を行う。画像データ
記憶部11は、入力された画像データを文字などの表示
対象の黒画素を1、背景の白画素を0で示した2値のド
ットパターンで記憶する。ディスプレイ付きタブレット
13は、画像を表示する画面を有し、この画面上をペン
12でポインティングしたりなぞったりすることによ
り、ペン12の軌跡座標値が読み取られる。このディス
プレイ付きタブレット13は、表示画像上を直接ペン1
2で指定することができるため、紙に鉛筆書きするよう
な感覚で操作でき、操作性に優れている。
【0017】制御部は、主に領域抽出モード時に動作す
る認識対象画像データ抽出手段15、抽出文字列認識手
段16、抽出文字列表示手段17と、主に文字編集モー
ド時に動作するジェスチャ認識手段18、抽出文字列編
集手段19とから構成される。なお、後で詳述するが、
領域抽出モードは入力された画像データの中から所望の
文字列の画像データを抽出して表示する動作モードであ
り、文字編集モードは、入力ペンでコマンドを入力し、
抽出した文字列に対して種々の編集動作を行う動作モー
ドである。
【0018】認識対象画像データ抽出手段15は、使用
者がペン12で指示したタブレット13のディスプレイ
上の領域座標を受取り、この領域に対応する文字領域の
画像データを入力された画像データ中から抽出して抽出
文字列認識手段16に出力する。抽出文字列認識手段1
6は、抽出された文字領域の画像データを文字単位で認
識し、文字コードに変換し、抽出文字列表示手段17に
出力するとともに保持する。
【0019】抽出文字列表示手段17は、抽出した文字
列をタブレット13のディスプレイ上に入力画像とは異
なる表示領域、例えば異なるウインドウ等に表示する。
ジェスチャ認識手段18は、文字編集モードにおいて、
抽出文字列の表示領域に対して入力ペン12による描画
入力動作が行われた場合に、描画図形から対応するコマ
ンドを解釈する。
【0020】抽出文字列編集手段19は、ジェスチャ認
識手段18で認識したコマンドの内容に応じて抽出文字
列に種々の編集動作を行う。編集結果は、抽出文字列表
示手段17によってディスプレイ上に表示される。次
に、この文字認識装置の動作について説明する。図2な
いし図4は、文字認識装置の動作手順を示す動作フロー
である。図2に示すように、この文字認識装置の動作
は、主に文字領域抽出動作と文字編集動作に分けられ、
図3に文字領域抽出動作のフローが、また図4に文字編
集動作のフローが示されている。
【0021】まず、文字領域認識動作(領域抽出モー
ド)について説明する。画像入力手段10は、スキャナ
あるいはファイルから文字列を含む画像を読み込む(画
像入力ステップ)。画像記憶手段11は、画像入力手段
10で読み込んだ画像を、文字などの黒画素を1、背景
の白画素を0とした2値データで記憶する。
【0022】画像表示手段14は画像記憶手段11で記
憶している画像データをディスプレイつきタブレット1
3のディスプレイ上に表示する(画像表示ステップ)。
使用者は、ディスプレイつきタブレット13に表示され
た画像中で、認識したい文字を含む画像領域を、ペン1
2を用いて抽出する。ここで、文字画像領域の抽出方法
には2つの方法がある。
【0023】まず第1の方法について、図5を用いて説
明する。図5(a)に示すように、使用者は、入力ペン
12を用いて画面上の抽出すべき文字領域の周囲を囲む
不定形閉曲線20を描く。認識対象画像データ抽出手段
15は、不定形閉曲線20の軌跡の座標値等を求める。
そして、図5(b)に示すような、入力画像領域と同じ
大きさであって、不定形閉曲線の内部の全ての画素が黒
画素であることを示す「1」であり、不定形閉曲線の外
部の全ての画素が白画素であることを示す「0」から構
成される選択領域画像データを作成する。その後、入力
画像データと選択領域画像データとの画素毎の論理積を
とることにより、不定形閉曲線20で囲まれた領域以外
の画素が白画素に変換され、図5(c)に示すように、
不定形閉曲線20の内部の画像データのみが抽出され
る。
【0024】さらに、第2の方法について図6を用いて
説明する。図6(a)に示すように、使用者は、ディス
プレイつきタブレット13に表示された画像中で、抽出
したい文字領域の一部にペン12を用いて不定形閉曲線
21の印をつける。認識対象画像データ抽出手段15
は、不定形閉曲線21の座標情報を受け取って以下のよ
うに処理を行う。図6(b)を参照して、認識対象画像
データ抽出手段15は、まず不定形閉曲線21のx座標
の最小値xmin、最大値xmax、y座標の最小値y
min、最大値ymaxを求める。次に、y座標の最小
値yminを起点として、不定形閉曲線のx座標の最小
値xminから最大値xmaxまでの範囲を上へ走査し
て、xminからxmaxまでの範囲の画素が全てが白
画素「0」となる画素の行が、初めてNy行以上連続し
たy座標を認識対象領域の上限のy座標ysとする。同
様に、y座標の最大値ymaxを起点として、不定形閉
曲線のx座標の最小値xminから最大値xmaxまで
の範囲を下へ走査して、xminからxmaxまでの範
囲の画素が全てが白画素「0」になる画素の行が、初め
てNy行以上連続したy座標を認識対象領域の下限のy
座標yeとする。
【0025】今度は、x座標の最小値xminを起点と
して、不定形閉曲線のy座標の最小値yminから最大
値ymaxまでの範囲を左へ走査して、yminからy
maxまでの範囲の画素が全てが白画素「0」となる画
素の行が、初めてNx行以上連続したx座標を認識対象
領域の上限のx座標xsとする。同様に、x座標の最大
値xmaxを起点として、不定型閉曲線のy座標の最小
値yminから最大値ymaxまでの範囲を右へ走査し
て、yminからymaxまでの範囲の画素が全てが白
画素「0」になる画素の行が、初めてNx行以上連続し
たx座標を認識対象領域の下限のx座標xeとする。そ
して、上限、下限のy座標、左限、右限のx座標で囲ま
れた画像ブロックを抽出文字領域の画像データとして抽
出する。
【0026】なお、第2の方法の他の例として、上下限
及び左右限の走査は、不定形閉曲線21の重心位置(G
x、Gy)から開始してもよい。また、左右限の走査開
始の起点をxmin、xmaxとし、上下限の走査開始
の起点を重心位置Gyとしてもよい。さらに、走査領域
の幅や走査の順序は任意に設定してもよい。このように
して抽出された文字領域の画像データは、抽出文字列認
識手段16によって、画素単位の画像データから文字コ
ードに変換され保持される。
【0027】抽出文字列表示手段17は、抽出文字列認
識手段16で抽出された文字列をタブレット13のディ
スプレイの画面上に表示する(抽出文字領域の表示ステ
ップ)。以上が領域抽出モードでの動作である。つぎ
に、文字編集動作について説明する。この動作モードで
は、使用者がペン12でタブレット上をなぞって描画す
る動作(この動作をジェスチャと称する)からコマンド
を認識して、抽出された文字列に対して種々の編集動作
が行われる。
【0028】まず、タブレット13のディスプレイ画面
上の抽出文字列表示領域をペン12でなぞる動作はジェ
スチャとして受け付けられるように設定される。そし
て、使用者がペン12で予め定められた図形をなぞる
と、その図形の座標値等の軌跡データがジェスチャ認識
手段18に与えられる。ジェスチャ認識手段18は、ジ
ェスチャの意味を解釈して所定の処理コマンドを識別し
て、抽出文字列編集手段19に処理命令を与える。ここ
で、図7は、ジェスチャ形状の例を示す図である。図
中、矢印はジェスチャの筆跡の向きを示している。
【0029】図7(a)に例示するようなジェスチャA
が描かれた場合、ジェスチャ認識手段18は、抽出文字
列編集手段19にジェスチャAが描かれたこととジェス
チャAの開始座標及び終了座標とを通知する。抽出文字
列編集手段19は、ジェスチャの開始座標及び終了座標
とから、抽出文字列中のどの文字又は文字列が対象とな
るかを計算し、例えば、該当文字を反転表示するなどし
て選択されたことを表示する。
【0030】また、ジェスチャAに続いて図7(b)に
例示するようなジェスチャBが描かれた場合、ジェスチ
ャ認識手段18は文字列の次候補への変換コマンド入力
と認識する。そして、抽出文字列編集手段19は、ジェ
スチャAによって選択されている文字を次候補に訂正す
る。次候補とは現在表示されている候補文字の次に確か
らしい候補文字である。
【0031】さらに、図7(c)に例示するようなジェ
スチャCの場合には、選択されている文字または文字列
の選択候補を画面上に全て表示する。さらに、図7
(d)に例示するようなジェスチャDの場合には、選択
されている文字又は文字列を削除する。このような編集
処理が行われた後、編集後の抽出文字列が抽出文字列表
示手段17によってタブレット13のディスプレイ上に
表示される。
【0032】さらに、使用者の指示によって次の処理が
行われる。なお、上記実施例で説明したジェスチャは例
示に過ぎず、種々の図形をコマンドと関連付けて使用す
ることができる。また、上記実施例では、ディスプレイ
付きタブレットを使用したが、タブレットと分離したデ
ィスプレイ装置を使用してもかまわない。
【0033】
【発明の効果】このように、本発明の文字認識装置は、
座標入力手段としてペンとタブレットを備え、領域抽出
モード時には、タブレット上をペンでなぞることによっ
て、画像表示手段に表示された画像上の所望の領域の画
像データを抽出するように制御されるので、鉛筆書きの
感覚で不定形閉曲線を用いた領域抽出指示が行え、文字
認識動作の操作性が向上する。
【0034】また、文字編集モードでは、抽出した文字
領域の表示画面に対してペンを用いた描画動作をコマン
ド入力として受けとるように構成されているので、簡便
な描画動作で文字列の編集動作の指示を容易に行わせる
ことができる。さらに、請求項7及び8に係る発明で
は、ペンでタブレット上に不定形閉曲線を描画すること
によって、所望の文字領域を認識することができるの
で、複雑な領域指定や大まかな領域指定が可能となり、
操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における文字認識装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1に示す文字認識装置の動作手順を示すメイ
ンフロー図である。
【図3】図1に示す文字認識装置の動作手順を示すサブ
フロー図である
【図4】図1に示す文字認識装置の動作手順を示すサブ
フロー図である
【図5】本発明の文字認識装置の文字領域抽出動作の一
例を説明するための模式図である。
【図6】本発明の文字認識装置の文字領域抽出動作の他
の例を説明するための模式図である。
【図7】ジェスチャの形状の例を示す図である。
【符号の説明】
10 画像入力手段 11 画像記憶手段 12 ペン 13 ディスプレイつきタブレット 14 画像表示手段 15 認識対象画像データ抽出手段 16 抽出文字列認識手段 17 抽出文字列表示手段 18 ジェスチャ認識手段 19 抽出文字列編集手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中尾 一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−340681(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/03 G06K 9/62

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座標位置を入力するためのペンと、 座標読み取り領域を有し、この座標読み取り領域上で動
    かされる前記ペンの軌跡の座標値を読み取るタブレット
    と、 文字領域を含む文書の画像データを入力する入力手段
    と、 前記タブレットの座標読み取り領域と対応付けられた表
    示領域を有する表示手段と、 前記表示領域に前記画像データを表示させる画像表示手
    段と、 入力された画像データを表示領域に表示しているとき領
    域抽出モードにあり、この領域抽出モードにおいて、使
    用者が前記ペンで前記タブレットの座標読み取り領域上
    閉曲線を描くようになぞると、前記ペンで指定された
    閉曲線で囲まれた範囲に基づいて上下左右の各方向への
    走査の各開始点を定め、各開始点から対応する方向へ走
    査を行って前記画像データに表された文字行列間の区切
    りを検出し、検出した各区切りを上下左右の各境界とし
    て当該各境界で矩形に囲まれるM行N列分の文字領域を
    特定し、当該文字領域の画像データを抽出るように制
    御する制御手段と、 前記制御手段により抽出された文字領域の画像データを
    文字コードに変換するデータ変換手段と、 抽出された文字領域を前記表示手段の表示領域に表示す
    る抽出文字列表示手段とを備えた、文字認識装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段の表示領域は、 前記タブレットの座標読み取り領域に重複するように前
    記タブレットに設けられていることを特徴とする、請求
    項1記載の文字認識装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、画像データ中において
    前記走査方向に白画素が所定量以上連続する位置を当該
    方向についての文字行列間の区切りとして検出すること
    を特徴とする、請求項2記載の文字認識装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、領域抽出モードにある
    ときに、使用者が前記ペンを用いて前記タブレットの座
    標読み取り領域上に曲線を描くようになぞると、前記
    ペンで指定された閉曲線で囲まれた範囲の最上端、最下
    端、最左端及び最 右端をそれぞれ上下左右の各方向への
    走査の各開始点として定めて前記走査を行うことにより
    前記M行N列分の文字領域を特定し、当該文字領域の画
    像データを抽出するように制御することを特徴とする、
    請求項2記載の文字認識装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、領域抽出モードと文字
    編集モードとに切り換え可能であり、前記領域抽出モー
    ドにおいてペン操作により領域抽出処理が行われ、文字
    編集モードにおいては、使用者が前記ペンを用いて前記
    タブレット上に行う描画操作をコマンド入力として認識
    することを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいず
    れかに記載の文字認識装置。
  6. 【請求項6】 該文字認識装置は、さらに、 識別されたコマンドに基づいて、抽出された前記文字領
    域の文字データの編集処理を行う編集手段を備えること
    を特徴とする、請求項5記載の文字認識装置。
  7. 【請求項7】 入力ペンとタブレットを用いて、表示装
    置に表示された画像中から所望の文字認識対象となる
    字領域を抽出する文字認識方法であって、 表示された画像中の所望の文字領域の少なくとも一部を
    含むように、使用者が入力ペンを用いてタブレットの座
    標読み取り領域上に描いた閉曲線の位置を取得する入力
    受付ステップと、前記閉曲線で囲まれた範囲に基づいて上下左右の各方向
    への走査の各開始点を定め、各開始点から対応する方向
    へ走査を行って白画素が所定量以上連続する位置を前記
    画像データに表された文字行列間の区切りとして検出
    し、検出した各区切りを上下左右の各境界として当該各
    境界で矩形に囲まれるM行N列分の文字領域を特定し、
    当該文字領域の画像データを文字認識対象の領域として
    抽出する文字領域抽出 ステップとを備えた、文字認識方
    法。
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