JPH11109967A - 電子楽器のデータ入力装置及びデータ入力方法 - Google Patents

電子楽器のデータ入力装置及びデータ入力方法

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JPH11109967A
JPH11109967A JP9281430A JP28143097A JPH11109967A JP H11109967 A JPH11109967 A JP H11109967A JP 9281430 A JP9281430 A JP 9281430A JP 28143097 A JP28143097 A JP 28143097A JP H11109967 A JPH11109967 A JP H11109967A
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JP
Japan
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screen
data
data input
musical instrument
electronic musical
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JP9281430A
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Inventor
Toru Suzuki
亨 鈴木
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単且つ迅速に電子楽器にデータを入力するこ
とのできるデータ入カ装置及びデータ入力方法を提供す
る。 【解決手段】複数の画面を切り換えて表示するディスプ
レイユニット21と、該ディスプレイユニットに表示さ
れた画面上の領域を指定するタッチパネル22と、前記
複数の画面から選ばれた任意の数の画面上の、該タッチ
パネル段で指定された領域の内容を合成して新たな画面
を生成する新画面生成手段10と、該新画面生成手段で
生成された新たな画面上の領域であって、前記タッチパ
ネルによって指定された領域に対応するデータを生成し
て電子楽器に入力するデータ入力手段10、とを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子楽器にデータ
を入力するためのデータ入力装置及びデータ入力方法に
関し、特にディスプレイ装置を利用して電子楽器にデー
タを入力する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子楽器にデータを入力するため
に、ディスプレイ装置の表示面に透明なタッチパネルを
載せたデータ入力装置が用いられている。このデータ入
力装置においては、ディスプレイ装置に表示された絵や
文字に(厳密には、タッチパネル上の絵や文字に対応す
る位置に)指がタッチされることにより、それら絵や文
字に対応するデータが電子楽器に入力される。
【0003】より具体的には、電子楽器に電源が投入さ
れると、そのディスプレイ装置には初期画面が表示され
る。この初期画面には、例えばユーザの入力操作を補助
する案内メッセージが表示されると共に、「音色」、
「音量」、「エフェクト」、「リズム」、「自動伴奏」
等といったパラメータの設定が要求される項目が、例え
ばボタン形式で表示される。この状態で、ユーザが案内
メッセージに従って、ディスプレイ装置に表示されたボ
タンの中の1つにタッチすると、そのボタンに対応した
画面が表示される。
【0004】例えば、「音色」のボタンがタッチされる
と、ディスプレイ装置の画面は、「ピアノ」、「バイオ
リン」、「フルート」等といった音色名及び「リター
ン」という項目がボタン形式で表示された音色選択画面
に変わる。この音色選択画面で何れかの音色名のボタン
がタッチされると、その音色名に対応する音色が電子楽
器に設定される。
【0005】一方、上記音色選択画面で、「リターン」
のボタンがタッチされると、ディスプレイ装置の画面は
初期画面に戻る。このように、従来の電子楽器のデータ
入力装置によれば、ユーザは、案内メッセージを見なが
ら所望のボタンにタッチすることにより所望のデータを
電子楽器に入力できるので、デジタル入力操作を簡単且
つ迅速に行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したでは、説明を
簡単にするために、所望の音色を選択するために初期画
面及び音色選択画面といった2つの画面が使用される場
合について説明したが、実際の電子楽器に適用されるデ
ータ入力装置では、画面のネスティングレベルは更に深
いのが一般的である。これは、電子楽器は多数の機能を
有する反面、それに搭載されるディスプレイ装置の大き
さは制限されるので一度に表示できる絵や文字の数が制
限され、多数の機能に対応した多種類のデータを入力す
るためにはネスティングレベルを深くせざるを得ないか
らである。
【0007】従って、このような従来の電子楽器のデー
タ入力装置では、例えば初心者のように、多数の機能の
中の一部しか使用しないユーザにとって、多くの画面は
不要であるばかりでなく、これらの画面が存在すること
により、所望の画面に到達することが困難になってい
る。また、このデータ入力装置では、所望のデータを入
力するための画面に到達までに多くの画面を行き来しな
ければならないので、初心者のみならず熟練者であって
もデータ入力に手間がかかるという問題が発生してい
る。
【0008】本発明は、かかる従来の間題を解決するた
めになされたものであり、簡単且つ迅速に電子楽器にデ
ータを入力することのできるデータ入カ装置及びデータ
入力方法を提供することを自的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の電子楽器のデータ入力装置は、複数の画面
を切り換えて表示するディスプレイ手段と、該ディスプ
レイ手段に表示された画面上の領域を指定する指定手段
と、前記複数の画面から選ばれた任意の数の画面上の、
該指定手段で指定された領域の内容を合成して新たな画
面を生成する新画面生成手段と、該新画面生成手段で生
成された新たな画面上の領域であって、前記指定手段に
よって指定された領域に対応するデータを生成して電子
楽器に入力するデータ入力手段、とを備えている。
【0010】上記ディスプレイ手段としては、例えばL
CDディスプレイ装置、CRTディスプレイ装置、プラ
ズマディスプレイ装置、その他の種々のディスプレイ装
置を使用することができる。1つの画面とは、通常のサ
イズでディスプレイ手段に一度に表示される内容をい
う。また、画面上の領域とは、画面全体又は画面の一部
をいう。各領域には、絵、文字、数字、記号等が表示さ
れる。
【0011】この構成によれば、ユーザは、複数の画面
の中の自分に必要な領域の内容のみを合成した新たな画
面を作成できる。従って、ユーザが通常使用する機能に
対応する画面の一部分だけを集めた独自の画面を作成で
きるので、この独自の画面を用いれば従来のように複数
の画面を行き来する必要がなく、簡単且つ迅速に電子楽
器にデータを入力することが可能になる。
【0012】このデータ入力装置の前記新画面生成手段
は、前記ディスプレイ手段の表示面の所定領域に、該デ
ィスプレイ手段の表示面の他の領域に縮小表示された画
面上の、前記指定手段で指定された領域の内容が複写さ
れることにより新たな画面を生成するように構成でき
る。この場合、ディスプレイ手段の表示面に形成される
領域の数は任意であり、複数の領域の中の1つを「所定
領域」として使用することができる。また、他の領域に
は画面が縮小表示されるので、この縮小表示された画面
の中の、指定手段で指定された領域の内容を上記所定領
域に複写した場合、該指定手段で指定された領域の内容
は、所定領域でも縮小表示される。
【0013】この構成によれば、ユーザは、複数の画面
の中の自分に必要な領域の内容を所定領域に複写するだ
けで新たな画面を作成できるので、新たな画面の作成が
容易になる。また、縮小表示された画面の一部分を複写
することができるので、所定領域に形成される最終的な
画面レイアウトを把握でき、新たな画面の生成が簡単に
なる。
【0014】また、本発明の電子楽器のデータ入力装置
は、前記新画面生成手段で生成された新たな画面をアイ
コンとして表示させる表示制御手段を更に備えて構成で
きる。この構成によれば、通常はユーザが作成した新た
な画面をアイコンとして表示しておき、必要に応じてそ
のアイコンに対応する、ユーザが作成した画面を表示さ
せることができるので、ディスプレイ手段の表示面を有
効に利用することができる。
【0015】更に、前記指定手段としてはタッチパネル
を用いることができる。しかし、前記指定手段はタッチ
パネルに限らず、例えばマウス、コントロールボール、
ジョイスティック、キーボード、スイッチ等といった画
面上の領域をカーソルを用いて指定できる種々の装置を
用いることもできる。
【0016】また、本発明の電子楽器のデータ入力方法
は、上記目的を達成するために、複数の画面を切り換え
て表示するディスプレイ手段と、該ディスプレイ手段に
表示された画面上の領域を指定する指定手段、とを有
し、前記複数の画面から選ばれた任意の数の画面上の、
該指定手段で指定された領域の内容を合成して新たな画
面を生成し、該生成された新たな画面上の領域であっ
て、前記指定手段によって指定された領域に対応するデ
ータを生成して電子楽器に入力するように構成される。
【0017】この場合、前記新たな画面は、前記ディス
プレイ手段の表示面の所定領域に、該ディスプレイ手段
の表示面の他の領域に縮小表示された画面上の、前記指
定手段で指定された領域の内容が複写されることにより
生成されるように構成できる。また、前記生成された新
たな画面をアイコンとして表示させるステップを更に備
えて構成できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
データ入力装置を、図面を参照しながら詳細に説明す
る。以下においては、ディスプレイ手段としてLCDデ
ィスプレイ装置が、指定手段としてタッチパネルがそれ
ぞれ使用され、新画面生成手段及びデータ入力手段とし
て中央処理装置(以下、「CPU」という)が使用され
るものとする。また、この実施の形態では、電子楽器に
組み込まれているデータ入力装置について説明するが、
このデータ入力装置は独立した装置として構成すること
もできる。
【0019】図1は、本発明の実施の形態に係るデータ
入力装置が適用された電子楽器の構成を示すブロック図
である。この電子楽器においては、CPU10、プログ
ラムメモリ11、ワークメモリ12、画面データメモリ
13、操作パネル14、キーボード15及び楽音発生回
路16がシステムバス30を介して相互に接続されてい
る。システムバス30は、上記各要素間で、例えばアド
レス、データ、制御信号等を送受する。
【0020】CPU10は、プログラムメモリ11に記
憶されている制御プログラムに従って動作する。このC
PU10は、電子楽器及びデータ入力装置としての各種
機能を実現するための処理を行う。このCPU10によ
って行われる処理については、後にフローチャートを参
照しながら詳細に説明する。
【0021】プログラムメモリ11は、例えばリードオ
ンリメモリ(以下、「ROM」という)で構成されてい
る。このプログラムメモリ11には、上述した制御プロ
グラムの他に、CPU10が使用する種々の固定デー
タ、楽音パラメータ等が記憶されている。楽音パラメー
タは楽音発生回路16に供給され、所定の音を発生させ
るために使用される。この楽音パラメータは、例えば音
色及び鍵域毎に複数設けられており、各楽音パラメータ
は、例えば波形アドレス、周波数データ、エンベロープ
データ、フィルタ係数等で構成されている。
【0022】なお、このプログラムメモリ11はランダ
ムアクセスメモリ(以下、「RAM」という)で構成す
ることもできる。この場合、例えば電源投入時に、例え
ばフロッピーディスク、ICカード、CD−ROM等に
記憶された制御プログラム、楽音パラメータ等を該RA
Mにロードするように構成すればよい。
【0023】ワークメモリ12は、CPU10が処理を
行う際に使用する種々のデータを一時的に記憶する。こ
のワークメモリ12には、例えばレジスタ、カウンタ、
フラグ等が割り当てられている。この割当内容について
は、後に説明する。
【0024】画面データメモリ13は、例えばROMで
構成されている。この画面データメモリ13には、後述
するディスプレイユニット21に表示される画面を形成
する画面データが記憶される。画面データには絵、文
字、数字、記号等を表示するためのデータが含まれる。
【0025】操作パネル14には、パネルスイッチ2
0、ディスプレイユニット21及びタッチパネル22が
含まれている。パネルスイッチ20は、この電子楽器を
制御するための各種スイッチ、例えば自動演奏を開始さ
せる自動演奏スイッチ、電子楽器を初期状態に設定する
リセットスイッチ等で構成されている。各スイッチの設
定状態を示すデータは、パネルデータとしてCPU10
に供給される。なお、従来の電子楽器が有する音色選択
スイッチ、音量設定スイッチ、エフェクト選択スイッ
チ、テンポ設定スイッチ、リズム選択スイッチ等に相当
する機能は、後述するタッチパネル22及びディスプレ
イユニット21によって実現される。
【0026】上記ディスプレイユニット21としては、
例えばLCDディスプレイ装置、CRTディスプレイ装
置、プラズマディスプレイ装置、その他の種々のディス
プレイ装置を使用できるが、この実施の形態では、LC
Dディスプレイ装置が使用されるものとする。
【0027】タッチパネル22は透明のフィルムで構成
され、ディスプレイユニット21の表示面に設けられ
る。このタッチパネル22は、例えば指がタッチされた
位置のX座標値及びY座標値を出力する。なお、タッチ
がなされていない場合は、特殊データ、例えば全ビット
が「1」で成るデータを出力する。タッチパネル22と
しては周知の種々の方式のタッチパネル、例えば、抵抗
値や静電容量の変化で接触位置を検出するアナログ方式
のタッチパネル、メッシュ状に配列されたスイッチのオ
ン/オフにより接触位置を検出するデジタル方式のタッ
チパネル等を用いることができる。アナログ方式のタッ
チパネルの場合は、A/D変換器によりデジタルデータ
に変換されたデータが出力される。
【0028】キーボード15は、音程を指示するための
複数の鍵を有している。このキーボード15には、例え
ば2接点方式の鍵が用いられている。即ち、キーボード
15の各鍵は、押鍵又は離鍵に応じて開閉する2個のキ
ースイッチを有し、これら各キースイッチのオン/オフ
を示すキースイッチ信号に基づき各鍵のオン/オフ状態
を示すキーデータが生成される。また、上記両キースイ
ッチのオン又はオフの時間間隔に基づき鍵タッチの強さ
を示すタッチデータが生成される。これらキーデータ及
びタッチデータは、CPU10に送られる。CPU10
は、このキーデータ及びタッチデータに基づいて、押鍵
又は離鍵に応じた発音又は消音処理を行う。
【0029】楽音発生回路16は、複数の発音チャンネ
ルを有し、複数音を同時に発生できるようになってい
る。この楽音発生回路16には、図示しない波形メモリ
が含まれている。波形メモリは、例えばROMで構成さ
れ、複数の楽音パラメータのそれぞれに対応した複数の
波形データを記憶している。波形データは、例えば音信
号を電気信号に変換し、これをパルスコード変調(PC
M)することにより作成される。
【0030】楽音発生回路16は、CPU10からの発
音チャンネルを指定するデータ及び楽音パラメータに応
じてデジタル楽音信号を発生する。即ち、CPU10か
ら発音チャンネルを指定するデータと楽音パラメータを
受け取ると、指定された発音チャンネルでは、波形メモ
リから波形データが読み出され、これにエンベロープを
付加されてデジタル楽音信号が生成される。このデジタ
ル楽音信号は、D/A変換器17に供給される。
【0031】この楽音発生回路16には、D/A変換器
17が接続されている。D/A変換器17は、楽音発生
回路16からのデジタル楽音信号をアナログ楽音信号に
変換して増幅器18に送る。増幅器18は、受け取った
アナログ楽音信号を増幅してスピーカ19に送る。スピ
ーカ19は、増幅器18からのアナログ楽音信号を音響
信号に変換する。これにより、スピーカ19から楽音が
発生される。
【0032】次に、この実施の形態では、以下のレジス
タ、カウンタ、フラグ等がワークメモリ12に定義され
ている。 新パネルデータレジスタ:今回のスキャンでパネルス
イッチ20から読み込まれたパネルデータが格納され
る。 旧パネルデータレジスタ:前回のスキャンでパネルス
イッチ20から読み込まれたパネルデータが格納され
る。 新キーデータレジスタ:今回のスキャンでキーボード
15から読み込まれたキーデータが格納される。 旧キーデータレジスタ:前回のスキャンでキーボード
15から読み込まれたキーデータが格納される。 パネルイベントマップ:パネルイベントの有無を示す
データが格納される。 キーイベントマップ:キーイベントの有無を示すデー
タが格納される。 編集モードフラグ:電子楽器が編集モードにあるかど
うかが記憶される。
【0033】次に、上記のように構成された本発明の実
施の形態に係るデータ入力装置が適用された電子楽器の
動作を、図2〜図12の画面の構成例及び図13〜図1
7のフローチャートを参照しながら説明する。
【0034】(1)メイン処理 図13は、この電子楽器のメイン処理を示すフローチャ
ートである。このメイン処理ルーチンは、電源の投入に
より起動される。このメイン処理ルーチンが起動される
と、先ず、初期化処理が行われる(ステップS10)。
この初期化処理では、CPU10の内部がリセットされ
ると共に、ワークメモリ12に定義されているバッフ
ァ、レジスタ、カウンタ、フラグ等が初期状態に設定さ
れる。また、ディスプレイユニット21に初期画面が表
示される。この初期画面は、例えば図2に示すように、
電子楽器にデータを設定すべき項目が含まれたメニュー
で構成されている。
【0035】図2において、長円で囲まれた部分が項目
に対応し、以下、これをボタンと呼ぶ。初期画面のボタ
ンは「編集」グループと「設定」グループとに大別され
ており、「編集」グループにはユーザ編集1ボタンとユ
ーザ編集2ボタンが含まれる。これらユーザ編集1ボタ
ン及びユーザ編集2ボタンはそれぞれユーザ1画面及び
ユーザ2画面を作成するために用いられる。ここに、ユ
ーザ1画面及びユーザ2画面は、ユーザが複数の画面の
それぞれの一部を合成して作成した独自の画面である。
これらユーザ編集1ボタン及びユーザ編集2ボタンがタ
ッチされることにより編集モードフラグがセットされ、
電子楽器は編集モードに入る。なお、この実施の形態で
は2個のユーザ編集ボタンを有する構成としたが、ユー
ザ編集ボタンの数は任意である。
【0036】「設定」グループには、音色ボタン、音量
ボタン、エフェクトボタン、ユーザ1ボタン、ユーザ2
ボタン等が含まれる。なお、実際には、これら以外にリ
ズムボタン、テンポボタン、自動演奏ボタン等といった
種々のボタンが含まれているが、説明を簡単にするため
に、このデータ入力装置は、上記の5つのボタンを有す
るものとして説明する。また、ユーザ1ボタン及びユー
ザ2ボタンは、それぞれユーザ1画面及びユーザ2画面
が登録されている場合にのみ表示される。
【0037】音色ボタンは、例えば図4に示すような音
色選択画面を呼び出すために使用される。音量ボタン
は、例えば図5に示すような音量設定画面を呼び出すた
めに使用される。エフェクトボタンは、例えば図6に示
すようなエフェクト選択画面を呼び出すために使用され
る。ユーザ1ボタンは、ユーザ編集1ボタンを使用して
作成された例えば図11に示すようなユーザ1画面を呼
び出すために使用される。同様に、ユーザ2ボタンは、
ユーザ編集2ボタンを使用して作成されたユーザ2画面
を呼び出すために使用される。これらの各ボタンにタッ
チすることにより、ユーザは電子楽器に所望のデータを
入力することができる。
【0038】以上の初期化処理が終了すると、次いで、
パネル処理が行われる(ステップS11)。このパネル
処理では、操作パネル14上のパネルスイッチ20及び
タッチパネル22の操作に応じた処理やディスプレイユ
ニット21に情報を表示する処理等が行われる。このパ
ネル処理の詳細については後述する。
【0039】次いで、キーボード処理が行われる(ステ
ップS12)。このキーボード処理では、発音処理及び
消音処理が行われる。このキーボード処理の内容は以下
の通りである。即ち、先ずキーボードスキャン処理が行
われる。この処理では、キーボード15からキーデータ
(以下、これを「新キーデータ」という)が読み込ま
れ、新キーデータレジスタに格納される。そして、前回
のキーボード処理でキーボード15から読み込まれ、旧
キーデータレジスタに記憶されているキーデータ(以
下、「旧キーデータ」という)と上記新キーデータとの
排他的論理和演算が行われる。この演算結果は、キーイ
ベントマップとして、キーイベントマップに格納され
る。その後、新キーデータは旧キーデータとして旧キー
データレジスタに格納される。
【0040】次いで、押鍵イベントがあるかどうかが調
べられる。これは、キーイベントマップ中のオンになっ
ているビットに対応する新キーデータ中のビットがオン
になっているかどうかを調べることにより行われる。こ
こで、押鍵イベントがあることが判断されると、次い
で、キーイベントマップ中のオンになっているビットに
対応する新キーデータ中のオンになっているビットに割
り当てられているノートナンバが算出される。
【0041】次いで、発音処理が行われる。この発音処
理では、算出されたノートナンバと、キーボード15か
ら読み込まれたタッチデータ及びその時点で選択されて
いる音色に基づきプログラムメモリ11から1つの楽音
パラメータが読み出される。次いで、楽音発生回路16
中の1つの発音チャンネルが当該音の発音用に割り当て
られ、上記読み出された楽音パラメータが、この割り当
てられた発音チャンネルに送られる。これにより、その
発音チャンネルにおいて、上記楽音パラメータに基づい
たデジタル楽音信号が生成され、これがD/A変換器1
7、増幅器18及びスピーカ19に順次送られてキーボ
ード操作に基づく音が発生される。
【0042】一方、上記処理で押鍵イベントがないこと
が判断されると、次いで、離鍵イベントがあるかどうか
が調べられる。これは、上記キーイベントマップ中のオ
ンになっているビットに対応する新キーデータ中のビッ
トがオフになっているかどうかを調べることにより行わ
れる。ここで、離鍵イベントがあることが判断される
と、上記と同様の方法でノートナンバが算出され、この
算出されたノートナンバに対する消音処理が行われる。
この消音処理では、所定のデータが算出されたノートナ
ンバの発音に割り当てられている発音チャンネルに送ら
れる。これにより、その発音チャンネルで発音中の音が
消音される。以上の処理によって、キーボード15の操
作に応じた発音及び消音が行われる。
【0043】以上のキーボード処理が完了すると、次い
で、「その他の処理」が行われる(ステップS13)。
この「その他の処理」では、例えば自動的に演奏音を発
生する自動演奏処理、図示しないMIDIインタフェー
ス回路を介して外部機器との間でMIDIデータを送受
信するMIDI処理等が行われる。その後、ステップS
11に戻り、以下、同様の処理が繰り返される。
【0044】このように、メイン処理ルーチンの上記ス
テップS11〜S13の繰り返し実行の過程で操作パネ
ル14又はキーボード15が操作されると、その操作に
応じた処理が行われ、これにより電子楽器及びデータ入
力装置としての各種機能が実現されている。
【0045】(2)パネル処理 次に、パネル処理の詳細について、図14〜図17のフ
ローチャートを参照しながら説明する。このパネル処理
ルーチンは、メイン処理ルーチンから一定周期でコール
される。
【0046】パネル処理では、先ず、タッチパネル22
のイベント(以下、「タッチイベント」という)がある
かどうかが調べられる(ステップS20)。これは、タ
ッチパネル22から読み込まれたデータが特殊データで
あるかどうかを調べることにより行われる。ここで、タ
ッチイベントがないことが判断されると、次いで、スイ
ッチイベントの有無が調べられる(ステップS21)。
これは以下の手順で行われる。先ず、操作パネル14の
パネルスイッチ20からパネルデータ(以下、「新パネ
ルデータ」という)が読み込まれ、新パネルデータレジ
スタに格納される。そして、この新パネルデータと、前
回のパネル処理で読み込まれて旧パネルデータレジスタ
に記憶されているパネルデータ(以下、「旧パネルデー
タ」という)との排他的論理和演算が行われる。この演
算結果は、パネルイベントマップとして、パネルイベン
トマップに格納される。このパネルイベントマップの全
ビットがゼロであればスイッチイベントは発生しなかっ
たものと判断され、そうでなければスイッチイベントが
発生したものと判断される。その後、新パネルデータは
旧パネルデータとして旧パネルデータレジスタに格納さ
れる。
【0047】このステップS20でスイッチイベントが
ないことが判断されると、シーケンスはこのパネル処理
ルーチンからメイン処理ルーチンに戻る。一方、スイッ
チイベントがあることが判断されると、イベントのあっ
たスイッチに対応するスイッチ処理が行われる(ステッ
プS22)。例えば、自動演奏スイッチのイベントがあ
ることが判断された場合は自動演奏を開始させる処理、
リセットスイッチのイベントがあることが判断された場
合は、電子楽器をリセットする処理が行われる。その
後、シーケンスはメイン処理ルーチンに戻る。
【0048】上記ステップS20でタッチイベントがあ
ることが判断されると、次いで、編集モードであるかど
うかが調べられる(ステップS23)。これは編集モー
ドフラグを参照することにより行われる。ここで、編集
モードでないことが判断されると、次いで、ユーザ編集
1ボタンがタッチされたかどうかが調べられる(ステッ
プS24)。これは、タッチパネル22から読み込まれ
たX座標値及びY座標値が、ディスプレイユニット21
に表示されているユーザ編集1ボタンの領域内(長円
内)にあるかどうかを調べることにより行われる。ボタ
ンがタッチされたかどうかの判断は、以下においても同
様の方法で行われる。
【0049】ここで、ユーザ編集1ボタンがタッチされ
たことが判断されると、次いで、編集モード設定処理が
行われる(ステップS25)。この処理では編集フラグ
がセットされ、これにより電子楽器は編集モードに入
る。次いで、編集画面が表示される(ステップS2
6)。編集画面の一例を図3に示す。編集画面は、左右
2つの領域に分割されており、左側の領域は作業用画
面、右側の領域は編集対象項目及びその項目の内容が表
示される編集対象画面として使用される。編集モードに
入った直後の作業用画面は空白である。編集対象画面に
は、例えば音色、音量、エフェクト等といった編集の対
象となる項目が表示される。また、編集対象画面の下部
には、リターンボタン、登録ボタン及びアイコンボタン
が表示される。これらのボタンについては後述する。そ
の後、シーケンスはこのパネル処理ルーチンからメイン
処理ルーチンに戻る。
【0050】上記ステップS24でユーザ編集1ボタン
がタッチされていないことが判断されると、次いで、ユ
ーザ編集2ボタンがタッチされたかどうかが調べられる
(ステップS24)。ここで、ユーザ編集2ボタンがタ
ッチされたことが判断されると、ステップS25へ分岐
し上述したと同様の処理が行われる。一方、ユーザ編集
2ボタンがタッチされていないことが判断されると、次
いで、音色ボタンがタッチされたかどうかが調べられる
(ステップS28)。ここで、音色ボタンがタッチされ
たことが判断されると、音色選択処理が行われる(ステ
ップS29)。この音色選択処理では、例えば図4に示
すような音色選択画面がディスプレイユニット21に表
示される。音色選択画面は2つの音色グループで構成さ
れており、各音色グループには、類似する系統の複数の
音色に対応する複数の音色名ボタンが含まれている。こ
の音色選択画面が表示された状態で何れかのボタンがタ
ッチされると、そのボタンに対応する音色が選択され
る。その後、シーケンスは、このパネル処理ルーチンか
らメイン処理ルーチンに戻る。
【0051】上記ステップS28で音色ボタンがタッチ
されていないことが判断されると、次いで、音量ボタン
がタッチされたかどうかが調べられる(ステップS3
0)。ここで、音量ボタンがタッチされたことが判断さ
れると、音量設定処理が行われる(ステップS31)。
この音量設定処理では、例えば図5に示すような音量設
定画面がディスプレイユニット21に表示される。音量
設定画面は2つの音量グループで構成されており、一方
の音量グループには、全体音量を上下するためのアップ
ボタン及びダウンボタンが含まれている。他方の音量グ
ループには音域毎に音量を上下するためのアップボタン
及びダウンボタンが含まれている。この音量設定画面が
表示されている状態で何れかのアップボタン又はダウン
ボタンがタッチされると、そのボタンに対応して全体又
は音域毎の音量が設定される。その後、シーケンスは、
このパネル処理ルーチンからメイン処理ルーチンに戻
る。
【0052】上記ステップS30で音量ボタンがタッチ
されていないことが判断されると、次いで、エフェクト
ボタンがタッチされたかどうかが調べられる(ステップ
S32)。ここで、エフェクトボタンがタッチされたこ
とが判断されると、エフェクト選択処理が行われる(ス
テップS33)。このエフェクト選択処理では、例えば
図6に示すようなエフェクト選択画面がディスプレイユ
ニット21に表示される。エフェクト選択画面は2つの
エフェクトグループで構成されており、各エフェクトグ
ループには、複数のエフェクトに対応する複数のエフェ
クト名ボタンが含まれている。そして、このエフェクト
選択画面が表示された状態で何れかのボタンがタッチさ
れると、そのボタンに対応するエフェクトが選択され
る。その後、シーケンスは、このパネル処理ルーチンか
らメイン処理ルーチンに戻る。
【0053】上記ステップS32でエフェクトボタンが
タッチされていないことが判断されると、次いで、ユー
ザ1ボタンがタッチされたかどうかが調べられる(ステ
ップS34)。ここで、ユーザ1ボタンがタッチされた
ことが判断されると、ユーザ1画面処理が行われる(ス
テップS35)。このユーザ1画面処理では、先にユー
ザによって作成され、「ユーザ1」として登録されてい
る例えば図11に示すような画面がディスプレイユニッ
ト21に表示される。そして、この画面が表示された状
態で何れかのボタンがタッチされると、そのボタンに対
応するデータが電子楽器に入力される。その後、シーケ
ンスは、このパネル処理ルーチンからメイン処理ルーチ
ンに戻る。
【0054】上記ステップS34でユーザ1ボタンがタ
ッチされていないことが判断されると、次いで、ユーザ
2ボタンがタッチされたかどうかが調べられる(ステッ
プS36)。ここで、ユーザ2ボタンがタッチされたこ
とが判断されると、ユーザ2画面処理が行われる(ステ
ップS35)。このユーザ2画面処理では、先にユーザ
によって作成され、「ユーザ2」として登録されている
画面(図示しない)がディスプレイユニット21に表示
される。この画面が表示された状態で何れかのボタンが
タッチされると、そのボタンに対応するデータが電子楽
器に入力される。その後、シーケンスは、このパネル処
理ルーチンからメイン処理ルーチンに戻る。上記ステッ
プS36でユーザ2ボタンがタッチされていないことが
判断された場合も、シーケンスは、このパネル処理ルー
チンからメイン処理ルーチンに戻る。
【0055】上記ステップS23で、編集モードである
ことが判断された場合は、編集処理(ステップS40〜
S50)が行われる。この時点では、ディスプレイユニ
ット21には、図3に示した編集画面が表示されてい
る。この編集処理では、先ず、編集画面の音色ボタンが
タッチされたかどうかが調べられる(ステップS4
0)。ここで音色ボタンがタッチされたことが判断され
ると、ユーザ音色選択処理が行われる(ステップS4
1)。このユーザ音色選択処理の詳細を図17のフロー
チャートに示す。
【0056】ユーザ音色選択処理では、先ず、ユーザ音
色選択画面がディスプレイユニット21に表示される
(ステップS60)。ユーザ音色選択画面の一例を図7
に示す。この時点では、図7に示すように、作業用画面
(左半分領域)には何も表示されず、編集対象画面(右
半分領域)には、図4に示した音色選択画面が縮小され
て表示される。
【0057】次いで、音色グループ1が選択されたかど
うかが調べられる(ステップS61)。即ち、編集対象
画面の音色グループ1の領域(矩形で囲まれた領域)に
タッチされたかどうかが調べられる。ここで、音色グル
ープ1が選択されたことが判断されると、次いで、図8
に示すように、音色グループ1の領域の内容が作業用画
面に複写され、編集対象画面には、再度編集対象項目が
表示される(ステップS62)。次いで、編集対象画面
の下部に設けられたリターンボタンがタッチされたかど
うかが調べられる(ステップS63)。ここでタッチさ
れていないことが判断されると、このステップを繰り返
し実行しながらリターンボタンがタッチされるまでウエ
イトする。そして、このウエイト状態でリターンボタン
がタッチされると、シーケンスは、このユーザ音色選択
処理ルーチンからリターンしてパネル処理ルーチンに戻
る。
【0058】上記ステップS61で、音色グループ1が
選択されていないことが判断されると、次いで、音色グ
ループ2が選択されたかどうかが調べられる(ステップ
S64)。即ち、編集対象画面の音色グループ2の領域
(矩形で囲まれた領域)にタッチされたかどうかが調べ
られる。ここで、音色グループ2が選択されたことが判
断されると、次いで、上記音色グループ1の場合と同様
に、音色グループ2の領域の内容が作業用画面に複写さ
れ、編集画面には、再度編集対象項目が表示される(ス
テップS65)。その後、シーケンスはステップS63
に分岐し、上述したと同様の処理が行われる。
【0059】上記ステップS64で、音色グループ2が
選択されていないことが判断されると、次いで、リター
ンボタンがタッチされたかどうかが調べられる(ステッ
プS66)。ここでタッチされていないことが判断され
ると、シーケンスはステップS61に戻り、再度同様の
処理が繰り返される。この繰り返し実行の過程でリター
ンボタンがタッチされると、シーケンスは、このユーザ
音色選択処理ルーチンからパネル処理ルーチンにリター
ンし、ステップS46の処理に進む。
【0060】上記ステップS40で、音色ボタンがタッ
チされていない判断されると、次いで、編集画面の音量
ボタンがタッチされたかどうかが調べられる(ステップ
S42)。ここで音量ボタンがタッチされたことが判断
されると、ユーザ音量選択処理が行われる(ステップS
43)。このユーザ音量選択処理は、「音色」が「音
量」に変わったことを除けば、上述したユーザ音色処理
と略同じである。その後、シーケンスはステップS46
に進む。
【0061】上記ステップS42で、音量ボタンがタッ
チされていない判断されると、次いで、編集画面のエフ
ェクトボタンがタッチされたかどうかが調べられる(ス
テップS44)。ここでエフェクトボタンがタッチされ
たことが判断されると、ユーザエフェクト選択処理が行
われる(ステップS45)。このユーザエフェクト選択
処理は、「音色」が「エフェクト」に変わったことを除
けば、上述したユーザ音色処理と略同じである。
【0062】このユーザエフェクト選択処理では、ディ
スプレイユニット21に、例えば図9に示すようなユー
ザエフェクト選択画面が表示される。ユーザ音色選択処
理に引き続いてユーザエフェクト選択処理が行われる場
合は、作業用画面には既に音色選択画面の一部(音色グ
ループ1)が縮小表示され、編集対象画面には、図6に
示したエフェクト選択画面が縮小されて表示される。こ
の状態で例えばエフェクトグループ1が選択されると、
図10に示すように、エフェクトグループ1の領域の内
容が作業用画面に移され、編集対象画面には再度編集対
象項目が表示される。その後、シーケンスはステップS
46に進む。
【0063】ステップS46では、登録ボタンがタッチ
されたかどうかが調べられる。ここで、登録ボタンがタ
ッチされたことが判断されると、登録処理が行われる
(ステップS47)。この登録処理では、上述したユー
ザ音色選択処理(ステップS41)、ユーザ音量選択処
理(ステップS43)及びユーザエフェクト選択処理
(ステップS45)で作成された作業用画面を電子楽器
に登録する処理が行われる。より具体的には、作業用画
面を形成するためのデータが、ワークメモリ12の所定
領域に格納される。この際、作業用画面の内容をユーザ
1画面として登録するかユーザ2画面として登録するか
は、ユーザ編集1ボタンがタッチされて編集モードに入
ったかユーザ編集2ボタンがタッチされて編集モードに
入ったかによって決定される。
【0064】次いで、アイコンボタンがタッチされたか
どうかが調べられる(ステップS48)。ここで、アイ
コンボタンがタッチされたことが判断されると、アイコ
ン化処理が行われる(ステップS49)。このアイコン
化処理では、上記ステップS47で登録されたユーザ1
画面又はユーザ2画面がアイコン化される。この処理に
よって作成されたアイコン40は、、図12に示すよう
に、常に、つまりディスプレイユニット21の表示内容
に拘わらず、画面の何処かに表示される。従って、ユー
ザは、電子楽器がどのような状態にあっても、ユーザ1
画面又はユーザ2画面を呼び出すことができ、所望のデ
ータ入力を行うことができる。
【0065】次いで、初期画面の表示処理が行われる
(ステップS48)。この場合、上記ステップS47で
登録されたユーザ1画面又はユーザ2画面に対応するユ
ーザ1ボタン又はユーザ2ボタンが初期画面に表示され
る。その後、シーケンスはメイン処理ルーチンに戻る。
上記ステップS46で登録ボタンがタッチされていない
ことが判断された場合も、シーケンスはメイン処理ルー
チンに戻る。
【0066】図11は、音色選択画面の一部とエフェク
ト選択画面の一部とで成るユーザ1画面の例を示す。初
期画面でユーザ1ボタンがタッチされると、このユーザ
1画面が表示されるので、ユーザは所望のボタンにタッ
チすることにより、所望のデータを電子楽器に入力する
ことができる。
【0067】なお、以上説明した実施の形態では、編集
対象画面に縮小して表示される画面は2つのグループを
有し、ユーザ1画面及びユーザ2画面も2つのグループ
を有するものとしたが、これら各画面のグループは2つ
に限定されず、3つ以上のグループとすることができ
る。この場合、編集対象画面のグループ数とユーザ1画
面又はユーザ2画面のグループ数とは同一である必要は
ない。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
簡単且つ迅速に電子楽器にデータを入力することのでき
る電子楽器のデータ入カ装置及びデータ入力方法を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るデータ入力装置が
適用された電子楽器の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るデータ入力装置の
初期画面の例を示す図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るデータ入力装置の
編集画面の例を示す図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係るデータ入力装置の
音色選択画面の例を示す図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係るデータ入力装置の
音量設定画面の例を示す図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係るデータ入力装置の
エフェクト選択画面の例を示す図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係るデータ入力装置を
用いてデータを入力する過程におけるユーザ音色選択画
面例を示す図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係るデータ入力装置を
用いてデータを入力する過程における編集画面の例を示
す図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係るデータ入力装置を
用いてデータを入力する過程におけるユーザエフェクト
選択画面の例を示す図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係るデータ入力装置
を用いてデータを入力する過程における編集画面の他の
例を示す図である。
【図11】本発明の一実施の形態に係るデータ入力装置
のユーザ1画面の例を示す図である。
【図12】アイコンが表示されている画面の例を示す図
である。
【図13】本発明の一実施の形態に係るデータ入力装置
が適用された電子楽器のメイン処理を示すフローチャー
トである。
【図14】本発明の一実施の形態に係るデータ入力装置
が適用された電子楽器のパネル処理(その1)を示すフ
ローチャートである。
【図15】本発明の一実施の形態に係るデータ入力装置
が適用された電子楽器のパネル処理(その2)を示すフ
ローチャートである。
【図16】本発明の一実施の形態に係るデータ入力装置
が適用された電子楽器のパネル処理(その3)を示すフ
ローチャートである。
【図17】図16のパネル処理で行われるユーザ音色選
択処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 CPU 11 プログラムメモリ 12 ワークメモリ 13 画面データメモリ 14 操作パネル 15 キーボード 16 楽音発生回路 17 D/A変換器 19 増幅器 20 パネルスイッチ 21 ディスプレイユニット 22 タッチパネル 30 システムバス 40 アイコン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の画面を切り換えて表示するディスプ
    レイ手段と、 該ディスプレイ手段に表示された画面上の領域を指定す
    る指定手段と、 前記複数の画面から選ばれた任意の数の画面上の、該指
    定手段で指定された領域の内容を合成して新たな画面を
    生成する新画面生成手段と、 該新画面生成手段で生成された新たな画面上の領域であ
    って、前記指定手段によって指定された領域に対応する
    データを生成して電子楽器に入力するデータ入力手段、
    とを備えた電子楽器のデータ入力装置。
  2. 【請求項2】前記新画面生成手段は、前記ディスプレイ
    手段の表示面の所定領域に、該ディスプレイ手段の表示
    面の他の領域に縮小表示された画面上の、前記指定手段
    で指定された領域の内容が複写されることにより新たな
    画面を生成する請求項1に記載の電子楽器のデータ入力
    装置。
  3. 【請求項3】前記新画面生成手段で生成された新たな画
    面をアイコンとして表示させる表示制御手段を更に備え
    た請求項1又は請求項2に記載の電子楽器のデータ入力
    装置。
  4. 【請求項4】前記指定手段はタッチパネルである請求項
    1乃至請求項3に記載の電子楽器のデータ入力装置。
  5. 【請求項5】複数の画面を切り換えて表示するディスプ
    レイ手段と、該ディスプレイ手段に表示された画面上の
    領域を指定する指定手段、とを有し、 前記複数の画面から選ばれた任意の数の画面上の、該指
    定手段で指定された領域の内容を合成して新たな画面を
    生成し、 該生成された新たな画面上の領域であって、前記指定手
    段によって指定された領域に対応するデータを生成して
    電子楽器に入力するデータ入力方法。
  6. 【請求項6】前記新たな画面は、前記ディスプレイ手段
    の表示面の所定領域に、該ディスプレイ手段の表示面の
    他の領域に縮小表示された画面上の、前記指定手段で指
    定された領域の内容が複写されることにより生成される
    請求項5に記載の電子楽器のデータ入力方法。
  7. 【請求項7】前記生成された新たな画面をアイコンとし
    て表示させるステップを更に備えた請求項5又は請求項
    6に記載の電子楽器のデータ入力方法。
JP9281430A 1997-09-29 1997-09-29 電子楽器のデータ入力装置及びデータ入力方法 Pending JPH11109967A (ja)

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JP9281430A JPH11109967A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 電子楽器のデータ入力装置及びデータ入力方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007286532A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子楽器
JP2009133928A (ja) * 2007-11-28 2009-06-18 Yamaha Corp 電子音楽システム及びプログラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007286532A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子楽器
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