JP2002215153A - 電子楽器の機能選択装置 - Google Patents

電子楽器の機能選択装置

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JP2002215153A
JP2002215153A JP2001010559A JP2001010559A JP2002215153A JP 2002215153 A JP2002215153 A JP 2002215153A JP 2001010559 A JP2001010559 A JP 2001010559A JP 2001010559 A JP2001010559 A JP 2001010559A JP 2002215153 A JP2002215153 A JP 2002215153A
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musical instrument
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JP2001010559A
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Tadayuki Ishida
忠幸 石田
Hiroshi Kato
寛 加藤
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない操作子で多くの機能を選択することが
できる電子楽器の機能選択装置を提供することを課題と
する。 【解決手段】 本発明の電子楽器の機能選択装置は、機
能を選択するための一又は複数の機能選択操作子(4
3)と、機能選択操作子と組みで設けられ、機能の表示
を指示するための機能表示指示操作子(44)と、機能
表示指示操作子(44)を操作することにより機能選択
操作子(43)では選択できない機能を表示するための
表示器(201)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子楽器の機能選
択装置に関し、特に少ない操作子で多くの機能(パラメ
ータを含む)を選択する機能選択装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子楽器では、機能の操作子は機
能毎に用意されていた。例えば、フィルイン演奏パター
ンが4種類あればパネルに演奏パターン選択用フィルイ
ン操作子が4個用意されていた。しかし、1回の操作で
所望の音色やリズムが選択できるメリットはあるが、パ
ネル操作子の数が多くなり、所望の音色やリズムを選択
するために操作子を探す時間がかかる問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子楽器では、
1回の操作で所望の機能を選択しようとすると操作子が
多くなる問題があった。
【0004】本発明の目的は、少ない操作子で多くの機
能を選択することができる電子楽器の機能選択装置を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、機能を選択するための一又は複数の機能選択操作子
と、前記機能選択操作子と組みで設けられ、機能の表示
を指示するための機能表示指示操作子と、前記機能表示
指示操作子の指示により前記機能選択操作子では選択で
きない機能を表示するための表示器とを有することを特
徴とする電子楽器の機能選択装置が提供される。
【0006】本発明によれば、少ない操作子で多くの機
能を選択することができ、さらに使用頻度の高い機能は
機能選択操作子の簡単な操作で選択することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の第1の実施形態による電子楽器の外観図である。電
子楽器100は、パネル101、鍵盤104、フットペ
ダル105及びスピーカ106を有する。パネル101
は、パネルスイッチ(操作子)102及び液晶表示器1
03を有する。鍵盤104は、複数の白鍵及び黒鍵を有
する。
【0008】図2は、図1のパネル101を拡大した外
観図である。パネル101上には、パネルスイッチ20
2〜212及び液晶表示器201が配置される。パネル
スイッチ202は、音色を選択するための音色スイッチ
1〜7を含む。パネルスイッチ203は、リズムスタイ
ルを選択するためのリズムスタイルスイッチ8〜14を
含む。パネルスイッチ204は、上記の音色スイッチ2
02又はリズムスタイルスイッチ203のバリエーショ
ンを選択するためのバリエーションスイッチ15及び1
6を含む。パネルスイッチ205は、フィルインを選択
するためのフィルインスイッチ17及び18を含む。
【0009】上記の音色スイッチ1〜7は、機能選択操
作子であり、各スイッチを押すことにより7個の音色を
選択することができる。例えば、音色スイッチ1を押す
と「PIANO1」の音色が選択され、音色スイッチ2
を押すと「PIANO2」の音色が選択される。さら
に、音色スイッチ1及び2を同時に押すことにより、M
ORE機能が指示され、上記の7個以外の音色が液晶表
示器201に表示される。パネルスイッチ210又は2
11を押すことにより、液晶表示器201に表示された
音色を選択することができる。
【0010】MORE機能を設けることにより、音色ス
イッチ1〜7を7個しか設けなくても、8個以上の音色
を選択することができる。この際、使用頻度の高い音色
を音色スイッチ1〜7に設けておくことにより、音色ス
イッチ1〜7のうちのいずれかのスイッチを1回押すと
いう簡単な操作で、迅速に使用頻度の高い音色を選択す
ることができる。しかも、音色スイッチ1〜7の数が少
なくても、多くの音色を選択することができる。
【0011】同様に、リズムスイッチ203ではスイッ
チ8及び9を同時に押すことによりMORE機能を指示
することができ、バリエーションスイッチ204ではス
イッチ15及び16を同時に押すことによりMORE機
能を指示することができ、フィルインスイッチ205で
はスイッチ17及び18を同時に押すことによりMOR
E機能を指示することができる。
【0012】次に、パネルスイッチ208及び209に
ついて説明する。パネルスイッチ208は、コーラスを
選択するためのコーラススイッチ43及び44を含む。
パネルスイッチ209は、効果(エフェクト)を選択す
るための効果スイッチ45及び46を含む。
【0013】上記のコーラススイッチ43は機能選択操
作子であり、スイッチ43を押すことにより1個のコー
ラスを選択することができる。一方、コーラススイッチ
44は機能表示指示操作子(MOREスイッチ)であ
る。スイッチ44を押すことによりMORE機能が指示
され、上記の1個のコーラス以外のコーラス種類が液晶
表示器201に表示される。パネルスイッチ210又は
211を押すことにより、液晶表示器201に表示され
たコーラスを選択することができる。
【0014】同様に、効果スイッチ45が機能選択操作
子であり、効果スイッチ46がMOREスイッチであ
る。効果スイッチ46を押すことによりMORE機能を
指示することができる。
【0015】なお、パネルスイッチ206は、音高を半
音又は一音単位で上下方向にシフトさせるためのトラン
スポーズスイッチ39及び40を含む。パネルスイッチ
207は、音高をオクターブ単位で上下方向にシフトさ
せるためのオクターブシフトスイッチ41及び42を含
む。
【0016】MORE機能を指示するための操作方法
は、例えば以下の4つの方法があるが、それ以外の操作
方法でもよい。
【0017】(1)スイッチ202〜205のように、
2つの機能選択操作子を同時に押す操作方法である。こ
の際、スイッチ中のいずれの組み合わせの2つのスイッ
チを同時に押してもよいし、3つ以上を同時に押しても
よい。
【0018】(2)スイッチ208及び209のよう
に、機能選択操作子とは別にMOREスイッチ(専用ス
イッチ)を設け、MOREスイッチを押す操作方法であ
る。
【0019】(3)シフトキー212を押しながら機能
選択操作子を押したり、シフトキー212を押した後に
機能選択操作子を押す操作方法である。
【0020】(4)機能選択操作子を所定時間(例えば
1〜2秒)押し続ける操作方法である。この動作におい
て機能選択操作子が機能表示指示操作子を兼ねている場
合は、操作子が押された瞬間にタイマを起動し、所定時
間経過前に操作が終了すれば機能選択操作子として動作
し、所定時間経過後も操作が継続されているようであれ
ば機能表示指示操作子として動作する制御を行う必要が
ある。
【0021】図3は、図1の電子楽器100のハードウ
エア構成を示すブロック図である。バス305には、C
PU301、ROM302、RAM303、液晶表示器
(LCD)304、キースキャン回路306、パネルス
キャン回路308、楽音発生部310が接続されてい
る。
【0022】鍵盤307は、複数の白鍵及び黒鍵を有す
る。キースキャン回路306は、鍵盤307上の押鍵操
作又は離鍵操作に応じて、押鍵情報又は離鍵情報をCP
U301に出力する。パネルスイッチ309は、上記の
機能選択操作子及び機能表示指示操作子(MOREスイ
ッチ)を含む。パネルスキャン回路308は、パネルス
イッチ309の操作に応じて操作情報をCPU301に
出力する。液晶表示器304は、MOREスイッチの操
作に応じて所定の機能等を表示する。
【0023】楽音発生部310は、CPU301から楽
音パラメータ(押鍵情報、離鍵情報、音色情報、効果情
報等)を入力して楽音信号を生成し、D/A変換部31
1に出力する。D/A変換部311は、楽音信号をデジ
タル形式からアナログ形式に変換して、アンプ312に
出力する。アンプ312は、楽音信号を増幅し、スピー
カ313に出力する。スピーカ313からは楽音が発音
される。
【0024】ROM302は、MOREスイッチの操作
により液晶表示器304に表示する機能の情報、及びコ
ンピュータプログラム等を記憶する。CPU301は、
そのコンピュータプログラムに応じて、後に説明する図
4〜6、9の処理等を行う。RAM303は、CPU3
01のワークエリア等を有する。
【0025】図4は、電子楽器が行う処理のメインルー
チンを示すフローチャートである。電子楽器の電源がオ
ンされると、以下の処理を行う。まず、ステップS40
1では、イニシャライズ処理を行う。次に、ステップS
402では、パネルスイッチ309の操作によるパネル
スイッチイベントが検出されたか否かをチェックする。
検出されたときにはステップS403へ進み、検出され
ないときにはステップS404へ進む。
【0026】ステップS403では、パネルスイッチイ
ベント処理を行い、ステップS404へ進む。このパネ
ルスイッチイベント処理の詳細は、後に、図5のフロー
チャートを参照しながら説明する。ステップS404で
は、発音処理、鍵盤イベント処理、MIDI処理、自動
演奏処理、表示処理等のその他の処理を行う。その後、
ステップS402へ戻り、上記の処理を繰り返す。
【0027】図5は、図4のステップS403に示した
第1のパネルスイッチイベント処理を示すフローチャー
トである。ステップS501では、図2のバリエーショ
ンスイッチ15及び16が同時に押されたか否かをチェ
ックする。スイッチ15及び16が同時に押されたとき
にはステップS502へ進み、同時に押されていないと
きにはステップS503へ進む。
【0028】ステップS502では、MORE機能が指
示されているので、バリエーションMORE機能処理を
行い、ステップS503へ進む。バリエーションMOR
E機能処理の詳細は、後に図6のフローチャートを参照
しながら説明する。ステップS503では、その他のパ
ネルスイッチイベント処理を行い、処理を終了する。
【0029】図6は、図5のステップS502に示した
バリエーションMORE機能処理を示すフローチャート
である。ステップS601では、液晶表示器304に例
えばリズムスタイル等のバリエーションの一覧を表示す
る。この際、CPU301は、ROM302から上記の
一覧データを読み出して液晶表示器304に表示する。
【0030】図7に、液晶表示器201に表示されるリ
ズムスタイルのバリエーション例を示す。液晶表示器2
01には、第3のバリエーションから第12のバリエー
ションまでが表示され、これらのバリエーションを選択
するにはスイッチ210又は211を押せばよい。例え
ば、スイッチ210内では、スイッチ19を押せば第3
のバリエーション「Slow2」、スイッチ20を押せ
ば第4のバリエーション「Fast2」を選択できる。
スイッチ211内では、スイッチ32を押せば第8のバ
リエーション「Novelty2」、スイッチ33を押
せば第9のバリエーション「Novelty3」を選択
できる。
【0031】なお、バリエーションスイッチ15を押せ
ば第1のバリエーションを選択でき、バリエーションス
イッチ16を押せば第2のバリエーションを選択でき
る。また、バリエーションスイッチ15を押し続ければ
液晶表示器201に第1のバリエーションが表示され、
バリエーションスイッチ16を押し続ければ液晶表示器
201に第2のバリエーションが表示される。これによ
り、バリエーションスイッチ15及び16に割り当てら
れているバリエーションを確認することができる。
【0032】図6のステップS602では、バリエーシ
ョン選択用スイッチ210又は211が操作されたか否
かをチェックする。操作されたときにはステップS60
3へ進み、操作されないときには処理を終了する。ステ
ップS603では、バリエーション選択用スイッチ21
0又は211の操作により選択されたバリエーションに
関する設定を行う。その後、その設定に応じたリズムス
タイルの伴奏等が行われる。
【0033】図8は、図7の表示に代わる他の表示例を
示す。バリエーションスイッチ15及び16を同時に押
すと、液晶表示器201には第1〜第10のバリエーシ
ョンが表示される。すなわち、バリエーションスイッチ
15に割り当てられている第1のバリエーション「Sl
ow1」、及びバリエーションスイッチ16に割り当て
られている第2のバリエーション「Fast1」も表示
される。スイッチ19を押せば第1のバリエーション、
スイッチ20を押せば第2のバリエーションをそれぞれ
選択することができる。
【0034】また、液晶表示器201には、最大、第1
〜第10の10個のバリエーションしか表示することが
できない。11個以上のバリエーションが存在する場合
には、次ページスイッチ31を押せば、第11以降のバ
リエーションを表示することができる。すなわち、液晶
表示器201に一度に表示することができない表示は、
次ページスイッチ31を押すことにより、例えば10個
単位で表示することができる。次ページスイッチ31と
同様に、前ページスイッチを設けることもできる。
【0035】以上はバリエーションスイッチのMORE
機能処理について説明したが、図2の音色スイッチ20
2、リズムスタイルスイッチ203及びフィルインスイ
ッチ205のMORE機能処理も同様である。
【0036】図9は、図4のステップS403に示した
第2のパネルスイッチイベント処理を示すフローチャー
トである。ステップS901では、図2のコーラススイ
ッチ(MOREスイッチ)44が押されたか否かをチェ
ックする。スイッチ44が押されたときにはステップS
902へ進み、押されていないときにはステップS90
3へ進む。
【0037】ステップS902では、MORE機能が指
示されているので、コーラスMORE機能処理を行い、
ステップS903へ進む。コーラスMORE機能処理
は、図6のバリエーションMORE機能処理と同様の処
理をコーラスについて行う。ステップS903では、そ
の他のパネルスイッチイベント処理を行い、処理を終了
する。
【0038】なお、図2の効果スイッチ209のMOR
E機能処理も、上記のコーラスMORE機能処理と同様
に行う。
【0039】(第2の実施形態)図10は、本発明の第
2の実施形態によるパネル101の外観図である。本実
施形態によるパネル101は、第1の実施形態(図2)
に比べ、音色スイッチ202がスイッチ1001〜10
07により構成されている点のみが異なる。スイッチ1
001〜1007は、第1〜第7の音色カテゴリを選択
するための音色カテゴリスイッチである。例えば、音色
カテゴリスイッチ1001はピアノカテゴリ「PIAN
O」、音色カテゴリスイッチ1002はオルガンカテゴ
リ「ORGAN」をそれぞれ選択するためのスイッチで
ある。また、スイッチ1001及び1002を同時に押
すことにより、MORE機能処理が実行され、液晶表示
器201に第8以降の音色カテゴリを表示させることが
できる。
【0040】図11は、図10のピアノカテゴリスイッ
チ1001を押したときの液晶表示器201の表示を示
す図である。液晶表示器201には、ピアノカテゴリに
属する第1〜第10の10個のピアノ音色が表示され
る。第1〜第10のピアノ音色は、上記と同様に、スイ
ッチ210又は211を押すことにより、選択及び設定
が可能である。次ページスイッチ31を押すと、第11
以降のピアノ音色が液晶表示器201に表示される。
【0041】図12は、図10のスイッチ1001及び
1002を同時に押したときの液晶表示器201の表示
を示す図である。液晶表示器201には、第8〜第13
の音色カテゴリが表示される。第8〜第13の音色カテ
ゴリは、上記と同様に、スイッチ210又は211を押
すことにより、選択及び設定が可能である。例えば、第
8の音色カテゴリはシンセサイザカテゴリである。音色
カテゴリの数が多い場合には、上記と同様に、次ページ
スイッチを設けてもよい。
【0042】図13は、図12の第8の音色カテゴリ
(シンセサイザカテゴリ)のスイッチ19を押したとき
の液晶表示器201の表示を示す図である。液晶表示器
201には、シンセサイザカテゴリに属する第1〜第1
0の10個のシンセサイザ音色が表示される。第1〜第
10のシンセサイザ音色は、上記と同様に、スイッチ2
10又は211を押すことにより、選択及び設定が可能
である。次ページスイッチ31を押すと、第11以降の
シンセサイザ音色が液晶表示器201に表示される。
【0043】なお、ユーザは、上記の機能選択操作子に
所望の機能を割り当てて、RAMに記憶させることがで
きる。これにより、各ユーザにとって使用頻度の高い機
能を機能選択操作子に割り当て、使用頻度の高い機能を
機能選択操作子の簡単な操作により迅速に選択及び設定
することができる。液晶表示器には、機能表示指示操作
子(MOREスイッチ)の操作により、機能選択操作子
に割り当てられた機能を表示し、確認することができ
る。また、液晶表示器には、機能表示指示操作子の操作
により、機能選択操作子に新たに割り当てられた機能を
表示せずに、機能選択操作子に初期に割り当てられてい
た機能を表示するようにしてもよい。また、上記の操作
子はスイッチに限定されず、他の操作子でもよい。液晶
表示器は、他の表示器でもよい。また、操作子及び表示
器を兼ねたタッチパネルを用いてもよい。
【0044】以上のように、機能選択操作子は、機能を
選択することができる。その機能選択操作子は、必要最
小限のものしか設けず、それ以外の機能の選択はMOR
E機能を用いて行う。例えば、フィルイン演奏パターン
選択では、図2の2個のスイッチ17及び18を同時に
押すことにより、2個のフィルイン演奏パターン(以
下、フィルインという)以外のフィルインを表示するこ
とができる。これにより、使用頻度の高い機能は一回の
操作で選択でき、かつ操作子の数を減らすことができ
る。
【0045】また、機能選択操作子以外にMOREスイ
ッチを設け、MOREスイッチを押すことにより2個の
フィルイン以外のフィルインを表示することもできる。
この場合も、上記と同様に、使用頻度の高い機能は一回
の操作で選択でき、かつ操作子の数を減らすことができ
る。上記の同時押しの場合に比べ、操作子の数は増える
が、操作性は向上する。
【0046】フィルイン以外にも、音色選択、リズムス
タイル選択、フェードイン/フェードアウト選択、バリ
エーション選択、効果種類選択(リバーブ種類、ハーモ
ニー種類、マイクエフェクト種類等)、デモ曲選択等、
複数の選択肢を持つ機能であれあれば何にでも適用可能
である。
【0047】上記実施形態の機能を実現するためのソフ
トウェアのプログラムコードを供給し、その電子楽器の
コンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプ
ログラムに従って動作させることによって実施したもの
も、本発明の範疇に含まれる。
【0048】この場合、上記ソフトウェアのプログラム
コード自体が上述した実施形態の機能を実現することに
なり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラ
ムコードをコンピュータに供給するための手段、例えば
かかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を
構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体
としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハ
ードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R
OM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等
を用いることができる。
【0049】なお、上記実施形態は、何れも本発明を実
施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに
過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に
解釈されてはならないものである。すなわち、本発明は
その技術思想、またはその主要な特徴から逸脱すること
なく、様々な形で実施することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、機
能表示指示操作子を設けることにより、操作子の数を減
らすことができ、さらに使用頻度の高い機能は機能選択
操作子の一回の操作で選択できる。使用頻度の低い機能
選択操作子をなくすことにより、操作子の数が減り、操
作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による電子楽器の外観
図である。
【図2】第1の実施形態によるパネルの外観図である。
【図3】電子楽器のハードウエア構成を示すブロック図
である。
【図4】電子楽器の処理のメインルーチンを示すフロー
チャートである。
【図5】第1のパネルスイッチイベント処理を示すフロ
ーチャートである。
【図6】バリエーションMORE機能処理を示すフロー
チャートである。
【図7】画面への第1の表示形態を示す図である。
【図8】画面への第2の表示形態を示す図である。
【図9】第2のパネルスイッチイベント処理を示すフロ
ーチャートである。
【図10】本発明の第2の実施形態によるパネルの外観
図である。
【図11】ピアノカテゴリの音色表示を示す図である。
【図12】MORE機能により表示される他の音色カテ
ゴリを示す図である。
【図13】シンセサイザカテゴリに属する音色表示を示
す図である。
【符号の説明】
101 パネル 102 パネルスイッチ 103 液晶表示器 104 鍵盤 105 フットペダル 106 スピーカ 201 液晶表示器 202 音色スイッチ 203 リズムスタイルスイッチ 204 バリエーションスイッチ 205 フィルインスイッチ 206 トランスポーズスイッチ 207 オクターブシフトスイッチ 208 コーラススイッチ 209 効果スイッチ 210,211 スイッチ 212 シフトスイッチ 301 CPU 302 ROM 303 RAM 304 液晶表示器 305 バス 306 キースキャン回路 307 鍵盤 308 パネルスキャン回路 309 パネルスイッチ 310 楽音発生部 311 D/A変換部 312 アンプ 313 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D378 GG04 GG17 GG19 KK14 KK17 SE12 TT14 TT19 TT22 TT32 WW14 XX13 XX16 XX17 XX18 XX20

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機能を選択するための一又は複数の機能
    選択操作子と、 前記機能選択操作子と組みで設けられ、機能の表示を指
    示するための機能表示指示操作子と、 前記機能表示指示操作子の指示により前記機能選択操作
    子では選択できない機能を表示するための表示器とを有
    し、 前記機能選択操作子は前記表示器に表示された機能を選
    択することができることを特徴とする電子楽器の機能選
    択装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記機能表示指示操作子の指示
    に応じて前記表示器に表示する機能を記憶するためのメ
    モリを有することを特徴とする請求項1記載の電子楽器
    の機能選択装置。
  3. 【請求項3】 前記機能表示指示操作子は、前記機能選
    択操作子とは別に設けられることを特徴とする請求項1
    又は2記載の電子楽器の機能選択装置。
  4. 【請求項4】 前記機能選択操作子は、前記機能表示指
    示操作子を兼ねていることを特徴とする請求項1又は2
    記載の電子楽器の機能選択装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の機能選択操作子を同時に操作
    することにより前記機能表示指示操作子の機能を果たす
    ことを特徴とする請求項4記載の電子楽器の機能選択装
    置。
  6. 【請求項6】 前記機能選択操作子及び他の操作子を操
    作することにより前記機能表示指示操作子の機能を果た
    すことを特徴とする請求項4記載の電子楽器の機能選択
    装置。
  7. 【請求項7】 前記機能選択操作子を操作し続ける又は
    押し続けることにより前記機能表示指示操作子の機能を
    果たすことを特徴とする請求項4記載の電子楽器の機能
    選択装置。
  8. 【請求項8】 前記表示器は、さらに前記機能選択操作
    子により選択可能な機能をも表示することを特徴とする
    請求項1又は2記載の電子楽器の機能選択装置。
  9. 【請求項9】 前記表示器は、前記機能選択操作子によ
    り選択可能な機能を表示しないことを特徴とする請求項
    1又は2記載の電子楽器の機能選択装置。
  10. 【請求項10】 前記表示器は、前記機能表示指示操作
    子の指示により一度に表示することができない機能を、
    所定の操作子の操作により表示することを特徴とする請
    求項1、2、8、9のいずれかに記載の電子楽器の機能
    選択装置。
  11. 【請求項11】 前記機能選択操作子に所望の機能を割
    り当てて記憶することができることを特徴とする請求項
    1又は2記載の電子楽器の機能選択装置。
  12. 【請求項12】 前記表示器は、前記機能表示指示操作
    子の指示により、前記機能選択操作子に割り当てられた
    機能を表示することができる請求項11記載の電子楽器
    の機能選択装置。
  13. 【請求項13】 前記表示器は、前記機能表示指示操作
    子の指示により、前記機能選択操作子に新たに割り当て
    られた機能を表示せずに、前記機能選択操作子に初期に
    割り当てられていた機能を表示することができる請求項
    11記載の電子楽器の機能選択装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005196019A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Yamaha Corp 設定状態表示制御装置
JP2008246121A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Sankyo Co Ltd 遊技機

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