JPH0950358A - 文書処理装置及びその文書編集方法 - Google Patents

文書処理装置及びその文書編集方法

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JPH0950358A
JPH0950358A JP7199597A JP19959795A JPH0950358A JP H0950358 A JPH0950358 A JP H0950358A JP 7199597 A JP7199597 A JP 7199597A JP 19959795 A JP19959795 A JP 19959795A JP H0950358 A JPH0950358 A JP H0950358A
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Masanobu Funakoshi
正伸 船越
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示画面上で印刷物上の任意の2点間の距離
を正確に測ることを実現することで、印刷用紙の節約と
利用者の文書編集作業の効率をアップすることが可能な
文書処理装置及びその文書編集方法を提供する。 【解決手段】 作成された文書イメージを印刷する印刷
イメージに相当するイメージで表示することが可能な文
書処理装置であって、印刷イメージ上での実サイズを表
わす実サイズ表示部33を表示画面の文書イメージ上に
表示し、前記実サイズ表示部を任意の角度及び長さに変
更する(32,34)。また、前記実サイズ表示部に実
サイズの計測が可能な目盛りを更に表示する。更に、前
記実サイズ表示部に前記目盛りの基点を表示して前記基
点を移動させ、前記基点との距離を測定するための測距
点を表示して前記測距点を実サイズ表示部上で移動させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は文書処理装置及びそ
の文書編集方法、特に一般にルーラと呼ばれる、画面上
の印刷イメージの実サイズを示す補助情報表示部を、表
示可能な文書処理装置及びその文書編集方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年の計算機の大容量化及び高速化に伴
い、文書処理装置における編集処理は、実際の紙面上の
印字イメージをCRT上で確認しながら編集できるWY
SIWYG(What You See Is What You Get)編集が主流
となった。WYSIWYG編集では、画面上に表示され
る文字も、従来の固定ピッチ表示からスタイルフォント
を用いたスタイルピッチ表示へと移行した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スタイ
ルピッチ表示をとるこれらの文書処理装置では、従来の
固定ピッチ表示では概算できた実際の印刷物におけるあ
る点とある点との間の距離がCRT画面上のイメージで
は正確に測定できなくなった。一方、文章や図形,イメ
ージなどを複雑にレイアウトする等の緻密な編集が要求
されるようになったため、印刷イメージ上の正確な距離
を測ることは以前にも増して重要になっている。このた
め、画面上にルーラと称される実サイズ表示部を文書表
示枠の縦横に表示して、この問題に対応する文書処理装
置が見られるが、これは文書表示枠に実サイズのゲージ
を表示するだけのもので、文書イメージ中の任意の2点
間の距離を測ることはできなかった。
【0004】本発明は、かかる従来技術に鑑みてなされ
たものであり、表示画面上で印刷物上の任意の2点間の
距離を正確に測ることを実現することで、印刷用紙の節
約と利用者の文書編集作業の効率をアップすることが可
能な文書処理装置及びその文書編集方法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の文書処理装置は、作成された文書イメージ
を印刷する印刷イメージに相当するイメージで表示する
ことが可能な文書処理装置であって、印刷イメージ上で
の実サイズを表わす実サイズ表示部を表示画面の文書イ
メージ上に表示する表示手段と、前記実サイズ表示部を
任意の角度に変更する表示変更手段とを有することを特
徴とする。
【0006】ここで、前記実サイズ表示部の長さを伸縮
自在に変更する長さ変更手段を更に有することで、所望
の計測点を指示可能になる。また、前記表示手段は、前
記実サイズ表示部に実サイズの計測が可能な目盛りを更
に表示することにより、正確な距離計測が可能となる。
また、前記表示手段は、前記実サイズ表示部に前記目盛
りの基点を表示する基点表示手段と、前記基点を移動さ
せる基点移動手段とを有することで、距離測定の基点を
所望の位置に移動可能となる。また、前記表示手段は、
前記実サイズ表示部に前記基点との距離を測定するため
の測距点を表示する測距点表示手段と、前記測距点を実
サイズ表示部上で移動させる測距点移動手段とを更に有
することで、距離測定の測距点を所望の位置に移動可能
となる。また、前記基点と測距点との位置が共に、前記
実サイズ表示部の端点からの距離で記憶されることで、
端点と測距点とを独立に指定できる。また、前記基点と
測距点間の印刷イメージ上の距離をデジタル表示するこ
とにより、一目で距離を確認できる。また、前記表示画
面上に表示される文書イメージを印刷した場合の実サイ
ズを計算する手段と、前記印刷イメージを前記表示画面
上に表示する手段とを更に有することで、印刷イメージ
の表示画面上での表示が可能になる。
【0007】又、本発明の文書編集方法は、作成された
文書イメージを印刷する印刷イメージに相当するイメー
ジで表示することが可能な文書処理装置における文書編
集方法であって、印刷イメージ上での実サイズを表す実
サイズ表示部を表示画面の文書イメージ上に表示し、前
記実サイズ表示部を所望の距離計測位置に移動し、計測
された印刷イメージ上の所定点間の距離に基づいて、文
書を編集することを特徴とする。
【0008】ここで、前記実サイズ表示部を任意の角度
で表示し、結んだ線分が横軸と任意の角度を成す2点間
の距離の計測結果に基づいて文書編集することで、所望
の計測点を指示可能になる。また、前記実サイズ表示部
の長さを任意に変更し、結んだ線分の長さが任意長の2
点間距離の計測結果に基づいて文書編集することで、更
に自由に計測点を指示可能になる。また、前記実サイズ
表示部に実サイズの計測が可能な目盛りを表示し、印刷
イメージ上の所定間距離の計測結果に基づいて文書編集
することで、正確な距離計測が可能となる。また、前記
実サイズ表示部に前記目盛りの基点を表示すると共に、
前記基点を移動させることによって得られる所定間距離
の計測結果に基づいて、文書編集することで、距離測定
の基点を所望の位置に移動可能となる。また、前記実サ
イズ表示部に前記基点との距離を計測するための測距点
を表示するとともに、前記測距点を実サイズ表示部上で
移動させることによって得られる、所定間距離の計測結
果に基づいて文書編集することで、距離測定の測距点を
所望の位置に移動可能となる。
【0009】又、本発明の文書処理装置は、記憶媒体か
ら所定のプログラムを読み込んでコンピュータを制御す
ることで文書を編集する文書処理装置であって、前記記
憶媒体が、少なくとも、印刷イメージ上での実サイズを
表す実サイズ表示部を表示画面の文書イメージ上に表示
するための手順コードと、前記実サイズ表示部を所望の
距離計測位置に移動するための手順コードとを有するこ
とを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を更に詳細に説明する。なお、本発明でいうとこ
ろの文書は、文章(表も含む),図形,イメージ,動
画,アニメーション,音声などを含めた総称として使わ
れている。 <文書処理装置の構成例>図1は本実施の形態の文書処
理装置のシステム構成例を示すブロック図である。
【0011】1はシステムバスであり、これから説明す
る各構成ブロックはこのシステムバス1に接続されてい
る。2は本装置の制御を司るCPU(Centrtal Processi
ng Unit)である。3はプログラムロード領域3a及びデ
ータ格納領域3bを含むプログラムメモリ(PMEMと
称す)で、編集処理のためのプログラムを適宜ハードデ
ィスク15やフロッピーディスク16から選択して読込
みし、CPU2にて実行する。又、キーボード9から入
力されたデータはテキストメモリでもあるPMEM3に
コード情報として格納される。
【0012】8は入力制御部であり、キーボード9,マ
ウス10等の入力装置が接続される。操作者はこのキー
ボード9を操作することによりシステムの動作指令や、
文書データ入力等を行う。また、マウス10は、CRT
13上で画像情報を加工指示するためのポインティング
デバイス(PDと称す)として使用されている。これに
よりCRT13上のカーソルをX,Y方向に任意に移動
してコマンドメニュー上のコマンドアイコンを選択して
処理の指示を行うほか、編集対象の指示,描画位置の指
示等もおこなう。11はビデオイメージメモリ(VRA
Mと称す)、12は表示出力制御部,13はCRTであ
る。CRT13に表示されるデータはVRAM上11に
ビットマップデータとして展開されている。例えば文字
データであれば、そのコードに対応した文字パターンが
VRAM11上に展開されており、また、ソフト制御に
よりVRAM11の表示エリアに直接カーソルを発生し
表示が可能である。
【0013】14は外部記憶装置制御部であり、例えば
15はハードディスク(HDと称す)であり、16はフ
ロッピーディスク(FDと称す)である。また、本シス
テムは、通信制御部4より通信ポート5,通信回線6を
経由して、書体/文字サイズ指示情報,印字位置,文字
コード列等を送信し、プリンタ7は、受信情報に基づい
て自機内に持つ文字フォント等により自らのイメージメ
モリ(IMEMと称す)に印刷ビットマップイメージを
展開し、印刷出力する。
【0014】<文書処理装置の文書編集例>図2は、本
実施の形態の文書処理装置の文書編集手順を示すフロー
チャートである。ステップS30では、文書情報と初期
の実サイズ情報との合成を行う。すなわち、編集する文
書情報を画面に表示するときの表示イメージと、本実施
の形態における実サイズ表示部の画面上のイメージとを
合成し、VRAM11に格納する。ステップS31で
は、ステップS30で得られた合成イメージをVRAM
11から読み出し、画面13上へ表示する。
【0015】ステップS32では、実サイズ情報の表示
位置変更を行う。すなわち、ユーザが、実サイズ表示部
を計測を希望する画面上の位置へ移動させることを意味
する。ステップS33では、実サイズ表示部を用いて計
測した実サイズ距離等に基づいて文書情報の編集を行
う。ステップS34では、編集後の文書情報を印刷する
かどうかをユーザへ問い合わせる。印刷を行わない場合
は再びステップS32へ戻る。印刷を行う場合は印刷実
行ステップS35へ移行し、印刷を実行する。以上が、
文書編集の流れである。
【0016】上記ステップS32における実サイズ表示
部を任意の角度で表示する場合を以下に説明する。 <実サイズ表示部の表示例1>図3は、本表示例1にお
ける実サイズ表示部の例を示す図である。同図におい
て、21は実サイズ表示部であり、実際の印刷物に対応
した長さを示すゲージが表示される。また、22は実サ
イズ表示部のハンドルである。ユーザはポインティング
デバイスを操作してCRT画面上に表示されるポインタ
を動かし、このハンドルを適宜操作することにより、実
サイズ表示部を任意の角度で表示することが可能であ
る。
【0017】図4は、実サイズ表示部を任意の角度で表
示する様子を表わした図である。31は本実施の形態に
おける文書編集画面であり、通常は実サイズ表示部は3
3の位置に表示される。しかし、ユーザがポインタ32
をハンドル22の位置に合わせてドラッグすることによ
り、34のように任意の角度で表示することが可能であ
る。
【0018】次に、本表示例1を実現するための内部の
データ構造を説明する。図5は、本表示例1における実
サイズ表示部のデータ構造である。図5のように、実サ
イズ表示部データは、実サイズ表示部の高さと2つのハ
ンドルの座標データから構成される。実サイズ表示部の
画面上への描画は、2つのハンドル間に直線を引き、そ
れを底辺とし実サイズ表示部の高さを持つ長方形を描画
することによって、実現される。従って、これら2つの
ハンドルの座標を変更することによって、あらゆる任意
の角度で且つ伸縮自在に実サイズ表示部を描画すること
が可能である。
【0019】次に、本表示例1において、実サイズ表示
部を任意の角度で表示する場合の内部処理を説明する。
図6は、この処理のフローチャートである。まず、ステ
ップS1で実サイズ表示部のハンドルをユーザがドラッ
グすると、ステップS2では、システムがドラッグされ
た後の座標をスキャンして、PMEM3に格納する。ス
テップS3では、今迄実サイズ表示部の陰になっていた
文書編集画面の部分を再描画する。次に、ステップS4
では、ステップS2でPMEM3に格納した座標データ
をPMEM3上、もしくはハードディスク等の外部記憶
装置に存在する実サイズ表示部データに格納する。
【0020】次に、ステップS5では、新たな実サイズ
表示部領域のビットマップデータをPMEM3上に作成
し、ステップS6でゲージの計算を行い、ステップS5
で作成されたビットマップと合成する。ステップS6で
行なわれる計算については後述する。最後にPMEM3
上のビットマップデータをVRAM11に転送し、処理
を終了する。
【0021】次に、ステップS6で行なわれるゲージの
計算について説明する。図7は、この計算を説明するた
めのモデル図である。尚、図7において、点Pの座標が
(u,v)であることをP(u,v)と表現している。
また、これらの座標は印刷物上の実サイズ単位の座標系
(u,v)であり、これらをCRT上に表示する際には
自動的にCRTの画素を単位とする座標系(x,y)に
変換されるものとする。
【0022】図7において、点Pと点Qとはそれぞれ実
サイズ表示部の両端のハンドルをモデル化したものであ
る。また、ゲージの基点は点Pにあるものとする。この
モデル上において、線分PQ上にあって、基点Pから任
意の距離sだけ離れている点A(a,b)の座標を求め
ることができれば、本表示例1において正しいゲージを
表示することができることが証明できる。
【0023】今、線分PQがU軸となす角をθとする
と、次の式が成立する。 a=s・cosθ+U1 b=s・sinθ+V1 ここで、cosθ,sinθはそれぞれ次の値で求めら
れる。 cosθ=(U2 −U1)/{(U2 −U1)2 +(V2 −V1)2}1/2 sinθ=(V2 −V1)/{(U2 −U1)2 +(V2 −V1)2}1/2 よって、これらの値を代入することにより、基点から距
離sだけ離れたPQ上の点Aの座標を求めることが可能
である。
【0024】この計算を繰り返し、画素単位の座標系
(x,y)に変換することによって、実サイズ表示部に
正しいゲージを表示することができる。 <実サイズ表示部の表示例2>前述の表示例1では、実
サイズ表示部そのものは縮小自在であるが、その上に表
示されるゲージは実サイズの表示部の片側の端点を基点
として表示するものである。本表示例2は、ゲージの基
点をゲージ上のどこにでも移動することができる測距点
と、基点と測距点間の実際の印刷物上での距離をデジタ
ル表示する表示枠を持つ場合である。
【0025】図8は、本表示例2における実サイズ表示
部の例を示す図である。図8において、実サイズ表示部
71には、2点間距離の実サイズデジタル表示部72と
ゲージ基点73及び測距点74が備わっている。ゲージ
基点73と測距点74とは、それぞれマウス等のポイン
ティングデバイスを操作して画面上のポインタでドラッ
グすることにより、ゲージ上を自由に移動させることが
できる。また、ゲージ基点の位置によってゲージの表示
が変化する。さらに、ゲージ基点と測距点との移動に伴
い、実サイズデジタル表示部72にはこれら2点間の実
際の印刷物上での距離が数字で表示されている。
【0026】図9は本表示例2における文書編集画面の
イメージ例を示す図である。図9のように、ゲージ基点
と測距点をポインタ32による操作で移動し、この2点
間の距離をデジタル表示することにより、表示例1の場
合よりも更に正確な印刷物上の2点間の距離を迅速に把
握することができる。次に、本表示例2における内部の
データ構造を説明する。図10は、本表示例2における
実サイズ表示部のデータ構造である。
【0027】本表示例2の実サイズ表示部データは、表
示例1のものと同様な要素に加えて、ゲージ基点位置と
測距点位置とで構成される。この2つの位置情報は、実
サイズ表示部の片方の端(以下端点という)からの距離
情報である。従って、各ハンドルの座標が変化しても、
これらの値は影響を受けない。即ち、実サイズ表示部の
長さや角度によらず、これらの値は独立して変更するこ
とが可能である。
【0028】次に、本表示例2における内部処理を説明
する。まず、本表示例2における実サイズ表示部を任意
の長さや角度で表示する処理を説明する。図11は、本
表示例2において実サイズ表示部を任意の長さや角度で
表示する処理のフローチャートである。まず、ステップ
S11でユーザのハンドルドラッグを検知すると、ステ
ップS12ではドラッグした後のハンドルの座標をスキ
ャンする。次に、ステップS13では、ドラッグ前に実
サイズ表示部に隠れていた文書編集画面を最描画し、ス
テップS14では、ステップS12でスキャンした座標
をPMEM3上或はハードディスク等の外部記憶上にあ
る実サイズ表示部データに格納する。
【0029】次にステップS15では、実サイズ表示部
領域のビットマップデータをPMEM3上に作成し、ス
テップS16では、ゲージ基点と測距点との位置データ
をPMEM3にロードし、ステップS17でこれらのデ
ータを用いてゲージ表示用の計算と、基点と測距点間の
距離の計算を行ない、ゲージのビットマップデータを作
成して、ステップS15の結果と合成する。次に、ステ
ップS18では基点と測距点のビットマップデータを作
成して、ステップS17の結果と合成し、ステップS1
9ではステップS16で行なった計算結果をもとにデジ
タル表示部の表示データを作成し、ステップS18の結
果と合成する。
【0030】最後に、ステップS20では、ステップS
19で作成されたビットマップデータをPMEM3から
VRAM11に転送することにより、処理を終える。次
に、以下では本表示例2におけるゲージ基点や測距点を
移動する処理を説明する。図12はゲージ基点や測距点
を移動する処理手順を示すフローチャートであるまず、
ステップS21で、ユーザがゲージ基点あるいは測距点
をドラッグしたことをシステムが検知すると、ステップ
S22では、ドラッグ後の座標をスキャンし、得られた
座標より実サイズの座標点(U,V)に変換し、ドラッ
グされた点の端点からの距離を計算し、計算結果をPM
EM3上あるいは外部記憶上にある表示部データに格納
する。次にステップS23では、実サイズ表示部のCR
T表示を更新するために、実サイズ表示部領域のビット
マップを作成する。
【0031】次に、ステップS24では、基点をドラッ
グしたかどうかを判断する。基点をドラッグした場合は
ステップS25を処理する。ステップS25では、基点
が移動しているので新たにゲージ表示用の計算を行い、
ステップS26へ処理が移る。測距点をドラッグした場
合は、直接ステップS26へ処理が移る。ステップS2
6ではゲージのビットマップを作成してステップS23
の結果と合成する。次に、ステップS27では起点と測
距点の距離を計算した後、起点と測距点のビットマップ
を作成してステップS26の結果と合成する。更に、ス
テップS28では、ステップS27で行われた計算結果
をもとにデジタル表示部のビットマップを作成して、ス
テップS27の結果と合成する。最後にステップS29
では、完成したビットマップデータをPMEM3からV
RAM11に転送し、処理を終える。
【0032】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。この場合、本発明に係るプ
ログラムを格納した記憶媒体が本発明を構成することに
なる。そして、該記憶媒体からそのプログラムをシステ
ム或は装置に読み出すことによって、そのシステム或は
装置が、予め定められた仕方で動作する。
【0033】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、実
サイズ表示部を任意の角度で表示することによって、実
際に印刷しなくともCRT画面に表示されるイメージ上
で印刷物上の2点間の距離を得ることができ、印刷用紙
を節約できると共に、文書編集作業の一層の効率アップ
を実現することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の文書処理装置のシステム構成例
を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態の文書処理装置の編集処理手順を
示すフローチャートである。
【図3】表示例1における実サイズ表示部のイメージを
示す図である。
【図4】表示例1における文書編集画面のイメージを示
す図である。
【図5】表示例1における実サイズ表示部の表示用デー
タを示す図である。
【図6】表示例1における実サイズ表示部を任意の角度
で伸縮自在に表示する処理のフローチャートである。
【図7】表示例1におけるゲージ計算のモデルを示す図
である。
【図8】表示例2における実サイズ表示部のイメージを
示す図である。
【図9】表示例2における文書編集画面のイメージでを
示す図ある。
【図10】表示例2における実サイズ表示部データを示
す図である。
【図11】表示例2における実サイズ表示部を任意の角
度で伸縮自在に表示する処理のフローチャートである。
【図12】表示例2における実サイズ表示部の基点また
は測距点を移動した場合の処理のフローチャートであ
る。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作成された文書イメージを印刷する印刷
    イメージに相当するイメージで表示することが可能な文
    書処理装置であって、 印刷イメージ上での実サイズを表わす実サイズ表示部を
    表示画面の文書イメージ上に表示する表示手段と、 前記実サイズ表示部を任意の角度に変更する表示変更手
    段とを有することを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 前記実サイズ表示部の長さを伸縮自在に
    変更する長さ変更手段を更に有することを特徴とする請
    求項1記載の文書編集装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、前記実サイズ表示部に
    実サイズの計測が可能な目盛りを更に表示することを特
    徴とする請求項1または2記載の文書処理装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、前記実サイズ表示部に
    前記目盛りの基点を表示する基点表示手段と、前記基点
    を移動させる基点移動手段とを有することを特徴とする
    請求項3記載の文書処理装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、前記実サイズ表示部に
    前記基点との距離を測定するための測距点を表示する測
    距点表示手段と、前記測距点を実サイズ表示部上で移動
    させる測距点移動手段とを更に有することを特徴とする
    請求項4記載の文書処理装置。
  6. 【請求項6】 前記基点と測距点との位置が共に、前記
    実サイズ表示部の端点からの距離で記憶されることを特
    徴とする請求項4又は5記載の文書処理装置。
  7. 【請求項7】 前記基点と測距点間の印刷イメージ上の
    距離をデジタル表示することを特徴とする請求項4と5
    記載の文書処理装置。
  8. 【請求項8】 前記表示画面上に表示される文書イメー
    ジを印刷した場合の実サイズを計算する手段と、前記印
    刷イメージを前記表示画面上に表示する手段とを更に有
    することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに
    記載の文書処理装置。
  9. 【請求項9】 作成された文書イメージを印刷する印刷
    イメージに相当するイメージで表示することが可能な文
    書処理装置における文書編集方法であって、 印刷イメージ上での実サイズを表す実サイズ表示部を表
    示画面の文書イメージ上に表示し、 前記実サイズ表示部を所望の距離計測位置に移動し、 計測された印刷イメージ上の所定点間の距離に基づい
    て、文書を編集することを特徴とする文書編集方法。
  10. 【請求項10】 前記実サイズ表示部を任意の角度で表
    示し、結んだ線分が横軸と任意の角度を成す2点間の距
    離の計測結果に基づいて文書編集することを特徴とする
    請求項9記載の文書編集方法。
  11. 【請求項11】 前記実サイズ表示部の長さを任意に変
    更し、結んだ線分の長さが任意長の2点間距離の計測結
    果に基づいて文書編集することを特徴とする請求項9記
    載の文書編集方法。
  12. 【請求項12】 前記実サイズ表示部に実サイズの計測
    が可能な目盛りを表示し、印刷イメージ上の所定間距離
    の計測結果に基づいて文書編集することを特徴とする請
    求項10または11記載の文書編集方法。
  13. 【請求項13】 前記実サイズ表示部に前記目盛りの基
    点を表示すると共に、前記基点を移動させることによっ
    て得られる所定間距離の計測結果に基づいて、文書編集
    することを特徴とする請求項12記載の文書編集方法。
  14. 【請求項14】 前記実サイズ表示部に前記基点との距
    離を計測するための測距点を表示するとともに、前記測
    距点を実サイズ表示部上で移動させることによって得ら
    れる、所定間距離の計測結果に基づいて文書編集するこ
    とを特徴とする請求項13記載の文書編集方法。
  15. 【請求項15】 記憶媒体から所定のプログラムを読み
    込んでコンピュータを制御することで文書を編集する文
    書処理装置であって、 前記記憶媒体が、少なくとも、 印刷イメージ上での実サイズを表す実サイズ表示部を表
    示画面の文書イメージ上に表示するための手順コード
    と、 前記実サイズ表示部を所望の距離計測位置に移動するた
    めの手順コードとを有することを特徴とする文書処理装
    置。
JP7199597A 1995-08-04 1995-08-04 文書処理装置及びその文書編集方法 Withdrawn JPH0950358A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005116923A1 (en) * 2004-05-28 2005-12-08 Koninklijke Philips Electronics N.V. An image processing apparatus, an imaging system, a computer program and a method for enabling scaling of an object in an image
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