JP3357760B2 - 文字図形入力編集装置 - Google Patents
文字図形入力編集装置Info
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/048—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
- G06F3/0487—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
- G06F3/0488—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures
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- G06V30/00—Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
- G06V30/10—Character recognition
- G06V30/32—Digital ink
- G06V30/333—Preprocessing; Feature extraction
- G06V30/347—Sampling; Contour coding; Stroke extraction
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、文字や図形の手書き入
力並びに編集の機能を備えた文字図形入力編集装置に関
する。
力並びに編集の機能を備えた文字図形入力編集装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ワ−ドプロセッサ（ＷＰ）やデス
クトップパブリッシング（ＤＴＰ）システムなどにおい
ては、キ−ボ−ドやマウスなどの入力手段により入力さ
れた既存の文字や図形に移動や変形、削除などの新たな
編集操作を加えるために、当該文字や図形の選択をカー
ソルによって行っていた。このような方法による文字や
図形の選択は非常に容易ではあるが、文字や図形が複雑
に近接もしくは重なり合っている場合には、所望の文字
や図形を選択することが難しい場合があった。このよう
な場合に、その選択を容易にする方法として、レイアと
呼ばれる描画領域を複数用意しておき、各レイアに文字
や図形を分けて配置するようにして、文字や図形の選択
時には、特定のレイア内の文字や図形のみを選択可能に
する、あるいは一番手前に設定されたレイア内の文字や
図形を優先して選択するという方法も用いられている。
クトップパブリッシング（ＤＴＰ）システムなどにおい
ては、キ−ボ−ドやマウスなどの入力手段により入力さ
れた既存の文字や図形に移動や変形、削除などの新たな
編集操作を加えるために、当該文字や図形の選択をカー
ソルによって行っていた。このような方法による文字や
図形の選択は非常に容易ではあるが、文字や図形が複雑
に近接もしくは重なり合っている場合には、所望の文字
や図形を選択することが難しい場合があった。このよう
な場合に、その選択を容易にする方法として、レイアと
呼ばれる描画領域を複数用意しておき、各レイアに文字
や図形を分けて配置するようにして、文字や図形の選択
時には、特定のレイア内の文字や図形のみを選択可能に
する、あるいは一番手前に設定されたレイア内の文字や
図形を優先して選択するという方法も用いられている。
【０００３】近年、ペンとタブレットを使った手書き入
力による文字や図形の入力編集システムが利用可能とな
っている。これらのシステムでは、既存の文字や図形の
選択手段として、手書きにより所望の領域を囲み、それ
により文字または図形を選択することを可能にしてい
る。この方法は、複数の文字や図形を一括して選択する
場合には有効であるが、個々の文字や図形を選択しよう
とする場合には必ずしも有効ではない。手書きの自由曲
線が互いに交差しているような場合には、個々の曲線を
指示選択することは難しかった。
力による文字や図形の入力編集システムが利用可能とな
っている。これらのシステムでは、既存の文字や図形の
選択手段として、手書きにより所望の領域を囲み、それ
により文字または図形を選択することを可能にしてい
る。この方法は、複数の文字や図形を一括して選択する
場合には有効であるが、個々の文字や図形を選択しよう
とする場合には必ずしも有効ではない。手書きの自由曲
線が互いに交差しているような場合には、個々の曲線を
指示選択することは難しかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の文字図形入力編
集装置による文字図形の選択方式では、所望の文字や図
形を選択する際に選択の信頼性が不十分であった。特
に、複数の文字や図形が重なっている場合には、任意の
文字や図形を選択することは困難であった。
集装置による文字図形の選択方式では、所望の文字や図
形を選択する際に選択の信頼性が不十分であった。特
に、複数の文字や図形が重なっている場合には、任意の
文字や図形を選択することは困難であった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、文字図形の選
択の信頼性が良く、複数の文字や図形が重なっていても
文字や図形の選択ができる文字図形入力編集装置を提供
することを目的とする。
択の信頼性が良く、複数の文字や図形が重なっていても
文字や図形の選択ができる文字図形入力編集装置を提供
することを目的とする。
【０００６】本発明は、文字や図形の入力あるいは表示
された文字や図形の編集操作を手書き動作により入力す
る手書き入力手段と、入力手段により手書き入力された
情報を、入力文字、入力図形および編集操作のいずれか
であると判定する判定手段と、判定された手書き情報を
記憶する手段と、入力手段による手書き入力情報、記憶
手段に記憶された文字や図形および編集操作を表示する
表示手段と、入力手段による手書き情報が判定手段によ
り文字や図形への編集操作であると判定された場合に当
該文字あるいは図形の属性情報を変更する編集手段とを
備え、入力手段により入力された文字や図形の手書きの
情報を手書きにより順次発生するベクトル情報と共に前
記記憶手段に記憶し、判定手段がその手書き情報および
ベクトル情報を参照することにより当該文字あるいは当
該図形を選択する文字図形入力編集装置を提供する。
された文字や図形の編集操作を手書き動作により入力す
る手書き入力手段と、入力手段により手書き入力された
情報を、入力文字、入力図形および編集操作のいずれか
であると判定する判定手段と、判定された手書き情報を
記憶する手段と、入力手段による手書き入力情報、記憶
手段に記憶された文字や図形および編集操作を表示する
表示手段と、入力手段による手書き情報が判定手段によ
り文字や図形への編集操作であると判定された場合に当
該文字あるいは図形の属性情報を変更する編集手段とを
備え、入力手段により入力された文字や図形の手書きの
情報を手書きにより順次発生するベクトル情報と共に前
記記憶手段に記憶し、判定手段がその手書き情報および
ベクトル情報を参照することにより当該文字あるいは当
該図形を選択する文字図形入力編集装置を提供する。
【０００７】本発明によると、文字や図形が入力された
時の手書き情報を記憶しておき、その手書き入力文字や
図形を選択する場合に、その文字や図形が入力された時
の手書き軌跡の情報、即ち手書きベクトル情報を選択の
指示を行った時の手書きベクトル情報とを比較し、その
類似により選択対象となる文字あるいは図形を判定し、
選択される１つあるいは複数の文字や図形を決定する。
時の手書き情報を記憶しておき、その手書き入力文字や
図形を選択する場合に、その文字や図形が入力された時
の手書き軌跡の情報、即ち手書きベクトル情報を選択の
指示を行った時の手書きベクトル情報とを比較し、その
類似により選択対象となる文字あるいは図形を判定し、
選択される１つあるいは複数の文字や図形を決定する。
【０００８】即ち、従来のように選択したい文字や図形
のある一点あるいはそれを含む矩形領域により指示する
のでなく、表示された文字や図形の全部あるいは一部を
なぞるようにして指示することにより、筆跡から容易に
１つあるいは複数の文字や図形の選択を可能にする。
のある一点あるいはそれを含む矩形領域により指示する
のでなく、表示された文字や図形の全部あるいは一部を
なぞるようにして指示することにより、筆跡から容易に
１つあるいは複数の文字や図形の選択を可能にする。
【０００９】
【作用】本発明は、文字や図形の手書きによる入力時の
筆跡情報を用いて、その類似性により所望の文字や図形
の選択を決定するようにしているので、所望の文字ある
いは図形の選択操作をより効果的に行うことができる。
筆跡情報を用いて、その類似性により所望の文字や図形
の選択を決定するようにしているので、所望の文字ある
いは図形の選択操作をより効果的に行うことができる。
【００１０】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。図１には、本発明の一実施例に係る文字図形入力編
集装置の構成が示されている。手書き動作入力部１は、
例えばペンとタブレットなどによる手書き動作により文
字図形を入力する。これによると、タブレット上でのペ
ンの動きについての情報、即ち筆跡情報または手の動き
ベクトル情報が座標系列として入力されるが、この情報
の一部はマウスあるいはキ−ボ−ドなどによっても入力
できる場合もある。入力部１に接続された文字図形判定
部２は、入力された手書き動作の情報、即ち筆跡情報の
各座標系列が新規に入力された文字や図形であるのか、
あるいは既存の文字や図形に対する編集操作であるのか
を判定する。判定部２は文字図形情報記憶部３に接続さ
れ、この記憶部３は入力された文字や図形ならびに編集
操作と判定された情報を記憶する。即ち、入力部１で入
力された手書き情報の座標情報列などが判定結果ととも
に記憶される。
る。図１には、本発明の一実施例に係る文字図形入力編
集装置の構成が示されている。手書き動作入力部１は、
例えばペンとタブレットなどによる手書き動作により文
字図形を入力する。これによると、タブレット上でのペ
ンの動きについての情報、即ち筆跡情報または手の動き
ベクトル情報が座標系列として入力されるが、この情報
の一部はマウスあるいはキ−ボ−ドなどによっても入力
できる場合もある。入力部１に接続された文字図形判定
部２は、入力された手書き動作の情報、即ち筆跡情報の
各座標系列が新規に入力された文字や図形であるのか、
あるいは既存の文字や図形に対する編集操作であるのか
を判定する。判定部２は文字図形情報記憶部３に接続さ
れ、この記憶部３は入力された文字や図形ならびに編集
操作と判定された情報を記憶する。即ち、入力部１で入
力された手書き情報の座標情報列などが判定結果ととも
に記憶される。
【００１１】文字図形編集部４は判定部２および記憶部
３に接続され、記憶部３に記憶された文字や図形などの
情報を移動や変形などの編集操作に従い、その文字や図
形の位置や属性の情報を更新し、記憶部３に再記憶させ
る。表示部５は記憶部３に接続され、記憶された文字や
図形の情報並びにそれらの選択状態あるいは移動や変形
の状態を例えば画面上に逐次表示する。
３に接続され、記憶部３に記憶された文字や図形などの
情報を移動や変形などの編集操作に従い、その文字や図
形の位置や属性の情報を更新し、記憶部３に再記憶させ
る。表示部５は記憶部３に接続され、記憶された文字や
図形の情報並びにそれらの選択状態あるいは移動や変形
の状態を例えば画面上に逐次表示する。
【００１２】なお、手書き動作入力部１と表示部５は、
例えばペンとタブレットならびにディスプレイ装置など
が一体となった入力表示一体型装置であってもよい。以
下、図１の各部毎に処理手順等を説明する。
例えばペンとタブレットならびにディスプレイ装置など
が一体となった入力表示一体型装置であってもよい。以
下、図１の各部毎に処理手順等を説明する。
【００１３】図２は入力部１の具体的な例を示してい
る。これによると、ペンとタブレットにより入力される
ペンの移動に関する座標情報列やペンに付随するボタン
の押下に関する情報は座標記憶部１１に図３に示すよう
な形式で記憶される。さらに、座標記憶部１１にペンの
タブレット平面に対する傾きやタブレットとの距離など
の情報をも記憶される。即ち、ペンによりタブレットに
文字または図形を書き込むと、筆跡に従って順次Ｘおよ
びＹ座標がタブレットから発生され、これら座標情報が
時間情報と共に順次座標記憶部１１に記憶される。また
このとき、ペンとタブレットの距離およびペンの傾きが
検出され、座標記憶部１１に記憶される。ペンの距離を
求める場合、例えばペンとタブレットとの間の容量を測
定し、その容量値から距離が算出される。ペンの傾きを
求める場合には、ペンの先端と後端にそれぞれ発振器を
設け、これら発振器からの信号をタブレットの周辺に設
けられた受信器により受信し、受信信号に基づいてペン
先端及び後端の空間座標を算出し、ペン先端および後端
の空間座標からペンの傾きが求められる。
る。これによると、ペンとタブレットにより入力される
ペンの移動に関する座標情報列やペンに付随するボタン
の押下に関する情報は座標記憶部１１に図３に示すよう
な形式で記憶される。さらに、座標記憶部１１にペンの
タブレット平面に対する傾きやタブレットとの距離など
の情報をも記憶される。即ち、ペンによりタブレットに
文字または図形を書き込むと、筆跡に従って順次Ｘおよ
びＹ座標がタブレットから発生され、これら座標情報が
時間情報と共に順次座標記憶部１１に記憶される。また
このとき、ペンとタブレットの距離およびペンの傾きが
検出され、座標記憶部１１に記憶される。ペンの距離を
求める場合、例えばペンとタブレットとの間の容量を測
定し、その容量値から距離が算出される。ペンの傾きを
求める場合には、ペンの先端と後端にそれぞれ発振器を
設け、これら発振器からの信号をタブレットの周辺に設
けられた受信器により受信し、受信信号に基づいてペン
先端及び後端の空間座標を算出し、ペン先端および後端
の空間座標からペンの傾きが求められる。
【００１４】座標記憶部１１に記憶された座標列は、座
標系列判手部１２により、付随するボタンのｏｎ／ｏｆ
ｆあるいはペンとタブレットの距離などにより区切ら
れ、それぞれぞ座標系列としてグル−プ分けされる。
標系列判手部１２により、付随するボタンのｏｎ／ｏｆ
ｆあるいはペンとタブレットの距離などにより区切ら
れ、それぞれぞ座標系列としてグル−プ分けされる。
【００１５】図４は、手書き動作判定部２の構成を示し
ている。これによると、判定制御部２０が文字判定部２
１、図形判定部２２および編集操作判定部２３を制御
し、入力部１で入力された手書き動作の情報が文字ある
いは図形の入力あるいは編集操作のいずれかであるかを
文字判定部２１、図形判定部２２および編集操作判定部
２３によって判定させる。文字判定部２１、図形判定部
２２および編集操作判定部２３の各判定部には、それぞ
れ手書きの座標系列から文字・図形・編集操作のいずれ
かを判定するための参照パタ−ンを記憶したパタ−ン記
憶部２１ａ，２２ａおよび２３ａを有する。これらパタ
−ン記憶部２１ａ，２２ａおよび２３ａは、対応する判
定部２１、２２および２３の主記憶あるいは外部記憶の
いずれにあってもよい。
ている。これによると、判定制御部２０が文字判定部２
１、図形判定部２２および編集操作判定部２３を制御
し、入力部１で入力された手書き動作の情報が文字ある
いは図形の入力あるいは編集操作のいずれかであるかを
文字判定部２１、図形判定部２２および編集操作判定部
２３によって判定させる。文字判定部２１、図形判定部
２２および編集操作判定部２３の各判定部には、それぞ
れ手書きの座標系列から文字・図形・編集操作のいずれ
かを判定するための参照パタ−ンを記憶したパタ−ン記
憶部２１ａ，２２ａおよび２３ａを有する。これらパタ
−ン記憶部２１ａ，２２ａおよび２３ａは、対応する判
定部２１、２２および２３の主記憶あるいは外部記憶の
いずれにあってもよい。
【００１６】図５は、図４の手書き動作判定部２の処理
手順を示している。これによると、手書き動作入力部１
により入力され、グル−プ化された各座標系列は１つず
つ判定制御部２０により読み込まれる。この後、編集操
作入力状態か、文字入力状態か、図形入力状態かが順次
判定される。これらの判定は文字判定部２１、図形判定
部２２および編集操作判定部２３によって判定される。
手順を示している。これによると、手書き動作入力部１
により入力され、グル−プ化された各座標系列は１つず
つ判定制御部２０により読み込まれる。この後、編集操
作入力状態か、文字入力状態か、図形入力状態かが順次
判定される。これらの判定は文字判定部２１、図形判定
部２２および編集操作判定部２３によって判定される。
【００１７】編集操作と判定された場合、表示されてい
る文字や図形の選択のほか、移動や変形、文字や線の大
きさ・色などの属性の変更に係るものなどの編集操作が
判定される。この判定結果は確認するための表示部５に
表示できる。文字入力操作を判定された場合には、入力
文字の判定が行われる。図形入力操作と判定された場合
には、入力図形の判定が行われる。これら編集操作、入
力文字及び入力図形の判定が不能な場合には、判定不要
のエラ−メッセ−ジを表示部５に表示できる。
る文字や図形の選択のほか、移動や変形、文字や線の大
きさ・色などの属性の変更に係るものなどの編集操作が
判定される。この判定結果は確認するための表示部５に
表示できる。文字入力操作を判定された場合には、入力
文字の判定が行われる。図形入力操作と判定された場合
には、入力図形の判定が行われる。これら編集操作、入
力文字及び入力図形の判定が不能な場合には、判定不要
のエラ−メッセ−ジを表示部５に表示できる。
【００１８】図６は、記憶部３における文字や図形に関
する記憶情報の一例を示している。これによると、個々
の文字や図形についての種別・属性情報のほかに、各文
字や図形が入力部１により入力された際の手書き座標系
列並びにペンのタブレット上の位置や傾きなどの情報を
有している。
する記憶情報の一例を示している。これによると、個々
の文字や図形についての種別・属性情報のほかに、各文
字や図形が入力部１により入力された際の手書き座標系
列並びにペンのタブレット上の位置や傾きなどの情報を
有している。
【００１９】図７は、文字や図形の属性情報と入力時座
標系列情報を画面表示した例を示している。この図にお
いて、（ａ）の文字の場合には、文字と手書き入力時に
入力される描画方向が表示され、（ｂ）の図形の場合に
は、中心位置と半径の属性により表示された半円と手書
き入力時に入力された座標系列が表示される。
標系列情報を画面表示した例を示している。この図にお
いて、（ａ）の文字の場合には、文字と手書き入力時に
入力される描画方向が表示され、（ｂ）の図形の場合に
は、中心位置と半径の属性により表示された半円と手書
き入力時に入力された座標系列が表示される。
【００２０】図８から図１０は、本実施例に係る選択操
作を画面例として示している。図８において、（ａ）に
示す複数の図形の中から１つの図形を指示選択するため
に（ｂ）に示すような手書きの指示を入力すると、その
手書き指示に最も類似した入力時座標係列を有する図形
が選択対象と判定され、（ｃ）に示すように強調表示さ
れる。この強調表示された図形を対象として、その図形
の移動や変形などの指示が入力部１より引き続き入力さ
れる。編集部４により文字や図形が拡大縮小表示されて
いる場合には、選択のために入力された手書き座標系列
の座標をそれに合わせて変換する。
作を画面例として示している。図８において、（ａ）に
示す複数の図形の中から１つの図形を指示選択するため
に（ｂ）に示すような手書きの指示を入力すると、その
手書き指示に最も類似した入力時座標係列を有する図形
が選択対象と判定され、（ｃ）に示すように強調表示さ
れる。この強調表示された図形を対象として、その図形
の移動や変形などの指示が入力部１より引き続き入力さ
れる。編集部４により文字や図形が拡大縮小表示されて
いる場合には、選択のために入力された手書き座標系列
の座標をそれに合わせて変換する。
【００２１】図９は、選択結果の候補が複数ある場合の
候補を呈示した画面の例を示している。同図において、
（ａ）に示す複数の図形の中から１つの図形を指示選択
するために（ｂ）に示すように入力された手書き指示に
対しては、２つの選択対象候補が判定部２により判定さ
れたとすると、その２つの候補からまず１つを図９の
（ｃ）に示すように強調表示し、次候補表示の入力、例
えばボタンの押下あるいはキーの押下により、（ｄ）に
示すようにもう１つの候補を強調表示する。
候補を呈示した画面の例を示している。同図において、
（ａ）に示す複数の図形の中から１つの図形を指示選択
するために（ｂ）に示すように入力された手書き指示に
対しては、２つの選択対象候補が判定部２により判定さ
れたとすると、その２つの候補からまず１つを図９の
（ｃ）に示すように強調表示し、次候補表示の入力、例
えばボタンの押下あるいはキーの押下により、（ｄ）に
示すようにもう１つの候補を強調表示する。
【００２２】図１０は、選択指示の座標系列を一部とし
て含む図形を選択候補として呈示する場合の画面例を示
している。同図において、（ａ）に示す複数の図形の中
から１つの図形を指示選択するために（ｂ）に示すよう
に入力された手書き指示を入力時座標系列の一部に含む
図形が（ｃ）および（ｄ）に示すように順次強調表示さ
れる。
て含む図形を選択候補として呈示する場合の画面例を示
している。同図において、（ａ）に示す複数の図形の中
から１つの図形を指示選択するために（ｂ）に示すよう
に入力された手書き指示を入力時座標系列の一部に含む
図形が（ｃ）および（ｄ）に示すように順次強調表示さ
れる。
【００２３】図９および図１０において、選択候補の決
定に当たっては、選択のために入力された手書き座標系
列の移動方向に着目し、同一の向きの座標系列のみを含
む文字や図形のみを候補としても良いし、逆向きも含め
た座標系列により候補を決定しても良い。
定に当たっては、選択のために入力された手書き座標系
列の移動方向に着目し、同一の向きの座標系列のみを含
む文字や図形のみを候補としても良いし、逆向きも含め
た座標系列により候補を決定しても良い。
【００２４】
【発明の効果】本発明によれば、利用者は手書き入力に
より文字や図形を入力した筆跡により選択指示を行うこ
とができるので、選択指示が容易になり、かつ従来の手
法によってできなかった選択指示が可能となる。
より文字や図形を入力した筆跡により選択指示を行うこ
とができるので、選択指示が容易になり、かつ従来の手
法によってできなかった選択指示が可能となる。
【図１】本発明一実施例に係る文字図形入力編集装置の
ブロック図。
ブロック図。
【図２】図１に示す入力部１のブロック図。
【図３】図１に示す座標記憶部に記憶される情報を示す
図。
図。
【図４】図１に示す手書き動作判定部の詳細なブロック
図。
図。
【図５】図４の手書き動作判定部の処理手順を示すフロ
ーチャート図。
ーチャート図。
【図６】図１に示す記憶部に記憶される、文字や図形に
関する記憶情報を示す図。
関する記憶情報を示す図。
【図７】文字や図形の属性情報と入力時座標系列情報を
表示した画面を示す図。
表示した画面を示す図。
【図８】図形の選択操作を示す画面の図。
【図９】選択結果の候補が複数ある場合の候補を呈示し
た画面の図。
た画面の図。
【図１０】選択指示の座標系列を一部として含む図形を
選択候補として呈示する場合の画面の図。
選択候補として呈示する場合の画面の図。
１…手書き動作入力部、２…手書き動作判定部、３…文
字図形情報記憶部、４…文字図形編集部、５…表示部、
１１…座標記憶部、１２…座標系列判定部１２、２０…
判定制御部、２１…文字判定部、２１ａ…文字パターン
記憶部、２２…図形判定部、２２ａ…図形パターン記憶
部、２３…編集操作判定部、２３ａ…編集操作パターン
記憶部
字図形情報記憶部、４…文字図形編集部、５…表示部、
１１…座標記憶部、１２…座標系列判定部１２、２０…
判定制御部、２１…文字判定部、２１ａ…文字パターン
記憶部、２２…図形判定部、２２ａ…図形パターン記憶
部、２３…編集操作判定部、２３ａ…編集操作パターン
記憶部
Claims (2)
- 【請求項１】 文字や図形の入力あるいは表示された文
字や図形の編集操作を手書き動作により入力すると共に
手書き入力においてペンとタブレットとの距離やタブレ
ットに対するペンの傾きを検出して入力する手書き入力
手段と、 前記入力手段による入力情報に基づいて、入力文字、入
力図形および編集操作のいずれかを判定する判定手段
と、判定結果を 記憶する記憶手段と、 前記入力手段による前記入力情報、前記記憶手段に記憶
された前記判定結果に対応する文字や図形および編集操
作を表示する表示手段と、 前記入力情報が前記判定手段により文字や図形への編集
操作であると判定された場合に当該文字あるいは図形の
属性情報を変更する編集手段とを備える文字図形入力編
集装置。 - 【請求項２】 前記表示手段により表示された複数の文
字あるいは図形の中から、１つあるいは複数の文字ある
いは図形を前記入力手段により選択する場合に、前記入
力手段により入力された手書き情報に対応する選択対象
とすべき１つあるいは複数の当該文字図形群の候補が複
数存在するとき、その候補を順次呈示して選択させるた
め選択候補の順次呈示を行う選択候補呈示手段を有する
ことを特徴とする請求項１に記載の文字図形入力編集装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05704295A JP3357760B2 (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 文字図形入力編集装置 |
| US08/613,927 US5999648A (en) | 1995-03-16 | 1996-03-11 | Character-figure editing apparatus and method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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