JPH0918756A - ビデオカメラの補助ファインダ - Google Patents
ビデオカメラの補助ファインダInfo
- Publication number
- JPH0918756A JPH0918756A JP7187749A JP18774995A JPH0918756A JP H0918756 A JPH0918756 A JP H0918756A JP 7187749 A JP7187749 A JP 7187749A JP 18774995 A JP18774995 A JP 18774995A JP H0918756 A JPH0918756 A JP H0918756A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- monitor
- video camera
- photographer
- auxiliary
- eyepiece
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 撮影者の頭部からいちいち取り外さなく共、
自由なアングルでの撮影が可能なビデオカメラの補助フ
ァインダを得るにある。 【構成】 撮影者の頭部に装着できるヘッドバンド2A
のパッド3Lにモニタ表示器1Aを組み込んだモニタ保
持具5Aを取り付けるビデオカメラの補助ファインダに
おいて、略垂直方向のヒンジ軸11Aを支点として回動
できる接眼部12Aを同モニタ保持具5Aの前部に支持
し、この接眼部12Aを撮影者の眼前に回動位置させた
際、前記モニタ表示器1Aの表示像を撮影者の目に入射
させるビデオカメラの補助ファインダ。
自由なアングルでの撮影が可能なビデオカメラの補助フ
ァインダを得るにある。 【構成】 撮影者の頭部に装着できるヘッドバンド2A
のパッド3Lにモニタ表示器1Aを組み込んだモニタ保
持具5Aを取り付けるビデオカメラの補助ファインダに
おいて、略垂直方向のヒンジ軸11Aを支点として回動
できる接眼部12Aを同モニタ保持具5Aの前部に支持
し、この接眼部12Aを撮影者の眼前に回動位置させた
際、前記モニタ表示器1Aの表示像を撮影者の目に入射
させるビデオカメラの補助ファインダ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオカメラに関し、特
に、撮影者の頭部に装着して用いるビデオカメラの補助
ファインダに関する。
に、撮影者の頭部に装着して用いるビデオカメラの補助
ファインダに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、VTR等の再生装置で再生でき
るビデオテープを用いるビデオカメラAにあっては、図
8に示すように、撮影レンズa1 で結象された撮影画
像の再生画像をファインダ部a3 に組み込まれたファ
インダ部モニタa2 で監視しながら、撮影を行う。つ
まり、同ビデオカメラAには、図9に示すように、撮影
レンズa1 からの光学的な走査画像を読取るCCDイ
メージセンサBが組み込まれており、このCCDイメー
ジセンサBからの出力信号がカメラ信号処理回路Cで処
理された後、輝度信号処理回路D及びクロマ信号処理回
路Eに供給され、これらの輝度信号処理回路D及びクロ
マ信号処理回路Eからの信号はヘッドアンプ回路Fを介
して記録ヘッドGに印加され、同記録ヘッドGでビデオ
テープへの記録が行われる。これと同時に、ビデオテー
プへの記録信号は再生ヘッドHによりヘッドアンプ回路
Fに呼び込まれ、輝度信号処理回路D及びクロマ信号処
理回路Eで処理された再生ビデオ信号がビデオモニタイ
ンタフェース回路Iを介してファインダ部モニタa2
に再現されることになる。
るビデオテープを用いるビデオカメラAにあっては、図
8に示すように、撮影レンズa1 で結象された撮影画
像の再生画像をファインダ部a3 に組み込まれたファ
インダ部モニタa2 で監視しながら、撮影を行う。つ
まり、同ビデオカメラAには、図9に示すように、撮影
レンズa1 からの光学的な走査画像を読取るCCDイ
メージセンサBが組み込まれており、このCCDイメー
ジセンサBからの出力信号がカメラ信号処理回路Cで処
理された後、輝度信号処理回路D及びクロマ信号処理回
路Eに供給され、これらの輝度信号処理回路D及びクロ
マ信号処理回路Eからの信号はヘッドアンプ回路Fを介
して記録ヘッドGに印加され、同記録ヘッドGでビデオ
テープへの記録が行われる。これと同時に、ビデオテー
プへの記録信号は再生ヘッドHによりヘッドアンプ回路
Fに呼び込まれ、輝度信号処理回路D及びクロマ信号処
理回路Eで処理された再生ビデオ信号がビデオモニタイ
ンタフェース回路Iを介してファインダ部モニタa2
に再現されることになる。
【0003】ところで、前述した従来のビデオカメラの
ファインダ部a3 は、図8に示すように、撮影者の目
で直接に監視する構造であるから、仮想線示のように僅
かに傾き調整できる構造であったとしても、アイレベル
撮影を原則としたものである。このため、従来のビデオ
カメラを用いてウエストレベル以下のアングルで撮影を
行うには、ファインダ部から目を離した感覚的な撮影方
法をとるか、または、VTRモニタによる再生画像を監
視しながらの間接的撮影を行うことが多かった。
ファインダ部a3 は、図8に示すように、撮影者の目
で直接に監視する構造であるから、仮想線示のように僅
かに傾き調整できる構造であったとしても、アイレベル
撮影を原則としたものである。このため、従来のビデオ
カメラを用いてウエストレベル以下のアングルで撮影を
行うには、ファインダ部から目を離した感覚的な撮影方
法をとるか、または、VTRモニタによる再生画像を監
視しながらの間接的撮影を行うことが多かった。
【0004】このため、従来では、例えば特開昭62−
214782号公報に示されているように、撮影者の頭
部に装着できる補助ファインダが提案されている。つま
り、この補助ファインダは、撮影レンズをもつビデオカ
メラとは別に、モニタ表示器を内蔵したものであるか
ら、アイレベル撮影以外の撮影時にあっても、補助ファ
インダを通じて撮影画像を監視できるから、ビデオカメ
ラの撮影形態を多様なものとすることができる。
214782号公報に示されているように、撮影者の頭
部に装着できる補助ファインダが提案されている。つま
り、この補助ファインダは、撮影レンズをもつビデオカ
メラとは別に、モニタ表示器を内蔵したものであるか
ら、アイレベル撮影以外の撮影時にあっても、補助ファ
インダを通じて撮影画像を監視できるから、ビデオカメ
ラの撮影形態を多様なものとすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
同補助ファインダは、アイレベル以外の確実な撮影を単
に意図したものに過ぎないから、アイレベルやウエスト
レベル撮影が混在される実際の撮影時にあっては、補助
ファインダの着脱が煩わしく、かならずしも実用性の高
いものとはいえなかった。
同補助ファインダは、アイレベル以外の確実な撮影を単
に意図したものに過ぎないから、アイレベルやウエスト
レベル撮影が混在される実際の撮影時にあっては、補助
ファインダの着脱が煩わしく、かならずしも実用性の高
いものとはいえなかった。
【0006】本発明の目的は、以上に述べたような従来
のビデオカメラの補助ファインダの問題に鑑み、撮影者
の頭部からいちいち取り外さなく共、自由なアングルで
の撮影が可能なビデオカメラの補助ファインダを得るに
ある。
のビデオカメラの補助ファインダの問題に鑑み、撮影者
の頭部からいちいち取り外さなく共、自由なアングルで
の撮影が可能なビデオカメラの補助ファインダを得るに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、撮影者の頭部に装着できるヘッドバンド
のパッドにモニタ表示器を組み込んだモニタ保持具を取
り付けるビデオカメラの補助ファインダにおいて、略垂
直方向のヒンジ軸を支点として回動できる接眼部を同モ
ニタ保持具の前部に支持し、この接眼部を撮影者の眼前
に回動位置させた際、前記モニタ表示器の表示像を撮影
者の目に入射させるビデオカメラの補助ファインダを提
案するものである。また、後述する本発明の好ましい実
施例の説明においては、撮影者の頭部に装着できるヘッ
ドバンドのパッドにモニタ表示器を組み込んだモニタ保
持具は、それを取りつける記パッドに対して略水平方向
に位置調整できる事を特徴とする前記手段に記載のビデ
オカメラの補助ファインダ。
め、本発明は、撮影者の頭部に装着できるヘッドバンド
のパッドにモニタ表示器を組み込んだモニタ保持具を取
り付けるビデオカメラの補助ファインダにおいて、略垂
直方向のヒンジ軸を支点として回動できる接眼部を同モ
ニタ保持具の前部に支持し、この接眼部を撮影者の眼前
に回動位置させた際、前記モニタ表示器の表示像を撮影
者の目に入射させるビデオカメラの補助ファインダを提
案するものである。また、後述する本発明の好ましい実
施例の説明においては、撮影者の頭部に装着できるヘッ
ドバンドのパッドにモニタ表示器を組み込んだモニタ保
持具は、それを取りつける記パッドに対して略水平方向
に位置調整できる事を特徴とする前記手段に記載のビデ
オカメラの補助ファインダ。
【0008】
【実施例】以下、図1から図8について本発明の実施例
の詳細を説明する。図1から図5は本発明の第1実施例
による補助ファインダを示し、この実施例による補助フ
ァインダは左目を利き目とする撮影者用に設計してあ
る。
の詳細を説明する。図1から図5は本発明の第1実施例
による補助ファインダを示し、この実施例による補助フ
ァインダは左目を利き目とする撮影者用に設計してあ
る。
【0009】即ち、撮影レンズa1 をもつビデオカメ
ラAはファインダ部モニタa2 を内蔵するファインダ
部a3 を備えており、同ビデオカメラAの内部には図
5に示す電気回路が組み込まれている。つまり、同ビデ
オカメラAの内部には撮影レンズa1 からの光学的な
走査画像を読取るCCDイメージセンサBが組み込ま
れ、このCCDイメージセンサBからの出力信号がカメ
ラ信号処理回路Cで処理された後、輝度信号処理回路D
及びクロマ信号処理回路Eに供給され、これらの輝度信
号処理回路D及びクロマ信号処理回路Eからの信号はヘ
ッドアンプ回路Fを介して記録ヘッドGに印加され、同
記録ヘッドGでビデオテープへの記録が行われることに
なる。これと同時に、ビデオテープへの記録信号は再生
ヘッドHによりヘッドアンプ回路Fに呼び込まれ、輝度
信号処理回路D及びクロマ信号処理回路Eで処理された
再生ビデオ信号がビデオモニタインタフェース回路Iを
介してファインダ部モニタa2 に再現されるけれど
も、同ビデオモニタインタフェース回路Iは詳細を後述
する補助ファインダのモニタ表示器即ち液晶表示器1A
に並列した再生画像を供給できる。
ラAはファインダ部モニタa2 を内蔵するファインダ
部a3 を備えており、同ビデオカメラAの内部には図
5に示す電気回路が組み込まれている。つまり、同ビデ
オカメラAの内部には撮影レンズa1 からの光学的な
走査画像を読取るCCDイメージセンサBが組み込ま
れ、このCCDイメージセンサBからの出力信号がカメ
ラ信号処理回路Cで処理された後、輝度信号処理回路D
及びクロマ信号処理回路Eに供給され、これらの輝度信
号処理回路D及びクロマ信号処理回路Eからの信号はヘ
ッドアンプ回路Fを介して記録ヘッドGに印加され、同
記録ヘッドGでビデオテープへの記録が行われることに
なる。これと同時に、ビデオテープへの記録信号は再生
ヘッドHによりヘッドアンプ回路Fに呼び込まれ、輝度
信号処理回路D及びクロマ信号処理回路Eで処理された
再生ビデオ信号がビデオモニタインタフェース回路Iを
介してファインダ部モニタa2 に再現されるけれど
も、同ビデオモニタインタフェース回路Iは詳細を後述
する補助ファインダのモニタ表示器即ち液晶表示器1A
に並列した再生画像を供給できる。
【0010】図2から図4は第1実施例による補助ファ
インダの詳細を示し、撮影者の頭部に合わせた状態に伸
縮できるヘッドバンド2Aの両端には撮影者頭部の両側
に当てがうことができる一対のパッド3L,3Rが固定
してある。そして、一方のパッド3Lの外面には、略水
平方向に伸びたスライド溝4が形成してあり、このスラ
イド溝4には樹脂成形するモニタ保持具5Aの対応面か
ら突起させたスライド部材6がスライド溝4の長さ方向
に位置調整可能に収容される。
インダの詳細を示し、撮影者の頭部に合わせた状態に伸
縮できるヘッドバンド2Aの両端には撮影者頭部の両側
に当てがうことができる一対のパッド3L,3Rが固定
してある。そして、一方のパッド3Lの外面には、略水
平方向に伸びたスライド溝4が形成してあり、このスラ
イド溝4には樹脂成形するモニタ保持具5Aの対応面か
ら突起させたスライド部材6がスライド溝4の長さ方向
に位置調整可能に収容される。
【0011】図4はパッド3Lとモニタ保持具5Aとの
関係を示し、前記パッド3Lのスライド溝4の内部には
略垂直方向に伸びた溝7が形成され、この溝7中には圧
縮ばね8で下向きに押圧されるストッパ部材9が位置さ
れ、このストッパ部材9に一体成形するロック片9Aが
前記スライド部材6の上面のセレーション10に臨ませ
てある。したがって、パッド3Lの下面から突出される
ストッパ部材9の押ボタン9bを圧縮ばね8に抗して指
先で上方に押すことにより、セレーション10からスト
ッパ部材9のロック片9Aが外れ、パッド3Lに対する
モニタ保持具5Aの位置関係を調整できる。
関係を示し、前記パッド3Lのスライド溝4の内部には
略垂直方向に伸びた溝7が形成され、この溝7中には圧
縮ばね8で下向きに押圧されるストッパ部材9が位置さ
れ、このストッパ部材9に一体成形するロック片9Aが
前記スライド部材6の上面のセレーション10に臨ませ
てある。したがって、パッド3Lの下面から突出される
ストッパ部材9の押ボタン9bを圧縮ばね8に抗して指
先で上方に押すことにより、セレーション10からスト
ッパ部材9のロック片9Aが外れ、パッド3Lに対する
モニタ保持具5Aの位置関係を調整できる。
【0012】また、モニタ保持具5Aの前部には略垂直
方向のヒンジ軸11Aにより接眼部12Aの基部が矢印
X方向に枢動可能に支持してあり、同接眼部12Aの内
部には、ビデオカメラAからの再生像を表示される液晶
表示器1Aが組み込まれ、同液晶表示器1Aの再生像
は、接眼部12Aを撮影者の顔面に当てがったとき、接
眼レンズ13を通して観察できる。また、モニタ保持具
5Aの外面には前記接眼部12Aの外形に一致した凹所
14が形成してあり、液晶表示器1Aの使用が望まれな
い場合、ヒンジ軸11Aを支点として接眼部12Aを枢
動すると、図2に仮想線で示すように、接眼部12Aは
同凹所14中に受け入れられることになる。
方向のヒンジ軸11Aにより接眼部12Aの基部が矢印
X方向に枢動可能に支持してあり、同接眼部12Aの内
部には、ビデオカメラAからの再生像を表示される液晶
表示器1Aが組み込まれ、同液晶表示器1Aの再生像
は、接眼部12Aを撮影者の顔面に当てがったとき、接
眼レンズ13を通して観察できる。また、モニタ保持具
5Aの外面には前記接眼部12Aの外形に一致した凹所
14が形成してあり、液晶表示器1Aの使用が望まれな
い場合、ヒンジ軸11Aを支点として接眼部12Aを枢
動すると、図2に仮想線で示すように、接眼部12Aは
同凹所14中に受け入れられることになる。
【0013】第1実施例による補助ファインダは、以上
のような構造であるから、図1に示すように、補助ファ
インダを撮影者の頭部に装着すると、アイレベル撮影以
外でのアングルでの撮影を容易に行うことができる。つ
まり、モニタ保持具5Aの接眼部12Aを撮影者の顔面
上に倒せば、ビデオカメラAの向きとは無関係に、接眼
レンズ13を通して現在撮影中の画像を観察できるか
ら、ウエストレベルや足元アングルでの安定した撮影が
可能になる。また、ビデオカメラAのファインダ部a3
を通した撮影や肉眼観察を希望する場合は、図2に仮
想線で示すように、スライド溝4を倒せば、撮影者の両
目が自由になるから、いちいちヘッドバンド2Aを外さ
なくとも、アイレベル撮影や肉眼観察を行うことができ
る。
のような構造であるから、図1に示すように、補助ファ
インダを撮影者の頭部に装着すると、アイレベル撮影以
外でのアングルでの撮影を容易に行うことができる。つ
まり、モニタ保持具5Aの接眼部12Aを撮影者の顔面
上に倒せば、ビデオカメラAの向きとは無関係に、接眼
レンズ13を通して現在撮影中の画像を観察できるか
ら、ウエストレベルや足元アングルでの安定した撮影が
可能になる。また、ビデオカメラAのファインダ部a3
を通した撮影や肉眼観察を希望する場合は、図2に仮
想線で示すように、スライド溝4を倒せば、撮影者の両
目が自由になるから、いちいちヘッドバンド2Aを外さ
なくとも、アイレベル撮影や肉眼観察を行うことができ
る。
【0014】そして、撮影者が観察する液晶表示器1A
の画像の大きさを調整するには、指先で押ボタン9bを
押せば、パッド3L,3Rからモニタ保持具5Aが自由
になるから、同モニタ保持具5Aを前後方向に位置調整
した後、同押ボタン9bを放せば、ストッパ部材9のロ
ック片9Aがスライド部材6のセレーション10に再び
係合し、パッド3L,3Rに対してモニタ保持具5Aが
固定されるため、撮影者により見やすい画面の大きさに
簡単に調整できる。
の画像の大きさを調整するには、指先で押ボタン9bを
押せば、パッド3L,3Rからモニタ保持具5Aが自由
になるから、同モニタ保持具5Aを前後方向に位置調整
した後、同押ボタン9bを放せば、ストッパ部材9のロ
ック片9Aがスライド部材6のセレーション10に再び
係合し、パッド3L,3Rに対してモニタ保持具5Aが
固定されるため、撮影者により見やすい画面の大きさに
簡単に調整できる。
【0015】図6及び図7はモニタ表示器としてCRT
表示器1Bを用いる場合の本発明の第2実施例による補
助ファインダを示し、この補助ファインダは伸縮できる
ヘッドバンド2Bの両端に一対のパッド3L,3Rが固
定してあり、一方のパッド3Lの外面に沿って位置調整
できるモニタ保持具5Bの内部には表示面を前方に向け
た状態のCRT表示器1Bが内蔵してある。
表示器1Bを用いる場合の本発明の第2実施例による補
助ファインダを示し、この補助ファインダは伸縮できる
ヘッドバンド2Bの両端に一対のパッド3L,3Rが固
定してあり、一方のパッド3Lの外面に沿って位置調整
できるモニタ保持具5Bの内部には表示面を前方に向け
た状態のCRT表示器1Bが内蔵してある。
【0016】また、同モニタ保持具5Bの前部の垂直方
向のヒンジ軸11Bに基部を枢支された接眼部12Bの
内部には、一対の光路変更ミラー15,16が内蔵さ
れ、撮影者はこれらの光路変更ミラー15,16を介し
てCRT表示器1Bの再生画像を観察できる。
向のヒンジ軸11Bに基部を枢支された接眼部12Bの
内部には、一対の光路変更ミラー15,16が内蔵さ
れ、撮影者はこれらの光路変更ミラー15,16を介し
てCRT表示器1Bの再生画像を観察できる。
【0017】第2実施例による補助ファインダは、以上
のような構造であるから、撮影者は接眼部12Bに内蔵
された光路変更ミラー15,16を通してCRT表示器
1Bの再生画像を観察できるので、前述した第1実施例
による補助ファインダと同様の撮影を行うことができ
る。また、接眼部12Bを用いない場合には、同接眼部
12Bを図6の仮想線で示すような状態に倒せば、撮影
者の両目が自由になる。
のような構造であるから、撮影者は接眼部12Bに内蔵
された光路変更ミラー15,16を通してCRT表示器
1Bの再生画像を観察できるので、前述した第1実施例
による補助ファインダと同様の撮影を行うことができ
る。また、接眼部12Bを用いない場合には、同接眼部
12Bを図6の仮想線で示すような状態に倒せば、撮影
者の両目が自由になる。
【0018】なお、前記各実施例においては、左目用に
設計された実施例を例示したが、本発明の補助ファイン
ダは右目用に設計することもでき、また、撮影者による
ナレーションを希望する場合にあっては、パッド3L,
3Rにマイクロホンを付設させることも可能である。
設計された実施例を例示したが、本発明の補助ファイン
ダは右目用に設計することもでき、また、撮影者による
ナレーションを希望する場合にあっては、パッド3L,
3Rにマイクロホンを付設させることも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、モニタ保持具の接眼部を倒すだけで、様々な
アングルでの撮影が可能になるから、ヘッドバンドをい
ちいち取り外す必要がなくなる実用性の高い補助ファイ
ンダを得ることができる。また、本発明の補助ファイン
ダにおいては、パッドに対するモニタ保持具の関係位置
を調整するだけで、撮影者の観察に適した再生像の大き
さを簡単に得られる利点がある。
によれば、モニタ保持具の接眼部を倒すだけで、様々な
アングルでの撮影が可能になるから、ヘッドバンドをい
ちいち取り外す必要がなくなる実用性の高い補助ファイ
ンダを得ることができる。また、本発明の補助ファイン
ダにおいては、パッドに対するモニタ保持具の関係位置
を調整するだけで、撮影者の観察に適した再生像の大き
さを簡単に得られる利点がある。
【図1】本発明の第1実施例によるビデオカメラの補助
ファインダの使用状態を示す斜視図である。
ファインダの使用状態を示す斜視図である。
【図2】同ビデオカメラの補助ファインダの使用状態を
示す上面図である。
示す上面図である。
【図3】同ビデオカメラの補助ファインダの全体斜視図
である。
である。
【図4】同ビデオカメラの補助ファインダの要部分解図
である。
である。
【図5】同補助ファインダを用いたビデオカメラのブロ
ックダイヤグラムである。
ックダイヤグラムである。
【図6】本発明の第2実施例によるビデオカメラの補助
ファインダの図2対応上面図である。
ファインダの図2対応上面図である。
【図7】同ビデオカメラの補助ファインダの図3相当全
体斜視図である。
体斜視図である。
【図8】従来のビデオカメラの全体斜視図である。
【図9】同ビデオカメラのブロックダイヤグラムであ
る。
る。
A ビデオカメラ 1A 液晶表示器 1B CRT表示器 2A,2B ヘッドバンド 3L,3R パッド 5A,5B モニタ保持具 11A,11B ヒンジ軸 12A,12B 接眼部
Claims (2)
- 【請求項1】 撮影者の頭部に装着できるヘッドバンド
のパッドにモニタ表示器を組み込んだモニタ保持具を取
り付けるビデオカメラの補助ファインダにおいて、略垂
直方向のヒンジ軸を支点として回動できる接眼部を同モ
ニタ保持具の前部に支持し、この接眼部を撮影者の眼前
に回動位置させた際、前記モニタ表示器の表示像を撮影
者の目に入射させることを特徴とするビデオカメラの補
助ファインダ。 - 【請求項2】 前記モニタ保持具はそれを取り付ける前
記パッドに対して略水平方向に位置調整できることを特
徴とする請求項1記載のビデオカメラの補助ファイン
ダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7187749A JPH0918756A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | ビデオカメラの補助ファインダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7187749A JPH0918756A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | ビデオカメラの補助ファインダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0918756A true JPH0918756A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=16211536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7187749A Pending JPH0918756A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | ビデオカメラの補助ファインダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0918756A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2326046A (en) * | 1997-06-07 | 1998-12-09 | Mawdsley Innovation Ltd | Video camera accessory |
KR100365896B1 (ko) * | 1999-03-05 | 2002-12-26 | 쿄코 타나카 | 음식물 쓰레기 처리장치 |
WO2004061519A1 (ja) * | 2002-12-24 | 2004-07-22 | Nikon Corporation | ヘッドマウントディスプレイ |
JP2004207847A (ja) * | 2002-12-24 | 2004-07-22 | Nikon Corp | 表示装置 |
US7085027B2 (en) | 2003-04-28 | 2006-08-01 | Nikon Corporation | Image combiner and image display |
JP2007333929A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Nikon Corp | 映像表示システム |
US7545410B2 (en) | 1997-04-24 | 2009-06-09 | Sony Corporation | Video camera system having remote commander |
CN114440104A (zh) * | 2021-12-21 | 2022-05-06 | 云南电网有限责任公司 | 一种头戴式配网架空线实景采集装置 |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP7187749A patent/JPH0918756A/ja active Pending
Cited By (10)
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