JPH10246287A - 台足構造 - Google Patents

台足構造

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JPH10246287A
JPH10246287A JP9053575A JP5357597A JPH10246287A JP H10246287 A JPH10246287 A JP H10246287A JP 9053575 A JP9053575 A JP 9053575A JP 5357597 A JP5357597 A JP 5357597A JP H10246287 A JPH10246287 A JP H10246287A
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slide cup
floor
foot
bolt
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JP9053575A
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Shinichiro Okamoto
信一郎 岡本
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/02Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems
    • F16F15/04Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using elastic means
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H9/00Buildings, groups of buildings or shelters adapted to withstand or provide protection against abnormal external influences, e.g. war-like action, earthquake or extreme climate
    • E04H9/02Buildings, groups of buildings or shelters adapted to withstand or provide protection against abnormal external influences, e.g. war-like action, earthquake or extreme climate withstanding earthquake or sinking of ground
    • E04H9/021Bearing, supporting or connecting constructions specially adapted for such buildings
    • E04H9/0235Anti-seismic devices with hydraulic or pneumatic damping
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16MFRAMES, CASINGS OR BEDS OF ENGINES, MACHINES OR APPARATUS, NOT SPECIFIC TO ENGINES, MACHINES OR APPARATUS PROVIDED FOR ELSEWHERE; STANDS; SUPPORTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は電子機器に適した耐震性に優れた台
足構造に関し、床面に対する機器の相対的変位の範囲を
制限し得るようにすることを主たる目的としている。 【解決手段】 第1端30Aが電子機器22に固定され
るボルト部材30と、ボルト部材の第2端30Bを摺動
可能に支える窪み32Aを有するとともに下方に突出す
る棒状突起32Cを有するスライドカップ32と、スラ
イドカップ32の下面32Bが摺動可能に接触する摺動
面34Aを有すると共に棒状突起32Cを遊びを以て収
容するための開口空間を郭成するフランジ部材34とか
ら構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に機器の台
足構造に関し、特に電子機器に適した耐震性に優れた台
足構造に関する。
【0002】コンピュータ等の電子機器を建築構造物内
に設置する場合、地震等による震動によって引き起こさ
れる機器の転倒や機器内部に加わるダメージを最小限に
抑えるために、耐震対策を施すことが重要である。機器
を建築構造物に設置する際に使用される台足構造に対す
る従来の耐震対策は、台足構造それ自身の機械的強度を
高めることに重点が置かれていたが、最近においては、
与えられたエネルギーを移動等の他のエネルギーに効率
的に変換することによってダメージを小さくするように
した免震技術が注目されている。
【0003】
【従来の技術】従来、図1の(A)に示されるように、
機器2を床面4に設置する場合に使用する耐震台足構造
として、ボルト部材6とスライドカップ8とを備えたも
のが知られている。ボルト部材6は第1端6A及び第2
端6Bを有しており、第1端6Aは機器2に固定されて
いる。
【0004】スライドカップ8は、ボルト部材6の第2
端6Bを摺動可能に支えるための窪み8Aをその上部に
有しており、また、その下部には床面4に対して摺動可
能な下面8Bを有している。
【0005】比較的小さな震動がこの台足構造に与えら
れると、ボルト部材6がスライドカップ8の窪み8A内
で水平方向に滑動し、震動のエネルギーが移動(あるい
は摩擦熱)のエネルギーに変換されることによって免震
効果が表れる。
【0006】また、この耐震台足構造に大きな震動が与
えられた場合、図1の(B)に示されるように床面4が
矢印A方向に変位したときに、ボルト部材6がスライド
カップ8の窪み8A内で滑動するだけでなく、スライド
カップ8それ自身が床面4上で水平方向に滑動し、ボル
ト部材6及びスライドカップ8間の相対的移動並びにス
ライドカップ8及び床面4間の相対的移動による大きな
免震効果が得られるようになっている。
【0007】又、スライドカップ8の窪み8Aを球面に
形成すると共にボルト部材6の第2端6Bをそれよりも
小さな曲率半径の球面に形成することによって、震動が
停止したときにボルト部材6とスライドカップ8との間
の相対的な位置関係が元の状態に復帰し易いようにした
台足構造が提案されている(特開平5−99273
号)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の耐震台足構造
は、床面に対する機器の相対的変位の範囲を制限する機
能を有していないので、予想以上の大きな地震が長時間
に渡って発生した場合に、機器の移動量が大きくなり、
機器が他の機器や建築構造物の壁に衝突して機器或いは
建築構造物に損傷が生じるばかりでなく、機器と壁との
間に人間がいた場合に、その人間の生存空間を奪ってし
まうことがあるという問題があった。
【0009】また、従来の耐震台足構造は機器の垂直方
向の免震効果を有していないので、機器が垂直方向の震
動を受けたときにボルト部材がスライドカップの窪みを
飛び越えてしまい、スライドカップ本来の性能が発揮さ
れないという問題があった。
【0010】さらに、従来の耐震台足構造では、一般に
は水平で且つ平坦であることが期待されている床面に段
差や傾斜がある場合に、ボルト部材がスライドカップか
ら外れてしまい、期待されている免震効果が発揮されな
いことがあるという問題があった。
【0011】よって、本発明の目的は、床面に対する機
器の相対的変位の範囲を制限し得る台足構造を提供する
ことにある。本発明の他の目的は、機器の垂直方向の免
震効果を有する台足構造を提供することにある。
【0012】本発明の更に他の目的は、ボルト部材がス
ライドカップから外れることを防止した台足構造を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による機器の台足
構造の第1の構成は、ボルト部材、スライドカップ及び
フランジ部材を備えている。ボルト部材は第1端及び第
2端を有しており第1端は機器に固定される。スライド
カップは、ボルト部材の第2端を摺動可能に支える窪み
をその上部に有すると共に、その下部には実質的に平坦
な下面及び下面の実質的中央部から下方に突出する棒状
突起を有している。フランジ部材は、スライドカップの
下面が摺動可能に接触する摺動面を有すると共に、棒状
突起を遊びを以て収容するための開口空間を郭成するた
めに、摺動面から下方に突出する壁面を有している。フ
ランジ部材は実質的に水平な床面に取り付けられる。
【0014】第1の構成によると、特定形状のスライド
カップ及びフランジ部材が採用されているので、スライ
ドカップの棒状突起の水平方向の移動がフランジ部材の
壁面によって郭成される開口空間内に限定されるので、
床面に対する機器の相対的変位の範囲を制限することが
できる。
【0015】本発明による第1の構成の他の側面による
と、機器の台足構造であって、第1端及び第2端を有し
上記第1端は上記機器に固定されるボルト部材と、その
上部には上記ボルト部材の上記第2端を摺動可能に支え
る窪みを有すると共にその下部には実質的に平坦な下面
及び該下面が摺動可能に接触する摺動面に設けられた開
口空間に遊びを以て収容される棒状突起を有するスライ
ドカップとを備えた台足構造が提供される。
【0016】本発明による機器の台足構造の第2の構成
は、ボルト部材、スライドカップ及び弾性体部材を備え
ている。ボルト部材は第1端及び第2端を有しており第
1端は機器に固定される。スライドカップは、ボルト部
材の第2端を摺動可能に支える窪みをその上部に有する
と共に、その下部には実質的に水平な床面に接触する下
面を有している。弾性体部材は機器及び床面を連結す
る。
【0017】第2の構成によると、ボルト部材及びスラ
イドカップを有する台足構造と弾性体部材とを組み合わ
せているので、弾性体部材の弾性変形の範囲内でスライ
ドカップに対するボルト部材の水平方向の移動が限定さ
れ、床面に対する機器の相対的変位の範囲が制限される
ようになる。また、弾性体部材の採用により、機器の垂
直方向の免震効果が生じる。さらに、ボルト部材がスラ
イドカップから外れ難くなる。
【0018】本発明による第2の構成の他の側面による
と、機器の台足構造であって、上記機器を揺動可能に支
持する支持部材と、上記機器及び実質的に水平な床面を
連結する弾性体部材とを備えた台足構造が提供される。
【0019】本発明による機器の台足構造の第3の構成
は、ボルト部材、付勢手段及びスライドカップを備えて
いる。ボルト部材は第1部材及び第2部材からなる。第
1部材は機器に固定され第1部材及び第2部材の一方は
他方を遊嵌するための凹部を有している。付勢手段は第
1部材及び第2部材の一方を他方から離す方向に付勢す
る。スライドカップは、第2部材を摺動可能に支える窪
みをその上部に有すると共に、その下部には実質的に水
平な床面に対して摺動可能な下面を有している。
【0020】第3の構成によると、第1部材及び第2部
材からなるボルト部材を用いると共に、第1部材及び第
2部材の一方を他方から離す方向に付勢するための手段
が採用されているので、機器の垂直方向の免震効果が生
じる。
【0021】
【発明の実施の形態】図2は本発明を適用可能な電子機
器の設置形態を示す図である。以下の説明では、実質的
に同一の部分には同一の符号を付し、重複を避けるため
に同一符号の説明は省略することがある。
【0022】建築構造物12の床14及び壁16によっ
てコンピュータルーム等に使用される部屋が画成されて
いる。床14上には支柱18を介して複数のフリーアク
セス床20が実質的に水平に敷きつめられており、これ
らのフリーアクセス床20によってこの部屋の実際上の
床面が提供されている。
【0023】符号22はその内部にコンピュータユニッ
ト等の1つ又は複数の電子装置23が収容される電子機
器を表している。電子機器22は、その下面の4隅にて
本発明による台足構造24によってフリーアクセス床2
0上に設置されている。
【0024】複数のフリーアクセス床20の接続部或い
は1つのフリーアクセス床20に形成された開口26を
介して電子機器22のケーブルがフリーアクセス床20
と建築構造物12の床14との間に画成される空間に延
びている。このように、フリーアクセス床20の採用に
よって、部屋内におけるケーブル28の散乱を防止する
ことができ、しかも、その場合に電子機器22の設置形
態の自由度が大きい。
【0025】図3は本発明の第1実施形態を示す台足構
造の断面図である。具体的には、図2に示される台足構
造24の各々の断面構成が示されている。各台足構造2
4は、ボルト部材30と、スライドカップ32と、フラ
ンジ部材34と、スライドカップ32を覆うためにボル
ト部材30及びスライドカップ32に着脱可能に取り付
けられたカバー36(他の図では図示を省略)とを備え
ている。
【0026】ボルト部材30はその上部及び下部にそれ
ぞれ対応する第1端30A及び第2端30Bを有してお
り、ボルト部材30の第1端30Aの側にはネジ30C
が施されている。ネジ30Cを電子機器22のハウジン
グに形成された図示しないナット又は電子機器22の内
部側ナットに螺合すると共にそのナットに対して外部側
ナット38を締めつけることによって、ボルト部材30
はその第1端30Aにて電子機器22に固定される。
【0027】外部側ナット38を緩めた状態でボルト部
材30を回転させてボルト部材30を上下方向に進退さ
せることによって、ボルト部材30の電子機器22の底
面からの突出長さを調節して、電子機器22の支持高さ
を調節することができるようになっている。
【0028】スライドカップ32は、その上部にはボル
ト部材30の第2端30Bを摺動可能に支える窪み32
Aを有しており、また、その下部には実質的に平坦な下
面32B及び下面32Bの実質的中央部から下方に突出
する棒状突起32Cを有している。
【0029】フランジ部材34は、スライドカップ32
の下面32Bが摺動可能に接触する実質的に水平な摺動
面34Aと、棒状突起32Cを遊びを以て収容するため
の開口空間40を郭成するために摺動面34Aから下方
に突出する壁面34Bとを有している。
【0030】スライドカップ32は、更に詳しくは、窪
み32Aを提供するための円環状の突起(壁部)42を
有するカップ本体44と、カップ本体44の底面に棒状
突起32Cを除き施されているライナー46とからな
る。スライドカップ32の下面32Bはライナー46に
よって提供されている。棒状突起32Cはカップ本体4
4と一体に成形されてされており、これにより十分な強
度が確保されている。
【0031】フランジ部材34は、更に詳しくは、摺動
面34Aを提供するための板状部分48と、壁面34B
を提供するための筒状部分50とからなる。板状部分4
8はスライドカップ32よりも大きな外径と小さな内径
を有する円盤形状である。板状部分48及び筒状部分5
0は一体に形成されている。
【0032】この実施形態では、フリーアクセス床20
の上面20Aが床面であるので、フランジ部材34を床
面20Aに取り付けるために次のようにされている。即
ち、フリーアクセス床20は筒状部分50の外周よりも
大きく且つ板状部分48の外周よりも小さい穴20Bを
有しており、筒状部分50は穴20Bに挿入され、それ
によりフランジ部材34がフリーアクセス床20に着座
している。この構造によると、筒状部分50をフリーア
クセス床20の穴20Bに挿入するという簡単な作業だ
けによってフランジ部材34を床面20Aに取り付ける
ことができる。
【0033】又、フランジ部材34が機器の自重によっ
て固定されるので、スライドカップ32の周囲に移動範
囲を規制するストッパーを床面に固定するよりも、十分
な性能を発揮する。
【0034】今、地震が発生してフリーアクセス床20
が水平方向(図中の左右方向)に震動した場合を想定す
る。震動の振幅が比較的小さい場合には、ボルト部材3
0の第2端30Bがスライドカップ32の窪み32Aに
対して相対的に摺動し、水平方向の免震効果が表れる。
【0035】震動の振幅がより大きくなってボルト部材
30がスライドカップ32の壁部42に衝突すると、今
度はスライドカップ32がフランジ部材34の摺動面3
4Aに対して相対的に摺動しそれによる免震効果が表れ
る。この場合におけるスライドカップ32の摺動可能範
囲は、棒状突起32Cが開口空間40内に収容されてい
ることにより、予め定められた円形の領域内に限定され
ている。
【0036】このように、本実施形態によると、床面2
0Aに対する電子機器22の相対的変位の範囲が制限さ
れているので、大きな地震に際して電子機器22が建築
構造物の壁16(図2参照)等に衝突する恐れがない。
【0037】前述したように、震動の振幅に応じて、ス
ライドカップ32がフランジ部材34に対して摺動し始
めるよりも前にボルト部材30がスライドカップ32に
対して摺動し始めるようにするために、この実施形態で
は、ボルト部材30の第2端30Bと窪み32Aとの間
の第1の摩擦係数がスライドカップ32の下面32Bと
フランジ部材34の摺動面34Aとの間の第2の摩擦係
数よりも小さくなるようにしている。
【0038】具体的には、ボルト部材30は鋼等の金属
から形成され、その第2端30Bは球面状に加工されて
いる。ボルト部材30の第2端30Bの曲率半径は、小
さ過ぎると第2端30Bが磨耗し易くなり、また、大き
過ぎると第1の摩擦係数が大きくなり過ぎて所望の動作
が得られないので、望ましくは、30mm乃至40mm
の範囲にある。
【0039】上述のようなボルト部材30の材質及び第
2端30Bの形状によって、比較的小さな第1の摩擦係
数が得られる。第1の摩擦係数の目標値は例えば0.1
である。
【0040】第2の摩擦係数の目標値は例えば0.2に
設定される。そのために、この実施形態では、ライナー
46の材質として自己潤滑性を有するテフロン(デュポ
ン社の登録商標)及びナイロン等が採用される。また、
フランジ部材34の材質としては鋼等の金属が採用さ
れ、フランジ部材34の摺動面34Aは平坦に加工され
ている。
【0041】この実施形態では、スライドカップ32の
窪み32Aは、棒状突起32Cに対応する中央部にて最
も深く、該中央部から外に向かうに従って徐々に浅くな
っている。その傾斜の角度の目標値は例えば1°であ
る。
【0042】窪み32Aのこのような形状によって、地
震終了前に起こる微震動によりボルト部材30が窪み3
2Aの最も深い中央部に復帰し易くなる。スライドカッ
プ32を覆うためのカバー36は、ゴム等の可撓性材質
から形成されており、その概略中央部にボルト部材30
が密着状態で貫通するための穴を有している。また、カ
バー36の外周はスライドカップ32の外側面に密着し
ている。
【0043】ボルト部材30のカバー36に対する貫通
状態を維持するために、ボルト部材30はその第2端3
0B及びネジ30C間に2つの大径部30D及び30E
を有している。
【0044】このようなカバー36を採用したことによ
り、スライドカップ32の内部には密閉空間が画成さ
れ、それにより第1の摩擦係数が安定に維持され易くな
る。即ち、ゴミや塵が窪み32A上に堆積することに起
因する第1の摩擦係数の経時変化が防止されるのであ
る。
【0045】この実施形態では、ボルト部材30がスラ
イドカップ32の壁部42に衝突しようとするときの衝
撃を緩衝するために、ボルト部材30の第2端30Bの
近傍にはゴム等からなる弾性体リング52が嵌められて
いる。これにより不所望な衝撃が電子機器22に加わっ
て電子装置23(図2参照)が誤動作することが防止さ
れる。例えばハードディスク等の機械的な記録装置のト
ラッキングミスや、プリント基板に設けられるコネクタ
等の機械的な接点が動くことにより発生するノイズ等に
起因する誤動作が防止される。
【0046】尚、図3により説明した実施形態では、フ
ランジ部材34はフリーアクセス床20に着座させてい
るだけであるが、フランジ部材34の床面20Aへの取
り付けを強固にするために、ネジ或いは接着剤によりフ
ランジ部材34をフリーアクセス床20に固定してもよ
い。
【0047】図4は本発明の第2実施形態を示す台足構
造の断面図である。この台足構造は、図3の台足構造と
対比して、フランジ部材34の棒状突起32Cの先端に
固定された板部材54′を更に備えている点で特徴づけ
られる。ここでは板部材54′はネジ56によって棒状
突起32Cに固定されている。板部材54′はフリーア
クセス床20の穴20Bよりも大きく例えば鋼板から形
成されている。
【0048】このような板部材54′を付加的に備える
ことによって、フランジ部材34のフリーアクセス床2
0への着座が安定になる。即ち、板部材54′がフリー
アクセス床20の穴20Bよりも大きい形状を有してい
ることにより、板部材54′とフランジ部材34の板状
部分48との間にフリーアクセス床20が挟み込まれた
構造が得られ、地震が発生した際にスライドカップ32
の棒状突起32Cがフランジ部材34の筒状部分50に
衝突したこと等によるスライドカップ32の浮き上がり
に起因するスライドカップ32からのボルト部材30の
外れを防止することができる。
【0049】また、この構造によると、フランジ部材3
4をフリーアクセス床20に固定するネジ等を用いてい
ないとしても、フランジ部材34がフリーアクセス床2
0から外れることはない。そのために、望ましくは、フ
ランジ部材34の筒状部分50の先端は板部材54′が
フリーアクセス床20の下面に接触しない程度に僅かに
該下面から下方に突出している。
【0050】尚、地震に際してスライドカップ32がフ
ランジ部材34に対して水平方向に移動し易くするため
に、フランジ部材34の筒状部分50の先端或いは板部
材54′の上面に潤滑剤或いはそれに代わるものを塗布
或いは貼着しておくとよい。
【0051】図5は本発明の第3実施形態を示す台足構
造の断面図である。この台足構造は、図4の台足構造と
対比して、フランジ部材34の板状部分48と床面20
Aとの間に単一(リング状)又は複数の弾性体58が介
在させられ、フリーアクセス床20の下面と板部材5
4′との間に単一(リング状)又は複数の弾性体60が
介在させられている点で特徴づけられる。弾性体58及
び60は例えばゴムから形成され、図5では弾性体58
は圧縮力により縮んでおり弾性体60は引張力により伸
びている状態が示されている。
【0052】この構成によると、地震に際してフランジ
部材34がフリーアクセス床20に対して相対的に上下
方向に移動することができるので、電子機器22に対し
て垂直方向の免震効果が生じる。
【0053】このように、図5の第3実施形態による
と、床面に対する機器の相対的変位の範囲を制限するこ
とができしかも機器の垂直方向の免震効果を有する台足
構造の提供が可能になる。
【0054】図6は本発明の第4実施形態を示す台足構
造の断面図である。この台足構造は、図3の台足構造と
対比して、フランジ部材34の壁面34Bに貼り付けら
れた弾性体シート62を更に備えている点で特徴づけら
れる。弾性体シート62は例えばゴムからなる。
【0055】この実施形態によると、地震に際してスラ
イドカップ32の棒状突起32Cがフランジ部材34の
壁面34Bに衝突しようとするときの衝撃が弾性体シー
ト62によって緩衝されるので、水平方向の免震効果が
高まると共に電子機器22に収容される電子装置23
(図2参照)の誤動作等が防止される。
【0056】図7は本発明の第5実施形態を示す台足構
造の断面図である。この台足構造は、図6の弾性体シー
ト62に代えてゴム等からなる弾性体64が用いられて
いる点で特徴づけられる。弾性体64はフランジ部材3
4の壁面34Bとスライドカップ32の棒状突起32C
との間に介在しており例えばこれらの間に接着により固
定されている。
【0057】この台足構造によっても、図6の台足構造
による場合と同様に、地震に際してスライドカップ32
の棒状突起32Cがフランジ部材34の壁面34Bに衝
突しようとするときの衝撃が緩衝され、水平方向の免震
効果が高まると共に電子機器22に収容される電子装置
23の誤動作等が防止される。
【0058】図6又は図7の実施形態においては、スラ
イドカップ32の棒状突起32Cがフランジ部材34の
壁面34Bに衝突しようとするときの速度変化に比例す
る衝撃力を減衰させるためには、弾性体シート62又は
弾性体64の材質として弾性係数の小さいものを用いる
のが望ましい。
【0059】以上説明した全ての実施形態は本発明の台
足構造の第1の構成に包含される。次に、本発明の台足
構造の第2の構成に包含される2つの実施形態を図8及
び図9を参照して説明する。
【0060】図8は本発明の第6実施形態を示す台足構
造の断面図である。この台足構造は、第1端30Aが電
子機器22に固定されるボルト部材30と、ボルト部材
30の第2端30Bを摺動可能に支える窪み32Aを有
するスライドカップ32′と、電子機器22及び床面2
0Aを連結するための弾性体部材66とを備えている。
【0061】特にこの実施形態では、スライドカップ3
2′は図3の第1実施形態におけるスライドカップ32
から棒状突起32Cを取り除いた形態を有している。こ
れに伴い、ライナー46はカップ本体44の下面全面に
施されている。
【0062】その結果、ライナー46によってスライド
カップ32′の実質的に平坦な下面32B′が提供され
ており、スライドカップ32′は床面20Aに対して摺
動可能である。
【0063】また、弾性体部材66は、ボルト部材30
と異なる位置で電子機器22及び床面20Aに固定され
ている。具体的には、ゴム等からなる弾性体部材66の
両端にはそれぞれ取り付け用金具68及び70が設けら
れており、金具68は台座72を介してボルト74によ
り電子機器22に固定され、金具70は台座76を介し
てボルト78により床面20Aに固定されている。
【0064】ボルト部材30及びスライドカップ32′
の作用については、図1の(A)及び(B)に示される
従来技術に準じて理解することができるのでその説明を
省略する。この実施形態では、上述のような弾性体部材
66により電子機器22及び床面20Aを連結している
ので、弾性体部材66が弾性変形可能な範囲で床面20
Aに対する電子機器22の相対的変位が制限され、本発
明の目的の1つが達成される。
【0065】また、弾性体部材66の採用によって、電
子機器22の垂直方向の免震効果が生じる。さらに、ボ
ルト部材30がスライドカップ32′から外れることが
防止される。
【0066】その上、ボルト部材30及びスライドカッ
プ32′については従来のものをそのまま用いることが
できるので、本発明の台足構造の第2の構成を容易に提
供することができる。
【0067】図9は本発明の台足構造の第7実施形態を
示す断面図である。図8の実施形態ではボルト部材30
と異なる位置にブロック状の弾性体部材66が設けられ
ているのに対して、この実施形態では、電子機器22と
床面20Aとを連結するために、ボルト部材30を覆う
ように筒状の形状を有している弾性体部材66′が採用
されている。また、ボルト79により床面20Aに固定
されるスライドカップ32″が採用されている。
【0068】スライドカップ32″は、具体的には、図
8のスライドカップ32′からライナー46を取り除い
たもの、即ちカップ本体44それ自身である。それによ
り、ボルト部材30の第2端30Bを摺動可能に支える
ための窪み32Aが提供されている。
【0069】筒状の弾性体部材66′の下端は壁部42
にてボルト81によりスライドカップ32″に固定され
ており、弾性体部材66′の上端はボルト83により電
子機器22に固定されている。このように弾性体部材6
6′をスライドカップ32″及び電子機器22に固定す
ることによって、弾性体部材66′の内部は密閉され、
塵やゴミが摺動面32A上に堆積して所望の動作がなさ
れなくなることが防止される。
【0070】この実施形態によると、弾性体部材66′
の弾性変形可能な範囲内において床面20Aに対する電
子機器22の相対的変位が制限されるので、本発明の1
つの目的が達成される。
【0071】また、弾性体部材66′により電子機器2
2及びスライドカップ32″を連結し、スライドカップ
32″は床面20Aに固定されているので、地震の際に
電子機器22の垂直方向の免震効果が生じる。
【0072】さらに、地震に際してボルト部材30がス
ライドカップ32″から外れる恐れがない。図9の実施
形態では、弾性体部材66′の材質としてはゴムが採用
され、これにより弾性体部材66′内の密閉が確実にな
されるようになっている。
【0073】尚、本発明の台足構造の第2の構成は、図
8の実施形態又は図9の実施形態には限定されない。例
えば、図9の実施形態に準じて、複数の板状又は棒状の
弾性体部材により電子機器22及びスライドカップ3
2″を連結してもよい。この場合には、弾性体部材によ
る密閉の効果は得られないが、それ以外の効果は図9の
実施形態と同じである。
【0074】次に、本発明の台足構造の第3の構成に包
含される幾つかの実施形態を説明する。図10の(A)
及び(B)は本発明の第8実施形態を示す台足構造の断
面図である。図10の(B)はこの台足構造を電子機器
22に取り付けた場合を示しており、図10の(A)は
この台足構造を電子機器22から取り外した状態を示し
ている。
【0075】ここでは、これまでの実施形態と異なり、
別体の第1部材82及び第2部材84からなるボルト部
材80が用いられている。第1部材82はボルト部材3
0の第1端30A及びネジ30C(例えば図3参照)に
それぞれ対応する上端82A及びネジ82Bを有してい
る。第2部材84は、ボルト部材30の大径部30E及
び第2端30Bにそれぞれ対応する大径部84A及び下
端84Bを有している。
【0076】第1部材82は、更に、概略円柱形状の第
2部材84の一部を遊嵌するための凹部82Cを有して
いる。第2部材84の下端84Bは図8の第6実施形態
におけるのと同様なスライドカップ32′の窪み32A
により摺動可能に支えられており、スライドカップ3
2′の下面32B′は床面20Aに対して摺動可能であ
る。そのような下面32B′はライナー46によって提
供されている。
【0077】第1部材82及び第2部材84の一方を他
方から離す方向に付勢するために、第1部材82の凹部
82Cの天井面と第2部材84の上端84Cとの間には
例えば概略球形状のゴムブロック86が介在している。
【0078】この台足構造が電子機器22に取り付けら
れたときには、電子機器22の重みによりゴムブロック
86は押し潰されて図10の(B)に示されるような状
態となり、この台足構造が電子機器22に取り付けられ
ていないときには、図10の(A)に示されるように、
ゴムブロック86はほぼ元の形状に復元する。
【0079】この実施形態の特徴を図1の(A)及び
(B)の従来技術との対比において説明すると、ボルト
部材80を構成している第1部材82及び第2部材84
の一方をゴムブロック86により他方から離す方向に付
勢しているので、電子機器22に対して水平方向の免震
効果に加えて垂直方向の免震効果が生じている。これに
より、垂直方向に電子機器22が大きく振動しても、第
2部材84がゴムブロック86によってスライドカップ
32′へ押し付けられているので、ボルト部材80が壁
部42を飛び越さなくなる。このように本実施形態によ
ると本発明の目的の1つが達成される。
【0080】図11は本発明の第9実施形態を示す台足
構造の断面図である。ここでは、図10のゴムブロック
86に代えて凹部82Cの内部に充填された空気による
空気バネが採用されている。
【0081】そのために、第1部材82′は、凹部82
C内と外部とを連通するための空気流通路82Dと、流
通路82Dを介しての余分な空気の排出或いは不足して
いる空気の注入に供されるバルブ82Eとを有してい
る。また、第2部材84′の上端84C′の側には凹部
84Dが形成されており、これにより空気バネの実質的
な体積が拡大されている。さらに、第1部材82′の凹
部82Cからの空気漏れを防止するために、凹部82C
に形成された溝にはゴムリング88が着座されており、
ゴムリング88の穴に第2部材84′が挿入されてい
る。
【0082】この実施形態によると、空気バネによって
第1部材82′及び第2部材84′の一方が他方から離
れる方向に付勢されるので、図10の(A)及び(B)
の実施形態におけるのと同じように垂直方向の免震効果
が生じる。特に、空気バネの採用により、バルブ82E
を用いた空気圧の調整が可能であり、所望の付勢力を得
るのが容易になる。
【0083】また、第2部材84′にも凹部84Dを形
成して空気バネの実質的な体積を拡大するようにしてい
るので、必要な付勢力を得るための空気バネを小型化す
ることができ、従って、小型な台足構造の提供が可能に
なる。
【0084】図12は本発明の第10実施形態を示す台
足構造の断面図である。この台足構造は、図10の
(A)及び(B)に示される台足構造と対比して、第1
部材82の凹部82C内に複数の鋼球90が付加的に設
けられている点で特徴づけられる。
【0085】鋼球90の脱落を防止するために、鋼球9
0のそれぞれの概略半分が収容される穴を有する第2部
材84″が用いられている。鋼球90の各々は第1部材
82の凹部82Cと第2部材84″との間で回転可能で
あり、これにより第1部材82と第2部材84″との間
の摩擦が小さくなるようにされている。その結果、地震
に際して第1部材82は第2部材84″に対して垂直方
向に滑らかに移動することができるようになる。
【0086】図13は本発明の第11実施形態を示す台
足構造の断面図である。この台足構造は、図10の
(A)及び(B)に示される台足構造と対比して、第1
部材82及び第2部材84"'の相対的な変位の範囲を制
限するための手段が付加的に講じられている点で特徴づ
けられる。
【0087】具体的には、第2部材84"'は、第1部材
82の凹部82Cの内径よりも僅かに小さい外径の大径
部84Eを有しており、第1部材82の下端には、第2
部材84"'における大径部84Eの外径よりも小さく且
つその他の部分の径よりも大きな円形の穴を有するリン
グ92がボルト94により固定されている。
【0088】この構成によると、第2部材84"'の上下
方向の移動においてその上限はゴムブロック86の弾性
変形可能な範囲によって規定され、下限は大径部84E
の下端がリング92に当接することにより規定されるの
で、第2部84"'の上下方向の変位の範囲が制限されて
第2部材84"'の第1部材82からの脱落が防止され
る。
【0089】また、大径部84Eは第1部材82の凹部
82Cの内径よりも僅かに小さな外径を有しているの
で、第2部材84"'は殆ど遊びなく凹部82C内で上下
方向に移動可能であり、電子機器22の安定な支持が可
能になる。
【0090】図14は本発明の第12実施形態を示す台
足構造の断面図である。この台足構造は、図13の台足
構造と対比して、第2部材84"'の大径部84Eの下端
とリング92との間に介在する防震ゴムリング96を付
加的に有している点で特徴づけられる。この構成による
と、第2部材84"'の大径部84Eがリング92に衝突
しようとするときの衝撃力が防震ゴムリング96によっ
て緩衝されるので、電子機器22に衝撃が加わり難くな
り、地震に際して垂直方向の免震効果が生じているとき
の電子機器22の誤動作等が防止される。
【0091】尚、防震ゴムリング96の材質としては、
衝撃力を十分に減衰させることができるようにするため
に、弾性係数の小さなものが採用される。尚、本発明の
第3の構成の実施形態の説明では、第1部材が第2部材
を遊嵌するための凹部を有しているとしたが、第2部材
が第1部材を遊嵌するための凹部を有していてもよい。
【0092】図15は本発明の第13実施形態を示す台
足構造の断面図である。この実施形態は、図10の
(A)及び(B)に示される実施形態において垂直方向
の免震効果を生じさせるためにボルト部材80に付勢手
段としてのゴムブロック86が適用されているのと対比
して、垂直方向の免震効果を生じさせるための手段が床
側に講じられている点で特徴づけられる。具体的には次
の通りである。
【0093】図15の台足構造は、図3に示されるボル
ト部材30と、スライドカップ32"'と、フランジ部材
34′とを備えている。スライドカップ"'は、図3に示
されるスライドカップ32からライナー46を取り除い
た構成を有している。また、フランジ部材34′は、図
3のフランジ部材34と対比して、筒状部分50′の下
部が閉塞されている点で特徴づけられる。
【0094】そして、スライドカップ32"'のカップ本
体44の下面とフランジ部材34′の板状部分48との
間にゴムリング98が介在し、スライドカップ32"'の
棒状突起32Cの下端とフランジ部材34′の筒状部分
50′の底部との間にゴムブロック100が介在してい
る。図15においては、ゴムリング98及びゴムブロッ
ク100は電子機器22の重みにより圧縮された状態が
図示されている。
【0095】この構成によると、上述のような形態でゴ
ムリング98及びゴムブロック100が設けられている
ので、電子機器22の垂直方向の免震効果が生じる。
尚、以上説明した実施形態の2つ又は3つ以上を組み合
わせることにより本発明を実施してもよい。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の台足構造
の第1、第2又は第3の構成によると、床面に対する機
器の相対的変位の範囲を制限し得るようになるという第
1の効果と、機器の垂直方向の免震効果が生じるように
なるという第2の効果と、ボルト部材がスライドカップ
から外れ難くなるという第3の効果とのうち少なくとも
1つの効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】台足構造の従来技術を示す図である。
【図2】本発明を適用可能な電子機器の設置形態を示す
図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示す台足構造の断面図
である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す台足構造の断面図
である。
【図5】本発明の第3実施形態を示す台足構造の断面図
である。
【図6】本発明の第4実施形態を示す台足構造の断面図
である。
【図7】本発明の第5実施形態を示す台足構造の断面図
である。
【図8】本発明の第6実施形態を示す台足構造の断面図
である。
【図9】本発明の第7実施形態を示す台足構造の断面図
である。
【図10】本発明の第8実施形態を示す台足構造の断面
図である。
【図11】本発明の第9実施形態を示す台足構造の断面
図である。
【図12】本発明の第10実施形態を示す台足構造の断
面図である。
【図13】本発明の第11実施形態を示す台足構造の断
面図である。
【図14】本発明の第12実施形態を示す台足構造の断
面図である。
【図15】本発明の第13実施形態を示す台足構造の断
面図である。
【符号の説明】
22 電子機器 23 電子装置 24 台足構造 20 フリーアクセス床 30,他 ボルト部材 32,他 スライドカップ 34,他 フランジ部材 36 カバー

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器の台足構造であって、 第1端及び第2端を有し上記第1端は上記機器に固定さ
    れるボルト部材と、 その上部には上記ボルト部材の上記第2端を摺動可能に
    支える窪みを有すると共にその下部には実質的に平坦な
    下面及び該下面が摺動可能に接触する摺動面に設けられ
    た開口空間に遊びを以て収容される棒状突起を有するス
    ライドカップとを備えた台足構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の台足構造であって、 上記摺動面を有すると共に上記開口空間を郭成するため
    に上記摺動面から下方に突出する壁面を有し実質的に水
    平な床面に取り付けられるフランジ部材を更に備えた台
    足構造。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の台足構造であって、 上記棒状突起に固定され上記スライドカップと共に上記
    フランジ部材を挟み込むための板部材を更に備え、それ
    により上記スライドカップの上記下面と上記フランジ部
    材の上記摺動面との接触が安定に維持される台足構造。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の台足構造であって、 上記床面は建築構造物の床の上に空間を介して設けられ
    たフリーアクセス床によって提供され、 上記フランジ部材の上記板状部材と上記フリーアクセス
    床の上面との間に介在する第1の弾性体と、 上記板部材と上記フリーアクセス床の下面との間に介在
    する第2の弾性体とを更に備えた台足構造。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の台足構造であって、 上記フランジ部材の上記壁面に貼り付けられた弾性体の
    シートを更に備え、それにより上記棒状突起が上記壁面
    に衝突しようとするときの衝撃が緩衝される台足構造。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の台足構造であって、 上記フランジ部材の上記壁面と上記棒状突起との間に介
    在する弾性体を更に備え、それにより上記棒状突起が上
    記壁面に衝突しようとするときの衝撃が緩衝される台足
    構造。
  7. 【請求項7】 機器の台足構造であって、 上記機器を揺動可能に支持する支持部材と、 上記機器及び実質的に水平な床面を連結する弾性体部材
    とを備えた台足構造。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の台足構造であって、 上記支持部材は、第1端及び第2端を有し上記第1端は
    上記機器に固定されるボルト部材と、その上部には上記
    ボルト部材の上記第2端を摺動可能に支える窪みを有す
    ると共にその下部には上記床面に接触する下面を有する
    スライドカップとを備え、それにより上記機器は上記床
    面に対して揺動可能である台足構造。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の台足構造であって、 上記スライドカップは上記床面に固定され、 上記弾性体部材の上端及び下端はそれぞれ上記機器及び
    上記スライドカップに固定される台足構造。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の台足構造であって、 上記弾性体部材は上記ボルト部材を覆うように筒状の形
    状を有している台足構造。
  11. 【請求項11】 機器の台足構造であって、 第1部材及び第2部材からなり上記第1部材は上記機器
    に固定され上記第1部材及び上記第2部材の一方は他方
    を遊嵌するための凹部を有するボルト部材と、上記第1
    部材及び上記第2部材の一方を他方から離す方向に付勢
    するための手段と、 その上部には上記第2部材を摺動可能に支える窪みを有
    すると共にその下部には実質的に水平な床面に対して摺
    動可能な下面を有するスライドカップとを備えた台足構
    造。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の台足構造であっ
    て、 上記凹部の内部において上記第1部材と上記第2部材と
    の間で回転可能な複数の鋼球を更に備え、それにより上
    記第1部材と上記第2部材との間の摩擦が小さくなる台
    足構造。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の台足構造であっ
    て、 上記第1部材及び上記第2部材の相対的な変位の範囲を
    制限するための手段を更に備えた台足構造。
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